JP2000213541A - 潤滑油供給構造 - Google Patents
潤滑油供給構造Info
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- JP2000213541A JP2000213541A JP1570999A JP1570999A JP2000213541A JP 2000213541 A JP2000213541 A JP 2000213541A JP 1570999 A JP1570999 A JP 1570999A JP 1570999 A JP1570999 A JP 1570999A JP 2000213541 A JP2000213541 A JP 2000213541A
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- oil
- housing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/23—Gas turbine engines
- F16C2360/24—Turbochargers
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、潤滑油供給構造に関し、簡素な構
成で回転軸の焼き付きを確実に防止できるようにする。 【解決手段】 ハウジング3内に収納された回転軸2と
この回転軸2を支持する支持部材6との間に潤滑油を供
給する潤滑油供給構造であって、回転軸2と支持部材6
との摺接部分近傍を覆うようにハウジング3側に形成さ
れた円筒壁部8と、円筒壁部8内に向けて潤滑油を噴射
するオイルジェット給油路9とをそなえるように構成す
る。
成で回転軸の焼き付きを確実に防止できるようにする。 【解決手段】 ハウジング3内に収納された回転軸2と
この回転軸2を支持する支持部材6との間に潤滑油を供
給する潤滑油供給構造であって、回転軸2と支持部材6
との摺接部分近傍を覆うようにハウジング3側に形成さ
れた円筒壁部8と、円筒壁部8内に向けて潤滑油を噴射
するオイルジェット給油路9とをそなえるように構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速回転する回転
軸と回転軸を支持する部材との間の摺接部、特に、ター
ボチャージャの軸受けのシール部に用いて好適の、潤滑
油供給構造に関する。
軸と回転軸を支持する部材との間の摺接部、特に、ター
ボチャージャの軸受けのシール部に用いて好適の、潤滑
油供給構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの排気ガスの圧力を
利用して吸気を圧縮し、エンジンの出力の向上を図るよ
うにしたターボチャージャが広く知られている。このよ
うなターボチャージャでは、排気経路上に設けられたタ
ービンロータ(タービン)と吸気経路上に設けられたコ
ンプレッサとがシャフト(回転軸)により接続されてお
り、排気ガスの圧力によりタービンを回転させるととも
に、このタービンの回転駆動力をコンプレッサに伝達し
て、吸気を圧縮するように構成されている。
利用して吸気を圧縮し、エンジンの出力の向上を図るよ
うにしたターボチャージャが広く知られている。このよ
うなターボチャージャでは、排気経路上に設けられたタ
ービンロータ(タービン)と吸気経路上に設けられたコ
ンプレッサとがシャフト(回転軸)により接続されてお
り、排気ガスの圧力によりタービンを回転させるととも
に、このタービンの回転駆動力をコンプレッサに伝達し
て、吸気を圧縮するように構成されている。
【0003】ところで、タービンに作用する作動ガス
(排気ガス)は、非常に高温且つ高圧であるため、この
ような作動ガスがシャフトを収納するハウジング内へ流
入するとハウジング内が高温となり、シャフトの軸受部
が焼き付くおそれがある。したがって、軸受け部近傍に
シール部を設けてタービン側からの熱の浸入(即ち排気
ガスの流入)を確実に防止するとともに、軸受部及びシ
ャフトのシール部には十分な潤滑油を供給して潤滑と冷
却とを行なう必要がある。
(排気ガス)は、非常に高温且つ高圧であるため、この
ような作動ガスがシャフトを収納するハウジング内へ流
入するとハウジング内が高温となり、シャフトの軸受部
が焼き付くおそれがある。したがって、軸受け部近傍に
シール部を設けてタービン側からの熱の浸入(即ち排気
ガスの流入)を確実に防止するとともに、軸受部及びシ
ャフトのシール部には十分な潤滑油を供給して潤滑と冷
却とを行なう必要がある。
【0004】以下、図4を用いて従来のターボチャージ
ャの軸受部及びシール部の構造について簡単に説明する
と、図中34はシャフト、37はタービンであって、こ
れらのシャフト34とタービン37とは一体に形成され
ている。また、シャフト34とハウジング50との間に
は、ベアリング(軸受け)35及びベアリングケーシン
グ43が設けられており、このベアリング35によりシ
ャフト34はハウジング50に対して回転可能に支持さ
れている。また、ベアリングケーシング43とハウジン
グ50との間には、ベアリング35へ潤滑油を供給する
ための油路44が形成されており、油路44を介して供
給された潤滑油は、ベアリング35内の油孔35aを通
って、ベアリング35とシャフト34との間の摺接面に
供給される。
ャの軸受部及びシール部の構造について簡単に説明する
と、図中34はシャフト、37はタービンであって、こ
れらのシャフト34とタービン37とは一体に形成され
ている。また、シャフト34とハウジング50との間に
は、ベアリング(軸受け)35及びベアリングケーシン
グ43が設けられており、このベアリング35によりシ
ャフト34はハウジング50に対して回転可能に支持さ
れている。また、ベアリングケーシング43とハウジン
グ50との間には、ベアリング35へ潤滑油を供給する
ための油路44が形成されており、油路44を介して供
給された潤滑油は、ベアリング35内の油孔35aを通
って、ベアリング35とシャフト34との間の摺接面に
供給される。
【0005】そして、この潤滑油によりシャフト34と
ベアリング35との間の摩擦抵抗が低減されてシャフト
34の高速回転時の焼きつきを防止するようにしている
のである。一方、ベアリング35よりもタービン37側
(図中右側)には、タービン37側からの排気ガスの流
入を防止すべくシールリング(又はピストンリング)4
1が設けられている。このシールリング41は、シーリ
ングホルダ40に保持されており、ハウジング50及び
シーリングホルダ40に対して相対回転しないように取
り付けられている。
ベアリング35との間の摩擦抵抗が低減されてシャフト
34の高速回転時の焼きつきを防止するようにしている
のである。一方、ベアリング35よりもタービン37側
(図中右側)には、タービン37側からの排気ガスの流
入を防止すべくシールリング(又はピストンリング)4
1が設けられている。このシールリング41は、シーリ
ングホルダ40に保持されており、ハウジング50及び
シーリングホルダ40に対して相対回転しないように取
り付けられている。
【0006】また、このシールリング41は、シャフト
34に形成されたリング溝34bに係合しており、シャ
フト34の回転時にはシールリング41とリング溝34
bとが摺接しながら、高温の作動ガスの流入を防止する
のである。ところで、作動ガスが高温,高圧になると、
シールリング41とシャフト34のリング溝34bとは
温度上昇による熱膨張が著しくなり、強い接触圧によ
り、互いが焼損(焼き付き)を生じるおそれがある。
34に形成されたリング溝34bに係合しており、シャ
フト34の回転時にはシールリング41とリング溝34
bとが摺接しながら、高温の作動ガスの流入を防止する
のである。ところで、作動ガスが高温,高圧になると、
シールリング41とシャフト34のリング溝34bとは
温度上昇による熱膨張が著しくなり、強い接触圧によ
り、互いが焼損(焼き付き)を生じるおそれがある。
【0007】この対策としては、予めシールリング41
とリング溝34bとの隙間を拡大することが考えられる
が、この隙間を拡大しすぎると、作動ガスの通過量を増
大させ、シールリング41やハウジング50内の温度上
昇を招いてしまう。また、シールリング41とリング溝
34bとの隙間を狭く設定したとしても、高温となった
金属は摩擦係数が高くなるので、接触による磨耗も著し
く増大し、結果的にやがて焼き付きを起こしてしまうお
それがある。
とリング溝34bとの隙間を拡大することが考えられる
が、この隙間を拡大しすぎると、作動ガスの通過量を増
大させ、シールリング41やハウジング50内の温度上
昇を招いてしまう。また、シールリング41とリング溝
34bとの隙間を狭く設定したとしても、高温となった
金属は摩擦係数が高くなるので、接触による磨耗も著し
く増大し、結果的にやがて焼き付きを起こしてしまうお
それがある。
【0008】これに対して、実開昭60−88037号
公報には、図4に示すように、油路44にオイルジェッ
ト給油路42を設けてシャフト34の油切り用フランジ
34aに向けて潤滑油を噴出するようにした技術が開示
されている。そして、このオイルジェット給油路42か
ら噴出する潤滑油の冷却作用により、タービン34側か
らの高熱を遮断するようにしているのである。
公報には、図4に示すように、油路44にオイルジェッ
ト給油路42を設けてシャフト34の油切り用フランジ
34aに向けて潤滑油を噴出するようにした技術が開示
されている。そして、このオイルジェット給油路42か
ら噴出する潤滑油の冷却作用により、タービン34側か
らの高熱を遮断するようにしているのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、オイルジェット給油路42からの
潤滑油は油切り用フランジ34aに当たって径方向に飛
散してしまうため、シールリング41までは潤滑油が届
かない。このため、従来の技術では、シールリング41
自体を冷却することができず、上述したような焼き付き
を確実に防止することができないという課題がある。ま
た、従来の構造では、ベアリングケーシング43にオイ
ルジェット給油路42を穿設しているため、噴出する潤
滑油の向きの微調整ができないという課題もある。
うな従来の技術では、オイルジェット給油路42からの
潤滑油は油切り用フランジ34aに当たって径方向に飛
散してしまうため、シールリング41までは潤滑油が届
かない。このため、従来の技術では、シールリング41
自体を冷却することができず、上述したような焼き付き
を確実に防止することができないという課題がある。ま
た、従来の構造では、ベアリングケーシング43にオイ
ルジェット給油路42を穿設しているため、噴出する潤
滑油の向きの微調整ができないという課題もある。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、簡素な構成で回転軸の焼き付きを確実に防止
できるようにした、潤滑油供給構造を提供することを目
的とする。
たもので、簡素な構成で回転軸の焼き付きを確実に防止
できるようにした、潤滑油供給構造を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の潤滑油供給構造は、ハウジング内に収納され
た回転軸と該回転軸を支持する支持部材との摺接部分近
傍を覆うように該ハウジングに形成された円筒壁部と、
該円筒壁部内に向けて該潤滑油を噴射するオイルジェッ
ト給油路とをそなえていることを特徴としている。
の本発明の潤滑油供給構造は、ハウジング内に収納され
た回転軸と該回転軸を支持する支持部材との摺接部分近
傍を覆うように該ハウジングに形成された円筒壁部と、
該円筒壁部内に向けて該潤滑油を噴射するオイルジェッ
ト給油路とをそなえていることを特徴としている。
【0012】このような構成により、オイルジェット給
油路から噴出した潤滑油は、回転軸に衝突した後、遠心
力により回転軸の径方向に飛散し、この飛散した潤滑油
の飛沫が円筒壁部内に滞留する。潤滑油の飛沫が円筒壁
部内に滞留することにより、円筒壁部の内壁部に環状の
油膜が形成され、回転軸と支持部材との摺接部分に潤滑
油が浸入する。そして、これにより摺接部分の潤滑が行
なわれるとともに摺接部分が冷却される。また、回転軸
の回転速度が高速になると円筒壁部内に滞留する潤滑油
の飛沫は霧(ミスト)状になり、摺接部分の接触摩擦抵
抗がさらに小さくなる。このため、回転軸の高速回転時
の焼き付き等の焼損を確実に防止できる。
油路から噴出した潤滑油は、回転軸に衝突した後、遠心
力により回転軸の径方向に飛散し、この飛散した潤滑油
の飛沫が円筒壁部内に滞留する。潤滑油の飛沫が円筒壁
部内に滞留することにより、円筒壁部の内壁部に環状の
油膜が形成され、回転軸と支持部材との摺接部分に潤滑
油が浸入する。そして、これにより摺接部分の潤滑が行
なわれるとともに摺接部分が冷却される。また、回転軸
の回転速度が高速になると円筒壁部内に滞留する潤滑油
の飛沫は霧(ミスト)状になり、摺接部分の接触摩擦抵
抗がさらに小さくなる。このため、回転軸の高速回転時
の焼き付き等の焼損を確実に防止できる。
【0013】また、請求項2記載の本発明の潤滑油供給
構造は、請求項1記載の構成において、該円筒壁部の一
部に、該オイルジェット給油路から供給される潤滑油を
該円筒壁部内に導くための切り欠きが形成されているこ
とを特徴としている。したがって、オイルジェット給油
路から噴出した潤滑油は、円筒壁部に形成された切り欠
きを介して確実に円筒壁部内に導かれる。したがって、
円筒壁部の外側に潤滑油が衝突することなく確実に回転
軸に衝突し、その後回転軸の径方向に飛散した潤滑油が
確実に円筒壁部内に滞留する。
構造は、請求項1記載の構成において、該円筒壁部の一
部に、該オイルジェット給油路から供給される潤滑油を
該円筒壁部内に導くための切り欠きが形成されているこ
とを特徴としている。したがって、オイルジェット給油
路から噴出した潤滑油は、円筒壁部に形成された切り欠
きを介して確実に円筒壁部内に導かれる。したがって、
円筒壁部の外側に潤滑油が衝突することなく確実に回転
軸に衝突し、その後回転軸の径方向に飛散した潤滑油が
確実に円筒壁部内に滞留する。
【0014】また、請求項3記載の本発明の潤滑油供給
構造は、請求項1記載の構成において、該オイルジェッ
ト給油路が、該ハウジングと別体に形成されたオイルジ
ェット供給用ピース内に形成されていることを特徴とし
ている。したがって、ハウジング内に形成された潤滑油
通路を利用して簡単にオイルジェット給油路を設けるこ
とができる。また、オイルジェット供給用ピースを交換
することで、噴出する潤滑油の向きや量の微調整を簡単
に行なうことができる。
構造は、請求項1記載の構成において、該オイルジェッ
ト給油路が、該ハウジングと別体に形成されたオイルジ
ェット供給用ピース内に形成されていることを特徴とし
ている。したがって、ハウジング内に形成された潤滑油
通路を利用して簡単にオイルジェット給油路を設けるこ
とができる。また、オイルジェット供給用ピースを交換
することで、噴出する潤滑油の向きや量の微調整を簡単
に行なうことができる。
【0015】また、請求項4記載の本発明の潤滑油供給
構造は、請求項1記載の構成において、該回転軸に溝部
が形成され、該支持部材が、該ハウジングに係止される
とともに該溝部に遊嵌されるピストンリングとして構成
され、該円筒壁部が、該ピストンリング及び該溝部を覆
うように形成されていることを特徴としている。そし
て、このような構成により、ピストンリングと溝部との
摺接部分の潤滑が行なわれるとともに摺接部分が冷却さ
れるので、ハウジング外側が高熱に晒されていてもハウ
ジング内への高熱の伝達を極力抑制でき、回転軸の高速
回転時における摺接部分での焼き付き等の焼損を確実に
防止できる。
構造は、請求項1記載の構成において、該回転軸に溝部
が形成され、該支持部材が、該ハウジングに係止される
とともに該溝部に遊嵌されるピストンリングとして構成
され、該円筒壁部が、該ピストンリング及び該溝部を覆
うように形成されていることを特徴としている。そし
て、このような構成により、ピストンリングと溝部との
摺接部分の潤滑が行なわれるとともに摺接部分が冷却さ
れるので、ハウジング外側が高熱に晒されていてもハウ
ジング内への高熱の伝達を極力抑制でき、回転軸の高速
回転時における摺接部分での焼き付き等の焼損を確実に
防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の一実
施形態としての潤滑油供給構造について説明すると、図
1はその全体構成を示す模式的な断面図、図2はその要
部構成を示す模式的な断面図であって図1におけるB部
の拡大図、図3はその要部構成を示す模式図であって図
2におけるA矢視図である。
施形態としての潤滑油供給構造について説明すると、図
1はその全体構成を示す模式的な断面図、図2はその要
部構成を示す模式的な断面図であって図1におけるB部
の拡大図、図3はその要部構成を示す模式図であって図
2におけるA矢視図である。
【0017】図1において、1はターボチャージャのタ
ービンであって、2はタービン1に接続されたシャフト
(回転軸)である。また、3はシャフト2を収納するハ
ウジングであって、シャフト2とハウジング3との間に
は、軸受け(ベアリング)4が介装されている。また、
ハウジング3内には、軸受け4へ潤滑油を供給するため
の油路5が形成されており、この油路5を介して供給さ
れた潤滑油は、主に、軸受け4内の油孔4aを通って軸
受け4とシャフト2との間の摺接面に供給されるように
なっている。
ービンであって、2はタービン1に接続されたシャフト
(回転軸)である。また、3はシャフト2を収納するハ
ウジングであって、シャフト2とハウジング3との間に
は、軸受け(ベアリング)4が介装されている。また、
ハウジング3内には、軸受け4へ潤滑油を供給するため
の油路5が形成されており、この油路5を介して供給さ
れた潤滑油は、主に、軸受け4内の油孔4aを通って軸
受け4とシャフト2との間の摺接面に供給されるように
なっている。
【0018】そして、この潤滑油によりシャフト2と軸
受け4との間の摩擦抵抗が低減されてシャフト2の高速
回転が許容されるようになっている。また、軸受け4よ
りもタービン1側(図中右側)には、タービン1側から
の排気ガスの流入を防止すべくシール部が設けられてい
る。このシール部は、支持部材としてのピストンリング
(又はシールリング)6及びシャフト2により構成され
ており、このうち、このピストンリング6は、ハウジン
グ3に固定されたシーリングホルダ7に保持されて、ハ
ウジング3及びシーリングホルダ7に対して相対回転し
ないように取り付けられている。
受け4との間の摩擦抵抗が低減されてシャフト2の高速
回転が許容されるようになっている。また、軸受け4よ
りもタービン1側(図中右側)には、タービン1側から
の排気ガスの流入を防止すべくシール部が設けられてい
る。このシール部は、支持部材としてのピストンリング
(又はシールリング)6及びシャフト2により構成され
ており、このうち、このピストンリング6は、ハウジン
グ3に固定されたシーリングホルダ7に保持されて、ハ
ウジング3及びシーリングホルダ7に対して相対回転し
ないように取り付けられている。
【0019】また、図2に示すように、このピストンリ
ング6は、シャフト2に形成されたリング溝(溝部)2
aに係合しており、シャフト2の回転時にはピストンリ
ング6とリング溝2aとが摺接しながら気密性を保持し
て、タービン1側からの高温の作動ガス(排気ガス)の
流入を防止するようになっている。ところで、本実施形
態の潤滑油供給構造では、図1及び図2に示すように、
シャフト2とピストンリング6との摺接部分近傍を覆う
ようにシーリングホルダ7に円筒壁部8が形成されてい
る。
ング6は、シャフト2に形成されたリング溝(溝部)2
aに係合しており、シャフト2の回転時にはピストンリ
ング6とリング溝2aとが摺接しながら気密性を保持し
て、タービン1側からの高温の作動ガス(排気ガス)の
流入を防止するようになっている。ところで、本実施形
態の潤滑油供給構造では、図1及び図2に示すように、
シャフト2とピストンリング6との摺接部分近傍を覆う
ようにシーリングホルダ7に円筒壁部8が形成されてい
る。
【0020】この円筒壁部8は、ピストンリング6の配
設位置からハウジング3の内側(図中左側)に向かって
オーバハングして形成されている。なお、詳しくは後述
するが、この円筒壁部8は、ピストンリング6及びリン
グ溝(溝部)2aの近傍における潤滑油を滞留させるべ
く設けられたものである。一方、図2に示すように、ハ
ウジング3側には、この円筒壁部8内に向けて潤滑油を
噴射するオイルジェット給油路9が形成されている。こ
こで、オイルジェット給油路9は、図1及び図2に示す
ように、ハウジング3とは別体に形成されたオイルジェ
ット供給用ピース10内に形成されており、このオイル
ジェット供給用ピース10は、図3に示すように、ボル
ト11によりハウジング3に取り付けられている。な
お、図3中符号10aはオイルジェット供給用ピース1
0とハウジング3との間での潤滑油の漏れを防止するた
めのOリングである。
設位置からハウジング3の内側(図中左側)に向かって
オーバハングして形成されている。なお、詳しくは後述
するが、この円筒壁部8は、ピストンリング6及びリン
グ溝(溝部)2aの近傍における潤滑油を滞留させるべ
く設けられたものである。一方、図2に示すように、ハ
ウジング3側には、この円筒壁部8内に向けて潤滑油を
噴射するオイルジェット給油路9が形成されている。こ
こで、オイルジェット給油路9は、図1及び図2に示す
ように、ハウジング3とは別体に形成されたオイルジェ
ット供給用ピース10内に形成されており、このオイル
ジェット供給用ピース10は、図3に示すように、ボル
ト11によりハウジング3に取り付けられている。な
お、図3中符号10aはオイルジェット供給用ピース1
0とハウジング3との間での潤滑油の漏れを防止するた
めのOリングである。
【0021】ここで、上述のようにオイルジェット供給
用ピース10をハウジング3と別体に構成しているの
は、従来のハウジングに対して簡単にオイルジェット給
油路9を設けることができるからである。例えばこの実
施形態の場合には、図1に示すように、油路5をタービ
ン1側に延長するとともに、オイルジェット給油路9が
形成されたオイルジェット供給用ピース10をハウジン
グ3に取り付けるという簡単な作業で従来のハウジング
の構造をほとんど変更することなくオイルジェット給油
路9を設けることができるのである。
用ピース10をハウジング3と別体に構成しているの
は、従来のハウジングに対して簡単にオイルジェット給
油路9を設けることができるからである。例えばこの実
施形態の場合には、図1に示すように、油路5をタービ
ン1側に延長するとともに、オイルジェット給油路9が
形成されたオイルジェット供給用ピース10をハウジン
グ3に取り付けるという簡単な作業で従来のハウジング
の構造をほとんど変更することなくオイルジェット給油
路9を設けることができるのである。
【0022】また、オイルジェット給油路9は、油路5
よりも十分小さい内径に形成されており、これにより円
筒壁部8内に向けて噴出する潤滑油は、軸受け4に供給
される潤滑油よりも高い速度でジェット噴射されるよう
になっているのである。また、図2に示すように、円筒
壁部8には、オイルジェット給油路9から噴出する潤滑
油との干渉を回避して、確実に潤滑油を円筒壁部8内に
導くための切り欠き8aが形成されており、オイルジェ
ット給油路9から供給された潤滑油は、この切り欠き8
aを介して確実に円筒壁部8内に導かれるようになって
いる。
よりも十分小さい内径に形成されており、これにより円
筒壁部8内に向けて噴出する潤滑油は、軸受け4に供給
される潤滑油よりも高い速度でジェット噴射されるよう
になっているのである。また、図2に示すように、円筒
壁部8には、オイルジェット給油路9から噴出する潤滑
油との干渉を回避して、確実に潤滑油を円筒壁部8内に
導くための切り欠き8aが形成されており、オイルジェ
ット給油路9から供給された潤滑油は、この切り欠き8
aを介して確実に円筒壁部8内に導かれるようになって
いる。
【0023】なお、図1及び図2に示すように、オイル
ジェット給油路9からの潤滑油のジェット給油は、上方
から下方に向けて行なわれるようになっており、切り欠
き8aも、これに合わせて円筒壁部8の上方に形成され
ている。これは、重力による作用を考慮したものであ
り、円筒壁部8内に供給された潤滑油を、極力円筒壁部
8内に滞留させておくためである。
ジェット給油路9からの潤滑油のジェット給油は、上方
から下方に向けて行なわれるようになっており、切り欠
き8aも、これに合わせて円筒壁部8の上方に形成され
ている。これは、重力による作用を考慮したものであ
り、円筒壁部8内に供給された潤滑油を、極力円筒壁部
8内に滞留させておくためである。
【0024】つまり、ジェット給油の方向や切り欠き8
aの位置を上述のように設定することにより、円筒壁部
8内に供給された潤滑油が自重によって円筒壁部8の下
方に溜まっても、切り欠き8aから潤滑油が落下してい
くことがなく、極力円筒壁部8内に潤滑油を滞留させて
おくことができるのである。本発明の一実施形態として
の潤滑油供給構造は、上述のように構成されているの
で、図示しないポンプで所定圧力に加圧された潤滑油
は、主に油路5から軸受け4内の油孔4aを通って軸受
け4とシャフト2との間に供給され、また、一部の潤滑
油は、オイルジェット給油路9を通って円筒壁部8に向
けてジェット噴射される。
aの位置を上述のように設定することにより、円筒壁部
8内に供給された潤滑油が自重によって円筒壁部8の下
方に溜まっても、切り欠き8aから潤滑油が落下してい
くことがなく、極力円筒壁部8内に潤滑油を滞留させて
おくことができるのである。本発明の一実施形態として
の潤滑油供給構造は、上述のように構成されているの
で、図示しないポンプで所定圧力に加圧された潤滑油
は、主に油路5から軸受け4内の油孔4aを通って軸受
け4とシャフト2との間に供給され、また、一部の潤滑
油は、オイルジェット給油路9を通って円筒壁部8に向
けてジェット噴射される。
【0025】オイルジェット給油路9から円筒壁部8内
に向けてジェット噴射された潤滑油は、切り欠き8aを
介して確実に円筒壁部8内に導かれ、回転するシャフト
2に衝突した後、遠心力によりシャフト2の径方向に飛
散して、円筒壁部8内に滞留する。そして、潤滑油の飛
沫が円筒壁部8内に滞留することにより、シャフト2の
リング溝2aとピストンリング6との摺接部分に潤滑油
が浸入し、十分な潤滑が行なわれる。また、このような
潤滑油のジェット噴射を連続して行なうことにより、円
筒壁部8の内壁には、図2に示すような環状の油膜が形
成され、摺接部分近傍が冷却されるのである。
に向けてジェット噴射された潤滑油は、切り欠き8aを
介して確実に円筒壁部8内に導かれ、回転するシャフト
2に衝突した後、遠心力によりシャフト2の径方向に飛
散して、円筒壁部8内に滞留する。そして、潤滑油の飛
沫が円筒壁部8内に滞留することにより、シャフト2の
リング溝2aとピストンリング6との摺接部分に潤滑油
が浸入し、十分な潤滑が行なわれる。また、このような
潤滑油のジェット噴射を連続して行なうことにより、円
筒壁部8の内壁には、図2に示すような環状の油膜が形
成され、摺接部分近傍が冷却されるのである。
【0026】また、本実施形態のように、回転軸がター
ボチャージャのシャフト2である場合にはシャフト2は
高速回転することになるが、このようにシャフト2が高
速回転すると、円筒壁部8内に滞留する潤滑油の飛沫は
ミスト状(霧状)になる。そして、潤滑油がこのような
ミスト状になると摺接部分の接触摩擦抵抗がさらに小さ
くなるため、シャフト2の高速回転時の焼き付き等の焼
損を確実に防止できる。
ボチャージャのシャフト2である場合にはシャフト2は
高速回転することになるが、このようにシャフト2が高
速回転すると、円筒壁部8内に滞留する潤滑油の飛沫は
ミスト状(霧状)になる。そして、潤滑油がこのような
ミスト状になると摺接部分の接触摩擦抵抗がさらに小さ
くなるため、シャフト2の高速回転時の焼き付き等の焼
損を確実に防止できる。
【0027】また、円筒壁部8の一部に切り欠き8aを
形成することにより、オイルジェット給油路9から噴出
した潤滑油は、円筒壁部8の外側に衝突することなく、
確実に円筒壁部8内に供給され、確実にシャフト2と衝
突させることができる。また、上述したように、ピスト
ンリング6とリング溝2aとの摺接部分の潤滑や冷却が
確実に行なわれので、リング溝2aを拡幅しなくてもピ
ストンリング6の焼き付きを防止でき、これにより、ハ
ウジング3の内側の気密性を確実に保持することができ
る。つまり、従来では、ピストンリング6の焼き付きを
防止するべく予めリング溝2aを拡幅しておくことが考
えられるが、このように構成した場合には、ピストンリ
ング6とリング溝2aとの隙間から、高熱の作動ガスが
ハウジング3内に流入してまい、ハウジング3の温度上
昇を招いてしまうおそれがあった。
形成することにより、オイルジェット給油路9から噴出
した潤滑油は、円筒壁部8の外側に衝突することなく、
確実に円筒壁部8内に供給され、確実にシャフト2と衝
突させることができる。また、上述したように、ピスト
ンリング6とリング溝2aとの摺接部分の潤滑や冷却が
確実に行なわれので、リング溝2aを拡幅しなくてもピ
ストンリング6の焼き付きを防止でき、これにより、ハ
ウジング3の内側の気密性を確実に保持することができ
る。つまり、従来では、ピストンリング6の焼き付きを
防止するべく予めリング溝2aを拡幅しておくことが考
えられるが、このように構成した場合には、ピストンリ
ング6とリング溝2aとの隙間から、高熱の作動ガスが
ハウジング3内に流入してまい、ハウジング3の温度上
昇を招いてしまうおそれがあった。
【0028】一方、上述のように本発明の潤滑油供給構
造では、リング溝2aを拡幅しなくてもピストンリング
6の焼き付きを防止できるため、リング溝2aとピスト
ンリング6との隙間を極力小さくすることができ、気密
性を向上させることができるのである。これにより、タ
ービン1側からハウジング3内への高温の作動ガスの流
入を防止でき、ハウジング3の外側が高熱に晒されてい
てもハウジング3内への高熱の伝達を極力抑制すること
ができるのである。
造では、リング溝2aを拡幅しなくてもピストンリング
6の焼き付きを防止できるため、リング溝2aとピスト
ンリング6との隙間を極力小さくすることができ、気密
性を向上させることができるのである。これにより、タ
ービン1側からハウジング3内への高温の作動ガスの流
入を防止でき、ハウジング3の外側が高熱に晒されてい
てもハウジング3内への高熱の伝達を極力抑制すること
ができるのである。
【0029】さらに、上述のように、オイルジェット供
給用ピース10をハウジング3とは別体に形成すること
により、オイルジェット供給用ピース10を取り換える
ことで給油速度(又は給油量)や給油方向を容易に微調
整することができる。ここで、給油速度(又は給油量)
は、オイルジェット給油路9の径を変更することで調整
可能であり、給油方向は、オイルジェット給油路9の向
きを変更することで調整可能である。
給用ピース10をハウジング3とは別体に形成すること
により、オイルジェット供給用ピース10を取り換える
ことで給油速度(又は給油量)や給油方向を容易に微調
整することができる。ここで、給油速度(又は給油量)
は、オイルジェット給油路9の径を変更することで調整
可能であり、給油方向は、オイルジェット給油路9の向
きを変更することで調整可能である。
【0030】また、オイルジェット供給用ピース10を
ハウジング3と別体に形成することにより、従来のハウ
ジングに対して大きな変更をともなうことなくオイルジ
ェット給油路9を形成することができ、製造にともなう
コストの上昇も抑制できる利点がある。なお、本発明の
潤滑油供給構造は、上述の構成に限定されるものてはな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可
能である。例えば、本発明の潤滑油供給構造は、ターボ
チャージャのシール部にのみ適用されるものではなく、
高速回転する回転軸とその回転軸を支持する軸受け部と
の間に幅広く適用することができる。
ハウジング3と別体に形成することにより、従来のハウ
ジングに対して大きな変更をともなうことなくオイルジ
ェット給油路9を形成することができ、製造にともなう
コストの上昇も抑制できる利点がある。なお、本発明の
潤滑油供給構造は、上述の構成に限定されるものてはな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可
能である。例えば、本発明の潤滑油供給構造は、ターボ
チャージャのシール部にのみ適用されるものではなく、
高速回転する回転軸とその回転軸を支持する軸受け部と
の間に幅広く適用することができる。
【0031】また、本実施形態では、上方から下方に向
けて潤滑油をジェット給油するとともに、円筒壁部8の
上方に切り欠き8aを形成しているが、ジェット給油の
方向や切り欠き8aの位置はこれに限定されるものでは
なく、ジェット給油が円筒壁部8と干渉することなく確
実に円筒壁部8内に導かれるように構成されていれば他
の構成であってもよい。また、上述の実施形態では、円
筒壁部8はハウジング3とは別体に形成されたシーリン
グホルダ7に形成されているが、円筒壁部8をハウジン
グ3と一体に形成してもよい。
けて潤滑油をジェット給油するとともに、円筒壁部8の
上方に切り欠き8aを形成しているが、ジェット給油の
方向や切り欠き8aの位置はこれに限定されるものでは
なく、ジェット給油が円筒壁部8と干渉することなく確
実に円筒壁部8内に導かれるように構成されていれば他
の構成であってもよい。また、上述の実施形態では、円
筒壁部8はハウジング3とは別体に形成されたシーリン
グホルダ7に形成されているが、円筒壁部8をハウジン
グ3と一体に形成してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の潤滑油供給構造によれば、潤滑油の飛沫が円筒壁
部内に滞留して環状の油膜が形成される。これにより、
回転軸と支持部材との摺接部分に潤滑油が浸入するの
で、十分な潤滑と冷却とを行なうことができる利点があ
る。また、回転軸の回転速度が高速になると円筒壁部内
に滞留する潤滑油の飛沫は霧(ミスト)状になって、摺
接部分の接触摩擦抵抗がさらに小さくなるため、回転軸
の高速回転時の焼き付き等の焼損を確実に防止できる利
点がある。
発明の潤滑油供給構造によれば、潤滑油の飛沫が円筒壁
部内に滞留して環状の油膜が形成される。これにより、
回転軸と支持部材との摺接部分に潤滑油が浸入するの
で、十分な潤滑と冷却とを行なうことができる利点があ
る。また、回転軸の回転速度が高速になると円筒壁部内
に滞留する潤滑油の飛沫は霧(ミスト)状になって、摺
接部分の接触摩擦抵抗がさらに小さくなるため、回転軸
の高速回転時の焼き付き等の焼損を確実に防止できる利
点がある。
【0033】また、請求項2記載の本発明の潤滑油供給
構造によれば、オイルジェット給油路から噴出した潤滑
油を確実に円筒壁部内に導くことができる利点がある。
また、請求項3記載の本発明の潤滑油供給構造によれ
ば、オイルジェット給油路を、ハウジングと別体に形成
されたオイルジェット供給用ピース内に形成することに
より、ハウジング内に形成された潤滑油通路を利用して
簡単にオイルジェット給油路を設けることができる。つ
まり、ハウジングに対して大きな変更をともなうことな
くオイルジェット給油路を形成することができ、製造に
ともなうコストの上昇を抑制できる利点がある。また、
オイルジェット供給用ピース内を別体に形成すること
で、噴出する潤滑油の量や向きの微調整を簡単に行なう
ことができる利点がある。
構造によれば、オイルジェット給油路から噴出した潤滑
油を確実に円筒壁部内に導くことができる利点がある。
また、請求項3記載の本発明の潤滑油供給構造によれ
ば、オイルジェット給油路を、ハウジングと別体に形成
されたオイルジェット供給用ピース内に形成することに
より、ハウジング内に形成された潤滑油通路を利用して
簡単にオイルジェット給油路を設けることができる。つ
まり、ハウジングに対して大きな変更をともなうことな
くオイルジェット給油路を形成することができ、製造に
ともなうコストの上昇を抑制できる利点がある。また、
オイルジェット供給用ピース内を別体に形成すること
で、噴出する潤滑油の量や向きの微調整を簡単に行なう
ことができる利点がある。
【0034】また、請求項4記載の本発明の潤滑油供給
構造によれば、溝部とピストンリングとの隙間を極力小
さくすることができ、ピストンリングによるハウジング
内側の気密性を向上させることができる。また、ピスト
ンリングと溝部との摺接部分の潤滑や冷却が十分に行な
われるので、ハウジング外側が高熱に晒されていてもハ
ウジング内への高熱の伝達を極力抑制できるという利点
がある。そして、ハウジング内の温度上昇が抑制される
ことにより、回転軸とピストンリングとが焼き付く可能
性をさらに低減することができる利点がある。
構造によれば、溝部とピストンリングとの隙間を極力小
さくすることができ、ピストンリングによるハウジング
内側の気密性を向上させることができる。また、ピスト
ンリングと溝部との摺接部分の潤滑や冷却が十分に行な
われるので、ハウジング外側が高熱に晒されていてもハ
ウジング内への高熱の伝達を極力抑制できるという利点
がある。そして、ハウジング内の温度上昇が抑制される
ことにより、回転軸とピストンリングとが焼き付く可能
性をさらに低減することができる利点がある。
【図1】本発明の一実施形態としての潤滑油供給構造に
おける全体構成を示す模式的な断面図である。
おける全体構成を示す模式的な断面図である。
【図2】本発明の一実施形態としての潤滑油供給構造に
おける要部構成を示す模式的な断面図であって、図1に
おけるB部拡大図である。
おける要部構成を示す模式的な断面図であって、図1に
おけるB部拡大図である。
【図3】本発明の一実施形態としての潤滑油供給構造に
おける要部構成を示す模式図であって、図2におけるA
矢視図である。
おける要部構成を示す模式図であって、図2におけるA
矢視図である。
【図4】従来のターボチャージャの軸受部及びシール部
の構造の一例を示す模式的な断面図である。
の構造の一例を示す模式的な断面図である。
1 タービン 2 シャフト(回転軸) 2a リング溝(溝部) 3 ハウジング 4 軸受け 4a 油孔 5 油路 6 支持部材としてのピストンリング(又はシールンリ
ング) 7 シーリングホルダ 8 円筒壁部 8a 切り欠き 9 オイルジェット給油路 10 オイルジェット供給用ピース 10a Oリング 11 ボルト
ング) 7 シーリングホルダ 8 円筒壁部 8a 切り欠き 9 オイルジェット給油路 10 オイルジェット供給用ピース 10a Oリング 11 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 33/74 F16C 33/74 Z Fターム(参考) 3G005 EA04 EA16 FA31 GB39 GB42 GB65 3G013 AA13 BA02 BC25 BD00 CA04 CA06 3J011 JA02 KA02 LA04 MA26 MA27 3J016 AA02 BB15
Claims (4)
- 【請求項1】 ハウジング内に収納された回転軸と該回
転軸を支持する支持部材との間に潤滑油を供給する潤滑
油供給構造であって、 該回転軸と該支持部材との摺接部分近傍を覆うように該
ハウジング側に形成された円筒壁部と、 該円筒壁部内に向けて該潤滑油を噴射するオイルジェッ
ト給油路とをそなえていることを特徴とする、潤滑油供
給構造。 - 【請求項2】 該円筒壁部の一部に、該オイルジェット
給油路から噴出する潤滑油を該円筒壁部内に導くための
切り欠きが形成されていることを特徴とする、請求項1
記載の潤滑油供給構造。 - 【請求項3】 該オイルジェット給油路が、該ハウジン
グと別体に形成されたオイルジェット供給用ピース内に
形成されていることを特徴とする、請求項1記載の潤滑
油供給構造。 - 【請求項4】 該回転軸に溝部が形成され、 該支持部材が、該ハウジングに係止されるとともに該溝
部に摺接しながら気密性を保持するピストンリングとし
て構成されていることを特徴とする、請求項1記載の潤
滑油供給構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1570999A JP2000213541A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 潤滑油供給構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1570999A JP2000213541A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 潤滑油供給構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000213541A true JP2000213541A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11896307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1570999A Pending JP2000213541A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 潤滑油供給構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000213541A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005172215A (ja) * | 2003-03-18 | 2005-06-30 | Kubota Corp | レシプロ式直列4気筒エンジン |
| US8955646B2 (en) | 2006-03-29 | 2015-02-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Device for lubricating oil seal of engine |
| WO2017014156A1 (ja) * | 2015-07-22 | 2017-01-26 | 株式会社Ihi | オイルシール構造、および、過給機 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP1570999A patent/JP2000213541A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005172215A (ja) * | 2003-03-18 | 2005-06-30 | Kubota Corp | レシプロ式直列4気筒エンジン |
| US8955646B2 (en) | 2006-03-29 | 2015-02-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Device for lubricating oil seal of engine |
| WO2017014156A1 (ja) * | 2015-07-22 | 2017-01-26 | 株式会社Ihi | オイルシール構造、および、過給機 |
| CN107849972A (zh) * | 2015-07-22 | 2018-03-27 | 株式会社Ihi | 油封构造及增压器 |
| JPWO2017014156A1 (ja) * | 2015-07-22 | 2018-05-31 | 株式会社Ihi | オイルシール構造、および、過給機 |
| US10294995B2 (en) | 2015-07-22 | 2019-05-21 | Ihi Corporation | Oil seal structure and turbocharger |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060307 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |