JP2000213978A - シ―ルドドライブを有する液面検知装置 - Google Patents

シ―ルドドライブを有する液面検知装置

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JP2000213978A
JP2000213978A JP11017823A JP1782399A JP2000213978A JP 2000213978 A JP2000213978 A JP 2000213978A JP 11017823 A JP11017823 A JP 11017823A JP 1782399 A JP1782399 A JP 1782399A JP 2000213978 A JP2000213978 A JP 2000213978A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で安価でありながら、サンプリング
アームの上下、回転運動による浮遊容量変化による液面
検知への影響を抑制し、高精度な液面検知を行うことが
できる液面検知装置を実現する。 【解決手段】液体5は保持部4の容器3に分注されその
液面はプローブ6で検出される。液面検知装置はプロー
ブ6をシールドドライにしたものでありプローブ6の内
側管6aと外側管6bとの間にオペアンプでシールドド
ライブを構成し外側管6bを接地せずに内側管6aと同
電位で低インピーダンスとする。内側管6aと外側管6
bとは同電位なので互いの間の静電容量は0でプローブ
6の下降や配線の位置ずれによる静電容量の変動がなく
プローブ6が液面に接触した時の容量とプローブ6が下
降した時の容量の差がプローブ6と保持部4間の容量に
なり安定した液面検知が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液面検知装置に係
わり、特に自動分析装置において試料、試薬又はそれら
の反応液である液体をプローブを用いて容器に分注し、
その分注された液体の液面をプローブを用いて検出する
タイプの液面検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動分析装置においては、試料、試薬又
はそれらの反応液である液体をプローブを用いて容器に
分注し、その分注された液体の液面をプローブを用いて
検出するタイプの液面検知装置が用いられることがあ
る。
【0003】上述した液面検出装置における液面検出方
式にはいくつかのタイプがあるが、液面検出時にプロー
ブの液体に対する浸入量をできるだけ少なくし得るのに
有効な静電容量式のものが多く用いられている。
【0004】従来の静電容量式の液面検出法としては、
静電容量を検出するための一対の電極を構成する必要が
あるが、一般的にプローブを一電極、また、同時に活電
部として働かせ、接地された液体容器保持部との間の静
電容量を検出する手法が用いられる。そして、プローブ
と液体容器保持部との間の静電容量を検出パラメータと
して、ブリッジ回路などの手段を用いてインピーダンス
の変化を液面検出部に取込み、液面の有無を検出してい
る。
【0005】例えば、特開平6−3395号公報に記載
されたものは、ブリッジ回路などのバランス回路でバイ
アス電流を0にするのはできないために、液面に接触し
た時の容量とプローブが下降運動を行った時点の容量と
を比較して、容量の変化量により液面の有無を判断す
る。
【0006】つまり、上記公報記載のものにおいては、
プローブが下降運動を行う時点での静電容量をインピー
ダンスに換算し、サンプルホールド回路に、電圧という
形で記憶させる。その後にコンパレータを使用して、サ
ンプルホールド回路に記憶した電圧と、プローブの液面
接触時の電圧とを比較して、液面接触時の電圧が記憶し
た電圧より数十mV高ければ液面有りと判断する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の液面
検知装置において、サンプリングアームが上下、回転運
動をしている時に、上記プローブ、液面検知基板のパタ
ーン、プローブと液面検知基板をつなぐ配線などが浮遊
容量を有しているため、配線の位置ずれや基板のパター
ンとグランドとの距離変化やグローブの振動などで静電
容量の変化が発生する。
【0008】これにより、プローブが液面に接触する前
に容量の変化が発生し、プローブが液面に接触しないま
まの状態で空中に停止してしまい、液面検知不能となる
原因となっている。
【0009】また、上記液面検知装置において、人の接
触や動きなどによる自然帯電でサンプリングアームが帯
電した場合には、サンプリングアーム内の基板パターン
浮遊容量と上記配線の浮遊容量が変化し、基準となるホ
ールド電圧が不安定になり、液面誤検知の原因となって
いる。
【0010】また、液面検知回路において、ブリッジ回
路などの回路で容量バランスをとっている。このため、
基板上で使う抵抗やコンデンサなどの素子のバラツキと
基板に接続するプローブの容量とのパラツキがバイアス
電圧に影響し、場合によっては、このバラツキにより、
液面検知不能になることも有りうる。
【0011】上記容量変化を、ノイズとしてとらえ、こ
のノイズを低減する容量型液面検出装置が、特開平5−
340789号公報に記載されている。この公報におい
ては、プローブ(液体移送針)に同軸配列となった信号
電極及び補償電極とを配置し、信号電極と補償電極との
間にシールドドライブを用い、両端の電圧差を生じさせ
ないようにして、ノイズを低減している。
【0012】しかしながら、上記公報記載の容量型液面
検出装置にあっては、プローブに同軸電極配列を配置す
る構成となっているため、このプローブの製造が困難で
あり、製造コストが高くなってしまうという問題があ
る。
【0013】ここで、液面検知回路のブリッジ回路など
のバランス回路において、バランスをうまくとるために
は上記プローブの容量管理が大変重要になっている。プ
ローブは、内外二重の金属管から作られており、ピコフ
ァラット単位での品質管理となるため、プローブ製造の
おける歩留まりが悪く、原価が上がっている。
【0014】また、液面検知回路においては、上述した
ように、サンプリングアームが下降する時点での電圧を
サンプルホールド回路に記憶して、この記憶した電圧
と、プローブが液面に接触した時の電圧とをコンパレー
タで比較して液面検知の有無を判断する。このように、
サンプルホールド回路を液面検知回路基板に組み込んだ
ことによって、基板の大きさおよび使用部品が多くな
り、液面検知装置全体の信頼性が低下するとともに原価
が上がる原因となっている。
【0015】また、液面検知回路において、ブリッジ回
路などの回路で容量バランスをとっている。このため、
基板上で使う抵抗やコンデンサなどの素子のバラツキと
基板に接続するプローブの容量とのバラツキがバイアス
電圧に影響し、場合によっては、このバラツキにより、
液面検知不能になることも有りうる。
【0016】本発明の目的は、簡単な構成で安価であり
ながら、サンプリングアームの上下、回転運動による浮
遊容量変化による液面検知への影響を抑制し、高精度な
液面検知を行うことができる液面検知装置を実現するこ
とである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成される。 (1)血液、尿などの検体または試薬等の液体を分注す
るための分注用プローブを有し、この分注用プローブ
を、容器に収容された液体の液面を検知する液面検知セ
ンサとして働かせ、上記プローブが液面に接触したとき
のプローブと容器保持部との間の静電容量の変化により
液面検知を行う液面検知装置において、上記プローブ
は、静電容量変化検出用の金属二重管を有し、この金属
二重管のうちの外側管及び内側管は非接地で同電位であ
り、これら内側管と外側管とを低インピーダンスドライ
ブを行うシールドドライブ手段と、上記シールドドライ
ブ手段からの出力信号に基づいて、上記プロ−ブが液面
に接触したか否かを検出する液面検知回路とを備える。
【0018】(2)好ましくは、上記(1)において、
上記プローブを支持する回動可能なアームヘッドを備
え、このアームヘッドは、上記液面検知回路をその内部
に有し、上記アームヘッドの内層は金属、金属蒸着、あ
るいは金属ペーストでシールドされている。
【0019】(3)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、上記プローブと液面検知回路との接続線をシール
ド線とする。
【0020】(4)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、上記液面検知回路は、上記シールドドライブ手段
からの出力信号と所定の基準値とを比較する比較回路を
有する。
【0021】(5)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、上記プローブはシールドされている。
【0022】静電容量変化検出用の金属二重管のプロー
ブの外側管を接地せずに内側管と同電位の低インピーダ
ンスドライブにしたので、プローブの上下運動などによ
る浮遊容量の変化を防ぐことができる。
【0023】また、液面検知回路をアームヘッドの内部
にいれて、アームヘッドの内層を金属あるいは金属蒸
着、金属ペーストでシールドした場合、アームヘッドの
帯電、アームの上下運動などによる基板パターンの浮遊
容量の変化を防ぐことができる。
【0024】プローブと液面検知回路とを接続する配線
をシールド線にした場合、上下、回転運動による振動で
液面検知回路とプローブ間の配線の浮遊容量の変化を防
ぐことができる。
【0025】液面検知で使う基準値電圧を定常値0にす
れば、液面検知回路では基準電圧値の記憶に用いるサン
プルホールド回路を省略することができる。
【0026】プローブをシールドドライブにすること
で、見かけ上で容量を0とすれば、上記プローブ生産上
において、プローブの容量の管理が不要となり、生産が
容易となる。
【0027】プローブをシールドドライブとすること
で、プローブに曲がりが発生しても、静電容量の変化が
見かけ上で0とすることができ、プローブの曲がりが分
注に影響しない程度であれば、プローブ交換などのメン
テナンスが不要で、かつ、正確な液面検知を維持するこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態であ
る液面検知装置が適用された液体分注装置の全体概略構
成図であり、図2は本発明の一実施形態が適用された液
面検知装置の液体分注機構部の概略図である。
【0029】まず、図2において、サンプリング機構1
のサンプリングアーム2は上下すると共に回転する。試
料である液体5は液体容器保持部4に配置された容器3
に分注され、その分注された液体5の液面はプローブ6
を用いて、後述する液面検出装置により検出される。ま
た、分注された液体5はサンプリング機構1によりプロ
ーブ6を用いて吸引される。
【0030】ここで、サンプリングアーム2(アームヘ
ッド)は、後述する液面検知回路をその内部に有し、こ
のサンプリングアーム2の内層は金属、金属蒸着、ある
いは金属ペーストでシールドされている。このようにす
れば、アームヘッドの帯電、アームの上下運動などによ
る基板パターンの浮遊容量の変化を防ぐことができる。
【0031】図3は、図1に示した液体分注装置におけ
る液面検出回路を示す図である。この液面検出回路30
は静電容量式のものである。図3において、交流発振回
路7から出力される交流信号は、プローブ6を通して検
出される静電容量値の変化を検出すべく検出回路8に入
力される。交流信号としては一般的には正弦波が用いら
れるが、方形波、三角波等が用いられてもよい。
【0032】検出回路8では交流信号の状態のまま、検
出された静電容量の変化を増幅し、その増幅した信号を
整流回路9に入力する。そして、整流回路9では入力さ
れた交流信号を直流信号に変換し、比較回路10に入力
する。
【0033】比較回路10では入力された直流信号に基
づいて、静電容量の変化を変化前後で比較し、プローブ
6と容器3内の液体の液面との接触の有無、つまり、液
面検出の有無を表す検出信号15を出力する。
【0034】比較回路10が直流信号で動作するように
するのは、そのほうが回路が簡素化され、安価となるか
らである。検体が少量の場合は、通常、静電容量の変化
は10-12ファラッド(1pF)以下となり、この変化
量に対応する出力電圧の変化も数10mVである。この
ため、浮遊容量の変動が液面の誤検知の原因となりう
る。
【0035】次に、図1において、この液面検知装置
は、検出回路8は、オペアンプ20を有し、オペアンプ
20の非反転入力端子は、プローブ6の内側管6aに接
続され、オペアンプ20の反転入力端子は、プローブ6
の外側管6bに接続されている。そして、オペアンプ2
0の出力端子は、このオペアンプ20の反転入力端子に
接続されている。このように、本発明の一実施形態にお
いては、プローブ6をシールドドライブにしたものであ
り、プローブ6の内側管6aと外側管6bとの間にオペ
アンプでシールドドライブを構成し、外側管6bをグラ
ンド(GND)に落とさずに、内側管6aと同電位で低
インピーダンスとする。
【0036】内側管6aと外側管6bとは同電位である
ため、見かけ上で内側管6aと外側管6bとの間の静電
容量は0になる。このため、プローブ6が下降しても、
配線の位置がずれても、これらによる静電容量の変動が
なくなる。そして、プローブ6が液面に接触することに
より増えた静電容量は、プローブ6と液体保持容器3と
の間の静電容量である。
【0037】なお、プローブ6と液面検知回路30との
接続線はシールド線となっている。
【0038】図4はプローブ6が下降を行う時点と、液
面に到達する寸前と、液面に接触したときとの検出静電
容量の変化を示す図である。図4において、(a)はプ
ローブ6の下降による浮遊容量の変化がない場合の状況
を示している。容量変化がΔCよりも大きい場合(静電
容量C1)は、液面あり、小さいときは液面なしと判断
する。
【0039】図4の(a)の容量の変化量はプローブ6
と液体容器保持部4との間の静電容量であり、静電容量
C1はΔCより大(C1>ΔC)となっており、正常に
液面検知ができる。
【0040】次に、図4の(b)の場合は、プローブ6
の下降により、液面に接触する寸前の浮遊容量が下降時
点よりC4だけ大きくなっている場合の例である。この
図4の(b)の例の場合、液面に接触したときの容量変
化C2は、C2=C1+C4となる。このときでも正常
に液面検知はできるが、プローブ6が液面に入る寸前の
容量変化(C4)が大きいため、ノイズが混入すると、
容量変化C4にノイズ分が加算され、ΔCより大となっ
て、プローブ6は、すぐ空中停止されてしまう恐れがあ
る。
【0041】次に、図4の(c)の場合は、プローブ6
の下降による容量変化は、C5だけマイナスの容量変化
となっている。プローブ6が液面に接触する寸前の容量
は小さく、下降時点の容量はマイナスとなっているた
め、液面に接触するときの容量変化はC3=C1−C5
となり、C3がΔCより小さければ、液面検知はできな
くなる。
【0042】図5は、本発明の一実施形態に係わるシー
ルドドライブを採用した液面検知比較回路10を示す。
また、図6は、図5の回路と構成を比べるための図であ
り、シールドドライブを採用していない液面検知比較回
路の概略図である。図6において、液面検知比較回路
は、検出抵抗10A、10B、10C、コンデンサ10
D、アナログスイッチ10H、コンパレータ10Eから
構成されており、端子10Fから静電容量検出回路の出
力電圧を印加し、端子10Gから液面検知検出信号を出
力する。
【0043】つまり、端子10Fは、アナログスイッチ
10Hを介してコンパレータ10Eのプラス入力端子に
接続される。
【0044】また、端子10Fとアナログスイッチ10
Hとの接続点は、抵抗10A及び抵抗10Bを介して接
地される。また、抵抗10Aと抵抗10Bとの接続点
は、抵抗10Cを介してコンパレータ10Eのマイナス
入力端子に接続される。さらに、アナログスイッチ10
Hとコンパレータ10Eとの接続点は、コンデンサ10
Dを介して接地される。そして、コンパレータ10Eの
出力端子は、端子10Gに接続される。
【0045】アナログスイッチ10Hは、プローブ6の
下降位置検出信号に基づき発生される停止制御信号に従
って接点を開閉するよう構成されており、コンデンサ1
0Dが静電容量変化の基準値記憶手段として構成され、
コンパレータ10Eが液面検知手段として構成されてい
る。
【0046】プローブ6の下降位置検出信号は、プロー
ブ6が回転して移動し、プローブ6が下降位置に入った
時点で発生する。プローブ6が下降を開始した時点で下
降位置検出信号は出力されなくなり、停止制御信号によ
りアナログスイッチ10Hが開かれ、同状態での静電容
量検出回路8の出力電圧がコンデンサ10Dに基準電圧
として設定される。そして、コンデンサ10Dの放電時
間内は、基準電圧を維持する。
【0047】コンデンサ10Dの放電時間内にプローブ
6がさらに下降し、液面にプローブ6が接触すると、静
電容量検出回路8の出力電圧が数十mV上昇し、コンパ
レータ10Eのマイナス端子の電圧がコンデンサ10D
から放電される基準電圧よりも高くなる。よって、端子
10Gからは液面検知信号として信号が出力される。
【0048】一方、図5において、液面検知比較回路1
0は、検出抵抗10A、10B、10C、分圧抵抗10
K、10J、コンパレータ10Eから構成されており、
端子10Fから静電容量検出回路の出力電圧を印加し、
端子10Gから液面検知検出信号を出力する。
【0049】つまり、端子10Fは、抵抗10A及び抵
抗10Bを介して接地される。また、抵抗10Aと抵抗
10Bとの接続点は、抵抗10Cを介してコンパレータ
10Eのマイナス入力端子に接続される。さらに、アナ
ログスイッチ10Hとコンパレータ10Eとの接続点
は、コンデンサ10Dを介して接地される。
【0050】また、コンパレータ10Eのプラス入力端
子は、抵抗10Kと抵抗10Jとの接続点にされる。抵
抗10Kには停止制御信号が供給され、抵抗10Jは接
地される。そして、コンパレータ10Eの出力端子は、
端子10Gに接続される。
【0051】図5に示すように、本発明では一般に使わ
れている比較回路(図6に示した回路)で使われている
アナログスイッチと電圧ホールド用コンデンサとを省略
化することで回路を簡素化することにできる。つまり、
コンパレータ10Eだけを使って、静電容量検出回路の
出力電圧と、抵抗10K及び10Jとの分圧電圧と比較
する。
【0052】理論上、比較回路のバイアス電圧は0Vと
なるが、抵抗やコンデンサなどの素子のバラツキを考え
て、抵抗10Jの分圧電圧は、ある程度の裕度を持たせ
て、十数mVに設定し、プローブ6が下降して液面に接
触した時に端子10Fに静電容量検出回路の出力電圧が
数十mV上がり、コンパレータ10Eで十数mVの抵抗
10K及び10Jの分圧電圧と、上記静電容量検出回路
の出力電圧とを比較して、液面検知信号を出力する。
【0053】図5に示した液面検知比較回路10によれ
ば、比較する基準値を従来の回路(図6の回路)より大
幅に下げることができたため、ごく微量の検体でも正確
に液面検知を行うことができる。
【0054】なお、プローブ6の内外層6a、6bの間
にシールドドライブを構成するときに、このための専用
のトランジスタ、ICなどを使用せずに、液面検知比較
回路10上のものを利用することも可能である。
【0055】以上説明した本発明の一実施形態によれ
ば、プローブ6をシールドドライブとすることにより、
サンプリングアームの下降、回転動作によるプローブ配
線、基板パターンの浮遊容量の変化に対する液面検知へ
の影響を無くすと同時に液面検知回路を簡素化すること
ができる。
【0056】また、本発明の一実施形態によれば、プロ
ーブ6の内側管と外側管とは同電位であれば、互いに同
軸である必要はない。これにより、プローブの製造が容
易であり、低価格で実現することが可能である。
【0057】したがって、本発明の一実施形態によれ
ば、簡単な構成で安価でありながら、サンプリングアー
ムの上下、回転運動による浮遊容量変化による液面検知
への影響を抑制し、高精度な液面検知を行うことができ
る液面検知装置を実現することができる。
【0058】また、分注に影響しない程度のプローブの
曲がりによる静電容量変化であれば、液面検知に対して
悪影響は無いので、プローブ交換らのメンテナンスが不
要となる。
【0059】なお、以上に説明した本発明の一実施形態
において、容器3に分注されるべき液体は試料のみなら
ず、試薬であってもよいし、あるいは試料と試薬の反応
液であってもよい。また、液体容器保持部4はサンプル
ディスクのみならず、ライン上のサンプルラックなどで
あってもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、液面検知機構のアーム
ヘットの下降、回転運動による浮遊容量の変動を防ぐこ
とができ、微量な検体でもより正確な液面検知ができ
る。
【0061】さらに液面検知回路を簡素化することがで
き、基板の信頼性をアップすることができる。それにプ
ローブの容量管理が必要でなくなるために、生産の歩留
まりを上げ、製品の原価低減につながる。
【0062】したがって、簡単な構成で安価でありなが
ら、サンプリングアームの上下、回転運動による浮遊容
量変化による液面検知への影響を抑制し、高精度な液面
検知を行うことができる液面検知装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である液面検知装置が適用
された液体分注装置の全体概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態が適用された液面検知装置
の液体分注機構部の概略図である。
【図3】図1に示した液体分注装置における液面検出回
路を示す図である。
【図4】プローブが下降を行う時点と液面に到達する寸
前と液面に接触したときの検出静電容量の変化を示す図
である。
【図5】本発明の一実施形態に係わるシールドドライブ
を採用した液面検知比較回路を示すずである。
【図6】シールドドライブを採用していない液面検知比
較回路の概略図である。
【符号の説明】
1 サンプリング機構 2 サンプリングアーム 3 容器 4 液体容器保持部 5 液体 6 プローブ 6a 内側管 6b 外側管 7 交流発振回路 8 検出回路 9 整流回路 10 比較回路 10A 抵抗 10B 抵抗 10C 抵抗 10E コンパレータ 10F 端子 10G 端子 10H アナログスイッチ 10J 抵抗 10K 抵抗 20 オペアンプ 30 液面検知回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血液、尿などの検体または試薬等の液体を
    分注するための分注用プローブを有し、この分注用プロ
    ーブを、容器に収容された液体の液面を検知する液面検
    知センサとして働かせ、上記プローブが液面に接触した
    ときのプローブと容器保持部との間の静電容量の変化に
    より液面検知を行う液面検知装置において、 上記プローブは、静電容量変化検出用の金属二重管を有
    し、この金属二重管のうちの外側管及び内側管は非接地
    で同電位であり、 これら内側管と外側管とを低インピーダンスドライブを
    行うシールドドライブ手段と、 上記シールドドライブ手段からの出力信号に基づいて、
    上記プロ−ブが液面に接触したか否かを検出する液面検
    知回路と、 を備えることを特徴とするシールドドライブをを有する
    液面検知装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシールドドライブを有する
    液面検知装置において、上記プローブを支持する回動可
    能なアームヘッドを備え、このアームヘッドは、上記液
    面検知回路をその内部に有し、上記アームヘッドの内層
    は金属、金属蒸着、あるいは金属ペーストでシールドさ
    れていることを特徴とするシールドドライブを有する液
    面検知装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のシールドドライブを有する
    液面検知装置において、上記プローブと液面検知回路と
    の接続線をシールド線としたことを特徴とするシールド
    ドライブを有する液面検知装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のシールドドライブを有する
    液面検知装置において、上記液面検知回路は、上記シー
    ルドドライブ手段からの出力信号と所定の基準値とを比
    較する比較回路を有することを特徴とするシールドドラ
    イブを有する液面検知装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のシールドドライブを有する
    液面検知装置において、上記プローブはシールドされて
    いることを特徴とするシールドドライブを有する液面検
    知装置。
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