JP2000206353A - 光導波路素子の製造方法 - Google Patents
光導波路素子の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光導波路パタンと接続相手側の光ファイバと
を精度よく接続できる光導波路路素子の製造方法を提供
する。 【解決手段】 シリコン基板2の光導波路パタン形成領
域に凹部4を形成し、凹部4に下部クラッド層5を形成
した後、下部クラッド層5の表面とシリコン基板2の表
面とが同一面となるように平坦化し、然る後に、光導波
路パタン7の形成基準となるアライメントマーカー3を
シリコン基板2の表面に形成し、アライメントマーカー
3を基準として下部クラッド層5の上部側に光導波路パ
タン7を形成し、光導波路パタン7の上部側を上部クラ
ッド層8で覆って光導波路層12とした後、V溝形成領
域の光導波路層12を除去してシリコン基板2の表面を
露出させ、然る後に、この露出したシリコン基板2の表
面側に前記アライメントマーカー3を基準としてV溝9
を形成する。
を精度よく接続できる光導波路路素子の製造方法を提供
する。 【解決手段】 シリコン基板2の光導波路パタン形成領
域に凹部4を形成し、凹部4に下部クラッド層5を形成
した後、下部クラッド層5の表面とシリコン基板2の表
面とが同一面となるように平坦化し、然る後に、光導波
路パタン7の形成基準となるアライメントマーカー3を
シリコン基板2の表面に形成し、アライメントマーカー
3を基準として下部クラッド層5の上部側に光導波路パ
タン7を形成し、光導波路パタン7の上部側を上部クラ
ッド層8で覆って光導波路層12とした後、V溝形成領
域の光導波路層12を除去してシリコン基板2の表面を
露出させ、然る後に、この露出したシリコン基板2の表
面側に前記アライメントマーカー3を基準としてV溝9
を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光通信分野
に用いられる光導波路素子であって、基板上に光導波路
パタンと、この光導波路パタンに接続される光ファイバ
挿入用のV字形溝を設けた光導波路素子の製造方法に関
するものである。
に用いられる光導波路素子であって、基板上に光導波路
パタンと、この光導波路パタンに接続される光ファイバ
挿入用のV字形溝を設けた光導波路素子の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、光通信用として、PLC(Pl
anar Lightwave Circuits;平
面光波回路)が用いられており、このようなPLCは、
シリコンなどの基板上に光導波路パタンを有する光導波
路層を設けて形成されている。PLCを光通信用として
用いる場合、PLCの光導波路パタンに光ファイバを光
接続して用いるため、例えば図3の(e)に示すよう
に、PLCのシリコン基板2上に、光ファイバ挿入用の
V字形溝としてのV溝9を設けた光導波路素子を製造
し、V溝9に光ファイバを固定することが行われてい
る。なお、同図の図中、7は、光導波路パタンを示し、
12は、光導波路層を示しており、V溝9は、光導波路
層12に隣接して設けられる。
anar Lightwave Circuits;平
面光波回路)が用いられており、このようなPLCは、
シリコンなどの基板上に光導波路パタンを有する光導波
路層を設けて形成されている。PLCを光通信用として
用いる場合、PLCの光導波路パタンに光ファイバを光
接続して用いるため、例えば図3の(e)に示すよう
に、PLCのシリコン基板2上に、光ファイバ挿入用の
V字形溝としてのV溝9を設けた光導波路素子を製造
し、V溝9に光ファイバを固定することが行われてい
る。なお、同図の図中、7は、光導波路パタンを示し、
12は、光導波路層を示しており、V溝9は、光導波路
層12に隣接して設けられる。
【0003】このような光導波路素子を製造するときに
は、例えば、同図の(a)に示すように、表面が平面状
のシリコン基板2上に、例えば厚みが30μm程度の下
部クラッド層5を形成した後、コア層(図示せず)を形
成し、コア層の不要部分を除去して、同図の(b)に示
すように、前記コア層から成る光導波路パタン7を形成
し、同図の(c)に示すように、光導波路パタン7の上
部側を上部クラッド層8で覆って光導波路層12とす
る。その後、同図の(d)に示すように、V溝9形成領
域の光導波路層12を除去してシリコン基板2の表面を
露出させ、この露出したシリコン基板2の表面側に、異
方性エッチャントによるエッチングによってV溝9を形
成している。
は、例えば、同図の(a)に示すように、表面が平面状
のシリコン基板2上に、例えば厚みが30μm程度の下
部クラッド層5を形成した後、コア層(図示せず)を形
成し、コア層の不要部分を除去して、同図の(b)に示
すように、前記コア層から成る光導波路パタン7を形成
し、同図の(c)に示すように、光導波路パタン7の上
部側を上部クラッド層8で覆って光導波路層12とす
る。その後、同図の(d)に示すように、V溝9形成領
域の光導波路層12を除去してシリコン基板2の表面を
露出させ、この露出したシリコン基板2の表面側に、異
方性エッチャントによるエッチングによってV溝9を形
成している。
【0004】前記下部クラッド層5と上部クラッド層8
は、例えば同じ組成の石英系ガラスなどにより形成され
ており、導波路パタン7を形成するコア層は、各クラッ
ド層5,8よりも屈折率が高い、ドーパント添加石英系
ガラス等により形成されている。なお、石英系ガラスと
ドーパント添加石英系ガラスとを肉眼で見分けることは
できないため、光導波路層12における下部クラッド層
5と光導波路パタン7と上部クラッド層8との区別を肉
眼で行なうことはできないが、図3においては、光導波
路素子の製造方法を模式的に分かり易くするために、下
部クラッド層5と光導波路パタン7と上部クラッド層8
とを区別して示してある。
は、例えば同じ組成の石英系ガラスなどにより形成され
ており、導波路パタン7を形成するコア層は、各クラッ
ド層5,8よりも屈折率が高い、ドーパント添加石英系
ガラス等により形成されている。なお、石英系ガラスと
ドーパント添加石英系ガラスとを肉眼で見分けることは
できないため、光導波路層12における下部クラッド層
5と光導波路パタン7と上部クラッド層8との区別を肉
眼で行なうことはできないが、図3においては、光導波
路素子の製造方法を模式的に分かり易くするために、下
部クラッド層5と光導波路パタン7と上部クラッド層8
とを区別して示してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な光導波路素子を光通信用として用いる場合に、光導波
路パタン7と、V溝9に挿入される光ファイバとの接続
を正確に行なうことが重要であり、したがって、光導波
路パタン7の接続端面とV溝9との位置合わせを、シリ
コン基板2および光導波路層12の厚み方向(Y方向)
と、V溝9の軸方向であるZ軸方向に垂直な(同図にお
いては紙面に垂直な)X方向の両方に正確に行なうこと
が重要である。
な光導波路素子を光通信用として用いる場合に、光導波
路パタン7と、V溝9に挿入される光ファイバとの接続
を正確に行なうことが重要であり、したがって、光導波
路パタン7の接続端面とV溝9との位置合わせを、シリ
コン基板2および光導波路層12の厚み方向(Y方向)
と、V溝9の軸方向であるZ軸方向に垂直な(同図にお
いては紙面に垂直な)X方向の両方に正確に行なうこと
が重要である。
【0006】しかしながら、従来の光導波路素子の製造
方法によれば、表面が平面状のシリコン基板2上に、例
えば厚みが30μm程度の厚い下部クラッド層5を形成
した後、この下部クラッド層5の上部側に光導波路パタ
ン7を形成しており、下部クラッド層5の形成時に、そ
の厚み誤差が例えば5〜10%程度となってばらつくた
めに、光導波路パタン7のY方向の位置がばらつき、光
導波路パタン7の接続端面と光ファイバ挿入用V溝9と
のY方向の位置合わせを正確に行なうことができなかっ
た。
方法によれば、表面が平面状のシリコン基板2上に、例
えば厚みが30μm程度の厚い下部クラッド層5を形成
した後、この下部クラッド層5の上部側に光導波路パタ
ン7を形成しており、下部クラッド層5の形成時に、そ
の厚み誤差が例えば5〜10%程度となってばらつくた
めに、光導波路パタン7のY方向の位置がばらつき、光
導波路パタン7の接続端面と光ファイバ挿入用V溝9と
のY方向の位置合わせを正確に行なうことができなかっ
た。
【0007】また、前記の如く、光導波路層12におけ
る下部クラッド層5と光導波路パタン7と上部クラッド
層8との区別を肉眼で行なうことはできないため、光導
波路パタン7の接続端面とV溝9とのX方向の位置合わ
せを正確に行なうことも難しく、したがって、従来の光
導波路素子の製造方法を用いて、光導波路素子の光導波
路パタン7と、接続相手側の光ファイバとを精度良く接
続できる光導波路素子を製造することはできなかった。
る下部クラッド層5と光導波路パタン7と上部クラッド
層8との区別を肉眼で行なうことはできないため、光導
波路パタン7の接続端面とV溝9とのX方向の位置合わ
せを正確に行なうことも難しく、したがって、従来の光
導波路素子の製造方法を用いて、光導波路素子の光導波
路パタン7と、接続相手側の光ファイバとを精度良く接
続できる光導波路素子を製造することはできなかった。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、光導波路素子に形
成される光導波路パタンと接続相手側の光ファイバとを
精度良く接続できる光導波路素子製造できる光導波路素
子の製造方法を提供することにある。
になされたものであり、その目的は、光導波路素子に形
成される光導波路パタンと接続相手側の光ファイバとを
精度良く接続できる光導波路素子製造できる光導波路素
子の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、本第1の発明は、基板
上に、光導波路パタンを有する光導波路層と、前記光導
波路パタンに接続される光ファイバ挿入用のV字形溝と
が設けられている光導波路素子の製造方法であって、前
記基板の前記光導波路パタン形成領域に凹部を形成し、
該凹部に下部クラッド層を形成した後、該下部クラッド
層の表面と前記基板の表面とが同一面となるように平坦
化し、然る後に、前記光導波路パタンの形成基準となる
アライメントマーカーを前記基板表面に形成し、このア
ライメントマーカーを基準として前記下部クラッド層の
上部側に光導波路パタンを形成し、該光導波路パタンの
上部側を上部クラッド層で覆って光導波路層を形成した
後、前記V字形溝の形成領域の光導波路層を除去して前
記基板表面を露出させ、然る後に、この露出した基板の
表面側に前記アライメントマーカーを基準としてV字形
溝を形成する構成をもって課題を解決する手段としてい
る。
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、本第1の発明は、基板
上に、光導波路パタンを有する光導波路層と、前記光導
波路パタンに接続される光ファイバ挿入用のV字形溝と
が設けられている光導波路素子の製造方法であって、前
記基板の前記光導波路パタン形成領域に凹部を形成し、
該凹部に下部クラッド層を形成した後、該下部クラッド
層の表面と前記基板の表面とが同一面となるように平坦
化し、然る後に、前記光導波路パタンの形成基準となる
アライメントマーカーを前記基板表面に形成し、このア
ライメントマーカーを基準として前記下部クラッド層の
上部側に光導波路パタンを形成し、該光導波路パタンの
上部側を上部クラッド層で覆って光導波路層を形成した
後、前記V字形溝の形成領域の光導波路層を除去して前
記基板表面を露出させ、然る後に、この露出した基板の
表面側に前記アライメントマーカーを基準としてV字形
溝を形成する構成をもって課題を解決する手段としてい
る。
【0010】また、本第2の発明は、上記本第1の発明
の構成に加え、前記基板の前記光導波路パタン形成領域
に凹部を形成し、該凹部に下部クラッド層を形成して、
該下部クラッド層の表面と前記基板の表面とが同一面と
なるように平坦化し、アライメントマーカーを基板表面
に形成した後、該アライメントマーカー形成領域を避け
た基板上の下部クラッド層上部側に該下部クラッド層と
同じ組成のバッファ層を形成し、然る後に、前記アライ
メントマーカーを基準として光導波路パタンを形成する
構成をもって課題を解決する手段としている。
の構成に加え、前記基板の前記光導波路パタン形成領域
に凹部を形成し、該凹部に下部クラッド層を形成して、
該下部クラッド層の表面と前記基板の表面とが同一面と
なるように平坦化し、アライメントマーカーを基板表面
に形成した後、該アライメントマーカー形成領域を避け
た基板上の下部クラッド層上部側に該下部クラッド層と
同じ組成のバッファ層を形成し、然る後に、前記アライ
メントマーカーを基準として光導波路パタンを形成する
構成をもって課題を解決する手段としている。
【0011】上記構成の本発明において、基板の光導波
路パタン形成領域に凹部が形成され、該凹部に下部クラ
ッド層が形成された後、該下部クラッド層の表面と前記
基板の表面とが同一面となるように平坦化され、下部ク
ラッド層の上部側に光導波路パタンが形成されるため、
基板の厚み方向をY方向とし、このY方向とV字形溝の
軸方向に共に直交する方向をX方向とすると、光導波路
パタンのY方向の位置は、下部クラッド層の厚みのばら
つきに影響されることなく、正確に形成される。
路パタン形成領域に凹部が形成され、該凹部に下部クラ
ッド層が形成された後、該下部クラッド層の表面と前記
基板の表面とが同一面となるように平坦化され、下部ク
ラッド層の上部側に光導波路パタンが形成されるため、
基板の厚み方向をY方向とし、このY方向とV字形溝の
軸方向に共に直交する方向をX方向とすると、光導波路
パタンのY方向の位置は、下部クラッド層の厚みのばら
つきに影響されることなく、正確に形成される。
【0012】したがって、光導波路素子を設計するとき
に、光導波路パタンの接続端面とV字形溝に挿入される
光ファイバのコアの接続端面とがY方向で一致するよう
に、光導波路パタンとV字形溝とを設計して光導波路素
子を製造すれば、光導波路パタンの接続端面と前記光フ
ァイバのコアの接続端面とがY方向で一致する。
に、光導波路パタンの接続端面とV字形溝に挿入される
光ファイバのコアの接続端面とがY方向で一致するよう
に、光導波路パタンとV字形溝とを設計して光導波路素
子を製造すれば、光導波路パタンの接続端面と前記光フ
ァイバのコアの接続端面とがY方向で一致する。
【0013】また、上記構成の本発明においては、前記
下部クラッドの表面と基板の表面とが同一面となるよう
に平坦化した後に、前記光導波路パタンの形成基準とな
るアライメントマーカーが前記基板表面に形成され、こ
のアライメントマーカーを基準として前記下部クラッド
層の上部側に光導波路パタンが形成され、さらに、この
アライメントマーカーを基準として、光導波路層を除去
して露出した基板の表面側にV字形溝が形成されるため
に、光導波路パタンとV字形溝を共通のアライメントマ
ーカーを基準として、正確に形成することができ、光導
波路パタンの接続端面と前記光ファイバのコアの接続端
面とがX方向で一致する。
下部クラッドの表面と基板の表面とが同一面となるよう
に平坦化した後に、前記光導波路パタンの形成基準とな
るアライメントマーカーが前記基板表面に形成され、こ
のアライメントマーカーを基準として前記下部クラッド
層の上部側に光導波路パタンが形成され、さらに、この
アライメントマーカーを基準として、光導波路層を除去
して露出した基板の表面側にV字形溝が形成されるため
に、光導波路パタンとV字形溝を共通のアライメントマ
ーカーを基準として、正確に形成することができ、光導
波路パタンの接続端面と前記光ファイバのコアの接続端
面とがX方向で一致する。
【0014】そのため、本発明においては、光導波路パ
タンとV字形溝に挿入される接続相手側の光ファイバと
が正確に位置合わせされて精度良く接続されることにな
り、上記課題が解決される。
タンとV字形溝に挿入される接続相手側の光ファイバと
が正確に位置合わせされて精度良く接続されることにな
り、上記課題が解決される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。図1には、本発明に係る光導波路素
子の製造方法の一実施形態例が模式図によって示されて
いる。
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。図1には、本発明に係る光導波路素
子の製造方法の一実施形態例が模式図によって示されて
いる。
【0016】本実施形態例の光導波路素子の製造方法に
よって製造される光導波路素子は、同図の(g)に示さ
れるように、シリコン基板2上に、光導波路パタン7を
有する光導波路層12と、光導波路パタン7に接続され
る光ファイバ挿入用のV字形溝してのV溝9とが設けら
れている光導波路素子であり、シリコン基板2のV溝9
形成領域と反対側には、電極10が形成されている。
よって製造される光導波路素子は、同図の(g)に示さ
れるように、シリコン基板2上に、光導波路パタン7を
有する光導波路層12と、光導波路パタン7に接続され
る光ファイバ挿入用のV字形溝してのV溝9とが設けら
れている光導波路素子であり、シリコン基板2のV溝9
形成領域と反対側には、電極10が形成されている。
【0017】また、上記構成の光導波路素子は、図2に
示すような、円盤形状を呈したシリコンウエハ1上に光
導波路層12やV溝9などを形成した後、複数の導波路
チップ11として切り出すことにより製造されるもので
あるが、説明を分かりやすくするために、図1において
は、シリコンウエハ1から形成されるシリコン基板2を
切り出した状態とし、このシリコン基板2を用いて光導
波路素子を製造するように、模式的に示している。
示すような、円盤形状を呈したシリコンウエハ1上に光
導波路層12やV溝9などを形成した後、複数の導波路
チップ11として切り出すことにより製造されるもので
あるが、説明を分かりやすくするために、図1において
は、シリコンウエハ1から形成されるシリコン基板2を
切り出した状態とし、このシリコン基板2を用いて光導
波路素子を製造するように、模式的に示している。
【0018】次に、本実施形態例の光導波路素子の製造
方法について説明する。まず、図2に示すように、面方
位(100)シリコンウエハ1を用意し、図1の(a)
に示すように、シリコンウエハ1により形成されるシリ
コン基板2の光導波路パタン形成領域に凹部4を形成す
る。なお、この凹部4は、例えば、以下のようにして形
成される。すなわち、シリコン基板2の表面に、熱酸化
法により厚さ約0.5μmのシリコン酸化膜を形成した
後、凹部4を形成するパタンを、フォトリソグラフィ法
により、シリコン基板2に転写し、凹部4の形成領域を
除く領域(同図に示す凹部4の両側)を残して、フッ酸
によりシリコン酸化膜を除去する。そして、このシリコ
ン基板2を、KOH水溶液をエッチャントとして、約3
0μmの深さまで異方性エッチングを行なって凹部4と
する。
方法について説明する。まず、図2に示すように、面方
位(100)シリコンウエハ1を用意し、図1の(a)
に示すように、シリコンウエハ1により形成されるシリ
コン基板2の光導波路パタン形成領域に凹部4を形成す
る。なお、この凹部4は、例えば、以下のようにして形
成される。すなわち、シリコン基板2の表面に、熱酸化
法により厚さ約0.5μmのシリコン酸化膜を形成した
後、凹部4を形成するパタンを、フォトリソグラフィ法
により、シリコン基板2に転写し、凹部4の形成領域を
除く領域(同図に示す凹部4の両側)を残して、フッ酸
によりシリコン酸化膜を除去する。そして、このシリコ
ン基板2を、KOH水溶液をエッチャントとして、約3
0μmの深さまで異方性エッチングを行なって凹部4と
する。
【0019】次に、同図の(b)に示すように、凹部4
に、火炎堆積法(FHD)により、厚さ約40μmの下
部クラッド層5を石英系ガラス膜により形成した後、下
部クラッド層5の表面とシリコン基板2の表面とがほぼ
同一面となるように平坦化する。なお、本実施形態例で
は、この平坦化を、機械加工による研削を施して行なっ
ており、例えば、凹部4の両側のシリコン基板2表面を
削り取る程度に研削を行なうと、前記平坦化を非常に正
確に行なうことができる。
に、火炎堆積法(FHD)により、厚さ約40μmの下
部クラッド層5を石英系ガラス膜により形成した後、下
部クラッド層5の表面とシリコン基板2の表面とがほぼ
同一面となるように平坦化する。なお、本実施形態例で
は、この平坦化を、機械加工による研削を施して行なっ
ており、例えば、凹部4の両側のシリコン基板2表面を
削り取る程度に研削を行なうと、前記平坦化を非常に正
確に行なうことができる。
【0020】そして、上記平坦化の後、光導波路パタン
7の形成基準となるアライメントマーカー3をシリコン
基板2の表面に形成する。このアライメントマーカー3
の形成方法は特に限定されるものではないが、本実施形
態例では、フォトリソグラフィとドライエッチングによ
り溝形状に形成しており、この溝形状の開口幅は2μm
とした。なお、アライメントマーカー3は、通常、図2
に示すように、シリコンウエハ1の端側であって、導波
路チップ11の形成領域を避けた位置に形成されるもの
であるが、図1では、図を分かりやすくするために、ア
ライメントマーカー3を、シリコン基板2の導波路チッ
プ11として切り出される部分に形成したように示して
いる。
7の形成基準となるアライメントマーカー3をシリコン
基板2の表面に形成する。このアライメントマーカー3
の形成方法は特に限定されるものではないが、本実施形
態例では、フォトリソグラフィとドライエッチングによ
り溝形状に形成しており、この溝形状の開口幅は2μm
とした。なお、アライメントマーカー3は、通常、図2
に示すように、シリコンウエハ1の端側であって、導波
路チップ11の形成領域を避けた位置に形成されるもの
であるが、図1では、図を分かりやすくするために、ア
ライメントマーカー3を、シリコン基板2の導波路チッ
プ11として切り出される部分に形成したように示して
いる。
【0021】また、本実施形態例では、アライメントマ
ーカー3を形成すると共に、電極10の形成基準となる
電極形成用マーカー14もシリコン基板2上に形成する
ようにしている。
ーカー3を形成すると共に、電極10の形成基準となる
電極形成用マーカー14もシリコン基板2上に形成する
ようにしている。
【0022】次に、アライメントマーカー3の形成領域
を避けたシリコン基板2上(下部クラッド層5の上部側
および下部クラッド層5の両側のシリコン基板2上)
に、下部クラッド層5と同じ組成のバッファ層6を火炎
堆積法により形成する。このバッファ層6は、高さ調節
層とも呼ばれるものであり、例えばシリコン基板2上に
設けられる光素子が、光導波路パタン7の接続端面とY
方向において位置合わせされて光接続されるように、シ
リコン基板2の表面と前記光素子の光接続部との高さに
対応させて設けられるものである。このバッファ層6の
厚みは、例えば5μm程度に形成される。
を避けたシリコン基板2上(下部クラッド層5の上部側
および下部クラッド層5の両側のシリコン基板2上)
に、下部クラッド層5と同じ組成のバッファ層6を火炎
堆積法により形成する。このバッファ層6は、高さ調節
層とも呼ばれるものであり、例えばシリコン基板2上に
設けられる光素子が、光導波路パタン7の接続端面とY
方向において位置合わせされて光接続されるように、シ
リコン基板2の表面と前記光素子の光接続部との高さに
対応させて設けられるものである。このバッファ層6の
厚みは、例えば5μm程度に形成される。
【0023】そして、前記アライメントマーカー3を基
準として、図1の(c)に示すように、バッファ層6の
上部側に、コア層(図示せず)から成る光導波路パタン
7を形成し、光導波路パタン7の上部側を、下部クラッ
ド層5と同じ組成の石英系ガラスから成る上部クラッド
層8で覆って光導波路層12を形成する。なお、光導波
路パタン7は、図示されていないコア層を火炎堆積法に
より堆積形成した後、コア層の不要部分をアクティブイ
オンエッチング(RIE)により除去して形成するもの
であり、コア層は、下部クラッド層5を形成する石英系
ガラスよりも屈折率が例えば約0.3%大きくなるよう
に、ドーパントとしてのGeO2,TiO2を添加した
石英系ガラスにより形成する。
準として、図1の(c)に示すように、バッファ層6の
上部側に、コア層(図示せず)から成る光導波路パタン
7を形成し、光導波路パタン7の上部側を、下部クラッ
ド層5と同じ組成の石英系ガラスから成る上部クラッド
層8で覆って光導波路層12を形成する。なお、光導波
路パタン7は、図示されていないコア層を火炎堆積法に
より堆積形成した後、コア層の不要部分をアクティブイ
オンエッチング(RIE)により除去して形成するもの
であり、コア層は、下部クラッド層5を形成する石英系
ガラスよりも屈折率が例えば約0.3%大きくなるよう
に、ドーパントとしてのGeO2,TiO2を添加した
石英系ガラスにより形成する。
【0024】次に、同図に(d)に示すように、V溝9
の形成領域(図の右側)の光導波路層12をアクティブ
イオンエッチングにより除去してシリコン基板2の表面
を露出させ、然る後に、この露出したシリコン基板2の
表面側に、アライメントマーカー3を基準として、同図
の(e)に示すように、V溝9を形成する。
の形成領域(図の右側)の光導波路層12をアクティブ
イオンエッチングにより除去してシリコン基板2の表面
を露出させ、然る後に、この露出したシリコン基板2の
表面側に、アライメントマーカー3を基準として、同図
の(e)に示すように、V溝9を形成する。
【0025】なお、このV溝9形成は、以下のようにし
て行なわれる。すなわち、露出したシリコン基板2上に
厚さ0.6μmのシリコン酸化膜を形成し、次に、V溝
形成パタンを有するフォトマスクを用いて、アライメン
トマーカー3を基準として、フォトリソグラフィ法によ
りV溝パタンを転写し、不要な部分のシリコン酸化膜を
除去する。その後、このシリコン基板2を、再びKOH
水溶液をエッチャントとして、シリコン基板2の異方性
エッチングを行ない、このエッチングにより、V溝パタ
ンによるシリコン酸化膜の開口幅に応じた深さのV溝9
を形成する。
て行なわれる。すなわち、露出したシリコン基板2上に
厚さ0.6μmのシリコン酸化膜を形成し、次に、V溝
形成パタンを有するフォトマスクを用いて、アライメン
トマーカー3を基準として、フォトリソグラフィ法によ
りV溝パタンを転写し、不要な部分のシリコン酸化膜を
除去する。その後、このシリコン基板2を、再びKOH
水溶液をエッチャントとして、シリコン基板2の異方性
エッチングを行ない、このエッチングにより、V溝パタ
ンによるシリコン酸化膜の開口幅に応じた深さのV溝9
を形成する。
【0026】次に、同図の(f)に示すように、V溝9
の反対側のシリコン基板2表面を露出させるために、フ
ォトリソグラフィ法によりパタンを形成し、ドライエッ
チング用により、光導波路層12を除去し、シリコン基
板2の表面を露出させる。そして、この露出させたシリ
コン基板2の表面に、スパッタリング法により、二酸化
珪素をターゲットにしてRF=600Wで40分放電を
行ない、酸化珪素膜を形成し、最後に、所望の配線パタ
ンをフォトリソグラフィ法により作製し、例えばTiや
PtやAu等の配線材料を蒸着して配線を形成し、同じ
手法で電極10やバンプを形成する。なお、これらの配
線や電極10やバンプは、電極形成用マーカー14を基
準にして形成される。
の反対側のシリコン基板2表面を露出させるために、フ
ォトリソグラフィ法によりパタンを形成し、ドライエッ
チング用により、光導波路層12を除去し、シリコン基
板2の表面を露出させる。そして、この露出させたシリ
コン基板2の表面に、スパッタリング法により、二酸化
珪素をターゲットにしてRF=600Wで40分放電を
行ない、酸化珪素膜を形成し、最後に、所望の配線パタ
ンをフォトリソグラフィ法により作製し、例えばTiや
PtやAu等の配線材料を蒸着して配線を形成し、同じ
手法で電極10やバンプを形成する。なお、これらの配
線や電極10やバンプは、電極形成用マーカー14を基
準にして形成される。
【0027】本実施形態例によれば、シリコン基板2の
光導波路パタン形成領域に凹部4を形成し、凹部4に下
部クラッド層5を形成した後、下部クラッド層5の表面
とシリコン基板2の表面とが同一面となるように平坦化
した後、下部クラッド層5の上部側に光導波路パタン7
を形成するため、光導波路パタン7のY方向の位置を、
下部クラッド層5の厚みのばらつきに影響されることな
く、正確に形成することができる。したがって、光導波
路素子を設計するときに、光導波路パタン7の接続端面
とV溝9に挿入される光ファイバのコアの接続端面とが
Y方向で一致するように、光導波路パタン7とV溝9と
を設計して光導波路素子を製造すれば、光導波路パタン
7の接続端面と前記光ファイバのコアの接続端面とのY
方向の位置をほぼ正確に一致させることができる。
光導波路パタン形成領域に凹部4を形成し、凹部4に下
部クラッド層5を形成した後、下部クラッド層5の表面
とシリコン基板2の表面とが同一面となるように平坦化
した後、下部クラッド層5の上部側に光導波路パタン7
を形成するため、光導波路パタン7のY方向の位置を、
下部クラッド層5の厚みのばらつきに影響されることな
く、正確に形成することができる。したがって、光導波
路素子を設計するときに、光導波路パタン7の接続端面
とV溝9に挿入される光ファイバのコアの接続端面とが
Y方向で一致するように、光導波路パタン7とV溝9と
を設計して光導波路素子を製造すれば、光導波路パタン
7の接続端面と前記光ファイバのコアの接続端面とのY
方向の位置をほぼ正確に一致させることができる。
【0028】また、本実施形態例によれば、下部クラッ
ド層5の表面とシリコン基板2の表面とが同一面となる
ように平坦化した後に、光導波路パタン7の形成基準と
なるアライメントマーカー3をシリコン基板2の表面に
形成し、このアライメントマーカー3を基準として下部
クラッド層5の上部側に光導波路パタン7を形成し、さ
らに、アライメントマーカー3を基準としてV溝9を形
成するため、光導波路パタン7の接続端面と前記光ファ
イバのコアの接続端面とのX方向の位置をほぼ正確に一
致させることができる。
ド層5の表面とシリコン基板2の表面とが同一面となる
ように平坦化した後に、光導波路パタン7の形成基準と
なるアライメントマーカー3をシリコン基板2の表面に
形成し、このアライメントマーカー3を基準として下部
クラッド層5の上部側に光導波路パタン7を形成し、さ
らに、アライメントマーカー3を基準としてV溝9を形
成するため、光導波路パタン7の接続端面と前記光ファ
イバのコアの接続端面とのX方向の位置をほぼ正確に一
致させることができる。
【0029】そのため、本実施形態例によれば、光導波
路パタン7とV溝9に挿入される接続相手側の光ファイ
バとを正確に位置合わせすることが可能となり、光導波
路パタン7と接続相手側の光ファイバとを精度良く接続
することができる優れた光導波路素子を製造することが
できる。
路パタン7とV溝9に挿入される接続相手側の光ファイ
バとを正確に位置合わせすることが可能となり、光導波
路パタン7と接続相手側の光ファイバとを精度良く接続
することができる優れた光導波路素子を製造することが
できる。
【0030】また、本実施形態例によれば、下部クラッ
ド層5の表面とシリコン基板2の表面を平坦化した後に
アライメントマーカー3を形成し、その後、アライメン
トマーカー3の形成領域を避けたシリコン基板2上に、
下部クラッド層5と同じ組成のバッファ層6を形成する
ために、シリコン基板2上に設けられる光素子を、光導
波路パタン7の接続端面とY方向において位置合わせす
ることができ、光素子と光導波路パタン7との光接続を
精度良く行なえる光導波路素子を製造することができ
る。
ド層5の表面とシリコン基板2の表面を平坦化した後に
アライメントマーカー3を形成し、その後、アライメン
トマーカー3の形成領域を避けたシリコン基板2上に、
下部クラッド層5と同じ組成のバッファ層6を形成する
ために、シリコン基板2上に設けられる光素子を、光導
波路パタン7の接続端面とY方向において位置合わせす
ることができ、光素子と光導波路パタン7との光接続を
精度良く行なえる光導波路素子を製造することができ
る。
【0031】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記実施形態例では、光導波路パタン7に対応させて、1
本のV溝9を形成するようにしたが、光導波路パタン7
のパタンは特に限定されるものではないし、V溝9の形
成本数や大きさなども特に限定されるものではなく、適
宜設定されるものである。
ることはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記実施形態例では、光導波路パタン7に対応させて、1
本のV溝9を形成するようにしたが、光導波路パタン7
のパタンは特に限定されるものではないし、V溝9の形
成本数や大きさなども特に限定されるものではなく、適
宜設定されるものである。
【0032】また、上記実施形態例では、光導波路層1
2やV溝9を形成する基板はシリコン基板2としたが、
基板は必ずしもシリコン基板2とするとは限らず、光導
波路路素子の用途などに対応させて、適宜設定されるも
のであり、また、クラッド層5,8や光導波路パタン
7、バッファ層6の形成材料も特に限定されるものでは
なく、適宜設定されるものである。
2やV溝9を形成する基板はシリコン基板2としたが、
基板は必ずしもシリコン基板2とするとは限らず、光導
波路路素子の用途などに対応させて、適宜設定されるも
のであり、また、クラッド層5,8や光導波路パタン
7、バッファ層6の形成材料も特に限定されるものでは
なく、適宜設定されるものである。
【0033】さらに、上記実施形態例では、光導波路層
12に隣接させて、光導波路層12の一方側の端部側に
V溝9を形成し、他方側の端部側に光素子搭載用の電極
10を設けたが、電極10や配線パタン、バンプ等の配
設形態は特に限定されるものではなく、適宜設定される
ものであり、これらの電極10や配線パタン、バンプな
どは省略することもできる。
12に隣接させて、光導波路層12の一方側の端部側に
V溝9を形成し、他方側の端部側に光素子搭載用の電極
10を設けたが、電極10や配線パタン、バンプ等の配
設形態は特に限定されるものではなく、適宜設定される
ものであり、これらの電極10や配線パタン、バンプな
どは省略することもできる。
【0034】さらに、上記実施形態例では、シリコン基
板2上に光素子を搭載する構成としたが、光導波路素子
のシリコン基板2上には、必ずしも光素子を搭載すると
は限らず、本実施形態例の光導波路素子の製造方法は、
シリコン基板2などの基板上に、光導波路層12とV溝
9などのV字形溝を形成して成る光導波路素子の製造方
法として広く適用されるものである。
板2上に光素子を搭載する構成としたが、光導波路素子
のシリコン基板2上には、必ずしも光素子を搭載すると
は限らず、本実施形態例の光導波路素子の製造方法は、
シリコン基板2などの基板上に、光導波路層12とV溝
9などのV字形溝を形成して成る光導波路素子の製造方
法として広く適用されるものである。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、基板の光導波路パタン
形成領域に凹部を形成し、凹部に下部クラッド層を形成
し、下部クラッド層の表面と基板の表面とが同一面とな
るように平坦化した後、下部クラッド層の上部側に光導
波路パタンを形成するため、光導波路パタンの厚み方向
(Y方向)の位置を、下部クラッド層の厚みのばらつき
に影響されることなく、正確に形成することができる。
したがって、光導波路素子を設計するときに、光導波路
パタンの接続端面とV字形溝に挿入される光ファイバの
コアの接続端面とが前記Y方向で一致するように、光導
波路パタンとV字形溝とを設計して光導波路素子を製造
すれば、光導波路パタンの接続端面と前記光ファイバの
コアの接続端面とのY方向の位置を一致させることがで
きる。
形成領域に凹部を形成し、凹部に下部クラッド層を形成
し、下部クラッド層の表面と基板の表面とが同一面とな
るように平坦化した後、下部クラッド層の上部側に光導
波路パタンを形成するため、光導波路パタンの厚み方向
(Y方向)の位置を、下部クラッド層の厚みのばらつき
に影響されることなく、正確に形成することができる。
したがって、光導波路素子を設計するときに、光導波路
パタンの接続端面とV字形溝に挿入される光ファイバの
コアの接続端面とが前記Y方向で一致するように、光導
波路パタンとV字形溝とを設計して光導波路素子を製造
すれば、光導波路パタンの接続端面と前記光ファイバの
コアの接続端面とのY方向の位置を一致させることがで
きる。
【0036】また、本実施形態例によれば、下部クラッ
ドの表面と基板の表面とが同一面となるように平坦化し
た後に、光導波路パタンの形成基準となるアライメント
マーカーを基板の表面に形成し、このアライメントマー
カーを基準として下部クラッド層の上部側に光導波路パ
タンを形成し、さらに、アライメントマーカーを基準と
してV字形溝を形成するため、光導波路パタンとV字形
溝を共通のアライメントマーカーを基準として、正確に
形成することができ、光導波路パタンの接続端面と前記
光ファイバのコアの接続端面との位置を、前記Y方向と
V字形溝の軸方向に共に直交する方向をX方向で一致さ
せることができる。
ドの表面と基板の表面とが同一面となるように平坦化し
た後に、光導波路パタンの形成基準となるアライメント
マーカーを基板の表面に形成し、このアライメントマー
カーを基準として下部クラッド層の上部側に光導波路パ
タンを形成し、さらに、アライメントマーカーを基準と
してV字形溝を形成するため、光導波路パタンとV字形
溝を共通のアライメントマーカーを基準として、正確に
形成することができ、光導波路パタンの接続端面と前記
光ファイバのコアの接続端面との位置を、前記Y方向と
V字形溝の軸方向に共に直交する方向をX方向で一致さ
せることができる。
【0037】そのため、本実施形態例によれば、光導波
路パタンとV字形溝に挿入される接続相手側の光ファイ
バとを正確に位置合わせすることが可能となり、光導波
路パタンと接続相手側の光ファイバとを精度よく接続す
ることができる優れた光導波路素子を製造することがで
きる。
路パタンとV字形溝に挿入される接続相手側の光ファイ
バとを正確に位置合わせすることが可能となり、光導波
路パタンと接続相手側の光ファイバとを精度よく接続す
ることができる優れた光導波路素子を製造することがで
きる。
【0038】また、本第2の発明によれば、下部クラッ
ド層の表面と基板の表面を平坦化した後にアライメント
マーカーを形成し、その後、アライメントマーカーの形
成領域を避けた基板上に、下部クラッド層と同じ組成の
バッファ層を形成するために、例えば基板上に設けられ
る光素子を、光導波路パタンの接続端面とY方向におい
て位置合わせすることができ、光素子と光導波路パタン
との光接続を精度良く行なえる光導波路素子を製造する
ことができる。
ド層の表面と基板の表面を平坦化した後にアライメント
マーカーを形成し、その後、アライメントマーカーの形
成領域を避けた基板上に、下部クラッド層と同じ組成の
バッファ層を形成するために、例えば基板上に設けられ
る光素子を、光導波路パタンの接続端面とY方向におい
て位置合わせすることができ、光素子と光導波路パタン
との光接続を精度良く行なえる光導波路素子を製造する
ことができる。
【図1】本発明に係る光導波路素子の製造方法の一実施
形態例を斜視図により模式的に示す要部説明図である。
形態例を斜視図により模式的に示す要部説明図である。
【図2】光導波路素子を形成するために用いられるシリ
コンウエハの平面説明図である。
コンウエハの平面説明図である。
【図3】従来の光導波路路素子の製造方法を断面図によ
り模式的に示す説明図である。
り模式的に示す説明図である。
1 シリコンウエハ 2 シリコン基板 3 アライメントマーカー 4 凹部 5 下部クラッド層 6 バッファ層 7 光導波路パタン 8 上部クラッド層 9 V溝
フロントページの続き (72)発明者 根角 昌伸 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 川島 洋志 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 中村 史朗 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA24 BA35 DA04 DA11 DA12 2H047 KA04 MA05 MA07 PA01 PA21 PA24 RA00 TA00 TA32
Claims (2)
- 【請求項1】 基板上に、光導波路パタンを有する光導
波路層と、前記光導波路パタンに接続される光ファイバ
挿入用のV字形溝とが設けられている光導波路素子の製
造方法であって、前記基板の前記光導波路パタン形成領
域に凹部を形成し、該凹部に下部クラッド層を形成した
後、該下部クラッド層の表面と前記基板の表面とが同一
面となるように平坦化し、然る後に、前記光導波路パタ
ンの形成基準となるアライメントマーカーを前記基板表
面に形成し、このアライメントマーカーを基準として前
記下部クラッド層の上部側に光導波路パタンを形成し、
該光導波路パタンの上部側を上部クラッド層で覆って光
導波路層を形成した後、前記V字形溝の形成領域の光導
波路層を除去して前記基板表面を露出させ、然る後に、
この露出した基板の表面側に前記アライメントマーカー
を基準としてV字形溝を形成することを特徴とする光導
波路素子の製造方法。 - 【請求項2】 基板の前記光導波路パタン形成領域に凹
部を形成し、該凹部に下部クラッド層を形成して、該下
部クラッド層の表面と前記基板の表面とが同一面となる
ように平坦化し、アライメントマーカーを基板表面に形
成した後、該アライメントマーカー形成領域を避けた基
板上の下部クラッド層上部側に該下部クラッド層と同じ
組成のバッファ層を形成し、然る後に、前記アライメン
トマーカーを基準として光導波路パタンを形成すること
を特徴とする請求項1記載の光導波路素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP538099A JP2000206353A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 光導波路素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP538099A JP2000206353A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 光導波路素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000206353A true JP2000206353A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11609573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP538099A Pending JP2000206353A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 光導波路素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000206353A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478800B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2005-03-25 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 광실장 기판, 및 이 광실장 기판을 이용하는 광디바이스와 광모듈 |
| US7269309B2 (en) | 2004-03-17 | 2007-09-11 | Omron Corporation | Optical waveguide device, manufacturing method for optical waveguide device and intermediate of optical waveguide device |
-
1999
- 1999-01-12 JP JP538099A patent/JP2000206353A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478800B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2005-03-25 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 광실장 기판, 및 이 광실장 기판을 이용하는 광디바이스와 광모듈 |
| US7269309B2 (en) | 2004-03-17 | 2007-09-11 | Omron Corporation | Optical waveguide device, manufacturing method for optical waveguide device and intermediate of optical waveguide device |
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