JP2000213618A - リニアアクチュエ―タ - Google Patents

リニアアクチュエ―タ

Info

Publication number
JP2000213618A
JP2000213618A JP11017450A JP1745099A JP2000213618A JP 2000213618 A JP2000213618 A JP 2000213618A JP 11017450 A JP11017450 A JP 11017450A JP 1745099 A JP1745099 A JP 1745099A JP 2000213618 A JP2000213618 A JP 2000213618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driven
side member
peripheral surface
linear actuator
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11017450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3700441B2 (ja
Inventor
Mikio Yamaguchi
幹雄 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP01745099A priority Critical patent/JP3700441B2/ja
Publication of JP2000213618A publication Critical patent/JP2000213618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3700441B2 publication Critical patent/JP3700441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型且つ低コストで、しかも効率の良い構造
を実現する。 【解決手段】 ナット部材3と被駆動部材10とを、互
いに偏心させて設ける。そして、このナット部材3の内
周面に形成した雌ねじ8の円周方向の一部と、上記被駆
動部材10の外周面に形成した雄ねじ13の円周方向の
一部とを互いに噛合させる。上記ナット部材3の回転に
伴って上記被駆動部材10が、回転しつつ軸方向に変位
する。このうちの軸方向変位を、この被駆動部材10に
玉軸受16を介して結合した出力部材15により取り出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るリニアアクチ
ュエータは、例えば介護用ベッド、昇降テーブル、CT
スキャナ、トラックのキャビンチルト装置、リフター
等、各種機械装置に組み込んだ状態で使用する。
【0002】
【従来の技術】例えば介護用のベッド等にはリニアアク
チュエータを組み込んで、電動モータや手動ハンドルを
駆動源として被介護者を寝かせたベッドの角度調節等を
自在としている。この様なリニアアクチュエータには、
電動モータや手動ハンドルの回転運動を出力部材の軸方
向運動(直線運動)に変換する機能が要求される。又、
比較的少ない動力で大きな荷重を、比較的高速で移動可
能な構造を実現する為には、リニアアクチュエータとし
て効率の良い構造が必要になる。
【0003】一方、上述の様な用途に利用可能なリニア
アクチュエータとして従来から、例えば特開昭61−1
80064号公報、同62−251560号公報、実公
昭51−44871号公報等に記載されたものが知られ
ている。このうちの特開昭61−180064号公報及
び同62−251560号公報に記載されたリニアアク
チュエータは、回転のみ自在に設けた送りねじの周囲に
移動部材を設け、この移動部材の内径側にナット部材
を、回転自在に、且つこの送りねじに対し偏心させた状
態で支持している。そして、この送りねじの外周面に形
成した雄ねじの円周方向の一部を、上記ナット部材の内
周面に形成した雌ねじの円周方向の一部と噛合させてい
る。この様な構造の場合、上記送りねじを回転させる
と、上記ナット部材が上記移動部材の内径側で回転しつ
つ軸方向に移動するので、この移動部材から直線運動を
取り出せる。又、実公昭51−44871号公報に記載
されたリニアアクチュエータは、回転のみ自在に設けた
送りねじの周囲にナット部材を、この送りねじと同心に
設け、これら送りねじの外周面とナット部材の内周面と
の間に複数個のローラねじを回転自在に支持している。
この様な構造の場合、上記送りねじを回転させると、上
記各ローラねじがこの回転を上記ナット部材に伝達して
このナット部材を軸方向に移動させるので、このナット
部材から直線運動を取り出せる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の様な従来構造の
うち、特開昭61−180064号公報及び同62−2
51560号公報に記載されたリニアアクチュエータの
場合には、効率は良いが、送りねじの周囲に配置したナ
ット部材から直線運動を取り出す構造である為、取り出
し部の構造が限定される。この為、前述した介護用ベッ
ド、昇降テーブル、CTスキャナ、トラックのキャビン
チルト装置、リフター等の用途には不向きである。又、
実公昭51−44871号公報に記載されたリニアアク
チュエータの場合には、構造が複雑で小型化が難しく、
コストも嵩む。リニアアクチュエータとして従来からこ
の他にも、ボールねじ式の送りねじ機構、一般的な滑り
ねじ式の送りねじ機構等が知られている。但し、このう
ちのボールねじ式の送りねじ機構は、構造が複雑で小型
化が難しく、コストも嵩む。又、一般的な滑りねじ式の
送りねじ機構の場合には、摩擦損失が大きく効率が悪
い。本発明はこの様な事情に鑑みて、小型でしかも効率
が良く、且つ各種用途に使用可能なリニアアクチュエー
タを実現すべく発明したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のリニアアクチュ
エータは、回転のみ自在に支持された駆動側部材と、こ
の駆動側部材の内径よりも小さな外径を有し、この駆動
側部材に対し偏心した状態でこの駆動側部材の内径側
に、回転及び軸方向に亙る変位自在に支持された被駆動
側部材と、この被駆動側部材の外周面と上記駆動側部材
の内周面とのうちの少なくとも一方の周面に形成された
螺旋状のねじ溝と、上記被駆動側部材の外周面と上記駆
動側部材の内周面とのうちの他方の周面に円周方向に亙
って形成された、上記ねじ溝と同じピッチを有する係合
溝と、上記被駆動側部材の一部にスラスト荷重を支承自
在な転がり軸受により結合された出力部材とを備え、上
記ねじ溝の円周方向の一部と上記係合溝の円周方向の一
部とを互いに噛合させている。
【0006】尚、上述の様な本発明のリニアアクチュエ
ータとしては、次の〜の様な態様が考えられる。 上記駆動側部材を、その内周面に雌ねじを形成した
ナット部材とし、上記被駆動側部材を、その外周面に雄
ねじを形成したねじ杆状のものとし、このねじ杆状の被
駆動部材を上記ナット部材に対し平行に配置して、上記
雌ねじの円周方向の一部と上記雄ねじの円周方向の一部
とを互いに噛合させる。 上記駆動側部材の内周面に、それぞれが円周方向に
設けられた互いに平行な複数本の突条を、上記被駆動側
部材の外周面に雄ねじを、それぞれ形成すると共に、上
記駆動側部材と上記被駆動側部材とを互いに平行に配置
して、上記突条の円周方向の一部と上記雄ねじの円周方
向の一部とを互いに噛合させる。 上記被駆動側部材の外周面に、それぞれが円周方向
に設けられた互いに平行な複数本の突条を、上記駆動側
部材の内周面に雌ねじを、それぞれ形成すると共に、上
記被駆動側部材と上記駆動側部材とを互いに平行に配置
して、上記突条の円周方向の一部と上記雌ねじの円周方
向の一部とを互いに噛合させる。 上記の何れかで、上記被駆動側部材の外周面に
形成した雄ねじ又は駆動側部材の内周面に形成した雌ね
じのピッチ、及び、上記駆動側部材の内周面又は被駆動
側部材の外周面に形成した突条のピッチを、それぞれP
とし、上記駆動側部材の内周面に形成した雌ねじ又は突
条のピッチ円直径をD0 とした場合に、上記被駆動側部
材の中心軸を、β= tan-1{P/(π・D0 )}で表さ
れる角度βだけ、上記駆動側部材の中心軸に対し傾斜さ
せる。
【0007】
【作用】上述の様に構成する本発明のリニアアクチュエ
ータは、駆動側部材を回転させる事により被駆動側部材
を回転させつつ軸方向に変位させ、出力部材により、こ
の被駆動側部材の軸方向変位を取り出す。即ち、上記駆
動側部材の回転に伴って上記被駆動側部材が、ねじ溝と
係合溝との係合に基づき、回転する。この際、これらね
じ溝の周速と係合溝の周速とは互いに等しくなる。又、
互いに噛合するねじ溝のピッチと係合溝のピッチとは互
いに等しい。これに対して、これらねじ溝のピッチ円直
径と係合溝のピッチ円直径とは異なる為、上記駆動側部
材が1回転する間に、上記被駆動側部材は1回転以上回
転する。この結果、被駆動側部材が駆動側部材よりも余
分に回転する分だけ、この被駆動側部材及びこの被駆動
側部材に結合した出力部材が軸方向に変位する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜4は、前述のに対応す
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の
リニアアクチュエータ1は、回転しないハウジング2の
内側に、駆動側部材である円筒状のナット部材3を、回
転のみ自在に支持している。即ち、上記ハウジング2
は、1対の半片4a、4bを最中状に組み合わせると共
に突き合わせ部同士を互いに結合する事により、中空に
構成している。又、上記ナット部材3は、軸方向片半部
(図1の左半部)に設けた大径部5と他半部(図1の右
半部)に設けた、この大径部5と同心の小径部6とを、
段部7により連続させる事により、全体を段付の円筒状
に構成している。又、このうちの小径部6の内周面に
は、ピッチ円直径がD0 である雌ねじ8を形成してい
る。これに対して、上記大径部5の外周面にはウォーム
ホイール歯11を形成して、この大径部5がウォームホ
イールとして機能する様にしている。
【0009】この様なナット部材3は、上記小径部6の
外周面と上記半片4aの内周面との間に設けた、深溝型
の玉軸受9により、上記ハウジング2の内側に、回転の
み自在に(軸方向に亙る変位不能に)支持している。
又、上記ハウジング2にはウォーム12を回転のみ自在
に支持し、このウォーム12と上記ウォームホイール歯
11とを噛合させている。更に、このウォーム12を、
図示しない電動モータ或はハンドルにより、回転駆動自
在としている。
【0010】又、上記ハウジング2には、被駆動側部材
10を、回転及び軸方向に亙る変位自在に支持してい
る。この被駆動側部材10は、全体を円筒状に形成した
もので、上記ナット部材3の内径よりも小さな外径を有
する。又、この被駆動側部材10の外周面には、ほぼそ
の全長に亙り、ピッチ円直径がd0 である雄ねじ13を
形成している。この様な被駆動側部材10は、滑り軸
受、ニードル軸受等の、ラジアル荷重を支承するがスラ
スト荷重を支承しない軸受14、14により上記ハウジ
ング2に、回転及び軸方向に亙る変位自在に支持してい
る。この状態で上記被駆動側部材10の中心軸は上記ナ
ット部材3の中心軸に対して、ピッチ円直径の差の1/
2であるδ{=(D0 −d0 )/2}だけ偏心させてい
る。従って、上記被駆動側部材10の外周面に形成され
た雄ねじ13は、上記ナット部材3の内周面に形成した
雌ねじ8に対して、円周方向の一部のみ噛合している。
本例の場合、これら雄ねじ13と雌ねじ8とのうちの一
方が、請求項に記載したねじ溝に相当し、他方が同じく
係合溝に相当する。
【0011】又、上記被駆動側部材10の内径側には軸
状の出力部材15の基端部を、それぞれがスラスト荷重
を支承自在な転がり軸受である、1対の玉軸受16、1
6により、この出力部材15に対する回転及びこの出力
部材15と同期した軸方向移動自在に結合している。更
に、図示の例では、前記ハウジング2の一部内周面に設
けた凹溝27の底面と上記軸受14の外周面との間に、
板ばね17等の予圧手段を設けている。この予圧手段
は、上記出力部材15にスラスト荷重が負荷されていな
い場合でも、上記雌ねじ8と雄ねじ13との係合部の摩
擦抵抗を或る程度大きくし、これら雌ねじ8と雄ねじ1
3との係合に基づく上記出力部材15の軸方向変位が確
実に行なわれる様にする役目を果たす。即ち、上記予圧
手段は、上記雌ねじ8と雄ねじ13との係合部の摩擦抵
抗を、上記軸受14部分の抵抗並びに前記各玉軸受1
6、16部分の転がり抵抗よりも大きくする為に設け
る。尚、この様な予圧手段は、本発明のリニアアクチュ
エータ1の機能上、必ずしも必要ではない。特に、リニ
アアクチュエータ1が、上記出力部材15に常にスラス
ト荷重が負荷されている状態で使用されるのであれば、
不要である。
【0012】上述の様に構成する本例のリニアアクチュ
エータ1は、前記ウォーム12を介して前記ナット部材
3を回転させる事により、前記被駆動側部材10を回転
させつつ軸方向に変位させ、上記出力部材15により、
この被駆動側部材10の軸方向変位を取り出す。
【0013】即ち、上記リニアアクチュエータ1を伸縮
させる際には、図示しない電動モータ或はハンドルによ
り、上記ウォーム12を介して上記ナット部材3を所定
方向に回転させる。このナット部材3の回転に伴って上
記被駆動側部材10が、上記雌ねじ8と雄ねじ13との
係合に基づき、回転する。この際、これら雌ねじ8の周
速と雄ねじ13の周速とは互いに等しくなる。又、図4
に示す様に、互いに噛合する、上記雌ねじ8のピッチP
と雄ねじ13のピッチPとは互いに等しい。これに対し
て、これら雌ねじ8のピッチ円直径D0 と雄ねじ13の
ピッチ円直径d0 とは互いに異なる(D0 >d0 )。こ
の為、上記ナット部材3が1回転する間に、上記被駆動
側部材10は1回転以上(D0 /d0 回)回転する。こ
の結果、この被駆動側部材10が上記ナット部材3より
も余分に回転する分{ナット部材3が1回転する毎に
(D0 /d0 )−1回分}だけ、上記被駆動側部材10
及びこの被駆動側部材10に結合した上記出力部材15
が軸方向に[P・{(D0 /d0 )−1}分]変位す
る。この被駆動側部材10は、回転しつつ軸方向に変位
するが、出力部材15はこの被駆動側部材10に対して
回転自在である為、この出力部材15は、回転する事な
く、軸方向に変位して、この出力部材15の先端部を結
合した部材を押し引きする。
【0014】上記雌ねじ8と雄ねじ13との係合状態は
転がり接触に近く、滑り接触状態は僅かである。この
為、これら雌ねじ8と雄ねじ13との係合部での動力損
失は僅かで、リニアアクチュエータ1全体として高い伝
達効率を得られる。又、出力部材15をリニアアクチュ
エータ1の中心軸部分に設けている為、直線運動の取り
出しが容易で、構成部材が少なく、小型に軽量できる事
と合わせて、各種用途に利用できる。
【0015】次に、図5は、やはり前述のに対応す
る、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の
場合には、駆動側部材であるナット部材3aを構成す
る、互いに同心である大径部5aと小径部6aとの直径
差を、上述した第1例の場合よりも大きくしている。従
って、上記大径部5aと小径部6aとを連続させる段部
7aの直径方向に亙る幅寸法は、上述した第1例の場合
よりも大きい。
【0016】上述の様なナット部材3aは、上記小径部
6aの両端部をハウジング2aの内側に、それぞれが深
溝型である、1対の玉軸受9a、9bにより、回転のみ
自在に支持している。本例の場合には、上記小径部6a
の中間部外周面に、図示しない段付ベルト、或はギヤ等
の駆動部材を係合させて上記ナット部材3aを回転駆動
する為の被駆動部18を設けている。又、上記大径部5
aの内周面に雌ねじ8aを形成している。
【0017】一方、軸状の出力部材15aを上記小径部
6aの内側に、滑り軸受、ニードル軸受等の、ラジアル
荷重を支承するがスラスト荷重を支承しない軸受14、
14により、回転及び軸方向に亙る変位自在に支持して
いる。上記出力部材15aの基端部(図5の右端部)で
上記大径部5aの内側に位置する部分には被駆動側部材
10aを、アンギュラ型の玉軸受19により支持してい
る。上記出力部材15aの基端部は、上記ナット部材3
aに対して、次述する雌ねじ8aのピッチ円直径D0
雄ねじ13aのピッチ円直径d0 との差の1/2{δ=
(D0 −d0 )/2}であるδ分、偏心させている。そ
して、この被駆動軸部材10aの外周面に形成した雄ね
じ13aの円周方向一部と、上記大径部5aの内周面に
形成した雌ねじ8aの円周方向一部とを、互いに噛合さ
せている。尚、本例のリニアアクチュエータ1aは、上
記出力部材15aに、図5で左方向のスラスト荷重が加
わる状態で使用する。上記玉軸受19の外輪及び内輪
は、上記被駆動側部材10aの内周面及び上記出力部材
15aの基端部外周面に、上記スラスト荷重に拘らずず
れ動かない状態で嵌合させている。従って上記出力部材
15aは、上記被駆動側部材10aに対して回転はする
が、軸方向に亙っては、この被駆動側部材10aと共に
変位する。
【0018】上述の様に構成する本例のリニアアクチュ
エータ1aの場合、図示しない駆動部材により上記ナッ
ト部材3aを回転駆動すると、上記雌ねじ8aと雄ねじ
13aとの係合に基づき、上記被駆動側部材10aが回
転しつつ軸方向に変位する。そして、このうちの軸方向
に亙る変位を、上記出力部材15aにより取り出し、こ
の出力部材15aの先端部を結合した部材を変位させ
る。
【0019】上述の様な本例の構造の場合には、ストロ
ークを大きくする事が難しい代わりに、外径を小さくし
て、限られた空間への設置が容易になる。尚、本例の構
造を実施する場合、図5の左端部に鎖線で示す様に、上
記出力部材15aにスラスト荷重を付与する、予圧部材
である圧縮ばね20を設ける事もできる。
【0020】次に、図6は、やはり前述したに対応す
る、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の
場合には、ハウジング2bの内側に、ナット部材3bと
被駆動側部材10bとを支持している。即ち、このハウ
ジング2bの軸方向中間部に上記ナット部材3bを、そ
れぞれが深溝型の玉軸受9、9により、回転のみ自在に
支持している。又、上記駆動側部材3bの中間部外周面
で上記両玉軸受9、9同士の間部分に、ギヤ24或は図
示しない段付ベルト等の駆動部材を係合させて上記ナッ
ト部材3bを回転駆動する為の、被駆動部18aを設け
ている。
【0021】一方、上記ハウジング2bの両端部には、
それぞれが深溝型である1対の玉軸受21、21の外輪
22、22を、締り嵌めで内嵌する事により、或は接着
する事により、それぞれ固定している。そして、上記各
玉軸受21、21の内輪23、23を、それぞれ上記被
駆動側部材10bの中間部に、それぞれ隙間嵌により外
嵌している。従って、この被駆動側部材10bは、上記
ハウジング2bの内側に、回転及び軸方向に亙る変位自
在に支持されている。そして、上記被駆動側部材10b
の外周面に、ほぼ全長に亙って形成した雄ねじ13bの
円周方向の一部と、上記ナット部材3bの内周面に全長
に亙って形成した雌ねじ8bの円周方向の一部とを、互
いに噛合させている。尚、上記雄ねじ13bとしては、
加工コストが安い、三角山ねじでも良いが、上記各内輪
23、23の内周面との摩擦状態を考慮した場合には、
台形ねじを含む角ねじとする事が好ましい。
【0022】更に、上記被駆動側部材10bの先端部
(図6の右端部)には、出力部材15bを、スラスト荷
重を支承する軸受である、深溝型の玉軸受25により結
合している。上述の様に構成する本例のリニアアクチュ
エータ1bの場合、上記ナット部材3bを回転駆動する
と、上記被駆動側部材10bが回転しつつ軸方向に変位
するので、このうちの軸方向に亙る変位を、上記出力部
材15bにより取り出し、この出力部材15bの先端部
を結合した部材を変位させる。
【0023】次に、図7は、前述したに対応する、本
発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合に
は、軸状の被駆動側部材10cの外周面に、それぞれが
円周方向に設けられた互いに平行な複数本の突条26、
26を、互いに等間隔に(等ピッチで)形成し、これら
各突条26、26を、請求項に記載した係合溝としてい
る。尚、これら各突条26、26のピッチPは、ナット
部材3の内周面に形成した雌ねじ8のピッチPと同じに
している。
【0024】上述の様な本例の構造の場合も、上記ナッ
ト部材3を回転させると、上記被駆動側部材10cが、
回転しつつ軸方向に変位する。特に、本例の場合には、
被駆動側部材10〜10bの外周面に雄ねじ13、13
a、13bを形成した第1〜3例の場合に比べて、上記
ナット部材3が1回転する毎の、上記被駆動側部材10
cの軸方向に亙る変位量が多くなる。即ち、本例の場合
には、上記ナット部材3が1回転する毎に上記被駆動側
部材10cが、軸方向にP・(D0 /d0 )分、変位す
る。その他の構成及び作用は、前述した第1〜3例の何
れかと同様であるから、同等部分に関する図示並びに説
明は省略する。
【0025】次に、図8は、前述したに対応する、本
発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合
も、上述した第4例の場合と同様に、軸状の被駆動側部
材10cの外周面に互いに平行な複数本の突条26、2
6を互いに等間隔に形成して、この被駆動側部材10c
の外周面に係合溝を形成している。特に、本例の場合に
は、上記被駆動側部材10cの中心軸を、ナット部材3
の中心軸に対し、角度βだけ傾斜させている。この傾斜
角度βは、このナット部材3の内周面に形成した雌ねじ
8及び上記被駆動側部材10cの外周面に形成した突条
26、26のピッチをPとし、上記雌ねじ8のピッチ円
直径をD0 とした場合に、β= tan-1{P/(π・D
0 )}とする。この様な本例の場合も、上記ナット部材
3を回転させると、上記被駆動側部材10cが、回転し
つつ軸方向に変位する。被駆動側部材10cを傾斜させ
た点以外の構成及び作用は、上述した第4例の場合と同
様である。
【0026】尚、図示は省略するが、図7〜8に示した
第5〜6例の場合とは逆に、被駆動側部材の外周面に、
複数の突条に代えて雄ねじを形成すると共に、ナット部
材に代えて、それぞれが円周方向に設けられた互いに平
行な複数本の突条を、被駆動側部材の外周面に形成した
雄ねじと等ピッチでその内周面に形成して係合溝とした
駆動側部材を設ける事もできる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、小型で効率が良く、しかも組み付け状態の
自由度が高く、各種機械装置の設計をし易いリニアアク
チュエータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す要部断面
図。
【図2】一部を省略して示す、図1のA−A断面図。
【図3】同B−B断面図。
【図4】一部を省略して示す、図2のC−C断面図。
【図5】本発明の実施の形態の第2例を示す要部断面
図。
【図6】同第3例を示す要部断面図。
【図7】同第4例を示す、図4と同様の図。
【図8】同第5例を示す、図4と同様の図。
【符号の説明】
1、1a、1b リニアアクチュエータ 2、2a、2b ハウジング 3、3a、3b ナット部材 4a、4b 半片 5、5a 大径部 6、6a 小径部 7、7a 段部 8、8a、8b 雌ねじ 9、9a、9b 玉軸受 10、10a、10b、10c 被駆動側部材 11 ウォームホイール歯 12 ウォーム 13、13a、13b 雄ねじ 14 軸受 15、15a、15b 出力部材 16 玉軸受 17 板ばね 18、18a 被駆動部 19 玉軸受 20 圧縮ばね 21 玉軸受 22 外輪 23 内輪 24 ギヤ 25 玉軸受 26 突条 27 凹溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転のみ自在に支持された駆動側部材
    と、この駆動側部材の内径よりも小さな外径を有し、こ
    の駆動側部材に対し偏心した状態でこの駆動側部材の内
    径側に、回転及び軸方向に亙る変位自在に支持された被
    駆動側部材と、この被駆動側部材の外周面と上記駆動側
    部材の内周面とのうちの少なくとも一方の周面に形成さ
    れた螺旋状のねじ溝と、上記被駆動側部材の外周面と上
    記駆動側部材の内周面とのうちの他方の周面に円周方向
    に亙って形成された、上記ねじ溝と同じピッチを有する
    係合溝と、上記被駆動側部材の一部にスラスト荷重を支
    承自在な転がり軸受により結合された出力部材とを備
    え、上記ねじ溝の円周方向の一部と上記係合溝の円周方
    向の一部とを互いに噛合させたリニアアクチュエータ。
JP01745099A 1999-01-26 1999-01-26 リニアアクチュエータ Expired - Fee Related JP3700441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01745099A JP3700441B2 (ja) 1999-01-26 1999-01-26 リニアアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01745099A JP3700441B2 (ja) 1999-01-26 1999-01-26 リニアアクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000213618A true JP2000213618A (ja) 2000-08-02
JP3700441B2 JP3700441B2 (ja) 2005-09-28

Family

ID=11944369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01745099A Expired - Fee Related JP3700441B2 (ja) 1999-01-26 1999-01-26 リニアアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3700441B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000257683A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Nsk Ltd 無段変速機用プーリ幅調整装置
JP2005061627A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg 並進的な作動運動を生ぜしめるための作動伝動装置
JP2007506911A (ja) * 2003-06-23 2007-03-22 ブルン,ジャンカルロ 螺条のピッチより小さい旋回当たり前進距離を有する転がりネジ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000257683A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Nsk Ltd 無段変速機用プーリ幅調整装置
JP2007506911A (ja) * 2003-06-23 2007-03-22 ブルン,ジャンカルロ 螺条のピッチより小さい旋回当たり前進距離を有する転がりネジ
JP2005061627A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg 並進的な作動運動を生ぜしめるための作動伝動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3700441B2 (ja) 2005-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4898123B2 (ja) 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置
US6240797B1 (en) Linear actuator with anti-reverse-rotation mechanism
JP5849349B2 (ja) 差動ローラーねじ
JP2021021479A5 (ja)
JP4475679B2 (ja) 転動体ねじ装置
US11421665B2 (en) Axial pump assemblies with reciprocating element having ramped cam surfaces
JP5585865B2 (ja) 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置
JP3700441B2 (ja) リニアアクチュエータ
US10830284B2 (en) Reduction gearbox transmission separation mechanism
JP3716653B2 (ja) リニアモータ
JP3800719B2 (ja) 電動式リニアアクチュエータ
CN111271424B (zh) 带有卫星滚柱螺杆机构的致动机构
JP2000018361A (ja) 電動式リニアアクチュエータ
JP2000055146A (ja) ハーモニックドライブ式変速機
JPH0942408A (ja) リニアアクチュエータ
JP3941512B2 (ja) クラッチ機構付リニアアクチュエータ
JP4895273B2 (ja) 減速機
JP2023006289A5 (ja)
JP2000257683A (ja) 無段変速機用プーリ幅調整装置
CN222852105U (zh) 电动致动器
JP2006300338A (ja) 減速機
JP4947770B2 (ja) 減速機
US12429118B2 (en) Rotary actuator
RU2735979C1 (ru) Линейный электропривод
JP2023006290A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees