JP2000218310A - ロール冷却装置とこれを備えた圧延設備 - Google Patents
ロール冷却装置とこれを備えた圧延設備Info
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Abstract
を可変にすることが可能なロール冷却装置とこれを備え
た圧延設備を提供する。 【解決手段】 冷却液を圧延ロール表面にロール軸方向
の所定長さにわたり吹き付けるスリット状ノズル11を
有する冷却パット4と、この冷却パット4をノズル11
がロール2の被圧延材1と接する位置近傍の第1位置
と、この第1位置より被圧延材1から離れた第2位置に
設定する冷却パット移動機構5と、を備える。
Description
るロールを冷却するロール冷却装置とこのロール冷却装
置を備えた圧延設備に関する。
の熱から保護し変形を防止するため、被圧延材と接する
ロールの接触部近傍に冷却液を板幅にわたってスリット
状のノズルから噴射して冷却する方法が採用されてい
る。例えば、特開平6−297010号公報にはこのよ
うな冷却装置であって、スリット状のノズルの長さ(ロ
ール軸方向の長さ)を可変としヒートクラウンの正確な
制御を行なう冷却装置が記載されている。また、特開平
9−85313号公報には圧延ロールと間隙を設けて設
置され、スリット状ノズルを有する冷却パットについ
て、ロールとの間隙を調整する装置が記載されている。
の高熱から保護し変形を防止するためには、ノズル位置
がロールの被圧延材と接する位置に極力近くなるように
冷却パットを設定することが望ましい。しかし、圧延ロ
ールに被圧延材の先端を挟み圧延を開始するとき(これ
を通板時と称する)は、被圧延材に近い位置に冷却パッ
トが設置されていると、被圧延材の先端が反っている場
合が多く、冷却パットに当たり破損させることが多い。
このため、従来は通板時に当たらないような位置に冷却
パットを設定するようにしており、通常の圧延時に近づ
ける位置よりも遠い位置に設定していた。このため冷却
液による冷却効果が十分でなかった。冷却効果を十分に
するためには冷却液を多量に噴射する必要があった。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、通板
時と通常の圧延時とで冷却パットの位置を可変にするこ
とが可能なロール冷却装置とこれを備えた圧延設備を提
供することにある。
め、請求項1の発明では、冷却液を圧延ロール表面にロ
ール軸方向の所定長さにわたり吹き付けるスリット状ノ
ズルを有する冷却パットと、この冷却パットを前記ノズ
ルがロールの被圧延材と接する位置近傍の第1位置と、
この第1位置より被圧延材から離れた第2位置に設定す
る冷却パット移動機構と、を備える。
1位置と第2位置に設定できるので、ロールの圧延状態
に応じて冷却パットの位置を圧延状態に適した位置にし
て圧延することができる。
は、圧延ロールに被圧延材の先端部を挟む場合は前記第
2位置に前記冷却パットを設定し、以降のロール作業時
は前記第1位置に前記冷却パットを設定する。
パットを第2位置に設定して被圧延材の先端部が反って
いる場合などでも当たるのを防止できる。被圧延材の先
端部がロールを通過した状態で冷却パットを第1位置に
変更することにより、効率よく圧延ロールを冷却するこ
とができる。
は、前記ノズルが冷却液を吹き付けるロール軸方向の所
定長さを被圧延材の板幅に合わせて可変にするノズル長
さ調整装置が設けられている。
ル長さ調整装置を設けることにより、過不足なくロール
を冷却することができる。また冷却液を無駄なく噴射す
ることができる。
た圧延設備の少なくても1つの圧延機に請求項1記載の
ロール冷却装置を備える。
いので圧延速度の遅い圧延を行なう圧延設備に用いると
効果を発揮する。連続鋳造装置を備えた圧延設備は、長
いスラブを圧延ラインに投入するので、上流側の圧延速
度は遅くなり、請求項1のロール冷却装置をこれらの圧
延機に用いると有効である。
被圧延材を連続して仕上圧延機で圧延する熱間圧延設備
であって、前記圧延機の少なくても1つの圧延機に請求
項1のロール冷却装置を設け、前記冷却パット機構は、
圧延ロールに被圧延材の先端部を挟む場合は前記第2位
置に前記冷却パットを設定し、以降のロール作業時は前
記第1位置に前記冷却パットを設定する。
上圧延機で圧延する熱間圧延設備では、上流側の圧延
機、例えば、粗圧延機と上流側の仕上圧延機などは圧延
速度が低速になる。このため冷却効果の優れた請求項1
のロール冷却装置を設け、圧延ロールに被圧延材の先端
部を挟む場合は第2位置に冷却パットを設定し、以降の
ロール作業時は第1位置に前記冷却パットを設定すると
効率よくロールを冷却することができる。
を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態
のロール冷却装置の構成を示す図で、冷却パット4を被
圧延材1に近い第1位置に設定した状態を示し、図2は
冷却パット4を被圧延材1より遠い第2位置に設定した
状態を示す図である。さらに、図2は被圧延材1の先端
をロール2に挟み圧延を開始する通板時の状態を示し、
図1は通板時以降のロール状態を示す定常時の圧延状態
を示す。ロール冷却装置3は、ロール2の幅(ロール軸
方向の長さ)とほぼ同じ幅のノズル11を先端部に有
し、ノズル11より冷却液を噴射する冷却パット4と、
この冷却パット4を被圧延材1近傍のロール2の表面に
ノズル11が位置するように設定する冷却パット移動機
構5から構成されている。
中央部と一端をピン接合され、他端を固定点で回転自在
に接合された第1シリンダ5aと、冷却パット4のノズ
ル11と反対側の端部で一端をピン接合され、他端を固
定点で回転自在に接合された第2シリンダ5bと、一端
を第2シリンダ5bと同一ピンで接合され、他端を第2
シリンダ5bと角度を有して配置されるような固定点と
回転自在に接合された第3シリンダ5cとから構成され
ている。第1〜第3シリンダ5a〜5cは伸長した状態
で図1に示すようにノズル11が被圧延材1近傍のロー
ル2表面にくる第1位置となり、収縮した状態で図2に
示すように、第1位置よりも被圧延材1から離れ、通板
時に被圧延材1の先端部が反って入ってくる場合でも冷
却パット4と接触及び干渉しない位置(第2位置)にな
るような配置となっている。
は図3のX−X断面図である。冷却パットはロール2の
幅とほぼ同じ幅であり、その内部にほぼ幅一杯にスリッ
ト10が設けられ、その先端がスリット状のノズル11
となっている。スリット10の基端部にはスリット10
とほぼ同じ幅のヘッダ13が設けられ、このヘッダ13
には冷却液供給装置14から冷却液が供給される。図4
において冷却パット4のノズル11下部には水切り12
が設けられ、冷却液がロール2表面の被圧延材1により
加熱される位置に十分に流れるようになっている。
冷却液の幅を被圧延材1の板幅に応じて変化させるマス
ク遮蔽機構15が設けられている。マスク遮蔽機構15
は、角が丸くなった中空長方形状の溝でヘッダ13を挟
んで設けられたマスク案内溝16と、このマスク案内溝
16のコーナーに設けられた外周に歯車のついたプーリ
ー18と、このマスク案内溝16内を移動し内側にプー
リー18と噛み合う歯を有するベルト状のマスク17が
設けられている。なお図3はマスク遮蔽装置15の内部
と外表面を半分づづ示したもので、マスク遮蔽装置15
は冷却パット4の幅中心線に対し対称に構成さている。
マスク案内溝16のノズル11側の溝は、図4に示すよ
うにスリット10と交差するように形成さている。マス
ク17は図3に示すように、マスク案内溝16にプーリ
ー18と噛み合ってU字状に配置される。油圧モータ1
9は駆動力伝達機構20を介して左右のプーリー18を
互いに反対方向に回転する。プーリー18をこのように
回転することによりノズル11の冷却液噴出幅Bを、被
圧延材1の板幅に合わせて調整することができる。冷却
パット4は第1シリンダ5aと取り合う第1ピン21が
長さ方向中央に設けられ、第2および第3シリンタ5
b,5cと取り合う第2ピン22が長さ方向端部に設け
られている。
を駆動しマスク17の位置を被圧延材1の板幅に合わせ
る。次に冷却パット移動機構5の第1〜第3シリンダ5
a〜5cを駆動して、冷却パット4を図2に示す第2位
置に設定する。次に冷却液供給装置14より冷却液を供
給しノズル11より噴射する。この状態で被圧延材1の
先端部をロール2間に挟みロールを開始する。この通板
時経過後、冷却パット移動機構5の第1〜第3シリンダ
5a〜5cを駆動して、図1に示す第1位置に冷却パッ
ト4を設定する。これにより通常時の圧延が行われる。
/分以下)圧延機は、被圧延材による加熱が厳しくなる
ため、本ロール冷却装置3の装備は特に有効である。図
5に示すように連続鋳造機を備えた圧延設備の場合、ス
ラブが長くなるので、上流側の圧延機の圧延速度は低速
になる場合が多い。このため上流側の圧延機には、本発
明のロール冷却装置3を設ける。
延機を備えた圧延設備で、被圧延材1を粗圧延機と仕上
圧延機とで連続して圧延する場合、上流側の圧延機は長
時間連続して低速圧延を行なうので、本発明のロール冷
却装置3を用いると有効である。使用対象として、粗圧
延機と上流側の仕上圧延機に用いると有効である。
をロール2の出側に設けた例を示したが、入側に設けて
もよい。
の位置を被圧延材に近い第1位置と、これより遠く通板
時に被圧延材の先端と当たらない位置となる第2位置に
移動できるので、通常時にはロールの冷却に最も適した
位置に設定し、通板時には被圧延材の先端と干渉しない
位置に設定することができる。本発明のロール冷却装置
は低速圧延を行なう圧延機に有効であり、連続鋳造機を
備えた圧延設備の上流側圧延機や、粗圧延機と仕上圧延
機で連続的に圧延する場合の粗圧延機と上流側の仕上圧
延機等に用いると有効である。なお、本発明の効果をさ
らにきめ細かくするために通板時のトラブルの度合いに
応じた3番目の適切な設定位置を追加しても良い。
に設定した状態を示す図である。
に設定した状態を示す図である。
圧延設備の圧延機に設けた状態を示す図である。
機で連続して圧延する圧延設備の圧延機に設けた状態を
示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 冷却液を圧延ロール表面にロール軸方向
の所定長さにわたり吹き付けるスリット状ノズルを有す
る冷却パットと、この冷却パットを前記ノズルがロール
の被圧延材と接する位置近傍の第1位置と、この第1位
置より被圧延材から離れた第2位置に設定する冷却パッ
ト移動機構と、を備えたことを特徴とするロール冷却装
置。 - 【請求項2】 前記冷却パット機構は、圧延ロールに被
圧延材の先端部を挟む場合は前記第2位置に前記冷却パ
ットを設定し、以降のロール作業時は前記第1位置に前
記冷却パットを設定することを特徴とする請求項1記載
のロール冷却装置。 - 【請求項3】 前記冷却パットには、前記ノズルが冷却
液を吹き付けるロール軸方向の所定長さを被圧延材の板
幅に合わせて可変にするノズル長さ調整装置が設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載のロール冷却装
置。 - 【請求項4】 連続鋳造装置を備えた圧延設備の少なく
ても1つの圧延機に請求項1記載のロール冷却装置を備
えたことを特徴とする圧延設備。 - 【請求項5】 粗圧延機で圧延した被圧延材を連続して
仕上圧延機で圧延する熱間圧延設備であって、前記圧延
機の少なくても1つの圧延機に請求項1のロール冷却装
置を設け、前記冷却パット機構は、圧延ロールに被圧延
材の先端部を挟む場合は前記第2位置に前記冷却パット
を設定し、以降のロール作業時は前記第1位置に前記冷
却パットを設定することを特徴とする圧延設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02344999A JP4206542B2 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | ロール冷却装置とこれを備えた圧延設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02344999A JP4206542B2 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | ロール冷却装置とこれを備えた圧延設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000218310A true JP2000218310A (ja) | 2000-08-08 |
| JP4206542B2 JP4206542B2 (ja) | 2009-01-14 |
Family
ID=12110823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02344999A Expired - Fee Related JP4206542B2 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | ロール冷却装置とこれを備えた圧延設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4206542B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102015219053A1 (de) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | Achenbach Buschhütten GmbH & Co. KG | Verfahren und Vorrichtung zum Kühlen einer in einem Walzgerüst angeordneten Walze |
-
1999
- 1999-02-01 JP JP02344999A patent/JP4206542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102015219053A1 (de) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | Achenbach Buschhütten GmbH & Co. KG | Verfahren und Vorrichtung zum Kühlen einer in einem Walzgerüst angeordneten Walze |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4206542B2 (ja) | 2009-01-14 |
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