JP2000208983A - 透明電界波シ―ルド性構造体およびその製造方法 - Google Patents
透明電界波シ―ルド性構造体およびその製造方法Info
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Abstract
板に強密着された透明電界波シールド性構造体を提供す
る。 【解決手段】 透明導電性フィルム(A)、透明樹脂フ
ィルム(B)および透明樹脂版(C)からなる構造体で
あって、以下の条件を満足する電界波シールド性構造
体。 (i) Bを形成する樹脂の融点がAを形成する基材樹脂の
融点より低い。 (ii) 構造体のヘーズ値が4%以下。 (iii) 構造体の波長400〜750nmの全可視光透過
率が70%以上。 (iv) 構造体の波長750〜1000nmの近赤外線反
射率が40%以上 (v) 構造体の1000〜2000Hzの電界波シールド
効果が40db以上。
Description
ド用構造体およびその製造方法に関するものであり、さ
らに詳しくは電子機器などの表示装置や透明開口部にお
ける液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレ
イパネル(PDP)の表示画面より放出される電界波、
赤外線および近赤外線を遮蔽するとともに、外部からの
電界波が電子機器などへ進入するのを遮断しノイズを減
少させる効果に優れた透明電界波シールド用構造体およ
びその製造方法に関する。
されており作業効率を大きく向上させているが、これら
の電子機器からは微弱ではあるが電界波や電磁波の発生
が起こっている。
影響を及ぼし誤作動や動作不良を起こす可能性があるこ
とから電界波シールドの必要性が重要視されてきてい
る。
は、銅,鉄のような導電性の高い金属板あるいは金属箔
が挙げられ、それらで機器のケース内側を覆ったり、電
界波発生源の周囲をかこみ電界波シールドを行ってい
た。
型化高性能化が著しくなると同時に、電子機器に透明な
表示窓や液晶表示窓などが取り付けられているようにな
ってきた。
窓などは、電界波シールドされていないため、外部から
の電界波がこれらの透明な窓部分から入り込み、コンピ
ューターなどに誤作動を引き起こす問題がある。
置が増えつつあるが、特にPDP表示画面はプラズマ発
生時に電界波や近赤外線が放出され、周囲の電子機器へ
影響を及ぼしたり使用者の健康への悪影響も否めない問
題がある。
来の金属板などの適用は不可であり、そのため透明な電
界波シールド材が必要となってきている。
エステル繊維に導電性の金属を被覆し、格子状に織り込
んだメッシュ構造を持つシールド材が提案されている
が、このようなメッシュは、光透過率が低く視認性が悪
かった。また透明導電フィルムを透明なプラスチック基
材へ粘着剤を介して積層する事も試みられたが、粘着剤
層による視認性低下や加熱によるプラスチック基材から
の発泡により粘着剤とプラスチック基材の間に気泡が発
生し十分満足の行くものではなかった。
性に優れ、電子機器などの表示装置や透明開口部におけ
る液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレイ
パネル(PDP)の表示画面より放出される電界波、赤
外線および近赤外線を遮蔽するとともに、外部からの電
界波が電子機器などへ進入するのを遮断しノイズを減少
させる効果に優れた透明電界波シールド性構造体および
その製造方法を提供することにある。
とも片面に導電層を有する透明導電性フィルム(A)、
(2)透明樹脂フィルム(B)および(3)透明樹脂版
(C)をこの順序で互いに積層された構造体であって、
(i) 該透明樹脂フィルム(B)を形成する樹脂の融点
(Tm)は該透明導電性フィルム(A)を形成する基材
樹脂の融点(Tmr)より低く、(ii) 該構造体のヘー
ズ値が4%以下、(iii) 該構造体の波長400〜750
nmの全可視光透過率が70%以上、(iv) 該透明導電
性構造体における波長750〜1000nmの近赤外線
反射率が40%以上であり、かつ(v) 該構造体における
1000〜2000Hzの電界波シールド効果が40d
b以上であることを特徴とする透明電界波シールド性構
造体およびその製造方法である。
が、まず最初に透明導電性フィルム(A)および透明樹
脂フィルム(B)から構成されるフィルム積層体につい
て説明し、次いで透明電界波シールド性構造体およびそ
の製造方法について説明する。
積層体は、少なくとも片面に導電層を有する透明導電性
フィルム(A)および透明樹脂フィルム(B)により構
成されている。
ベースフィルムは透明であって、可撓性を有し、その表
面にスパッタ法や真空蒸着法などにより金属蒸着膜を形
成する際に、その操作温度に耐え得る耐熱性を有してい
る熱可塑性樹脂フィルムであることが好ましい。
マーとしては、ポリエチレンテレフタレートやポリエチ
レン−2,6−ナフタレートに代表されるポリエステ
ル、脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等が例示される。これらの中、ポリ
エステルがさらに好ましい。また、熱可塑性樹脂フィル
ムの中で、耐熱性、機械的強度に優れる二軸配向ポリエ
チレンテレフタレートフィルムが特に好ましい。
ルム)は、従来から知られている方法で製造することが
できる。例えば、二軸配向ポリエステルフィルムの製造
について説明すると、ポリエステルチップを乾燥後、T
m〜(Tm+70)℃の温度(但し、Tm:ポリエステ
ルの融点)で押出機にて溶融し、ダイ(例えばT−ダ
イ、I−ダイ等)から回転冷却ドラム上に押出し、40
〜90℃で急冷して未延伸フィルムを製造し、ついで該
未延伸フィルムを(Tg−10)〜(Tg+70)℃の
温度(Tg:ポリエステルのガラス転移温度)で縦方向
に2.5〜8.0倍の倍率で延伸し、横方向2.5〜
8.0倍の倍率で延伸し、必要に応じて180〜250
℃の温度で1〜60秒間熱固定することにより製造でき
る。このベースフィルムの厚みは25〜250μmの範
囲が好ましく、25〜175μmの範囲が特に好まし
い。
(A)には、ベースフィルムの少なくとも片面に導電層
が設けられている。導電層を構成する金属物質として
は、SbをドープしたSnO2やSnをドープしたIn2
O3(ITO)等の広い光学バンドギャップと高い自由
電子密度を有する半導体薄膜、またはAu、Ag、C
u、Al等の金属が例示される。これらの中、可視光線
の吸収がほとんど無いAgが特に好ましい。なお、必要
に応じて金属物質を2種以上併用してもよい。かかる金
属層の形成方法としては気相成長法が好ましく、さらに
真空蒸着法、スパッター法またはプラズマCVD法が特
に好ましい。かかる金属層の厚みは、本発明の構造体の
波長400〜750nmにおける全可視光透過率が70
%以上及び波長750〜1000nmの近赤外線反射率
40%以上の範囲を満足するように設定するべきであ
る。金属層の厚みは5〜1000nmの範囲が好まし
い。厚みが5nm未満であると表面抵抗値が高くなり、
十分な電界波シールド効果が発揮されず、他方1000
nmを超えると全可視光透過率が低下し透明性が悪くな
る。
(A)には、可視光線の反射を抑制し透明性を高めるた
めに、透明で高屈折率である誘電体層を設けることが好
ましい。このような誘電体としては、TiO2、Zr
O2、SnO2、In2O3等が挙げられる。アルキルチタ
ネート又はアルキルジルコニウムの加水分解により得ら
れる有機化合物由来のTiO2又はZrO2が加工性に優
れるためさらに好ましい。加えて、誘電体層として酸化
インジウムや酸化錫も単一層又は多層にて適用できる。
かかる誘電体層の形成方法としては気相成長法が好まし
く、さらに真空蒸着法、スパッター法またはプラズマC
VD法が特に好ましい。また、誘電体層は、前述の金属
層をサンドウィチ状に挟む積層構成をとることにより、
透明性の改良効果が増すのでより好ましい。かかる誘電
体層の厚みは、本発明の構造体の光学特性範囲を満足す
るように前述の金属層と併せて設定することが必要であ
る。誘電体層の厚みは0〜750nmの範囲が好まし
い。
の導電層の表面抵抗としては、5Ω/□以下が好まし
い。表面抵抗値が5Ω/□以上を超えると、電界波シー
ルド効果が十分に発揮されない。さらに好ましい表面抵
抗値は3Ω/□以下である。また導電層端部に導電層の
表面抵抗値より低い表面抵抗値を持つ電極を設け、アー
スを取り出すことにより電界波シールド効果は更に発揮
される。
(A)には、通常金属をスパッタリングにより積層する
ため耐熱性のあるベースフィルムが使用され、そのフィ
ルムを形成する樹脂は前述したように溶融する温度の高
い熱可塑性樹脂が選択される。このため、このベースフ
ィルムと溶融する温度が低い透明樹脂板との密着性は、
ベースフィルムの溶融温度が高くなり、両者の熱融着に
よる接着が困難となる。そこで、透明導電性フィルム
(A)と透明樹脂板(C)との密着性を向上させるため
には、透明導電性フィルム(A)の片面に溶融温度の低
い透明樹脂フィルム(B)を予め積層したフィルム積層
体とする必要がある。
樹脂としては熱可塑性樹脂が好ましく、透明樹脂フィル
ム(B)を形成する樹脂の融点(Tm)は透明導電性フ
ィルム(A)を形成する樹脂の融点(Tmr)より低い
ことが必要である。
あって、示差走査熱量測定(DSC)にて明確なピーク
が認められる樹脂の場合はそのピーク温度を融点(℃)
とし、それ以外の非晶性樹脂の場合はガラス転移温度
(℃)を融点と定義する。なお、特にビスフェノールA
をジヒドロキシ成分とするポリカーボネート樹脂は「ポ
リカーボネート樹脂ハンドブック」(日刊工業新聞社
刊、初版1刷発行、1992)に記載されている融点を
融点(℃)として取り扱うことにする。
樹脂としては、熱可塑性樹脂が好ましく、特に融点が1
00〜240℃を有する樹脂が好ましい。特にポリエチ
レンテレフタレートに代表されるポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリエチレンおよびポリプロピレン等が例
示される。前記透明導電性フィルム(A)のベースフィ
ルムが二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルムで
ある場合には、透明樹脂フィルム(B)はポリカーボネ
ートフィルムまたは共重合ポリエチレンテレフタレート
フィルムであることが好ましい。この共重合ポリエチレ
ンテレフタレートは、その融点が180〜240℃であ
るのが有利である。
共重合成分としては、酸成分でもグリコール成分でも良
く、酸成分としてはイソフタル酸、フタル酸、ナフタレ
ンジカルボン酸の如き芳香族二塩基酸;アジピン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸の如き脂
環族ジカルボン酸が例示できる。またグリコール成分と
してはブタンジオール、ヘキサンジオール等の如き脂肪
族ジオール;シクロヘキサンジメタノールの如き脂環族
ジオール等が例示できる。これらは単独又は二種以上使
用することができる。
フェノールをジヒドロキシ成分とする芳香族系ポリカー
ボネートを挙げることできる。特に、イソプロピリデン
基を介してフェノールが結合しているビスフェノールA
をジヒドロキシ成分とするポリカーボネートは良好な熱
的性質を有しかつ透明樹脂板(C)との接着性に優れて
いるので好ましい。
熱可塑性樹脂として、ポリカーボネート/ポリエチレン
テレフタレートアロイ等またはそのアロイを改質したも
のを用いてもよい。
5〜750μmが好ましい。25μm未満になると外観
不良となる。特に好ましい厚みは50〜500μmであ
る。
ルム(B)を積層する方法としては、大別して2つの方
法がある。
フィルムを製膜する際、透明樹脂フィルム(B)を共押
し出し法により押出して積層することができる。この場
合、共押出し法により得られた積層フィルムは、フィル
ム(A)のベースフィルム表面に透明導電層をスパッタ
リング法により形成させる。
(A)のベース面と透明樹脂フィルム(B)をアクリル
系またはウレタン系の如き接着剤によりラミネートする
ことによりフィルム積層体を構成しても良い。
樹脂フィルム(B)を積層したフィルム積層体は、その
総厚みが50〜1000μmの範囲、好ましくは75〜
750μmの範囲であるのが有利である。この総厚みが
50μmよりも薄いとハンドリングや加工の操作が困難
となり、歩留まりが低下し、他方1000μmを超える
とフィルムの長尺ロール品として取り扱いにくくなる。
ディスプレイ用の表示部分に使用されるため透明性が必
要であり、該構造体のヘーズ値は4%以下であることが
必要である。ヘーズ値が4%を超えると透明感が不良と
なるので好ましくない。したがって透明導電性フィルム
(A)のベースフィルムや積層する透明樹脂フィルム
(B)には不純物が少なく透明性を維持する添加剤を使
用するのが好ましい。
体は、開口部の透明部分の透明性の維持および導電効果
を機能させるため、波長400〜750nmにおける積
分可視光透過率が70%以上、好ましくは75%以上、
および波長750〜1000nmの積分近赤外線反射率
が40%以上であることが必要である。積分可視光透過
率70%未満であると構造体の透明性が低下するので好
ましくなく、積分近赤外線反射率が40%未満となると
構造体の近赤外反射効果が低下するので好ましくない。
(C)に積層した透明電界波シールド性構造体について
説明する。この構造体は、前記フィルム積層体における
透明樹脂フィルム(B)面側に透明樹脂板(C)を積層
し、その積層形態は接着剤や粘着剤を使用しないで両者
の表面が直接固着している点に特徴がある。この固着は
後述する方法により行われるが、両者はそれらの融着ま
たは熱接着によって強固に密着される。
て利用されるものであり、透明性および強度を有するも
のであればよい。具体的には、ポリカーボネート樹脂、
ポリメチルメタクリレート樹脂、アクリロニトリル−ス
チレン樹脂、ポリスチレン樹脂、メチルメタクリレート
−スチレン共重合体またはポリオレフィン樹脂より形成
された透明板が挙げられる。これらの中、ポリカーボネ
ート樹脂板が最も好適である。透明樹脂板(C)は、2
〜15mmの厚さ、好ましくは3〜12mmの厚さを有
するものが実用的である。
と透明樹脂板(C)との積層は、下記2つの方法によっ
て有利に実施できることが見出された。
透明導電フィルム(A)および透明樹脂フィルム(B)
よりなるフィルム積層体の透明樹脂フィルム(B)側の
表面において溶融した透明樹脂を板状に成形せしめる方
法。この成形方法(I)は、フィルム積層体のフィルム
(B)面上において溶融した透明樹脂を板状に成形させ
る方法であり、フィルム積層体を金型の一方の面に貼付
しておき、金型内に溶融した樹脂を流し込む方法(射出
成形法)が有利である。また、フィルム積層体を水平に
配置してその上に溶融した樹脂を流延して成形すること
も可能である。
透明導電性フィルム(A)および透明樹脂フィルム
(B)よりなるフィルム積層体をその透明樹脂フィルム
(B)側の表面において加熱された透明樹脂板(C)に
熱圧着せしめる方法。この成形方法(II)は、あらかじ
め成形された透明樹脂板(C)を使用し、これに透明フ
ィルム積層体を熱圧着させる方法である。熱圧着は、フ
ィルム積層体における透明樹脂フィルム(B)の融点
(Tm)〜(Tm+110)℃の範囲に透明樹脂板
(C)の積層面を少なくとも加熱して行われる。かくし
てフィルム積層体と透明樹脂板(C)が積層された構造
体を得ることができる。
ルド性構造体は、全体の厚みが2.5〜16mm、好ま
しくは5〜12mmの範囲であることが望ましい。
お、フィルムの特性の測定は、以下の方法にしたがって
実施した。
樹脂フィルム(B)をそれぞれ単独にて、Dupont Instr
uments 910 DSCを用い、昇温速度20℃/分で測定する
方法による。尚サンプル量は約20mgとする。
透過率 両特性共、島津製作所 UV−3101PC型を用いて
透明導電性フィルム積層体について、下記の波長範囲で
測定し、積分可視透過率および積分近赤外反射率をJI
S A5759に基づき計算する。 可視光領域 400−750nm 近赤外光領域 750−1000nm
し、測定する。
について目視観察を実施し、下記の基準で評価する。 ○:透過視認性良好 ×:視認性不良(気泡発生など)
の碁盤目(2mm□/個)ができるように切り目を入れ
る。この碁盤目上にセロテープを貼付し、セロテープ剥
離したときの残りの碁盤目の数から下記の基準で評価す
る。 〇:25 △:20〜24 ×:19以下
きければシールド効果が高い。 SE=20Log(Ei/Et) ここで、SEはShield effectiveness(dB)、Eiは入射
電界強度(V/m)、Etは伝送電界強度(V/m)を
表わす。そして、得られた測定値から下記の基準で評価
した。 SE=50dB以上 :◎ SE=40以上50dB未満:○ SE=40dB未満 :× 電界波シールド特性の測定に関しては、KEC(関西電
子工業振興センター)にて実施した。
エチレンテレフタレートフィルム(以下PETフィルム
と記述する。なおPETの融点は255℃である。)の
片面に、厚さ30nmの酸化インジウム層(誘電体層:
第1層)を設け、次に第1層の表面に、厚さ8nmの銀
薄膜層(金属層:第2層)を設け、次に厚さ60nmの
酸化インジウム層(誘電体層:第3層)を設け、次に厚
さ10nmの銀薄膜層(金属層:第4層)を設け、次に
厚さ60nmの酸化インジウム層(誘電体層:第5層)
を設け、次に厚さ8nmの銀薄膜層(金属層:第6層)
を設け、次に厚さ30nmの酸化インジウム層(誘電体
層:第7層)を順次設けた透明導電性フィルム(A)を
作製した。この導電層の表面抵抗値は3Ω/□であっ
た。次に、イソフタル酸を12mol%共重合したポリ
エチレンテレフタレート(共重合PET)を280℃で
溶融押し出し、急冷固化して未延伸フィルムとし、つい
で未延伸フィルムを縦延伸温度100℃で3.0倍延伸
し、次いで横延伸開始温度110℃で終了温度160℃
倍率3.1倍で逐次延伸し、次いで190℃で熱固定し
て厚み50μmの透明樹脂フィルム(B)を作成した。
この透明樹脂フィルム(B)を前述の透明導電性フィル
ム(A)のPET面にウレタン系接着剤を用いラミネー
ト接着を行ない、フィルム積層体を作製した。次いで、
このフィルム積層体を押出し成形用金型にセットし、透
明樹脂フィルム(B)側の面に、325℃に加熱溶融さ
れたポリカーボネートを射出成形し、ポリカーボネート
透明樹脂板(厚さ5mm)を得た。さらに導電層端部に
銀ペーストよりなる電極を作製しアースを設けた。この
構造体の特性を表1に示す。
ム(透明導電フィルムのベースフィルム)を製膜する
際、実施例1と同じ共重合PETを同時にダイより押し
出し実施例1と同じ方法で積層フィルムを作成した。こ
の積層フィルムのPET面に実施例1と同じ方法で導電
層を設け、さらに実施例1と同じ方法で構造体を作成し
た。この構造体の特性を表1に示す。
100μmのポリカーボネートフィルムを使用する以外
は実施例1と同じ方法でフィルム積層体を作成し、さら
に実施例1と同じ方法でポリカーボネート透明樹脂板を
積層した。この構造体の特性を表1に示す。
ルム(透明導電フィルムの基材フィルム)を用い、共重
合PETを積層しない以外は実施例1と同じ方法で透明
導電性フィルムを作成し、さらに実施例1と同じ方法で
ポリカーボネート透明樹脂板を積層した。この構造体の
特性を表1に示す。なお、上記透明導電性フィルムは、
実施例1の透明樹脂フィルム(B)に共重合PETフィ
ルムに代えてPETフィルムを用いたものと同等であ
る。
性フィルムを、厚さ5mmのポリカーボネート樹脂板に
粘着剤を介して貼り付け、構造体を作製した。この構造
体の特性を表1に示す。
ド性、密着性に優れた透明導電構造体を提供することが
できる。
Claims (16)
- 【請求項1】 (1)少なくとも片面に導電層を有する
透明導電性フィルム(A)、(2)透明樹脂フィルム
(B)および(3)透明樹脂版(C)をこの順序で互い
に積層された構造体であって、(i) 該透明樹脂フィルム
(B)を形成する樹脂の融点(Tm)は該透明導電性フ
ィルム(A)を形成する基材樹脂の融点(Tmr)より
低く、(ii) 該構造体のヘーズ値が4%以下、(iii) 該
構造体の波長400〜750nmの全可視光透過率が7
0%以上、(iv) 該構造体の波長750〜1000nm
の近赤外線反射率が40%以上であり、かつ(v) 該構造
体の1000〜2000Hzの電界波シールド効果が4
0db以上であることを特徴とする透明電界波シールド
性構造体。 - 【請求項2】 透明導電性フィルム(A)が、ポリエチ
レンテレフタレートフィルムまたはポリエチレンナフタ
レートフィルムよりなる二軸配向フィルムをベースフィ
ルムとして形成されている請求項1記載の透明電界波シ
ールド性構造体。 - 【請求項3】 透明導電性フィルム(A)が、ベースフ
ィルムの少なくとも片面に金属層および誘電体層を交互
に積層させた導電層を有し、かつその表面抵抗値が5Ω
/□以下である請求項1記載の透明電界波シールド性構
造体。 - 【請求項4】 透明導電性フィルム(A)のベースフィ
ルムの厚みが25〜250μmの範囲である請求項1記
載の透明電界波シールド性構造体。 - 【請求項5】 透明樹脂フィルム(B)が、融点が18
0〜240℃である共重合ポリエチレンテレフタレート
より形成されたフィルムである請求項1記載の透明電界
波シールド性構造体。 - 【請求項6】 透明樹脂フィルム(B)が、ポリカーボ
ネート樹脂より形成されたフィルムである請求項1記載
の透明電界波シールド性構造体。 - 【請求項7】 透明樹脂フィルム(B)の厚みが、25
〜750μmの範囲である請求項1記載の透明電界波シ
ールド性構造体。 - 【請求項8】 透明樹脂板(C)が、ポリカーボネート
樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、アクリロニトリ
ル−スチレン共重合体、ポリスチレン樹脂、メチルメタ
クリレート−スチレン共重合体またはポリオレフィン樹
脂から形成された板である請求項1記載の透明電界波シ
ールド性構造体。 - 【請求項9】 透明樹脂板(C)が、ポリカーボネート
樹脂より形成された板である請求項1記載の透明電界波
シールド性構造体。 - 【請求項10】 透明樹脂板(C)の厚みが2〜15m
mの範囲である請求項1記載の透明電界波シールド性構
造体。 - 【請求項11】 透明導電性フィルム(A)および透明
樹脂フィルム(B)が接着剤層を介して互いに接着され
ているか、あるいは直接両者の固着により積層されてい
る請求項1記載の透明電界波シールド性構造体。 - 【請求項12】 透明樹脂フィルム(B)および透明樹
脂板(C)が直接両者の表面の固着により積層されてい
る請求項1記載の透明電界波シールド性構造体。 - 【請求項13】 全体の厚みが2.5〜16mmの範囲
である請求項1記載の透明電界波シールド性構造体。 - 【請求項14】 導電層表面にアースを設けた請求項1
記載の透明電界波シールド性構造体。 - 【請求項15】 片面に導電層を有する透明導電性フィ
ルム(A)および透明樹脂フィルム(B)よりなる積層
体の透明樹脂フィルム(B)側の表面において、溶融し
た透明樹脂を板状に成形せしめることを特徴とする請求
項1記載の透明導電性構造体の製造方法。 - 【請求項16】 片面に透明導電層を有する透明導電性
フィルム(A)および透明樹脂フィルム(B)よりなる
積層体をその透明樹脂フィルム(B)側の表面におい
て、加熱された透明樹脂板(C)に熱圧着せしめること
を特徴とする請求項1記載の透明導電性構造体の製造方
法。
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|---|---|---|---|
| JP00305399A JP4390885B2 (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 透明電界波シールド性構造体およびその製造方法 |
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| JP00305399A JP4390885B2 (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 透明電界波シールド性構造体およびその製造方法 |
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|---|---|
| JP2000208983A true JP2000208983A (ja) | 2000-07-28 |
| JP4390885B2 JP4390885B2 (ja) | 2009-12-24 |
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