JP2000215801A - カラ―ブラウン管の製造方法 - Google Patents

カラ―ブラウン管の製造方法

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JP2000215801A
JP2000215801A JP11016910A JP1691099A JP2000215801A JP 2000215801 A JP2000215801 A JP 2000215801A JP 11016910 A JP11016910 A JP 11016910A JP 1691099 A JP1691099 A JP 1691099A JP 2000215801 A JP2000215801 A JP 2000215801A
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JP
Japan
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mask
welding
current
mask frame
manufacturing
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JP11016910A
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English (en)
Inventor
Kenichi Takahashi
憲一 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーブラウン管の製造方法において、マス
ク本体とマスクフレームとの溶接を疲労破壊をおこしに
くくすることを目的とする。 【解決手段】 カラーブラウン管の製造方法において、
マスク本体とマスクフレームとの溶接を、実質的に溶接
に必要なほぼ一定の電流21を一定時間供給したのちこの
電流を徐々に減衰させる減衰波形電流22でおこなうよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーブラウン
管の製造方法に係り、特にマスク本体とマスクフレーム
とを溶接して得られるシャドウマスクの組立方法を改善
したカラーブラウン管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラーブラウン管は、図5に示す
ように、パネル1の内面に設けられた3色蛍光体層から
なる蛍光面2に対向して、その内側にシャドウマスク3
が配置され、ファンネル4のネック5内に配設された電
子銃6から放出された3電子ビーム7B ,7G ,7R を
シャドウマスク3で選別して3色蛍光体層に入射させる
ことにより、カラー画像を表示する構造に形成されてい
る。
【0003】そのシャドウマスク3は、図6に示すよう
に、蛍光面と対向する有効面9に多数の電子ビーム通過
孔10が設けられ、この有効面9のまわりにスカート部
11が設けられた板厚の薄いマスク本体12と、このマ
スク本体12よりも板厚の厚いマスクフレーム13とか
らなる。そのマスク本体12は、スカート部11でマス
クフレーム13と複数の溶接点14で溶接固定されてい
る。
【0004】従来、このマスク本体12とマスクフレー
ム13との溶接は、図7に示すように、前後2段階に電
流を供給することによりおこなわれている。すなわち、
一般にマスク本体とマスクフレームは、冷間圧延鋼板か
らなる。そのため、これらマスク本体とマスクフレーム
は、ともに錆の発生防止を目的として溶接前に、黒化処
理により表面に黒色酸化膜が形成されており、溶接に際
しては、まず最初に酸化膜を破壊する前段の電流15を
供給する。ついで、実質的に溶接に必要な後段の電流1
6を供給することによりおこなわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、シャド
ウマスクのマスク本体とマスクフレームの溶接は、最初
にマスク本体およびマスクフレームの表面に形成されて
いる黒色酸化膜を破壊する前段の電流を供給し、つい
で、実質的に溶接に必要な後段の電流を供給することに
よりおこなわれている。しかし、従来の溶接は、図7に
示したように、実質的に溶接に必要なほぼ一定の電流を
一定時間供給し、この電流を瞬時に切るため、加熱され
た溶接部およびその近傍の温度が急速に降下し、その溶
接部および近傍が焼入れ状態となって材料硬化をおこ
す。そのため、カラーブラウン管の製造工程で加わる衝
撃や変形応力などにより、溶接部およびその近傍が疲労
破壊をおこし、マスク本体がマスクフレームから外れる
という問題がおこる。
【0006】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、マスク本体とマスクフレームとの
溶接を疲労破壊をおこしにくくすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】マスク本体とマスクフレ
ームとを組合わせ、これらマスク本体とマスクフレーム
とを溶接することによりシャドウマスクを組立てるカラ
ーブラウン管の製造方法において、マスク本体とマスク
フレームとの溶接を、実質的に溶接に必要なほぼ一定の
電流を一定時間供給したのちこの電流を徐々に減衰させ
る減衰波形電流でおこなうようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0009】図1にシャドウマスク製造の主要工程を示
す。シャドウマスクの製造は、まず最初に、板厚0.1
〜0.2mm程度の冷間圧延鋼板などからなるマスク素材
に多数の電子ビーム通過孔をフォトエッチング法により
開孔した平板状マスクを製造する。つぎに、この平板状
マスクの多数の電子ビーム通過孔の形成された部分を所
定の曲面に張出し加工するととともに、そのまわりにス
カート部を絞り加工してマスク本体を成形する。つぎ
に、この成形マスクを加熱して、表面に黒色酸化膜を形
成する(黒化処理)。つぎに、この黒色酸化膜の形成さ
れたマスク本体と、別途成形され、マスク本体と同様に
黒化処理により表面に黒色酸化膜の形成されたマスクフ
レームとを組合わせ、これらマスク本体のスカート部と
マスクフレームを複数の溶接点で溶接してシャドウマス
クを組立てる。
【0010】図2にカラーブラウン管製造の主要工程を
示す。カラーブラウン管の製造は、まず、上記シャドウ
マスクのマスクフレームに弾性支持体を取付けてパネル
/マスク組立体を組立てる。つぎに、このパネル/マス
ク組立体のパネルの内面にフォトエングレービング法に
より3色蛍光体層からなる蛍光面を形成する。
【0011】つぎに、上記パネルと、内面に導電膜、パ
ネルとの封着面にフリットガラスが塗布されたファンネ
ルとを組合わせて加熱し、上記フリットガラスによりパ
ネルとファンネルとを一体に接合する(パネル/ファン
ネル封着)。つぎに、この封着されたファンネルのネッ
ク内に電子銃を封止する。つぎに、この電子銃の封止さ
れたパネル/ファンネルからなるバルブを加熱排気す
る。その後、ゲッターフラッシュ、エージング、高電圧
処理などの仕上げ工程を経て、特性検査する。
【0012】特にこの実施の形態では、上記マスク本体
とマスクフレームとの溶接を、図3に示す前後2段階の
電流を供給しておこなうようにした。すなわち、最初に
マスク本体とマスクフレームの表面に形成された黒色酸
化膜を破壊するほぼ一定の前段の電流20を供給する。
つぎに、一定時間おいて、実質的に溶接に必要なほぼ一
定の電流21を一定時間供給したのち、この電流21を
徐々に減衰させる後段の減衰波形電流22を供給する。
【0013】このように実質的に溶接に必要な電流とし
て、減衰波形電流22を供給して点溶接すると、従来、
溶接部が疲労破壊をおこし、マスク本体がマスクフレー
ムが外れるという問題を解決することができる。
【0014】すなわち、従来の溶接は、実質的に溶接に
必要なほぼ一定の電流を一定時間供給し、この電流を瞬
時に切るため、溶接部およびその近傍の温度が急速に降
下し、図4に破線で示したように、溶接部24およびそ
の近傍が硬化し、疲労破壊をおこしたが、この実施の形
態の方法では、実質的に溶接に必要なほぼ一定の電流を
一定時間供給したのち、徐々に減衰させる減衰波形電流
としたので、溶接部およびその近傍の温度の急速な降下
が抑制され、図4に実線で示したように、溶接部24近
傍の硬化が緩和される。したがって、それにより従来発
生した疲労破壊を防止することができる。
【0015】
【発明の効果】上述のように、マスク本体とマスクフレ
ームとの溶接を実質的に溶接に必要な電流を供給したの
ち、この電流を徐々に減衰させる減衰波形電流でおこな
うと、溶接部およびその近傍の温度の急速な降下を抑制
して、溶接部近傍の硬化を緩和でき、カラーブラウン管
の製造工程で加わる衝撃や変形応力による溶接部の疲労
破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態であるカラーブラウン
管の製造方法におけるシャドウマスクの主要製造工程を
示す図である。
【図2】この発明の実施の一形態であるカラーブラウン
管の製造方法における主要製造工程を示す図である。
【図3】上記シャドウマスクの製造工程におけるマスク
本体とマスクフレームとの溶接電流を示す図である。
【図4】この発明の実施の一形態の方法によるスク本体
とマスクフレームとの溶接部およびその近傍の硬化を説
明するための図である。
【図5】カラーブラウン管の構成を示す図である。
【図6】シャドウマスクの構成を示す図である。
【図7】従来のシャドウマスクの製造工程におけるマス
ク本体とマスクフレームとの溶接電流を示す図である。
【符号の説明】
21…ほぼ一定の電流 22…減衰波形電流 24…溶接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク本体とマスクフレームとを組合わ
    せ、これらマスク本体とマスクフレームとを溶接するこ
    とによりシャドウマスクを組立てるカラーブラウン管の
    製造方法において、 上記マスク本体とマスクフレームとの溶接を、実質的に
    溶接に必要なほぼ一定の電流を一定時間供給したのちこ
    の電流を徐々に減衰させる減衰波形電流でおこなうこと
    を特徴とするカラーブラウン管の製造方法。
JP11016910A 1999-01-26 1999-01-26 カラ―ブラウン管の製造方法 Pending JP2000215801A (ja)

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