JP2000205437A - 電磁弁駆動回路 - Google Patents
電磁弁駆動回路Info
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Abstract
弁の応答性を向上させる。 【解決手段】電磁弁駆動回路100において、制御回路
IC101、突入電流供給回路110、保持電流供給回
路130及び通電回路140は、電磁弁を駆動するため
の駆動信号に応答してコンデンサ116の充電電圧又は
バッテリ電圧VBをソレノイドコイル42に印加し、当
該ソレノイドコイル42に所定方向の駆動電流を流す。
蓄電回路180は、ソレノイドコイル42が非作動状態
になるときに同コイル42内のエネルギをコンデンサ1
82に蓄える。逆電流供給回路150は、電磁弁36の
駆動信号がオフになった後にコンデンサ182の充電電
圧をソレノイドコイル42に印加し、通常の駆動電流と
は逆向きにソレノイドコイル42に電流を流す。
Description
への通電に伴い電磁弁を開弁又は閉弁させるための電磁
弁駆動回路に関し、特にエンジンの燃料噴射装置に用い
られる電磁弁駆動回路に関する。
コンピュータからの所定タイミングの駆動信号に応答し
て高圧燃料を溢流(スピル)せしめる電磁弁が知られて
いる。このような電磁弁は概略として、燃料通路を開放
又は閉鎖するための弁体と、弁体駆動用のソレノイドコ
イルと、弁体に一体化されたアーマチャと、ソレノイド
コイルを収容するステータとを有し、ソレノイドコイル
への駆動信号がオンされると、アーマチャがステータに
吸引されて弁体が所定の開弁位置又は閉弁位置に移動す
るようになっている。
デンサにバッテリ電圧(電源電圧)以上の電圧を予め蓄
えておき、電磁弁の駆動初期にはソレノイドコイルに対
してコンデンサから高電圧を一気に放電し(突入電流を
流し)、その後、バッテリ電圧から生成した定電流(保
持電流)を流すものがある。こうした手法によれば、電
磁弁のソレノイドコイルにおける磁束が急峻に立ち上げ
られて高速なる開弁又は閉弁動作が実現できると共に、
その後の開弁又は閉弁の状態が所望の期間で維持でき
る。
は、ソレノイドコイルが非作動状態になるときに、ソレ
ノイドコイル内のエネルギを蓄電回路(コンデンサ)に
蓄えるようにした電磁弁駆動回路が開示されている。か
かる電磁弁駆動回路では、蓄電回路の蓄電電圧をソレノ
イドコイルに印加する時、当該蓄電電圧が直流電源電圧
よりも高い所定電圧まで減少した時に終了すると共に、
その後、ソレノイドコイルが非作動状態になりソレノイ
ドコイル内のエネルギを回収する際、直流電源電圧より
も高い電圧を用いてエネルギ回収を行うようにしてい
る。これにより、ソレノイドコイル内の電流の立ち下が
りを急峻にするようにしていた。なお、蓄電回路の蓄電
電圧が直流電源電圧と同じ向きでソレノイドコイルに印
加されるように構成していた。
ジンにあっては、各気筒におけるメイン噴射に先立って
微少量の燃料を噴射する、いわゆるパイロット噴射を行
うことで、燃費の向上や排ガス対策及び騒音対策等を図
るようにした燃料噴射制御システムが提案され、実用化
されている。
弁駆動回路でパイロット噴射を行う場合、以下に示す課
題がある。すなわち、電磁弁のステータ及びアーマチャ
に通電終了後に残る残留磁束のため通電遮断時における
弁体の開弁動作が遅くなり、・パイロット噴射とメイン
噴射との間隔(パイロット間隔)が短くできない。・メ
イン噴射の最小噴射量が小さくできない。といった問題
が生ずる。
せるべくエンジン運転状態に応じてパイロット間隔を短
くする、或いはメイン噴射の最小噴射量を減少させると
いった要望もあるが、既存の駆動回路ではその要望に応
えることができず、十分にパイロット間隔を短くする、
或いはメイン噴射の最小噴射量を減少させることはでき
ない。
ジン運転状態に応じて燃料の噴射率を変える、いわゆる
プレストローク噴射のニーズも高まっているが、これに
ついてもやはり、電磁弁のステータ及びアーマチャの残
留磁束に起因して弁体動作の追従性が十分に得られず、
エンジン運転状態に合わせて噴射量を要求通りに減少さ
せることはできない。
のであって、その目的とするところは、ソレノイドコイ
ルへの電流遮断時における電磁弁の応答性を向上させる
ことができる電磁弁駆動回路を提供することである。
に、請求項1に記載の発明では、電磁弁を駆動するため
の駆動信号に応答して直流電源電圧をソレノイドコイル
に印加し、当該ソレノイドコイルに所定方向の駆動電流
を流す第1の電流供給回路と、ソレノイドコイルが非作
動状態になるときにソレノイドコイル内のエネルギを蓄
える蓄電回路と、電磁弁の駆動信号がオフになった後
に、前記蓄電回路による充電電圧をソレノイドコイルに
印加し、前記第1の電流供給回路による駆動電流とは逆
向きにソレノイドコイルに電流を流す第2の電流供給回
路とを備える。
よるソレノイドコイルへの駆動電流の供給により電磁弁
が駆動される。すなわち、アーマチャがステータに吸引
され、それに伴い弁体が所定の動作位置に移動する。ま
た、ソレノイドコイルが作動状態から非作動状態に変わ
るとき、ソレノイドコイル内のエネルギが電荷として蓄
電回路に速やかに蓄えられる。第2の電流供給回路は、
電磁弁の駆動信号がオフになりソレノイドコイルの通電
が一旦遮断された後、蓄電回路の充電電圧をソレノイド
コイルに印加し、第1の電流供給回路による駆動電流と
は逆向きにソレノイドコイルに電流を流す。ソレノイド
コイルへの通電遮断時にはステータ及びアーマチャの残
留磁束が原因で弁体動作の追従性が低下しがちになる
が、上記の通り逆電流をソレノイドコイルに流すこと
で、弁体動作の追従性が良好となる。その結果、ソレノ
イドコイルへの電流遮断時における電磁弁の応答性を向
上させることができる。
流供給回路は、前記蓄電回路の放電に際し、蓄えられた
電荷の一部のみを放電させるので、蓄電回路には一部の
電荷が放電されることなく残り、その電圧は常に比較的
高い電圧(例えば、直流電源電圧よりも高い60〜10
0V程度)で維持される。従って、ソレノイドコイルの
非作動状態でソレノイドコイル内のエネルギを蓄電回路
に回収する際、比較的高い電圧を用いてエネルギの回収
が行われるために、ソレノイドコイルから蓄電回路に電
流が流れ込む時間は短く、ソレノイドコイルの電流の立
ち下がりが早くなる。
流供給回路は、電磁弁の駆動信号がオフになった後、ソ
レノイドコイルに流れる駆動電流がほぼゼロになるタイ
ミングで前記蓄電回路に蓄えた電荷を放電してソレノイ
ドコイルに逆電流を流す。従って、蓄電回路を放電する
際に、その放電電荷を逆電流として有効に使うことがで
きる。
給回路において、ソレノイドコイルに接続されたトラン
ジスタは電磁弁の駆動信号に応答してオン/オフする。
また、前記トランジスタに接続されたツェナーダイオー
ドは、ソレノイドコイルへの電流遮断時に発生する高電
圧を吸収する。蓄電回路の充電電圧は、第1の電流供給
回路内のツェナーダイオードのツェナー電圧よりも低い
値で規制されるため、蓄電回路の放電に際し、その放電
電圧により第1の電流供給回路内においてツェナーダイ
オードを介してトランジスタが不用意にオンされるとい
った不都合は生じない。
流供給回路は、前記直流電源電圧よりも高い電圧を蓄え
る高電圧回路と、直流電源電圧を受けてソレノイドコイ
ルに所定の定電流を供給する定電流供給回路とを備え、
電磁弁の駆動開始当初に前記高電圧回路の高電圧を一気
に放電すると共に、引き続き前記定電流供給回路の定電
流によって当該電磁弁のオン状態を維持する。
て電流の急峻な立ち上がりが得られ、弁体が速やかに所
定の動作位置に移動する。また、電磁弁の作動後におい
てその状態が所望の期間で維持できる。こうした電磁弁
駆動方式を併せ持つことで、本発明の電磁弁駆動回路で
は駆動信号のオン時及びオフ時の何れにも電磁弁の高速
駆動が実現できる。
給回路において、ソレノイドコイルに接続されたトラン
ジスタは前記蓄電回路の放電に際してオン/オフする。
また、前記トランジスタに接続されたツェナーダイオー
ドは、蓄電回路の放電終了時に発生する高電圧を吸収す
る。高電圧回路の充電電圧は、第2の電流供給回路内の
ツェナーダイオードのツェナー電圧よりも低い値で規制
されるため、高電圧回路の放電に際し、その放電電圧に
より第2の電流供給回路内においてツェナーダイオード
を介してトランジスタが不用意にオンされるといった不
都合は生じない。
往復動に伴い燃料を高圧化し、その高圧燃料を内燃機関
へ供給する際の噴射量を制御するための燃料噴射装置に
適用され、メイン噴射とそれに先立つパイロット噴射と
を行うべくソレノイドコイルを通電する、或いはプラン
ジャによる燃料加圧当初、その加圧途中で燃料噴射を開
始するプレストローク噴射を行うべくソレノイドコイル
を通電する。
のステータ及びアーマチャの残留磁束に起因して通電遮
断時における弁体動作が遅くなり、・パイロット噴射と
メイン噴射との間隔(パイロット間隔)が短くできな
い。・メイン噴射の最小噴射量が小さくできない。とい
った問題が生ずるが、本発明によれば、既述の通りソレ
ノイドコイルへの電流遮断時における電磁弁の応答性が
向上することで、上記従来の諸問題が解決される。従っ
て、騒音やエミッションを低減させるべくエンジン運転
状態に応じてパイロット間隔を短くする、或いはメイン
噴射の最小噴射量を減少させるといった要望に十分に応
えることが可能となる。
やはり、ソレノイドコイルへの電流遮断時における電磁
弁の応答性が向上することで、エンジン運転状態に応じ
て噴射量を適宜減少させることが可能となる。
明に係る電磁弁駆動回路の第1の実施の形態を図面と共
に説明する。本実施の形態では、車両用多気筒ディーゼ
ルエンジンの燃料噴射装置を例にとり、同装置における
分配型燃料噴射ポンプの電磁式燃料スピル弁を駆動して
エンジンへの燃料噴射量を最適に制御するための電磁弁
駆動回路について詳細に説明する。
の電磁弁の構成について説明する。燃料噴射ポンプ20
のケーシング21にはドライブシャフト22が回転可能
に配設され、そのドライブシャフト22には公知のカッ
プリングを介してカムプレート23が結合されている。
カムプレート23に形成されたカム面23aは、ローラ
リング24に支持される複数のローラ25に当接してお
り、カムプレート23はドライブシャフト22の回転に
従いその軸方向で周期的に前後(図の左右方向)に往復
動する。これにより、シリンダ26内のプランジャ27
がカムプレート23と共に前後に往復動し、その前進時
にはプランジャ27の先端に形成された圧力室28内の
燃料を圧縮して分配ポート29、分配流路30を通して
噴射弁31に供給し、その後退時には吸入流路32、吸
入グループ33を通して低圧室34内の燃料を圧力室2
8に導入する。圧力室28から図の上方に延びた圧力室
流路35の下流側には常開式の電磁弁(電磁式燃料スピ
ル弁)36が配設されており、圧力室28は、圧力室流
路35、電磁弁36内の流路37、及び低圧流路38を
通して低圧室34に連通している。
40が配設され、ピックアップコイルからなる回転セン
サ41は、シグナルロータ40の歯の通過を検出して気
筒判別信号とエンジン回転数信号とを出力する。
クロコンピュータ(以下、マイコンという)50は、回
転センサ41の気筒判別信号とエンジン回転数信号とを
入力すると共に、図示しない各種センサからアクセル開
度信号やエンジン冷却水温信号等、燃料噴射制御用の各
状態信号を入力する。マイコン50は、上記各状態信号
に基づいて最適な燃料噴射時期及び燃料噴射量を決定
し、電磁弁駆動回路100に駆動信号を与える。この駆
動信号により電磁弁36内のソレノイドコイル42が作
動することで、電磁弁36内の弁体としてのニードル弁
43の開弁/閉弁動作が制御され、エンジン運転状態に
応じた適切な燃料噴射量が噴射弁31からエンジンの各
気筒に与えられる。
駆動に際し、ソレノイドコイル42への通電が行われる
と、アーマチャ45がステータ44側に吸引され、アー
マチャ45と一体となったプッシュロッド46がスプリ
ング47の付勢力に抗してニードル弁43を下方に移動
させる。これにより、ニードル弁43が閉弁位置に移動
し、圧力室28から低圧室34への燃料の流れ(スピ
ル)が停止される。そして、プランジャ27のリフトに
伴い、圧力室28内の高圧燃料が噴射弁31から噴射さ
れる。
断されると、スプリング47の付勢力によりニードル弁
43が開弁位置に戻る(図示の状態)。これにより、圧
力室28内の高圧燃料が低圧室34へスピルされ、噴射
弁31による燃料噴射が停止される。
0からディーゼルエンジンへの燃料噴射に際し、メイン
噴射とそれに先立つパイロット噴射とを実施することと
している。つまり、マイコン50は、電磁弁の駆動信号
としてパイロット噴射用の駆動信号とメイン噴射用の駆
動信号とを生成し、それら各信号を電磁弁駆動回路10
0に順次出力することで双方の噴射を実現する。
及び図2を用いて説明する。なお、図1及び図2では、
説明を分かり易くするために、電磁弁36内のソレノイ
ドコイル42を含めて電磁弁駆動回路100が示されて
いる。
て、制御回路IC101と、突入電流供給回路110
と、保持電流供給回路130と、通電回路140と、逆
電流供給回路150と、蓄電回路180とを備える。そ
れらを略述すれば、制御回路IC101は、マイコン5
0からの駆動信号を入力し、それを基に各回路110,
130,140に対して信号を出力する。突入電流供給
回路110は、バッテリ電圧VBよりも高い電圧を蓄
え、その高電圧をソレノイドコイル42に印加して電磁
弁36の駆動初期における突入電流(約10A)を供給
する。保持電流供給回路130は、前記突入電流に引き
続きそれよりも小さな所定の保持電流(約3A)をソレ
ノイドコイル42に供給する。通電回路140は、マイ
コン50からの駆動信号のオン期間中においてソレノイ
ドコイル42への通電を許容する。逆電流供給回路15
0は、マイコン50からの駆動信号がオフされる時に所
定の短時間だけソレノイドコイル42に逆向きの電流を
流す。さらに、蓄電回路180は、ソレノイドコイル4
2が非作動状態になるときにソレノイドコイル42内の
エネルギを蓄える。
1、突入電流供給回路110、保持電流供給回路130
及び通電回路140が本発明の「第1の電流供給回路」
に相当し、制御回路IC101及び逆電流供給回路15
0が本発明の「第2の電流供給回路」に相当する。ま
た、突入電流供給回路110が「高電圧回路」に、保持
電流供給回路130が「定電流供給回路」に相当する。
端子Aにはマイコン50からの駆動信号が入力される。
制御回路IC101は、その駆動信号と端子D,Hに入
力される電圧信号とに基づいて端子C,E,F,Gから
オン信号(5V)又はオフ信号(0V)の何れかを出力
する。なお、制御回路IC101の端子Bには5Vが入
力され、端子Iは接地電位端子に接続されている。
トランス111の1次側の一端は直流電源としてのバッ
テリ電源(VB)に接続され、同じく他端はNPN型の
トランジスタ112のコレクタに接続されている。トラ
ンジスタ112のエミッタは接地電位端子に接続されて
いる。トランジスタ112のベースは、抵抗113を介
して接地電位端子に接続されると共に、抵抗114を介
して制御回路IC101の端子Cに接続されている。
ード115を介してコンデンサ116に接続され、同じ
く他端は接地電位端子に接続されている。コンデンサ1
16の高電位端子は、抵抗117,118を通して接地
電位端子に接続され、これらの抵抗によりコンデンサ1
16の電圧が分圧されて検出される。抵抗117,11
8間の接続点は制御回路IC101の端子Dに接続され
ている。ここで、コンデンサ116に蓄えられた電荷が
抵抗117,118を介して接地電位端子に流れる量を
少なくするため、抵抗117,118の抵抗値を比較的
大きな値とするのが望ましく、本実施の形態では抵抗1
17は3MΩ、抵抗118は1MΩとしている。
あり、充電電圧が150Vになるまで充電される。すな
わち、制御回路IC101は、抵抗117,118間の
接続点にてコンデンサ116の充電電圧を検出し、その
電圧が150Vより低い時は150Vになるまでトラン
ジスタ112をスイッチングしてコンデンサ116を充
電する。
PNP型のトランジスタ119のエミッタに接続される
と共に、抵抗120を介してトランジスタ119のベー
スに接続されている。また、トランジスタ119のコレ
クタは、ダイオード125を介してソレノイドコイル4
2に接続され、同じくベースは、抵抗121を介してN
PN型のトランジスタ122のコレクタに接続されてい
る。トランジスタ122のエミッタは接地電位端子に接
続され、同じくベースは抵抗123を介して接地電位端
子に接続されると共に、抵抗124を介して制御回路I
C101の端子Eに接続されている。
るマイコン50からの駆動信号がオフからオンになった
時から所定時間(本実施の形態では0.7ms間)だ
け、端子Eの出力をON信号(5V)とし、トランジス
タ119,122をオンにする。このとき、コンデンサ
116に蓄えられた高電圧電荷により、ピークが約10
Aとなる突入電流がソレノイドコイル42に供給され
る。
PNP型のトランジスタ131のエミッタはバッテリ電
源(VB)に接続されている。トランジスタ131のベ
ースは、抵抗132を介してバッテリ電源(VB)に接
続されると共に、抵抗133を介して制御回路IC10
1の端子Fに接続されている。トランジスタ131のコ
レクタは、ダイオード134を介してソレノイドコイル
42に接続されている。また、ダイオード135のアノ
ードは接地電位端子に接続され、同カソードはソレノイ
ドコイル42に接続されている。
の駆動信号がオン(5V)の間、所定の保持電流(約3
A)がソレノイドコイル42に供給されるよう、同コイ
ル42の駆動電流を監視しつつ端子Fの出力信号をオン
/オフさせる。
のトランジスタ141のコレクタはソレノイドコイル4
2に接続され、同エミッタは抵抗142を介して接地電
位端子に接続されている。トランジスタ141のベース
−コレクタ間には、図示の如くツェナーダイオード14
3及びダイオード144が接続されている。ツェナーダ
イオード143は、ソレノイドコイル42への電流遮断
時に発生する高電圧を吸収するための役割をなす。ま
た、トランジスタ141のベースは、抵抗145を介し
て制御回路IC101の端子Gに接続されると共に、抵
抗146を介して接地電位端子に接続されている。
ドコイル42の抵抗値に比べて十分に小さく設定されて
おり、ソレノイドコイル42を流れる電流量にあまり影
響しないようになっている。実際には、ソレノイドコイ
ル42の抵抗値が1.5Ωであるのに対し、抵抗142
の抵抗値は0.05Ωである。図中、a点の電圧は抵抗
142を流れる電流によって決まり、その電圧が制御回
路IC101の端子Hに入力される。すなわち、制御回
路IC101の端子Hには、ソレノイドコイル42、ト
ランジスタ141及び抵抗142に流れる電流値に相当
する電圧が入力される。
び回路110,130,140)は、電磁弁36を駆動
するための基本構成に相当し、次にその動作を図4のタ
イムチャートを用いて説明する。
イコン50からの駆動信号に応答してオン/オフし、端
子Gの出力がオンの期間ではトランジスタ141はオン
となり、同じく端子Gの出力がオフの期間ではトランジ
スタ141はオフとなる。また、マイコン50からの駆
動信号がオンになると、制御回路IC101の端子Eか
らの出力が0.7ms間だけオンとなる。これにより、
トランジスタ122,119がオンとなり、コンデンサ
116に蓄えられている高電圧電荷によってソレノイド
コイル42に突入電流が供給される。なお、コンデンサ
116の充電電圧は一時的に低下するが、トランジスタ
112のオン/オフにより150Vになるまで再充電さ
れる。
2を流れる電流値(図1のa点の電圧)が入力され、制
御回路IC101は、マイコン50からの駆動信号がオ
ンの間、抵抗142を流れる電流値が約3Aとなるよう
に端子Fからの出力をオン/オフさせる。詳細には、電
流値が3.1A以上になると出力をオフとし、2.9A
以下になると出力をオンとするよう、約0.2Aのヒス
テリシスを持たせている。
と、制御回路IC101は端子F,Gの出力を何れもオ
フとし、ソレノイドコイル42への電流の供給を停止す
る。端子F,Gの出力をオフする時、図1中のb点の電
圧は一時的にツェナーダイオード143のツェナー電圧
Vz(=170V)となり、トランジスタ141は能動
域で作動する。このとき、ソレノイドコイル42のイン
ダクタンスをLとすると、電流の傾き、 di/dt=−Vz/L でもって電流が急速に減少して電流値は0Aとなる。な
お、ソレノイドコイル42が非作動状態に移行する時
(コイル電流が0Aまで減少する時)、電流は接地電位
端子→ダイオード135→ソレノイドコイル42→トラ
ンジスタ141→抵抗142という経路で流れる。但し
これは、後述する逆電流供給回路150を持たない場合
の動作であり、回路150を備えるとその動作は若干変
わる。
て、単安定マルチバイブレータ151は、マイコン50
からの駆動信号の立下がりを検出し、抵抗152及びコ
ンデンサ153により決定される所定時間だけ出力をオ
ンとする。また、単安定マルチバイブレータ154は、
単安定マルチバイブレータ151の出力信号の立下がり
を検出し、抵抗155及びコンデンサ156により決定
される所定時間だけ出力をオンとする。単安定マルチバ
イブレータ154の出力は、NPN型のトランジスタ1
57,165のベースに各々入力される。
158を介して接地電位端子に接続され、エミッタは接
地電位端子に接続されている。また、トランジスタ15
7のコレクタは、抵抗159を介してPNP型のトラン
ジスタ160のベースに接続されている。トランジスタ
160のベース−エミッタ間には抵抗161が接続さ
れ、同トランジスタ160のコレクタは、ダイオード1
62を介してソレノイドコイル42に接続されている。
ダイオード163のアノードは接地電位端子に接続さ
れ、同カソードはソレノイドコイル42に接続されてい
る。
166を介して接地電位端子に接続され、エミッタは接
地電位端子に接続されている。また、トランジスタ16
5のコレクタはソレノイドコイル42に接続されてい
る。トランジスタ165のベース−コレクタ間には、図
示の如くダイオード167及びツェナーダイオード16
8が接続されている。
1とコンデンサ182とから構成され、コンデンサ18
2の一端はダイオード181を介してソレノイドコイル
42に接続されると共にトランジスタ160のエミッタ
に接続され、コンデンサ182の他端は接地電位端子に
接続されている。
ドコイル42が非作動状態となる時にソレノイドコイル
42内のエネルギが蓄えられる。実際には、コンデンサ
182の静電容量は1μFであり、コンデンサ182は
約150Vに充電される。そして、単安定マルチバイブ
レータ151,154を介して出力される信号がオンと
なる期間にてコンデンサ182の高電圧電荷が放電され
る。但し、コンデンサ182の放電は、蓄えられた電荷
の一部のみを放電させるものであり、コンデンサ182
の放電期間はその充電電圧が約150Vから約100V
に低下するまでの比較的短い時間で規制される。従っ
て、充電電圧は100V以上で常に維持される。
を、逆電流供給回路150及び蓄電回路180の動作を
中心に図5のタイムチャートを参照しつつ説明する。時
刻t1にてパイロット噴射用の駆動信号がオンになる
と、既述の通りコンデンサ116に蓄えられている高電
圧電荷によりソレノイドコイル42に約10Aの突入電
流が供給され、ニードル弁43は速やかに閉弁位置に移
動する。突入電流が供給された後は、ソレノイドコイル
42には約3Aの保持電流が流れ、ニードル弁43の閉
弁状態が維持される。また、時刻t1では、電磁弁36
のステータ44及びアーマチャ45に発生する磁束が増
大する。
フトが始まり、噴射弁31から燃料の噴射が開始され
る。そして、時刻t3にてマイコン50からの駆動信号
がオフになると、噴射弁31による燃料噴射は一旦停止
される。時刻t2〜t3の期間ではパイロット噴射に相
当する燃料噴射が行われる。
れ続けようとする電流が、接地電位端子から保持電流供
給回路130内のダイオード135、ソレノイドコイル
42及び蓄電回路180内のダイオード181を通って
コンデンサ182に流れ込み、その結果、コンデンサ1
82が約150Vに充電される。
流の傾き「di/dt」は、それ以前にコンデンサ18
2が約100Vに充電されているので、 di/dt=−Vc(t)/L の関係から大きい値を達成する(Lはソレノイドコイル
42のインダクタンス、Vcはコンデンサ182の電
圧)。つまり、コンデンサ182は常に100V以上で
保持されるため、ソレノイドコイル42からコンデンサ
182に電流が流れ込む時間は短く、ソレノイドコイル
42に流れる電流の立ち下がりが長くなることが防止で
きる。
単安定マルチバイブレータ151の出力がオンとなる。
T1〔ms〕は、抵抗152及びコンデンサ153によ
り決定される時間であり、ソレノイドコイル42を流れ
る電流が0mAにまで低下する時間とほぼ一致するよう
に設定される。
マルチバイブレータ151の出力がオフになり、それに
引き続きT2〔ms〕の間、単安定マルチバイブレータ
154の出力がオンとなる。T2〔ms〕は、抵抗15
5及びコンデンサ156により決定される時間であり、
コンデンサ182の電圧が約150Vから約100Vに
低下するまでの時間に設定される。
オンの間はトランジスタ157,160,165がオン
となり、コンデンサ182に蓄えられた高電圧電荷はト
ランジスタ160、ダイオード162、ソレノイドコイ
ル42、トランジスタ165を通って接地電位端子に流
れ込む。このとき、ソレノイドコイル42には、バッテ
リ電源(VB)をソレノイドコイル42に印加した時と
逆方向の電流(t1〜3の期間とは逆方向の電流)が流
れる。換言すれば、t1〜t3期間の電流を正の電流と
すると、コンデンサ182の放電時には負の電流が流れ
ることとなる。そのため、ステータ44及びアーマチャ
45内の磁束が速やかに消滅される。従って、逆電流供
給回路150及び蓄電回路180を持たない従来装置に
比べ、ニードル弁43の開弁動作が速くなり、パイロッ
ト噴射とそれに続くメイン噴射との間隔(パイロット間
隔)を短縮することが可能となる。
数が800rpmの時に、従来装置では、パイロット間
隔を1.5msよりも短くするとメイン噴射量のサイク
ル毎のバラツキが大きくなるのに対し、本実施の形態の
装置では、従来装置より0.3ms短い1.2msまで
短くしても安定した燃料噴射が可能となることが確認さ
れている。
ード143のツェナー電圧Vzは、コンデンサ182の
最高充電電圧150Vより高いVz=170Vとなって
おり、コンデンサ182に蓄えた電荷を放電した時、ト
ランジスタ141が不用意にオンされることがないよう
に構成されている。
ブレータ154の出力がオフになると、トランジスタ1
57,160がオフとなり、ソレノイドコイル42を流
れ続けようとする逆電流は、接地電位端子からダイオー
ド163、ソレノイドコイル42、トランジスタ165
を通って接地電位端子に流れ込む。このとき、図2のc
点の電圧がツェナーダイオード168のツェナー電圧V
z’となることで、トランジスタ165が能動域で作動
し、電流の傾き「di/dt=−Vz’/L」でもって
逆電流は急速に減少する。なお、ツェナーダイオード1
68のツェナー電圧Vz’は、突入電流供給回路110
内のコンデンサ116の最高充電電圧150Vより高い
Vz’=170Vとなっており、突入電流をソレノイド
コイル42に流す時、トランジスタ165が不用意にオ
ンされることがないように構成されている。
信号がオンになると、ソレノイドコイル42には再び約
10Aの突入電流が供給され、ニードル弁43は再び閉
弁位置に移動する。突入電流が供給された後は、ソレノ
イドコイル42には約3Aの電流が流れ、ニードル弁4
3の閉弁状態が維持される。そして、時刻t5にてマイ
コン50からの駆動信号がオフになると、噴射弁31に
よる燃料噴射が終了する。時刻t4〜t5の期間ではメ
イン噴射に相当する燃料噴射が行われる。
時刻t3と同様に、ソレノイドコイル42を流れ続けよ
うとする電流により蓄電回路180内のコンデンサ18
2が約150Vに充電される。また、T1〔ms〕の経
過後において、コンデンサ182の高電圧電荷の放電に
伴いソレノイドコイル42に逆電流が流れ、ステータ4
4及びアーマチャ45内の磁束が速やかに消滅される。
従って、ニードル弁43の開弁動作が速やかに行われ、
メイン噴射の最小噴射量を従来装置よりも少なくするこ
とが可能となる。
数が800rpmの時に、従来装置では、メイン噴射量
を15mm^3よりも少なくするとメイン噴射量のサイク
ル毎のバラツキが大きくなるのに対し、本実施の形態の
装置では、従来装置より5mm^3少ない10mm^3まで
少なくしても安定した燃料噴射が可能となることが確認
されている。
に示す効果が得られる。 (a)ソレノイドコイル42が非作動状態になるときに
同コイル42内のエネルギをコンデンサ182に蓄え、
電磁弁36の駆動信号がオフになった後に、コンデンサ
182の充電電圧をソレノイドコイル42に印加し、通
常の駆動電流とは逆向きにソレノイドコイル42に電流
を流すこととした。ソレノイドコイル42への通電遮断
時にはステータ44及びアーマチャ45の残留磁束が原
因でニードル弁43の動作の追従性が低下しがちになる
が、上記の通り逆電流をソレノイドコイル42に流すこ
とで、ソレノイドコイル42への電流遮断時における電
磁弁36の応答性を向上させることができる。
えられた電荷の一部のみを放電させるので、コンデンサ
182には一部の電荷が放電されることなく残り、その
電圧は常に約100Vで維持される。従って、ソレノイ
ドコイル42が非作動状態となり同コイル42内のエネ
ルギをコンデンサ182に回収する際、比較的高い電圧
を用いてエネルギの回収が行われるために、ソレノイド
コイル42からコンデンサ182に電流が流れ込む時間
は短く、ソレノイドコイル42の電流の立ち下がりが早
くなる。
た後、ソレノイドコイル42に流れる駆動電流がほぼゼ
ロになるタイミングでコンデンサ182に蓄えた電荷を
放電してソレノイドコイル42に逆電流を流すので、コ
ンデンサ182の放電電荷を逆電流として有効に使うこ
とができる。
電回路140内のツェナーダイオード143のツェナー
電圧Vzよりも低い値で規制されるため、コンデンサ1
82の放電に際し、その放電電圧によりツェナーダイオ
ード143を介してトランジスタ141が不用意にオン
されるといった不都合は生じない。
ンサ116の高電圧を一気に放電すると共に、引き続き
所定の保持電流によって当該電磁弁36のオン状態を維
持するので、電磁弁36の作動当初において電流の急峻
な立ち上がりが得られ、ニードル弁43が速やかに所定
の閉作位置に移動する。また、電磁弁36の作動後にお
いて閉弁状態が所望の期間で維持できる。こうした電磁
弁駆動方式を併せ持つことで、電磁弁駆動回路100は
駆動信号のオン時及びオフ時(開弁時及び閉弁時)の何
れにも電磁弁36の高速駆動が実現できる。
電流供給回路150内のツェナーダイオード168のツ
ェナー電圧Vz’よりも低い値で規制されるため、コン
デンサ116の放電に際し、その放電電圧によりツェナ
ーダイオード168を介してトランジスタ165が不用
意にオンされるといった不都合は生じない。
マチャ45の残留磁束に起因して通電遮断時におけるニ
ードル弁43の動作が遅くなり、・パイロット噴射とメ
イン噴射との間隔(パイロット間隔)が短くできない。
・メイン噴射の最小噴射量が小さくできない。といった
従来の問題が解消され、騒音やエミッションを低減させ
るべくエンジン運転状態に応じてパイロット間隔を短く
する、或いはメイン噴射の最小噴射量を減少させるとい
った要望に十分に応えることが可能となる。
る第2の実施の形態を説明する。但し、第2の実施の形
態の構成において、上述した第1の実施の形態と同等で
あるものについては図面に同一の記号を付すと共にその
説明を簡略化する。そして、以下には第1の実施の形態
との相違点を中心に説明する。
射及びメイン噴射を実施する装置で本発明を具体化した
が、本実施の形態ではこれに代えてプレストローク噴射
を実施する装置で具体化する。因みに、プレストローク
噴射とは、カムの使用域を変えることでプランジャ27
による圧送途中でニードル弁43の閉弁を行わせる噴射
手法である。
イムチャートである。図6において、所定のプレストロ
ーク期間が経過して時刻t11でマイコン50からの駆
動信号がオンになると、ソレノイドコイル42には約1
0Aの突入電流と、それに引き続いて約3Aの保持電流
が流れ、噴射弁31による燃料噴射が開始される。そし
て、時刻t12にてマイコン50からの駆動信号がオフ
になると、噴射弁31による燃料噴射が終了する。
3,t5と同様に、ソレノイドコイル42を流れ続けよ
うとする電流により蓄電回路180内のコンデンサ18
2が約150Vに充電される。また、T1〔ms〕の経
過後において、コンデンサ182の高電圧電荷の放電に
伴いソレノイドコイル42に逆電流が流れ、ステータ4
4及びアーマチャ45内の磁束が速やかに消滅される。
従って、ソレノイドコイル42への電流遮断時における
ニードル弁43の開弁動作が速やかに行われ、プレスト
ローク噴射の最小噴射量を従来装置よりも少なくするこ
とが可能となる。
数が800rpmの時に、従来装置では、噴射量を15
mm^3よりも少なくすると噴射量のサイクル毎のバラツ
キが大きくなるのに対し、本実施の形態の装置では、従
来装置より5mm^3少ない10mm^3まで少なくしても
安定した燃料噴射が可能となることが確認されている。
次の形態にて具体化できる。上記実施の形態では、蓄電
回路180のコンデンサ182の放電に際し、放電時間
を単安定マルチバイブレータ154でT2〔ms〕に設
定したが、この構成を変更する。例えばコンデンサ18
2の電圧を常時モニタし、放電時にコンデンサ電圧が所
定値(約100V)まで低下すると、その時点で放電を
終了するよう構成してもよい。かかる場合にも、コンデ
ンサ182に蓄えられた電荷の一部のみが放電され、既
述の通り、通電遮断時にはソレノイドコイル42内のエ
ネルギ回収が速やかに行われることとなる。
デンサ116への充電をトランス111の昇圧により実
施したが、この構成を変更する。例えばトランス111
をなくし、ソレノイドコイル42の通電遮断時に発生す
る高電圧によりコンデンサ116を充電するように構成
する(特開平8−14091号公報に同じ)。この場
合、コンデンサ116の放電を電磁弁の駆動開始時にお
ける僅かな時間に限定し、充電電圧の一部を残すように
すれば、コンデンサ116の充電電圧は常に比較的高い
電圧で維持される。その結果、ソレノイドコイル42内
の電流の立ち下がりを急峻にすることが可能となる。ま
た併せて、低コスト化を図ることもできる。
も、電磁弁36の駆動信号に応答してオン/オフするス
イッチ手段であればよく、バイポーラトランジスタに代
えて例えばFET(電界効果トランジスタ)を用いても
よい。
プレストローク噴射を行う燃料噴射装置について特徴的
な作用及び効果を説明したが、それ以外にも、燃料(H
C分)を触媒の還元剤として用いるためにメイン噴射後
に実施されるポスト噴射や、例えばエンジンの低温始動
時においてメイン噴射前に実施される多段のスプリット
噴射など、他の噴射形態を持つ装置に具体化してもよ
い。かかる場合にも、間欠噴射を行う際に噴射間隔が短
縮できる、或いは噴射量が少なくできる等の優れた効果
が得られる。
して、コモンレール式燃料噴射装置に具体化してもよ
い。このコモンレール式燃料噴射装置においても同様
に、例えばパイロット噴射やプレストローク噴射等を行
う際において噴射間隔が短縮できる、或いは噴射量が少
なくできる等の優れた効果が得られる。
作を示すタイムチャート。
弁、42…ソレノイドコイル、43…弁体としてのニー
ドル弁、44…ステータ、45…アーマチャ、50…マ
イコン、100…電磁弁駆動回路、101…制御回路I
C、110…高電圧回路としての突入電流供給回路、1
30…定電流供給回路としての保持電流供給回路、14
0…通電回路、141…トランジスタ、143…ツェナ
ーダイオード、150…逆電流供給回路、165…トラ
ンジスタ、168…ツェナーダイオード、180…蓄電
回路、182…コンデンサ。
Claims (7)
- 【請求項1】ソレノイドコイルへの通電時にアーマチャ
をステータに吸引し、それに伴い弁体を所定の動作位置
に移動させるようにした電磁弁を駆動するための電磁弁
駆動回路において、 電磁弁を駆動するための駆動信号に応答して直流電源電
圧をソレノイドコイルに印加し、当該ソレノイドコイル
に所定方向の駆動電流を流す第1の電流供給回路と、 ソレノイドコイルが非作動状態になるときにソレノイド
コイル内のエネルギを蓄える蓄電回路と、 電磁弁の駆動信号がオフになった後に、前記蓄電回路に
よる充電電圧をソレノイドコイルに印加し、前記第1の
電流供給回路による駆動電流とは逆向きにソレノイドコ
イルに電流を流す第2の電流供給回路とを備えることを
特徴とする電磁弁駆動回路。 - 【請求項2】前記第2の電流供給回路は、前記蓄電回路
の放電に際し、蓄えられた電荷の一部のみを放電させる
請求項1に記載の電磁弁駆動回路。 - 【請求項3】前記第2の電流供給回路は、電磁弁の駆動
信号がオフになった後、ソレノイドコイルに流れる駆動
電流がほぼゼロになるタイミングで前記蓄電回路に蓄え
た電荷を放電してソレノイドコイルに逆電流を流す請求
項1又は請求項2に記載の電磁弁駆動回路。 - 【請求項4】前記第1の電流供給回路には、ソレノイド
コイルに接続されて電磁弁の駆動信号に応答してオン/
オフするトランジスタと、該トランジスタに接続されて
ソレノイドコイルへの電流遮断時に発生する高電圧を吸
収するためのツェナーダイオードとを設け、 前記第1の電流供給回路内のツェナーダイオードのツェ
ナー電圧よりも低い値で、前記蓄電回路の充電電圧が規
制される請求項1〜請求項3の何れかに記載の電磁弁駆
動回路。 - 【請求項5】前記第1の電流供給回路は、前記直流電源
電圧よりも高い電圧を蓄える高電圧回路と、直流電源電
圧を受けてソレノイドコイルに所定の定電流を供給する
定電流供給回路とを備え、 電磁弁の駆動開始当初に前記高電圧回路の高電圧を一気
に放電すると共に、引き続き前記定電流供給回路の定電
流によって当該電磁弁のオン状態を維持する請求項1〜
請求項4の何れかに記載の電磁弁駆動装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の電磁弁駆動回路におい
て、 前記第2の電流供給回路には、ソレノイドコイルに接続
されて前記蓄電回路の放電に際してオン/オフするトラ
ンジスタと、該トランジスタに接続されて蓄電回路の放
電終了時に発生する高電圧を吸収するためのツェナーダ
イオードとを設け、 前記第2の電流供給回路内のツェナーダイオードのツェ
ナー電圧よりも低い値で、前記高電圧回路の充電電圧が
規制される電磁弁駆動回路。 - 【請求項7】プランジャの往復動に伴い燃料を高圧化
し、その高圧燃料を内燃機関へ供給する際の噴射量を制
御するための燃料噴射装置に適用され、メイン噴射とそ
れに先立つパイロット噴射とを行うべくソレノイドコイ
ルを通電する、或いはプランジャによる燃料加圧当初、
その加圧途中で燃料噴射を開始するプレストローク噴射
を行うべくソレノイドコイルを通電する請求項1〜請求
項6の何れかに記載の電磁弁駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01045599A JP4118432B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 電磁弁駆動回路 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01045599A JP4118432B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 電磁弁駆動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000205437A true JP2000205437A (ja) | 2000-07-25 |
| JP4118432B2 JP4118432B2 (ja) | 2008-07-16 |
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|---|---|---|---|
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