JP2000208248A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JP2000208248A JP2000208248A JP11007648A JP764899A JP2000208248A JP 2000208248 A JP2000208248 A JP 2000208248A JP 11007648 A JP11007648 A JP 11007648A JP 764899 A JP764899 A JP 764899A JP 2000208248 A JP2000208248 A JP 2000208248A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- heated
- heating
- mounting table
- heating chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は高周波加熱装置に関するものであ
り、被加熱物である食品を加熱するとき、中心部と外周
部に加熱の温度差が出にくく、均一な加熱をすることで
ある。 【解決手段】 加熱室11に高周波を導入するマグネト
ロン13と、加熱室11内には被加熱物載置台18を着
脱自在に設け、この被加熱物載置台18の表面には凸状
突起19を有する形状とし、裏面には低誘電率材料によ
って構成した電波集中体21を設ける。この構成によ
り、誘電体による電波集中体21に電波が集中すること
により、食品20の中央部がよく加熱され、周囲からの
加熱と相まって均一に加熱することができ、凸状突起1
9により食品20は持ち上がっているので、食品から出
る汁などが食品に付着せず、出来映え良く加熱できる。
り、被加熱物である食品を加熱するとき、中心部と外周
部に加熱の温度差が出にくく、均一な加熱をすることで
ある。 【解決手段】 加熱室11に高周波を導入するマグネト
ロン13と、加熱室11内には被加熱物載置台18を着
脱自在に設け、この被加熱物載置台18の表面には凸状
突起19を有する形状とし、裏面には低誘電率材料によ
って構成した電波集中体21を設ける。この構成によ
り、誘電体による電波集中体21に電波が集中すること
により、食品20の中央部がよく加熱され、周囲からの
加熱と相まって均一に加熱することができ、凸状突起1
9により食品20は持ち上がっているので、食品から出
る汁などが食品に付着せず、出来映え良く加熱できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジなどの高
周波加熱装置に関する。
周波加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は従来の高周波加熱装置
の技術を示す。以下図面とともに従来例について説明す
る。
の技術を示す。以下図面とともに従来例について説明す
る。
【0003】図6に示すように加熱室1には導波管2を
設けている。導波管2に設けたマグネトロン3からの電
波は導波管2を通って開口4から加熱室1内に照射され
る。加熱室1の上部の電波攪拌羽根5により、加熱室1
内の電波を均一にする。6は電波攪拌羽根5の駆動用の
モータである。加熱室1の側面には棚7を設け、低誘電
率材料よりなる載置台8を保持している。載置台8の上
には被加熱物である食品9を載置し、食品9はマグネト
ロン3からの電波で高周波加熱される。
設けている。導波管2に設けたマグネトロン3からの電
波は導波管2を通って開口4から加熱室1内に照射され
る。加熱室1の上部の電波攪拌羽根5により、加熱室1
内の電波を均一にする。6は電波攪拌羽根5の駆動用の
モータである。加熱室1の側面には棚7を設け、低誘電
率材料よりなる載置台8を保持している。載置台8の上
には被加熱物である食品9を載置し、食品9はマグネト
ロン3からの電波で高周波加熱される。
【0004】図7は載置台8の上の食品9が高周波加熱
されている状態を示す。実線の矢印は食品9に加わる電
波の状態を模式的に示したものである。電波は食品9の
上下などの外周面から食品の内部に浸透する。電波は先
ず食品の表面を高周波加熱するので、この表面部分から
ある程度減衰しながら食品の内部に向かう。
されている状態を示す。実線の矢印は食品9に加わる電
波の状態を模式的に示したものである。電波は食品9の
上下などの外周面から食品の内部に浸透する。電波は先
ず食品の表面を高周波加熱するので、この表面部分から
ある程度減衰しながら食品の内部に向かう。
【0005】図7に示すように食品の量が多く厚みを有
する場合は、食品の内部に向かう電波の強度が弱くな
り、食品の表面に比べて内部は加熱されにくくなる。斜
線は食品の加熱の状態を示し、食品の外周部が内部より
もより高い温度に加熱されている状態を示している。
する場合は、食品の内部に向かう電波の強度が弱くな
り、食品の表面に比べて内部は加熱されにくくなる。斜
線は食品の加熱の状態を示し、食品の外周部が内部より
もより高い温度に加熱されている状態を示している。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成においては、食品の重量が重く、しかも
大きな塊のような形状をしている被加熱物の場合は、前
述のような理由により、どうしても食品の外周部の方が
加熱されやすく、食品の中央部や内部は加熱されにくく
生の状態が残ることになり、均一な加熱をすることが困
難であった。特に食品の温度をマイナス温度に保存して
いる冷凍食品の場合は、食品の表面部から加熱され、解
凍が進むと表面部の溶けた水に電波がより吸収されやす
いので、加熱むらはより顕著になり、均一な解凍加熱は
困難であった。
うな従来の構成においては、食品の重量が重く、しかも
大きな塊のような形状をしている被加熱物の場合は、前
述のような理由により、どうしても食品の外周部の方が
加熱されやすく、食品の中央部や内部は加熱されにくく
生の状態が残ることになり、均一な加熱をすることが困
難であった。特に食品の温度をマイナス温度に保存して
いる冷凍食品の場合は、食品の表面部から加熱され、解
凍が進むと表面部の溶けた水に電波がより吸収されやす
いので、加熱むらはより顕著になり、均一な解凍加熱は
困難であった。
【0007】またこのような大きな食品を均一に加熱す
るために、加熱室内における電波の強度を変え、意識的
に加熱室の中央部などのように、食品の中央部に当たる
部分の電界強度を強くするような電波の照射状態に構成
することによって、均一加熱状態を得ることも行われて
いた。
るために、加熱室内における電波の強度を変え、意識的
に加熱室の中央部などのように、食品の中央部に当たる
部分の電界強度を強くするような電波の照射状態に構成
することによって、均一加熱状態を得ることも行われて
いた。
【0008】しかしながら、食品を複数個加熱するよう
な場合は、食品の中央部と加熱室内の電波の強い位置が
必ずしも一致せず、食品の形、食品の数が変わった場合
に、それぞれどの食品にも均一な加熱を行うことは出来
なかった。
な場合は、食品の中央部と加熱室内の電波の強い位置が
必ずしも一致せず、食品の形、食品の数が変わった場合
に、それぞれどの食品にも均一な加熱を行うことは出来
なかった。
【0009】このように従来の高周波加熱装置による
と、食品の大きさ、形が変わった場合に加熱の状態が変
わり、全ての食品を均一に加熱することはできなかっ
た。特に大きな塊のような食品の場合には、中心部が加
熱されにくいという欠点を有していた。これは食品の電
波の吸収状態の違いによって起きる問題であるので、電
波の攪拌の構成や、食品自体を回転するターンテーブル
の構成だけで解決することは極めて困難である。
と、食品の大きさ、形が変わった場合に加熱の状態が変
わり、全ての食品を均一に加熱することはできなかっ
た。特に大きな塊のような食品の場合には、中心部が加
熱されにくいという欠点を有していた。これは食品の電
波の吸収状態の違いによって起きる問題であるので、電
波の攪拌の構成や、食品自体を回転するターンテーブル
の構成だけで解決することは極めて困難である。
【0010】本発明は前記課題を解決するもので、電波
集中体によって食品の中央部に電波を集中させ、食品の
外周部と内部の発熱状態を均一にすることにより、食品
全体を均一に加熱することができる加熱性能の良い高周
波加熱装置を提供することを目的とする。
集中体によって食品の中央部に電波を集中させ、食品の
外周部と内部の発熱状態を均一にすることにより、食品
全体を均一に加熱することができる加熱性能の良い高周
波加熱装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、加熱室内に低誘電率材料によって構成した
被加熱物載置台を着脱自在に設け、被加熱物載置台の表
面は凸状突起を有する形状とし、裏面には電波集中体を
設けたものである。そして被加熱物載置台の裏面の外周
部には電波集中体の厚みより高い寸法の枠を設けたもの
である。
するために、加熱室内に低誘電率材料によって構成した
被加熱物載置台を着脱自在に設け、被加熱物載置台の表
面は凸状突起を有する形状とし、裏面には電波集中体を
設けたものである。そして被加熱物載置台の裏面の外周
部には電波集中体の厚みより高い寸法の枠を設けたもの
である。
【0012】また被加熱物載置台の表面は線状の複数本
の凸状突起を有する形状としたものであり、さらに凸状
突起は前記被加熱物載置台の前記加熱室内への出し入れ
方向と直角方向としたものである。
の凸状突起を有する形状としたものであり、さらに凸状
突起は前記被加熱物載置台の前記加熱室内への出し入れ
方向と直角方向としたものである。
【0013】上記発明によれば、食品を被加熱物載置台
に載せたときに、食品は被加熱物載置台の凸状突起で支
えられ、加熱中に食品から出た汁や脂など凹部へ逃げ、
食品がベトベトに濡れたりすることが防止できる。また
食品の底部には電波集中体が位置することになり、誘電
体には電波が引き寄せられる性質を有するので、誘電体
の付近の電界強度が他の部分より高くなり、電波集中体
付近の食品が他の部分の食品より加熱されることにな
る。これにより食品の中央部が周辺部分よりも多く加熱
されるので、食品の周辺部分と、中央部は結果的に同じ
ように温度上昇することになり、食品全体が均一な加熱
をする。
に載せたときに、食品は被加熱物載置台の凸状突起で支
えられ、加熱中に食品から出た汁や脂など凹部へ逃げ、
食品がベトベトに濡れたりすることが防止できる。また
食品の底部には電波集中体が位置することになり、誘電
体には電波が引き寄せられる性質を有するので、誘電体
の付近の電界強度が他の部分より高くなり、電波集中体
付近の食品が他の部分の食品より加熱されることにな
る。これにより食品の中央部が周辺部分よりも多く加熱
されるので、食品の周辺部分と、中央部は結果的に同じ
ように温度上昇することになり、食品全体が均一な加熱
をする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は加熱室と、この加熱室に
結合された高周波発生手段と、加熱室内には低誘電率材
料によって構成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、
被加熱物載置台の表面は凸状突起を有する形状とし、被
加熱物載置台の裏面には単独または複数個の電波集中体
を設けたものである。
結合された高周波発生手段と、加熱室内には低誘電率材
料によって構成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、
被加熱物載置台の表面は凸状突起を有する形状とし、被
加熱物載置台の裏面には単独または複数個の電波集中体
を設けたものである。
【0015】そして食品を被加熱物載置台に載せたとき
に、食品は被加熱物載置台の凸状突起で支えられ、加熱
中に食品から出た汁や脂などは凹部へ逃げ、食品がベト
ベトに濡れたりすることが防止できる。また食品の底部
には電波集中体が位置する。電波集中体を構成する誘電
体には、電波が引き寄せられる性質を有するので、誘電
体の付近の電界強度が他の部分より高くなり、電波集中
体付近の食品が他の部分の食品より加熱されることにな
る。すなわち食品の中央部が周辺部分によりも多く加熱
されるので、食品の周辺部分と中央部は結果的に同じよ
うに温度上昇することになり、食品全体が均一な加熱を
する。
に、食品は被加熱物載置台の凸状突起で支えられ、加熱
中に食品から出た汁や脂などは凹部へ逃げ、食品がベト
ベトに濡れたりすることが防止できる。また食品の底部
には電波集中体が位置する。電波集中体を構成する誘電
体には、電波が引き寄せられる性質を有するので、誘電
体の付近の電界強度が他の部分より高くなり、電波集中
体付近の食品が他の部分の食品より加熱されることにな
る。すなわち食品の中央部が周辺部分によりも多く加熱
されるので、食品の周辺部分と中央部は結果的に同じよ
うに温度上昇することになり、食品全体が均一な加熱を
する。
【0016】また加熱室と、この加熱室に結合された高
周波発生手段と、加熱室内には樹脂材料によって構成し
た被加熱物載置台を着脱自在に設け、被加熱物載置台の
表面は凸状突起を有する形状とし、被加熱物載置台の裏
面には単独または複数個の電波集中体を設け、被加熱物
載置台の裏面の外周部には電波集中体の厚みより高い寸
法の枠を設けたものである。
周波発生手段と、加熱室内には樹脂材料によって構成し
た被加熱物載置台を着脱自在に設け、被加熱物載置台の
表面は凸状突起を有する形状とし、被加熱物載置台の裏
面には単独または複数個の電波集中体を設け、被加熱物
載置台の裏面の外周部には電波集中体の厚みより高い寸
法の枠を設けたものである。
【0017】そして被加熱物載置台の裏面に設けた枠
は、被加熱物載置台を落下した時などに電波集中体に衝
撃が加わり破壊したりすることを防止する。
は、被加熱物載置台を落下した時などに電波集中体に衝
撃が加わり破壊したりすることを防止する。
【0018】また加熱室と、この加熱室に結合された高
周波発生手段と、加熱室内には低誘電率材料によって構
成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、被加熱物載置
台の表面は線状の複数本の凸状突起を有する形状とし、
被加熱物載置台の裏面には単独または複数個の電波集中
体を設けたものである。
周波発生手段と、加熱室内には低誘電率材料によって構
成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、被加熱物載置
台の表面は線状の複数本の凸状突起を有する形状とし、
被加熱物載置台の裏面には単独または複数個の電波集中
体を設けたものである。
【0019】そして被加熱物載置台の表面の突起を線状
の複数本の凸状突起形状にすることにより、突起に食品
かすなどが付着しても、突起と平行に拭くことにより簡
単に清掃することができる。
の複数本の凸状突起形状にすることにより、突起に食品
かすなどが付着しても、突起と平行に拭くことにより簡
単に清掃することができる。
【0020】また加熱室と、この加熱室に結合された高
周波発生手段と、加熱室内には低誘電率材料によって構
成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、被加熱物載置
台の表面は複数本の凸状突起を有する形状とし、凸状突
起は被加熱物載置台の加熱室内への出し入れ方向とし、
被加熱物載置台の裏面には単独または複数個の電波集中
体設けたものである。
周波発生手段と、加熱室内には低誘電率材料によって構
成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、被加熱物載置
台の表面は複数本の凸状突起を有する形状とし、凸状突
起は被加熱物載置台の加熱室内への出し入れ方向とし、
被加熱物載置台の裏面には単独または複数個の電波集中
体設けたものである。
【0021】そして凸状突起が食品の前後方向への滑り
を防止し、被加熱物載置台を加熱室内に出し入れすると
きに、食品が滑って移動することが防止でき、食品と電
波集中体との位置関係がずれることなく、この面からも
常に均一な加熱ができることになる。
を防止し、被加熱物載置台を加熱室内に出し入れすると
きに、食品が滑って移動することが防止でき、食品と電
波集中体との位置関係がずれることなく、この面からも
常に均一な加熱ができることになる。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例における高周波加熱装置
について図面とともに説明する。
について図面とともに説明する。
【0023】(実施例1)図1に示すように、加熱室1
1には高周波を導く導波管12を設け、この導波管12
には電波の発振管であるマグネトロン13を設ける。マ
グネトロン13からの電波は、開口14を通って加熱室
11内に照射される。加熱室11の上部に設けた電波撹
拌羽根15は、モータ16により回転駆動され電波を均
一に撹拌する。加熱室11の左右両側面の壁面に形成し
た棚17には、耐熱性の樹脂などの低誘電率材料で構成
した被加熱物載置台18を着脱自在に保持する。被加熱
物載置台18の表面には凸状突起を有する形状としてい
る。表面の凸状突起19の上には食品20を載置する。
そして被加熱物載置台18の裏面には略中央部分に樹
脂、ほう珪酸ガラス、結晶化ガラス、セラミックなどの
低誘電率の誘電体材料によって構成した電波集中体21
を設ける。図1では電波集中体21は略中央部分に1個
単独で設けた構成を示している。電波集中体21は、シ
リコンなどの耐熱性の接着剤により、被加熱物載置台1
8に接着固定している。
1には高周波を導く導波管12を設け、この導波管12
には電波の発振管であるマグネトロン13を設ける。マ
グネトロン13からの電波は、開口14を通って加熱室
11内に照射される。加熱室11の上部に設けた電波撹
拌羽根15は、モータ16により回転駆動され電波を均
一に撹拌する。加熱室11の左右両側面の壁面に形成し
た棚17には、耐熱性の樹脂などの低誘電率材料で構成
した被加熱物載置台18を着脱自在に保持する。被加熱
物載置台18の表面には凸状突起を有する形状としてい
る。表面の凸状突起19の上には食品20を載置する。
そして被加熱物載置台18の裏面には略中央部分に樹
脂、ほう珪酸ガラス、結晶化ガラス、セラミックなどの
低誘電率の誘電体材料によって構成した電波集中体21
を設ける。図1では電波集中体21は略中央部分に1個
単独で設けた構成を示している。電波集中体21は、シ
リコンなどの耐熱性の接着剤により、被加熱物載置台1
8に接着固定している。
【0024】図5は本施例の高周波加熱装置の加熱室内
で、食品22が高周波加熱されている状態を示す。実線
の矢印は食品22に加わる電波の状態を模式的に示した
ものである。被加熱物載置台18の中央部には低誘電率
の誘電体材料によって構成した電波集中体21を設けて
いる。誘電体には電波が引き寄せられる性質を有するの
で、誘電体付近の電界強度は他の部分よりも高くなる。
すなわち食品22の中央部が効果的に加熱されるので、
結果的には食品全体が均一に加熱されることになる。
で、食品22が高周波加熱されている状態を示す。実線
の矢印は食品22に加わる電波の状態を模式的に示した
ものである。被加熱物載置台18の中央部には低誘電率
の誘電体材料によって構成した電波集中体21を設けて
いる。誘電体には電波が引き寄せられる性質を有するの
で、誘電体付近の電界強度は他の部分よりも高くなる。
すなわち食品22の中央部が効果的に加熱されるので、
結果的には食品全体が均一に加熱されることになる。
【0025】斜線は食品の加熱の状態を示し、従来に比
べて食品の外周部と内部ともより均一に加熱されている
ことを示す。
べて食品の外周部と内部ともより均一に加熱されている
ことを示す。
【0026】特に食品温度をマイナス温度に保存してい
る冷凍食品の解凍加熱の場合は、食品の表面部から加熱
され、解凍が進むと解凍した表面部の水分に電波が吸収
されやすく、表面だけが解凍し、中央部が加熱されにく
いので解凍むらが発生しやすい。これに対して本実施例
によれば食品の中央部も十分に加熱されるので、むらの
ない均一な解凍加熱をすることができる。このように加
熱性能や解凍性能の調理性能の極めて高い高周波加熱装
置を実現できる。
る冷凍食品の解凍加熱の場合は、食品の表面部から加熱
され、解凍が進むと解凍した表面部の水分に電波が吸収
されやすく、表面だけが解凍し、中央部が加熱されにく
いので解凍むらが発生しやすい。これに対して本実施例
によれば食品の中央部も十分に加熱されるので、むらの
ない均一な解凍加熱をすることができる。このように加
熱性能や解凍性能の調理性能の極めて高い高周波加熱装
置を実現できる。
【0027】被加熱物載置台18の表面は凸状突起19
を有する形状としているので、食品22を被加熱物載置
台に載せたときに、食品は被加熱物載置台の凸部で支え
られ、加熱中に食品から出た汁や脂などのドリップは凹
部へ逃げ、食品に付着することを防止できる。これによ
り食品がベトベトに濡れたりすること無く、カリッとし
た良好な加熱の仕上がりが得られる。
を有する形状としているので、食品22を被加熱物載置
台に載せたときに、食品は被加熱物載置台の凸部で支え
られ、加熱中に食品から出た汁や脂などのドリップは凹
部へ逃げ、食品に付着することを防止できる。これによ
り食品がベトベトに濡れたりすること無く、カリッとし
た良好な加熱の仕上がりが得られる。
【0028】(実施例2)図2は本発明の実施例2の被
加熱物載置台を裏からみた斜視図である。図2において
被加熱物載置台23の裏面には電波集中体24を複数個
設けた構成を示し、4個設けている。これは4個の分散
した食品のそれぞれの載置位置に対応したもので、電波
集中体24はそれぞれの食品の中央部に電波を集中さ
せ、均一に加熱する。被加熱物載置台23の表面は凸状
突起を有する形状とし、被加熱物載置台23の裏面の外
周部には電波集中体の厚みより高い寸法の枠25を設け
た構成としている。これにより被加熱物載置台23を過
って落下したような場合にも、落下面には枠25が先に
当たり、直接電波集中体24にあたることがない。電波
集中体24をセラミックなどのように割れやすい材質で
構成したとしても、割れることがなく、耐久性の高い装
置を実現できる。
加熱物載置台を裏からみた斜視図である。図2において
被加熱物載置台23の裏面には電波集中体24を複数個
設けた構成を示し、4個設けている。これは4個の分散
した食品のそれぞれの載置位置に対応したもので、電波
集中体24はそれぞれの食品の中央部に電波を集中さ
せ、均一に加熱する。被加熱物載置台23の表面は凸状
突起を有する形状とし、被加熱物載置台23の裏面の外
周部には電波集中体の厚みより高い寸法の枠25を設け
た構成としている。これにより被加熱物載置台23を過
って落下したような場合にも、落下面には枠25が先に
当たり、直接電波集中体24にあたることがない。電波
集中体24をセラミックなどのように割れやすい材質で
構成したとしても、割れることがなく、耐久性の高い装
置を実現できる。
【0029】そして、被加熱物載置台をテーブルなどの
上に置く場合に、電波集中体がテーブルに当たることも
なく、枠がテーブルの上に先に安定して置けることにな
る。被加熱物載置台を加熱室内に設置する場合も枠がレ
ールの役割を果たし、電波集中体の貼り付けによりこの
部分が出っ張っていても、これに引っかかることもなく
スムーズに加熱室内に出し入れできる。
上に置く場合に、電波集中体がテーブルに当たることも
なく、枠がテーブルの上に先に安定して置けることにな
る。被加熱物載置台を加熱室内に設置する場合も枠がレ
ールの役割を果たし、電波集中体の貼り付けによりこの
部分が出っ張っていても、これに引っかかることもなく
スムーズに加熱室内に出し入れできる。
【0030】また枠は電波集中体を被加熱物載置台の裏
面に接着によって固定しようとするときに、位置決めの
ガイドの役割を果たす。例えば枠に収まるゲージのよう
な治具を用意すれば、このゲージを使って同じ位置に接
着固定することができる。
面に接着によって固定しようとするときに、位置決めの
ガイドの役割を果たす。例えば枠に収まるゲージのよう
な治具を用意すれば、このゲージを使って同じ位置に接
着固定することができる。
【0031】(実施例3)図3は本発明の実施例3の被
加熱物載置台を表からみた斜視図である。図3において
被加熱物載置台26の表面には線状の複数本の凸状突起
27を有する形状とし、被加熱物載置台26の裏面には
単独または複数個の電波集中体28を設けた構成として
いる。これにより被加熱物載置台26の上に載置した食
品は、凸状突起27により少し持ち上がった状態に保持
され、加熱時に食品から出る脂、ドリップなどは凸状突
起27の無い部分に溜まり、食品に付着されることがな
く、食品はベタつくことが無く加熱できる、凸状突起2
7は線状の形状にしているので、洗浄時は線の方向に沿
って拭き取ることにより、簡単に洗浄できる。
加熱物載置台を表からみた斜視図である。図3において
被加熱物載置台26の表面には線状の複数本の凸状突起
27を有する形状とし、被加熱物載置台26の裏面には
単独または複数個の電波集中体28を設けた構成として
いる。これにより被加熱物載置台26の上に載置した食
品は、凸状突起27により少し持ち上がった状態に保持
され、加熱時に食品から出る脂、ドリップなどは凸状突
起27の無い部分に溜まり、食品に付着されることがな
く、食品はベタつくことが無く加熱できる、凸状突起2
7は線状の形状にしているので、洗浄時は線の方向に沿
って拭き取ることにより、簡単に洗浄できる。
【0032】また、被加熱物載置台を樹脂材料によって
成型加工する場合には、凸状突起が補強リブの役目も果
たし、被加熱物載置台の強度を向上することにつなが
る。
成型加工する場合には、凸状突起が補強リブの役目も果
たし、被加熱物載置台の強度を向上することにつなが
る。
【0033】(実施例4)図4は本発明の実施例4の被
加熱物載置台を表からみた斜視図である。図4において
被加熱物載置台29の表面は線状の複数本の凸状突起3
0を有する形状とし、この凸状突起30は被加熱物載置
台29の加熱室内への出し入れ方向に対し直角方向と
し、被加熱物載置台29の裏面には単独または複数個の
電波集中体31を設けた構成としている。被加熱物載置
台29に載置した食品は、載置台を加熱室内に入れる動
作により前後方向に移動しようとする。特に冷凍食品の
場合は食品の表面が凍っているので大変滑りやすい。こ
のような場合に、加熱室への出し入れ方向に対して直角
方向、すなわち横方向に設けた凸状突起30が食品の移
動の障害物となり、食品が被加熱物載置台29上を滑る
ことを防止できる。
加熱物載置台を表からみた斜視図である。図4において
被加熱物載置台29の表面は線状の複数本の凸状突起3
0を有する形状とし、この凸状突起30は被加熱物載置
台29の加熱室内への出し入れ方向に対し直角方向と
し、被加熱物載置台29の裏面には単独または複数個の
電波集中体31を設けた構成としている。被加熱物載置
台29に載置した食品は、載置台を加熱室内に入れる動
作により前後方向に移動しようとする。特に冷凍食品の
場合は食品の表面が凍っているので大変滑りやすい。こ
のような場合に、加熱室への出し入れ方向に対して直角
方向、すなわち横方向に設けた凸状突起30が食品の移
動の障害物となり、食品が被加熱物載置台29上を滑る
ことを防止できる。
【0034】これにより食品と電波集中体31の位置ズ
レが無くなり、常に安定した電波集中体の効果が発揮さ
れ、均一加熱が実現できる。
レが無くなり、常に安定した電波集中体の効果が発揮さ
れ、均一加熱が実現できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の高周波加熱装置に
おいては、被加熱物載置台の裏面に低誘電率の誘電体材
料によって構成した電波集中体を設けているので、食品
の中央部が周辺部分よりもより強く加熱される。従来は
食品の中央部が電波が通りにくく、加熱されにくかった
のに対して、本発明によれば食品の中央部が効果的に加
熱されるので、結果的には食品全体が均一に加熱され
る。
おいては、被加熱物載置台の裏面に低誘電率の誘電体材
料によって構成した電波集中体を設けているので、食品
の中央部が周辺部分よりもより強く加熱される。従来は
食品の中央部が電波が通りにくく、加熱されにくかった
のに対して、本発明によれば食品の中央部が効果的に加
熱されるので、結果的には食品全体が均一に加熱され
る。
【0036】また電波集中体を被加熱物載置台の裏面に
設けているので、電波集中体の個数を変えたり、位置を
変えたり、大きな形状を変えることなどが自由自在にで
きるので、いろいろな食品に応じて最も適した電波集中
体を有する被加熱物載置台が、簡単に自由に実現でき
る。
設けているので、電波集中体の個数を変えたり、位置を
変えたり、大きな形状を変えることなどが自由自在にで
きるので、いろいろな食品に応じて最も適した電波集中
体を有する被加熱物載置台が、簡単に自由に実現でき
る。
【0037】加熱室に設ける電波攪拌装置など、食品に
対して電波を均一に照射し、均一加熱を行おうとする従
来の方法に比べて、加熱しようとする食品毎に電波を調
整できるので、より食品に適した良好な加熱が実現でき
る。
対して電波を均一に照射し、均一加熱を行おうとする従
来の方法に比べて、加熱しようとする食品毎に電波を調
整できるので、より食品に適した良好な加熱が実現でき
る。
【0038】さらに電波集中体をセラミック材料などの
誘電体材料で構成しているので、誘電体としての電波集
中体作用は有するが、電波による発熱は少なく、電波集
中体が高温に加熱されることはない。また電波の吸収が
少ないので加熱ロスもなく、殆どの電波が食品に吸収さ
れるので加熱効率も高い。
誘電体材料で構成しているので、誘電体としての電波集
中体作用は有するが、電波による発熱は少なく、電波集
中体が高温に加熱されることはない。また電波の吸収が
少ないので加熱ロスもなく、殆どの電波が食品に吸収さ
れるので加熱効率も高い。
【0039】このように本発明によれば簡単な構成によ
り、食品に合わせて解凍や加熱が均一にでき、極めて加
熱性能の良い、しかも実用性の高い高周波加熱装置を提
供することができる。
り、食品に合わせて解凍や加熱が均一にでき、極めて加
熱性能の良い、しかも実用性の高い高周波加熱装置を提
供することができる。
【図1】本発明の実施例1における高周波加熱装置の断
面図
面図
【図2】同実施例2における被加熱物載置台の斜視図
【図3】同実施例3における被加熱物載置台の斜視図
【図4】同実施例4における被加熱物載置台の斜視図
【図5】本発明の実施例全般における食品と電波の関係
を模式的に示す図
を模式的に示す図
【図6】従来の高周波加熱装置の断面図
【図7】同高周波加熱装置の食品と電波の関係を模式的
に示す図
に示す図
11 加熱室 13 マグネトロン 17 棚 18 被加熱物載置台 19 凸状突起 20 食品 21 電波集中体 25 枠
Claims (4)
- 【請求項1】加熱室と、前記加熱室に結合された高周波
発生手段と、前記加熱室内には低誘電率材料によって構
成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、前記被加熱物
載置台の表面は凸状突起を有する形状とし、前記被加熱
物載置台の裏面には単独または複数個の電波集中体を設
けた高周波加熱装置。 - 【請求項2】加熱室と、前記加熱室に結合された高周波
発生手段と、前記加熱室内には低誘電率材料によって構
成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、前記被加熱物
載置台の表面は凸状突起を有する形状とし、前記被加熱
物載置台の裏面には単独または複数個の電波集中体を設
け、前記被加熱物載置台の裏面の外周部には前記電波集
中体の厚みより高い寸法の枠を設けた構成の高周波加熱
装置。 - 【請求項3】加熱室と、前記加熱室に結合された高周波
発生手段と、前記加熱室内には低誘電率材料によって構
成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、前記被加熱物
載置台の表面は線状の複数本の凸状突起を有する形状と
し、前記被加熱物載置台の裏面には単独または複数個の
電波集中体を設けた高周波加熱装置。 - 【請求項4】加熱室と、前記加熱室に結合された高周波
発生手段と、前記加熱室内には低誘電率材料によって構
成した被加熱物載置台を着脱自在に設け、前記被加熱物
載置台の表面は線状の複数本の凸状突起を有する形状と
し、前記凸状突起は前記被加熱物載置台の前記加熱室内
への出し入れ方向に対し直角方向とし、前記被加熱物載
置台の裏面には単独または複数個の電波集中体を設けた
高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11007648A JP2000208248A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11007648A JP2000208248A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000208248A true JP2000208248A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11671653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11007648A Pending JP2000208248A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000208248A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7193194B2 (en) | 2002-01-31 | 2007-03-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-frequency heating apparatus |
| JP2014513875A (ja) * | 2011-01-25 | 2014-06-05 | フリーダム サイエンティフィック インコーポレイテッド | 電子拡大装置のための保持装置 |
| US9583024B2 (en) | 2006-02-10 | 2017-02-28 | Freedom Scientific, Inc. | Electronic magnification device |
| US9848107B2 (en) | 2006-02-10 | 2017-12-19 | Freedom Scientific, Inc. | Desktop electronic magnifier |
| JP2020185028A (ja) * | 2019-05-09 | 2020-11-19 | 株式会社丸善 | 餅用容器 |
-
1999
- 1999-01-14 JP JP11007648A patent/JP2000208248A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7193194B2 (en) | 2002-01-31 | 2007-03-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-frequency heating apparatus |
| US7304279B2 (en) | 2002-01-31 | 2007-12-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-frequency heating apparatus with browning function of food |
| US9583024B2 (en) | 2006-02-10 | 2017-02-28 | Freedom Scientific, Inc. | Electronic magnification device |
| US9818314B2 (en) | 2006-02-10 | 2017-11-14 | Freedom Scientific, Inc. | Lighting arrangement for magnification device |
| US9848107B2 (en) | 2006-02-10 | 2017-12-19 | Freedom Scientific, Inc. | Desktop electronic magnifier |
| JP2014513875A (ja) * | 2011-01-25 | 2014-06-05 | フリーダム サイエンティフィック インコーポレイテッド | 電子拡大装置のための保持装置 |
| JP2020185028A (ja) * | 2019-05-09 | 2020-11-19 | 株式会社丸善 | 餅用容器 |
| JP7274734B2 (ja) | 2019-05-09 | 2023-05-17 | 株式会社丸善 | 餅用容器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1589589B (zh) | 带有蒸汽发生功能的高频加热装置 | |
| JP5152971B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP4278502B2 (ja) | 高周波加熱調理器 | |
| WO2007148644A1 (ja) | マイクロ波加熱装置 | |
| JP2009156546A (ja) | 加熱調理器 | |
| JP2005143353A (ja) | 解凍方法 | |
| JP2000208248A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| WO2007026482A1 (ja) | 加熱調理器 | |
| JPH09280569A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| US8258436B2 (en) | Heating device | |
| CN1723367A (zh) | 加热烹调器 | |
| JP2004071216A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JP2864893B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH10228978A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JP2002280159A (ja) | 高周波加熱調理器 | |
| GB1582729A (en) | Microwave heating apparatus | |
| JP2000164342A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JP3623676B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| CN101404836B (zh) | 带有蒸汽发生功能的高频加热装置 | |
| JP2004044993A (ja) | 蒸気発生機能付き高周波加熱装置 | |
| JP3558041B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JP3123278B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS589891B2 (ja) | 加熱装置 | |
| JP3619044B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JP7607199B2 (ja) | 加熱調理器 |