JP2000203976A - 有機廃棄物の再生処理方法 - Google Patents

有機廃棄物の再生処理方法

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JP2000203976A
JP2000203976A JP2589299A JP2589299A JP2000203976A JP 2000203976 A JP2000203976 A JP 2000203976A JP 2589299 A JP2589299 A JP 2589299A JP 2589299 A JP2589299 A JP 2589299A JP 2000203976 A JP2000203976 A JP 2000203976A
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organic waste
manure
cut grass
promoting material
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Hiromichi Takeshima
弘道 武島
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Food Cycle Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事業所、一般家庭等から排出される生ごみ等
の有機廃棄物を再生処理して、家畜糞尿、剪定枝、刈
草、刈芝等の他の有機廃棄物の発酵を促進するための発
酵促進材として使用し、家畜糞尿等を堆肥として利用す
ることを可能とする有機廃棄物の再生処理方法を提供す
る。 【解決手段】 有機廃棄物に媒体材を混合して得られた
発酵促進材を、家畜糞尿、剪定枝、刈草、刈芝等の他の
有機廃棄物に混合して発酵を促進して堆肥を得る。媒体
材には、乾燥コーヒーかす、ふすままたは椰子殻繊維、
発酵菌を混合したものを使用することができる。乳牛糞
尿の堆肥化の場合には、乳牛糞尿1トンに対して発酵促
進材を0.4トン乃至0.6トン混合し、乳牛糞の堆肥
化の場合には、乳牛糞1トンに対して発酵促進材を0.
3トン乃至0.5トン混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機廃棄物の再生
処理方法に関し、特に、有機廃棄物に媒体材を混合して
得られた発酵促進材を、家畜糞尿、剪定枝、刈草、刈芝
等他の有機廃棄物に混合して発酵を促進して堆肥を得る
ことのできる有機廃棄物の再生処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその解決すべき課題】従来、事業所、
一般家庭等から排出される生ごみ等の有機廃棄物は、そ
の大部分が焼却処理、埋立地等への廃棄処分場等におけ
る廃棄処理等によって処理されてきた。
【0003】しかし、従来の処理方法では、ごみ焼却場
から排出されるダイオキシン汚染の問題や、廃棄処分場
における有機廃棄物に含まれる有害物質等の漏出による
環境汚染等の問題があり、さらに、最終処分場の能力に
も限界がある。
【0004】そのため、これら有機廃棄物を粉砕乾燥処
理して、堆肥として利用する等の提案がなされている
が、リサイクル率はまだ低いのが現状である。
【0005】一方、日本の畜産業は、後継者不足や、輸
入肉の増加、畜産農家等から発せられる悪臭等の環境問
題等により、生産高が減少する傾向にある。そこで、今
後良好な経営状態を得るためには、大規模経営を行う必
要があると言われている。
【0006】大規模経営を行う場合の問題点の一つとし
て、家畜の糞尿の処理方法が挙げられる。通常、乳牛の
糞尿は含水率が高く、窒素分が少なく発酵させるのが困
難であるため、乳牛糞尿をそのまま放置しただけでは発
酵が完了するのに1年間もかかり、プラントを使用して
も、プラントの使用前に夏場で2〜3週間、冬場は1ヶ
月以上かかって水分を減少させた後、プラントで1ヶ月
半程度の間発酵を促進する必要があるため、従来、乳牛
糞尿はほとんど生のまま畑等に入れて処理されている。
そのため、全国各地で悪臭、河川の汚染等の公害問題を
発生させている。
【0007】この糞尿の問題を解決するため、国、県、
市町村が補助金を出して堆肥製造設備等の設置を進めた
り、市町村が堆肥センターを建設して、地域内で発生し
た家畜の糞尿を処理する場合もある。
【0008】また、主に、公園、河川敷、道路、一般家
庭、ゴルフ場等において発生する剪定枝、刈草、刈芝等
の有機廃棄物についても、従来、焼却処理等によって処
理されてきたが、処理能力に限界があり、これらの有機
廃棄物についても処理に苦慮している。
【0009】また、これらの有機廃棄物についても、発
酵させて堆肥として使用する試みもなされているが、発
酵が良好に行われるか否かは天候や剪定枝、刈草及び刈
芝の種類、性状に影響されることも多く、特に、剪定枝
に幹、根株が多い場合には、窒素分が少なく発酵しにく
くなり、これまで効果的な処理方法が見出されていな
い。
【0010】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、事業所、一般家庭等から排出される
生ごみ等の有機廃棄物を再生処理して、畜産農家等で発
生する家畜糞尿、公園、河川敷、道路等で発生する剪定
枝、刈草、刈芝等の有機廃棄物の発酵を促進するための
発酵促進材として使用し、これら家畜糞尿、剪定枝等を
堆肥として利用することを可能とする有機廃棄物の再生
処理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、有機廃棄物の再生処理方法
であって、有機廃棄物に媒体材を混合して得られた発酵
促進材を、他の有機廃棄物に混合して発酵を促進して堆
肥を得ることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、前記媒体材は、乾
燥コーヒーかす、ふすままたは椰子殻繊維、発酵菌から
なることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、前記他の有機廃棄
物は、家畜糞尿であることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、前記家畜糞尿は乳
牛糞尿であって、該乳牛糞尿1トンに対して前記発酵促
進材を0.4トン乃至0.6トン混合することを特徴と
する。
【0015】請求項5記載の発明は、前記家畜糞尿は乳
牛糞であって、該乳牛糞1トンに対して前記発酵促進材
を0.3トン乃至0.5トン混合することを特徴とす
る。
【0016】請求項6記載の発明は、前記他の有機廃棄
物は、剪定枝、刈草または刈芝あるいはこれらの混合物
であることを特徴とする。
【0017】そして、請求項1記載の発明によれば、有
機廃棄物に媒体材を混合して得られた発酵促進材を、他
の有機廃棄物に混合して発酵を促進して堆肥を得るた
め、有機廃棄物を焼却廃棄等する必要がなく、有機廃棄
物から堆肥を得ることができて農作物の生産に利用する
ことができる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、前記媒体材
は、乾燥コーヒーかす、ふすままたは椰子殻繊維、発酵
菌からなるため、入手しやすい物質を利用して有機廃棄
物の再生処理を行うことができる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、有機廃棄物
に媒体材を混合して得られた発酵促進材を、家畜糞尿に
混合して発酵を促進して堆肥を得るため、有機廃棄物を
焼却廃棄等する必要がなく、また、家畜糞尿も生のまま
畑等に入れる等の必要がなく、さらに、家畜糞尿から堆
肥を得ることができて農作物の生産に利用することがで
きる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、前記家畜糞
尿は乳牛糞尿であって、該乳牛糞尿1トンに対して前記
発酵促進材を0.4トン乃至0.6トン混合するため、
乳牛糞尿を発酵させるための最適な含水率に調整するこ
とができて乳牛糞尿の発酵を従来よりも効率良く行うこ
とができるとともに、乳牛糞尿から堆肥を得ることがで
きる。
【0021】請求項5記載の発明によれば、前記家畜糞
尿は乳牛糞であって、該乳牛糞1トンに対して前記発酵
促進材を0.3トン乃至0.5トン混合するため、乳牛
糞尿を発酵させるための最適な含水率に調整することが
できて乳牛糞の発酵を従来よりも効率良く行うことがで
きるとともに、乳牛糞から堆肥を得ることができる。
【0022】請求項6記載の発明によれば、有機廃棄物
に媒体材を混合して得られた発酵促進材を、剪定枝、刈
草または刈芝、あるいはこれらの混合物に混合して発酵
を促進して堆肥を得るため、有機廃棄物を焼却廃棄等す
る必要がなく、剪定枝等から堆肥を得ることができて農
作物の生産に利用することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる有機廃棄物
の再生処理方法の実施の形態の具体例を図面を参照しな
がら説明する。
【0024】図1は、本発明にかかる有機廃棄物の再生
処理方法の概念を示す図である。この図に示すように、
まず、事業所、一般家庭等から排出される生ごみ等の有
機廃棄物を媒体材とともに生ごみ処理機に投入し、発酵
促進材を製造する。
【0025】ここで、使用される生ごみ処理機の種類、
大きさ等は特に限定されることはなく、例えば、攪拌羽
根を有する一般的な生ごみ処理機を使用することができ
る。
【0026】生ごみ処理機の性能としては、発酵槽内の
攪拌羽根により生ごみを効率良く破砕し、媒体材と生ご
みの混合を良好に行い、生ごみが含有している水分及び
発酵分解によって発生する水分を上部に排出することが
重要であり、発酵槽底部にパネルヒータ、発酵槽の上部
に温風ヒータを用いること等により、槽内温度を50℃
〜75℃に保持することによって槽内の水分を気化する
とともに、微生物の働きを安定化させることが重要であ
る。また、排気ファンにより気化された水分を発酵槽の
外に排出することも重要である。
【0027】媒体材としては、例えば、乾燥コーヒーか
す、ふすま(小麦の皮)または椰子殻繊維、発酵菌を混
合したものが使用される。
【0028】上記生ごみ処理機及び媒体材を使用して、
装置からの排出物(以後「発酵促進材」という)の含水
率を30%以下とすることが好適であり、発酵菌の働き
により病原菌等の繁殖を押さえることができる。
【0029】上記発酵促進材を、畜産農家、堆肥製造施
設等において、家畜糞尿と混合し、発酵の促進を図る。
尚、この発酵促進材は、家畜糞尿と混合して家畜糞尿の
水分を調節することにより発酵を促進するのみならず、
発酵促進材に含まれる発酵菌の働きによっても家畜糞尿
の発酵を促進するものであって、従来使用されているお
が粉等を使用して単に家畜糞尿の水分調整をするものと
は根本的に異なるものである。
【0030】また、現在では、家畜糞尿の水分調整をす
るために使用されるおが粉を入手するのが容易ではなく
比較的高価なものとなっているため、乾燥コーヒーか
す、ふすままたは椰子殻繊維、発酵菌を混合して得られ
た媒体材によって水分調整及び発酵促進を行うことは、
経済性の上からも好ましいものである。
【0031】上記のようにして得られた有機堆肥は農家
において利用され、農家で栽培された有機野菜は事業
所、一般家庭等に還元されて一連のサイクルが完了す
る。
【0032】図2は、本発明にかかる有機廃棄物の再生
処理方法のもう一つの実施例の概念を示す図である。本
実施例では、剪定枝、刈草、刈芝を堆肥化している。
【0033】この図に示すように、まず、上記実施例の
場合と同様に、事業所、一般家庭等から排出される生ご
み等の有機廃棄物を媒体材とともに生ごみ処理機に投入
し、発酵促進材を製造する。
【0034】上記発酵促進材を、公園、河川敷、道路、
一般家庭、ゴルフ場等において発生した剪定枝、刈草、
刈芝等と現場または堆肥製造施設等で混合し、発酵の促
進を図る。尚、剪定枝、刈草及び刈芝については、家畜
糞尿よりも含水率が少ないため、おが粉等を使用した水
分調整をする必要はなく、上記発酵促進材は、発酵促進
材に含まれる発酵菌の働きによって剪定枝、刈草及び刈
芝の発酵を促進するために使用される。
【0035】そして、得られた有機堆肥は農家、緑化事
業において利用され、農家で栽培された有機野菜は事業
所、一般家庭等に還元される。
【0036】以下、まず最初に、上記発酵促進材を乳牛
糞尿に対して使用する場合について説明する。
【0037】例えば、乳牛1頭が排泄する糞尿の量は、
糞が約30kg/日であり、尿が約20kg/日であ
り、合計約50kg/日である。また、糞尿の含水率は
約88%、糞のみの含水率は約81%である。
【0038】そして、発酵促進材の含水率を約20%と
すると、糞尿を発酵させるための最適な含水率は、65
±5%であるため、表1に示すように、乳牛の糞尿1ト
ン(t)に対して発酵促進材を0.4トン乃至0.6ト
ン混合すると最適な含水率となる。
【0039】
【表1】
【0040】一方、糞のみに対して発酵促進材を使用す
る場合には、表2に示すように、糞1トンに対して発酵
促進材を0.3トン乃至0.5トン混合すると最適な含
水率となる。
【0041】
【表2】
【0042】そして、上記のようにして乳牛糞尿を発酵
させると、約1ヶ月半以内に発酵が進み、堆肥として農
家等で利用することができる。
【0043】さらに、農家等において、上記乳牛糞尿を
堆肥として生産された農産物を、有機廃棄物の発生元で
ある事業所、一般家庭等が利用することで、有機廃棄物
を完全に再生処理することができる。
【0044】次に、上記発酵促進材を乳牛糞の発酵に使
用した場合の試験例について説明する。
【0045】ファミリーレストランから排出された生ご
みに、乾燥コーヒーかす、ふすま、発酵菌を混合して得
られた発酵促進材と、乳牛糞とを牧場において混合比を
変えて混合し、発酵温度を測定した。
【0046】試験方法としては、1.5トンの発酵促進
材を2山に分け、この山と同量の乳牛糞を3山に分け、
上記発酵促進材と乳牛糞を、図3に示すように、発酵促
進材1:乳牛糞1(ケースA)、発酵促進材1:乳牛糞
2(ケースB)の2ケースについて乳牛糞の発酵温度を
測定した。
【0047】尚、4日乃至2週間に一回の割合で、発酵
促進材と乳牛糞との混合及び好気性発酵菌を大気に効率
的に触れさせることを目的として、両者を攪拌、転置す
るいわゆる切り返しを行ない、乳牛糞の発酵臭が弱くな
った時点で試験を終了することとした。
【0048】次に、上記試験の結果について、乳牛糞の
発酵温度の推移を示す図4を参照しながら説明する。
【0049】(1)ケースAについては、1日目の発酵
温度が63℃、ケースBについては発酵温度が38℃
と、発酵の立ち上がりはケースAの方が早く、ケースB
が60℃台に達したのは試験開始後8日目であった。 (2)ケースAは1日目から19日目まで、略々60℃
台の前半を安定して推移した。一方、ケースBは12日
目に70℃に達した。ケースBはケースAに比較して発
酵の立ち上がりは遅かったが、70℃に達するのはケー
スAより早いという結果になった。 (3)ケースAは20日目に急激に温度が上昇して80
℃台に達し、その後試験の完了まで高い温度を保った。
一方、ケースBは12日目から70℃台となり以後も安
定した温度を維持した。 (4)ケースAは20日目以降の80℃台の高い温度で
の発酵により焼けた状態となった。一方、ケースBは8
0℃台に達することはなかった。尚、発酵温度の最適値
は、60〜80℃であり、80℃を越えると水を掛ける
等して温度を下げた方がより良いといわれている。 (5)発酵臭は、1ヶ月を経過した程度から、ケース
A、Bともに弱くなった。 (6)以上、今回の試験によって、発酵促進材が乳牛糞
の発酵促進に有効であることが明確に認められた。乳牛
糞尿と発酵促進材との混合比の点で、ケースA、Bとも
特に問題はないが、ケースAの場合の発酵温度の上昇に
対しては適正な温度管理が要求される。
【0050】尚、上記実施例においては、発酵促進材を
乳牛糞尿に使用した場合について説明したが、他の肉牛
糞、豚糞その他含水率の高い有機廃棄物についても同様
に適用することができる。
【0051】次に、上記発酵促進材を剪定枝及び刈草に
対して使用する場合について説明する。
【0052】例えば、剪定枝の含水率を35%、刈草の
含水率を75%とし、剪定枝3:刈草7の割合で混合す
ると、混合物の含水率は63%となり、発酵させるため
の最適な含水率65±5%の範囲に入るため、上記乳牛
糞尿の場合のような水分調整の必要はない。
【0053】そのため、従来は、おが粉等の添加物を使
用することなく、混合物をそのまま放置して発酵させて
いる。この場合、むしろ発酵により混合物の温度が上が
りすぎて発酵の促進が妨げられるため、1週間に1回程
度切り返しを行う際に散水をして水分を加えている。ま
た、剪定枝に幹、根株が多い場合には、窒素分が少なく
発酵しにくくなる。
【0054】本発明では、このような剪定枝及び刈草に
ついても発酵促進材を加えて発酵を促進し、堆肥として
農家等で利用することを可能としている。
【0055】以下、上記発酵促進材を剪定枝及び刈草の
発酵に使用した場合の試験例について説明する。
【0056】試験方法としては、細かく破砕された剪定
枝1000リットルと、刈草1000リットルの山を2
つ作り、図5に示すように、1つの山に発酵促進材20
リットルを混合したもの(ケースA)、もう一方の山
は、発酵促進材を加えずにそのままの状態として(ケー
スB)、これらの山の発酵温度を測定した。尚、使用し
た発酵促進材は、ファミリーレストランから排出された
生ごみに、乾燥コーヒーかす、椰子殻繊維、発酵菌を混
合して得られたものである。
【0057】尚、10日に一回の割合で、発酵促進材と
剪定枝及び刈草との混合及び好気性発酵菌を大気に効率
的に触れさせることを目的として切り返しを行なった。
【0058】次に、上記試験の結果について、剪定枝及
び刈草の発酵温度の推移を示す図6を参照しながら説明
する。
【0059】(1)ケースAについては、発酵促進材を
混合した翌日から発酵温度が60℃台に達し、7日目に
は既に80℃に達した。一方、ケースBについては、発
酵温度が60℃台に達したのは試験開始後15日目であ
った。 (2)ケースAは、70℃台に達した後も安定して70
℃以上を保持したが、ケースBについては、65℃が最
高であって、70℃に達することはなかった。 (3)以上、今回の試験によって、ケースAはケースB
よりも温度の上昇が早く、発酵温度も安定して高水準を
推移しており、発酵促進材が剪定枝及び刈草の発酵促進
に有効であることが明確に認められた。
【0060】尚、上記試験例においては、発酵促進材を
家畜糞尿、剪定枝及び刈草等の有機廃棄物に混合し、屋
外にそのまま放置して数回の切り返しを行うことによっ
て発酵を促進したが、発酵用回転ドラム、回転アームを
有する屋根付き円形発酵装置、撹拌装置を有する横型発
酵槽、複数の回転羽根を備えた円筒状発酵槽等従来より
一般的に使用されているプラントにおいても同様に使用
できる。
【0061】また、上記実施例においては、有機廃棄物
に媒体材を混合して得られた発酵促進材を加えることに
よって堆肥化される他の有機廃棄物として、家畜糞尿、
剪定枝、刈草、刈芝等の場合について説明したが、その
他の有機廃棄物、例えば、農家、市場、農協等において
発生する農作物の残渣等の有機廃棄物についても本発明
を適用することができる。
【0062】さらに、媒体材とともに生ごみ処理機に投
入され、発酵促進材を製造するための事業所、一般家庭
等から排出される生ごみ等の有機廃棄物についても、事
業所等から排出された生ごみ等をそのまま使用する場合
に限られず、予め減容したものを使用できることはもち
ろんである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、有機廃棄物を焼却廃棄等する必要がないた
め、環境汚染を生じさせることがないとともに、有機廃
棄物から堆肥を得ることができて農作物の生産に有効利
用することが可能な有機廃棄物の再生処理方法を提供す
ることができる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、入手しやす
い物質を利用して、安価に行うことができる有機廃棄物
の再生処理方法を提供することができる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、有機廃棄物
を焼却廃棄等する必要がなく、家畜糞尿も生のまま畑等
に入れる等の必要がないため、環境汚染を生じさせるこ
とがないとともに、家畜糞尿から堆肥を得ることができ
て農作物の生産に有効利用することが可能な有機廃棄物
の再生処理方法を提供することができる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、乳牛糞尿の
発酵を従来よりも効率良く行うことができるとともに、
乳牛糞尿から堆肥を得ることが可能な有機廃棄物の再生
処理方法を提供することができる。
【0067】請求項5記載の発明によれば、乳牛糞の発
酵を従来よりも効率良く行うことができるとともに、乳
牛糞から堆肥を得ることが可能な有機廃棄物の再生処理
方法を提供することができる。
【0068】請求項6記載の発明によれば、有機廃棄物
を焼却廃棄等する必要がなく、剪定枝等から堆肥を得る
ことができて農作物の生産に有効利用することが可能な
有機廃棄物の再生処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる有機廃棄物の再生処理方法の一
実施例を示す概念図である。
【図2】本発明にかかる有機廃棄物の再生処理方法のも
う一つの実施例を示す概念図である。
【図3】本発明にかかる有機廃棄物の再生処理方法の試
験例において、発酵促進材と、乳牛糞の混合要領を説明
するための概略図である。
【図4】本発明にかかる有機廃棄物の再生処理方法の試
験例において、乳牛糞の発酵温度の推移を示すグラフで
ある。
【図5】本発明にかかる有機廃棄物の再生処理方法の試
験例において、剪定枝及び刈草と発酵促進材の混合要領
を説明するための概略図である。
【図6】本発明にかかる有機廃棄物の再生処理方法の試
験例において、剪定枝及び刈草の発酵温度の推移を示す
グラフである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機廃棄物に媒体材を混合して得られた
    発酵促進材を、他の有機廃棄物に混合して発酵を促進し
    て堆肥を得ることを特徴とする有機廃棄物の再生処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記媒体材は、乾燥コーヒーかす、ふす
    ままたは椰子殻繊維、発酵菌からなることを特徴とする
    請求項1記載の有機廃棄物の再生処理方法。
  3. 【請求項3】 前記他の有機廃棄物は、家畜糞尿である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の有機廃棄物の
    再生処理方法。
  4. 【請求項4】 前記家畜糞尿は乳牛糞尿であって、該乳
    牛糞尿1トンに対して前記発酵促進材を0.4トン乃至
    0.6トン混合することを特徴とする請求項3記載の有
    機廃棄物の再生処理方法。
  5. 【請求項5】 前記家畜糞尿は乳牛糞であって、該乳牛
    糞1トンに対して前記発酵促進材を0.3トン乃至0.
    5トン混合することを特徴とする請求項3記載の有機廃
    棄物の再生処理方法。
  6. 【請求項6】 前記他の有機廃棄物は、剪定枝、刈草ま
    たは刈芝、あるいはこれらの混合物であることを特徴と
    する請求項1または2記載の有機廃棄物の再生処理方
    法。
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