JP2000203686A - アイスクリ―ム用包装材料、及びそれを使用した円錐型アイスクリ―ム包装体 - Google Patents

アイスクリ―ム用包装材料、及びそれを使用した円錐型アイスクリ―ム包装体

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JP2000203686A
JP2000203686A JP11010429A JP1042999A JP2000203686A JP 2000203686 A JP2000203686 A JP 2000203686A JP 11010429 A JP11010429 A JP 11010429A JP 1042999 A JP1042999 A JP 1042999A JP 2000203686 A JP2000203686 A JP 2000203686A
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ice cream
layer
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conical
package
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Masakatsu Nakajima
正勝 中島
Keisuke Inuzuka
啓祐 犬塚
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】極低温下において、シール部が界面剥離を起こ
さない仕様のアイスクリーム用包装材料、及び円錐型ア
イスクリーム包装体を提供すること。 【解決手段】積層体が、少なくともポリエチレンン樹脂
層6、紙基材層1、アルミニウム箔層3、プライマー処
理層4を有し、ホットメルト接着剤Hで接着される領域
部分に接着補強層が形成されたことを特徴とするアイス
クリーム用包装材料であり、接着補強層7が、プライマ
ー処理層の表面に形成されたことを特徴とし、接着補強
層が、バインダーにゴム系樹脂を含有したインキを塗布
して形成されたことを特徴とし、好ましくは、バインダ
ーが、ゴム系樹脂を50%以上含有していることを特徴
とする。また、このようなアイスクリーム用包装材料か
ら形成された円錐型アイスクリーム包装体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイスクリーム用
包装材料、及び円錐型アイスクリーム用包装体に関し、
更に詳しくは、アイスクリーム用包装材料の扇形ブラン
ク板の両端縁部を重ね合わせてシール部を形成してなる
円錐形状のアイスクリーム用包装体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、個食用のアイスクリームとして
は、カップ型、モナカ型、スティック型等の種々の形態
のものが開発され、提案されているが、それらの一つに
円錐型のアイスクリームがある。この円錐型のアイスク
リームは、通常、紙を主材とし、表面がアルミニウム
箔、裏面がポリエチレン樹脂で構成する積層体からなる
扇形ブランク板の両端縁部のシール部を重ね合わせて円
錐状に形成し、そして、コーン、アイスクリームを充填
包装してなるものである。この円錐型アイスクリーム用
包装体においては、内容物を冷凍固化させる時点で流動
しない程度に固化させなければならない。その目的のた
めに、液体窒素を噴霧している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような円錐型アイスクリーム用包装体においては、充填
時に、アイスクリームを冷凍固化させるための液体窒素
が超低温であるため、扇形ブランク板の両端縁部のシー
ル部を重ね合わせる接着剤として用いられているホット
メルト接着剤が界面剥離を起こし、内容物を保護する機
能をはたさなくなるため重大欠陥として市場クレームを
起こしやすいという問題がある。従来の包装材料のこの
問題点は、図1に示すように、被着体のポリエチレン樹
脂層とプライマー処理を行ったアルミニウム箔層とをホ
ットメルト接着剤で接着していたことにある。その理由
としては、一つには、ポリエチレン樹脂層とホットメル
ト接着剤との親和性は良好であるのに対して、アルミニ
ウム箔層とホットメルト接着剤との親和性がよくないと
いうこと。もう一つには、冷却された時の熱収縮率がポ
リエチレン樹脂層とアルミニウム箔層とで異なることが
あげられる。前者については、ホットメルト接着剤中に
含まれる粘着付与剤にアルミニウムと親和性の高い樹脂
を用いれば解決できる。一方、後者については、ポリエ
チレン樹脂層とホットメルト接着剤の樹脂とアルミニウ
ム箔という金属との物性の相違によるため、耐寒性に優
れたホットメルト接着剤を使用すると必然的に軟化点の
低いホットメルト接着剤を使用することになり、それに
伴い耐熱性が失われることになる。元来、ホットメルト
接着剤は、熱溶融後に塗布し、冷却固化することによ
り、接着を行われるという特徴を持っており、そのため
に、耐熱性に劣っている。通常のホットメルト接着剤の
使用温度領域は−20°Cから50°Cまでの範囲であ
る。極低温下(−20〜−196°C)では、樹脂のガ
ラス転移点を越えるため、接着性を持たなくなる。特
に、氷菓あるいは冷凍食品に用いる場合、確実に低温領
域を越えてしまうので、軟化点の低いホットメルト接着
剤を使用するが、その場合でも−35°C位が限界であ
る。
【0004】そこで、本発明は、極端に耐寒性を有しな
いホットメルト接着剤を使用した場合でも、液体窒素の
ような極低温下において、シール部が界面剥離を起こさ
ない仕様のアイスクリーム用包装材料、及びそれを使用
した円錐型アイスクリーム包装体を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決すべく種々研究の結果、本発明は、積層体からなる包
装材料の端縁を重ね合わせてホットメルト接着剤で接着
し、アイスクリームを充填して包装するアイスクリーム
用包装材料であって、前記積層体が、少なくともポリエ
チレンン樹脂層、紙基材層、アルミニウム箔層、プライ
マー処理層を有し、前記ホットメルト接着剤で接着され
る領域部分に接着補強層が形成されたことを特徴とする
アイスクリーム用包装材料であり、前記接着補強層が、
前記プライマー処理層の表面に形成されたことを特徴と
し、前記接着補強層が、バインダーにゴム系樹脂を含有
したインキを塗布して形成されたことを特徴とし、好ま
しくは、前記バインダーが、ゴム系樹脂を50%以上含
有していることを特徴とする。また、本発明は、ホット
メルト接着剤で接着される領域部分に接着補強層が形成
されたことを特徴とするアイスクリーム用包装材料から
扇形のブランクを形成し、この扇形のアイスクリーム用
包装材料の端縁を重ね合わせてホットメルト接着剤で接
着して円錐状に形成し、アイスクリームを充填して包装
したことを特徴とする円錐型アイスクリーム包装体であ
る。
【0006】本発明によれば、極端に耐寒性を有しない
ホットメルト接着剤を使用した場合でも、液体窒素のよ
うな極低温下において、シール部での接着で界面剥離を
起こさない仕様の円錐型アイスクリーム用包装体を得る
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記の本発明について以下に実施
の形態について詳しく説明する。図1、2は、本発明に
かかる円錐型アイスクリーム包装体を構成するアイスク
リーム用包装材料の例を示す構成図であり、図3は、図
1、2に示すアイスクリーム用包装材料から形成した扇
形のブランク板を示す平面図であり、図4は、図3に示
す扇形のブランク板から形成した円錐型アイスクリーム
包装体の一例を示す斜視図である。図5は、本発明にか
かる円錐型アイスクリーム包装体のシール部の概略断面
図であり、図6は、従来の円錐型アイスクリーム包装体
のシール部の概略断面図である。図7は、図4に示す円
錐型アイスクリーム包装体にコーン、アイスクリームを
充填包装した一例を示す斜視図であり、図8は、図7に
示す円錐型アイスクリーム包装体の開封状態を示す斜視
図である。
【0008】まず、本発明にかかる円錐型アイスクリー
ム包装体の包装材料のシール部以外の部分における材料
構成Aは、図1に示すように、紙基材1を主材とし、こ
の片面にラミネート用接着剤層2を介して、防水性、防
湿性等を有するアルミニウム箔層3を積層し、このアル
ミニウム箔層3の表面に印刷適性を付与するためのプラ
イマー処理層4を設け、そのプライマー処理層4を設け
たアルミニウム箔層3の上に、文字、図形、絵柄、その
他の所望の絵柄印刷層5を設け、他方、上記の紙基材1
の他方の面に、ポリエチレン樹脂層6を積層した構成か
らなるものである。
【0009】上記の例示は、本発明にかかる円錐型アイ
スクリーム包装体のアイスクリーム用包装材料の材料構
成の一例であり、本発明はこれによって限定されるもの
ではなく、紙基材を主材とし、表面にアルミニウム箔
層、裏面にポリエチレン樹脂層を有する構成のものであ
れば、いずれのものでも使用することができる。また、
上記の本発明にかかる円錐型アイスクリーム包装体にお
いては、図示しないが、必要ならば、上記の絵柄印刷層
5の上に、これを保護する保護膜層等を樹脂をビヒクル
の主成分とする組成物を使用して形成することもでき
る。
【0010】また、本発明にかかる円錐型アイスクリー
ム包装体のアイスクリーム用包装材料のシール部におけ
る材料構成Bは、図2に示すように、プライマー処理層
4を設けたアルミニウム箔層3の上に、絵柄印刷層5を
設ける代わりに、接着補強層7を設ける。この接着補強
層7を設けることによって、ホットメルト接着剤を使用
した場合でも、超低温において、シール部の接着で、界
面剥離を起こさない接着を行うことができる。
【0011】次に、本発明においては、上記で例示した
アイスクリーム用包装材料を使用して、円錐型アイスク
リーム包装体を製造することができる扇形のブランク板
Cを製造する。上記の図1、図2で示したアイスクリー
ム用包装材料を使用して、あらかじめ表面のシール部以
外の部分には、文字、図形、絵柄、その他の絵柄印刷層
5が設け、表面のシール部の接着領域には、接着補強層
7を設けておく。実際には、印刷時に絵柄印刷層5と接
着補強層7とを同時に設けることもできる。図3に示す
ように、アイスクリーム用包装材料から所定の扇形の型
抜き刃を使用して打ち抜いて扇形のブランク板Cを製造
する。そして、扇形のブランク板Cを打ち抜いた後、該
扇形のブランク板Cの表面の片端縁部のシール部に相当
する領域部分に接着補強層7が形成されることになる。
なお、図中、8は、後述するように、円錐型アイスクリ
ーム包装体を開封、除去する際の、開封帯Gの摘まみ部
を表している。この摘まみ部8を取っかかりとして円錐
型アイスクリーム包装体の胴部を開封することができ
る。また、図中、9、9は、円錐型アイスクリーム包装
体の開封帯Gを引き剥がす際に使用する開封用切れ目を
表している。必ずしも設ける必要はないが、開封用切れ
目9、9を設けることにより、開封が容易となる。上記
において、開封用切れ目9、9は、アイスクリームの大
きさ等によって、所望の間隔で2ないしそれ以上を設け
ることは任意である。また、図中、10は、上記のブラ
ンク板Cの表面の片端縁部の接着剤層7の部分と重ね合
わせて貼り合わせる裏面(ポリエチレン樹脂層)の他端
縁のシール部となる貼着部を表す。
【0012】次に、本発明においては、上記の図3に示
す扇形のブランク板Cを使用し、その表面の片端縁部の
接着剤層7と他端縁の裏面の貼着部10とを重ね合わ
せ、円錐状に巻き締めながら、その重合部分の両端縁部
をホットメルト接着剤を介して貼り合わせてシール部1
1を形成して、図4に示すようなコーン、アイスクリー
ム等を充填包装することができる円錐型アイスクリーム
包装体Dを製造するものである。
【0013】図5は、シール部11における概略断面図
である。一方、図6は従来品の概略断面図である。図5
に示すように、プライマー処理層4を設けたアルミニウ
ム箔層3とポリエチレン樹脂層6とを、アルミニウム箔
層3の表面にプライマー処理層4を設けた上に接着補強
層7を設けることによって、ホットメルト接着剤Hで接
着している。特に耐寒性を有していないホットメルト接
着剤を使用した場合でも、プライマー処理層4を設けた
アルミニウムとエチレン−酢酸ビニル共重合体系などの
ホットメルト接着剤との親和性を高くし、また両者の熱
収縮率の相違を緩和していることから、超低温下での剥
離を起こさない仕様となっている。
【0014】次に、本発明においては、上記で製造した
円錐型アイスクリーム包装体Dを使用し、該円錐型アイ
スクリーム包装体Dの上部の開口部から、まず、コーン
11を充填し、更に、該コーン12の中にアイスクリー
ム13を充填し、しかる後その開口部を、その円錐型ア
イスクリーム包装体Dの内面を対向させて、例えば、そ
の部分をヒートシールして上端シール部14を形成し
て、図7に示すように、本発明にかかるアイスクリーム
が充填された円錐型アイスクリーム包装体Eを製造する
ものである。なお、図中、摘まみ部8、開封切れ目9、
9等は、前述と同じ意味である。
【0015】次に、本発明において、上記のようにして
製造した円錐型アイスクリーム包装体Eを開封する方法
について説明すると、図8は、本発明にかかるアイスク
リーム包装体Eの開封状態を示す斜視図である。本発明
においては、図8に示すように、まず、円錐型アイスク
リーム包装体Eをの上端シール部14を手でもって引き
剥がし、次いで更に円錐型アイスクリーム包装体の開封
帯Gの摘まみ部8を手に持って開封用切れ目9、9に沿
って胴回りの方向に引き裂くと、開封帯Gが引き剥がさ
れて開封、除去され、アイスクリーム13、コーン12
が露出する。そして、本発明においては、上記のように
して露出したアイスクリーム13を食し、更に残余の円
錐型アイスクリーム包装体Fの残余部分15からコーン
12を抜き取り、残りのアイスクリーム13をコーン1
2と共に食するものである。
【0016】上記の例示は、本発明にかかる円錐型アイ
スクリーム包装体の一例であり、本発明はこれによって
限定されるものではない。
【0017】次に、本発明において、上記のような本発
明にかかる円錐型アイスクリーム包装体を構成するアイ
スクリーム用包装材料について説明すると、まず、本発
明において、紙基材1としては、これがアイスクリーム
用包装材料を構成する基本素材となることから、機械
的、物理的、化学的、その他等において優れた性質を有
するものを使用することができ、具体的には、例えば、
カップ原紙、合成紙、模造紙、薄葉紙、クレイコート
紙、クラフト紙、その他、各種の板紙、加工紙等の紙基
材を使用することができる。また、本発明において、紙
基材としては、70〜500g/m2 位のものを使用す
ることができる。
【0018】次に、紙基材1の表面にアルミニウム箔層
3を設ける。このアルミニウム箔層3は、耐水性、耐湿
性等を有する、太陽光等の光を遮光する、水蒸気、水、
ガス等を透過しない、金属調の外観を持っている、形状
の保持性があるなどの性質を持っている。アルミニウム
箔の厚さとしては、5〜30μmの範囲のものを使用す
ることができる。
【0019】次に、アルミニウム箔層3の表面には、印
刷適性を付与するために、プライマー処理層4を設け
る。このプライマー処理層4は、アルミニウム箔層3の
表面にエポキシ/メラミン、塩酢ビ、塩酢ビ/ウレタ
ン、ポリエステル/メラミン、セルロース/ウレタン、
アクリル/塩酢ビなどの樹脂を主成分とした塗布液をコ
ーティングしてアルミニウム箔の表面に薄膜を形成する
ことによって設けられる。
【0020】次に、プライマー処理層4を設けたアルミ
ニウム箔層3の表面に、絵柄印刷層5と接着補強層7と
を設ける。この絵柄印刷層5は、ブランク板Cの片端縁
部のシール部を除いた部分に設けるが、設ける方法とし
ては、一般的な印刷方法、例えば、グラビア印刷、オフ
セット印刷、凸版印刷、スクリーン印刷など、公知の印
刷方式で設けることができる。使用するインキとして
は、包装用インキを使用することができる。例えば、硝
化綿、ポリアミド樹脂などからなるグラビアインキなど
があげられる。接着補強層7は、ブランク板Cの片端縁
部のシール部に相当する接着領域に設ける。絵柄印刷層
5と同様に、印刷工程で設けることができる。使用する
インキとしては、ゴム系樹脂と他の樹脂との混合からな
るバインダー、色材、溶剤からなるインキで、このイン
キを塗布し、乾燥して接着補強層7を形成する。また、
このバインダーが、すくなくともゴム系樹脂を50%以
上含む樹脂成分からなることが好ましい。ゴム系樹脂と
しては、例えば、塩化ゴム、塩酸ゴム、環化ゴムなどが
あげられる。他の樹脂としては、例えば、アクリル系樹
脂、ニトロセルロース樹脂、ポリアミド樹脂などがあげ
られる。
【0021】次に、本発明において、扇形のブランク板
Cの両端縁部を重ね合わせた部分をシールする際に使用
するホットメルト接着剤Hとしては、例えば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリアクリル系、ポ
リオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリ
ウレタン系、エポキシ系、ゴム系、その他を主成分とす
るホットメルト型の接着剤を使用することができる。そ
して、その塗布方法としては、例えば、スプレーガン
(スプレーノズル)、ロールコーター(スポットコータ
ー)、その他の方式で行なうことができる。
【0022】次にまた、本発明において、ポリエチレン
樹脂層6としては、耐水性、耐湿度性などを有してお
り、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン等の
樹脂のフィルムないしシートを使用することができる。
上記の樹脂のフィルムの厚さとしては、10〜300μ
mの範囲、好ましくは、15〜100μmの範囲が望ま
しい。
【0023】また、本発明において、上記のような材料
の他に、例えば、耐薬品性、耐溶剤性、耐衛生性、その
他等の性質を充足するその他の材料を任意に使用するこ
とができ、具体的には、各種の樹脂のフィルム等をその
包装目的に応じて任意に選択し、積層して使用すること
ができる。
【0024】次に、本発明において、上記のような紙基
材1とアルミニウム層3とポリエチレン樹脂層6等の材
料を使用して、これらを積層する方法について説明する
と、かかる方法としては、通常の包装材料をラミネート
する方法、例えば、ウエットラミネーション法、ドライ
ラミネーション法、無溶剤型ドライラミネーション法、
押し出しラミネーション法、Tダイ共押し出し成形法、
共押し出しラミネーション法、その他等で行うことがで
きる。また、上記の積層を行う際に、必要ならば、例え
ば、コロナ処理、オゾン処理等の前処理をフィルムに施
すことができ、また、例えば、イソシアネート系(ウレ
タン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジェン系、
有機チタン系等のアンカーコーティング剤、あるいはポ
リウレタン系、ポリアクリル系、エポキシ系、ポリエス
テル系、ポリアミド系、ポリ酢酸ビニル系、その他等の
ラミネート用接着剤等の公知のアンカーコート剤、接着
剤等を使用することができる。
【0025】次に、本発明において、紙基材を主材とす
るアイスクリーム用包装材料から扇形のブランク板Cを
形成する方法は、例えば、所定の大きさの扇形の形抜き
刃をセットした打ち抜き加工機を使用し、これで、ロー
ル状、あるいはシート状の、紙基材を主材とするアイス
クリーム用包装材料を打ち抜き加工を行なうことにより
扇形のブランク板Cを製造することができる。
【0026】
【実施例】次に、上記の本発明について以下に実施例を
挙げて本発明を更に具体的に説明する。
【0027】まず、クレイコート紙(秤量81.5g/
m2 )の片面に、厚さ7μのアルミニウム箔を厚さ15
μの押し出しポリエチレン層によるウェットラミネーシ
ョンにより貼り合わせ、次に、アルミニウム箔の表面
に、塩酢ビ/アクリル樹脂からなるニスをコーティング
して薄膜を形成しプライマー処理層を設けた。他方、上
記のクレイコート紙のもう一方の面に、厚さ20μのポ
リエチレン層を押し出して設けた。つづいて、プライマ
ー処理層を設けたアルミニウム箔層の表面のブランクF
の片端縁部のシール部を除いた部分に硝化綿系インキを
使用して所望の絵柄、文字などを、ブランクFの片端縁
部のシール部に相当する接着領域に接着補強層としてバ
インダーの樹脂配合比(塩化ゴム樹脂:アクリル系樹
脂)が8:2のインキを使用して印刷した。次に、上記
で製造した積層体から所定の大きさの扇形のブランク板
を打ち抜き、つづいて、扇形のブランク板の一方の端縁
部にEVAのホットメルト型接着剤を塗布し、その両端
縁部の貼着部を重ね合わせてその部分をホットメルト型
接着剤を介して貼り合わせて、円錐型アイスクリーム包
装体を製造し、さらに、この円錐型アイスクリーム包装
体内に、常法によって、コーン、そして、アイスクリー
ムを充填包装してアイスクリーム包装体を製造した。上
記で製造したアイスクリーム包装体は、超低温下におい
ても、シール部が剥離して開くことがなく、その結果、
内容物の漏れがなく、また、外観を損なうこともなかっ
た。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、アイスクリーム用包装材料から扇形ブランク板
を形成し、その扇形ブランク板の両端縁部を重ね合わせ
てホットメルト接着剤で接着し円錐状に形成する円錐型
アイスクリーム用包装体において、あらかじめ扇形ブラ
ンク板のシール部に相当する接着領域に接着補強層を設
けておくことによって、扇形ブランク板の両端縁部を重
ね合わせてシール部を、極端に耐寒性を有しないホット
メルト接着剤を使用して接着し、形成して円錐状の円錐
型アイスクリーム用包装体を形成し、しかる後該円錐型
アイスクリーム用包装体内にコーン、およびアイスクリ
ームを充填包装して、液体窒素のような極低温下におい
て、シール部での接着で界面剥離を起こさない仕様の円
錐型アイスクリーム用包装体を製造できるるというもの
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるアイスクリーム用包装材料のシ
ール部以外の部分の構成の一例を示す断面図である。
【図2】本発明にかかるアイスクリーム用包装材料のシ
ール部の接着領域の構成の一例を示す断面図である。
【図3】本発明にかかるアイスクリーム用包装体の扇形
ブランクを示す展開図である。
【図4】図3に示す扇形のブランク板から形成した円錐
型アイスクリーム包装体の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明にかかる円錐型アイスクリーム包装体の
シール部の概略断面図である。
【図6】従来の円錐型アイスクリーム包装体のシール部
の概略断面図である。
【図7】図4に示す円錐型アイスクリーム包装体にコー
ン、アイスクリームを充填包装した一例を示す斜視図で
ある。
【図8】図7に示す円錐型アイスクリーム包装体の開封
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A アイスクリーム用包装材料(シール部分以外の部
分) B アイスクリーム用包装材料(シール部分) C 扇形のブランク板 D 円錐型アイスクリーム包装体(充填前) E 円錐型アイスクリーム包装体(充填後) F 円錐型アイスクリーム包装体(開封後) G 開封帯 H ホットメルト接着剤 1 紙基材 2 ラミネート用接着剤層 3 アルミニウム箔層 4 プライマー処理層 5 絵柄印刷層 6 ポリエチレン樹脂層 7 接着補強層 8 摘まみ部 9 開封用切れ目 10 他端縁の貼着部 11 シール部 12 コーン 13 アイスクリーム 14 上端シール部 15 アイスクリーム用包装材料の残余部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E035 AA17 BA07 BC01 BC02 BC03 CA07 4F100 AB10C AK04A AK15G AK15H AK25G AK25H AN02E AS00D BA05 BA07 BA10A BA10D CB03 CC00 CC00E DB15 DD01 DD11 DG10B EH46E GB15 GB23 HB31 JK01E JK06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層体からなる包装材料の端縁を重ね合
    わせてホットメルト接着剤で接着し、アイスクリームを
    充填して包装するアイスクリーム用包装材料であって、 前記積層体が、少なくともポリエチレンン樹脂層、紙基
    材層、アルミニウム箔層、プライマー処理層を有し、前
    記ホットメルト接着剤で接着される領域部分に接着補強
    層が形成されたことを特徴とするアイスクリーム用包装
    材料。
  2. 【請求項2】 前記接着補強層が、前記プライマー処理
    層の表面に形成されたことを特徴とする請求項1に記載
    のアイスクリーム用包装材料。
  3. 【請求項3】 前記接着補強層が、バインダーにゴム系
    樹脂を含有したインキを塗布して形成されたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のアイスクリーム用包装材
    料。
  4. 【請求項4】 前記バインダーが、ゴム系樹脂を50%
    以上含有していることを特徴とする請求項3に記載のア
    イスクリーム用包装材料。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載された
    扇形のアイスクリーム用包装材料の端縁を重ね合わせて
    ホットメルト接着剤で接着して円錐状に形成し、アイス
    クリームを充填して包装したことを特徴とする円錐型ア
    イスクリーム包装体。
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