JP2000218523A - ラップ治具 - Google Patents
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Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被加工物のラップ加工する面をラップ定盤に
安定して接触させることができ、ラップ加工するための
荷重を安定して加えることができるラップ治具の提供。 【解決手段】 基体12の一面上に、被加工物14が取
り付けられたキャリア15を着脱自在に支持するキャリ
ア支持部20と、ダミー材29を着脱自在に支持すると
ともに該ダミー材29の高さを変更可能な高さ調整機能
付きダミー材支持部30が設けられ、キャリア支持部2
0は上記キャリア15を受けるためのキャリア受部21
と、キャリア15を該キャリア受部21に固定する固定
用手段22a,22bとからなることを特徴とするラッ
プ治具10。
安定して接触させることができ、ラップ加工するための
荷重を安定して加えることができるラップ治具の提供。 【解決手段】 基体12の一面上に、被加工物14が取
り付けられたキャリア15を着脱自在に支持するキャリ
ア支持部20と、ダミー材29を着脱自在に支持すると
ともに該ダミー材29の高さを変更可能な高さ調整機能
付きダミー材支持部30が設けられ、キャリア支持部2
0は上記キャリア15を受けるためのキャリア受部21
と、キャリア15を該キャリア受部21に固定する固定
用手段22a,22bとからなることを特徴とするラッ
プ治具10。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラップ定盤上に載
せられたラップ治具を首振り揺動運動させて、該ラップ
治具に支持された被加工物をラップ定盤に接触状態で首
振り揺動かせることによりラップ加工するラップ装置等
に備えられるラップ治具に係わり、詳しくは、ラップ定
盤上に載せられたとき、被加工物のラップ加工する面を
ラップ定盤に安定して接触させることができ、ラップ加
工するための荷重を安定して加えることができるラップ
治具に関する。
せられたラップ治具を首振り揺動運動させて、該ラップ
治具に支持された被加工物をラップ定盤に接触状態で首
振り揺動かせることによりラップ加工するラップ装置等
に備えられるラップ治具に係わり、詳しくは、ラップ定
盤上に載せられたとき、被加工物のラップ加工する面を
ラップ定盤に安定して接触させることができ、ラップ加
工するための荷重を安定して加えることができるラップ
治具に関する。
【0002】
【従来の技術】被加工物をラップ加工する装置の一種と
して、ラップ定盤上に載せられたラップ治具を回転させ
て、ラップ治具に支持された被加工物をラップ加工する
ラップ装置が知られている。この種のラップ装置に備え
られる従来のラップ治具としては図7に示すような円板
状のラップ治具1が用いられている。このような従来の
ラップ治具1が備えられたラップ装置を用いて被加工物
をラップ加工するには、図7に示すようにワックス等の
接着剤を用いて複数の被加工物2をラップ治具1に貼り
付けたのち、図8に示すようにラップ治具1をこれに貼
り付けられた被加工物2のラップ加工する面がラップ定
盤3の上面3aに接触、押しつけるようにラップ定盤3
上に載せる。ついで、ラップ定盤3の上面3aと被加工
物2のラップ加工する面との間に砥粒を入れ、ラップ定
盤3を一方向に所定の速度で回転させるとともにラップ
治具1に貼り付けた被加工物2のラップ加工する面がラ
ップ定盤3の上面3aに接触状態ですり動くようにラッ
プ治具1を一方向に所定の速度で回転させると、被加工
物2のラップ加工する面が上記砥粒により研磨されてラ
ップ加工面が形成される。なお、図中符号4は、ラップ
治具1を支持するとともにラップ治具1を回転させるモ
ータに接続されたロッドである。
して、ラップ定盤上に載せられたラップ治具を回転させ
て、ラップ治具に支持された被加工物をラップ加工する
ラップ装置が知られている。この種のラップ装置に備え
られる従来のラップ治具としては図7に示すような円板
状のラップ治具1が用いられている。このような従来の
ラップ治具1が備えられたラップ装置を用いて被加工物
をラップ加工するには、図7に示すようにワックス等の
接着剤を用いて複数の被加工物2をラップ治具1に貼り
付けたのち、図8に示すようにラップ治具1をこれに貼
り付けられた被加工物2のラップ加工する面がラップ定
盤3の上面3aに接触、押しつけるようにラップ定盤3
上に載せる。ついで、ラップ定盤3の上面3aと被加工
物2のラップ加工する面との間に砥粒を入れ、ラップ定
盤3を一方向に所定の速度で回転させるとともにラップ
治具1に貼り付けた被加工物2のラップ加工する面がラ
ップ定盤3の上面3aに接触状態ですり動くようにラッ
プ治具1を一方向に所定の速度で回転させると、被加工
物2のラップ加工する面が上記砥粒により研磨されてラ
ップ加工面が形成される。なお、図中符号4は、ラップ
治具1を支持するとともにラップ治具1を回転させるモ
ータに接続されたロッドである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図7に示
したような従来のラップ治具1においては、これに貼り
付ける被加工物2に形状や寸法等にバラツキがあると、
ラップ定盤3上に載せたとき、被加工物2のラップ加工
する面とラップ定盤3の上面との接触状態が各被加工物
2において異なり、このままラップ加工を行うと、研磨
不足のものや研磨過剰のものができ易く、あるいは、偏
った研磨がなされたり、被加工物の角部を直角にしたい
場合、直角度が出ないことがあり、歩留まりが悪いとい
う問題があった。本発明は、上記事情に鑑みてなされた
もので、被加工物のラップ加工する面をラップ定盤に安
定して接触させることができ、ラップ加工するための荷
重を安定して加えることができるラップ治具を提供する
ことにある。
したような従来のラップ治具1においては、これに貼り
付ける被加工物2に形状や寸法等にバラツキがあると、
ラップ定盤3上に載せたとき、被加工物2のラップ加工
する面とラップ定盤3の上面との接触状態が各被加工物
2において異なり、このままラップ加工を行うと、研磨
不足のものや研磨過剰のものができ易く、あるいは、偏
った研磨がなされたり、被加工物の角部を直角にしたい
場合、直角度が出ないことがあり、歩留まりが悪いとい
う問題があった。本発明は、上記事情に鑑みてなされた
もので、被加工物のラップ加工する面をラップ定盤に安
定して接触させることができ、ラップ加工するための荷
重を安定して加えることができるラップ治具を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、基体の一面上
に、被加工物が取り付けられたキャリアを着脱自在に支
持するキャリア支持部と、ダミー材を着脱自在に支持す
るとともに該ダミー材の高さを変更可能な高さ調整機能
付きダミー材支持部が設けられ、上記キャリア支持部は
上記キャリアを受けるためのキャリア受部と、上記キャ
リアを該キャリア受部に固定する固定用手段とからなる
ことを特徴とするラップ治具を上記課題の解決手段とし
た。本発明に係わるラップ治具においては、上記高さ調
整機能付きダミー材支持部は、ダミー材取り付け部を有
し、弾性変形することによりダミー材の高さを微調整す
る高さ微調整部と、ダミー材の高さを粗調整する高さ粗
調整部と、該高さ粗調整部を受けるための高さ調整部受
部と、該高さ調整部受け部に上記高さ粗調整部を固定す
る固定用金具からなることが好ましい。
に、被加工物が取り付けられたキャリアを着脱自在に支
持するキャリア支持部と、ダミー材を着脱自在に支持す
るとともに該ダミー材の高さを変更可能な高さ調整機能
付きダミー材支持部が設けられ、上記キャリア支持部は
上記キャリアを受けるためのキャリア受部と、上記キャ
リアを該キャリア受部に固定する固定用手段とからなる
ことを特徴とするラップ治具を上記課題の解決手段とし
た。本発明に係わるラップ治具においては、上記高さ調
整機能付きダミー材支持部は、ダミー材取り付け部を有
し、弾性変形することによりダミー材の高さを微調整す
る高さ微調整部と、ダミー材の高さを粗調整する高さ粗
調整部と、該高さ粗調整部を受けるための高さ調整部受
部と、該高さ調整部受け部に上記高さ粗調整部を固定す
る固定用金具からなることが好ましい。
【0005】上記高さ微調整部は、支柱と、これの先端
に取り付けられた弾性変形可能な材料からなる輪状体
と、該輪状体に嵌められてこれを弾性変形させる微調整
用ネジから構成されるものであってもよい。上記高さ粗
調整部は、上記高さ微調整部の支柱が差し込められる支
柱差込孔を有し、該支柱差込孔から突出する支柱の高さ
を調整する粗調整用止めネジが取り付けられてなるもの
であってもよい。上記キャリアは、被加工物の取り付け
面を有する板状のものであり、高さ方向に弾性変形して
これに取り付けられた被加工物の真直度を調整する真直
度調整手段が設けられたものであることが好ましい。上
記キャリア支持部と上記高さ調整機能付きダミー材支持
部は、これらに取り付けられた被加工物の両端部とダミ
ー材が三角形の頂点位置に位置するように上記基体に設
けられ、該基体はラップ定盤上に載せられたとき上記三
角形の中心付近に位置する部分に裏面側から圧力が印加
されるものであることが好ましい。上記キャリア支持部
の基体は、円盤状のものであってもよい。上記被加工物
は磁気ヘッド素子が複数整列形成された磁気ヘッド作製
用切出バーであってもよく、その場合、該磁気ヘッド作
製用切出バーは、その素子形成面が該ラップ治具が載せ
られるラップ定盤の回転方向の下流側を向くように上記
キャリア支持部のキャリアに取り付けられるのが好まし
い。
に取り付けられた弾性変形可能な材料からなる輪状体
と、該輪状体に嵌められてこれを弾性変形させる微調整
用ネジから構成されるものであってもよい。上記高さ粗
調整部は、上記高さ微調整部の支柱が差し込められる支
柱差込孔を有し、該支柱差込孔から突出する支柱の高さ
を調整する粗調整用止めネジが取り付けられてなるもの
であってもよい。上記キャリアは、被加工物の取り付け
面を有する板状のものであり、高さ方向に弾性変形して
これに取り付けられた被加工物の真直度を調整する真直
度調整手段が設けられたものであることが好ましい。上
記キャリア支持部と上記高さ調整機能付きダミー材支持
部は、これらに取り付けられた被加工物の両端部とダミ
ー材が三角形の頂点位置に位置するように上記基体に設
けられ、該基体はラップ定盤上に載せられたとき上記三
角形の中心付近に位置する部分に裏面側から圧力が印加
されるものであることが好ましい。上記キャリア支持部
の基体は、円盤状のものであってもよい。上記被加工物
は磁気ヘッド素子が複数整列形成された磁気ヘッド作製
用切出バーであってもよく、その場合、該磁気ヘッド作
製用切出バーは、その素子形成面が該ラップ治具が載せ
られるラップ定盤の回転方向の下流側を向くように上記
キャリア支持部のキャリアに取り付けられるのが好まし
い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のラップ治具の実施
の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明のラ
ップ治具の一実施形態を示す斜視図であり、図中符号1
0は実施形態のラップ治具である。実施形態のラップ治
具10は、円盤状の基体12の一面上に、被加工物14
が取り付けられたキャリア15を着脱自在に支持するキ
ャリア支持部20と、ダミー材29を着脱自在に支持す
るとともに該ダミー材29の高さを変更可能な高さ調整
機能付きダミー材支持部30が設けられた概略構成のも
のである。
の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明のラ
ップ治具の一実施形態を示す斜視図であり、図中符号1
0は実施形態のラップ治具である。実施形態のラップ治
具10は、円盤状の基体12の一面上に、被加工物14
が取り付けられたキャリア15を着脱自在に支持するキ
ャリア支持部20と、ダミー材29を着脱自在に支持す
るとともに該ダミー材29の高さを変更可能な高さ調整
機能付きダミー材支持部30が設けられた概略構成のも
のである。
【0007】キャリア支持部20は、キャリア受部21
と、キャリア15をキャリア受部21に固定する固定用
手段からなるものである。キャリア受部21は、基体1
2と一体に形成された一対の長尺の凸状体21a,21
aを有している。また、これら凸状体21a、21aの
間に溝23が形成されている。この溝23に被加工物1
4が取り付けられたキャリア15が配置されるようにな
っている。
と、キャリア15をキャリア受部21に固定する固定用
手段からなるものである。キャリア受部21は、基体1
2と一体に形成された一対の長尺の凸状体21a,21
aを有している。また、これら凸状体21a、21aの
間に溝23が形成されている。この溝23に被加工物1
4が取り付けられたキャリア15が配置されるようにな
っている。
【0008】上記固定用手段は、キャリア固定用ネジ2
2aと、一方の凸状体21aに形成されたキャリア固定
用ネジ孔22bから構成されている。
2aと、一方の凸状体21aに形成されたキャリア固定
用ネジ孔22bから構成されている。
【0009】このようなキャリア支持部20では、一方
の凸状体21aのネジ孔22bへのキャリア固定用ネジ
22aの嵌め込み量を調整することにより、上記溝23
内で、かつ他方の凸状体21aの内壁にキャリア15を
押しつけて固定したり、キャリア15の固定を解除でき
るようになっている。
の凸状体21aのネジ孔22bへのキャリア固定用ネジ
22aの嵌め込み量を調整することにより、上記溝23
内で、かつ他方の凸状体21aの内壁にキャリア15を
押しつけて固定したり、キャリア15の固定を解除でき
るようになっている。
【0010】高さ調整機能付きダミー材支持部30は、
図2に示すようにダミー材取り付け部31を有し、弾性
変形することによりダミー材29の高さを微調整する高
さ微調整部33と、ダミー材29の高さを粗調整する高
さ粗調整部40と、該高さ粗調整部40を受けるための
高さ調整部受部50と、該高さ調整部受部50に上記高
さ粗調整部40を固定する固定用金具(図示略)からな
るものである。
図2に示すようにダミー材取り付け部31を有し、弾性
変形することによりダミー材29の高さを微調整する高
さ微調整部33と、ダミー材29の高さを粗調整する高
さ粗調整部40と、該高さ粗調整部40を受けるための
高さ調整部受部50と、該高さ調整部受部50に上記高
さ粗調整部40を固定する固定用金具(図示略)からな
るものである。
【0011】高さ微調整部33は、支柱34と、これの
先端に取り付けられた弾性変形可能な材料からなる輪状
体35と、該輪状体35に形成された微調整用ネジ孔3
6bに螺合されて輪状体35を弾性変形させる微調整用
ネジ36aから構成されている。この高さ微調整部33
では、輪状体35の上面がダミー材取り付け部31とさ
れている。ダミー材取り付け部31に取り付けられるダ
ミー材29としては、キャリア15に貼り付けられる被
加工物14と同じ材料のものか、あるいは被加工物14
とほぼ同じ硬さを有するものが用いられるのが好まし
い。
先端に取り付けられた弾性変形可能な材料からなる輪状
体35と、該輪状体35に形成された微調整用ネジ孔3
6bに螺合されて輪状体35を弾性変形させる微調整用
ネジ36aから構成されている。この高さ微調整部33
では、輪状体35の上面がダミー材取り付け部31とさ
れている。ダミー材取り付け部31に取り付けられるダ
ミー材29としては、キャリア15に貼り付けられる被
加工物14と同じ材料のものか、あるいは被加工物14
とほぼ同じ硬さを有するものが用いられるのが好まし
い。
【0012】高さ粗調整部40は、高さ微調整部33の
支柱34が差し込まれる支柱差込孔41を有する円筒状
のもので、また、側面から支柱差込孔41に貫通する粗
調整用孔43bが形成されている。このような粗調整用
孔43bは、高さ粗調整部40の側面の周囲の3方向に
それぞれ形成されており、各調整用孔43bに粗調整用
止めネジ43aが螺合されて、高さ微調整部33の支柱
34を粗調整部40に固定できるようになっている。
支柱34が差し込まれる支柱差込孔41を有する円筒状
のもので、また、側面から支柱差込孔41に貫通する粗
調整用孔43bが形成されている。このような粗調整用
孔43bは、高さ粗調整部40の側面の周囲の3方向に
それぞれ形成されており、各調整用孔43bに粗調整用
止めネジ43aが螺合されて、高さ微調整部33の支柱
34を粗調整部40に固定できるようになっている。
【0013】高さ調整部受部50は、基体12に形成さ
れた凹状のものであり、この高さ調整部受け部50に上
記高さ粗調整部40を配置して、固定用金具(図示略)
により粗調整部40を基体12に固定できるようになっ
ている。高さ調整機能付きダミー材支持部30へのダミ
ー材29の取り付け方法は、高さ微調整部33のダミー
材取り付け部31にワックス等の接着剤を用いてダミー
材29を接着することにより取り付けることができる。
れた凹状のものであり、この高さ調整部受け部50に上
記高さ粗調整部40を配置して、固定用金具(図示略)
により粗調整部40を基体12に固定できるようになっ
ている。高さ調整機能付きダミー材支持部30へのダミ
ー材29の取り付け方法は、高さ微調整部33のダミー
材取り付け部31にワックス等の接着剤を用いてダミー
材29を接着することにより取り付けることができる。
【0014】上述のような構成の高さ調整機能付きダミ
ー材支持部30では、高さ粗調整部40の支柱差込孔4
1への高さ微調整部33の支柱34の差込長さを調整す
ることにより、支柱差込孔41から突出する支柱34の
長さを調整でき、これにより高さ微調整部33に取り付
けられたダミー材29の高さを粗調整することができ
る。また、高さ微調整部33の微調整用ネジ孔36bへ
の微調整用ネジ36aの嵌め込み量を調整することによ
り、輪状体35の弾性変形量を変更し、輪状体35の上
面に接着されたダミー材29の高さを微調整でき、例え
ば、図2のAに示したように微調整用ネジ孔36bへの
微調整用ネジ36aの嵌め込み量が深い状態から、図2
のBに示したように微調整用ネジ36aの嵌め込み量を
浅い状態にすると、輪状体35が変形して、輪状体35
の内面間の距離がΔH広がり、ダミー材29の高さをΔ
h1高くすることができる。上述のような構成のキャリ
ア支持部20と高さ調整機能付きダミー材支持部30が
基体12に設けられる位置は、これらに取り付けられた
被加工物14の両端部とダミー材29が三角形の頂点位
置に位置するような位置であることが好ましい。
ー材支持部30では、高さ粗調整部40の支柱差込孔4
1への高さ微調整部33の支柱34の差込長さを調整す
ることにより、支柱差込孔41から突出する支柱34の
長さを調整でき、これにより高さ微調整部33に取り付
けられたダミー材29の高さを粗調整することができ
る。また、高さ微調整部33の微調整用ネジ孔36bへ
の微調整用ネジ36aの嵌め込み量を調整することによ
り、輪状体35の弾性変形量を変更し、輪状体35の上
面に接着されたダミー材29の高さを微調整でき、例え
ば、図2のAに示したように微調整用ネジ孔36bへの
微調整用ネジ36aの嵌め込み量が深い状態から、図2
のBに示したように微調整用ネジ36aの嵌め込み量を
浅い状態にすると、輪状体35が変形して、輪状体35
の内面間の距離がΔH広がり、ダミー材29の高さをΔ
h1高くすることができる。上述のような構成のキャリ
ア支持部20と高さ調整機能付きダミー材支持部30が
基体12に設けられる位置は、これらに取り付けられた
被加工物14の両端部とダミー材29が三角形の頂点位
置に位置するような位置であることが好ましい。
【0015】キャリア15は、図3に示すように被加工
物14の取り付け面16aを有する板状のものであり、
高さ方向に弾性変形してこれに取り付けられた被加工物
14の真直度を微調整する真直度調整手段60が設けら
れたものである。真直度調整手段60は、キャリア15
の一方の側端面16bの上部から他方の側端面16cの
下部近傍にかけて形成された切り込み61と、キャリア
15の下面16dから切り込み61に貫通して形成され
た真直度調整用ネジ孔61bと、該ネジ孔61bに螺合
される真直度調整用ネジ61aから構成されている。真
直度調整用ネジ61aの先端部には、曲面が形成されて
いる。
物14の取り付け面16aを有する板状のものであり、
高さ方向に弾性変形してこれに取り付けられた被加工物
14の真直度を微調整する真直度調整手段60が設けら
れたものである。真直度調整手段60は、キャリア15
の一方の側端面16bの上部から他方の側端面16cの
下部近傍にかけて形成された切り込み61と、キャリア
15の下面16dから切り込み61に貫通して形成され
た真直度調整用ネジ孔61bと、該ネジ孔61bに螺合
される真直度調整用ネジ61aから構成されている。真
直度調整用ネジ61aの先端部には、曲面が形成されて
いる。
【0016】また、キャリア15には、下面16dから
切り込み61に貫通する真直度粗調整用孔(図示略)が
形成されており、この真直度粗調整用孔の形成位置は真
直度調整用ネジ孔61bが形成された位置と側端面16
bとの間である。上記真直度粗調整用ネジ孔は、固定用
金具(図示略)が嵌められる。
切り込み61に貫通する真直度粗調整用孔(図示略)が
形成されており、この真直度粗調整用孔の形成位置は真
直度調整用ネジ孔61bが形成された位置と側端面16
bとの間である。上記真直度粗調整用ネジ孔は、固定用
金具(図示略)が嵌められる。
【0017】上述のような真直度調整手段60が設けら
れたキャリア15は、真直度調整用ネジ孔61bへの真
直度調整用ネジ61aの嵌め込み量を調整することによ
り、キャリア15が撓んで切り込み61の対向面間の距
離を変更でき、取り付け面16aに取り付けられた被加
工物14の真直度を微調整することができる。キャリア
15の取り付け面16aへの被加工物14の取り付け方
法は、取り付け面16aにワックス等の接着剤を用いて
被加工物14を接着することにより取り付けることがで
きる。
れたキャリア15は、真直度調整用ネジ孔61bへの真
直度調整用ネジ61aの嵌め込み量を調整することによ
り、キャリア15が撓んで切り込み61の対向面間の距
離を変更でき、取り付け面16aに取り付けられた被加
工物14の真直度を微調整することができる。キャリア
15の取り付け面16aへの被加工物14の取り付け方
法は、取り付け面16aにワックス等の接着剤を用いて
被加工物14を接着することにより取り付けることがで
きる。
【0018】つぎに、実施形態のラップ治具が備えられ
たラップ装置を用いて被加工物をラップ加工する例につ
いて説明する。まず、図3に示すようにキャリア15の
取り付け面16aにワックス等の接着剤を用いて被加工
物14を接着する。ここで用いられる被加工物14とし
ては、ウエハ上に多数の薄膜磁気ヘッド素子を整列形成
し、このウエハをスライスして得られた図4に示すよう
な磁気ヘッド(MRヘッド)作製用切出バーである。こ
の磁気ヘッド作製用切出バー14は、フォトリソグラフ
ィ技術を用いて形成した磁気抵抗効果素子(MR素子)
を有する薄膜磁気ヘッド素子が複数整列形成されてい
る。
たラップ装置を用いて被加工物をラップ加工する例につ
いて説明する。まず、図3に示すようにキャリア15の
取り付け面16aにワックス等の接着剤を用いて被加工
物14を接着する。ここで用いられる被加工物14とし
ては、ウエハ上に多数の薄膜磁気ヘッド素子を整列形成
し、このウエハをスライスして得られた図4に示すよう
な磁気ヘッド(MRヘッド)作製用切出バーである。こ
の磁気ヘッド作製用切出バー14は、フォトリソグラフ
ィ技術を用いて形成した磁気抵抗効果素子(MR素子)
を有する薄膜磁気ヘッド素子が複数整列形成されてい
る。
【0019】この薄膜磁気ヘッド素子は、この例ではコ
イル部18を有し、その側方に電極パッドが4つ整列形
成されるとともに、各電極パッドにコイル部18からの
リード線や薄膜磁気ヘッド素子内部回路からのリード線
がそれぞれ接続された形状とされている。薄膜磁気ヘッ
ドの構成において、コイル部18の先端部側に形成され
ている磁気ギャップ部gのギャップ深さ加工は極めて重
要な加工であるので、切出バー14の空気ベアリング面
を有する側の面14aにラップ加工を施して、空気ベア
リング面からの奥行き寸法(MR−h値)が所定の範囲
内になるように調整している。磁気ヘッド作製用切出バ
ー14をキャリア15に取り付ける際には、空気ベアリ
ング面を有する側の面(ラップ加工される面)14aと
反対側の面が取り付け面16aに接着される。また、磁
気ヘッド作製用切出バー14をキャリア支持部20のキ
ャリア15に取り付ける際には、ラップ治具1が載せら
れるラップ定盤3の回転方向の下流側を素子形成面14
bが向くように取り付けるのが、素子形成面14bに研
磨液等が付着することなどを回避でき、薄膜磁気ヘッド
素子が加工ダメージを受けるのを防止できる点で好まし
い。図6中、符号14cは、切出バー14の素子形成面
14bの反対側の面である。なお、空気ベアリング面か
らの奥行き調整後の磁気ヘッド作製用切出バー14は個
々の磁気ヘッドスライダーに分離されるものである。
イル部18を有し、その側方に電極パッドが4つ整列形
成されるとともに、各電極パッドにコイル部18からの
リード線や薄膜磁気ヘッド素子内部回路からのリード線
がそれぞれ接続された形状とされている。薄膜磁気ヘッ
ドの構成において、コイル部18の先端部側に形成され
ている磁気ギャップ部gのギャップ深さ加工は極めて重
要な加工であるので、切出バー14の空気ベアリング面
を有する側の面14aにラップ加工を施して、空気ベア
リング面からの奥行き寸法(MR−h値)が所定の範囲
内になるように調整している。磁気ヘッド作製用切出バ
ー14をキャリア15に取り付ける際には、空気ベアリ
ング面を有する側の面(ラップ加工される面)14aと
反対側の面が取り付け面16aに接着される。また、磁
気ヘッド作製用切出バー14をキャリア支持部20のキ
ャリア15に取り付ける際には、ラップ治具1が載せら
れるラップ定盤3の回転方向の下流側を素子形成面14
bが向くように取り付けるのが、素子形成面14bに研
磨液等が付着することなどを回避でき、薄膜磁気ヘッド
素子が加工ダメージを受けるのを防止できる点で好まし
い。図6中、符号14cは、切出バー14の素子形成面
14bの反対側の面である。なお、空気ベアリング面か
らの奥行き調整後の磁気ヘッド作製用切出バー14は個
々の磁気ヘッドスライダーに分離されるものである。
【0020】ついで、キャリア15に形成された真直度
調整用ネジ孔61bへの真直度調整用ネジ61aの嵌め
込み量を調整することにより、磁気ヘッド作製用切出バ
ー14の真直度を微調整しておく。ついで、図1に示す
ように磁気ヘッド作製用切出バー14が取り付けられた
キャリア15をキャリア受部21の溝23に配置した
後、一方の凸状体21aのネジ孔22bにキャリア固定
用ネジ22aを螺合して、キャリア15を他方の凸状体
21aの内壁に押圧してキャリア受部21に固定する。
調整用ネジ孔61bへの真直度調整用ネジ61aの嵌め
込み量を調整することにより、磁気ヘッド作製用切出バ
ー14の真直度を微調整しておく。ついで、図1に示す
ように磁気ヘッド作製用切出バー14が取り付けられた
キャリア15をキャリア受部21の溝23に配置した
後、一方の凸状体21aのネジ孔22bにキャリア固定
用ネジ22aを螺合して、キャリア15を他方の凸状体
21aの内壁に押圧してキャリア受部21に固定する。
【0021】ついで、図2に示すように高さ微調整部3
3のダミー材取り付け部31にワックス等の接着剤を用
いてダミー材29を接着する。ここでのダミー材29と
しては、磁気ヘッド作製用切出バー14と略同じ硬さの
材料からなるものが用いられ、例えば、アルミナ、ジル
コニア、Al2O3−TiC(アルチック)などが用いら
れる。このようにダミー材29を高さ微調整部33に取
り付けた後、高さ調整部受部50に予め固定用金具によ
り固定された高さ粗調整部40の支柱差込孔41に微調
整部33の支柱34を差し込み、高さ微調整部33に取
り付けられたダミー材29の高さがキャリア支持部20
に支持された磁気ヘッド作製用切出バー14と略同じ高
さになるように支柱34の差し込み長さを調整した後、
各粗調整用孔43bに粗調整用止めネジ43aを螺合す
ることにより、支柱34を高さ粗調整部40に固定す
る。ついで、高さ微調整部33の微調整用ネジ孔36b
への微調整用ネジ36aの嵌め込み量を調整することに
より、キャリア支持部20に支持された磁気ヘッド作製
用切出バー14と同じ高さになるようにダミー材29の
高さを微調整する。
3のダミー材取り付け部31にワックス等の接着剤を用
いてダミー材29を接着する。ここでのダミー材29と
しては、磁気ヘッド作製用切出バー14と略同じ硬さの
材料からなるものが用いられ、例えば、アルミナ、ジル
コニア、Al2O3−TiC(アルチック)などが用いら
れる。このようにダミー材29を高さ微調整部33に取
り付けた後、高さ調整部受部50に予め固定用金具によ
り固定された高さ粗調整部40の支柱差込孔41に微調
整部33の支柱34を差し込み、高さ微調整部33に取
り付けられたダミー材29の高さがキャリア支持部20
に支持された磁気ヘッド作製用切出バー14と略同じ高
さになるように支柱34の差し込み長さを調整した後、
各粗調整用孔43bに粗調整用止めネジ43aを螺合す
ることにより、支柱34を高さ粗調整部40に固定す
る。ついで、高さ微調整部33の微調整用ネジ孔36b
への微調整用ネジ36aの嵌め込み量を調整することに
より、キャリア支持部20に支持された磁気ヘッド作製
用切出バー14と同じ高さになるようにダミー材29の
高さを微調整する。
【0022】そして、図6に示すようにラップ治具10
を磁気ヘッド作製用切出バー14のラップ加工する面1
4aをラップ定盤63の上面63aに接触するようにラ
ップ定盤63上に載置する。
を磁気ヘッド作製用切出バー14のラップ加工する面1
4aをラップ定盤63の上面63aに接触するようにラ
ップ定盤63上に載置する。
【0023】ついで、加圧機構(図示略)によりラップ
治具10の基体12の裏面12aに荷重かけるとともに
ラップ治具10を首振り揺動させる首振り揺動機構(図
示略)を作動させておく。ここで基体12の裏面12a
に荷重をかけるとき、キャリア支持部20と高さ調整機
能付きダミー材支持部30に取り付けられた被加工物1
4の両端部とダミー材29とにより作られる上記三角形
の中心付近に位置する部分に圧力が印加されるようにす
ることが、ラップ定盤63の上面63aにダミー材29
及び被加工物14のラップ加工する面14aをより安定
して接触させることができる点で好ましい。また、ラッ
プ定盤63は予め回転駆動させておく。また、ラップ定
盤63の上面63aには、予め研磨液を供給しておく。
これらの操作により、切出バー14が取り付けられたラ
ップ治具10が左右に水平移動すると同時に往復首振り
運動するので、切出バー14の空気ベアリング面14a
は上記研磨液により研磨されてラップ加工面が形成され
る。
治具10の基体12の裏面12aに荷重かけるとともに
ラップ治具10を首振り揺動させる首振り揺動機構(図
示略)を作動させておく。ここで基体12の裏面12a
に荷重をかけるとき、キャリア支持部20と高さ調整機
能付きダミー材支持部30に取り付けられた被加工物1
4の両端部とダミー材29とにより作られる上記三角形
の中心付近に位置する部分に圧力が印加されるようにす
ることが、ラップ定盤63の上面63aにダミー材29
及び被加工物14のラップ加工する面14aをより安定
して接触させることができる点で好ましい。また、ラッ
プ定盤63は予め回転駆動させておく。また、ラップ定
盤63の上面63aには、予め研磨液を供給しておく。
これらの操作により、切出バー14が取り付けられたラ
ップ治具10が左右に水平移動すると同時に往復首振り
運動するので、切出バー14の空気ベアリング面14a
は上記研磨液により研磨されてラップ加工面が形成され
る。
【0024】なお、上述のラップ加工する例において
は、ラップ定盤63を回転させ、さらに加圧機構により
ラップ治具10の裏面12aに荷重をかけるとともに首
振り揺動機構によりラップ治具10を首振り揺動させな
から切出バー14の空気ベアリング面14aをラップ加
工する場合について説明したが、ラップ定盤63上にラ
ップ治具10を側面から支持する複数のコロ(図示略)
を設け、ラップ治具10をこれに取り付けた切出バー1
4の空気エアベアリング面14aがラップ定盤63の上
面63aに接触、自重にて押しつけるようにラップ定盤
63上に載せた後、ラップ定盤63を回転させることに
より、空気エアベアリング面14aがラップ定盤63の
上面63aに接触状態ですり動くようにラップ治具10
を回転さながら切出バー14の空気ベアリング面14a
をラップ加工するようにしてもよい。このときラップ定
盤63の上面63aと切出バー14の空気ベアリング面
14aとの間に砥粒が入れられる。また、上述のラップ
加工する例においては、磁気ヘッド作製用切出バー14
の空気ベアリング面を有する側の面をラップ加工により
空気ベアリング面からの奥行き寸法を調整する場合につ
いて説明したが、ラップ加工により浮上角30度(60
度)を付ける場合にも適用できる。
は、ラップ定盤63を回転させ、さらに加圧機構により
ラップ治具10の裏面12aに荷重をかけるとともに首
振り揺動機構によりラップ治具10を首振り揺動させな
から切出バー14の空気ベアリング面14aをラップ加
工する場合について説明したが、ラップ定盤63上にラ
ップ治具10を側面から支持する複数のコロ(図示略)
を設け、ラップ治具10をこれに取り付けた切出バー1
4の空気エアベアリング面14aがラップ定盤63の上
面63aに接触、自重にて押しつけるようにラップ定盤
63上に載せた後、ラップ定盤63を回転させることに
より、空気エアベアリング面14aがラップ定盤63の
上面63aに接触状態ですり動くようにラップ治具10
を回転さながら切出バー14の空気ベアリング面14a
をラップ加工するようにしてもよい。このときラップ定
盤63の上面63aと切出バー14の空気ベアリング面
14aとの間に砥粒が入れられる。また、上述のラップ
加工する例においては、磁気ヘッド作製用切出バー14
の空気ベアリング面を有する側の面をラップ加工により
空気ベアリング面からの奥行き寸法を調整する場合につ
いて説明したが、ラップ加工により浮上角30度(60
度)を付ける場合にも適用できる。
【0025】実施形態のラップ治具10によれば、基体
12の一面上に、被加工物14が取り付けられたキャリ
ア15を着脱自在に支持するキャリア支持部20と、ダ
ミー材29を着脱自在に支持するとともに該ダミー材2
9の高さを変更可能な高さ調整機能付きダミー材支持部
30が設けられたことにより、高さ調整機能付きダミー
材支持部30によりダミー材29の高さをキャリア支持
部20に支持された被加工物14の高さと同じ高さとす
ることができるので、ラップ治具10をラップ定盤63
上に載せたとき、これの上面63aにダミー材29の上
面及び被加工物14のラップ加工する面14aを安定し
て接触させることができ、ラップ加工するための荷重を
安定して加えることができ、従って、被加工物14を高
精度でラップ加工することができ、特に、被加工物14
が磁気ヘッド作製用切出バー14である場合は、空気ベ
アリング面からの奥行き寸法を高精度で調整することが
でき、MR−h精度を向上させることができる。さら
に、実施形態のラップ治具10によれば、被加工物14
に形状や寸法等のバラツキがあっても、支持された被加
工物14の高さに応じてダミー材29の高さを変更する
ことができるので、被加工物14のラップ加工する面1
4aと、ラップ定盤63の上面63aとの接触状態が良
好で、研磨不足や研磨過剰のものや、偏った研磨がなさ
れたものや、直角度が不十分なものが生じにくく、歩留
まりを向上させることができる。
12の一面上に、被加工物14が取り付けられたキャリ
ア15を着脱自在に支持するキャリア支持部20と、ダ
ミー材29を着脱自在に支持するとともに該ダミー材2
9の高さを変更可能な高さ調整機能付きダミー材支持部
30が設けられたことにより、高さ調整機能付きダミー
材支持部30によりダミー材29の高さをキャリア支持
部20に支持された被加工物14の高さと同じ高さとす
ることができるので、ラップ治具10をラップ定盤63
上に載せたとき、これの上面63aにダミー材29の上
面及び被加工物14のラップ加工する面14aを安定し
て接触させることができ、ラップ加工するための荷重を
安定して加えることができ、従って、被加工物14を高
精度でラップ加工することができ、特に、被加工物14
が磁気ヘッド作製用切出バー14である場合は、空気ベ
アリング面からの奥行き寸法を高精度で調整することが
でき、MR−h精度を向上させることができる。さら
に、実施形態のラップ治具10によれば、被加工物14
に形状や寸法等のバラツキがあっても、支持された被加
工物14の高さに応じてダミー材29の高さを変更する
ことができるので、被加工物14のラップ加工する面1
4aと、ラップ定盤63の上面63aとの接触状態が良
好で、研磨不足や研磨過剰のものや、偏った研磨がなさ
れたものや、直角度が不十分なものが生じにくく、歩留
まりを向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のラップ治具
によれば、基体の一面上に、被加工物が取り付けられた
キャリアを着脱自在に支持するキャリア支持部と、ダミ
ー材を着脱自在に支持するとともに該ダミー材の高さを
変更可能な高さ調整機能付きダミー材支持部が設けら
れ、上記キャリア支持部は上記キャリアを受けるための
キャリア受部が設けられたことにより、高さ調整機能付
きダミー材支持部によりダミー材の高さをキャリア支持
部に支持された被加工物の高さと同じ高さとすることが
できるので、ラップ治具をラップ定盤上に載せたとき、
これの上面にダミー材及び被加工物のラップ加工する面
を安定して接触させることができ、ラップ加工するため
の荷重を安定して加えることができ、従って、被加工物
を高精度でラップ加工することができる。さらに、本発
明のラップ治具によれば、被加工物に形状や寸法等のバ
ラツキがあっても、キャリア支持部に支持された被加工
物の高さに応じてダミー材の高さを変更することができ
るので、被加工物のラップ加工する面と、ラップ定盤の
上面との接触状態が良好で、研磨不足や研磨過剰のもの
や、偏った研磨がなされたものや、直角度が不十分なも
のが生じにくく、歩留まりを向上させることができる。
また、本発明のラップ治具において、上記キャリア支持
部と上記高さ調整機能付きダミー材支持部は、これらに
取り付けられた被加工物の両端部とダミー材が三角形の
頂点位置に位置するように上記基体に設けられ、該基体
はラップ定盤上に載せられたとき上記三角形の中心付近
に位置する部分に裏面側から圧力が印加されるようにし
たものにあっては、ラップ加工する際に、ダミー材及び
被加工物のラップ加工する面をラップ定盤の上面により
安定して接触させることができる。
によれば、基体の一面上に、被加工物が取り付けられた
キャリアを着脱自在に支持するキャリア支持部と、ダミ
ー材を着脱自在に支持するとともに該ダミー材の高さを
変更可能な高さ調整機能付きダミー材支持部が設けら
れ、上記キャリア支持部は上記キャリアを受けるための
キャリア受部が設けられたことにより、高さ調整機能付
きダミー材支持部によりダミー材の高さをキャリア支持
部に支持された被加工物の高さと同じ高さとすることが
できるので、ラップ治具をラップ定盤上に載せたとき、
これの上面にダミー材及び被加工物のラップ加工する面
を安定して接触させることができ、ラップ加工するため
の荷重を安定して加えることができ、従って、被加工物
を高精度でラップ加工することができる。さらに、本発
明のラップ治具によれば、被加工物に形状や寸法等のバ
ラツキがあっても、キャリア支持部に支持された被加工
物の高さに応じてダミー材の高さを変更することができ
るので、被加工物のラップ加工する面と、ラップ定盤の
上面との接触状態が良好で、研磨不足や研磨過剰のもの
や、偏った研磨がなされたものや、直角度が不十分なも
のが生じにくく、歩留まりを向上させることができる。
また、本発明のラップ治具において、上記キャリア支持
部と上記高さ調整機能付きダミー材支持部は、これらに
取り付けられた被加工物の両端部とダミー材が三角形の
頂点位置に位置するように上記基体に設けられ、該基体
はラップ定盤上に載せられたとき上記三角形の中心付近
に位置する部分に裏面側から圧力が印加されるようにし
たものにあっては、ラップ加工する際に、ダミー材及び
被加工物のラップ加工する面をラップ定盤の上面により
安定して接触させることができる。
【0027】また、本発明のラップ治具において、上記
キャリア支持部の基体の形状を円盤状としたものにあっ
ては、磁気ヘッド素子が複数整列形成された磁気ヘッド
作製用切出バーの空気ベアリング面を有する側の面にラ
ップ加工を施して、空気ベアリング面からの奥行き寸法
(MR−h値)が所定の範囲内になるように調整する工
程(定寸ラップ工程)だけでなく、該定寸ラップ工程の
前に上記切出バーに施す粗削り工程(GD研削工程)か
ら連続して使用することができる。また、本発明のラッ
プ治具において、上記被加工物は磁気ヘッド素子が複数
整列形成された磁気ヘッド作製用切出バーであり、該磁
気ヘッド作製用切出バーは、その素子形成面が該ラップ
治具が載せられるラップ定盤の回転方向の下流側を向く
ように上記キャリア支持部のキャリアに取り付けられる
ようにしたものにあっては、上記切出バーの素子形成面
に研磨液等が付着することなどを回避でき、磁気ヘッド
素子が加工ダメージを受けるのを防止できる。
キャリア支持部の基体の形状を円盤状としたものにあっ
ては、磁気ヘッド素子が複数整列形成された磁気ヘッド
作製用切出バーの空気ベアリング面を有する側の面にラ
ップ加工を施して、空気ベアリング面からの奥行き寸法
(MR−h値)が所定の範囲内になるように調整する工
程(定寸ラップ工程)だけでなく、該定寸ラップ工程の
前に上記切出バーに施す粗削り工程(GD研削工程)か
ら連続して使用することができる。また、本発明のラッ
プ治具において、上記被加工物は磁気ヘッド素子が複数
整列形成された磁気ヘッド作製用切出バーであり、該磁
気ヘッド作製用切出バーは、その素子形成面が該ラップ
治具が載せられるラップ定盤の回転方向の下流側を向く
ように上記キャリア支持部のキャリアに取り付けられる
ようにしたものにあっては、上記切出バーの素子形成面
に研磨液等が付着することなどを回避でき、磁気ヘッド
素子が加工ダメージを受けるのを防止できる。
【図1】 本発明のラップ治具の一実施形態を示す斜視
図である。
図である。
【図2】 図1のラップ治具の高さ調整機能付きダミー
材支持部を説明するための図であり、Aは微調整用ネジ
孔への微調整用ネジの嵌め込み量が深い状態を示す断面
図であり、Bは微調整用ネジ孔への微調整用ネジの嵌め
込み量が浅い状態を示す断面図である。
材支持部を説明するための図であり、Aは微調整用ネジ
孔への微調整用ネジの嵌め込み量が深い状態を示す断面
図であり、Bは微調整用ネジ孔への微調整用ネジの嵌め
込み量が浅い状態を示す断面図である。
【図3】 図1のラップ治具に支持されるキャリアを示
す図である。
す図である。
【図4】 実施形態のラップ治具のキャリアに取り付け
られる被加工物としての磁気ヘッド作製用切出バーを示
す図である。
られる被加工物としての磁気ヘッド作製用切出バーを示
す図である。
【図5】 図4の磁気ヘッド作製用切出バーの部分拡大
図である。
図である。
【図6】 実施形態のラップ治具が備えられたラップ装
置を用いて被加工物をラップ加工する方法の例を説明す
るための図である。
置を用いて被加工物をラップ加工する方法の例を説明す
るための図である。
【図7】 従来のラップ治具を示す斜視図である。
【図8】 従来のラップ治具が備えられたラップ装置を
用いて被加工物をラップ加工する方法を説明するための
図である。
用いて被加工物をラップ加工する方法を説明するための
図である。
12・・・基体、14・・・被加工物(磁気ヘッド作製用切出
バー)、14b・・・素子形成面、15・・・キャリア、16
a・・・取り付け面、20・・・キャリア支持部、21・・・キ
ャリア受部、22a・・・キャリア固定用ネジ(固定用手
段)、22b・・・ネジ孔(固定用手段)、29・・・ダミー
材、30・・・高さ調整機能付きダミー材支持部、31・・・
ダミー材取付部、33・・・高さ微調整部、34・・・支柱、
35・・・輪状体、36a・・・微調整用ネジ、36b・・・微
調整用ネジ孔、40・・・高さ粗調整部、41・・・支柱差込
孔、43a・・・粗調整用止めネジ、43b・・・粗調 整用
孔、50・・・高さ調整部受部。
バー)、14b・・・素子形成面、15・・・キャリア、16
a・・・取り付け面、20・・・キャリア支持部、21・・・キ
ャリア受部、22a・・・キャリア固定用ネジ(固定用手
段)、22b・・・ネジ孔(固定用手段)、29・・・ダミー
材、30・・・高さ調整機能付きダミー材支持部、31・・・
ダミー材取付部、33・・・高さ微調整部、34・・・支柱、
35・・・輪状体、36a・・・微調整用ネジ、36b・・・微
調整用ネジ孔、40・・・高さ粗調整部、41・・・支柱差込
孔、43a・・・粗調整用止めネジ、43b・・・粗調 整用
孔、50・・・高さ調整部受部。
Claims (7)
- 【請求項1】 基体の一面上に、被加工物が取り付けら
れたキャリアを着脱自在に支持するキャリア支持部と、
ダミー材を着脱自在に支持するとともに該ダミー材の高
さを変更可能な高さ調整機能付きダミー材支持部が設け
られ、前記キャリア支持部は上記キャリアを受けるため
のキャリア受部と、上記キャリアを該キャリア受部に固
定する固定用手段とからなることを特徴とするラップ治
具。 - 【請求項2】 前記高さ調整機能付きダミー材支持部
は、ダミー材取り付け部を有し、弾性変形することによ
りダミー材の高さを微調整する高さ微調整部と、ダミー
材の高さを粗調整する高さ粗調整部と、該高さ粗調整部
を受けるための高さ調整部受部と、該高さ調整部受け部
に前記高さ粗調整部を固定する固定用金具からなること
を特徴とする請求項1記載のラップ治具。 - 【請求項3】 前記高さ微調整部は、支柱と、これの先
端に取り付けられた弾性変形可能な材料からなる輪状体
と、該輪状体に嵌められてこれを弾性変形させる微調整
用ネジからなり、前記高さ粗調整部は、前記高さ微調整
部の支柱が差し込まれる支柱差込孔を有し、該支柱差込
孔から突出する支柱の高さを調整する粗調整用止めネジ
が取り付けられてなるものであることを特徴とする請求
項2記載のラップ治具。 - 【請求項4】 前記キャリアは、被加工物の取り付け面
を有する板状のものであり、高さ方向に弾性変形してこ
れに取り付けられた被加工物の真直度を調整する真直度
調整手段が設けられたものであることを特徴とする請求
項1、2又は3記載のラップ治具。 - 【請求項5】 前記キャリア支持部と前記高さ調整機能
付きダミー材支持部は、これらに取り付けられた被加工
物の両端部とダミー材が三角形の頂点位置に位置するよ
うに前記基体に設けられ、該基体はラップ定盤上に載せ
られたとき前記三角形の中心付近に位置する部分に裏面
側から圧力が印加されるものであることを特徴とする請
求項1〜4のいずれかに記載のラップ治具。 - 【請求項6】 前記キャリア支持部の基体が円盤状のも
のであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
載のラップ治具。 - 【請求項7】 前記被加工物は磁気ヘッド素子が複数整
列形成された磁気ヘッド作製用切出バーであり、該磁気
ヘッド作製用切出バーは、その素子形成面が該ラップ治
具が載せられるラップ定盤の回転方向の下流側を向くよ
うに前記キャリア支持部のキャリアに取り付けられるこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のラップ
治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20687099A JP2000218523A (ja) | 1998-11-27 | 1999-07-21 | ラップ治具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33825498 | 1998-11-27 | ||
| JP10-338254 | 1998-11-27 | ||
| JP20687099A JP2000218523A (ja) | 1998-11-27 | 1999-07-21 | ラップ治具 |
Publications (1)
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| JP2000218523A true JP2000218523A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=26515926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP20687099A Withdrawn JP2000218523A (ja) | 1998-11-27 | 1999-07-21 | ラップ治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2000218523A (ja) |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP20687099A patent/JP2000218523A/ja not_active Withdrawn
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