JP2000201650A - 育毛食品および経口育毛剤 - Google Patents

育毛食品および経口育毛剤

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JP2000201650A JP11004811A JP481199A JP2000201650A JP 2000201650 A JP2000201650 A JP 2000201650A JP 11004811 A JP11004811 A JP 11004811A JP 481199 A JP481199 A JP 481199A JP 2000201650 A JP2000201650 A JP 2000201650A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロアントシアニジンを有効成分として含有
する育毛食品および経口育毛剤を提供すること。 【解決手段】 プロアントシアニジンを主成分とする植
物抽出物またはその精製物、あるいはプロアントシアニ
ジンを含む植物抽出物のアルコール発酵産物またはその
精製物を有効成分として含有する育毛食品および経口育
毛剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロアントシアニ
ジンを有効成分とし、かつ頭髪の育毛を目的とする育毛
食品および経口育毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】プロアントシアニジンは植物界に広く存
在し強い抗酸化作用を有することが知られている物質で
あり、本発明者らは、プロアントシアニジンが外用によ
り育毛活性を示すことを明らかにした(WO96/00
561)。しかしながら、該物質が経口により育毛活性
を発揮するということは知られていない。
【0003】プロシアニジンを配合した健康食品および
医薬品に関して特開平8−205818、特開平9−2
91039等に記載があるが、プロアントシアニジンを
配合した育毛食品および育毛経口医薬品は知られていな
い。ブドウの成分を含む育毛剤が特開昭56−6860
6、特開平6−172129および特開平7−6984
3に記載されているが、いずれも特定の方法で製造され
た外用剤であり、かつ有効成分の特定はなされていな
い。
【0004】リンゴ由来の成分を含む育毛剤が特開平8
−81337に記載されているが、経口での育毛作用は
知られていない。オオムギの成分を含む育毛剤につい
て、麦芽由来の揮発性成分に関するもの(特開平8−3
4709)が知られており、また特開平8−81337
に記載があるが、いずれも外用剤であり、かつ有効成分
の特定はなされていない。
【0005】カキの葉の成分を含む育毛剤が特開平6−
329518に記載されているが、外用剤であり、有効
成分の特定はなされていない。また、アマチャヅル、カ
キの葉、昆布を含む育毛食品が特開昭60−25186
6に記載されているが、有効成分の特定はなされておら
ず、プロアントシアニジンの経口での育毛作用について
は知られていない。
【0006】ワインを含む組成物の蒸留成分を含む育毛
剤が知られている(AU−A−32774/89)が、
ブドウおよび赤ワインに含まれるプロアントシアニジン
の経口での育毛作用は知られていない。ウーロン茶抽出
物を含む抗脱毛症状飲食物および抗脱毛症状剤が知られ
ている(特開平9−309840)が、有効成分の特定
はなされていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プロ
アントシアニジンを有効成分として含有する育毛食品お
よび経口育毛剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、経口摂取
により育毛作用を有する物質を探し研究を重ねた結果、
プロアントシアニジンに強い育毛活性を見出した。本発
明は、プロアントシアニジンを有効成分として含有する
ことを特徴とする育毛食品および経口育毛剤に関する。
【0009】また、本発明は、プロアントシアニジンを
主成分とする植物抽出物またはその精製物を有効成分と
して含有する育毛食品および経口育毛剤に関する。植物
としては、ブドウ属、リンゴ属、オオムギ属、ココヤシ
属、カカオ属、マツ属、インゲン属、ナンキンマメ属等
の植物が好ましい。また、本発明により、プロアントシ
アニジンを含む植物抽出物のアルコール発酵産物または
その精製物を有効成分として含有する育毛食品および経
口育毛剤が提供される。
【0010】植物としては、ブドウ属、リンゴ属、オオ
ムギ属等の植物が好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】プロアントシアニジンは、下記式
(I)で示されるフラバン−3−オール誘導体を構成単
位として重合した化合物群をいう。
【0012】
【化1】
【0013】(式中、R1およびR2は同一または異なっ
て水素または水酸基を表す) 式(I)で表されるフラバン−3−オール誘導体の具体
例としては、カテキン、エピカテキン、ガロカテキン、
エピガロカテキン、アフゼレチン、エピアフゼレチン等
があげられ、これらの光学異性体もすべて含まれるが、
エピカテキンまたはカテキンを構成単位とするプロアン
トシアニジンが、本発明ではより好ましく用いられる。
【0014】式(I)で表されるフラバン−3−オール
誘導体の結合様式はどのようなものでもよいが、例えば
フラバン−3−オール誘導体が2個重合した2量体とし
ては、下記式(II)
【0015】
【化2】
【0016】(式中、R3およびR4は同一または異なっ
て水素または水酸基を表し、R1およびR2はそれぞれ前
記と同義である) で示される結合様式をとるものが、また3量体以上の重
合体としては、これらの結合様式が同一または異なって
組み合わされたものがあげられる。本発明に用いられる
プロアントシアニジンは、フラバン−3−オール誘導体
の2量体以上であればよいが、好ましくは2〜10量
体、より好ましくは2〜5量体、さらに好ましくは2〜
3量体である。フラバン−3−オール誘導体の2量体と
しては、例えばエピカテキン−(4β→8)−カテキン
等のエピカテキンとカテキンの結合体、エピカテキン−
(4β→6)−エピカテキン、エピカテキン−(4β→
8)−エピカテキン等のエピカテキンの2量体、カテキ
ン−(4α→8)−カテキン等のカテキンの2量体等が
あげられ、フラバン−3−オール誘導体の3量体として
は、例えばエピカテキン−(4β→8)−エピカテキン
−(4β→8)−エピカテキン、エピカテキン−(4β
→8)−エピカテキン−(4β→6)−エピカテキン等
のエピカテキンの3量体、カテキン−(4α→8)−カ
テキン−(4α→8)−カテキン等のカテキンの3量
体、エピカテキン−(4β→8)−エピカテキン−(4
β→8)−カテキン等のエピカテキンとカテキンの混合
3量体があげられる。
【0017】また、これらプロアントシアニジンに没食
子酸やグルコース、ラムノース等の糖類が付加した化合
物も本発明のプロアントシアニジンに含まれる。プロア
ントシアニジンは、ブドウ属、リンゴ属、オオムギ属、
カキ属、ココヤシ属、カカオ属、マツ属、インゲン属、
ナンキンマメ属等に属するブドウ、リンゴ、オオムギ、
カキ、ヤシ、カカオ、マツ、アズキ、ピーナッツ等の各
種の植物から抽出精製して得られる他、それらの抽出物
の発酵産物、例えばワイン、リンゴ酒、ビール等から、
またそれらを精製することによっても得られる。
【0018】植物からの抽出精製は、次のような公知の
方法で行うことができる。原料である植物の果実、種
子、葉、茎、根、根茎等を、適当な時期に採取した後、
そのままか、通常空気乾燥等の乾燥工程に付し、抽出原
料とする。上記の乾燥した植物体からプロアントシアニ
ジンの抽出を行う場合は、公知の方法[ケミカル アン
ド ファーマシューティカル ブリテン(Chemical & Ph
armaceutical Bulletin), 38: 3218, 1990および同, 4
0: 889-898, 1992]を参考にして行うことができる。す
なわち、原料を粉砕もしくは細切した後、溶媒を用いて
抽出を行う。抽出溶媒としては、水、エタノール、メタ
ノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸メチ
ル、酢酸エチル等のエステル類等の親水性もしくは親油
性の溶媒を、単独もしくは混合溶媒として用いることが
できる。抽出温度は、通常0〜100℃、好ましくは5
〜50℃である。
【0019】抽出時間は、1時間以上10日間程度であ
り、溶媒量は、乾燥原料あたり通常1〜30倍重量、好
ましくは5〜10倍重量である。抽出操作は、攪拌によ
っても浸漬放置によってもよい。抽出操作は、必要に応
じて2〜3回繰り返してもよい。上記の操作で得られた
粗抽出液から不溶性残渣を濾過もしくは遠心分離により
取り除いた抽出液、あるいは植物の搾汁液や樹液からの
プロアントシアニジンの精製方法(精製方法A)は、公
知の生薬の分離精製方法であればどのようなものでもよ
いが、二相溶媒分配法、カラムクロマトグラフィー法、
分取高速液体クロマトグラフィー法等を単独または組み
合わせて用いることが好ましい。例えば二相溶媒分配法
としては、前記の抽出液から油溶性成分や色素をn−ヘ
キサン、石油エーテル等により抽出除去する方法、該抽
出液からn−ブタノール、メチルエチルケトン等の溶媒
と水との分配により、溶媒相へプロアントシアニジンを
回収する方法等があげられる。カラムクロマトグラフィ
ー法としては、担体としてアンバーライトIR−120
B、アンバーライトIRA−402等を用いるイオン交
換カラムクロマトグラフィー法、担体として順相系シリ
カゲル、逆相系シリカゲル、ダイヤイオンHP−20、
セパビーズSP−207等を用いる吸着カラムクロマト
グラフィー、担体としてセファデックスLH−20等を
用いるゲル濾過法等があげられ、これらを単独もしくは
組み合わせて反復して使用することができる。分取高速
液体クロマトグラフィー法としては、オクタデシルシリ
カ等を用いる逆相系のカラムを用いる方法、シリカゲル
等を用いる順相系のカラムを用いる方法等があげられ
る。
【0020】上記精製方法により、塩類等水溶性のイオ
ン性物質、糖類、多糖類等の非イオン性物質、油分、色
素等が粗抽出液から除去される結果、プロアントシアニ
ジンを得ることができる。プロアントシアニジンの合成
法による製造方法としては、エピカテキンまたはカテキ
ンの2量体の製造方法がジャーナルオブケミカルソサエ
ティー パーキントランサクションI(Journal of the
Chemical Society: Perkin TransactionsI): 1535〜154
3, 1983に記載されており、該文献に記載の方法あるい
はそれに準じて合成することができる。
【0021】プロアントシアニジンを含む植物抽出物の
アルコール発酵産物は、次のような公知の方法で得るこ
とができる。すなわち、ワイン、リンゴ酒等の単発酵式
発酵酒の場合は、果汁を酵母によりアルコール発酵させ
て製造する。例えば、ブドウ果汁からの赤ワインの製造
では、ブドウ果実を粉砕し酸化防止剤を加えた後、酒母
を2〜5%添加し、7〜10日間主発酵させる。次いで
圧搾して果皮および沈殿物を除き、発酵栓をつけた洋だ
るに移して、約10℃で残糖0.2%以下まで後発酵を
行う。酒石、タンニン、タンパク質等の沈殿物をおりび
きし、さらに数年間貯蔵熟成させて製造する。また、ビ
ールのような複発酵式発酵酒の場合は、穀物の澱粉を原
料とし、まずアミラーゼによる糖化を行い、次いでアル
コール発酵させて製造する。例えば、オオムギを主原料
としたビールの製造では、麦芽と水から麦汁を作り、酵
母を加えて発酵させる。7〜10℃で10日間主発酵を
行い、貯蔵タンクに移して、0〜2℃で60日間後発酵
を行わせる。後発酵終了後、濾過あるいは加熱殺菌を行
い目的の発酵産物を得る。
【0022】上記のアルコール発酵産物からのプロアン
トシアニジンの精製方法としては、前記精製方法Aで例
示したのと同様の方法があげられる。上記精製方法によ
り、塩類等水溶性のイオン性物質、糖類、多糖類等の非
イオン性物質、油分、色素等がアルコール発酵産物から
除去される結果、プロアントシアニジンを得ることがで
きる。
【0023】プロアントシアニジンを本発明の有効成分
として用いる場合、プロアントシアニジンは、一種また
は二種以上混合してもよい。具体的な例としては、ブド
ウ種子抽出物プロアントシアニジン、赤ワイン抽出精製
物、リンゴ由来プロアントシアニジン、マツ由来プロア
ントシアニジン、精製プロアントシアニジンオリゴマー
等があげられる。
【0024】次に、本発明の育毛食品あるいは経口育毛
剤の作用について、試験例により具体的に示す。
【0025】試験例−1 マウスの発毛に対する効果 小川らの方法[ザ ジャーナル オブ ダーマトロジー
(The Journal of Dermatology), 10: 45-54, 1983]を
参考に、マウスにおける発毛効果の試験を行った。
【0026】毛周期の休止期にある9週令のC3H/H
eSlc雄性マウス(一群4〜5匹)の背部毛を電気バ
リカンと電気シェーバーで注意深く剃毛した後、参考例
1および参考例2で得られるプロアントシアニジンサン
プルを飼育用粉末飼料(CE−2、日本クレア製)に加
え、自由摂取にて育毛試験を行った。対照群には、飼育
用粉末飼料(CE−2、日本クレア製)のみを自由摂取
で与えた。
【0027】試験開始後18日目のマウス背部皮膚を採
取し写真撮影を行った後、画像解析処理装置(アビオニ
クス社製、スピカII)を用いて背部皮膚全面積に対す
る発毛部の面積の百分率を求め、被検薬剤群の発毛率の
値から対照群の発毛率の値を差し引いた値を増加発毛面
積率(%)とした。試験サンプル、試験濃度および試験
結果を第1表に示す。
【0028】
【表1】
【0029】第1表に示すように、本発明のプロアント
シアニジン含有育毛食品および経口育毛剤では、著しい
マウスの毛成長促進効果が認められた。本発明の食品
は、食品原料、特にプロアントシアニジンを本来実質的
に含有しない食品原料に、プロアントシアニジンを0.
01%以上、好ましくは0.1〜50%、より好ましく
は1〜20%含有するようにプロアントシアニジンを純
品、精製物、粗精製物等の形態として添加し、一般的食
品製造方法を用いることにより加工製造することができ
る。
【0030】本発明の育毛食品の形態としては、錠剤、
カプセル剤、粉末、丸剤、ゼリー、飲料、冷凍食品、粉
末食品、シート状食品、瓶詰食品、缶詰食品、レトルト
食品等の形態の他、自然流動食、半消化栄養食、成分栄
養食等の加工形態等があげられ、食品に使われる一般的
な原料、例えば蛋白質、糖類、脂肪、微量元素、ビタミ
ン類、乳化剤、香料等を添加することができ、常法によ
り製造される。
【0031】食品の種類としては、ジュース類、清涼飲
料水、茶類、乳酸菌飲料、発酵乳、冷菓、乳製品(バタ
ー、チーズ、ヨーグルト、加工乳、脱脂乳等)、畜肉製
品(ハム、ソーセージ、ハンバーグ等)、魚肉練り製品
(蒲鉾、竹輪、さつま揚げ等)、卵製品(だし巻き、卵
豆腐等)、菓子類(クッキー、ゼリー、スナック菓子
等)、パン類、麺類、漬物類、燻製品、干物、佃煮、塩
蔵品、スープ類、調味料等があげられる。
【0032】本発明の経口育毛剤の形態としては、錠
剤、カプセル剤、粉末、丸剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、
シロップ剤、トローチ剤等があげられる。プロアントシ
アニジンの純品、精製物、粗精製物等をそのまま投与し
てもよいが、薬理的に許容される賦形剤とともに、錠
剤、カプセル剤、粉末、丸剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、
シロップ剤、トローチ剤等の形態で投与してもよい。賦
形剤としては、ソルビトール、ラクトース、グルコー
ス、乳糖等の糖類、デキストリン、澱粉、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム等の無機物、結晶セルロース、蒸留
水、ゴマ油、トウモロコシ油、オリーブ油、綿実油等、
一般に使用されているものであればいずれも用いること
ができる。製剤化する際には、結合剤、滑沢剤、分散
剤、懸濁剤、乳化剤、希釈剤、緩衝剤、抗酸化剤、細菌
抑制剤等の添加剤を用いることもできる。
【0033】経口育毛剤中のプロアントシアニジン含量
は、0.01%以上であり、0.1〜50%であるのが
好ましく、1〜20%であるのがより好ましい。プロア
ントシアニジンの経口投与量は、疾患の症状、患者の年
齢等により異なるが、通常成人一日あたり100〜10
000mg、好ましくは100〜2000mg、さらに
好ましくは200〜500mgである。
【0034】
【実施例】参考例−1 りんごジュースからのプロアン
トシアニジンB−2[エピカテキン−(4β→8)−エ
ピカテキン]の精製方法 りんごジュース5280kg(4倍濃縮液)を、水で平衡
化したダイヤイオンHP−20樹脂(三菱化学社製)を
充填したカラム(60cmφ×88.5cm :250L
体積)に通塔し、1000Lの脱塩水および500Lの
15%(V/V)メタノールでカラムを洗浄した。次
に、500Lの45%(V/V)メタノールで目的物を
溶出させた。この溶出物を乾固し、9450gの乾固物
を得た。
【0035】この乾固物の1465gを25%(V/
V)メタノールに溶解し、25%メタノールで平衡化し
たセファデックスLH−20(ファルマシア製)を充填
したカラム(18cmφ×39.3cm :10L体積)
に通塔し、20Lの25%(V/V)メタノール、20
Lの50%(V/V)メタノールで順次カラムを洗浄
後、20Lの75%(V/V)メタノールで目的物を溶
出させ、溶出物を乾固し、233gの乾固物を得た。
【0036】この乾固物の116gを脱塩水に溶解した
後、分取高速液体クロマトグラフィー(150mmφ×
1000mm :ODSカラム、メタノール/0.000
1%酢酸水溶液=12/88)で分離した。このように
して、16.5gのプロアントシアニジンB−2(純度
94%以上)を得た。 参考例−2 赤ワインからのプロアントシアニジンの精
製方法 赤ワイン16.2Lに精製水30Lを加え、水で平衡化
したダイヤイオンHP−20樹脂(三菱化成社製)を充
填したカラム(100mmφ×400mm :3L体積)
に通塔し、6Lの脱塩水および6Lの20%(V/V)
メタノール、さらに1.5Lの40%(V/V)メタノ
ールでカラムを洗浄した。次に、4.5Lの40%(V
/V)メタノールおよび3Lの60%(V/V)メタノ
ールで順次目的物を溶出させた。
【0037】この溶出物を濃縮後凍結乾燥し、約20g
のプロアントシアニジン部分精製物(各種プロアントシ
アニジン混合物、純度90%以上、カテキン:エピカテ
キン=1:6.2、平均重合度3.5)を得た。
【0038】実施例−1 飲料 参考例2で得られたプロアントシアニジンを用いて下記
の組成のように配合し、精製水を加えて全量を1000
mlとして、飲料を調製した。 赤ワイン精製プロアントシアニジン(参考例2) 1.0g 安息香酸ナトリウム 1.0g 果糖 10.0g 香料 適量 色素 適量
【0039】実施例−2 錠剤 参考例1で得られたプロアントシアニジンを用いて下記
の組成のように配合し、単発式打錠機で打錠して、直径
7mm、重量250mgの錠剤を製造した。 プロアントシアニジンB−2(参考例1) 10.0g 乳糖 90.0g 乾燥コーンスターチ 2.0g タルク 1.8g ステアリン酸カルシウム 0.2g
【0040】
【発明の効果】本発明により、プロアントシアニジンを
有効成分として含有する安全で有効な育毛食品および経
口育毛剤を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 7/06 // A61K 7/06 A23L 2/00 F Fターム(参考) 4B017 LC03 LG01 LG05 LG10 LP01 LP05 4B018 LB01 LB02 LB05 LB06 LB07 LB08 LB09 MD08 MD48 MD49 MD52 MD57 MD60 ME06 MF01 MF13 4C083 AA111 AA112 AB432 AC242 AC312 AC841 AC842 AD202 AD212 AD242 CC37 DD15 DD23 DD27 EE22 4C086 AA01 AA02 BA06 MA01 MA52 NA14 ZA92 4C088 AB03 AB12 AB51 AB56 AB59 AB73 AB83 AC04 AC05 AC11 AC13 BA09 BA10 CA03 MA07 MA52 NA14 ZA92

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロアントシアニジンを有効成分として
    含有する育毛食品。
  2. 【請求項2】 プロアントシアニジンを主成分とする植
    物抽出物またはその精製物を有効成分として含有する育
    毛食品。
  3. 【請求項3】 植物がブドウ属、リンゴ属、オオムギ
    属、ココヤシ属、カカオ属、マツ属、インゲン属または
    ナンキンマメ属の植物である請求項2記載の育毛食品。
  4. 【請求項4】 プロアントシアニジンを含む植物抽出物
    のアルコール発酵産物またはその精製物を有効成分とし
    て含有する育毛食品。
  5. 【請求項5】 植物がブドウ属、リンゴ属またはオオム
    ギ属の植物である請求項4記載の育毛食品。
  6. 【請求項6】 プロアントシアニジン含量が0.1〜5
    0%である請求項1〜5記載の育毛食品。
  7. 【請求項7】 プロアントシアニジン含量が1〜20%
    である請求項1〜5記載の育毛食品。
  8. 【請求項8】 プロアントシアニジンの成人一日あたり
    の摂取量が100〜2000mgである請求項1〜5記
    載の育毛食品。
  9. 【請求項9】 プロアントシアニジンを有効成分として
    含有する経口育毛剤。
  10. 【請求項10】 プロアントシアニジンを主成分とする
    植物抽出物またはその精製物を有効成分として含有する
    経口育毛剤。
  11. 【請求項11】 植物がブドウ属、リンゴ属、オオムギ
    属、ココヤシ属、カカオ属、マツ属、インゲン属または
    ナンキンマメ属の植物である請求項10記載の経口育毛
    剤。
  12. 【請求項12】 プロアントシアニジンを含む植物抽出
    物のアルコール発酵産物またはその精製物を有効成分と
    して含有する経口育毛剤。
  13. 【請求項13】 植物がブドウ属、リンゴ属またはオオ
    ムギ属の植物である請求項10記載の経口育毛剤。
  14. 【請求項14】 プロアントシアニジン含量が0.1〜
    50%である請求項9〜13記載の経口育毛剤。
  15. 【請求項15】 プロアントシアニジン含量が1〜20
    %である請求項9〜13記載の経口育毛剤。
  16. 【請求項16】 プロアントシアニジンの成人一日あた
    りの摂取量が100〜2000mgである請求項9〜1
    3記載の経口育毛剤。
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