JP2000217416A - 結束装置 - Google Patents

結束装置

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JP2000217416A
JP2000217416A JP11020702A JP2070299A JP2000217416A JP 2000217416 A JP2000217416 A JP 2000217416A JP 11020702 A JP11020702 A JP 11020702A JP 2070299 A JP2070299 A JP 2070299A JP 2000217416 A JP2000217416 A JP 2000217416A
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JP
Japan
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alignment plate
culm
root alignment
detection sensor
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JP11020702A
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English (en)
Inventor
Hideya Eda
秀弥 江田
Hiroaki Yamazaki
弘章 山崎
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前処理部や脱穀部に穀稈が残っている状態で
刈取作業を開始しても円滑に結束作業を行えるようにす
る。 【解決手段】 この結束装置50は、扱深さ搬送装置2
8を有する前処理部12と、結束前の排藁穀稈の株元を
揃える根揃板79と、扱深さ搬送装置28に搬送されて
くる穀稈を検知するメイン検知センサ32等を備えてい
て、制御部42では、前記メイン検知センサ32が穀稈
を検知してから5秒経過後に結束装置50に設けられた
株元側検知センサ80L又は穂先側検知センサ80Rが
オン作動したこと、又は、前記メイン検知センサ32が
穀稈を検知してから10秒が経過したこと、のいずれか
一方が満足された場合に、根揃用モータ61に対し根揃
板79を制御開始する自動開始信号101を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等に装
備される結束装置に係り、詳しくは刈取穀稈が前処理部
で検知された後に結束装置側で排藁穀稈が検知されたこ
と等を条件としてノッタ自動制御を開始するようにした
結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインには、脱穀後に機体後方に搬
送される排藁穀稈の株元を株元センサにより検知し、こ
の株元センサの検知信号に基づき、根揃板を所定位置に
移動させて、該根揃板に排藁穀稈の株端を当接させて揃
え、排藁穀稈の所定位置をノッタにより結束する結束装
置が設けられている。
【0003】この結束装置の自動制御が開始されるため
には、従来、ノッタ自動スイッチが「ON」で、カッタ
・排藁切換えレバーが「排藁」、刈取クラッチレバーが
「入り」、主変速レバーが「前進領域」に操作されてノ
ッタ自動制御条件が満たされた後、例えば前処理部の扱
深さ搬送装置に設けられた扱深さメインセンサがOFF
からONに変化してから所定時間(例えば10秒)を経
過したことが条件とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のノッタ
自動制御の開始条件によると、扱深さメインセンサがO
FFからONに変化したことを条件としていたため、該
扱深さメインセンサがOFFで、しかも前処理部又は脱
穀部に穀稈が残っている状態で刈取作業を開始した場合
には、新たに刈取られた穀稈が搬送されて扱深さメイン
センサをOFFからONに変化させた後、所定時間(例
えば10秒)経過してからでないと結束装置の自動制御
が作動しないため、その間に、脱穀部等に残っていた排
藁穀稈が結束装置側に搬送されても、結束作業の自動制
御が作動しないという課題があった。このため、このよ
うな場合、排藁穀稈は稈長方向のバラバラの位置で結束
されていた。
【0005】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、前処理部や脱
穀部に穀稈が残っている状態で刈取作業を開始したとし
ても、円滑に結束作業を行うことのできる結束装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、刈取り穀稈を適正な扱深さ
に調節して脱穀部(16)に搬送する扱深さ搬送装置
(28)を有する前処理部(12)と、前記脱穀部(1
6)にて脱穀処理された後の排藁穀稈を機体後方に向け
て搬送する排藁搬送手段(40)と、該搬送されてきた
排藁穀稈を結束するノッタ(52)と、前記結束前の排
藁穀稈の株元を揃える根揃板(79)と、前記ノッタ
(52)に送り込まれる排藁穀稈の株元を検知する株元
検知手段(80)と、該株元検知手段(80)からの信
号に基づき前記根揃板(79)を自動的に稈長方向に移
動可能な根揃板移動手段(61)と、を備えてなる結束
装置(50)において、前記前処理部(12)における
穀稈を検知する穀稈検知手段(32)と、該穀稈検知手
段(32)が穀稈を検知してから所定時間経過後に、前
記株元検知手段(80)がオン作動したこと、又は前記
所定時間が経過してから更なる所定時間を経過したこ
と、のいずれか一方が満足されたことを条件として、前
記根揃板移動手段(61)に対し前記根揃板(79)を
制御開始する自動開始信号を出力する制御部(42)
と、を備えていることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、前記制御部(4
2)は、刈取作業途中で機体走行が停止された場合は前
記根揃板移動手段(61)に前記根揃板(79)を制御
停止する自動停止信号を出力する、ことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、前記制御部(4
2)は、前記根揃板移動手段(61)に自動停止信号が
出力された後、再度機体走行を開始してから所定時間を
経過した後に、前記株元検知手段(80)がオン作動し
たこと、又は前記所定時間が経過してから更なる所定時
間を経過したこと、のいずれか一方が満足されたことを
条件として、前記根揃板移動手段(61)に前記根揃板
(79)を制御開始する自動開始信号を出力する、こと
を特徴とする。
【0009】[作用]以上の発明特定事項に基づき、本
発明に係る結束装置(50)は、扱深さ搬送装置(2
8)を有する前処理部(12)と、結束前の排藁穀稈の
株元を揃える根揃板(79)と、ノッタ(52)に送り
込まれる排藁穀稈の株元を検知する株元検知手段(8
0)と、該株元検知手段(80)からの信号に基づき前
記根揃板(79)を自動的に稈長方向に移動可能な根揃
板移動手段(61)等を備えており、また制御部(4
2)では、前処理部(12)において穀稈を検知する穀
稈検知手段(32)が穀稈を検知してから所定時間(例
えば5秒)を経過した後、前記株元検知手段(80)が
オン作動したこと、又は、前記所定時間(例えば5秒)
が経過してから更なる所定時間(例えば5秒)を経過し
たこと、のいずれか一方が満足されたことを条件とし
て、根揃板移動手段(61)に対し、根揃板(79)を
制御開始する自動開始信号(101)を出力することと
している。
【0010】これにより、例えば脱穀部(16)に穀稈
が残ったまま刈取作業を停止し、その後、再度作業を開
始した場合でも、新たに刈り取られた穀稈が前処理部
(12)に設けられた穀稈検知手段(32)により検知
され、この検知後、所定時間(例えば5秒)を経過して
から株元検知手段(80)がオン作動することにより、
ノッタ自動制御が開始されるため、前記所定時間(例え
ば5秒)内に脱穀部(16)に残っていた穀稈が結束装
置(50)側に搬送されてくることはなく、また搬送さ
れてきたとしてもその量は少なく、よってその後のノッ
タ自動制御の開始により円滑な結束作業が可能となる。
【0011】なお、前述した括弧内の符号は、図面を対
照するためのものであって、本発明の発明特定事項を何
ら限定するものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明に係る結束装置が搭載され
たコンバインの全体側面図を示している。同図におい
て、コンバインCは、左右一対のクローラ走行装置1
4,14により支持された走行機体10を有し、該走行
機体10の前部には昇降自在な前処理部12を有してい
て、この走行機体10の上部には、刈り取った穀稈を脱
穀し該脱穀された穀粒を選別する脱穀部16と、その前
部に運転席18を有している。
【0014】前記前処理部12は、基端部を回動可能な
支軸20に固着され、走行機体10の前部下方に向けて
延出する伝動ケース22を有していて、該伝動ケース2
2の中間位置に連結された油圧シリンダ36の伸縮に基
づき昇降可能に支持されている。また、この前処理部1
2は、前処理フレーム27に固定されて未刈り穀稈を分
草するデバイダ23と、分草された穀稈を引起こす引起
し装置24と、穀稈の株元を切断する刈刃装置25とを
備え、更に、切断された穀稈を掻込む掻込み搬送装置2
6と、機体後方に搬送されて引き継がれた穀稈の長さを
感知して自動的に適正な扱深さに調節し、脱穀フィード
チェーン30により脱穀部16に向けて搬送する扱深さ
搬送装置28とを備えている。
【0015】この扱深さ搬送装置28は、穀稈の穂先及
び株元を夫々支持する扱深さ穂先搬送体28a及び扱深
さ株元搬送体28bを有し、エンジン35の近傍に取付
けられた扱深さモータ38により一体となって上下作動
して、穀稈の扱深さを適正に調節しつつ該穀稈をフィー
ドチェーン30に送り込む。
【0016】そして、コンバインCは、エンジン35の
駆動力によりトランスミッション34を介してクローラ
走行装置14が駆動され、圃場を移動することができる
と共に、トランスミッション34から伝動ケース22内
に伝えられる動力で、前処理部12の各機器が作動す
る。また、前処理部12の昇降作動は、油圧シリンダ3
6により行われ、脱穀部16もこの間に作動する。ま
た、前記扱深さ搬送装置28は、扱深さモータ38によ
り支軸20を中心として上下に揺動される。
【0017】ところで、前記脱穀部16には、扱胴17
が内装軸架された扱室15が設けられていて、この扱室
15にはフィードチェーン30により穀稈が搬送供給さ
れる。扱室15に供給された穀稈は、扱胴17の外周部
に設けられた扱歯17aによって脱穀され、該脱穀され
た穀粒物は受網19にて漏下されて揺動選別部21にて
穀粒類と排藁穀稈とに選別される。一方、脱穀された後
の排藁穀稈は、排藁チェーン40により機体後方の結束
装置50に搬送される。
【0018】図2及び図3は、本発明の結束装置50を
示す正面図及び平面図であり、この結束装置50には結
束機構としてのノッタ52が設けられていて、このノッ
タ52の左右両端部には、支持部材53とケース55と
が配設されている。この支持部材53とケース55との
中間には、下部と上部に夫々支持フレーム56,57及
びスライドガイド59が架設されていて、このスライド
ガイド59の近傍には前記支持部材53から左右方向に
スクリューシャフト60が突設されている。また、前記
支持部材53には、根揃板移動手段としての根揃用モー
タ61とギヤケース62が配設されていて、該根揃用モ
ータ61の回転がギヤケース62を介して前記スクリュ
ーシャフト60に伝達される。
【0019】更に、前記スライドガイド59の近傍に
は、前記ケース55から左右方向に下側スクリューシャ
フト63が突設されていて、このスクリューシャフト6
3の基端側の前記ケース55には、ノッタ52を左右方
向に移動させるノッタモータ66とギヤケース67が配
設されており、該ノッタモータ66の回転がギヤケース
67を介して前記スクリューシャフト63に伝達され
る。
【0020】前記下側の支持フレーム56には、これを
跨ぐように可動ブラケット69が摺動可能に付設されて
いて、この可動ブラケット69に前記ノッタ52が設置
され、このノッタ52に前記スクリューシャフト63が
螺嵌されている。なお、前記ノッタ52は、ノッタケー
ス55a、スイーパ55b、パッカ55c、ニードル5
5dを有する。
【0021】前記支持部材53とケース55との中間に
は、掻込タイン装置70L,70Rが略々平行状態で架
設されていて、排藁チェーン40により搬送されてくる
排藁穀稈をこれら掻込タイン装置70L,70Rにより
ノッタ52側に掻き込む作用をなす。この掻込タイン装
置70Lの出口側には穂先側リミットスイッチ73Rが
設けられ、この穂先側リミットスイッチ73Rに対向し
て前記支持部材53に株元側リミットスイッチ73Lが
設けられている。
【0022】また、前記ケース55には、ノッタモータ
66を介してノッタ52を任意の位置に移動可能とする
ノッタ手動スイッチ65が設けられ、このノッタ手動ス
イッチ65を図3の上下に切替えることによりノッタモ
ータ66が正逆回転し、ノッタ52は株元側または穂先
側に移動される。
【0023】前記上側の支持フレーム57には、可動ブ
ラケット68が併設されていて、この可動ブラケット6
8に支持ブラケット77が止着されている。この支持ブ
ラケット77には前記スクリューシャフト60が螺嵌さ
れていると共に、スライドガイド59に沿って根揃板7
9が移動可能に止着され、この根揃板79によって排藁
穀稈の株元が揃えられる。すなわち、支持ブラケット7
7の後端には、掻込タイン装置70L,70Rによって
掻き込まれた排藁の株元を揃えるために根揃板79を移
動制御する株元検知手段としての株元側検知センサ80
L及び穂先側検知センサ80Rが止着され、これら検知
センサ80L,80Rの検知信号に基づいて根揃用モー
タ61が駆動されるようになっている。なお、前記ケー
ス55には根揃用モータ61を操作する手動スイッチ8
1が設けられている。
【0024】ここで、本発明は、前記前処理部12にお
ける穀稈を検知する穀稈検知手段と、該穀稈検知手段が
穀稈を検知してから所定時間経過後に、前記株元検知手
段80がオン作動したこと、又は前記所定時間が経過し
てから更なる所定時間を経過したこと、のいずれか一方
が満足されたことを条件として、前記根揃板移動手段6
1に対し前記根揃板79を制御開始する自動開始信号を
出力する制御部とを備えている。
【0025】前述した図1において、前処理部12の扱
深さ搬送装置28における扱深さ株元搬送体28bの近
傍には、穀稈検知手段としてのメイン検知センサ32が
配置されていて、扱深さ搬送装置28を通過する穀稈は
このメイン検知センサ32によって検知される。ここで
検知された穀稈は、脱穀フィードチェーン30により扱
室15に搬送され脱穀された後、排藁チェーン40によ
り結束装置50に送り込まれ、結束されて機外に排出さ
れる。そして、刈取られた穀稈がメイン検知センサ32
によって検知されてから、排藁穀稈として結束装置50
に送り込まれるまでには、例えば最短でも5秒を要す
る。
【0026】なお、ここでは前記メイン検知センサ32
を扱深さ搬送装置28に設置した場合について説明した
が、このメイン検知センサ32は揚上搬送部等の他の前
処理部12の適位置に設けても良い。
【0027】次いで、図4に示すように、前記メイン検
知センサ32が穀稈を検知してから所定時間(例えば5
秒)が経過すると、後述するタイマ44からノッタ信号
100が出力され(OFFからONに切換わる)、その
後に前記株元側検知センサ80L又は穂先側検知センサ
80Rがオン作動したことにより、後述の制御部42か
ら前記根揃用モータ61に対し、根揃板79を制御開始
する自動開始信号101が出力される。
【0028】また、この場合、前記メイン検知センサ3
2が穀稈を検知してから所定時間(例えば5秒)が経過
すると、ノッタ信号100が出力される(OFFからO
Nに切換わる)が、例えば排藁穀稈がきわめて短稈であ
った場合には、株元側検知センサ80L又は穂先側検知
センサ80Rにて該短稈を検出できない場合も想定され
る。そこで、前記ノッタ信号100がOFFからONに
切換わってから、更なる所定時間(例えば5秒)が経過
したこと、すなわち前記メイン検知センサ32が穀稈を
検知してから10秒経過したことを条件として、後述の
制御部42から根揃用モータ61に対し、根揃板79を
制御開始する自動開始信号101を出力することとして
いる。これは、メイン検知センサ32が穀稈を検知して
から、該穀稈が脱穀部16に搬送されて脱穀され、結束
装置50に到達するのに最大で10秒程度は要すること
を考慮したものである。なお、自動開始信号101の出
力タイミングを、排藁チェーン40による排藁穀稈の搬
送時間のみを把握して制御しようとすると、排藁穀稈の
搬送に要する時間は車速の変化に伴い変化し得るため、
好ましくない。
【0029】図5は、前記根揃用モータ61などの動作
を制御するブロック図で、制御部(CPU)42には、
排藁チェーン40により掻込タイン装置70L,70R
に搬送された排藁穀稈の株元を検知するための株元側検
知センサ80L及び穂先側検知センサ80Rと、これら
検知センサ80L,80Rからの検知信号に基づいて動
作する根揃用モータ61が接続されていると共に、ノッ
タ手動スイッチ65の操作に基づいてノッタ52を所望
の結束位置に移動させるノッタモータ66と、根揃板7
9の作動幅を規制するリミットスイッチ73R,73L
と、根揃板79の自動スイッチ78及び手動スイッチ8
1が接続されている。また、制御部42はタイマ44を
内蔵しており、このタイマ44はメイン検知センサ32
からの検知信号が入力されると、カウントを開始して、
その5秒経過後にノッタ信号100を出力する。
【0030】そして、根揃板79の自動スイッチ78が
ONで、かつカッタ・排ワラ切換レバーが「排ワラ」側
に切換えられており、更に刈取クラッチレバーが「入
り」で、主変速レバーが「前進領域」に操作された状態
において、図4に示したように、メイン検知センサ32
が「ON」になってから5秒経過すると、前記タイマ4
4からノッタ信号100が出力され、その後に株元検知
センサ80R,LがONになったこと等を条件として制
御部42から根揃用モータ61に向け自動開始信号10
1が出力される。
【0031】ここで、図6の制御フローチャートに基づ
き、排藁穀稈の株元を揃える根揃板79の制御について
説明する。
【0032】S1において、根揃板79の手動スイッチ
81がOFF又は穂先側或は株元側に操作されているか
否かを判断し、OFFならS2に進み、ここでノッタ手
動スイッチ65がOFF又は穂先側に操作されている場
合は、S3に移行する。このS3で根揃板79の自動ス
イッチ78がONで、排藁チェーン40により排藁穀稈
が搬送されてくると、左右掻き込みタイン装置70R,
70Lにより排藁穀稈をノッタ52に送り込む。そし
て、S4,S5において株元検知センサ80R,Lによ
り根揃用モータ61の回転を制御する。すなわち、排藁
穀稈の株元の位置を株元側検知センサ80LがOFF状
態で、穂先側検知センサ80RがON状態となるように
根揃用モータ61を回転させて制御する。S6では、こ
のような制御により、根揃板79によって排藁穀稈の株
元が揃い、根揃板79の移動も停止する。この場合、排
藁穀稈の結束位置は穂先より一定位置を結束することに
なる。
【0033】一方、S1において、根揃板79の手動ス
イッチ81が株元側、又はS2でノッタ手動スイッチ6
5が株元側に操作されると、S7において根揃板79が
株元側リミットスイッチ73Lに当接しているか否かを
判断し、当接していなければS8において根揃板79を
株元側に移動させる。
【0034】更に、S1において、根揃板79の手動ス
イッチ81が穂先側に操作されていると、S9におい
て、根揃板79が穂先側リミットスイッチ73Rに当接
しているか否かを判断し、当接していなければ、S10
にて根揃板79を穂先側に移動させる。
【0035】次に、図7の制御フローチャートに基づ
き、ノッタ信号制御について説明する。このフローは、
前記タイマ44からノッタ信号100が発生される条件
についてのものである。
【0036】まず、S11において、メイン検知センサ
32のON,OFFを判断し、OFFなら最初に戻り、
ONなら、S12において、メイン検知センサ32がO
FFからONになったか否かを判断する。このS12
で、メイン検知センサ32がOFFからONになってい
ない場合、例えばすでにONになった状態であれば、S
14に進み、OFFからONになったなら、S13に進
んで遅延タイマを5秒に設定して、S14に進む。この
S14では、前記遅延タイマが0か否かを判断し、No
なら最初に戻り、YesならS15に進んで車両が停止
中か否かを判断する。このS15で、車両が停止中なら
最初に戻り、停止中でなければ、S16に進み、ここで
タイマ44からノッタ信号100を出力する。
【0037】次いで、図8は、ノッタ制御に関する制御
フローチャートを示している。
【0038】S21において、ノッタ信号100が出力
されたか否かを判断し、出力されていなければS22に
おいてフラグを0として最初に戻り、出力されていれば
S23に進む。このS23では、ノッタ信号100がO
FFからONになったか否かを判断し、OFFからON
になったならS24に進んで遅延タイマを5秒に設定
し、S28に進む。一方、S23でノッタ信号100が
OFFからONになっていない場合、例えばすでにON
になった状態であれば、S25に進み、このS25でセ
ンサ作動フラグが1か0かを判断する。そして、センサ
作動フラグが1ならS29に進み、0ならS26に進
む。このS26では、株元側検知センサ80L又は穂先
側検知センサ80Rが一度でもONになったか否かを判
断し、一度もONになっていなければ、S28に進み、
一度でもONになったなら、S27に進んでフラグを1
とし、S29に進む。また、前記S28では、遅延タイ
マが0か否かを判断し、0でなければ最初に戻り、0な
らS29に進んでノッタ自動制御を行う。
【0039】また、前記制御部42は、刈取作業途中で
機体走行が停止された場合は前記根揃板移動手段61に
前記根揃板79を制御停止する自動停止信号を出力する
ような制御を行う。
【0040】例えば、刈取作業途中に機体の走行が停止
すると、それ以後は刈取作業は行われず、連続して扱深
さ搬送装置28等に穀稈が搬送されてくることはないた
め、結束装置50における根揃板79の制御も停止する
こととしたものである。すなわち、主変速(無段変速)
レバーがニュートラル(N)位置に操作されて機体走行
が停止されると、図示しない検出スイッチを介して制御
部42にてこれを検知すると共に、該制御部42から根
揃用モータ61に向けて自動停止信号102を出力する
(図5参照)。
【0041】機体の走行が停止すると、それ以後は脱穀
部16等に残っていた穀稈が排藁穀稈として結束装置5
0側に搬送されても、引き続き新たな排藁穀稈が連続し
て結束装置50側に搬送されることはないため、自動停
止信号102により根揃用モータ61の駆動を停止し、
結束装置50の自動制御による結束作業を停止するよう
にしたものである。
【0042】更に、前記制御部42は、前記根揃板移動
手段61に自動停止信号102が出力された後、再度機
体走行を開始してから所定時間を経過した後に、前記株
元検知手段80がオン作動したこと、又は前記所定時間
が経過してから更なる所定時間を経過したこと、のいず
れか一方が満足されたことを条件として、前記根揃板移
動手段61に前記根揃板79を制御開始する自動開始信
号101を出力するような制御を行う。
【0043】すなわち、刈取作業途中に機体の走行を停
止した結果、根揃用モータ61に向けて自動停止信号1
02が出力されて結束装置50が停止した状態にあると
きに、再度機体の走行が開始された場合、この機体走行
の開始から所定時間(例えば5秒)を経過すると、タイ
マ44からノッタ信号100が出力され、その後に、前
記株元側検知センサ80L又は穂先側検知センサ80R
がオン作動すると、前記根揃用モータ61に対し根揃板
79を制御開始する自動開始信号101が出力される。
【0044】また、本実施の形態では、ノッタ信号10
0が出力された後に、株元側検知センサ80L又は穂先
側検知センサ80Rがオン作動しない場合でも、機体走
行が停止してから再度の機体走行が開始されて所定時間
(例えば5秒)を経過してから、更なる所定時間(例え
ば5秒)が経過したこと、すなわち再度の機体走行の開
始から10秒経過したことを条件として、根揃用モータ
61に対し根揃板79を制御開始する自動開始信号10
1を出力することとしている。
【0045】これは、前述したように、排藁穀稈がきわ
めて短稈であった場合には、株元側検知センサ80L又
は穂先側検知センサ80Rにて該短稈を検出できない場
合も想定されるため、再度の機体走行の開始から10秒
経過したことを条件として、根揃用モータ61に対し根
揃板79を制御開始する自動開始信号101を出力する
こととしたものである。
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1記載の発明
によれば、前処理部における穀稈を穀稈検知手段が検知
してから所定時間後に、株元検知手段がオン作動したこ
と、又は前記所定時間が経過してから更なる所定時間を
経過したこと、のいずれか一方が満足されたことを条件
として、根揃板移動手段に根揃板を制御開始する自動開
始信号を出力するようにしたので、前処理部や脱穀部に
穀稈がある状態で結束作業を開始したとしても前記根揃
板移動手段が自動的に駆動開始されるため、円滑に結束
作業を行うことができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、刈取作業途
中で機体走行が停止された場合は前記根揃板移動手段に
根揃板を制御停止する自動停止信号が出力されるので、
排藁穀稈がない状態で根揃板が自動的に作動することを
防止することができる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、根揃板移動
手段に自動停止信号が出力された後、再度機体走行を開
始してから所定時間を経過した後に、株元検知手段がオ
ン作動したこと、又は前記所定時間が経過してから更な
る所定時間を経過したこと、のいずれか一方が満足され
たことを条件として、前記根揃板移動手段に根揃板を制
御開始する自動開始信号が出力されるので、機体の走行
開始に連動して根揃板を自動的に作動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が搭載されたコンバインの全体側面図で
ある。
【図2】本発明に係る結束装置の正面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】本実施の形態におけるタイミングチャートを示
す図である。
【図5】本実施の形態における制御ブロック図である。
【図6】根揃板制御のフローチャートを示す図である。
【図7】ノッタ信号の発生条件に関するフローチャート
を示す図である。
【図8】ノッタ自動制御に関するフローチャートを示す
図である。
【符号の説明】
C コンバイン 12 前処理部 16 脱穀部 28 扱深さ搬送装置 32 メイン検知センサ 40 排藁チェーン 42 制御部 44 タイマ 50 結束装置 52 ノッタ 61 根揃用モータ 80L 株元側検知センサ 80R 穂先側検知センサ 100 ノッタ信号 101 自動開始信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取り穀稈を適正な扱深さに調節して脱
    穀部に搬送する扱深さ搬送装置を有する前処理部と、前
    記脱穀部にて脱穀処理された後の排藁穀稈を機体後方に
    向けて搬送する排藁搬送手段と、該搬送されてきた排藁
    穀稈を結束するノッタと、前記結束前の排藁穀稈の株元
    を揃える根揃板と、前記ノッタに送り込まれる排藁穀稈
    の株元を検知する株元検知手段と、該株元検知手段から
    の信号に基づき前記根揃板を自動的に稈長方向に移動可
    能な根揃板移動手段と、を備えてなる結束装置におい
    て、 前記前処理部における穀稈を検知する穀稈検知手段と、 該穀稈検知手段が穀稈を検知してから所定時間経過後
    に、前記株元検知手段がオン作動したこと、又は前記所
    定時間が経過してから更なる所定時間を経過したこと、
    のいずれか一方が満足されたことを条件として、前記根
    揃板移動手段に対し前記根揃板を制御開始する自動開始
    信号を出力する制御部と、を備えている、 ことを特徴とする結束装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、刈取作業途中で機体走行
    が停止された場合は前記根揃板移動手段に前記根揃板を
    制御停止する自動停止信号を出力する、 ことを特徴とする請求項1記載の結束装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記根揃板移動手段に自
    動停止信号が出力された後、再度機体走行を開始してか
    ら所定時間を経過した後に、前記株元検知手段がオン作
    動したこと、又は前記所定時間が経過してから更なる所
    定時間を経過したこと、のいずれか一方が満足されたこ
    とを条件として、前記根揃板移動手段に前記根揃板を制
    御開始する自動開始信号を出力する、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の結束装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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