JP2000208012A - 物体検出センサ - Google Patents

物体検出センサ

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JP2000208012A
JP2000208012A JP11004401A JP440199A JP2000208012A JP 2000208012 A JP2000208012 A JP 2000208012A JP 11004401 A JP11004401 A JP 11004401A JP 440199 A JP440199 A JP 440199A JP 2000208012 A JP2000208012 A JP 2000208012A
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Takashi Nakao
隆志 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の反射型の物体検出センサは三角測量法
に基づく物体の位置検出技術を利用したものなので、使
用する光としては収束光や平行光しか使用できなかっ
た。そのため、被検出物体に穴があったりすると物体無
しと誤検出したりしてしまう。 【解決手段】 異なる方向から複数の光16,17を被
検出物体に照射し、これらの散乱光の光量レベル比に基
づいて検出対象エリア内の物体の有無を判定するもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光学的に物体を検
出する物体検出センサに係り、詳しくは、新規な原理に
基づく新たな反射型の物体検出センサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図15は特開昭59−139520号公
報に開示された従来の反射型の物体検出センサおよび周
辺部分を示す構成図である。図において、70は発光素
子、71は投光レンズ、72は受光素子、73は受光レ
ンズ、74は地点aにおける被検出物体、75は地点b
における被検出物体、76は地点cにおける被検出物体
である。
【0003】次に動作について説明する。発光素子70
から発光された光は投光レンズ71を透過した後、被検
出物体74,75,76で反射/散乱され、その散乱光
の一部が受光レンズ73を透過して受光素子72に照射
される。そして、この受光素子72上の受光位置に基づ
いて三角測量法の原理で被検出物体74,75,76ま
での距離を演算し、被検出物体74,75,76の検出
(位置検出)を行なう。
【0004】また、この従来の物体検出センサでは、ポ
ジションセンシングデバイス(PSD)や2分割フォト
ダイオード(2分割PD)などを受光素子72として利
用しており、これらのデバイスから得られる2つの受光
信号の光量レベルの比をとり、この光量レベル比が所定
の閾値を超えている場合に検出信号を出力するようにし
ている。
【0005】従って、物体検出センサの検出可能エリア
内に被検出物体74,75,76ではない物体があった
としても、これを除外して検出信号を出力させることが
できる。また、物体の反射率に依存し難い検出原理とな
っているので、検出可能エリア内であればその反射率が
低くとも確実に検出し、検出可能エリア外であればどん
なに反射率が高くても誤検出をしないようにすることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の物体検出センサ
は以上のように構成されているので、検出位置のS/N
比(精度)を確保するために、被検出物体74,75,
76からの散乱光がスポット的に発生するように平行光
や収束光を使用しているため、次のような問題が生じて
いた。
【0007】検出位置のS/N比を上げるために平行光
や収束光を使用した場合には、光の被検出物体74,7
5,76への照射エリアも当然に小さくなるので、その
照射エリアにおける被検出物体74,75,76の表面
形状の影響を受けやすくなり、特に、この照射エリア内
に被検出物体74,75,76の貫通穴などが配設され
てしまった場合には、受光信号の光量レベル比が大きく
変動してしまい、これにより被検出物体74,75,7
6があるにも拘わらず物体無しと誤判断してしまう。
【0008】そこで、この発明は以上のような課題を解
決するためになされたもので、検出対象エリア外の被検
出物体ではない物体の誤検出を防止しつつも、被検出物
体の表面形状の影響を受け難い物体検出センサを得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る物体検出
センサは、所定の受光方向からの光を受光し、その受光
光の光量レベル情報を含む受光信号を出力する受光手段
と、上記受光方向と重なる部分を有して光を照射する2
個以上の光源と、上記2個以上の光源を時分割にて発光
させ、各光源毎の受光信号を受光手段から出力させる制
御手段と、各光源毎の受光信号の光量レベル比に基づい
て物体の有無を判断し、検出信号を出力する判定手段と
を備えるものである。
【0010】この発明に係る物体検出センサは、判定手
段が、受光信号の光量レベル比が物体の検出範囲に応じ
た受光信号の光量レベル比の範囲内にあるか否かに基づ
いて物体の有無を判断するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による物
体検出センサの構成を示すブロック図である。図におい
て、1は第一発光ダイオード(光源)、2は第一発光ダ
イオード1に発光電流を供給する第一駆動回路、3は第
二発光ダイオード(光源)、4は第二発光ダイオード3
に発光電流を供給する第二駆動回路、5は所定の受光方
向からの光を受光し、受光光量の光レベルに応じたレベ
ルの受光信号を出力するフォトダイオード(受光手
段)、6は受光信号を増幅するアンプ、7は増幅後の受
光信号をサンプル−ホールドするサンプル−ホールド回
路、8は第一駆動回路2および第二駆動回路4に対して
発光制御信号を出力するとともに、サンプル−ホールド
後の受光信号が入力され、この受光信号に基づいて物体
の有無を判定する制御回路(制御手段、判定手段)、9
は物体検出に応じて点灯する出力表示ダイオード、10
は正常な検出状態にある場合に点灯する検出状態表示ダ
イオード、11は設定モードと実行モードとを切り替え
るスイッチ、12は制御回路8において物体有りの判定
時に検出信号を出力するオープンコレクタトランジス
タ、13は検出信号を出力する出力端子である。
【0012】図2(a)はこの発明の実施の形態1によ
る物体検出センサの2つの発光ダイオード1,3とフォ
トダイオード5との相対位置関係を示す模式図である。
図において、14は投光レンズ、15は受光レンズ、1
6は投光レンズ14を介して照射される第一発光ダイオ
ード1の拡散光、17は投光レンズ14を介して照射さ
れる第二発光ダイオード3の拡散光、18はフォトダイ
オード5の受光方向である。また、図2(b)はこの発
明の実施の形態1によるフォトダイオード5の検出特性
を示す特性図である。図において、横軸は被検出物体ま
での距離、縦軸は受光光量レベル、19は第一発光ダイ
オード1の受光光量特性曲線、20は第二発光ダイオー
ド3の受光光量特性曲線である。
【0013】なお、この受光光量特性曲線19,20が
第一発光ダイオード1の拡散光16と受光方向18との
重なり量や第二発光ダイオード3の拡散光17と受光方
向18との重なり量と比例しないのは発光ダイオード
1,3がその光軸において光強度が最も強く、その周囲
に行くにつれて光強度が低下するためである。
【0014】図3はこの発明の実施の形態1による被検
出物体までの距離に応じた物体の反射状況の変化を説明
するための説明図である。図において、(a)は図2に
おいてフォトダイオード5に最も近い地点aにおける反
射状況、(b)は地点bにおける反射状況、(c)は図
2においてフォトダイオード5に最も遠い地点cにおけ
る反射状況、21,22,23はそれぞれ各地点におい
てフォトダイオード5に散乱光が受光される受光スポッ
ト、24,25,26はそれぞれ各地点において第一発
光ダイオード1により投光される第一投光スポット、2
7,28,29はそれぞれ各地点において第二発光ダイ
オード3により投光される第二投光スポットである。
【0015】また、図4はこの発明の実施の形態1によ
る上記各地点a,b,cにおける受光スポット21,2
2,23内の投光光強度を示す説明図である。図におい
て、30,31,32はそれぞれ各地点において第一発
光ダイオード1による光強度、33,34,35はそれ
ぞれ各地点において第二発光ダイオード3による光強度
である。
【0016】そして、これら3つの地点における例のよ
うに、各投光スポット24,25,26,27,28,
29の最も明るい中心位置は距離に応じて受光スポット
21,22,23に対して相対的に移動し、また、強度
が距離の二乗に反比例して低下する。その結果、各発光
ダイオード1,3による検出特性は図2(b)に示すよ
うな検出特性となる。
【0017】図5はこの発明の実施の形態1による制御
回路8やサンプル−ホールド回路7における動作を示す
タイミングチャートである。図において、LED1は第
一駆動回路2への発光制御信号、LED2は第二駆動回
路4への発光制御信号、AMPは増幅後の受光信号、S
AMPLE&HOLDはサンプル−ホールド後の受光信
号、DATA1は第一発光ダイオード1の拡散光16に
基づく受光信号データ、DATA2は第二発光ダイオー
ド3の拡散光17に基づく受光信号データである。同図
に示すように、この実施の形態1では制御回路8は各駆
動回路2,4に交互に発光制御信号を出力し、サンプル
−ホールド回路7はこの発光制御信号と同期して増幅後
の受光信号をサンプル−ホールドする。
【0018】図6はこの発明の実施の形態1による制御
回路8の物体有無判定動作を示すフローチャートであ
る。図において、ST1はDATA1およびDATA2
がともに所定の判定可能基準レベルK以上であるか否か
を判断する処理開始判断ステップであり、ST2は出力
表示ダイオード9および検出状態表示ダイオード10を
消灯するとともに出力端子13からの検出信号出力を停
止する無処理ステップである。ST3は検出状態表示ダ
イオード10を点灯する検出点灯ステップであり、ST
4は下記式1に基づいて受光信号の光量レベル比Dを演
算する光量レベル比演算ステップであり、ST5はこの
受光信号の光量レベル比Dが所定の閾値Drefよりも
大きいか否かを判定する検出判定ステップであり、ST
6は出力表示ダイオード9を点灯すると共に出力端子1
3から検出信号を出力させる検出処理ステップであり、
ST7は出力表示ダイオード9を消灯すると共に出力端
子13からの検出信号出力を停止させる検出終了処理ス
テップである。
【0019】D=DATA1/DATA2 ・・・式1
【0020】図7はこの発明の実施の形態1による閾値
設定状態を説明する受光信号の光量レベル比特性図であ
る。図において、横軸は被検出物体までの距離、縦軸は
受光信号の光量レベル比D、36は受光信号の光量レベ
ル比特性曲線、37は検出対象エリアの境界位置、38
はこの境界位置37における受光信号の光量レベル比D
と同じ大きさを有する閾値Drefである。このように
閾値Drefを設定することにより、検出対象エリア内
の物体有無を判定することができる。
【0021】図8および図9はこの発明の実施の形態1
による物体検出センサを物流システムに適用した応用例
(一例)を示す説明図である。図において、39はコン
ベア、40はこのコンベア39により搬送される被検出
物体、41は物体検出センサ、42は検出対象エリアの
後方に位置する白壁、43は被検出物体40の受光スポ
ット22内に位置する貫通穴、44は閾値設定板であ
る。そして、同図に示すように、例えばコンベア39が
図7の地点aと地点eとの間にあるとした場合、その地
点eの位置に閾値設定板44を仮設して閾値Drefを
設定する。
【0022】このように閾値Drefを地点e(検出対
象エリアの境界位置37)の受光信号の光量レベル比D
に設定することにより、その後方に反射率の高い白壁4
2が存在したとしても、それを被検出物体40として誤
検知してしまうことはない。また、第一発光ダイオード
1および第二発光ダイオード3は拡散光16,17を照
射するので、受光スポット22も大きく確保することが
でき、被検出物体40に貫通穴43が存在し、それが受
光スポット22内に位置したとしても、それにより被検
出物体40が無いと誤判定してしまうこともない。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、所定の受光方向からの光を受光し、その受光光の光
量レベル情報を含む受光信号を出力するフォトダイオー
ド(受光手段)5と、光の照射方向が上記受光方向と重
なるように光を照射する第一発光ダイオード(光源)1
と、この第一発光ダイオード1とは異なる区間において
上記受光方向と重なるように光を照射する第二発光ダイ
オード(光源)3と、上記2つの発光ダイオード1,3
を時分割にて1つずつ発光させ、各発光ダイオード1,
3毎の受光信号をフォトダイオード5から出力させると
ともに、各発光ダイオード1,3毎の受光信号の光量レ
ベル比Dに基づいて物体の有無を判断し、検出信号を出
力する制御回路(制御手段、判定手段)8とを備えるの
で、異なる位置に配設された第一発光ダイオード1の散
乱光と第二発光ダイオード3との散乱光の光量レベル比
に基づいて被検出物体の有無およびその被検出物体まで
の距離(相対位置)を判断している。
【0024】このような検出原理なので被検出物体上の
各スポット径は大きく確保されており、被検出物体の表
面形状の影響を受け難い。故に、例えば被検出物体に貫
通穴などが形成されて受光光の光量レベル自体が大きく
変動してしまったとしても、それらの比である受光信号
の光量レベル比においては殆ど変動が生じなくなるの
で、被検出物体があるにも拘わらず物体無しと誤判断し
てしまうことはなくなる効果がある。
【0025】更に、被検出物体上のスポット径を大きく
確保しているので、第一発光ダイオード1や第二発光ダ
イオード3、フォトダイオード5の光軸が若干ずれたと
しても第一発光ダイオード1や第二発光ダイオード3の
光の被検出物体による散乱光をフォトダイオード5に受
光させることができ、従来のように平行光や収束光を使
用する場合のように微妙な光軸調整をしなくとも使用す
ることができる効果がある。
【0026】実施の形態2.図10はこの発明の実施の
形態2による物体検出センサの3つの発光ダイオードと
フォトダイオード5との相対位置関係を示す模式図であ
る。図において、45は第一発光ダイオード(光源)、
46は第一投光レンズ、47は第一投光レンズ46を介
して照射される第一発光ダイオード45の拡散光、48
は第二発光ダイオード(光源)、49は第二投光レン
ズ、50は第二投光レンズ49を介して照射される第二
発光ダイオード48の拡散光、51は第三発光ダイオー
ド(光源)、52は第三投光レンズ、53は第三投光レ
ンズ52を介して照射される第三発光ダイオード51の
拡散光である。
【0027】そして、第一発光ダイオード45の拡散光
47に基づく受光信号データをDATA1、第二発光ダ
イオード48の拡散光50に基づく受光信号データをD
ATA2、第三発光ダイオード51の拡散光53に基づ
く受光信号データをDATA3とした場合、制御回路8
は、地点aから地点bまでの区間はDATA1とDAT
A2とに基づいて除算演算を行なって物体有無判定を実
行し、地点bから地点cまでの区間はDATA2とDA
TA3とに基づいて除算演算を行なって物体有無判定を
実行する。これ以外の構成および動作は実施の形態1と
同様であり説明を省略する。
【0028】このように、3つ以上の発光ダイオード4
5,48,51を用いて移動物体の検出対象エリアをカ
バーするように構成することにより、各組の発光ダイオ
ード(45と48,48と51)の受光信号の光量レベ
ル比Dの傾きを維持しつつ広い検出対象エリア(地点a
から地点c)に渡って物体の検出が可能となり、S/N
比を維持しながら広いエリアの検出が可能となる。
【0029】実施の形態3.図11はこの発明の実施の
形態3による物体検出センサの2つの発光ダイオードと
フォトダイオードとの相対位置関係を示す模式図であ
る。図において、54は第一発光ダイオード、55は第
二発光ダイオード、56はフォトダイオード、57,5
8,59,60はそれぞれ各地点a,b,c,eにおい
て第一発光ダイオード54により投光される第一投光ス
ポット、61,62,63,64はそれぞれ各地点a,
b,c,eにおいて第二発光ダイオード55により投光
される第二投光スポット、65,66,67,68はそ
れぞれ各地点a,b,c,eにおいて受光スポットであ
る。これ以外の構成および動作は実施の形態1と同様で
あり説明を省略する。
【0030】このように、2つの発光ダイオード54,
55とフォトダイオード56とを一直線上に配列しなく
とも、検出対象エリア内の物体の有無を検出することが
できる。
【0031】なお、図11の地点cでは、第一発光ダイ
オード54の拡散光に基づく受光レベルが「0」となっ
てしまうが、このような場合であっても、処理開始判断
ステップST1において検出対象エリア外と判定される
ので、正常に動作することかできる。
【0032】実施の形態4.図12はこの発明の実施の
形態4による制御回路の物体有無判定動作を示すフロー
チャートである。図において、ST8は受光信号の光量
レベル比Dが近傍閾値Dref1よりも小さく且つ遠方
閾値Dref2よりも大きいか否かを判定する検出判定
ステップであり、ST9は受光信号の光量レベル比Dが
近傍閾値Dref1以上であるか否かを判定する第二検
出判定ステップであり、ST10は出力表示ダイオード
9を消灯すると共に出力端子13からの検出信号出力を
停止させ、更に警告アラームを作動させる第二検出終了
処理ステップである。
【0033】図13はこの発明の実施の形態4による物
体検出センサ41を物流システムに適用した応用例(一
例)を示す説明図である。そして、同図に示すように、
例えばコンベア39が図7の地点aの位置に閾値設定板
44を配設して近傍閾値Dref1を設定し、また、白
壁42の受光信号の光量レベル比Dbackに「1.
1」を乗算した値を遠方閾値Dref2として設定す
る。これ以外の構成および動作は実施の形態1と同様で
あり説明を省略する。
【0034】このように遠方閾値Dref2を背景たる
白壁42の受光信号の光量レベル比Dを基に設定するこ
とにより、設置環境において検出対象エリア外に位置す
る背景を被検出物体40として誤認してしまうことを確
実に防止することができる。
【0035】また、遠方閾値Dref2とともに近傍閾
値Dref1をも設定しているので、図14に示すよう
に、物体検出センサ41とコンベア39との間に人69
などが進入したとしても、それを誤って被検出物体40
として誤認してしまうことはなく、しかも、第二検出終
了処理ステップST10において警告を発することがで
き、コンベア39上の被検出物体40の検出能力を損な
うこと無く、光学的検出において問題となる光学経路上
の障害物を効果的に区別し、また、検出状態を維持させ
ることができる。
【0036】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、制御回路8が、受光信号の光量レベル比Dが物体の
検出範囲に応じた受信信号の光量レベル比の範囲(Dr
ef1〜Dref2)内にあるか否かに基づいて物体4
0の有無を判断するので、検出対象エリア内の物体40
と検出対象エリア外の物体(人69)とを区別して、検
出対象エリア内の物体40のみに基づいて検出信号を出
力することができる効果がある。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、所定
の受光方向からの光を受光し、その受光光の光量レベル
情報を含む受光信号を出力する受光手段と、光の照射方
向が互いに異なる区間において上記受光方向と重なるよ
うに光を照射する2個以上の光源と、上記2個以上の光
源を時分割にて発光させ、各光源毎の受光信号を受光手
段から出力させる制御手段と、各光源毎の受光信号の光
量レベル比に基づいて物体の有無を判断し、検出信号を
出力する判定手段とを備え、異なる位置に配設された各
光源の散乱光の光量レベル比に基づいて被検出物体の有
無およびその被検出物体までの距離(相対位置)を判断
している。
【0038】そして、このような検出原理であるので、
光源から照射される光を拡散光としても、検出位置のS
/N比(精度)を確保することができる。従って、拡散
光を使用して被検出物体上のスポット径を大きく確保す
ることができるので、被検出物体の表面形状の影響を受
け難くなり、特に、被検出物体に貫通穴などが形成され
て受光光の光量レベル自体が大きく変動してしまったと
しても、それらの比である受光信号の光量レベル比にお
いては殆ど変動が生じなくなるので、被検出物体がある
にも拘わらず物体無しと誤判断してしまうことはなくな
る効果がある。
【0039】また、被検出物体上のスポット径を大きく
確保することができるので、各光源や受光手段の光軸が
若干ずれたとしても各光源の光の被検出物体による散乱
光を受光手段に受光させることができ、従来のように平
行光や収束光を使用する場合のように微妙な光軸調整を
しなくとも使用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による物体検出センサ
の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1による物体検出センサ
の2つの発光ダイオード1,3とフォトダイオード5と
の相対位置関係を示す模式図(a)、ならびに、フォト
ダイオード5の検出特性を示す特性図(b)である。
【図3】この発明の実施の形態1による被検出物体まで
の距離に応じた物体の反射状況の変化を説明するための
説明図である。
【図4】この発明の実施の形態1による上記各地点a,
b,cにおける受光スポット内の投光光強度を示す説明
図である。
【図5】この発明の実施の形態1による制御回路やサン
プル−ホールド回路における動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図6】この発明の実施の形態1による制御回路の物体
有無判定動作を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態1による閾値設定状態を
説明する受光信号の光量レベル比特性図である。
【図8】この発明の実施の形態1による物体検出センサ
を物流システムに適用した応用例(一例)を示す説明図
である。
【図9】この発明の実施の形態1による物体検出センサ
を物流システムに適用した応用例(一例)を示す説明図
である。
【図10】この発明の実施の形態2による物体検出セン
サの3つの発光ダイオードとフォトダイオードとの相対
位置関係を示す模式図である。
【図11】この発明の実施の形態3による物体検出セン
サの2つの発光ダイオードとフォトダイオードとの相対
位置関係を示す模式図である。
【図12】この発明の実施の形態4による制御回路の物
体有無判定動作を示すフローチャートである。
【図13】この発明の実施の形態4による物体検出セン
サを物流システムに適用した応用例(一例)を示す説明
図である。
【図14】この発明の実施の形態4による物体検出セン
サにおいて、光学経路上の障害物を区別する状態を説明
する説明図である。
【図15】従来の反射型の物体検出センサおよび周辺部
分を示す構成図である。
【符号の説明】
1,45,54 第一発光ダイオード(光源) 3,48,55 第二発光ダイオード(光源) 5,56 フォトダイオード(受光手段) 8 制御回路(制御手段、判定手段) 51 第三発光ダイオード(光源)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の受光方向からの光を受光し、その
    受光光の光量レベル情報を含む受光信号を出力する受光
    手段と、 上記受光方向と重なる部分を有して光を照射する2個以
    上の光源と、 上記2個以上の光源を時分割にて発光させ、各光源毎の
    受光信号を受光手段から出力させる制御手段と、 各光源毎の受光信号の光量レベル比に基づいて物体の有
    無を判断し、検出信号を出力する判定手段とを備えたこ
    とを特徴とする物体検出センサ。
  2. 【請求項2】 判定手段は、受光信号の光量レベル比が
    物体の検出範囲に応じた受光信号の光量レベル比の範囲
    内にあるか否かに基づいて物体の有無を判断することを
    特徴とする請求項1記載の物体検出センサ。
JP11004401A 1999-01-11 1999-01-11 物体検出センサ Pending JP2000208012A (ja)

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