JP2000212662A - 耐酸性腐食性に優れた黄銅材及び黄銅管材、黄銅製品 - Google Patents

耐酸性腐食性に優れた黄銅材及び黄銅管材、黄銅製品

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JP2000212662A
JP2000212662A JP36130698A JP36130698A JP2000212662A JP 2000212662 A JP2000212662 A JP 2000212662A JP 36130698 A JP36130698 A JP 36130698A JP 36130698 A JP36130698 A JP 36130698A JP 2000212662 A JP2000212662 A JP 2000212662A
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Nobuyuki Ashie
伸之 芦江
Ryuji Matsubara
隆二 松原
Kiyokazu Hisatsuka
清和 久塚
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、耐酸性腐食性に優れた黄銅材及び黄
銅管材、黄銅製品を提供することを目的とする。 【解決手段】Snの含有量が0.5〜1.5wt%であ
って、α相の平均結晶粒径が20μm以下である結晶組
織を有する黄銅材を用いることによって、耐酸性腐食性
に優れた特性を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐酸性腐食性およ
び切削性、耐酸性Pb溶出性に優れた黄銅材および黄銅
管材、黄銅製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、台所等で用いられる黄銅製酸性水
吐水装置等では、酸性水による腐食の問題があった。ま
た、黄銅にPbを含有するものでは、Pbが溶出し、更
なる改善が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐酸性腐食
性および切削性、耐酸性Pb溶出性に優れた黄銅材およ
び黄銅管材、黄銅製品を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明では、Snの含有量が0.5〜7wt%であって、
α相の平均結晶粒径が20μm以下である結晶組織を有
する黄銅材(棒材、管材ともに含む)を用いることによ
って、耐酸性腐食性に優れた特性を得ることができる。
【0005】これは、Sn添加により腐食が起きにくく
なるとともに、平均結晶粒径が小さいために腐食箇所が
分散し局所的な腐食が起きにくいからだと考えられる。
【0006】また、β相の面積比率が3〜30%、β相
中のSn濃度が1.5wt%以上の結晶組織、またはγ
相の面積比率が3〜30%、γ相中のSn濃度が8wt
%以上の結晶組織を有する場合も、耐酸性腐食性に優れ
た特性を得ることができる。
【0007】すなわち、耐酸性腐食性向上には単にSn
添加量を増加するだけでなく、結晶中のSn濃度を高め
ることが効果的と考えられており、そのために、α相よ
りも結晶中のSn濃度を高くできるβ、γ相を適宜析出
させ、これらの相中のSn濃度を高めているのである。
【0008】尚、このようにβ相、γ相を適宜析出させ
たものにおいて、上記のようにα相の平均結晶粒径を2
0μm以下にすれば、高Sn濃度のβ、γ相が適宜分散
し、耐酸性腐食効果を高められるのである。また、β、
γ相をともに3〜30%析出させても構わない。
【0009】尚、以上のような黄銅材は、使用時に酸性
液と接触してなる黄銅製品の酸性液と接する部分(酸性
液用流路構成部材等)に用いることが好適である。
【0010】本発明の別な側面では、見掛け上のZn含
有量が35.5〜39.5wt%で、Snの含有量が
0.5〜7wt%である黄銅管材を用いることによっ
て、耐酸性腐食性に優れた特性を得ることができる。
【0011】すなわち、従来の管材は、冷間引き抜き加
工を行う都合上、見掛け上のZn含有量が低くα単相が
一般的であったが、上記したようにα相中のSn濃度は
高濃度にできないため、耐酸性腐食性の向上には限界が
あった。
【0012】そこで、本発明では、見掛け上のZn含有
量を上記範囲にすることにより、β、γ相が析出しやす
くなって高Sn濃度のβ、γ相の析出が可能となるので
ある。
【0013】ここで、「見かけ上のZn含有量」という
用語は、AをCu含有量〔wt%〕、BをZn含有量
〔wt%〕、tを添加した第3元素(例えばSn)のZ
n当量、Qをその第3元素の含有量〔wt%〕としたと
き、「{(B+t・Q)/(A+B+t・Q)}×10
0」の意味で用いる。
【0014】尚、以上のような黄銅材は、使用時に酸性
液と接触してなる黄銅製品の酸性液と接する部分(酸性
液用配管等)に用いることが好適である。
【0015】さらに別の側面として、Pbの含有量が
0.4〜4.0wt%の黄銅材において、Snの含有量
を0.5〜7wt%にすると耐酸性Pb溶出性が向上す
ることは従来より知られていたが、従来のものは略α単
相であったため、切削性に劣っていた。
【0016】そこで本発明では、Pbの含有量が0.4
〜4.0wt%の黄銅材において、β相の面積比率を3
〜30%にして切削性を向上させるとともに、Snの含
有量を0.5〜7wt%、β相中のSn濃度を1.5w
t%以上にして耐酸性Pb溶出性を向上させているので
ある。
【0017】また、Pbの含有量が0.4〜4.0wt
%の黄銅材において、γ相の面積比率を3〜30%にし
て切削性を向上させるとともに、Snの含有量を0.5
〜7wt%、γ相中のSn濃度を8wt%以上にして耐
酸性Pb溶出性を向上させているのである。また、Pb
だけでなく、Cu、Zn、Ni、Fe、Pについても上
記と同様に耐酸性溶出性が向上するものである。
【0018】尚、以上のような黄銅材は、使用時に酸性
液と接触してなる黄銅製品の酸性液と接する部分(酸性
液用流路構成部材等)に用いることが好適である。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明に従う黄銅製品の使
用状態を示す実施形態であり、水処理装置1が流し3を
備えた台所カウンター5上に載置して使用するようにな
っている。図示した使用例では、流しにはシングルレバ
ー型の湯水混合栓9が設置してあり、この湯水混合栓9
には給湯パイプ11を介して給湯器(図示せず)からの
湯が供給され、水道管(図示せず)に接続された給水パ
イプ13から上水が供給されるようになっている。
【0020】湯水混合栓9のスパウト15には切り替え
弁機構を内蔵した蛇口アダプタ17が取付けてあり、こ
のアダプタ17は上水供給ホース19と処理水吐出ホー
ス21とにより水処理装置1に接続されている。
【0021】アダプタ17のハンドル23を所定位置に
回すと、水栓9からの上水は上水供給ホース19により
水処理装置1に送られ、処理された水は吐出ホース21
からアダプタ17へ送り返され、その出口25から吐出
される。
【0022】ハンドル23を他の位置に回すと、水栓9
からの未処理の上水(又は湯水混合水)は水処理装置1
を経由することなくアダプタ17の出口25からそのま
ま吐出される。
【0023】水処理装置1には更に捨て水ホース27が
接続されており、水処理装置内で生じた不要な水や熱水
や水蒸気を流し3に排出させるようになっている。
【0024】この水処理装置1は、電気コード29を介
して商用電源に接続することによってその機能を働か
せ、水道水に浮遊する赤錆や微生物などの粒子成分を予
めフィルターの濾過作用により除去し、次に、水道水中
に溶存する残留塩素やトリハロメタンや臭気物質のよう
な有害な或いは不本意な物質を、活性炭の吸着作用によ
り除去し、浄化された浄水を使用者の要求に応じて更に
電気分解して酸性水やアルカリ性水を生成するようにな
っている。
【0025】以上のように、アダプタ17の内部には、
水処理装置1から送られてきた処理水が通過する流路
(図示せず)が形成されているが、本実施形態では流路
を黄銅材により形成しているため、酸性水やアルカリ性
水に対する腐食性を考慮する必要がある。また、本実施
形態では黄銅がPbを含有しているため、耐酸性、耐ア
ルカリ性Pb溶出性を考慮する必要がある。
【0026】そこで本実施形態では、アダプタ17の内
部流路(図示せず)を、図2に示す実施例1〜3の何れ
かの黄銅材料により構成し、処理水吐出ホース21の一
部を構成する金属部分(図示せず)を、図2に示す実施
例4の黄銅管材により構成している。
【0027】尚、図2中の「見掛け上のZn(含有)
量」という用語は、AをCu含有量〔wt%〕、BをZ
n含有量〔wt%〕、tを添加した第3元素(例えばS
n)のZn当量、Qをその第3元素の含有量〔wt%〕
としたとき、「{(B+t・Q)/(A+B+t・
Q)}×100」の意味で用いる。また、図2における
実施例1〜4、比較材1、2の組成範囲は図3に示す通
りである。
【0028】ここで、図4における耐酸性水・アルカリ
水腐食性試験は、イオン水整水器より作成したpH3,
6,9,11の水に、試料を1,3,6ヶ月間浸漬して
行った。評価はpH3では最大腐食深さが1ヶ月は20
μm以下、3ヶ月は60μm以下、6ヶ月は200μm
以下を○とし、pH6では最大腐食深さが1ヶ月は20
μm以下、3ヶ月は60μm以下、6ヶ月は100μm
以下を○とし、それ以上を×とした。なお、pH9,1
1ではいずれの試料も10μm以下の腐食であったの
で、○とした。
【0029】続いて耐食性(耐脱亜鉛腐食性)は、日本
伸銅協会技術標準(JBMA T−303)による脱亜
鉛腐食試験で最大脱亜鉛深さが、加工方向と平行な場合
は100μm以下を○、加工方向と直角な場合は70μ
m以下を○とし、これらの基準に満たないものを×とし
た。
【0030】さらに切削性は、快削黄銅棒(JIS C
3604)を基準とした切削抵抗指数が棒材の場合、8
0未満を×、80以上を○とし、管材の場合、50未満
を×、50以上を○とした。
【0031】この切削抵抗指数について図12を用いて
詳説すると、切削試験では、旋盤で丸棒状の試料51の
周面を100〔m/min〕と400〔m/min〕の
2つの異なる速度で切削しつつ、主分力Fvを測定し
た。切削抵抗指数は、主分力に対する切削性が最も良い
といわれる快削黄銅棒(日本工業規格JIS C−36
04)の主分力の百分率である。(切削速度毎の切削抵
抗指数を平均した。)
【0032】また図5に示す耐酸性水・アルカリ水 鉛
溶出試験は、イオン水整水器より作成したpH3,6,
9,11の水に、1,3,6ヶ月間浸漬した試料を再度
各pHの水200mlに24時間浸漬した後、溶出した
鉛量を測定した。評価はpH3では溶出量30μg/c
2以下を○、pH6,9,11では1μg/cm2以下
を○とし、それ以上を×とした。さらに他の金属の溶出
試験も、耐酸性水・アルカリ水 鉛溶出試験と同様に実
施した(図6〜11参照)。評価は、銅の場合pH3で
は溶出量1000μg/cm2以下を○、pH6,9,
11では50μg/cm2以下を○とし、それ以上を×
とした。亜鉛の場合pH3では溶出量550μg/cm
2以下を○、pH6,9,11では50μg/cm2以下
を○とし、それ以上を×とした。錫の場合pH3,6,
9,11何れも、溶出量0.3μg/cm2以下を○と
し、それ以上を×とした。ニッケル、鉄、リンの場合は
pH3,6,9,11何れも、溶出量1μg/cm2
下を○とし、それ以上を×とした。
【0033】図4〜11からわかるように、実施例1〜
4は上記全ての特性を満たすが、比較例1はSnの添加
量が大きいため耐脱亜鉛腐食性、耐酸性水鉛溶出性等は
良好であるものの、β相の面積比率が小さいため切削性
に劣り、β相中のSn濃度が低く、平均結晶粒径が大き
くβ相が分散していないため耐酸性水腐食性に劣ってい
る。また比較例2は切削性の良いβ相を有するため切削
性は良好であるものの、その他の特性では劣っている。
これは、Sn添加量が低いため腐食(耐酸性腐食、耐脱
亜鉛腐食共)や鉛溶出等を起こしやすく、かつ平均結晶
粒径が大きいため局所的な腐食が起こりやすいからだと
考えられる。
【0034】ここで、実施例1、3のような結晶組織
は、見掛け上のZn含有量を37〜46wt%、Snの
含有量が0.5〜7%の組成範囲で、鍛造後(鍛造を行
わない場合は棒材の押し出し成形後)の冷却速度を制御
することで調整できる。また、β、γ相中のSn濃度
も、冷却速度を制御することにより調整できる。
【0035】また、実施例2のような結晶組織は、実施
例1、3と同様の組成範囲で、α、γ変態温度域でβ相
をなくすための焼鈍を行うことで調整できる。尚、実施
例2の切削性が良いのは、α、γ相の粒界の硬度差によ
る。
【0036】さらに、実施例4のような結晶組織は、見
掛け上のZn含有量が35.5〜39.5wt%で、S
nの含有量が0.5〜7wt%の組成範囲で、一旦α単
相にして冷間引き抜きを行い、その後α、β変態温度域
またはβ変態温度域でβ相を増やすための焼鈍を行うこ
とで調整できる。尚、実施例4の見掛け上のZn含有量
が実施例1〜3に比べて低いのは、冷間引き抜き前にα
単相に変態しやすくするためである。
【0037】続いて、図4には示していないが、実施例
1〜4は以下の耐SCC性、耐エロージョン腐食性を満
たしている。
【0038】[耐SCC性]円筒形試料を14%アンモ
ニア水溶液上のアンモニア雰囲気中に荷重を加えながら
24時間暴露したとき、試料が割れない最大応力が18
0N/mm2以上の特性。
【0039】この耐SCC性試験は、図13に示すよう
に、ガラスデジケータ52内で円筒状の試料53に垂直
に荷重を加えた状態で、NH3蒸気雰囲気中に24時間
暴露した後、割れの発生を調査した。
【0040】図14は、その耐エロージョン腐食性試験
の方法を示している。耐エロージョン腐食性試験では、
図14に示すように、オリフィス54を内部に有する円
筒状試料55を用い、そのオリフィス54に水を流速4
0m/secで所定時間流した後、4.9×105Pa
(5Kg/cm2)の水圧下でオリフィス54をシール
するのに要する樹脂栓56への締めつけトルクを測定し
た。
【0041】図14の試験の結果は図15に示す通りで
あり、実施例1〜4は比較例1〜3よりも良好な特性を
得た。
【0042】また、実施例1〜3の組成、結晶組織によ
れば、鍛造時には、[熱間での結晶組織1]480〜6
50℃で、β相比率が30〜80%、平均結晶粒径が1
5μm以下の結晶組織が得られ、0.00083/se
cの歪み速度で160%の歪みを与えて破損の無いこ
と、0.0083/secの歪み速度で50%の歪みを
与えて破損の無いこと、0.083/secの歪み速度
で30%の歪みを与えて破損の無いこと、の少なくとも
一つを満たす延性が実現できる。
【0043】これにより、650℃以下の温度で鍛造し
ても十分な伸びが確保できて、700℃以上の高温鍛造
時に生じる脱亜鉛や酸化被膜付着が抑えられて、鍛造後
の研磨工程が削減できる。
【0044】さらに、実施例1、3はSnの添加量が大
きいため、[熱間での結晶組織2]300〜550℃
で、α相の比率が44〜65%、β相の比率が10〜5
5%、γ相の比率が1〜25%、平均結晶粒径15μm
以下の結晶組織を有し、0.00083/secの歪み
速度で50%の歪みを与えて破損の無いこと、0.00
83/secの歪み速度で25%の歪みを与えて破損の
無いこと、0.083/secの歪み速度で30%の歪
みを与えて破損の無いこと、の少なくとも一つを満たす
延性が実現できる。
【0045】これにより、550℃以下の温度で鍛造し
ても高い延性が得られるため、脱亜鉛や酸化被膜付着を
さらに低減できるのである。
【0046】これらの特性についての試験片の形状、寸
法(標点間距離12mm、外径φ2.5mm)を図16
に、試験条件を図17に示す。使用した引っ張り試験機
は機械式を用い、加熱は電気ヒータで、雰囲気は大気中
とした。
【0047】図18は温度と伸びの関係を示しており、
450℃において熱間での結晶組織2が従来例に比べて
高い伸びを示していることがわかる。ここで、従来例に
は、450℃で、α+β、β<25%、平均粒径>15
μmの結晶構造のものを用いた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う黄銅製品の使用状態を示す実施形
【図2】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、2
の組成、結晶組織対比表
【図3】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、2
の組成範囲対比表
【図4】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、2
の各種特性対比表
【図5】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、2
のPb溶出性対比表
【図6】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、2
のCu溶出性対比表
【図7】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、2
のZn溶出性対比表
【図8】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、2
のSn溶出性対比表
【図9】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、2
のNi溶出性対比表
【図10】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、
2のFe溶出性対比表
【図11】同実施形態に係る実施例1〜4と比較例1、
2のP溶出性対比表
【図12】同実施形態の切削試験の説明図
【図13】同実施形態の耐応力腐食割れ性(耐SCC
性)試験の説明図
【図14】同実施形態の耐エロージョン腐食性試験の説
明図
【図15】同実施形態の耐エロージョン腐食性試験結果
【図16】同実施形態の高温引張り試験片形状
【図17】同実施形態の高温引張り試験条件
【図18】同実施形態と従来例の高温引張り試験結果
(温度と延びの関係)
【符号の説明】
1…水処理装置、3…流し、5…台所カウンター、9…
湯水混合栓、11…給湯パイプ、13…給水パイプ、1
5…スパウト、17…蛇口アダプタ、19…上水供給ホ
ース、21…処理水吐出ホース、23…ハンドル、25
…出口、27…捨て水ホース、29…電気コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D060 BA05 BB01 BC12 BC30 BD01 CD02 CD09

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Snの含有量が0.5〜7wt%であ
    って、α相の平均結晶粒径が20μm以下である結晶組
    織を有してなる耐酸性腐食性に優れた黄銅材。
  2. 【請求項2】 Snの含有量が0.5〜7wt%であ
    って、β相の面積比率が3〜30%、β相中のSn濃度
    が1.5wt%以上である結晶組織を有してなる耐酸性
    腐食性に優れた黄銅材。
  3. 【請求項3】 Snの含有量が0.5〜7wt%であ
    って、γ相の面積比率が3〜30%、γ相中のSn濃度
    が8wt%以上である結晶組織を有してなる耐酸性腐食
    性に優れた黄銅材。
  4. 【請求項4】 使用時に酸性液と接触してなる黄銅製
    品であって、酸性液に接する部分が、請求項1〜3の何
    れか記載の耐酸性腐食性に優れた黄銅材により構成され
    てなる黄銅製品。
  5. 【請求項5】 酸性液用流路構成部材である請求項4
    記載の黄銅製品。
  6. 【請求項6】 見掛け上のZn含有量が35.5〜3
    9.5wt%で、Snの含有量が0.5〜7wt%であ
    る耐酸性腐食性に優れた黄銅管材。
  7. 【請求項7】 使用時に酸性液と接触してなる黄銅製
    品であって、酸性液に接する部分が、請求項6記載の耐
    酸性腐食性に優れた黄銅管材により構成されてなる黄銅
    製品。
  8. 【請求項8】 Snの含有量が0.5〜7wt%であ
    って、β相の面積比率が3〜30%、β相中のSn濃度
    が1.5wt%以上である結晶組織を有してなる切削
    性、耐酸性金属溶出性に優れた黄銅材。
  9. 【請求項9】 Snの含有量が0.5〜7wt%であ
    って、γ相の面積比率が3〜30%、γ相中のSn濃度
    が8wt%以上である結晶組織を有してなる切削性、耐
    酸性金属溶出性に優れた黄銅材。
  10. 【請求項10】 耐酸性Cu溶出性に優れてなる請求
    項8または9記載の切削性、耐酸性金属溶出性に優れた
    黄銅材。
  11. 【請求項11】 耐酸性Zn溶出性に優れてなる請求
    項8または9記載の切削性、耐酸性金属溶出性に優れた
    黄銅材。
  12. 【請求項12】 耐酸性Sn溶出性に優れてなる請求
    項8または9記載の切削性、耐酸性金属溶出性に優れた
    黄銅材。
  13. 【請求項13】 Pbの含有量が0.4〜4.0wt
    %であり、耐酸性Pb溶出性に優れてなる請求項8また
    は9記載の切削性、耐酸性金属溶出性に優れた黄銅材。
  14. 【請求項14】 Niを0.12wt%以下含有し、
    耐酸性Ni溶出性に優れてなる請求項8または9記載の
    切削性、耐酸性金属溶出性に優れた黄銅材。
  15. 【請求項15】 Feを0.3wt%以下含有し、耐
    酸性Fe溶出性に優れてなる請求項8または9記載の切
    削性、耐酸性金属溶出性に優れた黄銅材。
  16. 【請求項16】 Pを0.12wt%以下含有し、耐
    酸性P溶出性に優れてなる請求項8または9記載の切削
    性、耐酸性金属溶出性に優れた黄銅材。
  17. 【請求項17】 使用時に酸性液と接触してなる黄銅
    製品であって、酸性液に接する部分が、請求項8〜16
    の何れか記載の切削性、耐酸性金属溶出性に優れた黄銅
    材により構成されてなる黄銅製品。
  18. 【請求項18】 酸性液用配管である請求項17記載
    の黄銅製品。
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JP (1) JP2000212662A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003247035A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Dowa Mining Co Ltd 耐応力腐食割れ性および耐脱亜鉛性に優れた銅合金およびその製造方法
EP1489194A1 (fr) * 2003-06-17 2004-12-22 Trefimetaux Procédé de fabrication de demi-produits en alliages CuZnPbSn destinés au matriçage à chaud

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FR2856411A1 (fr) * 2003-06-17 2004-12-24 Trefimetaux ALLIAGES CuZnPbSn DESTINES AU MATRICAGE A CHAUD

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