JP2000207986A - スイッチ構造 - Google Patents

スイッチ構造

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JP2000207986A
JP2000207986A JP11011308A JP1130899A JP2000207986A JP 2000207986 A JP2000207986 A JP 2000207986A JP 11011308 A JP11011308 A JP 11011308A JP 1130899 A JP1130899 A JP 1130899A JP 2000207986 A JP2000207986 A JP 2000207986A
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movable contact
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JP11011308A
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Shinji Nagumo
慎二 南雲
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装部材と基板との間隔が異なっていても、
スイッチ部品の共通化が図れる。 【解決手段】 操作パネル11と回路基板12との間に
膨出ゴム13を配置し、その箇所の回路基板12上に固
定接点部18を設け、膨出ゴム13の内部上面に可動接
点部19を固定接点部18に対し離間対向させて設けた
スイッチ構造において、操作パネル11と回路基板13
との間隔に応じて、可動接点部19には大径部と小径部
とかなる段差部20を設けるとともに、間隔の狭い箇所
の固定接点部18には可動接点部19の先端側を逃がす
逃げ部21を設けた。従って、間隔が狭い箇所では、可
動接点部19の先端側を固定接点部18の逃げ部21で
逃がし、逆に間隔が広い箇所では、固定接点部18に逃
げ部21を設けず、これにより固定接点部に対する可動
接点部の押鍵ストロークを調整し、間隔が異なってい
も、一定の押鍵ストロークを確保してスイッチ部品の大
幅な共通化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器に用い
られる押釦スイッチなどのスイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鍵盤楽器などの電子機器において
は、複数の押釦スイッチを備えている。この種の押釦ス
イッチは、機器ケース内に設けられた回路基板上に弾性
変形可能な逆椀形状の膨出ゴムを配置し、この膨出ゴム
の上部に一体に形成された釦頭部を機器ケースの表面に
設けられた操作パネルの開口部から外部に突出させ、こ
の突出した釦頭部を押圧して膨出ゴムを弾性変形させる
ことにより、膨出ゴム内に設けられた可動接点部を回路
基板上に設けられた固定接点部に接触させ、これにより
スイッチ信号を出力するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鍵盤楽器な
どの電子機器においては、その使用目的や仕様形態に応
じて、機器ケースの表面やその表面の操作パネルが傾斜
していたり、あるいは緩やかに湾曲していたりする。こ
のような場合には、操作パネルと機器ケース内の回路基
板との間隔が一定にならず、場所ごとに異なってしま
う。このような電子機器では、複数の押釦スイッチを同
一形状に形成すると、操作パネルと回路基板との間隔が
異なっているため、場所ごとによって操作パネルに対す
る釦頭部の突出量および押鍵ストロークなどが異なる。
このため、従来の電子機器においては、複数の押釦スイ
ッチを操作パネルと回路基板との間隔に応じてそれぞれ
異なる形状で製作し、釦頭部の突出量および押鍵ストロ
ークを一定にしているため、スイッチ部品の製作が面倒
で、部品点数も多く、組立て作業も煩雑になるなどの問
題があった。
【0004】この発明の課題は、操作パネルなどの外装
部材と基板との間隔が異なっていても、ほぼ一定の押鍵
ストロークを確保できるとともに、スイッチ部品の大幅
な共通化を図るようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、外装部材と
基板との間に配置された中空状の弾性部と、この弾性部
に設けられて前記外装部材の開口部から外部に突出する
釦頭部と、前記弾性部に対応する前記基板上に設けられ
た固定接点部と、前記弾性部の内部上面に設けられて前
記固定接点部に対し離間対向する可動接点部とを備え、
前記釦頭部が押圧されて前記弾性部が弾性変形したとき
に、前記可動接点部が前記固定接点部に接触してスイッ
チ信号を出力するスイッチ構造において、前記外装部材
と前記基板との間隔に応じて前記固定接点部に対する前
記可動接点部の押鍵ストロークを調整する調整手段を備
えたことを特徴とする。この発明によれば、外装部材と
基板との間隔に応じて固定接点部に対する可動接点部の
押鍵ストロークを調整手段で調整するので、外装部材と
基板との間隔が異なっていも、同一形状のスイッチ部品
を用いて一定の押鍵ストロークを確保でき、このため従
来のように外装部材と基板との間隔に応じてスイッチ部
品のすべてを異なる形状で製作する必要がなく、スイッ
チ部品の大幅な共通化を図ることができる。
【0006】この場合、請求項2に記載のごとく、調整
手段が、外装部材と基板との間隔に応じて可動接点部に
形成された階段状の段差部と、外装部材と基板との間隔
の狭い箇所の固定接点部に設けられて可動接点部の先端
側を外装部材と基板との間隔に応じて逃がす逃げ部とか
らなる構成であれば、釦頭部が押圧されて弾性部が弾性
変形したときに、外装部材と基板との間隔が狭い箇所で
は、固定接点部の逃げ部により可動接点部の先端側を逃
がして、可動接点部の段差部の段差面を固定接点部に接
触させ、また外装部材と基板との間隔が広い箇所では、
固定接点部に対し離間対向する可動接点部の先端面を固
定接点部に接触させることにより、外装部材と基板との
間隔に応じて固定接点部に対する可動接点部の押鍵スト
ロークを調整することができ、これにより外装部材と基
板との間隔が異なっていも、一定の押鍵ストロークを確
保できるとともに、スイッチ部品の大幅な共通化を図る
ことができる。
【0007】また、請求項3に記載のごとく、調整手段
が、弾性部側に形成されたねじ孔部と、可動接点部に設
けられてねじ孔部に螺入するねじ部とからなる構成であ
れば、弾性部側のねじ孔部に対する可動接点部材のねじ
部のねじ込み量を外装部材と基板との間隔に応じて調整
することにより、固定接点部に対する可動接点部の押鍵
ストロークを調整することができ、これにより外装部材
と回路基板との間隔が異なっていも、一定の押鍵ストロ
ークを確保できるとともに、すべてのスイッチ部品の共
通化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図1〜図
3を参照して、この発明のスイッチ構造を鍵盤楽器に適
用した第1実施形態について説明する。図1は鍵盤楽器
の平面図である。この鍵盤楽器は、楽器ケース1上に、
複数の鍵(白鍵および黒鍵)2が配列された鍵盤部3
と、楽音を放音するスピーカ部4と、ROMパックなど
の外部記憶素子が装着する外部記憶部5と、各種のスイ
ッチが設けられたスイッチ部6とを備えている。このス
イッチ部6の各種のスイッチは、モード選択スイッチ、
音色選択スイッチ、リズム選択スイッチ、音量選択スイ
ッチなどであり、スライドスイッチや押釦スイッチから
なっている。
【0009】図2はスイッチ部6における2つの押釦ス
イッチ10を示した拡大断面図である。これらの押釦ス
イッチ10は、楽器ケース1の上面に配置された操作パ
ネル(外装部材)11と楽器ケース1内に配置された回
路基板12との間に配置された弾性変形可能な膨出ゴム
(弾性部)13を備えている。この膨出ゴム13は、絶
縁性のゴムによりほぼ逆椀形状に形成されており、その
外部上面には、釦頭部14が一体に形成されている。こ
の釦頭部14は、操作パネル11に設けられた開口部1
5内にその上方へ突出した状態で配置されている。この
場合、膨出ゴム13は、その下部外周に鍔部16が形成
され、この鍔部16が操作パネル11の下面に形成され
た押えリブ17により回路基板12上に押えられてい
る。また、膨出ゴム13に対応する回路基板12の上面
には、一対の接点電極からなる固定接点部18が設けら
れており、膨出ゴム13の内部上面には、可動接点部1
9が固定接点部18に対し離間対向して設けられてい
る。
【0010】ところで、スイッチ部6の操作パネル11
は、図1に示す手前側から後側(図2では左側から右
側)に向かうに従って緩やかに高くなるように傾斜した
状態で楽器ケース1の上面に配置されている。また、回
路基板12は、楽器ケース1内にほぼ水平な状態で操作
パネル11に対向して配置されている。これにより、操
作パネル11と回路基板12との間隔は、図2に示すよ
うに、左側から右側に向かうに従って次第に広くなって
いる。このため、これら押釦スイッチ10は、各膨出ゴ
ム13の高さが図2において右側の固定接点部18に対
応する操作パネル11と回路基板12との間隔、つまり
最も大きい間隔とほぼ同じか、それよりも少し大きい高
さで形成され、かつ操作パネル11と回路基板12との
間隔に応じて固定接点部18に対する可動接点部19の
押鍵ストロークが調整されるように構成されている。
【0011】すなわち、これら押釦スイッチ10の各可
動接点部19は、図2に示すように、その上部側が大径
で下部側が小径に形成され、その境界部に段差部20が
設けられた構成になっている。つまり、可動接点部19
の大径部の長さおよび小径部の長さは、操作パネル11
の傾斜角に応じて設定され、これにより段差部20が操
作パネル11と回路基板12との間隔に応じた所定の高
さになるように設けられている。なお、これら可動接点
部19は、その全部が導電ゴムなどの導電材料で形成さ
れていも良いが、絶縁ゴムで形成し、段差部20の段差
面および先端面にカーボンや導電ゴムなどの導電材料に
より導電部を形成したものが望ましい。また、固定接点
部18のうち、操作パネル11と回路基板12との間隔
が狭い左側の固定接点部18の中央部には、図3に示す
ように、可動接点部19の先端側を逃がすための逃げ孔
21が設けられている。この逃げ孔21は、可動接点部
19の先端側の小径部が挿入する孔であり、図2に示す
ように、左側の固定接点部18に回路基板12を貫通し
て設けられており、操作パネル11と回路基板12との
間隔が広い右側の固定接点部18には設けられていな
い。この場合、逃げ孔21は、その内径が可動接点部1
9の小径部の外径よりも大きく、大径部の外径よりも小
さく形成され、これにより可動接点部19の小径部が押
し込まれたときに、可動接点部19の段差部20の段差
面が固定接点部18に接触するように構成されている。
【0012】このようなスイッチ構造では、組み立てる
ときに、図2に示すように、まず、2つの押釦スイッチ
10の各膨出ゴム13を回路基板12の各固定接点部1
8に対応させた状態で回路基板12上に配置し、この状
態で各膨出ゴム13の上部に操作パネル11を配置する
際、各膨出ゴム13の釦頭部14を操作パネル11の各
開口部15に挿入させてその上方に突出させ、この状態
で各膨出ゴム13の鍔部16を操作パネル11の各押え
リブ17によって押え付ける。これにより、2つの押釦
スイッチ10が操作パネル11と回路基板12との間に
配置される。この状態では、図2に示すように、右側の
押釦スイッチ10は、操作パネル11と回路基板12と
の間隔が広いので、膨出ゴム13がほぼ自由状態で操作
パネル11の開口部15の縁部下面に当接して、操作パ
ネル11と回路基板12との間に配置される。これによ
り、可動接点部19の先端面は、固定接点部18の上方
に隙間S1をもって離間対向する。この右側の押釦スイ
ッチ10では、膨出ゴム13がほぼ自由状態であるか
ら、回路基板12の上面から釦頭部14の上面までの高
さH1が高くなっている。また、操作パネル11の上面
から釦頭部14の上面までの高さT1は、膨出ゴム13
が操作パネル11の開口部15の縁部下面に当接してい
るので、釦頭部14が押圧されない状態で常に一定にな
っている。
【0013】また、図2において左側の押釦スイッチ1
0は、操作パネル11と回路基板12との間隔が狭いの
で、膨出ゴム13が操作パネル11の開口部15の縁部
下面によって押圧され、これにより操作パネル11と回
路基板12との間隔に応じて膨出ゴム13が弾性変形し
た状態で、操作パネル11と回路基板12との間に配置
される。このため、可動接点部19は、膨出ゴム13の
弾性変形に応じて、その先端部が固定接点部18の逃げ
孔21に接近もしくは若干挿入される。これにより、可
動接点部19は、その段差部20の段差面が固定接点部
18の上方に隙間S2をもって離間対向する。この段差
部20の段差面と固定接点部18との間の隙間S2は、
可動接点部19の大径部の長さおよび小径部の長さが操
作パネル11の傾斜角に応じて設定されていることによ
り、右側の押釦スイッチ10の可動接点部19の先端面
と固定接点部18との間の隙間S1とほぼ同じ大きさ
(S2=S1)になる。また、この左側の押釦スイッチ
10では、操作パネル11と回路基板12との間隔に応
じて膨出ゴム13が弾性変形しているので、回路基板1
2の上面から釦頭部14の上面までの高さH2が、右側
の押釦スイッチ10の高さH1よりも低く(H2<H
1)なっており、操作パネル11の上面から釦頭部14
の上面までの高さT2は、右側の押釦スイッチ10と同
様、膨出ゴム13が操作パネル11の開口部15の縁部
下面に当接しているので、釦頭部14が押圧されない状
態で常に一定(T2=T1)になっている。
【0014】このように、このスイッチ構造によれば、
外装部材である操作パネル11と回路基板12との間隔
に応じて各押釦スイッチ10の可動接点部19に大径部
と小径部からなる階段状の段差部20を形成するととも
に、操作パネル11と回路基板12との間隔に応じてそ
の間隔の狭い左側の固定接点部18に可動接点部19の
先端側を逃がす逃げ孔21を設けたので、操作パネル1
1と回路基板12との間隔が狭い箇所では、固定接点部
18の逃げ孔21により可動接点部19の先端側を逃が
して、可動接点部19の段差部20の段差面を固定接点
部18の上方に離間対向させ、また操作パネル11と回
路基板12との間隔が広い場所では、固定接点部18に
逃げ孔21を設けず、可動接点部の先端面を固定接点部
18の上方に離間対向させることにより、操作パネル1
1と回路基板12との間隔に応じて固定接点部18に対
する可動接点部19の押鍵ストロークを調整することが
でき、これにより操作パネル11と回路基板12との間
隔が異なっていも、一定の押鍵ストローク(S1=S
2)および釦頭部14の突出量(T1=T2)を確保す
ることができ、このため従来のように操作パネル11と
回路基板12との間隔に応じてスイッチ部品を異なる形
状で製作する必要がなく、これらスイッチ部品の大幅な
共通化を図ることができる。
【0015】なお、上記第1実施形態では、操作パネル
11の傾斜面に沿って2つの押釦スイッチ10を配置し
た場合について述べたか、これに限らず、押釦スイッチ
を3つ以上配列しても良い。この場合には、各可動接点
部19に操作パネル11と回路基板12との間隔に応じ
て大径部と小径部からなる複数の段差部20を階段状に
形成し、また各固定接点部18にも操作パネル11と回
路基板12との間隔に応じて可動接点部19の先端側を
逃がす逃げ孔21を形成すれば良い。これら逃げ孔21
は、操作パネル11と回路基板12との間隔が狭い方の
孔径を大きく形成して、可動接点部19の先端側の逃げ
量を多くし、操作パネル11と回路基板12との間隔が
広くなるに従って孔径を小さく形成して、可動接点部1
9の先端側の逃げ量を少なくすれば良い。また、上記第
1実施形態では、操作パネル11が回路基板12に対し
傾斜した構成になっているが、これに限らず、操作パネ
ルが回路基板12に対し緩やかに湾曲した構成でも良
い。
【0016】[第2実施形態]次に、図4および図5を
参照して、この発明のスイッチ構造の第2実施形態につ
いて説明する。なお、図1〜図3に示された第1実施形
態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。このスイッチ構造は、3つの押釦スイッチ25を備
え、操作パネル26が緩やかに湾曲した構成になってお
り、これら以外は第1実施形態とほぼ同じ構成になって
いる。すなわち、これら押釦スイッチ25は、緩やかに
湾曲した操作パネル26と回路基板12の間に配置され
た膨出ゴム13の内部上面から釦頭部14内に亘ってね
じ孔部27が形成され、このねじ孔部27に可動接点部
28のねじ部29が螺入することにより、膨出ゴム13
内に可動接点部28が取り付けられた構成になってい
る。この場合、可動接点部28は、金属や合成樹脂など
からなり、ねじ孔部27に螺入するねじ部29の下部外
周に可動接点部28を回すための操作突起29aが形成
され、ねじ部29の下部に導電ゴムなどの導電材料から
なる接触部30が設けられている。なお、各膨出ゴム1
3の高さは、第1実施形態と同様、中間部分の固定接点
部18に対応する操作パネル11と回路基板12との間
隔、つまり最も大きい間隔とほぼ同じか、それよりも少
し大きい高さで形成されている。また、操作パネル26
には、第1実施形態と同様、開口部15および押えリブ
17が形成されている。
【0017】このようなスイッチ構造では、3つの押釦
スイッチ25の各膨出ゴム13側のねじ孔部27に各可
動接点部28のねじ部29を螺入するときに、操作パネ
ル26と回路基板12との間隔に応じてねじ孔部27に
対するねじ部29のねじ込み量を調整する。そして、ね
じ部29のねじ込み量に応じた膨出ゴム13を回路基板
12上に操作パネル26と回路基板12との間隔に応じ
て配置する。すなわち、図4に示すように、操作パネル
26と回路基板12との間隔が狭い左右両側の箇所で
は、ねじ孔部27に対するねじ部29のねじ込み量を多
くし、その膨出ゴム13を左右両側の固定接点部18に
対応させて配置する。また、操作パネル26と回路基板
12との間隔が広い中間部分の箇所では、ねじ孔部27
に対するねじ部29のねじ込み量を少なくし、その膨出
ゴム13を中間部分の固定接点部18に対応させて配置
する。この状態で、各膨出ゴム13の釦頭部14を操作
パネル26の各開口部15に挿入して上方に突出させる
とともに、各膨出ゴム13の鍔部16を操作パネル26
の各押えリブ17によって押え付ける。これにより、3
つの押釦スイッチ25が操作パネル26と回路基板12
との間に配置される。
【0018】この状態では、図4に示すように、中間部
分に位置する押釦スイッチ25は、操作パネル26と回
路基板12との間隔が広いので、膨出ゴム13がほぼ自
由状態で操作パネル26の開口部15の縁部下面に当接
して操作パネル26と回路基板12との間に配置され
る。この場合には、膨出ゴム13側のねじ孔部27に対
する可動接点部28のねじ部29のねじ込み量が少ない
ので、可動接点部28の接触部30の先端面が固定接点
部18の上方に隙間Sをもって離間対向する。なお、釦
頭部14の突出量Tは、第1実施形態と同様、膨出ゴム
13が操作パネル26の開口部15の縁部下面に当接し
ているので、釦頭部14が押圧されない状態で常に一定
になる。また、図4において左右両側に位置する押釦ス
イッチ25は、操作パネル26と回路基板12との間隔
が狭いので、膨出ゴム13が操作パネル26の開口部1
5の縁部下面によって押圧され、これにより操作パネル
26と回路基板12との間隔に応じて膨出ゴム13が弾
性変形した状態で、操作パネル26と回路基板12との
間に配置される。この場合には、膨出ゴム13側のねじ
孔部27に対する可動接点部28のねじ部29のねじ込
み量が多いので、可動接点部28の接触部30の先端面
が固定接点部18の上方に隙間Sをもって離間対向す
る。このとき、可動接点部28の先端面と固定接点部1
8との隙間Sは、操作パネル26と回路基板12との間
隔が異なっていても、各押釦スイッチ25のねじ孔部2
7に対するねじ部29のねじ込み量を調整することによ
り、各押釦スイッチ25において同じになる。
【0019】このように、このスイッチ構造によれば、
3つの押釦スイッチ25の各膨出ゴム13にねじ孔部2
7を釦頭部14内に亘って形成し、可動接点部28にね
じ孔部27に螺入するねじ部29を設けたので、膨出ゴ
ム13側のねじ孔部27に対する可動接点部材28のね
じ部29のねじ込み量を湾曲した操作パネル26と回路
基板12との間隔に応じて調整することにより、操作パ
ネル26と回路基板12との間隔が異なっていも、固定
接点部18に対する可動接点部28の押鍵ストローク
(隙間S)、および操作パネル26に対する釦頭部14
の突出量Tを一定にすることができ、このため従来のよ
うに操作パネル26と回路基板12との間隔に応じてス
イッチ部品をそれぞれ異なる形状で製作する必要がな
く、これらスイッチ部品の共通化を図ることができる。
【0020】[第3実施形態]次に、図6〜図8を参照
して、この発明のスイッチ構造の第3実施形態について
説明する。なお、図4および図5に示された第2実施形
態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。このスイッチ構造は、3つの押釦スイッチ35の膨
出ゴム13および可動接点部37が第2実施形態と異な
り、これら以外は第2実施形態と同じ構成になってい
る。すなわち、各膨出ゴム13は、緩やかに湾曲した操
作パネル26と回路基板12の間に配置され、その内部
上面から釦頭部14内に亘って嵌合孔36が形成されて
いる。可動接点部37は、導電性を有する金属や合成樹
脂などからなり、嵌合孔36に嵌合する嵌合部38と、
この嵌合部38の下面に操作パネル26と回路基板12
との間隔に応じた長さで形成された接触部39とから構
成されている。この場合、可動接点部37の接触部39
は、導電ゴムなどからなり、図6における中間部分の押
釦スイッチ35では、図8(a)に示すように、接触部
39の長さが操作パネル26と回路基板12との間隔に
応じて長く形成されており、また図6における左右両側
の押釦スイッチ35では、図8(b)に示すように、接
触部39の長さが操作パネル26と回路基板12との間
隔に応じて短く形成されている。なお、嵌合部38は、
その下部外周に鍔部38a有し、すべて同じ長さおよび
大きさに形成されている。
【0021】このようなスイッチ構造では、3つの押釦
スイッチ35の各膨出ゴム13側の嵌合孔36に可動接
点部37の嵌合部38を嵌着させることにより、膨出ゴ
ム13に可動接点部37を取り付け、この膨出ゴム13
を回路基板12上に固定接点部18と対応させて配置す
るときに、可動接点部37の接触部39の長さに応じた
膨出ゴム13を操作パネル26と回路基板12との間隔
に応じて回路基板12上に配置する。すなわち、図6に
示すように、操作パネル26と回路基板12との間隔が
狭い左右両側の箇所には、可動接点部37の接触部39
の長さの短い膨出ゴム13を回路基板12上に配置す
る。また、操作パネル26と回路基板12との間隔が広
い中間部分の箇所には、可動接点部37の接触部39の
長さの長い膨出ゴム13を回路基板12上に配置する。
そして、各膨出ゴム13の釦頭部14を操作パネル26
の各開口部15に挿入して上方に突出させるとともに、
各膨出ゴム13の鍔部16を操作パネル26の各押えリ
ブ17によって押え付ける。これにより、3つの押釦ス
イッチ35が操作パネル26と回路基板12との間に配
置される。
【0022】この状態では、図6において中間部分に位
置する押釦スイッチ35は、操作パネル26と回路基板
12との間隔が広いので、膨出ゴム13がほぼ自由状態
で操作パネル26の開口部15の縁部下面に当接して操
作パネル26と回路基板12との間に配置される。この
状態では、可動接点部37の接触部39の長さが長いの
で、可動接点部37の接触部39の先端面が固定接点部
18に接近した状態でその上方に隙間Sをもって離間対
向する。なお、釦頭部14の突出量Tは、第2実施形態
と同様、釦頭部14が押圧されない状態で常に一定にな
っている。また、図6において左右両側に位置する押釦
スイッチ35は、操作パネル26と回路基板12との間
隔が狭いので、膨出ゴム13が操作パネル26の開口部
15の縁部下面によって押圧され、これにより操作パネ
ル26と回路基板12との間隔に応じて膨出ゴム13が
弾性変形した状態で、操作パネル26と回路基板12と
の間に配置される。この状態では、可動接点部37の接
触部39の長さが短いので、可動接点部37の接触部3
9の先端面が固定接点部18の上方に隙間Sをもって離
間対向する。この場合、各可動接点部37の先端面と各
固定接点部18との隙間Sは、操作パネル26と回路基
板12との間隔が異なっていても、可動接点部37の接
触部39の長さが操作パネル26と回路基板12との間
隔に応じて異なることにより、各押釦スイッチ35にお
いてほぼ同じになる。
【0023】このように、このスイッチ構造によれば、
3つの押釦スイッチ35の各膨出ゴム13に嵌合孔36
を釦頭部14内に亘って形成し、この嵌合孔36を有す
る膨出ゴム13に取り付けられる可動接点部37を、嵌
合孔36に嵌合する嵌合部38と、この嵌合部38に操
作パネル26と回路基板12との間隔に応じた長さで形
成された接触部39とで構成したので、可動接点部37
の接触部39を操作パネル26と回路基板12との間隔
に応じた長さに形成し、その膨出ゴム13を操作パネル
26と回路基板12との間隔に対応させて配置すること
により、操作パネル26と回路基板12との間隔が異な
っていも、可動接点部37の接触部39の先端面と固定
接点部18との間隔をほぼ一定にすることができ、この
ため固定接点部18に対する可動接点部37の押鍵スト
ローク(隙間S)、および操作パネル26に対する釦頭
部14の突出量Tを一定にすることができ、これにより
従来のように操作パネル26と回路基板12との間隔に
応じてスイッチ部品すべてを異なる形状で製作する必要
がなく、可動接点部37の接触部39を除いて、スイッ
チ部品の共通化を図ることができる。
【0024】なお、上記第2、第3実施形態では、操作
パネル26が緩やかに湾曲した場合について述べたが、
これに限らず、第1実施形態の操作パネル11のよう
に、回路基板12に対し傾斜している場合にも適用する
ことができる。また、上記第1〜第3実施形態では、外
装部材として、楽器ケース1の表面に設けられた操作パ
ネル11、26を用いたい場合について述べたが、必ず
しも外装部材は操作パネルである必要はなく、楽器ケー
ス1などの機器ケースでも良い。また、弾性部は、必ず
しも膨出ゴム13である必要はなく、コイルばねなどで
あっても良く、要は弾性変形可能な中空状のものであれ
ば良い。さらに、上記第1〜第3実施形態では、いずれ
の場合も、鍵盤楽器の押釦スイッチとして用いた場合に
ついて述べたが、これに限らず、ワードプロセッサ、携
帯電話、モバイルなどの電子機器のスイッチ構造とし
て、広く適用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、釦頭部が押圧され、外装部材と基板との間に配置さ
れた弾性部が弾性変形したときに、可動接点部が固定接
点部に接触してスイッチ信号を出力するスイッチ構造に
おいて、外装部材と基板との間隔に応じて固定接点部に
対する可動接点部の押鍵ストロークを調整する調整手段
を備えていることにより、外装部材と基板との間隔が異
なっていも、同一形状のスイッチ部品を用いて一定の押
鍵ストロークを確保でき、このため従来のように外装部
材と基板との間隔に応じてスイッチ部品のすべてを異な
る形状で製作する必要がなく、スイッチ部品の大幅な共
通化を図ることができる。
【0026】この場合、可動接点部には外装部材と基板
との間隔に応じて階段状の段差部を形成し、外装部材と
基板との間隔の狭い箇所の固定接点部には可動接点部の
先端側を外装部材と基板との間隔に応じて逃がす逃げ部
を設けることにより、釦頭部が押圧されて弾性部が弾性
変形したときに、外装部材と基板との間隔が狭い箇所で
は、固定接点部の逃げ部により可動接点部の先端側を逃
がして、可動接点部の段差部の段差面を固定接点部に接
触させ、また外装部材と基板との間隔が広い箇所では、
固定接点部に対し離間対向する可動接点部の先端面を固
定接点部に接触させることにより、外装部材と基板との
間隔に応じて固定接点部に対する可動接点部の押鍵スト
ロークを調整することができ、これにより外装部材と基
板との間隔が異なっていも、一定の押鍵ストロークを確
保できるとともに、スイッチ部品の大幅な共通化を図る
ことができる。また、弾性部側にはねじ孔部を形成し、
可動接点部にはねじ孔部に螺入するねじ部を形成し、ね
じ孔部に対するねじ部のねじ込み量を外装部材と基板と
の間隔に応じて調整することにより、固定接点部に対す
る可動接点部の押鍵ストロークを調整することができ、
これにより外装部材と回路基板との間隔が異なってい
も、一定の押鍵ストロークを確保できるとともに、すべ
てのスイッチ部品の共通化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスイッチ構造を鍵盤楽器に適用した
第1実施形態の平面図。
【図2】図1のA−A拡大断面図。
【図3】図2の回路基板の要部の平面図。
【図4】この発明のスイッチ構造の第2実施形態を示し
た断面図。
【図5】図4の押釦スイッチを分解した要部の拡大断面
図。
【図6】この発明のスイッチ構造の第3実施形態を示し
た断面図。
【図7】図6の膨出ゴムおよび釦頭部の拡大断面図。
【図8】図6の可動接点部を示し、(a)はその接触部
の長い可動接点部の正面図、(b)はその接触部の短い
可動接点部の正面図。
【符号の説明】
10、25、35 押釦スイッチ 11、26 操作パネル 12 回路基板 13 膨出ゴム 14 釦頭部 15 操作パネルの開口部 18 固定接点部 19、28、37 可動接点部 20 段差部 21 逃げ孔 27 ねじ孔部 29 ねじ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月10日(1999.2.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装部材と基板との間に配置された中空状
    の弾性部と、この弾性部に設けられて前記外装部材の開
    口部から外部に突出する釦頭部と、前記弾性部に対応す
    る前記基板上に設けられた固定接点部と、前記弾性部の
    内部上面に設けられて前記固定接点部に対し離間対向す
    る可動接点部とを備え、前記釦頭部が押圧されて前記弾
    性部が弾性変形したときに、前記可動接点部が前記固定
    接点部に接触してスイッチ信号を出力するスイッチ構造
    において、 前記外装部材と前記基板との間隔に応じて前記固定接点
    部に対する前記可動接点部の押鍵ストロークを調整する
    調整手段を備えたことを特徴とするスイッチ構造。
  2. 【請求項2】前記調整手段は、前記外装部材と前記基板
    との間隔に応じて前記可動接点部に形成された階段状の
    段差部と、前記外装部材と前記基板との間隔の狭い箇所
    の前記固定接点部に設けられて前記可動接点部の先端側
    を前記外装部材と前記基板との間隔に応じて逃がす逃げ
    部とからなり、 前記釦頭部が押圧されて前記弾性部が弾性変形したとき
    に、前記外装部材と前記基板との間隔の狭い箇所の前記
    可動接点部の先端側を前記固定接点部の前記逃げ部で逃
    がし、前記可動接点部の前記段差部の段差面を前記固定
    接点部に接触させることを特徴とする請求項1記載のス
    イッチ構造。
  3. 【請求項3】前記調整手段は、前記弾性部側に形成され
    たねじ孔部と、前記可動接点部に設けられて前記ねじ孔
    部に螺入するねじ部とからなり、 前記釦頭部が押圧されて前記弾性部が弾性変形したとき
    に、前記可動接点部の先端面が前記固定接点部に接触す
    ることを特徴とする請求項1記載のスイッチ構造。
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