JP2000212986A - バックホ―のブ―ム構造 - Google Patents

バックホ―のブ―ム構造

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JP2000212986A
JP2000212986A JP11011980A JP1198099A JP2000212986A JP 2000212986 A JP2000212986 A JP 2000212986A JP 11011980 A JP11011980 A JP 11011980A JP 1198099 A JP1198099 A JP 1198099A JP 2000212986 A JP2000212986 A JP 2000212986A
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JP
Japan
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arm
pin
boom
tip
cylinder
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JP11011980A
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English (en)
Inventor
Kenji Okabe
謙司 岡部
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OKABE TEKKOSHO KK
Original Assignee
OKABE TEKKOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームとバケットとの接続等に用いるピンの
挿通孔の位置が多少ずれていても、ピンを挿通孔に容易
に挿通することができ、また、挿通孔からピンを容易に
引き抜くことができ、作業性を向上させること。 【解決手段】 本発明では、基端側アーム(13)の内部に
先端側アーム(14)を摺動自在に収納してバックホー(1)
のブーム(3) を伸縮自在に構成し、基端側アーム(13)に
先端側アーム(14)を両アーム(13,14) を貫通する固定ピ
ン(33)で固定し、しかも、固定ピン(33)は、同固定ピン
(33)の基端部から先端部へ向けて縮径したテーパー状に
形成することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホーのブー
ム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、土木作業で用いられているバック
ホーとしては、走行車体の前端部にブームの基端部を上
下回動自在に配設し、ブームの先端部にバケットを上下
回動自在に配設し、同バケットとブームの中途部との間
に、バケットを上下回動させるためのシリンダーを架設
したものが知られている。
【0003】かかるバックホーのブームにおいては、ブ
ームの先端部にバケットを、ブームの先端部とバケット
とを貫通する円柱状の連結ピンで回動自在に連結してい
た。
【0004】また、ブームの中途部とシリンダの基端部
や、バケットとシリンダーの先端部にも、上記と同様の
円柱状の枢軸ピンが使用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
バックホーのブームにあっては、円柱状のピンを用いて
各部を連結していたため、例えばバケット交換時等にピ
ンを取り外したり挿入する際に、ブームの先端部に穿設
した貫通孔とバケットのブラケットに穿設した貫通孔と
がわずかにずれているだけでピンを引き抜いたり挿入す
ることができず、ピンの挿入や引き抜きに多大な労力と
時間を要し、作業性がよくなかった。
【0006】また、地面をより深く掘削できるようにす
るために、ブームの先端部分を、基端側アームの内部に
先端側アームを摺動自在に収納して伸縮自在に構成した
ものが知られているが、コストの低減を図るために基端
側アームと先端側アームとを両アームを貫通する固定ピ
ンで固定する場合にも、従来のように円柱状の固定ピン
を用いると、上記したと同様に、固定ピンの挿抜に多大
な労力と時間とを要してしまうといった不具合が生じる
おそれがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の本発明では、基端側アームの内部に先端側アームを摺
動自在に収納してバックホーのブームを伸縮自在に構成
し、基端側アームに先端側アームを両アームを貫通する
固定ピンで固定し、しかも、固定ピンは、同固定ピンの
基端部から先端部へ向けて縮径したテーパー状に形成す
ることとした。
【0008】また、請求項2に記載の本発明では、ブー
ムの先端部にバケットをブームの先端部とバケットとを
貫通する連結ピンで回動自在に連結し、連結ピンは、同
連結ピンの基端部から先端部へ向けて縮径したテーパー
状に形成することとした。
【0009】また、請求項3に記載の本発明では、ブー
ムの先端部にバケットを回動自在に配設する一方、ブー
ムの中途部にシリンダー支持体を配設し、同シリンダー
支持体にシリンダーの基端部をシリンダー支持体とシリ
ンダーの基端部とを貫通する枢軸ピンで回動自在に連結
するとともに、シリンダーの先端部にバケットをシリン
ダーの先端部とバケットとを貫通する枢軸ピンで回動自
在に連結し、しかも、少なくともいずれか一方の枢軸ピ
ンは、同枢軸ピンの基端部から先端部へ向けて縮径した
テーパー状に形成することとした。
【0010】また、請求項4に記載の本発明では、基端
側アームの内部に先端側アームを摺動自在に収納してバ
ックホーのブームを伸縮自在に構成し、先端側アームの
先端部にバケットを回動自在に配設する一方、基端側ア
ームにシリンダー支持体を基端側アームに沿って摺動自
在に配設するとともに、シリンダー支持体と先端側アー
ムとの間に連結桿を架設し、シリンダー支持体にシリン
ダーの基端部と連結桿とをシリンダー支持体とシリンダ
ーの基端部と連結桿の基端部とを貫通する枢軸ピンで回
動自在に連結し、しかも、枢軸ピンは、同枢軸ピンの基
端部から先端部へ向けて縮径したテーパー状に形成する
こととした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るバックホーのブーム
構造は、基端側アームの内部に先端側アームを摺動自在
に収納してバックホーのブームを伸縮自在に構成し、基
端側アームに先端側アームを両アームを貫通する固定ピ
ンで固定し、しかも、固定ピンは、同固定ピンの基端部
から先端部へ向けて縮径したテーパー状に形成したもの
である。
【0012】そのため、基端側アームに形成した固定ピ
ンの挿通孔と先端側アームに設けた固定ピンの挿通孔の
位置が多少ずれていても、固定ピンを両挿通孔に容易に
挿通することができ、また、両挿通孔から固定ピンを容
易に引き抜くことができ、従って、伸縮自在に形成した
ブームの伸縮に要する時間や労力を軽減することができ
るものである。
【0013】また、本発明に係るバックホーのブーム構
造は、ブームとバケットとの連結部分に用いる連結ピン
や、バケットとシリンダーとの枢着部分に用いる枢軸ピ
ンも、上記と同様に、基端部から先端部へ向けて縮径し
たテーパー状に形成している。
【0014】そのため、各ピンの挿通孔の位置が多少ず
れていても、ピンを挿通孔に容易に挿通することがで
き、また、挿通孔からピンを容易に引き抜くことがで
き、作業性を向上させることができるものである。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0016】図1は、本発明に係るバックホー1を示し
た図であり、バックホー1は、走行車体2の前端部にブ
ーム3を上下回動自在に配設し、同ブーム3の先端部に
バケット4を上下回動自在に配設している。
【0017】そして、ブーム3とバケット4とを回動操
作することによって、地面5を掘削することができるも
のである。
【0018】ブーム3は、支持アーム6と回動アーム7
とから構成し、走行車体2の前端部に支持ブラケット8
を取付け、同支持ブラケット8に平面視でへ字状の支持
アーム6の基端部を上下回動自在に枢着し、同支持アー
ム6の先端部に回動アーム7の基端部を上下回動自在に
枢着している。図中、9は支持アーム6を上下回動させ
るための支持アーム回動用シリンダー、10は回動アーム
7を上下回動させるための回動アーム回動用シリンダ
ー、11,12 はシリンダーロッドである。
【0019】回動アーム7は、図2〜図4に示すよう
に、支持アーム6の先端部に回動自在に枢着した中空状
の矩形断面を有する基端側アーム13と、同基端側アーム
13の中空部に基端側アーム13の内側面に沿って摺動自在
に収納した先端側アーム14とから伸縮自在に構成してい
る。尚、図2は、基端側アーム13の内部に先端側アーム
14を収容して回動アーム7を短縮させた状態を示し、図
3は、基端側アーム13の内部から先端側アーム14を引き
出して回動アーム7を伸張させた状態を示している。
【0020】基端側アーム13は、左右一対の側部壁15,1
6 と、同左・右側部壁15,16 の上下端縁間に設けた上・
下部壁17,18 とから矩形筒状に形成している。図中、19
はガイド突起、20は基端側アーム13の基端部に形成した
ブラケット、21,22 は接続ピン用挿通孔であり、接続ピ
ン用挿通孔21には、回動アーム回動用シリンダー10のシ
リンダーロッド12の先端部を接続ピン23で接続し、接続
ピン用挿通孔22には、支持アーム6の先端部を接続ピン
24で接続している。
【0021】先端側アーム14は、左右一対の側部壁25,2
6 と、同左・右側部壁25,26 の上下端縁間に設けた上・
下部壁27,28 とから矩形筒状に形成している。
【0022】そして、基端側アーム13の左・右側部壁1
5,16 には、左・右側部壁15,16 を貫通する4個の外側
固定ピン用挿通孔29を基端側アーム13の伸延方向に沿っ
て間隔を開けて穿設する一方、先端側アーム14の左・右
側部壁25,26 には、左・右側部壁25,26 を貫通する5 個
の内側固定ピン用挿通孔30を先端側アーム14の伸延方向
に沿って間隔を開けて穿設するとともに、対向する内側
固定ピン用挿通孔30,30の間に、左側部壁25の内側固定
ピン用挿通孔30から右側部壁26の内側固定ピン用挿通孔
30へ向けて縮径させたテーパー状の中空部31を有する固
定ピン保持用ボス32を架設し、両固定ピン用挿通孔29,3
0 及び固定ピン保持用ボス32の中空部31に固定ピン33を
挿通して、同固定ピン33の先端部に形成した雄ネジ部34
にナット35を螺着することによって、基端側アーム13と
先端側アーム14とを固定するようにしている。図中、36
は補強用リブである。
【0023】外側固定ピン用挿通孔29と内側固定ピン用
挿通孔30とは、左側部壁25に形成した挿通孔29,30 の内
径の方が右側部壁26に形成した挿通孔29,30 の内径より
も大きくしている。
【0024】固定ピン33は、図4に示すように、円板状
の受部37と、同受部37に連設し、先端部に向けて縮径さ
せたテーパー状に形成したテーパー部38と、同テーパー
部38の基端部から先端部に形成した雄ネジ部34とから構
成している。図中、39はスリットである。
【0025】このように、回動アーム7を基端側アーム
13と先端側アーム14とで伸縮自在に構成し、しかも、両
アーム13,14 を固定ピン33で固定するようにしているた
め、簡単な構成で回動アーム7を伸縮可能にでき、回動
アーム7の製造に要する時間や労力を軽減できるととも
に、製造コストを低減することができる。
【0026】また、本実施例では、固定ピン33を基端部
から先端部へ向けて縮径したテーパー状に形成している
ため、基端側アーム13の外側固定ピン用挿通孔29と先端
側アーム14の内側固定ピン用挿通孔30の位置が多少ずれ
ていても、固定ピン33を両挿通孔29,30 に容易に挿通す
ることができ、また、両挿通孔29,30 から固定ピン33を
容易に引き抜くことができ、従って、伸縮自在に形成し
た回動アーム7の伸縮に要する時間や労力を軽減するこ
とができる。
【0027】すなわち、基端側アーム13の外側固定ピン
用挿通孔29と先端側アーム14の内側固定ピン用挿通孔30
の位置が多少ずれていても、固定ピン33の先端部の外径
よりも左側部壁25の外側固定ピン用挿通孔29の内径の方
が大きいため、外側固定ピン挿通孔30に固定ピン33の先
端部を容易に挿入することができ、しかも、固定ピン33
の先端部を外側固定ピン用挿通孔29に挿入すると、固定
ピン33のテーパー部38の外周面が内側固定ピン用挿通孔
30の内周面に当接し、さらに固定ピン33を先端部に向け
て押圧することにより、テーパー部38が先端部に向けて
縮径したテーパー状に形成されているため、固定ピン33
のテーパー部38が内側固定ピン用挿通孔30を両挿通孔2
9,30 のずれを矯正する方向に押圧し、従って、外側固
定ピン用挿通孔29と内側固定ピン用挿通孔30とのずれが
矯正され、両挿通孔29,30 に固定ピン33を容易に挿通さ
せることができる。
【0028】一方、両挿通孔29,30 から固定ピン33を引
き抜く際にも、テーパー部38が基端部から先端部に向け
て縮径したテーパー状に形成されているため、固定ピン
33が基端部に向けて移動する際に、両挿通孔29,30を通
過するテーパー部38の径が徐々に小さくなることとな
り、従って、固定ピン33の先端部を基端部に向けて押圧
してわずかに移動させるだけで、両挿通孔29,30から固
定ピン33を容易に引き抜くことができる。
【0029】先端側アーム14の先端部には、図6に示す
ように、左右側壁部25,26を貫通する連結ピン用挿通孔
42を穿設し、両連結ピン用挿通孔42に、左側の連結ピン
用挿通孔42から右側の連結ピン用挿通孔42へ向けて縮径
させたテーパー状の中空部43を有する連結ピン保持用ボ
ス44を挿通させた状態で溶接する一方、バケット4の基
端部に左右一対のブラケット45,45 を連設し、両ブラケ
ット45,45 に、両ブラケット45,45 を貫通する連結ピン
用挿通孔46を穿設し、しかも、右側のブラケット45の連
結ピン用挿通孔46にテーパー状の中空部47を有する軸受
保持体48を溶接し、更には、軸受保持体48と連結ピン保
持用ボス44との間に軸受49を介設している。図中、92は
Oリングであり、軸受49への塵の侵入を防止している。
【0030】そして、両連結ピン用挿通孔42,46 、連結
ピン保持用ボス44の中空部43、及び軸受保持体48の中空
部47に連結ピン50を挿通して、同連結ピン50の先端部に
形成した雄ネジ部51にナット52を螺着することによっ
て、先端側アーム14の先端部にバケット4を回動自在に
連結している。図中、53は座金である。
【0031】連結ピン用挿通孔42,46 は、左側の連結ピ
ン用挿通孔42,46 の内径の方が右側の連結ピン用挿通孔
42,46 の内径よりも大きくしている。
【0032】連結ピン50は、図6に示すように、上記固
定ピン33と同様に、円板状の受部54と、同受部54に連設
し、基端部から先端部に向けて縮径させたテーパー状に
形成したテーパー部55と、同テーパー部55の先端部に形
成した雄ネジ部51とから構成している。図中、56はスリ
ットである。
【0033】このように、本実施例では、連結ピン50を
基端部から先端部へ向けて縮径したテーパー状に形成し
ているため、上記した固定ピン33の場合と同様に、先端
側アーム14の連結ピン用挿通孔42とバケット4の連結ピ
ン用挿通孔46の位置が多少ずれていても、連結ピン50を
両挿通孔42,46 に容易に挿通することができ、また、両
挿通孔42,46 から連結ピン50を容易に引き抜くことがで
き、先端側アーム14とバケット4との着脱に要する時間
や労力を軽減することができる。
【0034】また、軸受保持体48と連結ピン保持用ボス
44との間に軸受49を介設しているため、連結ピン保持用
ボス44と軸受保持体48との摩擦抵抗が低減され、バケッ
ト4が円滑に回動することができ、また、連結ピン保持
用ボス44や軸受保持体48の摩耗や破損を防止することが
できる。
【0035】すなわち、連結ピン50を基端部から先端部
へ向けて縮径したテーパー状に形成しているため、バケ
ット4を連結ピン50の軸線廻りに回動すると、先端側ア
ーム14には、連結ピン50のテーパー部55のテーパー面に
沿って連結ピン50の基端部側から先端部側へと移動させ
る方向に荷重がかかり、従って、連結ピン保持用ボス44
の右側面が軸受保持体48の左側面に押しつけられること
となるが、軸受保持体48と連結ピン保持用ボス44との間
に介設した軸受49の作用によって、連結ピン保持用ボス
44と軸受保持体48との摩擦抵抗が低減される。
【0036】基端側アーム13の下部壁18の先端部には、
先端を上部壁17に向けて突出させた側面視で逆L字状の
ストッパー40を取付け、一方、先端側アーム14の下部壁
28の基端部には、板状の受体41を貼設している。
【0037】そして、図3に示すように、基端側アーム
13から先端側アーム14を引き出した際に、ストッパー40
によって受体41が係止され、基端側アーム13から先端側
アーム14が抜け落ちないようにして、回動アーム7の伸
縮作業時の安全性を向上させている。
【0038】また、ストッパー40と受体41が係止した状
態で、基端側アーム13の先端部に形成した2 個の外側固
定ピン用挿通孔29の位置と基端側アーム14の基端部に形
成した2 個の内側固定ピン用挿通孔30の位置とが合致す
るようにしており、両挿通孔29,30に固定ピン33を容易
に挿入又は引き抜くことができ、作業性を向上させてい
る。
【0039】基端側アーム13の左・右側部壁15,16 の上
端縁部には、図2〜図4に示すように、ガイドレール57
を基端側アーム13の伸延方向に沿わせてそれぞれ形成し
ており、同ガイドレール57にシリンダー支持体58を基端
側アーム13の上部壁17に沿って摺動自在に取付けてい
る。
【0040】シリンダー支持体58は、図4に示すよう
に、左右一対の支持体構成片59,59 から構成し、各支持
体構成片59は、基端部内側に、ガイドレール57を係入す
るためのガイドレール係入凹部60を形成するとともに、
先端部に枢軸ピン用挿通孔61を穿設している。図中、62
はガイドレール57とガイドレール係入凹部60との摩擦に
よるガイドレール57の摩耗を低減させるためのナイロン
素材からなる摩耗低減部材である。
【0041】枢軸ピン用挿通孔61は、左側の支持体構成
片59に形成した枢軸ピン用挿通孔61の内径の方が右側の
支持体構成片59に形成した枢軸ピン用挿通孔61の内径よ
りも大きくしている。
【0042】そして、シリンダー支持体58には、バケッ
ト4を上下回動させるためのシリンダー63の基端部と、
先端側アーム14に対してシリンダー支持体58を相対的に
固定するための左右一対の連結桿64,64 の基端部とを枢
軸ピン65で上下回動自在に枢着している。図中、74はシ
リンダーロッドである。尚、連結桿64は、断面を略コ字
状に形成して、強度を向上させている。
【0043】シリンダー63の基端部には、図4に示すよ
うに、中空円筒状の枢軸ピン挿通用ボス66を形成してお
り、同ボス66には、左側の支持体構成片59の枢軸ピン用
挿通孔61から右側の支持体構成片59の枢軸ピン用挿通孔
61へ向けて縮径させたテーパー状の中空部67を形成して
いる。
【0044】左右一対の連結桿64の基端部には、枢軸ピ
ン用挿通孔68,68 を対向する位置に穿設している。尚、
左側の連結桿64に形成した枢軸ピン用挿通孔68の内径の
方が右側の連結桿64に形成した枢軸ピン用挿通孔68の内
径よりも大きくしている。
【0045】そして、シリンダー支持体58の枢軸ピン用
挿通孔61、連結桿64の枢軸ピン用挿通孔68、及びシリン
ダー63の中空部67に枢軸ピン65を挿通して、同枢軸ピン
65の先端部に形成した雄ネジ部69にナット70を螺着して
いる。
【0046】枢軸ピン65は、図4に示すように、上記固
定ピン33や連結ピン50と同様に、円板状の受部71と、同
受部71に連設し、先端部に向けて縮径させたテーパー状
に形成したテーパー部72と、同テーパー部72の先端部に
形成した雄ネジ部69とから構成している。図中、73はス
リットである。
【0047】このように、本実施例では、枢軸ピン65を
先端へ向けて縮径したテーパー状に形成しているため、
上記した固定ピン33や連結ピン50の場合と同様に、シリ
ンダー支持体58の枢軸ピン用挿通孔61、連結桿64の枢軸
ピン用挿通孔68、及びシリンダー63の中空部67の位置が
それぞれ多少ずれていても、枢軸ピン65を両挿通孔61,6
8 や中空部67に容易に挿通することができ、また、両挿
通孔61,68 や中空部67から枢軸ピン65を容易に引き抜く
ことができ、バックホー1のブーム3の組立や分解に要
する時間や労力を軽減することができる。
【0048】また、本実施例では、シリンダー63の基端
部と連結桿64の基端部とをシリンダー支持体58に同軸状
に取付けているため、シリンダー支持体58の小型・軽量
化を図ることができるとともに、連結桿64によってシリ
ンダー63の基端部が強固に支持され、シリンダー63のシ
リンダーロッド74を進退させる際にシリンダー支持体58
に偏った荷重が作用することがなく(連結桿64の基端部
廻りに回転モーメントが作用することがなく)、シリン
ダー支持体58の破損(特に、シリンダー支持体58のガイ
ドレール係入凹部60の破損)を防止することができる。
【0049】シリンダーロッド74の先端部には、図2、
図3、及び図5に示すように、左右一対の連動リンク7
5,75 の中途部を回動自在に枢着し、同連動リンク75,75
の先端部にバケット4のブラケット45,45 を回動自在
に枢着している。
【0050】すなわち、左右一対の連動リンク75,75 の
先端部に、両連動リンク75,75 を貫通する枢軸ピン用挿
通孔76を穿設し、両枢軸ピン用挿通孔76に、左側の枢軸
ピン用挿通孔76から右側の枢軸ピン用挿通孔76へ向けて
縮径させたテーパー状の中空部77を有する枢軸ピン保持
用ボス78を挿通させた状態で溶接する一方、バケット4
のブラケット45,45 に、両ブラケット45,45 を貫通する
枢軸ピン用挿通孔79を穿設し、右側のブラケット45の枢
軸ピン用挿通孔79にテーパー状の中空部80を有する軸受
保持体81を溶接し、しかも、軸受保持体81と枢軸ピン保
持用ボス78との間に軸受82を介設している。図中、93は
Oリングであり、軸受82への塵の侵入を防止している。
【0051】そして、両枢軸ピン用挿通孔76,79 、枢軸
ピン保持用ボス78の中空部80、及び軸受保持体81の中空
部80に枢軸ピン83を挿通して、同枢軸ピン83の先端部に
形成した雄ネジ部84にナット85を螺着することによっ
て、連動リンク75の先端部にバケット4を回動自在に連
結している。図中、86は座金である。
【0052】枢軸ピン用挿通孔76,79 は、左側の枢軸ピ
ン用挿通孔76,79 の内径の方が右側の枢軸ピン用挿通孔
76,79 の内径よりも大きくしている。
【0053】枢軸ピン83は、図5に示すように、上記と
同様に、円板状の受部87と、同受部87に連設し、先端部
に向けて縮径させたテーパー状に形成したテーパー部88
と、同テーパー部88の先端部に形成した雄ネジ部84とか
ら構成している。図中、89はスリットである。
【0054】このように、本実施例では、枢軸ピン83を
先端へ向けて縮径したテーパー状に形成しているため、
上記した場合と同様に、連動リンク75の枢軸ピン用挿通
孔76とバケット4の枢軸ピン用挿通孔79の位置が多少ず
れていても、枢軸ピン83を両挿通孔76,79 に容易に挿通
することができ、また、両挿通孔76,79 から枢軸ピン83
を容易に引き抜くことができ、連動リンク75とバケット
4との着脱に要する時間や労力を軽減することができ
る。
【0055】また、軸受保持体81と枢軸ピン保持用ボス
78との間に軸受82を介設しているため、上記したと同様
に、枢軸ピン保持用ボス78と軸受保持体81との摩擦抵抗
が低減され、バケット4が円滑に回動することができ、
また、枢軸ピン保持用ボス78や軸受保持体81の摩耗や破
損を防止することができる。
【0056】連結桿64の先端部は、先端側アーム14の上
部壁27の先端部に突設した支持体90に枢着している。図
中、91は支軸である。
【0057】そして、図2に示すように、基端側アーム
13の内部に先端側アーム14を収容して回動アーム7を短
縮させた際に、支持体90の基部が基端側アーム13の先端
部に当接し、しかも、基端側アーム13の先端部と基端部
とにそれぞれ形成した2 個の外側固定ピン用挿通孔29の
位置と基端側アーム14の基端部と先端部とにそれぞれ形
成した2 個の内側固定ピン用挿通孔30の位置とが合致す
るようにしており、両挿通孔29,30に固定ピン33を容易
に挿入又は引き抜くことができ、作業性を向上させてい
る。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0059】すなわち、本発明では、基端部から先端部
へ向けて縮径したテーパー状に形成したピンを用いてい
るため、ピンの挿通孔の位置が多少ずれていても、ピン
を挿通孔に容易に挿通することができ、また、挿通孔か
らピンを容易に引き抜くことができ、作業性を向上させ
ることができる。
【0060】すなわち、基端部から先端部へ向けて縮径
したテーパー状に形成したピンを用いているため、ピン
の挿通孔の位置が多少ずれていても、ピンの先端部の外
径よりも一方のピンの挿通孔の内径の方が大きいため、
挿通孔にピンの先端部を容易に挿入することができ、し
かも、ピンの先端部を挿通孔に挿入すると、ピンのテー
パー部の外周面が挿通孔の内周面に当接し、さらにピン
を先端部に向けて押圧することにより、テーパー部が先
端部に向けて縮径したテーパー状に形成されているた
め、ピンのテーパー部が挿通孔を挿通孔同士のずれを矯
正する方向に押圧し、従って、挿通孔同士のずれが矯正
され、挿通孔にピンを容易に挿通させることができる。
【0061】一方、挿通孔からピンを引き抜く際にも、
テーパー部が基端部から先端部に向けて縮径したテーパ
ー状に形成されているため、ピンが基端部に向けて移動
する際に、挿通孔を通過するテーパー部の径が徐々に小
さくなることとなり、従って、ピンの先端部を基端部に
向けて押圧してわずかに移動させるだけで、挿通孔から
ピンを容易に引き抜くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックホーを示す側面図。
【図2】回動アームを短縮させた状態を示す側面図。
【図3】回動アームを伸張させた状態を示す側面図。
【図4】図2のI−I断面図。
【図5】図2のII−II断面図。
【図6】図2のIII −III 断面図。
【符号の説明】
1 バックホー 3 ブーム 4 バケット 6 支持アーム 7 回動アーム 13 基端側アーム 14 先端側アーム 33 固定ピン 57 ガイドレール 58 シリンダー支持体 63 シリンダー 64 連結桿 65,83 枢軸ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側アーム(13)の内部に先端側アーム
    (14)を摺動自在に収納してバックホー(1) のブーム(3)
    を伸縮自在に構成し、基端側アーム(13)に先端側アーム
    (14)を両アーム(13,14) を貫通する固定ピン(33)で固定
    し、しかも、固定ピン(33)は、同固定ピン (33) の基端
    部から先端部へ向けて縮径したテーパー状に形成したこ
    とを特徴とするバックホーのブーム構造。
  2. 【請求項2】 ブーム(3) の先端部にバケット(4) をブ
    ーム(3) の先端部とバケット(4) とを貫通する連結ピン
    (50)で回動自在に連結し、連結ピン(50)は、同連結ピン
    (50)の基端部から先端部へ向けて縮径したテーパー状に
    形成したことを特徴とするバックホーのブーム構造。
  3. 【請求項3】 ブーム(3) の先端部にバケット(4) を回
    動自在に配設する一方、ブーム(3) の中途部にシリンダ
    ー支持体(58)を配設し、同シリンダー支持体(58)にシリ
    ンダー(63)の基端部をシリンダー支持体(58)とシリンダ
    ー(63)の基端部とを貫通する枢軸ピン(65)で回動自在に
    連結するとともに、シリンダー(63)の先端部にバケット
    (4) をシリンダー(63)の先端部とバケット(4) とを貫通
    する枢軸ピン(83)で回動自在に連結し、しかも、少なく
    ともいずれか一方の枢軸ピン(65,83) は、同枢軸ピン(6
    5,83) の基端部から先端部へ向けて縮径したテーパー状
    に形成したことを特徴とするバックホーのブーム構造。
  4. 【請求項4】 基端側アーム(13)の内部に先端側アーム
    (14)を摺動自在に収納してバックホー(1) のブーム(3)
    を伸縮自在に構成し、先端側アーム(13)の先端部にバケ
    ット(4) を回動自在に配設する一方、基端側アーム(13)
    にシリンダー支持体(58)を基端側アーム(13)に沿って摺
    動自在に配設するとともに、シリンダー支持体(58)と先
    端側アーム(14)との間に連結桿(64)を架設し、シリンダ
    ー支持体(58)にシリンダー(63)の基端部と連結桿(64)と
    をシリンダー支持体(58)とシリンダー(63)の基端部と連
    結桿(64)の基端部とを貫通する枢軸ピン(65)で回動自在
    に連結し、しかも、枢軸ピン(65)は、同枢軸ピン(65)の
    基端部から先端部へ向けて縮径したテーパー状に形成し
    たことを特徴とするバックホーのブーム構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6201158B1 (ja) * 2017-04-06 2017-09-27 株式会社神島組 連結装置、建設機械および連結ピンの取外装置
KR20180119053A (ko) * 2017-04-24 2018-11-01 주식회사 에버다임 락드릴의 폴딩붐용 핀 구조

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