JP2000204403A - 磁性と芳香性とを合わせ有する金合金、白金合金品及びその製造方法 - Google Patents

磁性と芳香性とを合わせ有する金合金、白金合金品及びその製造方法

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JP2000204403A
JP2000204403A JP11003651A JP365199A JP2000204403A JP 2000204403 A JP2000204403 A JP 2000204403A JP 11003651 A JP11003651 A JP 11003651A JP 365199 A JP365199 A JP 365199A JP 2000204403 A JP2000204403 A JP 2000204403A
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JP11003651A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yoshida
敦 吉田
Takashi Horikawa
孝志 堀川
Nobuo Ishii
信雄 石井
Keisuke Sawada
圭祐 澤田
Koichi Hasegawa
浩一 長谷川
Shigeyuki Yamazaki
茂幸 山崎
Tatsumi Shibata
辰美 柴田
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Ishifuku Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Ishifuku Metal Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ネックレスやブレスレット,イヤリング等の身
体に装着する装身具や宝飾品や置物等の調度品等に好ま
しい審美性に富む複雑形状及び模様を具備し、更に磁性
と芳香性を併せ有する金合金、白金合金。 【解決手段】磁性金属粉体をポーラス状に焼結したう
え、着磁し、薬用香料等の香料を含浸せしめてあるよう
にした装飾品である、磁性と芳香性を合わせ有する金合
金、白金合金品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、金合金、白金合金製
の装飾品がそれに要求される審美性に富む形状、及び模
様を具備すると共に磁性と芳香性を合わせ有する所謂金
合金及び白金合金製造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く市民生活が向上し、衣食住が
所定のレベルに達すると、質的に向上し、特に婦人の生
活にあっては、アクセサリー等が広く用いられるように
なり、ネックレスやブレスレット,イヤリング等の装身
具や宝飾品が広く出回るようになってきて、又、家具や
置物等の調度品も外形形状が豪華で芸術性の高いものが
広く用いられるようになってきている。
【0003】而して該種装身具や宝飾品等の調度品にあ
っては耐蝕性や耐損傷性等の点から金属製品等のものが
用いられるようになりしかも、当該装身具や宝飾品の性
質から焼結金属成形品に香料含浸させた芳香性有する金
属製品技術が広まるようになっており、当該装身具や宝
飾品や身飾品や置物等の調度品等にも数多く用いられる
ようになってきている。
【0004】しかしながら、通常一般的なかかる宝飾品
には金属製品があり、特に焼結製品が多く、而して、金
属粉体の焼結時には通常熱収縮が発生し、精度が良好
で、充分な多孔性を有するポーラスな焼結成形品を得る
ことが困難であり、そのため使用中長時間に亘って香料
等の含浸状態を維持することが出来ないという不具合が
あった。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】就中、装身具や宝飾品等に要求される審美
性に富む複雑形状を有し、なお且つ香料の確実な侵透性
や適度な経時的な発散性を具備することが出来る芳香性
を有する金属製品を得ることは極めて技術的に困難であ
るという難点があった。
【0006】これに対処するに出願人の先願発明である
特開平5−179374号公報発明や特開平10−81
901号公報発明等が開発され、これに対処することが
出来るような技術開発がなされてはいるが、利用者(消
費者)の要望はこれらの開発されている新技術に対して
更なる要求が多くなるものであった。
【0007】例えば、ネックレスやブレスレット,イヤ
リング等の装身具や宝飾品にあっては身体的に健康状態
の促進や衛生状態の保持のために当該装身具や宝飾品に
磁性を具備することが又審美性や芸術性と共に芳香性を
有し、更に磁性を具備することがオーバーラップして求
められるようになり、これに対処する技術がこれらの複
雑な要望に重なっている条件を満たすものとしてその開
発が根強い需要となってきており、これらの審美性,芸
術性,芳香性,磁性と共に兼ね備えている技術に基づく
装身具や宝飾品の現出が強く望まれているにも関わら
ず、これに応える技術がないという欠点があった。
【0008】又、審美性や芸術性を満たす複雑な形状や
芳香性を付与する技術は上述の如くこれまで開発されて
いるが、これらを二重三重にも兼ね備える技術としては
技術的に困難性があるネックがあり、コスト的に見合わ
ないという不利点もあり、又、耐久性に乏しいという欠
点があったり、又、耐用性が充分でないという不具合も
あった。
【0009】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づくネックレスやブレスレット,イヤリングや置物等
の装身具や宝飾品や身飾品等に要求される審美性に充分
に富む複雑な形状や模様を具備すると共に磁性や芳香性
をも併せ有し、資産的に価値の高い金合金及び白金合金
製品を提供すべく、粒径が1乃至106μmの真球状で
ある磁性体粉体をロストワックス法により造型した石膏
鋳型に充填した後無圧縮状態で焼結加熱処理を行って焼
結成形体を得、該焼結成形体に溶体化処理,時効処理,
及び着磁処理を行った後に香料を含浸させ磁性と芳香性
とを併せ有することにし、資産的価値も充分に保持し審
美性も充分に有する複雑形状を有し、しかも、耐用性が
充分であるようにし、使用者の心理的満足感も充分に得
られるようにして装身具や宝飾品産業における合金製造
技術利用分野に益する優れた磁性と芳香性とを併せ有す
る金合,白金合金品及びその製造方法を提供せんとする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述目的に沿い先述特許
請求の範囲を要旨とするこの発明の構成は、前述課題を
解決するために磁性金属粉体をポーラス状に焼結したう
え、着磁し、薬用香料等の香料を含浸せしめてあるよう
にした装飾品である磁性と芳香性を合わせ有する金合
金、白金合金品としたことを第一の基幹とし、而して、
該磁性体合金がポーラス状に焼結した成形体に容体化処
理、時効処理及び着磁処理を行った後、香料を含浸させ
た磁性と芳香性とを合わせ有した金合金、白金合金品で
あって、粒径1μm以上,106μm以下の真球状であ
る磁性体合金微粉末をロストワックス法により造形した
石膏鋳型に充填後、無圧縮状態にて焼結加熱処理を行っ
て得た焼結成形体に溶体化処理、時効処理及び着磁処理
を行い、次いで香料を含浸させた磁性と芳香性をとを合
わせ有する金合金、白金合金品としたことを第二の基幹
とし、更に上記真球状磁性体合金微粉末が、遠心噴霧法
により得られた真球状磁性体合金微粉末であるように
し、又上記真球状磁性体合金微粉末が、白金コバルト合
金、白金鉄合金、金白金コバルト合金、又は金白金鉄合
金から成るようにし、而して上記白金合金は白金含有量
が50原子%であり、残部が不可避不純物を含むコバル
ト又は鉄より成る組成を有するようにし、更に又上記真
球状磁性体合金微粉末の焼結成形体は、無圧縮状態にて
真空又はアルゴン雰囲気中にて加熱処理を行って焼結成
形体とし、該焼結成形体に溶体化処理、時効処理、及び
着磁処理を行い、次いで香料を含浸させるようにし、加
えて粒径が1μm以上,106μm以下の真球状白金コ
バルト合金又は白金鉄合金微粉末をロストワックス法に
より造型した石膏鋳型に充填後、900℃3時間の加熱
処理を行って、次いで一次焼結成形品を成形し、その後
鋳型破壊を行って、該一次焼結成形品を採り出した後、
処理温度1450℃で処理時間3時間にて加熱処理を行
い、二次焼結成形品とし、次いで、該焼結成形品を真空
中で処理温度1000℃で1時間の溶体化処理を行い
し、次いで処理温度710℃で3.5分間塩浴中で急水
冷した後、真空中で処理温度600℃、1時間の処理を
行って時効成形品とし、そして、該時効成形品を60%
塩化バリウム塩浴剤中で30分間バレル研摩した後、磁
着処理を行うようにすることを第三の基幹とし、その際
上記加熱処理を純アルミナコーティングを施した容器内
に一次焼結成形品を収納して濾内汚染を防止するように
して行うようにする技術的手段を講じたものである。
【0011】
【作用】上述構成において、粒径が1乃至106μmの
真球状であって、磁性体粉体をロストワックス法により
造型した石膏鋳型充填して無圧縮状態で焼結加熱を行
い、焼結成形体を得て、該焼結成形体に溶体化処理,時
効処理,着磁処理を行い、次いで香料を含浸させて磁性
と芳香性とを併せ有するようにし、当該装身具や宝飾品
鋳型に真球状の磁性体粉体を充填するに際し充分に審美
性に富む形状模様を有するようにしその際、磁性体合金
が充分なポーラス状に成形されて焼結体に溶体化処理,
時効処理,着磁処理を行い、更に香料を含浸させるよう
にし、当該真球状磁性体合金の微粉体が遠心噴霧法によ
って得られるようにし又、該真球状磁性体合金の微粉体
が白金コベルト合金,白金鉄合金,金白金コベルト合金
又は、金白金鉄合金から成るようにし、この際、白金金
合金は白金含有量が50原子%であり残部が不可避不純
物を含むコベルト又は鉄よりなる組成を有するように
し、而して真球状磁性体合金微粉体微粉体の焼結成形体
は無圧縮真空中、或いは、アルゴン雰囲気中にて処理を
行って焼結成形体とされ、焼結成形体に溶体化処理,時
効処理,着磁処理を行い、その後香料を含浸させるよう
にし、当該粒径が1μm以上,106μm以下の真球状
白金コベルト合金又は白金鉄合金微粉体をロストワック
ス法により造型した石膏鋳型に充填した後900℃3時
間の加熱処理を行って1次焼結成形品を形成し、そして
その後石膏破壊を行って該1次焼結成形品を取り出した
後処理温度1450℃で3時間の加熱処理を行って2次
焼結芳香性とし該2次焼結芳香性を真焼結中で処理温度
1000℃で1時間の溶体化処理を行い、次いで処理温
度700℃3.5分間塩溶中で急水冷した後、真空中で
処理温度600℃1時間の処理行って時効成形品としそ
して時効成形品を60%塩化バリウム塩溶剤中で30分
間バレル研磨した後着磁処理を行うようにし、当該加熱
処理を行うに純アルミナコーティングを施した容器内に
1次焼結成形品を収納して炉内汚染を防止するようにし
たものである。
【0012】
【発明の背景】前記真球状の白金コベルト合金又は白金
鉄合金微粉体をロストワックス法により造型した石膏鋳
型に充填後900℃3時間の加熱処理を行う理由は通常
石膏鋳型による成形型成形の際には鋳型の外側にステン
レス製のリングを嵌めて該ステンレス製のリングが90
0℃を越えると溶融状態になり又、900℃を越えると
石膏の堅さが著しく高くなってその後鋳型破壊を行って
1次焼結成形品取り出す際鋳型の破壊が行われ難いとい
う点から900℃にしたものであり又、3時間の加熱処
理については実験データから最良の加熱時間としたもの
である。
【0013】又、焼結成形を行うに際しての処理温度1
450℃で処理時間3時間にしたものについては原料素
材粉体の溶融温度が1500℃であるがために当該溶融
温度より低い温度を狙って1450℃にしたものであ
り、処理時間3時間は同じく実験により最適時間として
設定したものである。
【0014】又、2次焼結成形品を真空中で処理温度1
000℃で1工程での溶体化処理を行う点については真
球状白金コベルト合金又は白金鉄合金の微粉体をバルク
剤としての通常の処理と同様に行うべく1000℃で1
時間の溶体化処理を行ったものであり、又、塩溶中で7
00℃の基で3.5分間急水冷を行う理由は実験データ
により同じく1工程で行う場合に最適処理条件であるこ
とが実験データから得られたものである。
【0015】そして、急水冷後600℃1時間時効成形
品処理を行うについての数値限定についても1工程での
処理として最適実験データから得られたものであり、塩
化バリウム塩溶剤中で30分間バレル研磨した数値デー
タについても、同じく1工程での処理について実験デー
タから最良の態様として得られたデータである。
【0016】
【発明が実施しようとする形態】次ぎにこの本願の発明
の実施しようとする形態を実施例の態様として図面(1
部は図面に代える写真とって拡大顕微鏡写真((SEM
像))を用いる。)を参照して説明すれば以下の通りであ
る。
【0017】
【実施例1】永久磁石材料である白金コバルト合金(5
0原子%Pt−50原子%Co)材料を遠心噴霧法にて
微粉体化を行い、JIS基準ふるい(JIS Z880
1)を用いて分級し、106μm〜75(#150〜
#200)、75μm〜53μm(#200〜#27
0)、53μm〜38(#270〜#400)、3
8μm〜1μm(−#400)の粒径範囲に揃え、図1
(拡大顕微鏡写真(SEM像)に示す様に、これらの7
5μm〜38μmの粒径範囲の真球微粉体を原料とし、
図2に示す様に原料粉末1を装飾品として要求される所
定の複雑形状に成型品2を作り出すための周公知のロス
ト・ワックス法により成形模型を作製し、所定の容器4
内の石膏鋳型3に埋没し、次いで、該容器4を反転して
脱ろうを行い、石膏鋳型3を形成すうることにより、造
型した容器4内の石膏鋳型3内に、適宜の所定周期の振
動を付与しつつ確実に原料粉末の充填を行う。
【0018】そして、当該充填後、次の表1、表2に示
す様に、真空中に1て処理温度900℃、処理時間3時
間の一次焼結加熱処理を行い、真球粒子の原料粉末1の
表面の粒子間の点接触にて粒子相互を接合わせするに充
分な拡散を生じさせ、次いで、該真球状粒子間の接合部
(ネック部)の結合状態を強固にするために、1450
℃で3時間の二次焼結加熱処理を行うが、この際、石膏
鋳型3を破壊し、一次焼結成形品を採り出す際に、石膏
鋳型3の石膏が高温処理のために凝結し、成形品2の損
壊を招かないようにすべく、又、白金系合金の汚染を防
止すべくアルミナコーティング容器に一次焼結成形品を
収納した状態で二次焼結加熱処理を1450℃で3時間
行う。
【表1】
【0019】更に、該焼結成形品を当該表1に示す様に
真空中にて処理温度1000℃、処理時間1時間の溶体
化熱処理を行い、次いで、真空中にて処理温度710
℃、処理時間3.5分間、急水冷の条件で一次時効処理
を施し、次いで、真空中にて処理温度600℃、処理時
間1時間の条件で二次時効処理を施して、図3、図4、
図5に示す様なより強固な多孔質体で審美性に富む形状
・模様と磁性とを合わせ有した成形品2を創出し得た。
【0020】
【実施例2】同様に、永久磁石用材料である白金鉄合金
(50原子%Pt−50原子%Fe)材料につき上述実
施例1に示した各々の真球状微粉末1を用いて同一製法
にて充填、及び焼結加熱処理を行った後、溶体化処理、
一次時効処理及び二次時効処理を行い、その際、各々の
白金族合金微粉末材料1の最適な加熱処理条件を前記表
1、表2に示す様に見出し、図3、図4、図5(当該図
5は拡大顕微鏡写真(SEM像))に示す審美性に富む
形状・模様と磁性を合わせ持った成形品2を創出し得
た。
【0021】当該1450℃に加熱処理するのは真球状
粒径のネック部の結合状態を強固にするためでもある
【表2】
【0022】尚、この発明の実施態様は上述各実施例に
限るものでないことは勿論であり、焼結成形体や2次焼
結成形体の溶体化処理,時効処理及び着磁処理後おける
香料の含浸に際してはバフ等による表面研磨を行った後
に所定の香料を含浸させるようにして当該芳香性の経時
的な長い持続性を保持することが出来るようにしたりす
る等種々の態様が採用可能である。
【0023】又、磁性金属粉体のポーラス状態の当該ポ
ーラスのサイズ等については種々の態様が採用可能であ
るように設計変更が自在である。
【0024】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
にネックレスやブレスレット,イヤリング等の装身具や
宝飾品や置物等の調度品等の焼結金属成形品において金
合金,白金合金によって成形品化されていることにより
資産的な価値をも有し、又、所持者の心理的満足感も充
分にが得られるという優れた効果が奏される。
【0025】而して、この出願により得られた成形品の
良好を物理化学的性質は次の表3に示す通りである。
【表3】
【0026】又当該装身具や宝飾品が金合金,白金合金
による成形体であるために心理的に要求される審美性に
富む複雑な形状や模様を施す成形品とすることが出来、
ファッション性も充分に満足することが出来、又、芳香
性を有していることにより磁性を具備することと併せて
装身具や宝飾品としてのアクセサリー性を高め、保険衛
生上にもプラスするという優れた効果が奏される。
【0027】又磁性体微粉体を1乃至106μmの真球
状にしてあることによりロストワックス法により造型し
た石膏鋳型に精密に充填がし易く圧縮状態で無圧縮状態
での焼結加熱が適正に行われて焼結成形体が得られると
いう優れた効果が奏される。
【0028】而して、香料を含浸させる際に焼結成形体
に溶体化処理,時効処理及び着磁処理を施すために香料
の含浸を行うことが平均的に設計通りに行われ、希望通
りの磁性と芳香性と付与することが出来るという優れた
効果が奏される。
【0029】又、真球状の磁性体合金の微粉体が遠心噴
霧法による粒径が1μm以上106μm以下の成形品で
あるようにすることにより石膏鋳型に充填するに所定の
審美性に富む複雑形状や模様を形成することが出来る状
態にすることが出来るという優れた効果が奏される。
【0030】又、真球状磁性体合金微粉体が白金コベル
ト合金や白金鉄合金や金白金コベルト合金又は金白金鉄
合金からなることにより真球状磁性体合金微粉体に対す
る焼結処理が確実に行われるという優れた効果が奏され
る。
【0031】又、白金合金は白金含有量が50原子%で
あり残部が不可避不純物であることを含むコベルト又は
鉄よりなる組成を有することにより最適な含浸が行え、
又芳香性の付与も好適に行えという優れた効果が奏され
る。
【0032】又、上記真球状磁性体合金微粉体の焼結成
形体に対する溶体化処理,時効処理及び着磁処理を行う
に際し無圧縮状態で行われるために微粉体の徒な破壊が
避けられ加熱処理を行うに際し真空中、或いは、アルゴ
ン雰囲気中で行われるために酸化現象等が生ぜず、溶体
化処理や時効処理及び着磁処理が効率的に行え又、香料
の含浸も効率的に行えるという優れた効果が奏される。
【0033】そして、ロストワックス法により造形され
た鋳型に白金コベルト合金又は白金鉄合金等の微粉体を
充填するために金属金型に比べて整形後型ばらしが容易
に出来多品種少量生産に対する経済的効果が良好である
という優れた効果が奏される。
【0034】更に、加熱処理を準アルミナコーティング
施した容器内にて焼結成形品を収納することにより炉内
汚染を防止出来、設計通りの純度の成形品が得られると
いう優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】原料の白金合金真球状粉末の拡大顕微鏡写真
(SEM像)である。
【図2】ロスト・ワックス法による石膏鋳型への真球状
微粉末の充填態様の断面図である。
【図3】白金族合金装飾品の真球状微粉末(53μm〜
38μm)の焼結成形品の外形斜視図である。
【図4】一次焼結成形品の拡大顕微鏡写真(SEM像)
である。
【図5】二次焼結成形品の拡大顕微鏡写真(SEM像)
である。
【図6】一次焼結成形品の概略斜視図である。
【図7】二次焼結成形品の表面仕上げを施した成形品の
外形斜視図である。
【図8】香り持続性の経時変化の特性グラフ図である。
【図9】微粉末の収縮状態のスケール(cm)との比較
外形(左:真球状微粉末成形品、右超微粉末成形品)の
正面図である。
【図10】この出願の発明の白金合金真球状微粉末を用
いて製作した各種焼結成形品群の外形平面図(写真)で
ある。
【符号の説明】
1 真球状微粉体 3 石膏鋳型 4 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 5/02 C22C 5/04 5/04 B22F 5/00 101D (72)発明者 石井 信雄 埼玉県草加市青柳2丁目12番30号 石福金 属興業株式会社草加第一工場内 (72)発明者 澤田 圭祐 埼玉県草加市青柳2丁目12番30号 石福金 属興業株式会社草加第一工場内 (72)発明者 長谷川 浩一 埼玉県草加市青柳2丁目12番30号 石福金 属興業株式会社草加第一工場内 (72)発明者 山崎 茂幸 埼玉県草加市青柳2丁目12番30号 石福金 属興業株式会社草加第一工場内 (72)発明者 柴田 辰美 埼玉県草加市青柳2丁目12番30号 石福金 属興業株式会社草加第一工場内 Fターム(参考) 4K018 AA02 BB04 DA21 DA29 DA38 FA08 FA50

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性金属粉体をポーラス状に焼結したう
    え、着磁し、薬用香料等の香料を含浸せしめてあるよう
    にした装飾品であることを特徴とする磁性と芳香性を合
    わせ有する金合金、白金合金品。
  2. 【請求項2】磁性体合金がポーラス状に焼結した成形体
    に容体化処理、時効処理及び着磁処理を行った後、香料
    を含浸させた磁性と芳香性とを合わせ有した金合金、白
    金合金品において、粒径1μm以上,106μm以下の
    真球状である磁性体合金微粉末をロストワックス法によ
    り造形した石膏鋳型に充填後、無圧縮状態にて焼結加熱
    処理を行って得た焼結成形体に溶体化処理、時効処理及
    び着磁処理を行い、次いで香料を含浸させたことを特徴
    とする磁性と芳香性をとを合わせ有する金合金、白金合
    金品。
  3. 【請求項3】上記真球状磁性体合金微粉末が、遠心噴霧
    法により得られた真球状磁性体合金微粉末であることを
    特徴とする請求項2記載の磁性と芳香性をとを合わせ有
    する金合金、白金合金品。
  4. 【請求項4】上記真球状磁性体合金微粉末が、白金コバ
    ルト合金、白金鉄合金、金白金コバルト合金、又は金白
    金鉄合金から成ることを特徴とする請求の項2,3いず
    れか記載の磁性と芳香性をとを合わせ有する金合金、白
    金合金品。
  5. 【請求項5】上記白金合金は白金含有量が50原子%で
    あり、残部が不可避不純物を含むコバルト又は鉄より成
    る組成を有することを特徴とする請求項2,4いずれか
    記載の磁性と芳香性をとを合わせ有する金合金、白金合
    金品。
  6. 【請求項6】上記真球状磁性体合金微粉末の焼結成形体
    は、無圧縮状態にて真空又はアルゴン雰囲気中にて加熱
    処理を行って焼結成形体とし、該焼結成形体に溶体化処
    理、時効処理、及び着磁処理を行い、次いで香料を含浸
    させたことを特徴とする特許請求の範囲第2,4いずれ
    か記載の磁性と芳香性をとを合わせ有する金合金、白金
    合金品。
  7. 【請求項7】粒径が1μm以上,106μm以下の真球
    状白金コバルト合金又は白金鉄合金微粉末をロストワッ
    クス法により造型した石膏鋳型に充填後、900℃3時
    間の加熱処理を行って、次いで一次焼結成形品を成形
    し、その後鋳型破壊を行って、該一次焼結成形品を採り
    出した後、処理温度1450℃で処理時間3時間にて加
    熱処理を行い、二次焼結成形品とし、次いで、該焼結成
    形品を真空中で処理温度1000℃で1時間の溶体化処
    理を行いし、次いで処理温度710℃で3.5分間塩浴
    中で急水冷した後、真空中で処理温度600℃、1時間
    の処理を行って時効成形品とし、そして、該時効成形品
    を60%塩化バリウム塩浴剤中で30分間バレル研摩し
    た後、磁着処理を行うようにすることを特徴とする磁性
    と芳香性をとを合わせ有する金合金、白金合金品の製造
    方法。
  8. 【請求項8】上記加熱処理を純アルミナコーティングを
    施した容器内に一次焼結成形品を収納して濾内汚染を防
    止するようにして行うようにすることを特徴とする請求
    の項7記載の磁性と芳香性とを合わせ有する金合金、白
    金合金品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111266532A (zh) * 2020-03-19 2020-06-12 老铺黄金股份有限公司 金器的制作方法

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