JPH09272015A - テーパリーマ - Google Patents
テーパリーマInfo
- Publication number
- JPH09272015A JPH09272015A JP8353696A JP8353696A JPH09272015A JP H09272015 A JPH09272015 A JP H09272015A JP 8353696 A JP8353696 A JP 8353696A JP 8353696 A JP8353696 A JP 8353696A JP H09272015 A JPH09272015 A JP H09272015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting edge
- taper reamer
- angle
- reamer
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 9
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工具の剛性を高めると共に切削性及び切粉の
排出性を高めて加工精度の向上を図ったテーパリーマを
提供する。 【解決手段】 工作機械に把持されるシャンク部12の
先端部に複数の切れ刃14が形成された切れ刃部13を
有するテーパリーマ11において、切れ刃部13に先細
となる6〜10個の切れ刃14を設けてその切れ刃14
のリード角αを4〜6°に設定すると共にすくい角βを
8〜12°に設定し、且つ、切れ刃14の刃先に0.0
5〜0.15mmの丸ランドLを形成する。
排出性を高めて加工精度の向上を図ったテーパリーマを
提供する。 【解決手段】 工作機械に把持されるシャンク部12の
先端部に複数の切れ刃14が形成された切れ刃部13を
有するテーパリーマ11において、切れ刃部13に先細
となる6〜10個の切れ刃14を設けてその切れ刃14
のリード角αを4〜6°に設定すると共にすくい角βを
8〜12°に設定し、且つ、切れ刃14の刃先に0.0
5〜0.15mmの丸ランドLを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライス盤やボー
ル盤、中ぐり盤などの工作機械に用いられるテーパリー
マに関する。
ル盤、中ぐり盤などの工作機械に用いられるテーパリー
マに関する。
【0002】
【従来の技術】ワークの既に加工された穴の内面を精密
に仕上げるためには、テーパリーマを用いてリーマ仕上
げが行われる。図9に従来のモールステーパリーマの正
面視を示す。同図に示すように、従来のモールステーパ
リーマ101は工作機械に把持されるシャンク部102
の先端部に切れ刃部103が一体に形成されてなり、こ
の切れ刃部103には先細となる複数の切れ刃104が
形成されている。
に仕上げるためには、テーパリーマを用いてリーマ仕上
げが行われる。図9に従来のモールステーパリーマの正
面視を示す。同図に示すように、従来のモールステーパ
リーマ101は工作機械に把持されるシャンク部102
の先端部に切れ刃部103が一体に形成されてなり、こ
の切れ刃部103には先細となる複数の切れ刃104が
形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のモール
ステーパリーマ101にあっては、種々の加工に用いら
れるところから工具としての剛性が不十分であり、ま
た、切削性及び切粉の排出性も良くなく、加工面が多角
形状となって十分な加工精度を得ることができなかっ
た。
ステーパリーマ101にあっては、種々の加工に用いら
れるところから工具としての剛性が不十分であり、ま
た、切削性及び切粉の排出性も良くなく、加工面が多角
形状となって十分な加工精度を得ることができなかっ
た。
【0004】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、工具の剛性を高めると共に切削性及び切粉の排
出性を高めて加工精度の向上を図ったテーパリーマを提
供することを目的とする。
あって、工具の剛性を高めると共に切削性及び切粉の排
出性を高めて加工精度の向上を図ったテーパリーマを提
供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上述の目的を達成する
ための本発明のテーパリーマは、工作機械に把持される
シャンク部の先端部に複数の切れ刃が形成された切れ刃
部を有するテーパリーマにおいて、前記切れ刃部には先
細となる6〜10個の切れ刃を有しており、その切れ刃
のリード角が4〜6°に設定されると共にすくい角が8
〜12°に設定され、且つ、刃先に0.05〜0.15
mmの丸ランドが形成されたことを特徴とするものであ
る。
ための本発明のテーパリーマは、工作機械に把持される
シャンク部の先端部に複数の切れ刃が形成された切れ刃
部を有するテーパリーマにおいて、前記切れ刃部には先
細となる6〜10個の切れ刃を有しており、その切れ刃
のリード角が4〜6°に設定されると共にすくい角が8
〜12°に設定され、且つ、刃先に0.05〜0.15
mmの丸ランドが形成されたことを特徴とするものであ
る。
【0006】このように切れ刃部の先細となる6〜10
個の切れ刃はそのリード角が4〜6°に設定されたこと
で、工具断面積が大きくなって剛性が高められ、切削時
の工具の撓みが軽減されて順テーパ穴の加工精度が向上
される。また、このリード角が4〜6°に設定されると
共にすくい角が8〜12°に設定されたことで、切削性
が良くなって切粉の巻き込みによる不具合が減少する。
更に、刃先に0.05〜0.15mmの丸ランドが形成さ
れたことで、バーニッシュ効果を利用して面粗度が向上
される。
個の切れ刃はそのリード角が4〜6°に設定されたこと
で、工具断面積が大きくなって剛性が高められ、切削時
の工具の撓みが軽減されて順テーパ穴の加工精度が向上
される。また、このリード角が4〜6°に設定されると
共にすくい角が8〜12°に設定されたことで、切削性
が良くなって切粉の巻き込みによる不具合が減少する。
更に、刃先に0.05〜0.15mmの丸ランドが形成さ
れたことで、バーニッシュ効果を利用して面粗度が向上
される。
【0007】また、本発明のテーパリーマは、工作機械
に把持されるシャンク部の先端部に複数の切れ刃が形成
された切れ刃部を有するテーパリーマにおいて、前記切
れ刃部には先太となる6〜10個の切れ刃を有してお
り、その切れ刃のリード角が4〜6°に設定されると共
にすくい角が8〜12°に設定され、且つ、刃先に0.
05〜0.15mmの丸ランドが形成されたことを特徴と
するものである。
に把持されるシャンク部の先端部に複数の切れ刃が形成
された切れ刃部を有するテーパリーマにおいて、前記切
れ刃部には先太となる6〜10個の切れ刃を有してお
り、その切れ刃のリード角が4〜6°に設定されると共
にすくい角が8〜12°に設定され、且つ、刃先に0.
05〜0.15mmの丸ランドが形成されたことを特徴と
するものである。
【0008】このように切れ刃部の先太となる6〜10
個の切れ刃はそのリード角が4〜6°に設定されたこと
で、工具断面積が大きくなって剛性が高められ、切削時
の工具の撓みが軽減されて逆テーパ穴の加工精度が向上
される。また、このリード角が4〜6°に設定されると
共にすくい角が8〜12°に設定されたことで、切削性
が良くなって切粉の巻き込みによる不具合が減少する。
更に、刃先に0.05〜0.15mmの丸ランドが形成さ
れたことで、バーニッシュ効果を利用して面粗度が向上
される。
個の切れ刃はそのリード角が4〜6°に設定されたこと
で、工具断面積が大きくなって剛性が高められ、切削時
の工具の撓みが軽減されて逆テーパ穴の加工精度が向上
される。また、このリード角が4〜6°に設定されると
共にすくい角が8〜12°に設定されたことで、切削性
が良くなって切粉の巻き込みによる不具合が減少する。
更に、刃先に0.05〜0.15mmの丸ランドが形成さ
れたことで、バーニッシュ効果を利用して面粗度が向上
される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例を挙げて詳細に説明する。
例を挙げて詳細に説明する。
【0010】図1に本発明の一実施例に係る順テーパリ
ーマの正面視、図2に本実施例の順テーパリーマの切れ
刃部の正面視、図3に本実施例の順テーパリーマによっ
て加工された穴の真円度を表すグラフ、図4に本実施例
の順テーパリーマによって加工された加工面の面粗度を
表すグラフを示す。
ーマの正面視、図2に本実施例の順テーパリーマの切れ
刃部の正面視、図3に本実施例の順テーパリーマによっ
て加工された穴の真円度を表すグラフ、図4に本実施例
の順テーパリーマによって加工された加工面の面粗度を
表すグラフを示す。
【0011】図1及び図2に示すように、本実施例の順
テーパリーマ11はモールステーパリーマ#4に対応す
るものであって、図示しない工作機械に把持されるシャ
ンク部12の先端部に切れ刃部13が一体に形成されて
おり、この切れ刃部13は所定のテーパ角δをもって先
細となり、その外周面には刃数Zが8枚の切れ刃14が
形成されている。そして、この順テーパリーマ11の切
れ刃14はリード角αをもってねじれており、そのリー
ド角αは5°に設定されている。また、この順テーパリ
ーマ11の切れ刃14には第1逃げ角θ1 及び第2逃げ
角θ2 からなる逃げ部15が形成され、この第1逃げ角
θ1 は15°、第2逃げ角θ2 は70°にそれぞれ設定
されている。更に、この切れ刃14にはすくい角βが形
成され、このすくい角βは10°に設定され、且つ、刃
先に0.05〜0.1mmの丸ランドLが形成されてい
る。なお、丸ランドLとは切れ刃14の外接円に沿った
刃先の長さである。
テーパリーマ11はモールステーパリーマ#4に対応す
るものであって、図示しない工作機械に把持されるシャ
ンク部12の先端部に切れ刃部13が一体に形成されて
おり、この切れ刃部13は所定のテーパ角δをもって先
細となり、その外周面には刃数Zが8枚の切れ刃14が
形成されている。そして、この順テーパリーマ11の切
れ刃14はリード角αをもってねじれており、そのリー
ド角αは5°に設定されている。また、この順テーパリ
ーマ11の切れ刃14には第1逃げ角θ1 及び第2逃げ
角θ2 からなる逃げ部15が形成され、この第1逃げ角
θ1 は15°、第2逃げ角θ2 は70°にそれぞれ設定
されている。更に、この切れ刃14にはすくい角βが形
成され、このすくい角βは10°に設定され、且つ、刃
先に0.05〜0.1mmの丸ランドLが形成されてい
る。なお、丸ランドLとは切れ刃14の外接円に沿った
刃先の長さである。
【0012】なお、前述した切れ刃部13の第1逃げ角
θ1 及び第2逃げ角θ2 、すくい角β、丸ランドLはそ
れぞれ順テーパリーマ11の軸心Oに対して直角な平面
内に形成されている。また、切れ刃部13のテーパ角δ
は基本ゲージ合せ精度を80%以上としてある。
θ1 及び第2逃げ角θ2 、すくい角β、丸ランドLはそ
れぞれ順テーパリーマ11の軸心Oに対して直角な平面
内に形成されている。また、切れ刃部13のテーパ角δ
は基本ゲージ合せ精度を80%以上としてある。
【0013】従って、本実施例の順テーパリーマ11に
よって順テーパ穴のリーマ仕上げを行うには、順テーパ
リーマ11のシャンク部12を工作機械に把持し、この
順テーパリーマ11をその軸心O回りに回転駆動すると
共に、軸心O方向一方(図1下方)に移動するで、切れ
刃14により、図示しないワークに形成された順テーパ
穴の内面を切削加工することができる。
よって順テーパ穴のリーマ仕上げを行うには、順テーパ
リーマ11のシャンク部12を工作機械に把持し、この
順テーパリーマ11をその軸心O回りに回転駆動すると
共に、軸心O方向一方(図1下方)に移動するで、切れ
刃14により、図示しないワークに形成された順テーパ
穴の内面を切削加工することができる。
【0014】このとき、切れ刃部13の切れ刃14は刃
数Zが8枚でそのリード角αが5°に設定されているの
で、工具断面積が大きくなって切粉の排出性を損なうこ
となく剛性が高められ、切削時の撓みが軽減されて順テ
ーパ穴の内面の加工精度が向上する。また、このリード
角αが5°で、すくい角βが10°に設定されているの
で、高い切削性が得られ、切粉の巻き込みによる不具合
が減少する。更に、切れ刃14の刃先に0.05〜0.
1mmの丸ランドLが形成されているので、バーニッシュ
効果を利用して面粗度が向上する。
数Zが8枚でそのリード角αが5°に設定されているの
で、工具断面積が大きくなって切粉の排出性を損なうこ
となく剛性が高められ、切削時の撓みが軽減されて順テ
ーパ穴の内面の加工精度が向上する。また、このリード
角αが5°で、すくい角βが10°に設定されているの
で、高い切削性が得られ、切粉の巻き込みによる不具合
が減少する。更に、切れ刃14の刃先に0.05〜0.
1mmの丸ランドLが形成されているので、バーニッシュ
効果を利用して面粗度が向上する。
【0015】そして、本実施例の順テーパリーマ11に
より加工された穴の真円度は、図3に示すグラフからわ
かるように、図3(a)に表す加工穴の大径部では真円度
(内接円と外接円との差)が0.77μmであり、図3
(b)に表す加工穴の小径部では真円度が0.72μmで
あり、高い加工精度となっている。また、本実施例の順
テーパリーマ11により加工された穴の面粗度は、図4
に示すグラフグラフからわかるように、計測幅3.98
5mmに対して面粗度はピーク値で0.759mmであり、
低い面粗度となっている。
より加工された穴の真円度は、図3に示すグラフからわ
かるように、図3(a)に表す加工穴の大径部では真円度
(内接円と外接円との差)が0.77μmであり、図3
(b)に表す加工穴の小径部では真円度が0.72μmで
あり、高い加工精度となっている。また、本実施例の順
テーパリーマ11により加工された穴の面粗度は、図4
に示すグラフグラフからわかるように、計測幅3.98
5mmに対して面粗度はピーク値で0.759mmであり、
低い面粗度となっている。
【0016】なお、前述した実施例の順テーパリーマ1
1において、切れ刃部13のリード角αを5°、すくい
角βを10°、、丸ランドLを0.05〜0.1mmと設
定したが、本発明のテーパリーマはこれに限定されるも
のではなく、切れ刃のリード角αは4〜6°、すくい角
βは8〜12°、丸ランドLは0.05〜0.15mmの
範囲に設定すればよく、この範囲であれば、前述と同様
の作用効果を奏することができる。
1において、切れ刃部13のリード角αを5°、すくい
角βを10°、、丸ランドLを0.05〜0.1mmと設
定したが、本発明のテーパリーマはこれに限定されるも
のではなく、切れ刃のリード角αは4〜6°、すくい角
βは8〜12°、丸ランドLは0.05〜0.15mmの
範囲に設定すればよく、この範囲であれば、前述と同様
の作用効果を奏することができる。
【0017】図5に本発明の他の実施例に係る逆テーパ
リーマの正面視、図6に本実施例の逆テーパリーマの切
れ刃部の正面視、図7に本実施例の逆テーパリーマによ
って加工された穴の真円度を表すグラフ、図8に本実施
例の逆テーパリーマによって加工された加工面の面粗度
を表すグラフを示す。
リーマの正面視、図6に本実施例の逆テーパリーマの切
れ刃部の正面視、図7に本実施例の逆テーパリーマによ
って加工された穴の真円度を表すグラフ、図8に本実施
例の逆テーパリーマによって加工された加工面の面粗度
を表すグラフを示す。
【0018】図5及び図6に示すように、本実施例の逆
テーパリーマ21はモールステーパリーマ#3に対応す
るものであって、図示しない工作機械に把持されるシャ
ンク部22の先端部に切れ刃部23が一体に形成されて
おり、この切れ刃部23は所定のテーパ角δをもって先
太となり、その外周面には刃数Zが8枚の切れ刃24が
形成されている。そして、この逆テーパリーマ21の切
れ刃24はリード角αをもってねじれており、そのリー
ド角αは5°に設定されている。また、この逆テーパリ
ーマ21の切れ刃24には第1逃げ角θ1 及び第2逃げ
角θ2 からなる逃げ部25が形成され、この第1逃げ角
θ1 は15°、第2逃げ角θ2 は70°にそれぞれ設定
されている。更に、この切れ刃24にはすくい角βが形
成され、このすくい角βは10°に設定され、且つ、刃
先に0.05〜0.1mmの丸ランドLが形成されてい
る。なお、丸ランドLとは切れ刃24の外接円に沿った
刃先の長さである。
テーパリーマ21はモールステーパリーマ#3に対応す
るものであって、図示しない工作機械に把持されるシャ
ンク部22の先端部に切れ刃部23が一体に形成されて
おり、この切れ刃部23は所定のテーパ角δをもって先
太となり、その外周面には刃数Zが8枚の切れ刃24が
形成されている。そして、この逆テーパリーマ21の切
れ刃24はリード角αをもってねじれており、そのリー
ド角αは5°に設定されている。また、この逆テーパリ
ーマ21の切れ刃24には第1逃げ角θ1 及び第2逃げ
角θ2 からなる逃げ部25が形成され、この第1逃げ角
θ1 は15°、第2逃げ角θ2 は70°にそれぞれ設定
されている。更に、この切れ刃24にはすくい角βが形
成され、このすくい角βは10°に設定され、且つ、刃
先に0.05〜0.1mmの丸ランドLが形成されてい
る。なお、丸ランドLとは切れ刃24の外接円に沿った
刃先の長さである。
【0019】なお、前述した切れ刃部23の第1逃げ角
θ1 及び第2逃げ角θ2 、すくい角β、丸ランドLはそ
れぞれ逆テーパリーマ21の軸心Oに対して直角な平面
内に形成されている。また、切れ刃部23のテーパ角δ
は基本ゲージ合せ精度を80%以上としてある。
θ1 及び第2逃げ角θ2 、すくい角β、丸ランドLはそ
れぞれ逆テーパリーマ21の軸心Oに対して直角な平面
内に形成されている。また、切れ刃部23のテーパ角δ
は基本ゲージ合せ精度を80%以上としてある。
【0020】従って、本実施例の順テーパリーマ21に
よって逆テーパ穴のリーマ仕上げを行うには、逆テーパ
リーマ21のシャンク部22を工作機械に把持し、この
順テーパリーマ21をその軸心O回りに回転駆動すると
共に、軸心O方向一方(図1下方)に移動することで、
切れ刃24によって図示しないワークに形成された逆テ
ーパ穴の内面を切削加工することができる。
よって逆テーパ穴のリーマ仕上げを行うには、逆テーパ
リーマ21のシャンク部22を工作機械に把持し、この
順テーパリーマ21をその軸心O回りに回転駆動すると
共に、軸心O方向一方(図1下方)に移動することで、
切れ刃24によって図示しないワークに形成された逆テ
ーパ穴の内面を切削加工することができる。
【0021】このとき、切れ刃部23は逆テーパとなっ
ており、その切れ刃24は刃数Zが8枚でそのリード角
αが5°に設定されているので、逆テーパ穴の内面をリ
ーマ加工が可能となり、加工時の工具断面積が大きくな
って切粉の排出性を損なうことなく剛性が高められ、切
削時の撓みが軽減されて順テーパ穴の内面の加工精度が
向上する。また、このリード角αが5°で、すくい角β
が10°に設定されているので、高い切削性が得られ、
切粉の巻き込みによる不具合が減少する。更に、切れ刃
24の刃先に0.05〜0.1mmの丸ランドLが形成さ
れているので、バーニッシュ効果を利用して面粗度が向
上する。
ており、その切れ刃24は刃数Zが8枚でそのリード角
αが5°に設定されているので、逆テーパ穴の内面をリ
ーマ加工が可能となり、加工時の工具断面積が大きくな
って切粉の排出性を損なうことなく剛性が高められ、切
削時の撓みが軽減されて順テーパ穴の内面の加工精度が
向上する。また、このリード角αが5°で、すくい角β
が10°に設定されているので、高い切削性が得られ、
切粉の巻き込みによる不具合が減少する。更に、切れ刃
24の刃先に0.05〜0.1mmの丸ランドLが形成さ
れているので、バーニッシュ効果を利用して面粗度が向
上する。
【0022】そして、本実施例の逆テーパリーマ21に
より加工された穴の真円度は、図7に示すグラフからわ
かるように、図7(a)に表す加工穴の小径部では真円度
(内接円と外接円との差)が0.97μmであり、図7
(b)に表す加工穴の大径部では真円度が0.97μmで
あり、高い加工精度となっている。また、本実施例の逆
テーパリーマ21により加工された穴の面粗度は、図8
に示すグラフグラフからわかるように、計測幅4.81
6mmに対して面粗度はピーク値で0.394mmであり、
低い面粗度となっている。
より加工された穴の真円度は、図7に示すグラフからわ
かるように、図7(a)に表す加工穴の小径部では真円度
(内接円と外接円との差)が0.97μmであり、図7
(b)に表す加工穴の大径部では真円度が0.97μmで
あり、高い加工精度となっている。また、本実施例の逆
テーパリーマ21により加工された穴の面粗度は、図8
に示すグラフグラフからわかるように、計測幅4.81
6mmに対して面粗度はピーク値で0.394mmであり、
低い面粗度となっている。
【0023】なお、前述した実施例の逆テーパリーマ2
1において、切れ刃部23のリード角αを5°、すくい
角βを10°、、丸ランドLを0.05〜0.1mmと設
定したが、本発明のテーパリーマはこれに限定されるも
のではなく、切れ刃のリード角αは4〜6°、すくい角
βは8〜12°、丸ランドLは0.05〜0.15mmの
範囲に設定すればよく、この範囲であれば、前述と同様
の作用効果を奏することができる。
1において、切れ刃部23のリード角αを5°、すくい
角βを10°、、丸ランドLを0.05〜0.1mmと設
定したが、本発明のテーパリーマはこれに限定されるも
のではなく、切れ刃のリード角αは4〜6°、すくい角
βは8〜12°、丸ランドLは0.05〜0.15mmの
範囲に設定すればよく、この範囲であれば、前述と同様
の作用効果を奏することができる。
【0024】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のテーパリーマによれば、切れ刃部に先細と
なる6〜10個の切れ刃を設けてその切れ刃のリード角
を4〜6°に設定すると共にすくい角を8〜12°に設
定し、且つ、刃先に0.05〜0.15mmの丸ランドを
形成したので、先細となる6〜10個の切れ刃のリード
角4〜6°によって工具断面積が大きくなって剛性が高
められることで順テーパ穴の加工精度を向上することが
でき、リード角4〜6°及びすくい角8〜12°によっ
て切削性が良くなって切粉の排出性を向上することがで
き、また、丸ランド0.05〜0.15mmによってバー
ニッシュ効果を利用して面粗度を向上することができ
る。その結果、高精度な順テーパ穴のリーマ仕上げを可
能とすることができる。
うに本発明のテーパリーマによれば、切れ刃部に先細と
なる6〜10個の切れ刃を設けてその切れ刃のリード角
を4〜6°に設定すると共にすくい角を8〜12°に設
定し、且つ、刃先に0.05〜0.15mmの丸ランドを
形成したので、先細となる6〜10個の切れ刃のリード
角4〜6°によって工具断面積が大きくなって剛性が高
められることで順テーパ穴の加工精度を向上することが
でき、リード角4〜6°及びすくい角8〜12°によっ
て切削性が良くなって切粉の排出性を向上することがで
き、また、丸ランド0.05〜0.15mmによってバー
ニッシュ効果を利用して面粗度を向上することができ
る。その結果、高精度な順テーパ穴のリーマ仕上げを可
能とすることができる。
【0025】また、本実施例のテーパリーマによれば、
切れ刃部に先太となる6〜10個の切れ刃を設けてその
切れ刃のリード角を4〜6°に設定すると共にすくい角
を8〜12°に設定し、且つ、刃先に0.05〜0.1
5mmの丸ランドを形成したので、先太となる6〜10個
の切れ刃のリード角4〜6°によって工具断面積が大き
くなって剛性が高められることで逆テーパ穴の加工精度
を向上することができ、リード角4〜6°及びすくい角
8〜12°によって切削性が良くなって切粉の排出性を
向上することができ、また、丸ランド0.05〜0.1
5mmによってバーニッシュ効果を利用して面粗度を向上
することができる。その結果、高精度な逆テーパ穴のリ
ーマ仕上げを可能とすることができる。
切れ刃部に先太となる6〜10個の切れ刃を設けてその
切れ刃のリード角を4〜6°に設定すると共にすくい角
を8〜12°に設定し、且つ、刃先に0.05〜0.1
5mmの丸ランドを形成したので、先太となる6〜10個
の切れ刃のリード角4〜6°によって工具断面積が大き
くなって剛性が高められることで逆テーパ穴の加工精度
を向上することができ、リード角4〜6°及びすくい角
8〜12°によって切削性が良くなって切粉の排出性を
向上することができ、また、丸ランド0.05〜0.1
5mmによってバーニッシュ効果を利用して面粗度を向上
することができる。その結果、高精度な逆テーパ穴のリ
ーマ仕上げを可能とすることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る順テーパリーマの正面
図である。
図である。
【図2】本実施例の順テーパリーマの切れ刃部の正面図
である。
である。
【図3】本実施例の順テーパリーマによって加工された
穴の真円度を表すグラフである。
穴の真円度を表すグラフである。
【図4】本実施例の順テーパリーマによって加工された
加工面の面粗度を表すグラフである。
加工面の面粗度を表すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例に係る逆テーパリーマの正
面図である。
面図である。
【図6】本実施例の逆テーパリーマの切れ刃部の正面図
である。
である。
【図7】本実施例の逆テーパリーマによって加工された
穴の真円度を表すグラフである。
穴の真円度を表すグラフである。
【図8】本実施例の逆テーパリーマによって加工された
加工面の面粗度を表すグラフである。
加工面の面粗度を表すグラフである。
【図9】従来のモールステーパリーマの正面図である。
11 順テーパリーマ 12 シャンク 13 切れ刃部 14 切れ刃 21 逆テーパリーマ 22 シャンク 23 切れ刃部 24 切れ刃 α リード角 β すくい角 L 丸ランド Z 刃数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 信彦 東京都板橋区蓮沼町8−6 株式会社サイ トウ製作所内 (72)発明者 上久保 裕一 東京都板橋区蓮沼町8−6 株式会社サイ トウ製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 工作機械に把持されるシャンク部の先端
部に複数の切れ刃が形成された切れ刃部を有するテーパ
リーマにおいて、前記切れ刃部には先細となる6〜10
個の切れ刃を有しており、その切れ刃のリード角が4〜
6°に設定されると共にすくい角が8〜12°に設定さ
れ、且つ、刃先に0.05〜0.15mmの丸ランドが形
成されたことを特徴とするテーパリーマ。 - 【請求項2】 工作機械に把持されるシャンク部の先端
部に複数の切れ刃が形成された切れ刃部を有するテーパ
リーマにおいて、前記切れ刃部には先太となる6〜10
個の切れ刃を有しており、その切れ刃のリード角が4〜
6°に設定されると共にすくい角が8〜12°に設定さ
れ、且つ、刃先に0.05〜0.15mmの丸ランドが形
成されたことを特徴とするテーパリーマ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8353696A JPH09272015A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | テーパリーマ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8353696A JPH09272015A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | テーパリーマ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09272015A true JPH09272015A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13805233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8353696A Withdrawn JPH09272015A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | テーパリーマ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09272015A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012106301A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Allied Material Corp | リーマおよびそれを用いた穴の形成方法 |
| JP2015223633A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 旭ダイヤモンド工業株式会社 | 電着リーマ |
| CN106925841A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-07-07 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 一种用于加工腹鳍支座前交点1:20锥度孔的锥度铰刀 |
| US10926344B2 (en) | 2017-08-30 | 2021-02-23 | Ishii Corporation Co., Ltd. | Taper reamer |
| CN113118532A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-16 | 成都戴梦迪超硬工具有限责任公司 | 加工薄壁件的精密长短刃pcbn小螺旋角立铣刀及加工方法 |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP8353696A patent/JPH09272015A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012106301A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Allied Material Corp | リーマおよびそれを用いた穴の形成方法 |
| JP2015223633A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 旭ダイヤモンド工業株式会社 | 電着リーマ |
| CN106925841A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-07-07 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 一种用于加工腹鳍支座前交点1:20锥度孔的锥度铰刀 |
| US10926344B2 (en) | 2017-08-30 | 2021-02-23 | Ishii Corporation Co., Ltd. | Taper reamer |
| CN113118532A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-16 | 成都戴梦迪超硬工具有限责任公司 | 加工薄壁件的精密长短刃pcbn小螺旋角立铣刀及加工方法 |
| CN113118532B (zh) * | 2021-05-20 | 2024-04-09 | 成都戴梦迪超硬工具有限责任公司 | 加工薄壁件的精密长短刃pcbn小螺旋角立铣刀及加工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5071294A (en) | Burnishing drill | |
| JPS6111729B2 (ja) | ||
| JPH11129116A (ja) | リーマーおよびその使用方法 | |
| JPH11129109A (ja) | ドリルリーマチップ及びドリルリーマ工具 | |
| JP4239414B2 (ja) | ドリル | |
| JPH02303704A (ja) | 高速高送り用バニシングドリルリーマ | |
| JP3850000B2 (ja) | ドリル | |
| JPH09272015A (ja) | テーパリーマ | |
| JP2000198010A (ja) | ダブルツイストドリル | |
| JPH11156620A (ja) | 円弧刃エンドミル | |
| JPH09225743A (ja) | ネジ切り工具 | |
| JP2009184044A (ja) | 段付きツイストドリルおよびその製造方法 | |
| JPWO2019142355A1 (ja) | 段付きドリル及び段付きドリルの製造方法 | |
| JPH0258042B2 (ja) | ||
| JPH0524218U (ja) | 穴明け工具 | |
| US7540696B1 (en) | Spot drilling insert | |
| JPH0615512A (ja) | ドリルおよびドリルの切刃形成方法 | |
| JP2537134Y2 (ja) | 穴明け工具 | |
| JP2000271805A (ja) | 穴加工工具 | |
| JP2003340646A (ja) | リーマ | |
| JPH10217030A (ja) | リーマ | |
| JP3745530B2 (ja) | エンドミル | |
| JPH07204920A (ja) | エンドミル | |
| JPS6039018A (ja) | 仕上げ用リ−マ | |
| CN214684552U (zh) | 一种气缸体摇臂孔用铰刀结构 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |