JPH11287279A - 油圧緩衝器の減衰力調整装置 - Google Patents
油圧緩衝器の減衰力調整装置Info
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- JPH11287279A JPH11287279A JP10189498A JP10189498A JPH11287279A JP H11287279 A JPH11287279 A JP H11287279A JP 10189498 A JP10189498 A JP 10189498A JP 10189498 A JP10189498 A JP 10189498A JP H11287279 A JPH11287279 A JP H11287279A
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- shock absorber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 先端にニードル弁を設けた調整ロッドを軸方
向に進退させて、ニードル弁が臨むバイパス流路の開口
面積を調整する減衰力調整装置において、最大絞り域側
でそのバイパス流路の開口面積の絞り度を微調整するよ
うに、調整ロッドの進退量を調整すること。 【解決手段】 油圧緩衝器10の減衰力調整装置におい
て、スライダ49のテーパー面49Bをニードル弁43
がバイパス流路44に向かって接近移動してその開口面
積を絞るに従い、スライダ49の単位の進み量に対する
ニードル弁43の移動量が減少する曲線状に形成したも
の。
向に進退させて、ニードル弁が臨むバイパス流路の開口
面積を調整する減衰力調整装置において、最大絞り域側
でそのバイパス流路の開口面積の絞り度を微調整するよ
うに、調整ロッドの進退量を調整すること。 【解決手段】 油圧緩衝器10の減衰力調整装置におい
て、スライダ49のテーパー面49Bをニードル弁43
がバイパス流路44に向かって接近移動してその開口面
積を絞るに従い、スライダ49の単位の進み量に対する
ニードル弁43の移動量が減少する曲線状に形成したも
の。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車等の車
体と車輪との間に介装されて路面からの衝撃を吸収する
油圧緩衝器の減衰力調整装置に関する。
体と車輪との間に介装されて路面からの衝撃を吸収する
油圧緩衝器の減衰力調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧緩衝器の減衰力調整装置とし
て、緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持した隔壁部材
により緩衝器内に油室を区画し、中空ロッドに隔壁部材
の両側の油室を連通可能とするバイパス流路を形成し、
中空ロッド内に調整ロッドを軸方向に垂直自在に設け、
調整ロッドの先端にバイパス流路の開口面積を調整する
ニードル弁を設け、調整ロッドの基端部に調整ロッドの
軸方向と交差する方向に進退するスライダのテーパー面
を当接させ、調整ロッドを軸方向に進退させてバイパス
流路の開口面積をニードル弁の移動により調整するよう
にしたものがある。
て、緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持した隔壁部材
により緩衝器内に油室を区画し、中空ロッドに隔壁部材
の両側の油室を連通可能とするバイパス流路を形成し、
中空ロッド内に調整ロッドを軸方向に垂直自在に設け、
調整ロッドの先端にバイパス流路の開口面積を調整する
ニードル弁を設け、調整ロッドの基端部に調整ロッドの
軸方向と交差する方向に進退するスライダのテーパー面
を当接させ、調整ロッドを軸方向に進退させてバイパス
流路の開口面積をニードル弁の移動により調整するよう
にしたものがある。
【0003】この従来技術では、油圧緩衝器の圧縮時も
しくは伸長時に、ニードル弁により絞られたバイパス流
路を流れる油により圧側減衰力もしくは伸側減衰力を発
生させ、これらの圧側と伸側の減衰力により油圧緩衝器
の伸縮振動を抑制可能としている。
しくは伸長時に、ニードル弁により絞られたバイパス流
路を流れる油により圧側減衰力もしくは伸側減衰力を発
生させ、これらの圧側と伸側の減衰力により油圧緩衝器
の伸縮振動を抑制可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、スライダのテーパー面を直線状としており、ス
ライダの単位の進み量に対するニードル弁の移動量は常
に一定になっている。このため、ニードル弁の円錐状弁
体のテーパー面が1段の連続する直線状をなすものであ
ると、ニードル弁がバイパス流路に接近する最大絞り域
側で、スライダの進退によって移動されるニードル弁に
よるその開口面積の絞り度を微調整、ひいては減衰力を
微調整できない。
術では、スライダのテーパー面を直線状としており、ス
ライダの単位の進み量に対するニードル弁の移動量は常
に一定になっている。このため、ニードル弁の円錐状弁
体のテーパー面が1段の連続する直線状をなすものであ
ると、ニードル弁がバイパス流路に接近する最大絞り域
側で、スライダの進退によって移動されるニードル弁に
よるその開口面積の絞り度を微調整、ひいては減衰力を
微調整できない。
【0005】また、スライダのテーパー面を直線状にし
ながら、バイパス流路の開口面積の絞り度を最大絞り域
側でニードル弁により微調整可能とするために、ニード
ル弁の円錐状弁体のテーパー面を2段の折れ線状(最大
絞り側のテーパー角を小にする)とする場合には、ニー
ドル弁のテーパー面の加工に困難を伴うとともに、バイ
パス流路を流れる油がニードル弁の2段テーパー面まわ
りで乱れる虞れがあり、減衰力をスムースに調整できな
い。
ながら、バイパス流路の開口面積の絞り度を最大絞り域
側でニードル弁により微調整可能とするために、ニード
ル弁の円錐状弁体のテーパー面を2段の折れ線状(最大
絞り側のテーパー角を小にする)とする場合には、ニー
ドル弁のテーパー面の加工に困難を伴うとともに、バイ
パス流路を流れる油がニードル弁の2段テーパー面まわ
りで乱れる虞れがあり、減衰力をスムースに調整できな
い。
【0006】本発明の課題は、先端にニードル弁を設け
た調整ロッドを軸方向に進退させて、ニードル弁が臨む
バイパス流路の開口面積を調整する減衰力調整装置にお
いて、最大絞り域側でそのバイパス流路の開口面積の絞
り度を微調整するように、調整ロッドの進退量を調整す
ることにある。
た調整ロッドを軸方向に進退させて、ニードル弁が臨む
バイパス流路の開口面積を調整する減衰力調整装置にお
いて、最大絞り域側でそのバイパス流路の開口面積の絞
り度を微調整するように、調整ロッドの進退量を調整す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持した隔壁部材
により緩衝器内に油室を区画し、中空ロッドに隔壁部材
の両側の油室を連通可能とするバイパス流路を形成し、
中空ロッド内に調整ロッドを軸方向に垂直自在に設け、
調整ロッドの先端にバイパス流路の開口面積を調整する
ニードル弁を設け、調整ロッドの基端部に調整ロッドの
軸方向と交差する方向に進退するスライダのテーパー面
を当接させ、調整ロッドを軸方向に進退させてバイパス
流路の開口面積をニードル弁の移動により調整するよう
にした油圧緩衝器の減衰力調整装置において、前記スラ
イダのテーパー面をニードル弁がバイパス流路に向かっ
て接近移動してその開口面積を絞るに従い、スライダの
単位の進み量に対するニードル弁の移動量が減少する曲
線状に形成したものである。
は、緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持した隔壁部材
により緩衝器内に油室を区画し、中空ロッドに隔壁部材
の両側の油室を連通可能とするバイパス流路を形成し、
中空ロッド内に調整ロッドを軸方向に垂直自在に設け、
調整ロッドの先端にバイパス流路の開口面積を調整する
ニードル弁を設け、調整ロッドの基端部に調整ロッドの
軸方向と交差する方向に進退するスライダのテーパー面
を当接させ、調整ロッドを軸方向に進退させてバイパス
流路の開口面積をニードル弁の移動により調整するよう
にした油圧緩衝器の減衰力調整装置において、前記スラ
イダのテーパー面をニードル弁がバイパス流路に向かっ
て接近移動してその開口面積を絞るに従い、スライダの
単位の進み量に対するニードル弁の移動量が減少する曲
線状に形成したものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記調整ロッドの先端に設け
たニードル弁のテーパー面が1段の連続する直線状をな
すようにしたものである。
載の本発明において更に、前記調整ロッドの先端に設け
たニードル弁のテーパー面が1段の連続する直線状をな
すようにしたものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記の作用が
ある。スライダのテーパー面をニードル弁がバイパス流
路に向かって接近移動してその開口面積を絞るに従い、
スライダの単位の進み量に対するニードル弁の移動量が
減少する曲線状にした。このため、ニードル弁がバイパ
ス流路に接近する最大絞り側で、スライダの進退によっ
て移動されるニードル弁によるその開口面積の絞り度を
微調整でき、ひいては減衰力を微調整できる。
ある。スライダのテーパー面をニードル弁がバイパス流
路に向かって接近移動してその開口面積を絞るに従い、
スライダの単位の進み量に対するニードル弁の移動量が
減少する曲線状にした。このため、ニードル弁がバイパ
ス流路に接近する最大絞り側で、スライダの進退によっ
て移動されるニードル弁によるその開口面積の絞り度を
微調整でき、ひいては減衰力を微調整できる。
【0010】請求項2に記載の本発明によれば下記の作
用がある。ニードル弁の弁体のテーパー面は1段直線状
とするものであるから、ニードル弁のテーパー面を簡易
に加工できる。また、バイパス流路を流れる油がニード
ル弁のテーパー面まわりで乱れる虞れもなく、減衰力を
スムースに調整できる。
用がある。ニードル弁の弁体のテーパー面は1段直線状
とするものであるから、ニードル弁のテーパー面を簡易
に加工できる。また、バイパス流路を流れる油がニード
ル弁のテーパー面まわりで乱れる虞れもなく、減衰力を
スムースに調整できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は油圧緩衝器を示す模式図、
図2は油圧緩衝器の下部拡大図、図3は油圧緩衝器の上
部拡大図、図4はスライダ装置を示す模式図、図5はニ
ードル弁付調整ロッドを示す模式図、図6はベースバル
ブ装置を示す模式図である。
図2は油圧緩衝器の下部拡大図、図3は油圧緩衝器の上
部拡大図、図4はスライダ装置を示す模式図、図5はニ
ードル弁付調整ロッドを示す模式図、図6はベースバル
ブ装置を示す模式図である。
【0012】油圧緩衝器10は、図1〜図3に示す如
く、シリンダ11に中空ピストンロッド12を挿入し、
シリンダ11とピストンロッド12の外側部に懸架スプ
リング13を介装している。
く、シリンダ11に中空ピストンロッド12を挿入し、
シリンダ11とピストンロッド12の外側部に懸架スプ
リング13を介装している。
【0013】シリンダ11は車体側取付部14を備え、
ピストンロッド12に車輪側取付部15を備える。シリ
ンダ11の外周部にはばね受け調整リング16とばね受
け17が螺着され、ピストンロッド12にはばね受け1
8が固定されており、ばね受け17とばね受け18の間
に懸架スプリング13を介装し、ばね受け調整リング1
6とばね受け17の螺動により懸架スプリング13の設
定長さを調整可能としている。懸架スプリング13の弾
発力が、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
ピストンロッド12に車輪側取付部15を備える。シリ
ンダ11の外周部にはばね受け調整リング16とばね受
け17が螺着され、ピストンロッド12にはばね受け1
8が固定されており、ばね受け17とばね受け18の間
に懸架スプリング13を介装し、ばね受け調整リング1
6とばね受け17の螺動により懸架スプリング13の設
定長さを調整可能としている。懸架スプリング13の弾
発力が、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
【0014】シリンダ11はピストンロッド12が貫通
するロッドガイド21を備える。ロッドガイド21は、
Oリング22を介してシリンダ11に液密に装着される
とともに、オイルシール23、ブッシュ24、ダストシ
ール25を備える内径部にピストンロッド12を液密に
摺動自在としている。尚、シリンダ11は、ロッドガイ
ド21の外側に圧側バンパ26を備え、最圧縮時に、ピ
ストンロッド12が備えるバンパストッパ27にこの圧
側バンパ26を衝合して最圧縮ストロークを規制可能と
している。また、シリンダ11は、ロッドガイド21の
内側に伸側バンプラバー28を備えている。
するロッドガイド21を備える。ロッドガイド21は、
Oリング22を介してシリンダ11に液密に装着される
とともに、オイルシール23、ブッシュ24、ダストシ
ール25を備える内径部にピストンロッド12を液密に
摺動自在としている。尚、シリンダ11は、ロッドガイ
ド21の外側に圧側バンパ26を備え、最圧縮時に、ピ
ストンロッド12が備えるバンパストッパ27にこの圧
側バンパ26を衝合して最圧縮ストロークを規制可能と
している。また、シリンダ11は、ロッドガイド21の
内側に伸側バンプラバー28を備えている。
【0015】油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置
(伸側減衰力発生装置)30と、ベースバルブ装置(圧
側減衰力発生装置)60とを有している。油圧緩衝器1
0は、ピストンバルブ装置30とベースバルブ装置60
が発生する減衰力により、懸架スプリング13による衝
撃力の吸収に伴うシリンダ11とピストンロッド12の
伸縮振動を抑制する。
(伸側減衰力発生装置)30と、ベースバルブ装置(圧
側減衰力発生装置)60とを有している。油圧緩衝器1
0は、ピストンバルブ装置30とベースバルブ装置60
が発生する減衰力により、懸架スプリング13による衝
撃力の吸収に伴うシリンダ11とピストンロッド12の
伸縮振動を抑制する。
【0016】(ピストンバルブ装置30)(図1〜図
5) ピストンバルブ装置30は、シリンダ11に挿入された
ピストンロッド12の端部にバルブストッパ31、圧側
バルブ32、ピストン33、伸側バルブ34、バルブス
トッパ35を装着し、これらをナット36で固定してあ
る。
5) ピストンバルブ装置30は、シリンダ11に挿入された
ピストンロッド12の端部にバルブストッパ31、圧側
バルブ32、ピストン33、伸側バルブ34、バルブス
トッパ35を装着し、これらをナット36で固定してあ
る。
【0017】ピストン33は、外周部に備えたOリング
37A、ピストンリング37Bを介してシリンダ11の
内部を液密に摺接し、シリンダ11の内部をピストンロ
ッド12が収容されないピストン側油室38Aと、ピス
トンロッド12が収容されるロッド側油室38Bとに区
画する。ピストン33は、圧側バルブ32を備えてピス
トン側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能と
する圧側流路39と、伸側バルブ34を備えてピストン
側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能とする
伸側流路40とを備える。圧側バルブ32の支持中心
(ピストン33の中心と同じ)から圧側流路39の流路
中心までの距離Raと、伸側バルブ34の支持中心(ピ
ストン33の中心と同じ)から伸側流路40の流路中心
までの距離Rbとは、Ra>Rbに設定されており、伸
側バルブ34の撓み変形に基づく伸側減衰力の方が圧側
バルブ32の撓み変形に基づく圧側減衰力より大きくな
るように設定されている。
37A、ピストンリング37Bを介してシリンダ11の
内部を液密に摺接し、シリンダ11の内部をピストンロ
ッド12が収容されないピストン側油室38Aと、ピス
トンロッド12が収容されるロッド側油室38Bとに区
画する。ピストン33は、圧側バルブ32を備えてピス
トン側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能と
する圧側流路39と、伸側バルブ34を備えてピストン
側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能とする
伸側流路40とを備える。圧側バルブ32の支持中心
(ピストン33の中心と同じ)から圧側流路39の流路
中心までの距離Raと、伸側バルブ34の支持中心(ピ
ストン33の中心と同じ)から伸側流路40の流路中心
までの距離Rbとは、Ra>Rbに設定されており、伸
側バルブ34の撓み変形に基づく伸側減衰力の方が圧側
バルブ32の撓み変形に基づく圧側減衰力より大きくな
るように設定されている。
【0018】また、ピストンバルブ装置30は、スライ
ダ装置41により操作される減衰力調整ロッド42をピ
ストンロッド12の中空部に進退自在に通し、この調整
ロッド42の先端のニードル弁43により、ピストンロ
ッド12に設けてあるピストン側油室38Aとロッド側
油室38Bとのバイパス流路44の開口面積を調整可能
としている。
ダ装置41により操作される減衰力調整ロッド42をピ
ストンロッド12の中空部に進退自在に通し、この調整
ロッド42の先端のニードル弁43により、ピストンロ
ッド12に設けてあるピストン側油室38Aとロッド側
油室38Bとのバイパス流路44の開口面積を調整可能
としている。
【0019】スライダ装置41は、図4に示す如く、ピ
ストンロッド12の車輪側取付部15に該ピストンロッ
ド12の軸方向に直交する方向から圧入固定されたアジ
ャストホルダ45と、このアジャストホルダ45に枢着
されたアジャスタ46と、アジャスタ46の軸直角外方
向にセットスプリング47で付勢されてアジャストホル
ダ45の側の係合凹部45Aに係合可能とされるボール
48と、アジャスタ46のねじ部に螺着されたスライダ
40とから構成される。アジャスタ46は操作溝46A
を備える操作端側をアジャストホルダ45に支持され、
反操作端側を車輪側取付部15に支持され、操作溝46
Aに係着される工具により回転操作され、ボール48を
アジャストホルダ45の周方向複数位置に配置(等配)
されている係合凹部45Aのそれぞれに順に係合し、ア
ジャスタ46をそれらの回転操作停止位置に節度感をも
って設定替え可能とされる。他方、スライダ49は、ア
ジャスタ46のねじ部に螺着された状態で、車輪側取付
部15に設けてあるガイドボルト50の先端ガイド部を
スライダ49の軸方向に設けてあるガイド溝49Aに係
入されている。これにより、スライダ装置41は、アジ
ャスタ46の回転操作によりスライダ49を調整ロッド
42の軸方向に直交する方向に進退可能とする。
ストンロッド12の車輪側取付部15に該ピストンロッ
ド12の軸方向に直交する方向から圧入固定されたアジ
ャストホルダ45と、このアジャストホルダ45に枢着
されたアジャスタ46と、アジャスタ46の軸直角外方
向にセットスプリング47で付勢されてアジャストホル
ダ45の側の係合凹部45Aに係合可能とされるボール
48と、アジャスタ46のねじ部に螺着されたスライダ
40とから構成される。アジャスタ46は操作溝46A
を備える操作端側をアジャストホルダ45に支持され、
反操作端側を車輪側取付部15に支持され、操作溝46
Aに係着される工具により回転操作され、ボール48を
アジャストホルダ45の周方向複数位置に配置(等配)
されている係合凹部45Aのそれぞれに順に係合し、ア
ジャスタ46をそれらの回転操作停止位置に節度感をも
って設定替え可能とされる。他方、スライダ49は、ア
ジャスタ46のねじ部に螺着された状態で、車輪側取付
部15に設けてあるガイドボルト50の先端ガイド部を
スライダ49の軸方向に設けてあるガイド溝49Aに係
入されている。これにより、スライダ装置41は、アジ
ャスタ46の回転操作によりスライダ49を調整ロッド
42の軸方向に直交する方向に進退可能とする。
【0020】調整ロッド42は、図5に示す如く、ピス
トンロッド12の中空部にOリング51を介して液密に
挿入され、先端のニードル弁43によりバイパス流路4
4の開口面積を調整する。このとき、調整ロッド42
は、シリンダ11のピストン側油室38Aの油圧に基づ
くスラスト力により、その基端部に加締にて回転自在に
保持されているボール52を上述のスライダ49のテー
パー面49Bに圧接せしめられる。
トンロッド12の中空部にOリング51を介して液密に
挿入され、先端のニードル弁43によりバイパス流路4
4の開口面積を調整する。このとき、調整ロッド42
は、シリンダ11のピストン側油室38Aの油圧に基づ
くスラスト力により、その基端部に加締にて回転自在に
保持されているボール52を上述のスライダ49のテー
パー面49Bに圧接せしめられる。
【0021】即ち、ピストンバルブ装置30にあって
は、スライダ49のテーパー面49Bを調整ロッド42
の基端部のボール52に当接させ、スライダ装置41の
アジャスタ46に加える回転操作に基づくスライダ49
の進退により調整ロッド42を軸方向に進退させ、調整
ロッド42の先端のニードル弁43の移動によりバイパ
ス流路44の開口面積を調整する。尚、ニードル弁43
の弁体形状と、スライダ49のテーパー面49Bの形状
については後に詳述する。
は、スライダ49のテーパー面49Bを調整ロッド42
の基端部のボール52に当接させ、スライダ装置41の
アジャスタ46に加える回転操作に基づくスライダ49
の進退により調整ロッド42を軸方向に進退させ、調整
ロッド42の先端のニードル弁43の移動によりバイパ
ス流路44の開口面積を調整する。尚、ニードル弁43
の弁体形状と、スライダ49のテーパー面49Bの形状
については後に詳述する。
【0022】従って、油圧緩衝器10の圧縮時には、ピ
ストン側油室38Aの油が圧側流路39を通り圧側バル
ブ32を開いてロッド側油室38Bに導かれる。
ストン側油室38Aの油が圧側流路39を通り圧側バル
ブ32を開いてロッド側油室38Bに導かれる。
【0023】また、油圧緩衝器10の伸長時には、シリ
ンダ11とピストンロッド12の相対速度が低速のと
き、ロッド側油室38Bの油がニードル弁43のあるバ
イパス流路44を通ってピストン側油室38へ流れ、こ
の間のニードル弁43による絞り抵抗により伸側の減衰
力を生ずる。この減衰力は、スライダ装置41のアジャ
スタ46の回転操作により調整される。
ンダ11とピストンロッド12の相対速度が低速のと
き、ロッド側油室38Bの油がニードル弁43のあるバ
イパス流路44を通ってピストン側油室38へ流れ、こ
の間のニードル弁43による絞り抵抗により伸側の減衰
力を生ずる。この減衰力は、スライダ装置41のアジャ
スタ46の回転操作により調整される。
【0024】また、油圧緩衝器10の伸長時で、シリン
ダ11とピストンロッド12の相対速度が中高速のと
き、ロッド側油室38Bの油が伸側流路40を通り伸側
バルブ34を撓み変形させてピストン側油室38Aへ導
かれ、伸側の減衰力を生ずる。
ダ11とピストンロッド12の相対速度が中高速のと
き、ロッド側油室38Bの油が伸側流路40を通り伸側
バルブ34を撓み変形させてピストン側油室38Aへ導
かれ、伸側の減衰力を生ずる。
【0025】(ベースバルブ装置60)(図1〜図3、
図6) ベースバルブ装置60は、シリンダ11にリザーバ61
を一体化し、このリザーバ61のキャップ62で封止さ
れる内部をダイヤフラム型(フリーピストン型でも可)
の隔壁部材63により、油室64Aとガス室64Bとに
区画している。キャップ62には、ガス室64Bに加圧
ガスを封入するガス封入バルブ65が設けられている。
図6) ベースバルブ装置60は、シリンダ11にリザーバ61
を一体化し、このリザーバ61のキャップ62で封止さ
れる内部をダイヤフラム型(フリーピストン型でも可)
の隔壁部材63により、油室64Aとガス室64Bとに
区画している。キャップ62には、ガス室64Bに加圧
ガスを封入するガス封入バルブ65が設けられている。
【0026】また、ベースバルブ装置60は、図6に示
す如く、シリンダ11のピストン側油室38Aとリザー
バ61の油室64Aとの間の連通領域にバルブハウジン
グ71を設け、シリンダ11に螺着されるプラグボルト
72によってこのバルブハウジング71を固定してあ
る。バルブハウジング71にはピストン73が固定化さ
れ、ピストン73には流路74を設けてある。ピストン
73の中央部にはバイパス形成ボルト75がナット76
で固定され、バイパス形成ボルト75の中央部まわりに
は流路74を圧縮時に開とする圧側バルブ77と、流路
74を伸長時に導通する伸側バルブ(チェックバルブ)
78と、伸側バルブ78を背面支持するバルブスプリン
グ79が設けられる。80はバルブシートである。ま
た、バイパス形成ボルト75には、スプリング81で付
勢されて圧側バルブ77に初期荷重を付与するバルブ受
け82が装着されている。
す如く、シリンダ11のピストン側油室38Aとリザー
バ61の油室64Aとの間の連通領域にバルブハウジン
グ71を設け、シリンダ11に螺着されるプラグボルト
72によってこのバルブハウジング71を固定してあ
る。バルブハウジング71にはピストン73が固定化さ
れ、ピストン73には流路74を設けてある。ピストン
73の中央部にはバイパス形成ボルト75がナット76
で固定され、バイパス形成ボルト75の中央部まわりに
は流路74を圧縮時に開とする圧側バルブ77と、流路
74を伸長時に導通する伸側バルブ(チェックバルブ)
78と、伸側バルブ78を背面支持するバルブスプリン
グ79が設けられる。80はバルブシートである。ま
た、バイパス形成ボルト75には、スプリング81で付
勢されて圧側バルブ77に初期荷重を付与するバルブ受
け82が装着されている。
【0027】そして、ベースバルブ装置60は、プラグ
ボルト72にアジャストレバー83を液密に回転可能に
嵌着し、このアジャストレバー83のねじ部にアジャス
トガイド84を螺着し、プラグボルト72の軸方向に設
けたガイド溝にスライド可能に係合してある平行ピン8
5にそのアジャストガイド84を結合し、アジャストガ
イド84によりスプリングシート86を介して前述の圧
側バルブ77のための初期荷重設定スプリング81を背
面支持している。従って、アジャストレバー83を回転
操作することにより、アジャストガイド84を軸方向に
移動し、結果として圧側バルブ77のスプリング81の
初期設定長さ、換言すれば初期荷重を調整可能とするも
のである。
ボルト72にアジャストレバー83を液密に回転可能に
嵌着し、このアジャストレバー83のねじ部にアジャス
トガイド84を螺着し、プラグボルト72の軸方向に設
けたガイド溝にスライド可能に係合してある平行ピン8
5にそのアジャストガイド84を結合し、アジャストガ
イド84によりスプリングシート86を介して前述の圧
側バルブ77のための初期荷重設定スプリング81を背
面支持している。従って、アジャストレバー83を回転
操作することにより、アジャストガイド84を軸方向に
移動し、結果として圧側バルブ77のスプリング81の
初期設定長さ、換言すれば初期荷重を調整可能とするも
のである。
【0028】また、ベースバルブ装置60は、アジャス
トレバー83にアジャストロッド87を回転可能に装着
し、このアジャストロッド87の先端部に回転方向には
係合し軸方向には相対移動できるニードル弁88を備
え、アジャストレバー83の先端側に加締固定してある
ナット89にニードル弁88の外周ねじ部を螺着してあ
る。また、アジャストロッド87は、アジャストロッド
87の軸方向外方向にセットスプリング90で付勢され
てアジャストレバー83の係合凹部83Aに係合可能と
されるボール91を備えている。これにより、アジャス
トロッド87の操作溝87Aに係着される工具によりア
ジャストロッド87を回転操作し、ボール91をアジャ
ストレバー83の周方向複数位置に配置(等配)してあ
る係合凹部83Aのそれぞれに順に係合し、アジャスト
ロッド87をそれらの回転操作位置のいずれかに設定す
ることにより、ニードル弁88をバイパス形成ボルト7
5のバイパス流路75Aに対して進退し、バイパス流路
75Aの開口面積を調整可能とする。
トレバー83にアジャストロッド87を回転可能に装着
し、このアジャストロッド87の先端部に回転方向には
係合し軸方向には相対移動できるニードル弁88を備
え、アジャストレバー83の先端側に加締固定してある
ナット89にニードル弁88の外周ねじ部を螺着してあ
る。また、アジャストロッド87は、アジャストロッド
87の軸方向外方向にセットスプリング90で付勢され
てアジャストレバー83の係合凹部83Aに係合可能と
されるボール91を備えている。これにより、アジャス
トロッド87の操作溝87Aに係着される工具によりア
ジャストロッド87を回転操作し、ボール91をアジャ
ストレバー83の周方向複数位置に配置(等配)してあ
る係合凹部83Aのそれぞれに順に係合し、アジャスト
ロッド87をそれらの回転操作位置のいずれかに設定す
ることにより、ニードル弁88をバイパス形成ボルト7
5のバイパス流路75Aに対して進退し、バイパス流路
75Aの開口面積を調整可能とする。
【0029】従って、油圧緩衝器10の圧縮時には、シ
リンダ11に進入したピストンロッド12の進入容積分
の油が、ピストン側油室38Aからバイパス形成ボルト
75のバイパス流路75A、もしくはピストン73の流
路74を通ってリザーバ61の油室64Aに排出され
る。このとき、シリンダ11とピストンロッド12の相
対速度が低速のときには、バイパス流路75Aに設けて
あるニードル弁88による絞り抵抗により圧側の減衰力
を得る。この減衰力は、アジャストロッド87によるニ
ードル弁88の位置調整により調整される。また、シリ
ンダ11とピストンロッド12の相対速度が中高速のと
きには、ピストン側油室38Aから流路74を通る油が
圧側バルブ77を撓み変形させてリザーバ61の油室6
4Aに導かれ、圧側の減衰力を生ずる。この減衰力は、
圧側バルブ77のためのスプリング81の初期荷重をア
ジャストレバー83により調整することにより調整され
る。
リンダ11に進入したピストンロッド12の進入容積分
の油が、ピストン側油室38Aからバイパス形成ボルト
75のバイパス流路75A、もしくはピストン73の流
路74を通ってリザーバ61の油室64Aに排出され
る。このとき、シリンダ11とピストンロッド12の相
対速度が低速のときには、バイパス流路75Aに設けて
あるニードル弁88による絞り抵抗により圧側の減衰力
を得る。この減衰力は、アジャストロッド87によるニ
ードル弁88の位置調整により調整される。また、シリ
ンダ11とピストンロッド12の相対速度が中高速のと
きには、ピストン側油室38Aから流路74を通る油が
圧側バルブ77を撓み変形させてリザーバ61の油室6
4Aに導かれ、圧側の減衰力を生ずる。この減衰力は、
圧側バルブ77のためのスプリング81の初期荷重をア
ジャストレバー83により調整することにより調整され
る。
【0030】油圧緩衝器10の伸長時には、シリンダ1
1から退出するピストンロッド12の退出容積分の油
が、リザーバ61の油室64Aから伸側バルブ78、流
路74を通ってピストン側油室38Aに転送される。
1から退出するピストンロッド12の退出容積分の油
が、リザーバ61の油室64Aから伸側バルブ78、流
路74を通ってピストン側油室38Aに転送される。
【0031】尚、リザーバ61のガス室64Bに封入さ
れた加圧ガスは、シリンダ11内の作動油を加圧し、圧
縮時に、ピストン73の流路74を経てピストン側油室
38Aから油室64Aに油が吹き上がるのを防止し、こ
れにより油中にエア等が混入するキャビテーションの発
生を防止し、また伸長時に続く圧縮時の減衰力発生の送
れ(さぼり)も回避する。
れた加圧ガスは、シリンダ11内の作動油を加圧し、圧
縮時に、ピストン73の流路74を経てピストン側油室
38Aから油室64Aに油が吹き上がるのを防止し、こ
れにより油中にエア等が混入するキャビテーションの発
生を防止し、また伸長時に続く圧縮時の減衰力発生の送
れ(さぼり)も回避する。
【0032】従って、油圧緩衝器10は以下の如くに減
衰作用を行なう。 (圧縮時)油圧緩衝器10の圧縮時には、(a) ベースバ
ルブ装置60において、ニードル弁88により開度調整
されるバイパス形成ボルト75のバイパス流路75A、
或いはピストン23の流路74に設けられる圧側バルブ
77を通る油により圧側減衰力を生ずるとともに、(b)
ピストンバルブ装置30において、ピストン33の圧側
流路39に設けられる圧側バルブ32を通る油により圧
側減衰力を生ずる。
衰作用を行なう。 (圧縮時)油圧緩衝器10の圧縮時には、(a) ベースバ
ルブ装置60において、ニードル弁88により開度調整
されるバイパス形成ボルト75のバイパス流路75A、
或いはピストン23の流路74に設けられる圧側バルブ
77を通る油により圧側減衰力を生ずるとともに、(b)
ピストンバルブ装置30において、ピストン33の圧側
流路39に設けられる圧側バルブ32を通る油により圧
側減衰力を生ずる。
【0033】(伸長時)油圧緩衝器10の伸長時には、
ピストンバルブ装置30において、ニードル弁43によ
り開度調整されるピストンロッド12のバイパス流路4
4、或いはピストン33の伸側流路40に設けられる伸
側バルブ34を通る油により伸側減衰力を生ずる。
ピストンバルブ装置30において、ニードル弁43によ
り開度調整されるピストンロッド12のバイパス流路4
4、或いはピストン33の伸側流路40に設けられる伸
側バルブ34を通る油により伸側減衰力を生ずる。
【0034】これらの圧側と伸側の減衰力により、油圧
緩衝器10の伸縮振動が抑制される。
緩衝器10の伸縮振動が抑制される。
【0035】尚、油圧緩衝器10の最圧縮時には、シリ
ンダ11の側のバンパ26とピストンロッド12の側の
バンパストッパ27との衝合により最圧縮時の緩衝作用
を果たす。また、油圧緩衝器10の最伸長時には、シリ
ンダ11の側のバンパラバー28とピストンロッド12
の側のバルブストッパ31との衝合により、伸び切り時
の緩衝作用を果たす。
ンダ11の側のバンパ26とピストンロッド12の側の
バンパストッパ27との衝合により最圧縮時の緩衝作用
を果たす。また、油圧緩衝器10の最伸長時には、シリ
ンダ11の側のバンパラバー28とピストンロッド12
の側のバルブストッパ31との衝合により、伸び切り時
の緩衝作用を果たす。
【0036】しかるに、油圧緩衝器10にあっては、ス
ライダ装置41のスライダ49により減衰力調整ロッド
42を進退させ、調整ロッド42のニードル弁43によ
りバイパス流路44の開口面積を調整する絞り度を微調
整可能とするため、以下の構成を有する。
ライダ装置41のスライダ49により減衰力調整ロッド
42を進退させ、調整ロッド42のニードル弁43によ
りバイパス流路44の開口面積を調整する絞り度を微調
整可能とするため、以下の構成を有する。
【0037】即ち、スライダ装置41にあっては、図2
(B)、図4に示す如く、スライダ49のテーパー面4
9Bをニードル弁43がバイパス流路44に向かって接
近移動し、その開口面積を絞るに従い、スライダ49の
単位の進み量(アジャスタ46の単位の回転操作量)
(例えば、アジャスタ46のボール48がアジャストホ
ルダ45の周方向に等配されている係合凹部45Aに係
脱する1回の回転操作量)に対するニードル弁43の移
動量の変化率が次第に減少する曲線状に形成してある。
(B)、図4に示す如く、スライダ49のテーパー面4
9Bをニードル弁43がバイパス流路44に向かって接
近移動し、その開口面積を絞るに従い、スライダ49の
単位の進み量(アジャスタ46の単位の回転操作量)
(例えば、アジャスタ46のボール48がアジャストホ
ルダ45の周方向に等配されている係合凹部45Aに係
脱する1回の回転操作量)に対するニードル弁43の移
動量の変化率が次第に減少する曲線状に形成してある。
【0038】本実施形態では、アジャスタ46の操作部
の側にスライダ49を引き寄せる方向でニードル弁43
の絞り度が増し、スライダ49の曲線状テーパー面49
Bが調整ロッド42を押し込むことによるニードル弁4
3の移動量の変化率がこの引き寄せ進行方向で減少する
ように、テーパー面49Bの曲線を定めた。但し、アジ
ャスタ46の操作部の反対側にスライダ49を押し込む
方向でニードル弁43の絞り度が増し、スライダ49の
曲線状テーパー面49Bが調整ロッド42を押し込むこ
とによるニードル弁43の移動量の変化率がこの押込進
行方向で減少するように、テーパー面49Bの曲線を定
めても良い。
の側にスライダ49を引き寄せる方向でニードル弁43
の絞り度が増し、スライダ49の曲線状テーパー面49
Bが調整ロッド42を押し込むことによるニードル弁4
3の移動量の変化率がこの引き寄せ進行方向で減少する
ように、テーパー面49Bの曲線を定めた。但し、アジ
ャスタ46の操作部の反対側にスライダ49を押し込む
方向でニードル弁43の絞り度が増し、スライダ49の
曲線状テーパー面49Bが調整ロッド42を押し込むこ
とによるニードル弁43の移動量の変化率がこの押込進
行方向で減少するように、テーパー面49Bの曲線を定
めても良い。
【0039】尚、このとき、ニードル弁43の円錐状弁
体は、図2(C)に示す如く、1段直線状テーパー面4
3Aを備えるものとすることができる。
体は、図2(C)に示す如く、1段直線状テーパー面4
3Aを備えるものとすることができる。
【0040】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。請求項1に記載の本発明によれば、スライダ4
9のテーパー面49Bをニードル弁43がバイパス流路
44に向かって接近移動してその開口面積を絞るに従
い、スライダ49の単位の進み量に対するニードル弁4
3の移動量が減少する曲線状にした。このため、ニード
ル弁43がバイパス流路44に接近する最大絞り側で、
スライダ49の進退によって移動されるニードル弁43
によるその開口面積の絞り度を微調整でき、ひいては減
衰力を微調整できる。
がある。請求項1に記載の本発明によれば、スライダ4
9のテーパー面49Bをニードル弁43がバイパス流路
44に向かって接近移動してその開口面積を絞るに従
い、スライダ49の単位の進み量に対するニードル弁4
3の移動量が減少する曲線状にした。このため、ニード
ル弁43がバイパス流路44に接近する最大絞り側で、
スライダ49の進退によって移動されるニードル弁43
によるその開口面積の絞り度を微調整でき、ひいては減
衰力を微調整できる。
【0041】請求項2に記載の本発明によれば、ニード
ル弁43の弁体のテーパー面49Bは1段直線状とする
ものであるから、ニードル弁43のテーパー面49Bを
簡易に加工できる。また、バイパス流路44を流れる油
がニードル弁43のテーパー面49Bまわりで乱れる虞
れもなく、減衰力をスムースに調整できる。
ル弁43の弁体のテーパー面49Bは1段直線状とする
ものであるから、ニードル弁43のテーパー面49Bを
簡易に加工できる。また、バイパス流路44を流れる油
がニードル弁43のテーパー面49Bまわりで乱れる虞
れもなく、減衰力をスムースに調整できる。
【0042】従って、本発明によれば、スライダ49に
設ける曲線状テーパー面49Bの曲線の選定を種々変更
することにより、アジャスタ46の単位の操作量に対し
てニードル弁43が与える減衰力を任意に調整できる。
設ける曲線状テーパー面49Bの曲線の選定を種々変更
することにより、アジャスタ46の単位の操作量に対し
てニードル弁43が与える減衰力を任意に調整できる。
【0043】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
実施形態は、ピストンバルブ装置30の側のニードル弁
43による減衰力調整装置に本発明を適用したが、本発
明は、ベースバルブ装置60の側のニードル弁88によ
る減衰力調整装置と、油圧緩衝器内で広く採用できる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
実施形態は、ピストンバルブ装置30の側のニードル弁
43による減衰力調整装置に本発明を適用したが、本発
明は、ベースバルブ装置60の側のニードル弁88によ
る減衰力調整装置と、油圧緩衝器内で広く採用できる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、先端にニ
ードル弁を設けた調整ロッドを軸方向に進退させて、ニ
ードル弁が臨むバイパス流路の開口面積を調整する減衰
力調整装置において、最大絞り域側でそのバイパス流路
の開口面積の絞り度を微調整するように、調整ロッドの
進退量を調整することができる。
ードル弁を設けた調整ロッドを軸方向に進退させて、ニ
ードル弁が臨むバイパス流路の開口面積を調整する減衰
力調整装置において、最大絞り域側でそのバイパス流路
の開口面積の絞り度を微調整するように、調整ロッドの
進退量を調整することができる。
【図1】図1は油圧緩衝器を示す模式図である。
【図2】図2は油圧緩衝器の下部拡大図である。
【図3】図3は油圧緩衝器の上部拡大図である。
【図4】図4はスライダ装置を示す模式図である。
【図5】図5はニードル弁付調整ロッドを示す模式図で
ある。
ある。
【図6】図6はベースバルブ装置を示す模式図である。
10 油圧緩衝器 12 ピストンロッド(中空ロッド) 33 ピストン(隔壁部材) 38A ピストン側油室 38B ロッド側油室 42 減衰力調整ロッド 43 ニードル弁 44 バイパス流路 49 スライダ 49B テーパー面
Claims (2)
- 【請求項1】 緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持し
た隔壁部材により緩衝器内に油室を区画し、 中空ロッドに隔壁部材の両側の油室を連通可能とするバ
イパス流路を形成し、 中空ロッド内に調整ロッドを軸方向に進退自在に設け、 調整ロッドの先端にバイパス流路の開口面積を調整する
ニードル弁を設け、 調整ロッドの基端部に調整ロッドの軸方向と交差する方
向に進退するスライダのテーパー面を当接させ、調整ロ
ッドを軸方向に進退させてバイパス流路の開口面積をニ
ードル弁の移動により調整するようにした油圧緩衝器の
減衰力調整装置において、 前記スライダのテーパー面をニードル弁がバイパス流路
に向かって接近移動してその開口面積を絞るに従い、ス
ライダの単位の進み量に対するニードル弁の移動量が減
少する曲線状に形成したことを特徴とする油圧緩衝器の
減衰力調整装置。 - 【請求項2】 前記調整ロッドの先端に設けたニードル
弁のテーパー面が1段の連続する直線状をなすものであ
ることを特徴とする前記請求項1に記載の油圧緩衝器の
減衰力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189498A JPH11287279A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 油圧緩衝器の減衰力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189498A JPH11287279A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 油圧緩衝器の減衰力調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11287279A true JPH11287279A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14312639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10189498A Withdrawn JPH11287279A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 油圧緩衝器の減衰力調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11287279A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006132593A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Showa Corp | 車両用の油圧緩衝器 |
| DE112019006876T5 (de) | 2019-04-19 | 2021-11-11 | Hitachi Astemo, Ltd. | Dämpfervorrichtung |
| CN119122975A (zh) * | 2023-06-13 | 2024-12-13 | 比亚迪股份有限公司 | 减振器及具有其的车辆 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10189498A patent/JPH11287279A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006132593A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Showa Corp | 車両用の油圧緩衝器 |
| DE112019006876T5 (de) | 2019-04-19 | 2021-11-11 | Hitachi Astemo, Ltd. | Dämpfervorrichtung |
| US12071195B2 (en) | 2019-04-19 | 2024-08-27 | Hitachi Astemo, Ltd. | Damper apparatus |
| DE112019006876B4 (de) | 2019-04-19 | 2024-08-29 | Hitachi Astemo, Ltd. | Dämpfervorrichtung |
| CN119122975A (zh) * | 2023-06-13 | 2024-12-13 | 比亚迪股份有限公司 | 减振器及具有其的车辆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |