JP2000211231A - 孔版印刷装置 - Google Patents
孔版印刷装置Info
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- JP2000211231A JP2000211231A JP11019627A JP1962799A JP2000211231A JP 2000211231 A JP2000211231 A JP 2000211231A JP 11019627 A JP11019627 A JP 11019627A JP 1962799 A JP1962799 A JP 1962799A JP 2000211231 A JP2000211231 A JP 2000211231A
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Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストを低減しつつ大量の片面印刷及び両面
印刷が可能であると共に、両面印刷時において画像擦れ
やだぶり画像の発生を防止することが可能な孔版印刷装
置を提供する。 【構成】 用紙搬送路を搬送される印刷用紙Pの第1の
面と対応する位置に配設された第1の版胴82と、第1
の版胴82と対向配置された第1の押圧部材83と、第
1の版胴82より用紙搬送方向下流側であって印刷用紙
Pの第2の面と対応する位置に配設された第2の版胴3
1と、第2の版胴31と対向配置された第2の押圧部材
32と、シート部材18を搬送するシート搬送手段61
とを有し、両面印刷時に、第2の押圧部材32にシート
部材18を巻装させる構成とした。
印刷が可能であると共に、両面印刷時において画像擦れ
やだぶり画像の発生を防止することが可能な孔版印刷装
置を提供する。 【構成】 用紙搬送路を搬送される印刷用紙Pの第1の
面と対応する位置に配設された第1の版胴82と、第1
の版胴82と対向配置された第1の押圧部材83と、第
1の版胴82より用紙搬送方向下流側であって印刷用紙
Pの第2の面と対応する位置に配設された第2の版胴3
1と、第2の版胴31と対向配置された第2の押圧部材
32と、シート部材18を搬送するシート搬送手段61
とを有し、両面印刷時に、第2の押圧部材32にシート
部材18を巻装させる構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穿孔されたマスタ
を巻装して両面印刷あるいは片面印刷を行う孔版印刷装
置に関する。
を巻装して両面印刷あるいは片面印刷を行う孔版印刷装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より簡便な印刷方法として、デジタ
ル式感熱孔版印刷が知られている。これは、微細な発熱
素子が一列に配置されたサーマルヘッドを感熱孔版マス
タ(以下、「マスタ」という)に接触させ、パルス的に
発熱素子に通電させながらマスタを搬送することで画像
情報に応じてマスタを加熱溶融穿孔し、このマスタを多
孔性円筒状の版胴の外周面に巻装した後、穿孔した部分
よりインキを透過させて印刷用紙に転移させることによ
り印刷画像を形成するものである。
ル式感熱孔版印刷が知られている。これは、微細な発熱
素子が一列に配置されたサーマルヘッドを感熱孔版マス
タ(以下、「マスタ」という)に接触させ、パルス的に
発熱素子に通電させながらマスタを搬送することで画像
情報に応じてマスタを加熱溶融穿孔し、このマスタを多
孔性円筒状の版胴の外周面に巻装した後、穿孔した部分
よりインキを透過させて印刷用紙に転移させることによ
り印刷画像を形成するものである。
【0003】この孔版印刷においては、近年、印刷用紙
の消費量を低減させるため、印刷用紙の両面に印刷を行
う両面印刷が印刷の大部分を占めるようになってきた。
この両面印刷は、給紙部に積載した印刷用紙を印刷部に
通紙し、一面に印刷をした後に印刷用紙を裏返して通紙
し、他面に印刷をすることで両面印刷物が得られるわけ
であるが、一度排紙された印刷用紙を再度給紙部にセッ
トしたり、片面印刷後の印刷用紙を揃える等の作業が面
倒であるという問題点があった。
の消費量を低減させるため、印刷用紙の両面に印刷を行
う両面印刷が印刷の大部分を占めるようになってきた。
この両面印刷は、給紙部に積載した印刷用紙を印刷部に
通紙し、一面に印刷をした後に印刷用紙を裏返して通紙
し、他面に印刷をすることで両面印刷物が得られるわけ
であるが、一度排紙された印刷用紙を再度給紙部にセッ
トしたり、片面印刷後の印刷用紙を揃える等の作業が面
倒であるという問題点があった。
【0004】また、印刷終了後の印刷物はインキが十分
に乾燥していないため、すぐに裏面に印刷しようとする
と、搬送ローラーや圧胴及びプレスローラー等の押圧部
材が画像部に押し付けられ、印刷画像が汚れたり乱れた
りするため、大抵の場合、数時間以上経過してから裏面
への印刷を行い、特に、ベタ画像部がある場合には長時
間乾燥させることが必要で、翌日になってから裏面への
印刷が行われていた。
に乾燥していないため、すぐに裏面に印刷しようとする
と、搬送ローラーや圧胴及びプレスローラー等の押圧部
材が画像部に押し付けられ、印刷画像が汚れたり乱れた
りするため、大抵の場合、数時間以上経過してから裏面
への印刷を行い、特に、ベタ画像部がある場合には長時
間乾燥させることが必要で、翌日になってから裏面への
印刷が行われていた。
【0005】このように両面印刷は、裏面に印刷を行う
まで長時間待たねばならず、しかも2回の通紙を行うの
で、正味の印刷時間においても片面印刷に比べて2倍の
時間を要し、時間がかかりすぎるという問題点があっ
た。そこで、一対の版胴を対向させて配設し、各版胴同
士を互いに圧接させることにより1工程で両面印刷物を
得る孔版印刷装置が特開平6−71996号公報及び特
開平6−135111号公報に開示されている。
まで長時間待たねばならず、しかも2回の通紙を行うの
で、正味の印刷時間においても片面印刷に比べて2倍の
時間を要し、時間がかかりすぎるという問題点があっ
た。そこで、一対の版胴を対向させて配設し、各版胴同
士を互いに圧接させることにより1工程で両面印刷物を
得る孔版印刷装置が特開平6−71996号公報及び特
開平6−135111号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に開示され
た技術では、片面印刷時において、何れか一方の版胴に
インキ透過防止用の未製版マスタを巻装させて印刷を行
っている。このため、1版分のマスタを未製版で消費す
ることとなりコスト高となると共に、機能上、非常に薄
く作られた印刷用のマスタをインキ透過防止用として使
用し、大量の片面印刷を行った場合には、マスタが破損
してしまうといった問題点がある。
た技術では、片面印刷時において、何れか一方の版胴に
インキ透過防止用の未製版マスタを巻装させて印刷を行
っている。このため、1版分のマスタを未製版で消費す
ることとなりコスト高となると共に、機能上、非常に薄
く作られた印刷用のマスタをインキ透過防止用として使
用し、大量の片面印刷を行った場合には、マスタが破損
してしまうといった問題点がある。
【0007】そこで、版胴及びこれと対向した押圧部材
を2組有すると共に片面印刷用の用紙搬送路と両面印刷
用の用紙搬送路とを有し、未製版のマスタを使用するこ
となく片面印刷を行うことが可能な孔版印刷装置が特開
平10−147052号公報に開示されている。
を2組有すると共に片面印刷用の用紙搬送路と両面印刷
用の用紙搬送路とを有し、未製版のマスタを使用するこ
となく片面印刷を行うことが可能な孔版印刷装置が特開
平10−147052号公報に開示されている。
【0008】しかし、上記公報に開示された孔版印刷装
置では、両面印刷時に印刷用紙の一面に画像を形成した
後に他面に画像を形成しており、印刷用紙の他面に画像
を形成する際に画像が形成された印刷用紙の一面を押圧
部材が押圧するために画像擦れが生じたり、印刷用紙に
転移されたインキが押圧部材の表面に付着して次の印刷
用紙の印刷時において押圧部材に付着したインキが印刷
用紙に再転移され、だぶり画像が生じてしまうという問
題点がある。
置では、両面印刷時に印刷用紙の一面に画像を形成した
後に他面に画像を形成しており、印刷用紙の他面に画像
を形成する際に画像が形成された印刷用紙の一面を押圧
部材が押圧するために画像擦れが生じたり、印刷用紙に
転移されたインキが押圧部材の表面に付着して次の印刷
用紙の印刷時において押圧部材に付着したインキが印刷
用紙に再転移され、だぶり画像が生じてしまうという問
題点がある。
【0009】また、版胴及びこれと対向した押圧部材を
2組有すると共に、用紙搬送方向下流側の押圧部材の近
傍に押圧部材表面にクリーニング液を塗布するクリーニ
ング部材を配設し、両面印刷時において、画像が形成さ
れた印刷用紙の一面を押圧部材が押圧した後、クリーニ
ング部材が押圧部材の表面をクリーニングする構成とし
た孔版印刷装置が特開平8−90893号公報に開示さ
れている。
2組有すると共に、用紙搬送方向下流側の押圧部材の近
傍に押圧部材表面にクリーニング液を塗布するクリーニ
ング部材を配設し、両面印刷時において、画像が形成さ
れた印刷用紙の一面を押圧部材が押圧した後、クリーニ
ング部材が押圧部材の表面をクリーニングする構成とし
た孔版印刷装置が特開平8−90893号公報に開示さ
れている。
【0010】しかし、上記公報に開示された孔版印刷装
置では、クリーニング部材がクリーニング液を塗布して
いるため、メンテナンス時において液体を補充する必要
があり、誤って装置内部を汚損してしまう虞が生じる
他、両面印刷時にクリーニング液が印刷用紙に付着して
しまい、印刷画像が乱れてしまうという不具合も生じて
しまう。
置では、クリーニング部材がクリーニング液を塗布して
いるため、メンテナンス時において液体を補充する必要
があり、誤って装置内部を汚損してしまう虞が生じる
他、両面印刷時にクリーニング液が印刷用紙に付着して
しまい、印刷画像が乱れてしまうという不具合も生じて
しまう。
【0011】本発明は、上記問題点を解決し、コストを
低減しつつ大量の片面印刷及び両面印刷が可能であると
共に、両面印刷時において画像擦れやだぶり画像の発生
を防止することが可能な孔版印刷装置の提供を目的とす
る。
低減しつつ大量の片面印刷及び両面印刷が可能であると
共に、両面印刷時において画像擦れやだぶり画像の発生
を防止することが可能な孔版印刷装置の提供を目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外周面にマスタが巻装され、用紙搬送路を搬送される印
刷用紙の第1の面と対応する位置に配設された第1の版
胴と、前記用紙搬送路を介して第1の版胴と対向配置さ
れ、第1の版胴の外周面に対して接離自在に設けられた
第1の押圧部材と、外周面にマスタが巻装され、第1の
版胴より用紙搬送方向下流側であって前記印刷用紙の第
2の面と対応する位置に配設された第2の版胴と、前記
用紙搬送路を介して第2の版胴と対向配置され、第2の
版胴の外周面に対して接離自在に設けられた第2の押圧
部材とを具備し、前記印刷用紙の片面あるいは両面に印
刷を行う孔版印刷装置において、シート部材を搬送する
シート搬送手段を有し、両面印刷時に、第2の押圧部材
に前記シート部材を巻装することを特徴とする。
外周面にマスタが巻装され、用紙搬送路を搬送される印
刷用紙の第1の面と対応する位置に配設された第1の版
胴と、前記用紙搬送路を介して第1の版胴と対向配置さ
れ、第1の版胴の外周面に対して接離自在に設けられた
第1の押圧部材と、外周面にマスタが巻装され、第1の
版胴より用紙搬送方向下流側であって前記印刷用紙の第
2の面と対応する位置に配設された第2の版胴と、前記
用紙搬送路を介して第2の版胴と対向配置され、第2の
版胴の外周面に対して接離自在に設けられた第2の押圧
部材とを具備し、前記印刷用紙の片面あるいは両面に印
刷を行う孔版印刷装置において、シート部材を搬送する
シート搬送手段を有し、両面印刷時に、第2の押圧部材
に前記シート部材を巻装することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置において、さらに、前記用紙搬送路として、
片面印刷時用の第1の用紙搬送路と両面印刷時用の第2
の用紙搬送路とを有することを特徴とする。
版印刷装置において、さらに、前記用紙搬送路として、
片面印刷時用の第1の用紙搬送路と両面印刷時用の第2
の用紙搬送路とを有することを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の孔版印刷装置において、さらに、第2の押
圧部材が圧胴であり、該圧胴は前記シート部材を係止す
る第1の係止部材と前記印刷用紙を係止する第2の係止
部材とを有することを特徴とする。
求項2記載の孔版印刷装置において、さらに、第2の押
圧部材が圧胴であり、該圧胴は前記シート部材を係止す
る第1の係止部材と前記印刷用紙を係止する第2の係止
部材とを有することを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の孔版印刷装置において、さらに、第2の押
圧部材が圧胴であり、該圧胴に前記シート搬送手段が設
けられていることを特徴とする。
求項2記載の孔版印刷装置において、さらに、第2の押
圧部材が圧胴であり、該圧胴に前記シート搬送手段が設
けられていることを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1、請求項
2または請求項3記載の孔版印刷装置において、さら
に、前記シート部材として前記マスタが用いられること
を特徴とする。
2または請求項3記載の孔版印刷装置において、さら
に、前記シート部材として前記マスタが用いられること
を特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1、請求項
2または請求項3記載の孔版印刷装置において、さら
に、前記シート部材として前記印刷用紙が用いられるこ
とを特徴とする。
2または請求項3記載の孔版印刷装置において、さら
に、前記シート部材として前記印刷用紙が用いられるこ
とを特徴とする。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例に用いられる
孔版印刷装置1の概略正面図を示している。同図におい
て、孔版印刷装置1は、画像読取部3、給紙部4、製版
部5、排版部6、排紙部7、印刷部8、用紙搬送部9等
を有する印刷ユニット2と、印刷ユニット2に接続され
た、製版部11、排版部12、印刷部13、用紙搬送部
14等を有する印刷ユニット10とから構成されてい
る。なお、この孔版印刷装置1は特開平10−1470
52号公報に開示された孔版印刷装置1とほぼ同様の構
成であり、相違する部分を除いて個々の詳細な説明はで
きるだけ省略する。
孔版印刷装置1の概略正面図を示している。同図におい
て、孔版印刷装置1は、画像読取部3、給紙部4、製版
部5、排版部6、排紙部7、印刷部8、用紙搬送部9等
を有する印刷ユニット2と、印刷ユニット2に接続され
た、製版部11、排版部12、印刷部13、用紙搬送部
14等を有する印刷ユニット10とから構成されてい
る。なお、この孔版印刷装置1は特開平10−1470
52号公報に開示された孔版印刷装置1とほぼ同様の構
成であり、相違する部分を除いて個々の詳細な説明はで
きるだけ省略する。
【0019】印刷ユニット2の筐体15の上部には画像
読取部3が配設されている。画像読取部3は、原稿を積
載する原稿受け台、原稿を載置するコンタクトガラス、
原稿を搬送する原稿搬送ローラー対及び原稿搬送ローラ
ー、搬送される原稿をガイドするガイド板、原稿をコン
タクトガラスに沿って搬送する原稿搬送ベルト、読み取
られた原稿の排出方向を切り換える切換板、原稿画像を
走査して読み取るための反射ミラー及び蛍光灯、走査さ
れた画像を集束するレンズ、集束された画像を処理する
CCD等の画像センサー等から主に構成されている。
読取部3が配設されている。画像読取部3は、原稿を積
載する原稿受け台、原稿を載置するコンタクトガラス、
原稿を搬送する原稿搬送ローラー対及び原稿搬送ローラ
ー、搬送される原稿をガイドするガイド板、原稿をコン
タクトガラスに沿って搬送する原稿搬送ベルト、読み取
られた原稿の排出方向を切り換える切換板、原稿画像を
走査して読み取るための反射ミラー及び蛍光灯、走査さ
れた画像を集束するレンズ、集束された画像を処理する
CCD等の画像センサー等から主に構成されている。
【0020】筐体15の内部下方には給紙部4が配設さ
れている。給紙部4は、印刷用紙Pを積載しフロントロ
ーディング可能に設けられた給紙トレイ16、印刷用紙
Pを1枚ずつ給送する給紙コロ17等から主に構成され
ている。筐体15の、給紙部4の右方に位置する部位に
は、後述する印刷ユニット10が接続されたときに印刷
用紙Pの用紙搬送路を形成するための開口15aが設け
られている。
れている。給紙部4は、印刷用紙Pを積載しフロントロ
ーディング可能に設けられた給紙トレイ16、印刷用紙
Pを1枚ずつ給送する給紙コロ17等から主に構成され
ている。筐体15の、給紙部4の右方に位置する部位に
は、後述する印刷ユニット10が接続されたときに印刷
用紙Pの用紙搬送路を形成するための開口15aが設け
られている。
【0021】筐体15の右辺上段には製版部5が配設さ
れている。製版部5は、多孔性支持体と熱可塑性樹脂フ
ィルムとを貼り合わせたマスタ18をロール状に巻成し
てなるマスタロール18aを貯容するマスタ貯容部、サ
ーマルヘッド19、プラテンローラー20、切断手段2
1、マスタ搬送ローラー対22,23等から主に構成さ
れている。
れている。製版部5は、多孔性支持体と熱可塑性樹脂フ
ィルムとを貼り合わせたマスタ18をロール状に巻成し
てなるマスタロール18aを貯容するマスタ貯容部、サ
ーマルヘッド19、プラテンローラー20、切断手段2
1、マスタ搬送ローラー対22,23等から主に構成さ
れている。
【0022】筐体15の左辺上段には排版部6が配設さ
れている。排版部6は、上排版部材24、下排版部材2
5、排版ボックス26、圧縮板27等から主に構成され
ており、下排版部材25は図示しない移動手段によっ
て、図1に示す位置とその外周面が後述する版胴31の
外周面に当接する位置とに選択的に位置決めされる。版
胴31の外周面より剥離された使用済みマスタを貯容す
る排版ボックス26は筐体15に対して着脱自在に設け
られており、排版ボックス26の内部に使用済みマスタ
を押し込む圧縮板27は図示しない昇降手段によって上
下動自在に支持されている。
れている。排版部6は、上排版部材24、下排版部材2
5、排版ボックス26、圧縮板27等から主に構成され
ており、下排版部材25は図示しない移動手段によっ
て、図1に示す位置とその外周面が後述する版胴31の
外周面に当接する位置とに選択的に位置決めされる。版
胴31の外周面より剥離された使用済みマスタを貯容す
る排版ボックス26は筐体15に対して着脱自在に設け
られており、排版ボックス26の内部に使用済みマスタ
を押し込む圧縮板27は図示しない昇降手段によって上
下動自在に支持されている。
【0023】排版部6の下方には排紙部7が配設されて
いる。排紙部7は、剥離爪28、排紙搬送部材29、排
紙トレイ30から主に構成されている。駆動ローラー、
従動ローラー、無端ベルト、吸引ファンから構成される
排紙搬送部材29は吸引ファンの吸引力によって無端ベ
ルト上に印刷用紙Pを吸引し、駆動ローラーの回転によ
って印刷用紙Pを図1の矢印方向に搬送する。排紙搬送
部材29によって搬送される印刷用紙Pをその上面に積
載する排紙トレイ30は一対のサイドフェンスとエンド
フェンスとを有しており、折り畳むことによって筐体1
5の内部に収納可能に構成されている。
いる。排紙部7は、剥離爪28、排紙搬送部材29、排
紙トレイ30から主に構成されている。駆動ローラー、
従動ローラー、無端ベルト、吸引ファンから構成される
排紙搬送部材29は吸引ファンの吸引力によって無端ベ
ルト上に印刷用紙Pを吸引し、駆動ローラーの回転によ
って印刷用紙Pを図1の矢印方向に搬送する。排紙搬送
部材29によって搬送される印刷用紙Pをその上面に積
載する排紙トレイ30は一対のサイドフェンスとエンド
フェンスとを有しており、折り畳むことによって筐体1
5の内部に収納可能に構成されている。
【0024】筐体15の上部中央には印刷部8が配設さ
れている。印刷部8は、第2の版胴としての版胴31、
第2の押圧部材としての圧胴32から主に構成されてい
る。
れている。印刷部8は、第2の版胴としての版胴31、
第2の押圧部材としての圧胴32から主に構成されてい
る。
【0025】インキ供給パイプを兼ねた支軸33に固設
された図示しないフランジに回転自在に支持された版胴
31は、その外周面上に製版済みのマスタ18を係止す
るためのステージ部34とクランパー35とを有してお
り、その内部にインキローラー36とドクターローラー
37とから主に構成されたインキ供給手段38を有して
いる。
された図示しないフランジに回転自在に支持された版胴
31は、その外周面上に製版済みのマスタ18を係止す
るためのステージ部34とクランパー35とを有してお
り、その内部にインキローラー36とドクターローラー
37とから主に構成されたインキ供給手段38を有して
いる。
【0026】版胴31の下方には、版胴31と接離自在
かつ回転自在な圧胴32が配設されている。圧胴32は
圧胴軸39によって回転自在に支持されており、圧胴軸
39の両端の偏心位置には偏心軸39aが設けられてい
る。圧胴32は、図示しない駆動手段によって偏心軸3
9aが回動されることにより、その外周面を版胴31の
外周面に対して接離する。
かつ回転自在な圧胴32が配設されている。圧胴32は
圧胴軸39によって回転自在に支持されており、圧胴軸
39の両端の偏心位置には偏心軸39aが設けられてい
る。圧胴32は、図示しない駆動手段によって偏心軸3
9aが回動されることにより、その外周面を版胴31の
外周面に対して接離する。
【0027】圧胴32は、図2に示すように、その側端
面の外側に突出部40a,40bを有するカム40を、
また、その外周面の一部に切欠部32aをそれぞれ有し
ている。カム40は、突出部40a,40bが所定の角
度となるように圧胴軸39に固着されている。
面の外側に突出部40a,40bを有するカム40を、
また、その外周面の一部に切欠部32aをそれぞれ有し
ている。カム40は、突出部40a,40bが所定の角
度となるように圧胴軸39に固着されている。
【0028】切欠部32aにはダブルクランパー41が
配設されている。ダブルクランパー41は、図3に示す
ように、支軸42、マグネット43、第1の係止部材と
してのシートクランパー44、第2の係止部材としての
用紙クランパー45等から主に構成されている。
配設されている。ダブルクランパー41は、図3に示す
ように、支軸42、マグネット43、第1の係止部材と
してのシートクランパー44、第2の係止部材としての
用紙クランパー45等から主に構成されている。
【0029】支軸42は切欠部32aに設けられた図示
しない支持部材によって回転自在に支持されており、マ
グネット43は切欠部32aに固着されている。シート
クランパー44はそのほぼ中央部を支軸42に固着され
ており、一端側にマグネット43に対して磁着可能なク
ランプ部44aを、他端側に回転自在なカムフォロア4
4bを有している。また、シートクランパー44のクラ
ンプ部44aの上面には一対の軸受部44cが設けられ
ている。軸受部44cには支軸46が回転自在に支持さ
れており、支軸46には用紙クランパー45の基端が一
体的に取り付けられている。また、支軸46の一端に
は、先端に突出部40a,40bと当接可能なカムフォ
ロア47aを回転自在に有するアーム47の基端が一体
的に取り付けられている。支軸42には図示しないトー
ションコイルバネが取り付けられており、シートクラン
パー44はクランプ部44aをマグネット43に磁着さ
せる向きに常時付勢されている。また、シートクランパ
ー44とアーム47との間には引張コイルバネ48が取
り付けられており、用紙クランパー45はクランプ部4
4aの上面に当接する向きに常時付勢されている。
しない支持部材によって回転自在に支持されており、マ
グネット43は切欠部32aに固着されている。シート
クランパー44はそのほぼ中央部を支軸42に固着され
ており、一端側にマグネット43に対して磁着可能なク
ランプ部44aを、他端側に回転自在なカムフォロア4
4bを有している。また、シートクランパー44のクラ
ンプ部44aの上面には一対の軸受部44cが設けられ
ている。軸受部44cには支軸46が回転自在に支持さ
れており、支軸46には用紙クランパー45の基端が一
体的に取り付けられている。また、支軸46の一端に
は、先端に突出部40a,40bと当接可能なカムフォ
ロア47aを回転自在に有するアーム47の基端が一体
的に取り付けられている。支軸42には図示しないトー
ションコイルバネが取り付けられており、シートクラン
パー44はクランプ部44aをマグネット43に磁着さ
せる向きに常時付勢されている。また、シートクランパ
ー44とアーム47との間には引張コイルバネ48が取
り付けられており、用紙クランパー45はクランプ部4
4aの上面に当接する向きに常時付勢されている。
【0030】圧胴32の外周面の近傍には、シートクラ
ンパー44を開閉させるシートクランパー開閉手段49
が配設されている。シートクランパー開閉手段49は、
ステッピングモーター50、アイドルギヤ51、移動片
52から主に構成されている。筐体15の図示しない側
板に取り付けられた正逆転可能なステッピングモーター
50は、その出力軸にピニオンギヤ50aを有してい
る。中央に長穴52aを、一側縁にラック52bを有す
る移動片52は、筐体15の図示しない側板に植設され
たガイドピン53を長穴52aに係合されることで図2
の矢印方向に移動可能に支持されている。筐体15の図
示しない側板に回転自在に支持されたアイドルギヤ51
は、ピニオンギヤ50a及びラック52bと噛合する位
置に設けられている。シートクランパー開閉手段49
は、圧胴32が図2に示す所定位置に停止したときにス
テッピングモーター50が正転することで移動片52を
図2の左方に移動させ、移動片52の先端でカムフォロ
ア44bを押すことによりシートクランパー44を、支
軸42を中心に図2において反時計回り方向に回動さ
せ、クランプ部44aをマグネット43より所定の角度
で離間させる。なお、図示してはいないが、シートクラ
ンパー開閉手段49と同様の開閉手段が、圧胴32の外
周面近傍であって後述する排シート手段66の近傍にも
設けられている。
ンパー44を開閉させるシートクランパー開閉手段49
が配設されている。シートクランパー開閉手段49は、
ステッピングモーター50、アイドルギヤ51、移動片
52から主に構成されている。筐体15の図示しない側
板に取り付けられた正逆転可能なステッピングモーター
50は、その出力軸にピニオンギヤ50aを有してい
る。中央に長穴52aを、一側縁にラック52bを有す
る移動片52は、筐体15の図示しない側板に植設され
たガイドピン53を長穴52aに係合されることで図2
の矢印方向に移動可能に支持されている。筐体15の図
示しない側板に回転自在に支持されたアイドルギヤ51
は、ピニオンギヤ50a及びラック52bと噛合する位
置に設けられている。シートクランパー開閉手段49
は、圧胴32が図2に示す所定位置に停止したときにス
テッピングモーター50が正転することで移動片52を
図2の左方に移動させ、移動片52の先端でカムフォロ
ア44bを押すことによりシートクランパー44を、支
軸42を中心に図2において反時計回り方向に回動さ
せ、クランプ部44aをマグネット43より所定の角度
で離間させる。なお、図示してはいないが、シートクラ
ンパー開閉手段49と同様の開閉手段が、圧胴32の外
周面近傍であって後述する排シート手段66の近傍にも
設けられている。
【0031】給紙部4と印刷部8との間には用紙搬送部
9が配設されている。用紙搬送部9はガイド板54,5
5,56,57、用紙搬送ローラー対58,59、レジ
ストローラー対60等から主に構成されている。一端を
ほぼ直角に折り曲げられたガイド板54は、その他端5
4aを揺動自在に構成されている。他端54aは図1の
実線位置と二点鎖線位置とを選択的に占め、通常は図示
しない付勢手段の付勢力によって図の実線位置に置かれ
ている。ガイド板54とガイド板55とによって給紙部
4から給送される印刷用紙Pの垂直搬送路Xが形成され
ている。ガイド板56のマスタ搬送方向下流側(図1に
おいて左側)の端部近傍には、後述するシート搬送手段
61によって搬送されるマスタ18が通過可能な図示し
ないスリットが形成されている。ガイド板56とガイド
板57とによって給紙部4から給送される印刷用紙Pの
水平搬送路Yが形成されている。
9が配設されている。用紙搬送部9はガイド板54,5
5,56,57、用紙搬送ローラー対58,59、レジ
ストローラー対60等から主に構成されている。一端を
ほぼ直角に折り曲げられたガイド板54は、その他端5
4aを揺動自在に構成されている。他端54aは図1の
実線位置と二点鎖線位置とを選択的に占め、通常は図示
しない付勢手段の付勢力によって図の実線位置に置かれ
ている。ガイド板54とガイド板55とによって給紙部
4から給送される印刷用紙Pの垂直搬送路Xが形成され
ている。ガイド板56のマスタ搬送方向下流側(図1に
おいて左側)の端部近傍には、後述するシート搬送手段
61によって搬送されるマスタ18が通過可能な図示し
ないスリットが形成されている。ガイド板56とガイド
板57とによって給紙部4から給送される印刷用紙Pの
水平搬送路Yが形成されている。
【0032】筐体15の、各ガイド板56,57の右方
に位置する部位には、印刷ユニット10が接続されたと
きに印刷用紙Pの用紙搬送路を形成するための開口15
bが設けられている。各開口15a,15bは、印刷ユ
ニット2に印刷ユニット10が接続されないときに図示
しない蓋によって閉塞される。
に位置する部位には、印刷ユニット10が接続されたと
きに印刷用紙Pの用紙搬送路を形成するための開口15
bが設けられている。各開口15a,15bは、印刷ユ
ニット2に印刷ユニット10が接続されないときに図示
しない蓋によって閉塞される。
【0033】製版部5と印刷部8との間にはシート搬送
手段61が配設されている。シート搬送手段61は、可
動ガイド板62、ガイド板63,64、シート搬送部材
65から主に構成されている。可動ガイド板62はマス
タ搬送ローラー対22,23間のマスタ搬送路の上側に
配設されており、図4に示すように、マスタ搬送方向上
流側の基端に設けられた支軸62aを筐体15の図示し
ない側板に揺動自在に支持され、自由端側を櫛歯状に形
成されている。ガイド板63はマスタ搬送路を介して可
動ガイド板62と対向する位置に配設されており、その
両側部を筐体15の図示しない側板に取り付けられてい
る。ガイド板63のマスタ搬送方向下流側端部は可動ガ
イド板62の櫛歯状端部と噛合する櫛歯状に形成されて
いる。可動ガイド板62は、支軸62aの一端側に設け
られた図示しない揺動手段により図1の実線位置と二点
鎖線位置とに選択的に位置決めされる。ガイド板64は
ガイド板63の下方に配設されており、その一端がマス
タ搬送ローラー対22の近傍に、他端がガイド板56に
形成された図示しないスリットの近傍にそれぞれ位置す
るように筐体15の図示しない側板に取り付けられてい
る。駆動ローラー、従動ローラー、無端ベルト、吸引フ
ァンから構成されるシート搬送部材65はガイド板64
の上方に配設されており、吸引ファンの吸引力によって
無端ベルト上にシート部材を吸引し、駆動ローラーの回
転によってシート部材を図1の矢印方向に搬送する。
手段61が配設されている。シート搬送手段61は、可
動ガイド板62、ガイド板63,64、シート搬送部材
65から主に構成されている。可動ガイド板62はマス
タ搬送ローラー対22,23間のマスタ搬送路の上側に
配設されており、図4に示すように、マスタ搬送方向上
流側の基端に設けられた支軸62aを筐体15の図示し
ない側板に揺動自在に支持され、自由端側を櫛歯状に形
成されている。ガイド板63はマスタ搬送路を介して可
動ガイド板62と対向する位置に配設されており、その
両側部を筐体15の図示しない側板に取り付けられてい
る。ガイド板63のマスタ搬送方向下流側端部は可動ガ
イド板62の櫛歯状端部と噛合する櫛歯状に形成されて
いる。可動ガイド板62は、支軸62aの一端側に設け
られた図示しない揺動手段により図1の実線位置と二点
鎖線位置とに選択的に位置決めされる。ガイド板64は
ガイド板63の下方に配設されており、その一端がマス
タ搬送ローラー対22の近傍に、他端がガイド板56に
形成された図示しないスリットの近傍にそれぞれ位置す
るように筐体15の図示しない側板に取り付けられてい
る。駆動ローラー、従動ローラー、無端ベルト、吸引フ
ァンから構成されるシート搬送部材65はガイド板64
の上方に配設されており、吸引ファンの吸引力によって
無端ベルト上にシート部材を吸引し、駆動ローラーの回
転によってシート部材を図1の矢印方向に搬送する。
【0034】圧胴32の外周面近傍であって排紙搬送部
材29の下方には排シート手段66が配設されている。
排シート手段66は、剥離ローラー67,68、シート
収納ボックス69、圧縮板70等から主に構成されてい
る。排シート手段66は、特開平9−226223号公
報に開示された排版手段と同様に、剥離ローラー68が
剥離ローラー67の支軸を中心として揺動し、その外周
面を圧胴32の外周面に接触させながら図1において反
時計回り方向に回転することにより、圧胴32の外周面
上に巻装されたシート部材をシート収納ボックス69内
に収納する。シート収納ボックス69内に収納されたシ
ート部材は、圧縮板70が揺動することにより圧縮され
る。
材29の下方には排シート手段66が配設されている。
排シート手段66は、剥離ローラー67,68、シート
収納ボックス69、圧縮板70等から主に構成されてい
る。排シート手段66は、特開平9−226223号公
報に開示された排版手段と同様に、剥離ローラー68が
剥離ローラー67の支軸を中心として揺動し、その外周
面を圧胴32の外周面に接触させながら図1において反
時計回り方向に回転することにより、圧胴32の外周面
上に巻装されたシート部材をシート収納ボックス69内
に収納する。シート収納ボックス69内に収納されたシ
ート部材は、圧縮板70が揺動することにより圧縮され
る。
【0035】筐体15の上部前面には図示しない操作パ
ネルが配設されている。この図示しない操作パネルに
は、製版スタートキー、印刷スタートキー、試し刷りキ
ー、ストップキー、テンキー、クリアキー、拡大縮小キ
ー、印刷速度設定キー、連写キー、7セグメントLED
からなる表示装置、LCDからなる表示装置、印刷モー
ド表示手段等が設けられている。
ネルが配設されている。この図示しない操作パネルに
は、製版スタートキー、印刷スタートキー、試し刷りキ
ー、ストップキー、テンキー、クリアキー、拡大縮小キ
ー、印刷速度設定キー、連写キー、7セグメントLED
からなる表示装置、LCDからなる表示装置、印刷モー
ド表示手段等が設けられている。
【0036】印刷ユニット2の右方には、その筐体71
の下部に図示しない車輪等の移動手段を有する印刷ユニ
ット10が接続されている。筐体71の中央上部には製
版部11が配設されている。製版部11は、製版部5と
同様に、マスタ72をロール状に巻成してなるマスタロ
ール72a、サーマルヘッド73、プラテンローラー7
4、切断手段75、マスタ搬送ローラー対76,77等
から主に構成されている。
の下部に図示しない車輪等の移動手段を有する印刷ユニ
ット10が接続されている。筐体71の中央上部には製
版部11が配設されている。製版部11は、製版部5と
同様に、マスタ72をロール状に巻成してなるマスタロ
ール72a、サーマルヘッド73、プラテンローラー7
4、切断手段75、マスタ搬送ローラー対76,77等
から主に構成されている。
【0037】製版部11の左方には、排版部6と同様の
排版部12が配設されている。排版部12は、上排版部
材78、下排版部材79、排版ボックス80、圧縮板8
1等から主に構成されている。
排版部12が配設されている。排版部12は、上排版部
材78、下排版部材79、排版ボックス80、圧縮板8
1等から主に構成されている。
【0038】製版部11の下方には印刷部13が配設さ
れている。印刷部13は、第1の版胴としての版胴8
2、第1の押圧部材としての圧胴83から主に構成され
ている。
れている。印刷部13は、第1の版胴としての版胴8
2、第1の押圧部材としての圧胴83から主に構成され
ている。
【0039】インキ供給パイプを兼ねた支軸84に固設
された図示しないフランジに回転自在に支持された版胴
82は、その外周面上に製版済みのマスタ72を係止す
るためのステージ部85とクランパー86とを有してお
り、その内部にインキローラー87とドクターローラー
88とから主に構成されたインキ供給手段89を有して
いる。
された図示しないフランジに回転自在に支持された版胴
82は、その外周面上に製版済みのマスタ72を係止す
るためのステージ部85とクランパー86とを有してお
り、その内部にインキローラー87とドクターローラー
88とから主に構成されたインキ供給手段89を有して
いる。
【0040】版胴82の下方には、版胴82と接離自在
かつ回転自在な圧胴83が配設されている。圧胴83は
圧胴軸90によって回転自在に支持されており、圧胴軸
90の両端の偏心位置には偏心軸90aが設けられてい
る。圧胴83は、図示しない駆動手段によって偏心軸9
0aが回動されることにより、その外周面を版胴82の
外周面に対して接離する。圧胴83は、その側端面の外
側にカム40と同様の図示しないカムを、また、その外
周面の一部に切欠部83aをそれぞれ有している。切欠
部83aには印刷用紙Pを係止するクランパー91が配
設されており、クランパー91は一体的に設けられた図
示しないカムフォロアを図示しないカムに当接させるこ
とにより、圧胴83が所定角度回転したときに開閉され
る。
かつ回転自在な圧胴83が配設されている。圧胴83は
圧胴軸90によって回転自在に支持されており、圧胴軸
90の両端の偏心位置には偏心軸90aが設けられてい
る。圧胴83は、図示しない駆動手段によって偏心軸9
0aが回動されることにより、その外周面を版胴82の
外周面に対して接離する。圧胴83は、その側端面の外
側にカム40と同様の図示しないカムを、また、その外
周面の一部に切欠部83aをそれぞれ有している。切欠
部83aには印刷用紙Pを係止するクランパー91が配
設されており、クランパー91は一体的に設けられた図
示しないカムフォロアを図示しないカムに当接させるこ
とにより、圧胴83が所定角度回転したときに開閉され
る。
【0041】製版部11、排版部12及び版胴82を取
り囲むように配設された用紙搬送部14は、ガイド板9
2,93,94,95、レジストローラー対96、剥離
爪97、垂直搬送部材98、背面搬送部材99等から主
に構成されている。
り囲むように配設された用紙搬送部14は、ガイド板9
2,93,94,95、レジストローラー対96、剥離
爪97、垂直搬送部材98、背面搬送部材99等から主
に構成されている。
【0042】ガイド板92,93はそれぞれの一端を筐
体71の外部に突出させており、印刷ユニット10が印
刷ユニット2に接続されたときに、突出した一端が開口
15aより筐体15の内部にそれぞれ入り込み、ガイド
板92の先端がガイド板54の他端54aと接触して他
端54aを図1の実線位置に押し上げ、垂直搬送路Xを
閉塞させる位置に配設されている。このとき、ガイド板
92,93によって給紙部4からの印刷用紙Pの水平搬
送路Y1が形成される。
体71の外部に突出させており、印刷ユニット10が印
刷ユニット2に接続されたときに、突出した一端が開口
15aより筐体15の内部にそれぞれ入り込み、ガイド
板92の先端がガイド板54の他端54aと接触して他
端54aを図1の実線位置に押し上げ、垂直搬送路Xを
閉塞させる位置に配設されている。このとき、ガイド板
92,93によって給紙部4からの印刷用紙Pの水平搬
送路Y1が形成される。
【0043】ガイド板94の上方には垂直搬送部材98
が配設されている。垂直搬送部材98は、駆動ローラ
ー、従動ローラー、無端ベルト、吸引ファンから主に構
成されており、ガイド板94から送られてくる印刷用紙
Pを吸引ファンによって無端ベルトの表面に吸引しつつ
上方に向けて搬送する。ガイド板94の端部、垂直搬送
部材98、ガイド板95の端部によって垂直搬送路X1
が形成されている。
が配設されている。垂直搬送部材98は、駆動ローラ
ー、従動ローラー、無端ベルト、吸引ファンから主に構
成されており、ガイド板94から送られてくる印刷用紙
Pを吸引ファンによって無端ベルトの表面に吸引しつつ
上方に向けて搬送する。ガイド板94の端部、垂直搬送
部材98、ガイド板95の端部によって垂直搬送路X1
が形成されている。
【0044】ガイド板95の左方には背面搬送部材99
が配設されている。背面搬送部材99は、駆動ローラ
ー、従動ローラー、無端ベルト、吸引ファンから主に構
成されており、ガイド板95より送られてくる印刷用紙
Pを吸引ファンによって無端ベルトの表面に吸引しつつ
左方に向けて搬送する。また、背面搬送部材99はその
一部が筐体71より突出しており、印刷ユニット10が
印刷ユニット2に接続されたときに、この突出部が開口
15bより筐体15の内部に入り込むように構成されて
いる。ガイド板95の端部、背面搬送部材99、ガイド
板54の端部によって背面搬送路Zが形成されている。
が配設されている。背面搬送部材99は、駆動ローラ
ー、従動ローラー、無端ベルト、吸引ファンから主に構
成されており、ガイド板95より送られてくる印刷用紙
Pを吸引ファンによって無端ベルトの表面に吸引しつつ
左方に向けて搬送する。また、背面搬送部材99はその
一部が筐体71より突出しており、印刷ユニット10が
印刷ユニット2に接続されたときに、この突出部が開口
15bより筐体15の内部に入り込むように構成されて
いる。ガイド板95の端部、背面搬送部材99、ガイド
板54の端部によって背面搬送路Zが形成されている。
【0045】上記構成に基づき、孔版印刷装置1を用い
た両面印刷時の動作を説明する。なお、片面印刷時での
動作は特開平10−147052号公報に開示された孔
版印刷装置1と同様であるので、ここでは説明を省略す
る。
た両面印刷時の動作を説明する。なお、片面印刷時での
動作は特開平10−147052号公報に開示された孔
版印刷装置1と同様であるので、ここでは説明を省略す
る。
【0046】2枚の原稿を画像読取部3にセットし、オ
ペレーターにより図示しない製版スタートキーが押され
ると、版胴31が図1において反時計回り方向に回転
し、版胴31の外周面上に巻装された印刷済みマスタが
上排版部材24と下排版部材25とによって剥離されて
排版ボックス26内に搬送され、圧縮板27によって圧
縮される。このとき圧胴32は、図5に示す所定の位置
で停止されると共に、その外周面が版胴31の外周面よ
り離間した状態で保持される。図5に示す所定の位置と
は、カムフォロア44bと移動片52とが当接可能であ
ると共に、カムフォロア44bが移動片52によって押
し下げられ、クランプ部44aがマグネット43より離
間してシートクランパー44が開放された際に、ダブル
クランパー41と版胴31の外周面とが干渉しない位置
に定められている。
ペレーターにより図示しない製版スタートキーが押され
ると、版胴31が図1において反時計回り方向に回転
し、版胴31の外周面上に巻装された印刷済みマスタが
上排版部材24と下排版部材25とによって剥離されて
排版ボックス26内に搬送され、圧縮板27によって圧
縮される。このとき圧胴32は、図5に示す所定の位置
で停止されると共に、その外周面が版胴31の外周面よ
り離間した状態で保持される。図5に示す所定の位置と
は、カムフォロア44bと移動片52とが当接可能であ
ると共に、カムフォロア44bが移動片52によって押
し下げられ、クランプ部44aがマグネット43より離
間してシートクランパー44が開放された際に、ダブル
クランパー41と版胴31の外周面とが干渉しない位置
に定められている。
【0047】同様に版胴82も図1において時計回り方
向に回転し、版胴82の外周面上に巻装された印刷済み
マスタが上排版部材78と下排版部材79とによって剥
離されて排版ボックス80内に搬送され、圧縮板81に
よって圧縮される。圧胴83はその外周面が版胴82の
外周面より離間した状態で保持される。その後、各版胴
31,82が給版待機位置まで回転して停止すると共に
各クランパー35,86が開放され、排版動作が完了す
る。
向に回転し、版胴82の外周面上に巻装された印刷済み
マスタが上排版部材78と下排版部材79とによって剥
離されて排版ボックス80内に搬送され、圧縮板81に
よって圧縮される。圧胴83はその外周面が版胴82の
外周面より離間した状態で保持される。その後、各版胴
31,82が給版待機位置まで回転して停止すると共に
各クランパー35,86が開放され、排版動作が完了す
る。
【0048】次に、画像読取部3において2枚の原稿の
うちの上部の1枚が読み取られる。この原稿読取動作と
並行して、製版部5では製版動作が行われる。排版動作
完了後、プラテンローラー20とマスタ搬送ローラー対
22,23がそれぞれ回転を開始し、マスタロール18
aからマスタ18が引き出される。引き出されたマスタ
18は、サーマルヘッド19を通過する際にその熱可塑
性樹脂フィルム面を加熱溶融穿孔される。このとき、可
動ガイド板62は、図1の実線位置(図5の二点鎖線位
置)に位置決めされている。プラテンローラー20を回
転駆動する図示しないステッピングモーターのステップ
数より、マスタ18の先端がステージ部34とクランパ
ー35との間の所定位置まで到達したと判断されると、
クランパー35が回動されてマスタ18の先端が係止さ
れる。
うちの上部の1枚が読み取られる。この原稿読取動作と
並行して、製版部5では製版動作が行われる。排版動作
完了後、プラテンローラー20とマスタ搬送ローラー対
22,23がそれぞれ回転を開始し、マスタロール18
aからマスタ18が引き出される。引き出されたマスタ
18は、サーマルヘッド19を通過する際にその熱可塑
性樹脂フィルム面を加熱溶融穿孔される。このとき、可
動ガイド板62は、図1の実線位置(図5の二点鎖線位
置)に位置決めされている。プラテンローラー20を回
転駆動する図示しないステッピングモーターのステップ
数より、マスタ18の先端がステージ部34とクランパ
ー35との間の所定位置まで到達したと判断されると、
クランパー35が回動されてマスタ18の先端が係止さ
れる。
【0049】その後、版胴31がマスタ18の搬送速度
と同じ周速度で図1において時計回り方向に回転し、マ
スタ18の版胴31への巻装動作が行われる。そして、
図示しないステッピングモーターのステップ数より1版
分の製版が完了したと判断されると、プラテンローラー
20及びマスタ搬送ローラー対22,23の回転が停止
すると共に切断手段21が作動してマスタ18が切断さ
れる。切断されたマスタ18は版胴31の回転によって
引き出され、版胴31は再びホームポジションに位置決
めされる。
と同じ周速度で図1において時計回り方向に回転し、マ
スタ18の版胴31への巻装動作が行われる。そして、
図示しないステッピングモーターのステップ数より1版
分の製版が完了したと判断されると、プラテンローラー
20及びマスタ搬送ローラー対22,23の回転が停止
すると共に切断手段21が作動してマスタ18が切断さ
れる。切断されたマスタ18は版胴31の回転によって
引き出され、版胴31は再びホームポジションに位置決
めされる。
【0050】版胴31の位置決め後、画像読取部3にお
いて残り1枚の原稿の読み取り動作が行われる。原稿読
取動作に並行して、製版部11では製版部5と同様に製
版動作が行われる。原稿読取動作が開始されると、プラ
テンローラー74とマスタ搬送ローラー対76,77が
それぞれ回転を開始し、マスタロール72aからマスタ
72が引き出される。引き出されたマスタ72は、サー
マルヘッド73を通過する際にその熱可塑性樹脂フィル
ム面を加熱溶融穿孔される。プラテンローラー74を回
転駆動する図示しないステッピングモーターのステップ
数より、マスタ72の先端が所定位置まで到達したと判
断されると、クランパー86が回動されてマスタ72の
先端が係止される。
いて残り1枚の原稿の読み取り動作が行われる。原稿読
取動作に並行して、製版部11では製版部5と同様に製
版動作が行われる。原稿読取動作が開始されると、プラ
テンローラー74とマスタ搬送ローラー対76,77が
それぞれ回転を開始し、マスタロール72aからマスタ
72が引き出される。引き出されたマスタ72は、サー
マルヘッド73を通過する際にその熱可塑性樹脂フィル
ム面を加熱溶融穿孔される。プラテンローラー74を回
転駆動する図示しないステッピングモーターのステップ
数より、マスタ72の先端が所定位置まで到達したと判
断されると、クランパー86が回動されてマスタ72の
先端が係止される。
【0051】その後、版胴82がマスタ72の搬送速度
と同じ周速度で図1において反時計回り方向に回転し、
マスタ72の版胴82への巻装動作が行われる。そし
て、図示しないステッピングモーターのステップ数より
1版分の製版が完了したと判断されると、プラテンロー
ラー74及びマスタ搬送ローラー対76,77の回転が
停止すると共に切断手段75が作動してマスタ72が切
断される。切断されたマスタ72は版胴82の回転によ
って引き出され、版胴82は再びホームポジションに位
置決めされる。
と同じ周速度で図1において反時計回り方向に回転し、
マスタ72の版胴82への巻装動作が行われる。そし
て、図示しないステッピングモーターのステップ数より
1版分の製版が完了したと判断されると、プラテンロー
ラー74及びマスタ搬送ローラー対76,77の回転が
停止すると共に切断手段75が作動してマスタ72が切
断される。切断されたマスタ72は版胴82の回転によ
って引き出され、版胴82は再びホームポジションに位
置決めされる。
【0052】版胴31へのマスタ18の巻装動作完了
後、圧胴32へのシート部材の巻装動作が行われる。こ
の実施例では、シート部材としてマスタ18が用いられ
る。版胴31が位置決めされると、ステッピングモータ
ー50が正転して移動片52が図2の左方に移動され、
移動片52の先端でカムフォロア44bが押し下げられ
てシートクランパー44が開放される。シートクランパ
ー44が開放された後、可動ガイド板62が図1の二点
鎖線位置(図5の実線位置)に位置決めされると共に、
プラテンローラー20、マスタ搬送ローラー対22、及
びシート搬送部材65が作動され、マスタロール18a
よりマスタ18が引き出される。このとき、サーマルヘ
ッド19の作動は停止されており、マスタ18への製版
動作は行われない。マスタ18は、マスタ搬送ローラー
対22を通過した後、可動ガイド板62とガイド板64
とにより案内されてシート搬送部材65へと送られ、ガ
イド板56に形成されたスリットを通過してシートクラ
ンパー44へと至る。
後、圧胴32へのシート部材の巻装動作が行われる。こ
の実施例では、シート部材としてマスタ18が用いられ
る。版胴31が位置決めされると、ステッピングモータ
ー50が正転して移動片52が図2の左方に移動され、
移動片52の先端でカムフォロア44bが押し下げられ
てシートクランパー44が開放される。シートクランパ
ー44が開放された後、可動ガイド板62が図1の二点
鎖線位置(図5の実線位置)に位置決めされると共に、
プラテンローラー20、マスタ搬送ローラー対22、及
びシート搬送部材65が作動され、マスタロール18a
よりマスタ18が引き出される。このとき、サーマルヘ
ッド19の作動は停止されており、マスタ18への製版
動作は行われない。マスタ18は、マスタ搬送ローラー
対22を通過した後、可動ガイド板62とガイド板64
とにより案内されてシート搬送部材65へと送られ、ガ
イド板56に形成されたスリットを通過してシートクラ
ンパー44へと至る。
【0053】プラテンローラー20を回転駆動する図示
しないステッピングモーターのステップ数より、マスタ
18の先端がクランプ部44aとマグネット43との間
の所定位置まで到達したと判断されると、ステッピング
モーター50が逆転されて移動片52が図2に示す位置
に位置決めされる。シートクランパー44は、支軸42
に設けられた図示しないトーションコイルバネの付勢力
により図2において時計回り方向に回動し、クランプ部
44aをマグネット43に磁着させてマスタ18の先端
を係止する。
しないステッピングモーターのステップ数より、マスタ
18の先端がクランプ部44aとマグネット43との間
の所定位置まで到達したと判断されると、ステッピング
モーター50が逆転されて移動片52が図2に示す位置
に位置決めされる。シートクランパー44は、支軸42
に設けられた図示しないトーションコイルバネの付勢力
により図2において時計回り方向に回動し、クランプ部
44aをマグネット43に磁着させてマスタ18の先端
を係止する。
【0054】その後、圧胴32はマスタ18の搬送速度
と同じ周速度で図1において反時計回り方向に回転さ
れ、マスタ18の圧胴32への巻装動作が行われる。そ
して、図示しないステッピングモーターのステップ数よ
り圧胴32の周長分のマスタが搬送されたと判断される
と、プラテンローラー20、マスタ搬送ローラー対2
2、シート搬送部材65の作動がそれぞれ停止すると共
に切断手段21が作動してマスタ18が切断される。切
断されたマスタ18は圧胴32の回転によって引き出さ
れ、圧胴32は再びホームポジションに位置決めされ
る。この一連の動作により、圧胴32の外周面には、マ
スタ18がその多孔性支持体面を外側にして巻装され
る。
と同じ周速度で図1において反時計回り方向に回転さ
れ、マスタ18の圧胴32への巻装動作が行われる。そ
して、図示しないステッピングモーターのステップ数よ
り圧胴32の周長分のマスタが搬送されたと判断される
と、プラテンローラー20、マスタ搬送ローラー対2
2、シート搬送部材65の作動がそれぞれ停止すると共
に切断手段21が作動してマスタ18が切断される。切
断されたマスタ18は圧胴32の回転によって引き出さ
れ、圧胴32は再びホームポジションに位置決めされ
る。この一連の動作により、圧胴32の外周面には、マ
スタ18がその多孔性支持体面を外側にして巻装され
る。
【0055】各版胴31、82への給版動作及び圧胴3
2へのシート部材巻装動作が完了すると、これと同時に
給紙コロ17が回転して給紙トレイ16上に積載されて
いる印刷用紙Pの最上位の1枚がレジストローラー対9
6に向けて水平搬送路Y1を分離給送されると共に、各
版胴31,82及び各圧胴32,83が低速で同期して
回転する。このとき、各圧胴32,83を各版胴31,
82から離間した状態で保持していた機構が解除され
る。分離給送されその先端をレジストローラー対96に
くわえ込まれた印刷用紙Pは、レジストローラー対96
が所定のタイミングで回転することにより、図示しない
カム機構によって開放されたクランパー91にその先端
を係止される。
2へのシート部材巻装動作が完了すると、これと同時に
給紙コロ17が回転して給紙トレイ16上に積載されて
いる印刷用紙Pの最上位の1枚がレジストローラー対9
6に向けて水平搬送路Y1を分離給送されると共に、各
版胴31,82及び各圧胴32,83が低速で同期して
回転する。このとき、各圧胴32,83を各版胴31,
82から離間した状態で保持していた機構が解除され
る。分離給送されその先端をレジストローラー対96に
くわえ込まれた印刷用紙Pは、レジストローラー対96
が所定のタイミングで回転することにより、図示しない
カム機構によって開放されたクランパー91にその先端
を係止される。
【0056】クランパー91で印刷用紙Pの先端を係止
しつつ回転する圧胴83は、クランパー91が版胴82
との当接位置を通過した直後に図示しないカム機構によ
ってクランパー91を開放される。印刷用紙Pは、版胴
82と圧胴83との当接部において他方の面(両面印刷
物における裏面)に印刷画像を転写され、剥離爪97に
よって圧胴83の外周面より剥離されつつガイド板94
に送られる。
しつつ回転する圧胴83は、クランパー91が版胴82
との当接位置を通過した直後に図示しないカム機構によ
ってクランパー91を開放される。印刷用紙Pは、版胴
82と圧胴83との当接部において他方の面(両面印刷
物における裏面)に印刷画像を転写され、剥離爪97に
よって圧胴83の外周面より剥離されつつガイド板94
に送られる。
【0057】ガイド板94を通過する際に進行方向を上
方へと変更された印刷用紙Pは、その後、垂直搬送路X
1へと搬送される。垂直搬送路X1に搬送された印刷用
紙Pは、垂直搬送部材98によって非印刷面を吸引され
つつ上方に向かって搬送され、ガイド板95に送られ
る。
方へと変更された印刷用紙Pは、その後、垂直搬送路X
1へと搬送される。垂直搬送路X1に搬送された印刷用
紙Pは、垂直搬送部材98によって非印刷面を吸引され
つつ上方に向かって搬送され、ガイド板95に送られ
る。
【0058】ガイド板95に送られた印刷用紙Pは、進
行方向を左方へと変更されて背面搬送路Zへと搬送され
る。背面搬送路Zに搬送された印刷用紙Pは、背面搬送
部材99によって印刷面を下側として非印刷面を吸引さ
れつつ左方へと搬送される。背面搬送部材99により搬
送された印刷用紙Pは開口15bを介して水平搬送路Y
に送られ、その先端をレジストローラー対60にくわえ
込まれる。その後、レジストローラー対60が所定のタ
イミングで回転することにより、印刷用紙Pは圧胴32
に向けて送られる。レジストローラー対60より印刷用
紙Pが給送されたとき、圧胴32ではカムフォロア47
aが突出部40aに乗り上げ、用紙クランパー45が開
放される。その後、カムフォロア47aが突出部40a
を乗り越えることで用紙クランパー45が閉じられ、印
刷用紙Pはその先端を用紙クランパー45に係止され
る。
行方向を左方へと変更されて背面搬送路Zへと搬送され
る。背面搬送路Zに搬送された印刷用紙Pは、背面搬送
部材99によって印刷面を下側として非印刷面を吸引さ
れつつ左方へと搬送される。背面搬送部材99により搬
送された印刷用紙Pは開口15bを介して水平搬送路Y
に送られ、その先端をレジストローラー対60にくわえ
込まれる。その後、レジストローラー対60が所定のタ
イミングで回転することにより、印刷用紙Pは圧胴32
に向けて送られる。レジストローラー対60より印刷用
紙Pが給送されたとき、圧胴32ではカムフォロア47
aが突出部40aに乗り上げ、用紙クランパー45が開
放される。その後、カムフォロア47aが突出部40a
を乗り越えることで用紙クランパー45が閉じられ、印
刷用紙Pはその先端を用紙クランパー45に係止され
る。
【0059】用紙クランパー45で印刷用紙Pの先端を
係止しつつ回転する圧胴32は、用紙クランパー45が
版胴31の真下を通過した直後にカムフォロア47aが
突出部40bに乗り上げ、用紙クランパー45が開放さ
れる。版胴31と圧胴32との当接部において、一方の
面(両面印刷物における表面)に印刷画像を転写された
印刷用紙Pは、剥離爪28によって圧胴32の外周面よ
り剥離されながら排紙搬送部材29に送られる。版胴3
1と圧胴32との当接時において、印刷用紙Pはその他
方の面を圧胴32上に巻装されたマスタ18の多孔性支
持体と接触させているので、印刷用紙P上の余分なイン
キがマスタ18の多孔性支持体に吸収されることにより
裏移りの発生が防止され、また、圧胴32の外周面がイ
ンキで汚損されることを防止することができる。
係止しつつ回転する圧胴32は、用紙クランパー45が
版胴31の真下を通過した直後にカムフォロア47aが
突出部40bに乗り上げ、用紙クランパー45が開放さ
れる。版胴31と圧胴32との当接部において、一方の
面(両面印刷物における表面)に印刷画像を転写された
印刷用紙Pは、剥離爪28によって圧胴32の外周面よ
り剥離されながら排紙搬送部材29に送られる。版胴3
1と圧胴32との当接時において、印刷用紙Pはその他
方の面を圧胴32上に巻装されたマスタ18の多孔性支
持体と接触させているので、印刷用紙P上の余分なイン
キがマスタ18の多孔性支持体に吸収されることにより
裏移りの発生が防止され、また、圧胴32の外周面がイ
ンキで汚損されることを防止することができる。
【0060】排紙搬送部材29に送られた印刷用紙Pは
吸引されつつ左方へと搬送され、排紙トレイ30上に排
出される。このとき印刷用紙Pは、一方の面側の画像
(1枚目の原稿に対応した画像)が上向きとなるように
排出される。その後、各版胴31,82がホームポジシ
ョンまで回転して停止し、各圧胴32,83はその外周
面が各版胴31,82の外周面より離間する位置に保持
され、版付け動作が完了する。
吸引されつつ左方へと搬送され、排紙トレイ30上に排
出される。このとき印刷用紙Pは、一方の面側の画像
(1枚目の原稿に対応した画像)が上向きとなるように
排出される。その後、各版胴31,82がホームポジシ
ョンまで回転して停止し、各圧胴32,83はその外周
面が各版胴31,82の外周面より離間する位置に保持
され、版付け動作が完了する。
【0061】その後、各種印刷条件が設定された後にオ
ペレーターによって図示しない試し刷りキーが押される
と、版付け動作時と同様に給紙トレイ16上の最上位の
印刷用紙Pが給紙コロ17によって引き出され、水平搬
送路Y1を通ってレジストローラー対96にその先端を
くわえ込まれる。各版胴31,82も同期して高速で回
転駆動されると共に、各圧胴32,83を保持していた
機構が解除される。
ペレーターによって図示しない試し刷りキーが押される
と、版付け動作時と同様に給紙トレイ16上の最上位の
印刷用紙Pが給紙コロ17によって引き出され、水平搬
送路Y1を通ってレジストローラー対96にその先端を
くわえ込まれる。各版胴31,82も同期して高速で回
転駆動されると共に、各圧胴32,83を保持していた
機構が解除される。
【0062】レジストローラー対96が所定のタイミン
グで高速回転している版胴82と圧胴83との間に向け
て印刷用紙Pを給送すると、印刷用紙Pは他方の面に印
刷画像を転写され、剥離爪97によって圧胴83の外周
面より剥離されつつ搬送される。その後、垂直搬送路X
1、背面搬送路Z、水平搬送路Yを通ってレジストロー
ラー対60にその先端をくわえ込まれた印刷用紙Pは、
レジストローラー対60により所定のタイミングで高速
回転している版胴31と圧胴32との間に向けて給送さ
れ、その一方の面に印刷画像を転写される。
グで高速回転している版胴82と圧胴83との間に向け
て印刷用紙Pを給送すると、印刷用紙Pは他方の面に印
刷画像を転写され、剥離爪97によって圧胴83の外周
面より剥離されつつ搬送される。その後、垂直搬送路X
1、背面搬送路Z、水平搬送路Yを通ってレジストロー
ラー対60にその先端をくわえ込まれた印刷用紙Pは、
レジストローラー対60により所定のタイミングで高速
回転している版胴31と圧胴32との間に向けて給送さ
れ、その一方の面に印刷画像を転写される。
【0063】両面に印刷画像を転写された印刷用紙P
は、剥離爪28により圧胴32の外周面より剥離されつ
つ排紙搬送部材29によって搬送され、排紙トレイ30
上に排出されて試し刷りが完了する。この試し刷りによ
って印刷画像の位置や濃度を確認し、これらを図示しな
い操作パネル上の各種キーで調整して再度試し刷りを行
った後、図示しないテンキーで印刷枚数を決定して図示
しない印刷スタートキーを押すことにより、給紙部4よ
り印刷用紙Pが連続的に送られて印刷動作が行われる。
は、剥離爪28により圧胴32の外周面より剥離されつ
つ排紙搬送部材29によって搬送され、排紙トレイ30
上に排出されて試し刷りが完了する。この試し刷りによ
って印刷画像の位置や濃度を確認し、これらを図示しな
い操作パネル上の各種キーで調整して再度試し刷りを行
った後、図示しないテンキーで印刷枚数を決定して図示
しない印刷スタートキーを押すことにより、給紙部4よ
り印刷用紙Pが連続的に送られて印刷動作が行われる。
【0064】所定枚数の印刷動作が行われ、圧胴32上
に巻装されたマスタ18が汚損されると、圧胴32から
のマスタ18の剥離動作が行われる。圧胴32は、マス
タ18の後端が剥離ローラー68と対応する位置まで回
転して停止し、その外周面が版胴31の外周面より離間
した状態で保持される。圧胴32が停止すると、剥離ロ
ーラー67が図1において時計回り方向に、剥離ローラ
ー68が図1において反時計回り方向にそれぞれ回転駆
動され、剥離ローラー68は剥離ローラー67の支軸を
中心に揺動されてその外周面を圧胴32上のマスタ18
に当接させる。
に巻装されたマスタ18が汚損されると、圧胴32から
のマスタ18の剥離動作が行われる。圧胴32は、マス
タ18の後端が剥離ローラー68と対応する位置まで回
転して停止し、その外周面が版胴31の外周面より離間
した状態で保持される。圧胴32が停止すると、剥離ロ
ーラー67が図1において時計回り方向に、剥離ローラ
ー68が図1において反時計回り方向にそれぞれ回転駆
動され、剥離ローラー68は剥離ローラー67の支軸を
中心に揺動されてその外周面を圧胴32上のマスタ18
に当接させる。
【0065】剥離ローラー68の外周面が圧胴32上の
マスタ18に当接すると、圧胴32は図1において時計
回り方向に回転を開始する。圧胴32の回転及び剥離ロ
ーラー67,68の回転により、圧胴32上に巻装され
ているマスタ18がシート収納ボックス69内に収納さ
れる。剥離動作が進行して圧胴32が剥離動作時におけ
る所定の位置まで到達すると、圧胴32及び剥離ローラ
ー67,68の回転動作が一時停止される。剥離動作時
における所定の位置とは、排シート手段66の近傍に配
設された図示しないシートクランパー開閉手段とカムフ
ォロア44bとが当接可能であると共に、カムフォロア
44bが図示しないシートクランパー開閉手段によって
押し下げられ、クランプ部44aがマグネット43より
離間してシートクランパー44が開放された際に、ダブ
ルクランパー41と排シート手段66とが干渉しない位
置に定められている。
マスタ18に当接すると、圧胴32は図1において時計
回り方向に回転を開始する。圧胴32の回転及び剥離ロ
ーラー67,68の回転により、圧胴32上に巻装され
ているマスタ18がシート収納ボックス69内に収納さ
れる。剥離動作が進行して圧胴32が剥離動作時におけ
る所定の位置まで到達すると、圧胴32及び剥離ローラ
ー67,68の回転動作が一時停止される。剥離動作時
における所定の位置とは、排シート手段66の近傍に配
設された図示しないシートクランパー開閉手段とカムフ
ォロア44bとが当接可能であると共に、カムフォロア
44bが図示しないシートクランパー開閉手段によって
押し下げられ、クランプ部44aがマグネット43より
離間してシートクランパー44が開放された際に、ダブ
ルクランパー41と排シート手段66とが干渉しない位
置に定められている。
【0066】圧胴32が位置決めされると、図示しない
シートクランパー開閉手段が作動してシートクランパー
44が開放される。シートクランパー44が開放される
と剥離ローラー67,68が再び回転駆動され、マスタ
18はシート収納ボックス69内に完全に収納される。
マスタ18がシート収納ボックス69内に収納される
と、剥離ローラー67,68の回転が停止されると共に
圧縮板70が揺動し、マスタ18が圧縮されて剥離動作
が完了する。
シートクランパー開閉手段が作動してシートクランパー
44が開放される。シートクランパー44が開放される
と剥離ローラー67,68が再び回転駆動され、マスタ
18はシート収納ボックス69内に完全に収納される。
マスタ18がシート収納ボックス69内に収納される
と、剥離ローラー67,68の回転が停止されると共に
圧縮板70が揺動し、マスタ18が圧縮されて剥離動作
が完了する。
【0067】上述の第1の実施例の変形例として、シー
ト部材として印刷用紙Pを圧胴32に巻装させる構成と
してもよい。この場合は可動ガイド板62を固定するこ
とができると共にシート搬送部材65が不要となり、構
成を簡略化することができる。印刷用紙Pは、マスタ1
8と比較すると耐刷性は劣るものの吸湿性が優れている
と共に安価であることから、100枚程度の少部数の印
刷に用いるにはマスタ18よりも適している。なお、例
えば特開平6−345281号公報に開示された孔版印
刷装置のように、多段給紙装置を備えた孔版印刷装置に
本発明を適用し、複数の給紙トレイのうちの1つに吸湿
性に優れた用紙(例えば吸い取り紙や半紙等)を収納し
て、シート部材としてこれらの用紙を圧胴に巻装させる
構成としてもよい。
ト部材として印刷用紙Pを圧胴32に巻装させる構成と
してもよい。この場合は可動ガイド板62を固定するこ
とができると共にシート搬送部材65が不要となり、構
成を簡略化することができる。印刷用紙Pは、マスタ1
8と比較すると耐刷性は劣るものの吸湿性が優れている
と共に安価であることから、100枚程度の少部数の印
刷に用いるにはマスタ18よりも適している。なお、例
えば特開平6−345281号公報に開示された孔版印
刷装置のように、多段給紙装置を備えた孔版印刷装置に
本発明を適用し、複数の給紙トレイのうちの1つに吸湿
性に優れた用紙(例えば吸い取り紙や半紙等)を収納し
て、シート部材としてこれらの用紙を圧胴に巻装させる
構成としてもよい。
【0068】図6は、本発明の第2の実施例を採用した
孔版印刷装置100の要部概略正面図である。この孔版
印刷装置100は、第1の実施例で示した孔版印刷装置
1と比較すると、圧胴32に代えて第2の押圧部材とし
て圧胴101を用いる点、シート搬送手段61に代えて
図示しない筐体側板に固設されたガイド板102を用い
る点、シートクランパー開閉手段49、排シート手段6
6、及び排シート手段66の近傍に設けられた図示しな
い開閉手段を有さない点において相違しており、他の構
成は同一である。
孔版印刷装置100の要部概略正面図である。この孔版
印刷装置100は、第1の実施例で示した孔版印刷装置
1と比較すると、圧胴32に代えて第2の押圧部材とし
て圧胴101を用いる点、シート搬送手段61に代えて
図示しない筐体側板に固設されたガイド板102を用い
る点、シートクランパー開閉手段49、排シート手段6
6、及び排シート手段66の近傍に設けられた図示しな
い開閉手段を有さない点において相違しており、他の構
成は同一である。
【0069】版胴31の下方に配設された圧胴101
は、圧胴32と同様に、版胴31と接離自在かつ回転自
在に設けられている。圧胴101は、その側端面の外側
に突出部を有する図示しないカムを、また、その外周面
の一部に切欠部101aをそれぞれ有している。図示し
ないカムは、カム40と同様に、突出部が所定の角度と
なるように圧胴軸39に固着されている。
は、圧胴32と同様に、版胴31と接離自在かつ回転自
在に設けられている。圧胴101は、その側端面の外側
に突出部を有する図示しないカムを、また、その外周面
の一部に切欠部101aをそれぞれ有している。図示し
ないカムは、カム40と同様に、突出部が所定の角度と
なるように圧胴軸39に固着されている。
【0070】圧胴101の、切欠部101aを除いた外
周面上には、シート部材103が巻装されている。ポリ
エチレンテレフタレートフィルムからなるシート部材1
03は、切欠部101aの一端部近傍に回転自在かつ着
脱自在に設けられたシート搬送手段としての供給ローラ
ー104にロール状に巻成されており、その一端を切り
欠き部101aの他端部近傍に回転自在かつ着脱自在に
設けられた巻き取りローラー105に固着されている。
巻き取りローラー105は圧胴101の内部に設けられ
た図示しないステッピングモーターによって図6におい
て時計回り方向に回転駆動され、供給ローラー104は
巻き取りローラー105の回転力に依存して回転され
る。供給ローラー104には図示しないブレーキ装置が
設けられており、シート部材103には所定の張力が付
与される。
周面上には、シート部材103が巻装されている。ポリ
エチレンテレフタレートフィルムからなるシート部材1
03は、切欠部101aの一端部近傍に回転自在かつ着
脱自在に設けられたシート搬送手段としての供給ローラ
ー104にロール状に巻成されており、その一端を切り
欠き部101aの他端部近傍に回転自在かつ着脱自在に
設けられた巻き取りローラー105に固着されている。
巻き取りローラー105は圧胴101の内部に設けられ
た図示しないステッピングモーターによって図6におい
て時計回り方向に回転駆動され、供給ローラー104は
巻き取りローラー105の回転力に依存して回転され
る。供給ローラー104には図示しないブレーキ装置が
設けられており、シート部材103には所定の張力が付
与される。
【0071】切欠部101aにはクランパー106が配
設されている。クランパー106は、図7に示すよう
に、支軸107、マグネット108、ベース109、用
紙クランパー110等から主に構成されている。
設されている。クランパー106は、図7に示すよう
に、支軸107、マグネット108、ベース109、用
紙クランパー110等から主に構成されている。
【0072】支軸107は切欠部101aに設けられた
図示しない支持部材によって回転自在に支持されてお
り、マグネット108は切欠部101aに固着されてい
る。ベース109はそのほぼ中央部を支軸107に固着
されており、一端側にマグネット108に対して磁着可
能な係止部109aを、他端側に回転自在なカムフォロ
ア109bを有している。係止部109aは供給ローラ
ー104を覆っており、その上面には一対の軸受部10
9cが設けられている。軸受部109cには支軸111
が回転自在に支持されており、支軸111には用紙クラ
ンパー110の基端が一体的に取り付けられている。ま
た、支軸111の一端には、先端に図示しないカムの突
出部と当接可能なカムフォロア112aを回転自在に有
するアーム112の基端が一体的に取り付けられてい
る。支軸107には図示しないトーションコイルバネが
取り付けられており、ベース109は係止部109aを
マグネット108に磁着させる向きに常時付勢されてい
る。また、ベース109とアーム112との間には引張
コイルバネ113が取り付けられており、用紙クランパ
ー110は係止部109aの上面に当接する向きに常時
付勢されている。
図示しない支持部材によって回転自在に支持されてお
り、マグネット108は切欠部101aに固着されてい
る。ベース109はそのほぼ中央部を支軸107に固着
されており、一端側にマグネット108に対して磁着可
能な係止部109aを、他端側に回転自在なカムフォロ
ア109bを有している。係止部109aは供給ローラ
ー104を覆っており、その上面には一対の軸受部10
9cが設けられている。軸受部109cには支軸111
が回転自在に支持されており、支軸111には用紙クラ
ンパー110の基端が一体的に取り付けられている。ま
た、支軸111の一端には、先端に図示しないカムの突
出部と当接可能なカムフォロア112aを回転自在に有
するアーム112の基端が一体的に取り付けられてい
る。支軸107には図示しないトーションコイルバネが
取り付けられており、ベース109は係止部109aを
マグネット108に磁着させる向きに常時付勢されてい
る。また、ベース109とアーム112との間には引張
コイルバネ113が取り付けられており、用紙クランパ
ー110は係止部109aの上面に当接する向きに常時
付勢されている。
【0073】圧胴101の外周面の近傍には、ベース1
09を揺動させる図示しない開閉手段が配設されてい
る。この図示しない開閉手段はシートクランパー開閉手
段49と同様に構成されており、圧胴101が所定位置
に停止したときにベース109を、支軸107を中心に
図7において反時計回り方向に回動させ、係止部109
aをマグネット108より所定の角度で離間させて供給
ローラー104を露出させる。
09を揺動させる図示しない開閉手段が配設されてい
る。この図示しない開閉手段はシートクランパー開閉手
段49と同様に構成されており、圧胴101が所定位置
に停止したときにベース109を、支軸107を中心に
図7において反時計回り方向に回動させ、係止部109
aをマグネット108より所定の角度で離間させて供給
ローラー104を露出させる。
【0074】上述の構成より、版胴31と圧胴101と
の当接時において、印刷用紙Pはその他方の面を圧胴1
01上に巻装されたシート部材103と接触させている
ので、印刷用紙P上の余分なインキがシート部材103
に吸着されることにより裏移りの発生が防止され、ま
た、圧胴101の外周面がインキで汚損されることを防
止することができる。
の当接時において、印刷用紙Pはその他方の面を圧胴1
01上に巻装されたシート部材103と接触させている
ので、印刷用紙P上の余分なインキがシート部材103
に吸着されることにより裏移りの発生が防止され、ま
た、圧胴101の外周面がインキで汚損されることを防
止することができる。
【0075】さらに、シート部材としてマスタよりも安
価なポリエチレンテレフタレートフィルムを使用するこ
とができ、良好な耐刷性を確保しつつランニングコスト
の低下を実現することができる。
価なポリエチレンテレフタレートフィルムを使用するこ
とができ、良好な耐刷性を確保しつつランニングコスト
の低下を実現することができる。
【0076】所定枚数の印刷動作が行われてシート部材
103が汚損されると、図示しないステッピングモータ
ーが作動して巻き取りローラー105が図6において時
計回り方向に回転駆動され、汚損されたシート部材10
3が巻き取られる。図示しないステッピングモーターの
ステップ数より、汚損されたシート部材103が巻き取
られて圧胴101の外周面上に新しいシート部材103
が巻装されたと判断されると、巻き取りローラー105
の回転が停止される。
103が汚損されると、図示しないステッピングモータ
ーが作動して巻き取りローラー105が図6において時
計回り方向に回転駆動され、汚損されたシート部材10
3が巻き取られる。図示しないステッピングモーターの
ステップ数より、汚損されたシート部材103が巻き取
られて圧胴101の外周面上に新しいシート部材103
が巻装されたと判断されると、巻き取りローラー105
の回転が停止される。
【0077】また、供給ローラー104のシート部材1
03が全て巻き取りローラー105に巻き取られると、
図示しないセンサーがこれを検知し、圧胴101が所定
位置まで回転して停止する。この所定位置は、図示しな
い開閉手段とカムフォロア109bとが当接可能である
と共に、カムフォロア109bが図示しない開閉手段に
よって押し下げられ、係止部109aがマグネット10
8より離間してベース109が開放された際に、クラン
パー106と版胴31とが干渉しない位置であって、圧
胴101に対して供給ローラー104及び巻き取りロー
ラー105を着脱し易い位置に定められている。圧胴1
01が位置決めされると、図示しない開閉手段が作動し
てベース109が開放され、オペレーターにより供給ロ
ーラー104及び巻き取りローラー105が新品と交換
される。
03が全て巻き取りローラー105に巻き取られると、
図示しないセンサーがこれを検知し、圧胴101が所定
位置まで回転して停止する。この所定位置は、図示しな
い開閉手段とカムフォロア109bとが当接可能である
と共に、カムフォロア109bが図示しない開閉手段に
よって押し下げられ、係止部109aがマグネット10
8より離間してベース109が開放された際に、クラン
パー106と版胴31とが干渉しない位置であって、圧
胴101に対して供給ローラー104及び巻き取りロー
ラー105を着脱し易い位置に定められている。圧胴1
01が位置決めされると、図示しない開閉手段が作動し
てベース109が開放され、オペレーターにより供給ロ
ーラー104及び巻き取りローラー105が新品と交換
される。
【0078】図8は、本発明の第3の実施例を採用した
孔版印刷装置114の要部概略正面図である。この孔版
印刷装置114は、第1の実施例で示した孔版印刷装置
1と比較すると、シート搬送手段61に代えて図示しな
い筐体側板に固設されたガイド板102を用いる点、シ
ート搬送手段としてのシート供給手段115を有する
点、シートクランパー開閉手段49の位置が異なる点に
おいて相違しており、他の構成は同一である。
孔版印刷装置114の要部概略正面図である。この孔版
印刷装置114は、第1の実施例で示した孔版印刷装置
1と比較すると、シート搬送手段61に代えて図示しな
い筐体側板に固設されたガイド板102を用いる点、シ
ート搬送手段としてのシート供給手段115を有する
点、シートクランパー開閉手段49の位置が異なる点に
おいて相違しており、他の構成は同一である。
【0079】シート供給手段115は、ポリエチレンテ
レフタレートフィルムからなるシート部材116をロー
ル状に巻成してなるシートロール116aを貯容するシ
ート貯容部、シート部材116を搬送するシート搬送ロ
ーラー対117,118、シート部材116を切断する
シート切断手段119から主に構成されている。シート
クランパー開閉手段49は、圧胴32が図8に示す所定
位置に停止したときに、シートクランパー44のクラン
プ部44aをマグネット43より所定の角度で離間させ
る位置に配設されている。
レフタレートフィルムからなるシート部材116をロー
ル状に巻成してなるシートロール116aを貯容するシ
ート貯容部、シート部材116を搬送するシート搬送ロ
ーラー対117,118、シート部材116を切断する
シート切断手段119から主に構成されている。シート
クランパー開閉手段49は、圧胴32が図8に示す所定
位置に停止したときに、シートクランパー44のクラン
プ部44aをマグネット43より所定の角度で離間させ
る位置に配設されている。
【0080】上述の構成より、版胴31と圧胴32との
当接時において、印刷用紙Pはその他方の面を圧胴32
上に巻装されたシート部材116と接触させているの
で、印刷用紙P上の余分なインキがシート部材116に
吸着されることにより裏移りの発生が防止されると共
に、圧胴32の外周面がインキで汚損されることを防止
することができる。また、シート部材としてマスタより
も安価なポリエチレンテレフタレートフィルムを使用す
ることができ、良好な耐刷性を確保しつつランニングコ
ストの低下を実現することができる。
当接時において、印刷用紙Pはその他方の面を圧胴32
上に巻装されたシート部材116と接触させているの
で、印刷用紙P上の余分なインキがシート部材116に
吸着されることにより裏移りの発生が防止されると共
に、圧胴32の外周面がインキで汚損されることを防止
することができる。また、シート部材としてマスタより
も安価なポリエチレンテレフタレートフィルムを使用す
ることができ、良好な耐刷性を確保しつつランニングコ
ストの低下を実現することができる。
【0081】上記各実施例では、両面印刷時において、
印刷ユニット10から送られる片面印刷済みの印刷用紙
Pを用紙搬送ローラー対59及びレジストローラー対6
0で版胴31と圧胴32との間に向けて搬送する構成と
したが、用紙搬送ローラー対59及びレジストローラー
対60を互いのローラー同士が接離自在な構成とし、両
面印刷時において各ローラーを離間させ、背面搬送部材
99の搬送力によって片面印刷済みの印刷用紙Pを版胴
31と圧胴32との間に向けて搬送する構成としてもよ
い。これにより、用紙搬送ローラー対59及びレジスト
ローラー対60の表面がインキにより汚損されることを
防止することができる。
印刷ユニット10から送られる片面印刷済みの印刷用紙
Pを用紙搬送ローラー対59及びレジストローラー対6
0で版胴31と圧胴32との間に向けて搬送する構成と
したが、用紙搬送ローラー対59及びレジストローラー
対60を互いのローラー同士が接離自在な構成とし、両
面印刷時において各ローラーを離間させ、背面搬送部材
99の搬送力によって片面印刷済みの印刷用紙Pを版胴
31と圧胴32との間に向けて搬送する構成としてもよ
い。これにより、用紙搬送ローラー対59及びレジスト
ローラー対60の表面がインキにより汚損されることを
防止することができる。
【0082】また、背面搬送部材99と用紙搬送ローラ
ー対59との間に、例えば特開平3−92377号公報
に開示された定着装置、特開平6−134970号公報
に開示された加熱装置、特開平9−104181号公報
に開示された搬送装置等の、印刷用紙Pに対してインキ
を固定させる機構を設け、本発明と併用する構成として
もよい。この場合には圧胴上に巻装されたシート部材の
汚損が減少し、シート部材の交換時期を延ばすことが可
能となる。
ー対59との間に、例えば特開平3−92377号公報
に開示された定着装置、特開平6−134970号公報
に開示された加熱装置、特開平9−104181号公報
に開示された搬送装置等の、印刷用紙Pに対してインキ
を固定させる機構を設け、本発明と併用する構成として
もよい。この場合には圧胴上に巻装されたシート部材の
汚損が減少し、シート部材の交換時期を延ばすことが可
能となる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、両面印刷時における第
2の版胴と第2の押圧部材との当接時において、印刷用
紙はその他方の面を第2の押圧部材上に巻装されたシー
ト部材と接触させているので、印刷用紙上の余分なイン
キがシート部材に吸収あるいは吸着されることにより裏
移りの発生が防止され、また、第2の押圧部材の外周面
がインキで汚損されることを防止することができる。
2の版胴と第2の押圧部材との当接時において、印刷用
紙はその他方の面を第2の押圧部材上に巻装されたシー
ト部材と接触させているので、印刷用紙上の余分なイン
キがシート部材に吸収あるいは吸着されることにより裏
移りの発生が防止され、また、第2の押圧部材の外周面
がインキで汚損されることを防止することができる。
【0084】さらに、シート部材として印刷用紙を使用
することによりランニングコストを低下させることがで
き、また、マスタよりも安価な、例えばポリエチレンテ
レフタレートフィルムを使用することにより、良好な耐
刷性を確保しつつランニングコストを低下させることが
できる。
することによりランニングコストを低下させることがで
き、また、マスタよりも安価な、例えばポリエチレンテ
レフタレートフィルムを使用することにより、良好な耐
刷性を確保しつつランニングコストを低下させることが
できる。
【図1】本発明の第1の実施例を採用した孔版印刷装置
の概略正面図である。
の概略正面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に用いられる圧胴の要部
概略正面図である。
概略正面図である。
【図3】本発明の第1及び第3の実施例に用いられるダ
ブルクランパーを説明する図である。
ブルクランパーを説明する図である。
【図4】本発明の第1の実施例に用いられる可動ガイド
板を説明する図である。
板を説明する図である。
【図5】本発明の第1の実施例を説明する孔版印刷装置
の要部概略正面図である。
の要部概略正面図である。
【図6】本発明の第2の実施例を説明する孔版印刷装置
の要部概略正面図である。
の要部概略正面図である。
【図7】本発明の第2の実施例に用いられるクランパー
を説明する図である。
を説明する図である。
【図8】本発明の第3の実施例を説明する孔版印刷装置
の要部概略正面図である。
の要部概略正面図である。
1,100,114 孔版印刷装置 18 マスタ(シート部材) 31 第2の版胴 32 第2の押圧部材(圧胴) 44 第1の係止部材(シートクランパー) 45 第2の係止部材(用紙クランパー) 61 シート搬送手段 82 第1の版胴 83 第1の押圧部材(圧胴) 103,116 シート部材 104 シート搬送手段(供給ローラー) 115 シート搬送手段(シート供給手段) P 印刷用紙
Claims (6)
- 【請求項1】外周面にマスタが巻装され、用紙搬送路を
搬送される印刷用紙の第1の面と対応する位置に配設さ
れた第1の版胴と、 前記用紙搬送路を介して第1の版胴と対向配置され、第
1の版胴の外周面に対して接離自在に設けられた第1の
押圧部材と、 外周面にマスタが巻装され、第1の版胴より用紙搬送方
向下流側であって前記印刷用紙の第2の面と対応する位
置に配設された第2の版胴と、 前記用紙搬送路を介して第2の版胴と対向配置され、第
2の版胴の外周面に対して接離自在に設けられた第2の
押圧部材とを具備し、 前記印刷用紙の片面あるいは両面に印刷を行う孔版印刷
装置において、 シート部材を搬送するシート搬送手段を有し、 両面印刷時に、第2の押圧部材に前記シート部材を巻装
することを特徴とする孔版印刷装置。 - 【請求項2】前記用紙搬送路として、片面印刷時用の第
1の用紙搬送路と両面印刷時用の第2の用紙搬送路とを
有することを特徴とする請求項1記載の孔版印刷装置。 - 【請求項3】第2の押圧部材が圧胴であり、該圧胴は前
記シート部材を係止する第1の係止部材と前記印刷用紙
を係止する第2の係止部材とを有することを特徴とする
請求項1または請求項2記載の孔版印刷装置。 - 【請求項4】第2の押圧部材が圧胴であり、該圧胴に前
記シート搬送手段が設けられていることを特徴とする請
求項1または請求項2記載の孔版印刷装置。 - 【請求項5】前記シート部材として前記マスタが用いら
れることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項
3記載の孔版印刷装置。 - 【請求項6】前記シート部材として前記印刷用紙が用い
られることを特徴とする請求項1、請求項2または請求
項3記載の孔版印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11019627A JP2000211231A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 孔版印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11019627A JP2000211231A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 孔版印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000211231A true JP2000211231A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=12004447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11019627A Pending JP2000211231A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 孔版印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000211231A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6510789B2 (en) * | 2000-10-02 | 2003-01-28 | Riso Kagaku Corporation | Stencil printing machine and method for printing in one-sided and two-sided printing modes |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP11019627A patent/JP2000211231A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6510789B2 (en) * | 2000-10-02 | 2003-01-28 | Riso Kagaku Corporation | Stencil printing machine and method for printing in one-sided and two-sided printing modes |
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