JP2000210217A - 24時間循環浴槽システム - Google Patents
24時間循環浴槽システムInfo
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Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】経時においても高い殺菌能力を維持でき、コス
トパフォーマンスの極めて高い紫外線殺菌装置を備えた
24時間循環浴槽システムを提供する。 【解決手段】浴槽10内の浴水11の循環流路Rに、紫
外線ランプ8を格納した紫外線殺菌装置4を備え、紫外
線殺菌装置4内を通過する浴水11の殺菌を行う24時
間循環浴槽システムにおいて、紫外線ランプ8の使用末
期における照射線量Rwを、 13≦Rw≦15 mW・sec/cm2 とした。
トパフォーマンスの極めて高い紫外線殺菌装置を備えた
24時間循環浴槽システムを提供する。 【解決手段】浴槽10内の浴水11の循環流路Rに、紫
外線ランプ8を格納した紫外線殺菌装置4を備え、紫外
線殺菌装置4内を通過する浴水11の殺菌を行う24時
間循環浴槽システムにおいて、紫外線ランプ8の使用末
期における照射線量Rwを、 13≦Rw≦15 mW・sec/cm2 とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、24時間循環浴槽
システムに関し、特に浴槽中に発生するレジオネラ菌等
の細菌を紫外線により殺菌する紫外線殺菌装置を備えた
24時間循環浴槽システムに関する。
システムに関し、特に浴槽中に発生するレジオネラ菌等
の細菌を紫外線により殺菌する紫外線殺菌装置を備えた
24時間循環浴槽システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、個人の生活習慣の多様化に対応し
て、常時入浴可能な24時間循環浴槽システムの需要
が、一般家庭用、業務用を問わず高まっている。24時
間循環浴槽システムでは、浴槽の浴水が循環流路を通過
して浴槽外の循環系に流入した後、そこで浄化、殺菌、
保温(加温)されて、再び浴槽内に戻るといった循環が
繰り返される。その際、浴水の殺菌は、人体に安全且つ
清潔なものであることが求められる。従来より浴水の殺
菌は、24時間循環浴槽システムの循環系に配置された
紫外線殺菌装置にて行われている。紫外線殺菌装置は、
その内部に紫外線ランプを格納し、その照射により装置
内を流れる浴水に含まれる細菌を殺菌する。その際、人
体が紫外線ランプの照射を受けないように、装置は浴槽
から隔離されている。殺菌の対象としては、レジオネラ
菌に代表されるグラム陰性菌と呼ばれるものが主であ
る。そして浴槽内の浴水を清潔に保つため、浴水は1時
間に最低2回循環させるよう定められている。
て、常時入浴可能な24時間循環浴槽システムの需要
が、一般家庭用、業務用を問わず高まっている。24時
間循環浴槽システムでは、浴槽の浴水が循環流路を通過
して浴槽外の循環系に流入した後、そこで浄化、殺菌、
保温(加温)されて、再び浴槽内に戻るといった循環が
繰り返される。その際、浴水の殺菌は、人体に安全且つ
清潔なものであることが求められる。従来より浴水の殺
菌は、24時間循環浴槽システムの循環系に配置された
紫外線殺菌装置にて行われている。紫外線殺菌装置は、
その内部に紫外線ランプを格納し、その照射により装置
内を流れる浴水に含まれる細菌を殺菌する。その際、人
体が紫外線ランプの照射を受けないように、装置は浴槽
から隔離されている。殺菌の対象としては、レジオネラ
菌に代表されるグラム陰性菌と呼ばれるものが主であ
る。そして浴槽内の浴水を清潔に保つため、浴水は1時
間に最低2回循環させるよう定められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の24時間循
環浴槽システムは、初期における殺菌能力に比べて、経
時における殺菌能力が紫外線ランプの寿命によって低下
していた。すなわち、初期的には無菌状態が保たれてい
た浴槽内に、日数の経過と共に種々の細菌が繁殖してき
て、清潔な入浴ができなくなっていた。このような場
合、別の方法として、塩素(次亜塩素酸ナトリウム)を
浴槽内に入れて殺菌する方法がある。しかし、塩素は浄
化されずに浴水に残留してしまう。一般に、塩素はその
量が多くなると、不快な臭いを発する。また、人体が長
時間塩素にさらされることへの懸念がある。したがっ
て、浴水を絶えず循環して使用する24時間循環浴槽シ
ステムにおいては、塩素による浴水の殺菌は適さない。
経時においても、紫外線殺菌装置のみで、確実に浴水の
殺菌ができるようにする必要がある。
環浴槽システムは、初期における殺菌能力に比べて、経
時における殺菌能力が紫外線ランプの寿命によって低下
していた。すなわち、初期的には無菌状態が保たれてい
た浴槽内に、日数の経過と共に種々の細菌が繁殖してき
て、清潔な入浴ができなくなっていた。このような場
合、別の方法として、塩素(次亜塩素酸ナトリウム)を
浴槽内に入れて殺菌する方法がある。しかし、塩素は浄
化されずに浴水に残留してしまう。一般に、塩素はその
量が多くなると、不快な臭いを発する。また、人体が長
時間塩素にさらされることへの懸念がある。したがっ
て、浴水を絶えず循環して使用する24時間循環浴槽シ
ステムにおいては、塩素による浴水の殺菌は適さない。
経時においても、紫外線殺菌装置のみで、確実に浴水の
殺菌ができるようにする必要がある。
【0004】一方、24時間循環浴槽システムにおいて
は、浴水が紫外線殺菌装置を通過する間、装置内の紫外
線ランプが絶えず点灯していることになる。したがっ
て、紫外線ランプの消費電力は極力低くして、ランニン
グコストを下げたいというのがユーザが強く望むところ
である。また、低消費電力型の紫外線ランプの大きさ
は、高消費電力型のものに比べて小型となるので、それ
に伴い全体の紫外線殺菌装置も小型化できる。このよう
に、紫外線ランプを必要最小限小さくすることは、経済
性、設置性の両面で効果が大きい。なお、紫外線殺菌装
置を用いた風呂釜として、特開昭63−79614号公
報で、紫外線ランプ照射線量を、10〜105μW・s
ec/cm2としたものが提示されている。しかし、こ
のように紫外線ランプ照射線量が広範囲であると、前述
した課題を解決するのに、最適な値を定めることができ
ない。したがって本発明は、経時においても高い殺菌能
力を維持でき、コストパフォーマンスの極めて高い紫外
線殺菌装置を備えた24時間循環浴槽システムを提供す
ることを課題とする。
は、浴水が紫外線殺菌装置を通過する間、装置内の紫外
線ランプが絶えず点灯していることになる。したがっ
て、紫外線ランプの消費電力は極力低くして、ランニン
グコストを下げたいというのがユーザが強く望むところ
である。また、低消費電力型の紫外線ランプの大きさ
は、高消費電力型のものに比べて小型となるので、それ
に伴い全体の紫外線殺菌装置も小型化できる。このよう
に、紫外線ランプを必要最小限小さくすることは、経済
性、設置性の両面で効果が大きい。なお、紫外線殺菌装
置を用いた風呂釜として、特開昭63−79614号公
報で、紫外線ランプ照射線量を、10〜105μW・s
ec/cm2としたものが提示されている。しかし、こ
のように紫外線ランプ照射線量が広範囲であると、前述
した課題を解決するのに、最適な値を定めることができ
ない。したがって本発明は、経時においても高い殺菌能
力を維持でき、コストパフォーマンスの極めて高い紫外
線殺菌装置を備えた24時間循環浴槽システムを提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために研究を重ねた結果、次の事項を知るに至
った。紫外線殺菌装置の殺菌能力は、紫外線ランプ照射
線量、すなわち、単位面積当りの紫外線ランプ出力と紫
外線照射時間との積に大きく関連する。具体的には、紫
外線照射線量Rwを、 Rw≧13 mW・sec/cm2 とすると、浴槽内のレジオネラ菌等の主要な細菌を、9
9.9%殺菌できる。
解決するために研究を重ねた結果、次の事項を知るに至
った。紫外線殺菌装置の殺菌能力は、紫外線ランプ照射
線量、すなわち、単位面積当りの紫外線ランプ出力と紫
外線照射時間との積に大きく関連する。具体的には、紫
外線照射線量Rwを、 Rw≧13 mW・sec/cm2 とすると、浴槽内のレジオネラ菌等の主要な細菌を、9
9.9%殺菌できる。
【0006】ところが、従来の24時間循環浴槽システ
ムの経時での殺菌能力低下には、以下の原因があった。
それは、紫外線殺菌装置の紫外線ランプの経時における
出力低下である。すなわち、長時間点灯される紫外線ラ
ンプの出力は、時間の経過と共に低下していき、1年
(約8500時間)後には、初期出力値に対して約70
%の出力になる。また、24時間循環浴槽システムにお
いては、紫外線殺菌装置を浴水が通過する状態(流水状
態)を充分考慮した上で、紫外線ランプを選定しなけれ
ばならない。すなわち、その流水状態によっては、紫外
線ランプの殺菌能力が充分に発揮されずに、細菌が殺菌
されずに紫外線殺菌装置内を通過してしまうことがあ
る。
ムの経時での殺菌能力低下には、以下の原因があった。
それは、紫外線殺菌装置の紫外線ランプの経時における
出力低下である。すなわち、長時間点灯される紫外線ラ
ンプの出力は、時間の経過と共に低下していき、1年
(約8500時間)後には、初期出力値に対して約70
%の出力になる。また、24時間循環浴槽システムにお
いては、紫外線殺菌装置を浴水が通過する状態(流水状
態)を充分考慮した上で、紫外線ランプを選定しなけれ
ばならない。すなわち、その流水状態によっては、紫外
線ランプの殺菌能力が充分に発揮されずに、細菌が殺菌
されずに紫外線殺菌装置内を通過してしまうことがあ
る。
【0007】以上のことから、紫外線殺菌装置の紫外線
ランプの定格出力を選定する際、前述した経時特性と流
水状態を考慮して、上式を常に満足するようなものとす
れば良い。その際、前述した経済性、設置性の面から、
紫外線ランプ出力は必要最小限のものとする必要があ
る。ここで、24時間循環浴槽システムにおける紫外線
ランプは、保守用部品と考えられており、通常、その交
換サイクルは1年である。また、紫外線ランプの定格出
力が5W程度のものは、低消費電力型と言える。
ランプの定格出力を選定する際、前述した経時特性と流
水状態を考慮して、上式を常に満足するようなものとす
れば良い。その際、前述した経済性、設置性の面から、
紫外線ランプ出力は必要最小限のものとする必要があ
る。ここで、24時間循環浴槽システムにおける紫外線
ランプは、保守用部品と考えられており、通常、その交
換サイクルは1年である。また、紫外線ランプの定格出
力が5W程度のものは、低消費電力型と言える。
【0008】本発明は、上記研究結果を基に、前述した
課題を解決するためになされたものであり、すなわち、
添付図面に付した符号をカッコ内に付記すると、本発明
は、浴槽(10)内の浴水(11)の循環流路(R)
に、紫外線ランプ(8)を格納した紫外線殺菌装置
(4)を備え、紫外線殺菌装置(4)内を通過する浴水
(11)の殺菌を行う24時間循環浴槽システムにおい
て、紫外線ランプ(8)の使用末期における照射線量R
wを、 13≦Rw≦15 mW・sec/cm2 としたことを特徴とする24時間循環浴槽システムであ
る。
課題を解決するためになされたものであり、すなわち、
添付図面に付した符号をカッコ内に付記すると、本発明
は、浴槽(10)内の浴水(11)の循環流路(R)
に、紫外線ランプ(8)を格納した紫外線殺菌装置
(4)を備え、紫外線殺菌装置(4)内を通過する浴水
(11)の殺菌を行う24時間循環浴槽システムにおい
て、紫外線ランプ(8)の使用末期における照射線量R
wを、 13≦Rw≦15 mW・sec/cm2 としたことを特徴とする24時間循環浴槽システムであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面によっ
て説明する。図1にて、本発明による24時間循環浴槽
システムの一実施例を示す。浴槽10内の浴水11は、
循環系1の循環ポンプ2による圧力によって、循環流路
Rをたどって、濾過槽3、紫外線殺菌装置4、熱源装置
5の順に循環する。ここで濾過槽3は、浴水11を浄化
するためのもので、例えば自然発生した微生物により有
機物を無機物に変える、いわゆる生物濾過が用いられ
る。また熱源装置5は、浴水11を保温・加温するため
のもので、例えばガスや電気等を熱源としたものが用い
られている。図2は、本発明による24時間循環浴槽シ
ステムの紫外線殺菌装置の一実施例を示す。紫外線殺菌
装置4は、主にシリンダ9、流入部6、流出部7、紫外
線ランプ8で構成されている。紫外線ランプ8は、シリ
ンダ9内に着脱可能に配置されている。循環流路Rから
流入部6を介して流入した浴水11は、シリンダ9内部
を通過して、流出部7より流出する。このとき、シリン
ダ9内を通過する浴水11中のレジオネラ菌等の細菌
は、紫外線ランプ8の照射により殺菌されることにな
る。
て説明する。図1にて、本発明による24時間循環浴槽
システムの一実施例を示す。浴槽10内の浴水11は、
循環系1の循環ポンプ2による圧力によって、循環流路
Rをたどって、濾過槽3、紫外線殺菌装置4、熱源装置
5の順に循環する。ここで濾過槽3は、浴水11を浄化
するためのもので、例えば自然発生した微生物により有
機物を無機物に変える、いわゆる生物濾過が用いられ
る。また熱源装置5は、浴水11を保温・加温するため
のもので、例えばガスや電気等を熱源としたものが用い
られている。図2は、本発明による24時間循環浴槽シ
ステムの紫外線殺菌装置の一実施例を示す。紫外線殺菌
装置4は、主にシリンダ9、流入部6、流出部7、紫外
線ランプ8で構成されている。紫外線ランプ8は、シリ
ンダ9内に着脱可能に配置されている。循環流路Rから
流入部6を介して流入した浴水11は、シリンダ9内部
を通過して、流出部7より流出する。このとき、シリン
ダ9内を通過する浴水11中のレジオネラ菌等の細菌
は、紫外線ランプ8の照射により殺菌されることにな
る。
【0010】図3は、紫外線ランプ照射線量Rwとレジ
オネラ菌数との関係を示す試験データである。この試験
データは、図1に示す24時間循環浴槽システムにおい
て浴槽10内の浴水11の容量Vを200リットルとし
て、浴水11を約42℃に保ちながら、成人男子4名に
入浴してもらった後、その浴水11を紫外線殺菌装置4
に循環させ、その後の浴水11中のレジオネラ菌数を調
べたものである。図3から、紫外線ランプ照射線量Rw
の増加と共に、レジオネラ菌数が減っていくのが分か
る。そして、紫外線ランプ照射線量Rwが、 Rw≧13 mW・sec/cm2 (1) を満足するとき、極めて高い殺菌能力を得ることができ
る。また、上記の紫外線ランプ照射線量Rwは、レジオ
ネラ菌以外の細菌に対しても高い殺菌能力がある。
オネラ菌数との関係を示す試験データである。この試験
データは、図1に示す24時間循環浴槽システムにおい
て浴槽10内の浴水11の容量Vを200リットルとし
て、浴水11を約42℃に保ちながら、成人男子4名に
入浴してもらった後、その浴水11を紫外線殺菌装置4
に循環させ、その後の浴水11中のレジオネラ菌数を調
べたものである。図3から、紫外線ランプ照射線量Rw
の増加と共に、レジオネラ菌数が減っていくのが分か
る。そして、紫外線ランプ照射線量Rwが、 Rw≧13 mW・sec/cm2 (1) を満足するとき、極めて高い殺菌能力を得ることができ
る。また、上記の紫外線ランプ照射線量Rwは、レジオ
ネラ菌以外の細菌に対しても高い殺菌能力がある。
【0011】ここで、紫外線ランプ8の初期紫外線ラン
プ照射線量Rsと、経時紫外線ランプ照射線量Rwとの関
係は、 但し、a:紫外線ランプ出力の経時特性に係る係数とな
る。前述したように紫外線ランプは、1年(約8500
時間)後に交換される。このとき、経時特性に係る係数
aは0.7である。したがって、条件式(1)を満足す
る初期紫外線ランプ照射線量Rsは、(2)式より、 Rs≧19 mW・sec/cm2 (3) となる。
プ照射線量Rsと、経時紫外線ランプ照射線量Rwとの関
係は、 但し、a:紫外線ランプ出力の経時特性に係る係数とな
る。前述したように紫外線ランプは、1年(約8500
時間)後に交換される。このとき、経時特性に係る係数
aは0.7である。したがって、条件式(1)を満足す
る初期紫外線ランプ照射線量Rsは、(2)式より、 Rs≧19 mW・sec/cm2 (3) となる。
【0012】次に、初期紫外線ランプ照射線量Rsを満
足するのに必要な初期紫外線ランプ出力Wを求める。ま
ず、初期紫外線ランプ出力Wは、次式で求まる。 W=Ps×Sf×α×10-3 〔W〕 (4) 但し、Ps:実際の初期紫外線線量 〔mW/cm2〕 Sf:シリンダ9内壁の側面表面積 〔cm2 〕 α:安全率 ここで、実際の初期紫外線線量Psとは、紫外線が紫外
線ランプ石英管を透過する前の状態での、単位面積当り
の紫外線ランプ出力を言う。実際の初期紫外線線量Ps
と、初期紫外線ランプ照射線量Rsとの関係は、 但し、t:浴水11がシリンダ9内を通過する時間
〔sec〕 c:紫外線の紫外線ランプ石英管への吸収に係る係数 となる。
足するのに必要な初期紫外線ランプ出力Wを求める。ま
ず、初期紫外線ランプ出力Wは、次式で求まる。 W=Ps×Sf×α×10-3 〔W〕 (4) 但し、Ps:実際の初期紫外線線量 〔mW/cm2〕 Sf:シリンダ9内壁の側面表面積 〔cm2 〕 α:安全率 ここで、実際の初期紫外線線量Psとは、紫外線が紫外
線ランプ石英管を透過する前の状態での、単位面積当り
の紫外線ランプ出力を言う。実際の初期紫外線線量Ps
と、初期紫外線ランプ照射線量Rsとの関係は、 但し、t:浴水11がシリンダ9内を通過する時間
〔sec〕 c:紫外線の紫外線ランプ石英管への吸収に係る係数 となる。
【0013】また、シリンダ9の内容積Svは、 但し、r1:シリンダ9の内半径 〔cm〕 r2:紫外線ランプ8の外半径 〔cm〕 L:シリンダ9の高さ 〔cm〕 Q:シリンダ9内を通過する浴水11の単位時間当りの
循環量〔cm3/sec〕 となるので、シリンダ9の側面の表面積Sfは、 となる。ここで、循環量Qは、次式で求まる。 Q=nV×103/(60×60) (7) 但し、V:浴槽10内容積 〔リットル〕 n:単位時間当りの浴水11の循環回数 〔回/時間〕
循環量〔cm3/sec〕 となるので、シリンダ9の側面の表面積Sfは、 となる。ここで、循環量Qは、次式で求まる。 Q=nV×103/(60×60) (7) 但し、V:浴槽10内容積 〔リットル〕 n:単位時間当りの浴水11の循環回数 〔回/時間〕
【0014】前記(4)式に、(5)、(6)式を代入
すると、紫外線ランプ出力Wは、 となる。また、シリンダ9内の流速v〔cm /sec〕
は、次式で求まる。 上式より、(8)式は、 となる。
すると、紫外線ランプ出力Wは、 となる。また、シリンダ9内の流速v〔cm /sec〕
は、次式で求まる。 上式より、(8)式は、 となる。
【0015】以下、(10)式を用いて、前述した低消
費電力型の小型装置を達成するための初期紫外線ランプ
照射線量Rsの上限値を求める。まず、低消費電力を達
成するために、紫外線ランプ8の定格出力の上限を5W
とする。この紫外線ランプ8の外径の半径r2は1.6
cm程度となり、紫外線ランプ8の有効長さは10cm
程度となる。ここで、浴水11中の細菌を確実に殺菌す
るためには、その細菌に対して紫外線ランプ8による紫
外線照射を少なくとも1secは行う必要があるため、
シリンダ内流速vを10cm/sec程度とするのが適
当である。また、前述したように浴水11の浄化を効率
良く行うために(7)式において循環回数nを2回/時
間とし、更に浴槽内容積Vを200リットルとすると、
循環量Qは111.1cm3/secとなる。
費電力型の小型装置を達成するための初期紫外線ランプ
照射線量Rsの上限値を求める。まず、低消費電力を達
成するために、紫外線ランプ8の定格出力の上限を5W
とする。この紫外線ランプ8の外径の半径r2は1.6
cm程度となり、紫外線ランプ8の有効長さは10cm
程度となる。ここで、浴水11中の細菌を確実に殺菌す
るためには、その細菌に対して紫外線ランプ8による紫
外線照射を少なくとも1secは行う必要があるため、
シリンダ内流速vを10cm/sec程度とするのが適
当である。また、前述したように浴水11の浄化を効率
良く行うために(7)式において循環回数nを2回/時
間とし、更に浴槽内容積Vを200リットルとすると、
循環量Qは111.1cm3/secとなる。
【0016】したがって、このとき(9)式よりシリン
ダ9の内径r1は2.5cm程度となる。これらの値
は、言わば仮に定めた値であるので、安全率αとして
1.5を乗じることで、より確実な初期紫外線ランプ照
射線量Rsの上限範囲とする。また、石英管への吸収に
係る係数cは0.95である。以上の値を(10)式に
代入することで、低消費電力型の小型装置を達成する初
期紫外線ランプ照射線量R sの範囲は、 Rs≦21 mW・sec/cm2 となる。
ダ9の内径r1は2.5cm程度となる。これらの値
は、言わば仮に定めた値であるので、安全率αとして
1.5を乗じることで、より確実な初期紫外線ランプ照
射線量Rsの上限範囲とする。また、石英管への吸収に
係る係数cは0.95である。以上の値を(10)式に
代入することで、低消費電力型の小型装置を達成する初
期紫外線ランプ照射線量R sの範囲は、 Rs≦21 mW・sec/cm2 となる。
【0017】上記条件式と条件式(3)を合わせると、 19≦Rs≦21 mW・sec/cm2 (11) となる。以上のように、初期紫外線ランプ照射線量Rs
が、条件式(11)を満足すれば、経時においても殺菌
能力が高く、消費電力が比較的低く、比較的小型の24
時間循環浴槽システムを提供することができる。なお、
上記条件式(11)を、(2)式に代入することによ
り、経時紫外線ランプ照射線量Rwは、 13≦Rw≦15 mW・sec/cm2 となる。
が、条件式(11)を満足すれば、経時においても殺菌
能力が高く、消費電力が比較的低く、比較的小型の24
時間循環浴槽システムを提供することができる。なお、
上記条件式(11)を、(2)式に代入することによ
り、経時紫外線ランプ照射線量Rwは、 13≦Rw≦15 mW・sec/cm2 となる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明では、経時において
も高い殺菌能力を維持でき、コストパフォーマンスの極
めて高い紫外線殺菌装置を備えた24時間循環浴槽シス
テムを提供することができる。
も高い殺菌能力を維持でき、コストパフォーマンスの極
めて高い紫外線殺菌装置を備えた24時間循環浴槽シス
テムを提供することができる。
【図1】本発明による24時間循環浴槽システムの一実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図2】本発明による24時間循環浴槽システムの紫外
線殺菌装置の一実施例を示す図である。
線殺菌装置の一実施例を示す図である。
【図3】紫外線ランプ照射線量とレジオネラ菌数との関
係を示す図である。
係を示す図である。
1…循環系 2…循環ポンプ 3…濾過槽 4…紫外線殺菌装置 5…熱源装置 6…流入部 7…流出部 8…紫外線ランプ 9…シリンダ 10…浴槽 11…浴水 R…循環流路
Claims (1)
- 【請求項1】浴槽内の浴水の循環流路に、紫外線ランプ
を格納した紫外線殺菌装置を備え、該紫外線殺菌装置内
を通過する前記浴水の殺菌を行う24時間循環浴槽シス
テムにおいて、 前記紫外線ランプの使用末期における照射線量Rwを、 13≦Rw≦15 mW・sec/cm2 としたことを特徴とする24時間循環浴槽システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015359A JP2000210217A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 24時間循環浴槽システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015359A JP2000210217A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 24時間循環浴槽システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000210217A true JP2000210217A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11886617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11015359A Pending JP2000210217A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 24時間循環浴槽システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000210217A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7531145B2 (en) | 2001-03-22 | 2009-05-12 | Ngk Insulators, Ltd. | Honeycomb structure |
| CN103216930A (zh) * | 2013-04-22 | 2013-07-24 | 中山市玫瑰园环境电器有限公司 | 一种恒温浴池 |
| JP2017196382A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-11-02 | 株式会社ノーリツ | 除菌装置及び温水装置 |
| CN108309107A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-07-24 | 长春光速科技有限公司 | 一种除湿浴室柜 |
| JP2026032653A (ja) * | 2024-08-14 | 2026-02-27 | 旭化成株式会社 | 管理装置、水循環システム、及び管理方法 |
| JP7854015B2 (ja) | 2024-08-14 | 2026-04-30 | 旭化成株式会社 | 管理装置、水循環システム、及び管理方法 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP11015359A patent/JP2000210217A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7531145B2 (en) | 2001-03-22 | 2009-05-12 | Ngk Insulators, Ltd. | Honeycomb structure |
| CN103216930A (zh) * | 2013-04-22 | 2013-07-24 | 中山市玫瑰园环境电器有限公司 | 一种恒温浴池 |
| JP2017196382A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-11-02 | 株式会社ノーリツ | 除菌装置及び温水装置 |
| CN108309107A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-07-24 | 长春光速科技有限公司 | 一种除湿浴室柜 |
| JP2026032653A (ja) * | 2024-08-14 | 2026-02-27 | 旭化成株式会社 | 管理装置、水循環システム、及び管理方法 |
| JP7854015B2 (ja) | 2024-08-14 | 2026-04-30 | 旭化成株式会社 | 管理装置、水循環システム、及び管理方法 |
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