JP2000210234A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000210234A
JP2000210234A JP11018338A JP1833899A JP2000210234A JP 2000210234 A JP2000210234 A JP 2000210234A JP 11018338 A JP11018338 A JP 11018338A JP 1833899 A JP1833899 A JP 1833899A JP 2000210234 A JP2000210234 A JP 2000210234A
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JP
Japan
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vacuum cleaner
brush
electric blower
brush chamber
chamber
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Withdrawn
Application number
JP11018338A
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English (en)
Inventor
Shigenori Sato
繁則 佐藤
Takayuki Sudo
隆行 須藤
Susumu Sato
佐藤  進
Ryuji Ikeda
隆二 池田
Koji Iwase
幸司 岩瀬
Taiji Tajima
泰治 田島
Shoji Hayashi
正二 林
Kazuyuki Sugimura
和之 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】床面の塵埃を効率よく浮上させて吸塵効率を高
める。 【解決手段】ブラシ室2aを形成した吸口ベース2に回
転ブラシ3と集塵部5と電動送風機部6を取り付けて一
体化した掃除機本体1を構成した電気掃除機において、
電動送風機部6の遠心ファン6bの高速旋回成分を有す
る排気を回転ブラシ3と同一方向に旋回するようにブラ
シ室2a内に噴出させるようにすることにより、排気エ
ネルギーに作用させて床面の塵埃浮上に利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】吸引式電気掃除機の基本構成は、一般
に、被清掃床面に対向する吸口に電動送風機の吸引力を
作用させ、この吸口から吸い込んだ含塵空気を集塵部に
通すことによりフィルターで塵埃を捕集して除塵する構
成である。捕集した塵埃は、集塵部内に蓄積する。吸口
には、床面を摺擦する回転ブラシを設置して該床面に付
着あるいは潜伏している塵埃を掻き出して浮上させるこ
とにより、吸塵効率を高めるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電気掃除機
は、集塵効率を高めることが必要である。そのために
は、電動送風機の排気抵抗を軽減して電動機の負荷を小
さくし、また、床面の塵埃を効率良く浮上させて吸塵で
きるようにすることが望ましい。
【0004】また、ブラシ室を形成した吸口ベースに回
転ブラシと集塵部と電動送風機部を取り付けて一体化し
た掃除機本体を構成した電気掃除機においては、小型軽
量であることが望ましい。
【0005】従って、本発明の第1の目的は、床面の塵
埃を効率よく浮上させて吸塵効率を高めることにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、ブラシ室を
形成した吸口ベースに回転ブラシと集塵部と電動送風機
部を取り付けて一体化した掃除機本体を小型軽量化する
ことにある。
【0007】また、本発明の第3の目的は、電動送風機
部の遠心ファンから排出される排気の通風抵抗を軽減し
て吸い込み力を増加させることにある。
【0008】また、本発明の第4の目的は、吸口と床面
との間の密着性を高めて床面の塵埃を効率良く浮上させ
て吸塵できるようにすることにある。
【0009】また、本発明の第5の目的は、収納面積を
小さくすることにある。
【0010】また、本発明の第6の目的は、吸口の走行
および旋回を容易にして床面に対する該吸口の対向状態
を安定させることにより、操作性を高めて集塵効率を高
めることにある。
【0011】また、本発明の第7の目的は、掃除機本体
を安定した姿勢で持ち上げることができるようにするこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブラシ室を形
成した吸口ベースに回転ブラシと集塵部と電動送風機部
を取り付けて一体化した掃除機本体を構成した電気掃除
機において、前記電動送風機部の高速旋回成分を有する
排気を回転ブラシと同一方向に旋回するようにブラシ室
内に噴出させるようにすることにより、排気エネルギー
を床面の塵埃浮上に利用するものである。
【0013】前記ブラシ室は、断面形状を略円形に形成
し、電動送風機部の排気は、前記ブラシ室の壁面に沿う
ように該ブラシ室に噴出するようにすることにより、塵
埃浮上に有効な旋回エネルギーを床面に効率良く作用さ
せるようにする。
【0014】また、本発明は、ブラシ室を形成した吸口
ベースに回転ブラシと集塵部と電動送風機部を取り付け
て一体化した掃除機本体を構成した電気掃除機におい
て、前記電動送風機部の排気を前記ブラシ室内の回転ブ
ラシの刷毛部に当てるようにブラシ室に噴出させて回転
ブラシに回転力を付与するようにすることにより、ベル
ト伝動機構を使用することなく回転ブラシを回転させ、
小型軽量化するものである。
【0015】また、本発明は、ブラシ室を形成した吸口
ベースに回転ブラシと集塵部と電動送風機部を取り付け
て一体化した掃除機本体を構成した電気掃除機におい
て、前記電動送風機部の排気を前記ブラシ室内の回転ブ
ラシに嵌着したエアータービンに当てるようにブラシ室
に噴出させて回転ブラシに回転力を付与するようにする
ことにより、ベルト伝動機構を使用することなく回転ブ
ラシを回転させ、小型軽量化するものである。
【0016】電動送風機部は、ブラシ室に噴出する排気
を加速する補助ファンを設けることにより、回転ブラシ
に大きな回転力を付与するようにする。
【0017】また、本発明は、ブラシ室を形成した吸口
ベースに回転ブラシと集塵部と電動送風機部を取り付け
て一体化した掃除機本体を構成した電気掃除機におい
て、前記電動送風機部は、駆動電動機と、この駆動電動
機によって駆動する遠心ファンと、この遠心ファンの外
周に配置されて該遠心ファンの排気の旋回成分を軸方向
に変換する整流ガイドと、前記駆動電動機の外周に形成
した排気通路に設けたディフューザを備えることによ
り、排気抵抗を低減することにある。
【0018】また、本発明は、ブラシ室を形成した吸口
ベースに回転ブラシと集塵部と電動送風機部を取り付け
て一体化した掃除機本体を構成した電気掃除機におい
て、前記集塵部と電動送風機部は、ブラシ室の上側に横
方向に並べて設置することにより、集塵部と伝動送風機
部の重量を吸口ベースに作用させて床面との密着性を高
めると共に横方向および前後方向の寸法を小さくするも
のである。
【0019】また、本発明は、ブラシ室を形成した吸口
ベースに回転ブラシと集塵部と電動送風機部を取り付け
て一体化した掃除機本体を構成した電気掃除機におい
て、前記集塵部と電動送風機部は、ブラシ室に沿って横
方向に並べて設置し、前記電動送風機部は、駆動電動機
と該駆動電動機の回転軸に嵌着した遠心ファンを備え、
駆動電動機が集塵部側となるように配置することによ
り、掃除機本体の重心を中心部に位置させて持ち上げた
ときの姿勢を安定化すものである。
【0020】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明の電気
掃除機の一実施形態を示している。この実施形態は、電
動送風機部の排気抵抗を少なくすると共に床面の塵埃を
浮上させるために排気を利用するようにした電気掃除機
であり、図1は、その横断平面図、図2は縦断側面図で
ある。
【0021】この実施形態における電気掃除機の掃除機
本体1は、吸口ベース2の前側部に幅方向に長い横長の
ブラシ室2aを形成する。このブラシ室2aは、その長
手方向に直角に切断した断面形が略円形の筒状空間に形
成し、下側に吸い込み開口2bを開口する。回転ブラシ
3は、ブラシ室2a内に回転自在に収容し、この回転ブ
ラシ3の下部領域を吸い込み開口2bの外側に僅かに突
出させる。
【0022】回転ブラシ3は、回転軸部3aの外周に複
数条の刷毛部を螺旋状に設ける。この刷毛部は、この実
施形態では、回転軸部3aに起立させた植毛列3bと回
転による遠心力によって起伏するブレード3cによって
構成したが、植毛列またはブレードの一方のみで構成す
るようにしても良い。また、ブレードは、回転軸部3a
に起立させた構成でも良い。
【0023】吸口ベース2の後側部上には、幅方向の中
心部に位置して起伏するように回動可能なハンドル継ぎ
手4を設け、その幅方向の一方の側に集塵フィルターを
内蔵した集塵部5を設け、他方の側に電動送風機部6を
設け、前記ハンドル継ぎ手4には棒状のハンドル7を連
結する。
【0024】吸口ベース2の底面には、走行車輪8を取
り付け、床面に沿って走行自在にする。吸い込み開口2
bの前側縁部および後側縁部には、この吸い込み開口2
bの開口縁の直近に沿って位置するように圧力漏れ防止
部材9a,9bを設置する。この圧力漏れ防止部材9
a,9bは、床面を清掃するように吸口ベース2を走行
させる状態では、その先端部が床面に軽く接触するよう
にする。
【0025】吸口ベース2の内側は、吸い込み開口2b
の後側に起立させた隔壁2cによって前側部と後側部に
仕切り、前側部は回転ブラシ3を収容するブラシ室2a
を形成し、後側部にハンドル継ぎ手4を中心にしてその
両側に集塵部5と電動送風機部6を横並びに設置する。
【0026】ハンドル継ぎ手4は、中心に貫通穴4aを
形成して環状に構成し、外周の後側部にハンドル7を連
結する。
【0027】概略筒状の通風連通路10は、外端側にフ
ランジ部10aを形成した集塵部側通路部材と、外端側
に送風機収容部10bを形成した電動送風機部側通路部
材を前記ハンドル継ぎ手4の貫通穴4aに両側から差し
込んで該貫通穴4a内で嵌合して結合することにより構
成し、吸口ベース2に取り付けることによりハンドル継
ぎ手4の両側に開口させる。
【0028】通風連通路10のフランジ部10aは、吸
口ベース2の集塵部着脱位置の幅方向内側端面に開口す
るように位置させる。
【0029】カップを横倒しにしたような形態に設置す
る集塵部5は、一端が開口するカップ状の集塵ボックス
5aを備え、この集塵ボックス5aの前記開口端部に集
塵フィルター5bを着脱可能に設ける。集塵ボックス5
aは、側面に吸い込み口5cを開口させ、吸口ベース2
に設置した状態では、この吸口ベース2の隔壁2cに形
成されてブラシ室2aの軸方向端部に連通する吸い込み
通路2dの後端面に前記吸い込み口5cの周縁が密に当
接して通風路を形成するようにする。
【0030】電動送風機部6は、駆動電動機6aによつ
て駆動するようにした遠心ファン(斜流ファンを含む)
6bを備え、この遠心ファン6bを前記通風連通路10
の送風機収容部10b内に収容するように吸口ベース2
に取り付ける。駆動電動機6aの回転軸6cの遠心ファ
ン6bと反対側の外端には前記回転ブラシ3を駆動する
ようにベルト11を掛け渡す。
【0031】駆動電動機6aの周囲は排気通路6dを形
成するように送風機部カバー6eで覆い、この送風機カ
バー6eには排気窓6fを形成する。遠心ファン6bの
排気は、その一部は、前記排気通路6dの入口部に設け
たディフューザ6gによって減速して圧力を回復させた
後に該排気通路6dを通して排気窓6fから外部に放出
し、他の一部は、ディフューザ6gの手前側において送
風機カバー6eおよび隔壁2cを貫通してブラシ室2a
の幅方向の中程に開口する噴出通路6hから該ブラシ室
2a内に高速で噴出するようにする。噴出通路6hは、
旋回成分を有する遠心ファン6bの高速排気をブラシ室
2aの天井に沿って該ブラシ室2aの後側から前方に向
けて吹き込むように構成する。駆動電動機6aの後端部
と送風機カバー6eの間は仕切り壁6iによって塞いで
排気通路6dを終端することにより、排気がブラシ室2
aに漏れるのを防止して該ブラシ室2aの負圧を高める
ようにする。
【0032】この電気掃除機は、駆動電動機6aが回転
して遠心ファン6bが駆動されて該遠心ファン6bに吸
引力が発生すると、この吸引力は、通風連通路10から
集塵部5と吸い込み通路2dを経てブラシ室2aに作用
して該ブラシ室2a内の空気を吸い込み通路2dを介し
て集塵部6に吸い込む。また、駆動電動機6aの回転
は、ベルト11を介して回転ブラシ3を回転させて床面
を摺擦することにより該床面の塵埃を浮上させるので、
浮上した塵埃が空気と共に吸い込み通路2dから集塵部
5に吸い込まれて集塵フィルター5bによって塵埃が捕
集される。
【0033】遠心ファン6bからの排気の一部は、ディ
フューザ6gによって減速して圧力を回復させた後に該
排気通路6dを通して排気窓6fから外部に放出し、他
の一部は、ディフューザ6gの手前側から噴出通路6h
を経てブラシ室2a内に高速で噴出する。ブラシ室2a
内に噴出した排気は高速旋回成分を有しており、ブラシ
室2aの天井に沿って該ブラシ室2aの後側から前方に
向けて回転ブラシ3と同方向に該ブラシ室2a内で旋回
し、床面の塵埃を浮上させるように作用する。
【0034】従って、遠心ファン6bの排気が分散する
ので、排気抵抗が少なくなって吸い込み力が増加し、し
かも、排気の一部はブラシ室2a内で回転ブラシ3と同
一方向に高速旋回して床面に作用して該床面の塵埃を浮
上させるので、吸塵効率が向上する。
【0035】図3および図4は、このような電気掃除機
における遠心ファンの排気抵抗を更に低減するために該
遠心ファンの外周に整流ガイドを設置した実施形態であ
る。図3は、この電気掃除機の横断平面図、図4は、整
流ガイド部の縦断側面図と縦断正面図である。なお、実
施形態における前述した実施形態の構成部品に相応する
部品には同一の参照符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0036】整流ガイド6jは、遠心ファン6bの外周
に対向するように設置し、この遠心ファン6bからの旋
回成分を有する排気の旋回成分を軸方向に転換する。従
って、ディフューザ6gに流入する排気は、旋回成分が
小さくなり、このディフューザ6g内での圧力回復を促
進することができ、排気抵抗を更に低減することができ
る。
【0037】この電気掃除機は、ハンドルを操作して掃
除機本体の吸口を床面に沿って走行させることにより、
床面の塵埃を吸塵するように使用する。従って、小型軽
量で保守が容易であることが望ましい。
【0038】図5〜図12に示す実施形態は、回転ブラ
シの駆動を電動送風機部の排気を利用して行うようにし
て構成部品数を減らし、小型軽量で保守を容易にした電
気掃除機である。前述した実施形態の構成部品に相応す
る部品には同一の参照符号を付して重複する説明を省略
する。
【0039】図5および図6に示す実施形態は、電動送
風機部の排気の一部を回転ブラシの刷毛部に吹き付けて
該回転ブラシに回転力を付与するように構成した電気掃
除機である。
【0040】送風機部カバー6eは、有底カップ状に形
成し、その底部近くの側壁に、この側壁から隔壁2cを
貫通してブラシ室2aに開口する噴出通路6kを備え
る。この噴出通路6のは、吸い込み通路2dと反対側の
端部に位置して開口し、遠心ファン6bの排気を回転ブ
ラシ3の刷毛部(植毛列3bおよびブレード3c)に向
けて噴出する。
【0041】この実施形態において、遠心ファン6bの
排気は、排気通路6dを経て、その一部は、排気窓6f
から外部に放出し、他の一部は、噴出通路6kからブラ
シ室2aに噴出する。そして、ブラシ室2a内に噴出し
た排気は、回転ブラシ3の刷毛部である植毛列3bとブ
レード3cに衝突して該回転ブラシ3に回転力を付与
し、その一部は床面に衝突して塵埃を浮上させる。
【0042】このような電気掃除機によれば、回転ブラ
シ3を回転させるためのベルト伝動機構が不要になるの
で、構成部品数が減少して小型軽量になり、また、ベル
ト伝動機構が存在しないことからその保守も不要にな
る。更に、ベルト伝動機構に起因する騒音も消滅する。
【0043】図7および図8に示す実施形態は、電動送
風機部の排気の一部を加速して回転ブラシの刷毛部に吹
き付けて該回転ブラシに大きな回転力を付与するように
構成した電気掃除機である。
【0044】駆動電動機6aは、遠心ファン6bと反対
側の軸端に補助遠心ファン6mを嵌着する。この補助遠
心ファン6mは、カップ状の送風機カバー6eの底部の
内側空間に位置させてファンガイド6nで覆い、噴出通
路6kの内側に対向させる。
【0045】このような実施形態によれば、遠心ファン
6bの排気は、補助遠心ファン6mによって加速して噴
出通路6kに送り込まれるので、回転ブラシ3に付与す
る回転力を大きくすることができる。しかも、2段に設
けた遠心ファン6bと補助遠心ファン6mは、吸い込み
通路2dにおける吸い込み力を大きくするように作用す
るので、吸塵力も増加する。
【0046】図9および図10に示す実施形態は、電動
送風機部の排気の一部を回転ブラシのエアータービンに
吹き付けて該回転ブラシに回転力を付与するように構成
した電気掃除機である。
【0047】回転ブラシ3は、回転軸部3aの端部にエ
アータービン3dを備える。そして、送風機部カバー6
eに形成する噴出通路6kは、エアータービン3dに対
向するように開口させる。
【0048】このような実施形態によれば、電動送風機
部6の噴出通路6kからの排気のエネルギーをエアータ
ービン3dによって効率よく回転運動に変換して回転ブ
ラシ3を回転させることができる。
【0049】図11および図12に示す実施形態は、電
動送風機部の排気の一部を加速して回転ブラシのエアー
タービンに吹き付けて該回転ブラシに回転力を付与する
ように構成した電気掃除機である。
【0050】駆動電動機6aは、遠心ファン6bと反対
側の軸端に補助遠心ファン6mを嵌着する。この補助遠
心ファン6mは、カップ状の送風機カバー6eの底部の
内側空間に位置させてファンガイド6nによって包囲
し、噴出通路6kの内側に対向させる。
【0051】このような実施形態によれば、遠心ファン
6bの排気は、補助遠心ファン6mによって加速して噴
出通路6kに送り込まれるので、エアータービン3dに
発生する回転力を大きくすることができる。しかも、2
段に設けた遠心ファン6bと補助遠心ファン6mは、吸
い込み通路2dにおける吸い込み力を大きくするように
作用するので、吸塵力も増加する。
【0052】掃除機本体の形態は、狭い床面まで清掃可
能にし、また、狭い収納面積とするためには、床面方向
の投影面積の観点から、ブラシ室の幅方向(回転ブラシ
の軸方向)および前後方向の突出量が少ないことが望ま
しい。
【0053】図13に示す実施形態は、集塵部5と電動
送風機部6をブラシ室2aの上側に横並びに設置した電
気掃除機である。前述した実施形態の構成部品に相応す
る部品には同一参照符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0054】このような電気掃除機によれば、ブラシ室
2aの前後方向の寸法が小さくなることから、狭い床面
の掃除が可能になり、また、吸い込み開口2bを前後何
れの側も壁際まで移動させることができるので、壁際の
掃除が容易になる。更に、狭い床面に収納することがで
きるようになる。
【0055】また、掃除機本体1は、ハンドル7を操作
して走行させることになるが、集塵部5と電動送風機部
6の重量がブラシ室2aの上側から下向きに作用するの
で、小さい操作力で吸口べース2(吸い込み開口2b)
を床面に押し付けることができるようになり、吸い込み
口2bの密着性が良くなり(床面に接近させることがで
きる)、操作性が向上する。
【0056】また、ハンドルを持って掃除機本体を持ち
上げるときには、掃除機本体が比較的安定した姿勢で持
ち上がることが望ましい。
【0057】図14に示す実施形態は、掃除機本体の重
心が中央部のハンドル継ぎ手に近付くように工夫した電
気掃除機である。前述した実施形態の構成部品に相応す
る部品には、同一参照符号を付して重複する説明を省略
する。
【0058】この実施形態は、比較的重量部品である駆
動電動機6aを通風連通路10内側に位置するように設
け、掃除機本体1の重心がハンドル継ぎ手4の位置に近
付くようにした電気掃除機である。
【0059】このようにすれば、掃除機本体1の重心は
ハンドル継ぎ手4に近付くために、ハンドル7を持って
持ち上げたときに、掃除機本体1は安定した姿勢で持ち
上がるようになる。
【0060】本発明の電気掃除機は、前述した各実施形
態の各特徴的構成を任意に組み合わせて実施することが
できる。
【0061】以上の実施形態で述べたような電気掃除機
は、蓄電池を電源とするコードレスタイプの小型の電気
掃除機に特に有効であるが、電源コードを使用して商用
電源から給電するタイプの電気掃除機にも適用すること
ができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電動送風
機部の排気エネルギーを利用して床面の塵埃を効率よく
浮上させて吸塵効率を高めることができる。
【0063】また、本発明は、回転ブラシを電動送風機
部の排気エネルギーを利用して駆動するようにしたので
ベルト伝動機構が不要になって小型軽量化することがで
きるまた、本発明は、電動送風機部の遠心ファンから排
出される高速旋回成分を持った排気を整流ガイドで軸方
向に転換するようにしたので通風抵抗を軽減して吸い込
み力を増加させることができる。
【0064】また、本発明は、集塵部と電動送風機部を
吸口ベースの上側に配置したので、集塵部と電動送風機
部の重量を利用して吸口と床面との間の密着性を高めて
床面の塵埃を効率良く浮上させて吸塵することができ、
また、収納面積を小さくすることができる。
【0065】また、本発明は、電動送風機部の重量部品
である駆動電動機を吸口ベースの中央部に近付けるよう
にしたので吸口の走行および旋回を容易にして床面に対
する該吸口の対向状態が安定し、操作性と集塵効率が向
上する。また、掃除機本体を持ち上げたときの姿勢が安
定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電気掃除機の横断平
面図である。
【図2】図1に示した電気掃除機の縦断側面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す電気掃除機の横断
平面図である。
【図4】図3に示した電気掃除機における整流ガイド部
の縦断側面図と縦断正面図である。
【図5】本発明の更に他の実施形態を示す電気掃除機の
横断平面図である。
【図6】図5に示した電気掃除機の縦断側面図である。
【図7】本発明の更に他の実施形態を示す電気掃除機の
横断平面図である。
【図8】図7に示した電気掃除機の縦断側面図である。
【図9】本発明の更に他の実施形態を示す電気掃除機の
横断平面図である。
【図10】図9に示した電気掃除機の縦断側面図であ
る。
【図11】本発明の更に他の実施形態を示す電気掃除機
の横断平面図である。
【図12】図11に示した電気掃除機の縦断側面図であ
る。
【図13】本発明の更に他の実施形態を示す電気掃除機
の外観斜視図である。
【図14】本発明の更に他の実施形態を示す電気掃除機
の横断平面図である。
【符号の説明】
1…掃除機本体、2…吸口ベース、2a…ブラシ室、2
b…吸い込み開口、2c…隔壁、3…回転ブラシ、4…
ハンドル継ぎ手、5…集塵部、6…電動送風機部、6a
…駆動電動機、6b…遠心ファン、6d…排気通路、6
e…送風機カバー、6f…排気窓、6g…ディフュー
ザ、6h…噴出通路、7…ハンドル、11…ベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 進 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 池田 隆二 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 岩瀬 幸司 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 田島 泰治 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 林 正二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 杉村 和之 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3B061 AD04 AH02 AH03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラシ室を形成した吸口ベースに回転ブラ
    シと集塵部と電動送風機部を取り付けて一体化した掃除
    機本体を構成した電気掃除機において、 前記電動送風機部の高速旋回成分を有する排気を回転ブ
    ラシと同一方向に旋回するようにブラシ室内に噴出させ
    るようにしたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ブラシ室は、断面
    形状を略円形に形成し、電動送風機部の排気は、前記ブ
    ラシ室の壁面に沿うように該ブラシ室に噴出するように
    したことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】ブラシ室を形成した吸口ベースに回転ブラ
    シと集塵部と電動送風機部を取り付けて一体化した掃除
    機本体を構成した電気掃除機において、 前記電動送風機部の排気を前記ブラシ室内の回転ブラシ
    の刷毛部に当てるようにブラシ室に噴出させて回転ブラ
    シに回転力を付与するようにしたことを特徴とする電気
    掃除機。
  4. 【請求項4】ブラシ室を形成した吸口ベースに回転ブラ
    シと集塵部と電動送風機部を取り付けて一体化した掃除
    機本体を構成した電気掃除機において、 前記電動送風機部の排気を前記ブラシ室内の回転ブラシ
    に嵌着したエアータービンに当てるようにブラシ室に噴
    出させて回転ブラシに回転力を付与するようにしたこと
    を特徴とする電気掃除機。
  5. 【請求項5】請求項3または4において、前記電動送風
    機部は、ブラシ室に噴出する排気を加速する補助ファン
    を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  6. 【請求項6】ブラシ室を形成した吸口ベースに回転ブラ
    シと集塵部と電動送風機部を取り付けて一体化した掃除
    機本体を構成した電気掃除機において、 前記電動送風機部は、駆動電動機と、この駆動電動機に
    よって駆動する遠心ファンと、この遠心ファンの外周に
    配置されて該遠心ファンの排気の旋回成分を軸方向に変
    換する整流ガイドと、前記駆動電動機の外周に形成した
    排気通路に設けたディフューザを備えたことを特徴とす
    る電気掃除機。
  7. 【請求項7】ブラシ室を形成した吸口ベースに回転ブラ
    シと集塵部と電動送風機部を取り付けて一体化した掃除
    機本体を構成した電気掃除機において、 前記集塵部と電動送風機部は、ブラシ室の上側に横方向
    に並べて設置したことを特徴とする電気掃除機。
  8. 【請求項8】ブラシ室を形成した吸口ベースに回転ブラ
    シと集塵部と電動送風機部を取り付けて一体化した掃除
    機本体を構成した電気掃除機において、 前記集塵部と電動送風機部は、ブラシ室に沿って横方向
    に並べて設置し、 前記電動送風機部は、駆動電動機と該駆動電動機の回転
    軸に嵌着した遠心ファンを備え、駆動電動機が集塵部側
    となるように配置したことを特徴とする電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3501022B2 (ja) 1999-07-06 2004-02-23 株式会社日立製作所 電気掃除機
JP2013009809A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Panasonic Corp 電気掃除機用の吸込具およびそれを用いた電気掃除機

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JP3501022B2 (ja) 1999-07-06 2004-02-23 株式会社日立製作所 電気掃除機
JP2013009809A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Panasonic Corp 電気掃除機用の吸込具およびそれを用いた電気掃除機

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