JP2000206082A - 酸素センサ及びその制御方法 - Google Patents

酸素センサ及びその制御方法

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JP2000206082A JP11005553A JP555399A JP2000206082A JP 2000206082 A JP2000206082 A JP 2000206082A JP 11005553 A JP11005553 A JP 11005553A JP 555399 A JP555399 A JP 555399A JP 2000206082 A JP2000206082 A JP 2000206082A
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voltage
solid electrolyte
electrolyte body
heating element
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Yoshiro Noda
芳朗 野田
Hitoshi Iimi
均 飯見
Akio Mizutani
昭夫 水谷
Yoshinori Kawaguchi
義則 川口
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸素センサの活性化時間が短く、短時間でエ
ンジンの空燃比制御が可能となる酸素センサ及びその制
御方法を提供する。 【解決手段】 本制御方法は、酸素イオン伝導性を有す
る有底筒形状の固体電解質体と、該固体電解質体の内部
空間に設けられる発熱体とを備える酸素センサを制御す
る方法であって、該酸素センサの電源投入時に、動作時
電圧より高圧の起動時電圧を該発熱体へ印加し、該酸素
センサの温度が動作温度を超えた後は、該発熱体に該動
作時電圧を印加する。本制御方法を用いることによっ
て、検出電圧にピークが現れ、空燃比制御をより早く開
始することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は酸素センサ及びその
制御方法に関する。更に詳しく言えば、酸素センサの活
性化時間が短く、短時間でエンジンの空燃比制御が可能
とすることができる酸素センサ及びその制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ジルコニア等のセラミックスを固体電解
質として用いる酸素センサは、自動車等の内燃機関、又
はガス燃焼装置等の排気ガス中に含まれる酸素の濃度を
検出し、内燃機関等の燃焼状態を把握してその空燃比を
制御する用途等に使用されている。また、この酸素セン
サは固体電解質を活性化させるために、排気ガス温度が
約400〜800℃となる部位で通常使用され、また、
温度を一定に保つ必要があるため、酸素センサの内に発
熱体を備えて酸素センサを所定温度に加熱して用いるこ
とが多い。これらの理由のために、電源を入れてから、
酸素センサが活性化して使用できる状態となるまでに1
0秒近く必要となることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、酸素センサを
自動車に用いる場合は、エンジンの空燃比を制御するこ
とで、窒素酸化物や一酸化炭素が少ない、より清浄な排
気ガスにするというような用途に用いることが多い。こ
のため、エンジンの起動後できるだけ早くこの酸素セン
サを活性化させて、空燃比制御を行うことができること
が望ましい。本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、酸素センサの活性化時間が短く、短時間でエ
ンジンの空燃比制御が可能となる酸素センサ及びその制
御方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1発明の酸素センサ
は、酸素イオン伝導性を有する有底筒形状の固体電解質
体と、該固体電解質体の一面に設けられる検出電極と、
該固体電解質体の他面に設けられる基準電極と、該固体
電解質体の内部空間に設けられる発熱体とを備える酸素
センサであって、該酸素センサの電源投入時に、動作時
電圧の105〜150%の範囲の電圧である起動時電圧
を上記発熱体へ印加することで、ピーク電圧が動作時電
圧より高いトリガ波形が該検出電極及び該基準電極間に
得られることを特徴とする。
【0005】上記「酸素イオン伝導性を有する固体電解
質体」(以下、固体電解質体という。)としては、各種
のセラミックス、特に第2及び第7発明に示すように、
ジルコニアを主成分とするセラミックスが好適である。
この固体電解質体の形状は、通常、有底円筒状である。
また、積層状とすることもできる。更に、例えば酸化ジ
ルコニウム等の原料粉末と、酸化イットリウム、酸化珪
素、酸化マグネシウム等の焼結助剤の粉末とを混合し、
造粒した後、ラバープレス法等の加圧成形法、厚膜法等
の積層法等の方法によって所定形状に成形し、必要であ
れば焼成温度よりも低い温度で仮焼し、次いで、通常の
方法によって焼成することにより固体電解質体とするこ
とができる。
【0006】上記「検出電極」及び上記「基準電極」
は、触媒作用を有する元素である貴金属元素、例えば白
金、ルテニウム、オスミウム、イリジウム、ロジウム、
パラジウム等からなるか、これら貴金属元素を主成分と
する導電性材料からなる。また、薄膜状の電極として、
固体電解質体上に形成される。これら電極の形成は、メ
ッキ法、スパッタリング法及び電極金属の塩の熱分解に
よる方法等、通常用いられる手段によって実施すること
ができる。
【0007】上記発熱体は、上記固体電解質体の形状等
によって任意の形状や構成を選択することができるが、
例として、碍管、該碍管に巻回され、接合される第1基
材と、該第1基材に接合される第2基材と、該第1基材
と該第2基材の間に介装される板状発熱抵抗体と、を備
える発熱体等を挙げることができる。
【0008】上記「第1基材」及び上記「第2基材」は
材質としてセラミックスを用いることができ、アルミナ
(Al23)や、ムライト又はスピネル等のアルミナ類
似のセラミックス等の、高温高強度セラミックスを主成
分とすることができる。また、これら例示の中ではアル
ミナを好適とする。このような材質を用いることによっ
て、発熱抵抗体を高温環境下において保護することがで
きる。また、上記各基材の作製方法としては任意の方法
を用いることができ、例として所定形状のグリーンシー
トを焼結することによって作製することを挙げることが
できる。
【0009】上記「碍管」の形状は任意であって、筒
状、棒状等種々の形状を挙げることができる。また、断
面形状においても円形、楕円形、四角形、六角形等の任
意の形状とすることができる。この碍管も、アルミナ
や、ムライト又はスピネル等のアルミナ類似のセラミッ
クス等の、高温高強度セラミックスを主成分としたセラ
ミックスによって形成することができる。
【0010】上記「発熱抵抗体」の材料としては、主に
タングステンやモリブデン等を例として挙げることがで
きる。また、これらの成分に白金やロジウム等の高融点
金属成分を混合して用いることもできるし、抵抗特性の
向上のためにこれらを単独で用いることもできる。更
に、第3及び第8発明に示すように、発熱抵抗体にレニ
ウムを含有させることにより、発熱の温度上昇速度を早
くすることができる。尚、悪影響を与えない限りにおい
て、各基材と同様の、或いは同一の酸化物等が若干混在
していてもよい。
【0011】上記発熱体の上記発熱抵抗体に供給する電
力は、脈流、直流、交流等を任意に選択することができ
る。また、この電力は電圧制御やパルス幅変調制御(P
WM制御ともいう)等の、任意の方法で制御することが
できる。これらのうち、PWM制御による制御が容易に
作製できる点で好ましい。
【0012】上記「起動時電圧」は、上記酸素センサの
上記発熱体に印加する電源投入時の電圧であり、特に、
酸素センサをコールドスタートさせる時の電圧である。
この「コールドスタート」とは次に示す状態から酸素セ
ンサの使用を始めることをいう。つまり、長期に渡り該
酸素センサを使用していない場合等の状況では、該酸素
センサが室温(通常は15〜30℃程度だが、5〜35
℃等とすることもできる)程度まで温度が下がっている
ことが多い。このようなとき、該酸素センサ及び該酸素
センサの上記発熱体に電圧を印加しても、該酸素センサ
の固体電解質の温度が上昇して活性化し、正常な酸素の
検出値(以下、検出電圧とする。)を得られるようにな
るまで時間が掛かる状態となる。
【0013】上記「起動時電圧」を第1及び第6発明に
示すように、動作時電圧の105〜150%(特に好ま
しくは、107〜140%、更に好ましくは110〜1
30%)とするのが好ましい。例えば、動作時電圧が約
14Vであるとき、起動時電圧が14.7〜21V(特
に好ましくは、15〜19.6V、更に好ましくは1
5.4〜18.2V)とするのが好ましい。このように
起動時電圧の範囲を限定するのは、起動時電圧が動作時
電圧の105%未満である場合は、空燃比制御に必要な
検出電圧のピークが現れにくくなるし、150%を越え
ると発熱体の耐久性の劣化及び酸素センサの各電極の劣
化が激しくなるためである。
【0014】上記「動作時電圧」は、酸素センサを使用
している状態において、酸素センサの温度が安定し、正
常に酸素濃度の検出値が得られる状態において、酸素セ
ンサの発熱体に印加する電圧の平均電圧である。動作時
電圧が平均電圧であるのは、酸素センサの雰囲気温度等
によって変動する酸素センサの温度を一定に保つため
に、発熱体に印加する電圧を変化させる場合があるから
である。
【0015】上記「トリガ波」は、空燃比制御装置や不
完全燃焼検出装置等へのトリガとなる波形であり、第1
及び第2発明に示すように、この波形のピーク電圧が動
作時電圧より高ければよい。
【0016】発熱体の昇温速度は、第2及び第7発明に
示すように固体電解質体にジルコニアを用いるとき、1
00〜250℃/s(より好ましくは130〜220℃
/s、特に好ましくは150〜200℃/s)が好まし
い。昇温速度が100℃/s未満の場合は空燃比制御に
必要な検出電圧の初期ピークが現れにくくなるし、25
0℃/sを越えると、固体電解質であるジルコニアが耐
熱衝撃温度を超え、熱衝撃によって破損し易くなるため
である。
【0017】本酸素センサは、第4及び第1発明に示す
ような、エンジンの空燃比制御の他、炉や暖房器具等の
燃焼制御用、不完全燃焼検出用、金属製錬用、ガス分析
用、排水管理用等の酸素濃度を検出を行う任意の用途の
酸素センサの制御に用いることができる。また、酸素セ
ンサを空燃比制御に用いる場合、酸素センサの出力を受
ける空燃比制御用ECUの入力インピーダンスは、0.
5〜10MΩが好ましい。0.5MΩ以下であると酸素
センサ出力の微小な起電力が検出しにくくなるし、10
MΩ以上であるとノイズの影響が大きくなるからであ
る。
【0018】本第5発明の酸素センサの制御方法は、酸
素イオン伝導性を有する有底筒形状の固体電解質体と、
該固体電解質体の一面に設けられる検出電極と、該固体
電解質体の他面に設けられる基準電極と、該固体電解質
体の内部空間に設けられる発熱体とを備え、該検出電極
及び該基準電極間より得られる出力を空燃比制御に用い
る酸素センサを制御する方法であって、該出力より得ら
れ、ピーク電圧が動作時電圧より高いトリガ波の立ち上
がりを検出することによって空燃比制御を開始すること
を特徴とする。
【0019】また、本酸素センサの制御方法はコールド
スタート時に用いるだけではなく、酸素センサの温度が
動作時温度に近いか、略同じ温度からの使用(ホットス
タートともいう)時にも使用することができる。
【0020】
【作用】一般に酸素センサをエンジンの空燃比制御に用
いる場合、酸素センサの検出電圧が特定の値(しきい値
という。)を越えるかどうかで判断することが多い。ま
た、通常のコールドスタート時の検出電圧は例えば図8
に示すように、徐々に上昇してしきい値を越えることが
多い。しかし、本酸素センサ及びその制御方法に示すよ
うに、酸素センサの温度を急激に動作温度まで上げる
と、例えば図6等に示すように、通常制御方法より短い
時間で検出電圧が上昇して一旦ピーク(図6におけるP
)を迎え、その後、谷(図6におけるP)となる波
形(トリガ波)が現れた後、通常の制御方法と同じ変化
を示す。
【0021】このように本酸素センサ及びその制御方法
によって、酸素センサの活性化時間が短縮し、トリガ波
が現れるのは次の理由と考えられる。通常、図1及び図
2に示すような、ジルコニア等の固体電解質体を用いた
濃淡電池型酸素センサにおける起電力は、次に示すネル
ンストの式で表わすことができる。 E=E0+RT/4F×ln(PO2濃/PO2薄) しかし、上記式はどちらの電極も温度が同じであること
を前提としている。
【0022】ここで、酸素センサの固体電解質体内に設
けられている発熱体に、通常より大きな電力を供給し、
固体電解質体の伝熱速度以上の速さで酸素センサ内を急
激に温度上昇させると、固体電解質体の表裏面に設けら
れている検出電極と基準電極間に大きな温度差が発生す
る。このとき、固体電解質体の内側で三相(つまり、電
極と固体電解質体と酸素)の界面での反応が急激に生じ
ると考えられる。この結果、濃淡電池による電位差の他
に、上記反応による電位差が生じ、トリガ波が現れると
考えられる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の酸素センサ及びそ
の制御方法を実施例によって具体的に説明する。 (1)酸素センサの構成 本発明の酸素センサ及びその制御方法に用いる酸素セン
サ1を図1及び図2に示す。図1は酸素センサ1の正面
図、図3は酸素センサ1の縦断面図である。図1に示す
ように酸素センサ1は、酸素センサ2と保護層3を備え
る。更に、酸素センサ2は図2に示すように、酸素セン
サ本体21と、検出電極22と、基準電極23と、発熱
体4とを備える。この酸素センサ本体21はジルコニア
製で有底円筒形状の固体電解質体である。また、検出電
極22及び基準電極23は、それぞれ酸素センサ本体2
1の底部外周面及び底部内周面に設けられた白金電極で
ある。更に、保護層3は検出電極22を覆うように設け
られた多孔質体である。
【0024】上記発熱体4は円棒形状であり、図3及び
図4に示すように、アルミナを主成分とするグリーンシ
ートを焼成されてなるセラミック製の基体41a、41
bと、これらのセラミック基体の間に配設されるタング
ステン及びレニウムを含有する発熱抵抗体42と、基体
41a、41bが一体に巻回されているアルミナ製の碍
管43とを備える。
【0025】(2)コールドスタート時の活性化時間の
測定 上記に示すような酸素センサを用いて制御を行い、コー
ルドスタート時の活性化時間の測定を行った。使用した
酸素センサは、内径が約3.0mm、厚みが約0.8m
mのジルコニアを固体電解質体として用い、発熱体の発
熱抵抗体の材質がレニウムを含んだタングステンであ
り、発熱抵抗体の電気抵抗が約3.5Ωである。また、
この酸素センサは、排気温が300℃になるよう調節し
た、測定用バーナ試験機に取付け、起動時の排気ダクト
及び酸素センサの温度を約28℃とした。また、発熱抵
抗体に印加する電圧は、動作時電圧が平均値を約14V
とし、起動時電圧は18V、24V、26Vとした。更
に、発熱抵抗体に接続する電源は、PMV制御によって
24Vから降圧して得たものである。また、固体電解質
体の活性化の終了は、検出電圧が約450mV以上とな
ったときとした。
【0026】上記試験条件で本酸素センサの制御方法を
行った結果を図5〜7に示す。また、起動時電圧を14
Vとした従来と同様の制御方法を用いた結果を図8に示
す。図5〜7に示すように、本制御方法を用いることに
より起動時より約5秒後(起動時電圧が18V、図5参
照)、約2.5秒後(起動時電圧が24V、図6参
照)、約3秒後(起動時電圧が26V、図7参照)にし
きい値を越えるピークを持つトリガ波が現れ、このピー
クより空燃比制御を開始することができた。一方、従来
の制御方法を用いた場合は図8に示すように、約7秒後
にしきい値を超えてから空燃比制御を開始した。
【0027】このように、本制御方法を用いることによ
って、空燃比制御をより早く開始することができる。
尚、本制御方法を用いた場合、図5〜7に示すようにト
リガ波が現れたあとに谷が生ずる等、従来とは異なる波
形となるが、空燃比制御はしきい値による判断を行うた
めに、空燃比制御に支障を生じない。
【0028】(3)本制御方法の検証 また、実際にエンジンの排気ガスが通る排気ダクト中に
本酸素センサを配置し、排気温を100℃として酸素セ
ンサの検出電圧を測定した。使用した酸素センサは、
(2)コールドスタート時の活性化時間の測定で用いた
酸素センサと同様の酸素センサを用いた。また、起動時
の排気ダクト及び酸素センサの温度を約28℃とした。
また、発熱抵抗体に印加する電圧は、動作時電圧が平均
値を約14Vとし、起動時電圧は16V、18Vとし
た。更に、発熱抵抗体に接続する電源は、PMV制御に
よって24Vから降圧して得たものである。また、固体
電解質体の活性化の終了は、検出電圧が約450mV以
上となったときとした。更に、酸素センサの出力は、入
力インピーダンスが1MΩの空燃比制御用ECUに接続
した。
【0029】上記条件で本酸素センサの制御方法を行っ
た結果を図9及び10に示す。起動時電圧が16Vの場
合は図9に示すように、約5秒後にしきい値を超え、
1.52Vのピークが得られ、空燃比制御を開始するこ
とができた。また、起動時電圧が18Vの場合は図10
に示すように、約4秒後にしきい値を超え、3.09V
のピークが得られ、空燃比制御を開始することができ
た。これらの試験により、本酸素センサの制御方法を用
いることによって、より短い時間で空燃比制御を開始で
きることが確認できた。
【0030】
【発明の効果】本各発明による酸素センサ及びその制御
方法によれば、酸素センサの温度を動作温度まで急速に
上昇させることによって、起動直後後から短時間で酸素
濃度を検出することができるトリガ波を出力させ、空燃
比制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に用いた酸素センサの外観を説明するた
めの正面図である。
【図2】実施例に用いた酸素センサを説明するための断
面図である。
【図3】実施例に用いた酸素センサの発熱体を説明する
ための説明図である。
【図4】実施例に用いた酸素センサの発熱体を展開した
状態を示す説明図である。
【図5】起動時電圧が16Vである起動直後からの検出
電圧のグラフである。
【図6】起動時電圧が18Vである起動直後からの検出
電圧のグラフである。
【図7】起動時電圧が24Vである起動直後からの検出
電圧のグラフである。
【図8】起動時電圧が14Vである従来の制御方法によ
る検出電圧のグラフである。
【図9】起動時電圧が16Vである起動直後からの検出
電圧のグラフである。
【図10】起動時電圧が18Vである起動直後からの検
出電圧のグラフである。
【符号の説明】
1;酸素センサ、21;酸素センサ本体、22;検出電
極、23;基準電極、3;保護層、4;発熱体、41、
41a、42b;基体、42;発熱抵抗体、43;碍
管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 昭夫 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内 (72)発明者 川口 義則 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内 Fターム(参考) 2G004 BB01 BJ02 BL08 BM07 3G301 MA01 NA08 ND13 PD02Z PG01Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素イオン伝導性を有する有底筒形状の
    固体電解質体と、該固体電解質体の一面に設けられる検
    出電極と、該固体電解質体の他面に設けられる基準電極
    と、該固体電解質体の内部空間に設けられる発熱体とを
    備える酸素センサであって、 該酸素センサの電源投入時に、動作時電圧の105〜1
    50%の範囲の電圧である起動時電圧を上記発熱体へ印
    加することで、ピーク電圧が動作時電圧より高いトリガ
    波形が該検出電極及び該基準電極間に得られることを特
    徴とする酸素センサ。
  2. 【請求項2】 上記固体電解質体の材質がジルコニアで
    あるとき、上記酸素センサの温度上昇速度を100〜2
    50℃/sの範囲とする請求項1記載の酸素センサ。
  3. 【請求項3】 上記発熱体はレニウムを含有する発熱抵
    抗体を備える請求項1記載の酸素センサ。
  4. 【請求項4】 上記酸素センサを空燃比制御に用いる請
    求項1記載の酸素センサ。
  5. 【請求項5】 酸素イオン伝導性を有する有底筒形状の
    固体電解質体と、該固体電解質体の一面に設けられる検
    出電極と、該固体電解質体の他面に設けられる基準電極
    と、該固体電解質体の内部空間に設けられる発熱体とを
    備え、該検出電極及び該基準電極間より得られる出力を
    空燃比制御に用いる酸素センサを制御する方法であっ
    て、 該出力より得られ、ピーク電圧が動作時電圧より高いト
    リガ波の立ち上がりを検出することによって空燃比制御
    を開始することを特徴とする酸素センサの制御方法。
  6. 【請求項6】 上記トリガ波は該酸素センサの電源投入
    時に、動作時電圧の105〜150%の範囲の電圧であ
    る起動時電圧を上記発熱体へ印加することで得られる請
    求項5記載の酸素センサの制御方法。
  7. 【請求項7】 上記固体電解質体の材質がジルコニアで
    あるとき、上記酸素センサの温度上昇速度を100〜2
    50℃/sの範囲とする請求項5記載の酸素センサの制
    御方法。
  8. 【請求項8】 上記発熱体はレニウムを含有する発熱抵
    抗体を備える請求項5記載の酸素センサの制御方法。
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