JP2000212053A - 皮膚保護消臭剤 - Google Patents

皮膚保護消臭剤

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JP2000212053A
JP2000212053A JP11009143A JP914399A JP2000212053A JP 2000212053 A JP2000212053 A JP 2000212053A JP 11009143 A JP11009143 A JP 11009143A JP 914399 A JP914399 A JP 914399A JP 2000212053 A JP2000212053 A JP 2000212053A
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skin
salicylic acid
deodorant
treatment
resorcin
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Mitsuko Ito
美津子 伊東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治療を要する患部に対し、皮膚消毒性、皮膚
殺菌性、皮膚消臭性、皮膚湿潤性、皮膚脱落性および皮
膚再生性に優れた、皮膚保護消臭用として用いることが
できる、皮膚保護消臭剤を提供する。 【解決手段】 この皮膚保護消臭剤は、担体、サリチル
酸およびレゾルシンを含む混合物からなる皮膚保護消臭
剤であって、100ccの担体に対してサリチル酸を1
0〜30gおよびレゾルシンを6〜30gの割合でそれ
ぞれ混合(添加)した、皮膚保護消臭剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる脂足の人の嫌
な悪臭を消臭したり皮膚のかさかさした乾燥状態を解消
することができる、皮膚の保護消臭剤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】皮膚の保護消臭剤として従来多数のもの
が提供されてきたが、その効力において決定的なものは
未だ現れず、多くの患者から特効薬の出現が熱望されて
いる状態である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者は、医師・
医学博士とともに行った多年の臨床外科及び皮膚科治療
の経験及び研究の結果を踏まえ、有機性殺菌消毒剤とし
て高純度エタノールが脂足の消臭や皮膚のかさかさした
乾燥状態を解消することに優れるとともに、患部の皮膚
を壊死に脱落させて皮膚を再生することに対し著しい作
用を奏することに着目し、外用の皮膚保護および消臭剤
として優れた効果が得られることを発見したものであ
る。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、治
療を要する患部に対し、皮膚消毒性、皮膚殺菌性、皮膚
消臭性、皮膚湿潤性、皮膚脱落性および皮膚再生性に優
れた、皮膚保護消臭用として用いることができる、皮膚
保護消臭剤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る皮膚保護
消臭剤は、担体、サリチル酸およびレゾルシンを含む混
合物からなる皮膚保護消臭剤であって、100ccの担
体に対してサリチル酸を10〜30gおよびレゾルシン
を6〜30gの割合でそれぞれ混合(添加)した、皮膚
保護消臭剤である。請求項2に係る皮膚保護消臭剤は、
担体は、エタノール液である、請求項1に記載の皮膚保
護消臭剤である。請求項3に係る皮膚保護消臭剤は、サ
リチル酸とレゾルシンの配合比は、1対1ないし3対2
でそれぞれ混合(添加)した、請求項1に記載の皮膚保
護消臭剤である。請求項4に係る皮膚保護消臭剤は、サ
リチル酸を15g〜20g、レゾルシンを10〜20g
の割合でそれぞれ混合(添加)した、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の皮膚保護消臭剤である。請求
項5に係る皮膚保護消臭剤は、メントールを微量添加し
た、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の皮膚保
護消臭剤である。
【0006】〔作用〕エタノールは殺菌や真菌の細胞膜
に対する透過性に優れ、殺菌作用を有するものであり、
特に高純度のエタノールを用いれば、抗真菌作用に極め
て優れている。
【0007】また、サリチル酸は局部刺激作用に優れ、
角質軟化性を有すると共に、抗真菌作用により白癬菌等
の糸状菌に対する強い殺菌作用を有するものである。而
して、本発明に係る皮膚保護消臭剤によれば、脂足を解
消し消臭をするとともに、皮膚のかさかさした乾燥状態
を解消し潤いを与えることができるとともに、患部の皮
膚を脱落させて再生することができる。特に、サリチル
酸にレゾルシンを加えることによって、塗布して後々痒
み痛みもなく皮膚が自然に浮いてくる。また、新しい皮
膚と古い皮膚との差もなくなる。もし、レゾルシンを加
えなければ、また、配合比が違ってくれば、皮膚はうろ
この様になって、取れにくくなり、再生はできない。ま
た、メントールによって患部のかゆみ止め作用をなすと
ともに、清涼感を与える。
【0008】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照しながら行う以下の発明の
実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る皮膚保護消臭剤は、
所謂薬液型の混合製剤に該当するものであり、その主成
分として日本薬局方所載の高純度の無水エタノール(純
度95.1%〜95.6%)を有機性殺菌消毒剤とし、
これに寄生性皮膚疾患に対する治療効果の顕著なサリチ
ル酸及びレゾルシンを配合し、鎮痛及び香料としての少
量のメントールを添加配合して成るものである。本剤に
おいて、上記の如くエタノールは、患部皮膚に対する優
れた消毒作用をなすとともに、患部の皮膚組織下への浸
透作用を促進し、更にサリチル酸およびレゾルシンによ
り殺菌作用をなし、脂足の消臭をするとともに皮膚のか
さかさした乾燥状態を解消するものであり、かつメント
ールは患部のかゆみ止め作用を奏するものであり、これ
らの組み合わせ配合により得られる相乗効果により脂足
の消臭および皮膚のかさかさした乾燥状態の解消に顕著
な効果が得られるものである。本発明に係る皮膚保護消
臭剤において、上記各配合成分は、 高純度エタノール 100cc サリチル酸 10〜30g レゾルシン 6〜30g メントール 微量 の割合で混合するものである。
【0010】サリチル酸の一例としてのサリチル酸ナト
リウムは、常温において白色の結晶もしくは粉末であ
り、匂いはなく甘味および塩味を有する物質である。サ
リチル酸の他の例としてのアセチルサリチル酸は、通
常、解熱・鎮痛剤として使用されるものであるが、本発
明においては上記サリチル酸ナトリウムと併用的に添加
することによって、角質軟化作用ないし角質剥離作用を
促進する上ですぐれた効果を発揮するものと考えられ
る。このサリチル酸の混合量としては、エタノール液1
00ccに対し、15〜25g程度が好ましい。また、
レゾルシンの混合量としては、エタノール液100cc
に対し、10〜25gが好ましい。特に、前記サリチル
酸の混合量が15〜20gのときは10〜20gが好ま
しく、また前記サリチル酸とレゾルシンの配合比は、1
対1ないし3対2が好ましい。前記サリチル酸の混合量
が10gまたはレゾルシンの混合量が10g未満の場合
は、抗菌力ならびに角質軟化力は減少し、目的とする効
果が得られにくく、レゾルシンが6g未満の場合は、皮
膚の再生ができない。仮にできても、時間がかかり、再
生する箇所と再生しない箇所といったように皮膚のムラ
ができる。一方、サリチル酸の混合量が25gを超える
場合またはレゾルシンが25gを超える場合にあって
は、薬効が飽和し、逆に皮膚刺激作用が強まって、30
gを超えると痒痛が増強し使用に適しなくなるので好ま
しくない。本発明においては、上記の有効成分の他に、
メントールを微量含有させることができる。メントール
は、主として香料として使用される。このような目的で
添加されるメントールの添加量としては、極微量で足り
る。
【0011】なお、本発明において、100ccのエタ
ノール液に10〜30gのサリチル酸および6〜30g
のレゾルシンを混合(添加)した皮膚保護消臭剤の他
に、それと同じ割合でそれらを混合したものでもよい。
また、本剤の保管は、茶色のガラスビン等によって行う
ことが、太陽光線等の影響を少なくする意味でよい。
【0012】(治療例)その1 A氏 男性(59歳) (a)治療開始時の所見 足が脂足であり悪臭を放つ状態。 (b)治療法 100ccのエタノール液に15〜25gのサリチル酸
および10〜25gのレゾルシンを混合(添加)した皮
膚保護消臭剤を、1日1回患部へ塗布する。主として、
サリチル酸とレゾルシンの配合比は、1対1のものを用
いた。それを5日間連続して行う。 (c)症状の変化 図1ないし図4に示すように、治療を始めて3日目から
皮膚の表皮が浮き徐々に皮膚が再生される等、症状の変
化が顕れ、図5および図6に示すように、32日目には
全体的にそろった皮膚が再生された。そして、特に、脂
足は、古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生した美しい皮
膚となることにより解消する。再生した美しい皮膚と古
い皮膚との間の色の差は出ず、再生した皮膚の部分に痛
み・かゆみも出てこない。それにともない悪臭も消え
る。水虫特有のむずかゆさは、1回目〜3回目塗布する
ことにより、すぐになくなっていく。3日目(3回塗
布)ぐらいより皮膚ははがれてくるが、その上より4回
目〜5回目と塗布するとよい。指の間は、一度だけ皮膚
が再生するのではなく、古い皮膚は数回(2〜3回)再
生する。1ヵ月後ぐらいには、全体そろった美しい皮膚
が再生されている。
【0013】(治療例)その2 B氏 男性(35歳) (a)治療開始時の所見 足が脂足であり悪臭を放つ状態。 (b)治療法 100ccのエタノール液に15〜25gのサリチル酸
および10〜25gのレゾルシンを混合(添加)した皮
膚保護消臭剤を、1日1回患部へ塗布する。主として、
サリチル酸とレゾルシンの配合比は、6対5のものを用
いた。それを3日間連続して行う。 (c)症状の変化 治療を始めて3日目から皮膚の表皮が浮き徐々に皮膚が
再生される等、症状の変化が顕れ、30日目には全体的
にそろった美しい皮膚が再生された。そして、特に、脂
足は、古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生した美しい皮
膚となることにより解消する。再生した美しい皮膚と古
い皮膚との間の色の差は出ず、再生した皮膚の部分に痛
み・かゆみも出てこない。それにともない悪臭も消え
る。
【0014】(治療例)その3 C氏 男性(45歳) (a)治療開始時の所見 足が脂足であり悪臭を放つ状態。 (b)治療法 100ccのエタノール液に15〜25gのサリチル酸
および10〜25gのレゾルシンを混合(添加)した皮
膚保護消臭剤を、1日1回患部へ塗布する。主として、
サリチル酸とレゾルシンの配合比は、3対2のものを用
いた。それを5日間連続して行う。 (c)症状の変化 治療を始めて3日目から皮膚の表皮が浮き徐々に皮膚が
再生される等、症状の変化が顕れ、30日目には全体的
にそろった皮膚が再生された。そして、特に、水虫の箇
所は、古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生した美しい皮
膚となる。再生した美しい皮膚と古い皮膚との間の色の
差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み・かゆみも出てこ
ない。においも消える。水虫特有のむずかゆさは、1回
目〜3回目塗布することにより、すぐになくなってい
く。3日目(3回塗布)ぐらいより皮膚ははがれてくる
が、その上より4回目〜5回目と塗布するとよい。指の
間は、一度だけ皮膚が再生するのではなく、古い皮膚は
数回(2〜3回)再生する。1ヵ月後ぐらいには、全体
そろった美しい皮膚が再生されている。
【0015】(治療例)その4 D氏 男性(56歳) (a)治療開始時の所見 足が脂足であり悪臭を放つ状態。 (b)治療法 100ccのエタノール液に15〜20gのサリチル酸
および10〜25gのレゾルシンを混合(添加)した皮
膚保護消臭剤を、1日1回患部へ塗布する。主として、
サリチル酸とレゾルシンの配合比は、4対3のものを用
いた。それを3日間連続して行う。 (c)症状の変化 治療を始めて3日目から皮膚の表皮が浮き徐々に皮膚が
再生される等、症状の変化が顕れ、30日目には全体的
にそろった皮膚が再生された。そして、特に、水虫の箇
所は、古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生した美しい皮
膚となる。再生した美しい皮膚と古い皮膚との間の色の
差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み・かゆみも出てこ
ない。においも消える。爪の生え変わり周期は3ヵ月で
あるが、数ヵ月で徐々に悪い爪も美しくなる。
【0016】
【発明の効果】請求項1ないし請求項4にかかる発明に
よれば、脂足や皮膚がかさかさした乾燥状態で治療を要
する患部に対し、皮膚消毒性、皮膚殺菌性、皮膚浸透
性、皮膚脱落性、皮膚湿潤性、消臭性および皮膚再生性
に優れ、皮膚の表皮等を菌とともに取り去ることができ
る、皮膚保護消臭剤を得ることができる。そして、痛み
・かゆみはすぐに解消され、塗布による痛み痒みの発生
がない。また、塗布するたびに、皮膚が美しくなり爽や
かであり、新旧の皮膚の色の差がない。治療は一度で終
わるのではなく、時期がくれば何度行ってもよい。皮膚
が浮いて剥がれても、炎症・化膿・痛み・痒み等の発生
はなく、脂足で悪臭を放っていた状態が消え消臭され、
皮膚のかさかさした乾燥状態も解消される。サリチル酸
にレゾルシンを加えることによって、塗布して後々痒み
痛みもなく皮膚が自然に浮いて(再生して)くる。ま
た、新旧の皮膚の色の差もできない。レゾルシンを加え
ることにより、また、配合比を変えることにより、角質
をおかすことなく皮膚再生が可能になってくる。レゾル
シンを加えなければ、また、レゾルシンの配合比を少な
くすると新旧の皮膚の色の差はもとより、皮膚がうろこ
のようになって取れにくく、角質をおかさずしての再生
は(難しい)できない。請求項5にかかる発明によれ
ば、患部のかゆみ止め作用を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】治療を開始したときの状態を示す足の裏の図解
図である。
【図2】治療を開始したときの状態を示す足の指の間の
図解図である。
【図3】治療を開始した日から2週間後の状態を示す足
の裏の図解図である。
【図4】治療を開始した日から2週間後の状態を示す足
の指の間の図解図である。
【図5】水虫が治癒した状態を示す足の裏の図解図であ
る。
【図6】水虫が治癒した状態を示す足の指の間の図解図
である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 担体、サリチル酸およびレゾルシンを含
    む混合物からなる皮膚保護消臭剤であって、 100ccの担体に対して前記サリチル酸を10〜30
    gおよび前記レゾルシンを6〜30gの割合でそれぞれ
    混合(添加)した、皮膚保護消臭剤。
  2. 【請求項2】 担体は、エタノール液である、請求項1
    に記載の皮膚保護消臭剤。
  3. 【請求項3】 前記サリチル酸と前記レゾルシンの配合
    比は、1対1ないし3対2でそれぞれ混合(添加)し
    た、請求項1に記載の皮膚保護消臭剤。
  4. 【請求項4】 前記サリチル酸を15g〜20g、前記
    レゾルシンを10〜20gの割合でそれぞれ混合(添
    加)した、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    皮膚保護消臭剤。
  5. 【請求項5】 メントールを微量添加した、請求項1な
    いし請求項4のいずれかに記載の皮膚保護消臭剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014070049A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Mikasa Seiyaku Co Ltd 経皮吸収型介護臭ケアテープ剤

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014070049A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Mikasa Seiyaku Co Ltd 経皮吸収型介護臭ケアテープ剤

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