JP2000212519A - 両面粘着材を被貼着体に自動貼着するための積層シ―ト巻回体およびその製造方法 - Google Patents
両面粘着材を被貼着体に自動貼着するための積層シ―ト巻回体およびその製造方法Info
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造時の環境状態の影響を受けず常に両面粘
着材からセパレータを確実に剥離することができ、原材
料の在庫品種の増加がなく、しかもセパレータの剥離力
の調整技術を簡略化することのできる、両面粘着材を被
貼着体に自動貼着するための積層シート巻回体およびそ
の製造方法の提供。 【解決手段】 両面粘着材が介在された積層シートを巻
回してなる、両面粘着材を被貼着体に自動貼着するため
の積層シート巻回体であって、前記積層シートは、第1
セパレータと、この第1セパレータ上に設けられた両面
粘着材と、この両面粘着材上に設けられた第2セパレー
タとを有してなり、前記第2セパレータは、少なくとも
前記両面粘着材側に位置する面に凹凸処理が施されてい
る。
着材からセパレータを確実に剥離することができ、原材
料の在庫品種の増加がなく、しかもセパレータの剥離力
の調整技術を簡略化することのできる、両面粘着材を被
貼着体に自動貼着するための積層シート巻回体およびそ
の製造方法の提供。 【解決手段】 両面粘着材が介在された積層シートを巻
回してなる、両面粘着材を被貼着体に自動貼着するため
の積層シート巻回体であって、前記積層シートは、第1
セパレータと、この第1セパレータ上に設けられた両面
粘着材と、この両面粘着材上に設けられた第2セパレー
タとを有してなり、前記第2セパレータは、少なくとも
前記両面粘着材側に位置する面に凹凸処理が施されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面粘着材を被貼
着体に自動貼着するための積層シート巻回体およびその
製造方法に関し、より詳しくは、両面粘着材が介在され
た積層シートを巻回してなる、両面粘着材を被貼着体に
自動貼着するための積層シート巻回体およびその製造方
法に関する。
着体に自動貼着するための積層シート巻回体およびその
製造方法に関し、より詳しくは、両面粘着材が介在され
た積層シートを巻回してなる、両面粘着材を被貼着体に
自動貼着するための積層シート巻回体およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】両面粘着材は、2種の被貼着体を貼り合
わせるためのものである。このような両面粘着材を一方
の被貼着体に自動貼着する技術としては従来、以下のよ
うな技術があった。すなわち、コンベア等で連続的に搬
送される被貼着体に、両面粘着材を連続的に貼着してい
く技術である。図9に示すように、従来の両面粘着材
(20)は、その使用前においては表裏両面がセパレー
タ(21),(22)で保護されて積層シート(23)
とされており、この積層シート(23)は、巻回された
状態、すなわち積層シート巻回体(24)として保管さ
れている。積層シート巻回体(24)の使用方法は、そ
の一端を引き出した後、両面粘着材(20)の一方の粘
着面に貼着されたセパレータ(21)を剥離し、その剥
離によって露出した粘着面を被貼着体(図示せず)に押
し当てて該被貼着体に両面粘着材(20)を貼着し、次
いで、両面粘着材(20)の他方の粘着面に貼着された
セパレータ(22)を剥離するというものであった。
わせるためのものである。このような両面粘着材を一方
の被貼着体に自動貼着する技術としては従来、以下のよ
うな技術があった。すなわち、コンベア等で連続的に搬
送される被貼着体に、両面粘着材を連続的に貼着してい
く技術である。図9に示すように、従来の両面粘着材
(20)は、その使用前においては表裏両面がセパレー
タ(21),(22)で保護されて積層シート(23)
とされており、この積層シート(23)は、巻回された
状態、すなわち積層シート巻回体(24)として保管さ
れている。積層シート巻回体(24)の使用方法は、そ
の一端を引き出した後、両面粘着材(20)の一方の粘
着面に貼着されたセパレータ(21)を剥離し、その剥
離によって露出した粘着面を被貼着体(図示せず)に押
し当てて該被貼着体に両面粘着材(20)を貼着し、次
いで、両面粘着材(20)の他方の粘着面に貼着された
セパレータ(22)を剥離するというものであった。
【0003】セパレータ(21)は、セパレータ(2
2)よりも先に剥離されるものであるため、従来より、
セパレータ(21)の両面粘着材(20)に対する剥離
力が、セパレータ(22)の両面粘着材(20)に対す
る剥離力よりも弱くなるように、セパレータ(21),
(22)は製造されていた。しかしながら、実際は、セ
パレータ(21)の両面粘着材(20)に対する剥離
力、セパレータ(22)の両面粘着材(20)に対する
剥離力は均一分布ではなく、場合によっては不均一な強
さとなっていた。このため、剥離箇所によっては、セパ
レータ(21)の両面粘着材(20)に対する剥離力
が、セパレータ(22)の両面粘着材(20)に対する
剥離力よりも強くなっており、このような箇所でセパレ
ータ(21)の剥離を行うと、セパレータ(21)に両
面粘着材(20)が貼着されたままついていくことがあ
った。
2)よりも先に剥離されるものであるため、従来より、
セパレータ(21)の両面粘着材(20)に対する剥離
力が、セパレータ(22)の両面粘着材(20)に対す
る剥離力よりも弱くなるように、セパレータ(21),
(22)は製造されていた。しかしながら、実際は、セ
パレータ(21)の両面粘着材(20)に対する剥離
力、セパレータ(22)の両面粘着材(20)に対する
剥離力は均一分布ではなく、場合によっては不均一な強
さとなっていた。このため、剥離箇所によっては、セパ
レータ(21)の両面粘着材(20)に対する剥離力
が、セパレータ(22)の両面粘着材(20)に対する
剥離力よりも強くなっており、このような箇所でセパレ
ータ(21)の剥離を行うと、セパレータ(21)に両
面粘着材(20)が貼着されたままついていくことがあ
った。
【0004】セパレータ(21),(22)の両面粘着
材(20)に対する剥離力は、積層シート巻回体(2
4)によっても不均一なことが多く、いずれの積層シー
ト巻回体(24)も、外観的にはどこの剥離力が強くま
たどこの剥離力が弱いのかが不明であった。こうなる
と、コンベアで連続的に搬送される被貼着体に対し、機
械的にセパレータ(21)を剥離して両面粘着材(2
0)を貼着することができず、両面粘着材(20)の自
動貼着に支障をきたすことになっていた。このため、先
に剥離されるセパレータ(21)の剥離力を、後で剥離
されるセパレータ(22)の剥離力よりも確実に弱くす
る必要があった。なお、先に剥離されるセパレータ(2
1)の剥離力が、後で剥離されるセパレータ(22)の
剥離力よりも強くなるのは、積層シート巻回体(24)
を製造した後長時間保管したもの程、その傾向が強い。
この理由は、積層シート巻回体(24)の保管時におい
て、積層シート巻回体(24)に加わる荷重(自身の重
み)が積層シート巻回体(24)の部位によって不均一
であるためである。
材(20)に対する剥離力は、積層シート巻回体(2
4)によっても不均一なことが多く、いずれの積層シー
ト巻回体(24)も、外観的にはどこの剥離力が強くま
たどこの剥離力が弱いのかが不明であった。こうなる
と、コンベアで連続的に搬送される被貼着体に対し、機
械的にセパレータ(21)を剥離して両面粘着材(2
0)を貼着することができず、両面粘着材(20)の自
動貼着に支障をきたすことになっていた。このため、先
に剥離されるセパレータ(21)の剥離力を、後で剥離
されるセパレータ(22)の剥離力よりも確実に弱くす
る必要があった。なお、先に剥離されるセパレータ(2
1)の剥離力が、後で剥離されるセパレータ(22)の
剥離力よりも強くなるのは、積層シート巻回体(24)
を製造した後長時間保管したもの程、その傾向が強い。
この理由は、積層シート巻回体(24)の保管時におい
て、積層シート巻回体(24)に加わる荷重(自身の重
み)が積層シート巻回体(24)の部位によって不均一
であるためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に剥
離されるセパレータ(21)の剥離力を、後で剥離され
るセパレータ(22)の剥離力よりも確実に弱くするこ
とには、以下のような問題があった。すなわち、先に剥
離されるセパレータ(21)の剥離力と後で剥離される
セパレータ(22)の剥離力に大きな差をつけるため
に、積層シートの製造業者は、剥離力の大きく異なる2
種類のセパレータを他社に外注するか、あるいは自社で
セパレータを製造する場合には、セパレータの剥離力を
それぞれ所定の値に調整しなくてはならなかった。これ
らのことは、積層シートの製造業者にとって、保有在庫
品種を倍増させ、また技術上の負担を強いることになっ
ていた。さらに積層シート(23)は、製造時の室温、
湿度、積層圧力、あるいは保管時間などの影響によって
製品保管中にセパレータ(21),(22)の剥離力が
初期設定条件から全体的にまたは部分的に変動し、使用
時にセパレータ(21)を円滑に剥離できないことが多
くあった。
離されるセパレータ(21)の剥離力を、後で剥離され
るセパレータ(22)の剥離力よりも確実に弱くするこ
とには、以下のような問題があった。すなわち、先に剥
離されるセパレータ(21)の剥離力と後で剥離される
セパレータ(22)の剥離力に大きな差をつけるため
に、積層シートの製造業者は、剥離力の大きく異なる2
種類のセパレータを他社に外注するか、あるいは自社で
セパレータを製造する場合には、セパレータの剥離力を
それぞれ所定の値に調整しなくてはならなかった。これ
らのことは、積層シートの製造業者にとって、保有在庫
品種を倍増させ、また技術上の負担を強いることになっ
ていた。さらに積層シート(23)は、製造時の室温、
湿度、積層圧力、あるいは保管時間などの影響によって
製品保管中にセパレータ(21),(22)の剥離力が
初期設定条件から全体的にまたは部分的に変動し、使用
時にセパレータ(21)を円滑に剥離できないことが多
くあった。
【0006】本発明は、これらの実情に鑑みてなされた
もので、製造時の環境状態の影響を受けず常に両面粘着
材からセパレータを確実に剥離することができ、原材料
の在庫品種の増加がなく、しかもセパレータの剥離力の
調整技術を簡略化することのできる、両面粘着材を被貼
着体に自動貼着するための積層シート巻回体およびその
製造方法の提供を目的とする。
もので、製造時の環境状態の影響を受けず常に両面粘着
材からセパレータを確実に剥離することができ、原材料
の在庫品種の増加がなく、しかもセパレータの剥離力の
調整技術を簡略化することのできる、両面粘着材を被貼
着体に自動貼着するための積層シート巻回体およびその
製造方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
両面粘着材が介在された積層シートを巻回してなる、両
面粘着材を被貼着体に自動貼着するための積層シート巻
回体であって、前記積層シートは、第1セパレータと、
この第1セパレータ上に設けられた両面粘着材と、この
両面粘着材上に設けられた第2セパレータとを有してな
り、前記第2セパレータは、少なくとも前記両面粘着材
側に位置する面に凹凸処理が施されてなることを特徴と
する積層シート巻回体である。
両面粘着材が介在された積層シートを巻回してなる、両
面粘着材を被貼着体に自動貼着するための積層シート巻
回体であって、前記積層シートは、第1セパレータと、
この第1セパレータ上に設けられた両面粘着材と、この
両面粘着材上に設けられた第2セパレータとを有してな
り、前記第2セパレータは、少なくとも前記両面粘着材
側に位置する面に凹凸処理が施されてなることを特徴と
する積層シート巻回体である。
【0008】請求項2記載の発明は、前記凹凸処理が、
エンボス加工、コルゲート加工、シャーリング加工、ク
レープ加工、梨地加工のいずれかであることを特徴とす
る請求項1に記載の積層シート巻回体である。
エンボス加工、コルゲート加工、シャーリング加工、ク
レープ加工、梨地加工のいずれかであることを特徴とす
る請求項1に記載の積層シート巻回体である。
【0009】請求項3記載の発明は、両面粘着材を被貼
着体に自動貼着するための積層シート巻回体の製造方法
であって、この製造方法は、第1セパレータ上に両面粘
着材を貼着し、この両面粘着材上にダミーセパレータを
貼着する工程と、このダミーセパレータ側から切刃を押
し当てて該ダミーセパレータと両面粘着材の双方を所望
形状に打ち抜き加工する工程と、打ち抜き加工されたダ
ミーセパレータ上に接着テープを接着する工程と、この
接着テープを剥離することによりダミーセパレータをも
剥離する工程と、ダミーセパレータの剥離によって露出
した両面粘着材上に、少なくとも両面粘着材側に位置す
る面に凹凸処理が施された第2セパレータを貼着して積
層シートを形成する工程と、この積層シートを巻回する
工程とを有することを特徴とする積層シート巻回体の製
造方法である。
着体に自動貼着するための積層シート巻回体の製造方法
であって、この製造方法は、第1セパレータ上に両面粘
着材を貼着し、この両面粘着材上にダミーセパレータを
貼着する工程と、このダミーセパレータ側から切刃を押
し当てて該ダミーセパレータと両面粘着材の双方を所望
形状に打ち抜き加工する工程と、打ち抜き加工されたダ
ミーセパレータ上に接着テープを接着する工程と、この
接着テープを剥離することによりダミーセパレータをも
剥離する工程と、ダミーセパレータの剥離によって露出
した両面粘着材上に、少なくとも両面粘着材側に位置す
る面に凹凸処理が施された第2セパレータを貼着して積
層シートを形成する工程と、この積層シートを巻回する
工程とを有することを特徴とする積層シート巻回体の製
造方法である。
【0010】請求項4記載の発明は、前記凹凸処理が、
エンボス加工、コルゲート加工、シャーリング加工、ク
レープ加工、梨地加工のいずれかであることを特徴とす
る請求項3に記載の積層シート巻回体の製造方法であ
る。これらの発明を提供することにより、上記課題を悉
く解決する。
エンボス加工、コルゲート加工、シャーリング加工、ク
レープ加工、梨地加工のいずれかであることを特徴とす
る請求項3に記載の積層シート巻回体の製造方法であ
る。これらの発明を提供することにより、上記課題を悉
く解決する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る積層シ
ート巻回体を示す部分断面正面図である。図2は、図1
に示す積層シート巻回体のA方向矢視図である。
面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る積層シ
ート巻回体を示す部分断面正面図である。図2は、図1
に示す積層シート巻回体のA方向矢視図である。
【0012】本発明に係る積層シート巻回体(1)は、
両面粘着材(2)を被貼着体(W)(図3参照)に自動
貼着するためのものであって、両面粘着材(2)が介在
された積層シート(3)を巻回してなるものである。積
層シート(3)は、第1セパレータ(4)と、この第1
セパレータ(4)上に設けられた両面粘着材(2)と、
この両面粘着材(2)上に設けられた第2セパレータ
(5)とを有してなる。以下、これら構成要素につい
て、順次、詳説する。
両面粘着材(2)を被貼着体(W)(図3参照)に自動
貼着するためのものであって、両面粘着材(2)が介在
された積層シート(3)を巻回してなるものである。積
層シート(3)は、第1セパレータ(4)と、この第1
セパレータ(4)上に設けられた両面粘着材(2)と、
この両面粘着材(2)上に設けられた第2セパレータ
(5)とを有してなる。以下、これら構成要素につい
て、順次、詳説する。
【0013】第1セパレータ(4)は、両面粘着材
(2)が被貼着体(W)に貼着された後に該両面粘着材
(2)から剥離されるセパレータ(後で剥離されるセパ
レータ)である。この第1セパレータ(4)の材質は、
特に限定されるものではなく、例えば、紙、プラスチッ
クフィルムから構成することができる。
(2)が被貼着体(W)に貼着された後に該両面粘着材
(2)から剥離されるセパレータ(後で剥離されるセパ
レータ)である。この第1セパレータ(4)の材質は、
特に限定されるものではなく、例えば、紙、プラスチッ
クフィルムから構成することができる。
【0014】両面粘着材(2)は、被貼着体(W)(図
3参照)に貼着されるものであって、この被貼着体
(W)と他の被貼着体(図示せず)との間に介在して、
これらの被貼着体(W)を貼り合わせるものである。こ
の両面粘着材(2)は、粘着剤のみから構成することも
できるが、図1に示すように、基材(6)の両面に粘着
剤(7)を設けた構成とすることもできる。このよう
に、2層の粘着剤(7)間に基材(6)が介在された構
造とすることにより、両面粘着材(2)の強度を高める
ことができる。両面粘着材(2)の形状は、特に限定さ
れるものではないが、図2に示す例においては、リング
状とされている。また、粘着剤(7)の種類は、特に限
定されるものではなく、種々の粘着剤が使用可能であ
る。
3参照)に貼着されるものであって、この被貼着体
(W)と他の被貼着体(図示せず)との間に介在して、
これらの被貼着体(W)を貼り合わせるものである。こ
の両面粘着材(2)は、粘着剤のみから構成することも
できるが、図1に示すように、基材(6)の両面に粘着
剤(7)を設けた構成とすることもできる。このよう
に、2層の粘着剤(7)間に基材(6)が介在された構
造とすることにより、両面粘着材(2)の強度を高める
ことができる。両面粘着材(2)の形状は、特に限定さ
れるものではないが、図2に示す例においては、リング
状とされている。また、粘着剤(7)の種類は、特に限
定されるものではなく、種々の粘着剤が使用可能であ
る。
【0015】第2セパレータ(5)は、両面粘着材
(2)が被貼着体(W)に貼着される前に該両面粘着材
(2)から剥離されるセパレータ(先に剥離されるセパ
レータ)である。この第2セパレータ(5)の材質は、
特に限定されるものではなく、例えば、紙、プラスチッ
クフィルムから構成することができる。また、第2セパ
レータ(5)は、少なくとも両面粘着材(2)側に位置
する面に、凹凸処理がなされたものである。図1に示す
例においては、第2セパレータ(5)は、その両面側に
凹凸を有している。この凹凸を付与する方法は、シート
材表面に凹凸を付与できる方法であれば特に限定される
ものではなく、例えば、エンボス加工、コルゲート加
工、シャーリング加工、クレープ加工、梨地加工等を採
用することができる。また、山歯、はすば歯等の表面加
工ロールを使用して凹凸を付与することもできる。
(2)が被貼着体(W)に貼着される前に該両面粘着材
(2)から剥離されるセパレータ(先に剥離されるセパ
レータ)である。この第2セパレータ(5)の材質は、
特に限定されるものではなく、例えば、紙、プラスチッ
クフィルムから構成することができる。また、第2セパ
レータ(5)は、少なくとも両面粘着材(2)側に位置
する面に、凹凸処理がなされたものである。図1に示す
例においては、第2セパレータ(5)は、その両面側に
凹凸を有している。この凹凸を付与する方法は、シート
材表面に凹凸を付与できる方法であれば特に限定される
ものではなく、例えば、エンボス加工、コルゲート加
工、シャーリング加工、クレープ加工、梨地加工等を採
用することができる。また、山歯、はすば歯等の表面加
工ロールを使用して凹凸を付与することもできる。
【0016】次に、この積層シート巻回体(1)の作用
について説明する。積層シート巻回体(1)は積層シー
ト(3)を巻回してなるものであるが、この積層シート
(3)は、両面粘着材(2)の一方の粘着面に第1セパ
レータ(4)が貼着され、他方の粘着面に第2セパレー
タ(5)が貼着された構造である。第2セパレータ
(5)は、上記したように、少なくとも両面粘着材
(2)側に位置する面に凹凸処理がなされたものであ
る。従って、第2セパレータ(5)は、両面粘着材
(2)側に位置する凹凸の凸面頂部付近のみが両面粘着
材(2)に接触することになる。第2セパレータ(5)
は、両面粘着材(2)への接触面積が、第1セパレータ
(4)のそれに比べて著しく小さくなる。これにより、
第2セパレータ(5)の剥離力は微視的には第1セパレ
ータ(4)の剥離力と同じではあっても、接触面積に比
例して第2セパレータ(5)の剥離力は巨視的には第1
セパレータ(4)の剥離力より著しく弱くなり、第1セ
パレータ(4)の剥離力と第2セパレータ(5)の剥離
力に大きな差をつけることができる。このため、第2セ
パレータ(5)を両面粘着材(2)から剥離する際、両
面粘着材(2)は第2セパレータ(5)に貼着されたま
まついていくことがなく、第2セパレータ(5)を両面
粘着材(2)から確実に剥離することができる。
について説明する。積層シート巻回体(1)は積層シー
ト(3)を巻回してなるものであるが、この積層シート
(3)は、両面粘着材(2)の一方の粘着面に第1セパ
レータ(4)が貼着され、他方の粘着面に第2セパレー
タ(5)が貼着された構造である。第2セパレータ
(5)は、上記したように、少なくとも両面粘着材
(2)側に位置する面に凹凸処理がなされたものであ
る。従って、第2セパレータ(5)は、両面粘着材
(2)側に位置する凹凸の凸面頂部付近のみが両面粘着
材(2)に接触することになる。第2セパレータ(5)
は、両面粘着材(2)への接触面積が、第1セパレータ
(4)のそれに比べて著しく小さくなる。これにより、
第2セパレータ(5)の剥離力は微視的には第1セパレ
ータ(4)の剥離力と同じではあっても、接触面積に比
例して第2セパレータ(5)の剥離力は巨視的には第1
セパレータ(4)の剥離力より著しく弱くなり、第1セ
パレータ(4)の剥離力と第2セパレータ(5)の剥離
力に大きな差をつけることができる。このため、第2セ
パレータ(5)を両面粘着材(2)から剥離する際、両
面粘着材(2)は第2セパレータ(5)に貼着されたま
まついていくことがなく、第2セパレータ(5)を両面
粘着材(2)から確実に剥離することができる。
【0017】次に、この積層シート巻回体(1)の使用
方法を図3に基づいて説明する。この積層シート巻回体
(1)は、コンベア等によって連続的に搬送される複数
の被貼着体(W)に、順次、両面粘着材(2)を貼着し
ていくためのものである。図3に示す例においては、コ
ンベア(8)上に被貼着体(W)が連続的に供給され、
コンベア(8)は、これらの被貼着体(W)を一定間隔
で連続的に搬送している。上記した積層シート巻回体
(1)は、このコンベア(8)の流れ上流側に位置さ
れ、この積層シート巻回体(1)から、積層シート
(3)がコンベア(8)に向けて引き出される。引き出
された積層シート(3)は、コンベア(8)の上方かつ
搬送方向に伸びて位置される。
方法を図3に基づいて説明する。この積層シート巻回体
(1)は、コンベア等によって連続的に搬送される複数
の被貼着体(W)に、順次、両面粘着材(2)を貼着し
ていくためのものである。図3に示す例においては、コ
ンベア(8)上に被貼着体(W)が連続的に供給され、
コンベア(8)は、これらの被貼着体(W)を一定間隔
で連続的に搬送している。上記した積層シート巻回体
(1)は、このコンベア(8)の流れ上流側に位置さ
れ、この積層シート巻回体(1)から、積層シート
(3)がコンベア(8)に向けて引き出される。引き出
された積層シート(3)は、コンベア(8)の上方かつ
搬送方向に伸びて位置される。
【0018】このような装置構成において、まず、第2
セパレータ(5)がコンベア(8)の手前で下方へ剥離
される。上記したように、第2セパレータ(5)は、そ
の剥離力が第1セパレータ(4)の剥離力よりも著しく
弱くなるように製造されているので、積層シート巻回体
(1)の製造後において第1セパレータ(4)、第2セ
パレータ(5)の剥離力が多少変化したとしても、積層
シート巻回体(1)の使用時において、第2セパレータ
(5)の剥離力は第1セパレータ(4)の剥離力よりも
確実に弱い。従って、両面粘着材(2)が第2セパレー
タ(5)に貼着されたままついていくことはない。次い
で、第2セパレータ(5)の剥離によって露出した両面
粘着材(2)の一方の粘着面が、被貼着体(W)上に位
置し、該被貼着体(W)に所定の圧力で貼着される。被
貼着体(W)に両面粘着材(2)が貼着されると、第1
セパレータ(4)が上方へ剥離される。このとき、両面
粘着材(2)は被貼着体(W)にしっかりと貼着されて
いるので、両面粘着材(2)は、第1セパレータ(4)
に貼着されたままついていくことはない。これにより、
両面粘着材(2)は、その一方の粘着面が被貼着体
(W)に貼着され、他方の粘着面が外部に露出した状態
とされる。従って、この露出した粘着面に他の被貼着体
(図示せず)を圧接することにより、2種の被貼着体
(W)を両面粘着材(2)で貼り合わせることができ
る。
セパレータ(5)がコンベア(8)の手前で下方へ剥離
される。上記したように、第2セパレータ(5)は、そ
の剥離力が第1セパレータ(4)の剥離力よりも著しく
弱くなるように製造されているので、積層シート巻回体
(1)の製造後において第1セパレータ(4)、第2セ
パレータ(5)の剥離力が多少変化したとしても、積層
シート巻回体(1)の使用時において、第2セパレータ
(5)の剥離力は第1セパレータ(4)の剥離力よりも
確実に弱い。従って、両面粘着材(2)が第2セパレー
タ(5)に貼着されたままついていくことはない。次い
で、第2セパレータ(5)の剥離によって露出した両面
粘着材(2)の一方の粘着面が、被貼着体(W)上に位
置し、該被貼着体(W)に所定の圧力で貼着される。被
貼着体(W)に両面粘着材(2)が貼着されると、第1
セパレータ(4)が上方へ剥離される。このとき、両面
粘着材(2)は被貼着体(W)にしっかりと貼着されて
いるので、両面粘着材(2)は、第1セパレータ(4)
に貼着されたままついていくことはない。これにより、
両面粘着材(2)は、その一方の粘着面が被貼着体
(W)に貼着され、他方の粘着面が外部に露出した状態
とされる。従って、この露出した粘着面に他の被貼着体
(図示せず)を圧接することにより、2種の被貼着体
(W)を両面粘着材(2)で貼り合わせることができ
る。
【0019】本発明に係る積層シート巻回体(1)によ
れば、第2セパレータ(5)の両面粘着材(2)側に位
置する面に凹凸処理を施すことで、第2セパレータ
(5)は、その剥離力が第1セパレータ(4)の剥離力
よりも著しく弱くなるように製造される。従って、積層
シート巻回体(1)の製造時において第1セパレータ
(4)の両面粘着材(2)に対する剥離力、第2セパレ
ータ(5)の両面粘着材(2)に対する剥離力が不均一
であったり、また積層シート巻回体(1)の製造後にお
いてそれらの剥離力に多少変化が生じても、積層シート
巻回体(1)の使用時における第2セパレータ(5)の
剥離力を第1セパレータ(4)の剥離力よりも確実に弱
くすることができる。このため、第2セパレータ(5)
の両面粘着材(2)からの剥離を確実に行って、両面粘
着材(2)を被貼着体(W)へ確実に自動貼着すること
ができる。しかも、第2セパレータ(5)と第1セパレ
ータ(4)の材料素材を同じにすることができるから、
積層シート巻回体(1)の製造業者は、在庫品種を増や
さずに、しかも加工工程での条件、積層シート巻回体
(1)の保管状態や保管期間の長さに拘らず品質の安定
した積層シート巻回体(1)を得ることができる。
れば、第2セパレータ(5)の両面粘着材(2)側に位
置する面に凹凸処理を施すことで、第2セパレータ
(5)は、その剥離力が第1セパレータ(4)の剥離力
よりも著しく弱くなるように製造される。従って、積層
シート巻回体(1)の製造時において第1セパレータ
(4)の両面粘着材(2)に対する剥離力、第2セパレ
ータ(5)の両面粘着材(2)に対する剥離力が不均一
であったり、また積層シート巻回体(1)の製造後にお
いてそれらの剥離力に多少変化が生じても、積層シート
巻回体(1)の使用時における第2セパレータ(5)の
剥離力を第1セパレータ(4)の剥離力よりも確実に弱
くすることができる。このため、第2セパレータ(5)
の両面粘着材(2)からの剥離を確実に行って、両面粘
着材(2)を被貼着体(W)へ確実に自動貼着すること
ができる。しかも、第2セパレータ(5)と第1セパレ
ータ(4)の材料素材を同じにすることができるから、
積層シート巻回体(1)の製造業者は、在庫品種を増や
さずに、しかも加工工程での条件、積層シート巻回体
(1)の保管状態や保管期間の長さに拘らず品質の安定
した積層シート巻回体(1)を得ることができる。
【0020】次に、本発明に係る積層シート巻回体
(1)の製造方法について説明する。図4乃至図8はそ
れぞれ、本発明に係る積層シート巻回体(1)の製造方
法の一工程を示す断面図である。なお、上記積層シート
巻回体(1)の説明と重複する説明については省略す
る。本発明に係る積層シート巻回体(1)の製造方法に
おいては、まず、図4に示すように、第1セパレータ
(4)上に両面粘着材(2)を貼着し、この両面粘着材
(2)上にダミーセパレータ(9)を貼着する。ダミー
セパレータ(9)は、両面粘着材(2)を切刃(10)
(図5参照)にて打ち抜き加工する際に、両面粘着材
(2)が切刃(10)にくっつかないようにするための
ものである。このダミーセパレータ(9)の材質は、特
に限定されるものではなく、例えば、紙、プラスチック
シート等から構成することができる。なお、このダミー
セパレータ(9)は、積層シート巻回体(1)の製造過
程において両面粘着材(2)から剥離されるため、ダミ
ーセパレータ(9)の剥離力は、上記した第1セパレー
タ(4)の剥離力よりも弱く設定される必要がある。
(1)の製造方法について説明する。図4乃至図8はそ
れぞれ、本発明に係る積層シート巻回体(1)の製造方
法の一工程を示す断面図である。なお、上記積層シート
巻回体(1)の説明と重複する説明については省略す
る。本発明に係る積層シート巻回体(1)の製造方法に
おいては、まず、図4に示すように、第1セパレータ
(4)上に両面粘着材(2)を貼着し、この両面粘着材
(2)上にダミーセパレータ(9)を貼着する。ダミー
セパレータ(9)は、両面粘着材(2)を切刃(10)
(図5参照)にて打ち抜き加工する際に、両面粘着材
(2)が切刃(10)にくっつかないようにするための
ものである。このダミーセパレータ(9)の材質は、特
に限定されるものではなく、例えば、紙、プラスチック
シート等から構成することができる。なお、このダミー
セパレータ(9)は、積層シート巻回体(1)の製造過
程において両面粘着材(2)から剥離されるため、ダミ
ーセパレータ(9)の剥離力は、上記した第1セパレー
タ(4)の剥離力よりも弱く設定される必要がある。
【0021】次いで、図5に示すように、このダミーセ
パレータ(9)側から切刃(10)を押し当てて該ダミ
ーセパレータ(9)と両面粘着材(2)の双方を所望形
状に打ち抜き加工する。この打ち抜き加工における打ち
抜き形状は、特に限定されるものではないが、本実施形
態においては、図2に示すように、リング状の両面粘着
材(2)が第1セパレータ(4)上に残るように打ち抜
き加工される。この工程においては、ダミーセパレータ
(9)側から切刃(10)を押し当てて両面粘着材
(2)をカットするので、両面粘着材(2)の第1セパ
レータ(4)上に残るべき部分が切刃(10)にくっつ
くことがない。これにより、打ち抜き加工を終えて切刃
(10)を引き上げたときに、両面粘着材(2)の第1
セパレータ(4)上に残るべき部分が切刃(10)につ
いていくのを防止することができる。
パレータ(9)側から切刃(10)を押し当てて該ダミ
ーセパレータ(9)と両面粘着材(2)の双方を所望形
状に打ち抜き加工する。この打ち抜き加工における打ち
抜き形状は、特に限定されるものではないが、本実施形
態においては、図2に示すように、リング状の両面粘着
材(2)が第1セパレータ(4)上に残るように打ち抜
き加工される。この工程においては、ダミーセパレータ
(9)側から切刃(10)を押し当てて両面粘着材
(2)をカットするので、両面粘着材(2)の第1セパ
レータ(4)上に残るべき部分が切刃(10)にくっつ
くことがない。これにより、打ち抜き加工を終えて切刃
(10)を引き上げたときに、両面粘着材(2)の第1
セパレータ(4)上に残るべき部分が切刃(10)につ
いていくのを防止することができる。
【0022】次いで、図6に示すように、打ち抜き加工
されたダミーセパレータ(9)上に接着テープ(11)
を接着する。この接着テープ(11)は、ダミーセパレ
ータ(9)を剥離するためのものである。この接着テー
プ(11)の材質や粘着剤の種類は、特に限定されるも
のではなく、例えば、プラスチックからなるテープを使
用することができる。また、この接着テープ(11)
は、接着テープ(11)を持ち上げたときにダミーセパ
レータ(9)をしっかりと保持できる程度の粘着力を有
していればよい。
されたダミーセパレータ(9)上に接着テープ(11)
を接着する。この接着テープ(11)は、ダミーセパレ
ータ(9)を剥離するためのものである。この接着テー
プ(11)の材質や粘着剤の種類は、特に限定されるも
のではなく、例えば、プラスチックからなるテープを使
用することができる。また、この接着テープ(11)
は、接着テープ(11)を持ち上げたときにダミーセパ
レータ(9)をしっかりと保持できる程度の粘着力を有
していればよい。
【0023】次いで、図7に示すように、この接着テー
プ(11)を剥離することによりダミーセパレータ
(9)をも剥離する。接着テープ(11)は、上記した
ように、接着テープ(11)を持ち上げたときにダミー
セパレータ(9)をしっかりと保持できる程度の粘着力
を有しているから、接着テープ(11)を剥離すること
により、ダミーセパレータ(9)をも剥離することがで
きる。
プ(11)を剥離することによりダミーセパレータ
(9)をも剥離する。接着テープ(11)は、上記した
ように、接着テープ(11)を持ち上げたときにダミー
セパレータ(9)をしっかりと保持できる程度の粘着力
を有しているから、接着テープ(11)を剥離すること
により、ダミーセパレータ(9)をも剥離することがで
きる。
【0024】次いで、図8に示すように、ダミーセパレ
ータ(9)の剥離によって露出した両面粘着材(2)上
に、少なくとも両面粘着材(2)側に位置する面に凹凸
処理が施された第2セパレータ(5)を貼着して積層シ
ート(3)を形成する。第2セパレータ(5)は、少な
くとも両面粘着材(2)側に位置する面に凹凸処理が施
された構造であるから、上記したように、その剥離力を
第1セパレータ(4)の剥離力よりも著しく弱くするこ
とができる。
ータ(9)の剥離によって露出した両面粘着材(2)上
に、少なくとも両面粘着材(2)側に位置する面に凹凸
処理が施された第2セパレータ(5)を貼着して積層シ
ート(3)を形成する。第2セパレータ(5)は、少な
くとも両面粘着材(2)側に位置する面に凹凸処理が施
された構造であるから、上記したように、その剥離力を
第1セパレータ(4)の剥離力よりも著しく弱くするこ
とができる。
【0025】次いで、この積層シート(3)を巻回する
(図1参照)。積層シート(3)を巻回する際、第2セ
パレータ(5)を内側に位置させるか、あるいは外側に
位置させるかは特に問わないが、図1に示す例において
は、第2セパレータ(5)が内側に位置するように積層
シート(3)は巻回される。以上の工程を経て、積層シ
ート巻回体(1)は完成する。
(図1参照)。積層シート(3)を巻回する際、第2セ
パレータ(5)を内側に位置させるか、あるいは外側に
位置させるかは特に問わないが、図1に示す例において
は、第2セパレータ(5)が内側に位置するように積層
シート(3)は巻回される。以上の工程を経て、積層シ
ート巻回体(1)は完成する。
【0026】本発明に係る積層シート巻回体(1)の製
造方法によれば、ダミーセパレータ(9)側から切刃
(10)を押し当てて両面粘着材(2)をカットするの
で、両面粘着材(2)の第1セパレータ(4)上に残る
べき部分が切刃(10)にくっつくことがない。これに
より、打ち抜き加工を終えて切刃(10)を引き上げた
ときに、両面粘着材(2)の第1セパレータ(4)上に
残るべき部分が切刃(10)についていくのを防止する
ことができる。また、このダミーセパレータ(9)は、
接着テープ(11)を剥離することによって、両面粘着
材(2)から剥離することができる。なお、ダミーセパ
レータ(9)の剥離力は、第1セパレータ(4)の剥離
力よりも弱く設定される必要があるが、ダミーセパレー
タ(9)は積層シート巻回体(1)を製造する際に一時
的に使用される部材であるため、第1セパレータ(4)
や第2セパレータ(5)のように製造後に保管されて剥
離力が変化してしまうようなことがない。従って、ダミ
ーセパレータ(9)の剥離力は、第1セパレータ(4)
の剥離力よりも確実に弱いので、両面粘着材(2)がダ
ミーセパレータ(9)に貼着されたまま剥離されること
がなく、積層シート巻回体(1)の品質を常に安定させ
ることができる。
造方法によれば、ダミーセパレータ(9)側から切刃
(10)を押し当てて両面粘着材(2)をカットするの
で、両面粘着材(2)の第1セパレータ(4)上に残る
べき部分が切刃(10)にくっつくことがない。これに
より、打ち抜き加工を終えて切刃(10)を引き上げた
ときに、両面粘着材(2)の第1セパレータ(4)上に
残るべき部分が切刃(10)についていくのを防止する
ことができる。また、このダミーセパレータ(9)は、
接着テープ(11)を剥離することによって、両面粘着
材(2)から剥離することができる。なお、ダミーセパ
レータ(9)の剥離力は、第1セパレータ(4)の剥離
力よりも弱く設定される必要があるが、ダミーセパレー
タ(9)は積層シート巻回体(1)を製造する際に一時
的に使用される部材であるため、第1セパレータ(4)
や第2セパレータ(5)のように製造後に保管されて剥
離力が変化してしまうようなことがない。従って、ダミ
ーセパレータ(9)の剥離力は、第1セパレータ(4)
の剥離力よりも確実に弱いので、両面粘着材(2)がダ
ミーセパレータ(9)に貼着されたまま剥離されること
がなく、積層シート巻回体(1)の品質を常に安定させ
ることができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、両面粘着材が介
在された積層シートを巻回してなる、両面粘着材を被貼
着体に自動貼着するための積層シート巻回体であって、
前記積層シートは、第1セパレータと、この第1セパレ
ータ上に設けられた両面粘着材と、この両面粘着材上に
設けられた第2セパレータとを有してなり、前記第2セ
パレータは、少なくとも前記両面粘着材側に位置する面
に凹凸処理が施されてなることを特徴とする積層シート
巻回体であるから、以下の効果を奏する。すなわち、第
2セパレータの両面粘着材側に位置する面に凹凸処理を
施すことで、第2セパレータは、その剥離力が第1セパ
レータの剥離力よりも著しく弱くなるように製造され
る。従って、積層シート巻回体の製造時において第1セ
パレータの両面粘着材に対する剥離力、第2セパレータ
の両面粘着材に対する剥離力が不均一であったり、また
積層シート巻回体の製造後においてそれらの剥離力に多
少変化が生じても、積層シート巻回体の使用時において
第2セパレータの剥離力を第1セパレータの剥離力より
も確実に弱くすることができる。これにより、第2セパ
レータの両面粘着材からの剥離を確実に行って、両面粘
着材を被貼着体へ確実に自動貼着することができる。し
かも、第2セパレータと第1セパレータの材料素材を同
じにすることができるから、積層シート巻回体の製造業
者は、在庫品種を増やさずに、しかも加工工程での条
件、積層シート巻回体の保管状態や保管期間の長さに拘
らず品質の安定した積層シート巻回体を得ることができ
る。
在された積層シートを巻回してなる、両面粘着材を被貼
着体に自動貼着するための積層シート巻回体であって、
前記積層シートは、第1セパレータと、この第1セパレ
ータ上に設けられた両面粘着材と、この両面粘着材上に
設けられた第2セパレータとを有してなり、前記第2セ
パレータは、少なくとも前記両面粘着材側に位置する面
に凹凸処理が施されてなることを特徴とする積層シート
巻回体であるから、以下の効果を奏する。すなわち、第
2セパレータの両面粘着材側に位置する面に凹凸処理を
施すことで、第2セパレータは、その剥離力が第1セパ
レータの剥離力よりも著しく弱くなるように製造され
る。従って、積層シート巻回体の製造時において第1セ
パレータの両面粘着材に対する剥離力、第2セパレータ
の両面粘着材に対する剥離力が不均一であったり、また
積層シート巻回体の製造後においてそれらの剥離力に多
少変化が生じても、積層シート巻回体の使用時において
第2セパレータの剥離力を第1セパレータの剥離力より
も確実に弱くすることができる。これにより、第2セパ
レータの両面粘着材からの剥離を確実に行って、両面粘
着材を被貼着体へ確実に自動貼着することができる。し
かも、第2セパレータと第1セパレータの材料素材を同
じにすることができるから、積層シート巻回体の製造業
者は、在庫品種を増やさずに、しかも加工工程での条
件、積層シート巻回体の保管状態や保管期間の長さに拘
らず品質の安定した積層シート巻回体を得ることができ
る。
【0028】ここで、前記凹凸処理が、エンボス加工、
コルゲート加工、シャーリング加工、クレープ加工、梨
地加工のいずれかであれば、第2セパレータに確実に凹
凸を形成して、第2セパレータの剥離力を第1セパレー
タの剥離力よりも一層確実に弱くすることができる。
コルゲート加工、シャーリング加工、クレープ加工、梨
地加工のいずれかであれば、第2セパレータに確実に凹
凸を形成して、第2セパレータの剥離力を第1セパレー
タの剥離力よりも一層確実に弱くすることができる。
【0029】請求項3記載の本発明は、両面粘着材を被
貼着体に自動貼着するための積層シート巻回体の製造方
法であって、この製造方法は、第1セパレータ上に両面
粘着材を貼着し、この両面粘着材上にダミーセパレータ
を貼着する工程と、このダミーセパレータ側から切刃を
押し当てて該ダミーセパレータと両面粘着材の双方を所
望形状に打ち抜き加工する工程と、打ち抜き加工された
ダミーセパレータ上に接着テープを接着する工程と、こ
の接着テープを剥離することによりダミーセパレータを
も剥離する工程と、ダミーセパレータの剥離によって露
出した両面粘着材上に、少なくとも両面粘着材側に位置
する面に凹凸処理が施された第2セパレータを貼着して
積層シートを形成する工程と、この積層シートを巻回す
る工程とを有することを特徴とする積層シート巻回体の
製造方法であるから、以下の効果を奏する。すなわち、
ダミーセパレータ側から切刃を押し当てて両面粘着材を
カットするので、両面粘着材の第1セパレータ上に残る
べき部分が切刃にくっつくことがなく、これにより、打
ち抜き加工を終えて切刃を引き上げたときに、両面粘着
材の第1セパレータ上に残るべき部分が切刃についてい
くのを防止することができる。また、このダミーセパレ
ータは、接着テープを剥離することによって、両面粘着
材から剥離することができる。また、ダミーセパレータ
は積層シート巻回体を製造する際に一時的に使用される
部材であるため、第1セパレータや第2セパレータのよ
うに製造後に保管されて剥離力が変化してしまうような
ことがない。従って、ダミーセパレータの剥離力は、第
1セパレータの剥離力よりも確実に弱くなるので、両面
粘着材がダミーセパレータに貼着されたまま剥離される
ことがなく、積層シート巻回体の品質を常に安定させる
ことができる。
貼着体に自動貼着するための積層シート巻回体の製造方
法であって、この製造方法は、第1セパレータ上に両面
粘着材を貼着し、この両面粘着材上にダミーセパレータ
を貼着する工程と、このダミーセパレータ側から切刃を
押し当てて該ダミーセパレータと両面粘着材の双方を所
望形状に打ち抜き加工する工程と、打ち抜き加工された
ダミーセパレータ上に接着テープを接着する工程と、こ
の接着テープを剥離することによりダミーセパレータを
も剥離する工程と、ダミーセパレータの剥離によって露
出した両面粘着材上に、少なくとも両面粘着材側に位置
する面に凹凸処理が施された第2セパレータを貼着して
積層シートを形成する工程と、この積層シートを巻回す
る工程とを有することを特徴とする積層シート巻回体の
製造方法であるから、以下の効果を奏する。すなわち、
ダミーセパレータ側から切刃を押し当てて両面粘着材を
カットするので、両面粘着材の第1セパレータ上に残る
べき部分が切刃にくっつくことがなく、これにより、打
ち抜き加工を終えて切刃を引き上げたときに、両面粘着
材の第1セパレータ上に残るべき部分が切刃についてい
くのを防止することができる。また、このダミーセパレ
ータは、接着テープを剥離することによって、両面粘着
材から剥離することができる。また、ダミーセパレータ
は積層シート巻回体を製造する際に一時的に使用される
部材であるため、第1セパレータや第2セパレータのよ
うに製造後に保管されて剥離力が変化してしまうような
ことがない。従って、ダミーセパレータの剥離力は、第
1セパレータの剥離力よりも確実に弱くなるので、両面
粘着材がダミーセパレータに貼着されたまま剥離される
ことがなく、積層シート巻回体の品質を常に安定させる
ことができる。
【0030】ここで、前記凹凸処理が、エンボス加工、
コルゲート加工、シャーリング加工、クレープ加工、梨
地加工のいずれかであれば、第2セパレータに確実に凹
凸を形成して、第2セパレータの剥離力を第1セパレー
タの剥離力よりも一層確実に弱くすることができる。
コルゲート加工、シャーリング加工、クレープ加工、梨
地加工のいずれかであれば、第2セパレータに確実に凹
凸を形成して、第2セパレータの剥離力を第1セパレー
タの剥離力よりも一層確実に弱くすることができる。
【図1】本発明に係る積層シート巻回体を示す部分断面
正面図である。
正面図である。
【図2】図1に示す積層シート巻回体のA方向矢視図で
ある。
ある。
【図3】図1に示す積層シート巻回体の使用状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図4】本発明に係る積層シート巻回体の製造方法の一
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図5】本発明に係る積層シート巻回体の製造方法の一
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図6】本発明に係る積層シート巻回体の製造方法の一
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図7】本発明に係る積層シート巻回体の製造方法の一
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図8】本発明に係る積層シート巻回体の製造方法の一
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図9】従来の積層シート巻回体を示す部分断面正面図
である。
である。
1・・・・・積層シート巻回体 2・・・・・両面粘着材 3・・・・・積層シート 4・・・・・第1セパレータ 5・・・・・第2セパレータ 9・・・・・ダミーセパレータ 10・・・・・切刃 11・・・・・接着テープ
Claims (4)
- 【請求項1】 両面粘着材が介在された積層シートを巻
回してなる、両面粘着材を被貼着体に自動貼着するため
の積層シート巻回体であって、前記積層シートは、第1
セパレータと、この第1セパレータ上に設けられた両面
粘着材と、この両面粘着材上に設けられた第2セパレー
タとを有してなり、 前記第2セパレータは、少なくとも前記両面粘着材側に
位置する面に凹凸処理が施されてなることを特徴とする
積層シート巻回体。 - 【請求項2】 前記凹凸処理は、エンボス加工、コルゲ
ート加工、シャーリング加工、クレープ加工、梨地加工
のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の積
層シート巻回体。 - 【請求項3】 両面粘着材を被貼着体に自動貼着するた
めの積層シート巻回体の製造方法であって、この製造方
法は、第1セパレータ上に両面粘着材を貼着し、この両
面粘着材上にダミーセパレータを貼着する工程と、この
ダミーセパレータ側から切刃を押し当てて該ダミーセパ
レータと両面粘着材の双方を所望形状に打ち抜き加工す
る工程と、打ち抜き加工されたダミーセパレータ上に接
着テープを接着する工程と、この接着テープを剥離する
ことによりダミーセパレータをも剥離する工程と、ダミ
ーセパレータの剥離によって露出した両面粘着材上に、
少なくとも両面粘着材側に位置する面に凹凸処理が施さ
れた第2セパレータを貼着して積層シートを形成する工
程と、この積層シートを巻回する工程とを有することを
特徴とする積層シート巻回体の製造方法。 - 【請求項4】 前記凹凸処理は、エンボス加工、コルゲ
ート加工、シャーリング加工、クレープ加工、梨地加工
のいずれかであることを特徴とする請求項3に記載の積
層シート巻回体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016301A JP2000212519A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 両面粘着材を被貼着体に自動貼着するための積層シ―ト巻回体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016301A JP2000212519A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 両面粘着材を被貼着体に自動貼着するための積層シ―ト巻回体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000212519A true JP2000212519A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11912730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11016301A Pending JP2000212519A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 両面粘着材を被貼着体に自動貼着するための積層シ―ト巻回体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000212519A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003013013A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-15 | Mikata:Kk | 両面粘着部材保持構造体 |
| JP2008024814A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Kyoei Denki Kk | 積層粘着シート間介在用フィルム、及びそれを用いた粘着シート・フィルム複合体 |
| JP2014028907A (ja) * | 2011-09-16 | 2014-02-13 | Hitachi Chemical Co Ltd | 粘着フィルム及び粘着フィルムの製造方法 |
| JP2022530008A (ja) * | 2019-04-22 | 2022-06-27 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 構造化接着剤及び構造化ライナーを有するフィルム、及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP11016301A patent/JP2000212519A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003013013A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-15 | Mikata:Kk | 両面粘着部材保持構造体 |
| JP2008024814A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Kyoei Denki Kk | 積層粘着シート間介在用フィルム、及びそれを用いた粘着シート・フィルム複合体 |
| JP2014028907A (ja) * | 2011-09-16 | 2014-02-13 | Hitachi Chemical Co Ltd | 粘着フィルム及び粘着フィルムの製造方法 |
| JP2022530008A (ja) * | 2019-04-22 | 2022-06-27 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 構造化接着剤及び構造化ライナーを有するフィルム、及びその製造方法 |
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