JP2000205325A - 油圧緩衝器の減衰力調整装置 - Google Patents
油圧緩衝器の減衰力調整装置Info
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- JP2000205325A JP2000205325A JP11006784A JP678499A JP2000205325A JP 2000205325 A JP2000205325 A JP 2000205325A JP 11006784 A JP11006784 A JP 11006784A JP 678499 A JP678499 A JP 678499A JP 2000205325 A JP2000205325 A JP 2000205325A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧緩衝器に設定してある減衰力を、走行条
件等の変化に従い直ちに一時的に変更可能とすること。 【解決手段】 油圧緩衝器10の減衰力調整装置41に
おいて、第1アジャスタ51によりバイパス流路42の
開口面積を調整可能とするとともに、第2アジャスタ6
1によりバイパス流路42の開口面積を調整可能とする
もの。
件等の変化に従い直ちに一時的に変更可能とすること。 【解決手段】 油圧緩衝器10の減衰力調整装置41に
おいて、第1アジャスタ51によりバイパス流路42の
開口面積を調整可能とするとともに、第2アジャスタ6
1によりバイパス流路42の開口面積を調整可能とする
もの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車等に用
いて好適な油圧緩衝器の減衰力調整装置に関する。
いて好適な油圧緩衝器の減衰力調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧緩衝器として、実登録252183
6号公報に記載の如く、圧側減衰力と伸側減衰力のそれ
ぞれを個別に調整可能とするように、 第1と第2のア
ジャスタを備えたものが提案されている。
6号公報に記載の如く、圧側減衰力と伸側減衰力のそれ
ぞれを個別に調整可能とするように、 第1と第2のア
ジャスタを備えたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
は、第1アジャスタにより圧側減衰力を、第2アジャス
タにより伸側減衰力をそれぞれ別個に調整可能とするも
のであり、第1アジャスタにより設定した減衰力を第2
アジャスタにより変更する如くのものではない。従っ
て、第1アジャスタにより予め基準減衰力を設定した車
両において、走行条件等の変化に従い一時的により高い
減衰力を所望するとき、この減衰力を直ちに一時的にだ
け変更することができない。
は、第1アジャスタにより圧側減衰力を、第2アジャス
タにより伸側減衰力をそれぞれ別個に調整可能とするも
のであり、第1アジャスタにより設定した減衰力を第2
アジャスタにより変更する如くのものではない。従っ
て、第1アジャスタにより予め基準減衰力を設定した車
両において、走行条件等の変化に従い一時的により高い
減衰力を所望するとき、この減衰力を直ちに一時的にだ
け変更することができない。
【0004】例えば、自動二輪車等のモトクロス走行に
おいて、下り坂でブレーキを掛けると、前輪側の緩衝器
が縮み、後輪側の緩衝器が伸び過ぎて、車両が前転しそ
うな状態になる虞れがある。このような後輪側の緩衝器
の伸び切り時に、後輪側の緩衝器の伸側減衰力を第1ア
ジャスタにより設定してある基準減衰力を直ちに一時的
により高くすることができれば、後輪側の緩衝器の伸び
過ぎを抑えて車両の前転を回避できる。
おいて、下り坂でブレーキを掛けると、前輪側の緩衝器
が縮み、後輪側の緩衝器が伸び過ぎて、車両が前転しそ
うな状態になる虞れがある。このような後輪側の緩衝器
の伸び切り時に、後輪側の緩衝器の伸側減衰力を第1ア
ジャスタにより設定してある基準減衰力を直ちに一時的
により高くすることができれば、後輪側の緩衝器の伸び
過ぎを抑えて車両の前転を回避できる。
【0005】本発明の課題は、油圧緩衝器に設定してあ
る減衰力を、走行条件等の変化に従い直ちに一時的に変
更可能とすることにある。
る減衰力を、走行条件等の変化に従い直ちに一時的に変
更可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持したピストンに
より緩衝器内に油室を区画し、中空ロッドにピストンの
両側の油室を連通可能とするバイパス流路を形成し、中
空ロッド内に調整ロッドを軸方向に進退自在に設け、該
調整ロッドの先端部でバイパス流路の開口面積を調整可
能とし、調整ロッドの基端部に第1当接部と第2当接部
を設け、中空ロッドの外端部に固定した取付部材に支持
され、調整ロッドの第1当接部に直接もしくは間接に当
接し、該調整ロッドを軸方向に進退させる第1アジャス
タを備え、この第1アジャスタによりバイパス流路の開
口面積を調整可能とするとともに、上記取付部材に支持
され、調整ロッドの第2当接部に直接もしくは間接に当
接し、該調整ロッドを軸方向に進退させる第2アジャス
タを備え、この第2アジャスタによりバイパス流路の開
口面積を調整可能とするようにしたものである。
は緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持したピストンに
より緩衝器内に油室を区画し、中空ロッドにピストンの
両側の油室を連通可能とするバイパス流路を形成し、中
空ロッド内に調整ロッドを軸方向に進退自在に設け、該
調整ロッドの先端部でバイパス流路の開口面積を調整可
能とし、調整ロッドの基端部に第1当接部と第2当接部
を設け、中空ロッドの外端部に固定した取付部材に支持
され、調整ロッドの第1当接部に直接もしくは間接に当
接し、該調整ロッドを軸方向に進退させる第1アジャス
タを備え、この第1アジャスタによりバイパス流路の開
口面積を調整可能とするとともに、上記取付部材に支持
され、調整ロッドの第2当接部に直接もしくは間接に当
接し、該調整ロッドを軸方向に進退させる第2アジャス
タを備え、この第2アジャスタによりバイパス流路の開
口面積を調整可能とするようにしたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記調整ロッドの第1当接部
がその基端部の端面であり、第2当接部が鍔面であるよ
うにしたものである。
載の本発明において更に、前記調整ロッドの第1当接部
がその基端部の端面であり、第2当接部が鍔面であるよ
うにしたものである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、緩衝器内に挿
入した中空ロッドに支持したピストンにより緩衝器内に
油室を区画し、中空ロッドにピストンの両側の油室を連
通可能とするバイパス流路を形成し、該バイパス流路が
一方の油室の側の縦孔と他方の油室の側の横孔とを互い
に連通させてなり、中空ロッド内に調整パイプを軸方向
に進退自在に設けるとともに、該調整パイプ内に調整ロ
ッドを軸方向に進退自在に設け、調整ロッドの先端部で
バイパス流路の縦孔の開口面積を調整可能とするととも
に、調整パイプの先端部でバイパス流路の横孔の開口面
積を調整可能とし、中空ロッドの外端部に固定した取付
部材に支持され、調整ロッドの基端部に直接もしくは間
接に当接し、該調整ロッドを軸方向に進退させる第1ア
ジャスタを備え、この第1アジャスタによりバイパス流
路の縦孔の開口面積を調整可能とするとともに、上記取
付部材に支持され、調整パイプの基端部に直接もしくは
間接に当接し、該調整パイプを軸方向に進退させる第2
アジャスタを備え、この第2アジャスタによりバイパス
流路の横孔の開口面積を調整可能とするようにしたもの
である。
入した中空ロッドに支持したピストンにより緩衝器内に
油室を区画し、中空ロッドにピストンの両側の油室を連
通可能とするバイパス流路を形成し、該バイパス流路が
一方の油室の側の縦孔と他方の油室の側の横孔とを互い
に連通させてなり、中空ロッド内に調整パイプを軸方向
に進退自在に設けるとともに、該調整パイプ内に調整ロ
ッドを軸方向に進退自在に設け、調整ロッドの先端部で
バイパス流路の縦孔の開口面積を調整可能とするととも
に、調整パイプの先端部でバイパス流路の横孔の開口面
積を調整可能とし、中空ロッドの外端部に固定した取付
部材に支持され、調整ロッドの基端部に直接もしくは間
接に当接し、該調整ロッドを軸方向に進退させる第1ア
ジャスタを備え、この第1アジャスタによりバイパス流
路の縦孔の開口面積を調整可能とするとともに、上記取
付部材に支持され、調整パイプの基端部に直接もしくは
間接に当接し、該調整パイプを軸方向に進退させる第2
アジャスタを備え、この第2アジャスタによりバイパス
流路の横孔の開口面積を調整可能とするようにしたもの
である。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1又は
3に記載の本発明において更に、前記第1と第2のアジ
ャスタが、調整ロッドの軸方向と交差する方向に進退す
るものであり、第1アジャスタは車幅方向に、第2アジ
ャスタは車両の前後方向に進退するようにしたものであ
る。
3に記載の本発明において更に、前記第1と第2のアジ
ャスタが、調整ロッドの軸方向と交差する方向に進退す
るものであり、第1アジャスタは車幅方向に、第2アジ
ャスタは車両の前後方向に進退するようにしたものであ
る。
【0010】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4
のいずれかに記載の本発明において更に、前記第2アジ
ャスタが、車体フレームに車輪を枢支する揺動アームの
変位に連動して操作可能とされ、第1アジャスタが予め
設定してある減衰力を一時的に変更可能とするようにし
たものである。
のいずれかに記載の本発明において更に、前記第2アジ
ャスタが、車体フレームに車輪を枢支する揺動アームの
変位に連動して操作可能とされ、第1アジャスタが予め
設定してある減衰力を一時的に変更可能とするようにし
たものである。
【0011】請求項6に記載の本発明は、請求項1〜4
のいずれかに記載の本発明において更に、前記第2アジ
ャスタが、車両の運転中に遠隔操作可能とされ、第1ア
ジャスタが予め設定してある減衰力を一時的に変更可能
とするようにしたものである。
のいずれかに記載の本発明において更に、前記第2アジ
ャスタが、車両の運転中に遠隔操作可能とされ、第1ア
ジャスタが予め設定してある減衰力を一時的に変更可能
とするようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1、2の本発明によれば下記の作用が
ある。 基準減衰力は、第1アジャスタにより設定しておく。
そして、走行条件等の変化に従い、一時的により高い減
衰力を所望するとき、この減衰力を第2アジャスタによ
り直ちに一時的に変更し、その後第2アジャスタの復帰
操作により直ちに第1アジャスタが支配する基準減衰力
状態に復元できる。
ある。 基準減衰力は、第1アジャスタにより設定しておく。
そして、走行条件等の変化に従い、一時的により高い減
衰力を所望するとき、この減衰力を第2アジャスタによ
り直ちに一時的に変更し、その後第2アジャスタの復帰
操作により直ちに第1アジャスタが支配する基準減衰力
状態に復元できる。
【0013】請求項3の本発明によれば下記の作用が
ある。 基準減衰力は、第1アジャスタにより設定しておく。
そして、走行条件等の変化に従い一時的により高い減衰
力を所望するとき、この減衰力を第2アジャスタにより
直ちに一時的に変更し、その後第2アジャスタの復帰操
作により直ちに第1アジャスタが支配する基準減衰力状
態に復元できる。
ある。 基準減衰力は、第1アジャスタにより設定しておく。
そして、走行条件等の変化に従い一時的により高い減衰
力を所望するとき、この減衰力を第2アジャスタにより
直ちに一時的に変更し、その後第2アジャスタの復帰操
作により直ちに第1アジャスタが支配する基準減衰力状
態に復元できる。
【0014】請求項4の本発明によれば下記の作用が
ある。 油圧緩衝器の中空ロッドの外端部に固定した取付部材
を車輪側もしくは車体側に接続するに際し、この取付部
材に支持される第1アジャスタと第2アジャスタを調整
ロッドの軸方向に交差する方向、従って中空ロッドの軸
方向に交差する方向に延在するものとすることにより、
第1アジャスタと第2アジャスタの設置スペースが確保
し易くなる。また、第1アジャスタと第2アジャスタを
車幅方向と車両の前後方向の直交する2方向に分けて配
置したから、この点でもそれらの設置スペースと、操作
スペースが確保し易くなる。
ある。 油圧緩衝器の中空ロッドの外端部に固定した取付部材
を車輪側もしくは車体側に接続するに際し、この取付部
材に支持される第1アジャスタと第2アジャスタを調整
ロッドの軸方向に交差する方向、従って中空ロッドの軸
方向に交差する方向に延在するものとすることにより、
第1アジャスタと第2アジャスタの設置スペースが確保
し易くなる。また、第1アジャスタと第2アジャスタを
車幅方向と車両の前後方向の直交する2方向に分けて配
置したから、この点でもそれらの設置スペースと、操作
スペースが確保し易くなる。
【0015】請求項5の本発明によれば下記の作用が
ある。 自動二輪車の走行中に、下り坂でブレーキを掛けたと
きの後輪側の緩衝器の伸び切り近くで、車輪を枢支して
いる揺動アームがその揺動過程で第2アジャスタを操作
し、油圧緩衝器の伸側減衰力を直ちに一時的に高くして
車両の前転を回避する。
ある。 自動二輪車の走行中に、下り坂でブレーキを掛けたと
きの後輪側の緩衝器の伸び切り近くで、車輪を枢支して
いる揺動アームがその揺動過程で第2アジャスタを操作
し、油圧緩衝器の伸側減衰力を直ちに一時的に高くして
車両の前転を回避する。
【0016】請求項6の本発明によれば下記の作用が
ある。 自動二輪車等の走行中に、上記の如くの走行条件等
の変化を感知したライダーの遠隔操作により第2アジャ
スタを操作し、油圧緩衝器の減衰力を直ちに一時的に所
望の状態に変更でき、例えば上記の如くに車両の前転
を回避できる。
ある。 自動二輪車等の走行中に、上記の如くの走行条件等
の変化を感知したライダーの遠隔操作により第2アジャ
スタを操作し、油圧緩衝器の減衰力を直ちに一時的に所
望の状態に変更でき、例えば上記の如くに車両の前転
を回避できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の油圧緩衝器
を示す要部断面図、図2は第1アジャスタによる減衰状
態を示す断面図、図3は図2のIII-III線に沿う断面
図、図4は第2アジャスタによる減衰状態を示す断面
図、図5は第2アジャスタを示す模式図、図6は中間部
材を示す模式図、図7は第2実施形態の油圧緩衝器を示
す要部断面図、図8は第1アジャスタによる減衰状態を
示す断面図、図9は図8のIX-IX線に沿う断面図、図1
0は第2アジャスタによる減衰状態を示す断面図であ
る。 (第1実施形態)(図1〜図6) 油圧緩衝器10は、図1に示す如く、シリンダ11に中
空ピストンロッド12を挿入し、シリンダ11とピスト
ンロッド12の外側部に懸架スプリング13を介装して
いる。
を示す要部断面図、図2は第1アジャスタによる減衰状
態を示す断面図、図3は図2のIII-III線に沿う断面
図、図4は第2アジャスタによる減衰状態を示す断面
図、図5は第2アジャスタを示す模式図、図6は中間部
材を示す模式図、図7は第2実施形態の油圧緩衝器を示
す要部断面図、図8は第1アジャスタによる減衰状態を
示す断面図、図9は図8のIX-IX線に沿う断面図、図1
0は第2アジャスタによる減衰状態を示す断面図であ
る。 (第1実施形態)(図1〜図6) 油圧緩衝器10は、図1に示す如く、シリンダ11に中
空ピストンロッド12を挿入し、シリンダ11とピスト
ンロッド12の外側部に懸架スプリング13を介装して
いる。
【0018】シリンダ11は車体側取付部材14を備
え、ピストンロッド12に車輪側取付部材15を備え
る。シリンダ11の外周部にはばね受け調整リング16
とばね受け17が螺着され、ピストンロッド12にはば
ね受け18が固定されており、ばね受け17とばね受け
18の間に懸架スプリング13を介装し、ばね受け調整
リング16とばね受け17の螺動により懸架スプリング
13の設定長さを調整可能としている。懸架スプリング
13の弾発力が、車両が路面から受ける衝撃力を吸収す
る。
え、ピストンロッド12に車輪側取付部材15を備え
る。シリンダ11の外周部にはばね受け調整リング16
とばね受け17が螺着され、ピストンロッド12にはば
ね受け18が固定されており、ばね受け17とばね受け
18の間に懸架スプリング13を介装し、ばね受け調整
リング16とばね受け17の螺動により懸架スプリング
13の設定長さを調整可能としている。懸架スプリング
13の弾発力が、車両が路面から受ける衝撃力を吸収す
る。
【0019】シリンダ11はピストンロッド12が貫通
するロッドガイド21を備える。ロッドガイド21は、
Oリング22を介してシリンダ11に液密に装着される
とともに、オイルシール23、ブッシュ24、ダストシ
ール25を備える内径部にピストンロッド12を液密に
摺動自在としている。尚、シリンダ11は、ロッドガイ
ド21の外側に圧側バンパ26を備え、最圧縮時に、ピ
ストンロッド12が備えるバンパストッパ27にこの圧
側バンパ26を衝合して最圧縮ストロークを規制可能と
している。また、シリンダ11は、ロッドガイド21の
内側に伸側バンプラバー28を備えている。
するロッドガイド21を備える。ロッドガイド21は、
Oリング22を介してシリンダ11に液密に装着される
とともに、オイルシール23、ブッシュ24、ダストシ
ール25を備える内径部にピストンロッド12を液密に
摺動自在としている。尚、シリンダ11は、ロッドガイ
ド21の外側に圧側バンパ26を備え、最圧縮時に、ピ
ストンロッド12が備えるバンパストッパ27にこの圧
側バンパ26を衝合して最圧縮ストロークを規制可能と
している。また、シリンダ11は、ロッドガイド21の
内側に伸側バンプラバー28を備えている。
【0020】油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置
(伸側減衰力発生装置)30と、ベースバルブ装置(圧
側減衰力発生装置)60とを有している。油圧緩衝器1
0は、ピストンバルブ装置30とベースバルブ装置60
が発生する減衰力により、懸架スプリング13による衝
撃力の吸収に伴うシリンダ11とピストンロッド12の
伸縮振動を抑制する。
(伸側減衰力発生装置)30と、ベースバルブ装置(圧
側減衰力発生装置)60とを有している。油圧緩衝器1
0は、ピストンバルブ装置30とベースバルブ装置60
が発生する減衰力により、懸架スプリング13による衝
撃力の吸収に伴うシリンダ11とピストンロッド12の
伸縮振動を抑制する。
【0021】(ピストンバルブ装置30)ピストンバル
ブ装置30は、シリンダ11に挿入されたピストンロッ
ド12の端部にバルブストッパ31、圧側バルブ32、
ピストン33、伸側バルブ34、バルブストッパ35を
装着し、これらをナット36で固定してある。
ブ装置30は、シリンダ11に挿入されたピストンロッ
ド12の端部にバルブストッパ31、圧側バルブ32、
ピストン33、伸側バルブ34、バルブストッパ35を
装着し、これらをナット36で固定してある。
【0022】ピストン33は、外周部に備えたOリング
37A、ピストンリング37Bを介してシリンダ11の
内部を液密に摺接し、シリンダ11の内部をピストンロ
ッド12が収容されないピストン側油室38Aと、ピス
トンロッド12が収容されるロッド側油室38Bとに区
画する。ピストン33は、圧側バルブ32を備えてピス
トン側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能と
する圧側流路39と、伸側バルブ34を備えてピストン
側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能とする
伸側流路40とを備える。圧側バルブ32の支持中心
(ピストン33の中心と同じ)から圧側流路39の流路
中心までの距離Raと、伸側バルブ34の支持中心(ピ
ストン33の中心と同じ)から伸側流路40の流路中心
までの距離Rbとは、Ra>Rbに設定されており、伸
側バルブ34の撓み変形に基づく伸側減衰力の方が圧側
バルブ32の撓み変形に基づく圧側減衰力より大きくな
るように設定されている。
37A、ピストンリング37Bを介してシリンダ11の
内部を液密に摺接し、シリンダ11の内部をピストンロ
ッド12が収容されないピストン側油室38Aと、ピス
トンロッド12が収容されるロッド側油室38Bとに区
画する。ピストン33は、圧側バルブ32を備えてピス
トン側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能と
する圧側流路39と、伸側バルブ34を備えてピストン
側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能とする
伸側流路40とを備える。圧側バルブ32の支持中心
(ピストン33の中心と同じ)から圧側流路39の流路
中心までの距離Raと、伸側バルブ34の支持中心(ピ
ストン33の中心と同じ)から伸側流路40の流路中心
までの距離Rbとは、Ra>Rbに設定されており、伸
側バルブ34の撓み変形に基づく伸側減衰力の方が圧側
バルブ32の撓み変形に基づく圧側減衰力より大きくな
るように設定されている。
【0023】また、ピストンバルブ装置30は、図2〜
図4に詳細に示す減衰力調整装置41を有している。
図4に詳細に示す減衰力調整装置41を有している。
【0024】減衰力調整装置41は、ピストンロッド1
2にピストン側油室38Aとロッド側油室38Bを連通
可能とするバイパス流路42を形成し、このバイパス流
路42をピストン側油室38Aに開口する縦孔42Aと
ロッド側油室38Bに開口する横孔42Bにより構成し
ている。減衰力調整装置41は、ピストンロッド12の
中空部に調整ロッド43を軸方向に進退自在に、且つO
リング44を介して液密に挿入され、先端のニードル弁
43Aによりバイパス流路42の縦孔42Aの開口面積
を調整する。このとき、調整ロッド43は、その基端部
をピストンロッド12から取付部材15に設けてあるス
ライド孔47の側に延在し、その基端部の端面を第1当
接部45Aとし、その基端部に設けた鍔面を第2当接部
45Bとしている。そして、バイパス流路43は、ピス
トン側油室38Aの油圧に基づくスラスト力と、その基
端部とピストンロッド12の端面との間に介装されてい
るばね46のばね力により、それらの第1当接部45
A、第2当接部45Bを後述する第1アジャスタ51、
第2アジャスタ61と直接もしくは間接に衝合する方向
に突出せしめられている。
2にピストン側油室38Aとロッド側油室38Bを連通
可能とするバイパス流路42を形成し、このバイパス流
路42をピストン側油室38Aに開口する縦孔42Aと
ロッド側油室38Bに開口する横孔42Bにより構成し
ている。減衰力調整装置41は、ピストンロッド12の
中空部に調整ロッド43を軸方向に進退自在に、且つO
リング44を介して液密に挿入され、先端のニードル弁
43Aによりバイパス流路42の縦孔42Aの開口面積
を調整する。このとき、調整ロッド43は、その基端部
をピストンロッド12から取付部材15に設けてあるス
ライド孔47の側に延在し、その基端部の端面を第1当
接部45Aとし、その基端部に設けた鍔面を第2当接部
45Bとしている。そして、バイパス流路43は、ピス
トン側油室38Aの油圧に基づくスラスト力と、その基
端部とピストンロッド12の端面との間に介装されてい
るばね46のばね力により、それらの第1当接部45
A、第2当接部45Bを後述する第1アジャスタ51、
第2アジャスタ61と直接もしくは間接に衝合する方向
に突出せしめられている。
【0025】第1アジャスタ51は、ピストンロッド1
2の外端部に固定されている取付部材15に設けられ、
調整ロッド43の軸方向に交差する、車幅方向に穿設さ
れた第1装着孔52に支持され、調整ロッド43の第1
当接部45Aに直接当接し、調整ロッド43を軸方向に
進退させ、調整ロッド43のニードル弁43Aによりバ
イパス流路42の縦孔42Aの開口面積を調整し、伸側
減衰力を調整可能とする。具体的には、第1アジャスタ
51は、第1装着孔52のねじ孔52Aから挿入され、
先端の溝付操作部51Bを第1装着孔52の支持孔52
BにOリング53を介して液密に枢支され、基端のねじ
部51Aを第1装着孔52のねじ孔52Aに螺着され、
中間のテーパ状カム面51Cを調整ロッド43の第1当
接部45Aに当接せしめている。これにより、第1アジ
ャスタ51は、溝付操作部51Bの溝に係入せしめられ
る回転操作工具により回転されて螺動され、カム面51
Cの変位により調整ロッド43を軸方向に進退可能とす
る。尚、第1装着孔52のねじ孔52Aはキャップ54
により封止される。
2の外端部に固定されている取付部材15に設けられ、
調整ロッド43の軸方向に交差する、車幅方向に穿設さ
れた第1装着孔52に支持され、調整ロッド43の第1
当接部45Aに直接当接し、調整ロッド43を軸方向に
進退させ、調整ロッド43のニードル弁43Aによりバ
イパス流路42の縦孔42Aの開口面積を調整し、伸側
減衰力を調整可能とする。具体的には、第1アジャスタ
51は、第1装着孔52のねじ孔52Aから挿入され、
先端の溝付操作部51Bを第1装着孔52の支持孔52
BにOリング53を介して液密に枢支され、基端のねじ
部51Aを第1装着孔52のねじ孔52Aに螺着され、
中間のテーパ状カム面51Cを調整ロッド43の第1当
接部45Aに当接せしめている。これにより、第1アジ
ャスタ51は、溝付操作部51Bの溝に係入せしめられ
る回転操作工具により回転されて螺動され、カム面51
Cの変位により調整ロッド43を軸方向に進退可能とす
る。尚、第1装着孔52のねじ孔52Aはキャップ54
により封止される。
【0026】このとき、第1アジャスタ51は、車両の
走行前に手動操作され、調整ロッド43のニードル弁4
3Aを図2、図3に示す如くの絞り位置に設定し、基準
減衰力状態を定めるように使用される。
走行前に手動操作され、調整ロッド43のニードル弁4
3Aを図2、図3に示す如くの絞り位置に設定し、基準
減衰力状態を定めるように使用される。
【0027】第2アジャスタ61(図5)は、取付部材
15に設けられ、調整ロッド43の軸方向と交差する、
車両の前後方向に穿設された第2装着孔62に支持さ
れ、調整ロッド43の第2当接部45Bに中間部材63
(図6)を介して間接に当接し、調整ロッド43を軸方
向に進退させ、調整ロッド43のニードル弁43Aによ
りバイパス流路42の縦孔42Aの開口面積を調整し、
伸側減衰力を調整可能とする。具体的には、第2アジャ
スタ61を第2装着孔62にシール部材64を介してス
ライド可能に挿入するとともに、この第2装着孔62に
直交するように取付部材15に設けてある前述のスライ
ド孔47に上述の中間部材63をスライド可能に挿入
し、第2アジャスタ61の先端のカム面61Aと中間部
材63の基端のカム面63Aとを衝合させ、中間部材6
3の先端の操作面63Bを調整ロッド43の第2当接部
45Bに衝合せしめている。これにより、第2アジャス
タ61は、その軸方向に移動せしめられて中間部材63
を変位せしめることにより、調整ロッド43を軸方向に
進退可能とする。
15に設けられ、調整ロッド43の軸方向と交差する、
車両の前後方向に穿設された第2装着孔62に支持さ
れ、調整ロッド43の第2当接部45Bに中間部材63
(図6)を介して間接に当接し、調整ロッド43を軸方
向に進退させ、調整ロッド43のニードル弁43Aによ
りバイパス流路42の縦孔42Aの開口面積を調整し、
伸側減衰力を調整可能とする。具体的には、第2アジャ
スタ61を第2装着孔62にシール部材64を介してス
ライド可能に挿入するとともに、この第2装着孔62に
直交するように取付部材15に設けてある前述のスライ
ド孔47に上述の中間部材63をスライド可能に挿入
し、第2アジャスタ61の先端のカム面61Aと中間部
材63の基端のカム面63Aとを衝合させ、中間部材6
3の先端の操作面63Bを調整ロッド43の第2当接部
45Bに衝合せしめている。これにより、第2アジャス
タ61は、その軸方向に移動せしめられて中間部材63
を変位せしめることにより、調整ロッド43を軸方向に
進退可能とする。
【0028】このとき、第2アジャスタ61は、車体フ
レームに車輪を枢支する揺動アームの変位に連動して操
作可能とされ、調整ロッド43のニードル弁43Aを図
2、図3から図4に示す如くの絞り位置に押込み設定
し、第1アジャスタ51が予め設定してある基準減衰力
を一時的に変更可能とする。或いは、第2アジャスタ6
1は、ライダーが車両の運転中に操作ケーブル等を介し
て遠隔操作可能とされ、調整ロッド43のニードル弁4
3Aを図2、図3から図4に示す如くの絞り位置に押込
み設定し、第1アジャスタ51が予め設定してある減衰
力を一時的に変更可能とする。
レームに車輪を枢支する揺動アームの変位に連動して操
作可能とされ、調整ロッド43のニードル弁43Aを図
2、図3から図4に示す如くの絞り位置に押込み設定
し、第1アジャスタ51が予め設定してある基準減衰力
を一時的に変更可能とする。或いは、第2アジャスタ6
1は、ライダーが車両の運転中に操作ケーブル等を介し
て遠隔操作可能とされ、調整ロッド43のニードル弁4
3Aを図2、図3から図4に示す如くの絞り位置に押込
み設定し、第1アジャスタ51が予め設定してある減衰
力を一時的に変更可能とする。
【0029】従って、油圧緩衝器10の圧縮時には、ピ
ストン側油室38Aの油が圧側流路39を通り圧側バル
ブ32を開いてロッド側油室38Bに導かれる。
ストン側油室38Aの油が圧側流路39を通り圧側バル
ブ32を開いてロッド側油室38Bに導かれる。
【0030】また、油圧緩衝器10の伸長時には、主と
してシリンダ11とピストンロッド12の相対速度が低
速のとき、ロッド側油室38Bの油が調整ロッド43の
ニードル弁43のあるバイパス流路42の縦孔42Aを
通ってピストン側油室38へ流れ、この間のニードル弁
43による絞り抵抗により伸側の減衰力を生ずる。この
減衰力は、減衰力調整装置41の上述した第1アジャス
タ51、第2アジャスタ61の操作により調整される。
してシリンダ11とピストンロッド12の相対速度が低
速のとき、ロッド側油室38Bの油が調整ロッド43の
ニードル弁43のあるバイパス流路42の縦孔42Aを
通ってピストン側油室38へ流れ、この間のニードル弁
43による絞り抵抗により伸側の減衰力を生ずる。この
減衰力は、減衰力調整装置41の上述した第1アジャス
タ51、第2アジャスタ61の操作により調整される。
【0031】また、油圧緩衝器10の伸長時で、主とし
てシリンダ11とピストンロッド12の相対速度が中高
速のとき、ロッド側油室38Bの油が伸側流路40を通
り伸側バルブ34を撓み変形させてピストン側油室38
Aへ導かれ、伸側の減衰力を生ずる。
てシリンダ11とピストンロッド12の相対速度が中高
速のとき、ロッド側油室38Bの油が伸側流路40を通
り伸側バルブ34を撓み変形させてピストン側油室38
Aへ導かれ、伸側の減衰力を生ずる。
【0032】(ベースバルブ装置70)(図1) ベースバルブ装置70は、シリンダ11にリザーバ71
を一体化し、このリザーバ71の内部をダイヤフラム型
(フリーピストン型でも可)の隔壁部材により、油室と
ガス室とに区画している。
を一体化し、このリザーバ71の内部をダイヤフラム型
(フリーピストン型でも可)の隔壁部材により、油室と
ガス室とに区画している。
【0033】そして、ベースバルブ装置70にあって
は、油圧緩衝器10の圧縮時に、シリンダ11に進入し
たピストンロッド12の進入容積分の油が、ピストン側
油室38Aからリザーバ61の油室に排出されるに際
し、主としてシリンダ11とピストンロッド12の相対
速度が低速のときにはこの油をニードル弁付バイパス流
路に通して圧側の減衰力を得ることができ、主としてシ
リンダ11とピストンロッド12の相対速度が中高速の
ときには、この油により圧側バルブを撓み変形させて圧
側の減衰力を得ることができる。また、油圧緩衝器10
の伸長時には、シリンダ11から退出するピストンロッ
ド12の退出容積分の油が、リザーバ71の油室から伸
側バルブを通ってピストン側油室38Aに供給される。
は、油圧緩衝器10の圧縮時に、シリンダ11に進入し
たピストンロッド12の進入容積分の油が、ピストン側
油室38Aからリザーバ61の油室に排出されるに際
し、主としてシリンダ11とピストンロッド12の相対
速度が低速のときにはこの油をニードル弁付バイパス流
路に通して圧側の減衰力を得ることができ、主としてシ
リンダ11とピストンロッド12の相対速度が中高速の
ときには、この油により圧側バルブを撓み変形させて圧
側の減衰力を得ることができる。また、油圧緩衝器10
の伸長時には、シリンダ11から退出するピストンロッ
ド12の退出容積分の油が、リザーバ71の油室から伸
側バルブを通ってピストン側油室38Aに供給される。
【0034】尚、リザーバ71のガス室に封入された加
圧ガスは、シリンダ11内の作動油を加圧し、圧縮時
に、ピストン側油室38Aからリザーバ71の油室に油
が吹き上がるのを防止し、これにより油中にエア等が混
入するキャビテーションの発生を防止し、また伸長時に
続く圧縮時の減衰力発生の遅れ(さぼり)も回避する。
圧ガスは、シリンダ11内の作動油を加圧し、圧縮時
に、ピストン側油室38Aからリザーバ71の油室に油
が吹き上がるのを防止し、これにより油中にエア等が混
入するキャビテーションの発生を防止し、また伸長時に
続く圧縮時の減衰力発生の遅れ(さぼり)も回避する。
【0035】従って、油圧緩衝器10は以下の如くに減
衰作用を行なう。 (圧縮時)油圧緩衝器10の圧縮時には、(a) ベースバ
ルブ装置70において、ニードル弁付バイパス流路、或
いは圧側バルブを通る油により圧側減衰力を生ずるとと
もに、(b) ピストンバルブ装置30において、ピストン
33の圧側流路39に設けられる圧側バルブ32を通る
油により圧側減衰力を生ずる。
衰作用を行なう。 (圧縮時)油圧緩衝器10の圧縮時には、(a) ベースバ
ルブ装置70において、ニードル弁付バイパス流路、或
いは圧側バルブを通る油により圧側減衰力を生ずるとと
もに、(b) ピストンバルブ装置30において、ピストン
33の圧側流路39に設けられる圧側バルブ32を通る
油により圧側減衰力を生ずる。
【0036】(伸長時)油圧緩衝器10の伸長時には、
ピストンバルブ装置30において、調整ロッド43のニ
ードル弁43Aにより開度調整されるピストンロッド1
2のバイパス流路42、或いはピストン33の伸側流路
40に設けられる伸側バルブ34を通る油により伸側減
衰力を生ずる。
ピストンバルブ装置30において、調整ロッド43のニ
ードル弁43Aにより開度調整されるピストンロッド1
2のバイパス流路42、或いはピストン33の伸側流路
40に設けられる伸側バルブ34を通る油により伸側減
衰力を生ずる。
【0037】これらの圧側と伸側の減衰力により、油圧
緩衝器10の伸縮振動が抑制される。
緩衝器10の伸縮振動が抑制される。
【0038】尚、油圧緩衝器10の最圧縮時には、シリ
ンダ11の側のバンパ26とピストンロッド12の側の
バンパストッパ27との衝合により最圧縮時の緩衝作用
を果たす。また、油圧緩衝器10の最伸長時には、シリ
ンダ11の側のバンパラバー28とピストンロッド12
の側のバルブストッパ31との衝合により、伸び切り時
の緩衝作用を果たす。
ンダ11の側のバンパ26とピストンロッド12の側の
バンパストッパ27との衝合により最圧縮時の緩衝作用
を果たす。また、油圧緩衝器10の最伸長時には、シリ
ンダ11の側のバンパラバー28とピストンロッド12
の側のバルブストッパ31との衝合により、伸び切り時
の緩衝作用を果たす。
【0039】然るに、油圧緩衝器10にあっては、ピス
トンバルブ装置30の減衰力調整装置41が第1アジャ
スタ51と第2アジャスタ61を備えて構成されたか
ら、以下の如くの作用がある。
トンバルブ装置30の減衰力調整装置41が第1アジャ
スタ51と第2アジャスタ61を備えて構成されたか
ら、以下の如くの作用がある。
【0040】基準減衰力は、第1アジャスタ51によ
り設定しておく。そして、走行条件等の変化に従い、一
時的により高い減衰力を所望するとき、この減衰力を第
2アジャスタ61により直ちに一時的に変更し、その後
第2アジャスタ61の復帰操作により直ちに第1アジャ
スタ51が支配する基準減衰力状態に復元できる。
り設定しておく。そして、走行条件等の変化に従い、一
時的により高い減衰力を所望するとき、この減衰力を第
2アジャスタ61により直ちに一時的に変更し、その後
第2アジャスタ61の復帰操作により直ちに第1アジャ
スタ51が支配する基準減衰力状態に復元できる。
【0041】油圧緩衝器10のピストンロッド12の
外端部に固定した取付部材15を車輪側もしくは車体側
に接続するに際し、この取付部材15に支持される第1
アジャスタ51と第2アジャスタ61を調整ロッド43
の軸方向に交差する方向、従ってピストンロッド12の
軸方向に交差する方向に延在するものとすることによ
り、第1アジャスタ51と第2アジャスタ61の設置ス
ペースが確保し易くなる。また、第1アジャスタ51と
第2アジャスタ61を車幅方向と車両の前後方向の直交
する2方向に分けて配置したから、この点でもそれらの
設置スペースと、操作スペースが確保し易くなる。
外端部に固定した取付部材15を車輪側もしくは車体側
に接続するに際し、この取付部材15に支持される第1
アジャスタ51と第2アジャスタ61を調整ロッド43
の軸方向に交差する方向、従ってピストンロッド12の
軸方向に交差する方向に延在するものとすることによ
り、第1アジャスタ51と第2アジャスタ61の設置ス
ペースが確保し易くなる。また、第1アジャスタ51と
第2アジャスタ61を車幅方向と車両の前後方向の直交
する2方向に分けて配置したから、この点でもそれらの
設置スペースと、操作スペースが確保し易くなる。
【0042】自動二輪車の走行中に、下り坂でブレー
キを掛けたときの後輪側の緩衝器10の伸び切り近く
で、車輪を枢支している揺動アームがその揺動過程で第
2アジャスタ61を操作し、油圧緩衝器10の伸側減衰
力を直ちに一時的に高くして車両の前転を回避する。
キを掛けたときの後輪側の緩衝器10の伸び切り近く
で、車輪を枢支している揺動アームがその揺動過程で第
2アジャスタ61を操作し、油圧緩衝器10の伸側減衰
力を直ちに一時的に高くして車両の前転を回避する。
【0043】自動二輪車等の走行中に、上記の如く
の走行条件等の変化を感知したライダーの遠隔操作によ
り第2アジャスタ61を操作し、油圧緩衝器10の減衰
力を直ちに一時的に所望の状態に変更でき、例えば上記
の如くに車両の前転を回避できる。
の走行条件等の変化を感知したライダーの遠隔操作によ
り第2アジャスタ61を操作し、油圧緩衝器10の減衰
力を直ちに一時的に所望の状態に変更でき、例えば上記
の如くに車両の前転を回避できる。
【0044】(第2実施形態)(図7〜図10) 第2実施形態の油圧緩衝器10が第1実施形態における
と異なる点は、減衰力調整装置41に代わる減衰力調整
装置80を採用したことにある。
と異なる点は、減衰力調整装置41に代わる減衰力調整
装置80を採用したことにある。
【0045】減衰力調整装置80は、図7〜図10に示
す如く、第1実施形態と同様に、ピストンロッド12に
ピストン側油室38Aとロッド側油室38Bを連通可能
とするバイパス流路42を形成し、このバイパス流路4
2をピストン側油室38Aに開口する縦孔42Aとロッ
ド側油室38Bに開口する横孔42Bにより構成してい
る。減衰力調整装置80は、ピストンロッド12の中空
部に調整パイプ81を軸方向に進退自在に、且つOリン
グ82を介して液密に挿入するとともに、この調整パイ
プ81内に調整ロッド83を軸方向に進退自在に、且つ
Oリング84を介して液密に挿入している。そして、調
整ロッド83の先端のニードル弁83Aによりバイパス
流路42の縦孔42Aの開口面積を調整可能とするとと
もに、調整パイプ81の先端の筒形弁81Aによりバイ
パス流路42の横孔42Bの開口面積を調整可能として
いる。このとき、調整ロッド83は、その基端部をピス
トンロッド12から取付部材15に設けてある第1実施
形態と同様のスライド孔47の側に延在し、その基端部
の端面を当接部83Bとし、調整パイプ81も、その基
端部を上述のスライド孔47に延在し、その基端部の鍔
面を当接部81Bとしている。また、調整ロッド83
は、ピストン側油室38Aの油圧に基づくスラスト力に
より、その当接部83Bを第1実施形態と同様の形態か
らなる後述する第1アジャスタ51と直接衝合する方向
に突出せしめられ、調整パイプ81は、ピストン側油室
38Aの油圧に基づくスラスト力と、その基端部とピス
トンロッド12の端面との間に介装されているばね46
のばね力により、その当接部81Bを第1実施形態と同
様の形態からなる後述する第2アジャスタ61と間接に
衝合する方向に突出せしめられている。
す如く、第1実施形態と同様に、ピストンロッド12に
ピストン側油室38Aとロッド側油室38Bを連通可能
とするバイパス流路42を形成し、このバイパス流路4
2をピストン側油室38Aに開口する縦孔42Aとロッ
ド側油室38Bに開口する横孔42Bにより構成してい
る。減衰力調整装置80は、ピストンロッド12の中空
部に調整パイプ81を軸方向に進退自在に、且つOリン
グ82を介して液密に挿入するとともに、この調整パイ
プ81内に調整ロッド83を軸方向に進退自在に、且つ
Oリング84を介して液密に挿入している。そして、調
整ロッド83の先端のニードル弁83Aによりバイパス
流路42の縦孔42Aの開口面積を調整可能とするとと
もに、調整パイプ81の先端の筒形弁81Aによりバイ
パス流路42の横孔42Bの開口面積を調整可能として
いる。このとき、調整ロッド83は、その基端部をピス
トンロッド12から取付部材15に設けてある第1実施
形態と同様のスライド孔47の側に延在し、その基端部
の端面を当接部83Bとし、調整パイプ81も、その基
端部を上述のスライド孔47に延在し、その基端部の鍔
面を当接部81Bとしている。また、調整ロッド83
は、ピストン側油室38Aの油圧に基づくスラスト力に
より、その当接部83Bを第1実施形態と同様の形態か
らなる後述する第1アジャスタ51と直接衝合する方向
に突出せしめられ、調整パイプ81は、ピストン側油室
38Aの油圧に基づくスラスト力と、その基端部とピス
トンロッド12の端面との間に介装されているばね46
のばね力により、その当接部81Bを第1実施形態と同
様の形態からなる後述する第2アジャスタ61と間接に
衝合する方向に突出せしめられている。
【0046】第1アジャスタ51は、ピストンロッド1
2の外端部に固定されている取付部材15に設けられ、
調整ロッド83の軸方向と交差する、車幅方向に穿設さ
れた第1装着孔52に支持され、調整ロッド83の当接
部83Bに直接当接し、調整ロッド83を軸方向に進退
させ、調整ロッド83のニードル弁83Aによりバイパ
ス流路42の縦孔42Aの開口面積を調整し、伸側減衰
力を調整可能とする。具体的には、第1アジャスタ51
は、第1装着孔52のねじ孔52Aから挿入され、先端
の溝付操作部51Bを第1装着孔52の支持孔52Bに
Oリング53を配して液密に枢支され、基端のねじ部5
1Aを第1装着孔52のねじ孔52Aに螺着され、中間
のテーパ状カム面51Cを調整ロッド83の当接部83
Bに当接せしめている。これにより、第1アジャスタ5
1は、溝付操作部51Bの溝に係入せしめられる回転操
作工具により回転されて螺動され、カム面51Cの変位
により調整ロッド83を軸方向に進退可能とする。尚、
第1装着孔52のねじ孔52Aはキャップ54により封
止される。
2の外端部に固定されている取付部材15に設けられ、
調整ロッド83の軸方向と交差する、車幅方向に穿設さ
れた第1装着孔52に支持され、調整ロッド83の当接
部83Bに直接当接し、調整ロッド83を軸方向に進退
させ、調整ロッド83のニードル弁83Aによりバイパ
ス流路42の縦孔42Aの開口面積を調整し、伸側減衰
力を調整可能とする。具体的には、第1アジャスタ51
は、第1装着孔52のねじ孔52Aから挿入され、先端
の溝付操作部51Bを第1装着孔52の支持孔52Bに
Oリング53を配して液密に枢支され、基端のねじ部5
1Aを第1装着孔52のねじ孔52Aに螺着され、中間
のテーパ状カム面51Cを調整ロッド83の当接部83
Bに当接せしめている。これにより、第1アジャスタ5
1は、溝付操作部51Bの溝に係入せしめられる回転操
作工具により回転されて螺動され、カム面51Cの変位
により調整ロッド83を軸方向に進退可能とする。尚、
第1装着孔52のねじ孔52Aはキャップ54により封
止される。
【0047】このとき、第1アジャスタ51は、車両の
走行前に手動操作され、調整ロッド83のニードル弁8
3Aを図8、図9に示す如くの絞り位置に設定し、基準
減衰力状態を定めるように使用される。
走行前に手動操作され、調整ロッド83のニードル弁8
3Aを図8、図9に示す如くの絞り位置に設定し、基準
減衰力状態を定めるように使用される。
【0048】第2アジャスタ61(図5)は、第1実施
形態と同様に、取付部材15に設けられ、調整パイプ8
1の軸方向と交差する、車両の前後方向に穿設された第
2装着孔62に支持され、調整パイプ81の軸方向と交
差する、車両の前後方向に穿設された第2装着孔62に
支持され、調整パイプ81の当接部81Bに中間部材6
3(図6)を介して間接に当接し、調整パイプ81を軸
方向に進退させ、調整パイプ81の筒形弁81Aにより
バイパス流路42の横孔42Bの開口面積を調整し、伸
側減衰力を調整可能とする。具体的には、第2アジャス
タ61を第2装着孔62にシール部材64を介してスラ
イド可能に挿入するとともに、この第2装着孔62に直
交するように取付部材15に設けてある前述のスライド
孔47に上述の中間部材63をスライド可能に挿入し、
第2アジャスタ61の先端のカム面61Aと中間部材6
3の基端のカム面63Aとを衝合させ、中間部材63の
先端の操作面63Bを調整パイプ81の当接部81Bに
衝合せしめている。これにより、第2アジャスタ61
は、その軸方向に移動せしめられて中間部材63を変位
せしめることにより、調整パイプ81を軸方向に進退可
能とする。
形態と同様に、取付部材15に設けられ、調整パイプ8
1の軸方向と交差する、車両の前後方向に穿設された第
2装着孔62に支持され、調整パイプ81の軸方向と交
差する、車両の前後方向に穿設された第2装着孔62に
支持され、調整パイプ81の当接部81Bに中間部材6
3(図6)を介して間接に当接し、調整パイプ81を軸
方向に進退させ、調整パイプ81の筒形弁81Aにより
バイパス流路42の横孔42Bの開口面積を調整し、伸
側減衰力を調整可能とする。具体的には、第2アジャス
タ61を第2装着孔62にシール部材64を介してスラ
イド可能に挿入するとともに、この第2装着孔62に直
交するように取付部材15に設けてある前述のスライド
孔47に上述の中間部材63をスライド可能に挿入し、
第2アジャスタ61の先端のカム面61Aと中間部材6
3の基端のカム面63Aとを衝合させ、中間部材63の
先端の操作面63Bを調整パイプ81の当接部81Bに
衝合せしめている。これにより、第2アジャスタ61
は、その軸方向に移動せしめられて中間部材63を変位
せしめることにより、調整パイプ81を軸方向に進退可
能とする。
【0049】このとき、第2アジャスタ61は、車体フ
レームに車輪を枢支する揺動アームの変位に連動して操
作可能とされ、調整パイプ81の筒形弁81Aを図8、
図9から図10に示す如くの絞り位置に押込み設定し、
第1アジャスタ51が予め設定してある基準減衰力を一
時的に変更可能とする。或いは、第2アジャスタ61
は、ライダーが車両の走行中に操作ケーブル等を介して
遠隔操作され、第1アジャスタ51が予め設定してある
基準減衰力を一時的に変更可能とする。
レームに車輪を枢支する揺動アームの変位に連動して操
作可能とされ、調整パイプ81の筒形弁81Aを図8、
図9から図10に示す如くの絞り位置に押込み設定し、
第1アジャスタ51が予め設定してある基準減衰力を一
時的に変更可能とする。或いは、第2アジャスタ61
は、ライダーが車両の走行中に操作ケーブル等を介して
遠隔操作され、第1アジャスタ51が予め設定してある
基準減衰力を一時的に変更可能とする。
【0050】従って、この第2実施形態にあっては、油
圧緩衝器10の伸長時に、調整パイプ81の筒形弁81
A、調整ロッド83のニードル弁83Aがバイパス流路
42に生ぜしめる絞り抵抗に基づく減衰力を、減衰力調
整装置80の上述した第1アジャスタ51、第2アジャ
スタ61の操作により調整可能とし、これによって以下
の如くの作用がある。
圧緩衝器10の伸長時に、調整パイプ81の筒形弁81
A、調整ロッド83のニードル弁83Aがバイパス流路
42に生ぜしめる絞り抵抗に基づく減衰力を、減衰力調
整装置80の上述した第1アジャスタ51、第2アジャ
スタ61の操作により調整可能とし、これによって以下
の如くの作用がある。
【0051】基準減衰力は、第1アジャスタ51によ
り設定しておく。そして、走行条件等の変化に従い一時
的により高い減衰力を所望するとき、この減衰力を第2
アジャスタ61により直ちに一時的に変更し、その後第
2アジャスタ61の復帰操作により直ちに第1アジャス
タ51が支配する基準減衰力状態に復元できる。
り設定しておく。そして、走行条件等の変化に従い一時
的により高い減衰力を所望するとき、この減衰力を第2
アジャスタ61により直ちに一時的に変更し、その後第
2アジャスタ61の復帰操作により直ちに第1アジャス
タ51が支配する基準減衰力状態に復元できる。
【0052】油圧緩衝器10のピストンロッド12の
外端部に固定した取付部材15を車輪側もしくは車体側
に接続するに際し、この取付部材15に支持される第1
アジャスタ51と第2アジャスタ61を調整ロッドの軸
方向に交差する方向、従ってピストンロッド12の軸方
向に交差する方向に延在するものとすることにより、第
1アジャスタ51と第2アジャスタ61の設置スペース
が確保し易くなる。また、第1アジャスタ51と第2ア
ジャスタ61を車幅方向と車両の前後方向の直交する2
方向に分けて配置したから、この点でもそれらの設置ス
ペースと、操作スペースが確保し易くなる。
外端部に固定した取付部材15を車輪側もしくは車体側
に接続するに際し、この取付部材15に支持される第1
アジャスタ51と第2アジャスタ61を調整ロッドの軸
方向に交差する方向、従ってピストンロッド12の軸方
向に交差する方向に延在するものとすることにより、第
1アジャスタ51と第2アジャスタ61の設置スペース
が確保し易くなる。また、第1アジャスタ51と第2ア
ジャスタ61を車幅方向と車両の前後方向の直交する2
方向に分けて配置したから、この点でもそれらの設置ス
ペースと、操作スペースが確保し易くなる。
【0053】自動二輪車の走行中に、下り坂でブレー
キを掛けたときの後輪側の緩衝器10の伸び切り近く
で、車輪を枢支している揺動アームがその揺動過程で第
2アジャスタ61を操作し、油圧緩衝器10の伸側減衰
力を直ちに一時的に高くして車両の前転を回避する。
キを掛けたときの後輪側の緩衝器10の伸び切り近く
で、車輪を枢支している揺動アームがその揺動過程で第
2アジャスタ61を操作し、油圧緩衝器10の伸側減衰
力を直ちに一時的に高くして車両の前転を回避する。
【0054】自動二輪車等の走行中に、上記の如く
の走行条件等の変化を感知したライダーの遠隔操作によ
り第2アジャスタ61を操作し、油圧緩衝器10の減衰
力を直ちに一時的に所望の状態に変更でき、例えば上記
の如くに車両の前転を回避できる。
の走行条件等の変化を感知したライダーの遠隔操作によ
り第2アジャスタ61を操作し、油圧緩衝器10の減衰
力を直ちに一時的に所望の状態に変更でき、例えば上記
の如くに車両の前転を回避できる。
【0055】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、油圧緩衝
器に設定してある減衰力を、走行条件等の変化に従い直
ちに一時的に変更可能とすることができる。
器に設定してある減衰力を、走行条件等の変化に従い直
ちに一時的に変更可能とすることができる。
【図1】図1は第1実施形態の油圧緩衝器を示す要部断
面図である。
面図である。
【図2】図2は第1アジャスタによる減衰状態を示す断
面図である。
面図である。
【図3】図3は図2のIII-III線に沿う断面図である。
【図4】図4は第2アジャスタによる減衰状態を示す断
面図である。
面図である。
【図5】図5は第2アジャスタを示す模式図である。
【図6】図6は中間部材を示す模式図である。
【図7】図7は第2実施形態の油圧緩衝器を示す要部断
面図である。
面図である。
【図8】図8は第1アジャスタによる減衰状態を示す断
面図である。
面図である。
【図9】図9は図8のIX-IX線に沿う断面図である。
【図10】図10は第2アジャスタによる減衰状態を示
す断面図である。
す断面図である。
10 油圧緩衝器 11 シリンダ 12 ピストンロッド(中空ロッド) 33 ピストン 38A、38B 油室 41、80 減衰力調整装置 42 バイパス流路 42A 縦孔 42B 横孔 43 調整ロッド 43A ニードル弁 45A 第1当接部 45B 第2当接部 51 第1アジャスタ 61 第2アジャスタ 81 調整パイプ 81A 筒形弁 81B 当接部 83 調整ロッド 83A ニードル弁 83B 当接部
Claims (6)
- 【請求項1】 緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持し
たピストンにより緩衝器内に油室を区画し、 中空ロッドにピストンの両側の油室を連通可能とするバ
イパス流路を形成し、 中空ロッド内に調整ロッドを軸方向に進退自在に設け、
該調整ロッドの先端部でバイパス流路の開口面積を調整
可能とし、 調整ロッドの基端部に第1当接部と第2当接部を設け、 中空ロッドの外端部に固定した取付部材に支持され、調
整ロッドの第1当接部に直接もしくは間接に当接し、該
調整ロッドを軸方向に進退させる第1アジャスタを備
え、この第1アジャスタによりバイパス流路の開口面積
を調整可能とするとともに、 上記取付部材に支持され、調整ロッドの第2当接部に直
接もしくは間接に当接し、該調整ロッドを軸方向に進退
させる第2アジャスタを備え、この第2アジャスタによ
りバイパス流路の開口面積を調整可能とすることを特徴
とする油圧緩衝器の減衰力調整装置。 - 【請求項2】 前記調整ロッドの第1当接部がその基端
部の端面であり、第2当接部が鍔面である請求項1記載
の油圧緩衝器の減衰力調整装置。 - 【請求項3】 緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持し
たピストンにより緩衝器内に油室を区画し、 中空ロッドにピストンの両側の油室を連通可能とするバ
イパス流路を形成し、該バイパス流路が一方の油室の側
の縦孔と他方の油室の側の横孔とを互いに連通させてな
り、 中空ロッド内に調整パイプを軸方向に進退自在に設ける
とともに、該調整パイプ内に調整ロッドを軸方向に進退
自在に設け、 調整ロッドの先端部でバイパス流路の縦孔の開口面積を
調整可能とするとともに、調整パイプの先端部でバイパ
ス流路の横孔の開口面積を調整可能とし、 中空ロッドの外端部に固定した取付部材に支持され、調
整ロッドの基端部に直接もしくは間接に当接し、該調整
ロッドを軸方向に進退させる第1アジャスタを備え、こ
の第1アジャスタによりバイパス流路の縦孔の開口面積
を調整可能とするとともに、 上記取付部材に支持され、調整パイプの基端部に直接も
しくは間接に当接し、該調整パイプを軸方向に進退させ
る第2アジャスタを備え、この第2アジャスタによりバ
イパス流路の横孔の開口面積を調整可能とすることを特
徴とする油圧緩衝器の減衰力調整装置。 - 【請求項4】 前記第1と第2のアジャスタが、調整ロ
ッドの軸方向と交差する方向に進退するものであり、第
1アジャスタは車幅方向に、第2アジャスタは車両の前
後方向に進退する請求項1又は3記載の油圧緩衝器の減
衰力調整装置。 - 【請求項5】 前記第2アジャスタが、車体フレームに
車輪を枢支する揺動アームの変位に連動して操作可能と
され、第1アジャスタが予め設定してある減衰力を一時
的に変更可能とする請求項1〜4のいずれかに記載の油
圧緩衝器の減衰力調整装置。 - 【請求項6】 前記第2アジャスタが、車両の運転中に
遠隔操作可能とされ、第1アジャスタが予め設定してあ
る減衰力を一時的に変更可能とする請求項1〜4のいず
れかに記載の油圧緩衝器の減衰力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006784A JP2000205325A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 油圧緩衝器の減衰力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006784A JP2000205325A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 油圧緩衝器の減衰力調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000205325A true JP2000205325A (ja) | 2000-07-25 |
| JP2000205325A5 JP2000205325A5 (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=11647810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11006784A Withdrawn JP2000205325A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 油圧緩衝器の減衰力調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000205325A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014095457A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Tein:Kk | 減衰力調整機構、及び、油圧緩衝器 |
| JP2016160966A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社キャロッセ | 減衰力調整装置 |
-
1999
- 1999-01-13 JP JP11006784A patent/JP2000205325A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014095457A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Tein:Kk | 減衰力調整機構、及び、油圧緩衝器 |
| JP2016160966A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社キャロッセ | 減衰力調整装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050726 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050726 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060515 |