JP2000201594A - 釣り用リ―ルの締結部材回り止め構造 - Google Patents
釣り用リ―ルの締結部材回り止め構造Info
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- JP2000201594A JP2000201594A JP11003822A JP382299A JP2000201594A JP 2000201594 A JP2000201594 A JP 2000201594A JP 11003822 A JP11003822 A JP 11003822A JP 382299 A JP382299 A JP 382299A JP 2000201594 A JP2000201594 A JP 2000201594A
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- screw
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- fastening
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1部材を第2部材に締結するための締結部
材の締め付けトルクの変動を抑えて締結部材を緩みにく
くする。 【解決手段】 ナット回り止め構造は、スピニングリー
ルのロータ3をピニオンギア12に締結するためにナッ
ト15を回り止めするための構造であって、リテーナ1
6と、ネジ部材17と、ネジ固定部18とを備えてい
る。リテーナ16は、ナット15の外周角部に当接して
ナット15を回転不能に係止するためのナット係止部1
6cと、ナット係止部16cと間隔を隔ててロータ3の
前壁3dに形成されたネジ挿通部16dとを有してい
る。ネジ部材17は、ネジ挿通部16dに挿通されてリ
テーナ16を前壁3dに固定するためのタッピング可能
な部材である。ネジ固定部18は、前壁3dにナット1
5と同芯の円弧状に形成されネジ挿通部16dに挿通さ
れるネジ部材17がねじ込み可能なものである。
材の締め付けトルクの変動を抑えて締結部材を緩みにく
くする。 【解決手段】 ナット回り止め構造は、スピニングリー
ルのロータ3をピニオンギア12に締結するためにナッ
ト15を回り止めするための構造であって、リテーナ1
6と、ネジ部材17と、ネジ固定部18とを備えてい
る。リテーナ16は、ナット15の外周角部に当接して
ナット15を回転不能に係止するためのナット係止部1
6cと、ナット係止部16cと間隔を隔ててロータ3の
前壁3dに形成されたネジ挿通部16dとを有してい
る。ネジ部材17は、ネジ挿通部16dに挿通されてリ
テーナ16を前壁3dに固定するためのタッピング可能
な部材である。ネジ固定部18は、前壁3dにナット1
5と同芯の円弧状に形成されネジ挿通部16dに挿通さ
れるネジ部材17がねじ込み可能なものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、締結部材回り止め
構造、特に、少なくとも平面を有する釣り用リールの第
1部材を棒状の第2部材に締結するために第2部材に螺
合される締結部材を回り止めするための釣り用リールの
締結部材回り止め構造に関する。
構造、特に、少なくとも平面を有する釣り用リールの第
1部材を棒状の第2部材に締結するために第2部材に螺
合される締結部材を回り止めするための釣り用リールの
締結部材回り止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールや両軸受リールなどの
釣り用リールでは、たとえば棒状のピニオンギアやハン
ドル軸(第2部材の一例)にロータやハンドル(第1部
材の一例)をナット(締結部材の一例)により締結する
ことが行われている。このナットは、ピニオンギアやハ
ンドル軸とともに回転するため、ロータやハンドルに作
用する慣性力や振動により緩みやすい。
釣り用リールでは、たとえば棒状のピニオンギアやハン
ドル軸(第2部材の一例)にロータやハンドル(第1部
材の一例)をナット(締結部材の一例)により締結する
ことが行われている。このナットは、ピニオンギアやハ
ンドル軸とともに回転するため、ロータやハンドルに作
用する慣性力や振動により緩みやすい。
【0003】そこでナットのゆるみを防止するために、
固定用のナットに薄板金属製のリテーナが装着されてい
る。リテーナは、その一端に大径部が他端に小径部が形
成された薄板金属製の略雨滴状の部材である。この大径
部には、ナットがたとえば6つの外周角部を有する六角
ナットの場合、2つの六角形を30度ずらして配置した
ような12の内周角部を有する星形のナット係止孔が形
成されており、ナット係止孔にナットの外周形状が30
度毎に回転不能に係止可能である。小径部には小ネジを
挿通可能なネジ挿通孔が形成されており、たとえばロー
タの前側面に形成されたネジ固定孔に小ネジをねじ込む
ことでリテーナがロータに回転不能に固定され、ナット
が回り止めされる。
固定用のナットに薄板金属製のリテーナが装着されてい
る。リテーナは、その一端に大径部が他端に小径部が形
成された薄板金属製の略雨滴状の部材である。この大径
部には、ナットがたとえば6つの外周角部を有する六角
ナットの場合、2つの六角形を30度ずらして配置した
ような12の内周角部を有する星形のナット係止孔が形
成されており、ナット係止孔にナットの外周形状が30
度毎に回転不能に係止可能である。小径部には小ネジを
挿通可能なネジ挿通孔が形成されており、たとえばロー
タの前側面に形成されたネジ固定孔に小ネジをねじ込む
ことでリテーナがロータに回転不能に固定され、ナット
が回り止めされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の回り止め構
造では、ナット係止部がたとえば30度毎にナットを係
止するだけであるので、この間の回転位相でナットが回
転しなくなると、ネジ挿通孔とネジ固定孔の位置が合わ
なくなる。2つの孔の位置が合わなくなると、小ネジを
ネジ固定孔にねじ込むことができず、ナットの回り止め
を行えない。このため、ナットを工具により回転させて
ロータを固定する際に、作業者は、ナットの締め付けト
ルクと回転位相との両方に注意を払いながらナットを締
結する必要がある。しかし、注意しても30度の間の回
転位相でナットが回らなくなると、さらにナットをきつ
く回すか逆に緩めてリテーナのネジ挿通孔がネジ固定孔
に合うようにする必要がある。このようなことを行う
と、ナットの締め付けトルクが変動する。ナットの締め
付けトルクがきつすぎると、ピニオンギアの内径が小さ
くなり、ピニオンギアとスプール軸とが接触してロータ
の回転が重くなる。また、締め付けトルクが緩すぎると
ロータががたつく。このようにナットの締め付けトルク
が変動すると、ピニオンギアに対するロータの固定状態
やロータの回転状態に悪影響を与えるおそれがある。
造では、ナット係止部がたとえば30度毎にナットを係
止するだけであるので、この間の回転位相でナットが回
転しなくなると、ネジ挿通孔とネジ固定孔の位置が合わ
なくなる。2つの孔の位置が合わなくなると、小ネジを
ネジ固定孔にねじ込むことができず、ナットの回り止め
を行えない。このため、ナットを工具により回転させて
ロータを固定する際に、作業者は、ナットの締め付けト
ルクと回転位相との両方に注意を払いながらナットを締
結する必要がある。しかし、注意しても30度の間の回
転位相でナットが回らなくなると、さらにナットをきつ
く回すか逆に緩めてリテーナのネジ挿通孔がネジ固定孔
に合うようにする必要がある。このようなことを行う
と、ナットの締め付けトルクが変動する。ナットの締め
付けトルクがきつすぎると、ピニオンギアの内径が小さ
くなり、ピニオンギアとスプール軸とが接触してロータ
の回転が重くなる。また、締め付けトルクが緩すぎると
ロータががたつく。このようにナットの締め付けトルク
が変動すると、ピニオンギアに対するロータの固定状態
やロータの回転状態に悪影響を与えるおそれがある。
【0005】本発明の課題は、第1部材を第2部材に締
結するための締結部材の締め付けトルクの変動を抑えて
締結部材を緩みにくくすることにある。
結するための締結部材の締め付けトルクの変動を抑えて
締結部材を緩みにくくすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係る釣り用リー
ルの締結部材回り止め構造は、少なくとも平面を有する
釣り用リールの第1部材を棒状の第2部材に締結するた
めに第2部材に螺合される締結部材を回り止めするため
の構造であって、ネジ部材とネジ固定部とを備えてい
る。ネジ部材は、頭部と頭部より小径の軸部とを有し、
締結部材の外周形状の一部に頭部が当接して締結部材を
回転不能に係止するためのタッピング可能な部材であ
る。ネジ固定部は、ネジ部材が締結部材を係止可能な位
置で第1部材の平面に締結部材の径方向と交差する方向
に沿って形成されネジ部材がねじ込み可能なものであ
る。
ルの締結部材回り止め構造は、少なくとも平面を有する
釣り用リールの第1部材を棒状の第2部材に締結するた
めに第2部材に螺合される締結部材を回り止めするため
の構造であって、ネジ部材とネジ固定部とを備えてい
る。ネジ部材は、頭部と頭部より小径の軸部とを有し、
締結部材の外周形状の一部に頭部が当接して締結部材を
回転不能に係止するためのタッピング可能な部材であ
る。ネジ固定部は、ネジ部材が締結部材を係止可能な位
置で第1部材の平面に締結部材の径方向と交差する方向
に沿って形成されネジ部材がねじ込み可能なものであ
る。
【0007】この締結部材回り止め構造では、締結部材
を第2部材に螺合させて第1部材を第2部材に締結す
る。そして、頭部が締結部材の外周形状に接触する位置
でネジ固定部にネジ部材をねじ込む。これにより締結部
材が回り止めされる。ここでは、ネジ固定部が締結部材
の径方向と交差する方向に沿って形成されているので、
締結部材の回転位相がずれてもネジ部材の頭部を締結部
材の外周形状に当接可能である。このため、第1部材を
第2部材に締結するための締結部材の締め付けトルクの
変動を抑えて締結部材を緩みにくくすることができる。
を第2部材に螺合させて第1部材を第2部材に締結す
る。そして、頭部が締結部材の外周形状に接触する位置
でネジ固定部にネジ部材をねじ込む。これにより締結部
材が回り止めされる。ここでは、ネジ固定部が締結部材
の径方向と交差する方向に沿って形成されているので、
締結部材の回転位相がずれてもネジ部材の頭部を締結部
材の外周形状に当接可能である。このため、第1部材を
第2部材に締結するための締結部材の締め付けトルクの
変動を抑えて締結部材を緩みにくくすることができる。
【0008】発明2に係る釣り用リールの締結部材回り
止め構造は、発明1に記載の構造において、ネジ固定部
は、締結部材と同芯に周方向に長く形成された円弧溝で
ある。この場合には、ネジ固定部が円弧溝でよいのでそ
の構成が簡素になる。
止め構造は、発明1に記載の構造において、ネジ固定部
は、締結部材と同芯に周方向に長く形成された円弧溝で
ある。この場合には、ネジ固定部が円弧溝でよいのでそ
の構成が簡素になる。
【0009】発明3に係る釣り用リールの締結部材回り
止め構造は、発明1に記載の構造において、ネジ固定部
は、締結部材の中心を中心とする円で形成されたリング
溝である。この場合には、ネジ固定部がリング溝である
ので、締結部材の回りのどの位置にもネジ部材を固定で
きる。
止め構造は、発明1に記載の構造において、ネジ固定部
は、締結部材の中心を中心とする円で形成されたリング
溝である。この場合には、ネジ固定部がリング溝である
ので、締結部材の回りのどの位置にもネジ部材を固定で
きる。
【0010】発明4に係る釣り用リールの締結部材回り
止め構造は、少なくとも平面を有する釣り用リールの第
1部材を棒状の第2部材に締結するために第2部材に螺
合される締結部材を回り止めするための構造であって、
リテーナと、ネジ部材と、ネジ固定部とを備えている。
リテーナは、締結部材の外周形状の少なくとも一部に当
接して締結部材を回転不能に係止するための締結部材係
止部と、締結部材係止部と間隔を隔てて第1部材の平面
と対向する位置に形成されたネジ挿通部とを有してい
る。ネジ部材は、ネジ挿通部に挿通されてリテーナを第
1部材の平面に固定するためのタッピング可能な部材で
ある。ネジ固定部は、第1部材の平面に締結部材の径方
向と交差する方向に沿って形成されネジ挿通部に挿通さ
れるネジ部材がねじ込み可能なものである。
止め構造は、少なくとも平面を有する釣り用リールの第
1部材を棒状の第2部材に締結するために第2部材に螺
合される締結部材を回り止めするための構造であって、
リテーナと、ネジ部材と、ネジ固定部とを備えている。
リテーナは、締結部材の外周形状の少なくとも一部に当
接して締結部材を回転不能に係止するための締結部材係
止部と、締結部材係止部と間隔を隔てて第1部材の平面
と対向する位置に形成されたネジ挿通部とを有してい
る。ネジ部材は、ネジ挿通部に挿通されてリテーナを第
1部材の平面に固定するためのタッピング可能な部材で
ある。ネジ固定部は、第1部材の平面に締結部材の径方
向と交差する方向に沿って形成されネジ挿通部に挿通さ
れるネジ部材がねじ込み可能なものである。
【0011】この締結部材回り止め構造では、締結部材
を第2部材に螺合させて第1部材を第2部材に締結す
る。そして、締結部材の外周形状をリテーナの締結部材
係止部で係止し、ネジ挿通部にネジ部材を挿通してネジ
固定部にねじ込みリテーナを固定する。これにより、締
結部材が回り止めされる。このネジ固定部は、締結部材
の径方向と交差する方向に沿って形成されているので、
締結部材の回転位相がずれてもリテーナのネジ挿通部を
挿通したネジ部材をネジ固定部にねじ込み可能である。
このため、第1部材を第2部材に締結するための締結部
材の締め付けトルクの変動を抑えて締結部材を緩みにく
くすることができる。
を第2部材に螺合させて第1部材を第2部材に締結す
る。そして、締結部材の外周形状をリテーナの締結部材
係止部で係止し、ネジ挿通部にネジ部材を挿通してネジ
固定部にねじ込みリテーナを固定する。これにより、締
結部材が回り止めされる。このネジ固定部は、締結部材
の径方向と交差する方向に沿って形成されているので、
締結部材の回転位相がずれてもリテーナのネジ挿通部を
挿通したネジ部材をネジ固定部にねじ込み可能である。
このため、第1部材を第2部材に締結するための締結部
材の締め付けトルクの変動を抑えて締結部材を緩みにく
くすることができる。
【0012】発明5に係る釣り用リールの締結部材回り
止め構造は、発明4に記載の構造において、締結部材は
ナットである。この場合には、ナットを締め付けトルク
の変動を抑えて緩みにくくすることができる。
止め構造は、発明4に記載の構造において、締結部材は
ナットである。この場合には、ナットを締め付けトルク
の変動を抑えて緩みにくくすることができる。
【0013】発明6に係る釣り用リールの締結部材回り
止め構造は、発明4又は5に記載の構造において、ネジ
固定部は、締結部材と同芯に周方向に長く形成された円
弧溝である。この場合には、ネジ固定部が円弧溝でよい
のでその構成が簡素になる。
止め構造は、発明4又は5に記載の構造において、ネジ
固定部は、締結部材と同芯に周方向に長く形成された円
弧溝である。この場合には、ネジ固定部が円弧溝でよい
のでその構成が簡素になる。
【0014】発明7に係る釣り用リールの締結部材回り
止め構造は、発明6に記載の構造において、円弧溝は、
締結部材の外周角部の数に関連した中心角を有する。こ
の場合には、円弧溝の中心角が締結部材の回収角部の数
に関連しているので、たとえば、締結部材が六角形の場
合、中心角をそれに関連して30度や60度に設定され
る。このような中心角に設定すれば、締結部材がどのよ
うな回転位相になっても最小限の円弧溝の長さで締結部
材を回り止めできる。
止め構造は、発明6に記載の構造において、円弧溝は、
締結部材の外周角部の数に関連した中心角を有する。こ
の場合には、円弧溝の中心角が締結部材の回収角部の数
に関連しているので、たとえば、締結部材が六角形の場
合、中心角をそれに関連して30度や60度に設定され
る。このような中心角に設定すれば、締結部材がどのよ
うな回転位相になっても最小限の円弧溝の長さで締結部
材を回り止めできる。
【0015】発明8に係る釣り用リールの締結部材回り
止め構造は、発明6又は7に記載の構造において、円弧
溝の中心角(R)は、360度を締結部材の外周角部の
数(A)の整数倍(N=1,2,3・・・)の数(A・
N)で除算した角度(R=360/N・A)である。こ
の場合には、リテーナの締結部材係止部の係止位置の数
に応じて円弧溝の中心角を決定できるので、最小限の長
さの円弧溝で締結部材の回転位相に関わらずリテーナで
締結部材を回り止めできる。
止め構造は、発明6又は7に記載の構造において、円弧
溝の中心角(R)は、360度を締結部材の外周角部の
数(A)の整数倍(N=1,2,3・・・)の数(A・
N)で除算した角度(R=360/N・A)である。こ
の場合には、リテーナの締結部材係止部の係止位置の数
に応じて円弧溝の中心角を決定できるので、最小限の長
さの円弧溝で締結部材の回転位相に関わらずリテーナで
締結部材を回り止めできる。
【0016】発明9に係る釣り用リールの締結部材回り
止め構造は、発明8に記載の構造において、締結部材は
六角ナットであり、締結部材係止部は、締結部材の外周
角部を係止可能な60度毎に形成された内周角部を有す
る係止孔を有し、円弧溝の中心角は60度である。この
場合には、リテーナを60度だけ回転させれば、締結部
材がどのような回転位相でも締結部材を回り止めできる
ので、中心角が60度であっても、締結部材を確実に回
り止めできる。
止め構造は、発明8に記載の構造において、締結部材は
六角ナットであり、締結部材係止部は、締結部材の外周
角部を係止可能な60度毎に形成された内周角部を有す
る係止孔を有し、円弧溝の中心角は60度である。この
場合には、リテーナを60度だけ回転させれば、締結部
材がどのような回転位相でも締結部材を回り止めできる
ので、中心角が60度であっても、締結部材を確実に回
り止めできる。
【0017】発明10に係る釣り用リールの締結部材回
り止め構造は、発明4又は5に記載の構造において、ネ
ジ固定部は、締結部材の中心を中心とする円で形成され
たリング溝である。この場合には、ネジ固定部がリング
溝であるので、リテーナを締結部材のどの位置に装着し
てもネジ部材を固定できる。
り止め構造は、発明4又は5に記載の構造において、ネ
ジ固定部は、締結部材の中心を中心とする円で形成され
たリング溝である。この場合には、ネジ固定部がリング
溝であるので、リテーナを締結部材のどの位置に装着し
てもネジ部材を固定できる。
【0018】発明11に係る釣り用リールの締結部材回
り止め構造は、発明4から10のいずれかに記載の構造
において、リテーナは、一端に形成された大径部と他端
に形成された小径部とを有する略雨滴状の薄板金属製の
部材であり、締結部材係止部は大径部に締結部材の外周
形状に合わせて形成された孔であり、ネジ挿通部は小径
部に形成されている。この場合には、薄板金属製のリテ
ーナに形成された孔で締結部材係止部を構成しているの
で、プレス加工等の簡単な加工で締結部材係止部を形成
できる。
り止め構造は、発明4から10のいずれかに記載の構造
において、リテーナは、一端に形成された大径部と他端
に形成された小径部とを有する略雨滴状の薄板金属製の
部材であり、締結部材係止部は大径部に締結部材の外周
形状に合わせて形成された孔であり、ネジ挿通部は小径
部に形成されている。この場合には、薄板金属製のリテ
ーナに形成された孔で締結部材係止部を構成しているの
で、プレス加工等の簡単な加工で締結部材係止部を形成
できる。
【0019】発明12に係る釣り用リールの締結部材回
り止め構造は、発明4から11のいずれかに記載の構造
において、六角孔の締結部材係止部は、その一部が切り
欠かれている。この場合には、締結部材係止部の六角孔
の一部が切り欠かれているので、締結部材係止部の孔加
工が容易になるとともに、リテーナの大きさが小さくな
り狭いスペースにもリテーナを装着できる。
り止め構造は、発明4から11のいずれかに記載の構造
において、六角孔の締結部材係止部は、その一部が切り
欠かれている。この場合には、締結部材係止部の六角孔
の一部が切り欠かれているので、締結部材係止部の孔加
工が容易になるとともに、リテーナの大きさが小さくな
り狭いスペースにもリテーナを装着できる。
【0020】発明13に係る釣り用リールの締結部材回
り止め構造は、発明1から12のいずれかに記載の構造
において、釣り用リールはスピニングリールであり、第
1部材はそのロータであり、第2部材はそのピニオンギ
アである。この場合には、スピニングリールのロータを
ピニオンギアに締結するための締結部材を回転位相に関
わらず確実に回り止めでき、締結部材の締め付けトルク
の変動を抑えて締結部材を緩みにくくすることができ
る。
り止め構造は、発明1から12のいずれかに記載の構造
において、釣り用リールはスピニングリールであり、第
1部材はそのロータであり、第2部材はそのピニオンギ
アである。この場合には、スピニングリールのロータを
ピニオンギアに締結するための締結部材を回転位相に関
わらず確実に回り止めでき、締結部材の締め付けトルク
の変動を抑えて締結部材を緩みにくくすることができ
る。
【0021】発明14に係る釣り用リールの締結部材回
り止め構造は、発明1から12のいずれかに記載の構造
において、釣り用リールは両軸受リールであり、第1部
材はハンドルであり、第2部材はハンドル軸である。両
軸受リールのハンドルをハンドル軸に締結するための締
結部材を回転位相に関わらず確実に回り止めでき、締結
部材の締め付けトルクの変動を抑えて締結部材を緩みに
くくすることができる。
り止め構造は、発明1から12のいずれかに記載の構造
において、釣り用リールは両軸受リールであり、第1部
材はハンドルであり、第2部材はハンドル軸である。両
軸受リールのハンドルをハンドル軸に締結するための締
結部材を回転位相に関わらず確実に回り止めでき、締結
部材の締め付けトルクの変動を抑えて締結部材を緩みに
くくすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕図1に示す本発明
の一実施形態を採用したスピニングリールは、レバーブ
レーキ型のスピニングリールであり、ハンドル1及びブ
レーキレバー30が装着されたリール本体2と、リール
本体2の前部に回転自在に支持されたロータ3と、ロー
タ3の前部に配置され釣り糸を巻き取るスプール4とを
備えている。
の一実施形態を採用したスピニングリールは、レバーブ
レーキ型のスピニングリールであり、ハンドル1及びブ
レーキレバー30が装着されたリール本体2と、リール
本体2の前部に回転自在に支持されたロータ3と、ロー
タ3の前部に配置され釣り糸を巻き取るスプール4とを
備えている。
【0023】リール本体2は、図1に示すように、釣り
竿に装着される竿装着部2aと、竿装着部と一体で形成
されたリールボディ2bとを有している。
竿に装着される竿装着部2aと、竿装着部と一体で形成
されたリールボディ2bとを有している。
【0024】竿装着部2aは、釣り竿に沿って配置され
る竿取付部2cと、釣り竿から離反する方向に竿取付部
2cから延びる脚部2dとを有している。
る竿取付部2cと、釣り竿から離反する方向に竿取付部
2cから延びる脚部2dとを有している。
【0025】リールボディ2bは、竿装着部2aの脚部
2dと一体形成されている。リールボディ2bは、図2
に示すように、内部に形成された機構収納空間14を有
している。
2dと一体形成されている。リールボディ2bは、図2
に示すように、内部に形成された機構収納空間14を有
している。
【0026】リールボディ2bの内部の機構収納空間1
4には、ロータ3を回転させるためのロータ駆動機構5
と、ロータ3を制動するためのレバーブレーキ機構6の
一部と、スプール4を回転軸芯Xに沿って前後方向に移
動させてスプール4に釣り糸を均一に巻き取るためのオ
シレーティング機構7とが設けられている。
4には、ロータ3を回転させるためのロータ駆動機構5
と、ロータ3を制動するためのレバーブレーキ機構6の
一部と、スプール4を回転軸芯Xに沿って前後方向に移
動させてスプール4に釣り糸を均一に巻き取るためのオ
シレーティング機構7とが設けられている。
【0027】ロータ3は合成樹脂製であり、リール本体
2に回転自在に支持されている。ロータ3は、図2に示
すように、円筒部3aと、円筒部3aの側方に互いに対
向して設けられた第1アーム部3b及び第2アーム部3
cとを有している。円筒部3aの前壁3dの中央部には
貫通孔3eを有するボス部3fが形成されている。この
貫通孔3eにスプール軸8及びピニオンギア12(後
述)が貫通している。貫通孔3eは略矩形形状であり、
この貫通孔3eにピニオンギア12が回転不能に係止さ
れる。第1アーム部3bの先端と第2アーム部3cの先
端部との間には、揺動自在にベールアーム9(図1)が
設けられている。
2に回転自在に支持されている。ロータ3は、図2に示
すように、円筒部3aと、円筒部3aの側方に互いに対
向して設けられた第1アーム部3b及び第2アーム部3
cとを有している。円筒部3aの前壁3dの中央部には
貫通孔3eを有するボス部3fが形成されている。この
貫通孔3eにスプール軸8及びピニオンギア12(後
述)が貫通している。貫通孔3eは略矩形形状であり、
この貫通孔3eにピニオンギア12が回転不能に係止さ
れる。第1アーム部3bの先端と第2アーム部3cの先
端部との間には、揺動自在にベールアーム9(図1)が
設けられている。
【0028】スプール4は合成樹脂製であり、ロータ3
の第1アーム部3bと第2アーム部3cとの間に配置さ
れている。スプール4はスプール軸8の先端に着脱自在
かつ回転不能に装着されている。スプール4は、外周に
釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4aの
後部に一体成形されたスカート部4bと、糸巻き胴部4
aの前端に固定されたフランジ部4cとを有している。
スプール軸8は、オシレーティング機構7により前後方
向に移動可能である。
の第1アーム部3bと第2アーム部3cとの間に配置さ
れている。スプール4はスプール軸8の先端に着脱自在
かつ回転不能に装着されている。スプール4は、外周に
釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4aの
後部に一体成形されたスカート部4bと、糸巻き胴部4
aの前端に固定されたフランジ部4cとを有している。
スプール軸8は、オシレーティング機構7により前後方
向に移動可能である。
【0029】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定さ
れたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11
と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ハンドル軸10は、リール本体2に回
転自在に支持されている。ピニオンギア12は筒状に形
成されており、その前部12aはロータ3の貫通孔3e
を貫通してスプール4側に延びている。ピニオンギア1
2は、中間部及び後部をそれぞれ軸受25,26により
リールボディ2bに支持されている。
れたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11
と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ハンドル軸10は、リール本体2に回
転自在に支持されている。ピニオンギア12は筒状に形
成されており、その前部12aはロータ3の貫通孔3e
を貫通してスプール4側に延びている。ピニオンギア1
2は、中間部及び後部をそれぞれ軸受25,26により
リールボディ2bに支持されている。
【0030】ピニオンギア12の前部12aには、図2
及び図3に示すように、ロータ3を回転不能に締結する
ための雄ネジ部12b及び貫通孔3eに係合する面取り
部12cが形成されている。雄ネジ部12bには、六角
形状のナット15が螺合しており、ナット15により押
圧されたロータ3のボス部3fがピニオンギア12に回
転不能に装着される。ナット15には、緩み止めのため
のリテーナ16が装着されている。
及び図3に示すように、ロータ3を回転不能に締結する
ための雄ネジ部12b及び貫通孔3eに係合する面取り
部12cが形成されている。雄ネジ部12bには、六角
形状のナット15が螺合しており、ナット15により押
圧されたロータ3のボス部3fがピニオンギア12に回
転不能に装着される。ナット15には、緩み止めのため
のリテーナ16が装着されている。
【0031】リテーナ16は、図3及び図4に示すよう
に、一端に形成された大径部16aと他端に形成された
小径部16bとを有する略雨滴状の薄板金属製の部材で
ある。大径部16aには、ナット15の外周角部を回転
不能に係止可能なナット係止部16cが形成されてい
る。ナット係止部16cは、図3下側が切り欠かれた六
角孔状である。したがって、ナット係止部16cは、6
0度毎にナット15の6つの外周角部のうち5つを係止
可能である。
に、一端に形成された大径部16aと他端に形成された
小径部16bとを有する略雨滴状の薄板金属製の部材で
ある。大径部16aには、ナット15の外周角部を回転
不能に係止可能なナット係止部16cが形成されてい
る。ナット係止部16cは、図3下側が切り欠かれた六
角孔状である。したがって、ナット係止部16cは、6
0度毎にナット15の6つの外周角部のうち5つを係止
可能である。
【0032】小径部16bには、ナット係止部16cと
間隔を隔ててロータの先端面と対向する位置に形成され
たネジ挿通部16dが形成されている。ネジ挿通部16
dには、リテーナ16をロータの先端面に固定するため
のタッピング可能な先端が細いネジ部材17が挿通され
ている。
間隔を隔ててロータの先端面と対向する位置に形成され
たネジ挿通部16dが形成されている。ネジ挿通部16
dには、リテーナ16をロータの先端面に固定するため
のタッピング可能な先端が細いネジ部材17が挿通され
ている。
【0033】ネジ部材17は、たとえばセルフタッピン
グ機能を有する先細りの丸頭ネジであり、ロータ3の前
壁3dにロータ3と同芯に円弧状に形成されたネジ固定
部18にねじ込まれている。ネジ固定部18は、図4に
示すように、ネジ部材17の下孔径より狭い幅を有し、
かつ中心角Rが、360度をナット15の外周角部の数
(A)の整数倍(N=1,2,3・・・)の数(A・
N)で除算した角度(R=360/N・A)である。こ
こでは、ナット15が六角形状でかつナット係止部16
cが六角孔形状であるため、数(A)が6であり、N=
1として中心角(R)=60度の円弧状の溝18aでネ
ジ固定部18を構成している。このような中心角(R)
を有するネジ固定部18を設けることで、ナット15の
回転位相がどのような位相になってもネジ部材17をネ
ジ固定部18にねじ込み可能である。
グ機能を有する先細りの丸頭ネジであり、ロータ3の前
壁3dにロータ3と同芯に円弧状に形成されたネジ固定
部18にねじ込まれている。ネジ固定部18は、図4に
示すように、ネジ部材17の下孔径より狭い幅を有し、
かつ中心角Rが、360度をナット15の外周角部の数
(A)の整数倍(N=1,2,3・・・)の数(A・
N)で除算した角度(R=360/N・A)である。こ
こでは、ナット15が六角形状でかつナット係止部16
cが六角孔形状であるため、数(A)が6であり、N=
1として中心角(R)=60度の円弧状の溝18aでネ
ジ固定部18を構成している。このような中心角(R)
を有するネジ固定部18を設けることで、ナット15の
回転位相がどのような位相になってもネジ部材17をネ
ジ固定部18にねじ込み可能である。
【0034】なお、このナット係止部16cが、30度
回転位相をずらせた2つの6角形からなり12の角部を
有する星形の場合には、30度毎にナット15の角部を
係止可能である。したがって、N=2として中心角
(R)を30度にすることができる。
回転位相をずらせた2つの6角形からなり12の角部を
有する星形の場合には、30度毎にナット15の角部を
係止可能である。したがって、N=2として中心角
(R)を30度にすることができる。
【0035】このような円弧溝18aで構成されたネジ
固定部18にネジ部材17をねじ込むことによりナット
15がどのような回転位相に位置しても、ネジ部材17
をネジ固定部18にねじ込むことができ、リテーナ16
を確実に固定できる。このため、ナット15がどのよう
な回転位相であってもナット15を回り止めでき、ナッ
ト15の締め付けトルクの変動を抑えてナット15を緩
みにくくすることができる。
固定部18にネジ部材17をねじ込むことによりナット
15がどのような回転位相に位置しても、ネジ部材17
をネジ固定部18にねじ込むことができ、リテーナ16
を確実に固定できる。このため、ナット15がどのよう
な回転位相であってもナット15を回り止めでき、ナッ
ト15の締め付けトルクの変動を抑えてナット15を緩
みにくくすることができる。
【0036】レバーブレーキ機構6は、ロータ3の円筒
部3aの内部に配置された制動部20と、制動部20を
制動状態に保持するための制動保持部21とを有してい
る。
部3aの内部に配置された制動部20と、制動部20を
制動状態に保持するための制動保持部21とを有してい
る。
【0037】制動部20は、図2に示すように、リール
ボディ2bに揺動自在に支持されたブレーキレバー30
と、ブレーキレバー30により制動される制動部本体3
1と、制動部本体31をロータ3の糸繰り出し方向の回
転にのみ連動して回転させるワンウェイクラッチ32と
を有している。
ボディ2bに揺動自在に支持されたブレーキレバー30
と、ブレーキレバー30により制動される制動部本体3
1と、制動部本体31をロータ3の糸繰り出し方向の回
転にのみ連動して回転させるワンウェイクラッチ32と
を有している。
【0038】ブレーキレバー30は、図1に示すよう
に、リールボディ2bと竿装着部2aとの境界部分にお
いてリールボディ2bに揺動軸33により揺動自在に支
持されており、かつコイルばね34により図1反時計回
りに付勢されている。ブレーキレバー30は、揺動軸3
3から湾曲して竿取付部2cに沿って延びる操作レバー
部30aと、揺動軸33から湾曲して斜め下方に延びる
制動作用部30bと、操作レバー部30aの途中から前
方に延びるカバー部30cとを有している。カバー部3
0cは、合成樹脂製であり、その先端は、ベールアーム
9より先端側に延びている。ブレーキレバー30の操作
レバー部30aと制動作用部30bとはそれぞれ金属製
である。制動作用部30bの先端には、圧接部30dが
着脱自在に装着されている。圧接部30dは合成樹脂製
であり、ブレーキレバー30の揺動により制動部本体3
1を押圧する。
に、リールボディ2bと竿装着部2aとの境界部分にお
いてリールボディ2bに揺動軸33により揺動自在に支
持されており、かつコイルばね34により図1反時計回
りに付勢されている。ブレーキレバー30は、揺動軸3
3から湾曲して竿取付部2cに沿って延びる操作レバー
部30aと、揺動軸33から湾曲して斜め下方に延びる
制動作用部30bと、操作レバー部30aの途中から前
方に延びるカバー部30cとを有している。カバー部3
0cは、合成樹脂製であり、その先端は、ベールアーム
9より先端側に延びている。ブレーキレバー30の操作
レバー部30aと制動作用部30bとはそれぞれ金属製
である。制動作用部30bの先端には、圧接部30dが
着脱自在に装着されている。圧接部30dは合成樹脂製
であり、ブレーキレバー30の揺動により制動部本体3
1を押圧する。
【0039】制動部本体31は、図2に示すように、ロ
ータ3の内周側にロータ3と同芯に配置された制動円筒
40と、制動円筒40を傾動自在かつ回転不能に支持す
る回転円筒41と、リールボディ2bに設けられたドラ
ム部42とを有している。
ータ3の内周側にロータ3と同芯に配置された制動円筒
40と、制動円筒40を傾動自在かつ回転不能に支持す
る回転円筒41と、リールボディ2bに設けられたドラ
ム部42とを有している。
【0040】制動円筒40は薄肉の有底円筒形状の金属
製円筒であり、その周部の先端の摺接部40aがドラム
部42とブレーキレバー30の圧接部30dとの間に配
置される。
製円筒であり、その周部の先端の摺接部40aがドラム
部42とブレーキレバー30の圧接部30dとの間に配
置される。
【0041】回転円筒41は、大径部41aと小径部4
1bとを有する段付きの金属製円筒部材であり、大径部
41aに制動円筒40の内周部に噛み合う外歯部41c
が形成されている。この外歯部41cにワンウェイクラ
ッチ32及び制動円筒40が回転不能に係止されてい
る。大径部41aの内側には、ピニオンギア12との間
に軸受43が配置されている。小径部の外側にはリール
ボディ2bとの間に軸受44が配置されている。このた
め、回転円筒41は、前部が軸受43によりピニオンギ
ア12に回転自在に支持され、後部が軸受44によりリ
ールボディ2bに回転自在に支持されている。また、回
転円筒41は、ワンウェイクラッチ32によりロータ3
の糸繰り出し方向の回転には一体で回転し、巻き取り時
にはロータ3の回転力が作用しないようにロータ3に連
結されている。
1bとを有する段付きの金属製円筒部材であり、大径部
41aに制動円筒40の内周部に噛み合う外歯部41c
が形成されている。この外歯部41cにワンウェイクラ
ッチ32及び制動円筒40が回転不能に係止されてい
る。大径部41aの内側には、ピニオンギア12との間
に軸受43が配置されている。小径部の外側にはリール
ボディ2bとの間に軸受44が配置されている。このた
め、回転円筒41は、前部が軸受43によりピニオンギ
ア12に回転自在に支持され、後部が軸受44によりリ
ールボディ2bに回転自在に支持されている。また、回
転円筒41は、ワンウェイクラッチ32によりロータ3
の糸繰り出し方向の回転には一体で回転し、巻き取り時
にはロータ3の回転力が作用しないようにロータ3に連
結されている。
【0042】制動円筒40とワンウェイクラッチ32と
の間には傾動した制動円筒40を元の姿勢に戻すための
円錐コイルばね45が配置されている。また、制動円筒
40と軸受44との間には制動円筒40を位置決めする
ためのフランジ46が嵌め込まれている。
の間には傾動した制動円筒40を元の姿勢に戻すための
円錐コイルばね45が配置されている。また、制動円筒
40と軸受44との間には制動円筒40を位置決めする
ためのフランジ46が嵌め込まれている。
【0043】ドラム部42は制動円筒40を外側から覆
うようにリールボディ2bと一体で形成された円筒形状
の部材である。ドラム部42のブレーキレバー30の圧
接部30dに対向する位置には、ブレーキライナー42
aが装着されている。
うようにリールボディ2bと一体で形成された円筒形状
の部材である。ドラム部42のブレーキレバー30の圧
接部30dに対向する位置には、ブレーキライナー42
aが装着されている。
【0044】ワンウェイクラッチ32は外輪遊転型のも
のであり、ロータ3の円筒部3aの内周面に回転不能に
外輪が連結され、内輪が回転円筒41に回転不能に連結
されている。
のであり、ロータ3の円筒部3aの内周面に回転不能に
外輪が連結され、内輪が回転円筒41に回転不能に連結
されている。
【0045】制動保持部21は、保持位置と解除位置と
に揺動自在なレバー部51と、レバー部51の揺動によ
り進退する操作軸52と、レバー部51を2つの位置で
保持するためのトグルばね機構53とを有している。操
作軸52は押圧ばね54により前進側に付勢されてお
り、リールボディ2bとの係合によりレバー51が保持
位置に揺動すると前進し解除位置に揺動すると後退す
る。
に揺動自在なレバー部51と、レバー部51の揺動によ
り進退する操作軸52と、レバー部51を2つの位置で
保持するためのトグルばね機構53とを有している。操
作軸52は押圧ばね54により前進側に付勢されてお
り、リールボディ2bとの係合によりレバー51が保持
位置に揺動すると前進し解除位置に揺動すると後退す
る。
【0046】〔ロータの組み付け手順〕ロータ3をピニ
オンギア12に組み込む際には、制動部20をリール本
体2に予め装着する。制動部20がリール本体に装着さ
れた状態で、ロータ3の円筒部3aをピニオンギア12
の前部12aに装着する。すると、ピニオンギア12の
前部12aに形成された面取り部12cにより、ロータ
3はピニオンギア12に回転不能に装着される。続い
て、ナット15をピニオンギア12の雄ネジ部12bに
ねじ込み、ロータ3をピニオンギア12に締結する。
オンギア12に組み込む際には、制動部20をリール本
体2に予め装着する。制動部20がリール本体に装着さ
れた状態で、ロータ3の円筒部3aをピニオンギア12
の前部12aに装着する。すると、ピニオンギア12の
前部12aに形成された面取り部12cにより、ロータ
3はピニオンギア12に回転不能に装着される。続い
て、ナット15をピニオンギア12の雄ネジ部12bに
ねじ込み、ロータ3をピニオンギア12に締結する。
【0047】ナット15を所定のトルクで完全に締め込
むと、リテーナをナット15に装着する。このとき、リ
テーナのネジ挿通部16dがネジ固定部18に配置され
るように装着位置を調整する。このネジ固定部18は、
60度の中心角を有する円弧溝18aで構成されている
ので、ナット15がどのような回転位相で止まっても、
装着位置を調整することで必ずネジ固定部18にネジ挿
通部16dが位置するようになる。
むと、リテーナをナット15に装着する。このとき、リ
テーナのネジ挿通部16dがネジ固定部18に配置され
るように装着位置を調整する。このネジ固定部18は、
60度の中心角を有する円弧溝18aで構成されている
ので、ナット15がどのような回転位相で止まっても、
装着位置を調整することで必ずネジ固定部18にネジ挿
通部16dが位置するようになる。
【0048】ネジ固定部18にネジ挿通部16dを位置
させると、ネジ部材17をネジ挿通部16dに挿通し、
ドライバでネジ部材17を締め込む。このネジ部材17
は、セルフタッピング機能を有しているので、ドライバ
でネジ部材17を押さえつけながら回転させると、ネジ
部材17がネジ固定部18に食い込み、タッピングしな
がらネジ固定部18にねじ込まれていく。この結果、リ
テーナ16が固定され、ナット15が回り止めされる。
させると、ネジ部材17をネジ挿通部16dに挿通し、
ドライバでネジ部材17を締め込む。このネジ部材17
は、セルフタッピング機能を有しているので、ドライバ
でネジ部材17を押さえつけながら回転させると、ネジ
部材17がネジ固定部18に食い込み、タッピングしな
がらネジ固定部18にねじ込まれていく。この結果、リ
テーナ16が固定され、ナット15が回り止めされる。
【0049】ここでは、円弧溝18aで構成されたネジ
固定部18にネジ部材17をねじ込むことによりナット
15がどのような回転位相に位置しても、ネジ部材17
をネジ固定部18にねじ込むことができ、リテーナ16
を確実に固定できる。このため、ナット15がどのよう
な回転位相であってもナット15を回り止めでき、ナッ
ト15の締め付けトルクの変動を抑えてナット15を緩
みにくくすることができる。
固定部18にネジ部材17をねじ込むことによりナット
15がどのような回転位相に位置しても、ネジ部材17
をネジ固定部18にねじ込むことができ、リテーナ16
を確実に固定できる。このため、ナット15がどのよう
な回転位相であってもナット15を回り止めでき、ナッ
ト15の締め付けトルクの変動を抑えてナット15を緩
みにくくすることができる。
【0050】〔リールの操作及び動作〕キャスティング
時には、ベールアーム9を糸開放姿勢側に倒し釣り竿を
振り出すことにより、スプール4の外周から釣り糸が繰
り出される。釣り糸巻き上げ時には、ハンドル1を糸巻
き取り方向に回転させると、ベールアーム9が図示しな
い戻し機構により糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドルの回
転力は、ハンドル軸10、フェースギア11を介してピ
ニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達
された回転力は、ピニオンギアの前部12aを介してロ
ータ3に伝達される。このときロータ3は、糸巻き取り
方向に回転するので、この回転力は回転円筒41には伝
達されない。ピニオンギア12が回転すると図示しない
中間ギアによりその回転がオシレーティング機構7に伝
達され、スプール軸8が前後方向に往復移動する。
時には、ベールアーム9を糸開放姿勢側に倒し釣り竿を
振り出すことにより、スプール4の外周から釣り糸が繰
り出される。釣り糸巻き上げ時には、ハンドル1を糸巻
き取り方向に回転させると、ベールアーム9が図示しな
い戻し機構により糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドルの回
転力は、ハンドル軸10、フェースギア11を介してピ
ニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達
された回転力は、ピニオンギアの前部12aを介してロ
ータ3に伝達される。このときロータ3は、糸巻き取り
方向に回転するので、この回転力は回転円筒41には伝
達されない。ピニオンギア12が回転すると図示しない
中間ギアによりその回転がオシレーティング機構7に伝
達され、スプール軸8が前後方向に往復移動する。
【0051】ロータ3を逆転させて魚とやりとりすると
きには、レバー部51を解除位置に揺動させる。これに
より、操作軸52が後退する。そしてブレーキレバー3
0がコイルばね34により制動解除位置まで揺動する。
この状態でブレーキレバー30を操作し魚とのやりとり
を行う。釣り糸が魚により引かれてロータ3が糸繰り出
し方向に逆転すると、前述したようにその回転力がワン
ウェイクラッチ32を介して回転円筒41に伝達され、
さらに制動円筒40に伝達される。この結果、制動円筒
40がロータ3と一体で回転する。
きには、レバー部51を解除位置に揺動させる。これに
より、操作軸52が後退する。そしてブレーキレバー3
0がコイルばね34により制動解除位置まで揺動する。
この状態でブレーキレバー30を操作し魚とのやりとり
を行う。釣り糸が魚により引かれてロータ3が糸繰り出
し方向に逆転すると、前述したようにその回転力がワン
ウェイクラッチ32を介して回転円筒41に伝達され、
さらに制動円筒40に伝達される。この結果、制動円筒
40がロータ3と一体で回転する。
【0052】そして、釣り竿を持つ手の中指と薬指との
間で脚部2dを挟んでをブレーキレバー30の操作レバ
ー部30aを釣り竿を握る握持動作によって中指で握っ
てブレーキレバー30を図1の時計方向に揺動させる
と、ブレーキレバー30の圧接部30dが制動円筒40
の摺接部40aを径方向外方に押圧し、制動円筒40を
図2に二点鎖線で示す位置に傾け、摺接部40aの外面
がブレーキライナー42bに圧接する。この結果、逆転
するロータ3に制動力が作用する。この制動力は、ブレ
ーキレバー30に加える力を加減することで調整でき、
ロータ3の逆転量を任意に調整できる。この調整時に、
中指で操作レバー部30aを細かく操作できるので、制
動力を微妙に調整することができる。
間で脚部2dを挟んでをブレーキレバー30の操作レバ
ー部30aを釣り竿を握る握持動作によって中指で握っ
てブレーキレバー30を図1の時計方向に揺動させる
と、ブレーキレバー30の圧接部30dが制動円筒40
の摺接部40aを径方向外方に押圧し、制動円筒40を
図2に二点鎖線で示す位置に傾け、摺接部40aの外面
がブレーキライナー42bに圧接する。この結果、逆転
するロータ3に制動力が作用する。この制動力は、ブレ
ーキレバー30に加える力を加減することで調整でき、
ロータ3の逆転量を任意に調整できる。この調整時に、
中指で操作レバー部30aを細かく操作できるので、制
動力を微妙に調整することができる。
【0053】このような巻取時や糸繰り出し時にロータ
が回転すると、振動や回転によりナット15が緩みやす
い。また、ナット15の締め付けトルクが変動すると、
ロータの回転が重くなったり、がたが生じたりしやす
い。しかし、本実施形態では、所定のトルクでナット1
5を締め付けたときにナット15がどのような回転位相
にあっても、ナット15を確実に回り止めできる。この
ため、ナット15の締め付けトルクが変動しにくくする
ことができ、ロータ3の回転が軽くなり、かつロータ3
のがたつきが生じにくくなる。
が回転すると、振動や回転によりナット15が緩みやす
い。また、ナット15の締め付けトルクが変動すると、
ロータの回転が重くなったり、がたが生じたりしやす
い。しかし、本実施形態では、所定のトルクでナット1
5を締め付けたときにナット15がどのような回転位相
にあっても、ナット15を確実に回り止めできる。この
ため、ナット15の締め付けトルクが変動しにくくする
ことができ、ロータ3の回転が軽くなり、かつロータ3
のがたつきが生じにくくなる。
【0054】釣り場を移動するときやリールを収納する
ときには、レバー部51を保持位置側に揺動させる。こ
の結果、操作軸52が前進し、ブレーキレバー30が制
動位置に揺動する。ブレーキレバー30が制動位置にな
ると、制動時と同様にして制動円筒40が制動される。
この結果、釣り糸が仕掛けの自重等により繰り出される
ことはない。
ときには、レバー部51を保持位置側に揺動させる。こ
の結果、操作軸52が前進し、ブレーキレバー30が制
動位置に揺動する。ブレーキレバー30が制動位置にな
ると、制動時と同様にして制動円筒40が制動される。
この結果、釣り糸が仕掛けの自重等により繰り出される
ことはない。
【0055】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、ネジ固定部18を円弧溝1
8aで構成したが、図5に示すように、環状溝18bで
構成してもよい。この環状溝18bの溝幅は前記実施形
態と同じである。この場合には、リテーナ16をどのよ
うな位置でナット15に装着してもネジ挿通部16dが
ネジ固定部18に常に位置するので、リテーナ16の装
着がさらに容易になる。また、ナット係止部16cの構
造も簡素なものでよい。
8aで構成したが、図5に示すように、環状溝18bで
構成してもよい。この環状溝18bの溝幅は前記実施形
態と同じである。この場合には、リテーナ16をどのよ
うな位置でナット15に装着してもネジ挿通部16dが
ネジ固定部18に常に位置するので、リテーナ16の装
着がさらに容易になる。また、ナット係止部16cの構
造も簡素なものでよい。
【0056】(b) 前記実施形態では、リテーナ16
によりナット15を回り止めしたが、ネジ部材17によ
りナット15を直接回り止めしてもよい。図6におい
て、ネジ部材17は、たとえば丸頭の頭部と頭部から延
びる先細りの軸部とを有している。この頭部がナット1
5に接触してナット15を回り止めしている。ここで、
もネジ固定部18は、中心角(R)が60度の円弧溝1
8aで構成されている。この溝幅は前述した実施例と同
じである。このような構成でも、ナット15の回転位相
に合わせてネジ部材17のネジ込み位置を変更できるの
で、ナット15を所定のトルクで締め込んでも、ナット
15を確実に回り止めできる。
によりナット15を回り止めしたが、ネジ部材17によ
りナット15を直接回り止めしてもよい。図6におい
て、ネジ部材17は、たとえば丸頭の頭部と頭部から延
びる先細りの軸部とを有している。この頭部がナット1
5に接触してナット15を回り止めしている。ここで、
もネジ固定部18は、中心角(R)が60度の円弧溝1
8aで構成されている。この溝幅は前述した実施例と同
じである。このような構成でも、ナット15の回転位相
に合わせてネジ部材17のネジ込み位置を変更できるの
で、ナット15を所定のトルクで締め込んでも、ナット
15を確実に回り止めできる。
【0057】(c) 前記実施形態では、回り止め構造
をロータ締結用のナット15に用いたが、両軸受リール
のハンドル締結用のナットなどの他のナットの回り止め
にも適用できる。
をロータ締結用のナット15に用いたが、両軸受リール
のハンドル締結用のナットなどの他のナットの回り止め
にも適用できる。
【0058】図7及び図8において、本発明の他の実施
形態を採用した両軸受リールは、リール本体101と、
リール本体101に回転自在に装着されたハンドル10
2と、リール本体101の内部に設けられハンドル10
2の回転により回転する糸巻用のスプール103とを備
えている。
形態を採用した両軸受リールは、リール本体101と、
リール本体101に回転自在に装着されたハンドル10
2と、リール本体101の内部に設けられハンドル10
2の回転により回転する糸巻用のスプール103とを備
えている。
【0059】リール本体101は、左右1対の側板11
0,111とを有するリールフレーム112と、リール
フレームの両側方を覆う1対の側カバー113,114
とを有している。側カバー114には、ハンドル102
のハンドル軸115が回転自在に支持されている。
0,111とを有するリールフレーム112と、リール
フレームの両側方を覆う1対の側カバー113,114
とを有している。側カバー114には、ハンドル102
のハンドル軸115が回転自在に支持されている。
【0060】ハンドル軸115の先端には、ハンドル1
02を構成するクランクアーム120が回転不能に装着
されている。クランクアーム120の先端には、ハンド
ル把手121が回転自在に装着されている。ハンドル軸
115の先端には、雄ネジ部と平行な面取り部(ともに
図示せず)が形成されている。
02を構成するクランクアーム120が回転不能に装着
されている。クランクアーム120の先端には、ハンド
ル把手121が回転自在に装着されている。ハンドル軸
115の先端には、雄ネジ部と平行な面取り部(ともに
図示せず)が形成されている。
【0061】図8に示すように、雄ネジ部には、クラン
クアーム120をハンドル軸115に固定するための六
角形状の袋ナット125が螺合している。袋ナット12
5には、袋ナット125を回り止めするためのリテーナ
126が装着されている。リテーナ126は、前記実施
形態と同様な構造である。リテーナ126は、タッピン
グ可能なネジ部材127によりクランクアーム120に
固定されている。ネジ部材127は、クランクアーム1
20に円弧状に形成されたネジ固定部128にねじ込ま
れている。ネジ固定部128の円弧の中心角Rは、たと
えば60度である。このような構成でも前記実施形態と
同様な効果が得られる。
クアーム120をハンドル軸115に固定するための六
角形状の袋ナット125が螺合している。袋ナット12
5には、袋ナット125を回り止めするためのリテーナ
126が装着されている。リテーナ126は、前記実施
形態と同様な構造である。リテーナ126は、タッピン
グ可能なネジ部材127によりクランクアーム120に
固定されている。ネジ部材127は、クランクアーム1
20に円弧状に形成されたネジ固定部128にねじ込ま
れている。ネジ固定部128の円弧の中心角Rは、たと
えば60度である。このような構成でも前記実施形態と
同様な効果が得られる。
【0062】このようにナットで平面を有する第1部材
を棒状の第2部材に装着する全ての釣り用リールに本発
明は適用できる。
を棒状の第2部材に装着する全ての釣り用リールに本発
明は適用できる。
【0063】(d) 前記実施形態では、6角形状のナ
ットを回り止めしているが、本発明の回り止め構造が適
用されるナットの形状はこれに限定されるものではな
く、六角穴付きナットや平行な面取り部を有するナット
などの全ての形状のナットを回り止めする構造に本発明
を適用できる。
ットを回り止めしているが、本発明の回り止め構造が適
用されるナットの形状はこれに限定されるものではな
く、六角穴付きナットや平行な面取り部を有するナット
などの全ての形状のナットを回り止めする構造に本発明
を適用できる。
【0064】(e) 前記実施形態では締結部材として
ナットを例示したが、締結部材はナットに限定されず六
角ボルト等の他のネジを用いたものでもよい。
ナットを例示したが、締結部材はナットに限定されず六
角ボルト等の他のネジを用いたものでもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、ネジ固定部が締結部材
の径方向と交差する方向に沿って形成されているので、
締結部材の回転位相がずれてもネジ部材の頭部を締結部
材の外周形状に当接可能である。このため、第1部材を
第2部材に締結するための締結部材の締め付けトルクの
変動を抑えて締結部材を緩みにくくすることができる。
の径方向と交差する方向に沿って形成されているので、
締結部材の回転位相がずれてもネジ部材の頭部を締結部
材の外周形状に当接可能である。このため、第1部材を
第2部材に締結するための締結部材の締め付けトルクの
変動を抑えて締結部材を緩みにくくすることができる。
【0066】また、本発明の別の発明によれば、このネ
ジ固定部は、締結部材の径方向と交差する方向に沿って
形成されているので、締結部材の回転位相がずれても締
結部材に装着されたリテーナのネジ挿通部を挿通したネ
ジ部材をネジ固定部にねじ込み可能である。このため、
第1部材を第2部材に締結するための締結部材の締め付
けトルクの変動を抑えて締結部材を緩みにくくすること
ができる。
ジ固定部は、締結部材の径方向と交差する方向に沿って
形成されているので、締結部材の回転位相がずれても締
結部材に装着されたリテーナのネジ挿通部を挿通したネ
ジ部材をネジ固定部にねじ込み可能である。このため、
第1部材を第2部材に締結するための締結部材の締め付
けトルクの変動を抑えて締結部材を緩みにくくすること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの側面断面図。
ルの側面断面図。
【図2】その要部断面拡大図。
【図3】ロータの正面部分図。
【図4】ネジ部材の周辺の断面拡大図。
【図5】他の実施形態の図3に相当する図。
【図6】他の実施形態の図3に相当する図。
【図7】他の実施形態を採用した両軸受リールの斜視
図。
図。
【図8】その側面図。
3 ロータ 3d 前壁 12 ピニオンギア 15 ナット 16,126 リテーナ 17,127 ネジ部材 18,128 ネジ固定部 16a 大径部 16d 小径部 16c ナット係止部 16d ネジ挿通部 102 ハンドル 115 ハンドル軸 120 クランクアーム 125 袋ナット
Claims (14)
- 【請求項1】少なくとも平面を有する釣り用リールの第
1部材を棒状の第2部材に締結するために前記第2部材
に螺合される締結部材を回り止めするための釣り用リー
ルの締結部材回り止め構造であって、 頭部と前記頭部より小径の軸部とを有し、前記締結部材
の外周形状の一部に前記頭部が当接して前記締結部材を
回転不能に係止するためのタッピング可能なネジ部材
と、 前記ネジ部材が前記締結部材を係止可能な位置で第1部
材の平面に前記締結部材の径方向と交差する方向に沿っ
て形成され前記ネジ部材がねじ込み可能なネジ固定部
と、を備えた釣り用リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項2】前記ネジ固定部は、前記締結部材と同芯に
周方向に長く形成された円弧溝である、請求項1に記載
の釣り用リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項3】前記ネジ固定部は、前記締結部材の中心を
中心とする円で形成されたリング溝である、請求項1に
記載の釣り用リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項4】少なくとも平面を有する釣り用リールの第
1部材を棒状の第2部材に締結するために前記第2部材
に螺合される締結部材を回り止めするための釣り用リー
ルの締結部材回り止め構造であって、 前記締結部材の外周形状の少なくとも一部に当接して前
記締結部材を回転不能に係止するための締結部材係止部
と、前記締結部材係止部と間隔を隔てて前記第1部材の
平面と対向する位置に形成されたネジ挿通部とを有する
リテーナと、 前記ネジ挿通部に挿通されて前記リテーナを前記第1部
材の前記平面に固定するためのタッピング可能なネジ部
材と、 前記第1部材の平面に前記締結部材の径方向と交差する
方向に沿って形成され前記ネジ挿通部に挿通されるネジ
部材がねじ込み可能なネジ固定部と、を備えた釣り用リ
ールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項5】前記締結部材はナットである、請求項4に
記載の釣り用リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項6】前記ネジ固定部は、前記締結部材と同芯に
周方向に長く形成された円弧溝である、請求項4又は5
に記載の釣り用リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項7】前記円弧溝は、前記締結部材の外周角部の
数に関連した中心角を有する、請求項6に記載の釣り用
リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項8】前記円弧溝の中心角(R)は、360度を
前記締結部材の外周角部の数(A)の整数倍(N=1,
2,3・・・)の数(A・N)で除算した角度(R=3
60/N・A)である、請求項6又は7に記載の釣り用
リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項9】前記締結部材は六角ナットであり、 前記締結部材係止部は、前記締結部材の外周角部を係止
可能な60度毎に形成された内周角部を有する係止孔を
有し、 前記円弧溝の中心角は60度である、請求項8に記載の
釣り用リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項10】前記ネジ固定部は、前記締結部材の中心
を中心とする円で形成されたリング溝である、請求項4
又は5に記載の釣り用リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項11】前記リテーナは、一端に形成された大径
部と他端に形成された小径部とを有する略雨滴状の薄板
金属製の部材であり、前記締結部材係止部は前記大径部
に前記締結部材の外周形状に合わせて形成された孔であ
り、前記ネジ挿通部は前記小径部に形成されている、請
求項4から10のいずれかに記載の釣り用リールの締結
部材回り止め構造。 - 【請求項12】前記六角孔の締結部材係止部は、その一
部が切り欠かれている、請求項4から11のいずれかに
記載の釣り用リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項13】前記釣り用リールはスピニングリールで
あり、前記第1部材はそのロータであり、前記第2部材
はそのピニオンギアである、請求項1から12のいずれ
かに記載の釣り用リールの締結部材回り止め構造。 - 【請求項14】前記釣り用リールは両軸受リールであ
り、前記第1部材はハンドルであり、前記第2部材はハ
ンドル軸である、請求項1から12のいずれかに記載の
釣り用リールの締結部材回り止め構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003822A JP2000201594A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 釣り用リ―ルの締結部材回り止め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003822A JP2000201594A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 釣り用リ―ルの締結部材回り止め構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000201594A true JP2000201594A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11567900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11003822A Pending JP2000201594A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 釣り用リ―ルの締結部材回り止め構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000201594A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009165461A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-30 | Shimano Inc | スピニングリールの釣り糸案内機構 |
| CN102312898A (zh) * | 2011-06-14 | 2012-01-11 | 三一重机有限公司 | 一种挖掘机配重螺栓的防松与防护结构 |
| CN103062531A (zh) * | 2012-12-11 | 2013-04-24 | 国网智能电网研究院 | 一种直流换流阀用自锁式水接头 |
| CN109908504A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-06-21 | 国网湖北省电力公司咸宁供电公司 | 一种主变压器检修用安全带悬挂装置 |
-
1999
- 1999-01-11 JP JP11003822A patent/JP2000201594A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009165461A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-30 | Shimano Inc | スピニングリールの釣り糸案内機構 |
| JP2012105672A (ja) * | 2007-12-18 | 2012-06-07 | Shimano Inc | スピニングリールの釣り糸案内機構 |
| CN102312898A (zh) * | 2011-06-14 | 2012-01-11 | 三一重机有限公司 | 一种挖掘机配重螺栓的防松与防护结构 |
| CN103062531A (zh) * | 2012-12-11 | 2013-04-24 | 国网智能电网研究院 | 一种直流换流阀用自锁式水接头 |
| CN109908504A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-06-21 | 国网湖北省电力公司咸宁供电公司 | 一种主变压器检修用安全带悬挂装置 |
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