JP2000218570A - 往復動工具の防振構造 - Google Patents

往復動工具の防振構造

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JP2000218570A
JP2000218570A JP11021076A JP2107699A JP2000218570A JP 2000218570 A JP2000218570 A JP 2000218570A JP 11021076 A JP11021076 A JP 11021076A JP 2107699 A JP2107699 A JP 2107699A JP 2000218570 A JP2000218570 A JP 2000218570A
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free piston
free
cylinder chamber
cylinder
tool
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JP11021076A
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Katsunobu Kishi
勝信 岸
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Nitto Kohki Co Ltd
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D17/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D17/24Damping the reaction force

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】第1、第2フリーピストンの受圧面積と、質量
を略等しく形成することにより往復動によって生じる振
動を、互いの運動によって打ち消しあうことで工具の振
動を低減する。 【解決手段】シリンダ内部に第1及び第2フリーピスト
ン8、9を軸方向に隣接して配置し、シリンダ内にシリ
ンダ室R1、R2、R3を区画し、前部シリンダ室R
1、R2、R3にエアを選択的に導入できる流路を形成
し、エアが中部シリンダ室に導入された時には、第1、
第2フリーピストンが互いに離れる方向に移動し、エア
が第2フリーピストンの前部シリンダ室および第1フリ
ーピストンの後部シリンダ室に導入された時は第1、第
2フリーピストンが同時に接近する方向に移動し、工具
保持シャフト14を往復動させてワークに加工を行う往
復動工具であって、第1フリーピストンと第2フリーピ
ストンとの質量を略等しく、かつ、エア圧が作用する受
圧面積とを等しくさせたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、圧縮空気により駆
動されるハンドタイプの往復動式工具に好適な振動防止
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気を駆動源とするハンディタイプの切
削工具や研削工具としては従来より種々のものが提案さ
れているが、こうした工具は電動モータを使用している
ため工具が大型化するとともに重量が増大し取扱いの点
で満足できるものではなかった。このような点を改善す
るために、本出願人は、駆動源を圧縮空気とした往復動
式の工具を提案している(実公平4−2781号公報参
照)。
【0003】この工具の作動を図2を参照して説明する
と、図2は同工具の断面図である。この空気圧往復動式
工具は、グリップを兼ねたハウジング101の内部にシ
リンダ102が挿入されており、前記シリンダ102の
外周に当接するハウジング101内周面には、空気導入
通路と空気排出通路とが形成されている。前記シリンダ
102の内部には第1及び第2フリーピストン105、
106が軸方向に隣接されて前後動自在に挿嵌されてお
り、前記ハウジング101の前後部は一端を第2フリー
ピストン106に固定された工具107の支持シャフト
108を前後動自在に支承する先端部材103と操作レ
バー110によって圧搾空気の供給路を開閉するバルブ
109を具えた後端部材104とで各々閉塞されてい
る。また前記シリンダ内には、第1、第2フリーピスト
ンによって前部、中部、および後部のシリンダ室R1、
R2、R3が区画され、前記前部シリンダ室R1には作
動時には第2フリーピストンに形成した通路111を通
して、また中部シリンダ室R2には作動時には第1、第
2フリーピストン105、106に形成した通路11
2、114を通して、さらに後部シリンダ室R3には第
1フリーピストン105に形成した通路115を通して
シリンダ101の内周面に形成した圧縮空気導入通路を
介して圧縮空気を導入することができるようになってお
り、圧縮空気を供給したときには第1および第2にフリ
ーピストン105、106が各々逆方向に作動するよう
に構成されている。
【0004】したがって、この空気圧往復動式工具で
は、第1、第2フリーピストン105、106の間に形
成された中部シリンダ室R2に空気導入通路を介して圧
縮空気を導入し、第1、第2フリーピストン105、1
06の前後に形成された前部シリンダ室R1、後部シリ
ンダ室R3を空気排出通路に連通すると、両ピストン1
05、106が離なれる方向に移動し、また前部シリン
ダ室R1と、後部シリンダ室R3に第1、第2フリーピ
ストンに形成した連絡通路111、115を介して同時
に圧縮空気を導入し、第1、第2フリーピストンの間に
形成された中部シリンダ室R2を空気排出通路に連通す
ると両ピストン105、106が接近する方向に移動す
る。この時第1、第2フリーピストン105、106の
往復動と両ピストン間に発生する瞬発力によって第2フ
リーピストン106に設けた切削具や研削具107が高
速度かつ、安定的して往復動を行い、ワークを加工する
ことができる。なお、前部、中部、後部シリンダ室に圧
縮空気を導入したり、同シリンダ室から圧縮空気を排気
する通路の切換作動についての詳細は前述した公報に述
べてあるのでここでは説明を省略する。
【0005】特にこの工具では、工具作動時において略
同質量の第1、第2フリーピストンを対称的に運動させ
ているため、(即ち、第1、第2フリーピストンが互い
に接近する方向の運動と、互いに離間する方向の運動と
を、同時にかつ交互に連続的に行わせる)ようにしてい
るため、第2フリーピストンの往復運動を第1フリーピ
ストンの逆作用の往復運動によって相殺することがで
き、ワーク加工時に発生する第2フリーピストンによる
振動を極めて効果的に防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た工具では、第1フリーピストン105の図中右側の受
圧面積A1は、第2フリーピストン106の左側の受圧
面積A2よりも工具を取りつける支持シャフト108の
断面積分Bだけ大きくなっており、この結果、第1フリ
ーピストン105の図中右側の受圧面積A1と第2フリ
ーピストン106の左側の受圧面積A2とに差が生じる
ことになる。このため、両フリーピストン105、10
6が互いに接近する方向に移動する際には、両フリーピ
ストンに作用する力に差が発生し、第2フリーピストン
106の往復運動を第1フリーピストン105の逆作用
の往復運動によって完全に相殺することができず振動値
を下げるには限界があった。
【0007】そこで、本発明は、前述した従来工具の第
1フリーピストン側の図中右側に、第2フリーピストン
に設けてある支持シャフト108の断面積分Bと同じ断
面積を有する調圧シャフトを設けることにより、第1フ
リーピストンの図中右側の受圧面積と第2フリーピスト
ンの左側の受圧面積とを等しくし、第2フリーピストン
の往復運動を第1フリーピストンの逆作用の往復運動に
よって完全に振動が相殺できる新しい往復動工具を提案
することにより、上述の問題点を解決することを目的と
する。
【0008】本発明は、第1、第2フリーピストンの略
質量が同じであり、かつ、第1、第2フリーピストンを
互いに接近させる方向の受圧面積と、第1、第2フリー
ピストンが互いに離なれる方向の受圧面積とをそれぞれ
等しく形成してあるため、第1、第2フリーピストンの
往復動によって生じる振動は、互いの運動によって理論
上では完全に打ち消されることになり、工具の振動を確
実に抑制することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明が採用
した技術解決手段は、シリンダ内部に第1及び第2フリ
ーピストンを軸方向に隣接して前後動自在に配置し、前
記シリンダ内に前記第1、第2フリーピストンによって
前部、中部、および後部のシリンダ室R1、R2、R3
を区画し、前記前部シリンダ室R1、中部シリンダ室R
2および後部シリンダ室R3にエア源からのエアを選択
的に導入できる流路を形成し、エア源からのエアが第1
フリーピストンと第2フリーピストンとの間の中部シリ
ンダ室に導入された時には、第1、第2フリーピストン
が互いに離れる方向に移動し、エア源からのエアが第2
フリーピストンの前部シリンダ室および第1フリーピス
トンの後部シリンダ室に導入された時は第1、第2フリ
ーピストンが同時に接近する方向に移動し、こうした第
2フリーピストンの往復移動によって前記第2フリーピ
ストンの前方に設けられた工具保持シャフトを往復動さ
せて同シャフトに取りつけた工具によってワークに加工
を行う往復動工具であって、前記第1フリーピストンの
後方には前記工具保持シャフトとほぼ同径のシャフト部
を設け、前記第1フリーピストンと第2フリーピストン
との質量を略等しく、かつ、エア源からのエア圧が第1
フリーピストン、第2フリーピストンに同時に作用する
受圧面積とを等しくさせたことを特徴とする往復動工具
の防振構造である。
【0010】
【実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明に係わ
る往復動工具を説明すると、図1は本実施の形態として
の往復動工具の断面図、図2は工具保持シャフト部の拡
大A−A断面図、図3(イ)はバルブの流路が閉となっ
た状態の拡大B−B断面図、(ロ)はバルブの流路が開
となった状態の拡大B−B断面図、図4はバルブリング
とホースニップル部との拡大C−C断面図である。なお
図中左方、即ち、工具取りつけ側を前方、図中右方、即
ち、圧縮空気の供給側を後方として説明する。
【0011】図において、1はハウジング、2はハウジ
ング1の外周に接着、溶着または密着状態に取りつけら
れる冷感防止用のゴム状チューブ、3はシリンダ、4は
シリンダ3の外周に取りつけられ、かつ、圧縮空気の導
入通路、排気通路を形成するパーテーションである。前
記パーテーション4の内周面には、前述した従来の工具
と同様の空気導入通路4a、空気排出通路4bが形成さ
れており、その空気導入通路4aの周囲とシリンダ3と
の当接部には通路の気密性を保持するOリング5が軸方
向に配置されている。
【0012】シリンダ3の図中左方端にはフロントエン
ドキャップ6が、また図中右方端にはリヤエンドキャッ
プ7が取りつけられており、両エンドキャップの間のシ
リンダ3内には、第1及び第2フリーピストン8、9を
軸方向に隣接して前後動自在に配置し、第1、第2フリ
ーピストン8、9によって先述した公知例と同様にシリ
ンダ3内に前部、中部、および後部のシリンダ室R1、
R2、R3を区画する。
【0013】前記フロントエンドキャップ6の外周には
パーテーション4の端部と当接させるとともにゴム状チ
ューブ2を挿着したハウジング1を固定する先端部材1
0が配置されている。先端部材10の中心部に配置した
軸受12およびフロントエンドキャップ6の中心部に配
置した軸受13によって第2フリーピストン9に固定さ
れた工具保持シャフト14が摺動自在に軸支されてお
り、工具保持シャフト14は先端部材10に対して軸方
向に摺動が可能でありながら相対回転ができぬように、
工具保持シャフト14の外形は図2に示すように四角形
に形成されている。また、先端には工具固定手段14a
が設けられている。なお、工具保持シャフト14の外径
は四角形に限らず相対回転が禁止できる形状であればど
のような形状でもよい。さらに、先端部材10に配置し
た軸受12は止めネジ12aによって先端部材10に対
して回転が禁止されストップリング11によって抜け防
止された状態で保持されている。前記工具保持シャフト
14はその端部が第2フリーピストン9の中心孔内に嵌
合し、ネジ15によって第2フリーピストン9に固定さ
れている。
【0014】リヤエンドキャップ7の図中右方側の中心
部にはバルブ16が回転自在に嵌合しており、該バルブ
16の図中右方端にはホースニップル17が一体に形成
されている。バルブ16の周囲には図4に示すようにバ
ルブリング18が相対回転不能に嵌合しており、このバ
ルブリング18はハウジング1の外周に回転可能に嵌合
して延長しており、端部はゴム状チューブ2の端部と当
接するように配置されている。このためバルブリング1
8を回転するとバルブ16も回転し、バルブ16の流路
を開閉できるよになっている。
【0015】バルブ16の中心部には圧縮空気の通路1
6aが形成されており、この通路16aはバルブ16の
遠心方向に形成した一対の通路16bに連通しており、
この一対の通路16bはバルブ16が回転するとリアエ
ンドキャップ7に形成した通路7aを経由してパーテー
ション4に形成した圧縮空気導入路4aに連通状態(図
2(ロ))となったり、非連通状態(図2(イ))とな
ったりする。パーテーション4に形成した圧縮空気導入
路4aは先述したようにシリンダ3の外周と協働して通
路を形成するようになっており、通路の周囲はOリング
5によって気密性が保持されている。
【0016】また、リヤエンドキャップ7の中心部には
前記工具保持シャフト14とほぼ同径のシャフト部19
が摺動自在に嵌合しておりこのシャフト部19は第1フ
リーピストン8の中心部に一体に形成されている。この
シャフト部19はネジ等で第1フリーピストン8に固定
してもよい。第1フリーピストン8のシャフト部19の
嵌合部には遠心方向の孔21が形成されており、この孔
21はパーテーション4とシリンダ3の外周との間に形
成した排気通路4bに連通している。
【0017】第1フリーピストン8の外周には二つの円
周溝23、24が形成されており、図中左方側の溝は第
1フリーピストン8内に形成した通路25を介して第1
フリーピストン8とリヤエンドキャップ7との間に区画
されている後部シリンダ室R3に連通しており、図中右
方側の溝23は第1フリーピストン8内に形成した通路
26を介して第1フリーピストン8と第2フリーピスト
ン9との間に区画されている中部シリンダ室R2に連通
している。
【0018】二つの溝23、24は第1フリーピストン
8がシリンダ3内を軸方向に移動してシリンダ3に形成
した孔27と位置が合うとその孔から圧縮空気を中部シ
リンダ室R2あるいは前部シリンダ室R1に導入し、他
側のシリンダ室の圧縮空気を空気排出通路4bを介して
大気に開放できるようになっている。このため、第1フ
リーピストン8がシリンダ3内を軸方向に移動して二つ
の溝のうち左側の溝24がシリンダ3に形成した圧縮空
気を導入する孔27と合うと、パーテーション4とシリ
ンダ3とによって形成した圧縮空気導入路4aから圧縮
空気がその孔27、溝24、第1フリーピストン8内に
形成した通路25を介して第1フリーピストン8とリヤ
エンドキャップ7との間の後部シリンダ室R3に導入さ
れ、第1フリーピストン8を図中左方に移動する。この
とき、中央の中部シリンダ室R2は図示せぬ排気孔を介
してパーテーション4とシリンダ3とによって形成した
圧縮空気排出路4bを介して大気側に連通する。
【0019】また、第1フリーピストン8がシリンダ3
内を軸方向に移動して二つの溝のうち右側の溝23がシ
リンダ3に形成した孔27と合うとパーテーション4と
シリンダ3とによって形成した圧縮空気導入路4aから
圧縮空気がその孔27を介して第1フリーピストン8に
形成した通路26に導入され、さらに圧縮空気は中部シ
リンダ室R2に導入され、一方、後部シリンダ室R3は
排気孔3aを介してパーテーション4とシリンダ3とに
よって形成した圧縮空気排出路4bから大気に開放され
るようになっている。
【0020】また、第2フリーピストン9の外周にも、
第1フリーピストン8と同様に二つの円周溝28、29
が形成されており、図中右方側の溝29は第2フリーピ
ストン9内に形成した通路31を介して第2フリーピス
トン9とフロントエンドキャップ6との間の前部シリン
ダ室R1に連通し、また図中左方側の溝28は第2フリ
ーピストン9内に形成した通路32を介して第1フリー
ピストン8と第2フリーピストン9との間の中部シリン
ダ室R2に連通している。
【0021】二つの溝28、29は第2フリーピストン
9がシリンダ3内を軸方向に移動してシリンダ3に形成
した孔30と位置が合うとその孔から圧縮空気を中部シ
リンダ室R2あるいは前部シリンダ室R1に圧縮空気を
導入し、他側のシリンダ室から空気排出通路4bを介し
て大気に開放する。このため、第2フリーピストン9が
シリンダ3内を軸方向に移動して二つの溝のうち右側の
溝29がシリンダ3に形成した圧縮空気導入孔30と合
うと、パーテーション4とシリンダ3とによって形成し
た圧縮空気導入路4aから圧縮空気がその孔30、溝2
9、第2フリーピストン9内に形成した通路31を介し
て第2フリーピストン9とフロントエンドキャップ6と
の間の前部シリンダ室R1に導入され、第2フリーピス
トンを図中右方に移動する。このとき、中央の中部シリ
ンダ室R2は排気孔3bを介してパーテーション4とシ
リンダ3とによって形成した圧縮空気排出路4bを介し
て大気側に連通する。
【0022】また、第2フリーピストン9がシリンダ3
内を軸方向に移動して二つの溝のうち左側の溝28がシ
リンダ3に形成した孔30と合うと、パーテーション4
とシリンダ3とによって形成した圧縮空気導入路4aか
ら圧縮空気がその孔30を介して第2フリーピストン9
に形成した通路32に導入され、さらに圧縮空気は中部
シリンダ室R2に導入され、一方、前部シリンダ室R1
は排気孔3cを介してパーテーション4とシリンダ3と
によって形成した圧縮空気排出路4bから大気に開放さ
れるようになっている。
【0023】前記第1フリーピストン8と第2フリーピ
ストン9は略等しい質量として形成され、さらに第1フ
リーピストン8と第2フリーピストン9の図中左右端の
それぞれの受圧面積は等しく形成されている。即ち、工
具保持シャフト14の径とシャフト部19とはほぼ同じ
径として形成されている。また第1フリーピストン8と
第2フリーピストン9との間には両者を離す方向に付勢
するスプリング33が配置されている。
【0024】この往復動工具の作動を説明する。バルブ
リング18を回転操作して図3中(ロ)に示すようにバ
ルブ16に形成した通路16bとリヤエンドキャップ7
に形成した通路7aを連通すると、圧縮エアはバルブ内
の通路16bからリヤエンドキャップ7に形成した通路
7aに入りシリンダ3に形成した孔4aを通ってシリン
ダ3の外周とパーテーション4とによって形成した通路
4aに流入する。この状態の時に、シリンダ3に形成し
た孔27、30と第1、第2フリーピストン8、9に形
成した溝24、29が連通すると第1、第2フリーピス
トン8、9に形成した通路25、31を介して圧縮空気
が前部シリンダ室R1、後部シリンダ室R3に流入し、
第1フリーピストン8、第2フリーピストン9を中央に
向けて互いに接近する方向に移動する。
【0025】第1フリーピストン8、第2フリーピスト
ン9が中央側移動終端にくると、今度はシリンダ3に形
成した孔27、30が第1、第2フリーピストン8、9
に形成した溝23、28と連通し、第1、第2フリーピ
ストン8、9に形成した通路26、32を介して中部シ
リンダ室R2に圧縮空気を導入し、今度は第1フリーピ
ストン8と第2フリーピストン9とを互いに離れる方向
に移動する。そして左右側移動終端にくると、再び圧縮
空気はシリンダ3に形成した孔27、30から第1フリ
ーピストン8、第2フリーピストン9に形成した溝2
4、29、通路25、31を介して、前部シリンダ室R
1、後部シリンダ室R3に導入され、第1フリーピスト
ン8、第2フリーピストン9を中央に向けて移動する。
このとき各フリーピストンが移動する方向のシリンダ室
は空気排出通路4bに連通し、シリンダ室のエアはこの
排気通路から排気される。なお、上記シリンダ室への圧
縮空気の導入、排気の流路の切換え作動は前述した従来
の工具と同様である。
【0026】以上のような作動を繰り返すことにより第
1フリーピストン8と第2フリーピストン9とは互いに
逆方向に往復動し、第2フリーピストン9に取りつけた
工具保持シャフト14が軸方向に往復動し、これによっ
てシャフトに保持した工具がワークを加工する。また、
第2フリーピストン9の往復動に対して第1フリーピス
トン8も逆の往復動をするため、両者の振動を打ち消し
あうことができ、振動を大幅に低減することができる。
【0027】以上のように本発明は第1、第2フリーピ
ストン8、9の質量を略同じとし、さらに、第1、第2
フリーピストン8、9を互いに接近させる方向に作用す
る受圧面積と、第1、第2フリーピストン8、9が互い
に離なれる方向の受圧面積とをそれぞれ等しく形成して
あるため、第1、第2フリーピストン8、9の往復動に
よって生じる振動は、互いの運動によって理論上では完
全に打ち消されることになり、工具の振動を大幅に低減
することができる。
【0028】なお、上記実施形態ではエア導入のバルブ
は回転式であるが、必ずしも回転式に限ることなく、従
来と同様のバルブを使用することができる。また、本発
明はその精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の
色々な形で実施することができ、また、前述の実施例は
あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈しては
ならない。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
第1、第2フリーピストンの質量が同じであり、かつ、
第1、第2フリーピストンを互いに接近させる方向の受
圧面積と、第1、第2フリーピストンが互いに離なれる
方向の受圧面積とをそれぞれ等しく形成してあるため、
第1、第2フリーピストンの往復動によって生じる振動
は、互いの運動によって理論上では完全に打ち消される
ことになり、工具の振動を大幅に低減することができる
という優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態としての往復動工具の断面図であ
る。
【図2】工具保持シャフト部の拡大A−A断面図であ
る。
【図3】(イ)はバルブの流路が閉となった状態の拡大
B−B断面図、(ロ)はバルブの流路が開となった状態
の拡大B−B断面図である。
【図4】バルブリングとホースニップル部との拡大C−
C断面図である。
【図5】従来の往復動工具の側断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ゴム状チューブ 3 シリンダ 4 パーテーション 5 Oリング 6 フロントエンドキャップ 7 リヤエンドキャップ 8 第1フリーピストン 9 第2フリーピストン 10 先端部材 11 ストップリング 12、13 軸受 14 工具保持シャフト 15 ネジ 16 バルブ 17 ホースニップル 18 バルブリング 19 シャフト部 20 ネジ 21 孔 23、24 溝 25、26 通路 27 孔 28、29 溝 31、32 通路 R1 前部シリンダ室 R2 中部シリンダ室 R3 後部シリンダ室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ内部に第1及び第2フリーピスト
    ンを軸方向に隣接して前後動自在に配置し、前記シリン
    ダ内に前記第1、第2フリーピストンによって前部、中
    部、および後部のシリンダ室R1、R2、R3を区画
    し、前記前部シリンダ室R1、中部シリンダ室R2およ
    び後部シリンダ室R3にエア源からのエアを選択的に導
    入できる流路を形成し、エア源からのエアが第1フリー
    ピストンと第2フリーピストンとの間の中部シリンダ室
    に導入された時には、第1、第2フリーピストンが互い
    に離れる方向に移動し、エア源からのエアが第2フリー
    ピストンの前部シリンダ室および第1フリーピストンの
    後部シリンダ室に導入された時は第1、第2フリーピス
    トンが同時に接近する方向に移動し、こうした第2フリ
    ーピストンの往復移動によって前記第2フリーピストン
    の前方に設けられた工具保持シャフトを往復動させて同
    シャフトに取りつけた工具によってワークに加工を行う
    往復動工具であって、 前記第1フリーピストンの後方には前記工具保持シャフ
    トとほぼ同径のシャフト部を設け、前記第1フリーピス
    トンと第2フリーピストンとの質量を略等しく、かつ、
    エア源からのエア圧が第1フリーピストン、第2フリー
    ピストンに同時に作用する受圧面積とを等しくさせたこ
    とを特徴とする往復動工具の防振構造。
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