JP2000219022A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
- Publication number
- JP2000219022A JP2000219022A JP11019641A JP1964199A JP2000219022A JP 2000219022 A JP2000219022 A JP 2000219022A JP 11019641 A JP11019641 A JP 11019641A JP 1964199 A JP1964199 A JP 1964199A JP 2000219022 A JP2000219022 A JP 2000219022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- vehicle
- mode
- blower
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷風吹き出し防止制御のための判定条件を最
適化するとともに、冷風吹き出し防止制御開始後には迅
速に通常空調制御に入れるようにする。 【解決手段】 車室内に温調空気を送るブロワと、エン
ジン冷却水を利用した熱交換器を備えた車両用空調装置
において、エンジン始動から予め定めた時間が経過して
いないときに、エンジン冷却水の水温が予め定めた基準
温度より低く、吹き出しモードがフットモードまたはバ
イレベルモードであり、かつ、設定温度と車内温度の偏
差が予め定めた基準値以上の場合にブロワモータを停止
させ、かつ、エンジン冷却水の水温が予め定めた基準温
度以上、もしくはエンジン始動から予め定めた時間が経
過したときに、緩やかな増加率でブロワ風量を増加させ
るが、設定温度と車内温度の偏差が基準値より小さくな
った場合、または、吹き出しモードがフットモードまた
はバイレベルモードでなくなった場合に、ブロワ風量の
増加率を高める制御装置を有することを特徴とする車両
用空調装置。
適化するとともに、冷風吹き出し防止制御開始後には迅
速に通常空調制御に入れるようにする。 【解決手段】 車室内に温調空気を送るブロワと、エン
ジン冷却水を利用した熱交換器を備えた車両用空調装置
において、エンジン始動から予め定めた時間が経過して
いないときに、エンジン冷却水の水温が予め定めた基準
温度より低く、吹き出しモードがフットモードまたはバ
イレベルモードであり、かつ、設定温度と車内温度の偏
差が予め定めた基準値以上の場合にブロワモータを停止
させ、かつ、エンジン冷却水の水温が予め定めた基準温
度以上、もしくはエンジン始動から予め定めた時間が経
過したときに、緩やかな増加率でブロワ風量を増加させ
るが、設定温度と車内温度の偏差が基準値より小さくな
った場合、または、吹き出しモードがフットモードまた
はバイレベルモードでなくなった場合に、ブロワ風量の
増加率を高める制御装置を有することを特徴とする車両
用空調装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
関し、とくにエンジン冷却水を利用した熱交換器を備え
た車両用オートエアコンディショナ(以下、オートエア
コンと略称する。)に好適な車両用空調装置に関する。
関し、とくにエンジン冷却水を利用した熱交換器を備え
た車両用オートエアコンディショナ(以下、オートエア
コンと略称する。)に好適な車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車室内に温調空気を送るブロワと、エン
ジン冷却水を利用した熱交換器を備えたオートエアコン
では、エンジン冷却水の水温が低い場合に冷風が車室内
に吹き出すのを防止するために、エンジン水温と吹き出
しモード、外気温度もしくは車内温度を判定条件として
ブロワ風量の制限を行っている。また、エンジン冷却水
の水温が一定値に達するか、エンジン始動から一定時間
経過により、目標とする風量まで一定の割合で緩やかに
ブロワ風量を増加させるようにしている。このような制
御により、とくに吹出モードがフットモード(以下、F
OOTと表わす。)あるいはバイレベルモード(車室内
の上下に温度差をもたせるモード、以下、Bi−Lev
elと表わす。)の場合に、冷風が車室内に吹き出すこ
とによる不快感の発生を防止するようにしている。
ジン冷却水を利用した熱交換器を備えたオートエアコン
では、エンジン冷却水の水温が低い場合に冷風が車室内
に吹き出すのを防止するために、エンジン水温と吹き出
しモード、外気温度もしくは車内温度を判定条件として
ブロワ風量の制限を行っている。また、エンジン冷却水
の水温が一定値に達するか、エンジン始動から一定時間
経過により、目標とする風量まで一定の割合で緩やかに
ブロワ風量を増加させるようにしている。このような制
御により、とくに吹出モードがフットモード(以下、F
OOTと表わす。)あるいはバイレベルモード(車室内
の上下に温度差をもたせるモード、以下、Bi−Lev
elと表わす。)の場合に、冷風が車室内に吹き出すこ
とによる不快感の発生を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記のような
従来の車両用空調装置においては、エンジン冷却水の水
温と外気温度もしくは車内温度を冷風吹き出し防止の判
定条件にした場合には、必ずしも冷風吹き出しを制御す
る必要のない条件下においても、ブロワ風量の制限を行
ってしまうおそれがある。また、エンジン冷却水の水温
の上昇もしくはエンジン始動からの時間経過により、目
標とする風量まで一定の緩やかな割合でブロワ風量を増
加させた場合には、設定温度の変更等により冷風吹き出
し防止の条件が成立しなくなっても、目標風量までなか
なか達しないおそれがある。
従来の車両用空調装置においては、エンジン冷却水の水
温と外気温度もしくは車内温度を冷風吹き出し防止の判
定条件にした場合には、必ずしも冷風吹き出しを制御す
る必要のない条件下においても、ブロワ風量の制限を行
ってしまうおそれがある。また、エンジン冷却水の水温
の上昇もしくはエンジン始動からの時間経過により、目
標とする風量まで一定の緩やかな割合でブロワ風量を増
加させた場合には、設定温度の変更等により冷風吹き出
し防止の条件が成立しなくなっても、目標風量までなか
なか達しないおそれがある。
【0004】そこで本発明の課題は、冷風吹き出し防止
の判定をより的確に行い、必要な場合にのみ冷風吹き出
し防止の制御を行わせるようにすることにある。
の判定をより的確に行い、必要な場合にのみ冷風吹き出
し防止の制御を行わせるようにすることにある。
【0005】また、もう一つの課題は、冷風吹き出し防
止の制御を開始した後、冷風吹き出し防止の条件が成立
しなくなった場合には、速やかにブロワ風量を所定の目
標風量に上げて、迅速に通常の空調制御に入れるように
することにある。
止の制御を開始した後、冷風吹き出し防止の条件が成立
しなくなった場合には、速やかにブロワ風量を所定の目
標風量に上げて、迅速に通常の空調制御に入れるように
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る車両用空調装置は、車室内に温調空気
を送るブロワと、エンジン冷却水を利用した熱交換器を
備えた車両用空調装置において、エンジン始動から予め
定めた時間が経過していないときに、エンジン冷却水の
水温が予め定めた基準温度より低く、吹き出しモードが
フットモードまたはバイレベルモードであり、かつ、設
定温度と車内温度の偏差が予め定めた基準値以上の場合
にブロワモータを停止させる制御装置を有することを特
徴とするものからなる(第1の装置)。
に、本発明に係る車両用空調装置は、車室内に温調空気
を送るブロワと、エンジン冷却水を利用した熱交換器を
備えた車両用空調装置において、エンジン始動から予め
定めた時間が経過していないときに、エンジン冷却水の
水温が予め定めた基準温度より低く、吹き出しモードが
フットモードまたはバイレベルモードであり、かつ、設
定温度と車内温度の偏差が予め定めた基準値以上の場合
にブロワモータを停止させる制御装置を有することを特
徴とするものからなる(第1の装置)。
【0007】また、本発明に係る車両用空調装置は、車
室内に温調空気を送るブロワと、エンジン冷却水を利用
した熱交換器を備えた車両用空調装置において、エンジ
ン冷却水の水温が予め定めた基準温度以上、もしくはエ
ンジン始動から予め定めた時間が経過したときに、緩や
かな増加率でブロワ風量を増加させるが、設定温度と車
内温度の偏差が基準値より小さくなった場合、または、
吹き出しモードがフットモードまたはバイレベルモード
でなくなった場合に、ブロワ風量の増加率を高める制御
装置を有することを特徴とするものからなる(第2の装
置)。
室内に温調空気を送るブロワと、エンジン冷却水を利用
した熱交換器を備えた車両用空調装置において、エンジ
ン冷却水の水温が予め定めた基準温度以上、もしくはエ
ンジン始動から予め定めた時間が経過したときに、緩や
かな増加率でブロワ風量を増加させるが、設定温度と車
内温度の偏差が基準値より小さくなった場合、または、
吹き出しモードがフットモードまたはバイレベルモード
でなくなった場合に、ブロワ風量の増加率を高める制御
装置を有することを特徴とするものからなる(第2の装
置)。
【0008】さらに、本発明に係る車両用空調装置は、
車室内に温調空気を送るブロワと、エンジン冷却水を利
用した熱交換器を備えた車両用空調装置において、エン
ジン始動から予め定めた時間が経過していないときに、
エンジン冷却水の水温が予め定めた基準温度より低く、
吹き出しモードがフットモードまたはバイレベルモード
であり、かつ、設定温度と車内温度の偏差が予め定めた
基準値以上の場合にブロワモータを停止させ、かつ、エ
ンジン冷却水の水温が予め定めた基準温度以上、もしく
はエンジン始動から予め定めた時間が経過したときに、
緩やかな増加率でブロワ風量を増加させるが、設定温度
と車内温度の偏差が基準値より小さくなった場合、また
は、吹き出しモードがフットモードまたはバイレベルモ
ードでなくなった場合に、ブロワ風量の増加率を高める
制御装置を有することを特徴とするものからなる(第3
の装置)。
車室内に温調空気を送るブロワと、エンジン冷却水を利
用した熱交換器を備えた車両用空調装置において、エン
ジン始動から予め定めた時間が経過していないときに、
エンジン冷却水の水温が予め定めた基準温度より低く、
吹き出しモードがフットモードまたはバイレベルモード
であり、かつ、設定温度と車内温度の偏差が予め定めた
基準値以上の場合にブロワモータを停止させ、かつ、エ
ンジン冷却水の水温が予め定めた基準温度以上、もしく
はエンジン始動から予め定めた時間が経過したときに、
緩やかな増加率でブロワ風量を増加させるが、設定温度
と車内温度の偏差が基準値より小さくなった場合、また
は、吹き出しモードがフットモードまたはバイレベルモ
ードでなくなった場合に、ブロワ風量の増加率を高める
制御装置を有することを特徴とするものからなる(第3
の装置)。
【0009】上記本発明に係る第1の車両用空調装置に
おいては、エンジン冷却水の水温またはエンジン始動か
らの経過時間と吹き出しモード、設定温度と車内温度の
偏差を用いて冷風吹き出し防止判定を行うので、冷風の
吹出しが不快と感じられる全ての条件、つまり、エンジ
ン冷却水の水温が基準温度より低く、吹き出しモードが
FOOTまたはBi−Levelであり、かつ、設定温
度と車内温度の偏差が基準値以上の条件が整って初めて
冷風吹き出し防止制御(ブロワ停止)が行われる。した
がって、不要な冷風吹き出し防止の動作を回避できる。
おいては、エンジン冷却水の水温またはエンジン始動か
らの経過時間と吹き出しモード、設定温度と車内温度の
偏差を用いて冷風吹き出し防止判定を行うので、冷風の
吹出しが不快と感じられる全ての条件、つまり、エンジ
ン冷却水の水温が基準温度より低く、吹き出しモードが
FOOTまたはBi−Levelであり、かつ、設定温
度と車内温度の偏差が基準値以上の条件が整って初めて
冷風吹き出し防止制御(ブロワ停止)が行われる。した
がって、不要な冷風吹き出し防止の動作を回避できる。
【0010】また、本発明に係る第2の車両用空調装置
においては、冷風吹き出し防止の制御が開始された後
に、たとえば設定温度の変更や吹き出しモードの変更等
により、冷風吹き出し防止の条件が成立しなくなった場
合(冷風吹き出し防止の必要がなくなった場合)には、
つまり、設定温度と車内温度の偏差が基準値より小さく
なった場合または、吹き出しモードがFOOTまたはB
i−Levelでなくなった場合には、それまでの冷風
吹き出し防止のために緩やかに増加されていたブロワ風
量の増加率が高められ、通常制御のための目標風量に早
く到達するように制御される。したがって、所定の通常
制御を早く開始することができ、全体として快適な空調
制御が実現される。
においては、冷風吹き出し防止の制御が開始された後
に、たとえば設定温度の変更や吹き出しモードの変更等
により、冷風吹き出し防止の条件が成立しなくなった場
合(冷風吹き出し防止の必要がなくなった場合)には、
つまり、設定温度と車内温度の偏差が基準値より小さく
なった場合または、吹き出しモードがFOOTまたはB
i−Levelでなくなった場合には、それまでの冷風
吹き出し防止のために緩やかに増加されていたブロワ風
量の増加率が高められ、通常制御のための目標風量に早
く到達するように制御される。したがって、所定の通常
制御を早く開始することができ、全体として快適な空調
制御が実現される。
【0011】本発明に係る第3の車両用空調装置におい
ては、上記第1の装置と第2の装置による作用、効果が
両方とも得られる。
ては、上記第1の装置と第2の装置による作用、効果が
両方とも得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、図面を参照して説明する。まず、本発明の実施
に用いる車両用空調装置の機械的な構成の一例について
説明する。図1は、本発明の一実施態様に係る車両用空
調装置の機器系統図を示している。図1において、1
は、車両用空調装置の機械的な構成部分全体を示してお
り、通風ダクト2の入口側には、内気導入口3側からの
空気吸入量(導入量)と外気導入口4側からの空気吸入
量(導入量)との割合を制御する内外気切替ダンパ5が
設けられている。吸入された空気は、モータ6により駆
動されるブロワ7によってダクト2内を吸引、圧送され
る。モータ6の制御により、ブロワ7の送風量が制御さ
れる。
形態を、図面を参照して説明する。まず、本発明の実施
に用いる車両用空調装置の機械的な構成の一例について
説明する。図1は、本発明の一実施態様に係る車両用空
調装置の機器系統図を示している。図1において、1
は、車両用空調装置の機械的な構成部分全体を示してお
り、通風ダクト2の入口側には、内気導入口3側からの
空気吸入量(導入量)と外気導入口4側からの空気吸入
量(導入量)との割合を制御する内外気切替ダンパ5が
設けられている。吸入された空気は、モータ6により駆
動されるブロワ7によってダクト2内を吸引、圧送され
る。モータ6の制御により、ブロワ7の送風量が制御さ
れる。
【0013】ブロワ7の下流側には、冷却器としての蒸
発器8が設けられており、その下流側には加熱器として
の温水ヒータ9が設けられている。温水ヒータ9には、
エンジン冷却水10が循環され、吸引された空気を加熱
するようになっている。したがって、温水ヒータ9は、
エンジン冷却水を利用した熱交換器を構成している。
発器8が設けられており、その下流側には加熱器として
の温水ヒータ9が設けられている。温水ヒータ9には、
エンジン冷却水10が循環され、吸引された空気を加熱
するようになっている。したがって、温水ヒータ9は、
エンジン冷却水を利用した熱交換器を構成している。
【0014】蒸発器8には、冷却回路(クーラサイク
ル)11内を循環される冷媒が供給される。冷媒は、圧
縮機(コンプレッサ)12で圧縮され、凝縮器13で凝
縮された後、レシーバタンク14、膨張弁15を介して
蒸発器8に送られ、蒸発器8から圧縮機12に吸入され
る。
ル)11内を循環される冷媒が供給される。冷媒は、圧
縮機(コンプレッサ)12で圧縮され、凝縮器13で凝
縮された後、レシーバタンク14、膨張弁15を介して
蒸発器8に送られ、蒸発器8から圧縮機12に吸入され
る。
【0015】温水ヒータ9の直下流側には、エアミック
スダンパ17が設けられており、エアミックスダンパア
クチュエータ18によって作動されるエアミックスダン
パ17の開度調整により、ヒータ9を通過し加熱された
空気の量とバイパスする空気の量との割合を制御できる
ようになっている。
スダンパ17が設けられており、エアミックスダンパア
クチュエータ18によって作動されるエアミックスダン
パ17の開度調整により、ヒータ9を通過し加熱された
空気の量とバイパスする空気の量との割合を制御できる
ようになっている。
【0016】温調された空気は、各吹出口19、20、
21(たとえば、デフロスタ吹出口、ベント吹出口、F
OOT吹出口)を介して車室内に吹き出される。各吹出
口19、20、21には、それぞれダンパ22、23、
24が設けられている。ダンパ22、23、24によっ
て吹出口が選択される。Bi−Levelモードのとき
には、たとえばベント吹出口とFOOT吹出口が用いら
れる。
21(たとえば、デフロスタ吹出口、ベント吹出口、F
OOT吹出口)を介して車室内に吹き出される。各吹出
口19、20、21には、それぞれダンパ22、23、
24が設けられている。ダンパ22、23、24によっ
て吹出口が選択される。Bi−Levelモードのとき
には、たとえばベント吹出口とFOOT吹出口が用いら
れる。
【0017】上記ブロワ7のモータ6の電圧(回転
数)、エアミックスダンパアクチュエータ18、圧縮機
12のクラッチ16は、メインコントローラ(制御装
置)25からの信号に基づいて制御されるようになって
いる。
数)、エアミックスダンパアクチュエータ18、圧縮機
12のクラッチ16は、メインコントローラ(制御装
置)25からの信号に基づいて制御されるようになって
いる。
【0018】メインコントローラ25には、車内温度設
定器26によって設定された目標車内温度、外気温度セ
ンサ28によって検知された外気温度、日射センサ29
によって検知された日射量、車内温度センサ27によっ
て検知された車内温度、およびエンジン冷却水温度セン
サ30によって検知されたエンジン冷却水の水温がそれ
ぞれ入力される。これら入力信号に基づいて、目標吹出
温度等が演算される。
定器26によって設定された目標車内温度、外気温度セ
ンサ28によって検知された外気温度、日射センサ29
によって検知された日射量、車内温度センサ27によっ
て検知された車内温度、およびエンジン冷却水温度セン
サ30によって検知されたエンジン冷却水の水温がそれ
ぞれ入力される。これら入力信号に基づいて、目標吹出
温度等が演算される。
【0019】このような車両用空調装置1において、本
発明に係る制御は、たとえば図2および図3に示すよう
に行われる。図2に示すフローチャートにおいて、設定
温度と車内温度の偏差が予め定めた基準値T1以上であ
るか否かを判定し(ステップS1)、T1以上であれ
ば、吹き出しモードがFOOTまたはBi−Level
であるか否か(ステップS2)、エンジン冷却水の水温
が予め定めた基準値T2よりも高いか否か(ステップS
3)、エンジン起動から予め定めた基準時間t秒が経過
したか否か(ステップS4)を判定する。吹き出しモー
ドがFOOTまたはBi−Levelであり、かつ、エ
ンジン冷却水の水温がT2よりも低く、さらにエンジン
始動からt秒経過していない場合には(つまり、図3の
A区間内にあるときには)、冷風吹き出し防止が必要と
判定し、ブロワ(ブロワモータ)を停止する(ステップ
S5)。
発明に係る制御は、たとえば図2および図3に示すよう
に行われる。図2に示すフローチャートにおいて、設定
温度と車内温度の偏差が予め定めた基準値T1以上であ
るか否かを判定し(ステップS1)、T1以上であれ
ば、吹き出しモードがFOOTまたはBi−Level
であるか否か(ステップS2)、エンジン冷却水の水温
が予め定めた基準値T2よりも高いか否か(ステップS
3)、エンジン起動から予め定めた基準時間t秒が経過
したか否か(ステップS4)を判定する。吹き出しモー
ドがFOOTまたはBi−Levelであり、かつ、エ
ンジン冷却水の水温がT2よりも低く、さらにエンジン
始動からt秒経過していない場合には(つまり、図3の
A区間内にあるときには)、冷風吹き出し防止が必要と
判定し、ブロワ(ブロワモータ)を停止する(ステップ
S5)。
【0020】ステップS3においてエンジン冷却水の水
温がT2以上になるか、ステップS4においてエンジン
始動からt秒以上経過したと判定されたら、ブロワ風量
が目標風量に達していないことを確認して(ステップS
6)、ブロワ風量を、図3のB区間に示すように、目標
風量に向けて緩やかな増加率B1で増加させていく(ス
テップS7)。
温がT2以上になるか、ステップS4においてエンジン
始動からt秒以上経過したと判定されたら、ブロワ風量
が目標風量に達していないことを確認して(ステップS
6)、ブロワ風量を、図3のB区間に示すように、目標
風量に向けて緩やかな増加率B1で増加させていく(ス
テップS7)。
【0021】上記ステップS1において設定温度と車内
温度の偏差がT1よりも小さいと判定されるか、ステッ
プS2において吹き出しモードがFOOTまたはBi−
Levelではないと判定されたら、現在B区間制御中
であることを確認し(ステップS8)、かつ、現在のブ
ロワ風量がまだ目標風量に到達していないことを確認し
た後(ステップS9)、冷風吹き出し防止制御区間Bに
おいて、図3に示すように、ブロワ風量の増加率がB1
からB2に高められる(ステップS10)。すなわち、
冷風吹き出し防止制御中に、設定温度の変更等により設
定温度と車内温度の偏差が小さくなって冷風吹き出しが
不快に感じられなくなるか、冷風吹き出し防止制御の必
要のない吹き出しモードになったときには、ブロワ風量
を極力す早く目標風量まで高めて迅速に通常制御に入れ
るようにする。その結果、B区間が短縮され、B区間以
降の通常の快適な空調制御がより早く実行される。
温度の偏差がT1よりも小さいと判定されるか、ステッ
プS2において吹き出しモードがFOOTまたはBi−
Levelではないと判定されたら、現在B区間制御中
であることを確認し(ステップS8)、かつ、現在のブ
ロワ風量がまだ目標風量に到達していないことを確認し
た後(ステップS9)、冷風吹き出し防止制御区間Bに
おいて、図3に示すように、ブロワ風量の増加率がB1
からB2に高められる(ステップS10)。すなわち、
冷風吹き出し防止制御中に、設定温度の変更等により設
定温度と車内温度の偏差が小さくなって冷風吹き出しが
不快に感じられなくなるか、冷風吹き出し防止制御の必
要のない吹き出しモードになったときには、ブロワ風量
を極力す早く目標風量まで高めて迅速に通常制御に入れ
るようにする。その結果、B区間が短縮され、B区間以
降の通常の快適な空調制御がより早く実行される。
【0022】図3におけるB区間が終了したら、つま
り、図2において、ステップS8においてB区間制御中
ではないと判定されるか、ステップS6、S9において
現在のブロワ風量が目標風量に到達したと判定された
ら、通常の空調制御に入る(ステップS11)。
り、図2において、ステップS8においてB区間制御中
ではないと判定されるか、ステップS6、S9において
現在のブロワ風量が目標風量に到達したと判定された
ら、通常の空調制御に入る(ステップS11)。
【0023】上記図2、図3に示した制御を行うことに
より、適切な判定条件をもって冷風吹き出し防止制御を
開始することができ、一旦冷風吹き出し防止制御を始め
た後には、状態の変化や設定条件の変更に応じて、冷風
吹き出し防止制御時間を必要最小限に抑えて迅速に快適
な通常制御に入ることができる。
より、適切な判定条件をもって冷風吹き出し防止制御を
開始することができ、一旦冷風吹き出し防止制御を始め
た後には、状態の変化や設定条件の変更に応じて、冷風
吹き出し防止制御時間を必要最小限に抑えて迅速に快適
な通常制御に入ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷風吹き出し防止制御のための判定をより的確に行っ
て、真に必要な場合にのみ冷風吹き出し防止制御を開始
できる。
冷風吹き出し防止制御のための判定をより的確に行っ
て、真に必要な場合にのみ冷風吹き出し防止制御を開始
できる。
【0025】また、冷風吹き出し防止制御開始後にその
制御続行の必要がなくなった場合には、速やかにブロワ
風量を目標風量に上げて迅速に通常の空調制御に入るこ
とができ、不要な冷風吹き出し防止制御時間の発生を除
去または大幅に短縮できる。
制御続行の必要がなくなった場合には、速やかにブロワ
風量を目標風量に上げて迅速に通常の空調制御に入るこ
とができ、不要な冷風吹き出し防止制御時間の発生を除
去または大幅に短縮できる。
【図1】本発明の一実施態様に係る車両用空調装置の概
略機器系統図である。
略機器系統図である。
【図2】本発明の一実施態様に係る車両用空調装置の制
御の一例を示すフローチャートである。
御の一例を示すフローチャートである。
【図3】図2のフローによる制御状態を示す特性図であ
る。
る。
1 車両用空調装置 6 ブロワモータ 7 ブロワ 9 温水ヒータ(熱交換器) 10 エンジン冷却水 25 メインコントローラ(制御装置) 26 車内温度設定器 27 車内温度センサ 30 水温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 克好 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 Fターム(参考) 3L011 AU00
Claims (3)
- 【請求項1】 車室内に温調空気を送るブロワと、エン
ジン冷却水を利用した熱交換器を備えた車両用空調装置
において、エンジン始動から予め定めた時間が経過して
いないときに、エンジン冷却水の水温が予め定めた基準
温度より低く、吹き出しモードがフットモードまたはバ
イレベルモードであり、かつ、設定温度と車内温度の偏
差が予め定めた基準値以上の場合にブロワモータを停止
させる制御装置を有することを特徴とする車両用空調装
置。 - 【請求項2】 車室内に温調空気を送るブロワと、エン
ジン冷却水を利用した熱交換器を備えた車両用空調装置
において、エンジン冷却水の水温が予め定めた基準温度
以上、もしくはエンジン始動から予め定めた時間が経過
したときに、緩やかな増加率でブロワ風量を増加させる
が、設定温度と車内温度の偏差が基準値より小さくなっ
た場合、または、吹き出しモードがフットモードまたは
バイレベルモードでなくなった場合に、ブロワ風量の増
加率を高める制御装置を有することを特徴とする車両用
空調装置。 - 【請求項3】 車室内に温調空気を送るブロワと、エン
ジン冷却水を利用した熱交換器を備えた車両用空調装置
において、エンジン始動から予め定めた時間が経過して
いないときに、エンジン冷却水の水温が予め定めた基準
温度より低く、吹き出しモードがフットモードまたはバ
イレベルモードであり、かつ、設定温度と車内温度の偏
差が予め定めた基準値以上の場合にブロワモータを停止
させ、かつ、エンジン冷却水の水温が予め定めた基準温
度以上、もしくはエンジン始動から予め定めた時間が経
過したときに、緩やかな増加率でブロワ風量を増加させ
るが、設定温度と車内温度の偏差が基準値より小さくな
った場合、または、吹き出しモードがフットモードまた
はバイレベルモードでなくなった場合に、ブロワ風量の
増加率を高める制御装置を有することを特徴とする車両
用空調装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11019641A JP2000219022A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 車両用空調装置 |
| TW89101401A TW429296B (en) | 1999-01-28 | 2000-01-27 | Air conditioning device for vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11019641A JP2000219022A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000219022A true JP2000219022A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12004865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11019641A Pending JP2000219022A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 車両用空調装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000219022A (ja) |
| TW (1) | TW429296B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114179587A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-03-15 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种提升空调舒适性的控制方法及控制系统 |
| CN115139729A (zh) * | 2021-03-31 | 2022-10-04 | 江铃汽车股份有限公司 | 汽车空调冷启动控制方法、装置及可读存储介质 |
| CN115257287A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-11-01 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种发动机暖机控制方法、系统及汽车 |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP11019641A patent/JP2000219022A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-27 TW TW89101401A patent/TW429296B/zh active
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115139729A (zh) * | 2021-03-31 | 2022-10-04 | 江铃汽车股份有限公司 | 汽车空调冷启动控制方法、装置及可读存储介质 |
| CN114179587A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-03-15 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种提升空调舒适性的控制方法及控制系统 |
| CN115257287A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-11-01 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种发动机暖机控制方法、系统及汽车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW429296B (en) | 2001-04-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3290031B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| US20100095689A1 (en) | Vehicle air conditioner and method for controlling the same | |
| JP6019776B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2009208619A (ja) | 車両用暖房装置 | |
| CN112440655B (zh) | 车辆空调系统的控制方法 | |
| JPS62299421A (ja) | 車輛用空気調和装置 | |
| JP2017001575A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2005262948A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2010120414A (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| CN112440670B (zh) | 车辆用空调装置 | |
| JP3336886B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| KR20050105664A (ko) | 냉각수온에 의한 공기조화장치의 온도제어방법 | |
| JP2002301928A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP3419011B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP3309750B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPS5936484Y2 (ja) | 車輌用空調装置に於ける送風ファン速度制御装置 | |
| JP3331652B2 (ja) | 車両用ヒートポンプ式空調装置 | |
| JP3572678B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2000225837A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2024088381A (ja) | 空調制御システム | |
| JP3265822B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2004106671A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2004196150A (ja) | 車両用空調制御装置 | |
| JP3848897B2 (ja) | 制御装置 | |
| JP2000247131A (ja) | 車両用空調装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051214 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051216 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060411 |