JPH0767441A - コンバインの車速制御装置 - Google Patents

コンバインの車速制御装置

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JPH0767441A
JPH0767441A JP21945093A JP21945093A JPH0767441A JP H0767441 A JPH0767441 A JP H0767441A JP 21945093 A JP21945093 A JP 21945093A JP 21945093 A JP21945093 A JP 21945093A JP H0767441 A JPH0767441 A JP H0767441A
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JP
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speed
vehicle speed
transport
grain culm
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Application number
JP21945093A
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English (en)
Inventor
Katsuya Usui
克也 臼井
Kazuhiro Takahara
高原  一浩
Shigeki Hayashi
繁樹 林
Tamaki Naka
珠喜 中
Masaru Kawane
勝 川根
Yasunori Nishiyama
康則 西山
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈取負荷を的確に検出し、刈取負荷の増大に
応じて車速を減速させて、刈取装置の詰まり発生を回避
させる。 【構成】 刈取穀稈を脱穀装置2に向けて搬送する穀稈
搬送装置8の搬送負荷を検出する搬送負荷検出手段10
1と、穀稈搬送装置8の搬送負荷が適正負荷より増加し
た場合に車速を減速させる制御手段100とが設けら
れ、又、搬送速度検出手段S7によって検出された穀稈
搬送装置8の搬送速度と設定された適正速度との差に基
づいて搬送負荷が判別され、又、穀稈搬送装置8がエン
ジンEに連動連結された車速変速装置19の出力にて駆
動され、エンジン回転数の検出手段S4及び車速検出手
段S1の情報、又は、車速検出手段S1の情報に基づい
て上記適正速度が算出され、又、制御手段100は、穀
稈搬送装置8の搬送負荷が適正負荷より増加した場合に
警報手段25を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインの車速制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記コンバインの車速制御装置では、従
来、例えば、エンジン回転数の設定回転数からのダウン
量によってエンジンの負荷を検出し、このエンジン負荷
が適正負荷よりも大になれば車速を減速させる一方、エ
ンジン負荷が適正負荷よりも小になれば車速を増速させ
るように車速制御して、エンジン負荷を適正負荷状態に
維持するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記エンジ
ン負荷の主な要因としては、走行装置の走行負荷、脱穀
装置の脱穀負荷、及び、刈取装置の刈取負荷があるが、
通常、刈取負荷は走行負荷や脱穀負荷に比べて小さいの
で、上記従来技術によれば、例えば、密生した雑草やく
さった穀稈を刈り取ったために刈取負荷が急激に増大し
てもエンジン負荷としてはそれほど増大せず、車速は減
速されないことになる。その結果、上記多量の雑草やく
さり穀稈が引き続き刈取装置にて刈り取られ、刈取装置
の詰まりを発生させるおそれがあった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、刈取負荷を的確に検出するとと
もに、刈取負荷の増大に応じて車速を減速させて、上記
従来技術の不具合を解消させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコンバインの車
速制御装置の第1の特徴構成は、刈取穀稈を脱穀装置に
向けて搬送する穀稈搬送装置の搬送負荷を検出する搬送
負荷検出手段が設けられ、前記搬送負荷検出手段の情報
に基づいて、前記穀稈搬送装置の搬送負荷が適正負荷よ
り増加した場合に、車速を減速させる制御手段が設けら
れている点にある。
【0006】又、第2の特徴構成は、前記穀稈搬送装置
の搬送速度を検出する搬送速度検出手段が設けられ、前
記搬送負荷手段は、前記搬送速度検出手段によって検出
された搬送速度と設定された適正速度との差に基づい
て、前記搬送負荷を判別するように構成されている点に
ある。
【0007】又、第3の特徴構成は、前記穀稈搬送装置
が、エンジンに連動連結された車速変速装置の出力にて
駆動されるように構成され、前記搬送負荷手段は、前記
エンジンの回転数を検出する回転数検出手段及び車速を
検出する車速検出手段の情報、又は、前記車速検出手段
の情報に基づいて、前記適正速度を算出するように構成
されている点にある。
【0008】又、第4の特徴構成は、前記制御手段は、
前記穀稈搬送装置の搬送負荷が前記適正負荷より増加し
た場合に、警報手段を作動させるように構成されている
点にある。
【0009】
【作用】本発明の第1の特徴構成によれば、刈取穀稈を
脱穀装置に向けて搬送する穀稈搬送装置の搬送負荷が検
出され、この搬送負荷が適正負荷より増加した場合に、
車速が減速される。
【0010】又、第2の特徴構成によれば、穀稈搬送装
置の搬送速度が検出され、その検出された搬送速度と設
定された適正速度との差に基づいて搬送負荷が判別され
る。そして、上記判別された搬送負荷が適正負荷より増
加した場合に、車速が減速される。
【0011】又、第3の特徴構成によれば、エンジンに
連動連結された車速変速装置の出力にて駆動される穀稈
搬送装置の搬送速度が検出され、その検出された搬送速
度と、エンジン回転数及び車速の検出情報、又は、車速
の検出情報に基づいて算出された適正速度との差に基づ
いて搬送負荷が判別される。そして、上記判別された搬
送負荷が適正負荷より増加した場合に、車速が減速され
る。
【0012】又、第4の特徴構成によれば、穀稈搬送装
置の搬送負荷が適正負荷より増加した場合に、警報手段
が作動される。
【0013】
【発明の効果】従って、本発明の第1の特徴構成によれ
ば、刈取穀稈を脱穀装置に向けて搬送する穀稈搬送装置
の搬送負荷によって刈取負荷を的確に検出し、その搬送
負荷即ち刈取負荷の増大に応じて車速を減速させるの
で、穀稈搬送装置が備えられた刈取装置の詰まり発生を
回避させることができる。
【0014】又、第2の特徴構成によれば、穀稈搬送装
置の搬送速度を例えば駆動軸の回転数パルスとして回転
数センサ等で検出し、その検出情報によって搬送負荷を
判別するので、例えば、穀稈搬送装置を駆動するに必要
な駆動トルクをトルクセンサ等で検出し、その検出トル
クによって搬送負荷を判別するものに比べて、検出手段
として簡便なセンサが使用でき、もって、第1の特徴構
成による効果を、より簡素な構成で実現できるものとな
る。
【0015】又、第3の特徴構成によれば、刈取穀稈の
搬送速度が車速に連動するものにおいて、エンジン回転
数及び車速の検出情報、又は、車速の検出情報に基づい
て搬送速度の適正速度が算出されるので、例えば、車速
変速装置の変速用アームの回転位置即ち変速比をアーム
に連動するボリューム等によって検出し、この変速比の
情報から上記適正速度を算出する場合に、ボリュームの
設置位置の微調整等が必要であって検出手段が複雑化す
るのに比べて、エンジン回転数や車速を検出するための
回転数センサ等の簡便なセンサが使用でき、もって、第
2の特徴構成による効果を実現する好適な手段が得られ
る。
【0016】又、第4の特徴構成によれば、穀稈搬送装
置の搬送負荷即ち刈取負荷が増大したことが作業者等に
警報されるので、例えば、この警報に基づいて作業者
が、圃場の穀稈や雑草の植立状態を確認し、又、走行を
停止させたりする等の処置を取って刈取装置の詰まり等
のトラブルをより適切に回避させることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2に示すように、コンバインは、左右一対のク
ローラ走行装置1、脱穀装置2、及び、運転席3を備え
た機体Kの前部に、刈取部Gを上下揺動可能に装着して
構成されている。
【0018】前記刈取部Gは、植立穀稈の引き起こし装
置4、引き起こされた植立穀稈の株元を切断する刈刃
5、刈取穀稈を寄せ集めて後方へ搬送する補助搬送装置
6、補助搬送装置6にて搬送された刈取穀稈を徐々に横
倒ししながら前記脱穀装置2の脱穀用のフィードチェー
ン15に向けて搬送する穀稈搬送装置としての縦搬送装
置8などを備えている。上記縦搬送装置8の駆動軸の回
転数を検出する刈取回転数検出センサS7が設けられ、
この刈取回転数検出センサS7によって縦搬送装置8の
搬送速度が検出される。又、縦搬送装置8の搬送始端部
に刈取穀稈の株元に接当する株元センサS0が設けら
れ、刈取作業中は刈取穀稈が株元センサS0に接当して
株元センサS0がONする状態が継続し、刈取作業が終
了すると刈取穀稈の供給が途絶えるために穀稈が株元セ
ンサS0に接当せず株元センサS0がOFF状態となる
ことから、この株元センサS0によって、縦搬送装置8
で搬送される穀稈の存否が検出される。
【0019】前記縦搬送装置8は、刈取穀稈の株元側を
挟持搬送する挟持搬送装置8Aと、刈取穀稈の穂先側を
係止搬送する係止搬送装置8Bと、穀稈案内板8Cとか
らなり、前記補助搬送装置6からの刈取穀稈を縦姿勢で
機体後方に向けて搬送するとともに、搬送終端部にて横
倒し姿勢に姿勢変更して前記フィードチェーン15へ受
け渡すように構成されている。尚、詳述はしないが、縦
搬送装置8は、終端部において横軸芯P周りに上下揺動
自在に枢着してあり、その上下揺動に伴って前記補助搬
送装置6から供給される刈取穀稈の支持位置が稈身方向
に変更され、更にこの縦搬送装置8から前記フィードチ
ェーン15へ受け渡される刈取穀稈の位置が稈身方向に
変更され、前記脱穀装置2における扱深さが変更調節さ
れるように構成されている。
【0020】図2に示すように、前記縦搬送装置8のフ
レームに兼用される逆U字状部材13に、縦搬送装置8
にて搬送される搬送穀稈の穂先位置を検出する一対の穂
先センサSa,Sbが、穀稈の稈身方向に間隔を隔てて
設けられ、そして、この一対の穂先センサSa,Sbの
設置箇所は、前記扱深さ調節箇所すなわち前記縦搬送装
置8の始端部よりも穀稈搬送方向下手側に設定されてい
る。前記一対の穂先センサSa,Sbの夫々は、穀稈と
の接触により搬送下手側に後退揺動するとともに搬送上
手側に復帰付勢されたセンサバーと、そのセンサバーの
後退揺動を検出するスイッチとからなる。つまり、穀稈
との接触によりセンサバーが後退揺動してスイッチがO
N作動すれば穀稈有りを検出し、スイッチがOFFであ
れば穀稈無しを検出することになる。尚、詳述はしない
が、上記一対の穂先センサSa,Sbのうちの株元側の
センサSbのみが穀稈有りを検出する状態を適正扱深さ
状態として、その状態に維持するように、前記縦搬送装
置8が前記横軸芯P周りに上下揺動操作される。
【0021】前記脱穀装置2は、図3に示すように、前
記フィードチェーン15によって機体前方から後方に向
かって挟持搬送される脱穀穀稈を扱き処理する扱胴24
が収納配置された扱室Aと、その扱室Aの下方に配置さ
れた受け網43と、その受け網43からの漏下処理物を
揺動選別する揺動選別板44と、その揺動選別板44に
対して選別風を送風する唐箕45と、前記扱室Aから送
出される藁屑に作用する回転式の拡散胴46と、脱穀装
置内部で発生した塵埃を機外に吸引排出する排塵用ファ
ン7と、前記揺動選別板44から穀粒を一番物として回
収する一番スクリュー28と、藁が混入した穀粒を二番
物として回収する二番スクリュー9と、その二番スクリ
ュー9で回収した二番物を前記揺動選別板44上に還元
するスロワー10とを備えている。尚、図中、11は前
記一番スクリュー28の上方に配置されたグレンシー
ブ、12はそのグレンシーブ11の上方に位置するチャ
フシーブである。
【0022】前記フィードチェーン15の上部には、搬
送される穀稈を下方側に押圧してフィードチェーン15
とで挟持するレール機構26が設けられている。即ち、
搬送方向に枢支連結された複数のレールからなる押圧部
材26aの各レールがコイルバネ等にて各別に下方側に
弾性付勢され、そして、前から一番目のレールと二番目
のレールとの枢支箇所の上方への変位を検出するため
に、ポテンショメータ利用の稈厚センサS8が設けられ
ている。
【0023】前記稈厚センサS8はフィードチェーン1
5とレール機構26との間に挟持される穀稈の厚さを検
出するものであり、この稈厚センサS8によって検出さ
れる穀稈の厚さと、後述のフィードチェーンセンサS6
(図4参照)によって検出されるフィードチェーン15
の搬送速度との両検出量の積がフィードチェーン15に
よって搬送される脱穀穀稈の搬送量に比例するので、こ
の稈厚センサS8とフィードチェーンセンサS6とによ
って、フィードチェーン15によって搬送される脱穀穀
稈の搬送量が検出される。
【0024】次に、コンバインの動力伝動系について説
明する。図4に示すように、エンジンEの駆動力がベル
ト伝動装置を介して無段式の車速変速装置19に伝えら
れ、この車速変速装置19の変速後の出力がミッション
ケース18に伝動される。そして、そのミッションケー
ス18を介して前記左右一対のクローラ走行装置1を駆
動するように構成されている。又、車速変速装置19の
変速後の出力は、ミッションケース18を経由した後、
機体前進時のみ前記刈取部Gが駆動されるように、ワン
ウェイクラッチ27を介して刈取部Gに伝動されて前記
刈取部Gの各部を駆動するように構成されている。即
ち、前記縦搬送装置8は、エンジンEに連動連結された
車速変速装置19の出力にて駆動されている。尚、ミッ
ションケース18には、前記車速変速装置19からの入
力回転数を検出して車速を検出する車速検出手段として
の速度センサS1が設けられている。
【0025】又、前記エンジンEの動力は、図4に示す
ように、前記脱穀装置2を駆動するために脱穀クラッチ
14を介した後、前記扱胴24の回転軸24a、前記フ
ィードチェーン15の駆動スプロケット15aなどにベ
ルト伝動装置及びギア伝動装置を介して伝えられる。
又、前記脱穀クラッチ14には、その入切状態を検出す
る脱穀スイッチS3が付設され、前記エンジンEには、
その回転数を検出する回転数検出手段としてのエンジン
回転数検出センサS4が設置されている。
【0026】前記扱胴24の回転軸24aは、前記エン
ジンEの動力伝動経路の途中に配された割りプーリ式の
第1変速装置20(ベルト無段変速装置)を介してベル
ト伝動され、その駆動力によって回転駆動されるように
なっている。尚、前記扱胴24の回転軸24aには、そ
の回転数を検出する扱胴回転数センサS2が付設されて
いる。
【0027】前記フィードチェーン15の駆動スプロケ
ット15aは、前記エンジンEの動力伝動経路の途中に
配された割りプーリ式の第2変速装置21(ベルト無段
変速装置)を介してベルト伝動され、その駆動力によっ
て回転駆動されるようになっている。尚、前記フィード
チェーン15の駆動スプロケット15aには、その回転
数からフィードチェーン15の搬送速度を求めるための
フィードチェーンセンサS6が付設されている。
【0028】図1に示すように、マイクロコンピュータ
利用の制御装置Hが設けられ、その制御装置Hに、前記
株元センサS0、前記速度センサS1、前記扱胴回転数
センサS2、前記脱穀スイッチS3、前記エンジン回転
数検出センサS4、前記フィードチェーンセンサS6、
前記刈取回転数検出センサS7、前記稈厚センサS8、
及び前記一対の穂先センサSa,Sbからの各信号が入
力されている。又、制御装置Hからは、前記車速変速装
置19と、前記第1及び第2変速装置20,21と、警
報手段としての警報装置25とに対する各駆動信号が出
力されている。尚、警報装置25は、前記運転席3に設
けたブザーや点滅ランプからなる。
【0029】ここで、前記エンジンEの負荷が増加する
とその回転数が低下する一方、エンジンEの負荷が減少
するとその回転数が高くなることから、前記エンジン回
転数検出センサS4が、エンジンEの負荷を検出する負
荷検出手段として機能する。そこで、前記制御装置H
は、前記エンジン回転数検出センサS4の情報に基づい
て、前記エンジンEの負荷が適正負荷状態となるよう
に、つまり、エンジンEの回転数が適正回転数に維持さ
れるように前記車速変速装置19を変速制御するように
構成されている。
【0030】前記制御装置Hを利用して、前記縦搬送装
置8の搬送負荷を検出する搬送負荷検出手段101が構
成されている。そして、この搬送負荷検出手段101
は、前記刈取回転数検出センサSによって検出された縦
搬送装置8の搬送速度(実際には後述の刈取回転数α)
と設定された適正速度(実際には後述の適正回転数β)
との差に基づいて、前記搬送負荷を判別するように構成
され、さらに、前記搬送負荷手段101は、前記エンジ
ン回転数センサS4及び速度センサS1の情報に基づい
て、前記適正速度(適正回転数β)を算出するように構
成されている。
【0031】前記搬送負荷手段101の前記適正速度の
算出について説明する。エンジン回転数センサS4にて
検出されるエンジン回転数と、速度センサS1にて検出
される車速変速装置19の出力軸の回転数とから、車速
変速装置19の変速比を求める。そして、前述のよう
に、前記縦搬送装置8が車速変速装置19の出力にて駆
動されているので、上記求めた変速比の情報から縦搬送
装置8の駆動軸が回転すべき適正回転数β即ち縦搬送装
置8の適正速度が定まることになる。
【0032】又、前記制御装置Hを利用して、前記搬送
負荷検出手段101の情報に基づいて、前記縦搬送装置
8の搬送負荷が適正負荷より増加した場合に車速を減速
させる制御手段100が構成されている。具体的には、
現在車速より一定車速量減速する。そして、制御手段1
00は、前記縦搬送装置8の搬送負荷が前記適正負荷よ
り増加した場合に、前記警報装置25を作動させるよう
に構成されている。
【0033】尚、詳述はしないが、前記制御装置Hは、
前記フィードチェーンセンサS6及び稈厚センサS8に
よる脱穀穀稈搬送量の情報に基づいて、脱穀穀稈搬送量
が大なるほど扱胴24の回転数が大となるように第1変
速装置20を作動させ、且つ、脱穀穀稈搬送量が大なる
ほど前記フィードチェーン15の搬送速度が大となるよ
うに第2変速装置21を作動させるように構成されてい
る。
【0034】次に、図5に示すフローチャートに基づい
て、前記制御装置Hによる車速制御について説明する。
尚、この制御は、所定時間毎の割り込み処理によって実
行される。先ず、前記株元センサS0及び脱穀スイッチ
S3がON状態で、且つ、車速が0.1m/s以上であ
る起動条件が成立しているかどうかを調べ、この条件が
成立していなければ制御は行わない。起動条件が成立し
ていれば、前述のエンジン負荷に基づく車速制御処理を
行う。ここで、上記車速が0.1m/sであるときのエ
ンジン回転数をエンジンEの適正回転数として記憶す
る。
【0035】次に、刈取回転数αを検出し、この刈取回
転数αと、エンジン回転数と車速から求めた適正回転数
βとを比較する。そして、その差(β−α)が小さい値
に設定された許容値γを越えていれば、前記縦搬送装置
8の搬送負荷が適正負荷より増加していると判断して、
車速を一定量減速させるとともに、警報装置25を作動
させて作業者に警報する。一方、上記差(β−α)が許
容値γ以下であれば、前記縦搬送装置8の搬送負荷が適
正負荷より増加していないと判断して、そのまま処理を
終了する。
【0036】〔別実施例〕上記実施例では、制御装置H
が、エンジンEの負荷を適正負荷状態に維持するよう
に、エンジン負荷に応じて自動的に車速制御するものを
示したが、これに限らず、作業者が変速レバー等を操作
して手動変速するものでもよい。
【0037】上記実施例では、搬送負荷手段101が、
穀稈搬送装置8の搬送速度と設定された適正速度との差
に基づいて搬送負荷を判別するものを示したが、搬送速
度ではなく、例えば、穀稈搬送装置8の回転駆動軸の駆
動トルクを検出し、この検出トルクと設定された適正ト
ルクとの差に基づいて搬送負荷を判別するようにするこ
ともできる。
【0038】上記実施例では、穀稈搬送装置8が車速変
速装置19にて駆動されるように構成するとともに、搬
送負荷手段101が、前記エンジンEの回転数を検出す
る回転数検出手段S4及び車速検出手段S1の情報に基
づいて、前記適正速度を算出するものを示したが、これ
以外に、車速検出手段S1の情報にのみ基づいて前記適
正速度を算出するようにし、制御の簡素化を図ることも
できる。尚、上記実施例では、車速検出手段S1を、車
速変速装置19からミッションケース18への入力回転
数を検出する速度センサS1にて構成するものを示した
が、これに限らず、例えば、車速変速装置19に設けら
れた変装操作用のアームの回転位置を検出するボリュー
ム等で構成してもよい。
【0039】上記実施例では、制御手段100が、穀稈
搬送装置8の搬送負荷が適正負荷より増加した場合に車
速を一定量減速させるものを示したが、一定量減速させ
るのではなく、所定の低速車速になるまで減速させるよ
うにしてもよい。
【0040】次に、前記車速検出用の速度センサS1の
故障を検出する構成について例示する。図6に示すよう
に、エンジン回転数が最小回転数rmin 以上で、脱穀ス
イッチS3がON状態で、且つ、刈取作業を検出するセ
ンサがONしている(例えば、前記刈取回転数検出セン
サS7が回転している)ときに、速度センサS1の検出
車速が零(0m/s)であれば、速度センサS1が故障
していると判断し、検出車速が零でなければ速度センサ
S1は故障していないと判断する。
【0041】次に、前記株元センサS0の故障を検出す
る構成について例示する。図7に示すように、車速が零
(0m/s)でなく、脱穀スイッチS3がON状態で、
且つ、前記一対の穂先センサSa,Sbのいずれかが穀
稈有りを検出しているとき、つまり、刈取作業中である
ときに、株元センサS0がOFF状態であれば株元セン
サS0が故障していると判断し、株元センサS0がON
状態であれば株元センサS0は故障していないと判断す
る。
【0042】次に、前記制御装置Hで駆動されるアクチ
ュエータ系の故障を検出する構成について、前記脱穀装
置2における扱深さを変更調節すべく、前記縦搬送装置
8を終端部側の横軸芯P周りに上下揺動させるためのア
クチュエータである電動モータM(直流モータ)の駆動
部を例に説明する。図8に示すように、2組のリレーR
Y1,RY2が夫々制御装置Hの出力端子i,jによっ
て駆動され、各リレーRY1,RY2の共通端子が抵抗
を介して電動モータMの駆動端子に接続されている。そ
して、2組のリレーRY1,RY2の一方を作動、他方
を非作動とすることにより、電動モータMに流れる電流
の方向を変えてモータを正回転又は逆回転できるように
なっている。尚、2組のリレーRY1,RY2を共に作
動、又は非作動とした場合には、モータMに電流が流れ
ないので、モータは回転しない。ここで、図に示すよう
に、2組のリレーRY1,RY2の共通端子の一方に電
源電圧を供給するための手動式の切換スイッチSWと、
電動モータMの回転動作に連動して移動する接点cを備
え且つその接点cが制御装置Hの入力端子kに接続され
たボリュームVRを設ける。
【0043】上記構成において、制御装置Hによって扱
深さ調節作動させたときに、ボリュームVRの電圧が変
化しない場合は、制御装置Hの出力端子i,jから電動
モータMまでの故障、又は、ボリュームVR自体の故障
が考えられる。この時、切換スイッチSWを操作してボ
リュームVRの電圧が変化したら、リレーRY1,RY
2の故障か、あるいは制御装置Hの出力端子i,jとリ
レーRY1,RY2間及びリレーRY1,RY2と切換
スイッチSW間のハーネスの故障と判断される。又、切
換スイッチSWを操作してボリュームVRの電圧が変化
しないときは、電動モータMの故障か、電動モータMと
切換スイッチSW間のハーネスの故障か、ボリュームV
R自体の故障と判断される。そして、上記判断結果に従
って、特定された故障箇所を調べることになる。
【0044】上記実施例では、本発明を自脱型のコンバ
インに適用したものを例示したが、全稈投入式コンバイ
ンにも適用できる。
【0045】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】コンバインの側面図
【図3】コンバインの脱穀装置の側面図
【図4】コンバインの動力系統図
【図5】制御作動のフローチャート
【図6】車速検出手段の故障検出のフローチャート
【図7】株元センサの故障検出のフローチャート
【図8】アクチュエータの故障検出の構成図
【符号の説明】
2 脱穀装置 8 穀稈搬送装置 101 搬送負荷検出手段 100 制御手段 S7 搬送速度検出手段 E エンジン 19 車速変速装置 S4 回転数検出手段 S1 車速検出手段 25 警報手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 珠喜 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 川根 勝 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 西山 康則 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取穀稈を脱穀装置(2)に向けて搬
    送する穀稈搬送装置(8)の搬送負荷を検出する搬送負
    荷検出手段(101)が設けられ、 前記搬送負荷検出手段(101)の情報に基づいて、前
    記穀稈搬送装置(8)の搬送負荷が適正負荷より増加し
    た場合に、車速を減速させる制御手段(100)が設け
    られているコンバインの車速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記穀稈搬送装置(8)の搬送速度を検
    出する搬送速度検出手段(S7)が設けられ、 前記搬送負荷手段(101)は、前記搬送速度検出手段
    (S7)によって検出された搬送速度と設定された適正
    速度との差に基づいて、前記搬送負荷を判別するように
    構成されている請求項1記載のコンバインの車速制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記穀稈搬送装置(8)が、エンジン
    (E)に連動連結された車速変速装置(19)の出力に
    て駆動されるように構成され、 前記搬送負荷手段(101)は、前記エンジン(E)の
    回転数を検出する回転数検出手段(S4)及び車速を検
    出する車速検出手段(S1)の情報、又は、前記車速検
    出手段(S1)の情報に基づいて、前記適正速度を算出
    するように構成されている請求項2記載のコンバインの
    車速制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段(100)は、前記穀稈搬
    送装置(8)の搬送負荷が前記適正負荷より増加した場
    合に、警報手段(25)を作動させるように構成されて
    いる請求項1、2又は3記載のコンバインの車速制御装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009261296A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン
JP2010187549A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2016067244A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 株式会社Ihiスター 農作業機、農作業機をけん引または装着する走行車、および、農作業車両システム

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