JP2000219149A - 車両フレームにおけるマウンティングブラケットの構造 - Google Patents

車両フレームにおけるマウンティングブラケットの構造

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JP2000219149A
JP2000219149A JP11021818A JP2181899A JP2000219149A JP 2000219149 A JP2000219149 A JP 2000219149A JP 11021818 A JP11021818 A JP 11021818A JP 2181899 A JP2181899 A JP 2181899A JP 2000219149 A JP2000219149 A JP 2000219149A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量の増加や、レイアウト上の問題が生起す
ることなく、車両フレームにおけるマウンティングブラ
ケット取付部の応力を緩和することができるマウンティ
ングブラケットの構造を提供すること。 【解決手段】 マウンティングブラケット11を、一対
の側板部11A,11Bと、第1〜第4の連結板部11
C〜11Fと、から構成し、一対の側板部11A,11
B夫々において略L字形の内角部における横縁部11b
と第2の連結板部11Dの下端縁部11eとを、車両フ
レーム12の上面12Aに溶接によって固着し、一対の
側板部11A,11B夫々において略L字形の内角部に
おける縦縁部11fと第3の連結板部11Eの内縁部1
1gとを、車両フレーム12の側面12Bに溶接によっ
て固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両フレームにお
いて、荷台支持やサスペンション装置のショックアブソ
ーバの取付ロッド支持等を行うためのマウンティングブ
ラケットの構造に関し、特に、車両フレームにおけるマ
ウンティングブラケット取付部の応力を緩和する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両フレームには、マウンティングブラ
ケットを介して、荷台やサスペンション装置のショック
アブソーバの取付ロッド等の様々な部品が取り付けられ
ている。
【0003】かかるマウンティングブラケットとして
は、例えば、図3に示すような構造のものが考えられて
いる。このマウンティングブラケット1は、略L字形状
に形成され、互いに車両フレーム2の延びる方向に沿っ
て略平行に離間して配設される一対の側板部1A,1B
と、両側板部1A,1B相互を連結する連結板部1C
と、を含んで構成される。
【0004】そして、一対の側板部1A,1B夫々にお
いて略L字形の内角部における横縁部1aと縦縁部1b
とが前記車両フレーム2の上面2aと該上面2aと連な
る側面2bに溶接によって固着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなマウンティングブラケット1にあっては、車両フ
レーム2におけるマウンティングブラケット取付部、即
ち、一対の側板部1A,1B夫々において略L字形の内
角部における横縁部1aが溶接される部位Xと、縦縁部
1bが溶接される部位Yと、に応力集中が生じ、種々の
強度的な問題が発生する。
【0006】即ち、例えば、上記のショックアブソーバ
の取付ロッドは、連結板部1Cに基端部が支持される
が、かかる取付ロッドにショックアブソーバの動作に基
づく鉛直方向に往復する力が印加された場合、この力が
マウンティングブラケット1に対してこれを縦方向に揺
動させるような力として作用し、一対の側板部1A,1
B夫々において略L字形の内角部における横縁部1a及
び縦縁部1bのみが車両フレーム2に溶接される構成で
は、この溶接部位に応力集中が生じ易い。
【0007】このような問題の発生に鑑み、図4に示す
ように、一対の側板部1A,1B夫々において略L字形
の内角部における横縁部1aと縦縁部1bとを別部材の
パッチ3を介して車両フレーム2に溶接することが提案
されているが、このような構成では、十分な強度を得る
べく、大きなパッチ3が必要となり、重量の増加、コス
トアップ、レイアウト上の問題が生起し、思わしくな
い。
【0008】尚、特開平8−42616号公報には、シ
ャックルリンクの応力緩和を図る従来技術が開示されて
いる。そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑
み、重量の増加や、レイアウト上の問題が生起すること
なく、車両フレームにおけるマウンティングブラケット
取付部の応力を緩和することができるマウンティングブ
ラケットの構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、略L字形状に形成され、互いに車両フレーム
の延びる方向に沿って略平行に離間して配設される一対
の側板部と、両側板部相互を連結する連結板部と、を含
んで構成され、前記連結板部を、少なくとも、一対の側
板部の夫々の略L字形の外角部における縦縁部相互を連
結する第1の連結板部と、一対の側板部の夫々の略L字
形の内角部における横縁部と連なる縦縁部相互を連結す
る第2の連結板部と、一対の側板部の夫々の最下端縁部
相互を連結する第3の連結板部と、から構成される一
方、前記一対の側板部夫々において略L字形の内角部に
おける横縁部と第2の連結板部の下端縁部とが車両フレ
ームの上面に固着され、該一対の側板部夫々において略
L字形の内角部における縦縁部と第3の連結板部の内縁
部とが前記車両フレームの上面と連なる側面に固着され
ることを特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明は、前記第1の連結板
部は、一対の側板部の夫々の略L字形の外角部における
縦縁部の上部側に配設されることを特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明は、前記第2の連結板
部は、一対の側板部の夫々の略L字形の内角部における
横縁部と連なる縦縁部の下部側に配設されることを特徴
とする。
【0012】請求項4に係る発明は、前記連結板部を、
一対の側板部の夫々の第1の連結板部と第2の連結板部
との中間位置に配設されて該一対の側板部の内面相互を
連結する第4の連結板部を含んで構成したことを特徴と
する。
【0013】かかる本発明の作用について説明する。請
求項1に係る発明において、マウンティングブラケット
の車両フレームの上面への固着部は、一対の側板部夫々
において略L字形の内角部における横縁部と第2の連結
板部の下端縁部であり、車両フレームの側面への固着部
は、一対の側板部夫々において略L字形の内角部におけ
る縦縁部と第3の連結板部の内縁部である。
【0014】このため、例えば、マウンティングブラケ
ットにて支持される部品に印加される力がマウンティン
グブラケットに対してこれを縦方向に揺動させるような
力として作用した場合であっても、次のように応力集中
が緩和される。
【0015】即ち、一対の側板部夫々において略L字形
の内角部における横縁部と、これと連なる第2の連結板
部の下端縁部とが車両フレーム上面に固着され、固着部
分が略コ字状となり箱形状化されるため、この固着部位
に加わる応力は分散され、横縁部だけに応力が集中する
のが避けられる。
【0016】又、一対の側板部夫々において略L字形の
内角部における縦縁部と、これと連なる第3の連結板部
の内縁部とが車両フレーム側面に固着され、固着部分が
略コ字状となり箱形状化されるため、この固着部位に加
わる応力は分散され、縦縁部だけに応力が集中するのが
避けられる。
【0017】請求項2に係る発明においては、第1の連
結板部は、一対の側板部の夫々の略L字形の外角部にお
ける縦縁部の上部側に配設され、縦縁部の全体に配設す
る場合と比較して、重量低減を図れる。
【0018】請求項3に係る発明においては、第2の連
結板部は、一対の側板部の夫々の略L字形の内角部にお
ける横縁部と連なる縦縁部の下部側に配設され、これに
より、第2の連結板部の小型化を図れ、重量低減を図る
ことができる。
【0019】請求項4に係る発明においては、第4の連
結板部を設けるようにしたから、マウンティングブラケ
ットの強度の向上を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明に係る車両フレームにおけるマウンティングブラ
ケットの構造の一実施形態を説明する。
【0021】図1は、マウンティングブラケットの概略
構造を示す概略斜視図、図2はそのより具体的な斜視図
である。これらの図において、マウンティングブラケッ
ト11は、略L字形状に形成され、互いに車両フレーム
12の延びる方向に沿って略平行に離間して配設される
一対の側板部11A,11Bと、両側板部11A,11
B相互を連結する第1〜第4の連結板部11C〜11F
と、を含んで構成される。
【0022】そして、第1の連結板部11Cは、一対の
側板部11A,11Bの夫々の略L字形の外角部におけ
る縦縁部11a相互を連結するもので、該縦縁部11a
の上部側に配設されている。
【0023】第2の連結板部11Dは、一対の側板部1
1A,11Bの夫々の略L字形の内角部における横縁部
11bと連なる縦縁部11c相互を連結するものであ
る。第3の連結板部11Eは、一対の側板部11A,1
1Bの夫々の最下端縁部11d相互を連結するものであ
る。
【0024】第4の連結板部11Fは、一対の側板部1
1A,11Bの夫々の第1の連結板部11Cと第2の連
結板部11Dとの中間位置に配設されて該一対の側板部
11A,11Bの内面相互を連結するものである。
【0025】かかる構成のマウンティングブラケット1
1において、一対の側板部11A,11B夫々において
略L字形の内角部における横縁部11bと第2の連結板
部11Dの下端縁部11eとが車両フレーム12の上面
12Aに溶接によって固着される。
【0026】又、一対の側板部11A,11B夫々にお
いて略L字形の内角部における縦縁部11fと第3の連
結板部11Eの内縁部11gとが車両フレーム12の上
面12Aと連なる側面12Bに溶接によって固着され
る。
【0027】かかる構成のマウンティングブラケット1
1の構造によれば、マウンティングブラケット11の車
両フレーム12の上面12Aへの溶接部は、一対の側板
部11A,11B夫々において略L字形の内角部におけ
る横縁部11bと第2の連結板部11Dの下端縁部11
eであり、車両フレーム12の側面への溶接部は、一対
の側板部11A,11B夫々において略L字形の内角部
における縦縁部11fと第3の連結板部11Eの内縁部
11gである。
【0028】このため、例えば、ショックアブソーバの
取付ロッド13は、図2に示すように、連結板部11
C,11Fに基端部が支持されるが、かかる取付ロッド
13にショックアブソーバの動作に基づく鉛直方向に往
復する力が印加された場合、この力がマウンティングブ
ラケットに対してこれを縦方向に揺動させるような力と
して作用した場合であっても、次のように応力集中が緩
和される。
【0029】即ち、一対の側板部11A,11B夫々に
おいて略L字形の内角部における横縁部11bと、これ
と連なる第2の連結板部11Dの下端縁部11eとが車
両フレーム12の上面12Aに溶接され、図3のマウン
ティングブラケット1のように溶接部分が単に平行する
線状のものから、略コ字状となり箱形状化されるため、
この溶接部位に加わる応力は分散され、横縁部11bだ
けに応力が集中するのが避けられる。
【0030】又、一対の側板部11A,11B夫々にお
いて略L字形の内角部における縦縁部11fと、これと
連なる第3の連結板部11Eの内縁部11gとが車両フ
レーム12の側面12Bに溶接され、図3のマウンティ
ングブラケット1のように溶接部分が単に平行する線状
のものから、略コ字状となり箱形状化されるため、この
溶接部位に加わる応力は分散され、縦縁部11fだけに
応力が集中するのが避けられる。
【0031】このため、本構成のマウンティングブラケ
ット11は、図3に示したマウンティングブラケット1
の構造と比較して、種々の強度的な問題を解消すること
ができる。
【0032】又、本構成のマウンティングブラケット1
1は、図3に示したマウンティングブラケット1の構造
と比較して、単に2つの連結板部11D,11Eを付加
しただけの構成であるため、重量の増加を来さず、コス
トアップを最小限に抑えることができると共に、マウン
ティングブラケット11自体を小型でコンパクトな形状
の抑えることができ、レイアウトの自由度にも影響がな
いため、レイアウト性に優れている。
【0033】更に、本実施形態において、第1の連結板
部11Cを、一対の側板部11A,11Bの夫々の略L
字形の外角部における縦縁部11aの上部側だけに配設
する構成としたから、縦縁部11aの全体に配設する場
合と比較して、重量低減を図ることができる。
【0034】又、一対の側板部11A,11Bの夫々の
第1の連結板部11Cと第2の連結板部11Dとの中間
位置に配設されて該一対の側板部11A,11Bの内面
相互を連結する第4の連結板部11Fを設けるようにし
たから、マウンティングブラケット11の強度の向上を
図ることができる。
【0035】尚、第2の連結板部11Dは、図1の点線
で示すように、縦縁部11cの下部側にだけ配設して、
該縦縁部11c相互を連結するようにしても良く、これ
により、第2の連結板部11Dの小型化を図れ、重量低
減を図ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によると、重量の増加、コストアップ、レイアウト上
の問題が生起することなく、車両フレームにおけるマウ
ンティングブラケット取付部に加わる応力を緩和するこ
とができ、その強度の向上を図ることができる。
【0037】請求項2及び3に係る発明によれば、応力
緩和効果を得つつ、マウンティングブラケットの重量を
より低減することができる。請求項4に係る発明によれ
ば、マウンティングブラケットの強度の向上を効果的に
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両フレームにおけるマウンテ
ィングブラケットの構造の一実施形態の概略構造を示す
概略斜視図
【図2】 同上のマウンティングブラケットの構造の具
体的構造を示す斜視図
【図3】 従来のマウンティングブラケットの構造の一
例を示す概略斜視図
【図4】 従来のマウンティングブラケットの構造の他
例を示す概略斜視図
【符号の説明】
11 マウンティングブラケット 12 車両フレーム 11A,11B 側板部 11C 第1の連結板部 11D 第2の連結板部 11E 第3の連結板部 11F 第4の連結板部 11a 縦縁部 11b 横縁部 11c 縦縁部 11d 最下端縁部 11e 下端縁部 11f 縦縁部 11g 内縁部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略L字形状に形成され、互いに車両フレー
    ムの延びる方向に沿って略平行に離間して配設される一
    対の側板部と、 両側板部相互を連結する連結板部と、を含んで構成さ
    れ、 前記連結板部を、少なくとも、一対の側板部の夫々の略
    L字形の外角部における縦縁部相互を連結する第1の連
    結板部と、一対の側板部の夫々の略L字形の内角部にお
    ける横縁部と連なる縦縁部相互を連結する第2の連結板
    部と、一対の側板部の夫々の最下端縁部相互を連結する
    第3の連結板部と、から構成される一方、 前記一対の側板部夫々において略L字形の内角部におけ
    る横縁部と第2の連結板部の下端縁部とが車両フレーム
    の上面に固着され、該一対の側板部夫々において略L字
    形の内角部における縦縁部と第3の連結板部の内縁部と
    が前記車両フレームの上面と連なる側面に固着されるこ
    とを特徴とする車両フレームにおけるマウンティングブ
    ラケットの構造。
  2. 【請求項2】前記第1の連結板部は、一対の側板部の夫
    々の略L字形の外角部における縦縁部の上部側に配設さ
    れることを特徴とする請求項1記載の車両フレームにお
    けるマウンティングブラケットの構造。
  3. 【請求項3】前記第2の連結板部は、一対の側板部の夫
    々の略L字形の内角部における横縁部と連なる縦縁部の
    下部側に配設されることを特徴とする請求項1又は2記
    載の車両フレームにおけるマウンティングブラケットの
    構造。
  4. 【請求項4】前記連結板部を、一対の側板部の夫々の第
    1の連結板部と第2の連結板部との中間位置に配設され
    て該一対の側板部の内面相互を連結する第4の連結板部
    を含んで構成したことを特徴とする請求項1〜3のうち
    いずれか1つに記載の車両フレームにおけるマウンティ
    ングブラケットの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030034613A (ko) * 2001-10-26 2003-05-09 현대자동차주식회사 엔진 마운트 브라켓

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KR20030034613A (ko) * 2001-10-26 2003-05-09 현대자동차주식회사 엔진 마운트 브라켓

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