JP2000204751A - 屋内における収納構造 - Google Patents

屋内における収納構造

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JP2000204751A
JP2000204751A JP11003131A JP313199A JP2000204751A JP 2000204751 A JP2000204751 A JP 2000204751A JP 11003131 A JP11003131 A JP 11003131A JP 313199 A JP313199 A JP 313199A JP 2000204751 A JP2000204751 A JP 2000204751A
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storing
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wagon
storage section
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JP11003131A
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English (en)
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Koji Watanabe
幸次 渡辺
Hidehiko Tsujii
秀彦 辻井
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫、ワゴン等の器具を設置しても室内の
居住性や見栄えを良好に維持することが可能な収納構造
を提供する。 【解決手段】 屋内(ただし食事室および台所を除く)
の壁面11に収納部12を配設し、該収納部12に、飲
食用または調理用器具24、51を収納するための少な
くとも1つの収納区画13、14を配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内の居間等の居
室や応接室等の接客スペースにおける収納構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】例えば、
居間や応接室等で飲食物が必要になった際には、通常、
台所で飲食物を用意するようにしているが、例えば台所
が離れている場合やフロアを異にしている場合には特
に、その間の移動や飲食物の運搬が面倒である。このた
め、前記居間や応接室等に、冷蔵庫、ワゴン等を設置
し、これにより、その場で簡単な飲食物を用意、提供で
きるようにしておくことも考えられる。
【0003】しかしながら、台所や食事室等の場合とは
異なり、居間や応接室等の場合には、上記のような冷蔵
庫、ワゴン等の器具を設置しておくと、室内の居住性や
見栄えが損なわれやすいという問題がある。
【0004】この発明は、上記の点に鑑み、冷蔵庫、ワ
ゴン等の器具を設置しても室内の居住性や見栄えを良好
に維持することが可能な収納構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされたこの発明の請求項1に記載の屋内における収
納構造は、食事室および台所を除く屋内の壁面に収納部
が配設され、該収納部が、飲食用または調理用器具を収
納するための少なくとも1つの収納区画を備えるもので
あることを特徴とするものである。
【0006】また、この発明の請求項2に記載の屋内に
おける収納構造は、前記請求項1に記載の屋内における
収納構造において、前記収納部が、階段下空間に配設さ
れていることを特徴とするものである。
【0007】なおこの発明において、「屋内の壁面」と
は、食事室および台所以外の屋内の任意の部位における
壁面を意味し、例えば、居間(居間兼食事室を含む)、
寝室、書斎等の居室、応接室、玄関ホール等の接客スペ
ース等における壁面がいずれも含まれるものとする。
【0008】また、「飲食用または調理用器具」とは、
飲食物の用意または提供に用いられる器具を意味し、例
えば、冷蔵庫、冷凍庫等の冷却保存機器、電気ポット、
コーヒーメーカー、電子レンジ、コンロ等の加熱/保温
機器、サービスワゴン等の運搬機器等がいずれも含まれ
るものとする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき具体的に説明する。図1および図2には、本発明
の一実施形態に係る屋内における収納構造が示されてい
る。同図に示す収納構造においては、屋内の壁面11に
収納部12が配設され、該収納部12は、複数の収納区
画13〜18を備えている。
【0010】上記壁面11は、リビングルーム19内の
一壁面20に沿って設けられた直階段21の側面部をな
す壁面となっており、その上端部は該直階段21の手摺
壁22と連続している。
【0011】収納部12は、前記直階段21の階段下空
間に予め配設された階段下収納となっている。このた
め、該収納部12は、該直階段21の階段勾配に従って
正面視直角三角形状に構成され、側端縁(垂直辺)およ
び上端縁(斜辺)に沿って、それぞれ枠材23S、23
Tが配設されている。
【0012】複数の収納区画13〜18は、それぞれ、
内部に適宜な幅、高さおよび奥行きの箱状空間を有する
室となっており、前記直角三角形状の収納部12内に整
然と納まるよう、全体として概略直角三角形状に、一部
段をなして積み上げるように配されている。
【0013】前記収納部12の側端縁と下端縁(底辺)
との交差部(直角部)には、第1の収納区画13が配さ
れている。該第1の収納区画13は、一方側面および下
面がそれぞれ前記収納部12の側端縁および下端縁の位
置にくるようにして配設されている。さらに、該第1の
収納区画13の他方側面には、第2の収納区画14の一
方側面が隣接している。該第1および第2の収納区画1
3、14は、飲食用または調理用器具を収納するための
区画となっている。
【0014】上記第1の収納区画13は、具体的には、
冷蔵庫収納区画となっており、図2に示すように、内部
に冷蔵庫24が収容されている。該冷蔵庫24は、市販
の小型の冷蔵庫としてほぼ標準的なものとなっており、
該第1の収納区画13の幅、高さおよび奥行きは、該冷
蔵庫24をほぼ必要最小限の余裕をもって収容し得る程
度に設定されている。また、該第1の収納区画13の内
部には、該冷蔵庫24に接続するための電源およびアー
ス(図示せず)が配設されている。
【0015】上記第2の収納区画14は、具体的には、
ワゴン収納区画となっており、内部にサービスワゴン5
1が収容されている。該サービスワゴン51は、後記図
6乃至図9に示すものである。該第2の収納区画14の
幅、高さおよび奥行きは、該サービスワゴン51をほぼ
必要最小限の余裕をもって収容し得る程度に設定されて
いる。
【0016】上記第2の収納区画14の他方側には、第
3の収納区画15の一方側面が隣接している。該第3の
収納区画15は、段を構成する複数の収納区画15、1
6、17、18のうちの下から2段目の収納区画となっ
ている。該第3の収納区画15は、棚板(固定式)によ
り上下の小区画15T、15Bに分割されており、さら
に上端部には引出15Eが配設されている。上記上下の
小区画15T、15Bは開放されており、それぞれ収納
棚、飾り棚等の任意の用途に使用することができる。
【0017】上記第1乃至第3の収納区画13、14、
15は、同一の高さを有しており、これら収納区画1
3、14、15の前面部の上端縁および下端縁に沿っ
て、レール(図示せず)が配設されている。該上下のレ
ールには、建具25の上端および下端がそれぞれ嵌挿さ
れ、該建具25は前記第1乃至第3の収納区画13、1
4、15の前面部で左右にスライドして移動し得るよう
になっている。
【0018】上記建具25の表側面には、図1に示すよ
うに、複数のスリット26が配設されている。一方、該
建具25の裏側面には、図3に示すように、複数のスリ
ット27が配設されたパネル28が嵌着されている。該
パネル28は、図4に示すように、建具25の裏側面と
の間に若干間隙をおくようにして嵌着されており、ま
た、該パネル28のスリット27は、前記表側のスリッ
ト26の位置から左右方向にずらすようにして配設され
ている。これにより、該建具25が全体として通気性を
有するとともに、表側のスリット26からは建具25の
裏側が見えないようになっている。ここで、該建具25
にがらりを配設するようにしても、上記と同様の効果を
得ることができる。ただし、がらりの場合はゴミが溜ま
りやすく手入れが面倒となるきらいがあるため、この点
で、上記のようなスリット26、27を配設する構造と
することが望ましい。
【0019】上記建具25は、平時には、図1および図
2に示すように前記第1の収納区画13の前面の位置に
配置されて前記冷蔵庫24を隠蔽するようになってい
る。このとき、該建具25は前記したように通気性を有
しているため、冷蔵庫24により生じる熱を外部へ放散
することができる。
【0020】またこのとき、第2の収納区画14の前面
は開放されているため、内部のサービスワゴン51が露
出する状態となるが、該サービスワゴン51は、後記す
るように第2の収納区画14に整然と納まる箱型形状お
よび寸法を有しているとともに、収納部12全体の外観
と調和した仕上げがなされており、したがって該サービ
スワゴン51が露出した状態でも違和感がなく見栄えも
良好となるようになっている。
【0021】なおここに示す例では、上記サービスワゴ
ン51の高さは冷蔵庫24の高さよりやや小となってお
り、第2の収納区画14に該サービスワゴン51を収容
した状態では上方にやや大きな間隙が形成されるが、該
収納区画14の前面部においてこの間隙に対応する部分
には、幕板14Tが配設されている。
【0022】一方、上記冷蔵庫24を使用する時には、
上記建具25を前記第2の収納区画14または第3の収
納区画15の前面の位置に移動させて、第1の収納区画
13の前面を開放するようにする。冷蔵庫24を使用す
るとともにサービスワゴン51を出し入れするような場
合には、該建具25は第3の収納区画15の前面の位置
に移動させておけばよい。
【0023】上記第3の収納区画15の他方側には、第
4の収納区画16の一方側面が隣接している。該第4の
収納区画16は、前記第3の収納区画15よりも高さが
小となっており、段を構成する複数の収納区画15、1
6、17、18のうちの最下段の収納区画となってい
る。該第4の収納区画16は開放されており、任意の用
途に使用することができる。
【0024】前記第1の収納区画13の上には、第5の
収納区画17が配されている。該第5の収納区画17
は、収納部12の側端縁と上端縁との交差部(頂角部)
近傍まで延びるやや縦長の形状を有し、段を構成する複
数の収納区画15、16、17、18のうちの最上段の
収納区画となっている。該第5の収納区画17は、内部
にガラス製の棚板17Pが高さ調整可能に配設されると
ともに、前面にガラス戸17Dが配設されており、例え
ば食器棚等として好適に使用し得るようになっている。
【0025】前記第5の収納区画17の一方側であっ
て、前記第2の収納区画14の上の位置には、第6の収
納区画18が配されている。該第6の収納区画18は、
前記第5の収納区画17よりも高さが小となっており、
段を構成する複数の収納区画15、16、17、18の
うちの上から2段目(下から3段目)の収納区画となっ
ている。該第6の収納区画18は開放されており、任意
の用途に使用することができる。
【0026】上記第5および第6の収納区画17、18
の天井部には、それぞれスポットライト29、29が配
設されている。これにより、該第5および第6の収納区
画17、18の装飾的効果がより良好となっており、特
に第5の収納区画17は、食器棚として使用しても装飾
的効果に優れるが、飾り棚としても好適なものとなって
いる。
【0027】前記複数の収納区画15、16、17、1
8により構成される段状部分と、前記収納部12の上端
縁の枠材23Tとの間には、複数の直角三角形状の間隙
部が形成されるが、これら間隙部の前面にはそれぞれ同
様の直角三角形状のパネルが嵌着されている。これら間
隙部のうち、最上部、即ち頂角部にある間隙部の内部に
は、トランス(図示せず)が配設されており、該トラン
スは前記第5および第6の収納区画17、18のスポッ
トライト29、29に接続されている。このため、この
部分のメンテナンス(点検、修理、部品交換等)が可能
となるように、当該間隙部に嵌着されたパネル30は着
脱可能となっている。
【0028】上記収納部12は、前記ガラス戸17D、
枠材23S、23T等の一部の部材を除き、同一の材質
(ここに示す例では同一種類の木材)で構成され、該収
納部12全体として統一感を有するとともに、リビング
ルーム19内の内装に調和した仕上げがなされている。
【0029】上記収納部12が設けられたリビングルー
ム19においては、該収納部12に収容された冷蔵庫2
4およびサービスワゴン51を用いてその場で簡便に飲
食物を用意、提供することができ、台所との間の移動や
飲食物の運搬の手間は不要である。また、該リビングル
ーム19には、図2に示すようにアームチェア31、3
1が配置されており、さらに、上記サービスワゴン51
は、後記するようにテーブルとしての機能も有するもの
となっているので、該サービスワゴン51を上記アーム
チェア31、31と併せて飲食の用に供することができ
る。このように、上記リビングルーム19は、飲食の用
に好適に対応することができるものとなっており、居住
者による使用だけでなく、接客用としての使用にも好適
なものとなっている。
【0030】さらに、上記リビングルーム19で接客を
行う場合には、前記したように、台所との間を移動した
り飲食物を運搬したりせずに済むので、接客を中断する
ことなく、その場で飲食物を用意、提供しながら接客を
行うこともできる。
【0031】上記収納構造によれば、リビングルーム1
9の壁面11に収納部12が配設され、該収納部12
が、冷蔵庫24およびサービスワゴン51をそれぞれ収
納するための第1および第2の2つの収納区画13、1
4を備えるものとなっているので、該冷蔵庫24および
サービスワゴン51を第1および第2の収納区画13、
14に収納しておくことにより、前記したようにその場
で簡便に飲食物を用意、提供することができるととも
に、該冷蔵庫24およびサービスワゴン51がリビング
ルーム19の居住性や見栄えを損なうことが少ない。
【0032】また、前記収納部12が、直階段21の階
段下空間に配設された階段下収納となっているので、該
階段下空間が有効に利用されており、その分、該収納部
12がリビングルーム19の居住性や見栄えを損なうこ
とが少ない。また、複数の収納区画13〜18が階段勾
配に合わせて段をなして配され、該階段下空間に整然と
納まるように構成されており、インテリア性も良好とな
っている。
【0033】上記図1および図2に示す収納構造には、
様々な変更を加えることが可能である。例えば、該収納
構造は、リビングルームやリビングダイニング等だけで
なく、寝室、書斎等の他の任意の居室(ただし食事室お
よび台所を除く)や、さらには応接室、玄関ホール等の
接客スペースといった屋内の任意の部位に適用すること
もできる。図5には、上記収納構造を玄関ホールに適用
した例が示されている。同図に示す例では、やや広いス
ペースを有する玄関ホール32内に椅子33が配置され
て簡単な接客もできるようになっている。該玄関ホール
32内の壁面34には収納部35が設けられ、該収納部
35は、前記図1および図2に示す収納部12の場合と
同様に、冷蔵庫24およびサービスワゴン51をそれぞ
れ収納するための2つの収納区画36、37を備えるも
のとなっている。ただし、ここに示す例では、該収納部
35は階段下収納とはなっていない。
【0034】また、前記図1および図2に示す収納部1
2と同様の収納部は、上記図5に示す例のように、階段
下空間以外にも任意の壁面部分に配設することができ、
また該収納部12の寸法、形状等もプランに応じて任意
に設定することができる。
【0035】また、飲食用または調理用器具を収納する
ための収納区画の数は特に限定されず、必要に応じて適
宜増減することができ、また該収納区画の種類も必要に
応じ適宜設定することができる。例えば、前記冷蔵庫収
納区画やワゴン収納区画に加えて(あるいはこれらの少
なくとも一方にかえて)、電気ポット、コーヒーメーカ
ー、電子レンジ等といった他の各種の器具を収納するた
めの収納区画を設けるようにしてもよい。
【0036】図6乃至図9には、前記収納部12の第2
の収納区画14に収容されるサービスワゴン51が示さ
れている。同図に示すサービスワゴン51は、本体52
と天板53とを備えている。
【0037】本体52は、前後にやや長く延びる概略箱
状体となっており、図7の側面図に示す長さLが図9の
前面図に示す幅Wより大となっている。該本体52は、
両側面部以外は閉塞されている。
【0038】図7に示すように、上記本体52の内部に
おける上端から一定深さまでの部分は、閉塞されたスペ
ース(閉塞スペース)52Cとなっており、該閉塞スペ
ース52Cより下は、収容スペース54となっている。
該収容スペース54には、両側面部から物品を出し入れ
するようにして積載し得るようになっている。該収容ス
ペース54は、さらに、仕切板55により前側区画54
Fおよび後側区画54Rの前後2区画に分割されてお
り、該仕切板55はやや後寄りに配設されて前記前側区
画54Fが後側区画54Rより大となっている。上記収
容スペース54には任意の物品を収容し積載することが
できるが、前側区画54Fには例えばボトル類を好適に
収容することができ、一方後側区画54Rには例えばゴ
ミ箱等を好適に収容することができる。
【0039】なお本明細書において、「物品を積載す
る」とは、物品を特定部材上に載置すること、物品を室
状部分内に収容すること等をいずれも含意するものとす
る。
【0040】上記収容スペース54の両側面部における
上下両端縁(計4箇所)にはレール(図示せず)が配設
されており、該収容スペース54の両側面部のそれぞれ
において、上下のレールに建具56の上端および下端が
それぞれ嵌挿されている。該建具56は、前記後側区画
54Rにほぼ対応した寸法を有しており、平時は該後側
区画54Rを覆い、該後側区画54Rに物品を出し入れ
する時は上記レールに沿ってスライドして開閉し得るよ
うになっている。
【0041】前記前側区画54Fの上端近傍には、盆5
7が収容されている。該盆57は、前側区画54F内部
の平面形状に対応する方形状の盆となっている。該前側
区画54Fの前側面および後側面における上端近傍には
それぞれ角材58、58が水平に取り付けられており、
上記盆57の両端が該角材58、58上に載置されるよ
うになっている。
【0042】天板53は、図6、図8および図9に示す
ように、本体52の上部に設けられ、固定パネル53F
およびその両側の可動パネル53M、53Mから構成さ
れている。上記固定パネル53Fは、前記本体52の上
面にほぼ等しい寸法、形状を有し、該本体52の上面に
固定されている。上記可動パネル53M、53Mは、そ
れぞれ、前記固定パネル53Fの長さに等しい長さなら
びに固定パネル53Fの幅の1/2の幅を有しており、
該固定パネル53Fの両側に、上側180°の範囲内で
回動可能に取り付けられている。具体的には、上記固定
パネル53Fと各可動パネル53M、53Mとが、これ
らの上面が同一面をなすように、側端縁同士で重合さ
れ、この状態で、複数箇所において丁番59で連結され
ている。
【0043】これにより、各可動パネル53M、53M
は、図9に示すように、固定パネル53Fの上に重ねた
状態から、該固定パネル53Fの両側端縁を軸として、
180°回動させて側方へ自在に展開し得るとともに、
これとは逆方向に180°回動させて再び固定パネル5
3Fの上に重ねた状態へ自在に戻す(閉じる)ことがで
きるようになっている。
【0044】このとき、各可動パネル53M、53Mの
幅は前記したように固定パネル53Fの幅の1/2とな
っているので、両可動パネル53M、53Mをともに閉
じた状態では、各可動パネル53M、53Mの自由端同
士がほぼ隙間なく当接し、したがって両可動パネル53
M、53Mが固定パネル53Fとほぼ合同の平面を形成
する。この状態では、サービスワゴン51が、全体とし
て箱形状に納まるためコンパクトに収納することができ
る。また、この状態では、該サービスワゴン51をワゴ
ンとして飲食物等の運搬に好適に使用することができ、
また該サービスワゴン51の上面部(閉じた状態の両可
動パネル53M、53M)をテーブルとして使用するこ
ともできる。
【0045】一方、両可動パネル53M、53Mをとも
に展開した状態では、両可動パネル53M、53Mが、
固定パネル53Fとともに、該固定パネル53Fの2倍
の面積の平面を形成する。この状態では、天板53の全
体をテーブルとしてさらに好適に使用することができ
る。
【0046】さらに、一方の可動パネル53Mのみを展
開した状態では、段差は形成されるが、両可動パネル5
3M、53Mおよび固定パネル53Fが全体として該固
定パネル53Fの1.5倍の面積の平面を形成する。
【0047】このように、可動パネル53M、53Mを
折り畳み式に開閉することにより、天板53の面積の増
減、即ち該天板53の伸縮を自在に行うことができる。
【0048】なお本明細書において、「天板の伸縮」と
は、上記の例からも明らかなように、天板の面積の増減
を意味し、その方式としては上記のような折り畳み式の
他、スライド式、着脱式等の任意の方式が含まれるもの
とする。
【0049】本体52における閉塞スペース52Cの4
隅部には、図6、図7および図9に示すように、両側面
から腕木60が出入可能に挿入されている。該腕木60
は、それぞれ、概略横長の長方形状に調製されたやや厚
肉の板材で構成されており、一方端部の下部は丸く切り
欠くようにして意匠性を向上させたものとなっている。
前記閉塞スペース52Cの両側面のそれぞれにおける前
端部および後端部には、前記腕木60の断面形状に対応
する縦長のスリット状の開口が設けられており、該腕木
60の上記端部(切欠形成側端部)が閉塞スペース52
Cの内部から該開口を通じて側方へスライドして一定長
さまで突出し、他方端部が閉塞スペース52C内に係止
されるようになっている。前記可動パネル53M、53
Mを展開する場合には、該腕木60を本体52(閉塞ス
ペース52C)から突出させておいて該可動パネル53
M、53Mの荷重を支持させるようにし、可動パネル5
3M、53Mを閉じる場合には、該腕木60を本体52
内に格納するようになっている。
【0050】前記本体52の上面部には、図6および図
8に示すように、調理器61および物入れ62F、62
Rが取り付けられている。上記調理器61は、IHヒー
タ(電磁加熱器)となっており、トッププレートが固定
パネル53Fの表面と同一面上にくるようにして、前記
本体52の上面部の中央に埋設されている。本体52に
おける閉塞スペース52Cの一方側面部には、図7に示
すように、操作部61Cが配設されており、該操作部6
1Cは閉塞スペース52Cの内部を通して上記調理器6
1に接続されている。該操作部61Cのスイッチ類(図
示せず)により、上記調理器61の操作(稼働/停止の
切換、火力調節等)を行うようになっている。また、前
記収容スペース54の後側区画54Rの天井部には、コ
ードリール(図示せず)が配設されており、該コードリ
ールも閉塞スペース52Cの内部を通して上記調理器6
1に接続されている。前記後側区画54Rの建具56を
開放し該コードリールから電源コードを引き出して外部
のコンセントに接続することにより、上記調理器61の
電源を引き込むようになっている。
【0051】上記物入れ62F、62Rは、前記調理器
61の前後にそれぞれ設けられている。両物入れ62
F、62Rは、いずれも、上面部が開放された横長の箱
状体となっており、上縁の外周に鍔が設けられるととも
に、上面部の中央には幅方向に丸棒状の把手62Hが架
設されている。前記天板53の固定パネル53Fには、
両物入れ62F、62Rの平面形状に対応する開口がそ
れぞれ設けられており、両物入れ62F、62Rは、そ
れぞれ、該開口に上方から出入自在に嵌挿され、上記鍔
により該開口の周縁に係止されるようになっている。両
物入れ62F、62Rのうち、後側の物入れ62Rは、
中央に仕切板62Pが配設されて内部が2分されてお
り、このため例えば調味料ビン等を入れておくのに好適
な物入れとなっている。一方、前側の物入れ62Fは、
仕切板は配設されておらず、このため例えばナイフ、フ
ォーク等を入れておくのに好適な物入れとなっている。
なお、両物入れ62F、62Rは同一の外形を有してい
るため、互いに入れ換えることもできる。
【0052】上記調理器61および物入れ62F、62
Rにより、サービスワゴン51で簡単な調理にも対応す
ることができ、例えば、リビングルーム19において接
客しながらその場で該調理器61で湯を沸かして茶を入
れるといったこともできる。また、前記したように、該
調理器61はIHヒータとなっており、トッププレート
が固定パネル53Fの表面と同一面上にあるので、調理
時以外には該トッププレートを前記天板53の一部とし
て機能させることもできる。このとき、前記天板53の
可動パネル53M、53Mは、該調理器61および物入
れ62F、62Rの蓋としても機能する。
【0053】前記本体52の下面の4隅部には、図7お
よび図9に示すように、それぞれキャスタ63が取り付
けられており、これによりサービスワゴン51を任意の
方向へ自在に移動させ得るようになっている。
【0054】上記4隅部のキャスタ63は、目隠し材6
4により隠蔽されている。該目隠し材64は、本体52
の下面の外周縁から垂下された幕板となっており、床面
Fとの間に僅かな間隙を残す程度まで下方へ延びてい
る。
【0055】上記サービスワゴン51は、調理器61等
の一部の部品を除き、全体として前記収納部12と同一
の材質で構成され、該収納部12と調和した仕上げがな
されている。また、該サービスワゴン51は、前記両可
動パネル53M、53Mを閉じた状態では、前記収納部
12の第2の収納区画14に、ほぼ必要最小限の余裕を
もって収容され得る寸法および形状を有するように構成
されている。これにより、該サービスワゴン51を、上
記第2の収納区画14に違和感なく調和させて収容する
ことができ、このとき、該サービスワゴン51を特に建
具等により隠蔽しなくても、見栄えを良好に維持するこ
とができる。
【0056】なお、上記サービスワゴン51は、前面部
と後面部とが同一の仕上げとなっており、したがって、
該前面部を露出させて収納するようにしても、後面部を
露出させて収納するようにしても、同様に見栄えを良好
に維持することができる。
【0057】上記サービスワゴン51によれば、物品を
積載し得る本体52と、該サービスワゴン51を移動さ
せるためのキャスタ63と、本体52の上部に設けられ
て伸縮可能に構成された天板53と、本体52に突出/
格納可能に設けられて天板53の少なくとも一部を支持
する腕木60とを備えるものとなっているので、該天板
53を収縮させることにより、該サービスワゴン51を
コンパクトに収納することができ、したがって室内の居
住性や見栄えを損なうことが少ない。一方、該天板53
を伸長させると、該サービスワゴン51をテーブルとし
ても好適に使用することができるようになるので、該サ
ービスワゴン51をワゴンとテーブルとの兼用として使
用することで、その分スペースを節約することができ、
したがって室内の居住性をさらに良好に維持することが
できる。
【0058】さらに、上記腕木60により、天板53が
伸長した状態でも安定して支持され、したがって該天板
53を安定性を有するテーブルとして使用することがで
きる。また、該腕木60により、サービスワゴン51全
体の立体的なイメージがさらに強調され、該サービスワ
ゴン51の外観が斬新で変化に富んだものとなる。さら
にまた、該腕木60が本体52に突出/格納可能に設け
られていることから、該サービスワゴン51のコンパク
ト性が損なわれることもなく、また該サービスワゴン5
1の外観にさらに動きが付与されて意外性も得られる。
【0059】また、上記サービスワゴン51は、調理器
61をさらに備えるものとなっているので、該サービス
ワゴン51で簡単な調理にも対応することが可能となっ
ており、したがって飲食物をより簡便に用意、提供する
ことができ、その場で接客しながら調理を行うこともで
きる。また、例えば別に調理器を用意する場合に比し
て、取扱や収納の点でも有利となっている。
【0060】また、上記サービスワゴン51は、さらに
キャスタ63が目隠し材64により隠蔽されたものとな
っているので、該サービスワゴン51からワゴンとして
のイメージが感じられ難く、したがって、該サービスワ
ゴン51を安定したテーブルのように感覚しながら、落
ち着いて使用することができる。
【0061】上記サービスワゴン51には、様々な変更
を加えることが可能である。例えば、天板53を、前記
したように折り畳み式に伸縮させるものにかえて、例え
ば可動パネルをスライドさせることにより伸縮させるも
の、可動パネルを着脱することにより伸縮させるもの等
としてもよい。
【0062】また、腕木60の構成としても特に限定さ
れず、例えば、前記したように本体52からスライドし
て突出/格納するもの以外にも、折り畳み式に突出/格
納するもの、着脱式に突出/格納するもの等としてもよ
い。
【0063】また、本体52の寸法、形状その他の構成
としては特に限定されず、当該分野で公知の構成がいず
れも採用できる。例えば、該本体52自体を折り畳み可
能としたり、該本体52に適宜ハンドル等を付加したり
する等の構成が挙げられる。
【0064】また、キャスタ63にかえて、ホイール等
の他の適宜な移動手段を設けるようにしてもよい。
【0065】また、調理器61として、前記したような
電磁加熱器にかえて(あるいはこれに加えて)、コーヒ
ーメーカー、電気ポット、コンロ等の他の任意の調理器
を設けるようにしてもよい。また、該調理器61をサー
ビスワゴン51に着脱可能に取り付けるようにしてもよ
い。
【0066】また、目隠し材64の構成も特に限定され
ず、例えば、複数のキャスタ63にそれぞれ対応して目
隠し材を個別に配設するようにしてもよく、また、例え
ば該目隠し材64を適宜可撓性材料、弾性材料等で構成
するようにしてもよい。
【0067】また、上記サービスワゴン51は、前記収
納部12に好適に収容し得るように構成されているが、
該サービスワゴン51の収納箇所としては該収納部12
に限定されるものではない。また、該サービスワゴン5
1の寸法、形状、仕上げ方法等は、該収納部12以外に
も、任意の収納箇所に合わせて設定することができ、あ
るいは特定の収納箇所に合わせることなく独立に設定す
るようにしてもよい。
【0068】さらにまた、上記サービスワゴン51は、
本体52の上部に設けられて伸縮可能に構成された天
板53と、本体52に突出/格納可能に設けられて天板
53の少なくとも一部を支持する腕木60とを備えるこ
と、ならびに、調理器61を備えること、の双方の要
件を満たすものとなっているが、これらおよびのい
ずれか一方の要件のみを満たすものとしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1に記
載の屋内における収納構造によれば、食事室および台所
を除く屋内の壁面に収納部が配設され、該収納部が、飲
食用または調理用器具を収納するための少なくとも1つ
の収納区画を備えるものとなっているので、冷蔵庫、サ
ービスワゴン等の飲食用または調理用器具を上記収納区
画に収納しておくことにより、例えば居間や応接室等の
場合であっても、その場で簡便に飲食物を用意、提供す
ることができ、台所との間の移動や飲食物の運搬の手間
が不要であるとともに、該飲食用または調理用器具が屋
内の居住性や見栄えを損なうことが少ない。
【0070】加えて、この発明の請求項2に記載の屋内
における収納構造によれば、前記収納部が階段下空間に
配設されているので、該階段下空間を有効に利用するこ
とができ、その分、該収納部が屋内の居住性や見栄えを
損なうことが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る屋内における収納構造を示す正
面図。
【図2】図1の収納構造の平面図。
【図3】図1の収納部に配設された建具を示す背面図。
【図4】図3の建具の横断面図。
【図5】他の実施形態に係る屋内における収納構造を示
す平面図。
【図6】サービスワゴンを示す斜視図。
【図7】図6のサービスワゴンの右側面図。
【図8】図6のサービスワゴン(展開状態)の上面図。
【図9】図6のサービスワゴンの正面図。
【符号の説明】
11 壁面 12 収納部 13、14 収納区画 24 冷蔵庫(飲食用または調理用器具) 51 サービスワゴン(飲食用または調理用器具)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食事室および台所を除く屋内の壁面に収
    納部が配設され、該収納部が、飲食用または調理用器具
    を収納するための少なくとも1つの収納区画を備えるも
    のであることを特徴とする屋内における収納構造。
  2. 【請求項2】 前記収納部が、階段下空間に配設されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の屋内における収
    納構造。
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