JP2000209042A - 増幅回路およびミキサ回路 - Google Patents
増幅回路およびミキサ回路Info
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- JP2000209042A JP2000209042A JP11010122A JP1012299A JP2000209042A JP 2000209042 A JP2000209042 A JP 2000209042A JP 11010122 A JP11010122 A JP 11010122A JP 1012299 A JP1012299 A JP 1012299A JP 2000209042 A JP2000209042 A JP 2000209042A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1個のトランジスタで2入力信号の加算を行
う。 【解決手段】 ドレインに負荷抵抗16を接続したトラ
ンジスタT1のゲートを第1入力端子11に、バックゲ
ートを第2入力端子12に接続し、第1,第2入力端子
11,12の入力信号の和の信号を増幅してドレインか
ら出力する。
う。 【解決手段】 ドレインに負荷抵抗16を接続したトラ
ンジスタT1のゲートを第1入力端子11に、バックゲ
ートを第2入力端子12に接続し、第1,第2入力端子
11,12の入力信号の和の信号を増幅してドレインか
ら出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ信号の増
幅を行う増幅回路や同信号の変調を行うミキサ回路に関
するものである。
幅を行う増幅回路や同信号の変調を行うミキサ回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ信号の増幅に用いられる最も基
本的な回路は、図5に示すソース接地増幅回路である。
この増幅回路は、NMOSトランジスタT51のゲート
を入力端子51に、ドレインを出力端子52に、ソース
を接地端子53に各々接続し、さらにドレインと電源端
子54の間に負荷抵抗55を接続して構成したものであ
る。
本的な回路は、図5に示すソース接地増幅回路である。
この増幅回路は、NMOSトランジスタT51のゲート
を入力端子51に、ドレインを出力端子52に、ソース
を接地端子53に各々接続し、さらにドレインと電源端
子54の間に負荷抵抗55を接続して構成したものであ
る。
【0003】この回路では、トランジスタT51のしき
い値電圧をVth、入力端子51の入力電圧をViとする
と、そのドレイン電流Idは、 Id=a・(Vi−Vth)2 (1) となり、出力端子52に現れる出力電圧Voは、負荷抵
抗55の抵抗値をRとすると、 Vo=R・Id =R・a・(Vi−Vth)2 (2) となる。aは定数である。
い値電圧をVth、入力端子51の入力電圧をViとする
と、そのドレイン電流Idは、 Id=a・(Vi−Vth)2 (1) となり、出力端子52に現れる出力電圧Voは、負荷抵
抗55の抵抗値をRとすると、 Vo=R・Id =R・a・(Vi−Vth)2 (2) となる。aは定数である。
【0004】次に、2つの信号の差分をとる回路とし
て、図6に示すような差動増幅回路が用いられている。
この差動増幅回路は、図5に示したソース接地増幅回路
を符号50,60に示すように2組用いて構成したもの
である。61は入力端子、62は出力端子、65は負荷
抵抗、71は電流源である。
て、図6に示すような差動増幅回路が用いられている。
この差動増幅回路は、図5に示したソース接地増幅回路
を符号50,60に示すように2組用いて構成したもの
である。61は入力端子、62は出力端子、65は負荷
抵抗、71は電流源である。
【0005】この回路では、入力端子51の電圧Va+が
高くなると、回路50を流れる電流が大きくなり回路6
0を流れる電流が小さくなる。よって、出力端子52の
電圧Vo-は低下し、出力端子62の電圧Vo+は上昇す
る。このように、回路50の入力端子51の電圧Va+を
変化させると、回路60の出力端子62の電圧Vo+も変
動して、入力端子51,61の電圧Va+、Va-の差分を
増幅した電位差の差動信号が、出力端子52,62の間
に発生する。
高くなると、回路50を流れる電流が大きくなり回路6
0を流れる電流が小さくなる。よって、出力端子52の
電圧Vo-は低下し、出力端子62の電圧Vo+は上昇す
る。このように、回路50の入力端子51の電圧Va+を
変化させると、回路60の出力端子62の電圧Vo+も変
動して、入力端子51,61の電圧Va+、Va-の差分を
増幅した電位差の差動信号が、出力端子52,62の間
に発生する。
【0006】このような差動増幅回路を応用した回路と
して、ギルバート型ミキサ回路がある。この回路につい
ては、「CMOSアナログ回路設計技術」(トリケプス
社ISBN4-88657-733-4 C3055)等に詳しく述べられてい
る。
して、ギルバート型ミキサ回路がある。この回路につい
ては、「CMOSアナログ回路設計技術」(トリケプス
社ISBN4-88657-733-4 C3055)等に詳しく述べられてい
る。
【0007】この回路は、図7に示すように、NMOS
トランジスタT51と抵抗55による回路50、NMO
SトランジスタT52と抵抗65による回路60の両ト
ランジスタT51,T52のソースをNMOSトランジ
スタT55のドレインに接続し、別に設けたNMOSト
ランジスタT53,T54のソースをNMOSトランジ
スタT56のドレインに接続し、このトランジスタT5
5,T56のソースを電流源72を介して接地端子53
に接続したものである。入力端子51はトランジスタT
51,T54のゲートに、入力端子61はトランジスタ
T52,T53のゲートに各々接続され、出力端子52
はトランジスタT51,T53のドレインに、出力端子
62はトランジスタT52,T54のドレインに各々接
続されている。73,74はトランジスタT55,T5
6のゲートへの差動パルス信号の入力端子である。
トランジスタT51と抵抗55による回路50、NMO
SトランジスタT52と抵抗65による回路60の両ト
ランジスタT51,T52のソースをNMOSトランジ
スタT55のドレインに接続し、別に設けたNMOSト
ランジスタT53,T54のソースをNMOSトランジ
スタT56のドレインに接続し、このトランジスタT5
5,T56のソースを電流源72を介して接地端子53
に接続したものである。入力端子51はトランジスタT
51,T54のゲートに、入力端子61はトランジスタ
T52,T53のゲートに各々接続され、出力端子52
はトランジスタT51,T53のドレインに、出力端子
62はトランジスタT52,T54のドレインに各々接
続されている。73,74はトランジスタT55,T5
6のゲートへの差動パルス信号の入力端子である。
【0008】この回路では、入力端子73の電圧Vb+が
高レベル(Vdd)、入力端子74の電圧Vb-が低レベ
ル(GND)のときは、トランジスタT55がオンし、
トランジスタT56がオフするので、入力端子51,6
1の信号Va+,Va-はトランジスタT51,T52で差
動増幅されて出力端子62,52に現れる。一方、入力
端子73の電圧Vb+が低レベル、入力端子74の電圧V
b-が高レベルのときは、トランジスタT55がオフし、
トランジスタT56がオンするので、入力端子51,6
1の信号Va+,Va-はトランジスタT53,T54で差
動増幅されて出力端子62,52に現れるが、極性が逆
になる。これにより、入力電圧Va(入力端子51,6
1間の電圧)と入力電圧Vb(入力端子73,74間の
電圧)の極性との乗算結果の電圧Voが、出力端子6
2,52の間に得られる。
高レベル(Vdd)、入力端子74の電圧Vb-が低レベ
ル(GND)のときは、トランジスタT55がオンし、
トランジスタT56がオフするので、入力端子51,6
1の信号Va+,Va-はトランジスタT51,T52で差
動増幅されて出力端子62,52に現れる。一方、入力
端子73の電圧Vb+が低レベル、入力端子74の電圧V
b-が高レベルのときは、トランジスタT55がオフし、
トランジスタT56がオンするので、入力端子51,6
1の信号Va+,Va-はトランジスタT53,T54で差
動増幅されて出力端子62,52に現れるが、極性が逆
になる。これにより、入力電圧Va(入力端子51,6
1間の電圧)と入力電圧Vb(入力端子73,74間の
電圧)の極性との乗算結果の電圧Voが、出力端子6
2,52の間に得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5の回路
では、入力が1つのみであるため、2つの信号の和をと
ることはできない。また、図6の回路では、2個の入力
信号についてしか処理することができない。さらに図7
の回路では差動回路が縦積みとなるので、出力電圧の振
幅を大きくすることができない。
では、入力が1つのみであるため、2つの信号の和をと
ることはできない。また、図6の回路では、2個の入力
信号についてしか処理することができない。さらに図7
の回路では差動回路が縦積みとなるので、出力電圧の振
幅を大きくすることができない。
【0010】本発明の課題は、従来困難であった2以上
の信号の加算を可能にし、また回路の縦積み段数を減ら
して出力振幅を大きくすることができる増幅回路やミキ
サ回路を提供することである。
の信号の加算を可能にし、また回路の縦積み段数を減ら
して出力振幅を大きくすることができる増幅回路やミキ
サ回路を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の発明の増幅回路は、ドレインに負荷を接続した
トランジスタのゲートを第1入力端子に、バックゲート
を第2入力端子に接続してなり、前記第1,第2入力端
子の入力信号の和の信号を増幅して前記ドレインから出
力するように構成した。
の第1の発明の増幅回路は、ドレインに負荷を接続した
トランジスタのゲートを第1入力端子に、バックゲート
を第2入力端子に接続してなり、前記第1,第2入力端
子の入力信号の和の信号を増幅して前記ドレインから出
力するように構成した。
【0012】第2の発明の差動増幅回路は、ドレインに
第1負荷を接続した第1トランジスタのゲートを第1入
力端子に、バックゲートを第2入力端子に各々接続し、
ドレインに第2負荷を接続した第2トランジスタのゲー
トを第3入力端子に、バックゲートを第4入力端子に各
々接続し、且つ前記第1,第2トランジスタのソースを
電流源に共通接続してなり、前記第1、第2入力端子の
入力信号の和の信号と、前記第3、第4入力端子の入力
信号の和の信号の差を増幅して前記第1、第2トランジ
スタのドレインから出力するように構成した。
第1負荷を接続した第1トランジスタのゲートを第1入
力端子に、バックゲートを第2入力端子に各々接続し、
ドレインに第2負荷を接続した第2トランジスタのゲー
トを第3入力端子に、バックゲートを第4入力端子に各
々接続し、且つ前記第1,第2トランジスタのソースを
電流源に共通接続してなり、前記第1、第2入力端子の
入力信号の和の信号と、前記第3、第4入力端子の入力
信号の和の信号の差を増幅して前記第1、第2トランジ
スタのドレインから出力するように構成した。
【0013】第3の発明の差動増幅回路は、ドレインを
第1負荷を介して第1電源に接続した第1トランジスタ
のゲートを第1入力端子に、ドレインを第2負荷を介し
て前記第1電源に接続した第2トランジスタのゲートを
第2入力端子に各々接続し、第3トランジスタのゲート
を前記第2入力端子に、第4トランジスタのゲートを前
記第1入力端子に各々接続し、前記第3,第4トランジ
スタのドレインを前記第1,第2,第3,第4トランジ
スタのバックゲートに共通接続して該接続点を電流源を
介して前記第1電源に接続し、且つ前記第1,第2,第
3,第4トランジスタのソースを第2電源に共通接続し
てなり、前記第1、第2入力端子の入力信号の和の信号
と、前記第3、第4入力端子の入力信号の和の信号の差
を増幅して前記第1、第2トランジスタのドレインから
出力するように構成した。
第1負荷を介して第1電源に接続した第1トランジスタ
のゲートを第1入力端子に、ドレインを第2負荷を介し
て前記第1電源に接続した第2トランジスタのゲートを
第2入力端子に各々接続し、第3トランジスタのゲート
を前記第2入力端子に、第4トランジスタのゲートを前
記第1入力端子に各々接続し、前記第3,第4トランジ
スタのドレインを前記第1,第2,第3,第4トランジ
スタのバックゲートに共通接続して該接続点を電流源を
介して前記第1電源に接続し、且つ前記第1,第2,第
3,第4トランジスタのソースを第2電源に共通接続し
てなり、前記第1、第2入力端子の入力信号の和の信号
と、前記第3、第4入力端子の入力信号の和の信号の差
を増幅して前記第1、第2トランジスタのドレインから
出力するように構成した。
【0014】第4の発明のギルバート型ミキサ回路は、
ドレインを第1負荷を介して第1電源に接続した第1ト
ランジスタのゲートを第1入力端子に、ドレインを第2
負荷を介して前記第1電源に接続した第2トランジスタ
のゲートを第2入力端子に各々接続し、第3トランジス
タのゲートを前記第2入力端子に、第4トランジスタの
ゲートを前記第1入力端子に各々接続し、前記第1,第
3トランジスタのドレインを第1出力端子に、前記第
2,第4トランジスタのドレインを第2出力端子に各々
接続し、前記第1,第2トランジスタのバックゲートを
第3入力端子に、前記第3,第4トランジスタのバック
ゲートに第4入力端子に各々接続し、且つ且つ前記第
1,第2,第3,第4トランジスタのソースを電流源を
介して第2電源に共通接続してなり、前記第1、第2入
力端子の差動信号と、前記第3、第4入力端子の差動信
号との乗算結果の差動信号を前記第1、第2出力端子か
ら出力するように構成した。
ドレインを第1負荷を介して第1電源に接続した第1ト
ランジスタのゲートを第1入力端子に、ドレインを第2
負荷を介して前記第1電源に接続した第2トランジスタ
のゲートを第2入力端子に各々接続し、第3トランジス
タのゲートを前記第2入力端子に、第4トランジスタの
ゲートを前記第1入力端子に各々接続し、前記第1,第
3トランジスタのドレインを第1出力端子に、前記第
2,第4トランジスタのドレインを第2出力端子に各々
接続し、前記第1,第2トランジスタのバックゲートを
第3入力端子に、前記第3,第4トランジスタのバック
ゲートに第4入力端子に各々接続し、且つ且つ前記第
1,第2,第3,第4トランジスタのソースを電流源を
介して第2電源に共通接続してなり、前記第1、第2入
力端子の差動信号と、前記第3、第4入力端子の差動信
号との乗算結果の差動信号を前記第1、第2出力端子か
ら出力するように構成した。
【0015】
【発明の実施の形態】[実施形態1]図1は本発明の実
施形態1の増幅回路を示す図である。この増幅回路は、
NMOSトランジスタT1のゲートを入力端子11に、
バックゲートを入力端子12に、ドレインを出力端子1
3に、ソースを接地端子14に各々接続し、さらにドレ
インと電源端子15の間に負荷抵抗16(抵抗値R)を
接続して構成したものである。
施形態1の増幅回路を示す図である。この増幅回路は、
NMOSトランジスタT1のゲートを入力端子11に、
バックゲートを入力端子12に、ドレインを出力端子1
3に、ソースを接地端子14に各々接続し、さらにドレ
インと電源端子15の間に負荷抵抗16(抵抗値R)を
接続して構成したものである。
【0016】この回路では、入力端子12の電圧Vi2に
応じてトランジスタT1のしきい値電圧がΔVtだけ変
化するものとすると、 ΔVt=b・Vi2 (3) となる。bは定数である。
応じてトランジスタT1のしきい値電圧がΔVtだけ変
化するものとすると、 ΔVt=b・Vi2 (3) となる。bは定数である。
【0017】したがって、トランジスタT1のしきい値
電圧をVth、入力端子11の電圧をVi1とすると、その
ドレイン電流Idは、(1)式と同様に、 Id=a・(Vi1−Vth+ΔVt)2 =a・(Vi1−Vth+(b・Vi2))2 (4) となり、b=1に近づくようにトランジスタT1の構造
を設定すれば、 Id=a・(Vi1+Vi2−Vth)2 (5) となる。そして、出力端子13に現れる出力電圧Vo
は、 Vo=R・Id =R・a・(Vi1+Vi2−Vth)2 (6) となって、1個のトランジスタで入力電圧Vi1とVi2の
和の増幅を行う増幅回路が実現できる。
電圧をVth、入力端子11の電圧をVi1とすると、その
ドレイン電流Idは、(1)式と同様に、 Id=a・(Vi1−Vth+ΔVt)2 =a・(Vi1−Vth+(b・Vi2))2 (4) となり、b=1に近づくようにトランジスタT1の構造
を設定すれば、 Id=a・(Vi1+Vi2−Vth)2 (5) となる。そして、出力端子13に現れる出力電圧Vo
は、 Vo=R・Id =R・a・(Vi1+Vi2−Vth)2 (6) となって、1個のトランジスタで入力電圧Vi1とVi2の
和の増幅を行う増幅回路が実現できる。
【0018】これに対して、前記した図5に示した回路
においては、NMOSトランジスタT51に別のNMO
Sトランジスタ(図示せず)を並列に接続しその別のト
ランジスタのゲートに電圧Vi2を入力したとき、その出
力端子52の電圧Voは、 Vo=R・a・(Vi1−Vth)2+R・a・(Vi2−Vth)2 =R・a{(Vi1−Vth)2+(Vi2−Vth)2} (7) となり、電圧Vi1、Vi2の自乗の電圧を加算することに
なってしまい、2個のトランジスタを使用しても、入力
電圧Vi1とVi2の和の増幅を行うことはできない。
においては、NMOSトランジスタT51に別のNMO
Sトランジスタ(図示せず)を並列に接続しその別のト
ランジスタのゲートに電圧Vi2を入力したとき、その出
力端子52の電圧Voは、 Vo=R・a・(Vi1−Vth)2+R・a・(Vi2−Vth)2 =R・a{(Vi1−Vth)2+(Vi2−Vth)2} (7) となり、電圧Vi1、Vi2の自乗の電圧を加算することに
なってしまい、2個のトランジスタを使用しても、入力
電圧Vi1とVi2の和の増幅を行うことはできない。
【0019】[実施形態2]図2は実施形態2の増幅回
路を示す図である。この増幅回路は、図1に示した回路
と同じ構成の回路10,20のトランジスタT1,T2
のソースを電流源31を介して接地端子14に接続した
ものである。21,22は入力端子、23は出力端子で
ある。抵抗26の抵抗値はRである。
路を示す図である。この増幅回路は、図1に示した回路
と同じ構成の回路10,20のトランジスタT1,T2
のソースを電流源31を介して接地端子14に接続した
ものである。21,22は入力端子、23は出力端子で
ある。抵抗26の抵抗値はRである。
【0020】ここでは、入力端子11、12,21,2
2の電圧を各々Vi1、Vi2、Vi3、Vi4とし、出力端子
13,23の電圧をVo1、Vo2とすると、 Vo2−Vo1=R・a(Vi1+b・Vi2 −Vi3−b・Vi4)2 (8) となり、4入力(Vi1、Vi2、Vi3、Vi4)の加減算が
可能となる。
2の電圧を各々Vi1、Vi2、Vi3、Vi4とし、出力端子
13,23の電圧をVo1、Vo2とすると、 Vo2−Vo1=R・a(Vi1+b・Vi2 −Vi3−b・Vi4)2 (8) となり、4入力(Vi1、Vi2、Vi3、Vi4)の加減算が
可能となる。
【0021】なお、回路10,20の抵抗16,26
は、図8の(b)に示すように、電圧VBでバイアスされ飽
和領域で動作するPMOSトランジスタT11,T12
に置換したり、あるいは同図の(c)に示すように、カレ
ントミラー接続しシングルエンドの形に接続したPMO
SトランジスタT13,T14としても、同様の効果が
得られる。
は、図8の(b)に示すように、電圧VBでバイアスされ飽
和領域で動作するPMOSトランジスタT11,T12
に置換したり、あるいは同図の(c)に示すように、カレ
ントミラー接続しシングルエンドの形に接続したPMO
SトランジスタT13,T14としても、同様の効果が
得られる。
【0022】[実施形態3]図3は実施形態3の増幅回
路を示す図である。この増幅回路は、図2に示した回路
10,20と新たに設けたNMOSトランジスタT3
(T1と同一),T4(T2と同一)と電流源32を用
いたものであり、トランジスタT1,T4のゲートを入
力端子33に、トランジスタT2,T3のゲートを入力
端子34に、トランジスタT1のドレインを出力端子3
5に、トランジスタT2のドレインを出力端子36に、
各々接続している。また、トランジスタT3,T4のド
レインとトランジスタT1〜T4のバックゲートを共通
接続し、この接続点を電流源32を介して電源端子15
に接続し、さらにトランジスタT1〜T4のソースを接
地端子14に接続している。
路を示す図である。この増幅回路は、図2に示した回路
10,20と新たに設けたNMOSトランジスタT3
(T1と同一),T4(T2と同一)と電流源32を用
いたものであり、トランジスタT1,T4のゲートを入
力端子33に、トランジスタT2,T3のゲートを入力
端子34に、トランジスタT1のドレインを出力端子3
5に、トランジスタT2のドレインを出力端子36に、
各々接続している。また、トランジスタT3,T4のド
レインとトランジスタT1〜T4のバックゲートを共通
接続し、この接続点を電流源32を介して電源端子15
に接続し、さらにトランジスタT1〜T4のソースを接
地端子14に接続している。
【0023】トランジスタT3,T4のドレインをA点
とすると、入力端子33の電位Va+が高くなるときは、
出力端子35の電位Vo-が低下し、またトランジスタT
4を流れる電流が増大するため、電流源32での電圧降
下が大きくなって、A点の電位が低下する。この結果、
トランジスタT1〜T4のバックゲートの電位が低下し
て、それらトランジスタT1〜T4を流れる電流が減少
する。よって、出力端子36の電位Vo+が高くなる。か
くして、トランジスタT1,T2のバックゲートとトラ
ンジスタT3,T4により、従来の差動増幅器と全く同
じ動作を実現できる。
とすると、入力端子33の電位Va+が高くなるときは、
出力端子35の電位Vo-が低下し、またトランジスタT
4を流れる電流が増大するため、電流源32での電圧降
下が大きくなって、A点の電位が低下する。この結果、
トランジスタT1〜T4のバックゲートの電位が低下し
て、それらトランジスタT1〜T4を流れる電流が減少
する。よって、出力端子36の電位Vo+が高くなる。か
くして、トランジスタT1,T2のバックゲートとトラ
ンジスタT3,T4により、従来の差動増幅器と全く同
じ動作を実現できる。
【0024】しかも、従来の差動増幅器では、例えば図
6の回路についてみれば、電流源71での電圧降下をV
f、トランジスタT51,T52での電圧降下をVgと
すると、その出力電圧Voの振幅は Vo=Vdd−Vg−Vf (9) しか得られないのに対し、図3の回路では、電流源32
が縦積みにならないので、同様にトランジスタT1〜T
4の電圧降下をVgとすると、その出力電圧Voの振幅
は、 Vo=Vdd−Vg (10) となり、電流源での電圧降下分だけ大きくなる。つま
り、従来の回路よりも電圧Vf分だけ出力信号の振幅が
大きくなる。
6の回路についてみれば、電流源71での電圧降下をV
f、トランジスタT51,T52での電圧降下をVgと
すると、その出力電圧Voの振幅は Vo=Vdd−Vg−Vf (9) しか得られないのに対し、図3の回路では、電流源32
が縦積みにならないので、同様にトランジスタT1〜T
4の電圧降下をVgとすると、その出力電圧Voの振幅
は、 Vo=Vdd−Vg (10) となり、電流源での電圧降下分だけ大きくなる。つま
り、従来の回路よりも電圧Vf分だけ出力信号の振幅が
大きくなる。
【0025】なお、この図3に示した回路でも、その抵
抗16,26を図8の(b),(c)に示すように、能動負荷
やカレントミラー負荷に置換することができる。
抗16,26を図8の(b),(c)に示すように、能動負荷
やカレントミラー負荷に置換することができる。
【0026】[実施形態4]図4は実施形態4の増幅回
路を示す図であり、ギルバート型ミキサ回路に適用した
ものである。ここでは、回路10,20とトランジスタ
T3(T1と同一),T4(T2と同一)と電流源37
を用いている。トランジスタT1,T4のゲートは入力
端子41に、トランジスタT2,T3のゲートは入力端
子42に、トランジスタT1,T2のバックゲートは入
力端子43に、トランジスタT3,T4のバックゲート
は入力端子44に、トランジスタT1,T3のドレイン
は出力端子45に、トランジスタT2,T4のドレイン
は出力端子46に接続されている。
路を示す図であり、ギルバート型ミキサ回路に適用した
ものである。ここでは、回路10,20とトランジスタ
T3(T1と同一),T4(T2と同一)と電流源37
を用いている。トランジスタT1,T4のゲートは入力
端子41に、トランジスタT2,T3のゲートは入力端
子42に、トランジスタT1,T2のバックゲートは入
力端子43に、トランジスタT3,T4のバックゲート
は入力端子44に、トランジスタT1,T3のドレイン
は出力端子45に、トランジスタT2,T4のドレイン
は出力端子46に接続されている。
【0027】この回路では、入力端子43の信号Vb+を
高レベル(Vdd)に、入力端子44の信号Vb-を低レ
ベル(GND)にすると、トランジスタT1,T2は動
作するがトランジスタT3,T4は動作しない。また、
入力端子43の信号Vb+を低レベルに、入力端子44の
信号Vb-を高レベルにすると、トランジスタT1,T2
は動作しないがトランジスタT3,T4は動作する。
高レベル(Vdd)に、入力端子44の信号Vb-を低レ
ベル(GND)にすると、トランジスタT1,T2は動
作するがトランジスタT3,T4は動作しない。また、
入力端子43の信号Vb+を低レベルに、入力端子44の
信号Vb-を高レベルにすると、トランジスタT1,T2
は動作しないがトランジスタT3,T4は動作する。
【0028】したがって、出力端子45,46間には、
入力端子41,42間に入力する電圧Vaと入力端子4
3,44間に入力する電圧Vbを乗算した電圧Voが出
力されることになる。
入力端子41,42間に入力する電圧Vaと入力端子4
3,44間に入力する電圧Vbを乗算した電圧Voが出
力されることになる。
【0029】前記した図7のギルバート型ミキサ回路と
比較してみると、図7におけるトランジスタT55,T
56が不要になり、またこのトランジスタの削除により
図3の回路と同様に出力振幅が大きくなる。
比較してみると、図7におけるトランジスタT55,T
56が不要になり、またこのトランジスタの削除により
図3の回路と同様に出力振幅が大きくなる。
【0030】なお、この図4に示した回路でも、その抵
抗16,26を図8の(b),(c)に示すように、能動負荷
やカレントミラー負荷に置換することができる。
抗16,26を図8の(b),(c)に示すように、能動負荷
やカレントミラー負荷に置換することができる。
【0031】[他の実施形態]また、以上の各実施形態
においてはNMOSトランジスタを使用した場合につい
て説明したが、PMOSトランジスタを使用した場合で
も、電源の極性が反対になるほかは、全く同様に実現で
きる。
においてはNMOSトランジスタを使用した場合につい
て説明したが、PMOSトランジスタを使用した場合で
も、電源の極性が反対になるほかは、全く同様に実現で
きる。
【0032】
【発明の効果】以上から本発明によれば、トランジスタ
のバックゲートに信号を入力することにより、従来では
実現が困難であった2信号の加算を1個のトランジスタ
で実現できるようになる。また、差動増幅回路では4個
の入力信号の加減算ができ、さらにこの差動増幅回路や
ギルバート型ミキサ回路に適用するときは、縦積みの段
数を削減でき出力振幅を大きくすることができる利点が
ある。
のバックゲートに信号を入力することにより、従来では
実現が困難であった2信号の加算を1個のトランジスタ
で実現できるようになる。また、差動増幅回路では4個
の入力信号の加減算ができ、さらにこの差動増幅回路や
ギルバート型ミキサ回路に適用するときは、縦積みの段
数を削減でき出力振幅を大きくすることができる利点が
ある。
【図1】 本発明の実施形態1の増幅回路の回路図であ
る。
る。
【図2】 本発明の実施形態2の増幅回路の回路図であ
る。
る。
【図3】 本発明の実施形態3の差動増幅回路の回路図
である。
である。
【図4】 本発明の実施形態4のギルバート型ミキサ回
路の回路図である。
路の回路図である。
【図5】 従来の増幅回路の回路図である。
【図6】 従来の差動増幅回路の回路図である。
【図7】 従来のギルバート型ミキサ回路の回路図であ
る。
る。
【図8】 本発明の実施形態2,3,4の負荷の変形例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J066 AA01 AA12 AA57 CA33 CA92 FA00 HA10 HA25 KA05 KA09 KA26 MA21 ND01 ND11 ND22 ND23 PD02 5J092 AA01 AA12 AA57 CA33 CA92 FA00 HA10 HA25 KA05 KA09 KA26 MA21 VL04
Claims (4)
- 【請求項1】ドレインに負荷を接続したトランジスタの
ゲートを第1入力端子に、バックゲートを第2入力端子
に接続してなり、 前記第1,第2入力端子の入力信号の和の信号を増幅し
て前記ドレインから出力するようにしたことを特徴とす
る増幅回路。 - 【請求項2】ドレインに第1負荷を接続した第1トラン
ジスタのゲートを第1入力端子に、バックゲートを第2
入力端子に各々接続し、ドレインに第2負荷を接続した
第2トランジスタのゲートを第3入力端子に、バックゲ
ートを第4入力端子に各々接続し、且つ前記第1,第2
トランジスタのソースを電流源に共通接続してなり、 前記第1、第2入力端子の入力信号の和の信号と、前記
第3、第4入力端子の入力信号の和の信号の差を増幅し
て前記第1、第2トランジスタのドレインから出力する
ようにしたことを特徴とする差動増幅回路。 - 【請求項3】ドレインを第1負荷を介して第1電源に接
続した第1トランジスタのゲートを第1入力端子に、ド
レインを第2負荷を介して前記第1電源に接続した第2
トランジスタのゲートを第2入力端子に各々接続し、第
3トランジスタのゲートを前記第2入力端子に、第4ト
ランジスタのゲートを前記第1入力端子に各々接続し、
前記第3,第4トランジスタのドレインを前記第1,第
2,第3,第4トランジスタのバックゲートに共通接続
して該接続点を電流源を介して前記第1電源に接続し、
且つ前記第1,第2,第3,第4トランジスタのソース
を第2電源に共通接続してなり、 前記第1、第2入力端子の入力信号の和の信号と、前記
第3、第4入力端子の入力信号の和の信号の差を増幅し
て前記第1、第2トランジスタのドレインから出力する
ようにしたことを特徴とする差動増幅回路。 - 【請求項4】ドレインを第1負荷を介して第1電源に接
続した第1トランジスタのゲートを第1入力端子に、ド
レインを第2負荷を介して前記第1電源に接続した第2
トランジスタのゲートを第2入力端子に各々接続し、第
3トランジスタのゲートを前記第2入力端子に、第4ト
ランジスタのゲートを前記第1入力端子に各々接続し、
前記第1,第3トランジスタのドレインを第1出力端子
に、前記第2,第4トランジスタのドレインを第2出力
端子に各々接続し、前記第1,第2トランジスタのバッ
クゲートを第3入力端子に、前記第3,第4トランジス
タのバックゲートに第4入力端子に各々接続し、且つ且
つ前記第1,第2,第3,第4トランジスタのソースを
電流源を介して第2電源に共通接続してなり、 前記第1、第2入力端子の差動信号と、前記第3、第4
入力端子の差動信号との乗算結果の差動信号を前記第
1、第2出力端子から出力するようにしたことを特徴と
するギルバート型ミキサ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11010122A JP2000209042A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 増幅回路およびミキサ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11010122A JP2000209042A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 増幅回路およびミキサ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000209042A true JP2000209042A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11741504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11010122A Pending JP2000209042A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 増幅回路およびミキサ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000209042A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008206004A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Sharp Corp | ミキサ回路 |
| KR101013381B1 (ko) | 2008-11-20 | 2011-02-14 | 한양대학교 산학협력단 | 주파수 혼합기 |
| CN112953540A (zh) * | 2019-12-10 | 2021-06-11 | 因西亚瓦(控股)有限公司 | 能够精确测量小电信号的放大器电路 |
| US20220247405A1 (en) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP11010122A patent/JP2000209042A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008206004A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Sharp Corp | ミキサ回路 |
| KR101013381B1 (ko) | 2008-11-20 | 2011-02-14 | 한양대학교 산학협력단 | 주파수 혼합기 |
| CN112953540A (zh) * | 2019-12-10 | 2021-06-11 | 因西亚瓦(控股)有限公司 | 能够精确测量小电信号的放大器电路 |
| JP2023506449A (ja) * | 2019-12-10 | 2023-02-16 | インシアヴァ (ピーティーワイ) リミテッド | 微小な電気信号の正確な測定を実現する増幅回路 |
| JP7763758B2 (ja) | 2019-12-10 | 2025-11-04 | インシアヴァ (ピーティーワイ) リミテッド | 微小な電気信号の正確な測定を実現する増幅回路 |
| US20220247405A1 (en) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device |
| US11843371B2 (en) * | 2021-01-29 | 2023-12-12 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |