JP2000215178A - シミュレ―ション装置およびシミュレ―ション方法 - Google Patents

シミュレ―ション装置およびシミュレ―ション方法

Info

Publication number
JP2000215178A
JP2000215178A JP11103612A JP10361299A JP2000215178A JP 2000215178 A JP2000215178 A JP 2000215178A JP 11103612 A JP11103612 A JP 11103612A JP 10361299 A JP10361299 A JP 10361299A JP 2000215178 A JP2000215178 A JP 2000215178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
simulation
calculation
program
server
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11103612A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Yoshitomi
光祐 吉富
Takaaki Tatsumi
孝明 巽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11103612A priority Critical patent/JP2000215178A/ja
Publication of JP2000215178A publication Critical patent/JP2000215178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で、回線およびサーバに負担をか
けずにシミュレーションを行うこと。 【解決手段】 本発明は、公衆回線Nを介して接続さ
れ、シミュレーション要求プログラムを格納するWeb
サーバ1と、公衆回線Nを介して接続され、Webサー
バ1からシミュレーション要求プログラムをダウンロー
ドするとともに、シミュレーション要求プログラムによ
って公衆回線Nを介してWebサーバ1にシミュレーシ
ョン投入要求を行うクライアント端末2と、Webサー
バ1とローカルエリアネットワークLANを介して接続
され、クライアント端末2からWebサーバ1に送られ
たシミュレーション投入要求に基づきシミュレーション
計算を行う計算サーバ3とを備えているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線やネット
ワークを介して離れた位置からシミュレーション計算を
指示するシミュレーション装置およびシミュレーション
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の不純物分布や電気的特性の
シミュレーションを行う場合、大量の計算処理が必要と
なることから、現実的な計算時間でシミュレーションを
行うためには大規模な計算機が必要となる。一方、シミ
ュレーション用の計算機の制御やシミュレーション結果
の表示はパーソナルコンピュータ等の一般的なコンピュ
ータで十分処理可能である。
【0003】パーソナルコンピュータによりシミュレー
ションの投入や結果の表示を行う方法としては、シミュ
レーション計算を行うコンピュータ上の仮想端末をパー
ソナルコンピュータ上で動作させ、キーボードからコマ
ンドを起動してシミュレーションを行うようにしてい
る。
【0004】また、別の方法としては、計算サーバ上の
ウインドウシステムをパーソナルコンピュータでエミュ
レートする方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シミュ
レーション計算を行うコンピュータ上の仮想端末をパー
ソナルコンピュータ上で動作させる方法は、コマンドラ
インによる制御になることから、ユーザがシミュレーシ
ョンシステムに熟知している必要があり、使用できる者
が限定されてしまう。
【0006】また、計算サーバ上のウインドウシステム
をパーソナルコンピュータでエミュレートする方法で
は、ウインドウシステムの描画情報のやり取りのために
通信を行うことから、ネットワークに多大な負荷がかか
り、高速なネットワークを用いなければ満足のいく性能
を得ることは困難である。
【0007】さらに、ディスプレイへの描画処理を除く
ほとんどの処理を計算サーバで行うことから、端末装置
の台数が増加するにつれて計算サーバの処理負担が大き
くなり、計算時間の遅延やサーバのダウンといった問題
を発生させることになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成されたシミュレーション装置およ
びシミュレーション方法である。すなわち、本発明のシ
ミュレーション装置は、公衆回線を介して接続され、シ
ミュレーション要求プログラムを格納するプログラムサ
ーバと、公衆回線を介して接続され、プログラムサーバ
からシミュレーション要求プログラムをダウンロードす
るとともに、シミュレーション要求プログラムによって
公衆回線を介してプログラムサーバにシミュレーション
投入要求を行うクライアント端末と、プログラムサーバ
とネットワークを介して接続され、クライアント端末か
らプログラムサーバに送られたシミュレーション投入要
求に基づきシミュレーション計算を行う計算サーバとを
備えているものである。
【0009】このような本発明では、公衆回線を介して
プログラムサーバからクライアント端末にシミュレーシ
ョン要求プログラムをダウンロードしており、このシミ
ュレーション要求プログラムを用いてプログラムサーバ
にシミュレーション投入要求を行っている。また、プロ
グラムサーバとネットワーク接続された計算サーバによ
って、このシミュレーション投入要求に基づくシミュレ
ーション計算を行っている。このため、クライアント端
末では、プログラムサーバに対してシミュレーション投
入要求を行うシミュレーション要求プログラムのみを取
り扱えばよく、公衆回線を用いて簡単な操作でシミュレ
ーション計算を行うことができるようになる。
【0010】また、ネットワークを介して接続され、電
子文書およびダウンロード可能なプログラムを配信する
とともに、シミュレーション計算の制御を行う配信サー
バと、ネットワークを介して接続され、配信サーバから
プログラムをダウンロードするとともに、そのプログラ
ムを用いて配信サーバにシミュレーション計算要求を行
う端末装置と、ネットワークを介して接続され、配信サ
ーバの制御でシミュレーション計算を行うとともに、計
算終了の通知を前記端末装置へ行う計算サーバとを備え
ているシミュレーション装置でもある。
【0011】このような本発明では、ネットワークを介
して配信サーバから端末装置へプログラムをダウンロー
ドしており、このプログラムを用いて配信サーバにシミ
ュレーション計算要求を行っている。また、このシミュ
レーション計算要求に基づき配信サーバが計算サーバを
制御してシミュレーション計算を行っている。これによ
り、計算サーバは、配信サーバの制御でシミュレーショ
ン計算のみを行えばよく、計算処理に対する負担を軽減
できるようになる。
【0012】また、本発明は、メインコンピュータとリ
モートコンピュータとがネットワークを介して接続され
ているシステムで、メインコンピュータに、シミュレー
ション計算を実行する計算モジュールと、リモートコン
ピュータで実行されるシミュレーション要求のためのプ
ログラムを管理するプログラム管理モジュールと、計算
モジュールで実行したシミュレーション計算の結果を管
理するユーザデータ管理モジュールとが設けられ、リモ
ートコンピュータに、メインコンピュータのプログラム
管理モジュールから得たシミュレーション要求のための
プログラムを実行するプログラム実行モジュールと、メ
インコンピュータのユーザ管理モジュールからシミュレ
ーション計算の結果を受け取る通信制御モジュールとが
設けられているシミュレーション装置でもある。
【0013】このような本発明では、リモートコンピュ
ータのプログラム実行モジュールでシミュレーション要
求のためのプログラムを実行することにより、メインコ
ンピュータの計算モジュールでは、その要求に応じたシ
ミュレーション計算を行い、その計算結果をユーザデー
タ管理モジュールで管理することから、リモートコンピ
ュータでは、必要な場合のみシミュレーション計算の結
果をユーザデータ管理モジュールから受け取ることがで
き、ネットワークの負荷および計算モジュールの負担を
軽減できるようになる。
【0014】また、本発明のシミュレーション方法は、
クライアント端末からシミュレーション計算を要求する
にあたり、予め公衆回線を介してプログラムサーバから
シミュレーション要求プログラムをダウンロードする工
程と、ダウンロードしたシミュレーション要求プログラ
ムによって公衆回線を介してプログラムサーバにシミュ
レーション投入要求を行う工程と、シミュレーション投
入要求に基づきプログラムサーバからネットワークを介
して計算サーバにシミュレーション計算開始を指示する
工程とを備えている。
【0015】このような本発明では、予め公衆回線を介
してプログラムサーバからクライアント端末にシミュレ
ーション要求プログラムをダウンロードしており、クラ
イアント端末から、このダウンロードしたシミュレーシ
ョン要求プログラムを用いて公衆回線を介してプログラ
ムサーバにシミュレーション投入要求を行っている。こ
れにより、クライアント端末はシミュレーション要求プ
ログラムを用いるだけの簡単な操作で、しかも公衆回線
を介してシミュレーション計算を要求できるようにな
る。
【0016】また、端末装置からシミュレーション計算
を要求するにあたり、予めネットワークを介して配信サ
ーバから所定のプログラムをダウンロードする工程と、
ダウンロードしたプログラムによってネットワークを介
して配信サーバにシミュレーション計算要求を行う工程
と、シミュレーション計算要求に基づき配信サーバから
ネットワークを介して計算サーバにシミュレーション計
算開始を指示する工程とを備えているシミュレーション
方法でもある。
【0017】このような本発明では、予めネットワーク
を介して所定のプログラムを配信サーバから端末装置に
ダウンロードしており、端末装置からこのプログラムを
用いてシミュレーション計算要求を行っている。これに
より、端末装置はプログラムを用いるだけの簡単な操作
でシミュレーション計算を要求できる。また、計算サー
バは、配信サーバの制御でシミュレーション計算のみを
行えばよく、計算処理に対する負担を軽減できるように
なる。
【0018】また、メインコンピュータとリモートコン
ピュータとがネットワークを介して接続されているシス
テムにおいて、メインコンピュータからリモートコンピ
ュータへシミュレーション要求のためのプログラムをダ
ウンロードする工程と、リモートコンピュータでそのプ
ログラムを実行し、シミュレーション計算の要求を行う
工程と、プログラムの実行によるシミュレーション計算
の要求をメインコンピュータで受けた後にシミュレーシ
ョン計算を行い、そのシミュレーション計算の結果をメ
インコンピュータ内に格納する工程と、リモートコンピ
ュータからの要求で、メインコンピュータ内に格納され
たシミュレーション計算の結果を読み出す工程とを備え
ているシミュレーション方法でもある。
【0019】このような本発明では、予め、リモートコ
ンピュータで実行されるプログラムをメインコンピュー
タからダウンロードしており、このプログラムをリモー
トコンピュータで実行することで、メインコンピュータ
にシミュレーション計算の要求を行っている。また、メ
インコンピュータでは、このシミュレーション要求を受
けてシミュレーション計算を開始し、計算結果をメイン
コンピュータ内に格納している。これにより、リモート
コンピュータはプログラムを用いるだけの簡単な操作で
シミュレーション計算を要求できる。また、メインコン
ピュータは、計算結果を一時格納し、リモートコンピュ
ータの要求に応じて結果の送信を行うことから、シミュ
レーション計算から結果送信をまとめて行う場合に比べ
てネットワークに対する負荷やメインコンピュータに対
する負担を軽減できるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシミュレーション
装置およびシミュレーション方法における実施の形態を
図に基づいて説明する。図1は、第1実施形態における
シミュレーション装置を説明する構成図である。すなわ
ち、シミュレーション装置は、ローカルエリアネットワ
ークLANおよび公衆回線Nを介して接続されるWeb
サーバ1と、公衆回線Nを介してWebサーバ1と接続
されるクライアント端末2と、Webサーバ1とローカ
ルエリアネットワークLANを介して接続される計算サ
ーバ3およびファイルサーバ4とから構成される。
【0021】Webサーバ1はプログラムサーバであ
り、シミュレーション要求プログラムを格納している。
このシミュレーション要求プログラムは、例えばJav
aアプレットから成り、クライアント端末2のプラット
フォーム(OS:オペレーティングシステム)に依存せ
ず実行できるものである。
【0022】また、Webサーバ1は、HTML(Hype
rtext Markup Language )ファイルを格納しており、ク
ライアント端末2からの要求に応じてHTMLファイル
の送信を行う。
【0023】クライアント端末2はパーソナルコンピュ
ータから成り、公衆回線Nを介してWebサーバ1から
シミュレーション要求プログラムやHTMLファイルを
ダウンロードする。また、シミュレーションを行う場合
には、ダウンロードしたシミュレーション要求プログラ
ムを用いてシミュレーション投入要求や結果データの依
頼を行う。
【0024】計算サーバ3は、実際にシミュレーション
計算を行う計算機であり、シミュレーション計算が終了
した段階でクライアント端末2宛に計算終了の旨を通知
する電子メールを送信する。
【0025】ファイルサーバ4は、計算サーバ3でシミ
ュレーション計算を行うために必要となる入力データや
シミュレーション結果のデータを保存する装置である。
【0026】図2は、クライアント端末2の内部構成図
である。すなわち、クライアント端末2は、データ入力
部21、制御部22、データ表示部23およびデータ通
信部24から構成される。データ入力部21は、主とし
てキーボードやマウスから成り、シミュレーションに必
要なデータの入力や編集を行う。
【0027】また、制御部22は各部の制御を行う。デ
ータ表示部23は、主としてディスプレイから成り、シ
ミュレーションの結果をグラフや図として表示する。ま
た、データ通信部24は、公衆回線Nを介してWebサ
ーバ1(図1参照)とのデータ通信を行う。
【0028】図3は、Webサーバの内部構成図であ
る。Webサーバ1は、制御部11、データ通信部1
2、記憶装置制御部13および記憶装置14から構成さ
れる。制御部11は各部の制御を行う。データ通信部1
2はローカルエリアネットワークLANを介したデータ
の入出力を行う。
【0029】記憶装置制御部13は、記憶装置14に格
納されたデータの入力および出力を制御する。記憶装置
14は、例えばハードディスクから成り、シミュレーシ
ョン要求プログラムやHTMLファイルを格納する。
【0030】また、図4はクライアント端末およびWe
bサーバのソフトウェア構成図である。クライアント端
末2では、Webブラウザー201、クライアントプロ
グラム202、中間コード実行部203が設けられる。
Webブラウザー201は、HTTP(Hyper Text Tra
nsfer Protocol)に基づいてWebサーバ1に対してH
TMLファイルおよびJavaアプレットの要求を行
う。
【0031】また、Webブラウザー201は電子メー
ルの受信機能を持っており、計算サーバ3(図1参照)
から送信された計算終了を知らせる電子メールを受信で
きるようになっている。クライアントプログラム202
は、Webサーバ1からダウンロードされるJavaア
プレットで、ユーザに対する入出力処理やWebサーバ
1との通信処理を行う。本実施形態では、このクライア
ントプログラム202がシミュレーション要求プログラ
ムに相当する。
【0032】クライアントプログラム202はJava
アプレットであるため中間コードによって構成されてお
り、単独で実行することはできない。そこで、Java
アプレットを実行するための環境として、中間コード実
行部203がある。
【0033】一方、Webサーバ1では、HTTPサー
バ101および制御プログラム102が動作する。HT
TPサーバ101は、HTTPに基づいてクライアント
端末2上のWebブラウザー201からの要求に対し
て、HTMLファイルおよびJavaアプレットを送信
する。また、制御プログラム102は、クライアントプ
ログラム202からの要求に応じて、ユーザ認証、入力
データ装置、シミュレーション投入、結果データ送信を
行う。
【0034】このような構成から成るシミュレーション
装置によれば、クライアント端末2でWebブラウザー
201を起動し、公衆回線Nを介してWebサーバ1の
HTTPサーバ101にアクセスし、所定のホームペー
ジを開き、シミュレーション要求プログラムであるクラ
イアントプログラム(Javaアプレット)をダウンロ
ードする。
【0035】このクライアントプログラム(シミュレー
ション要求プログラム)では、シミュレーションに必要
なデータの入力や編集、計算結果の表示のみを行うこと
から、公衆回線Nであっても十分な速度でデータ転送を
行うことができる。また、ユーザは、このクライアント
プログラムによってデータの入力、編集、投入指示等の
簡単な操作を行うだけであり、シミュレーションシステ
ムに熟知していなくても取り扱うことができる。
【0036】シミュレーションを行う場合には、クライ
アント端末2からクライアントプログラムを用いてWe
bサーバ1にシミュレーション投入を行う。これをWe
bサーバ1で受けて、計算サーバ3に計算を実行させる
ことになる。
【0037】次に、本実施形態におけるシミュレーショ
ン方法について説明する。図5は、本実施形態のシミュ
レーション方法の概略動作を説明するシーケンスチャー
トである。なお、以下の説明で図5に示されない符号は
図1〜図4を参照するものとする。
【0038】先ず、クライアント端末2でWebブラウ
ザー201を起動すると、Webブラウザー201はW
ebサーバ1のHTTPサーバ101からHTMLファ
イルを要求し(1)、HTTPサーバ101より得たH
TMLファイル(2)を基にデータ表示部23にデータ
を表示する。
【0039】ユーザがこの表示上からJavaアプレッ
トの起動を指示すると、Webブラウザー201はHT
TPサーバ101に対してクライアントプログラム20
2(Javaアプレット)の要求を行う(3)。Web
サーバ1は、この要求に応じて記憶装置14からクライ
アントプログラムを読み出し、クライアント端末2へ公
衆回線Nを介して転送する(4)。
【0040】Webブラウザー201がクライアントプ
ログラム202のダウンロードを完了すると、中間コー
ド実行部203上にロードしてクライアントプログラム
202を起動する。
【0041】このように、クライアントプログラム20
2をダウンロードすることにより、クライアントプログ
ラム202に改修があった場合でも、最新のクライアン
トプログラム202が転送されることになる。つまり、
Webサーバ1上にのみ最新のクライアントプログラム
202を格納しておけば、逐次クライアント端末2の要
求で最新のクライアントプログラム202を提供できる
ようになる。
【0042】続いて、入力データの作成を行う。クライ
アント端末2においてユーザがデータの入力を指示する
と、クライアントプログラム202はWebサーバ1の
制御プログラム102に入力データの要求コマンドを発
行する。これにより、シミュレーション投入要求となる
(5)。
【0043】制御プログラム102で入力データの要求
を受信すると、シミュレーションの計算データとなる入
力データをファイルサーバ4に格納し(6)、計算サー
バ3にシミュレーション計算の依頼を行う(7)。
【0044】シミュレーション計算の依頼を受けた計算
サーバ3は、投入結果(投入された旨を示す情報)をW
ebサーバ1に送る(8)。この投入結果はWebサー
バ1からクライアント端末2に転送される(9)。な
お、クライアント端末2は、投入結果を受けた段階で公
衆回線Nによるネットワーク接続を切断してもよい。こ
れにより、シミュレーション計算の間、ネットワークに
対する負荷を減らすことができる。
【0045】そして、計算サーバ3は、ファイルサーバ
4から先に格納された入力データの取得を行い(1
0)、この入力データのチェックを行ってシミュレーシ
ョンを実行する。
【0046】計算サーバ3でシミュレーション計算が終
了すると、計算サーバ3は計算結果をファイルサーバ4
に格納する(11)。このように、計算結果がファイル
サーバ4に格納されることから、クライアント端末2の
物理的な位置に影響されることなく計算結果を得ること
ができるようになる。そして、計算サーバ3は、クライ
アント端末2に対して計算終了通知の電子メールを送信
する(12)。
【0047】クライアント端末2のユーザは、この電子
メールを受信することで、計算サーバ3がシミュレーシ
ョン計算を終了したことを把握する。その後、都合のよ
いときにWebデータ1に対して結果データ依頼を行う
(13)。この依頼を受けたWebサーバ1の制御プロ
グラム102は、ファイルサーバ4に計算データ取得要
求を行い(14)、計算データを取得する。
【0048】ここで、一般的にシミュレーションの結果
データのデータ量は大量になることが多いため、Web
サーバ1では、この取得した計算データの中から必要な
ものを抽出してデータ量を減らす(15)。そして、こ
の抽出した結果データをクライアント端末2へ公衆回線
Nを介して送信する(16)。これにより、クライアン
ト端末2のデータ表示部23にシミュレーション結果が
図や表で表されることになる。
【0049】このような流れにより、クライアント端末
2は、Webサーバ1との間で公衆回線Nを介して少な
いデータ量での通信を行うだけで計算サーバ3に複雑な
シミュレーション計算を行わせることができる。また、
Webサーバ1で結果データの抽出を行うことから、公
衆回線Nを介して短時間でシミュレーション計算結果を
クライアント端末2へ転送できることになる。
【0050】次に、Webサーバ1の制御プログラム1
02の動作について図6のフローチャートに基づき説明
する。なお、以下の説明で図6に示されない符号は図3
を参照するものとする。
【0051】先ず、制御プログラム102は、クライア
ントプログラム202からの接続要求を待つ(ステップ
S101)。次いで、クライアントプログラム202か
ら接続要求があると、接続を確立してクライアントプロ
グラム202から処理要求(コマンドデータ)を受け取
る(ステップS102)。
【0052】次に、制御プログラム102はユーザ認証
を行い(ステップS103)、システムに登録されてい
るユーザであるか否かを判断する(ステップS10
4)。ここで、システムに登録されていないユーザの場
合にはエラーコードを返送する(ステップS108)。
一方、システムに登録されているユーザの場合には、処
理要求のデータに基づいて処理を実行する(ステップS
105)。
【0053】そして、処理結果を調べ、処理が正常に終
了している場合には(ステップS106)、必要に応じ
て結果データを送信する(ステップS107)。一方、
処理が正常に終了していない場合にはエラーコードを返
送する(ステップS108)。その後、接続を解放する
(ステップS109)
【0054】このように、制御プログラム102は、ク
ライアントプログラム202から要求があったときのみ
動作することから、ネットワークにかかる負担を最小限
に抑えることができるようになる。
【0055】次に、第2実施形態の説明を行う。図7
は、第2実施形態におけるシミュレーション装置を説明
する構成図である。すなわち、このシミュレーション装
置は、ローカルエリアネットワークLANを介して接続
されるWebサーバ1と、ローカルエリアネットワーク
LANを介してWebサーバ1と接続される端末装置2
0と、Webサーバ1とローカルエリアネットワークL
ANを介して接続される計算サーバ3およびファイルサ
ーバ4とから構成される。
【0056】つまり、第1実施形態のシミュレーション
装置が公衆回線N(図1参照)を介してクライアント端
末2が接続されていたのに対し、第2実施形態のシミュ
レーション装置は、端末装置20が直接ローカルエリア
ネットワークLANに接続されている点で相違する。
【0057】Webサーバ1は所定のプログラム(シミ
ュレーション要求プログラム)を配信する配信サーバで
ある。このシミュレーション要求プログラムは、例えば
Javaアプレットから成り、端末装置20のプラット
フォーム(OS:オペレーティングシステム)に依存せ
ず実行できるものである。
【0058】また、Webサーバ1は、HTML(Hype
rtext Markup Language )ファイルを格納しており、端
末装置20からの要求に応じてHTMLファイルの送信
を行う。
【0059】端末装置20はワークステーションやパー
ソナルコンピュータから成り、ローカルエリアネットワ
ークLANを介してWebサーバ1からシミュレーショ
ン要求プログラムやHTMLファイルをダウンロードす
る。また、シミュレーションを行う場合には、ダウンロ
ードしたシミュレーション要求プログラムを用いてシミ
ュレーション投入要求や結果データの依頼を行う。
【0060】計算サーバ3は、実際にシミュレーション
計算を行う計算機であり、シミュレーション計算が終了
した段階で端末装置20宛に計算終了の旨を通知する電
子メールを送信する。
【0061】ファイルサーバ4は、計算サーバ3でシミ
ュレーション計算を行うために必要となる入力データや
シミュレーション結果のデータを保存する装置である。
【0062】図8は、端末装置20の内部構成図であ
る。すなわち、端末装置20は、データ入力部21、制
御部22、データ表示部23およびデータ通信部24か
ら構成される。データ入力部21は、主としてキーボー
ドやマウスから成り、シミュレーションに必要なデータ
の入力や編集を行う。
【0063】また、制御部22は各部の制御を行う。デ
ータ表示部23は、主としてディスプレイから成り、シ
ミュレーションの結果をグラフや図として表示する。ま
た、データ通信部24は、ローカルエリアネットワーク
LANを介してWebサーバ1(図1参照)とのデータ
通信を行う。
【0064】Webサーバ1の内部構成は図3に示す第
1実施形態と同様であり、また、端末装置20およびW
ebサーバ1のソフトウェア構成は図4に示す第1実施
形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0065】このような構成から成るシミュレーション
装置によれば、端末装置20でWebブラウザ−201
(図4参照)を起動し、ローカルエリアネットワークL
ANを介してWebサーバ1のHTTPサーバ101
(図4参照)にアクセスし、所定のホームページを開
き、シミュレーション要求プログラムであるクライアン
トプログラム(Javaアプレット)をダウンロードす
る。
【0066】このクライアントプログラム(シミュレー
ション要求プログラム)では、シミュレーションに必要
なデータの入力や編集、計算結果の表示を行うことか
ら、計算サーバ3にシミュレーション計算以外の負担を
かけることがない。また、ユーザは、このクライアント
プログラムによってデータの入力、編集、投入指示等の
簡単な操作を行うだけであり、シミュレーションシステ
ムに熟知していなくても取り扱うことができる。
【0067】シミュレーションを行う場合には、端末装
置20からクライアントプログラムを用いてWebサー
バ1にシミュレーション投入を行う。これをWebサー
バ1で受けて、計算サーバ3に計算を実行させることに
なる。
【0068】次に、本実施形態におけるシミュレーショ
ン方法について説明する。図9は、本実施形態のシミュ
レーション方法の概略動作を説明するシーケンスチャー
トである。なお、以下の説明で図9に示されない符号は
図3〜図4、図7〜図8を適宜参照するものとする。
【0069】先ず、端末装置20でWebブラウザー2
01を起動すると、Webブラウザー201はWebサ
ーバ1のHTTPサーバ101からHTMLファイルを
要求し(1)、HTTPサーバ101より得たHTML
ファイル(2)を基にデータ表示部23にデータを表示
する。
【0070】ユーザがこの表示上からJavaアプレッ
トの起動を指示すると、Webブラウザー201はHT
TPサーバ101に対してクライアントプログラム20
2(Javaアプレット)の要求を行う(3)。Web
サーバ1は、この要求に応じて記憶装置14からクライ
アントプログラムを読み出し、端末装置20へローカル
エリアネットワークLANを介して転送する(4)。
【0071】Webブラウザー201がクライアントプ
ログラム202のダウンロードを完了すると、中間コー
ド実行部203上にロードしてクライアントプログラム
202を起動する。
【0072】このように、クライアントプログラム20
2をダウンロードすることにより、クライアントプログ
ラム202に改修があった場合でも、最新のクライアン
トプログラム202が転送されることになる。つまり、
Webサーバ1上にのみ最新のクライアントプログラム
202を格納しておけば、逐次端末装置20の要求で最
新のクライアントプログラム202を提供できるように
なる。
【0073】続いて、入力データの作成を行う。端末装
置20においてユーザがデータの入力を指示すると、ク
ライアントプログラム202はWebサーバ1の制御プ
ログラム102に入力データの要求コマンドを発行す
る。これにより、シミュレーション投入要求となる
(5)。
【0074】制御プログラム102で入力データの要求
を受信すると、シミュレーションの計算データとなる入
力データをファイルサーバ4に格納し(6)、計算サー
バ3にシミュレーション計算の依頼を行う(7)。
【0075】シミュレーション計算の依頼を受けた計算
サーバ3は、ファイルサーバ4に入力の取得要求を行い
(8)、ファイルサーバ4から送られる入力データを取
得した後(9)、Webサーバ1に投入受付結果を返す
(10)。Webサーバ1は、計算サーバ3から送られ
た投入受付結果を端末装置20へ送信する(11)。W
ebサーバ1が端末装置20へ投入受付結果を送ってい
る間、計算サーバ3はシミュレーション計算を行う。こ
のように、端末装置20との通信はWebサーバ1が行
うことから、計算サーバ3はシミュレーション計算のみ
を行うことができ、負担を軽減できるようになる。
【0076】計算サーバ3でシミュレーション計算が終
了すると、計算サーバ3は計算結果をファイルサーバ4
に格納する(12)。その後、計算サーバ3から端末装
置20に対して計算終了通知の電子メールが送られる
(13)。このように、全てのデータはファイルサーバ
4に保存されるため、ユーザが別の端末装置を利用して
も、当該ユーザの全てのデータにアクセスできることに
なる。
【0077】端末装置20のユーザは、この電子メール
を受信することで、計算サーバ3がシミュレーション計
算を終了したことを把握する。その後、都合のよいとき
にWebデータ1に対して結果データ依頼を行う(1
4)。この依頼を受けたWebサーバ1の制御プログラ
ム102は、ファイルサーバ4に計算データ取得要求を
行い(15)、計算データを取得する。
【0078】ここで、一般的にシミュレーションの結果
データのデータ量は大量になることが多いため、Web
サーバ1では、この取得した計算データの中から必要な
ものを抽出してデータ量を減らす。そして、この抽出し
た結果データを端末装置20へローカルエリアネットワ
ークLANを介して送信する(17)。これにより、端
末装置20のデータ表示部23にシミュレーション結果
が図や表で表されることになる。
【0079】このような流れにより、計算サーバ3は、
端末装置20との通信を最小限にしてシミュレーション
計算を行うことができ、処理の負担を軽減できるように
なる。
【0080】次に、シミュレーション要求プログラムを
用いた場合のプロセス条件データ入力について説明す
る。図10は、シミュレーション要求プログラムを起動
した場合にディスプレイに表示されるのプロセス条件入
力・編集画面の一例を示す図である。
【0081】シミュレーション要求プログラムを起動す
ると、ディスプレイには図10に示すような画面が現れ
る。図10では、プロセスシミュレーションを行うため
のプロセス条件を入力・編集するための画面表示を例と
している。画面左側のレイヤL1はプロセス条件表示
欄、右側のレイヤL2はデータ入力欄である。
【0082】レイヤL1のプロセス条件表示欄は1工程
が1行で表示されている。データ入力を行う場合には、
メニューバーMBの「追加」を選ぶと、追加可能な工程
(例えば、イオン注入、拡散)のメニューが表示され
る。
【0083】このメニューから追加したい工程を選択す
ると、レイヤL2のデータ入力欄にその工程の入力可能
項目が表示される。データ入力欄に所望のデータを入力
した後は、「適用」ボタンのマウス等で指定すると、入
力したデータがレイヤL1のプロセス条件表示欄に反映
される。
【0084】また、データの編集を行う場合には、レイ
ヤL1のプロセス条件表示欄の中から変更を施す工程を
選択する。これにより、選択した工程の行がハイライト
表示されるとともに、レイヤL2のデータ入力欄にその
工程に対応した入力可能項目が表示される。
【0085】そして、データ入力欄に変更後のデータを
入力した後は、「適用」ボタンのマウス等で指定する。
これにより、入力した変更後のデータがレイヤL1のプ
ロセス条件表示欄に反映される。
【0086】また、データの削除を行う場合には、レイ
ヤ1のプロセス条件表示欄から削除を行いたい工程を選
択する。その後、メニューバーMBの「編集」から「削
除」(図示せず)を指定すると、工程が削除され、プロ
セス条件表示欄に反映される。
【0087】次に、入力・編集を行ったデータに基づく
シミュレーション投入を説明する。図11は、シミュレ
ーション投入のための画面表示を説明する図である。シ
ミュレーション投入を行う場合、ユーザは、この画面の
「投入数」に投入する計算の数を入力し、「シミュレー
タ」にシミュレータの種類を入力する。また、「投入・
変換」に、実際に投入を行うか(投入)、プロセス条件
入力画像で入力したデータをシミュレーション固有の入
力データに変換する処理のみを行うか(変換)の指定を
行う。
【0088】さらに、シミュレーション計算の範囲を
「計算範囲」で指定し、「実行」をマウス等で指示する
ことによりシミュレーション計算もしくはデータ変換が
実行される。
【0089】図12は、シミュレーション計算の結果を
表示する画面表示の例を示す図である。この例では、プ
ロセスおよびデバイスシミュレーションの結果から、代
表的なトランジスタ特性(閾値電圧、飽和電流、S値)
を抽出して表示している。この中で、一番左の列がばら
つき条件の情報である。この例では、GATE長を1.
2,2.5,3.0,5.0,6.0に振っている。こ
れらのGATE長に応じた閾値電圧がVth、飽和電流が
Ids、S値がSwing に示されている。
【0090】このような画面表示では、必要なデータだ
けをWebサーバ1から端末装置20が受けており、ウ
ィンド情報や表形式の計算情報は端末装置20側のプロ
グラムが行っている。これにより、ローカルエリアネッ
トワークLANには必要なデータのみが伝送され、ネッ
トワーク負荷を軽減できるようになる。
【0091】次に、第3実施形態の説明を行う。図13
は、第3実施形態におけるシミュレーション装置を説明
する構成図である。第3実施形態のシミュレーション装
置は、遠隔地にあるパーソナルコンピュータからシミュ
レーションを要求するため、メインコンピュータMとリ
モートコンピュータRとに大別される。なお、一般に
は、一つのメインコンピュータMに対して複数のリモー
トコンピュータRが接続される構成となっている。
【0092】メインコンピュータMは、リモートコンピ
ュータRとの通信を制御する通信制御モジュール31
と、シミュレーション計算を行う計算モジュール32
と、登録されたユーザUのみがアクセスできるように管
理するユーザ管理モジュール33と、リモートコンピュ
ータRで実行するプログラムを管理するプログラム管理
モジュール34と、ユーザUが要求したシミュレーショ
ンの結果を管理するユーザデータ管理モジュール35と
から構成される。
【0093】また、リモートコンピュータRは、メイン
コンピュータMとの通信を制御する通信制御モジュール
36と、メインコンピュータMから得たプログラムを実
行するプログラム実行モジュール37とから構成され
る。
【0094】次に、このシミュレーション装置を用いた
ユーザUのシミュレーション作業開始からシミュレーシ
ョン計算の実行に至るまでの流れ、およびユーザUのシ
ミュレーション結果確認作業に至るまでの流れを図14
のフローチャートに沿って説明する。なお、以下の説明
で図14に示されない符号は特に指示しない限り図13
を参照するものとする。
【0095】先ず、ステップS201に示すように、シ
ミュレーション計算を行う場合も、結果確認作業を行う
場合も、メインコンピュータMからシミュレーション環
境プログラムをリモートコンピュータR側に転送する。
メインコンピュータMでは、通信制御モジュール31を
通じてプログラム管理モジュール34が管理するシミュ
レーション環境プログラムを転送する。一方、リモート
コンピュータRでは、メインコンピュータMから転送さ
れるシミュレーション環境プログラムを通信制御モジュ
ール36を通じて受けて、それをプログラム実行モジュ
ール37で実行する。
【0096】このように、シミュレーション計算等を行
う毎にメインコンピュータMからシミュレーション環境
プログラムをリモートコンピュータRへ転送すること
で、常に最新で、かつどこからでも同じ内容のプログラ
ムを受け取ることができる。
【0097】次に、ステップS202では、ユーザUが
データ作成および計算を行うことを選択したか否かの判
断を行う。データ作成および計算を選択している場合に
はステップS203へ進み、リモートコンピュータR上
にシミュレーション用データを作成する。次いで、ステ
ップS204では、メインコンピュータMにシミュレー
ション用データを渡して計算要求を行う。
【0098】このとき、シミュレーション用データだけ
ではなく、ユーザ名、パスワードをメインコンピュータ
Mへ渡す。メインコンピュータMでは、ユーザ管理モジ
ュール33で登録されたユーザかどうか検査し、登録さ
れたユーザであれば計算モジュール32でシミュレーシ
ョン計算を行う。シミュレーション計算の結果はユーザ
データ管理モジュール35で、ユーザ名とデータ名とを
結び付けた状態で管理される。
【0099】ステップS202でデータ作成および計算
が選択されていないと判断した場合、ステップS205
へ進み、結果の確認か否かを判断する。ユーザUが結果
確認作業を行う場合、ステップS206へ進み、メイン
コンピュータMにデータの一覧を要求する。このとき、
ユーザ名とパスワードをメインコンピュータMに渡し、
メインコンピュータMのユーザ管理モジュール34で登
録されたユーザかどうか検査し、登録されたユーザであ
ればユーザデータ管理モジュール35で、ユーザ名と結
び付いたデータ名の一覧をリモートコンピュータRに返
す。
【0100】ユーザUは、データ名の一覧から必要なデ
ータ名を選択する。ステップS207では、選択したデ
ータ名がメインコンピュータMに渡され、メインコンピ
ュータMのユーザデータ管理モジュール35からそのデ
ータ名に対応したデータがリモートコンピュータRへ転
送される。
【0101】リモートコンピュータRでは、メインコン
ピュータMから転送されたデータを受け取り、ビューワ
を用いて表示する等の処理を行う。ステップS201
で、一旦プログラムをリモートコンピュータRに呼び出
せば、シミュレーション計算/結果確認を何度も繰り返
して行うことが可能となる。
【0102】次に、本実施形態のシミュレーション装置
を用いた配線容量シミュレーションの具体例を説明す
る。配線容量シミュレーションは、マスクデータ(GDS-
II format )をもとに行われ、先ず、スパイスパラメー
タ(容量とネットリスト)を抽出するための作業から開
始される。
【0103】図15は、リモートコンピュータのディス
プレイ上に表示されたメニュー例を示す図、図16はシ
ミュレーション手順の具体例を説明するフローチャート
である。なお、GDS-II format はマスクの記述などのた
めに良く知られたフォーマットである。また、スパイス
パラメータとは、回路シミュレーションを行うための基
本的なパラメータの集合であり、トランジスタの特性、
配線容量、ネットリスト情報などから構成される(図1
7参照)。ここでは、容量とネットリスト情報の抽出に
ついてのみ説明する。
【0104】図15に示すメニューの上部に表示された
「SENECA/JAVA 」は、システム名(SENECA)と、プログ
ラムがJAVAで書かれていることを示すラベルである。図
15のメニューは、WWW(World Wide Web)ブラウザ
からJAVAで書かれたプログラムを呼び出して実行するこ
とにより表示される(図16のステップS301)。一
般のWWWブラウザでは、JAVAで書かれたプログラムを
実行する機能を有している。
【0105】次に、入力データの作成/計算を行う場合
には(ステップS302でYes)、図15に示すメニ
ューのフィールドF1およびボタンB1を、またパラメ
ータ抽出を行う場合には(ステップS303でYe
s)、図15に示すメニューのボタンB2をマウス等で
指定する。
【0106】図15に示すメニューのフィールドF1は
プロセス(世代)を選ぶリストである。このフィールド
F1の選択で、生成するデータの各層の厚さが決まる
(ステップS304)。また、ボタンB1は、GDS-IIデ
ータをシミュレーション用データに変換する場合のみ
「Conv Only 」を選択し、変換後にシミュレーションも
行う場合には「Conv+Calc 」を選択する(ステップS3
05)。
【0107】シミュレーション用データへの変化のみを
選択した場合には(ステップS305でNo)、メイン
コンピュータMへマスクデータとプロセス情報とを渡
し、データ生成要求を行い(ステップS306)、メイ
ンコンピュータMでノード毎にシミュレーション用デー
タを生成し(ステップS307)、ネットリストと生成
した入力データとをリモートコンピュータRへ返す処理
を行う(ステップS308)。
【0108】一方、変換と計算とを行う場合には(ステ
ップS305でYes)、メインコンピュータMにマス
クデータとプロセス情報とを渡してシミュレーション計
算を要求し(ステップS309)、メインコンピュータ
Mでノード毎にシミュレーション用データを生成し(ス
テップS310)、ネットリストをリモートコンピュー
タRに返し(ステップS311)、計算モジュール32
(シミュレータ)にデータを投入する(ステップS31
2)。
【0109】シミュレータで計算を行った後は、ユーザ
データ管理モジュール35に計算結果を格納する。一般
に、シミュレーション計算では長い時間を要する場合が
あり、結果データの容量も大きくなることがある。した
がって、計算結果をリモートコンピュータRへ戻すこと
はせず、ユーザデータ管理モジュール35に格納してお
くことになる。
【0110】ここで、シミュレーション計算を行わない
場合にも、メインコンピュータMでは、シミュレータへ
の入力データの生成と同時にネットリスト情報を生成す
るが(ステップS307)、これは、ユーザUがシミュ
レータへの入力データを確認したり、編集したりするこ
とが考えられるためである。
【0111】図15のメニューに示すボタンB2を選択
した場合には、スパイスパラメータを抽出し、ネットリ
ストにスパイスパラメータを追加する処理が行われる
(ステップS303でYes)。このボタンB2を指定
すると、メインコンピュータM上にある計算済みデータ
の一覧が現れるので、ステップS313〜S316の処
理、すなわち、計算済みデータから容量を抽出し、リモ
ートコンピュータR側にあるネットリストに追加すると
いう操作を必要なだけ繰り返す。
【0112】このような処理により、リモートコンピュ
ータRで作成したシミュレーション用データを用いて、
メインコンピュータMの計算モジュール32(シミュレ
ータ)を制御し、必要な計算結果等をリモートコンピュ
ータRで参照できるようになる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシミュレ
ーション装置およびシミュレーション方法によれば次の
ような効果がある。すなわち、公衆回線を介してプログ
ラムサーバからクライアント端末にシミュレーション要
求プログラムをダウンロードし、このシミュレーション
要求プログラムを用いてプログラムサーバにシミュレー
ション投入要求を行うことから、クライアント端末から
簡単な操作でシミュレーションを実行できるようにな
る。また、シミュレーション要求プログラムを用いてシ
ミュレーション投入要求を行うことから、比較的低速な
公衆回線であってもシミュレーションの要求、データ転
送を行うことが可能となる。これにより、物理的な場所
に依存することなく、広くシミュレーション環境を提供
することが可能となる。
【0114】また、端末の物理的な位置に依存すること
なくシミュレーションを行うことができ、さらに、端末
装置の台数を増やしてもサーバに負担をかけることなく
シミュレーションを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるシミュレーション装置を
説明する構成図である。
【図2】クライアント端末の内部構成図である。
【図3】Webサーバの内部構成図である。
【図4】クライアント端末およびWebサーバのソフト
ウェア構成図である。
【図5】第1実施形態のシミュレーション方法の概略動
作を説明するシーケンスチャートである。
【図6】Webサーバの制御プログラムの動作を説明す
るフローチャートである。
【図7】第2実施形態におけるシミュレーション装置を
説明する構成図である。
【図8】端末装置の内部構成図である。
【図9】第2実施形態のシミュレーション方法の概略動
作を説明するシーケンスチャートである。
【図10】プロセス条件入力・編集画面の一例を示す図
である。
【図11】シミュレーション投入のための画面表示を説
明する図である。
【図12】シミュレーション計算の結果を表示する画面
表示の例を示す図である。
【図13】第3実施形態におけるシミュレーション装置
を説明する構成図である。
【図14】第3実施形態におけるシミュレーションの流
れを説明するフローチャートである。
【図15】ディスプレイ上に表示されるメニュー例を示
す図である。
【図16】シミュレーション手順の具体例を説明するフ
ローチャートである。
【図17】スパイスパラメータの例を示す図である。
【符号の説明】
1…Webサーバ、2…クライアント端末、3…計算サ
ーバ、4…ファイルサーバ、20…端末装置、32…計
算モジュール、34…プログラム管理モジュール、35
…ユーザデータ管理モジュール、101…HTTPサー
バ、102…制御プログラム、201…Webブラウザ
ー、202…クライアントプログラム、LAN…ローカ
ルエリアネットワーク、M…メインコンピュータ、N…
公衆回線、R…リモートコンピュータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線を介して接続され、シミュレー
    ション要求プログラムを格納するプログラムサーバと、 前記公衆回線を介して接続され、前記プログラムサーバ
    から前記シミュレーション要求プログラムをダウンロー
    ドするとともに、前記シミュレーション要求プログラム
    によって前記公衆回線を介して前記プログラムサーバに
    シミュレーション投入要求を行うクライアント端末と、 前記プログラムサーバとネットワークを介して接続さ
    れ、前記クライアント端末から前記プログラムサーバに
    送られたシミュレーション投入要求に基づきシミュレー
    ション計算を行う計算サーバとを備えていることを特徴
    とするシミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 前記計算サーバは、シミュレーション計
    算が終了した際、前記公衆回線を介して前記クライアン
    ト端末に計算終了の旨の電子メールを送信することを特
    徴とする請求項1記載のシミュレーション装置。
  3. 【請求項3】 前記プログラムサーバは、前記計算サー
    バで行ったシミュレーション計算の結果を抽出し、前記
    公衆回線を介して前記クライアント端末へ送信すること
    を特徴とする請求項1記載のシミュレーション装置。
  4. 【請求項4】 前記クライアント端末から前記プログラ
    ムサーバに送られたシミュレーション投入要求に対応す
    るシミュレーションのための計算データを格納するファ
    イルサーバを備えていることを特徴とする請求項1記載
    のシミュレーション装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して接続され、電子文
    書およびダウンロード可能なプログラムを配信するとと
    もに、シミュレーション計算の制御を行う配信サーバ
    と、 前記ネットワークを介して接続され、前記配信サーバか
    らプログラムをダウンロードするとともに、そのプログ
    ラムを用いて前記配信サーバにシミュレーション計算要
    求を行う端末装置と、 前記ネットワークを介して接続され、前記配信サーバの
    制御でシミュレーション計算を行うとともに、計算終了
    の通知を前記端末装置へ行う計算サーバとを備えている
    ことを特徴とするシミュレーション装置。
  6. 【請求項6】 メインコンピュータとリモートコンピュ
    ータとがネットワークを介して接続されているシステム
    において、 前記メインコンピュータは、シミュレーション計算を実
    行する計算モジュールと、 前記リモートコンピュータで実行されるシミュレーショ
    ン要求のためのプログラムを管理するプログラム管理モ
    ジュールと、 前記計算モジュールで実行したシミュレーション計算の
    結果を管理するユーザデータ管理モジュールとを備え前
    記リモートコンピュータは、前記メインコンピュータの
    プログラム管理モジュールから得たシミュレーション要
    求のためのプログラムを実行するプログラム実行モジュ
    ールと、 前記メインコンピュータのユーザデータ管理モジュール
    からシミュレーション計算の結果を受け取る通信制御モ
    ジュールとを備えていることを特徴とするシミュレーシ
    ョン装置。
  7. 【請求項7】 クライアント端末からシミュレーション
    計算を要求するにあたり、予め公衆回線を介してプログ
    ラムサーバからシミュレーション要求プログラムをダウ
    ンロードする工程と、 前記ダウンロードしたシミュレーション要求プログラム
    によって前記公衆回線を介して前記プログラムサーバに
    シミュレーション投入要求を行う工程と、 前記シミュレーション投入要求に基づき前記プログラム
    サーバからネットワークを介して計算サーバにシミュレ
    ーション計算開始を指示する工程とを備えていることを
    特徴とするシミュレーション方法。
  8. 【請求項8】 前記計算サーバによってシミュレーショ
    ン計算が終了した際、前記公衆回線を介して前記クライ
    アント端末に計算終了の旨の電子メールを送信する工程
    を備えていることを特徴とする請求項7記載のシミュレ
    ーション方法。
  9. 【請求項9】 前記計算サーバで行ったシミュレーショ
    ン計算の結果を抽出し、前記公衆回線を介して前記クラ
    イアント端末へ送信する工程を備えていることを特徴と
    する請求項7記載のシミュレーション方法。
  10. 【請求項10】 端末装置からシミュレーション計算を
    要求するにあたり、予めネットワークを介して配信サー
    バから所定のプログラムをダウンロードする工程と、 前記ダウンロードしたプログラムによって前記ネットワ
    ークを介して前記配信サーバにシミュレーション計算要
    求を行う工程と、 前記シミュレーション計算要求に基づき前記配信サーバ
    から前記ネットワークを介して計算サーバにシミュレー
    ション計算開始を指示する工程とを備えていることを特
    徴とするシミュレーション方法。
  11. 【請求項11】 メインコンピュータとリモートコンピ
    ュータとがネットワークを介して接続されているシステ
    ムにおいて、 前記メインコンピュータから前記リモートコンピュータ
    へシミュレーション要求のためのプログラムをダウンロ
    ードする工程と、 前記リモートコンピュータで前記プログラムを実行し、
    シミュレーション計算の要求を行う工程と、 前記プログラムの実行によるシミュレーション計算の要
    求を前記メインコンピュータで受けた後にシミュレーシ
    ョン計算を行い、そのシミュレーション計算の結果をメ
    インコンピュータ内に格納する工程と、 前記リモートコンピュータからの要求で、前記メインコ
    ンピュータ内に格納されたシミュレーション計算の結果
    を読み出す工程とを備えていることを特徴とするシミュ
    レーション方法。
JP11103612A 1998-11-16 1999-04-12 シミュレ―ション装置およびシミュレ―ション方法 Pending JP2000215178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11103612A JP2000215178A (ja) 1998-11-16 1999-04-12 シミュレ―ション装置およびシミュレ―ション方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-324851 1998-11-16
JP32485198 1998-11-16
JP11103612A JP2000215178A (ja) 1998-11-16 1999-04-12 シミュレ―ション装置およびシミュレ―ション方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000215178A true JP2000215178A (ja) 2000-08-04

Family

ID=26444229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11103612A Pending JP2000215178A (ja) 1998-11-16 1999-04-12 シミュレ―ション装置およびシミュレ―ション方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000215178A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096478A1 (ja) * 2007-02-07 2008-08-14 Nsk Ltd. Pdmシステムとの連携機能を有するfem解析処理システム
US7593872B2 (en) 2001-09-17 2009-09-22 Formfactor, Inc. Method and system for designing a probe card
JP2012226761A (ja) * 2012-06-13 2012-11-15 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体製造装置のトレーニングシステム
JP2013092804A (ja) * 2013-02-05 2013-05-16 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体製造装置のトレーニングシステム及びトレーニングサーバ、端末装置並びに半導体製造装置のトレーニング方法
KR101478017B1 (ko) * 2014-04-10 2015-01-02 한국과학기술정보연구원 시뮬레이션 데이터 처리 방법 및 시스템
CN112507521A (zh) * 2020-11-13 2021-03-16 中广核工程有限公司 蒸汽发生器数字仿真平台
JP2024114995A (ja) * 2023-02-14 2024-08-26 三菱電機株式会社 電磁波計算システムおよびバックデータの取得方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7593872B2 (en) 2001-09-17 2009-09-22 Formfactor, Inc. Method and system for designing a probe card
US7930219B2 (en) 2001-09-17 2011-04-19 Formfactor, Inc. Method and system for designing a probe card
WO2008096478A1 (ja) * 2007-02-07 2008-08-14 Nsk Ltd. Pdmシステムとの連携機能を有するfem解析処理システム
JP2012226761A (ja) * 2012-06-13 2012-11-15 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体製造装置のトレーニングシステム
JP2013092804A (ja) * 2013-02-05 2013-05-16 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体製造装置のトレーニングシステム及びトレーニングサーバ、端末装置並びに半導体製造装置のトレーニング方法
KR101478017B1 (ko) * 2014-04-10 2015-01-02 한국과학기술정보연구원 시뮬레이션 데이터 처리 방법 및 시스템
CN112507521A (zh) * 2020-11-13 2021-03-16 中广核工程有限公司 蒸汽发生器数字仿真平台
JP2024114995A (ja) * 2023-02-14 2024-08-26 三菱電機株式会社 電磁波計算システムおよびバックデータの取得方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6832366B2 (en) Application generator
US7234107B1 (en) System for customizing web page
US6606653B1 (en) Updating of embedded links in World Wide Web source pages to have the new URLs of their linked target Web pages after such target Web pages have been moved
US20020065846A1 (en) Spreadsheet Web server system and spreadsheet Web system
US7120860B1 (en) Display control apparatus and storage medium
US20040237054A1 (en) System and method for performing intellectual property merge
JPH09223062A (ja) サービス提供形態のカスタマイズ方法およびその方法の実施に使用可能なサーバ装置
US7194530B2 (en) System for managing a network
WO2007132568A1 (ja) データ処理サーバ及びデータ処理方法
JP2000215178A (ja) シミュレ―ション装置およびシミュレ―ション方法
JPH11338907A (ja) ネットワークを利用したcadシステム
JP4488701B2 (ja) プログラム生成装置およびプログラム生成方法およびプログラム
WO1998037497A1 (en) Virtual space information processor
US8117264B1 (en) Email system
JP3732816B2 (ja) アプリケーション開発支援システム及びアプリケーション開発支援方法ならびにコンピュータプログラム
US20020045951A1 (en) Method and apparatus for updating XML data
CN112307724A (zh) 一种基于三维WebGis的多人协同编辑方法和系统
JPH10307745A (ja) ドキュメント処理システム
US20070028236A1 (en) File transfer system
JP2007179209A (ja) 業務プロセスやドキュメントの記録・管理方法
JP2002197019A (ja) ウェブサイト作成支援システム及び方法並びにウェブサイト作成支援用プログラムを記録した記録媒体
JP2002334058A (ja) メインフレームのアプリケーション実行方法、アプリケーション実行システム、プログラム
JP3710027B2 (ja) インターネット利用によるスクリプト転送実行方法および該スクリプト転送実行方法の処理手順を記録した記録媒体
JP4036285B2 (ja) コンテンツアプリケーション構築システム
JP2002007330A (ja) サービス連携システムおよび情報転用装置