JP2000210806A - 貫通孔用バリ取り刃具 - Google Patents
貫通孔用バリ取り刃具Info
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- JP2000210806A JP2000210806A JP11014848A JP1484899A JP2000210806A JP 2000210806 A JP2000210806 A JP 2000210806A JP 11014848 A JP11014848 A JP 11014848A JP 1484899 A JP1484899 A JP 1484899A JP 2000210806 A JP2000210806 A JP 2000210806A
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- Japan
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- hole
- cutting edge
- diameter hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】面や大径孔に交差する小径孔に発生したバリ
を、簡単な構成で確実に除去することを可能にする。 【解決手段】刃部12は、弾性切れ刃部18と案内部2
0とを有するとともに、前記弾性切れ刃部18は、切れ
刃22a〜22d同士が互いに分離した状態で刃先先端
16から軸方向に延在しかつ前記案内部20で一体化さ
れている。
を、簡単な構成で確実に除去することを可能にする。 【解決手段】刃部12は、弾性切れ刃部18と案内部2
0とを有するとともに、前記弾性切れ刃部18は、切れ
刃22a〜22d同士が互いに分離した状態で刃先先端
16から軸方向に延在しかつ前記案内部20で一体化さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貫通孔内に刃部を
挿入して、この貫通孔に発生したバリを除去するための
貫通孔用バリ取り刃具に関する。
挿入して、この貫通孔に発生したバリを除去するための
貫通孔用バリ取り刃具に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、面または大径孔と交差する小径孔
を有した部品を加工する際、この小径孔の加工後に前記
面または大径孔を仕上げ加工すると、前記小径孔側にバ
リが発生し易い。このため、面または大径孔を仕上げ加
工した後に、小径孔側のバリを除去する作業が必要とな
っている。
を有した部品を加工する際、この小径孔の加工後に前記
面または大径孔を仕上げ加工すると、前記小径孔側にバ
リが発生し易い。このため、面または大径孔を仕上げ加
工した後に、小径孔側のバリを除去する作業が必要とな
っている。
【0003】例えば、図8に示すコンロッド(コネクテ
ィングロッド)2では、ピストンピンが挿入される大径
孔3に、このコンロッド2の外周部を貫通して小径孔4
aを有する段付孔であるオイル孔4が連通している。そ
こで、コンロッド2のオイル孔4にドリル加工が施され
た後、大径孔3に仕上げ加工が行われると、前記オイル
孔4との境界近傍にバリ5が発生し易く、前記大径孔3
側からバリ取り用工具(図示せず)を挿入して前記バリ
5を除去する作業が行われている。
ィングロッド)2では、ピストンピンが挿入される大径
孔3に、このコンロッド2の外周部を貫通して小径孔4
aを有する段付孔であるオイル孔4が連通している。そ
こで、コンロッド2のオイル孔4にドリル加工が施され
た後、大径孔3に仕上げ加工が行われると、前記オイル
孔4との境界近傍にバリ5が発生し易く、前記大径孔3
側からバリ取り用工具(図示せず)を挿入して前記バリ
5を除去する作業が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来方法では、バリ5の返しが発生したり、工具が前記
バリ5に届かず、バリ取り不良が発生するという問題が
指摘されている。また、作業者が回転工具にナイロンブ
ラシ棒等を取り付け、この棒をオイル孔4側から挿入し
て回転させることにより、小経孔4aのバリ5を除去す
る作業も行われている。ところが、この種の方法では、
バリ5を完全に除去することができず、場合によっては
前記バリ5が大径孔3側に突起してこの大径孔3の精度
低下が惹起されるという問題がある。
従来方法では、バリ5の返しが発生したり、工具が前記
バリ5に届かず、バリ取り不良が発生するという問題が
指摘されている。また、作業者が回転工具にナイロンブ
ラシ棒等を取り付け、この棒をオイル孔4側から挿入し
て回転させることにより、小経孔4aのバリ5を除去す
る作業も行われている。ところが、この種の方法では、
バリ5を完全に除去することができず、場合によっては
前記バリ5が大径孔3側に突起してこの大径孔3の精度
低下が惹起されるという問題がある。
【0005】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、面や大径孔と交差する小径孔側に発生するバリを、
簡単な構成で確実に除去することが可能な貫通孔用バリ
取り刃具を提供することを目的とする。
り、面や大径孔と交差する小径孔側に発生するバリを、
簡単な構成で確実に除去することが可能な貫通孔用バリ
取り刃具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る貫通孔用バ
リ取り刃具では、複数の切れ刃同士が、互いに分離した
状態で刃先先端から軸方向に延在しかつ案内部で一体化
されて弾性切れ刃部が構成されている。そこで、刃部が
貫通孔内で回転しながら内方に移動すると、弾性切れ刃
部の先端が前記貫通孔から突出し、遠心力あるいは弾性
力を介して切れ刃が半径外方向に広がる。このため、貫
通孔の内方端面に切れ刃が接触し、この端面に発生して
いるバリが除去される。
リ取り刃具では、複数の切れ刃同士が、互いに分離した
状態で刃先先端から軸方向に延在しかつ案内部で一体化
されて弾性切れ刃部が構成されている。そこで、刃部が
貫通孔内で回転しながら内方に移動すると、弾性切れ刃
部の先端が前記貫通孔から突出し、遠心力あるいは弾性
力を介して切れ刃が半径外方向に広がる。このため、貫
通孔の内方端面に切れ刃が接触し、この端面に発生して
いるバリが除去される。
【0007】その際、刃部に設けられている丸ランドが
貫通孔内壁に接触することにより、前記刃部が案内され
るとともに、切れ刃によって除去されたバリが該貫通孔
に沿って後方に取り除かれる。これにより、バリの返し
が発生したり、バリの除去不良が発生することを確実に
阻止し、高精度なバリ取り作業が遂行される。
貫通孔内壁に接触することにより、前記刃部が案内され
るとともに、切れ刃によって除去されたバリが該貫通孔
に沿って後方に取り除かれる。これにより、バリの返し
が発生したり、バリの除去不良が発生することを確実に
阻止し、高精度なバリ取り作業が遂行される。
【0008】また、弾性切れ刃部の内周面側には、刃先
先端から案内部に向かって軸方向に円筒状開口部が形成
されており、軸心側には棒状部が存在している。従っ
て、刃部の回転が円滑に遂行されるとともに、それぞれ
互いに分離された切れ刃が内側に折曲することを有効に
保護することが可能になる。
先端から案内部に向かって軸方向に円筒状開口部が形成
されており、軸心側には棒状部が存在している。従っ
て、刃部の回転が円滑に遂行されるとともに、それぞれ
互いに分離された切れ刃が内側に折曲することを有効に
保護することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
貫通孔用バリ取り刃具であるツイストドリル10の側面
説明図であり、図2は、前記ツイストドリル10の先端
側の斜視説明図であり、図3は、図1中、III−II
I線断面図である。
貫通孔用バリ取り刃具であるツイストドリル10の側面
説明図であり、図2は、前記ツイストドリル10の先端
側の斜視説明図であり、図3は、図1中、III−II
I線断面図である。
【0010】ツイストドリル10は、高速度工具鋼や超
硬合金等の材質により構成されており、刃部12とシャ
ンク部14とを一体的に備えている。この刃部12は、
刃先先端16から軸方向(矢印A方向)に所定の長さに
わたって設けられる弾性切れ刃部18と、前記弾性切れ
刃部18の端部からシャンク部14側に延在する案内部
20とを有する。刃部12には、刃先先端16から複
数、例えば、4つの切れ刃22a〜22dと、各切れ刃
22a〜22dに連なる丸ランド24a〜24dとが所
定のねじれ角を有して軸方向に設けられている。
硬合金等の材質により構成されており、刃部12とシャ
ンク部14とを一体的に備えている。この刃部12は、
刃先先端16から軸方向(矢印A方向)に所定の長さに
わたって設けられる弾性切れ刃部18と、前記弾性切れ
刃部18の端部からシャンク部14側に延在する案内部
20とを有する。刃部12には、刃先先端16から複
数、例えば、4つの切れ刃22a〜22dと、各切れ刃
22a〜22dに連なる丸ランド24a〜24dとが所
定のねじれ角を有して軸方向に設けられている。
【0011】切れ刃22a〜22dは、互いに分離した
状態で刃先先端16から軸方向に延在しかつ案内部20
で一体化されることにより、弾性切れ刃部18を構成し
ている。刃部12の中心には軸部26が設けられてお
り、この軸部26と各切れ刃22a〜22dの内周面2
8との間には、所定の隙間Hを有して円筒状開口部30
が形成されている(図3参照)。
状態で刃先先端16から軸方向に延在しかつ案内部20
で一体化されることにより、弾性切れ刃部18を構成し
ている。刃部12の中心には軸部26が設けられてお
り、この軸部26と各切れ刃22a〜22dの内周面2
8との間には、所定の隙間Hを有して円筒状開口部30
が形成されている(図3参照)。
【0012】このように構成されるツイストドリル10
を製造する際には、先ず、刃部12に対して、通常のツ
イストドリルの製作時と同様の加工を施すことにより、
刃先先端16から案内部20にわたって切れ刃22a〜
22dが形成される。次に、弾性切れ刃部18に対応す
る長さにわたり、刃先先端16側から図示しない円筒状
電極を用いて放電加工が施され、開口部30が形成され
る。これにより、弾性切れ刃部18では、切れ刃22a
〜22d同士が互いに分離した状態で軸方向に延在する
とともに、刃部12の軸心には軸部26が形成される。
を製造する際には、先ず、刃部12に対して、通常のツ
イストドリルの製作時と同様の加工を施すことにより、
刃先先端16から案内部20にわたって切れ刃22a〜
22dが形成される。次に、弾性切れ刃部18に対応す
る長さにわたり、刃先先端16側から図示しない円筒状
電極を用いて放電加工が施され、開口部30が形成され
る。これにより、弾性切れ刃部18では、切れ刃22a
〜22d同士が互いに分離した状態で軸方向に延在する
とともに、刃部12の軸心には軸部26が形成される。
【0013】次いで、ツイストドリル10の動作につい
て説明すると、このツイストドリル10のシャンク部1
4が図示しない主軸に連結される。そして、図4に示す
ように、ツイストドリル10が、回転することなくコン
ロッド2のオイル孔4に向かって移動する。図5に示す
ように、刃部12の刃先先端16がオイル孔4の小径孔
4a側に挿入されると、図示しない主軸の作用下にツイ
ストドリル10が回転を開始する。その際、ツイストド
リル10は、刃部12が右ねじれに構成されており、こ
のツイストドリル10が右回転される。
て説明すると、このツイストドリル10のシャンク部1
4が図示しない主軸に連結される。そして、図4に示す
ように、ツイストドリル10が、回転することなくコン
ロッド2のオイル孔4に向かって移動する。図5に示す
ように、刃部12の刃先先端16がオイル孔4の小径孔
4a側に挿入されると、図示しない主軸の作用下にツイ
ストドリル10が回転を開始する。その際、ツイストド
リル10は、刃部12が右ねじれに構成されており、こ
のツイストドリル10が右回転される。
【0014】図6に示すように、刃部12の刃先先端1
6が小径孔4aから大径孔3側に突出すると、互いに分
離されている切れ刃22a〜22dの先端側が遠心力を
介して外方に変形しようとする。このため、オイル孔4
の小径孔4aと大径孔3との境界近傍に発生しているバ
リ5が、この境界近傍で拡径する切れ刃22a〜22d
によって除去される。
6が小径孔4aから大径孔3側に突出すると、互いに分
離されている切れ刃22a〜22dの先端側が遠心力を
介して外方に変形しようとする。このため、オイル孔4
の小径孔4aと大径孔3との境界近傍に発生しているバ
リ5が、この境界近傍で拡径する切れ刃22a〜22d
によって除去される。
【0015】ここで、刃部12に設けられている丸ラン
ド24a〜24dがオイル孔4の小径孔4a側の内壁に
摺接して回転するため、切れ刃22a〜22dにより除
去されたバリ5が後方に円滑に取り除かれ、バリ5の返
しが発生することが確実に阻止される。バリ5の除去が
行われた後、主軸を回転させながら刃部12をオイル孔
4の小径孔4a側から離脱させる。さらに、主軸の回転
を停止させた後、ツイストドリル10を早送りで後退さ
せる(図7参照)。
ド24a〜24dがオイル孔4の小径孔4a側の内壁に
摺接して回転するため、切れ刃22a〜22dにより除
去されたバリ5が後方に円滑に取り除かれ、バリ5の返
しが発生することが確実に阻止される。バリ5の除去が
行われた後、主軸を回転させながら刃部12をオイル孔
4の小径孔4a側から離脱させる。さらに、主軸の回転
を停止させた後、ツイストドリル10を早送りで後退さ
せる(図7参照)。
【0016】なお、上記の動作では、切れ刃22a〜2
2dの先端側を遠心力により外方に変位させてバリ5を
除去する動作について説明したが、それ自体の弾性力を
介して前記切れ刃22a〜22dを外方に拡径させ、前
記バリ5の除去を行うこともできる。
2dの先端側を遠心力により外方に変位させてバリ5を
除去する動作について説明したが、それ自体の弾性力を
介して前記切れ刃22a〜22dを外方に拡径させ、前
記バリ5の除去を行うこともできる。
【0017】すなわち、弾性切れ刃部18の外径寸法
を、オイル孔4の小径孔4a側の内径よりも僅かに大径
に設定しておく。そして、刃部12の刃先先端16を小
径孔4a側に押し込むと、この刃部12の丸ランド24
a〜24dが前記小径孔4aの内壁面に接触した状態で
回転を開始する。次に、刃先先端16側が大径孔3に突
出すると、切れ刃22a〜22dの先端がそれぞれの弾
性力を介して外方に拡開するように変形し、バリ5の除
去作業を行うことができる。
を、オイル孔4の小径孔4a側の内径よりも僅かに大径
に設定しておく。そして、刃部12の刃先先端16を小
径孔4a側に押し込むと、この刃部12の丸ランド24
a〜24dが前記小径孔4aの内壁面に接触した状態で
回転を開始する。次に、刃先先端16側が大径孔3に突
出すると、切れ刃22a〜22dの先端がそれぞれの弾
性力を介して外方に拡開するように変形し、バリ5の除
去作業を行うことができる。
【0018】この場合、本実施形態では、刃部12の先
端側に、切れ刃22a〜22d同士が互いに分離した状
態で刃先先端16から軸方向に延在しかつ案内部20で
一体化された弾性切れ刃部18を設けている。このた
め、各切れ刃22a〜22dは、遠心力や弾性力を介し
てそれぞれの先端側を半径外方向に変形させることがで
きる。
端側に、切れ刃22a〜22d同士が互いに分離した状
態で刃先先端16から軸方向に延在しかつ案内部20で
一体化された弾性切れ刃部18を設けている。このた
め、各切れ刃22a〜22dは、遠心力や弾性力を介し
てそれぞれの先端側を半径外方向に変形させることがで
きる。
【0019】これにより、ツイストドリル10を回転さ
せながら刃部12の先端側をオイル孔4の小径孔4aに
送り込むと、刃先先端16がこの小径孔4aから大径孔
3に突出する際に、切れ刃22a〜22dの先端側が半
径外方向に変形し、バリ5を確実に除去することができ
る。その際、この除去されたバリ5は、刃部12がその
ねじれ方向に回転されることによって、大径孔3側に排
出されることがなく、後方に円滑に送り出される。しか
も、バリ5の返しが発生することがなく、また、バリ取
り不良を可及的に阻止するとともに、特に、大径孔3側
に突起部が形成されることがなく、高精度かつ良好なバ
リ取り作業が遂行されるという効果が得られる。
せながら刃部12の先端側をオイル孔4の小径孔4aに
送り込むと、刃先先端16がこの小径孔4aから大径孔
3に突出する際に、切れ刃22a〜22dの先端側が半
径外方向に変形し、バリ5を確実に除去することができ
る。その際、この除去されたバリ5は、刃部12がその
ねじれ方向に回転されることによって、大径孔3側に排
出されることがなく、後方に円滑に送り出される。しか
も、バリ5の返しが発生することがなく、また、バリ取
り不良を可及的に阻止するとともに、特に、大径孔3側
に突起部が形成されることがなく、高精度かつ良好なバ
リ取り作業が遂行されるという効果が得られる。
【0020】さらに、ツイストドリル10は、オイル孔
4側から挿入されるため、大径孔3の内壁面に切削処理
が施されることがなく、この大径孔3の精度を有効に維
持することが可能になる。さらにまた、刃部12の軸心
には軸部26が設けられており、ツイストドリル10を
回転する際にこの刃部12の回転ぶれを阻止するととも
に、切れ刃22a〜22dが不必要に半径内方向に変形
することを阻止することができる。
4側から挿入されるため、大径孔3の内壁面に切削処理
が施されることがなく、この大径孔3の精度を有効に維
持することが可能になる。さらにまた、刃部12の軸心
には軸部26が設けられており、ツイストドリル10を
回転する際にこの刃部12の回転ぶれを阻止するととも
に、切れ刃22a〜22dが不必要に半径内方向に変形
することを阻止することができる。
【0021】なお、本実施形態に係るツイストドリル1
0を用いて、このツイストドリル10の軸心と小径孔4
aの中心との芯ずれによるバリ取り状況の良否を検出す
る実験を行った。具体的には、刃部12の刃先径が4.
6mm、元径が4.1mmに設定され、さらに主軸の回
転数が1400rpmに設定された。そして、ツイスト
ドリル10の中心と小径孔4aの中心との芯ずれ量が0
mm、0.2mmおよび0.4mmの場合について、そ
れぞれバリ取りテストを行ったところ、下記の表1に示
す結果が得られた。
0を用いて、このツイストドリル10の軸心と小径孔4
aの中心との芯ずれによるバリ取り状況の良否を検出す
る実験を行った。具体的には、刃部12の刃先径が4.
6mm、元径が4.1mmに設定され、さらに主軸の回
転数が1400rpmに設定された。そして、ツイスト
ドリル10の中心と小径孔4aの中心との芯ずれ量が0
mm、0.2mmおよび0.4mmの場合について、そ
れぞれバリ取りテストを行ったところ、下記の表1に示
す結果が得られた。
【0022】
【表1】
【0023】この表1に示すように、芯ずれ量が0.2
mm以内であれば、良好なバリ取り作業が遂行された。
mm以内であれば、良好なバリ取り作業が遂行された。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る貫通孔用バリ取り刃具で
は、複数の切れ刃同士が、互いに分離した状態で刃先先
端から軸方向に延在しており、前記切れ刃は、刃部を回
転させることによって遠心力あるいは弾性力を介して貫
通孔の端面から突出した部分が半径外方向に変形し、前
記貫通孔の端面近傍に発生しているバリが確実に除去さ
れる。これにより、貫通孔に交差する面や大径孔側に突
出物が発生することがなく、簡単な構成で高精度なバリ
取り作業が効率的かつ迅速に遂行される。
は、複数の切れ刃同士が、互いに分離した状態で刃先先
端から軸方向に延在しており、前記切れ刃は、刃部を回
転させることによって遠心力あるいは弾性力を介して貫
通孔の端面から突出した部分が半径外方向に変形し、前
記貫通孔の端面近傍に発生しているバリが確実に除去さ
れる。これにより、貫通孔に交差する面や大径孔側に突
出物が発生することがなく、簡単な構成で高精度なバリ
取り作業が効率的かつ迅速に遂行される。
【図1】本発明の実施形態に係る貫通孔用バリ取り刃具
であるツイストドリルの側面説明図である。
であるツイストドリルの側面説明図である。
【図2】前記ツイストドリルの先端側の斜視説明図であ
る。
る。
【図3】図1中、III−III線断面図である。
【図4】前記ツイストドリルをオイル孔に対応して配置
した状態の説明図である。
した状態の説明図である。
【図5】前記ツイストドリルの先端部を前記オイル孔の
小径孔に挿入した状態の説明図である。
小径孔に挿入した状態の説明図である。
【図6】前記ツイストドリルで前記小径孔に設けられた
バリを除去する際の説明図である。
バリを除去する際の説明図である。
【図7】前記バリ取り後に前記ツイストドリルを後退す
る際の説明図である。
る際の説明図である。
【図8】コンロッドの一部断面説明図である。
10…ツイストドリル 12…刃部 14…シャンク部 16…刃先先端 18…弾性切れ刃部 20…案内部 22a〜22d…切れ刃 24a〜24d…丸ラン
ド 26…軸部 30…開口部
ド 26…軸部 30…開口部
フロントページの続き (72)発明者 守下 柳三 群馬県新田郡新田町大字上田中字円堂786 −1 株式会社オリンピア技研内 Fターム(参考) 3C037 AA02 BB15 3C050 FA12 FB09 FB12
Claims (2)
- 【請求項1】ツイストドリルを構成し、複数の切れ刃と
丸ランドとを有する刃部を備え、 前記刃部は、刃先先端から軸方向に所定の長さにわたっ
て設けられる弾性切れ刃部と、 前記弾性切れ刃部の端部からシャンク部側に延在する案
内部と、 を有するとともに、 前記弾性切れ刃部は、複数の前記切れ刃同士が互いに分
離した状態で前記刃先先端から前記軸方向に延在しかつ
前記案内部で一体化されることを特徴とする貫通孔用バ
リ取り刃具。 - 【請求項2】請求項1記載のバリ取り刃具において、前
記弾性切れ刃部の内周面側には、前記刃先先端から前記
案内部に向かって前記軸方向に円筒状開口部が形成され
ることを特徴とする貫通孔用バリ取り刃具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11014848A JP2000210806A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 貫通孔用バリ取り刃具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11014848A JP2000210806A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 貫通孔用バリ取り刃具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000210806A true JP2000210806A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11872468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11014848A Pending JP2000210806A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 貫通孔用バリ取り刃具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000210806A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101722323B (zh) * | 2008-10-24 | 2012-04-18 | 佑能工具株式会社 | 钻孔工具 |
| CN101791744B (zh) * | 2009-01-29 | 2012-11-28 | 株式会社丰田自动织机 | 摩擦压接装置用内飞边切除刀具以及其内飞边切除方法 |
| CN107457824A (zh) * | 2017-08-23 | 2017-12-12 | 苏州市吴通电子有限公司 | 一种pcb板孔除渣机 |
| JP7799869B1 (ja) * | 2025-01-24 | 2026-01-15 | マーレエンジンコンポーネンツジャパン株式会社 | バリ取り刃具、バリ取り装置、研削刃具および研削装置 |
-
1999
- 1999-01-22 JP JP11014848A patent/JP2000210806A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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