JP2000208570A - ウェハ試験装置 - Google Patents

ウェハ試験装置

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JP2000208570A
JP2000208570A JP11008102A JP810299A JP2000208570A JP 2000208570 A JP2000208570 A JP 2000208570A JP 11008102 A JP11008102 A JP 11008102A JP 810299 A JP810299 A JP 810299A JP 2000208570 A JP2000208570 A JP 2000208570A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊なZif型コネクタを採用して、ウェハ
測定用ボードとプローブカードとを電気的に接続できる
ようにする。 【解決手段】 Zif型コネクタ106は、プローブカ
ード104に放射状に取り付けられるヘッダ107と、
ウェハ測定用ボードに取り付けられるリセプタクル10
8とで構成される。リセプタクル108は開閉レバー1
12を揺動して回転軸117を回転すると、内部の可動
接点が開閉し、リセプタクル108内に挿入されたヘッ
ダ107のヘッダ接点と接触または非接触状態となる。
プローブカード104中心を中心に回動自在に設けられ
たリング113を、回動して複数の開閉レバー112を
一斉に同方向に揺動させることにより、Zif型コネク
タヘッダ107とZif型コネクタリセプタクル108
の接続及び切り離しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゼロインサーショ
ンフォース型コネクタ(以下、単にZif型コネクタと
いう)を用いてウェハ測定用ボードとプローブカードと
を電気的に接続するウェハ試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、ウェハプローバ2
01にテストヘッド202を接続してウェーハWの良否
を判定するウェーハ測定装置では、テストヘッド202
側に取り付けるウェーハ測定用ボード203とウェハプ
ローバ201側に取り付けるプローブカード204と
を、これらの間に設けるインサートリング205の表裏
に突出したポゴコンタクトピン206にそれぞれ圧接す
ることにより、テストヘッド202内部のテスト回路2
07とプローブカード204とを電気的に接続してい
る。
【0003】従来、ウェハプローバ201側に取り付け
るプローブカード204は、ウェハプローバ201に設
けた係止部(図示せず)にプローブカード204を係合
することにより、インサートリング205裏面のポゴコ
ンタクトピン206に圧接していた。これに対してテス
トヘッド202側に取り付けるウェーハ測定用ボード2
03は、ウェーハ測定用ボード203をテストヘッド2
02で押圧することにより、インサートリング205表
面のポゴコンタクトピン206に圧接している。
【0004】ウェーハ測定用ボード203とプローブカ
ード204とを接続するにはポゴコンタクトピン206
の数が数千本と非常に多いため、プローブカード204
にあっては、ウェハプローバ201に設けた係止部によ
り、プローブカード204をインサートリング205側
に非常に大きな力で支承する必要があり、ウェーハ測定
用ボード203にあっては、テストヘッド202でウェ
ーハ測定用ボード203を非常に大きな力でウェハプロ
ーバ201側に押し下げる必要がある。
【0005】しかし数千本のポゴコンタクトピン206
を使用する従来の方式だと、次のようなデメリットがあ
る。 (1)プローブカードとポゴコンタクトピンの接触不良 ポゴコンタクトピン206とプローブカード204上の
電極パッドで点接触による接続方法を用いているため、
接触不良の可能性がある。 (2)空気中不純物によるポゴコンタクトピンの消耗 ポゴコンタクトピン206はむき出しのため、不純物が
付着したままストロークすることになって消耗しやす
い。 (3)ポゴコンタクトピン内部スプリングの劣化 使用回数が増えると可動部となる内部スプリングが劣化
していく。 (4)物理的な高精度接続設計及び嵌合調整 ポゴコンタクトピン206による接続は点接触であるた
め、高精度の位置合せが要求され、X,Y軸方向の高精
度設計が必要となる。またポゴコンタクトピン206
は、スプリング圧のばらつきがあるため、Z軸方向の高
精度設計と調整も必要となる。 (5)ポゴコンタクトピンの圧力に耐える各部の補強設
計 ポゴコンタクトピン1本の圧力が例えば70〜80gで
4000本とすると、全体のピン圧は約300kgにも
なり、補強設計が大掛かりになる。
【0006】そこで、ウェハ測定用ボード203とプロ
ーブカード204との接続に、ポゴコンタクトピン20
6のような圧接力が不要で、字義通り挿入力がゼロのコ
ネクタであるZif型コネクタを使うことが考えられ
る。
【0007】例えば実開平4−21881号公報では、
Zif型コネクタを使用してパフォーマンスボードとテ
ストヘッドとを接続することが記載されている。
【0008】上述した公報のZif型コネクタを例に取
ると、図11に示すように、Zif型コネクタは、細長
い角筒状のコネクタ本体401を有し、導電ピン402
が挿入される孔403の位置に、可動接点404と固定
接点405とが設けられる。操作板407をコネクタ本
体401の矢印で示す長手方向に移動させることによ
り、コネクタ本体401に設けた孔403から挿入され
た導電ピン402を、可動接点404と固定接点405
との間に挟んで接触状態とし、逆方向に移動させること
により非接触状態とするように構成されている。
【0009】60〜80ピンを有するZif型コネクタ
400を複数個一斉に操作するには、図12に示すよう
に、上記した操作板407の端部407Bに可動板50
0の板面に突設した突起501を係合させ、複数のコネ
クタ本体401の操作板407を可動板500を介して
連結する。開閉レバー502の回動操作によって偏心カ
ム503を回動操作し、この回動操作によって可動板5
00に突設したピン504が偏心カム503と係合し、
ピン504と偏心カム503との係合によって可動板5
00をコネクタ本体401の長手方向に進退できるよう
に装着して構成する。
【0010】このZif型コネクタをプローブカードと
ウェハ測定用ボードとの接続に使用できれば、電気的接
続端子数が増加しても、テストヘッド上へのウェハ測定
用ボードの装着がきわめて容易で、ウェハ測定用ボード
等を補強する必要がないという利点が得られるはずであ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な既存のZif型コネクタを使うと大型化するので、下
記に説明するように、領域に余裕のないプローブカード
にZif型コネクタを取り付けることができず、プロー
ブカードとウェハ測定用ボードとの接続には適用できな
い。
【0012】(1)大型化 操作板407の駆動機構上、Zif型コネクタを平行配
列にする必要がある。このため、円形のプローブカード
上になるべく多数のZif型コネクタを平行配列する必
要が生じる。それには、プローブカードを少なくとも2
つの領域に分け、操作板407が外方を向くように、各
領域に互いに背中合せにZif型コネクタ本体を配列し
て、両側に操作板407の駆動機構を設ける必要が生じ
る。そうすると、円形の上に四角形配列のZif型コネ
クタ群を配置し、さらに駆動機構を2台配置することに
なるため、デッドスペースが生じ、大型化が避けられな
い。なお、多数のZif型コネクタ本体を、プローブカ
ードの上に放射状に配列することも可能であるが、そう
すると各操作板端部を結ぶ線がリングとなり、リング配
列になった各操作板を一斉に径方向に移動させる機構を
実現することは困難である。すなわち従来構造のZif
型コネクタを単に小形化しただけでは、プローブカード
に対応できない。
【0013】(2)高精度の位置合せが必要 導電ピン402をZif型コネクタ本体401の孔40
3に挿入する従来方式だと、導電ピン402と孔403
との間で高精度の位置合せが必要となる。また、十分正
確な位置合せができていないと、導電ピン402の挿入
時に導電ピン402が孔403から外れてZif型コネ
クタ本体401に接触して、Zif型コネクタ本体40
1や導電ピン402などを損壊する。特に微細設計され
ているプローブカードでは、その可能性が大きい。
【0014】本発明の課題は、上述した従来技術の問題
点を解消して、プローブカードに適合するZif型コネ
クタを用いてウェハ測定用ボードとプローブカードとを
電気的に接続することが可能なウェハ試験装置を提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、ウェハ
プローバに装着されるプローブカードと、テストヘッド
に装着されるウェハ測定用ボードとの間を電気的に接続
してウェハの試験を行うウェハ試験装置において、前記
プローブカードと前記ウェハ測定用ボードとの間に、回
転運動によって複数の接点が一斉に開閉するZif型コ
ネクタを放射状に設けたことを特徴とするウェハ試験装
置である。
【0016】本発明によれば、回転運動によって複数の
接点が一斉に開閉するZif型コネクタを採用したの
で、このコネクタを円形のプローブカードに放射状に多
数個搭載すれば、1つの回転運動によって多数個のコネ
クタの全接点の一斉開閉が可能となる。また、ウェハ測
定用ボードとプローブカードとの間をZif型コネクタ
によって接続及び切離しを行う構造としたので、各部の
補強の必要がなくなり、装置を小形化できる。
【0017】第2の発明は、ウェハ試験のための信号を
発生するテストヘッドと、前記テストヘッドに装着され
て前記信号を伝達するウェハ測定用ボードと、前記ウェ
ハ測定用ボードを介して前記テストヘッドに接続される
ウェハプローバと、前記ウェハプローバに装着されて前
記ウェハ測定用ボードからの信号をウェハに印加する複
数のニードルを有するプローブカードと、前記プローブ
カードまたはウェハ測定用ボードのいずれか一方に放射
状に配列され、前記プローブカードの複数のニードルま
たは前記ウェハ測定用ボードの信号出力端子と電気的に
接続される複数のヘッダ接点を有するZif型コネクタ
の一方を構成するヘッダと、前記プローブカードまたは
ウェハ測定用ボードのいずれか他方に前記ヘッダの配列
に合わせて放射状に取り付けられ、前記テストヘッドと
前記ウェハプローバとの接続時に前記ヘッダと嵌合し
て、嵌合した前記ヘッダのヘッダ接点に開閉により接触
または非接触状態となる可動接点と、前記可動接点を回
転により開閉させる回転軸とを有するZif型コネクタ
の他方を構成するリセプタクルとを備える。
【0018】さらに、前記回転軸に取り付けられ、前記
回転軸を中心に揺動して前記回転軸を回転させる開閉レ
バーと、前記プローブカード中心に回動して前記開閉レ
バーを一斉に揺動させるリングと、前記リングを回動さ
せるアクチュエータとを備えたウェハ試験装置である。
前記可動接点の開閉状態を検出する必要があるが、それ
を確実に行うために、試験装置から前記プローブカード
までZif型コネクタを経由して電気的に試験するのが
好ましい。リングの回動は手動でも良いが、アクチュエ
ータによって自動で行うことが好ましい。
【0019】第2の発明を例えばプローブカードにZi
f型コネクタのヘッダを取り付け、ウェハ測定用ボード
にリセプタクルを取り付けた場合について説明すると、
ウェハプローバに対してテストヘッドを相対移動して接
続すると、プローブカードに取り付けたZif型コネク
タヘッダがウェハ測定用ボードに取り付けたZif型コ
ネクタリセプタクルに嵌合する。リングを回動して各リ
セプタクルに取り付けた開閉レバーを一斉に同一方向に
揺動して、各リセプタクルの回転軸を所定角度回転させ
る。この回転により、開いていた可動接点が閉じてヘッ
ダ接点に接触状態となる。これによりテストヘッドとウ
ェハプローバが電気的に接続される。
【0020】第2の発明によれば、開閉レバーの揺動に
より回転軸を回転させて可動接点を開閉するZif型コ
ネクタを使用し、放射状に配列したZif型コネクタの
可動接点をリングの回動によって一斉に開閉できるよう
にしたので、スペースに余裕のないプローブカードとウ
ェハ測定用ボードとの間をZif型コネクタで接続また
は切り離しできる。また、複数の開閉レバーを一斉に揺
動するリングを取り付けるだけの簡単な構造で、Zif
型コネクタをプローブカード上に多数配置しても、リン
グの回転によりワンタッチでZif型コネクタの接続、
切り離しが行える。
【0021】なお、Zif型コネクタのヘッダとリセプ
タクルとの取り付け場所を逆にしてもよいが、そうする
と、寸法がかなり大きくなることが予想される。また、
リセプタクルをプローブカードに搭載すると、パターン
の引き回しが長くなる。従って、従来のプローブカード
のパターンを生かしながらZif型コネクタを使うに
は、前記例示発明の方が好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明によるウェハ試験装
置の実施の形態を説明する。
【0023】図2に示すように、ウェハ試験装置は、ウ
ェハ試験のための信号を発生するIC用のテストヘッド
101と、テストヘッド101に接続されるウェハプロ
ーバ103とから主に構成される。テストヘッド101
には、これに実装されたテスト回路102から試験に必
要な信号を伝達するウェハ測定用ボード105が装着さ
れる。ウェハプローバ103には、ウェハ測定用ボード
105からの信号をウェハWに印加するために、表面に
多数の電極パッドを有し、裏面に前記電極パッドにつな
がれた多数の導電性のニードル109を有するプローブ
カード104が装着される。このウェハ測定用ボード1
05とプローブカード104との間は、Zif型コネク
タ106によって電気的に接続されてウェハWの試験を
行うようになっている。
【0024】Zif型コネクタ106は、ウェハプロー
バ103側のプローブカード104上に取り付けられる
複数のヘッダ107と、テストヘッド101に実装され
たテスト回路102から試験に必要な信号を伝達するウ
ェハ測定用ボード105に取り付けられる複数のリセプ
タクル108とに分離構成される。ヘッダ107はプロ
ーブカード104の表面に放射状に配列され、テスト回
路102からの信号をプローブカード104のニードル
109に伝達するために複数のヘッダ接点を有する。リ
セプタクル108は、テストヘッド101とウェハプロ
ーバ103との接続時に、ウェハプローバ103側の点
線で示す位置に挿入されてヘッダ107と嵌合し、ヘッ
ダ接点に接続するための可動接点を有し、回転運動によ
り可動接点をヘッダ接点に接触状態あるいは非接触状態
に切替えるようになっている。
【0025】図3に示すように、Zif型コネクタのヘ
ッダ107は、後述するように直方体をしているが、そ
の長手方向を径方向に向け、円形のプローブカード10
4の表面の周辺に、プローブカード104の中央を中心
にして放射状に多数個取り付けられる。プローブカード
104の表面中央はリレー等種々の部品が搭載されるニ
ードルエリア110であり、裏面中央にはウェハWの電
極パッドの配置に合わせて多数本のニードルLが配列さ
れて取り付けられている。
【0026】図4に示すように、Zif型コネクタのリ
セプタクル108は、ヘッダ107と同じく直方体をし
ており、円形のベースプレート111によってウェハ測
定用ボード105に支持される(図2参照)。ベースプ
レート111の周辺に、プローブカード104に取り付
けられたヘッダ107の配置に合わせて、多数のリセプ
タクル108が長手方向の左右を同一方向にして放射状
に取り付けられている。各リセプタクル108の径方向
外方の端部には、開閉レバー112が揺動自在に取り付
けられている。各開閉レバー112の自由端はベースプ
レート111の上方に配置した開閉リング113に係合
され、開閉リング113の中心を回転中心に回動するこ
とにより、開閉レバー112を一斉に揺動できるように
なっている。後述するように、この揺動により回転軸が
回転し、全ての可動接点が同時に開閉する。
【0027】ウェハプローバ103上の所定位置にテス
トヘッド101を降下して装着すると、ウェハ測定用ボ
ード105に取り付けたリセプタクル108と、プロー
ブカード104に取り付けたヘッダ107とが嵌合して
図5に示す状態となる。リセプタクル108に取り付け
た開閉レバー112を回動することにより、互いに嵌合
した複数のヘッダ107のヘッダ接点とリセプタクル1
08の可動接点とは一斉に接触状態または非接触状態と
なる。ここでZif型コネクタベースプレート111に
対してZif型コネクタリセプタクル108は、おのお
のX、Y軸に0.5mm可動するフローティング機構を
採用する。この機構でプローブカード104に実装され
ているヘッダ107を容易に嵌合することができる。
【0028】図6はZif型コネクタのリセプタクル1
08の説明図であり、(a)は正面図、(b)は側面図
を示す。
【0029】リセプタクル108は、ハウジング115
と、ハウジング115内に対向配列した可動接点116
と、可動接点116間に挿通される回転軸117とから
構成され、回転軸117を回転させることで、可動接点
116を開閉するようになっている。
【0030】リセプタクル108は細長い直方体をした
絶縁性のハウジング115によって構成され、その下部
には相手方であるヘッダ107のヘッダ接点122が挿
入される下部開口130が形成され、上部にはテストヘ
ッド接続用のプリント基板120が挿入される。ハウジ
ング115の内部には長手方向に沿って複数の可動接点
116が二列対向して配列されている。可動接点116
は自己のばね力によって互いに近づく方向に付勢されて
いる。可動接点116間を配列方向に貫通する絶縁性の
回転軸117が、ハウジング115に回転自在に取り付
けられ、回転軸117によって可動接点116が開閉で
きるようになっている。この回転軸117に開閉レバー
112が取り付けられている。
【0031】開閉レバー112を回動させることによ
り、回転軸117を回転して、可動接点116を開閉す
る。開閉レバー112を開く位置から閉じる位置に回転
することにより、可動接点116間にヘッダ接点122
が存在すれば、ヘッダ接点122は可動接点116間に
挟まれて接触状態となる。また逆の動作により可動接点
116を押し開くと、ヘッダ接点122は可動接点11
6とは非接触状態となる。
【0032】可動接点116は、ハウジング115の上
部に固定され、その可動接点116に連続する固定接点
119が上部開口131より二列対向で背中合わせのく
の字形に突き出している。突出した二列対向の固定接点
119間に、テストヘッドに接続されるプリント基板1
20が挿入固定され、固定接点119とプリント基板1
20とは接触状態となる。
【0033】図7はZif型コネクタLのヘッダ107
の説明図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示
す。
【0034】ヘッダ107は、前述したリセプタクル1
08と嵌合し、回転軸117の回転によりリセプタクル
108と接触状態となったり、あるいは非接触状態とな
ったりする。ヘッダ107はリセプタクル108と同様
に細長い直方体をした絶縁性のハウジング121によっ
て構成され、その下部にはプローブカードに取り付ける
下部開口132が形成され、上部にはリセプタクル10
8の下部開口130に挿入されるヘッド部124が形成
される。ハウジング121の上部には長手方向に沿って
複数のヘッダ接点122が二列対向して配列され、リセ
プタクル108の可動接点116と接触あるいは非接触
するようになっている。そのヘッダ接点122に連続す
る押付接点123が下部部開口132より二列対向で八
の字形に突き出している。突出した二列対向の押付接点
123は、ねじ125でプローブカードに固定されるこ
とで、プローブカードの表面の電極パッドと接触状態に
なる。
【0035】因みに、Zif型コネクタの前記ハウジン
グ115、121の長さは約60mm、高さは約10〜
18mm、幅は約10mm、開閉レバー112の長さは
約50mmというように、直径300mm以上の多ピン
プローブカードまたはウェハ測定用ボードに適合する大
きさになっている。また、1台のZif型コネクタのピ
ン数は72〜80ピンである。
【0036】図8にZif型コネクタ106のヘッダ1
07とリセプタクル108が嵌合した状態を示す。ヘッ
ド部124の肩部124aをリセプタクル108の下部
開口縁部108aに当接させて、ヘッド部124をリセ
プタクル108の下部開口130内の所定深さまで進入
させる。開閉レバー112を回転させると、リセプタク
ル108の可動接点116がヘッダ107のヘッダ接点
122に接触状態となりプローブカード104はテスト
ヘッドに電気的に接続される。また非接触状態となりプ
ローブカードとテストヘッドとの切り離しが行われる。
この際、接続のための圧力は可動接点116とヘッダ接
点122との間で水平方向にはかかっているが、テスト
ヘッド側からプローブカード124側への垂直方向の圧
力は何ら加えていないので、ほぼ無抵抗でリセプタクル
108に対するヘッダ107の挿抜を行うことができ
る。また接触状態を維持するにもテストヘッド側からプ
ローブカード側へ何ら圧接力を与えておく必要がない。
【0037】前記レバー112を操作する操作機構は、
図1に示すように、各レバー112を係止した前記リン
グ113を、テストヘッド側に取付けた環状のガイド1
35の内周面に設けたガイド溝136に滑動自在に嵌め
込み、リング113を滑動させることにより、前記レバ
ー112の揺動角度を制御している。リング113を時
計方向あるいは反時計方向に滑動させる駆動部は、例え
ば図9に示すように、エアシリンダなどのアクチュエー
タ137でリング113に偶力を与えて回転させるよう
にする。なお、図1のガイド135は、ガイド溝136
のところで、上下に二分割でき、ねじ137で止められ
た上部ガイド135aを、下部ガイド135bから外す
ことで、リング113をガイド溝136に嵌合できるよ
うになっている。なお、Zif型コネクタ嵌合時、接点
はハウジング115内にある。
【0038】次に上述した構成の作用を説明する。
【0039】図2に示すように、ヘッダ107が多数搭
載されたZif型コネクタ106のプローブカード10
4を、機械的搬送により、ウェハプローバ103の所定
位置に固定する。ウェハプローバ103に対してテスト
ヘッド101を降ろして、ウェハプローバ103の点線
内にZif型コネクタベースプレート111を挿入し、
Zif型コネクタベースプレート111をウェハプロー
バ103側に固定する。このときウェハ測定用ボード1
05側のZif型コネクタヘッダ107とプローブカー
ド104側のZif型コネクタレセプタクル108とは
嵌合状態にあるが、Zif型コネクタ106の接点(可
動接点とヘッダ接点)は無接触状態である。
【0040】アクチュエータ137により開閉リング1
13を回動して、多数の開閉レバー112を一斉に開く
位置から閉じる位置に動かす。これによりZif型コネ
クタ106は接点が接続されプローブカード104はテ
ストヘッド101に電気的に接続される。従来のポゴコ
ンタクトピンを全てZif型コネクタ106にすること
で、ピン圧力はゼロになる。
【0041】上述したように実施の形態によれば、つぎ
のような種々の効果を発揮する。 回転運動で接点が開閉するZif型コネクタを放射状
に配列し、リングの回転により一斉に多数のZif型コ
ネクタの接点を開閉できるようにしたから、スペースに
大幅な制約のあるプローブカードとウェハ測定用ボード
との接続に適用できる。 接触不良を解消するためには、ワイピング方式(接点
と接点をこすり合わせる)が最良であるが、実施形態の
Zif型コネクタ106はワイピング方式を採用してい
る。また、プローブカード104にZif型コネクタヘ
ッダ107を取り付け固定する場合も、ワイピング方式
による接触を採用しているので接触不良を可及的に解消
することができる。 Zif型コネクタベースプレート111とZif型コ
ネクタリセプタクル108はフローティング機構を採用
するため、X,Y軸方向の高精度設計が解消される。ま
た、Z方向(上下)の精度は、ポゴコンタクトピンに比
べ、より大きな許容範囲を確保できる。 Zif型コネクタ嵌合時、接触端子116、122は
ハウジング115内にあるため、空気中の不純物が付着
しない。したがって、不純物の付着に起因する問題が解
消する。 Zif型コネクタ106は0gに近いため、各部の補
強設計が緩和される。
【0042】なお、本実施の形態では、プローブカード
とウェハ測定用ボードとの接続について説明した、実施
形態のZif型コネクタを多極信号用コネクタの代替な
どにも幅広く使用することができる。また、縦方向に直
列に接続するカスケード使用も可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、回転運動で接点が開閉
するZif型コネクタを放射状に設け、回転により一斉
に多数のZif型コネクタの接点を開閉できるようにし
たから、スペースに大幅な制約のあるプローブカードと
ウェハ測定用ボードとの接続に適用できる。また、Zi
f型コネクタを使用してウェハ測定用ボードとプローブ
カードとを電気的に接続するようにしたので、装置各部
の補強設計を大幅に緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態による操作レバーの操作機構の説明図
である。
【図2】実施形態によるウェハ試験装置の概略構成図で
ある。
【図3】実施形態によるプローブカードに取り付けたZ
if型コネクタのヘッダの説明図であり、(a)は正面
図、(B)は平面図である。
【図4】実施形態によるウェハ測定用ボードに取り付け
たZif型コネクタのリセプタクルの説明図であり、
(a)は正面図、(B)は平面図である。
【図5】実施形態によるヘッダとリセプタクルの嵌合状
態を示す説明図である。
【図6】実施形態によるZif型コネクタリセプタクル
の詳細図であり、(a)は正面図、(B)は側面図であ
る。
【図7】実施形態によるZif型コネクタヘッダの詳細
図であり、(a)は正面図、(B)は側面図である。
【図8】実施形態によるZif型コネクタの嵌合状態を
示す断面図である。
【図9】実施形態によるリングの回動機構の説明図であ
る。
【図10】従来例によるウェハ試験装置の説明図であ
り、(a)は概略説明図、(B)はプローブカードの平
面図および嵌合状態の正面図である。
【図11】公知例によるZif型コネクタの斜視図であ
る。
【図12】公知例によるZif型コネクタの操作機構の
説明図である。
【符号の説明】
104 プローブカード 106 Zif型コネクタ 107 ヘッダ 108 リセプタクル 112 開閉レバー 113 リング 117 回転軸
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月11日(2000.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウェハプロー
バに装着されるプローブカードと、テストヘッドに装着
されるウェハ測定用ボードとの間を電気的に接続してウ
ェハの試験を行うウェハ試験装置において、前記プロー
ブカードと前記ウェハ測定用ボードとの間に、回転運動
によって複数の接点が一斉に開閉するZif型コネクタ
を放射状に設けたことを特徴とするウェハ試験装置であ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明は具体的には、ウェハ試験のための
信号を発生するテストヘッドと、前記テストヘッドに装
着されて前記信号を伝達するウェハ測定用ボードと、前
記ウェハ測定用ボードを介して前記テストヘッドに接続
されるウェハプローバと、前記ウェハプローバに装着さ
れて前記ウェハ測定用ボードからの信号をウェハに印加
する複数のニードルを有するプローブカードと、前記プ
ローブカードまたはウェハ測定用ボードのいずれか一方
に放射状に配列され、前記プローブカードの複数のニー
ドルまたは前記ウェハ測定用ボードの信号出力端子と電
気的に接続される複数のヘッダ接点を有するZif型コ
ネクタの一方を構成するヘッダと、前記プローブカード
またはウェハ測定用ボードのいずれか他方に前記ヘッダ
の配列に合わせて放射状に取り付けられ、前記テストヘ
ッドと前記ウェハプローバとの接続時に前記ヘッダと嵌
合して、嵌合した前記ヘッダのヘッダ接点に開閉により
接触または非接触状態となる可動接点と、前記可動接点
を回転により開閉させる回転軸とを有するZif型コネ
クタの他方を構成するリセプタクルとを備える。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】本発明を例えばプローブカードにZif型
コネクタのヘッダを取り付け、ウェハ測定用ボードにリ
セプタクルを取り付けた場合について説明すると、ウェ
ハプローバに対してテストヘッドを相対移動して接続す
ると、プローブカードに取り付けたZif型コネクタヘ
ッダがウェハ測定用ボードに取り付けたZif型コネク
タリセプタクルに嵌合する。リングを回動して各リセプ
タクルに取り付けた開閉レバーを一斉に同一方向に揺動
して、各リセプタクルの回転軸を所定角度回転させる。
この回転により、開いていた可動接点が閉じてヘッダ接
点に接触状態となる。これによりテストヘッドとウェハ
プローバが電気的に接続される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本発明によれば、開閉レバーの揺動により
回転軸を回転させて可動接点を開閉するZif型コネク
タを使用し、放射状に配列したZif型コネクタの可動
接点をリングの回動によって一斉に開閉できるようにし
たので、スペースに余裕のないプローブカードとウェハ
測定用ボードとの間をZif型コネクタで接続または切
り離しできる。また、複数の開閉レバーを一斉に揺動す
るリングを取り付けるだけの簡単な構造で、Zif型コ
ネクタをプローブカード上に多数配置しても、リングの
回転によりワンタッチでZif型コネクタの接続、切り
離しが行える。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェハプローバに装着されるプローブカー
    ドと、テストヘッドに装着されるウェハ測定用ボードと
    の間を電気的に接続してウェハの試験を行うウェハ試験
    装置において、 前記プローブカードと前記ウェハ測定用ボードとの間
    に、回転運動によって複数の接点が一斉に開閉するゼロ
    インサーションフォース型コネクタを放射状に設けたこ
    とを特徴とするウェハ試験装置。
  2. 【請求項2】ウェハ試験のための信号を発生するテスト
    ヘッドと、 前記テストヘッドに装着されて前記信号を伝達するウェ
    ハ測定用ボードと、 前記ウェハ測定用ボードを介して前記テストヘッドに接
    続されるウェハプローバと、 前記ウェハプローバに装着されて前記ウェハ測定用ボー
    ドからの信号をウェハに印加する複数のニードルを有す
    るプローブカードと、 前記プローブカードまたはウェハ測定用ボードのいずれ
    か一方に放射状に配列され、前記プローブカードの複数
    のニードルまたは前記ウェハ測定用ボードの信号出力端
    子と電気的に接続される複数のヘッダ接点を有するゼロ
    インサーションフォース型コネクタの一方を構成するヘ
    ッダと、 前記プローブカードまたはウェハ測定用ボードのいずれ
    か他方に前記ヘッダの配列に合わせて放射状に取り付け
    られ、前記テストヘッドと前記ウェハプローバとの接続
    時に前記ヘッダと嵌合して、嵌合した前記ヘッダのヘッ
    ダ接点に開閉により接触または非接触状態となる可動接
    点と、前記可動接点を回転により開閉させる回転軸とを
    有するゼロインサーションフォース型コネクタの他方を
    構成するリセプタクルと、 前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸を中心に揺動し
    て前記回転軸を回転させる開閉レバーと、 前記プローブカード中心に回動して前記開閉レバーを一
    斉に揺動させるリングと、 前記リングを回動させるアクチュエータとを備えたウェ
    ハ試験装置。
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