JP2000213178A - 構造物補強方法および構造物補強具 - Google Patents
構造物補強方法および構造物補強具Info
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Abstract
れ、また、施工に現場溶接や重機を必要としない構造物
補強方法と、これらの構造物補強方法に用いる構造物補
強具を提供する。 【解決手段】 4つの固定具10を、構造物2の各側面
中央部にそれぞれ固定する。ここで、固定具10には、
溝11とネジ孔12を設ける。次に、4枚の補強鋼板2
0を、両端部21を溝11に填め、さらに端部21の上
に押さえ具40を配置した後に、ボルト30により固定
具10に固定する。ここで、ボルト30は、補強鋼板2
0の端部21に設けた孔21を通る。さらに、4箇所あ
る補強鋼板20−構造物2間の隙間3aに無収縮モルタ
ル3を充填する。なお、耐力は、ボルト30の数によっ
て調整可能である。
Description
リート造の構造物を補強する、構造物補強方法および構
造物補強具に関する。
強方法は、阪神・淡路大震災を機に重要性を増してい
る。従来の構造物補強方法としては、構造物に炭素繊維
シートを巻立てる炭素繊維シート巻立て工法や、構造物
に鋼板を巻立てる鋼板巻立て工法などが汎用されてい
る。
立て工法は、比較的簡易な工法であるが、非常に高価で
あり、また、巻き立てる際にシートとシートとの間に空
気が混入しやすいために十分な補強効果を得られない可
能性もあった。また、鋼板巻立て工法は、安価であり、
比較的安定して補強効果を得られる工法であるが、通常
は肉厚4.5mm以上の鋼板を鋼板120として用いる
ために、巻立て時に重機を要していた。また、継手を現
場溶接する溶接工の技量により、補強効果にばらつきを
生じる可能性があるとともに、溶接用のバーナーを現場
で用いる必要があった。
かつ、安定して補強効果を得られる構造物補強方法と、
施工に現場溶接や重機を必要としない構造物補強方法
と、これらの構造物補強方法に用いる構造物補強具を提
供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、構造物を補強する構造物補
強方法であって、ネジ孔を有する固定具を、構造物の外
面に、前記ネジ孔を外側に向けて固定し、また、前記ネ
ジ孔に対応する孔を両端部にそれぞれ設けた補強鋼板
を、前記孔が2つともに前記ネジ孔の直前に位置するよ
うに前記構造物に取り付け、さらに、前記孔と前記ネジ
孔とにボルトをねじ込むことによって、前記補強鋼板を
前記構造物に固定すること、を工程中に含むことを特徴
とする。
接工法によって補強鋼板を構造物に取り付けていたた
め、補強鋼板の板厚は4〜5cmほど必要であった。こ
れに対し、請求項1記載の発明によれば、固定具を構造
物の外面に固定し、さらに、補強鋼板をボルトを用いて
前記固定具に取り付けるので、施工に現場溶接を必要と
しない。従って、作業上は前記補強鋼板の板厚を従来よ
り薄くすることが可能となる。
けを行っていたため、4.5cmの鋼板厚が必要であ
り、また、耐力をせん断力によって支持していた。これ
に対して本発明は、耐力を支持する力を、せん断力から
引張力に変えることができるため、従来の溶接工法と同
様の耐力を得られる。これにより、軽量化による施工が
可能となった。
わち、前記補強鋼板を軽量化できるため補強作業は容易
になる。
要としないため、補強効果のばらつきは生じにくくな
る。さらに、溶接工を必要とせずに誰でも取り付け作業
を行うことができるため、補強作業はさらに容易に行え
る。
前記ボルトの数を調節することにより、容易に前記補強
鋼板に生じる引張力すなわち耐力を調節できる。
記載の発明のように鉄筋コンクリート造であるが、当然
任意の建築材料からなる構造物に適用可能である。ま
た、前記補強鋼板と前記構造物の間に生じた隙間に無収
縮モルタルを充填することにより、補強効果は増大す
る。なお、前記ネジ孔は、前記固定具を貫通させても良
いし貫通させないでも良い。前記ネジ孔を貫通させない
場合は、当然ネジ孔を設けた面を外側に向ける必要があ
る。
請求項3のいずれかに記載の構造物補強方法において、
前記固定具を、前記構造物の周方向に複数設け、また、
前記補強鋼板を、周方向に複数分割してから前記構造物
に取り付けることを特徴とする。
強鋼板は前記構造物の周方向に複数分割されて軽量化が
図られているため、取り付けに重機は必要としない。従
って、施工は従来法と比較してさらに安全かつ容易な構
造物補強方法になるとともに、補強コストは安価にな
る。
記載の構造物補強方法において、前記構造物の断面形状
は多角形であり、また、前記固定具を前記構造物の各面
に設け、さらに、前記複数に分割した補強鋼板の分割部
の一部又は全部を、前記構造物の角に沿うように取り付
けること、を特徴とする。
定具は前記構造物の各面に設けられ、さらに、前記補強
鋼板の各分割部は前記構造物の角に沿うように取り付け
られるため、補強後の前記構造物の形状は、角柱である
にもかかわらず、補強前とほとんど変わらない。従っ
て、前記構造物は補強後においても通常の表面仕上げを
行える。
請求項5のいずれかに記載の構造物補強方法において、
前記固定具の前記ネジ孔を有する部分に窪みを設け、ま
た、前記補強鋼板の端部を、前記窪みに填る形状とし
て、前記補強鋼板の端部を前記窪みに填め込むことを特
徴とする。
強鋼板の端部は前記固定具の窪みに填るため、前記補強
鋼板は前記固定具に強固に固定される。従って、さらに
確実に補強効果を得られる構造物補強方法となる。
記載の構造物補強方法において、前記窪みに填め込んだ
補強鋼板の端部の上に、前記ボルトの頭より径が小さい
貫通孔を有する押さえ具を配置した後に、前記押さえ具
の貫通孔を介して前記ボルトを前記孔および前記ネジ孔
にねじ込むことを特徴とする。
さえ具を介して前記ボルトを前記補強鋼板の端部に設け
た孔および前記固定具のネジ孔にねじ込んだので、前記
ボルトの締め付け力は該ボルト近傍のみではなく、前記
補強鋼板の端部全面にほぼ均一に伝達する。従って、前
記ボルトは、より安定して前記補強鋼板を前記固定具に
固定する。
具であって、構造物に固定され、外側を向く部分にネジ
孔を有する固定具と、両端部に前記ネジ孔に対応した孔
を有していて前記構造物に取り付けられる補強鋼板と、
前記孔を介して前記ネジ孔にねじ込まれるボルトと、を
有することを特徴とする。
1〜請求項3に記載の構造物補強方法に用いる構造物補
強具を容易に作製できる。
記載の構造物補強具において、前記補強鋼板は、前記構
造物の外周に対して複数に分割されていることを特徴と
する。
4に記載の構造物補強方法に用いる構造物補強具を容易
に作製できる。
に記載の構造物補強具において、前記補強鋼板は、前記
構造物の角に沿うように折り曲げられていることを特徴
とする。
項5に記載の構造物補強方法に用いる構造物補強具を容
易に作製できる。
〜請求項10のいずれかに記載の構造物補強具におい
て、前記固定具のネジ孔を有する部分に設けられ、前記
補強鋼板の端部を受け入れる窪みと、前記補強鋼板の端
部に設けられ、前記窪みに填って前記補強鋼板を固定す
る填め込み固定部と、を有することを特徴とする。
項6に記載の構造物補強方法に用いる構造物補強具を容
易に作製できる。
1に記載の構造物補強具において、前記ボルトを通す貫
通孔を有しており、且つ、前記填め込み固定部と前記ボ
ルトの間に位置する押さえ具を備えることを特徴とす
る。
項7に記載の構造物補強方法に用いる構造物補強具を容
易に作製できる。
例である構造物補強具1を用いた構造物補強方法につい
て説明する。図1は、構造物補強具1を用いて補強した
鉄筋コンクリート造の構造物2の断面斜視図であり、図
2は、構造物補強具1の構成および構造物補強具1を構
造物2に取り付ける方法を説明する概略図であり、図3
は構造物補強具1の一構成要素である固定具10を構造
物2に固定する方法の一例を説明する概略図である。
する。構造物補強具1は、図2に示すように、構造物2
の各側面中央部に固定される4つの固定具10と、固定
具10,10に両端部を固定される4枚の補強鋼板20
と、補強鋼板20に力を加えることにより補強鋼板20
を固定具10に固定する複数のボルト30,30・・・
と、ボルト30と補強鋼板20の間に位置する押さえ具
40と、により概略構成され、図1に示すように、構造
物2との間に生ずる隙間3aに無収縮モルタル3を流し
込むことにより、構造物2などの四角柱状の鉄筋コンク
リートを補強する。ここで、固定具10は、図3に示す
ように、周知のアンカー4およびボルト5を用いて構造
物2に固定される。
の鋼塊に、補強鋼板20の端部21を填め込むための直
方体状の溝11(窪み)を設けた構造をとる。また、溝
11の底面11aには、ボルト30をねじ込むためのネ
ジ孔12を一定間隔毎に設け、さらに、ネジ孔12とネ
ジ孔12の間には、ボルト5を填め込んでアンカー4に
固定するための固定用孔13を設ける。さらに、固定具
10の長さは、構造物2の高さと概略等しくするが、ネ
ジ孔12を設ける付近のみを含むように短くして、ボル
ト30を設ける部分毎に構造物2に取り付ける構造とし
てもよい。ここで、ネジ孔12およびボルト30の数を
調節することにより、構造物補強具1による耐力は調節
可能となっている。
鋼板により作製され、中央部には構造物2の角に沿うよ
うに直角に曲がっている折り曲げ部を有する。すなわ
ち、補強鋼板20の形状は、構造物2の外周を、各面の
中央部にて区切ることにより4分割した形状と概略等し
くなる。なお、前記折り曲げ部は、通常、工場で所定の
形状に加工される。また、両端部21,21は、溝11
に填って溝11の底面11aと側面11bを覆うように
曲げられている。さらに、端部21は、ネジ孔12の直
上となる位置に、ボルト30をネジ孔12にねじ込み可
能にするための孔21aを有する。
に固定具10に固定するために用いられる固定具であ
り、例えば鋼製の角柱であって補強鋼板20の端部21
の上に配置される。また、押さえ具40は、補強鋼板2
0の孔21aの直上となる位置に、ボルト30を通して
孔21aおよびネジ孔21にねじ込み可能にするための
貫通孔41を有する。ここで、貫通孔41の大きさはボ
ルト30の頭の径より小さい。また、押さえ具40の断
面形状は、望ましくは図3に示すように、補強鋼板20
の端部21との接触面積を十分確保し、かつボルト30
の頭が補強鋼板20本体の内側に入るようにする。な
お、押さえ具40の長さは、構造物2の高さと概略等し
くするが、貫通孔41を設ける付近のみを含むように短
くして、ボルト30を設ける部分毎に構造物2に取り付
ける構造としてもよい。
いて説明する。
ある各側面中央部を周知の鋼板巻立て工法と同様の方法
により下地処理する。
ルト30とアンカー4を用いて、構造物2の側面中央部
に、溝11を外側に向けて固定する。
板20を配置する。このとき、各補強鋼板20の両端部
21,21を、固定具10の溝11に、孔21aとネジ
孔12とが重なるように填め込む。この結果、各溝11
には、隣接する2枚の補強鋼板20の端部21が、それ
ぞれ填め込まれることになる。ここで、補強鋼板20
は、板厚1.6mmであり、かつ、構造物2の外周に対
して4分割したため、従来より軽量となり、従って、重
機を用いずに前述した位置に配置できる。なお、補強鋼
板20は引張力によって耐力を得るため、板厚1.6m
mにおいても、従来工法と同程度の耐力を得られる。
1,21の上すべてに、押さえ具40を配置する。次
に、各ネジ孔12に、ボルト30を、貫通孔41および
2つの孔21aを通してからねじ込むことにより、固定
具10を介して4枚の補強鋼板20を構造物2に固定す
る。
補強鋼板20と構造物2の間に生じる隙間3a,3a,
3a,3aに、無収縮モルタル3を充填する。これによ
り、4枚の補強鋼板20を構造物2に巻立てたことにな
る。この結果、構造物2は、構造物補強具1により補強
される。このとき、構造物補強具1の補強鋼板20は、
現場溶接ではなく、ボルト30により構造物2に固定し
た固定具10に取り付けられるため、構造物補強具1の
耐力は施工者によらずに安定して得られる。
補強具1によれば、4つの固定具10を、構造物2の各
側面中央部にそれぞれ固定し、4枚の補強鋼板20をボ
ルト30により固定具10に取り付け、さらに、4箇所
ある補強鋼板20−構造物2間の隙間3aに無収縮モル
タル3を充填するため、施工に現場溶接を必要としな
い。従って、従来の鋼板巻立て工法と同等の耐力を施工
者によらずに安定して得られる。また、巻立て用の鋼板
として、構造物2の外周方向に4分割した板厚1.6m
mの鋼板製である補強鋼板20を用いるため、取り付け
に重機は必要としない。従って、構造物補強具1の施工
は、従来法と比較して安全かつ容易となる。また、重機
を必要としないため、構造物補強具1を用いた補強方法
は従来法より容易且つ安価となる。
けるボルト30の数を変更することにより、構造物補強
具1の耐力を容易に調節できる。また、構造物補強具1
によって補強しても、構造物2の形状は補強前とほとん
ど変わりないため、通常の表面仕上げを行える。
を補強鋼板20の端部21および固定具10にねじ込ん
だので、ボルト30の締め付け力はボルト30近傍のみ
ではなく、補強鋼板20の端部21の全面にほぼ均一に
伝達する。従って、ボルト30は、より安定して補強鋼
板20を固定具10に固定できる。
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形
できる。例えば、構造物2に巻立てる補強鋼板20は、
構造物2に対して4つに分割する必要はなく、例えば構
造物2の同一面上においても分割取り付けするなどし
て、さらに多数に分割してもよい。この場合、固定具1
0を構造物2に固定する位置は、補強鋼板20の分割状
況に応じて適宜変更する。また、補強鋼板20の折り曲
げ部の角度を適宜変更したり、さらには折り曲げ部を設
けずに補強鋼板20を全体的に湾曲させると、構造物補
強具1は四角柱以外の多角柱や円柱にも適用可能とな
る。さらに、固定具10の溝11の形状は任意でよく、
また、補強鋼板20の端部21の形状は、溝11に填る
ように適宜変更する。
しもすべてのネジ孔12,12の間に一つずつ設ける必
要はなく、構造物補強具1の重量と構造物1を構成する
材料の強度によって適宜増減してよい。さらに、固定具
10を構造物2に固定するために必ずしもアンカー4を
用いる必要はなく、当然他の周知の固定手段も適用可能
である。
構造物の外面に固定し、さらに、補強鋼板をボルトを用
いて前記固定具に取り付けるので、施工者によらずに安
定して補強効果を得られるとともに、補強作業は容易か
つ安価になる。また、前記補強鋼板を、溶接ではなくボ
ルトによって前記構造物に固定するので、前記補強鋼板
の板厚を従来より薄くできる。従って、前記補強鋼板を
軽量化できるため、補強作業はさらに容易になる。
に前記構造物の耐力を調節できる。
筋コンクリート造の構造物において、施工者によらずに
安定して補強効果を得られるとともに、補強コストは安
価となる。
付けに重機は不必要となるため、施工は従来法と比較し
て安全かつ容易とな構造物補強方法となるとともに、補
強コストはさらに安価になる。
構造物の形状は、補強前とほとんど変わらないため、前
記構造物は補強後においても通常の表面仕上げを行え
る。
補強鋼板の端部は前記固定具の窪みに填るため、前記補
強鋼板は前記固定具に強固に固定される。
ボルトの締め付け力は該ボルト近傍のみではなく、前記
補強鋼板の端部全面にほぼ均一に伝達するため、前記補
強鋼板はより安定して前記固定具に固定される。
項1〜請求項3に記載の構造物補強方法に用いる構造物
補強具を容易に作製できる。また、請求項9記載の発明
によれば、請求項4に記載の構造物補強方法に用いる構
造物補強具を容易に作製できる。また、請求項10記載
の発明によれば、請求項5に記載の構造物補強方法に用
いる構造物補強具を容易に作製できる。また、請求項1
1記載の発明によれば、請求項6に記載の構造物補強方
法に用いる構造物補強具を容易に作製できる。また、請
求項12記載の発明によれば、請求項7に記載の構造物
補強方法に用いる構造物補強具を容易に作製できる。
ート造の構造物2の断面斜視図である。
構造物2に取り付ける方法を説明する概略図である。
を構造物2に固定する方法の一例を説明する概略図であ
る。
2)
前記ボルトの数を調節することにより、容易に前記補強
鋼板に生じる引張力すなわち耐力を調節できる。
記載の発明のように鉄筋コンクリート造であるが、当然
任意の建築材料からなる構造物に適用可能である。ま
た、請求項2に記載するように、前記補強鋼板と前記構
造物の間に生じた隙間に無収縮モルタルを充填すること
により、補強効果は増大する。なお、前記ネジ孔は、前
記固定具を貫通させても良いし貫通させないでも良い。
前記ネジ孔を貫通させない場合は、当然ネジ孔を設けた
面を外側に向ける必要がある。
たは請求項2に記載の構造物補強方法において、前記固
定具の前記ネジ孔を有する部分に窪みを設け、また、前
記補強鋼板の端部を、前記窪みに填る形状として、前記
補強鋼板の端部を前記窪みに填め込むことを特徴とす
る。
強鋼板の端部は前記固定具の窪みに填るため、前記補強
鋼板は前記固定具に強固に固定される。従って、さらに
確実に補強効果を得られる構造物補強方法となる。
記載の構造物補強方法において、前記窪みに填め込んだ
補強鋼板の端部の上に、前記ボルトの頭より径が小さい
貫通孔を有する押さえ具を配置した後に、前記押さえ具
の貫通孔を介して前記ボルトを前記孔および前記ネジ孔
にねじ込むことを特徴とする。
さえ具を介して前記ボルトを前記補強鋼板の端部に設け
た孔および前記固定具のネジ孔にねじ込んだので、前記
ボルトの締め付け力は該ボルト近傍のみではなく、前記
補強鋼板の端部全面にほぼ均一に伝達する。従って、前
記ボルトは、より安定して前記補強鋼板を前記固定具に
固定する。
請求項5のいずれかに記載の構造物補強方法において、
前記固定具を、前記構造物の周方向に複数設け、また、
前記補強鋼板を、周方向に複数分割してから前記構造物
に取り付けることを特徴とする。
強鋼板は前記構造物の周方向に複数分割されて軽量化が
図られているため、取り付けに重機は必要としない。従
って、施工は従来法と比較してさらに安全かつ容易な構
造物補強方法になるとともに、補強コストは安価にな
る。
記載の構造物補強方法において、前記構造物の断面形状
は多角形であり、また、前記固定具を前記構造物の各面
に設け、さらに、前記複数に分割した補強鋼板の分割部
の一部又は全部を、前記構造物の角に沿うように取り付
けること、を特徴とする。
定具は前記構造物の各面に設けられ、さらに、前記補強
鋼板の各分割部は前記構造物の角に沿うように取り付け
られるため、補強後の前記構造物の形状は、角柱である
にもかかわらず、補強前とほとんど変わらない。従っ
て、前記構造物は補強後においても通常の表面仕上げを
行える。
1および2に記載の構造物補強方法に用いる補強具を容
易に作製できる。
記載の構造物補強具において、前記固定具のネジ孔を有
する部分に設けられ、前記補強鋼板の端部を受け入れる
窪みと、前記補強鋼板の端部に設けられ、前記窪みに填
って前記補強鋼板を固定する填め込み固定部と、を有す
ることを特徴とする。
3に記載の構造物補強方法に用いる構造物補強具を容易
に作製できる。
に記載の構造物補強具において、前記ボルトを通す貫通
孔を有しており、且つ、前記填め込み固定部と前記ボル
トの間に位置する押さえ具を備えることを特徴とする。
項4に記載の構造物補強方法に用いる構造物補強具を容
易に作製できる。
〜10のいずれかに記載の構造物補強具において、前記
補強鋼板は、前記構造物の外周に対して複数に分割され
ていることを特徴とする。
1に記載の構造物補強具において、前記補強鋼板は、前
記構造物の角に沿うように折り曲げられていることを特
徴とする。
筋コンクリート造の構造物において、施工者によらずに
安定して補強効果を得られるとともに、補強コストは安
価となる。
補強鋼板の端部は前記固定具の窪みに填るため、前記補
強鋼板は前記固定具に強固に固定される。
ボルトの締め付け力は該ボルト近傍のみではなく、前記
補強鋼板の端部全面にほぼ均一に伝達するため、前記補
強鋼板はより安定して前記固定具に固定される。
に前記構造物の耐力を調節できる
付けに重機は不必要となるため、施工は従来法と比較し
て安全かつ容易とな構造物補強方法となるとともに、補
強コストはさらに安価になる。
構造物の形状は、補強前とほとんど変わらないため、前
記構造物は補強後においても通常の表面仕上げを行え
る。
項1および2記載の構造物補強方法に用いる構造物補強
具を容易に作製できる。また、請求項9記載の発明によ
れば、請求項3に記載の構造物補強方法に用いる構造物
補強具を容易に作製できる。また、請求項10記載の発
明によれば、請求項4に記載の構造物補強方法に用いる
構造物補強具を容易に作製できる。また、請求項11記
載の発明によれば、請求項6に記載の構造物補強方法に
用いる構造物補強具を容易に作製できる。また、請求項
12記載の発明によれば、請求項7に記載の構造物補強
方法に用いる構造物補強具を容易に作製できる。
Claims (12)
- 【請求項1】構造物を補強する構造物補強方法であっ
て、 ネジ孔を有する固定具を、構造物の外面に、前記ネジ孔
を外側に向けて固定し、 また、前記ネジ孔に対応する孔を両端部にそれぞれ設け
た補強鋼板を、前記孔が2つともに前記ネジ孔の直前に
位置するように、前記構造物に取り付け、 さらに、前記孔と前記ネジ孔とにボルトをねじ込むこと
によって、前記補強鋼板を前記構造物に固定すること、 を工程中に含むことを特徴とする構造物補強方法。 - 【請求項2】請求項1記載の構造物補強方法において、 前記ボルトと、これに対応する前記孔および前記ネジの
数を調節することにより耐力を調節することを特徴とす
る構造物補強方法。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の構造物補
強方法において、 前記構造物は、鉄筋コンクリート造であることを特徴と
する構造物補強方法。 - 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかに記載の構
造物補強方法において、 前記固定具を、前記構造物の周方向に複数設け、 また、前記補強鋼板を、周方向に複数分割してから前記
構造物に取り付けること、 を特徴とする構造物補強方法。 - 【請求項5】請求項4に記載の構造物補強方法におい
て、 前記構造物の断面形状は多角形であり、 また、 前記固定具を前記構造物の各面に設け、 さらに、前記複数に分割した補強鋼板の分割部の一部又
は全部を、前記構造物の角に沿うように取り付けるこ
と、 を特徴とする構造物補強方法。 - 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれかに記載の構
造物補強方法において、 前記固定具の前記ネジ孔を有する部分に窪みを設け、 また、前記補強鋼板の端部を、前記窪みに填る形状とし
て、 前記補強鋼板の端部を前記窪みに填め込むこと、 を特徴とする構造物補強方法。 - 【請求項7】請求項6に記載の構造物補強方法におい
て、 前記窪みに填め込んだ補強鋼板の端部の上に、前記ボル
トの頭より径が小さい貫通孔を有する押さえ具を配置し
た後に、 前記押さえ具の貫通孔を介して前記ボルトを前記孔およ
び前記ネジ孔にねじ込むこと、 を特徴とする構造物補強方法。 - 【請求項8】構造物に固定され、外側を向く部分にネジ
孔を有する固定具と、 両端部に前記ネジ孔に対応した孔を有していて前記構造
物に取り付けられる補強鋼板と、 前記孔を介して前記ネジ孔にねじ込まれるボルトと、 を有することを特徴とする構造物補強具。 - 【請求項9】請求項8に記載の構造物補強具において、 前記補強鋼板は、前記構造物の外周に対して複数に分割
されていること、を特徴とする構造物補強具。 - 【請求項10】請求項9に記載の構造物補強具におい
て、 前記補強鋼板の各分割部は、前記構造物の角に沿うよう
に折り曲げられていること、を特徴とする構造物補強
具。 - 【請求項11】請求項8〜請求項10のいずれかに記載
の構造物補強具において、 前記固定具のネジ孔を有する部分に設けられ、前記補強
鋼板の端部を受け入れる窪みと、 前記補強鋼板の端部に設けられ、前記窪みに填って前記
補強鋼板を固定する填め込み固定部と、 を有することを特徴とする構造物補強具。 - 【請求項12】請求項11に記載の構造物補強具におい
て、 前記ボルトを通す貫通孔を有しており、且つ、前記填め
込み固定部と前記ボルトの間に位置する押さえ具を備え
ること、 を特徴とする構造物補強具。
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| JP (1) | JP3110414B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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