JP2000213434A - 燃料調圧装置 - Google Patents

燃料調圧装置

Info

Publication number
JP2000213434A
JP2000213434A JP11012515A JP1251599A JP2000213434A JP 2000213434 A JP2000213434 A JP 2000213434A JP 11012515 A JP11012515 A JP 11012515A JP 1251599 A JP1251599 A JP 1251599A JP 2000213434 A JP2000213434 A JP 2000213434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel pressure
pipe
air damper
fuel
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11012515A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatsugu Goto
久嗣 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP11012515A priority Critical patent/JP2000213434A/ja
Publication of JP2000213434A publication Critical patent/JP2000213434A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/0011Constructional details; Manufacturing or assembly of elements of fuel systems; Materials therefor
    • F02M37/0041Means for damping pressure pulsations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のパルセーションダンパと比較して、広
い周波数帯域でダンピング作用が得られながら、総合的
に小型軽量化とコストダウンとが可能な燃料調圧装置を
提供すること。 【解決手段】 本発明の燃料調圧装置3は、軸長方向に
分割されたデリバリーパイプ11,12の間に挿置され
たパイプ31と、パイプ31の途中に外周方向へ突出し
て形成され内部空間30を形成するエアダンパ収容部3
2と、エアダンパ収容部32の内部空間30に収容され
たエアダンパ41とを有する。エアダンパ41はリング
状の発泡ゴム製部材であり、圧力変動を吸収すると共に
広い周波数帯域でダンピング作用を発揮する。燃料調圧
装置3は、構成が簡素であり安価に製造することができ
ながら、デリバリーパイプ11,12の中間部に組み込
めるのでデリバリーパイプ11,12と一体化して小型
軽量化も達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシプロエンジン
の技術分野に属し、特に気筒内へ燃料を噴射するインジ
ェクタをもつエンジンの燃料供給装置の技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的なアルミダイキャスト製
の燃料供給装置の分解斜視図である。燃料をエンジンの
各気筒に分配するデリバリーパイプ101の一端には、
燃料タンクから燃料を供給する燃料パイプ105が接続
されている。一方、デリバリーパイプ101の他端の上
部には、二本のボルト103でパルセーションダンパ1
02が固定されている。そして、デリバリーパイプの下
方に複数箇所設けられた各ポートには、エンジンの各気
筒内に燃料を注入して噴射させるインジェクタ104
(一個のみ図示)が、それぞれ取り付けられている。
【0003】パルセーションダンパ102は、インジェ
クタ噴霧によるデリバリーパイプ101内の燃料圧の変
動を抑制するために取り付けられている金属製の組立部
品である。パルセーションダンパ102は、二本のボル
ト103でデリバリーパイプ101の前記他端に取り付
けられる金属製の別部品であるので、部品点数の増大と
重量増大とにつながり、組立工数の増大にもつながる。
そればかりではなく、パルセーションダンパ102が内
蔵しているダンパ機構は、ダイヤフラムとバネとを組み
合わせたものであるので、部品単価がある程度高いもの
であった。さらに、パルセーションダンパ102は、ダ
ンピング作用を発揮する周波数帯域がある程度限定され
ている上に、各車両ごとにダンピング作用に関する検査
が必要である。そして、同検査に不合格であった場合に
は、パルセーションダンパ102の調整(チューニン
グ)が必要となる。それゆえ、燃料調圧装置としてパル
セーションダンパ102を採用していると、検査工数が
かかる上に、場合によっては調整工数も必要になるとい
う不都合があった。また、パルセーションダンパ102
は、デリバリーパイプ101の端部から突出して配設さ
れているので、その分だけエンジンルーム内に収容空間
を余計に必要とするという設計上の制約もあった。
【0004】一方、従来技術としては、嚢状部分を数カ
所に有する紐をデリバリーパイプ内に長手方向に延在し
て配設し、嚢状部分をエアダンパとして使用する燃料調
圧装置が、特開平7−189871号公報に開示されて
いる。しかし、この従来技術では、デリバリーパイプの
内部空間にほぼ全長に渡って嚢状部分をもつ紐が延在す
るので、燃料の流路断面積を確保するためには、その分
デリバリーパイプを太くせざるを得ない。その結果、燃
料を内蔵したデリバリーパイプの重量が増し、軽量化と
コストダウンとの効果を期待することができない。その
うえ、嚢状部分をもつ紐が浮動して燃料噴射弁を塞がな
いように紐を固定する部材が必要になり、部品点数が増
すので、少なからぬ不都合がある。それゆえ、このよう
な従来技術が前述の通常のパルセーションダンパ102
に取って代わるまでには至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、通常
のパルセーションダンパと比較して、総合的に小型軽量
化とコストダウンとが可能な燃料調圧装置を提供するこ
とを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(第1手段)本発明の第
1手段は、エンジンの気筒内に燃料を噴射するインジェ
クタに該燃料を供給するデリバリーパイプに一体的に付
設され、該デリバリーパイプ内の燃料の圧力変動を抑制
する燃料調圧装置である。本手段の燃料調圧装置の特徴
は、軸長方向に分割されたデリバリーパイプの一方と他
方との間に挿置されたパイプと、該パイプの途中に外周
方向へ突出して形成されたダンパ機構部とを有すること
である。
【0007】すなわち、本手段の燃料調圧装置では、デ
リバリーパイプが軸長方向の一方と他方とに分割され、
両者の間にパイプおよびダンパ機構部をもつ燃料調圧装
置が配設されている。ここで、デリバリーパイプの軸長
方向の長さはエンジンの気筒配置によって定まっている
ので、本手段の燃料調圧装置が挿置されたデリバリーパ
イプは、通常のデリバリーパイプと長さが変わらない。
それゆえ、本手段の燃料調圧装置は、通常のパルセーシ
ョンダンパと異なり、デリバリーパイプの端部から突出
することがなくデリバリーパイプと一体になっているの
で、小型化が可能である。また、本手段の燃料調圧装置
は、合成樹脂やFRP等の軽量な材料からブロー成形や
射出成形により一体成形部材として製造することができ
るので、軽量化が可能である。そればかりではなく、本
手段の燃料調圧装置は、構成が簡素である上にデリバリ
ーパイプの中間部に一体的に組み込まれるので、通常は
金属製のデリバリーパイプがその中間部の分だけ軽量化
され、さらなる軽量化の効果が生じる。
【0008】また、本手段の燃料調圧装置は、デリバリ
ーパイプの中間部を代替するので、デリバリーパイプの
材料費が低減され、低廉化の効果を生じる。さらに、本
手段の燃料調圧装置は、パイプとダンパ機構部とが一体
成形部材として製造可能であり、エアダンパの構成を簡
素なものにすることができるから、燃料調圧装置自体も
低廉化されている。さらにまた、本手段の燃料調圧装置
は、デリバリーパイプの中間部に一体的に組み込まれて
エンジンに組み付けられるので、組み付け工数が増える
ようなことはない。むしろ逆に、デリバリーパイプへの
組み込み作業を容易化することによって、組み付け工数
を低減することさえ可能である。
【0009】そのうえ、ダンパ機構部は複雑な機構を必
要とはせず、簡素な構成することが可能であるので、前
述の通常のパルセーションダンパ102よりも低廉化が
可能である。また、エンジンに取り付けたのち、車両毎
にダンピング作用を検査したりチューニングしたりする
検査工数および調整工数が不要になり、検査やチューニ
ングに要した工数の分だけさらなる低廉化が可能にな
る。
【0010】なお、本手段の燃料調圧装置では、ダンパ
機構部は、デリバリーパイプに挿置されたパイプの途中
に外周方向に突出して形成されているので、デリバリー
パイプの流路を狭めることがない。それゆえ、デリバリ
ーパイプ内の燃料流路の必要な流路断面積が通常のデリ
バリーパイプの太さでも確保される。その結果、本手段
の燃料調圧装置では、前述の従来技術の燃料調圧装置と
異なってデリバリーパイプを通常よりも太くする必要が
ないので、好都合である。
【0011】したがって、本手段の燃料調圧装置によれ
ば、前述の通常のパルセーションダンパと比較して、デ
リバリーパイプをも含めて総合的に小型軽量化とコスト
ダウンとが可能になるという効果がある。 (第2手段)本発明の第2手段は、前述の第1手段の燃
料調圧装置において、前記ダンパ機構部は、内部空間を
形成するエアダンパ収容部と、該エアダンパ収容部の該
内部空間に収容されたエアダンパとをもつことを特徴と
する。ここで、エアダンパとは、空気に限定されること
なく気体を含んだ圧力ダンパーであって、圧力変動を吸
収するばかりではなく、圧力変動の振動成分を減衰させ
る作用をもつ。
【0012】すなわち、本手段の燃料調圧装置では、通
常のパルセーションダンパとは異なり、広い周波数帯域
での圧力変動をダンピングするエアダンパを採用してい
る。それゆえ、デリバリーパイプ内における燃料圧の変
動は、より広い周波数帯域に渡って抑制され、より広い
周波数帯域でダンピング作用が得られる。したがって本
手段によれば、前述の第1手段の効果に加えて、デリバ
リーパイプ内の燃料圧の変動に対し、より広い周波数帯
域でダンピング作用が得られるという効果がある。
【0013】(第3手段)本発明の第3手段は、前述の
第1手段の燃料調圧装置において、前記ダンパ機構部
は、弾力的に容積可変な内部空間を内部に形成するダン
パ室部であることを特徴とする。それゆえ、本手段の燃
料調圧装置では、エアダンパさえも必要としないので、
極めて構成が簡素になり、前述の第2手段の燃料調圧装
置よりもいっそう安価に提供することができるようにな
るという効果がある。
【0014】したがって本手段によれば、前述の第1手
段の効果に加えて、さらにコストダウンが可能なるとい
う効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の燃料調圧装置の実
施例を図面を参照して示し、当業者が実施可能に理解で
きるよう、具体的に説明する。 [実施例1] (実施例1の構成)本発明の燃料調圧装置の実施例1
は、図1に示すように、エンジンの気筒内に燃料を噴射
するインジェクタ(図略)に燃料を供給するデリバリー
パイプ11,12の中間部に挿置されて一体的に付設さ
れている。燃料調圧装置3は、デリバリーパイプ11,
12内の燃料の圧力変動を抑制する作用をもつ装置であ
る。本実施例の燃料調圧装置3は、軸長方向に分割され
たデリバリーパイプの一方と他方との間に挿置されたパ
イプ31と、パイプ31の途中に外周方向へ突出して形
成され内部空間30を形成するエアダンパ収容部32
と、エアダンパ収容部32の内部空間30に収容された
エアダンパ41とを有する。ここで、エアダンパ収容部
32およびエアダンパ41が、パイプ31の外周方向に
突出して形成されたダンパ機構部を構成している。
【0016】すなわち、パイプ31とエアダンパ収容部
32とは、合成樹脂(PA系FRPまたはPPS等)か
らブロー成形によって一体的に形成された一体成形部材
であり、軸芯周りに回転対称形をしている。パイプ31
は、内径がデリバリーパイプ11,12の内径と等しい
中空円筒状の部分であり、油密性を確保するために、パ
イプ31の両端付近にはシリコーンゴム系のOリング5
を保持する溝がそれぞれ外周面に形成されている。ここ
で、Oリング5の材質は、NBR系、フッ素ゴム系、ま
たはポリブレンドゴム系などであっても良い。
【0017】そして、デリバリーパイプ11,12と燃
料調圧装置3のパイプ31とは、二つのOリング5によ
って油密性が保たれながら、互いに接続されている。パ
イプ31の両端部とデリバリーパイプ11,12との接
合部には、図示しない係合爪と係合溝とが形成されてお
り、両者が互いに係合してデリバリーパイプ11,12
にパイプ31が接続され、自然に外れることは防止され
ている。
【0018】エアダンパ収容部32は、パイプ31の軸
長方向の中間部から外周方向へ全周で突出して形成され
ており、エアダンパ41の内部には、パイプ31の内部
の燃料流路と全周で連通しているリング状の内部空間3
0が形成されている。そして、内部空間30には、ドー
ナツリング状のエアダンパ41が収容されており、エア
ダンパ41の内径はパイプ31の内径よりも大きいの
で、エアダンパ41もやはりパイプ31の燃料流路を狭
めることがない。
【0019】エアダンパ41は、発泡ゴム製の独立した
部材であって、前述のように断面円形のドーナツリング
状の形状をしている。エアダンパ41の内部は、気体が
充填された多数の独立気泡を形成している発泡ゴムであ
り、エアダンパ41の表皮は気密な耐油性のあるゴム被
膜で形成されている。それゆえ、エアダンパ41が燃料
を吸ってしまうようなことはない。エアダンパ41は、
収縮および膨張する際の体積変化にヒステリシスをもつ
ので、圧力変動に対する吸収作用だけではなく、圧力変
動の振動成分を抑制する減衰作用をも有する。
【0020】(実施例1の作用効果)本実施例は、以上
のように構成されているので、以下のような作用効果を
発揮する。すなわち、本実施例の燃料調圧装置3では、
デリバリーパイプ11,12が中間部で軸長方向の一方
と他方とに分割され、両者11,12の間にパイプ3
1、エアダンパ収容部32およびエアダンパ41をもつ
燃料調圧装置3が配設されている。ここで、デリバリー
パイプ11,12の軸長方向の全長はエンジンの気筒配
置によって定まっているので、本実施例の燃料調圧装置
3が挿置されたデリバリーパイプ11,12は、通常の
デリバリーパイプと全長が変わらない。それゆえ、本実
施例の燃料調圧装置3は、通常のパルセーションダンパ
と異なり、デリバリーパイプ11,12の端部から突出
することがなくデリバリーパイプ11,12と一体にな
っているので、全体としての小型化が可能である。ま
た、本実施例の燃料調圧装置3は、エアダンパ41を除
いて、軽量な合成樹脂材料からブロー成形により一体成
形されているので、軽量化が可能である。そればかりで
はなく、本実施例の燃料調圧装置3は、構成が簡素であ
る上にデリバリーパイプ11,12の中間部に一体的に
組み込まれるので、通常は全体が金属製であるデリバリ
ーパイプがその中間部の分だけ軽量化され、さらなる軽
量化の効果を発揮することができる。
【0021】また、本実施例の燃料調圧装置3は、デリ
バリーパイプ11,12の中間部を代替するので、デリ
バリーパイプ11,12の材料費が低減され、低廉化の
効果をも生じる。さらに、本実施例の燃料調圧装置3
は、パイプ31とエアダンパ収容部32とが一体成形さ
れた安価な部材であり、エアダンパ41も簡素で安価な
ものであるから、燃料調圧装置3自体も低廉化されてい
る。さらにまた、本実施例の燃料調圧装置3は、デリバ
リーパイプ11,12の中間部に一体的に組み込まれて
エンジンに組み付けられるので、組み付け工数が増える
ようなことはない。むしろ逆に、デリバリーパイプ1
1,12への組み込み作業を容易化することによって、
組み付け工数を低減することさえ可能である。そのう
え、ダンパ機構がエアダンパ41であるから複雑な機構
を有さず、エンジンに取り付けたのち車両毎にダンピン
グ作用を検査する検査工程が不要である。それゆえ、チ
ューニングする調整工数も不要になるので、検査および
チューニングに要した工数の分だけ、さらなる低廉化が
可能になる。
【0022】さらに、本実施例の燃料調圧装置3では、
前述の通常のパルセーションダンパとは異なり、広い周
波数帯域での圧力変動をダンピングするエアダンパ41
を採用している。しかも、エアダンパ収容部32の内部
空間30が全内周でパイプ31の中の燃料流路に開口し
ているから、デリバリーパイプ11,12内の燃料の圧
力変動が制限されることなくエアダンパ41にかかる。
それゆえ、デリバリーパイプ11,12内における燃料
圧の変動は、より広い周波数帯域に渡ってより有効に抑
制される。
【0023】なお、本実施例の燃料調圧装置3では、デ
リバリーパイプ11,12に挿置されたパイプ31の途
中に外周方向に突出して形成されたエアダンパ収容部3
2にエアダンパ41が収容されている。それゆえ、デリ
バリーパイプ11,12の流路が燃料調圧装置3によっ
て狭められることがなく、デリバリーパイプ11,12
内の燃料流路が通常のデリバリーパイプの太さで確保さ
れる。その結果、前述の従来技術の燃料調圧装置と異な
って、デリバリーパイプ11,12を通常よりも太くす
る必要がないので、好都合である。
【0024】したがって、本実施例の燃料調圧装置によ
れば、通常のパルセーションダンパと比較して、より広
い周波数帯域でより有効なダンピング作用が得られなが
ら、総合的に小型軽量化とコストダウンとが可能になる
という効果がある。 (実施例1の変形態様1)本実施例の変形態様1とし
て、エアダンパ41を発泡ゴムで形成する代わりにエア
チューブで形成した燃料調圧装置3の実施が可能であ
る。本変形態様によれば、圧力変動の振動成分を減衰す
る作用は前述の実施例1ほどではなくなるが、圧力変動
を吸収する作用は実施例1よりも向上するという効果が
ある。その他の作用効果は、前述の実施例1の作用効果
と同等である。
【0025】[実施例2] (実施例2の構成)本発明の燃料調圧装置の実施例2
は、図2に示すように、エアダンパ収容部33およびエ
アダンパ42の構成が実施例1と異なり、その他の部分
の構成は実施例1と同様である。
【0026】すなわち、本実施例のエアダンパ収容部3
3は、パイプ31の途中から上方へ突出して形成されて
おり、内部に数個のボール状のエアダンパ42を収容す
る内部空間30を形成している。内部空間30は、高さ
の低い概略円筒体状の空間であり、エアダンパ収容部3
3がパイプ31に結合している部分の内部の連通路を通
じて、パイプ31内の燃料流路に連通している。
【0027】エアダンパ42は、前述の実施例1のエア
ダンパ41を球形に形成したボール状の発泡ゴムからな
り、エアダンパ収容部33の内部空間30に3〜10個
ほど詰め込まれている。エアダンパ42の直径は、エア
ダンパ収容部33がパイプ31に連通している連通路の
内径よりも大きいので、エアダンパ42がエアダンパ収
容部33の内部空間30から脱落するようなことはな
い。
【0028】(実施例2の作用効果)本実施例の燃料調
圧装置3では、エアダンパ収容部33がパイプ31に連
通している連通路の内径がある程度限定され、前述の実
施例1ほど広くは取れない。それゆえ、圧力変動を吸収
する作用や圧力変動のうち振動成分を減衰させる作用は
実施例1よりもやや劣るが、概ね実施例1と同様な効果
が得られる。コストダウンおよび小型軽量化に関して
は、前述の実施例1に準ずる効果が得られる。
【0029】したがって、本実施例の燃料調圧装置3に
よっても、前述の実施例1に準ずる作用効果が得られ
る。 (実施例2の変形態様1)本実施例の変形態様1とし
て、ボール状の発泡ゴムからなるエアダンパ42を内部
に気体が充填されたゴムボール(エアボール)で代替し
た燃料調圧装置3の実施が可能である。本変形態様によ
っても、前述の実施例1に対してその変形態様1がもつ
作用効果と同様の作用効果が発揮される。
【0030】[実施例3] (実施例3の構成)本発明の燃料調圧装置の実施例3
は、図3に示すように、パイプ31’およびエアダンパ
収容部34と、ゴムパイプ6と、二つのカシメリング7
とからなり、軸対称形状をしている。
【0031】パイプ31’およびエアダンパ収容部34
は、合成樹脂からなるブロー成形一体部材であり、パイ
プ31’はその両端にフランジ部をもち、エアダンパ収
容部34は略リング状の大きな内部空間30を形成して
いる。パイプ31’の両端のフランジ部は、デリバリー
パイプ11’,12’の端部から所定距離に形成された
フランジ部と対向して配設されている。そして、ゴムパ
イプ6も両端にフランジ部を有しており、パイプ31’
の両端のフランジ部とデリバリーパイプ11’,12’
のフランジ部との間に、ゴムパイプ6の両端のフランジ
部がそれぞれ挟持されている。すなわち、ゴムパイプ6
のフランジ部を挟んで、パイプ31’のフランジ部とデ
リバリーパイプ11’,12’のフランジ部とが、金属
製のカシメリング7によって互いに固定されている。
【0032】ゴムパイプ6は、フッ素系、NBR系また
はシリコーン系のエラストマーからなる管状部材であ
り、適度なゴム弾性を有している。ゴムパイプ6は、そ
の管内に形成されている燃料流路と、外周方向へ突出し
て形成されたエアダンパ収容部34の内部空間30との
間を隔てているとともに、前述のカシメリング7を使っ
たカシメ部を油密に封止している。ゴムパイプ6の中間
部は、所定量の空気が封入された内部空間30と液体燃
料に満たされた燃料流路との間に介在しており、燃料の
圧力変動によって膨張および収縮することにより、燃料
の圧力変動を吸収するエアダンパを形成している。
【0033】(実施例3の作用効果)本実施例の燃料調
圧装置3は、以上のように構成されているので、非常に
広い周波数帯域で燃料の圧力変動を有効に吸収すること
ができる。すなわち、内部空間30に封入されている気
体(通常は空気)のもつ圧縮性の作用と、ゴムパイプ6
のもつ弾力とにより、デリバリーパイプ11,12内の
燃料の圧力変動のうち大半が吸収される。また、本実施
例の燃料調圧装置では、共振周波数がエンジンの回転数
に比べて極めて低いので、共振するような不都合はな
い。さらに、エラストマーのゴム弾性にはある程度のヒ
ステリシスがあるので、圧力変動のうち振動成分に対し
ても適正な減衰作用が発揮される。そればかりではな
く、カシメリング7によってパイプ31とデリバリーパ
イプ11,12とが強固に固定されているので、エンジ
ンへの組み付けに際しての取り扱いがよりいっそう容易
になるという効果がある。
【0034】したがって、本実施例の燃料調圧装置3に
よれば、実施例1と同様の作用効果が得られるばかりで
なく、エンジンへの組み付けに際しての取り扱いがいっ
そう容易になるという効果がある。 (実施例3の変形態様1)本実施例の変形態様1とし
て、エアダンパ収容部32の内周面とゴムパイプ6の外
周面の間に形成されている内部空間30に、スポンジ製
のダンピング部材が収容されている燃料調圧装置3の実
施も可能である。本変形態様によれば、前述の実施例3
と同様の効果が得られるうえに、燃料の圧力変動のうち
振動成分をより有効に減衰させることができるという効
果がある。
【0035】[実施例4] (実施例4の構成)本発明の燃料調圧装置の実施例4
は、図4に示すように、実施例2のエアダンパ収容部3
2に代えて、弾力的に容積可変な内部空間30を内部に
形成しているダンパ室部35をもつ。すなわち、ダンパ
室部35の側周面は、蛇腹で形成されており、燃料が満
たされている内部空間30の容積は弾力的に可変であ
る。ダンパ室部35の中には、実施例2と異なってボー
ル状等のエアダンパ42(図2参照)は入っておらず、
エアダンパ収容部35の側周面を形成している蛇腹の伸
縮によって、燃料の圧力変動を吸収するエアダンパが形
成されている。なお、ダンパ室部35は、上方に突出し
ているとエンジンルーム内の占有容積が増えるので、シ
リンダヘッド等を避けて斜め下方に突出するように、デ
リバリーパイプ11,12に取り付けられている。
【0036】(実施例4の作用効果)本実施例の燃料調
圧装置3によれば、前述の実施例2に準ずる作用効果を
発揮することができる。そればかりではなく、部品点数
が極めて少ないので、最も安価に提供することができる
という効果を有する。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の燃料調圧
装置によれば、通常のパルセーションダンパと比較し
て、より広い周波数帯域でダンピング作用が得られなが
ら、総合的に小型軽量化とコストダウンとが可能になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の燃料調圧装置の構成を示す縦断面
【図2】 実施例2の燃料調圧装置の構成を示す縦断面
【図3】 実施例3の燃料調圧装置の構成を示す縦断面
【図4】 実施例4の燃料調圧装置の構成を示す縦断面
【図5】 通常の燃料調圧装置の配置を示す斜視図
【符号の説明】
11,12,11’,12’:デリバリーパイプ 3:燃料調圧装置 30:内部空間 31,31’:パイプ 32,33,34:エアダンパ収容部 35:ダンパ
室部 41:エアダンパ(ドーナツリング状の発泡ゴム) 42:エアダンパ(ボール状の発泡ゴム) 5:Oリング 6:ゴムパイプ 7:カシメリング 101:デリバリーパイプ 102:パルセーション
ダンパ 103:ボルト 104:インジェクタ 105:
燃料パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの気筒内に燃料を噴射するイン
    ジェクタに該燃料を供給するデリバリーパイプに付設さ
    れ、該デリバリーパイプ内の燃料の圧力変動を抑制する
    燃料調圧装置において、 軸長方向に分割されたデリバリーパイプの一方と他方と
    の間に挿置されたパイプと、 該パイプの途中に外周方向へ突出して形成されたダンパ
    機構部と、を有することを特徴とする燃料調圧装置。
  2. 【請求項2】 前記ダンパ機構部は、内部空間を形成す
    るエアダンパ収容部と、該エアダンパ収容部の該内部空
    間に収容されたエアダンパとをもつ、 請求項1記載の燃料調圧装置。
  3. 【請求項3】 前記ダンパ機構部は、弾力的に容積可変
    な内部空間を内部に形成するダンパ室部である、 請求項1記載の燃料調圧装置。
JP11012515A 1999-01-20 1999-01-20 燃料調圧装置 Pending JP2000213434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11012515A JP2000213434A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 燃料調圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11012515A JP2000213434A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 燃料調圧装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000213434A true JP2000213434A (ja) 2000-08-02

Family

ID=11807498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11012515A Pending JP2000213434A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 燃料調圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000213434A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1602820A2 (en) * 2004-06-01 2005-12-07 Nissan Motor Co., Ltd. Fluid coupling
JP2008115738A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Denso Corp 燃料噴射弁
JP2011043086A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Tokai Rubber Ind Ltd コネクタ
JP2011174580A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Tokai Rubber Ind Ltd コネクタ
KR101283737B1 (ko) * 2011-11-11 2013-07-08 김점원 차량용 연료분사장치
JP2014051997A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Tokai Rubber Ind Ltd コネクタ
WO2018062826A1 (ko) * 2016-09-30 2018-04-05 르노삼성자동차 주식회사 자동차 연료공급계통의 맥동저감장치와 방법 및 이를 이용한 자동차
CN108138723A (zh) * 2015-09-23 2018-06-08 罗伯特·博世有限公司 用于燃料喷射系统的压力脉动阻尼器以及燃料喷射系统
EP3572662A1 (en) * 2018-05-22 2019-11-27 Delphi Technologies IP Limited Fuel system with a pressure pulsation damper
WO2025021678A1 (de) * 2023-07-27 2025-01-30 Reflex Winkelmann Gmbh Ausdehnungseinrichtung

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1602820A2 (en) * 2004-06-01 2005-12-07 Nissan Motor Co., Ltd. Fluid coupling
JP2008115738A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Denso Corp 燃料噴射弁
JP2011043086A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Tokai Rubber Ind Ltd コネクタ
JP2011174580A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Tokai Rubber Ind Ltd コネクタ
KR101283737B1 (ko) * 2011-11-11 2013-07-08 김점원 차량용 연료분사장치
JP2014051997A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Tokai Rubber Ind Ltd コネクタ
CN108138723A (zh) * 2015-09-23 2018-06-08 罗伯特·博世有限公司 用于燃料喷射系统的压力脉动阻尼器以及燃料喷射系统
EP3353410B1 (de) * 2015-09-23 2019-10-16 Robert Bosch GmbH Druckpulsationsdämpfer für ein kraftstoffeinspritzsystem sowie kraftstoffeinspritzsystem
WO2018062826A1 (ko) * 2016-09-30 2018-04-05 르노삼성자동차 주식회사 자동차 연료공급계통의 맥동저감장치와 방법 및 이를 이용한 자동차
EP3572662A1 (en) * 2018-05-22 2019-11-27 Delphi Technologies IP Limited Fuel system with a pressure pulsation damper
WO2025021678A1 (de) * 2023-07-27 2025-01-30 Reflex Winkelmann Gmbh Ausdehnungseinrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4641387B2 (ja) 流体継手
JP2000213434A (ja) 燃料調圧装置
US7922156B2 (en) Hydraulically damped body mount with bolt-through construction
US5823515A (en) Fluid contained engine mounting device and method of manufacturing the same
US8061694B2 (en) Vibration isolation device
US7314213B2 (en) Fluid-filled vibration damping device
US6598865B1 (en) Fluid-filled vibration damping device
US20040188904A1 (en) Pneumatically operated fluid filled engine mount for vehicles
JP6769840B2 (ja) 減圧弁装置
US5832904A (en) Fuel-feed system for an engine
US10895301B2 (en) Fluid-filled vibration-damping device
JP4906768B2 (ja) 防振装置
JPH0953541A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH08326622A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH09151830A (ja) 燃料噴射装置
JP5056838B2 (ja) 流体継手
JPH08261097A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH1047421A (ja) 流体制振ブロック
KR102624866B1 (ko) 퍼지컨트롤 솔레노이드밸브의 구조
JP2004183812A (ja) 流体継手
KR20200051328A (ko) 소형화 에어 서스펜션 장치
JP6031728B2 (ja) 燃料供給装置
JP2021067295A (ja) 流体封入式防振装置
CN114321252B (zh) 空气弹簧组件及汽车
JPH0821567A (ja) ウォーターハンマー防止装置