JP2000214915A - プラント監視装置 - Google Patents
プラント監視装置Info
- Publication number
- JP2000214915A JP2000214915A JP1525399A JP1525399A JP2000214915A JP 2000214915 A JP2000214915 A JP 2000214915A JP 1525399 A JP1525399 A JP 1525399A JP 1525399 A JP1525399 A JP 1525399A JP 2000214915 A JP2000214915 A JP 2000214915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pond
- water
- time
- raw water
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】原水が各池に到達するまでのタイムラグがある
ために、各池における指定日時の水質データに対応する
原水の水質データを得るには人手に頼る必要があり、煩
雑かつ不正確なものとなっていた。 【解決手段】浄水プラントに流入する原水流量を時系列
に蓄積しておくことで、原水が各池に達するまでのタイ
ムラグを自動的に算出できるようにした。
ために、各池における指定日時の水質データに対応する
原水の水質データを得るには人手に頼る必要があり、煩
雑かつ不正確なものとなっていた。 【解決手段】浄水プラントに流入する原水流量を時系列
に蓄積しておくことで、原水が各池に達するまでのタイ
ムラグを自動的に算出できるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浄水プラントを監視
する装置であって、特に流量,濁度,pHなどのデータ
を収集し、時系列的に蓄積する機能を備える装置に関わ
るものである。
する装置であって、特に流量,濁度,pHなどのデータ
を収集し、時系列的に蓄積する機能を備える装置に関わ
るものである。
【0002】
【従来の技術】浄水プラントは河川や湖沼の水を取り込
んでこれを原水とし、一般的には図2に示すようなプロ
セスを経て、工業用や飲料用の用水を製造する。まず原
水は着水井20に導かれ貯えられた後、混和池21に送
られる。混和池21では薬品注入タンク22から薬品が
投入混合され、不純物を取り除くためのフロックが形成
される。沈殿池23ではこのフロックが沈殿し、上澄み
液のみがろ過池24へ送られる。処理水はろ過池24内
に形成されている砂ろ過層を通り抜けることでさらに微
細な不純物が除去される。殺菌設備25では薬品注入タ
ンク27から注入された薬品により殺菌が行われ、用水
が得られる。
んでこれを原水とし、一般的には図2に示すようなプロ
セスを経て、工業用や飲料用の用水を製造する。まず原
水は着水井20に導かれ貯えられた後、混和池21に送
られる。混和池21では薬品注入タンク22から薬品が
投入混合され、不純物を取り除くためのフロックが形成
される。沈殿池23ではこのフロックが沈殿し、上澄み
液のみがろ過池24へ送られる。処理水はろ過池24内
に形成されている砂ろ過層を通り抜けることでさらに微
細な不純物が除去される。殺菌設備25では薬品注入タ
ンク27から注入された薬品により殺菌が行われ、用水
が得られる。
【0003】用水には濁度やpHなど多岐にわたる項目
について一定の品質を確保することが求められている。
これを実現するために沈殿池23やろ過池26などの設
備を適切に維持することや、混和池21や殺菌設備25
に注入する薬品の量を適切に制御することが行われてい
る。特に後者の制御については、原水の水質にも依存す
る。
について一定の品質を確保することが求められている。
これを実現するために沈殿池23やろ過池26などの設
備を適切に維持することや、混和池21や殺菌設備25
に注入する薬品の量を適切に制御することが行われてい
る。特に後者の制御については、原水の水質にも依存す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで問題になるの
は、着水井20内の原水が各池に達するまでのタイムラ
グがあるために、たとえば浄水池26の濁度を計測した
ときに、それがいつの時点の原水の処理結果であるかが
簡単には分からないことである。また、着水井20から
混和池21への送水量が刻々と変化することが問題を複
雑にしている。従来は、プラント監視装置内に時系列的
に蓄積された各池の水質データを時間的にずらして対応
を取るような操作を人間の判断で行っており、煩雑であ
り、かつ不正確になっていた。
は、着水井20内の原水が各池に達するまでのタイムラ
グがあるために、たとえば浄水池26の濁度を計測した
ときに、それがいつの時点の原水の処理結果であるかが
簡単には分からないことである。また、着水井20から
混和池21への送水量が刻々と変化することが問題を複
雑にしている。従来は、プラント監視装置内に時系列的
に蓄積された各池の水質データを時間的にずらして対応
を取るような操作を人間の判断で行っており、煩雑であ
り、かつ不正確になっていた。
【0005】本発明の目的は、原水が各池に到達するま
でのタイムラグを人手を介することなく計算し、各池の
指定日時の水質データに対応する原水の水質データを容
易に検索できる手段を提供することにある。
でのタイムラグを人手を介することなく計算し、各池の
指定日時の水質データに対応する原水の水質データを容
易に検索できる手段を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、着水井20
から混和池21に送られる原水の流量を元に、各池に到
達するまでのタイムラグを計算する。着水井20の出口
に設置した流量計29の瞬時流量計測値をFとしたと
き、たとえば沈殿池23へ流入するまでのタイムラグT
bは式(001)で計算できる。ここでAは混和池21
の容積、aは着水井20から混和池21までの管路容積
である。
から混和池21に送られる原水の流量を元に、各池に到
達するまでのタイムラグを計算する。着水井20の出口
に設置した流量計29の瞬時流量計測値をFとしたと
き、たとえば沈殿池23へ流入するまでのタイムラグT
bは式(001)で計算できる。ここでAは混和池21
の容積、aは着水井20から混和池21までの管路容積
である。
【0007】
【数1】 Tb=(A+a)/F …式(001) プラント監視装置には各池の水質データとともに、流量
計29の瞬時流量計測値も時系列的に蓄積しておく。た
とえば混和池21の時刻Tにおける水質データに対応す
る原水すなわち着水井20の水質データは図3に示した
フローチャートの手順に従って検索できる。ΔTはデー
タの収集(蓄積)周期である。ブロック41から44の
なかでタイムラグを繰返し演算し、混和池21の時刻T
に対応する原水の時刻(T−N*ΔT)を求める。原水
の時刻が決定すれば、対応する水質データを検索でき
る。
計29の瞬時流量計測値も時系列的に蓄積しておく。た
とえば混和池21の時刻Tにおける水質データに対応す
る原水すなわち着水井20の水質データは図3に示した
フローチャートの手順に従って検索できる。ΔTはデー
タの収集(蓄積)周期である。ブロック41から44の
なかでタイムラグを繰返し演算し、混和池21の時刻T
に対応する原水の時刻(T−N*ΔT)を求める。原水
の時刻が決定すれば、対応する水質データを検索でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を用い
て説明する。
て説明する。
【0009】図1はプロセス監視装置の構成をブロック
図で示したものである。1はプロセスデータの蓄積手
段、2はデータ検索手段、3は演算処理手段である。
図で示したものである。1はプロセスデータの蓄積手
段、2はデータ検索手段、3は演算処理手段である。
【0010】プロセスデータ蓄積手段1は、浄水プラン
ト各池の水質データと流量計29の瞬時流量計測値を一
定の周期ΔT、たとえば10分周期で収集し順次蓄積す
る。図中に例として、着水井20,混和池21,浄水池
26の各濁度データを示している(1−a,1−b,1
−c)。また流量計29の瞬時流量計測値は1−dに示
してある。それぞれの蓄積データはテーブル1−eに示
すような構成になっており、周期ΔTピッチでデータが
格納されている。Tsはテーブルの先頭の時刻である。
ト各池の水質データと流量計29の瞬時流量計測値を一
定の周期ΔT、たとえば10分周期で収集し順次蓄積す
る。図中に例として、着水井20,混和池21,浄水池
26の各濁度データを示している(1−a,1−b,1
−c)。また流量計29の瞬時流量計測値は1−dに示
してある。それぞれの蓄積データはテーブル1−eに示
すような構成になっており、周期ΔTピッチでデータが
格納されている。Tsはテーブルの先頭の時刻である。
【0011】データ検索手段2では、各池の特定日時の
水質データに対応する原水すなわち着水井20の水質デ
ータを、図3に示すフローチャートに従って求める。演
算処理手段3は、フローチャート中のブロック42の処
理を受け持つ。フローチャートを実行する際に、入力情
報として、各池に至るまでの各池の容積の合計と管路容
積の合計を与える。たとえば、浄水池26の場合には混
和池21,沈殿池22,ろ過池24,殺菌設備25の容
積の合計(A+B+C+D)と、管路容積の合計(a+
b+c+d)がこれに相当する。
水質データに対応する原水すなわち着水井20の水質デ
ータを、図3に示すフローチャートに従って求める。演
算処理手段3は、フローチャート中のブロック42の処
理を受け持つ。フローチャートを実行する際に、入力情
報として、各池に至るまでの各池の容積の合計と管路容
積の合計を与える。たとえば、浄水池26の場合には混
和池21,沈殿池22,ろ過池24,殺菌設備25の容
積の合計(A+B+C+D)と、管路容積の合計(a+
b+c+d)がこれに相当する。
【0012】これらはいずれも設備の規模によって定ま
る定数であり、図4に示す設備管理テーブルにて管理す
る。このテーブルは、設備の改造や配管の変更によって
各池の容積や管路容積が変わるたびに内容を更新する。
浄水設備の変更は頻繁に行われるものではなく、レコー
ド(すなわちテーブルの1行に相当する)数の最大値N
は100程度で十分である。更新日付をレコード中に持
つことで、設備に変更があってもタイムラグの計算を正
しく実行できる。
る定数であり、図4に示す設備管理テーブルにて管理す
る。このテーブルは、設備の改造や配管の変更によって
各池の容積や管路容積が変わるたびに内容を更新する。
浄水設備の変更は頻繁に行われるものではなく、レコー
ド(すなわちテーブルの1行に相当する)数の最大値N
は100程度で十分である。更新日付をレコード中に持
つことで、設備に変更があってもタイムラグの計算を正
しく実行できる。
【0013】次に、図3のフローチャートの動作を詳細
に説明する。
に説明する。
【0014】ブロック40:初期値をセットする。
【0015】この時、設備管理テーブル4を参照し、時
刻Tに対応するレコードを決定し、各池の容積と管路容
積を取得する。たとえば時刻Tが“1996年6月10
日10時20分”であるときには、この日付の部分と、
設備管理テーブル4の更新日付とを突き合わせること
で、レコードNo.1を対応させればよいことが分かる。
刻Tに対応するレコードを決定し、各池の容積と管路容
積を取得する。たとえば時刻Tが“1996年6月10
日10時20分”であるときには、この日付の部分と、
設備管理テーブル4の更新日付とを突き合わせること
で、レコードNo.1を対応させればよいことが分かる。
【0016】ブロック41:時刻(T−N*ΔT)にお
ける、流量計29の瞬時流量計測値を取得する。Nが大
きくなるに従って、時刻を遡ることになる。
ける、流量計29の瞬時流量計測値を取得する。Nが大
きくなるに従って、時刻を遡ることになる。
【0017】ブロック42:式(001)を用い、ブロ
ック40にて設備管理テーブル4から取得した各池の容
積の合計と管路容積の合計値を元に、演算処理装置3が
タイムラグを計算する。
ック40にて設備管理テーブル4から取得した各池の容
積の合計と管路容積の合計値を元に、演算処理装置3が
タイムラグを計算する。
【0018】ブロック43:タイムラグを加味した時刻
と、基準となる時刻Tの対応を判定する。
と、基準となる時刻Tの対応を判定する。
【0019】ブロック44:対応が取れていない場合
は、値Nを更新する。
は、値Nを更新する。
【0020】ブロック45:対応が取れた場合は、原水
の時刻(T−N*ΔT)における水質データを取得す
る。
の時刻(T−N*ΔT)における水質データを取得す
る。
【0021】以上説明したように、本実施例によれば浄
水プラントの各池における指定日時の水質データに対応
する原水の水質データを容易に得ることができる。
水プラントの各池における指定日時の水質データに対応
する原水の水質データを容易に得ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、浄水プラントにおいて
原水が各池に到達するまでのタイムラグを自動計算し、
各池の特定日時の水質データに対応する原水の水質デー
タを容易にかつ正確に検索できるという効果がある。
原水が各池に到達するまでのタイムラグを自動計算し、
各池の特定日時の水質データに対応する原水の水質デー
タを容易にかつ正確に検索できるという効果がある。
【0023】また、浄水池26などの水質データに異常
のあった場合、つまり水質基準を超えるようなデータが
計測された場合には、プロセス監視装置は通常、警報を
発生させ運転員に報告する。この時、警報発生日時/警
報発生場所/その時の計測値を、プリンタなどの出力装
置に出力する。本発明の実施例では、異常データを検知
したときに、図3のデータ検索フローチャートを動作さ
せることで、異常データに対応する原水の時刻と水質デ
ータを得て、報告内容に追加することが可能となる。
のあった場合、つまり水質基準を超えるようなデータが
計測された場合には、プロセス監視装置は通常、警報を
発生させ運転員に報告する。この時、警報発生日時/警
報発生場所/その時の計測値を、プリンタなどの出力装
置に出力する。本発明の実施例では、異常データを検知
したときに、図3のデータ検索フローチャートを動作さ
せることで、異常データに対応する原水の時刻と水質デ
ータを得て、報告内容に追加することが可能となる。
【図1】本発明のプロセス監視装置の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】一般的な浄水プラントの構成を説明する図。
【図3】データ検索手段の動作を示すフローチャート。
【図4】設備管理テーブルの構成を示す図。
1…プロセスデータの蓄積手段、2…データ検索手段、
3…演算処理手段、4…設備管理テーブル、20…着水
井、21…混和池、22…薬品注入タンク、23…沈殿
池、24…ろ過池、25…殺菌設備、26…浄水池、2
7…薬品注入タンク、29…流量計。
3…演算処理手段、4…設備管理テーブル、20…着水
井、21…混和池、22…薬品注入タンク、23…沈殿
池、24…ろ過池、25…殺菌設備、26…浄水池、2
7…薬品注入タンク、29…流量計。
Claims (1)
- 【請求項1】河川や湖沼などから水を取り込みこれを原
水とし、混和池,沈殿池,ろ過池,浄水池などの設備を
経て、工業用あるいは飲料用の用水を製造する浄水プラ
ントの監視を行い、特に流量などのプロセスデータや、
濁度やpHなどの水質データを収集し、時系列的に蓄積
する機能を備えたプラント監視装置において、 前記原水が、前記各池すなわち混和池,沈殿池,ろ過
池,浄水池に到るまでのタイムラグを計算する演算処理
手段を備え、この演算結果を参照することで、前記各池
における特定日時の水質データに対応した原水の取水日
時と、原水の水質データを取得できるデータ検索手段を
備えることを特徴とするプラント監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1525399A JP2000214915A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | プラント監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1525399A JP2000214915A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | プラント監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000214915A true JP2000214915A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11883703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1525399A Pending JP2000214915A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | プラント監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000214915A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016017710A (ja) * | 2014-07-10 | 2016-02-01 | 中国電力株式会社 | 取放水温度差管理装置および取放水温度差管理方法 |
| CN106596637A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-04-26 | 浙江农林大学 | 基于3v算法的养殖场污水水质等级判断方法 |
| WO2019012798A1 (ja) * | 2017-07-12 | 2019-01-17 | 株式会社日立製作所 | データ管理装置、連続体処理管理システム、及びデータ管理処理方法 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP1525399A patent/JP2000214915A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016017710A (ja) * | 2014-07-10 | 2016-02-01 | 中国電力株式会社 | 取放水温度差管理装置および取放水温度差管理方法 |
| CN106596637A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-04-26 | 浙江农林大学 | 基于3v算法的养殖场污水水质等级判断方法 |
| CN106596637B (zh) * | 2016-10-20 | 2018-12-14 | 浙江农林大学 | 基于3v算法的养殖场污水水质等级判断方法 |
| WO2019012798A1 (ja) * | 2017-07-12 | 2019-01-17 | 株式会社日立製作所 | データ管理装置、連続体処理管理システム、及びデータ管理処理方法 |
| JP2019020835A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | 株式会社日立製作所 | データ管理装置、連続体処理管理システム、及びデータ管理処理方法 |
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