JP2000203219A - タイヤ状態監視装置 - Google Patents

タイヤ状態監視装置

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JP2000203219A
JP2000203219A JP11006579A JP657999A JP2000203219A JP 2000203219 A JP2000203219 A JP 2000203219A JP 11006579 A JP11006579 A JP 11006579A JP 657999 A JP657999 A JP 657999A JP 2000203219 A JP2000203219 A JP 2000203219A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行開始直後に運転者に対してタイヤデータ
を供給することを可能にしたタイヤ状態監視装置を提供
する。 【解決手段】 タイヤ内の物理量を測定するセンサ1
と、センサ1からのデータを送信する送信器2と、セン
サ1及び送信器2の動作を制御する制御回路3と、制御
回路3に電力を供給する電源4と、タイヤの振動を検知
する振動スイッチ15と、送信器2から送信されるデー
タを受信する受信器6とを備え、制御回路3が振動発生
時にセンサ1によるデータ収集と送信器2によるデータ
送信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤの空気圧等
の状態を監視する装置に関し、さらに詳しくは、走行開
始直後に運転者に対してタイヤデータを供給することを
可能にしたタイヤ状態監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からタイヤの空気圧を常時監視する
装置として、圧力センサと送信器と電池とを備えたセン
サモジュールを車輪に装着し、圧力センサのデータを送
信器から送信する一方で、このデータを車両に取り付け
た受信器で受信し、これを適宜の表示装置に表示するシ
ステムが使用されている。
【0003】上記タイヤ空気圧監視装置においては、セ
ンサモジュールの電池寿命を延ばすために、遠心スイッ
チによる電流制御を行っている。即ち、遠心スイッチは
停車状態ではオフになるように設定され、車両が停止し
ている間はセンサモジュールの回路が作動せず、データ
は全く送信されないので、電池の消耗を抑えることが可
能になる。
【0004】しかしながら、上記遠心スイッチで電流制
御を行うようにしたタイヤ空気圧監視装置では、遠心ス
イッチが作動する速度に到達するまでデータが送信され
ないので、停車中にパンク等の異常が起きても、走行後
しばらくしないと運転者に警告されないという問題があ
った。このような異常データは、走行開始前又は走行開
始直後には運転者に対して警告されることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、走行
開始直後に運転者に対してタイヤデータを供給すること
を可能にしたタイヤ状態監視装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のタイヤ状態監視装置は、タイヤ内の物理量を
測定するセンサと、該センサからのデータを送信する送
信器と、前記センサ及び送信器の動作を制御する制御回
路と、該制御回路に電力を供給する電源と、前記タイヤ
の振動を検知する振動スイッチと、前記送信器から送信
されるデータを受信する受信器とを備え、前記制御回路
が振動発生時に前記センサによるデータ収集と前記送信
器によるデータ送信を行うようにしたことを特徴とする
ものである。
【0007】このようにタイヤ内の物理量(空気圧や温
度等)を常時監視する装置において、遠心スイッチより
も感度が高い振動スイッチを用いてタイヤの回転開始に
伴う振動を検知し、その振動発生時にセンサによるデー
タ収集と送信器によるデータ送信を行うので、走行開始
直後に運転者に対してタイヤデータを供給することがで
きる。そのため、タイヤに異常がある場合、運転者は速
度が上昇する前に運転を中止し、不要な事故を未然に防
止することができる。
【0008】本発明において、制御回路に送信器の送信
タイミングを制御する衝突防止タイマを設けることが好
ましい。即ち、センサや送信器や振動スイッチを含むセ
ンサモジュールを複数の車輪にそれぞれ装着する一方
で、送信データを共通の受信器で受信する場合、上述の
ように検出感度の高い振動スイッチでは複数の送信器か
ら同時にデータ送信が行われ、混信を生じるおそれがあ
る。そのため、制御回路に衝突防止タイマを組み込み、
振動スイッチがタイヤの回転開始を検知したときの初期
送信タイミングを制御することにより、複数のセンサモ
ジュールからの送信電波が互いに衝突することを回避で
きる。
【0009】また、受信器をイグニッションスイッチが
オフであるときも補助電源で作動するように構成し、該
受信器がイグニッションスイッチのオフ期間に送信器か
らデータを受信した場合、これをタイヤ盗難と判断して
盗難アラームを発することも可能である。この場合、本
発明のタイヤ状態監視装置に盗難防止装置としての機能
を付加することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
形態からなるタイヤ状態監視装置を例示するものであ
る。図において、タイヤ状態監視装置は、タイヤ内の物
理量を測定するセンサ1と、センサ1からのデータを送
信する送信器2と、これらセンサ1や送信器2の動作を
制御する制御回路3と、この制御回路3に電力を供給す
る電源4と、車両の走行状態を検知する遠心スイッチ5
と、タイヤの振動を検知する振動スイッチ15とを備え
たセンサモジュールを車輪に装着する一方で、送信器2
から送信されるデータを受信する受信器6を備えたディ
スプレイモジュールを車両側に搭載する構成になってい
る。
【0011】センサ1としては、タイヤ内の空気圧を測
定する圧力センサやタイヤ内の温度を測定する温度セン
サ等を使用することができる。また、これら圧力センサ
と温度センサとを併用し、温度による圧力変化の影響を
排除するために温度センサのデータを用いて圧力センサ
のデータを温度補償するようにしても良い。送信器2は
無線周波数(RF)信号でデータを送信するようになっ
ている。この送信器2のアンテナはセンサモジュールを
取り付けた車輪のホイールに接続される。
【0012】制御回路3はセンサ1と送信器2の駆動を
命令する理論演算回路(ALU)31と、センサ1のデ
ータを一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)32と、比較データを設定するためのリードオンリ
ーメモリ(EEPROM)33と、作動インターバルを
設定するためのインターバルタイマ34と、送信器2の
初期送信タイミングを制御するための衝突防止タイマ3
5と、振動スイッチ15を制御する振動スイッチコント
ローラ36と、電源4から供給される電力を分配する電
源コントローラ37とを備えている。複数のセンサモジ
ュールを1組として車両の複数のタイヤに装着する場
合、各センサモジュールの衝突防止タイマ35は初期送
信タイミングが互いに異なるように設定されている。ま
た、電源4には一次電池又は二次電池を使用することが
できる。
【0013】遠心スイッチ5はタイヤ回転により生じる
遠心力で作動するようになっている。即ち、遠心スイッ
チ5は停車時にはオフであるが、車両が所定の速度に到
達したときの遠心力を検知してオンになる。一方、振動
スイッチ15は、図2に示すように、筐体15aの内部
に振動子15bを収納した構造を有し、この振動子15
bの筐体15aに対する相対的な変位に基づいて作動す
るようになっている。即ち、振動スイッチ15は停車時
にはオフであるが、車両発進時のタイヤ回転開始に伴う
小さな振動を検知してオンになる。
【0014】上述のように遠心スイッチ5と振動スイッ
チ15との2系統のスイッチを備える場合、車両発進時
の検知を振動スイッチ15が担持し、走行時の検知を遠
心スイッチ5が担持する。そのため、振動スイッチ15
はタイヤ回転による遠心力Rで作動しないように、図2
のように筐体15aの長手方向をタイヤ回転方向Cに配
向させた状態でホイールに装着することが好ましい。
【0015】受信器6はイグニッションスイッチがオフ
であるときも補助電源で作動し、常時、最新データをメ
モリに更新するように構成されている。この受信器6が
イグニッションスイッチのオフ期間に送信器2からデー
タを受信した場合、ディスプレイモジュールは盗難アラ
ームを発するように設定されている。つまり、イグニッ
ションスイッチのオフ期間に生じる振動は運転開始に伴
うものではないので、タイヤの盗難と判断することがで
きる。振動スイッチ15の感度が高過ぎると盗難アラー
ムの誤報が起こりやすくなるが、このような誤報は振動
スイッチ15の感度を調整することにより回避できる。
また、タイヤの点検作業を行う場合に備えて、上記盗難
アラームをオフにするための点検モードスイッチを受信
器6に設けても良い。
【0016】図3は上記タイヤ状態監視装置の制御動作
を示すものである。即ち、イニシャル処理が行われた
後、タイヤの回転開始に伴う振動を検知して振動スイッ
チ15が立ち上がると、振動フラグをセットする。この
振動フラグのセットにより衝突防止タイマ35がオンに
なり、この衝突防止タイマ35が切れると、センサ1に
よりデータ収集を行い、送信器2からデータ送信を行
う。
【0017】一方、振動スイッチ15の立ち上がりが検
出されていないとき、タイヤの回転遠心力により遠心ス
イッチ5がオンになると、振動スイッチ15が依然とし
てオンのままであるか否かを確認する。この振動スイッ
チ15がオンであれば振動フラグをリセットし、データ
収集とデータ送信を行う。また、振動スイッチ15がオ
フであれば衝突防止タイマ35がオンになり、この衝突
防止タイマ35が切れた後にデータ収集とデータ送信を
行う。
【0018】データ送信が行われると、インターバルタ
イマ34がオンになり、このインターバルタイマ34が
切れた後に上記ルーチンを繰り返す。また、停車状態で
は、振動スイッチ15と遠心スイッチ5とがいずれもオ
ンにならないのでスリープモードとなり、スイッチ入力
があるまで待機する。
【0019】上述したタイヤ状態監視装置においては、
振動スイッチ15と遠心スイッチ5の2系統で走行状態
を検知し、タイヤの回転開始に伴う振動発生時及び車両
の走行時のみセンサ1によるデータ収集と送信器2によ
るデータ送信を行うことにより、電源4となる電池の消
耗を抑制することができる。
【0020】しかも、タイヤの回転開始に伴う振動を高
感度で検出可能な振動スイッチ15を用いることによ
り、走行開始直後に運転者に対してタイヤデータを供給
することができる。そのため、従来のように遠心スイッ
チがオンになる速度(例えば20km/h)までタイヤ
データが表示されないという不都合を生じることはな
い。
【0021】また、センサモジュールの制御回路3は衝
突防止タイマ35を備えており、振動スイッチ15がタ
イヤの回転開始を検知したとき、複数のセンサモジュー
ルからの通信が衝突しないようにセンサ1の初期送信タ
イミングを制御する。そのため、検出感度が高い振動ス
イッチ15を用いても送信電波の混信を防止することが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、タ
イヤ内の物理量を測定するセンサと、該センサからのデ
ータを送信する送信器と、センサ及び送信器の動作を制
御する制御回路と、該制御回路に電力を供給する電源
と、タイヤの振動を検知する振動スイッチと、送信器か
ら送信されるデータを受信する受信器とを備え、制御回
路が振動発生時にデータ収集とデータ送信を行うように
したことにより、走行開始直後に運転者に対してタイヤ
データを供給することができる。従って、タイヤに異常
がある場合、運転者は速度が上昇する前に運転を中止
し、不要な事故を未然に防止することができる。
【0023】また、本発明のタイヤ状態監視装置は、受
信器をイグニッションスイッチがオフであるときも補助
電源で作動するように構成し、該受信器がイグニッショ
ンスイッチのオフ期間に送信器からデータを受信した場
合にアラームを発するように設定すれば、盗難防止装置
として機能させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなるタイヤ状態監視装置
を示す回路図である。
【図2】本発明に使用する振動スイッチを例示する斜視
図である。
【図3】本発明の実施形態からなるタイヤ状態監視装置
の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 センサ 2 送信器 3 制御回路 4 電源 5 遠心スイッチ 6 受信器 15 振動スイッチ 35 衝突防止タイマ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ内の物理量を測定するセンサと、
    該センサからのデータを送信する送信器と、前記センサ
    及び送信器の動作を制御する制御回路と、該制御回路に
    電力を供給する電源と、前記タイヤの振動を検知する振
    動スイッチと、前記送信器から送信されるデータを受信
    する受信器とを備え、前記制御回路が振動発生時に前記
    センサによるデータ収集と前記送信器によるデータ送信
    を行うようにしたタイヤ状態監視装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路に前記送信器の送信タイミ
    ングを制御する衝突防止タイマを設けた請求項1に記載
    のタイヤ状態監視装置。
  3. 【請求項3】 前記受信器をイグニッションスイッチが
    オフであるときも補助電源で作動するように構成し、該
    受信器がイグニッションスイッチのオフ期間に前記送信
    器からデータを受信した場合、盗難アラームを発するよ
    うにした請求項1又は請求項2に記載のタイヤ状態監視
    装置。
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