JP2000214639A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000214639A
JP2000214639A JP11015482A JP1548299A JP2000214639A JP 2000214639 A JP2000214639 A JP 2000214639A JP 11015482 A JP11015482 A JP 11015482A JP 1548299 A JP1548299 A JP 1548299A JP 2000214639 A JP2000214639 A JP 2000214639A
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JP11015482A
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Itsuro Sekida
逸朗 関田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録材の記録材担持体への貼り付け位置を最
適化して、両面2面目の画像不良を回避しつつ画像生産
性の低下を最小限にする。 【解決手段】 再給紙時には通常の給紙動作に比べ、1
面目の画像やオイルの影響により記録紙表面の摩擦係数
が低下し、記録紙再給紙時のすべりが大きい。このすべ
りのために記録紙同士の間隔が、転写ドラム上に貼り付
ける記録紙の所定間隔(図5(C)のd寸法)より開い
てしまい、毎回転写ドラムに2枚記録紙を貼り付けるに
は不可能になる。そこで単色画像形成を行う場合には通
常の転写ドラム上に記録紙を2枚貼る動作と1枚貼る動
作を交互に行う(図5(B‘))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、プリンタ
ー・ファクシミリ・複写機などとされる電子写真方式な
どによる適宜の転写式あるいは直接式の画像形成プロセ
スを採用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に、給紙部と、該給紙部から給搬送
されたシート材としての記録紙(記録材)の先端を一旦
停止させて記録紙にループを形成させることで記録紙の
斜行を補正し、記録紙を所定のタイミングで画像形成部
へ送り出すレジスト部とを有する画像形成装置の一例を
概略的に示す。
【0003】本例の画像形成装置は大別して、画像入力
部90Rと、画像出力部90Pとからなる。
【0004】画像入力部90Rは、例えば画像情報光電
読み取り機構であり、記録するための画像情報を入力
し、各種の処理を施した後に画像出力部90Pへその画
像信号を送る。なお、画像入力部90Rは原稿画像を画
像出力部90Pの画像形成部91の像担持体に投影結像
露光する光学装置でもよい。
【0005】画像出力部90Pは、本例では記録材担持
体である転写ドラム93を用いた転写方式の画像記録機
構であり、主に、画像出力部90Rへの入力画像情報に
応じて電子写真プロセス・静電記録プロセス・磁気記録
プロセスなどの適宜の画像形成プロセスにより感光体・
誘電体・磁性体などの像担持体にトナー画像などの可転
写の記録画像を形成する画像形成部91と、給紙部とし
ての第1、第2、第3の給紙ユニット92A・92B・
92Cと、そのいずれかの給紙ユニットから給送された
記録紙Pをレジスト部としてのレジストローラ対96へ
搬送するレジ前搬送部97と、レジストローラ対96か
ら送り出された記録紙Pを保持して画像形成部91の転
写部Tへ搬送する転写ドラム93と、画像形成部91の
転写部Tで画像転写を受けた記録紙Pを画像定着処理す
る定着ユニット94と、装置の全動作を制御する制御ユ
ニット95とから構成されている。
【0006】また両面画像作成の場合は定着ユニット9
4から出た記録紙Pが反転搬送部98を経由し、両面ユ
ニット99に積載される。
【0007】第1および第2の給紙部ユニット92A、
92Bはいずれも画像出力部90Pに上下2段に内蔵さ
せた自動1枚分離給紙機構であり、給紙カセット内に積
載収納させた記録紙Pが給紙開始信号にもとづいて給紙
ローラと分離部材との共働により最上位のものから順に
1枚分離給送される。第3の給紙ユニット92Cは手差
し給紙装置であり、手差し給紙台から記録紙Pを装置内
へ差し込むことにより給紙ローラによって記録紙Pが装
置内へと引き込まれて給送される。また、両面ユニット
99からは再給紙手段92Dから給紙カセットと同様に
最上位のものから順に1枚分離給送される。
【0008】而して、装置動作が開始されると、第1〜
第3のいずれかの給紙ユニット92A〜93Cから記録
紙Pが給送されてレジ前搬送部97によりレジストロー
ラ対96へ搬送される。
【0009】一方、画像形成部91において像担持体に
対する目的の画像情報に対応した画像形成が実行され、
画像記録開始信号に同期してレジストローラ対96の回
転が開始され、またレジ前搬送部97も再び記録紙搬送
状態になり、レジストローラ対96から転写ドラム93
へ記録紙Pが送り出され、記録紙Pは転写ドラム93の
外面に保持されて転写部Tへ搬送されることにより、画
像形成部91の像担持体に形成担持させた画像の転写を
順次に受ける。
【0010】転写ドラム93の外面に対する記録紙Pの
保持方法は、薄い誘電フィルムなどから搬送媒体上への
静電吸着やエア吸引など、いくつかの方式が考えられ
る。
【0011】レジストローラ対96による記録紙Pの送
り出しは、画像形成部91の像担持体に形成担持させた
画像の先端が転写部Tに到達したとき、記録紙Pの先端
も転写部Tに丁度到達して両者一致(レジストレーショ
ン)するように、タイミングが制御される。
【0012】転写部Tで画像転写を受けた記録紙Pは転
写ドラム93の外面から分離されて定着ユニット94へ
搬送され、熱および/または圧力により転写画像の定着
処理を受け、排紙部を経て機外の排紙トレイに排出され
る。また定着部では定着ローラに対する記録紙Pの巻き
付き防止のためのオイルが記録紙Pに塗布される。
【0013】ここで転写ドラム93に記録紙Pを貼り付
ける貼り付け位置について説明する。まず、転写ドラム
93は、図10に示すように、両端の環状部材93Aを
連結部材93Bによって連結したフレーム93Fに記録
紙保持シートフィルム93Sを円筒状に巻き付けて転写
ドラム93を形成する。フィルム93Sはその始端と終
端が連結部材93B上になるように貼着され、そこに継
ぎ目93Cが形成されている。そして、この部分に記録
紙Pを貼ると画像不良、紙詰まりの原因となるため継ぎ
目93Cをかわして記録紙Pの吸着が行われる。
【0014】転写ドラム93の周長はA3などのラージ
サイズの記録紙Pよりやや長い円周を有しており、レジ
ストローラ対96と転写位置Tの調整により、図11
(a)に示すように、記録紙Pをほぼ円周に亘って貼り
付ける。またA4などのスモールサイズの記録紙Pの場
合、1枚給紙の場合には、図11(b)に示すようにラ
ージサイズと同じ位置に貼り付ける。そして2枚以上の
連続の場合は、給紙動作を2回以上繰り返すことによ
り、図11(c)に示すように円周を2分割して1周に
2枚貼り付ける。この動作により1周に1枚の記録紙P
を貼り付ける場合に比べ2倍の生産性をあげることがで
きる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両面2
面目(裏面)のスモールサイズの記録紙Pを連続的に転
写ドラム93に貼り付けるには以下のような問題があ
る。
【0016】1面目に画像と定着オイルののった記録紙
Pを再給紙部92Dで給紙する際、オイルなどの影響に
より記録紙Pの表面摩擦係数が減少してしまい、その影
響として再給紙時に記録紙Pのすべりを生じ、図11
(c)の間隔で転写ドラム93に記録紙Pを貼り付ける
のが不可能になる。
【0017】この状態を図5にて更に説明する。図5は
転写ドラム92の貼り付け位置を展開して連続的に示し
た図である。
【0018】図5(A)は、図11(a)に対応し、A
3サイズなどのラージサイズの記録紙を貼り付けた様子
を示している。通常の画像形成では、図5(C)のよう
に毎周2枚ずつ記録紙が転写ドラム93に吸着され、単
色画像形成には次々に画像形成が行われる。ところが、
両面2面目の場合、図11(c)に示す記録紙Pの間隔
d以上のスリップが生じるため、連続的に記録紙を2枚
ずつ転写ドラム93に貼るのが不可能になる。ここで無
理に2枚/1周の記録紙貼り付け動作を継続すると前述
のように継ぎ目乗り上げの現象が生じ画像不良の原因に
なる。
【0019】そこで画像不良を防ぐために図5(B)に
示すように、1枚おきに1周に1枚ずつ記録紙Pを吸着
させる方法が考えられる。しかしこの方法では通常の2
枚ずつ貼り付ける場合に比べ、画像の生産性が1/2に
低下してしまい、著しい生産性の低下が発生する。
【0020】従って、本発明の目的は、記録材の記録材
担持体への貼り付け位置を最適化して、両面2面目の画
像不良を回避しつつ画像生産性の低下を最小限にするこ
とができる画像形成装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
給紙部から搬送された記録材を記録材担持体1周当たり
2枚同時に担持させ、像担持体から表面の画像の転写を
受けた後に中間トレイを経由し、再び前記記録材担持体
に担持させて、記録材の裏面に画像を形成する画像形成
装置において、記録材の裏面に画像形成を行う際に、前
記記録材担持体の1周当たりの記録材担持枚数は、前記
記録材担持体1回転おきに2枚と1枚とを繰り返すこと
を特徴とする画像形成装置である。
【0022】記録材の裏面に画像形成を行うため、前記
記録材担持体へ記録材を吸着担持する前の記録材搬送時
における各記録材の間隔は、表面に画像形成を行う際の
記録材の間隔および記録材担持体上における記録材担持
間隔より大きいことが好ましい。
【0023】本発明による他の態様によれば、給紙部か
ら搬送された記録材を記録材担持体1周当たり2枚同時
に担持させ、像担持体から表面の画像の転写を受けた後
に中間トレイを経由し、再び前記記録材担持体に担持さ
せて、記録材の裏面に画像を形成する画像形成装置にお
いて、裏面の画像形成時に前記記録材担持体の1周当た
りの記録材保持枚数を2枚とし、前記記録材担持体のへ
の記録材の供給が1周当たり2枚行うことが不可能なと
きのみ1周当たり1枚とすることを特徴とする画像形成
装置が提供される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0025】実施例1 本発明の第1実施例について図1〜図8により説明す
る。まず、図1により本実施例の画像形成装置について
説明する。
【0026】図1において、本実施例の画像形成装置
は、転写式電子写真プロセス利用のカラー画像形成装置
であり、上部にデジタルカラー画像リーダ部100、下
部に同プリンタ部200を有する。
【0027】[リーダ部]リーダ100部において、原
稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32に
より露光走査する。そしてそれによる原稿30からの反
射光像をレンズ33によりフルカラーセンサー34に集
光させ、カラー色分解画像信号を得る。この信号は不図
示の増幅回路を経て、不図示のビデオ処理ユニットにお
いて各種処理を施された後、プリンタ部200に送出さ
れる。
【0028】[プリンタ部]像担持体としての感光ドラ
ム1は、中心軸を中心に矢示の時計方向に所定の周速度
(プロセス速度)で回転駆動される。
【0029】感光ドラム1の外周面に対向しその回転方
向に沿って前露光ランプ11、一次帯電器2、レーザな
どによる露光光学系3、電位センサー12、現像装置
4、ドラム上光量検知手段13、記録材担持体である転
写ドラム5、およびクリーニング装置6などが順に配置
されている。
【0030】前露光ランプ11および一次帯電器2によ
り感光ドラム1の表面に均一な帯電量の電荷を与える。
次いで光学系3により、記録画像信号に応じて変調され
た例えばレーザビームなどの光線Eをポリゴンミラー3
A、レンズ3B、ミラー3Cなどを介して感光ドラム1
上に露光させることによって、そこに静電潜像をを形成
する。
【0031】その静電潜像が現像装置4によって現像さ
れる。現像装置4は、それぞれイエロー、シアン、マゼ
ンタ、ブラックの現像剤(トナー)を収容したイエロー
現像器4Y、シアン現像器4C、マゼンタ現像器4M、
ブラック現像器4Bkの4個の現像器からなり、偏心カ
ム24Y、24C、24M、24Bkの動作により択一
的に感光ドラム1に近接移動されて現像作用する。
【0032】そして、感光ドラム1に形成担持されたト
ナー画像が、転写部Tにおいて、後述するように転写ド
ラム5に供給・保持させた記録紙Pの面に順次転写され
ていく。
【0033】トナー画像の転写を受けた記録紙Pは転写
ドラム5から分離されて定着ユニット9へ導入されて画
像定着処理を受けて、機外の排紙トレイ10に排出され
るか、搬送縦パス切り替えガイド19により後述する両
面記録用紙パスの搬送縦パス20へ導入される。
【0034】定着ユニット9は、内部にハロゲンヒータ
などの熱源を備えた定着ローラ9Aとローラ9Aに加圧
される加圧ローラ9B(このローラに熱源を備える場合
もある)の一対により、記録紙P上のトナーを熱融解さ
せ定着させる。このときオイル塗布ローラにより定着ロ
ーラ9Aにオイルが塗布され、画像が定着ローラ9Aに
移るのを防止しているが、そのオイルは逆に記録紙Pに
付着する。
【0035】また、他の構成部品として、上記ローラ対
9A、9Bのニップ部へ記録紙Pを導くための搬送ベル
ト9Cと入り口ガイド9D、また上記ローラ対9A、9
Bから排出されてきた記録紙Pを更に装置外部に導き出
すための排紙ローラ9Eなどからなる。
【0036】記録紙Pに対するトナー画像転写後の感光
ドラム1面はクリーニング装置6により転写残りトナー
などの残存付着物の除去を受けて清浄面化され、繰り返
して作像に供される。
【0037】[給紙ユニット]本実施例の装置は上記の
画像形成機構の下側を給紙ユニット部としており、第1
〜第4の4つの給紙部41A、41B、41C、41D
を具備している。第1〜第3の給紙部41A、41B、
41Cは上段、中段、下段に配設した、それぞれ自動1
枚分離給紙機構である。第4の給紙部41Dは手差し給
紙機構である。また上段と中段の第1と第2の給紙部4
1A、41Bの間には後述する両面記録用紙パスの中間
トレイ22、ガイド部23、反転パス21を配設してあ
る。
【0038】第1〜第3の給紙部41A、41B、41
Cはいずれも給紙カセット内の積載収納記録紙Pがピッ
クアップローラ42と分離爪などの分離部材との共働に
より最上位のものから順に1枚分離され、給紙ローラ4
3A、43Bにより給送されるものであり、指定された
段位の給紙部のピックアップローラ42が駆動されるこ
とにより指定段位の給紙部からの給紙が選択的に実行さ
れる。
【0039】第4の給紙部41Dである手差し給紙機構
は、その手差し給紙台に記録紙Pを載せて装置内へ挿入
することで、記録紙Pが給紙ローラ42Mと不図示の分
離パッドにより装置内へ引き込まれて給送される。
【0040】[転写搬送ユニット]上記第1〜第4の給
紙部41A〜41D、あるいは中間トレイ22のいずれ
かから給送された記録紙Pは転写搬送ユニット50へ導
入される。
【0041】転写搬送ユニット50は搬送部50Aと転
写ドラム5に大別される。そのうち搬送部50Aを図2
の部分拡大図に基づいて説明する。
【0042】搬送部50Aは、給紙ユニット40から受
け継いで記録紙Pを案内するためのガイド48A、48
B、48C、48D、48E、そして搬送ローラ46
A、46B、46C、47A、47B、更に画像形成部
の画像形成タイミングに合わせて記録紙Pを後述の転写
ドラム5へ送り出すためのレジストローラ対44、およ
びその際に記録Pを導く吸着ガイド48F、48Gなど
からなる。
【0043】ここで、搬送ローラ46A、46B、46
Cは記録紙Pに対するカール付け機構を有する。
【0044】ガイド48Dは図の実線示と波線示のよう
に矢印方向に揺動可能に支持されている。これはレジス
トローラ対44で記録紙先端を一旦停止させたときに生
じる記録紙Pのレジ前ループ空間を確保するためであ
る。
【0045】[転写ドラム]転写ドラム5は図3に示す
ように、前述のごとく、両端の環状部材55Aを連結部
材55Bによって連結したフレーム55Fに記録紙保持
シートフィルム55Sを円筒状に巻き付けて転写ドラム
5を形成する。フィルム55Sの材料としては、例えば
PET(ポリエチレンテレフタレート)やPVdF(ポ
リフッ化ビニリデン)などが用いられる。
【0046】レジストローラ対44から送られる記録紙
Pが転写ドラム5に突入する位置に吸着ローラ5Gが転
写ドラム5に対して離接可能に支持され、また吸着ロー
ラ5Gのフィルム55Sを挟んで逆側に吸着ローラ5G
の押し付け力に対抗するためのバックアップ部材および
吸着用帯電器5Cが配置されている。
【0047】感光ドラム1と転写ドラム5が対抗する画
像転写領域(転写部)Tには、やはりフィルム55Sの
裏側に転写用帯電器5B(図1)が配置されている。ま
たその下流において記録紙Pを分離するための分離部
材、具体的には除電用帯電器5H、分離爪8A、フィル
ム押し上げコロ8Bなどが配設され、それに続いてフィ
ルム除電用帯電器5D、5Eがフィルム55Sを挟んで
配置されている。
【0048】更にその下流側には、フィルム55Sの記
録紙保持面に付着したトナーや紙粉などをクリーニング
するためのブラシローラ14およびコロナ放電器あるい
はブラシ式除電器15、そして定着ユニット9で使われ
るオイルが両面記録時(後述)に記録紙Pを通じてフィ
ルム表面に付くことがあり、それをクリーニングするた
めのオイル除去ローラ16およびバックアップブラシ1
7が設けられている。
【0049】ここで転写ドラム5は感光ドラム1に対し
て離接可能に構成されており、通常動作時以外は離間し
ている。これはあまり長時間転写ドラム5と感光ドラム
1とを接触させないためであり、またジャム処理時に記
録紙Pなどが感光ドラム1と接触して表面に損傷を与え
ることがないようにするためである。更に本装置におい
て、転写搬送ユニット50はスライダー62A、62B
により本体から手前側に引き出し可能に構成される。こ
れはジャム処理あるいはメンテナンスをより確実に、か
つ容易にするためである。
【0050】[両面記録用紙パス]本装置においては記
録紙Pの両面に自動的に画像を記録するための機構を有
する。すなわち、定着ユニット9のすぐ下流に搬送パス
切り替えガイド19があり、それにより定着ユニット9
を出た片面記録済みの記録紙Pを、機外に排出させる紙
パスと、両面記録用紙パスのいずれかに自動的に選択・
案内するようになっている。
【0051】両面記録用紙紙パスは搬送縦パス20、反
転パス21A、反転ローラ21B、中間トレイ22など
からなり、反転パス21Aに一旦導かれた片面記録済み
の記録紙P‘が反転ローラ21Bの逆転により、送り込
まれた際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向
きに退出され、中間トレイ22に収納される。その後、
再び中間トレイ22から給紙され、前述した画像形成工
程により記録紙P’のもう一方の面に画像が形成され
る。中間トレイ22の上部のガイド部23は、収納され
る記録紙サイズに応じて複数のガイドを選択的に上下動
するようになっている。これによりいかなるサイズの紙
であっても中間トレイ22の先頭にそろえて収納・積載
することが可能である。
【0052】[カラー(多色)画像記録]画像形成動作
開始信号が発せられると、まずカム71が半回転し、そ
れに伴い転写ドラム5が感光ドラム1に揺動、接近して
動作位置まで移動し、感光ドラム1と同期して回転す
る。
【0053】これにともない給紙ユニット40から記録
紙Pが給送される。ここでは便宜上中段の給紙部である
第2の給紙ユニット41Bからの給紙が指定されている
ものとする。すなわち、この第2の給紙ユニット41B
のピックアップローラ42により、給紙カセットから記
録紙Pが1枚ずつ送り出される。そして給紙ローラ43
A、43Bおよび搬送ローラ45B、45Cによってそ
の紙が給紙ガイドの間を案内されて搬送部50Aへ搬送
される。
【0054】搬送部50Aにおいては、記録紙Pはまず
カール付きローラ46A、46B、46C(図2)を通
過する際に転写ドラム5に巻き付く方向に所定量のカー
ル付けがなされる。
【0055】その後、搬送ローラ47A、47Bおよび
紙ガイドの作用によりレジストローラ対44へ搬送され
る。そのときレジストローラ対44は回転を停止してお
り、紙先端はそのレジストローラ対44のニップ部に突
き当たる。そしてそれから一定時間後に、上記搬送ロー
ラ47A、47Bの駆動をを停止する。
【0056】その後、画像形成部が画像の形成を開始す
るタイミングを基準にして一定時間後レジストローラ対
44および搬送ローラ47A、47Bは回転を始める。
この回転時期は記録紙Pと感光ドラム1上のトナー画像
とが画像転写領域Tにおいて丁度一致するようにそのタ
イミングが設定されている。
【0057】記録紙Pが転写ドラム5に突入、接触する
と、吸着用帯電器5Cからのコロナ放電および吸着ロー
ラ5Gの作用により記録紙Pは保持シートフィルム55
S上に静電吸着される。吸着ローラ5Gは、負荷軽減の
ために通常は転写ドラム5から離間しており、紙突入時
のみ転写ドラム5に圧接される。
【0058】転写ドラム5は感光ドラム1に同期して回
転しており、記録紙Pはその上に保持されたまま画像転
写領域Tまで搬送される。そこで前述したプロセスによ
り感光ドラム1上に形成されたトナー画像が、転写用帯
電器5Bによってその表面に転写された後、記録紙Pは
分離部まで搬送される。
【0059】ここでは1回で1色の画像が転写されるの
で、単色画像の場合は後述の動作により転写ドラム5か
らの記録紙Pの分離が行われるが、カラー(フルカラー
の場合4色)画像を形成する場合は分離動作がなされず
に記録紙Pは転写ドラム5上に保持されたまま1周して
再び転写領域Tまで搬送される。そして、前画像の上に
つぎのトナー画像がさらに転写されることとなり、この
工程を必要回数繰り返す。この多重転写工程により記録
紙P上に目的のカラー(フルカラーの場合4色)画像が
合成形成される。ブラシローラ14などは転写ドラム表
面に対して離接可能に支持されており、少なくとも上記
多重転写工程においては離間している。
【0060】ここで転写ドラム5に記録紙Pを貼り付け
る貼り付け位置については従来例で説明したとおり、A
3などのラージサイズの場合、図4(a)のように、記
録紙をほぼ円周に亘って貼り付ける。また、A4などの
スモールサイズの記録紙の場合、1枚給紙の場合、図4
(b)のようにラージサイズと同じ位置に貼り付ける。
そして、2枚以上の連続の場合は、給紙動作を2回繰り
返すことにより、図4(c)のように円周を2分割して
貼り付ける。
【0061】またフルカラー画像形成の場合は上述した
ように、転写ドラム4回転の間、同一記録紙が転写ドラ
ム5に吸着したまま回転するため記録紙Pの転写ドラム
5へ貼り付け、分離動作は4回転に1回となり連続画像
形成の貼り付けタイミングは図5(D)に示すようにな
る。
【0062】それが終了すると、分離部において除電用
帯電器5Hの作用により記録紙Pと転写ドラム5の保持
シートフィルム55S間の吸着力が減じられ、その後に
続く分離爪8Aなどの動作によって記録紙Pが転写ドラ
ム5から分離する。
【0063】転写ドラム5から分離された記録紙Pは搬
送ベルト9Cによって定着ユニット9へ搬送され、入り
口ガイド9D上を正確に定着ローラニップ部まで案内さ
れる。そして、定着ローラ9Aの熱によってトナー画像
が記録紙表面に定着される。その後、排紙ローラ9Eに
より搬送され、記録紙Pは機外に排出される。最後に転
写ドラム5が感光ドラム1から待避位置に離間し、装置
が停止する。
【0064】[両面画像記録]両面画像記録の際には、
定着ユニット9を出た片面記録済みの記録紙Pが切り替
えガイド19の切り替えにより搬送縦パス20に導か
れ、その後、反転パス21Aを経て反転ローラ21Bに
より記録紙Pが反転し、中間トレイ22内に収納され
る。そして、必要枚数積載後、ピックアップローラ25
により片面記録済みの記録紙P’が1枚づつ中間トレイ
22から送り出され、給紙ローラ26Cによって再給紙
が行われた後、搬送部50Aまで搬送される。
【0065】ここで、従来の問題点で示したように、再
給紙時には通常の給紙動作に比べ、1面目の画像やオイ
ルの影響により記録紙表面の摩擦係数が低下し、記録紙
再給紙時のすべりが大きい。このすべりのために記録紙
同士の間隔が、転写ドラム上に貼り付ける記録紙の所定
間隔(図5(C)のd寸法)より開いてしまい、毎回転
写ドラムに2枚記録紙を貼り付けるには不可能になる。
【0066】そこで単色画像形成を行う場合には通常の
転写ドラム上に記録紙を2枚貼る動作と1枚貼る動作を
交互に行う(図5(B’)参照)。
【0067】このときの記録紙の流れのタイムチャート
を図6に示す。図6において太線は記録紙の位置、横軸
は時間、縦軸は位置を示す。また、1面目画像形成時、
つまりスリップの少ないときのタイムチャートを参考と
して図7に示す。
【0068】図6において、まず再給紙時の記録紙の間
隔を1面目給紙の状態(図7)に比べ長くとり、記録紙
のスリップが発生しても記録紙同士が衝突しないように
しておく。このままの記録紙の間隔では転写ドラムに2
枚記録紙を貼り付けるのは不可能なので、先頭の記録紙
をレジストローラ対44に付き当てた状態では比較的長
く待機させ、その間に2枚目の記録紙を搬送させて間隔
を詰める。更に3枚目の用紙も通常より長い間隔で再給
紙を行うため、転写ドラムに通常の記録紙間隔(例えば
図5(C))で転写ドラム上に貼り付けを行うのが不可
能である。そのため3枚目は転写ドラム2周目の通常と
違う位置に貼り付けを行う。
【0069】4枚目から6枚目も1枚目から3枚目と同
様に再給紙および記録紙の貼り付けを行い、更にこの繰
り返しで、転写ドラム5上の貼り付け枚数を2枚、1
枚、2枚、1枚の繰り返しとする。
【0070】この場合の転写ドラム上の記録紙の貼り付
け図を図5(B’)に示す。
【0071】以上の動作により両面、画像形成時の記録
紙のすべりにより画像生産性が低下した場合でも、従来
例の図5(B)の状態から図5(B’)の状態と1.5
倍改善することができ、またその状態で転写ドラムの継
ぎ目などに記録紙が貼られてしまうことも防止すること
が可能になる。
【0072】上記のように転写ドラム5に記録紙Pを貼
り付けた後は、片面画像形成時と同様の工程を経ること
によって、記録紙のもう一方の面に画像が記録される。
そして、最後に切り替えガイド19を動作させずに、両
面記録済み記録紙を機外に排出させる。
【0073】実施例2 本発明の第2実施例について主に図7と図8を参照して
説明する。
【0074】第1実施例では、転写ドラムに記録紙を担
持させるに際し、1枚、2枚、1枚、2枚と完全に繰り
返して担持させる構成としたが、本発明はこの構成に限
定されるものではない。
【0075】再給紙時の場合でもそのときの再給紙ロー
ラの状態や画像濃度により図6などに示すように記録材
のスリップ量が小さいときがある。そのときは表面画像
形成時と同様に図5(C)の状態、つまり転写ドラム上
に2枚の貼り付けを行うことは可能である。
【0076】そこで再給紙の場合でも図7のような記録
紙同士の間隔が短いシーケンスで記録紙の再給紙を行
い、図5(C)のように転写ドラム上に2枚の貼り付け
を連続的に行い、画像生産性の向上を図るものである。
【0077】図8のフローチャートを参照して更に説明
する。
【0078】再給紙動作が開始されると(S1)、中間
トレイ22上に積載された表面に画像形成がなされた記
録紙Pのうち最上紙がピックアップされ、再給紙がなさ
れる(S2)。このとき搬送ローラ45Cで記録紙Pを
搬送する直前に配置された記録紙検知センサ45C’に
より図6、図7などにおけるスリップ量を検知する。こ
れを記録紙ごとに行う(S3)。
【0079】そして、その結果に基づき、スリップ量が
転写ドラム5上に2枚/1周貼り付ける量より小さいか
らどうかを判断し(S4)、スリップ量が小さいとき
(つまり図7のシーケンスが可能のとき)は、2枚/1
周の再給紙および転写ドラム5への貼り付けを行い、結
果として図5(C)のように貼り付けを行う(S5)。
【0080】また、記録紙検知センサ45C’の検知結
果が、スリップ量が大きいとき(図7のシーケンスが不
可能の場合)は、再給紙間隔を図6相当に広げて当回の
転写ドラム回転あたりの記録紙の貼り付けを1枚/周と
する。
【0081】この繰り返しにより転写ドラム5への貼り
付けは例えば図5(E)のように2枚/1周と1枚/1
周のモードが混在した状態になる。
【0082】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、記録材の裏面に画像形成を行
う際に、記録材担持体の1周当たりの記録材担持枚数
が、前記記録材担持体1回転おきに2枚と1枚とを繰り
返すことにより、あるいは、記録材の裏面に画像形成を
行なう際に、前記記録材担持体の1周当たりの記録材保
持枚数を2枚とし、前記記録材担持体のへの記録材の供
給が1周当たり2枚行うことが不可能なときのみ1周当
たり1枚とすることにより、記録材の前記記録材担持体
への貼り付け位置を最適化して、両面2面目の画像不良
を回避しつつ画像生産性の低下を最小限にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る画像形成装置を示す
全体構成図である。
【図2】図1の画像形成装置の搬送部を示す構成図であ
る。
【図3】第1実施例の転写ドラムを示す斜視図である。
【図4】転写ドラムに記録材を担持した状態を示す模式
図で、A3サイズ紙を1枚担持した状態(a)、A4サ
イズ紙を1枚担持した状態(b)、A4サイズ紙を2枚
担持した状態(c)を示す。
【図5】第1、第2実施例および従来例における転写ド
ラムが周回するときに記録材を担持する様子を示す説明
図である。
【図6】第1実施例において、記録材の担持に関するタ
イムチャートである。
【図7】記録材のスリップが少ないときの記録材の担持
に関するタイムチャートである。
【図8】第2実施例における制御のフローチャートであ
る。
【図9】従来の画像形成装置の概略構成図である。
【図10】図9の画像形成装置における転写ドラムを示
す斜視図である。
【図11】図10の転写ドラムに記録材を担持した状態
を示す模式図で、A3サイズ紙を1枚担持した状態
(a)、A4サイズ紙を1枚担持した状態(b)、A4
サイズ紙を2枚担持した状態(c)を示す。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 5 転写ドラム(記録材担持体) 22 中間トレイ 50A 搬送部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部から搬送された記録材を記録材担
    持体1周当たり2枚同時に担持させ、像担持体から表面
    の画像の転写を受けた後に中間トレイを経由し、再び前
    記記録材担持体に担持させて、記録材の裏面に画像を形
    成する画像形成装置において、 記録材の裏面に画像形成を行う際に、前記記録材担持体
    の1周当たりの記録材担持枚数は、前記記録材担持体1
    回転おきに2枚と1枚とを繰り返すことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録材の裏面に画像形成を行うため、前
    記記録材担持体へ記録材を吸着担持する前の記録材搬送
    時における各記録材の間隔は、表面に画像形成を行う際
    の記録材の間隔および記録材担持体上における記録材担
    持間隔より大きい請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 給紙部から搬送された記録材を記録材担
    持体1周当たり2枚同時に担持させ、像担持体から表面
    の画像の転写を受けた後に中間トレイを経由し、再び前
    記記録材担持体に担持させて、記録材の裏面に画像を形
    成する画像形成装置において、 記録材の裏面に画像形成を行う際に、前記記録材担持体
    の1周当たりの記録材保持枚数を2枚とし、前記記録材
    担持体のへの記録材の供給が1周当たり2枚行うことが
    不可能なときのみ1周当たり1枚とすることを特徴とす
    る画像形成装置。
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