JP2000204391A - 食用油浄化装置 - Google Patents
食用油浄化装置Info
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- JP2000204391A JP2000204391A JP293999A JP293999A JP2000204391A JP 2000204391 A JP2000204391 A JP 2000204391A JP 293999 A JP293999 A JP 293999A JP 293999 A JP293999 A JP 293999A JP 2000204391 A JP2000204391 A JP 2000204391A
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- oil
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/74—Recovery of fats, fatty oils, fatty acids or other fatty substances, e.g. lanolin or waxes
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- Edible Oils And Fats (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用済みの食用油中の劣化成分を短時間で十
分に除去できる食用油浄化装置を得ることを目的とす
る。 【解決手段】 使用済みの食用油と劣化成分を吸着する
食用油浄化組成物とを混合する撹拌機5と、劣化成分を
吸着した食用油浄化組成物と食用油とを固液分離するフ
ィルタ7を有する収納容器6と、撹拌機5と収納容器6
とを備えた第1槽2と、フィルタ7により食用油浄化組
成物が除去されて浄化された食用油が配管を通って第1
槽2から流入する第2槽10と、第2槽10を負圧にす
る真空装置9と、第2槽10を負圧に調整する負圧調整
弁8と、食用油を第2槽10から取り出す浄化油取り出
し部11とを有する食用油浄化装置1とする。
分に除去できる食用油浄化装置を得ることを目的とす
る。 【解決手段】 使用済みの食用油と劣化成分を吸着する
食用油浄化組成物とを混合する撹拌機5と、劣化成分を
吸着した食用油浄化組成物と食用油とを固液分離するフ
ィルタ7を有する収納容器6と、撹拌機5と収納容器6
とを備えた第1槽2と、フィルタ7により食用油浄化組
成物が除去されて浄化された食用油が配管を通って第1
槽2から流入する第2槽10と、第2槽10を負圧にす
る真空装置9と、第2槽10を負圧に調整する負圧調整
弁8と、食用油を第2槽10から取り出す浄化油取り出
し部11とを有する食用油浄化装置1とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、褐色に変色した使
用済みのてんぷら油、サラダ油等の食用油を浄化して化
学的に再生する食用油浄化装置に関するものである。
用済みのてんぷら油、サラダ油等の食用油を浄化して化
学的に再生する食用油浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】てんぷらやフライ等の料理に使用された
食用油を保存して再度使用する場合、油中に浮遊する揚
げ玉等の食品屑を濾過して取り除いてから保存するのが
常である。この際に、積極的に食用油の劣化を防止する
ため、浄化剤を投入し、使用済み油中の劣化成分を浄化
剤に吸着させることが行われている。そして、この目的
で使用される浄化剤としては、活性炭、活性白土、活性
アルミナ等がある。
食用油を保存して再度使用する場合、油中に浮遊する揚
げ玉等の食品屑を濾過して取り除いてから保存するのが
常である。この際に、積極的に食用油の劣化を防止する
ため、浄化剤を投入し、使用済み油中の劣化成分を浄化
剤に吸着させることが行われている。そして、この目的
で使用される浄化剤としては、活性炭、活性白土、活性
アルミナ等がある。
【0003】ここで、食用油は、揚げ物中に高温で空気
や水と接触し、揚げ物中の水分により加水分解し、遊離
脂肪酸を生成する。また、空気中の酸素により熱酸化さ
れ、過酸化物を生成する。これら生成された劣化成分は
人の健康に悪影響を及ぼすことが考えられることから、
食用油を再度使用する場合には除去しておくのが望まし
い。また、食用油を浄化せずに再使用すると、揚げ物の
成分や揚げ玉等の食品屑などの褐変物質により揚げ物に
色の変化が生じたり、種物より移行した悪臭など付加さ
れる。
や水と接触し、揚げ物中の水分により加水分解し、遊離
脂肪酸を生成する。また、空気中の酸素により熱酸化さ
れ、過酸化物を生成する。これら生成された劣化成分は
人の健康に悪影響を及ぼすことが考えられることから、
食用油を再度使用する場合には除去しておくのが望まし
い。また、食用油を浄化せずに再使用すると、揚げ物の
成分や揚げ玉等の食品屑などの褐変物質により揚げ物に
色の変化が生じたり、種物より移行した悪臭など付加さ
れる。
【0004】そこで、従来より様々な浄化装置が提案さ
れている。
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、特開昭56−
15646号公報において、使用済み油と浄化剤とを混
合し、浄化剤により使用済み油中の劣化成分を吸着除去
し、自然濾過法により目の細かいフィルタを通して浄化
油を得る技術が提案されている。
15646号公報において、使用済み油と浄化剤とを混
合し、浄化剤により使用済み油中の劣化成分を吸着除去
し、自然濾過法により目の細かいフィルタを通して浄化
油を得る技術が提案されている。
【0006】しかしながら、これによれば、濾過開始当
初は順調に濾過されるものの、濾過を促進させるのは油
の自重以外にはないこと、および時間の経過に伴い浄化
剤がフィルタの目を塞いでしまうことにより、濾過に長
時間を要するという問題点がある。
初は順調に濾過されるものの、濾過を促進させるのは油
の自重以外にはないこと、および時間の経過に伴い浄化
剤がフィルタの目を塞いでしまうことにより、濾過に長
時間を要するという問題点がある。
【0007】また、特開昭60−226598号公報に
提案されているような吸引濾過法を用いれば濾過時間は
早くなるが、使用済み劣化油と浄化剤との接触時間が短
くなるので、浄化剤が使用済み油中の劣化成分を十分吸
着することができずに浄化が不十分になるという問題点
がある。
提案されているような吸引濾過法を用いれば濾過時間は
早くなるが、使用済み劣化油と浄化剤との接触時間が短
くなるので、浄化剤が使用済み油中の劣化成分を十分吸
着することができずに浄化が不十分になるという問題点
がある。
【0008】特に、ファミリーレストラン、居酒屋、フ
ァーストフード等の外食産業において食用油の浄化装置
を用いる場合には、業務終了後に短時間で浄化を行わな
ければならいという制約があるので、上記2つの問題点
はより顕在化されることになる。
ァーストフード等の外食産業において食用油の浄化装置
を用いる場合には、業務終了後に短時間で浄化を行わな
ければならいという制約があるので、上記2つの問題点
はより顕在化されることになる。
【0009】ここで、一般的に、食用油の品質は以下に
示す物性値により評価されるので、食用油の浄化にはこ
れらの項目のレベルを低減することが必要である。すな
わち、その項目とは、酸価(以下、「AV値」とい
う。)、過酸化物価(以下、「POV値」という。)お
よび黄色度(以下、「N値」という。)である。なお、
AV値とは加水分解により生じた遊離脂肪酸の量を示
し、POV値とはアルデヒド、ケトン等の過酸化物の量
を示し、N値とは黄色味の強さを示す。そして、熱酸化
や熱重合の結果、食用油の黄色味が増加してN値が悪化
する。N値については、規定試料のXYZ着色系におけ
る三刺激値であるX,Y,Z(ASTM D1925)
を用いて、N値=100(1.28X−1.06Z)/
Yと定義される。
示す物性値により評価されるので、食用油の浄化にはこ
れらの項目のレベルを低減することが必要である。すな
わち、その項目とは、酸価(以下、「AV値」とい
う。)、過酸化物価(以下、「POV値」という。)お
よび黄色度(以下、「N値」という。)である。なお、
AV値とは加水分解により生じた遊離脂肪酸の量を示
し、POV値とはアルデヒド、ケトン等の過酸化物の量
を示し、N値とは黄色味の強さを示す。そして、熱酸化
や熱重合の結果、食用油の黄色味が増加してN値が悪化
する。N値については、規定試料のXYZ着色系におけ
る三刺激値であるX,Y,Z(ASTM D1925)
を用いて、N値=100(1.28X−1.06Z)/
Yと定義される。
【0010】そこで、本発明は、使用済みの食用油中の
劣化成分を短時間で十分に除去することのできる食用油
浄化装置を提供することを目的とする。
劣化成分を短時間で十分に除去することのできる食用油
浄化装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の食用油浄化装置は、使用済みの食用油と劣
化成分を吸着する食用油浄化組成物とを混合する撹拌機
と、劣化成分を吸着した食用油浄化組成物と食用油とを
固液分離するフィルタを有する収納容器と、撹拌機と収
納容器とを備えた第1槽と、フィルタにより食用油浄化
組成物が除去されて浄化された食用油が配管を通って第
1槽から流入する第2槽と、第2槽を負圧にする真空装
置と、第2槽を負圧に調整する負圧調整弁と、食用油を
第2槽から取り出す浄化油取り出し部とを有する構成と
したものである。
に、本発明の食用油浄化装置は、使用済みの食用油と劣
化成分を吸着する食用油浄化組成物とを混合する撹拌機
と、劣化成分を吸着した食用油浄化組成物と食用油とを
固液分離するフィルタを有する収納容器と、撹拌機と収
納容器とを備えた第1槽と、フィルタにより食用油浄化
組成物が除去されて浄化された食用油が配管を通って第
1槽から流入する第2槽と、第2槽を負圧にする真空装
置と、第2槽を負圧に調整する負圧調整弁と、食用油を
第2槽から取り出す浄化油取り出し部とを有する構成と
したものである。
【0012】これにより、使用済みの食用油中の劣化成
分を短時間で十分に除去することが可能になる。
分を短時間で十分に除去することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、使用済みの食用油と劣化成分を吸着する食用油浄化
組成物とを混合する撹拌機と、劣化成分を吸着した食用
油浄化組成物と食用油とを固液分離するフィルタを有す
る収納容器と、撹拌機と収納容器とを備えた第1槽と、
フィルタにより食用油浄化組成物が除去されて浄化され
た食用油が配管を通って第1槽から流入する第2槽と、
第2槽を負圧にする真空装置と、第2槽を負圧に調整す
る負圧調整弁と、食用油を第2槽から取り出す浄化油取
り出し部よりなる食用油浄化装置であり、第1槽と第2
槽との差圧により強制的に第1槽から第2槽に導かれる
食用油から劣化成分を吸着した食用油浄化組成物がフィ
ルタにより除去されるので、使用済みの食用油中の劣化
成分を短時間で十分に除去することが可能になるという
作用を有する。
は、使用済みの食用油と劣化成分を吸着する食用油浄化
組成物とを混合する撹拌機と、劣化成分を吸着した食用
油浄化組成物と食用油とを固液分離するフィルタを有す
る収納容器と、撹拌機と収納容器とを備えた第1槽と、
フィルタにより食用油浄化組成物が除去されて浄化され
た食用油が配管を通って第1槽から流入する第2槽と、
第2槽を負圧にする真空装置と、第2槽を負圧に調整す
る負圧調整弁と、食用油を第2槽から取り出す浄化油取
り出し部よりなる食用油浄化装置であり、第1槽と第2
槽との差圧により強制的に第1槽から第2槽に導かれる
食用油から劣化成分を吸着した食用油浄化組成物がフィ
ルタにより除去されるので、使用済みの食用油中の劣化
成分を短時間で十分に除去することが可能になるという
作用を有する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、真空装置は水の循環により発生
する負圧を利用して第2槽を負圧にする食用油浄化装置
であり、簡単な構造の真空装置が作成されるとともに、
振動や騒音等の発生が少ないために作業環境を良好に保
つことができるという作用を有する。
1記載の発明において、真空装置は水の循環により発生
する負圧を利用して第2槽を負圧にする食用油浄化装置
であり、簡単な構造の真空装置が作成されるとともに、
振動や騒音等の発生が少ないために作業環境を良好に保
つことができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、使用済
みの食用油と劣化成分を吸着する食用油浄化組成物とを
混合する撹拌機と、劣化成分を吸着した食用油浄化組成
物と食用油とを固液分離するフィルタを有する収納容器
と、撹拌機と収納容器とを備えた第1槽と、配管によっ
て第1槽と連通された第2槽と、配管に取り付けられ、
フィルタにより食用油浄化組成物が除去されて浄化され
た食用油を第2槽を正圧にして第1槽から第2槽へと移
送する移送ポンプと、第2槽を正圧に調整する正圧調整
弁と、食用油を第2槽から取り出す浄化油取り出し部よ
りなる食用油浄化装置であり、第1槽と第2槽との差圧
により強制的に第1槽から第2槽に導かれる食用油から
劣化成分を吸着した食用油浄化組成物がフィルタにより
除去されるので、使用済みの食用油中の劣化成分を短時
間で十分に除去することが可能になるという作用を有す
る。
みの食用油と劣化成分を吸着する食用油浄化組成物とを
混合する撹拌機と、劣化成分を吸着した食用油浄化組成
物と食用油とを固液分離するフィルタを有する収納容器
と、撹拌機と収納容器とを備えた第1槽と、配管によっ
て第1槽と連通された第2槽と、配管に取り付けられ、
フィルタにより食用油浄化組成物が除去されて浄化され
た食用油を第2槽を正圧にして第1槽から第2槽へと移
送する移送ポンプと、第2槽を正圧に調整する正圧調整
弁と、食用油を第2槽から取り出す浄化油取り出し部よ
りなる食用油浄化装置であり、第1槽と第2槽との差圧
により強制的に第1槽から第2槽に導かれる食用油から
劣化成分を吸着した食用油浄化組成物がフィルタにより
除去されるので、使用済みの食用油中の劣化成分を短時
間で十分に除去することが可能になるという作用を有す
る。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3の何れか一項に記載の発明において、配管には、
食用油が第1槽から第2槽へ流入するのを制御する流入
制御弁が取り付けられている食用油浄化装置であり、使
用済みの食用油中の劣化成分を短時間で十分に除去する
ことが可能になるという作用を有する。
1〜3の何れか一項に記載の発明において、配管には、
食用油が第1槽から第2槽へ流入するのを制御する流入
制御弁が取り付けられている食用油浄化装置であり、使
用済みの食用油中の劣化成分を短時間で十分に除去する
ことが可能になるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1〜4の何れか一項に記載の発明において、フィルタ
は、食用油浄化組成物よりも細かい目を有して第1槽内
に向けて配置された第1フィルタ部と、第1フィルタ部
よりも細かい目を有して第2槽側に向けて配置された第
2フィルタ部とから構成されている食用油浄化装置であ
り、透明度の高い浄化油を得ることが可能になるという
作用を有する。
1〜4の何れか一項に記載の発明において、フィルタ
は、食用油浄化組成物よりも細かい目を有して第1槽内
に向けて配置された第1フィルタ部と、第1フィルタ部
よりも細かい目を有して第2槽側に向けて配置された第
2フィルタ部とから構成されている食用油浄化装置であ
り、透明度の高い浄化油を得ることが可能になるという
作用を有する。
【0018】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1〜5の何れか一項に記載の発明において、第1フィル
タ部と第2フィルタ部との間には空隙が形成されている
食用油浄化装置であり、フィルタにおける目詰まりが防
止されて濾過をスムーズに行うことが可能になるという
作用を有する。
1〜5の何れか一項に記載の発明において、第1フィル
タ部と第2フィルタ部との間には空隙が形成されている
食用油浄化装置であり、フィルタにおける目詰まりが防
止されて濾過をスムーズに行うことが可能になるという
作用を有する。
【0019】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1〜5の何れか一項に記載の発明において、第1フィル
タ部と第2フィルタ部との間には脱臭剤が設けられてい
る食用油浄化装置であり、浄化油中の臭い成分までをも
短時間で除去することが可能になるという作用を有す
る。
1〜5の何れか一項に記載の発明において、第1フィル
タ部と第2フィルタ部との間には脱臭剤が設けられてい
る食用油浄化装置であり、浄化油中の臭い成分までをも
短時間で除去することが可能になるという作用を有す
る。
【0020】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1〜7の何れか一項に記載の発明において、第2槽に
は、この第2槽を上下に区画して第2槽に導入された食
用油中の不純物成分を濾過するフィルタが設置されてい
る食用油浄化装置であり、第1槽のフィルタで濾過され
た食用油中に含まれている不純物成分が第2槽のフィル
タで濾し取られるので、さらに透明度の高い浄化油を得
ることが可能になるという作用を有する。
1〜7の何れか一項に記載の発明において、第2槽に
は、この第2槽を上下に区画して第2槽に導入された食
用油中の不純物成分を濾過するフィルタが設置されてい
る食用油浄化装置であり、第1槽のフィルタで濾過され
た食用油中に含まれている不純物成分が第2槽のフィル
タで濾し取られるので、さらに透明度の高い浄化油を得
ることが可能になるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8記載の発明において、負圧調整弁は、第2槽に設置さ
れたフィルタで区画された上部室と下部室にそれぞれ対
応して設置されている食用油浄化装置であり、下部室を
直接負圧にすることができ、濾過時間をさらに短縮する
ことが可能になるという作用を有する。
8記載の発明において、負圧調整弁は、第2槽に設置さ
れたフィルタで区画された上部室と下部室にそれぞれ対
応して設置されている食用油浄化装置であり、下部室を
直接負圧にすることができ、濾過時間をさらに短縮する
ことが可能になるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1〜9の何れか一項に記載の発明において、第2槽に
は、この第2槽内の圧力を検出する圧力センサが設置さ
れている食用油浄化装置であり、第2槽の圧力を検出し
て自動的に負圧調整弁の開閉が行われるので、所望の圧
力差で濾過を制御することが可能になるという作用を有
する。
項1〜9の何れか一項に記載の発明において、第2槽に
は、この第2槽内の圧力を検出する圧力センサが設置さ
れている食用油浄化装置であり、第2槽の圧力を検出し
て自動的に負圧調整弁の開閉が行われるので、所望の圧
力差で濾過を制御することが可能になるという作用を有
する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
から図7を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0024】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における食用油浄化装置を示す概略図、図2は図1
の食用油浄化装置に取り付けられたフィルタを示す説明
図、図3は図1の食用油浄化装置による濾過時間とAV
値との関係を従来の技術とともに示すグラフ、図4は図
1の食用油浄化装置による濾過時間とPOV値との関係
を従来の技術とともに示すグラフ、図5は図1の食用油
浄化装置による濾過時間とN値との関係を従来の技術と
ともに示すグラフである。
態1における食用油浄化装置を示す概略図、図2は図1
の食用油浄化装置に取り付けられたフィルタを示す説明
図、図3は図1の食用油浄化装置による濾過時間とAV
値との関係を従来の技術とともに示すグラフ、図4は図
1の食用油浄化装置による濾過時間とPOV値との関係
を従来の技術とともに示すグラフ、図5は図1の食用油
浄化装置による濾過時間とN値との関係を従来の技術と
ともに示すグラフである。
【0025】図1に示すように、食用油浄化装置1は、
使用済みの食用油とこの食用油中の劣化成分(遊離脂肪
酸、過酸化物、褐変物質など)を吸着する食用油浄化組
成物とを混合する撹拌機5と、食用油浄化組成物と浄化
された食用油を濾過して固液分離するフィルタ7と、フ
ィルタ7が一体に取り付けられた収納容器6と、撹拌機
5と収納容器6とよりなる第1槽2と、フィルタ7によ
り濾過された浄化油が流入する第2槽10とを備えてい
る。また、第1槽2と第2槽10とを連結する配管の途
中に設置された流入制御弁4と、第2槽10を負圧にす
るための真空装置9と、第2槽10と真空装置9との間
に設置されて第2槽10を負圧に調整するための負圧調
整弁8と、第2槽10の圧力を検出する圧力センサ3
と、第2槽10から浄化された食用油を取り出すための
浄化油取り出し部11とを備えている。
使用済みの食用油とこの食用油中の劣化成分(遊離脂肪
酸、過酸化物、褐変物質など)を吸着する食用油浄化組
成物とを混合する撹拌機5と、食用油浄化組成物と浄化
された食用油を濾過して固液分離するフィルタ7と、フ
ィルタ7が一体に取り付けられた収納容器6と、撹拌機
5と収納容器6とよりなる第1槽2と、フィルタ7によ
り濾過された浄化油が流入する第2槽10とを備えてい
る。また、第1槽2と第2槽10とを連結する配管の途
中に設置された流入制御弁4と、第2槽10を負圧にす
るための真空装置9と、第2槽10と真空装置9との間
に設置されて第2槽10を負圧に調整するための負圧調
整弁8と、第2槽10の圧力を検出する圧力センサ3
と、第2槽10から浄化された食用油を取り出すための
浄化油取り出し部11とを備えている。
【0026】ここで、真空装置9は水の循環により発生
する負圧を利用して第2槽10を負圧にする構造のもの
が用いられている。これにより、装置構造が簡単になる
とともに、振動や騒音等の発生が少ないために作業環境
を良好に保たれる。
する負圧を利用して第2槽10を負圧にする構造のもの
が用いられている。これにより、装置構造が簡単になる
とともに、振動や騒音等の発生が少ないために作業環境
を良好に保たれる。
【0027】図2に示すように、フィルタ7は、食用油
浄化組成物より細かい目を有する不織布(第1フィルタ
部)101と、浄化油中の不純物より細かい目を有する
濾紙(第2フィルタ部)102と、不織布101と濾紙
102とに挟持された活性炭などの脱臭剤103よりな
る。不織布101は濾紙102より広くなっており、不
織布101の外周の4箇所には、フィルタ7を収納容器
6に取り付けるための孔104が開けられている。フィ
ルタ7は、不織布101を第1槽2内に向けて、不織布
101より目の細かい濾紙102を第2槽10側に向け
て、取り付けられている。
浄化組成物より細かい目を有する不織布(第1フィルタ
部)101と、浄化油中の不純物より細かい目を有する
濾紙(第2フィルタ部)102と、不織布101と濾紙
102とに挟持された活性炭などの脱臭剤103よりな
る。不織布101は濾紙102より広くなっており、不
織布101の外周の4箇所には、フィルタ7を収納容器
6に取り付けるための孔104が開けられている。フィ
ルタ7は、不織布101を第1槽2内に向けて、不織布
101より目の細かい濾紙102を第2槽10側に向け
て、取り付けられている。
【0028】なお、フィルタ7には、脱臭剤103はな
くてもよい。また、不織布101と濾紙102との間に
は空隙を形成してもよい。このような空隙を形成すれ
ば、フィルタ7の目詰まりが防止されるので、濾過がス
ムーズに行える。
くてもよい。また、不織布101と濾紙102との間に
は空隙を形成してもよい。このような空隙を形成すれ
ば、フィルタ7の目詰まりが防止されるので、濾過がス
ムーズに行える。
【0029】収納容器6は、図1に示すように、劣化油
と食用油浄化組成物とを所定の比率で入れて撹拌機5に
より所望の時間にわたって混合するものであり、このと
き、食用油浄化組成物により、劣化油中の劣化成分であ
る遊離脂肪酸、過酸化物、褐変物質が吸着除去される。
と食用油浄化組成物とを所定の比率で入れて撹拌機5に
より所望の時間にわたって混合するものであり、このと
き、食用油浄化組成物により、劣化油中の劣化成分であ
る遊離脂肪酸、過酸化物、褐変物質が吸着除去される。
【0030】この後、流入制御弁4を開け、真空装置9
を作動させて負圧調整弁8を開ければ、第2槽10が負
圧となって大気圧である第1槽2との間に圧力差が生じ
る。すると、この圧力差により、油と食用油浄化組成物
との混合物は、フィルタ7から第1槽2と第2槽10と
を結ぶ配管を通って第2槽10に導かれる。
を作動させて負圧調整弁8を開ければ、第2槽10が負
圧となって大気圧である第1槽2との間に圧力差が生じ
る。すると、この圧力差により、油と食用油浄化組成物
との混合物は、フィルタ7から第1槽2と第2槽10と
を結ぶ配管を通って第2槽10に導かれる。
【0031】このとき、フィルタ7の不織布101によ
り劣化成分を吸着した食用油浄化組成分が除去され、脱
臭剤103により悪臭が除去され、濾紙102により微
細な不純物が除去される。そして、このようにして浄化
されて第2槽10に貯められた食用油は、浄化油取り出
し弁11を開いて取り出される。
り劣化成分を吸着した食用油浄化組成分が除去され、脱
臭剤103により悪臭が除去され、濾紙102により微
細な不純物が除去される。そして、このようにして浄化
されて第2槽10に貯められた食用油は、浄化油取り出
し弁11を開いて取り出される。
【0032】なお、圧力センサ3により第2槽10内の
圧力を検出することによって自動的に負圧調整弁8,1
3の開閉が行われるので、所望の圧力差で濾過を制御す
ることが可能になる。
圧力を検出することによって自動的に負圧調整弁8,1
3の開閉が行われるので、所望の圧力差で濾過を制御す
ることが可能になる。
【0033】次に、実際の浄化結果について説明する。
ここで、本実施の形態の食用油浄化組成物には、SiO
2−MgO系の吸着剤であって市販のものを用いた。ま
た、使用済み劣化油には、大豆油(白絞油)でフライや
てんぷら料理をしたものを用いた。
ここで、本実施の形態の食用油浄化組成物には、SiO
2−MgO系の吸着剤であって市販のものを用いた。ま
た、使用済み劣化油には、大豆油(白絞油)でフライや
てんぷら料理をしたものを用いた。
【0034】(表1)に新油とこのような使用済み劣化
油の物性値を示す。
油の物性値を示す。
【0035】
【表1】
【0036】さらに、浄化工程は、前述の食用油浄化組
成物110gと(表1)に示す使用済み劣化油1リット
ルとを収納容器6に入れ、撹拌機5により30分間混
合、撹拌した。これにより、食用油浄化組成物が劣化油
中の劣化成分である遊離脂肪酸、過酸化物、褐変物質等
を吸着する。その後、真空装置9を作動させ、流入制御
弁4を開け、負圧調整弁8を開けると、濾過が開始され
る。このとき、フィルタ7は、最初に不織布101で食
用油浄化組成物の大部分を濾し取り、次に濾紙102で
浄化油中に混在する不純物成分を濾し取る作用をする。
また、フィルタ7の内部には脱臭剤103が内蔵されて
いるので、この脱臭剤103により種物より移行した劣
化油中の悪臭が取り除かれ、第2槽10に浄化油が流入
する。
成物110gと(表1)に示す使用済み劣化油1リット
ルとを収納容器6に入れ、撹拌機5により30分間混
合、撹拌した。これにより、食用油浄化組成物が劣化油
中の劣化成分である遊離脂肪酸、過酸化物、褐変物質等
を吸着する。その後、真空装置9を作動させ、流入制御
弁4を開け、負圧調整弁8を開けると、濾過が開始され
る。このとき、フィルタ7は、最初に不織布101で食
用油浄化組成物の大部分を濾し取り、次に濾紙102で
浄化油中に混在する不純物成分を濾し取る作用をする。
また、フィルタ7の内部には脱臭剤103が内蔵されて
いるので、この脱臭剤103により種物より移行した劣
化油中の悪臭が取り除かれ、第2槽10に浄化油が流入
する。
【0037】図3は、劣化油中のAV値の変化を、濾過
を開始して所定の時間にサンプリングして測定した結果
を示している。横軸に濾過時間を、縦軸に劣化油1gを
中和するのに必要な水酸化カリウム0.1N溶液の必要
量であるAV値を示している。
を開始して所定の時間にサンプリングして測定した結果
を示している。横軸に濾過時間を、縦軸に劣化油1gを
中和するのに必要な水酸化カリウム0.1N溶液の必要
量であるAV値を示している。
【0038】この図3より、本実施の形態による食用油
浄化装置1は、濾過が約30分で完了しているのに対
し、従来の技術においては、濾過が完了するのに8時間
かかっている。なお、従来の技術は、特開昭56−15
646号公報で提案されたものである。また、AV値の
低下の状態をみると、本実施の形態である食用油浄化装
置1は、濾過開始から濾過完了までの30分で2.50
から0.48に低下しているのに対し、従来の技術は、
濾過開始から濾過完了までの8時間で2.50からわず
か1.68にしか低下していない。そして、濾過開始3
0分後の値で比較すると、本実施の形態による食用油浄
化装置1は、従来の技術よりも大幅にAV値が良好にな
っていることが分かる。
浄化装置1は、濾過が約30分で完了しているのに対
し、従来の技術においては、濾過が完了するのに8時間
かかっている。なお、従来の技術は、特開昭56−15
646号公報で提案されたものである。また、AV値の
低下の状態をみると、本実施の形態である食用油浄化装
置1は、濾過開始から濾過完了までの30分で2.50
から0.48に低下しているのに対し、従来の技術は、
濾過開始から濾過完了までの8時間で2.50からわず
か1.68にしか低下していない。そして、濾過開始3
0分後の値で比較すると、本実施の形態による食用油浄
化装置1は、従来の技術よりも大幅にAV値が良好にな
っていることが分かる。
【0039】図4は、横軸に濾過時間を、縦軸に劣化油
1kg中の過酸化物のミリ当量数を示すPOV値を示し
ている。
1kg中の過酸化物のミリ当量数を示すPOV値を示し
ている。
【0040】本実施の形態による食用油浄化装置1は、
濾過開始から濾過完了までにわずか30分しか要してお
らず、しかも、そのときのPOV値は4.53から1.
52に低下しているのに対し、従来の技術は、濾過開始
から濾過完了までに8時間を要しており、そのときのP
OV値は4.53からわずか2.1に低下しているに過
ぎない。そして、濾過開始30分後の値で比較すると、
本実施の形態による食用油浄化装置1は、従来の技術よ
りも大幅にPOV値が良好になっていることが分かる。
濾過開始から濾過完了までにわずか30分しか要してお
らず、しかも、そのときのPOV値は4.53から1.
52に低下しているのに対し、従来の技術は、濾過開始
から濾過完了までに8時間を要しており、そのときのP
OV値は4.53からわずか2.1に低下しているに過
ぎない。そして、濾過開始30分後の値で比較すると、
本実施の形態による食用油浄化装置1は、従来の技術よ
りも大幅にPOV値が良好になっていることが分かる。
【0041】図5は、濾過開始から濾過完了までのN値
の変化を示している。この図5によると、本実施の形態
による食用油浄化装置1は、濾過開始から濾過完了まで
にわずか30分しか要しておらず、しかも、そのときの
N値は150から52に低下しているのに対し、従来の
技術においては、濾過開始から濾過完了までに8時間を
要しており、そのときのN値は150から105に低下
しているに過ぎない。そして、濾過開始30分後の値で
比較すると、本実施の形態による食用油浄化装置1は、
従来の技術よりも大幅にN値が良好になっていることが
分かる。
の変化を示している。この図5によると、本実施の形態
による食用油浄化装置1は、濾過開始から濾過完了まで
にわずか30分しか要しておらず、しかも、そのときの
N値は150から52に低下しているのに対し、従来の
技術においては、濾過開始から濾過完了までに8時間を
要しており、そのときのN値は150から105に低下
しているに過ぎない。そして、濾過開始30分後の値で
比較すると、本実施の形態による食用油浄化装置1は、
従来の技術よりも大幅にN値が良好になっていることが
分かる。
【0042】このように、図3、図4および図5から分
かるように、本実施の形態による食用油浄化装置1によ
って使用済みの食卓油の浄化を行えば、AV値、POV
値、N値のいずれの物性値も短時間で大幅に良好にな
り、新油に近いまでに浄化されているのが分かる。ま
た、種物より移行した悪臭も除去され、透明度のある再
生油が得られる。
かるように、本実施の形態による食用油浄化装置1によ
って使用済みの食卓油の浄化を行えば、AV値、POV
値、N値のいずれの物性値も短時間で大幅に良好にな
り、新油に近いまでに浄化されているのが分かる。ま
た、種物より移行した悪臭も除去され、透明度のある再
生油が得られる。
【0043】したがって、このような食用油浄化装置1
によれば、使用済み食用油中の遊離脂肪酸、過酸化物お
よび褐変物質といった劣化成分を短時間で十分に除去す
ることが可能になる。また、併せて、種物から移行した
悪臭も短時間で除去することが可能になる。
によれば、使用済み食用油中の遊離脂肪酸、過酸化物お
よび褐変物質といった劣化成分を短時間で十分に除去す
ることが可能になる。また、併せて、種物から移行した
悪臭も短時間で除去することが可能になる。
【0044】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2における食用油浄化装置を示す概略図である。
態2における食用油浄化装置を示す概略図である。
【0045】図6において、食用油浄化装置21は、使
用済みの食用油とこの食用油中の劣化成分を吸着する食
用油浄化組成物とを混合する撹拌機5と、食用油浄化組
成物と浄化された食用油を濾過して固液分離するフィル
タ7と、フィルタ7が一体に取り付けられた収納容器6
と、撹拌機51と収納容器6よりなる第1槽2と、フィ
ルタ7により濾過された浄化油が流入するとともにフィ
ルタ12が設置された第2槽10とを備えている。ま
た、第1槽2と第2槽10とを連結する配管の途中に設
置された流入制御弁4と、第2槽10を負圧にするため
の真空装置9と、フィルタ12により上下に区画された
第2槽10の上部室と真空装置9との間に設置されて上
部室を負圧に調整するための負圧調整弁8と、第2槽1
0の下部室と真空装置9との間に設置されて下部室を負
圧に調整するための負圧調整弁13と、第2槽10の圧
力を検出するの圧力センサ3と、第2槽10から浄化さ
れた食用油を取り出すための浄化油取り出しバルブ11
とを備えている。なお、フィルタ7は、実施の形態1に
おいて説明したものと同様のものが取り付けられてい
る。また、フィルタ12は複数箇所に設けることができ
る。
用済みの食用油とこの食用油中の劣化成分を吸着する食
用油浄化組成物とを混合する撹拌機5と、食用油浄化組
成物と浄化された食用油を濾過して固液分離するフィル
タ7と、フィルタ7が一体に取り付けられた収納容器6
と、撹拌機51と収納容器6よりなる第1槽2と、フィ
ルタ7により濾過された浄化油が流入するとともにフィ
ルタ12が設置された第2槽10とを備えている。ま
た、第1槽2と第2槽10とを連結する配管の途中に設
置された流入制御弁4と、第2槽10を負圧にするため
の真空装置9と、フィルタ12により上下に区画された
第2槽10の上部室と真空装置9との間に設置されて上
部室を負圧に調整するための負圧調整弁8と、第2槽1
0の下部室と真空装置9との間に設置されて下部室を負
圧に調整するための負圧調整弁13と、第2槽10の圧
力を検出するの圧力センサ3と、第2槽10から浄化さ
れた食用油を取り出すための浄化油取り出しバルブ11
とを備えている。なお、フィルタ7は、実施の形態1に
おいて説明したものと同様のものが取り付けられてい
る。また、フィルタ12は複数箇所に設けることができ
る。
【0046】このような構成の食用油浄化装置21によ
れば、第2槽10にフィルタ12が設置されているの
で、第1槽2に設置されたフィルタ7で濾過された浄化
油に対し、さらにフィルタ12で油中の不純物成分を濾
し取るので、さらにN値や透明度が改善される。
れば、第2槽10にフィルタ12が設置されているの
で、第1槽2に設置されたフィルタ7で濾過された浄化
油に対し、さらにフィルタ12で油中の不純物成分を濾
し取るので、さらにN値や透明度が改善される。
【0047】また、負圧調整弁8,13を第2槽10に
設置されたフィルタ12で区画された上部室と下部室に
それぞれ対応して設置しているので、下部室を直接負圧
にすることが可能になり、濾過時間をさらに短縮するこ
とができる。
設置されたフィルタ12で区画された上部室と下部室に
それぞれ対応して設置しているので、下部室を直接負圧
にすることが可能になり、濾過時間をさらに短縮するこ
とができる。
【0048】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3における食用油浄化装置31を示す概略図である。
態3における食用油浄化装置31を示す概略図である。
【0049】図7において、食用油浄化装置31は、使
用済みの食用油とこの食用油中の劣化成分を吸着する食
用油浄化組成物とを混合する撹拌機5と、食用油浄化組
成物と浄化された食用油を濾過して固液分離するフィル
タ7と、フィルタ7が一体に取り付けられた収納容器6
と、撹拌機5と収納容器6よりなる第1槽2と、フィル
タ7により濾過された浄化油が流入するとともにフィル
タ12が設置された第2槽10とを備えている。また、
第1槽2と第2槽10とを連結する配管の途中に設置さ
れた流入制御弁4と、第2槽10を正圧にするための移
送ポンプ14と、フィルタ12により上下に区画された
第2槽10の上部室と下部室をそれぞれ正圧に調整する
ための正圧調整弁15および正圧調整弁16と、第2槽
10の圧力を検出するための圧力センサ3と、第2槽か
ら浄化された食用油を取り出すための浄化油取り出しバ
ルブ11とを備えている。なお、フィルタ7は、実施の
形態1において説明したものと同様のものが取り付けら
れている。
用済みの食用油とこの食用油中の劣化成分を吸着する食
用油浄化組成物とを混合する撹拌機5と、食用油浄化組
成物と浄化された食用油を濾過して固液分離するフィル
タ7と、フィルタ7が一体に取り付けられた収納容器6
と、撹拌機5と収納容器6よりなる第1槽2と、フィル
タ7により濾過された浄化油が流入するとともにフィル
タ12が設置された第2槽10とを備えている。また、
第1槽2と第2槽10とを連結する配管の途中に設置さ
れた流入制御弁4と、第2槽10を正圧にするための移
送ポンプ14と、フィルタ12により上下に区画された
第2槽10の上部室と下部室をそれぞれ正圧に調整する
ための正圧調整弁15および正圧調整弁16と、第2槽
10の圧力を検出するための圧力センサ3と、第2槽か
ら浄化された食用油を取り出すための浄化油取り出しバ
ルブ11とを備えている。なお、フィルタ7は、実施の
形態1において説明したものと同様のものが取り付けら
れている。
【0050】このような構成の食用油浄化装置31によ
れば、第2槽10を正圧にするための移送ポンプ14が
設置されているので、第2槽10が正圧に加圧される。
そのため、第1槽2のフィルタ7で濾過された浄化油
は、フィルタ12によりさらに浄化され、N値や透明度
がさらに改善されるようになる。
れば、第2槽10を正圧にするための移送ポンプ14が
設置されているので、第2槽10が正圧に加圧される。
そのため、第1槽2のフィルタ7で濾過された浄化油
は、フィルタ12によりさらに浄化され、N値や透明度
がさらに改善されるようになる。
【0051】なお、以上に説明した実施の形態では、本
発明による食用油浄化装置1,21,31を使用済み食
用油の再生に用いたが、浄化の対象となる油には潤滑
油、作動油、燃料油等の劣化油を適用してもよい。そし
て、本実施の形態では、本発明による食用油浄化装置
1,21,31に用いた浄化組成物にSiO2−MgO
系の吸着剤を用いたが、活性白土や活性アルミナ等の市
販の浄化剤を用いても良好な結果が得られる。
発明による食用油浄化装置1,21,31を使用済み食
用油の再生に用いたが、浄化の対象となる油には潤滑
油、作動油、燃料油等の劣化油を適用してもよい。そし
て、本実施の形態では、本発明による食用油浄化装置
1,21,31に用いた浄化組成物にSiO2−MgO
系の吸着剤を用いたが、活性白土や活性アルミナ等の市
販の浄化剤を用いても良好な結果が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1槽
と第2槽との差圧により強制的に第1槽から第2槽に導
かれる食用油から劣化成分を吸着した食用油浄化組成物
がフィルタにより除去されるので、使用済みの食用油中
の劣化成分を短時間で十分に除去することが可能になる
という有効な効果が得られる。
と第2槽との差圧により強制的に第1槽から第2槽に導
かれる食用油から劣化成分を吸着した食用油浄化組成物
がフィルタにより除去されるので、使用済みの食用油中
の劣化成分を短時間で十分に除去することが可能になる
という有効な効果が得られる。
【0053】これにより、劣化油の指標である酸価、過
酸化物価、黄色度が低減され、浄化された食用油が新油
に近くなるまで改質されるという有効な効果が得られ
る。
酸化物価、黄色度が低減され、浄化された食用油が新油
に近くなるまで改質されるという有効な効果が得られ
る。
【0054】このため、劣化油を浄化して繰り返し使用
することができるので、新油を新たに購入する頻度が著
しく低減されて非常に経済的になるという有効な効果が
得られる。
することができるので、新油を新たに購入する頻度が著
しく低減されて非常に経済的になるという有効な効果が
得られる。
【0055】また、劣化油を再度使用することにより劣
化油の廃棄量が低減されるので、環境汚染を減少するこ
とができ、環境破壊を防止することができるという有効
な効果が得られる。
化油の廃棄量が低減されるので、環境汚染を減少するこ
とができ、環境破壊を防止することができるという有効
な効果が得られる。
【0056】真空装置を水の循環により発生する負圧を
利用して第2槽を負圧にするものにすれば、簡単な構造
の真空装置が作成されるとともに、振動や騒音等の発生
が少ないために作業環境を良好に保つことができるとい
う有効な効果が得られる。
利用して第2槽を負圧にするものにすれば、簡単な構造
の真空装置が作成されるとともに、振動や騒音等の発生
が少ないために作業環境を良好に保つことができるとい
う有効な効果が得られる。
【0057】フィルタを第1フィルタ部と第2フィルタ
部とで構成すれば、透明度の高い浄化油を得ることが可
能になるという有効な効果が得られる。
部とで構成すれば、透明度の高い浄化油を得ることが可
能になるという有効な効果が得られる。
【0058】第1フィルタ部と第2フィルタ部との間に
空隙を形成すれば、フィルタにおける目詰まりが防止さ
れて濾過をスムーズに行うことが可能になるという有効
な効果が得られる。
空隙を形成すれば、フィルタにおける目詰まりが防止さ
れて濾過をスムーズに行うことが可能になるという有効
な効果が得られる。
【0059】第1フィルタ部と第2フィルタ部との間に
脱臭剤を設ければ、浄化油中の臭い成分までをも短時間
で除去することが可能になるという有効な効果が得られ
る。
脱臭剤を設ければ、浄化油中の臭い成分までをも短時間
で除去することが可能になるという有効な効果が得られ
る。
【0060】第2槽にフィルタを設置すれば、第1槽の
フィルタで濾過された食用油中に含まれている不純物成
分が第2槽のフィルタで濾し取られるので、さらに透明
度の高い浄化油を得ることが可能になるという有効な効
果が得られる。
フィルタで濾過された食用油中に含まれている不純物成
分が第2槽のフィルタで濾し取られるので、さらに透明
度の高い浄化油を得ることが可能になるという有効な効
果が得られる。
【0061】負圧調整弁を第2槽の上部室と下部室にそ
れぞれ対応して設置すれば、下部室を直接負圧にするこ
とができ、濾過時間をさらに短縮することが可能になる
という有効な効果が得られる。
れぞれ対応して設置すれば、下部室を直接負圧にするこ
とができ、濾過時間をさらに短縮することが可能になる
という有効な効果が得られる。
【0062】第2槽に圧力センサを設置すれば、第2槽
の圧力を検出して自動的に負圧調整弁の開閉が行われる
ので、所望の圧力差で濾過を制御することが可能になる
という有効な効果が得られる。
の圧力を検出して自動的に負圧調整弁の開閉が行われる
ので、所望の圧力差で濾過を制御することが可能になる
という有効な効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1における食用油浄化装置
を示す概略図
を示す概略図
【図2】図1の食用油浄化装置に取り付けられたフィル
タを示す説明図
タを示す説明図
【図3】図1の食用油浄化装置による濾過時間とAV値
との関係を従来の技術とともに示すグラフ
との関係を従来の技術とともに示すグラフ
【図4】図1の食用油浄化装置による濾過時間とPOV
値との関係を従来の技術とともに示すグラフ
値との関係を従来の技術とともに示すグラフ
【図5】図1の食用油浄化装置による濾過時間とN値と
の関係を従来の技術とともに示すグラフ
の関係を従来の技術とともに示すグラフ
【図6】本発明の実施の形態2における食用油浄化装置
を示す概略図
を示す概略図
【図7】本発明の実施の形態3における食用油浄化装置
を示す概略図
を示す概略図
1 食用油浄化装置 2 第1槽 3 圧力センサ 4 流入制御弁 5 撹拌機 6 収納容器 7 フィルタ 8 負圧調整弁 9 真空装置 10 第2槽 11 浄化油取り出し部 12 フィルタ 13 負圧調整弁 14 移送ポンプ 15 正圧調整弁 16 正圧調整弁 21 食用油浄化装置 31 食用油浄化装置 101 不織布(第1フィルタ部) 102 濾紙(第2フィルタ部) 103 脱臭剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B026 DC01 DC02 DC06 DG01 DP01 DP10 DX01 4H059 AA02 AA11 BC03 BC13 CA05 CA21 CA51 CA73 CA93 CA96 EA21 EA40
Claims (10)
- 【請求項1】使用済みの食用油と劣化成分を吸着する食
用油浄化組成物とを混合する撹拌機と、 劣化成分を吸着した前記食用油浄化組成物と前記食用油
とを固液分離するフィルタを有する収納容器と、 前記撹拌機と前記収納容器とを備えた第1槽と、 前記フィルタにより前記食用油浄化組成物が除去されて
浄化された前記食用油が配管を通って前記第1槽から流
入する第2槽と、 前記第2槽を負圧にする真空装置と、 前記第2槽を負圧に調整する負圧調整弁と、 前記食用油を前記第2槽から取り出す浄化油取り出し部
よりなることを特徴とする食用油浄化装置。 - 【請求項2】前記真空装置は水の循環により発生する負
圧を利用して前記第2槽を負圧にすることを特徴とする
請求項1記載の食用油浄化装置。 - 【請求項3】使用済みの食用油と劣化成分を吸着する食
用油浄化組成物とを混合する撹拌機と、 劣化成分を吸着した前記食用油浄化組成物と前記食用油
とを固液分離するフィルタを有する収納容器と、 前記撹拌機と前記収納容器とを備えた第1槽と、 配管によって前記第1槽と連通された第2槽と、 前記配管に取り付けられ、前記フィルタにより前記食用
油浄化組成物が除去されて浄化された前記食用油を前記
第2槽を正圧にして前記第1槽から前記第2槽へと移送
する移送ポンプと、 前記第2槽を正圧に調整する正圧調整弁と、 前記食用油を前記第2槽から取り出す浄化油取り出し部
よりなることを特徴とする食用油浄化装置。 - 【請求項4】前記配管には、食用油が前記第1槽から前
記第2槽へ流入するのを制御する流入制御弁が取り付け
られていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項
に記載の食用油浄化装置。 - 【請求項5】前記フィルタは、前記食用油浄化組成物よ
りも細かい目を有して前記第1槽内に向けて配置された
第1フィルタ部と、前記第1フィルタ部よりも細かい目
を有して前記第2槽側に向けて配置された第2フィルタ
部とから構成されていることを特徴とする請求項1〜4
の何れか一項に記載の食用油浄化装置。 - 【請求項6】前記第1フィルタ部と前記第2フィルタ部
との間には空隙が形成されていることを特徴とする請求
項1〜5の何れか一項に記載の食用油浄化装置。 - 【請求項7】前記第1フィルタ部と前記第2フィルタ部
との間には脱臭剤が設けられていることを特徴とする請
求項1〜5の何れか一項に記載の食用油浄化装置。 - 【請求項8】前記第2槽には、この第2槽を上下に区画
して前記第2槽に導入された前記食用油中の不純物成分
を濾過するフィルタが設置されていることを特徴とする
請求項1〜7の何れか一項に記載の食用油浄化装置。 - 【請求項9】前記負圧調整弁は、前記第2槽に設置され
た前記フィルタで区画された上部室と下部室にそれぞれ
対応して設置されていることを特徴とする請求項8記載
の食用油浄化装置。 - 【請求項10】前記第2槽には、この第2槽内の圧力を
検出する圧力センサが設置されていることを特徴とする
請求項1〜9の何れか一項に記載の食用油浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP293999A JP2000204391A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 食用油浄化装置 |
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR101136030B1 (ko) * | 2009-11-12 | 2012-04-18 | 박상일 | 식용유 정제장치 |
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| CN108410577A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-08-17 | 蔡素真 | 一种吸附式植物精油提取系统 |
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| KR20240003521A (ko) * | 2022-07-01 | 2024-01-09 | 진병석 | 참기름용 연속 정제장치 |
-
1999
- 1999-01-08 JP JP293999A patent/JP2000204391A/ja active Pending
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