JPH10314748A - 殺菌装置 - Google Patents
殺菌装置Info
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- JPH10314748A JPH10314748A JP9238137A JP23813797A JPH10314748A JP H10314748 A JPH10314748 A JP H10314748A JP 9238137 A JP9238137 A JP 9238137A JP 23813797 A JP23813797 A JP 23813797A JP H10314748 A JPH10314748 A JP H10314748A
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- Japan
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- water
- bath water
- electrodes
- bath
- bathtub
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 殺菌成分である次亜塩素酸イオンを効率的に
生成する。 【解決手段】 電解槽8の内部には陽イオン交換膜20
で隔たれて一対の電極18、19が配されている。浄水
装置1が浴水の浄化運転を開始すると、電極18と電極
19との間に電圧が印加されると、電極18(負極側)
が配される電解室21において、水酸化物イオンと塩素
イオンとが反応し、殺菌成分である次亜塩素酸イオンが
生成される。電解室21に存在する水酸化物イオンと塩
素イオンとは電極19(正極側)が配される電解室22
へと移動することができないので、それぞれ酸素ガスと
水素ガスに分解されない。そのため、効率的に次亜塩素
酸イオンを生成することができる。
生成する。 【解決手段】 電解槽8の内部には陽イオン交換膜20
で隔たれて一対の電極18、19が配されている。浄水
装置1が浴水の浄化運転を開始すると、電極18と電極
19との間に電圧が印加されると、電極18(負極側)
が配される電解室21において、水酸化物イオンと塩素
イオンとが反応し、殺菌成分である次亜塩素酸イオンが
生成される。電解室21に存在する水酸化物イオンと塩
素イオンとは電極19(正極側)が配される電解室22
へと移動することができないので、それぞれ酸素ガスと
水素ガスに分解されない。そのため、効率的に次亜塩素
酸イオンを生成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気分解すること
により水道水や浴水などを殺菌する殺菌装置に関するも
のである。
により水道水や浴水などを殺菌する殺菌装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、浄水器や浴水浄化装置などにおい
て、水道水の殺菌を行う殺菌方法の1つとして、図4に
示すような、水道水に食塩(NaCl)などの電解質を
添加し、電解槽50内部に陰イオン交換膜51を隔てて
配された一対の電極52、53に電圧を印加し、電気分
解を行うことにより殺菌を行う殺菌方法が知られてい
る。
て、水道水の殺菌を行う殺菌方法の1つとして、図4に
示すような、水道水に食塩(NaCl)などの電解質を
添加し、電解槽50内部に陰イオン交換膜51を隔てて
配された一対の電極52、53に電圧を印加し、電気分
解を行うことにより殺菌を行う殺菌方法が知られてい
る。
【0003】このような電解槽50において、電極5
2、53に電圧を印加すると、電極52、53では以下
に示す電解がそれぞれ行われる。正極側の電極53が配
された電解室54では、化学式(1)によって示される
ように水酸化物イオン(OH-)が分解され、相対的に
水素イオン(H+ )濃度が高まることによって強酸性水
が生成されるとともに、化学式(2)、(3)によって
示すように、塩素イオン(Cl- )がいったん塩素ガス
となった後、殺菌成分である次亜塩素酸(HOCl)が
生成される。このように生成された強酸性水および次亜
塩素酸によって水道水の殺菌が行われる。 4OH- +4e+ →O2 ↑+H2 O(1) 2Cl- +2e+ → Cl2 ↑ (2) H2 O+Cl2 → HOCl+H+ +Cl- (3)
2、53に電圧を印加すると、電極52、53では以下
に示す電解がそれぞれ行われる。正極側の電極53が配
された電解室54では、化学式(1)によって示される
ように水酸化物イオン(OH-)が分解され、相対的に
水素イオン(H+ )濃度が高まることによって強酸性水
が生成されるとともに、化学式(2)、(3)によって
示すように、塩素イオン(Cl- )がいったん塩素ガス
となった後、殺菌成分である次亜塩素酸(HOCl)が
生成される。このように生成された強酸性水および次亜
塩素酸によって水道水の殺菌が行われる。 4OH- +4e+ →O2 ↑+H2 O(1) 2Cl- +2e+ → Cl2 ↑ (2) H2 O+Cl2 → HOCl+H+ +Cl- (3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構造の電解槽50において次亜塩素酸を生成す
る場合、正極側の電極53が配された電解室54におい
て、水道水中に含まれる塩素イオンはいったん塩素ガス
となった後、水と反応して次亜塩素酸となるため、次亜
塩素酸の塩素供給源である塩素イオンが消費されやす
く、水道水の殺菌を行うのに十分な次亜塩素酸が効率的
に生成されにくいといった問題点があった。
たような構造の電解槽50において次亜塩素酸を生成す
る場合、正極側の電極53が配された電解室54におい
て、水道水中に含まれる塩素イオンはいったん塩素ガス
となった後、水と反応して次亜塩素酸となるため、次亜
塩素酸の塩素供給源である塩素イオンが消費されやす
く、水道水の殺菌を行うのに十分な次亜塩素酸が効率的
に生成されにくいといった問題点があった。
【0005】また、上述したような、一対の電極が陰イ
オン交換膜51によって隔たれて配される電解槽50で
あると、正極側の電極53が配される電解室54では強
酸性水と次亜塩素酸とが生成されるのに対して、負極側
の電極52が配される電解室55では次の化学式(4)
で示すように水素イオンが水素ガスに分解され、相対的
に水酸化物イオンの濃度が高められ、アルカリイオン水
が生成される。
オン交換膜51によって隔たれて配される電解槽50で
あると、正極側の電極53が配される電解室54では強
酸性水と次亜塩素酸とが生成されるのに対して、負極側
の電極52が配される電解室55では次の化学式(4)
で示すように水素イオンが水素ガスに分解され、相対的
に水酸化物イオンの濃度が高められ、アルカリイオン水
が生成される。
【0006】2H+ +2e- →H2 ↑(4) そのため、電解室54において強酸性を保つためには、
電解室54において生成された強酸性水と電解室55に
おいて生成されたアルカリイオン水とを完全に分離する
必要があり、強酸性水およびアルカリイオン水を電解槽
50から流出させるための流出管50a、50bをそれ
ぞれ設けなければならず、配管構造が複雑となってしま
うといった問題点があった。
電解室54において生成された強酸性水と電解室55に
おいて生成されたアルカリイオン水とを完全に分離する
必要があり、強酸性水およびアルカリイオン水を電解槽
50から流出させるための流出管50a、50bをそれ
ぞれ設けなければならず、配管構造が複雑となってしま
うといった問題点があった。
【0007】そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであり、電気分解によって殺菌を行う殺菌装置に
おいて、殺菌成分の生成を効率的に行うことができると
ともに、簡略な配管構造を有する殺菌装置の提供を目的
とするものである。
たものであり、電気分解によって殺菌を行う殺菌装置に
おいて、殺菌成分の生成を効率的に行うことができると
ともに、簡略な配管構造を有する殺菌装置の提供を目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1によれば、各電極(18、19)間に電圧
が印加されると、水道水は電気分解される。この際、負
極側の電極(18)が配される電解室(21)に存在す
る水酸化物イオンと塩素イオンとが反応し、殺菌成分で
ある次亜塩素酸イオンが生成される。各電極(18、1
9)が配される電解室(21、22)は陽イオン交換膜
(20)によって隔たれているため、各電解室(21、
22)に存在する水酸化物イオンと塩素イオンは、電解
室(21、22)間を互いに移動することができない。
そのため、負極側の電極(1819)が配される電解室
(21)に存在する水酸化物イオンと塩素イオンは、正
極側の電極(19)が配される電解室(22)へと移動
できないので、それぞれ塩素ガスと酸素ガスに分解され
ない。つまり、次亜塩素酸イオンの塩素供給源である塩
素イオンを消費することなく、次亜塩素酸イオンを効率
的に生成することができる。
に、請求項1によれば、各電極(18、19)間に電圧
が印加されると、水道水は電気分解される。この際、負
極側の電極(18)が配される電解室(21)に存在す
る水酸化物イオンと塩素イオンとが反応し、殺菌成分で
ある次亜塩素酸イオンが生成される。各電極(18、1
9)が配される電解室(21、22)は陽イオン交換膜
(20)によって隔たれているため、各電解室(21、
22)に存在する水酸化物イオンと塩素イオンは、電解
室(21、22)間を互いに移動することができない。
そのため、負極側の電極(1819)が配される電解室
(21)に存在する水酸化物イオンと塩素イオンは、正
極側の電極(19)が配される電解室(22)へと移動
できないので、それぞれ塩素ガスと酸素ガスに分解され
ない。つまり、次亜塩素酸イオンの塩素供給源である塩
素イオンを消費することなく、次亜塩素酸イオンを効率
的に生成することができる。
【0009】また、各電解室(21、22)を通過した
水を合流させた後、殺菌装置(8)から流出させるの
で、1つの流出管(8b)により各電解室(21、2
2)を通過した水を殺菌装置(8)から流出させること
ができる。したがって、流出管(8b)を簡略な配管構
造とすることができる。なお、正極側の電極(19)が
配される電解室(22)において、水酸化物イオンが分
解されて生じた酸素の一部と、塩素イオンの一部とが反
応し、次亜塩素酸イオンが生成される。続いて、この次
亜塩素酸イオンと水素イオンとが反応することによって
殺菌成分である次亜塩素酸が生成される。そのため、各
電解室(21、22)を通過した水を陽イオン交換膜
(20)の下流側において合流させても、水道水の殺菌
を行うのに十分な次亜塩素酸および次亜塩素酸イオンを
得ることができる。
水を合流させた後、殺菌装置(8)から流出させるの
で、1つの流出管(8b)により各電解室(21、2
2)を通過した水を殺菌装置(8)から流出させること
ができる。したがって、流出管(8b)を簡略な配管構
造とすることができる。なお、正極側の電極(19)が
配される電解室(22)において、水酸化物イオンが分
解されて生じた酸素の一部と、塩素イオンの一部とが反
応し、次亜塩素酸イオンが生成される。続いて、この次
亜塩素酸イオンと水素イオンとが反応することによって
殺菌成分である次亜塩素酸が生成される。そのため、各
電解室(21、22)を通過した水を陽イオン交換膜
(20)の下流側において合流させても、水道水の殺菌
を行うのに十分な次亜塩素酸および次亜塩素酸イオンを
得ることができる。
【0010】さらに、請求項2の発明によれば、浴水中
には使用者の体液に含まれる塩素イオンが溶解してい
る。そのため、特に、浴水の浄化を行う浴水浄化装置
(1)に適用することにより、次亜塩素酸イオンの塩素
の供給源として電解質を添加する必要がない。また、請
求項3および4の発明によれば、紫外線によって励起さ
れた光触媒(17)によって浴水中の臭い成分、無機塩
などの分子径の小さな物質が吸着分解されるとともに、
電解室(21、22)において生成された次亜塩素酸お
よび次亜塩素酸イオンは紫外線により分解されるので、
次亜塩素酸および次亜塩素酸イオンの濃度が上昇し過ぎ
てしまうことがなく、浴水中の次亜塩素酸および次亜塩
素酸イオンの濃度を、雑菌の増殖が抑制される適度な範
囲に維持することができる。
には使用者の体液に含まれる塩素イオンが溶解してい
る。そのため、特に、浴水の浄化を行う浴水浄化装置
(1)に適用することにより、次亜塩素酸イオンの塩素
の供給源として電解質を添加する必要がない。また、請
求項3および4の発明によれば、紫外線によって励起さ
れた光触媒(17)によって浴水中の臭い成分、無機塩
などの分子径の小さな物質が吸着分解されるとともに、
電解室(21、22)において生成された次亜塩素酸お
よび次亜塩素酸イオンは紫外線により分解されるので、
次亜塩素酸および次亜塩素酸イオンの濃度が上昇し過ぎ
てしまうことがなく、浴水中の次亜塩素酸および次亜塩
素酸イオンの濃度を、雑菌の増殖が抑制される適度な範
囲に維持することができる。
【0011】さらに、請求項5の発明によれば、極性切
替装置により電極に印加する電圧の極性を反転させるこ
とによって、浴水中に含まれる、塩として析出しやすい
成分を除去し、浴槽(7)外へと排出することができ
る。
替装置により電極に印加する電圧の極性を反転させるこ
とによって、浴水中に含まれる、塩として析出しやすい
成分を除去し、浴槽(7)外へと排出することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、家庭用または業
務用の風呂に設けられた浴水浄化装置(以下、浄水装置
と略す)に適用した実施の形態について説明する。 〔第1の実施の形態〕図1、2に基づいて第1の実施の
形態について説明する。なお、図1、2中における実線
矢印は電気分解によって生じた各イオンの動きを示し、
白抜き矢印は浴水の流れを示す。
務用の風呂に設けられた浴水浄化装置(以下、浄水装置
と略す)に適用した実施の形態について説明する。 〔第1の実施の形態〕図1、2に基づいて第1の実施の
形態について説明する。なお、図1、2中における実線
矢印は電気分解によって生じた各イオンの動きを示し、
白抜き矢印は浴水の流れを示す。
【0013】浄水装置1は、使用者が入浴したり、時間
が経過することにより汚れが生じた浴槽7中の浴水を浄
化する浄化部である浄化筒3を内部に備えた浄化槽2
(図1中2点鎖線で示す)と、浄化筒3に浴水を供給す
る浴水供給手段である供給配管4と、浄化筒3において
浄化された浄水を浴槽7へと吐出する吐出手段である吐
出配管5と、浄化筒3を通過した水を浴槽7外へと排出
する排水管6と、殺菌装置である電解槽8とを備えてい
る。
が経過することにより汚れが生じた浴槽7中の浴水を浄
化する浄化部である浄化筒3を内部に備えた浄化槽2
(図1中2点鎖線で示す)と、浄化筒3に浴水を供給す
る浴水供給手段である供給配管4と、浄化筒3において
浄化された浄水を浴槽7へと吐出する吐出手段である吐
出配管5と、浄化筒3を通過した水を浴槽7外へと排出
する排水管6と、殺菌装置である電解槽8とを備えてい
る。
【0014】略矩形の形状を有する浄化槽2の内部に
は、浄化筒3、電解槽8、循環ポンプ9、ヒータ10、
流路切替手段である三方弁11などの機能部品が収めら
れている。図示しないが、浄化槽2には操作盤が設けら
れており、機能部品の操作を行なう操作ボタンが備えら
れている。なお、電解槽8、循環ポンプ9、ヒータ1
0、三方弁11の作動は図示しない制御手段によって制
御される。
は、浄化筒3、電解槽8、循環ポンプ9、ヒータ10、
流路切替手段である三方弁11などの機能部品が収めら
れている。図示しないが、浄化槽2には操作盤が設けら
れており、機能部品の操作を行なう操作ボタンが備えら
れている。なお、電解槽8、循環ポンプ9、ヒータ1
0、三方弁11の作動は図示しない制御手段によって制
御される。
【0015】供給配管4の上流側端部には、浴槽7内か
ら供給配管4に浴水を吸入するための吸入ユニット4a
が取り付けられている。吸入ユニット4aは、浴槽7に
溜められる浴水に浸漬される位置に形成された吸入口
(図示しない)と、この吸入口よりも下流側に設けられ
たフィルタ(図示しない)と、このフィルタよりもさら
に下流側に設けられた逆止弁(図示しない)とを有して
いる。
ら供給配管4に浴水を吸入するための吸入ユニット4a
が取り付けられている。吸入ユニット4aは、浴槽7に
溜められる浴水に浸漬される位置に形成された吸入口
(図示しない)と、この吸入口よりも下流側に設けられ
たフィルタ(図示しない)と、このフィルタよりもさら
に下流側に設けられた逆止弁(図示しない)とを有して
いる。
【0016】吸入ユニット4aよりも下流側において供
給配管4は浄化槽2の壁面を貫通し、浄化槽2の内部へ
と至り、その下流側端部は浄化筒3の流入管3aと連結
されている。なお、浄化槽2の内部において、供給配管
4には上流側から順に、浴水の電気分解を行う電解槽
8、浴水を汲み上げる循環ポンプ9、浴水の温度を調整
するヒータ10とが取り付けられている。
給配管4は浄化槽2の壁面を貫通し、浄化槽2の内部へ
と至り、その下流側端部は浄化筒3の流入管3aと連結
されている。なお、浄化槽2の内部において、供給配管
4には上流側から順に、浴水の電気分解を行う電解槽
8、浴水を汲み上げる循環ポンプ9、浴水の温度を調整
するヒータ10とが取り付けられている。
【0017】浄化筒3の流出管3bの下流側端部には三
方弁11が設けられている。流出管3bは三方弁11を
介して吐出配管5と排水管6とに接続されており、三方
弁11により流出管3bから流出する水の流路は切替え
られる。本実施の形態では、三方弁11がオンの状態で
あると流出管3bから流出した水は下水管(図示しな
い)に接続された排水管6へと流入し、三方弁11がオ
フの状態であると流出管3bから流出した水は吐出配管
5へと送られる。吐出配管5の下流側端部には浴槽7に
溜められる浴水に浸漬される位置に形成された吐出口
(図示しない)を有する吐出ユニット5aが取り付けら
れる。
方弁11が設けられている。流出管3bは三方弁11を
介して吐出配管5と排水管6とに接続されており、三方
弁11により流出管3bから流出する水の流路は切替え
られる。本実施の形態では、三方弁11がオンの状態で
あると流出管3bから流出した水は下水管(図示しな
い)に接続された排水管6へと流入し、三方弁11がオ
フの状態であると流出管3bから流出した水は吐出配管
5へと送られる。吐出配管5の下流側端部には浴槽7に
溜められる浴水に浸漬される位置に形成された吐出口
(図示しない)を有する吐出ユニット5aが取り付けら
れる。
【0018】浄化筒3は金属製の略円筒形の容器14の
内部に、濾材15を充填した濾材ケーシングを3つ積み
重ねた状態で収めたものである。濾材15は多孔質の天
然石である麦飯石からなり、その表面には浴水の浄化を
行う微生物(例えば、バチルス属)がコロニーを形成
し、群生した状態で付着している。この表面に付着させ
た好気性の微生物により水中の湯垢、ぬめりといった有
機物は吸着分解される。
内部に、濾材15を充填した濾材ケーシングを3つ積み
重ねた状態で収めたものである。濾材15は多孔質の天
然石である麦飯石からなり、その表面には浴水の浄化を
行う微生物(例えば、バチルス属)がコロニーを形成
し、群生した状態で付着している。この表面に付着させ
た好気性の微生物により水中の湯垢、ぬめりといった有
機物は吸着分解される。
【0019】濾材ケーシングは、上方が開口した略円筒
形の形状を有しており、その底面は水が通過することが
できるようにメッシュ状となっている。容器14の内部
に収められる濾材ケーシングのうち、最上部および2段
目に配される濾材ケーシングの軸中心となる部分には、
2重管構造の紫外線ランプ16が配置され、その周囲に
は構造体にTiO2 、ZnO、ZnSなどを担持させた
光触媒17が配される。さらにこの光触媒17を取り囲
むように濾材15が充填される。なお、最下段に配され
る濾材ケーシングには濾材15のみが充填される。
形の形状を有しており、その底面は水が通過することが
できるようにメッシュ状となっている。容器14の内部
に収められる濾材ケーシングのうち、最上部および2段
目に配される濾材ケーシングの軸中心となる部分には、
2重管構造の紫外線ランプ16が配置され、その周囲に
は構造体にTiO2 、ZnO、ZnSなどを担持させた
光触媒17が配される。さらにこの光触媒17を取り囲
むように濾材15が充填される。なお、最下段に配され
る濾材ケーシングには濾材15のみが充填される。
【0020】電解槽8の内部には、図示しない電源に接
続された、チタン白金からなる一対の電極18、19が
陽イオン交換膜20によって隔たれて配されている。電
解槽8の内部は、陽イオン交換膜20によって、電極1
8が配される電解室21、および電極19が配される電
解室22とに区画されている。電解槽8には、供給配管
4から電解室21、22に均等に浴水を流入させる流入
管8a、および各電解室21、22を通過した浴水を電
解槽8から流出させる流出管8bが設けられている。な
お、電解室21と電解室22とは陽イオン交換膜20に
よって完全に分離されておらず、流出管8b側、つまり
下流側において電解室21と電解室22とは連通してい
る。なお、電解効率低下を防止するために、電極18、
19に印加される電圧の極性は所定時間ごとに正負切替
される。
続された、チタン白金からなる一対の電極18、19が
陽イオン交換膜20によって隔たれて配されている。電
解槽8の内部は、陽イオン交換膜20によって、電極1
8が配される電解室21、および電極19が配される電
解室22とに区画されている。電解槽8には、供給配管
4から電解室21、22に均等に浴水を流入させる流入
管8a、および各電解室21、22を通過した浴水を電
解槽8から流出させる流出管8bが設けられている。な
お、電解室21と電解室22とは陽イオン交換膜20に
よって完全に分離されておらず、流出管8b側、つまり
下流側において電解室21と電解室22とは連通してい
る。なお、電解効率低下を防止するために、電極18、
19に印加される電圧の極性は所定時間ごとに正負切替
される。
【0021】続いて、本実施の形態の作動について述べ
る。家庭用や業務用の風呂などでは、使用者が入浴する
と浴水中に湯垢や繁殖した雑菌などの汚れが生じる。浄
水装置1は、浴水の汚れの成分のうち有機物を、濾材1
5に付着させた微生物によって吸着分解することにより
浴水の浄化を行なう。
る。家庭用や業務用の風呂などでは、使用者が入浴する
と浴水中に湯垢や繁殖した雑菌などの汚れが生じる。浄
水装置1は、浴水の汚れの成分のうち有機物を、濾材1
5に付着させた微生物によって吸着分解することにより
浴水の浄化を行なう。
【0022】使用者が操作スイッチをオンとし、浄水装
置1が浄化運転を開始すると、制御手段によって循環ポ
ンプ9、紫外線ランプ16がオンとなる。また、浄水装
置1が浄化運転を開始すると、電気分解によって生成さ
れた殺菌成分(後で詳述する)の浴槽7における濃度が
約0.2ppmとなるように、電極18と電極19との
間に電圧が印加される。なお、この際、電極18と電極
19との間には、電流密度が1〜1.5Aとなるような
電圧が印加される。
置1が浄化運転を開始すると、制御手段によって循環ポ
ンプ9、紫外線ランプ16がオンとなる。また、浄水装
置1が浄化運転を開始すると、電気分解によって生成さ
れた殺菌成分(後で詳述する)の浴槽7における濃度が
約0.2ppmとなるように、電極18と電極19との
間に電圧が印加される。なお、この際、電極18と電極
19との間には、電流密度が1〜1.5Aとなるような
電圧が印加される。
【0023】浄化運転が開始されると、循環ポンプ9に
より浴槽7内の汚れた浴水は吸入ユニット4aに形成さ
れた吸入口から供給配管4へと吸入される。浴水が吸入
ユニット4aを通過する際に、フィルタにより使用者の
髪の毛などの大きなごみは除去される。また、さらに下
流側に設けられた逆止弁によって浴水の浴槽7への逆流
は防止される。
より浴槽7内の汚れた浴水は吸入ユニット4aに形成さ
れた吸入口から供給配管4へと吸入される。浴水が吸入
ユニット4aを通過する際に、フィルタにより使用者の
髪の毛などの大きなごみは除去される。また、さらに下
流側に設けられた逆止弁によって浴水の浴槽7への逆流
は防止される。
【0024】続いて、浴水は供給配管4に設けられた電
解槽8に流入管8aを経て流入する。水道水には塩素イ
オンが含まれているとともに、浴水中には使用者の体液
(具体的には、汗)に含まれる塩素イオンが溶解してい
る。そのため、電極18、19の間に電圧が印加され、
電極18と電極19との間に電流が流れると、流入管8
aを経て電解室21または22に流入した浴水は以下に
示すように電気分解される。ところで、電極18と電極
19との間に印加される電圧は所定時間毎に正負切替さ
れるが、説明の便宜上、以下、電極18が負極側の電極
に、電極19が正極側の電極となっている場合の電解室
21、22の状態について述べる。
解槽8に流入管8aを経て流入する。水道水には塩素イ
オンが含まれているとともに、浴水中には使用者の体液
(具体的には、汗)に含まれる塩素イオンが溶解してい
る。そのため、電極18、19の間に電圧が印加され、
電極18と電極19との間に電流が流れると、流入管8
aを経て電解室21または22に流入した浴水は以下に
示すように電気分解される。ところで、電極18と電極
19との間に印加される電圧は所定時間毎に正負切替さ
れるが、説明の便宜上、以下、電極18が負極側の電極
に、電極19が正極側の電極となっている場合の電解室
21、22の状態について述べる。
【0025】電極18(負極側)が配される電解室21
では、次の化学式(5)に示すように、塩素イオンと水
酸化物イオンとが反応し、殺菌成分である次亜塩素酸イ
オンが生成される。 Cl- +2OH- →OCl- +2e- +H2 O(5) また、化学式(4)に示すように、電極18に引き寄せ
られた水素イオンは水素ガスに分解され、消費される。
では、次の化学式(5)に示すように、塩素イオンと水
酸化物イオンとが反応し、殺菌成分である次亜塩素酸イ
オンが生成される。 Cl- +2OH- →OCl- +2e- +H2 O(5) また、化学式(4)に示すように、電極18に引き寄せ
られた水素イオンは水素ガスに分解され、消費される。
【0026】一方、電極19(正極側)が配される電解
室22では、化学式(1)、(2)で示すように、大部
分の水酸化物イオンは酸素ガスに、大部分の塩素イオン
は塩素ガスにそれぞれ分解され、除去される。しかし、
塩素イオンが分解されることにより生じた塩素ガスのう
ち一部は、化学式(3)で示すように、水と反応し、次
亜塩素酸が生成される。
室22では、化学式(1)、(2)で示すように、大部
分の水酸化物イオンは酸素ガスに、大部分の塩素イオン
は塩素ガスにそれぞれ分解され、除去される。しかし、
塩素イオンが分解されることにより生じた塩素ガスのう
ち一部は、化学式(3)で示すように、水と反応し、次
亜塩素酸が生成される。
【0027】なお、電極18、19の正負が逆転した場
合には、電極18では化学式(1)〜(3)で示す反応
が起こり、電極18では化学式(4)、(5)で示す反
応が起こるので、説明は省略する。このように、電解室
21において生成された次亜塩素酸イオンを含む水と、
電解室22において生成された次亜塩素酸を含む水とが
陽イオン交換膜20よりも下流側の、電解室21と電解
室22とが連通した部分において合流し、流出管8bを
介して電解槽8から供給配管4へと流出する。
合には、電極18では化学式(1)〜(3)で示す反応
が起こり、電極18では化学式(4)、(5)で示す反
応が起こるので、説明は省略する。このように、電解室
21において生成された次亜塩素酸イオンを含む水と、
電解室22において生成された次亜塩素酸を含む水とが
陽イオン交換膜20よりも下流側の、電解室21と電解
室22とが連通した部分において合流し、流出管8bを
介して電解槽8から供給配管4へと流出する。
【0028】電解槽8を流出した浴水は供給配管4から
流入管3aを経て浄化筒3に流入する。浄化筒3に流入
した浴水は、濾材ケーシングに収められた濾材15およ
び光触媒17と接触する。汚れた浴水が濾材15と接触
すると、浴水に含まれる汚れの成分のうち有機物は濾材
15に吸着され、濾材15に付着している微生物によっ
て有機物は分解され、浄化される。
流入管3aを経て浄化筒3に流入する。浄化筒3に流入
した浴水は、濾材ケーシングに収められた濾材15およ
び光触媒17と接触する。汚れた浴水が濾材15と接触
すると、浴水に含まれる汚れの成分のうち有機物は濾材
15に吸着され、濾材15に付着している微生物によっ
て有機物は分解され、浄化される。
【0029】また、紫外線ランプ16がオンとなってい
るため、光触媒17に紫外線が照射される。紫外線によ
り励起された光触媒17により、浴水中に含まれる臭い
成分や、無機塩などの分子径の小さな物質が濾材15に
より吸着され、分解される。浄化筒3を通過した浄水は
浄化筒3の流出管3bから流出し、吐出配管5へと送ら
れる。さらに、浄水は浴槽7内に配された吐出ユニット
5aへと送られ、最終的に吐出口から浴槽7内へと吐出
される。
るため、光触媒17に紫外線が照射される。紫外線によ
り励起された光触媒17により、浴水中に含まれる臭い
成分や、無機塩などの分子径の小さな物質が濾材15に
より吸着され、分解される。浄化筒3を通過した浄水は
浄化筒3の流出管3bから流出し、吐出配管5へと送ら
れる。さらに、浄水は浴槽7内に配された吐出ユニット
5aへと送られ、最終的に吐出口から浴槽7内へと吐出
される。
【0030】浴槽7内へと吐出される浄水には電解槽8
において生成された殺菌成分(次亜塩素酸イオンおよび
次亜塩素酸)が含まれており、浴槽7内における殺菌成
分の濃度は約0.2ppmとなっている。そのため、浴
水中に含まれる雑菌の繁殖を十分に抑制するために必要
とされる殺菌成分(次亜塩素酸イオンおよび次亜塩素
酸)の濃度(0.1ppm)よりも高濃度となってお
り、浴槽7内の浴水中に含まれる雑菌の繁殖を十分に抑
制することができ、浴槽7内の浴水を衛生的に保つこと
ができる。
において生成された殺菌成分(次亜塩素酸イオンおよび
次亜塩素酸)が含まれており、浴槽7内における殺菌成
分の濃度は約0.2ppmとなっている。そのため、浴
水中に含まれる雑菌の繁殖を十分に抑制するために必要
とされる殺菌成分(次亜塩素酸イオンおよび次亜塩素
酸)の濃度(0.1ppm)よりも高濃度となってお
り、浴槽7内の浴水中に含まれる雑菌の繁殖を十分に抑
制することができ、浴槽7内の浴水を衛生的に保つこと
ができる。
【0031】なお、本実施の形態では、電解槽8は浄化
筒の上流側に設けられており、殺菌成分を含む浴水は、
浴水の浄化を行うための微生物が付着した濾材15と接
触するが、この微生物は濾材15表面においてコロニー
を形成しており、浴水中に浮遊した状態で存在する雑菌
に比べて殺菌されにくい状態となっている。そのため、
濾材15に付着した微生物は、電解槽8において生成さ
れた殺菌成分によって殺菌され、浴水の浄化能力が失わ
れてしまうことはない。
筒の上流側に設けられており、殺菌成分を含む浴水は、
浴水の浄化を行うための微生物が付着した濾材15と接
触するが、この微生物は濾材15表面においてコロニー
を形成しており、浴水中に浮遊した状態で存在する雑菌
に比べて殺菌されにくい状態となっている。そのため、
濾材15に付着した微生物は、電解槽8において生成さ
れた殺菌成分によって殺菌され、浴水の浄化能力が失わ
れてしまうことはない。
【0032】ところで、上述したように、電解槽8は陽
イオン交換膜20により区画されているため、電解室2
1に存在する水酸化物イオンおよび塩素イオンは電解室
22へと移動することができない。つまり、水酸化物イ
オンおよび塩素イオンは塩素ガスおよび酸素ガスに分解
されず、化学式(4)で示されるように次亜塩素酸イオ
ンが生成される。つまり、次亜塩素酸イオンの塩素供給
源である塩素イオンを消費することなく、浴槽7内の浴
水中に含まれる雑菌の殺菌を行うのに十分な濃度の次亜
塩素酸イオンおよび次亜塩素酸を効率的に生成すること
ができる。
イオン交換膜20により区画されているため、電解室2
1に存在する水酸化物イオンおよび塩素イオンは電解室
22へと移動することができない。つまり、水酸化物イ
オンおよび塩素イオンは塩素ガスおよび酸素ガスに分解
されず、化学式(4)で示されるように次亜塩素酸イオ
ンが生成される。つまり、次亜塩素酸イオンの塩素供給
源である塩素イオンを消費することなく、浴槽7内の浴
水中に含まれる雑菌の殺菌を行うのに十分な濃度の次亜
塩素酸イオンおよび次亜塩素酸を効率的に生成すること
ができる。
【0033】また、特に、使用者の体液によって塩素イ
オンが補充されるため、本発明を浴水の浄化を行う浴水
浄化装置に適用する場合、塩素供給源となる電解質(例
えば、食塩など)を添加しなくても、雑菌の殺菌を行う
ために十分な濃度の次亜塩素酸イオンを生成することが
できる。さらに、本実施の形態では、負極側となってい
る電極18が配される電解室21において殺菌成分であ
る次亜塩素酸イオンが生成されるのみならず、正極側と
なっている電極19が配される電解室22においても殺
菌成分である次亜塩素酸が生成されるので、陽イオン交
換膜20の下流側において、電解室21、22を通過し
た水を合流させたたとしても、浴槽7における殺菌成分
の濃度を浴水の殺菌を行うのに十分な濃度となるように
することができる。したがって、電解室21、22にお
いて生成された殺菌成分(次亜塩素酸イオンおよび次亜
塩素酸)を含む水を電解槽8から流出させる流出管8b
を1つとすることができ、簡略な配管構造とすることが
できる。
オンが補充されるため、本発明を浴水の浄化を行う浴水
浄化装置に適用する場合、塩素供給源となる電解質(例
えば、食塩など)を添加しなくても、雑菌の殺菌を行う
ために十分な濃度の次亜塩素酸イオンを生成することが
できる。さらに、本実施の形態では、負極側となってい
る電極18が配される電解室21において殺菌成分であ
る次亜塩素酸イオンが生成されるのみならず、正極側と
なっている電極19が配される電解室22においても殺
菌成分である次亜塩素酸が生成されるので、陽イオン交
換膜20の下流側において、電解室21、22を通過し
た水を合流させたたとしても、浴槽7における殺菌成分
の濃度を浴水の殺菌を行うのに十分な濃度となるように
することができる。したがって、電解室21、22にお
いて生成された殺菌成分(次亜塩素酸イオンおよび次亜
塩素酸)を含む水を電解槽8から流出させる流出管8b
を1つとすることができ、簡略な配管構造とすることが
できる。
【0034】ところで、電解槽8において生成される殺
菌成分は紫外線ランプ16によって照射される紫外線に
よって分解される。そのため、浴水中の殺菌成分の濃度
が上昇し過ぎてしまうことを防止することができ、浴水
中の雑菌の繁殖が抑制される適度な範囲(0.15〜
0.25ppm)に維持することができる。 〔第2の実施の形態〕続いて、図5に基づいて、第2の
実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態
と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を
省略する。
菌成分は紫外線ランプ16によって照射される紫外線に
よって分解される。そのため、浴水中の殺菌成分の濃度
が上昇し過ぎてしまうことを防止することができ、浴水
中の雑菌の繁殖が抑制される適度な範囲(0.15〜
0.25ppm)に維持することができる。 〔第2の実施の形態〕続いて、図5に基づいて、第2の
実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態
と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を
省略する。
【0035】浄化部である浄化筒30は金属製の略円筒
形の容器の内部に、濾材15を充填した濾材ケーシング
(図示しない)と、この濾材ケーシングの上方に紫外線
ランプ16およびこの紫外線ランプ16の周囲に配され
る光触媒17とを納めたものである。吐出配管5は主配
管5aと分岐管5bとに分岐しており、分岐管5bには
電解槽8が設けられている。電解槽8の流出管(図示せ
ず)の下流端部には三方弁31が設けられており、この
三方弁31を介して、浴水を浴槽7外へと排出する排水
管32が接続されている。なお、三方弁31が開いた状
態となると、電解槽8から流出した浴水は排水管32を
経て浴槽7外へと排出され、三方弁31が閉じた状態と
なると、分岐管5bを介して浴槽内へと戻る。
形の容器の内部に、濾材15を充填した濾材ケーシング
(図示しない)と、この濾材ケーシングの上方に紫外線
ランプ16およびこの紫外線ランプ16の周囲に配され
る光触媒17とを納めたものである。吐出配管5は主配
管5aと分岐管5bとに分岐しており、分岐管5bには
電解槽8が設けられている。電解槽8の流出管(図示せ
ず)の下流端部には三方弁31が設けられており、この
三方弁31を介して、浴水を浴槽7外へと排出する排水
管32が接続されている。なお、三方弁31が開いた状
態となると、電解槽8から流出した浴水は排水管32を
経て浴槽7外へと排出され、三方弁31が閉じた状態と
なると、分岐管5bを介して浴槽内へと戻る。
【0036】本実施の形態では、第1の実施の形態と同
様に、電極18、19間に電圧を印加することにより殺
菌成分の生成を行う。ところで、浴水中にカルシウムな
どのミネラル分などが多く含まれる場合、電極18、1
9間に電圧を印加すると電極18、19表面にミネラル
分が付着し、電気分解の効率が低下する。また、紫外線
照射により、炭酸カルシウムなどの塩が生成され、光触
媒17上に析出することにより光触媒17の浄化能力が
低減する可能性があった。
様に、電極18、19間に電圧を印加することにより殺
菌成分の生成を行う。ところで、浴水中にカルシウムな
どのミネラル分などが多く含まれる場合、電極18、1
9間に電圧を印加すると電極18、19表面にミネラル
分が付着し、電気分解の効率が低下する。また、紫外線
照射により、炭酸カルシウムなどの塩が生成され、光触
媒17上に析出することにより光触媒17の浄化能力が
低減する可能性があった。
【0037】そこで、本実施の形態では、極性切替装置
33によって各電極17、18に印加される電圧の極性
を所定時間T1 (例えば、1時間)毎に反転することに
より、付着したミネラル分を電極17、18表面から除
去し、各電極17、18に印加される電圧の極性の反転
後、三方弁31を切替え、所定時間T2 (例えば、10
分間)開かれた状態とし、電極17、18表面から除去
されたミネラル分を浴槽外へと排出する。その結果、浴
水中のミネラル分の濃度を低下させることができ、上述
したような電気分解の効率の低下、光触媒の浄化能力の
低下を防止することができる。
33によって各電極17、18に印加される電圧の極性
を所定時間T1 (例えば、1時間)毎に反転することに
より、付着したミネラル分を電極17、18表面から除
去し、各電極17、18に印加される電圧の極性の反転
後、三方弁31を切替え、所定時間T2 (例えば、10
分間)開かれた状態とし、電極17、18表面から除去
されたミネラル分を浴槽外へと排出する。その結果、浴
水中のミネラル分の濃度を低下させることができ、上述
したような電気分解の効率の低下、光触媒の浄化能力の
低下を防止することができる。
【0038】なお、第1の実施の形態において示したよ
うに、供給配管4に直接電解槽8を設けた形態とせず、
図3に示すように、供給配管4を一部バイパスするバイ
パス路4cに電解槽8を設けた形態としてもよい。この
ようにバイパス路4cに電解槽8を設けることにより、
電解槽8に流入する浴水の流量が低下するとともに、電
解槽8を通過する浴水の流速が低下するため、電極1
8、19近傍における塩素イオン濃度が上昇する。その
結果、電気分解によって生成される次亜塩素酸イオンお
よび次亜塩素酸の濃度を高めることができる。
うに、供給配管4に直接電解槽8を設けた形態とせず、
図3に示すように、供給配管4を一部バイパスするバイ
パス路4cに電解槽8を設けた形態としてもよい。この
ようにバイパス路4cに電解槽8を設けることにより、
電解槽8に流入する浴水の流量が低下するとともに、電
解槽8を通過する浴水の流速が低下するため、電極1
8、19近傍における塩素イオン濃度が上昇する。その
結果、電気分解によって生成される次亜塩素酸イオンお
よび次亜塩素酸の濃度を高めることができる。
【0039】さらに、本実施の形態では、浴水の浄化を
行う浄水装置の殺菌装置に適用した実施の形態について
述べたが、例えば浄水器などの殺菌装置に適用すること
もできる。また、第2の実施の形態では、第1の実施の
形態と同様に隔膜として陽イオン交換膜を用いた形態に
ついて述べたが、極性切替装置33による電圧の反転に
よるミネラル分の除去を行なう浴水浄化装置1の場合、
隔膜として中性膜を用いてもよい。
行う浄水装置の殺菌装置に適用した実施の形態について
述べたが、例えば浄水器などの殺菌装置に適用すること
もできる。また、第2の実施の形態では、第1の実施の
形態と同様に隔膜として陽イオン交換膜を用いた形態に
ついて述べたが、極性切替装置33による電圧の反転に
よるミネラル分の除去を行なう浴水浄化装置1の場合、
隔膜として中性膜を用いてもよい。
【0040】なお、本実施の形態に示した具体的な数値
や微生物種などはあくまでも一例であり、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
や微生物種などはあくまでも一例であり、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略を示すシステ
ム図である。
ム図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における電解槽の概
略を示す図であり、電気分解時における各イオンの挙動
を示す模式図である。
略を示す図であり、電気分解時における各イオンの挙動
を示す模式図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図4】従来における電解槽の概略を示す図であり、電
気分解時における各イオンの挙動を示す模式図である。
気分解時における各イオンの挙動を示す模式図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の概略を示すシステ
ム図である。
ム図である。
1 浴水浄化装置 3 浄化部である浄化筒 4 浴水供給手段である供給配管 5 吐出手段である吐出配管 7 浴槽 8 殺菌装置である電解槽 15 濾材 18 電極 19 電極 20 陽イオン交換膜 21 電解室 22 電解室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/32 C02F 1/50 510A 1/50 510 520L 520 531P 531 540B 540 550D 550 560F 560 1/76 A 1/76 3/06 ZAB 3/06 ZAB B01D 35/02 J
Claims (5)
- 【請求項1】 水道水を流入させる流入管(8a)と、 陽イオン交換膜(20)を隔てて配される一対の電極
(18、19)と、 これらの電極(18、19)がそれぞれ配され、前記流
入管(8a)によって流入した水道水が通過する電解室
(21、22)と、 これらの電解室(21、22)から水道水を流出させる
流出管(8b)とを備え、 前記一対の電極(18、19)に電圧を印加し、前記流
入管(8a)から流入した水道水を電気分解することに
より水道水の殺菌を行う殺菌装置において、 前記陽イオン交換膜(20)よりも下流側において、各
前記電解室(18、19)を連通させ、これらの電解室
(18、19)を通過した水を合流させた後、前記流出
管(8b)から水道水を流出させることを特徴とする殺
菌装置。 - 【請求項2】 微生物が付着した濾材(15)が充填さ
れ、前記微生物により浴槽(7)内の浴水を浄化する浄
化部(3)と、 この浄化部(3)に前記浴槽(7)の浴水を供給する浴
水供給手段(4)と、前記浄化部(3)で浄化された水
を前記浴槽(7)に吐出し、再供給する吐出手段(5)
と、 前記浴槽(7)内の浴水を前記流入管(8a)を介して
各前記一対の電極(18、19)が配される各前記電解
室(21、22)に流入させ、各前記電解室(21、2
2)に流入した浴水を前記浴槽に流出させる請求項1記
載の殺菌装置とを有することを特徴とする浴水の浄水装
置。 - 【請求項3】 前記浄化部(3)に設けられ、紫外線を
照射する紫外線ランプ(16)と、この紫外線ランプ
(16)により照射される紫外線によって励起される光
触媒(17)とを備えることを特徴とする請求項2記載
の浴水の浄水装置。 - 【請求項4】 微生物が付着した濾材(15)が充填さ
れ、前記微生物により浴槽(7)内の浴水を浄化する浄
化部(3)と、 この浄化部に設けられ、紫外線を照射する紫外線ランプ
(16)と、 この紫外線ランプ(16)により照射される紫外線によ
って励起される光触媒(17)と、 前記浄化部(3)に前記浴槽(7)の浴水を供給する浴
水供給手段(4)と、 前記浄化部(3)で浄化された水を前記浴槽(7)に吐
出し、再供給する吐出手段(5)と、 前記浴槽(7)内の浴水を流入させる流入管(8a)
と、隔膜(20)を隔てて配される一対の電極(18、
19)と、これらの電極(18、19)がそれぞれ配さ
れ、前記流入管(8a)によって流入した浴水が通過す
る電解室(21、22)と、これらの電解室(21、2
2)から浴水を流出させる流出管(8b)とを備え、前
記一対の電極(18、19)に電圧を印加し、前記流入
管(8a)から流入した浴水を電気分解することにより
浴水の殺菌を行う殺菌装置(1)とを有することを特徴
とする浴水の浄水装置。 - 【請求項5】 前記電極(18、19)に印加する電圧
の極性を反転させる極性切替装置(33)と、三方弁
(31)を介して前記流出管(8b)に接続され、前記
殺菌装置(1)を通過した浴水を前記浴槽(7)外へと
排出する排水管(32)と備え、 前記極性切替装置(33)により前記電極(18、1
9)に印加する電圧の極性を反転させた後、前記三方弁
(31)を切替え、所定時間、前記殺菌装置(1)を通
過した浴水を前記排水管(32)を通過させて前記浴槽
(7)外へと排出することを特徴とする請求項2ないし
4のうちいずれか1つに記載の浴水の浄水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9238137A JPH10314748A (ja) | 1997-03-17 | 1997-09-03 | 殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6285097 | 1997-03-17 | ||
| JP9-62850 | 1997-03-17 | ||
| JP9238137A JPH10314748A (ja) | 1997-03-17 | 1997-09-03 | 殺菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10314748A true JPH10314748A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=26403910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9238137A Withdrawn JPH10314748A (ja) | 1997-03-17 | 1997-09-03 | 殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10314748A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6627073B2 (en) | 1999-12-16 | 2003-09-30 | Sanyo Electric Co, Ltd. | Water treatment device |
| JP2005000858A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Reiken Inc | 光触媒水処理装置 |
| WO2017142006A1 (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 株式会社テックコーポレーション | 水供給装置、水素水供給装置及び水素水生成方法 |
| JP2017148793A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-31 | 株式会社テックコーポレーション | 水素水供給装置及び水素水生成方法 |
| CN114162920A (zh) * | 2020-12-10 | 2022-03-11 | 佛山市美的清湖净水设备有限公司 | 净水系统 |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP9238137A patent/JPH10314748A/ja not_active Withdrawn
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| US6627073B2 (en) | 1999-12-16 | 2003-09-30 | Sanyo Electric Co, Ltd. | Water treatment device |
| JP2005000858A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Reiken Inc | 光触媒水処理装置 |
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