JP2000206360A - 光ファイバ結合装置 - Google Patents

光ファイバ結合装置

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JP2000206360A
JP2000206360A JP11009643A JP964399A JP2000206360A JP 2000206360 A JP2000206360 A JP 2000206360A JP 11009643 A JP11009643 A JP 11009643A JP 964399 A JP964399 A JP 964399A JP 2000206360 A JP2000206360 A JP 2000206360A
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optical fiber
light
optical
optical fibers
coupling device
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JP11009643A
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Miki Ono
美樹 小野
Yoshihiro Someno
義博 染野
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Alps Electric Co Ltd
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/262Optical details of coupling light into, or out of, or between fibre ends, e.g. special fibre end shapes or associated optical elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/32Optical coupling means having lens focusing means positioned between opposed fibre ends

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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ間の光伝送の低損失化を図り、レ
ンズ部材を必要としない光結合効率を高めた光ファイバ
結合装置を提供することにある。 【解決手段】 対向する2つの光ファイバ16,18か
らなり、該光ファイバの一方16には、曲面を形成した
端面を有し、該曲面を有した光ファイバ16のコア径を
E1、開口数をNA1、屈折率をn1、曲面の曲率半径を
r1とし、他方の光ファイバ18のコア径をE2とし、2
つの光ファイバ16,18間の距離をLとするとき、焦
点距離f=r/(n1−1)としたとき、Es=2・L・
tan(sin-1NA1)とするときの光ファイバ同士の結合効
率ηは、焦点距離f≦Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(L/f−
1)・E1))2≦1.0、 焦点距離f>Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(1−L/
f)・E1))2≦1.0 となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ同士の
結合構造に関し、特に光ファイバ間にレンズ部材を用い
ないで、結合した光ファイバ結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ同士の相互接続において、最
大の課題は、可能な限り低損失で光伝送することにあ
る。このような低損失化を図った従来の第1の光ファイ
バ結合装置50は、図14に示すように、円筒状をした
筐体53と、この筐体53内に収納された1枚の両凸レ
ンズ54とからなり、筐体53の一方端には第1の光フ
ァイバ51の一端が、他方端には第2の光ファイバ52
の一端が配置されている。第1の光ファイバ51の図示
しない一端面から入射した光が第1の光ファイバ51内
を透過し、その他端面51aから出射され、光をレンズ
54を介して第2の光ファイバ52の端面52aに集光
するように入射されている。
【0003】次に、従来の第2の光ファイバ結合装置6
0は、図15に示すように、円筒状をした第1の接続部
65と、円筒状をした第2の接続部66とからなり、こ
れら第1及び第2の接続部65,66はその端部につば
部65a,66aをそれぞれ備え、さらに第1の接続部
65内に収納された第1のレンズ63と、第2の接続部
66内に収納された第2のレンズ64とからなってい
る。そして、第1及び第2の接続部65,66は、その
つば部65a,66aとは反対側端部に、中央に小さな
孔を形成した凸部67a,68aを備えた円盤状をした
第1および第2の固定部67,68が配設されている。
そして、これら固定部67,68の孔にはそれぞれ第1
の光ファイバ61、および第2の光ファイバ62の一端
が配置されている。
【0004】そして、第1及び第2の接続部65、66
内に第1及び第2のレンズ63、64をそれぞれ光軸の
位置を一致させるように取付け固定した後、第1及び第
2の接続部65,66を各つば部65a,66aが嵌合
するように取付けて、さらに第1及び第2の固定部6
7,68を第1及び第2の接続部65,66にネジなど
で取付け固定する。さらに、第1及び第2の光ファイバ
61、62の先端の被覆部を剥ぎ取り、それら一端61
a,62aを固定部67,68の孔に嵌合する。このよ
うに構成された装置60では、各第1及び第2の光ファ
イバ61,62の一端61a,62aの端面に焦点を結
ぶように、例えば、第1の光ファイバ61の一端61a
の端面から出射した光が第1のレンズ63に入射し、第
1のレンズ63から平行光として出射し、その平行光が
第2のレンズ64に入射する。そして、第2のレンズ6
4から出射した出射光が収束光として第2の光ファイバ
62の一端62aの端面上に結合する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
光ファイバ結合装置50,60において、光ファイバ同
士を接続する際に、光ファイバ同士の光伝送で安定した
光を出力するために、光ファイバの位置決めを精度よく
行う必要があった。そして、レンズ等の光学素子を介し
て光結合効率を高めて、光ファイバ同士を直接結合する
よりも光伝送損失を少ないものにするため、上述したよ
うにレンズ54、63,64を筐体53,65,66内
に取り付け固定しなければならず、レンズ54,63,
64の焦点位置を合わせる必要があり、位置決め調整が
必要であり、そのため位置調整に手間がかかるおそれが
あった。
【0006】本発明の目的は、以上の問題点に鑑みてな
されたものであり、光ファイバ間の光伝送の低損失化を
図り、レンズ部材を必要としない光結合効率の高い光フ
ァイバ結合装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも1
つを解決するための第1の解決手段として、対向する2
つの光ファイバからなり、該光ファイバのうち、一方の
発光側の光ファイバは、曲面状を形成した先球部を有
し、該先球部を有する光ファイバのコア径をE1、開口
数をNA1、屈折率をn1、該先球部の曲率半径をr1と
し、他方の受光側の光ファイバのコア径をE2とし、2
つの光ファイバ間の距離をLとするとき、発光側の光フ
ァイバの焦点距離fは、f=r/(n1−1)となり、
受光側の光ファイバの端面におけるビーム径をEsとす
るとき、Es=2・L・tan(sin-1NA1)となり、これ
ら光ファイバ同士の結合効率ηは、焦点距離f≦Lにあ
っては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(L/f−
1)・E1))2≦1.0、 焦点距離f>Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(1−L/
f)・E1))2≦1.0 となる。
【0008】また第2の解決手段として、曲面を有する
光ファイバは、コア中心から外周になるにしたがって、
曲率半径r1より小さくなる少なくとも1つの第2の曲
率半径rsよりなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態である
光ファイバ結合装置10は、図1に示すように、光を透
過しない合成樹脂または金属からなる、円筒状をした筐
体11と、この筐体11内に設けられた円柱状をした導
光路11aと、この導光路11aに繋がり、両端部に設
けられた第1の丸孔11b、及び第2の丸孔11cとを
備えている。
【0010】プラスチックファイバ(POF)16、1
8は、図1及び図2に示すように、高純度のメタルクリ
ル樹脂(ポリメチルメタアクリレート:PMMA)から
なるコア16a、18aと、このコア16a,18aを
覆う特殊フッ素樹脂の薄い層からなるクラッド16b,
18bとからなる。このPOF16,18のコア径E
1、E2は、約1mmで、先端部には研磨して精度良く球
面レンズ状に加工した先球部16c,18cが形成され
ている。上記プラスチックファイバ16,18は、コア
16a,18aのそれぞれの屈折率n1、n2が半径方向
に一様な値を有し、吸収あるいは散乱によって次第に減
衰しながら光が長距離伝搬する、いわゆるマルチモード
タイプ(MMF)となっている。そして、POF16、
18は、その一端を上記筐体11の第1及び第2の丸孔
11b,11cにぞれぞれ着脱可能に取付けられてい
る。
【0011】このような光ファイバ結合装置10では、
図1に示すように、一方のPOF16のコア16aの一
端面(図示せず)から入射した光は、コア16a内を伝
搬して、他端部である先球部16cに出射する。この先
球部16cに出射した光は、導光路11a内の空間部を
透過して、他方のPOF18のコア18aの先球部18
cに入射する。このようにして、図示しない送信部から
送信された情報がこの光ファイバ結合装置10を介して
遠隔地にある図示しない受信部へ双方向通信され、受信
部では光信号を電気信号に変換して、上記情報を受信す
ることができる。
【0012】次に、この光ファイバ結合装置10におい
て、光ファイバ同士を接続する際の最適化条件を以下に
示すモデルを用いて説明する。ここで、POF16,1
8は、発光側の光ファイバ、受光側の光ファイバにそれ
ぞれ設定し、発光側に起因する上記最適化条件をPOF
16を中心に説明する。図3に示すように、POF16
の端面が平坦であると仮定すると、POF16の一端面
から入射し、コア16a内を透過し、その他端面から外
部に出射した光は、主光線(太線)で示したような複数
の略平行光として出射され、異なる位置に焦点を結ぶと
考えられる。しかしながら、実際には、図4に示すよう
に、発光モード(マルチモード)の影響により、POF
16の端面の外周部分で主光線が発散傾向になる発散光
となる。例えば、図4に示すように、点光源から出射し
た光は、POF16内を透過して、途中変化のない一様
な発散光束となり、5個の異なる位置に焦点を結ぶ。し
たがって、異なる5個の点光源から出射したのと等価的
に考えられる。このように各焦点が5個生じたことと等
価になり、POF16の一端から出射した光は、図示し
ないPOF18の一端面に入射する際、実際上、結合効
率の悪いものとなる。また、図4において、5本の主光
線のうち外側の2本が、外方の発散方向側に向いていて
ますます結合効率を悪くしている。
【0013】次に、図5に示すように、POF16の先
端に先球部16cを有した光ファイバ結合装置にあって
は、曲率半径をr1として、POF16の屈折率をn1と
すると、焦点距離f=r1/(n1−1)の関係式で表さ
れる位置に焦点f16を結び、また同じ焦点距離fで光が
円環状に収束する、即ち2種類の光(収束光及び発散
光)となる。これは、図5に示すように、図3及び図4
に示したPOF16の平坦面を、この先球部16c、1
8cにすることにより、太線の主光線を光軸中心側に寄
せて一点に収束する状態とし、図4よりも発散光束をま
とめたものである。また、図4に示すように、POF1
6,18の平坦面であっても、典型的なマルチモードタ
イプの光ファイバの場合、外周部で主光線が発散光とな
り、図6に示したように、POF16の先端を所定の曲
率半径rをもつ先球部16c、18cにしても、外周部
の主光線が1点に寄り切らない状態となる。このように
図3乃至図6に示す状態にあっては、収束光及び発散光
に対する受け側ファイバ、即ちPOF18による取り込
み効率は、受け側ファイバであるPOF18の位置にお
ける、後述するビーム径の大きさと受け側ファイバの大
きさ(コア径E2)との関係より、次のように説明され
る。
【0014】図8は、本発明の光ファイバ結合装置10
の焦点距離fと結合効率ηとの関係を示していて、横軸
に図1を特徴付ける量(コア径E1,E2、POF16と
18間の距離L、開口数NA1)4つの因子による各サ
ンプルをプロットし、縦軸にはPOF16,18間の結
合効率ηを示したものである。図8中、横軸に示した焦
点距離fはPOF16の屈折率の大きさをn1、先球部
16cの曲率半径の大きさをr1としたとき、上述した
ように、 f=r1/(n1−1) ・・・(1) である。
【0015】図8中において、曲線Aは、POF16の
焦点距離fが光ファイバ間距離Lよりも小さい場合であ
り、発散光による受光側であるファイバPOF18での
受光損失により結合効率ηが低下することを示してい
る。また、曲線Bは、同焦点距離fが光ファイバ間距離
Lよりも大きい場合であり、2段階の発散光による光損
失により結合効率ηが低下したことを示している。結合
効率ηが100%を超えないことを考慮すると、この結
合効率ηには3つの範囲が存在することになる。すなわ
ち、1)光ファイバ間距離Lが焦点距離fよりも大きい
範囲、2)光ファイバ間距離Lが焦点距離fよりも小さ
い範囲、3)光ファイバ間距離Lが焦点距離fと同じ
か、ほぼ近似している範囲の3つに分けられる。
【0016】また、POF16、18の端面を平坦面と
し、POF16から出射した光が距離L離れた、コア径
E2を有するPOF18の端面位置における光束径(ビ
ームサイズ)Eは、面積比より以下に示す式が導き出さ
れる。すなわち、 η = (E2/E)2 ・・・(2) である。したがって、この光ファイバ結合装置(端面を
平坦面とした)において、POF18のコア径E2が十
分に大きく、上記光束径(ビームサイズ)Eがそのコア
径E2内に入るときには、結合効率ηは1.0(=10
0%)となる。
【0017】図11に示すように、図9を模式化した光
ファイバ結合装置において、上記光束径(ビームサイ
ズ)Eは、発散光なので、次式のような1つの式で表さ
れる。すなわち、 E=E1+2・L・tan(sin-1NA1)・・・(3) である。POF16の焦点距離fにおける光束径(ビー
ムサイズ)をE1sとすると、一様に発散する発散光なの
で、次式のような1つの式で表される。すなわち、 E1s=2・f・tan(sin-1NA1) ・・・(4) である。
【0018】次に、図10に示した光ファイバ結合装置
10の一部は、図12に示すように、各POF16の端
面を先球部16cとしたので、焦点距離fを境に2段階
の発散光(ビーム)を有する。よって、光束径(ビーム
サイズ)Eを特定する式は、焦点距離fに対するファイ
バ間距離Lとの関係によって、次式が求まる。 1)光ファイバ間距離Lが焦点距離fより大きい範囲
(0≦f<L):この範囲では、ビームサイズEは次式
で表される。すなわち、 E=E1+L/f・(E1s−E1) ・・・(5) である。したがって、光結合効率ηは、上記(2)式に
上記(5)式を代入して展開すると、次式のように表さ
れる。すなわち、 η=(E2/E)2 =(E2/(E1+L/f・(E1s−E1)))2 =(E2/((1−L/f)・E1+2・L・tan(sin-1NA1))2 ・・・(6) である。これは、図8中の曲線Aに相当する。
【0019】2)光ファイバ間距離Lが焦点距離fより
小さい範囲(f>L):この範囲では、ビームサイズE
は次式で表される。すなわち、 E=E1s+2・(L−f)・tan(sin-1NA1u)・・・(7) である。ここで、NAuは、図12に示すように、2段
目の発散光束(ビーム)の開口数である。このNAu
は、図13に示すように、角度αと角度βとによる各N
Aを合算したものである。
【0020】図13に示すように、角度αによる開口数
はNA1である。一方、角度βによる開口数NA1uは、
POF16のコア径E1と焦点距離fより、次式のよう
に表される。 sinα=NA1 ・・・(8) sinβ=ΔNA ・・・(9) β=tan-1E1/2f ・・・(10) 角度βによる開口数NA1uは、次式で表され、上記
(9)式及び(10)式により、式展開されて、すなわ
ち、 NA1u=NA1+ΔNA ・・・(11) =NA1+sin(tan-1E1/2f) ・・・(12) である。
【0021】したがって、結合効率ηは、上記(2)式
に上記(7)式、及び上記(4)式を代入して展開する
と、次式のように表される。すなわち、 η=(E2/E)2 =(E2/(E1s+2・(L−f)・tan(sin-1NA1u))2 =(E2/(2ftan(sin-1NA1) +2(L−f)・tan(sin-1(NA1+sin(tan-1E1/2f))))2 =(E2/(2ftan(sin-1NA1) +2(L−f)・tan(sin-1(NA1+E1/2f))))2 ・・・(13) である。これは、図8中の曲線Bに相当する。
【0022】次に、図8及び図11乃至図13に示した
ように、光ファイバ結合装置10における結合効率η
は、POF16,18の先端が平坦面である場合、上記
(3)式より、 η=(E2/E)2 =(E2/(E1+2L・tan(sin-1NA1))2・・・(14) である。したがって、結合効率ηは、少なくともこの
(14)式よりも結合効率が良いことが必要である。
【0023】図8中の曲線A,Bで、結合効率ηが1.
0(100%)であるときの焦点距離fは、それぞれ上
記(6)式、上記(13)式より、次式が導き出され
る。すなわち、 f=L・E1/(E1+E2−2・L・tan(sin-1NA1))・・・(15) f=L・E1/(E1−E2+2・L・tan(sin-1NA1))・・・(16) 図8中、曲線A,Bの交点は、焦点距離f=Lの場合で
あり、上記(6)式、上記(16)式より、次式が導き
出される。すなわち、 η=(E2/2Ltan(sin-1NA1))2 ・・・(17) である。但し、結合効率η≦1.0(=100%)であ
り、これを超えることはない。
【0024】このような光ファイバ結合装置において、
ファイバ自身の伝送損失を考慮した場合、好ましくは、
結合効率ηが0.5〜0.6以上、最も好ましくは伝送
損失3dB程度を達成することが望ましい。
【0025】次に、光ファイバ結合装置10において、
POF16,18の先球部16c、18cの中心部を曲
率半径rの球面形状にするとともに、その外周部を曲率
半径rsの小さな球面にした非球面形状をしたPOF1
6,18として、以下説明する。
【0026】本発明の実施形態の1つである光ファイバ
結合装置10は、図7に示すように、POF16,18
の先球部16c、18cの外周部の主光線を一点に寄せ
るため、コア16a,18c中心部の曲率半径rよりも
小さい曲率半径rsを外周部に設けたものである。
【0027】上記曲率半径rsは、曲率半径rである場
合に比べて、POF16,18の外周部が僅かにコア内
側にカーブするように形成されている。このような形状
にすることにより、POF16,18の外周部から出射
した光(ビーム)は、より一点に焦点を結ぶようにな
り、POF16,18の結合の際に、その結合効率の損
失をより一層防ぐことができる。
【0028】したがって、図8に示したように、光ファ
イバの端面を球面にした場合において、斜線で示した領
域内であれば結合効率が良いことになる。そのような数
値となるように設定すれば、本発明の光ファイバ結合装
置を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の光ファ
イバ結合装置は、対向する2つの光ファイバからなり、
該光ファイバのうち、一方の発光側の光ファイバの端面
には、曲面状に形成した先球部を有し、該先球部を有す
る光ファイバのコア径をE1、開口数をNA1、屈折率を
n1、該先球部の曲率半径をr1とし、他方の受光側の光
ファイバのコア径をE2とし、2つの光ファイバ間の距
離をLとするとき、焦点距離fはf=r/(n1−1)
となり、受光側の光ファイバの端面におけるビーム径を
Esとするとき、Es=2・L・tan(sin-1NA1)とな
り、これら光ファイバ同士の結合効率ηは、焦点距離f
≦Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(L/f−
1)・E1))2≦1.0、 焦点距離f>Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(1−L/
f)・E1))2≦1.0 となることにより、光ファイバの端面を平坦面にしたも
のよりも結合効率が高くなって、この結合効率を改善し
た光ファイバ結合装置となることができる。
【0030】また、先球部を有する光ファイバは、コア
中心から外周になるにしたがって、曲率半径r1より小
さくなる少なくとも1つの第2の曲率半径rsよりなる
ことにより、外周の発散光がより一点に集光するので、
より一層の結合効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ結合装置を示す断面模式図
である、
【図2】該装置に取付けられるプラスチックファイバの
断面図である。
【図3】本発明の光ファイバ結合装置のファイバ端面を
平坦にした場合を示す説明図である。
【図4】本発明の光ファイバ結合装置のファイバ端面を
平坦にした場合における、マルチモードの場合を示す説
明図である。
【図5】本発明の光ファイバ結合装置のファイバ端面を
曲面にした場合を示す説明図である、
【図6】本発明の光ファイバ結合装置であって、図4に
おける発散光における、ファイバ端面を曲面にした場合
を説明する説明図である。
【図7】本発明の光ファイバ結合措置であって、外周部
を曲率半径の異なる大きさにした場合を説明する説明図
である、
【図8】本発明の光ファイバ結合装置の結合効率を示す
グラフである。
【図9】本発明の光ファイバ結合装置のファイバ端面を
平坦にした場合を示す説明図である。
【図10】本発明の光ファイバ結合装置のファイバ端面
を曲面にした場合を示す説明図である。
【図11】図9に示す、本発明の光ファイバ結合装置の
発散光束(ビームサイズ)を説明するための模式図であ
る。
【図12】図10に示す、本発明の光ファイバ結合装置
の2段階の発散光束(ビームサイズ)となる場合を説明
するための模式図である。
【図13】図12に示す、開口数を説明するための模式
図である。
【図14】従来の第1の光ファイバ結合装置を説明する
断面図である。
【図15】従来の第2の光ファイバ結合装置を説明する
断面図である。
【符号の説明】
16 発光側の光ファイバ 18 受光側の光ファイバ NA1、NA2 光ファイバの開口数 E1、E2 光ファイバのコア径 f1、f2 光ファイバの焦点距離 L 光ファイバー間距離 r1 発光側の光ファイバの曲率半径 n1 発光側の光ファイバのコア屈折率 rs 発光側の光ファイバの第2の曲率半径
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月20日(1999.12.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも1
つを解決するための第1の解決手段として、対向する2
つの光ファイバからなり、該光ファイバのうち、一方の
発光側の光ファイバは、曲面状を形成した先球部を有
し、該先球部を有する光ファイバのコア径をE1、開口
数をNA1、屈折率をn1、該先球部の曲率半径を
し、他方の受光側の光ファイバのコア径をE2とし、2
つの光ファイバ間の距離をLとするとき、発光側の光フ
ァイバの焦点距離fは、f=r/(n1−1)となり、
受光側の光ファイバの端面におけるビーム径をEsとす
るとき、Es=2・L・tan(sin-1NA1)となり、これ
ら光ファイバ同士の結合効率ηは、焦点距離f≦Lにあ
っては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(L/f−
1)・E1))2≦1.0、 焦点距離f>Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(1−L/
f)・E1))2≦1.0 となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また第2の解決手段として、曲面を有する
光ファイバは、コア中心から外周になるにしたがって、
曲率半径より小さくなる少なくとも1つの第2の曲率
半径rsよりなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】次に、図5に示すように、POF16の先
端に先球部16cを有した光ファイバ結合装置にあって
は、曲率半径をとして、POF16の屈折率をn1と
すると、焦点距離f=/(n1−1)の関係式で表さ
れる位置に焦点f16を結び、また同じ焦点距離fで光が
円環状に収束する、即ち2種類の光(収束光及び発散
光)となる。これは、図5に示すように、図3及び図4
に示したPOF16の平坦面を、この先球部16c、1
8cにすることにより、太線の主光線を光軸中心側に寄
せて一点に収束する状態とし、図4よりも発散光束をま
とめたものである。また、図4に示すように、POF1
6,18の平坦面であっても、典型的なマルチモードタ
イプの光ファイバの場合、外周部で主光線が発散光とな
り、図6に示したように、POF16の先端を所定の曲
率半径rをもつ先球部16c、18cにしても、外周部
の主光線が1点に寄り切らない状態となる。このように
図3乃至図6に示す状態にあっては、収束光及び発散光
に対する受け側ファイバ、即ちPOF18による取り込
み効率は、受け側ファイバであるPOF18の位置にお
ける、後述するビーム径の大きさと受け側ファイバの大
きさ(コア径E2)との関係より、次のように説明され
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図8は、本発明の光ファイバ結合装置10
の焦点距離fと結合効率ηとの関係を示していて、横軸
に図1を特徴付ける量(コア径E1,E2、POF16と
18間の距離L、開口数NA1)4つの因子による各サ
ンプルをプロットし、縦軸にはPOF16,18間の結
合効率ηを示したものである。図8中、横軸に示した焦
点距離fはPOF16の屈折率の大きさをn1、先球部
16cの曲率半径の大きさをとしたとき、上述したよ
うに、 f=/(n1−1) ・・・(1) である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の光ファ
イバ結合装置は、対向する2つの光ファイバからなり、
該光ファイバのうち、一方の発光側の光ファイバの端面
には、曲面状に形成した先球部を有し、該先球部を有す
る光ファイバのコア径をE1、開口数をNA1、屈折率を
n1、該先球部の曲率半径をとし、他方の受光側の光
ファイバのコア径をE2とし、2つの光ファイバ間の距
離をLとするとき、焦点距離fはf=r/(n1−1)
となり、受光側の光ファイバの端面におけるビーム径を
Esとするとき、Es=2・L・tan(sin-1NA1)とな
り、これら光ファイバ同士の結合効率ηは、焦点距離f
≦Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(L/f−
1)・E1))2≦1.0、 焦点距離f>Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(1−L/
f)・E1))2≦1.0 となることにより、光ファイバの端面を平坦面にしたも
のよりも結合効率が高くなって、この結合効率を改善し
た光ファイバ結合装置となることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、先球部を有する光ファイバは、コア
中心から外周になるにしたがって、曲率半径より小さ
くなる少なくとも1つの第2の曲率半径rsよりなるこ
とにより、外周の発散光がより一点に集光するので、よ
り一層の結合効率の向上を図ることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 16 発光側の光ファイバ 18 受光側の光ファイバ NA1、NA2 光ファイバの開口数 E1、E2 光ファイバのコア径 f1、f2 光ファイバの焦点距離 L 光ファイバー間距離 発光側の光ファイバの曲率半径 n1 発光側の光ファイバのコア屈折率 rs 発光側の光ファイバの第2の曲率半径

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2つの光ファイバからなり、該
    光ファイバのうち、一方の発光側の光ファイバは、曲面
    状に形成した先球部を有し、該先球部を有する光ファイ
    バのコア径をE1、開口数をNA1、屈折率をn1、該先
    球部の曲率半径をr1とし、他方の受光側の光ファイバ
    のコア径をE2とし、2つの光ファイバ間の距離をLと
    するとき、前記発光側の光ファイバの焦点距離fは、f
    =r/(n1−1)となり、前記受光側の光ファイバの
    端面におけるビーム径をEsとするとき、Es=2・L・
    tan(sin-1NA1)となり、前記光ファイバ同士の結合効
    率ηは、焦点距離f≦Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(L/f−
    1)・E1))2≦1.0、 焦点距離f>Lにあっては、 E2/(E1+Es)<η<(E2/(Es+(1−L/
    f)・E1))2≦1.0 となることを特徴とする光ファイバ結合装置。
  2. 【請求項2】 前記先球部を有する光ファイバは、コア
    中心から外周になるにしたがって、前記曲率半径r1よ
    り小さくなる少なくとも1つの第2の曲率半径rsより
    なることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ結合装
    置。
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