JP2000218181A - 穀粒処理装置 - Google Patents

穀粒処理装置

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JP2000218181A
JP2000218181A JP11018915A JP1891599A JP2000218181A JP 2000218181 A JP2000218181 A JP 2000218181A JP 11018915 A JP11018915 A JP 11018915A JP 1891599 A JP1891599 A JP 1891599A JP 2000218181 A JP2000218181 A JP 2000218181A
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Japan
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container
rice
bran
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separation
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JP11018915A
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Inventor
Toshiyuki Yoshida
敏之 吉田
Tatsuo Machida
達男 町田
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Toshiba Tec Corp
Original Assignee
Toshiba Tec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】精米状況を容易に知ることができる精米機を得
ることにある。 【解決手段】回転軸27を回転させる駆動機構10が内蔵さ
れた装置本体1と、この装置本体1に取付けられかつ上
端が開口された容器21と、この容器21の上端開口を開閉
する蓋51と、多数の分離孔35,36を有するとともに、容
器21の内面との間に糠室Cを形成して容器21内に出し入
れ可能に収容される分離かご31と、回転軸27に着脱可能
に取付けられて分離かご31内で回転されるかき回し具41
とを具備し、かき回し具41で分離かご31内の玄米をかき
回して精米をする精米機を前提とする。容器21全体を透
明材で形成して糠室Cに分離される糠量を透視可能とす
るとともに、蓋51全体を透明材で形成して分離かご31内
の米の精白度を透視可能としたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄米、白米、麦、
蕎麦等の穀粒の糠(胚芽や糠層及びでん粉層のうち穀粒
から剥離したもの、又は種皮等の混ざった微紛物等であ
って、以下「糠」と略称する。)を乾式構造によって取
り去る家庭用精米機等の穀粒処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用精米機の中には、回転軸を回転さ
せる駆動機構が内蔵された装置本体と、この装置本体に
一体的に設けられかつ上端が開口された容器と、多数の
分離孔を有するとともに、前記容器の内面との間に糠室
を形成して前記容器内に出し入れ可能に収容される分離
かごと、前記容器内の中央部に配設される前記回転軸に
着脱可能に取付けられて前記分離かご内で回転されるか
き回し具と、を具備したものが提供されている。この精
米機によれば、分離かご内に収容した玄米をかき回し具
の回転により分離かご内でかき回し、それに伴って米同
士を擦り合わせながら玄米から生じる糠を分離かごの分
離孔に通して前記糠室に分離し、玄米を精米できる。こ
の精米機において精米時間は、装置本体の外面や取扱い
説明書に記載された玄米量と精米時間との関係を示した
精白度表にしたがって押し釦の操作により設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同じ精米時
間でも、精米される玄米の生産地、種類、保存期間、乾
燥度等の諸条件によって糠量及び精白度にはばらつきが
あり、一方、前記精白度表はあくまで目安を示している
に過ぎない。そのため、前記表にのみ依存して精米時間
を指定するだけでは、使用者の好みに応じた適正な精米
を期待することは難しく、そして、従来の精米機は糠の
溜り具合などの精米状況を容易に知ることができない構
成であるので、前記ばらつきに応じた精米の微調節をす
ることが難しいという問題がある。
【0004】又、既述のように従来の精米機は糠の溜り
具合などを知ることができないため、販売店において精
米機のデモンストレーションを行う場合に、精米状況を
適確に視認させることができないという問題がある。
【0005】本発明が解決しようとする課題は、精米等
の精穀状況を適確に知ることができる穀粒処理装置を得
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転軸を回転
させる駆動機構が内蔵された装置本体と、この装置本体
に一体的に設けられ又は前記装置本体とは別体であって
この装置本体に着脱可能に取付けられかつ上端が開口さ
れた容器と、この容器の上端開口を開閉する蓋と、多数
の分離孔を有するとともに、前記容器の内面との間に糠
室を形成して前記容器内に出し入れ可能に収容される分
離かごと、前記容器内の中央部に配設される前記回転軸
に着脱可能に取付けられて前記分離かご内で回転される
かき回し具とを具備して、前記分離かご内に収容された
穀粒をかき回して前記穀粒から前記糠室に糠を分離する
穀粒処理装置を前提とする。
【0007】この穀粒処理装置において、分離かごは容
器内にセットされて、この分離かごと容器との間には糠
室が形成され、又、セットされた分離かごの中央部に位
置された回転軸にはかき回し具が取付けられる。そし
て、容器が装置本体と一体的である場合には、分離かご
内に玄米等の穀粒を適当量投入し容器を蓋で閉じてか
ら、装置本体の駆動機構を動作させて使用され、又、容
器が装置本体とは別体である場合には、この容器を装置
本体に取付けるとともに、その前後において分離かご内
に玄米等の穀粒を適当量投入し容器を蓋で閉じてから、
装置本体の駆動機構を動作させて使用される。この使用
においては、駆動機構の動作で分離かごの中央部に配設
された回転軸及びこの軸に取付けられたかき回し具が、
静止状態の分離かご内で回転して、分離かご内に既に投
入された玄米等の穀粒をかき回すので、穀粒の糠が、分
離かごに開けられている多数の分離孔を通過して容器と
分離かごとの間の糠室にその底部側から溜められ、分離
かご内には糠が取り去られた米等の穀粒が残される。
【0008】そして、前記第1の課題を解決するため
に、請求項1の発明は、前記容器の少なくとも一部を前
記糠室の下部を透視可能な透明材で形成するとともに、
前記蓋の少なくとも一部を前記分離かご内を透視可能な
透明材で形成したことを特徴とするものである。
【0009】この請求項1の発明においては、精米等の
精穀中必要に応じて容器の透明材で形成された部分を通
して糠室内を見ることができるから、糠室内に溜められ
つつある糠の量を視認できるとともに、同じく精穀中必
要に応じて蓋の透明材で形成された部分を通して分離か
ご内を見ることができるから、このかご内の穀粒の色、
つまり、精白度を視認できる。特に、分離された糠の溜
り量を視認できるから、精穀量が例えば1合以下のよう
に少ない場合にも、溜められた糠量から推測して、3分
づき、5分づき、7分づき等の分づきの状況等も知るこ
とが可能である。したがって、このような糠量及び精白
度の双方の視認により精穀状況を適確に知ることがで
き、又、それにより穀粒処理装置の販売においてデモン
ストレーションを行う場合にも、精穀状況を適確に視認
させることができる。
【0010】又、同様の課題を解決するために、請求項
2の発明は、容器全体及び前記蓋全体を透明材で形成し
たことを特徴とするものである。
【0011】この請求項2の発明においては、精米等の
精穀中必要に応じて透明材で形成された容器の任意部分
を通して、糠室内に溜められつつある糠の量を視認でき
るとともに、同じく精穀中必要に応じて透明材で形成さ
れた蓋の分離かご内に対向する部分を通して、分離かご
内の穀粒の色、つまり、精白度を視認できる。特に、分
離された糠の溜り量を視認できるから、精穀量が例えば
1合以下のように少ない場合にも、溜められた糠量から
推測して、3分づき、5分づき、7分づき等の分づきの
状況等も知ることが可能である。したがって、このよう
な糠量及び精白度の双方の視認により精穀状況を適確に
知ることができ、又、それにより穀粒処理装置の販売に
おいてデモンストレーションを行う場合にも、精穀状況
を適確に視認させることができる。しかも、この発明に
おいては、前記視認に際してその視認位置が限定される
ことがきわめて少なく、特に、糠量の視認については方
向性がないから、より容易に精穀状況を知ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
に係る精米機について図1〜図9を参照して説明する。
この精米機は、装置本体と、これに着脱される穀粒処理
アタッチメントとから形成される。
【0013】図1〜図3中1は合成樹脂製の装置本体で
ある。装置本体1は、ボディケース1aと、ボトムケー
ス1bと、トップカバー1cとを連結して組立てられて
いる。図3に示されるように装置本体1内には金属製の
支持板2が水平な姿勢で配置されている。装置本体1は
台状をなす容器載置部3を有し、この載置部3から外れ
た位置にはトップカバー1cで上方から覆われる駆動モ
ータ4が内蔵され、このモータ4は支持板2に取付けら
れている。
【0014】図3に示されるように支持板2にはこれに
連結された軸受ホルダ6を介して軸受7が取付けられ、
軸受7にはこれを貫通する出力軸8が垂直な姿勢で回転
自在に支持されている。出力軸8の上端部は、上面が開
口された容器載置部3の凹部3a内中央部に突出され、
この上端部には駆動側カップリング9が取付けられてい
る。
【0015】駆動モータ4のモータ軸4aの下端部は支
持板2を下方に貫通しており、このモータ軸4aと出力
軸8とは伝動手段を介して連結されている。装置本体1
に内蔵された駆動モータ4、出力軸8、及び伝動手段は
駆動機構10をなしている。前記伝動手段は、例えばモ
ータ軸4aに固定された駆動プーリ11と、出力軸8の
下端部に固定された減速用従動プーリ12と、これら両
プーリ11、12にわたって巻き掛けられたベルト13
とから形成されている。
【0016】図1及び図2に示されるようにトップカバ
ー1cの上面壁は操作パネルとして用いられており、こ
の壁にはタイマースイッチ14と洗米スイッチ15とが
取付けられている。精米される玄米の量に応じた精米時
間を設定するタイマースイッチ14はダイアル操作され
るものであり、このスイッチ14が操作されたときに出
力軸8は前記駆動機構10を介して例えば2400rpm〜300
0rpmで回転される。タイマスイッチ14を押し釦式では
なくダイアル操作式とした構成によれば、そのタイマ動
作中(つまり、精米中)においてもダイアル操作により
精米時間の増減を任意にできるから、それによる精米の
微調節が容易である点で優れている。洗米スイッチ15
は押圧されている時間に限って駆動モータ4を運転させ
る押し釦式のフラッシュスイッチであって、これを押圧
操作したときには、前記駆動モータ4への通電回路が切
換わって前記出力軸8は前記駆動機構10を介して例え
ば3500rpmで回転される。なお、図1及び図2中16は
玄米の量と精米時間との目安及び白米量と洗米時間との
目安を示したスイッチ設定表であり、この表16にした
がってタイマースイッチ14の目盛り合せがされるとと
もに、洗米スイッチ15の押圧回数が指定されるように
なっている。
【0017】トップカバー1cの上面壁には容器載置部
3側に寄せて中空のスイッチ凸部17が上方へ突出して
一体に形成されて、この凸部17の上端部側面には図2
に示される開口17aが開けられている。スイッチ凸部
17の内部には開口17aに臨んで図示しないスイッチ
連動部材が収容されていて、この連動部材は、開口17
aに挿入される後述のスイッチ操作凸部により押し動か
され、それに伴い装置本体1に内蔵された図示しない常
開の安全スイッチをオンさせるものである。この安全ス
イッチがオンした状態でのみ前記両スイッチ14、15
の操作が有効、つまり、駆動モータ4への通電が実現さ
れるようになっている。なお、図3中18はモータ軸4
aの上端部に連結されたモータ冷却用のファンを示して
いる。
【0018】次に、穀粒処理アタッチメントについて説
明する。このアタッチメントは図4等に示されるように
容器21と、分離かご31と、かき回し具41と、蓋5
1とを備えている。
【0019】すなわち、図1〜図3に示されるように容
器載置部3上には、上面が開口された有底円筒状の容器
21が、その下面に連結された容器台22を前記凹部3
aに着脱可能に嵌合して取付けられている。この容器2
1は全体が透明な合成樹脂や透明ガラス等の透明材料で
形成されており、本実施形態のように透明ガラス製とす
ることは、耐摩耗性に優れるから内外面に傷が付きにく
く、したがって、容器21の内部の透視性能が低下しず
らい点で優れている。容器21は、その周壁21bの外
周面から例えば一体に突設された把手23を有している
とともに、この把手23から180°離れた開口縁に径
方向外側に突出する注ぎ口24を有している。把手23
は例えば側面視コ字状をなしているが、これに限るもの
ではない。図3に示されるように注ぎ口24の先端部下
面は平面で形成されている。
【0020】図3〜図5に示されるように容器21の底
壁21aの中央部には、これを貫通して軸受ホルダ25
が取付けられ、このホルダ25の下端部には容器台22
が連結されている。軸受ホルダ25に内蔵された軸受2
6には、その中央部を上下方向に貫通して回転軸27が
垂直な姿勢で支持されている。回転軸27は容器21の
中央部に配置されており、その下端部には、容器載置部
3への容器21の着脱に伴って前記カップリング9に着
脱自在に噛み合い係合する被動側カップリング28が取
付けられている。回転軸27の軸受26より上側部分は
駆動軸部27aをなしている。
【0021】軸受ホルダ25は容器21内に位置される
ホルダ嵌合部25aを有している。この嵌合部25aは
回転軸27と同心の円形の環状フランジ部からなる。
又、本実施形態では洗米をする関係から容器21は水密
構造となっている。そのために、図5に示されるように
底壁21aと軸受ホルダ25との間に環状の防水パッキ
ング29が挟み込まれているとともに、軸受ホルダ25
の上端部内面と軸受26と回転軸27との間に、回転軸
27が摺接する環状の防水パッキング30が設けられて
いる。
【0022】容器21に出し入れ自在な分離かご31
は、図5、図6等に示されるように上面が開口された金
属製のかご本体32と、合成樹脂製の中心筒体33とか
ら形成されている。なお、かご本体32を合成樹脂製と
する場合には中心筒体33を一体に形成できる。
【0023】かご本体32は、円筒形状のかご周壁32
aの下端にかご底壁32bを一体に設け、かつ、かご周
壁32aの上端開口縁にその周方向に連続しかつ外側に
向けて水平状に張り出す環状の張出しフランジ34を一
体に設けて形成されている。このかご本体32の張出し
フランジ34を除いたかご主部は、容器21よりも小径
であるとともに、容器21の深さよりも短い有底円筒形
状をなしている。外側に水平状に突出する張出しフラン
ジ34は、その外周部34aが容器21の上端開口縁2
1cに上側から引っ掛る大きさに形成されている。この
張出しフランジ34は一部に回り止め部としての蓋係合
凸部34bを有しており、この凸部34bは本実施形態
においては前記注ぎ口24に被さるようになっている。
なお、張出しフランジ34の外周部34aには、その全
周に亘って連続する折り返しが下面側に折り曲げられて
いて、板金のエッジに指が触れないように外周部34a
の端が丸みを帯びた構成となっている。
【0024】図5に代表して示されるように分離かご3
1のかご周壁32aにはその略全域にわたり多数の分離
孔35が開けられているとともに、図6に代表して示さ
れるように分離かご31のかご底壁32bにもその略全
域にわたり多数の分離孔36が開けられている。これら
分離孔35、36はいずれも分離かご31内に収容され
て精白された穀粒例えば白米の通過を妨げる大きさの小
穴からなる。
【0025】図5に示されるように前記中心筒体33は
分離かご31のかご底壁32bの中央部を貫通してかご
底壁32bにリベット37で止められている。中心筒体
33の上下両端はいずれも開放されているが、この筒体
33の高さは、分離かご31内に最大規定容量の玄米を
収容した場合における玄米群が作る上面より上側に突出
される高さに設定されている。それにより、精米時およ
び精米後に分離かご31を傾けて内部の玄米を流出させ
るときにも、米群が作る上面よりも中心筒体33の上部
が上方に突出していて、米が中心筒体33内に入り込ま
ないようにしてある。かご底壁32bの下側に突出した
中心筒体33の下端部は、前記ホルダ嵌合部25aに着
脱可能に嵌合されるかご嵌合部33aとして用いられて
いる。この嵌合部33aの内径Aとホルダ嵌合部25a
の径BとはA≒Bの関係にある。
【0026】図3に示されるように容器21内において
回転軸27には、これに上方から着脱自在に嵌合されて
出力軸8の回転にしたがって回転軸27とともに回転さ
れるるかき回し具41が取付けられている。
【0027】図3、図6、図9に示されるようにかき回
し具41は、合成樹脂の一体成形品からなるかき回し具
本体42と、この本体42に内蔵された合成樹脂製又は
軽金属製の軸係合部材43と、一枚以上例えば一対のブ
レード44とを備えている。
【0028】かき回し具本体42は上端が閉じられると
ともに下端が開口された筒状をなし、その上端壁の中央
部内面から一体に突設された中央筒部42aの下端部に
軸係合部材43が連結されている。この部材43は、回
転軸27の駆動軸部27aに対して軸方向には着脱自在
に嵌合されるとともに、周方向には相対回転しないよう
に係合する(言い換えれば回転軸27と一緒に回転する
ように引っ掛る)ものである。したがって、かき回し具
41は分離かご31の中央部に配置される回転軸27に
取付けられて、この回転軸27と一緒に回転されるもの
であり、この取付け状態では、かき回し具本体42の外
周壁と中央筒部42aとの間の環状空隙45に前記中心
筒体33が入り込んで、かき回し具本体42の内外周壁
と中心筒体33とが接触しないようになっている。
【0029】一対のブレード44は、その長手方向と直
交する断面がコの字形をなすように金属板例えば耐摩耗
性に優れるステンレスの薄板を折り曲げてなる。したが
って、ブレード44は、玄米がない状態でかご周壁32
aと対向する材料押し出し面44aとこの上下に連なっ
た補強用の上下面44b、44cを有しており、材料押
し出し面44aと上下面44b、44cとの境界は、急
峻なエッジではなく丸みを帯びている。材料押し出し面
44aの幅は上下面44b、44cの幅よりも大であ
り、それにより、材料押し出し面44aはブレード44
の中で最大の面積を占めている。そして、各面44a〜
44cのいずれにも表側に突出する小さな凸部が略全域
に渡って形成されている。
【0030】これらのブレード44は、その一端部、つ
まり、かき回し具本体42側に配置される根元部Eを、
かき回し具本体42の外周面下端部から一体に張り出し
て設けられたブレード連結部46に複数のリベット47
により固定されている。この固定により、両ブレード4
4は夫々かき回し具本体42に片持ち支持される。これ
ら一対のブレード44は、図3に示されるように回転軸
27にかき回し具本体42を嵌合して取付けた状態で、
その下面44cがかご底壁32bに接近して設けられ
る。
【0031】かき回し具本体42に連結された一対のブ
レード44は、図6に示されるように分離かご31内に
配置された状態で上方から見て、分離かご31の中央部
からかご周壁32a側に行くほどかご周壁32aの内周
面に次第に近付けられている。言い換えれば、ブレード
44は、その根元部Eからこれとは逆位置の自由端Fに
行くにしたがってかご周壁32aの内周面と材料押し出
し面44aとの間の距離(分離かご31の半径方向に沿
う距離)を次第に狭めるように、例えば、円弧状に形成
されている。
【0032】図1〜図3に示されるように前記容器21
の上端開口にはこれを開閉する蓋51が着脱可能に取付
けられている。透明な合成樹脂からなる蓋51は、略円
形をなして容器21の上端開口縁の外側に嵌合するもの
であって、その外周部には、注ぎ口引掛け部53が一体
に設けられているとともに、この注ぎ口引掛け部53側
に寄せてL字状のスイッチ操作凸部54が一体に突設さ
れている。分離かご31の回り止めとなる注ぎ口引掛け
部53は、図2に示されるように平面視コ字形であっ
て、その中央部は図3に示されるように断面L形の引掛
け部位53aをなしていて、この部位53aの裏側(蓋
51の中央部側)は開放されている。
【0033】蓋51全体は、透明度が高い材料、例えば
合成樹脂の中でもAS(アクリロニトリル・スチレン樹
脂)で形成されているが、これに代えて透明ガラスを用
いることもできる。なお、透明性に優れる前記樹脂材料
はその物理的性質から弾性がきわめて低く、繰り返し弾
性変形する用途に使用される場合には、その弾性変形部
分にクラックを生じる可能性が高く、耐久性が低いた
め、次に述べる把手係合体と一体に蓋51を作る透明材
料としては適さない。
【0034】又、図3、図7、図8に示されるように注
ぎ口引っ掛け部53から180°離れた蓋51の外周部
には把手係合体52が取付けられている。この係合体5
2は、蓋51とは別に成形された弾性に富む材料、たと
えばPOM(ポリアセタール)等の合成樹脂の成形品で
あって、これは、耐久性のある弾性を発揮する関係から
不透明材料である。把手係合体52は蓋51に一体に形
成された部材取付け部51aに嵌着して取付けられてい
る。この係合体52は前記把手23の上部に着脱可能に
弾性係合する相対向する一対の弾性挟持片52aを有し
ている。以上のように把手係合体52と蓋51とを別に
成形して組立てた蓋装置により、蓋51の透明性と、把
手係合体52の耐久性に優れる弾性とを発揮できるもの
である。
【0035】前記のように把手係合体52が取付けられ
た蓋51を容器21に取付けるには、まず、かき回し具
41及び分離かご31が収容された容器21に対して、
注ぎ口引掛け部53が前下がりとなる斜めの姿勢で、そ
の引掛け部位53aを容器21の注ぎ口24の下面に引
掛けてから、この注ぎ口24を支点として把手係合体5
2側が下がるように押し下げて回動させればよい。それ
により、把手係合体52の弾性挟持片52aの弾性変形
を伴って、その下端部側が把手23の上部側面を通過
し、その通過終了とともに弾性挟持片52aが互いに近
付くように弾性復帰して、蓋51を下方に呼び込む力を
与えながら把手23の上部を弾性的に挟持するものであ
り、こうして容器21及び分離かご31を覆って蓋51
が取付けられる。こうした容器21への蓋51の取付け
によって、容器21の上端開口縁21cと蓋51の周部
内面との間に前記張出しフランジ34が挟まれる。又、
以上の取付け手順の逆に、把手係合体52を押上げて把
手23から外した後、注ぎ口引掛け部53を注ぎ口24
から外すことにより、蓋51を容器21から取外すこと
ができる。
【0036】なお、図1〜図3、図7、図8において、
符号55は蓋51に一体成形されて把手係合体52の上
側近傍に張出したカバー凸部であり、把手23を握った
片手の親指で押上げるのに適する位置に設けられてい
る。又、精米に伴って生じる熱を外部に放出して、精白
された米の温度を下げて白米が乾燥し過ぎないようにす
るために、蓋51にはその周部を除く全域にわたって米
が通過できない程度の小さな多数の通気孔56が開けら
れている。更に、回転軸27にかき回し具41が正しく
取付けられていない場合に、このかき回し具41の上面
に当って蓋51の取付けを妨げ、それにより、かき回し
具41を適正にセットさせることを余儀なくさせるため
に、蓋51の中心部裏面には下向きのストッパ突起57
が一体に突設されている。更に、蓋51の周部内面には
環状をなすリブ58が設けられ、その先端は前記張出し
フランジ34の根元部上面に米の大きさ以下の隙間を設
けて近接されており、それによって、張出しフランジ3
4の上面に米がたまらないようにしている。
【0037】次に、精穀例えば玄米を精米する場合を説
明する。まず、装置本体1に載置された状態、又は装置
本体1から外れた状態の穀粒処理アタッチメントの容器
21内に、その上端の開口を通して分離かご31を、こ
のかご31の張出しフランジ34が容器21の上端開口
縁21cに上方から引っ掛るまで収容する。それによ
り、分離かご31のかご本体32が容器21内に吊持さ
れた状態に収容される。
【0038】この収容にあたり、張出しフランジ34の
蓋係合凸部34bが容器21の注ぎ口24に覆い被さる
ように、分離かご31は容器21に対して位置合せされ
る(図6参照)。また、前記収容に際して、分離かご3
1が有する中心筒体33のかご嵌合部33aが、容器2
1側のホルダ嵌合部25aの外周に嵌合されるから、こ
れらの嵌合により容器21に対する分離かご31の径方
向の芯出しがなされるとともに、中心筒体33内にはホ
ルダ嵌合部25aを有した軸受ホルダ25を軸方向に貫
通した回転軸27の駆動軸部27a側が挿入される。
【0039】こうした分離かご31の収容状態は図5に
示される。この収容状態において、かご本体32のかご
周壁32aが容器21の周壁21bの内周面から離れて
配置されるとともに、かご本体32のかご底壁32bも
容器21の底壁21aの内面から離れて配置されるか
ら、かご本体32と容器21との間には、かご本体32
側方及び下方にわたって連続するとともに前記各分離孔
35、36を通してかご本体32内に連通する空隙、つ
まり、玄米から分離された糠を溜めるための糠室Cが形
成される。そして、この糠室Cの上端開口は容器21の
上端開口縁21cに引掛けられた分離かご31の張出し
フランジ34によって閉じられている。
【0040】次に、分離かご31内にその上端開口を通
してかき回し具41を収容して、その中央筒部42aを
回転軸27の駆動軸部27aに嵌合するとともに、軸係
合部材43を駆動軸部27aに係合して取付ける。こう
して回転軸27にかき回し具41が取付けられた状態は
図6に示される。この取付け状態では、既述のように容
器21に対して分離かご31が芯出しされているので、
回転軸27に取付けられたかき回し具41のブレード4
4が分離かご31のかご周壁32aに干渉することがな
い。
【0041】この後、所望量の玄米を分離かご31内に
収容してから、容器21の上端開口にその把手23及び
注ぎ口24を利用して蓋51を既述の取付け手順により
被着して、この蓋51を容器21の上端部に取付けて分
離かご31の上端開口をカバーするとともに、このかご
31の張出しフランジ34を前記上端開口縁21cと蓋
51の周部との間に挟み込んで分離かご31を上下方向
に動かないように保持する。又、張出しフランジ34の
蓋係合凸部34bで覆われた容器21の注ぎ口24に
は、蓋51の注ぎ口引掛け部53が引掛けられて、この
引掛け部53の引掛け部位53aの両側に連なる部分
が、蓋係合凸部34bの根元部分D(図6参照)にその
幅方向両側から当るように位置されるので、これらの係
合によって分離かご31は周方向に回り止めされる。し
たがって、後述の精米時において分離かご31が不用意
に動揺することを防止できる。なお、以上のようにして
組立てられた穀類処理アタッチメントの状態は図3に示
されている。
【0042】次に、このアタッチメントを、装置本体1
に取付ける。この場合、予め装置本体1の容器載置部3
に容器21が載置してある場合にも、又、装置本体1か
ら外れた状態で前記アタッチメントを組立てた場合で
も、はじめは、図1及び図3に示されるように容器21
の把手23が装置本体1のトップカバー1cとは逆側に
位置する姿勢で容器載置部3に載せた後に、図1中矢印
方向、つまり、把手23がトップカバー1c側に寄せら
れるように前記アタッチメント全体を回動させることに
より、装置本体1への取付けが行われる。この取付け完
了の状態は図2に示されている。この取付け状態では、
図3に示されるように駆動側カップリング9と被動側カ
ップリング28とが互いに噛み合わされて、装置本体1
側からかき回し具41への動力伝達が可能な状態に接続
されるとともに、前記凹部3aの内周面と前記容器台2
2の外周面との図示しない引っ掛りにより、容器21が
容器載置部3の上方へ抜け出すことが防止されている。
又、蓋51のスイッチ操作凸部54が、図2に示される
ように装置本体1のスイッチ凸部17の開口17aに入
り込んで、図示しない安全スイッチがオン状態に保持さ
れる。
【0043】そして、以上のセット完了後に、分離かご
31内に投入された玄米の量に応じて精米スイッチ、つ
まり、タイマースイッチ14のタイマ時間を設定するこ
とにより、以下のような乾式構造による糠の分離、つま
り、精米(精穀)ないしは研米(研穀)が実施される。
【0044】すなわち、装置本体1内の駆動機構10が
動作され、その出力軸8の回転がカップリング9、28
を介して回転軸27に伝達されて、この軸27とともに
かき回し具41が分離かご31内で回転される。図6中
矢印は回転方向を示す。そのため、このかき回し具41
の一対のブレード44の材料押し出し面44aによっ
て、分離かご31内の米は回転力を受けながらかご周壁
32aに向けて押出される。こうした分離かご31内で
のかき回し具41の高速回転によって、分離かご31内
の玄米がかき回されるから、この米の回転運動による遠
心力の働きに伴い、分離かご31内の玄米はそれが通過
不能な多数の分離孔35が開けられているかご周壁32
aの内周面に押付けられながら回転する。
【0045】この場合、ブレード44が、かき回し具4
1の中央部から外周部に行くほど分離かご31のかご周
壁32aの内周面に次第に近づくように回転方向に対し
て後退する形状例えば円弧状をなしているから、ブレー
ド44における材料押し出し面44aの円弧状外面に沿
って容易に米が逃げ動くことを許すことができる。その
ため、分離かご31のかご周壁32aと対向するブレー
ド44の材料押し出し面44aに米が当接する際の衝撃
力を和らげて米の破損を少なくしつつ、ブレード44に
よって米をかご周壁32aの内周面に向けて円滑に押出
して、それにより、米をかご周壁32aの内周面に押付
けながら米を分離かご31内でかき回すことができる。
【0046】前記のようにかき回し具41の回転に伴っ
て高速で回転される米は、遠心力の作用によって静止状
態の分離かご31のかご周壁32aの内周面に押付けら
れながら回転しつつ、かご周壁32aの内周面の上部側
に向けて移動した後、重力によって分離かご31の中央
部側においてかご底壁32b方向に移動されるから、分
離かご31内の米は上下方向に対流(図3中矢印で示
す)しながらまんべんなくかき回される。
【0047】こうしたかき回しに伴う玄米同士の擦れ合
い、及び玄米と分離かご31及びかき回し具41との擦
れ合いにより、はじめに玄米の糠層が取除かれる精米が
行われ、この後に引続いて精白された米(白米)に対す
る前記糠取り(研米)が行われる。同時に、生成された
糠に対する遠心分離作用が、かご周壁32aに設けられ
た各分離孔35において働き、糠は分離孔35を通過し
てかご周壁32aと容器21との間の糠室C部分に至
り、この部分から容器21の底部の糠室C部分に溜めら
れる。同様に、ブレード44でかご底壁32bに沿って
押し動かされる玄米についても、かご底壁32bに設け
られた米の通過を妨げる多数の分離孔36において糠を
米から分離でき、これら分離孔36を通って分離された
糠は容器21の底部の糠室C部分に溜められる。そし
て、このような米糠の分離に伴って、分離かご31内に
は糠が取り去られた米が残される。この場合、玄米とブ
レード44の各面44a〜44cとの擦れ合いにおいて
は、各面44a〜44cに設けた小凸部によって玄米の
表皮層を効率よく擦ることができるので、精米に要する
時間、ひいては精米から研米が完了するまでの穀粒の乾
式処理時間を短くできる。
【0048】そして、以上の精米処理中においては必要
により精米状況を知ることができる。すなわち、糠が溜
められる容器21は全体が透明ガラスで作られているの
で、この容器21の任意部分を通して、糠室C内に溜め
られつつある糠の量を視認することができるとともに、
同様に分離かご31の上面開口と対向している蓋51は
全体が透明合成樹脂で作られているので、この蓋51の
分離かご31内に対向する部分を通して、分離かご31
内の米の色、つまり、精白度を視認できる。しかも、前
記のように分離された糠の溜り量を視認できるから、精
米量が例えば1合以下のように少ない場合にも、溜めら
れた糠量から推測して、3分づき、5分づき、7分づき
等の分づきの状況等も知ることができる。この場合、容
器21の内面又は外面に例えば前記分づきに対応した糠
量目印を設けておいて、より容易に分づき状況等の把握
ができるようにしてもよい。又。本実施形態において
は、前記視認に際してその視認位置が限定されることが
きわめて少なく、特に、糠量の視認については方向性が
ないので、視認性に優れている。
【0049】こうした糠量及び精白度の双方の視認によ
り使用者は精米状況を適確に知ることができる。こうし
た精米状況の把握により、精米される玄米の生産地、種
類、保存期間、乾燥度等の諸条件による糠量及び精白度
のばらつきに対する精米処理時間を使用者において判断
し、必要により精米用のタイマースイッチ14をダイヤ
ル操作して、精米時間を微調節することができる。
【0050】しかも、前記のように糠量及び精白度の双
方を視認できるので、この精米機の販売において販売店
でデモンストレーションを行う場合にも、購入予定者に
精穀状況を適確に視認させることができるから、デモン
ストレーション効果を向上できる。
【0051】又、精米ないしは研米されて分離かご31
内に残された米び糠室C内の糠の取出しは次の手順で行
なえばよい。まず、容器21の上端部から蓋51を既述
の手順で取外した状態において、容器21から分離かご
31を上方に取外し、次に、このかご31内のかき回し
具41を取外してから、分離かご31を逆さにするなど
の操作を、容器21及び装置本体1に制約されることな
く、これらとは無関係な状態で容易に行なうことがで
き、それによって、分離かご31内の白米を取出すこと
ができる。
【0052】前記のように容器21からの分離かご31
の取出しは、分離かご31内にかき回し具41が収容さ
れた状態で行われ、したがって、このかき回し具41に
より分離かご31の中心筒体33が覆われているので、
米が多量であっても前記筒部33を通って分離かご31
内の米が漏れ出すことはない。又、容器21内に溜めら
れた糠は、以上の分離かご31の取外しに伴い、この分
離かご31に邪魔されることなく容器21内から容易に
取出すことができる。しかも、本実施形態では、容器2
1を装置本体1から外せるので、装置本体1に制約され
ることなく容器21を単独の状態で流しに運んで糠の取
出し及び容器21内の掃除等を容易に行なうことができ
る。
【0053】その上、本実施形態の精米機においては、
糠の除去を伴う精米後に既述の糠の取出しを経てから洗
米(洗穀)を行なうことができる。この洗米は、容器2
1外に取外された分離かご31内の白米を軽く水で濡ら
して水切りをした後、再び分離かご31を容器21内に
セットするとともに、既述の組立手順で穀粒処理アタッ
チメントを組立てて装置本体1にセットして行われる。
この場合の運転においては、タイマースイッチ14は使
用されず、分離かご31内の白米量に応じて洗米スイッ
チ15を数回瞬間的に押して駆動モータ4が断続運転さ
れる。それにより、かき回し具41が白米を削り過ぎる
ことなくかき回して、洗米が行われる。そして、この後
には、既述の取外し手順にしたがって、白米ごと分離か
ご31を取出して、流しにおいて分離かご31を水に浸
した状態で、分離かご31内からかき回し具41を取外
して、軽く白米を濯ぎ洗いすることにより洗米作業が完
了する。
【0054】既述のような米の処理によれば、精米ない
しは研米において糠が米から分離されるので、前記精米
機を用いた洗米作業によらずに手作業で洗米をする場合
にも、又、前記精米機を用いた洗米作業をする場合に
も、濯ぎ水に含まれる糠量が極めて少ないので、洗米に
おいて溶けた糠を含んだ水を米が吸込んで米が糠臭くな
ることを抑制できる。したがって、この後における炊飯
により米をおいしく炊くことができる。
【0055】なお、本発明は前記実施の形態には制約さ
れない。例えば、前記実施形態では容器及び蓋の夫々全
体を透明材料で形成したが、これに代えて一部だけを透
明材料製とし、それ以外の部分を不透明材料製としても
よい。この場合に、容器については、糠室の下部を透視
可能とするために容器下部だけを透明材で形成してもよ
く、又、糠室の下部から上部にわたる範囲を透視可能と
するために容器の周壁の下端から上端部にわたって上下
方向又は斜め方向に延びる透明材を設けて実施すること
ができる。又、蓋については、分離かご内を透視可能と
するために、分離かごの上端開口と対向する部分全体又
はそのうちの一部だけ透明材を設けて実施することがで
きる。
【0056】又、既存又は駆動モータの回転数を調理用
と精米用とに切換え得るスイッチを有する新たなフード
プロセッサに、前記構成の穀粒処理アタッチメントを取
付けても、既述の精米及び糠取りができるので、このよ
うにする場合にはフードプロセッサの汎用性を高めるこ
とができる。又、本発明は、精米だけに適用されるもの
ではなく、米以外の穀粒に対して精米と同様の処理を行
なう精穀ないしは研穀を実施することが可能である。
【0057】更に、本発明は以下のものにも適用でき
る。すなわち、装置本体の容器載置部に着脱自在に載置
される容器の上側に、装置本体の駆動機構によって回転
されるとともに上下動可能な回転軸を下向きに設けて、
この軸にかき回し具を連結し、容器内に出し入れ自在に
収容された分離かごに、その上方から回転軸及びかき回
し具を挿入するとともに、容器と装置本体を連結し、こ
の状態で駆動機構を動作させることにより、玄米等の精
穀と糠の除去とを同時に行なう穀粒処理装置にも適用で
きる。この場合には、容器には回転軸を設ける必要がな
いとともに、分離かごの底壁にも回転軸が通る構造を要
しないものである。
【0058】又、本発明において、容器は前記実施形態
のように装置本体とは別体ではなく、装置本体から取外
せないように一体的に設けられていてもよい。又、本発
明においてかき回し具は、分離かご内において穀粒を上
下方向に対流させる等によりかき回すことができればよ
いものであって、ブレードは必ずしも必要とするもので
はない。又、本発明においては前記実施形態で採用した
洗米スイッチを省略してもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0060】請求項1及び2に記載の発明に係る穀粒処
理装置によれば、精米等の精穀中必要に応じて糠室内に
溜められつつある糠の量及び分離かご内の穀粒の精白度
の双方を視認可能であるから、精穀状況を適確に知るこ
とができるという効果があり、したがって、精穀処理時
間を微調節の判断材料を提供できる点で有用であるとと
もに、穀粒処理装置の販売においてデモンストレーショ
ンを行う場合にも、精穀状況を適確に視認させてデモン
ストレーション効果を向上できる点でも有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る精米機全体を
示す斜視図。
【図2】図1に示された精米機の平面図。
【図3】図1に示された精米機の断面図。
【図4】図1に示された精米機の穀粒処理アタッチメン
トを分解して示す断面図。
【図5】図4に示された穀粒処理アタッチメントが備え
る容器に分離かごを収容した状態の断面図。
【図6】図4に示された穀粒処理アタッチメントが備え
る容器に分離かご及びかき回し具を収容した状態の平面
図。
【図7】図4に示された穀粒処理アタッチメントが備え
る蓋を裏返して示す斜視図。
【図8】図4に示された穀粒処理アタッチメントが備え
る容器と蓋との結合状態を示す図。
【図9】(A)は図4に示された穀粒処理アタッチメン
トが備えるかき回し具を示す斜視図。(B)は図9
(A)に示されたかき回し具の下面図。
【符号の説明】
1…装置本体、 10…駆動機構、 21…容器、 27…回転軸、 31…分離かご、 35、36…分離孔、 41…かき回し具、 51…蓋、 C…糠室。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸を回転させる駆動機構が内蔵された
    装置本体と、この装置本体に一体的に設けられ又は前記
    装置本体とは別体であってこの装置本体に着脱可能に取
    付けられかつ上端が開口された容器と、この容器の上端
    開口を開閉する蓋と、多数の分離孔を有するとともに、
    前記容器の内面との間に糠室を形成して前記容器内に出
    し入れ可能に収容される分離かごと、前記容器内の中央
    部に配設される前記回転軸に着脱可能に取付けられて前
    記分離かご内で回転されるかき回し具とを具備して、前
    記分離かご内に収容された穀粒をかき回して前記穀粒か
    ら前記糠室に糠を分離する穀粒処理装置において、 前記容器の少なくとも一部を前記糠室の下部を透視可能
    な透明材で形成するとともに、前記蓋の少なくとも一部
    を前記分離かご内を透視可能な透明材で形成したことを
    特徴とする穀粒処理装置。
  2. 【請求項2】回転軸を回転させる駆動機構が内蔵された
    装置本体と、この装置本体に一体的に設けられ又は前記
    装置本体とは別体であってこの装置本体に着脱可能に取
    付けられかつ上端が開口された容器と、この容器の上端
    開口を開閉する蓋と、多数の分離孔を有するとともに、
    前記容器の内面との間に糠室を形成して前記容器内に出
    し入れ可能に収容される分離かごと、前記容器内の中央
    部に配設される前記回転軸に着脱可能に取付けられて前
    記分離かご内で回転されるかき回し具とを具備して、前
    記分離かご内に収容された穀粒をかき回して前記穀粒か
    ら前記糠室に糠を分離する穀粒処理装置において、 前記容器全体及び前記蓋全体を透明材で形成したことを
    特徴とする穀粒処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016107180A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 株式会社サタケ サイクロン及び該サイクロンを備えた精米機
JP2020062583A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 アグリテクノ矢崎株式会社 精米機

Cited By (3)

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