JP2000219697A - 新規なアザリドとその製造方法 - Google Patents

新規なアザリドとその製造方法

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JP2000219697A
JP2000219697A JP2000020405A JP2000020405A JP2000219697A JP 2000219697 A JP2000219697 A JP 2000219697A JP 2000020405 A JP2000020405 A JP 2000020405A JP 2000020405 A JP2000020405 A JP 2000020405A JP 2000219697 A JP2000219697 A JP 2000219697A
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Noel O'connell Thomas
トーマス・ノエル・オコネル
Brook Knight Morse
ブルック・ナイト・モース
Alastair Irvin Macarthur Hamish
ハミッシュ・アラステイアー・アーヴィン・マッカーサー
John P Dirlam
ジョン・フィリップ・ダーラム
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Pfizer Products Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なアザリドとその製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】 式1で示される化合物と、その製薬的に
受容される塩及び溶媒和物、式1の置換基の定義は明細
書に記載する通りである。式1化合物はアザリド・アグ
リコンを生物学的培養物に接触させることによって得ら
れる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、抗癌剤、抗菌剤と
して有用である、新規なアザリド(azalide)及び
マクロライドと、それらの製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】マクロライド抗生物質は、哺乳動物、魚
類及び鳥類における広範囲の細菌感染症と原生動物感染
症との治療に有用である。これらの抗生物質はエリスロ
マイシンA誘導体を包含し、これらの誘導体の一部は、
エリスロマイシン生物発生の天然生成中間体をStre
ptomyces antibioticus ATC
C31771の発酵培地に加えることによって形成され
ている(Spagnoli,R.等、J.Antibi
otics,34(4):365〜375(198
3);米国特許第4,439,426号参照)。得られ
るオレアンドロース誘導体は酸性条件下ではエリスロマ
イシンAよりも安定である。
【0003】エリスロマイシンAの他の誘導体は、例え
ば、その合成が米国特許第4,474,768号と第
4,517,359号とによって述べられているアジス
ロマイシンのようなアザリドを包含する。アザリド・ア
グリコンは窒素原子を含有しており、構造的に、形態的
に及び電子的に天然生成マクロライド・アグリコンとは
全く異なる。本発明の以前には、生物学的培養物はこの
非天然アザリド・アグリコンをグリコシル化しないと考
えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非天
然アザリド・アグリコンを生物学的培養物によりグリコ
シル化することによって、新規なアザリドを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は式1:
【化12】 で示される化合物と、その製薬的に受容される塩及び溶
媒和物に関する、
【0006】上記式中、Xは−CH2N(Ra)−、−N
(Ra)CH2−、又は−C(O)−であり、前記X基の
各々の最初のダッシュは式1化合物のC−10炭素に結
合し、各基の最後のダッシュは式1化合物のC−8炭素
に結合し、RaはH、C1−C10アルキル、C2−C10
ルケニル、C2−C10アルキニル、−(CH2m(C6
10アリール)又は−(CH2m(5−10員ヘテロア
リール)[mは0〜4の範囲の整数である]であり、;
【0007】R1は直鎖若しくはα−分枝鎖C1−C8
ルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル
若しくはアルキルチオアルキル基(これらの基のいずれ
も1個以上のヒドロキシル基によって置換されることが
できる);C3−C8シクロアルキル若しくはC5−C8
クロアルケニル基(これらの基のいずれもメチル若しく
は1個以上のヒドロキシ若しくは1個以上のC1−C4
ルキル基若しくはハロ原子によって任意に置換されるこ
とができる);又は3−6員酸素若しくは硫黄含有複素
環[これは飽和又は完全に若しくは部分的に不飽和であ
ることができ、かつ1個以上のC1−C4アルキル基若し
くはハロ原子若しくは式SRbの基によって置換される
ことができ、RbはC1−C8アルキル、C2−C8アルケ
ニル、C2−C8アルキニル、C3−C8シクロアルキル、
5−C8シクロアルケニル、フェニル若しくは置換フェ
ニル(この場合、置換基はC1−C4アルキル、C1−C4
アルコキシ若しくはハロ原子又は3−6員酸素若しくは
硫黄含有複素環であり、3−6員酸素若しくは硫黄含有
複素環は飽和又は完全に若しくは部分的に不飽和である
ことができ、かつ1個以上のC1−C4アルキル基若しく
はハロ原子によって置換されることができる)である]
であるか;又は
【0008】R1はフェニル(これはC1−C4アルキル
基、C1−C4アルコキシ基、C1−C 4アルキルチオ基、
ハロゲン原子、ヒドロキシル基、トリフルオロメチル及
びシアノから選択された少なくとも1個の置換基によっ
て置換されることができる)であるか、又は
【0009】R1は式:
【化13】 [式中、Z1はO、S又は−CH2−であり、a、b、c
及びdはそれぞれ独立的に0〜2の範囲の整数であり、
かつa+b+c+dは5以下である]で示される;
【0010】R2はH又はOHであり;R3はH又は−C
(O)NRcdであり、RcとRdの各々は独立的にH、
1−C10アルキル、C2−C20アルケニル、C2−C10
アルキニル、−(CH2m(C 6−C10アリール)又は
−(CH2m(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜
4の範囲の整数である]であり、前記Rc基とRd基の各
々は、Hを除いて、1〜3個のQ基によって置換される
ことができる、又はRc基とRd基とは一緒になって、4
−7員飽和環若しくは5−10員ヘテロアリール環を形
成することができ、前記飽和環とヘテロアリール環と
は、RcとRdとが結合しているNの他に、O、S及びN
から選択された1若しくは2個のヘテロ原子を包含する
ことができ、前記飽和環は1若しくは2個の炭素−炭素
二重結合若しくは三重結合を包含することができ、前記
飽和環とヘテロアリール環とは1〜3個のQ基によって
置換されることができる;又は
【0011】R2とR3とは一緒にカーボネート環を形成
する;R4はH、OH、O(C1−C10アルキル)であ
り;R5はH、CH3、−C(O)Re、−C(O)O
e、−C(O)NRef又はヒドロキシ保護基であ
り、ReとRfとはそれぞれ独立的にH又はC1−C6アル
キルであり;
【0012】R6はH又はOHであり;R7はH又はOH
であり;R8はH、OH、C1−C10アルキル、C2−C
20アルケニル、C2−C10アルキニル、シアノ、−CH2
S(O)ng[nは0〜2の範囲の整数である]、−C
2ORg、−CH2N(ORh)Rg、−CH2NRgi
−(CH2m(C6−C1 2アリール)又は−(CH2m
(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の整
数である]であり、前記R8基は1〜3個のQ基によっ
て置換されることができる;
【0013】各Rgは独立的にH、C1−C10アルキル、
2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−(CH
2qCRg(1)g(2)(CH2rNRg(3)g(4)[qとr
は、両方ともが0ではないことを除いて、それぞれ独立
的に0〜3の範囲の整数である]、−(CH2m(C6
−C10アリール)、又は−(CH2m(5−10員ヘテ
ロアリール)[mは0〜4の範囲の整数である]であ
り、前記Rg基は、Hを除いて、1〜3個のQ基によっ
て置換されることができる;
【0014】Rg(1)、Rg(2)、Rg(3)及びRg(4)の各々
は独立的にH、C1−C10アルキル、−(CH2m(C6
−C10アリール)又は−(CH2m(5−10員ヘテロ
アリール)であり、mは0〜4の範囲の整数であり、前
記Rg(1)、Rg(2)、Rg(3)及びRg(4)基は、Hを除い
て、1〜3個のQ基によって置換されることができる;
又は
【0015】Rg(1)とRg(3)とは一緒になって、−(C
2p−を形成する、この場合、pは、1若しくは2個
の炭素−炭素二重結合若しくは三重結合を含みうる4−
7員飽和環が形成されるように0〜3の範囲の整数であ
る;又は
【0016】Rg(3)とRg(4)とは一緒になって、4−1
0員単環若しくは多環の飽和環又は5−10員ヘテロア
リール環を形成する、この場合、前記飽和環とヘテロア
リール環とは、Rg(3)とRg(4)とが結合している窒素の
他に、O、S及びNから選択される1若しくは2個のヘ
テロ原子を含むことができ、前記飽和環は1若しくは2
個の炭素−炭素二重結合若しくは三重結合を含むことが
でき、前記飽和環とヘテロアリール環とは1〜3個のQ
基によって置換されることができる;
【0017】RhはH又はC1−C6アルキルであり;Ri
はH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル又はC
2−C10アルキニルであり、前記Ri基はハロ、OH及び
O(C1−C6アルキル)から独立的に選択される1〜3
個の置換基によって置換されることができる;及び
【0018】R8が−CH2NRgiである場合には、R
gとRiとは一緒になって、4−10員単環若しくは多環
の飽和環又は5−10員ヘテロアリール環を形成するこ
とができ、前記飽和環とヘテロアリール環とは、Rg
iとが結合している窒素の他に、O、S及びNから選
択される1若しくは2個のヘテロ原子を含むことがで
き、前記飽和環は1若しくは2個の炭素−炭素二重結合
若しくは三重結合を含むことができ、前記飽和環とヘテ
ロアリール環とは1〜3個のQ基によって置換されるこ
とができる;又は
【0019】R7とR8とは一緒になって、以下に示すよ
うなオキサゾリル環:
【化14】 [式中、Z2は−SRg、−(CH2nC(O)Rg(Rg
は上記で定義した通りであり、nは0若しくは1であ
る)、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2
−C10アルキニル、−(CH2m(C6−C10アリー
ル)又は−(CH2m(5−10員ヘテロアリール)で
あり、mは0〜4の範囲の整数であり、前記Z2基は1
〜3個のQ基によって置換されることができる]を形成
する;
【0020】各Qはハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオ
ロメチル、アジド、−C(O)Q1、−OC(O)Q1
−C(O)OQ1、−OC(O)OQ1、−NQ2
(O)Q3、−C(O)NQ23、−NQ23、ヒドロ
キシ、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、−(C
2m(C6−C10アリール)及び−(CH2m(5−
10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の整数であ
り、前記アリールとヘテロアリール置換基はハロ、シア
ノ、ニトロ、トリフルオロメチル、アジド、−C(O)
1、−C(O)OQ1、−OC(O)OQ1、−NQ2
(O)Q3、−C(O)NQ23、−NQ23、ヒドロ
キシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから
独立的に選択される1個若しくは2個の基によって置換
されることができる]から独立的に選択される;
【0021】各Q1、Q2及びQ3はH、OH、C1−C10
アルキル、C1−C6アルコキシ、C 2−C10アルケニ
ル、C2−C10アルキニル、−(CH2m(C6−C10
リール)及び−(CH2m(5−10員ヘテロアリー
ル)(mは0〜4の範囲の整数である)から独立的に選
択される;R9はH又はCH3であり;R10はH又はCH
3である。
【0022】式1の好ましい化合物では、Xが−CH2
N(Ra)−又は−N(Ra)CH2−であり、R6がHで
ある場合に、R9はCH3でなく、R10はCH3である。
式1の他の好ましい化合物では、Xが−C(O)−であ
り、R4がOH又はOCH3であり、R6がHである場合
に、R9はCH3ではなく、R10はCH3である。
【0023】式1の好ましい化合物は、Xが−CH2
(Ra)−又は−N(Ra)CH2−である化合物を包含
する。式1の好ましい化合物は、RaがH又はCH3であ
る化合物を包含する。式1の好ましい化合物は、R1
メチル、エチル、イソプロピル、sec−ブチル、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、メチルチ
オエチル又は3−フリルである化合物を包含する。
【0024】式1の好ましい化合物は、R2がOHであ
る化合物をも包含する。式1の好ましい化合物は、R3
がHである化合物をも包含する。式1の好ましい化合物
は、R4がH、OH又はOCH3である化合物をも包含す
る。式1の好ましい化合物は、R5がH又はCH3である
化合物をも包含する。式1の好ましい化合物は、R6
Hである化合物をも包含する。式1の好ましい化合物
は、R7がHである化合物をも包含する。式1の好まし
い化合物は、R8がH又はOHである化合物をも包含す
る。式1の好ましい化合物は、R9がH又はCH3である
化合物をも包含する。式1の好ましい化合物は、R10
Hである化合物をも包含する。
【0025】式1のより好ましい化合物は、R2がHで
あり、R7がHであり、R8がOHであり、R1がメチ
ル、エチル、イソプロピル、シクロプロピル、sec−
ブチル、メチルチオエチル又は3−フリルである化合物
を包含する。式1のより好ましい化合物は、R4がヒド
ロキシであり、R5がHであり、R7がヒドロキシであ
り、R8が−CH2NRgi又は−CH2SRgである化合
物をさらに包含する。
【0026】式1のより好ましい化合物は、R4がヒド
ロキシであり、R5がHであり、R7がヒドロキシであ
り、R8が−CH2NRgi又は−CH2SRgであり、R
gとRiとがH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニ
ル及びC2−C10アルキニルからそれぞれ選択され、前
記RgとRi基とが、Hを除いて、ヒドロキシ、ハロ及び
1−C6アルコキシから独立的に選択される1又は2個
の置換基によって置換されることができる化合物をも包
含する。前記一般構造を有する特に好ましい化合物は、
iがHであるか又は、Rgも独立的に選択される下記
群: メチル、エチル、アリル、n−ブチル、イソブチ
ル、2−メトキシエチル、シクロペンチル、シクロブチ
ル、3−メトキシプロピル、3−エトキシプロピル、n
−プロピル、イソプロピル、2−ヒドロキシエチル、シ
クロプロピル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−
プロピニル、sec−ブチル、tert−ブチル及びn
−ヘキシルから選択される化合物を包含する。
【0027】式1のより好ましい化合物は、R4がヒド
ロキシであり、R5がHであり、R7がヒドロキシであ
り、R8が−CH2NHRgであり、Rgが−(CH2
m(C6−C10アリール)であり、mが0〜4の範囲の整
数である化合物をさらに包含する。前記一般構造を有す
る特に好ましい化合物は、Rgがフェニル又はベンジル
である化合物を包含する。
【0028】式1のより好ましい化合物は、R4がヒド
ロキシであり、R5がHであり、R7がヒドロキシであ
り、R8が−CH2NRigであり、RiとRgとが一緒に
なって、飽和環を形成する化合物を包含する。前記一般
構造を有する特に好ましい化合物は、RiとRgとが一緒
になって、ピペリジノ、トリメチレンイミノ又はモルホ
リノ環を形成する化合物を包含する。
【0029】式1のより好ましい化合物は、R4がヒド
ロキシであり、R5がHであり、R7がヒドロキシであ
り、R8が−CH2NRigであり、RiとRgとが一緒に
なって、1又は2個のC1−C6アルキル基によって置換
されることができるヘテロアリール環を形成する化合物
を包含する。前記一般構造を有する特に好ましい化合物
は、RiとRgとが一緒になって、ピロリジノ、トリアゾ
リル又はイミダゾリル環を形成し、前記ヘテロアリール
基が1又は2個のメチル基によって置換されることがで
きる化合物を包含する。
【0030】式1のより好ましい化合物は、R4がヒド
ロキシであり、R5がHであり、R7がヒドロキシであ
り、R8が−CH2SRgであり、RgがC1−C10アルキ
ル、C2−C10アルケニル及びC2−C10アルキニルから
選択され、前記Rg基がヒドロキシ、ハロ及びC1−C6
アルコキシから独立的に選択された1又は2個の置換基
によって置換されることができる化合物をも包含する。
前記一般構造を有する特に好ましい化合物は、Rgがメ
チル、エチル又は2−ヒドロキシエチルである、化合物
を包含する。
【0031】式1のより好ましい化合物は、R4がヒド
ロキシであり、R5がHであり、R7がヒドロキシであ
り、R8がC1−C10アルキル、C2−C10アルケニル及
びC2−C10アルキニルから選択され、前記R8基がヒド
ロキシ、−C(O)Q1、−NQ 23、ハロ、シアノ、
アジド、5−10員ヘテロアリール及びC1−C6アルコ
キシから独立的に選択された1又は2個の置換基によっ
て置換されることができる化合物をさらに包含する。前
記一般構造を有する特に好ましい化合物は、R8がメチ
ル、アリル、ビニル、エチニル、1−メチル−2−プロ
ペニル、3−メトキシ−1−プロピニル、3−ジメチル
アミノ−1−プロピニル、2−ピリジルエチニル、1−
プロピニル、3−ヒドロキシ−1−プロピニル、3−ヒ
ドロキシ−1−プロペニル、3−ヒドロキシプロピル、
3−メトキシ−1−プロペニル、3−メトキシプロピ
ル、1−プロピニル、n−ブチル、エチル、プロピル、
2−ヒドロキシエチル、ホルミルメチル、6−シアノ−
1−ペンチニル、3−ジメチルアミノ−1−プロペニ
ル、又は3−ジメチルアミノプロピルである化合物を包
含する。
【0032】式1のより好ましい化合物は、R4がヒド
ロキシであり、R5がHであり、R7がヒドロキシであ
り、R8が−(CH2m(5−10員ヘテロアリール)
であり、mが0〜4の範囲の整数である化合物をさらに
包含する。前記一般構造を有する特に好ましい化合物
は、R8が2−チエニル、2−ピリジル、1−メチル−
2−イミダゾリル、2−フリル、又は1−メチル−2−
ピロリルである化合物を包含する。
【0033】式1のより好ましい化合物は、R4がヒド
ロキシであり、R5がHであり、R7がヒドロキシであ
り、R8が−(CH2m(5−10員アリール)であ
り、mが0〜4の範囲の整数である化合物をも包含す
る。上記一般構造を有する特に好ましい化合物は、R8
がフェニルである化合物を包含する。
【0034】式1のより好ましい化合物は、R7とR8
が一緒になって、下記に示すようなオキサゾリル環:
【化15】 [式中、Z2は上記で定義した通りである]を形成する
化合物をも包含する。
【0035】式1のより好ましい化合物は、R8が式:
【化16】 [式中、Z3はO、S又は−N(Ri)−であり、−OR
h基はフェニル基の任意の利用可能な炭素に結合可能で
ある]で示される化合物をも包含する。
【0036】式1の最も好ましい化合物は下記化合物を
包含する:X=−N(H)CH2−、R1が−CH2CH3
であり、R2がOHであり、R3がHであり、R4がOH
であり、R5がHであり、R6がHであり、R7がOHで
あり、R9がHであり、R10がHであり、R8がH、−C
2(n−ブチルアミノ)、−CH2(プロピルアミ
ノ)、−CH2(メトキシエチルアミノ)、−CH2(ジ
メチルアミノ)、−CH2(シクロプロピルアミノ)、
−CH2(アリルアミノ)、−CH2(イミダゾル−1−
イル)、−CH2(2,2,2−トリフルオロエチルア
ミノ)、−CH2(ビス(2−ヒドロキシルエチル)ア
ミノ)、−CH2(ビス(2−メトキシエチル)アミ
ノ)、−CH2(メルカプト)、−CH2(4−メチルイ
ミダゾル−1−イル)、−CH2(2−プロピニルアミ
ノ)、−CH2(ジアリルアミノ)、−CH2(1,2,
3−トリアゾル−1−イル)、−CH2(2−メチルイ
ミダゾル−1−イル)、又は−CH2(1,2,4−ト
リアゾル−1−イル)である化合物;
【0037】X=−N(CH3)CH2−、R1が−CH2
CH3であり、R2がOHであり、R 3がHであり、R4
OHであり、R5がHであり、R6がHであり、R7がO
Hであり、R9がHであり、R10がHであり、R8がH、
−CH2(n−ブチルアミノ)、−CH2(プロピルアミ
ノ)、−CH2(メトキシエチルアミノ)、−CH2(ジ
メチルアミノ)、−CH2(シクロプロピルアミノ)、
−CH2(アリルアミノ)、−CH2(イミダゾル−1−
イル)、−CH2(2,2,2−トリフルオロエチルア
ミノ)、−CH2(ビス(2−ヒドロキシルエチル)ア
ミノ)、−CH2(ビス(2−メトキシエチル)アミ
ノ)、−CH2(メルカプト)、−CH2(4−メチルイ
ミダゾル−1−イル)、−CH2(2−プロピニルアミ
ノ)、−CH2(ジアリルアミノ)、−CH2(1,2,
3−トリアゾル−1−イル)、−CH2(2−メチルイ
ミダゾル−1−イル)、又は−CH2(1,2,4−ト
リアゾル−1−イル)である化合物;
【0038】X=−N(CH2CH3)CH2−、R1が−
CH2CH3であり、R2がOHであり、R3がHであり、
4がOHであり、R5がHであり、R6がHであり、R7
がOHであり、R9がHであり、R10がHであり、R8
H、−CH2(n−ブチルアミノ)、−CH2(プロピル
アミノ)、−CH2(メトキシエチルアミノ)、−CH2
(ジメチルアミノ)、−CH2(シクロプロピルアミ
ノ)、−CH2(アリルアミノ)、−CH2(イミダゾル
−1−イル)、−CH2(2,2,2−トリフルオロエ
チルアミノ)、−CH2(ビス(2−ヒドロキシルエチ
ル)アミノ)、−CH2(ビス(2−メトキシエチル)
アミノ)、−CH2(メルカプト)、−CH2(4−メチ
ルイミダゾル−1−イル)、−CH2(2−プロピニル
アミノ)、−CH2(ジアリルアミノ)、−CH2(1,
2,3−トリアゾル−1−イル)、−CH2(2−メチ
ルイミダゾル−1−イル)、又は−CH2(1,2,4
−トリアゾル−1−イル)である化合物;
【0039】X=−N(CH2CH2CH3)CH2−、R
1が−CH2CH3であり、R2がOHであり、R3がHで
あり、R4がOHであり、R5がHであり、R6がHであ
り、R 7がOHであり、R9がHであり、R10がHであ
り、R8がH、−CH2(n−ブチルアミノ)、−CH2
(プロピルアミノ)、−CH2(メトキシエチルアミ
ノ)、−CH2(ジメチルアミノ)、−CH2(シクロプ
ロピルアミノ)、−CH2(アリルアミノ)、−CH
2(イミダゾル−1−イル)、−CH2(2,2,2−ト
リフルオロエチルアミノ)、−CH2(ビス(2−ヒド
ロキシルエチル)アミノ)、−CH2(ビス(2−メト
キシエチル)アミノ)、−CH2(メルカプト)、−C
2(4−メチルイミダゾル−1−イル)、−CH2(2
−プロピニルアミノ)、−CH2(ジアリルアミノ)、
−CH2(1,2,3−トリアゾル−1−イル)、−C
2(2−メチルイミダゾル−1−イル)、又は−CH2
(1,2,4−トリアゾル−1−イル)である化合物;
及び
【0040】X=−N(CH2CH2CH2CH3)CH2
−、R1が−CH2CH3であり、R2がOHであり、R3
がHであり、R4がOHであり、R5がHであり、R6
Hであり、R7がOHであり、R9がHであり、R10がH
であり、R8がH、−CH2(n−ブチルアミノ)、−C
2(プロピルアミノ)、−CH2(メトキシエチルアミ
ノ)、−CH2(ジメチルアミノ)、−CH2(シクロプ
ロピルアミノ)、−CH 2(アリルアミノ)、−CH
2(イミダゾル−1−イル)、−CH2(2,2,2−ト
リフルオロエチルアミノ)、−CH2(ビス(2−ヒド
ロキシルエチル)アミノ)、−CH2(ビス(2−メト
キシエチル)アミノ)、−CH2(メルカプト)、−C
2(4−メチルイミダゾル−1−イル)、−CH2(2
−プロピニルアミノ)、−CH2(ジアリルアミノ)、
−CH2(1,2,3−トリアゾル−1−イル)、−C
2(2−メチルイミダゾル−1−イル)、又は−CH2
(1,2,4−トリアゾル−1−イル)である化合物。
【0041】本発明はまた、式1化合物又はその製薬的
に受容される塩若しくは溶媒和物の治療有効量と、製薬
的に受容されるキャリヤーとを含む薬剤組成物にも関す
る。これらの薬剤組成物は、哺乳動物、魚類又は鳥類に
おける癌、細菌又は原生動物感染症の治療に適する。
【0042】本発明はさらに、哺乳動物、魚類又は鳥類
における細菌又は原生動物感染症の治療、緩和又は予防
方法であって、式1化合物又はその製薬的に受容される
塩若しくは溶媒和物の治療有効量を投与することを含む
前記方法に関する。
【0043】本発明はまた、哺乳動物、魚類又は鳥類に
おける癌の治療、緩和又は予防方法であって、式1化合
物又はその製薬的に受容される塩若しくは溶媒和物の治
療有効量を投与することを含む前記方法にさらに関す
る。
【0044】本発明はまた、少なくとも1つの糖を有す
るアザリド化合物の製造方法であって、少なくとも1つ
の糖を有するアザリドの形成に適した条件下で、アザリ
ド・アグリコンを生物学的培養物と接触させる工程と、
該生物学的培養物から、少なくとも1つの糖を有するア
ザリドを単離する工程とを含む前記方法にも関する。
【0045】少なくとも1つの糖がオレアンドロース又
はオレアンドロース誘導体であることが好ましい。少な
くとも1つの糖がクラジノース又はクラジノース誘導体
であることも好ましい。少なくとも1つの糖がミカミノ
ース又はミカミノース誘導体であることも好ましい。少
なくとも1つの糖がデソサミン又はデソサミン誘導体で
あることも好ましい。
【0046】生物学的培養物がStreptomyce
s antibioticus ATCC20218
9、Saccharopolyspora eryth
raea ATCC202199、又は少なくとも1つ
のeryCIV若しくはeryBIll突然変異、若し
くは少なくとも1つのeryCIV突然変異と少なくと
も1つのeryBIll突然変異との混合物を含むSa
ccharopolyspora erythraea
菌株のブロック変異体の生物学的培養物であることも好
ましい。
【0047】本発明の1実施態様は、式2:
【化17】 [式中、X、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R9及び
10は上記で定義した通りである]で示される化合物の
製造方法であって、式3:
【化18】 [式中、X、R1、R2、R3及びR4は上記で定義した通
りである]で示される化合物を式2化合物を形成するた
めに適した条件下で生物学的培養物と接触させることを
含む前記方法である。
【0048】Xが−CH2N(Ra)−又は−N(Ra
CH2−であることが好ましい。生物学的培養物がSt
reptomyces antibioticus A
TCC202189、Saccharopolyspo
ra erythraea ATCC202199、又
は少なくとも1つのeryCIV若しくはeryBIl
l突然変異、若しくは少なくとも1つのeryCIV突
然変異と少なくとも1つのeryBIll突然変異との
混合物を含むSaccharopolyspora e
rythraea菌株のブロック変異体の生物学的培養
物であることも好ましい。
【0049】式3化合物は、式4:
【化19】 [式中、X、R1、R2、R3及びR4は上記で定義した通
りであり;Aは式:
【化20】 (式中、RA(1)とRA(2)は独立的にH、OH、C1−C6
アルキル、アルデヒド、ケトン、エステル、カルボン
酸、カルバメート、又はこれらの誘導体である)で示さ
れ;Bは糖である]で示される化合物から製造すること
ができる。好ましくは、Bは式:
【化21】 [式中、RB(1)とRB(2)の各々は独立的にH、OH、C
1−C6アルキル、アルデヒド、ケトン、エステル、カル
ボン酸、アミン、又はこれらの誘導体であり、R B(3)
B(4)の各々は独立的にH又はCH3である]で示され
る糖である。
【0050】定義 本明細書で用いる“治療”なる用語は、他に指定しない
限り、本発明の方法で提供される、癌又は細菌感染症又
は原生動物感染症の治療又は予防を包含する。
【0051】本明細書で用いる“細菌感染症(単数又は
複数種類)”及び“原生動物感染症(単数又は複数種
類)”なる用語は、例えば本発明の化合物のような抗生
物質を投与することによって治療又は予防されることが
できる、哺乳動物、魚類及び鳥類において生ずる細菌感
染症及び原生動物感染症と、細菌感染症及び原生動物感
染症に関連した障害とを包含する。このような細菌感染
症及び原生動物感染症と、このような感染症に関連した
障害とは、下記:Staphylococcuspne
umoniae、Haemophilus influ
enzae、Moraxella catarrhal
is、Staphylococcusaureus又は
Peptostreptococcus種による感染に
関連した肺炎、中耳炎、静脈洞炎、気管支炎、扁桃炎、
乳様突起炎;Streptococcus pyoge
nes、C群とD群のレンサ球菌、Clostridi
um diptheriae又はActinobaci
llus haemolyticumによる感染に関連
した咽頭炎、リウマチ熱及び糸球体腎炎;Mycopl
asma pneumoniae、Legionell
a pneumophila、Streptococc
us pneumoniae、Haemophilus
influenzae又はChlamydia pn
eumoniaeによる感染に関連した気道感染症;S
taphylococcus aureus、コアグラ
ーゼ陽性ブドウ球菌(即ち、S.epidermis、
S.hemolyticus等)、Staphyloc
occus pyogenes、Streptococ
cus agalactiae、レンサ球菌C〜F群
(微小コロニーレンサ球菌)、ビリダンス群レンサ球
菌、Corynebacterium minutis
simum、Clostridium種又はBarto
nella henselaeによる感染に関連した、
合併症のない皮膚及び軟組織感染症、膿瘍、骨髄炎並び
に産褥熱;Staphylococcussaprop
hyticus又はEnterococcus種による
感染に関連した、合併症のない急性尿路感染症;Chl
amydia trachomatis、Haemop
hilus ducreyi、Treponema p
allidum、Ureaplasma urealy
ticum又はNeiserria gonorrhe
aによる感染に関連した尿路炎と子宮頚管炎、並びに性
行為感染症;S.aureus(食中毒とトキシックシ
ョック症候群)又はA、B及びC群レンサ球菌による感
染に関連したトキシン疾患;Helicobacter
pyloriによる感染に関連した潰瘍;Borre
lia recurrentisによる感染に関連した
全身性発熱性症候群;Borreliaburgdor
feriによる感染に関連したLyme病;Chlam
ydia trachomatis、Neisseri
a gonorrhoeae、S.aureus、S.
pneumoniae、S.pyogenes、H.i
nfluenzae又はListeria種による感染
に関連した結膜炎、角膜炎及び涙嚢炎;Mycobac
terium avium又はMycobacteri
um intracellulareによる感染に関連
した播種性トリ型結核菌複合病(Mycobacter
ium avium complex)(MAC);C
ampylobacter jejuniによる感染に
関連した胃腸炎;Cryptosporidium種に
よる感染に関連した腸管原生動物;ビリダンス群レンサ
球菌による感染に関連した歯牙発生感染症;Borde
tella pertussisによる感染に関連した
固執性せき;Clostridium perfrin
gens又はBacteroides種による感染に関
連したガス壊疽;及びHelicobacter py
lori又はChlamydia pneumonia
eによる感染に関連したアテローム硬化症を包含する。
動物における治療又は予防することができる、このよう
な細菌感染症及び原生動物感染症と、このような感染症
に関連した障害とは、下記:P.haem.、P.mu
ltocida、Mycoplasma bovis又
はBordetella種による感染に関連したウシ呼
吸疾患;E.coli又は原生動物(即ち、コクシジウ
ム、クリプトスポリジウム等)による感染に関連した雌
ウシ(cow)腸疾患;Staph.aureus、S
trep.uberis、Strep.agalact
iae、Strep.dysgalactiae、St
rep.dysgalactiae、Klebsiel
la種、Corynebacterium又はEnte
rococcus種による感染に関連した乳牛の乳腺
炎;A.pleuro、P.multocida又はM
ycoplasma種による感染に関連したブタ呼吸疾
患;E.coli、Lawsoniaintracel
lularis、Salmonella,又はSerp
ulina hyodyisinteriaeによる感
染に関連したブタ腸疾患;Fusobacterium
種による感染に関連した雌ウシ腐蹄;E.coliによ
る感染に関連した雌ウシ子宮炎;Fusobacter
ium necrophorum又はBacteroi
des nodosusによる感染に関連した雌ウシの
ヘヤリーワート(hairy wart);Morax
ella bovisによる感染に関連した雌ウシの伝
染性急性結膜炎;原生動物(即ち、ネオスポリウム)に
よる感染に関連した雌ウシの早期流産;E.coliに
よる感染に関連した、イヌとネコにおける尿路感染症;
Staph.epidermidis、Staph.i
ntermedius、コアグラーゼ陰性Staph.
又はP.multocidaによる感染に関連した、イ
ヌとネコにおける皮膚及び軟組織感染症;Alcali
genes種、Bacteroides種、Clost
ridium種、Enterobacter種、Eub
acterium、Peptostreptococc
us、Porphyromonas又はPrevote
llaによる感染に関連した、イヌとネコにおける歯及
び口内感染症を包含する。本発明の方法によって治療又
は予防することができる他の細菌感染症及び原生動物感
染症と、このような感染症に関連した障害とは、San
ford,J.P.等の“The Sanford G
uide to Antimicrobial The
rapy”第27版(Antimicrobial T
herapy,Inc.1996)に記載されている。
【0052】本明細書で用いる“ハロ”なる用語は、フ
ルオロ、クロロ、ブロモ及びヨードを包含する。本明細
書で用いる“アルキル”なる用語は、直鎖、環状若しく
は分枝鎖部分、又はこれらの混合物を有する飽和一価炭
化水素ラジカルを包含する。環状部分が意図される場合
には、前記アルキル中に少なくとも3個の炭素が存在し
なければならないことを理解すべきである。このような
環状部分はシクロプロピル、シクロブチル及びシクロペ
ンチルを包含する。
【0053】本明細書で用いる“アルコキシ”なる用語
は、アルキルが上述した通りである−O−アルキル基を
包含する。本明細書で用いる“アリール”なる用語は、
例えばフェニル又はナフチルのような、芳香族炭化水素
から1個の水素を除去することによって誘導される有機
ラジカルを包含する。
【0054】本明細書で用いる“5−10員ヘテロアリ
ール”なる用語は、それぞれO、S及びNから選択され
た1つ以上のヘテロ原子を含有する芳香族複素環基であ
って、各複素環基がその環系に5〜10原子を有する前
記芳香族複素環基を包含する。適当な5−10員ヘテロ
アリール基の例は、ピリジニル、イミダゾリル、ピリミ
ジニル、ピラゾリル、(1,2,3)−及び(1,2,
4)−トリアゾリル、ピラジニル、テトラゾリル、フリ
ル、チエニル、イソキサゾリル、オキサゾリル、ピロリ
ル及びチアゾリルを包含する。
【0055】本明細書で用いる“製薬的に受容される塩
(単数又は複数種類)”なるフレーズは、本発明の化合
物中に存在しうる酸性基又は塩基性基の塩を包含する。
実際に塩基性である本発明の化合物は、種々な無機酸及
び有機酸と共に非常に多様な塩を形成することができ
る。本発明のこのような塩基性化合物の製薬的に受容さ
れる酸付加塩の製造に用いることができる酸は、非毒性
酸付加塩、即ち、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化
水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、リン酸塩、酸
性リン酸塩、イソニコチン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、サリ
チル酸塩、クエン酸塩、酸性クエン酸塩、酒石酸塩、パ
ントテン酸塩、酒石酸水素塩、アスコルビン酸塩、コハ
ク酸塩、マレイン酸塩、ゲンチシン酸塩、フマル酸塩、
グルコン酸塩、グルカロン酸塩、サッカリン酸塩、蟻酸
塩、安息香酸塩、グルタミン酸塩、メタンスルホン酸
塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−
トルエンスルホン酸塩、及びパモ酸塩[即ち、1,1’
−メチレン−ビス(2−ヒドロキシ−3−ナフトエー
ト)]のような、薬理学的に受容されるアニオンを含有
する塩を形成する酸である。アミノ部分を包含する本発
明の化合物は、上記酸の他に、種々なアミノ酸と共に製
薬的に受容される塩を形成することができる。
【0056】実際に酸性であるような、本発明の化合物
は種々な薬理学的に受容なカチオンと共に塩基塩を形成
することができる。このような塩の例は、アルカリ金属
塩又はアルカリ土類金属塩を包含し、特に、本発明の化
合物のカルシウム塩、マグネシウム塩、ナトリウム塩及
びカリウム塩を包含する。
【0057】本明細書で用いる“保護形(単数又は複
数)” なる用語は、特定の化学的部分に関連して用い
る場合に、或る一定の条件下では反応性ではない、該部
分の誘導体を意味する。保護基の例は、非限定的に、G
reene,T.W.とWuts,P.G.M.“有機
合成における保護基”(J.Wiley & Son
s,1991)に挙げられている保護基を包含する。
【0058】本明細書で用いる“ヒドロキシ保護基”な
る用語は、アセチル、ベンジルオキシカルボニル及び、
Greene,T.W.とWuts,P.G.M.“有
機合成における保護基”(J.Wiley & Son
s,1991)に挙げられている保護基を含めた、当業
者に周知の種々なヒドロキシ保護基を包含する。
【0059】本明細書で用いる“オレアンドロース誘導
体”なる用語は、化学的部分を表すために用いる場合
に、当業者に知られた合成手段によって形成されたオレ
アンドロース誘導体を意味し、非限定的に、オレアンド
ロースの保護形を包含する。本明細書で用いる“クラジ
ノース誘導体”なる用語は、化学的部分を表すために用
いる場合に、当業者に知られた合成手段によって形成さ
れたクラジノース誘導体を意味し、非限定的に、クラジ
ノースの保護形を包含する。
【0060】本明細書で用いる“デソサミン誘導体”な
る用語は、化学的部分を表すために用いる場合に、当業
者に知られた合成手段によって形成されたデソサミン誘
導体を意味し、非限定的に、デソサミンの保護形を包含
する。本明細書で用いる“ミカミノース誘導体”なる用
語は、化学的部分を表すために用いる場合に、当業者に
知られた合成手段によって形成されたミカミノース誘導
体を意味し、非限定的に、ミカミノースの保護形を包含
する。
【0061】本明細書で用いる“合成先駆体(単数又は
複数種類)”なる用語は、特定の化学的部分に関連して
用いる場合に、当業者に知られた合成手段によって、最
少の実験を用いて特定の化学的部分に転化されることが
できる、異なる化学的部分を意味する。例えば、メトキ
シの合成先駆体はヒドロキシであり;ヒドロキシの合成
先駆体はメトキシであり;カルボン酸の合成先駆体はオ
ルトエステルである。これらの及び他の慣用的変換は例
えば、March,J.“AdvancedOrgan
ic Chemistry”第3版(1985)によっ
て述べられている。
【0062】発明の詳細な説明 本発明は式1:
【化22】 [式中、X、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7
8、R9及びR10は上記で定義した通りである]で示さ
れる化合物と、その製薬的に受容される塩及び溶媒和物
に関する。これらの化合物は不斉中心を有し、種々なエ
ナンチオマー形及びジアステレオマー形で存在しうるの
で、本発明の方法によって製造されうるこのような形の
全ては、本発明によって包含される。
【0063】本発明の化合物(即ち、式1化合物とその
製薬的に受容される塩及び溶媒和物)は抗生物質活性を
示し、抗生物質の先駆体及び/又はプロドラッグとして
用いることができる。これらは抗癌剤として用いること
もできる。本発明の化合物の特別の利点は、他のアザリ
ド、特に、例えばアジスロマイシンのような、クラジノ
ースを含むアザリドに比べて、それらの増強した酸安定
性である。この増強した安定性は該化合物とそれらを含
む薬剤組成物との貯蔵寿命を高める。この増強した貯蔵
寿命は該化合物の薬物動力学的安定性をも高めることが
できる。
【0064】本発明はさらに、式1化合物又はその製薬
的に受容される塩若しくは溶媒和物を含む薬剤組成物に
も関する。本発明は、哺乳動物、魚類及び鳥類における
細菌感染症及び原生動物感染症を予防、治療及び軽減す
る方法にも関する。これらの方法は製薬的有効量の式1
化合物又はその製薬的に受容される塩若しくは溶媒和物
をこのような治療を必要とする哺乳動物、魚類又は鳥類
に投与することを含む。
【0065】本発明はまた、哺乳動物、魚類及び鳥類に
おける癌を予防、治療及び軽減する方法にも関する。こ
れらの方法は製薬的有効量の式1化合物又はその製薬的
に受容される塩若しくは溶媒和物をこのような治療を必
要とする哺乳動物、魚類又は鳥類に投与することを含
む。
【0066】本発明の化合物は以下のスキーム1と2と
以下の説明とに従って製造することができる。置換基
X、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9
びR10は、他に指定しない限り、上記で定義した通りで
ある。
【0067】スキーム1
【化23】
【0068】スキーム2
【化24】
【0069】本発明の化合物は容易に製造される。スキ
ーム1と2に関して、式4と5の出発化合物は、米国特
許第4,474,768号と第4,517,359号に
よって述べられている合成方法を含めた、当業者に周知
の1種類以上の方法によって製造することができ、これ
らの特許の両方は本明細書に援用される。1997年7
月4日出願の国際出願第PCT/GB97/01810
号(WO9801571、1998年1月15日発行)
(Peter Francis Leadlay、Ja
mes Staunton、Jesus Cortes
及びMichaeel Stephen Pacey)
と、1997年7月4日出願の国際出願第PCT/GB
97/01819号(WO9801546、1998年
1月15日発行)(Peter Francis Le
adlay、 James Staunton及びJe
sus Cortes)とに述べられた方法も用いるこ
とができ、これらの公開の両方は本明細書に援用され
る。
【0070】スキーム1の工程1では、デソサミン又は
デソサミン誘導体Aとクラジノース又はクラジノース誘
導体Bとを式4の出発化合物から、当業者に知られた1
種類以上の方法を用いて切断し、式3化合物を得る。特
に適した方法はDjokic,S.等、J.Chem.
Res.(S),1988:152〜153;LeMa
hieu,R.A.等、J.Med.Chem.17
(9):953〜956(1974);Jones,
A.B., Tet.Letters,34(31):4
913〜4916(1993);及びDjokic,
S.等、J.Chem.Soc.Perkin Tra
ns.1,1986:1881〜1890によって述べ
られている。
【0071】糖AとBの切断は、式3のアグリコン化合
物を形成する。工程1は、例えば分取高速液体クロマト
グラフィー(HPLC)を含めた、当業者にしられた任
意の精製及び単離操作をも包含する。
【0072】スキーム1の工程2では、式3化合物を生
物学的培養物と接触させて、式2化合物を形成する。意
外にも、今までは天然生成マクロライドに対してのみ作
用すると考えられていたStreptomyces a
ntibioticusのオレアンドマイシン産生菌株
のブロック変異株がオレアンドロースをアザリド・アグ
リコン化合物に結合させることができることが判明し
た。この生物変換のために特に有用な菌株は、Stre
ptomyces antibioticusの菌株で
あるStreptomyces antibiotic
us ATCC202189であり、これはブタペスト
条約の条件に従ってAmerican Type Cu
lture Collection(12301 Pa
rklawn Drive,Rockville,MD
20852, 米国)に1999年1月13日に寄託さ
れ、受け入れ番号ATCC202189を得ている。S
treptomyces antibioticus
ATCC202189は、Spagnoli,R.等、
J.Antibiot.36(4):365〜75(1
983)によって述べられているStreptomyc
es antibioticus ATCC31771
の再寄託である。これらの菌株の増殖と式2化合物の形
成とに適した反応及び発酵条件は当業者に知られてお
り、例えば、Weber,J.M.等、J.Bacte
riol.164(1):425〜433(1985)
によって述べられている。単離及び精製工程もこの文献
に述べられている。
【0073】工程2に使用可能である他の適当な細菌
は、少なくとも1つのeryCIV若しくはeryBI
II突然変異、又は少なくとも1つのeryCIV突然
変異と少なくとも1つのeryBIII突然変異との混
合物を含むSaccharopolyspora er
ythraea菌株のブロック変異株を包含する。本発
明に適した変異株の調製はSalah−Bey,K.
等、Mol.Gen.Genet.257:542〜5
53(1998);Gaisser,S.等、Mol.
Gen.Genet.258:78〜88(199
8);及びHopwood,D.A.等、Geneti
c Manipulations of Strept
omyces A Laboratory Manua
l.39〜40(1985)によって述べられている。
Saccharopolyspora erythra
eaのエリスロマイシン産生菌株のブロック変異株が非
天然マクロライド・アグリコン化合物にクラジノースを
結合させることができることが予想外に判明している。
この生物変換のために特に有用な菌株は、Saccha
ropolyspora erythraeaの菌株で
あるSaccharopolyspora eryth
raea ATCC202199であり、これはブタペ
スト条約の条件に従ってAmerican Type
Culture Collection(12301
Parklawn Drive,Rockville,
MD20852)に1999年1月27日に寄託され、
受け入れ番号ATCC202199を得ている。Sac
charopolyspora erythraea
ATCC202199は、Weber,J.M.等、
J.Bacteriol.164(1):425〜43
3(1985)によって述べられている。
【0074】Streptomyces antibi
oticus ATCC202189の使用は、R6
10とが水素であり、R9がメチルである式2化合物を
生成する。少なくとも1つのeryCIV若しくはer
yBIII突然変異を含むSaccharopolys
pora erythraea菌株の使用は、例えば、
6がH又はOHであり、R9とR10とが独立的にH又は
CH3である式2化合物を生成する。
【0075】式2化合物の単離後に、当業者に知られた
化学反応を用いて、式1の最終生成物を形成することが
できる。適当な化学反応は例えば、米国特許第4,47
4,768号と第4,517,359号(これらの両方
ともそれらの全体において本明細書に援用される);米
国暫定特許出願第60/063,676号、1997年
10月29日出願(WO9921866、1999年5
月6日発行)(Yong−Jin Wu);第60/0
63,161号、1997年10月29日出願(WO9
921865、1999年5月6日発行)(Yong−
Jin Wu);第60/054,866号、1997
年8月6日出願(EP895999、1998年2月1
0日発行)(Hiroko Masamune、Yon
g−Jin Wu、Takushi Kaneko及び
Paul R. McGuirk);第60/049,
980号、1997年6月11日出願(WO98568
01、1998年12月17日発行)(Brian
S.Bronk、Michael A.Letavi
c、Takushi Kaneko及びBingwei
V.Yang);第60/049,348号、1997
年6月11日出願(WO9856802、1998年1
2月17日発行)(Brian S. Bronk、H
engmiao Cheng、E.A.Glazer、
MichaelA.Letavic、Takushi
Kaneko、及びBingweiV.Yang);第
60/070,358号、1998年1月2日出願(W
O9935157、1999年7月15日発行)(Yo
ng−Jin Wu);第60/070,343号、1
998年1月2日出願(WO9935156、1999
年7月15日発行)(Diriam);及び第60/0
97,075号、1998年8月19日出願(米国特許
出願第09/320,352号(特許された)、199
9年5月26日出願)(Hengmiao Chen
g、Michael A.Letavic、Carl
B.Ziegler、Jason K.Dutra、B
rian S.Bronk)(これらの全てはそれらの
全体において本明細書に援用される);並びに下記PC
T出願:PCT/IB98/00839、1998年5
月29日出願(WO9856802、1998年12月
17日発行)(Brian S. Bronk、Hen
gmiao Cheng、E.A.Glazer、Mi
chael A.Letavic、TakushiKa
neko、及びBingwei V.Yang);PC
T/GB97/01810、1997年7月4日出願
(WO9801571、1998年1月15日発行)
(Peter Francis Leadlay、Ja
mes Staunton、Jesus Cortes
及びMichael Stephen Pacey);
及びPCT/GB97/01819、1997年7月4
日出願(WO9801546、1998年1月15日発
行)(Peter FrancisLeadlay、J
ames Staunton、及びJesus Cor
tes)(これらの全てはそれらの全体において本明細
書に援用される);並びに下記ヨーロッパ特許公開公
報:第180415号、1985年10月24日出願
(1990年1月31日発行);第195960号、1
986年3月5日出願(1998年12月14日発
行);及び第422843号、1996年10月4日出
願(1995年2月15日発行)(これらの全てはそれ
らの全体において本明細書に援用される)によって述べ
られている。
【0076】本発明の化合物の合成は、スキーム1に示
した工程の他に、他の工程を含むことができる。例え
ば、アザリド・アグリコンに結合した基(即ち、Xに結
合したRa、R1、R2、R3及びR4)を式3の出発物質
から一方又は両方の糖が切断した後に修飾することがで
きる。スキーム2はアザリド・アグリコンの修飾の例を
示す。
【0077】スキーム2によると、式5の出発物質に結
合した両方の糖は工程1において切断されて、式6のア
グリコン化合物を形成する。工程2において、X’の窒
素原子に結合した水素を、当業者に周知の方法を用い
て、メチル基に転化させる。この反応は式3化合物を生
成して、式3化合物を次に工程3において上記生物変換
方法によって生物学的培養物と接触させて、式2化合物
を形成する。それ自体で望ましい薬理学的活性を示すこ
とができる、この化合物を単離及び精製することができ
る、又はさらに反応を受けさせて、式1化合物を得るこ
とができる。
【0078】スキーム1と2は、それらの一般的適用可
能性のために、特定の出発物質、中間体又は最終生成物
の立体化学を表さない。しかし、本発明の化合物が不斉
炭素原子を有し、そのため、種々なエナンチオマー形及
びジアステレオマー形で存在することを理解すべきであ
る。ジアステレオマー混合物を当業者に知られた方法に
よってそれらの個々のジアステレオマーに分離すること
ができる。このような方法は例えばクロマトグラフィー
や分別結晶を包含する。エナンチオマー混合物を適当な
光学活性化合物(例えば、アルコール)との反応によっ
てジアステレオマー混合物に転化させて、ジアステレオ
マーを分離して、個々のジアステレオマーを対応する純
粋エナンチオマーに転化(例えば、加水分解)させるこ
とによって、エナンチオマーを分離することができる。
例えば、Jacques,J.等、Enantiome
rs,Racemates and Resoluti
ons(Wiley−Interscience,Ne
w York、1981);Wilen,S.H.等、
Tetrahedron 33:2725(197
7);Eliel,E.L.、Stereochemi
stry of Carbon Compounds
(McGraw−Hill,NY,1962);及びW
ilen,S.H.、Tables of Resol
ving Agents and Optical R
esolutions 268頁(E.L.Eliel
編集、Univ.of Notre Dame Pre
ss,Notre Dame,IN,1972)を参照
のこと。エナンチオマーの分離はキラル・クロマトグラ
フィーを用いて達成することもできる。ジアステレオマ
ー混合物と純粋なエナンチオマーとを含めた、全ての異
性体が本発明の一部であると考えられる。
【0079】実際に塩基性である本発明の化合物は、種
々な無機酸及び有機酸と共に非常に多様な異なる塩を形
成することができる。このような塩は、哺乳動物、魚類
又は鳥類に投与するためには、製薬的に受容可能でなけ
ればならないが、反応混合物から最初に製薬的に受容さ
れない塩として本発明の化合物を単離して、これらを次
にアルカリ性試薬による処理によって遊離塩基化合物に
逆転化させて(convert back)、その後に
製薬的に受容される酸付加塩に転化させることがしばし
ば望ましい。本発明の塩基性化合物の酸付加塩は、水性
溶媒媒質中で又は例えばメタノール及びエタノールのよ
うな適当な有機溶媒中で、選択した無機酸又は有機酸の
実質的な当量によって該化合物を処理することによっ
て、容易に調製される。これらの溶媒を細心に蒸発させ
ると、所望の固体塩が容易に得られる。所望の塩を有機
溶媒中の遊離塩基化合物の溶液から、この溶液に適当な
無機酸又は有機酸を添加することによって、沈澱させる
こともできる。
【0080】実際に酸性であるような本発明の化合物
は、種々なカチオンと共に塩基塩を形成することができ
る。上述したように、製薬的に受容される塩が必要であ
る場合には、反応混合物から最初に製薬的に受容されな
い塩として本発明の化合物を単離して、これらを次に上
記と同様なプロセスにおいて製薬的に受容される塩に転
化させることができることが望ましい。塩基塩の例は、
アルカリ金属塩とアルカリ土類金属塩、特にナトリウム
塩、アミン塩及びカリウム塩を包含する。これらの塩は
全て慣用的な方法によって製造される。本発明の製薬的
に受容される塩基塩の製造に用いられる化学的塩基は、
本発明の酸性化合物と非毒性な塩基塩を形成するような
塩基である。このような非毒性な塩基塩は例えばナトリ
ウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、及び種々
なアミンカチオンのような、製薬的に受容されるカチオ
ンから誘導されるような塩を包含する。これらの塩は、
対応する酸性化合物を所望の薬理学的に受容される塩基
を含有する水溶液によって処理して、次に、得られた溶
液を好ましくは減圧下で蒸発乾燥させることによって、
容易に得ることができる。上記と同じやり方で、低級ア
ルカノール溶液を乾燥するまで混合することによって、
これらの塩を製造することもできる。いずれの場合に
も、反応の完了と所望の最終生成物の最大収率とを保証
するために、化学量論量の試薬を用いることが好まし
い。
【0081】分析 細菌と原生動物病原体に対する本発明化合物の抗菌活性
と抗原生動物活性とをヒト(分析1)又は動物(分析2
と3)病原体の一定菌株の増殖を抑制するそれらの能力
によって実証する。Pasteurella mult
ocidaに対する活性を試験するために分析2を用
い、Pasteurella haemolytica
に対する活性を試験するために分析3を用いる。これら
の分析は本発明化合物の抗癌活性に関する見通しをも与
えることができる。
【0082】分析1 以下に述べる分析1は慣用的な方法論と解釈基準とを用
い、一定のマクロライド耐性機構を回避する化合物をも
たらしうる化学的修飾の方向を与えるように設計され
る。分析1では、特徴付けられている典型的なマクロラ
イド耐性機構を含めて、多様な標的病原体種を包含する
ように、細菌菌株パネルを集成する。このパネルの使用
は、耐性機構を未然に防ぐために必要であると考えられ
る効力、活性スペクトル及び構造要素又は修飾に関して
化学構造/活性関係を決定することを可能にする。スク
リーニングパネルに用いられる細菌病原体を以下の表に
示す。
【0083】
【表1】
【0084】多くの場合に、耐性機構を未然に防ぐ化合
物能力をより正確に評価するために、マクロライド感受
性親菌株と、それに由来するマクロライド耐性菌株との
両方が利用可能である。ermA/ermB/ermC
の設計を有する遺伝子を含有する菌株は、Ermメチラ
ーゼによる23SrRNA分子の修飾(メチル化)のた
めに、マクロライド、リンコサミド及びストレプトグラ
ミンB抗生物質に対して耐性であり、一般に3構造クラ
スの全ての結合を防止する。2種類のマクロライド流出
(efflux)が述べられている:msrAはマクロ
ライドとストレプトグラミンの蓄積を防止するブドウ球
菌における流出系の構成要素をコードし、他方でmef
A/Eはマクロライドのみを流出させるように見える膜
貫通タンパク質をコードする。マクロライド抗生物質の
不活性化が生じる可能性があり、これは2’−ヒドロキ
シルのリン酸化(mph)又は大環状ラクトンの切断
(エステラーゼ)のいずれかによって仲介されうる。慣
用的なポリメラーゼ連鎖反応(PCR)方法を用いて及
び/又は耐性決定因子の配列決定によって、該菌株を特
徴付けることができる。この用途におけるPCR方法の
使用は、Stutcliffe,J.等、“PCRによ
るエリスロマイシン耐性決定因子の検出”、Antim
icrobial Agents and Chemo
therapy、40(1):2562〜2566(1
996)に述べられている。この分析はマイクロタイタ
ートレーにおいて行われ、抗菌ディスク−感受性試験に
関する性能基準、第6版;基準の認定(Nationa
l Committee for Clinical
Laboratory Standards(NCCL
S)ガイドラインによって発行)によって解釈される;
最小阻止濃度(MIC)が菌株の比較に用いられる。化
合物を最初にジメチルスルホキシド(DMSO)中に4
0mg/mlストック溶液として溶解する。
【0085】分析2 この分析は、マイクロタイターフォーマットにおける液
体希釈方法に基づくものである。P.multocid
a(菌株59A067)の単独コロニーを5mlの脳心
臓浸出(BHI)ブロス中に接種する。1mgの試験化
合物を125μlのDMSO中に可溶化することによっ
て、該化合物を調製する。試験化合物の希釈物を未接種
BHIブロスを用いて調製する。用いた試験化合物の濃
度は二倍連続希釈によって200μg/ml〜0.09
8μg/mlの範囲である。P.multocida接
種BHIを未接種BHIブロスによって希釈して、10
細胞/200μl懸濁液を作製する。BHI細胞懸濁液
に試験化合物の各連続希釈物を混合して、37℃におい
て18時間インキュベートする。最小阻止濃度(MI
C)は、未接種対照との比較によって評価すると、P.
multocidaの増殖の100%阻害を示した化合
物の濃度に等しい。
【0086】例えば、本明細書に述べたような方法を用
いて、下記in vitroデータを得た:最小阻止濃度(MIC)値(μg/ml) 化合物 P.multocida E.coli S.aureus A 0.1 1.56 0.39 B 0.2 3.13 1.56 化合物Aは、3−O−オレアンドロシル−5−O−デソ
サミニル−アジスロマイシン(実施例1)であり、化合
物Bは3−O−オレアンドロシル−5−O−デソサミニ
ル−N−デスメチル−アジスロマイシン(実施例2)で
ある。この証拠は、本明細書に開示した新規な化合物と
組成物との有用性を明確に示す。
【0087】分析3 この分析は、Steersレプリケーターを用いた寒天
希釈法に基づくものである。寒天プレートから単離した
2〜5個のコロニーをBHIブロスに接種して、振とう
しながら(200rpm)、37℃において一晩インキ
ュベートする。翌朝、300μlの完全増殖P.hae
molytica前培養物(preculture)を
3mlの新鮮なBHIブロス中に接種し、振とうしなが
ら(200rpm)、37℃においてインキュベートす
る。試験化合物の適当な量をエタノール中に溶解して、
一連の二倍連続希釈物を調製する。2mlの各連続希釈
物に18mlの溶融GHI寒天を加えて混合し、凝固さ
せる。接種したP.haemolytica培養物が
0.5McFarland標準密度に達したときに、約
5μlのP.haemolytica培養物を種々な濃
度の試験化合物を含むBHI寒天プレートにSteer
sレプリケーターを用いて接種して、37℃において1
8時間インキュベートする。試験化合物の初期濃度は1
00〜200μg/mlの範囲である。MICは、未接
種対照との比較によって評価すると、P.haemol
yticaの増殖の100%阻害を示した試験化合物の
濃度に等しい。式1化合物のin vivo活性は、通
常マウスにおいて行われる、当業者に周知の慣用的な動
物保護試験によって測定することができる。
【0088】マウスの到着時にマウスをケージに配分し
て(10匹/ケージ)、用いる前に最低48時間環境に
順化させる。マウスに0.5mlの3x103CFU/
ml細胞懸濁液(P.Multocida菌株59A0
06)を腹腔内接種する。各実験は少なくとも3つの非
投薬対照群を有し、これらは1つの0.1xチャレンジ
用量による感染群と、2つの1xチャレンジ用量による
感染群とを包含し;10xチャレンジ・データ群をも用
いることができる。一般に、所定試験における全てのマ
ウスは、特に反復注射器(例えば、Cornwall
(登録商標)注射器)を用いてチャレンジ量を投与する
場合には、30〜90分間内にチャレンジすることがで
きる。チャレンジを開始した30分間後に、第1回化合
物治療を与える。30分間の終了時に動物の全てがチャ
レンジされていない場合には、第2の人が化合物投与を
開始することが必要であると考えられる。投与系路は皮
下又は経口投与である。皮下投与量は頚部の後ろの弛緩
した皮膚中に投与されるが、経口投与量はフィード針
(feeding needle)によって与えられ
る。両方の場合に、マウス1匹につき0.2ml量が用
いられる。化合物はチャレンジ後30分間、4時間及び
24時間に投与する.同じ経路によって投与される既知
効力の対照化合物を各試験に含める。動物を1日1回観
察し、各群の生存動物数を記録する。P.multoc
idaモデルモニターリングをチャレンジ後96時間
(4日間)続ける。PD50は、薬物治療の不存在下では
致命的である細菌感染症による死亡から、試験した化合
物がマウス群の50%を保護する算出投与量である。
【0089】薬剤製剤と治療方法 本発明化合物(以下では、“活性化合物”とも呼ぶ)
は、細菌感染症及び原生動物感染症の治療において、経
口、非経口、局所又は直腸経路を介して投与することが
できる。一般に、これらの化合物は1回投与又は分割投
与(即ち、1〜4回投与/日)として約0.2mg/k
g体重/日(mg/kg/日)〜約200mg/kg/
日の範囲の投与量で投与することが最も好ましいが、治
療される対象の種、体重、及び状態と、選択した特定の
投与経路とに依存して変化が必要に応じて生じる。しか
し、約4mg/kg/日〜約50mg/kg/日の範囲
内である投与量レベルが最も望ましく用いられる。それ
にも拘わらず、治療される哺乳動物、魚類又は鳥類の種
と、活性化合物に対するその個々の反応と、選択した薬
剤製剤の種類と、このような投与が実施される時間及び
間隔とに依存して変化が起こりうる。場合によっては、
前記範囲の下限未満の投与量レベルが十二分に適切であ
り、他の場合には、前記範囲よりもさらに大きい投与量
を、有害な副作用を惹起することなく、用いることがで
きる、但し、このような大きい投与量を1日間を通して
投与するために最初に数回分の小投与量に分割する。
【0090】該活性化合物は単独でも、又は製薬的に受
容されるキャリヤー若しくは希釈剤と組み合わせても前
述した経路によって投与することができ、このような投
与は単回投与で又は複数回投与で行うことができる。よ
り詳しくは、該活性化合物を非常に多様な、異なる投与
形式で投与することができる、即ち、これらを錠剤、カ
プセル、薬用ドロップ、トローチ剤、ハードキャンデ
ィ、粉末、スプレイ、クリーム、膏薬、座薬、ゼリー、
ゲル、ペースト、ローション、軟膏、水性懸濁液、注射
可能な溶液、エリキシル剤、シロップ等として、種々な
製薬的に受容される不活性キャリヤーと組み合わせるこ
とができる。このようなキャリヤーは固体の希釈剤又は
充填剤、無菌水性媒質及び種々な非毒性有機溶剤を包含
する。さらに、経口薬剤組成物に適当に甘味及び/又は
フレーバーを付けることができる。一般に、活性化合物
はこのような投与形中に約5.0重量%〜約70重量%
の範囲の濃度レベルで存在する。
【0091】経口投与のためには、微結晶セルロース、
クエン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、リン酸二カルシ
ウム及びグリシンのような、種々な賦形剤を含有する錠
剤を、例えば澱粉(及び好ましくはトウモロコシ、ジャ
ガイモ又はタピオカ澱粉)、アルギン酸及びある種の錯
体シリケートのような種々な崩壊剤と共に、かつポリビ
ニルピロリドン、スクロース、ゼラチン及びアラビアゴ
ムのような顆粒結合剤と共に用いることができる。さら
に、例えばステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナ
トリウム及びタルクのような滑沢剤が、錠剤製造のため
に、しばしば非常に有用である。同様な種類の固体組成
物を充填剤としてゼラチンカプセル中に用いることもで
きる;これに関連して好ましい物質はラクトース又は乳
糖と、高分子量ポリエチレングリコールをも包含する。
水性懸濁液及び/又はエリキシル剤が経口投与のために
望ましい場合には、活性化合物に種々な甘味剤若しくは
フレーバー剤、着色性物質若しくは染料を、必要な場合
には、乳化剤及び/又は懸濁化剤もまた、例えば水、エ
タノール、プロピレングリコール、グリセリン及びこれ
らの種々な、同様な組み合わせのような希釈剤と共に混
合することができる。
【0092】上記一般的投与形の他に、本発明化合物は
望ましい期間にわたって一定の薬理学的活性を維持する
ために必要な速度で活性化合物を放出することができる
制御放出手段及び/又は投与デバイスによって投与する
こともできる。このような投与形は予め定められた期間
中に身体に薬物を供給することによって、慣用的な非制
御製剤よりも長期間にわたって薬物レベルを治療範囲内
に維持する。本発明の活性化合物の投与に適応すること
ができる制御放出薬剤組成物と投与デバイスとの例は、
米国特許第3,847,770号、第3,916,89
9号、第3,536,809号、第3,598,123
号、第3,630,200号、第4,008,719
号、第4,687,610号、第4,769,027
号、第5,674,533号、第5,059,595
号、第5,591,767号、第5,120,548
号、第5,073,543号、第5,639,476
号、第5,354,566号及び第5,733,566
号に述べられており、これらの特許の開示は本明細書に
援用される。
【0093】非経口的投与のためには、ゴマ油若しくは
落花生油のいずれか又は水性プロピレングリコール中の
活性化合物の溶液を用いることができる。水溶液は必要
な場合には緩衝剤処理(好ましくは8より大きいpH)
すべきであり、液体希釈剤を最初に等張性にすべきであ
る。これらの水溶液は静脈内注射のために適する。油性
溶液は関節内、筋肉内及び皮下注射のために適する。無
菌条件下でのこれらの溶液の全ての製造は、当業者に周
知の標準的な製薬方法によって容易に達成される。
【0094】本発明の活性化合物を局所投与することも
可能であり、これは標準的な製薬方法に従って、クリー
ム、ゼリー、ゲル、ペースト、パッチ、軟膏等によって
行うことができる。例えばウシ又は家庭内動物のよう
な、ヒト以外の動物への投与のためには、活性化合物を
動物の飼料中で又はドレンチ組成物として経口投与する
ことができる。
【0095】活性化合物を、例えば小型ユニラメラベシ
クル(unilamellar vesicle)、大
型ユニラメラベシクル及びマルチラメラベシクルのよう
な、リポソーム投与系として投与することもできる。リ
ポソームは例えばコレステロール、ステアリルアミン又
はホスファチジルコリンのような、多様なリン脂質から
形成することができる。
【0096】活性化合物を標的設定可能な(targe
table)薬物キャリヤーとしての溶解性ポリマーと
組み合わせることもできる。このようなポリマーはポリ
ビニルピロリドン、ピランコポリマー、ポリヒドロキシ
プロピルメタクリルアミドフェニル、ポリヒドロキシエ
チルアスパルタミド−フェノール、又はパルミトイル基
で置換されたポリエチレンオキシドポリリシンを包含す
ることができる。さらに、活性化合物を薬物の制御放出
の達成に有用な生分解性ポリマーの種類、例えば、ポリ
乳酸、ポリグリコル酸、ポリ乳酸とポリグリコル酸との
コポリマー、ポリエプシオンカプロラクトン(poly
epsion caprolactone)、ポリヒド
ロキシ酪酸、ポリオルトエステル、ポリアセタール、ポ
リジヒドロピラン、ポリシアノアクリレート及び、ヒド
ロゲルの架橋した又は両親媒性のブロックコポリマーに
結合(couple)させることができる。
【0097】下記実施例は本発明の方法、中間体及び化
合物をさらに説明するものである。本発明が下記実施例
の特定の詳細に限定されないことを理解すべきである。
【0098】
【実施例】全てのNMRスペクトルはCDCl3中で、
Bruker 500MHz DMXスペクトロメータ
ーを用いて測定した。ピーク位置はテトラメチルシラン
(TMS)から下流の100万分の1単位(ppm)で
表現される。NMR構造に示す原子数は標準的な体系
(standard nomenclature)を表
すのではなく、NMRデータを特定の例に相関させるも
のである。HPLC−MSデータは、APCIソースを
備えたVG Platform II質量分光計に連結
したHewlett−Packard 1050液体ク
ロマトグラフ、を用いて(方法A)又はAPCIソース
を備えたHewlett−Packard 1100シ
リーズLC−MSDを用いて(方法B)得られた。
【0099】HPLC方法A カラム:Waters Symmetry 5m C1
8 2.1mmx150mm 流動: 0.22ml/分 移動相:勾配:30分間にわたってアセトニトリル−
0.05M酢酸アンモニウム(20−80)からアセト
ニトリル−0.05M酢酸アンモニウム(50−50)
まで
【0100】HPLC方法B カラム:Phenomenex Prodigy 5μ
m C8 3.2mmx250mm 流動: 0.5ml/分 移動相:勾配:50分間にわたってアセトニトリル−
0.1%トリフルオロ酢酸(15−85)からアセトニ
トリル−0.1%トリフルオロ酢酸(25−75)まで
【0101】実施例1 Streptomyces antibioticus
ATCC202189を用いる3−O−オレアンドロ
シル−5−O−デソサミニル−アジスロマイシンの製造 培養物Streptomyces antibioti
cus ATCC202189をパッチとして、(1リ
ットルにつき):Difco酵母抽出物、10g;Di
fco Bactoペプトン、10g;デキストロー
ス、5g;MOPS、10g;Bacto寒天、17
g;7.0にpH調節から成る寒天培地上に接種した。
培養物を28℃において5日間インキュベートした。5
日間後に、パッチ培養物の6mmプラグを、(1リット
ルにつき):デキストロース、15g;Nutriso
y粉末、30g;MgSO4・7H2O、1g;Difc
o酵母抽出物、1g;CaCO3、10g;大豆油、6
g;7.0にpH調節から成る種培地(seed me
dium)、50mlを含有する500ml エーレン
マイヤー・フラスコに接種した。種培養物(seed
culture)を225rpm撹拌しながら29℃に
おいて24時間インキュベートした。24時間後に、
1.5mlの種培養物を、上記種培地50mlを含有す
る500ml エーレンマイヤー・フラスコ中の第2段
階種培地に接種した。第2段階種培養物を225rpm
撹拌しながら29℃において24時間インキュベートし
た。24時間後に、114mlの第2段階種培養物を、
(1リットルにつき):デキストロース、50g;Nu
trisoy粉末、20g;コーンミール、3g;Di
fco酵母抽出物、2g;CaCO3、20g;P20
00消泡剤、0.5ml;7.0にpH調節から成る発
酵培地3.8リットルを含有する2個の5リットル発酵
器の各々に接種した。発酵器を29℃において400r
pm、3リットル/分の換気速度によって撹拌しながら
全体で120時間インキュベートした。48時間目に、
メタノールに溶解したアジスロマイシン・アグリコン
(Djokic,S.等、J.Chem.Res.Sy
nop.5:152〜153(1988)の方法に従っ
て製造)の50mg/ml溶液、38mlを2個の発酵
器の各々に無菌下で加えた。120時間の総インキュベ
ーション時間後に、発酵器から回収した。全体のブロス
を遠心分離によって清澄化させ、上澄み液のpHを水酸
化ナトリウムによって9.5に調節し、この上澄み液を
3.5リットルの酢酸エチルによって3回抽出した。酢
酸エチル抽出物を真空下で濃縮して、油状物(約5g)
を得た。
【0102】1.88gのこの油状物を75mlの1モ
ルのpH3二塩基性リン酸ナトリウム緩衝液中に溶解
し、リン酸によってpHを2に調節した。この溶液を7
5mlの酢酸エチルによって洗浄して、pHを水酸化ナ
トリウム溶液によって9に調節し、化合物を150ml
ずつのクロロホルムによって3回抽出した。クロロホル
ム抽出物を一緒にして、溶媒を真空下で除去して、1.
16gの褐色固体を得た。76mgのこの物質を逆相H
PLCによってLuna C8(2)カラム(21.2
x250mm)を(0.1%トリフルオロ酢酸水溶液)
−アセトニトリル85−15から75−25までの移動
相勾配によって50分間にわたって20ml/分の流速
度において用いて精製した。問題の生成物を含有する画
分(22〜35分間)を一緒にして、炭酸水素ナトリウ
ムによって飽和させ、塩化メチレンによって3回抽出し
た。塩化メチレン抽出物を一緒にして、硫酸ナトリウム
上で乾燥させ、濾過して、真空下で蒸発させて、29m
gの物質を得た。この物質を逆相HPLCによってLu
na(2)C8カラム(21.2x250mm)を
(0.1%トリフルオロ酢酸水溶液)−(アセトニトリ
ル−テトラヒドロフラン4−1)90−10から70−
30までの移動相勾配によって100分間にわたって2
0ml/分の流速度において用いてさらに精製した。問
題の生成物を含有する画分(37〜44分間)を一緒に
して、炭酸水素ナトリウムによって飽和させ、塩化メチ
レンによって3回抽出した。塩化メチレン抽出物を一緒
にして、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過して、真空
下で蒸発させて、8mgの上記標題化合物を得た。構造
をMSとNMRとによって確認した。
【0103】HPLC保持時間−方法B−26.6分間 APCI−MS−(M+H)+m/z 測定値735、
3771212の計算値−735. NMRデータは次の通りである:
【0104】
【化25】
【0105】
【化26】
【0106】実施例2 Streptomyces antibioticus
ATCC202189を用いる3−O−オレアンドロ
シル−5−O−デソサミニル−N−デスメチル−アジス
ロマイシンの製造 培養物Streptomyces antibioti
cus ATCC202189をパッチとして、(1リ
ットルにつき):Difco酵母抽出物、10g;Di
fco Bactoペプトン、10g;デキストロー
ス、5g;MOPS、10g;Bacto寒天、17
g;7.0にpH調節から成る寒天培地上に接種した。
培養物を28℃において5日間インキュベートした。5
日間後に、パッチ培養物の6mmプラグを、(1リット
ルにつき):デキストロース、15g;Nutriso
y粉末、30g;MgSO4・7H2O、1g;Difc
o酵母抽出物、1g;CaCO3、10g;大豆油、6
g;7.0にpH調節から成る種培地、50mlを含有
する500ml エーレンマイヤー・フラスコに接種し
た。種培養物を225rpm撹拌しながら29℃におい
て24時間インキュベートした。24時間後に、1.5
mlの種培養物を、上記種培地50mlを含有する50
0ml エーレンマイヤー・フラスコ中の第2段階種培
地に接種した。第2段階種培養物を225rpm撹拌し
ながら29℃において24時間インキュベートした。2
4時間後に、60mlの第2段階種培養物を、(1リッ
トルにつき):デキストロース、50g;Nutris
oy粉末、20g;コーンミール、3g;Difco酵
母抽出物、2g;CaCO3、20g;P2000消泡
剤、0.5ml;7.0にpH調節から成る発酵培地2
リットルを含有する2個の発酵器の各々に接種した。発
酵器を29℃において400rpm、2リットル/分の
換気速度によって全体で120時間インキュベートし
た。24時間目と48時間目に、メタノールに溶解した
N−デスメチル−アジスロマイシン・アグリコンの50
mg/ml溶液、10mlを発酵器の1つに無菌下で加
えた。48時間目に第2発酵器に、メタノールに溶解し
たN−デスメチル−アジスロマイシン・アグリコンの5
0mg/ml溶液、19mlを無菌下で加えた。120
時間の総インキュベーション時間後に、発酵器から回収
した。全体のブロスを遠心分離によって清澄化させ、上
澄み液のpHを水酸化ナトリウムによって9.5に調節
し、この上澄み液を7.3リットルの酢酸エチルによっ
て3回抽出した。酢酸エチル抽出物をBuechi回転
蒸発器を用いて20mlにまで濃縮した後に、真空下で
油状物になるまで蒸発した。この物質を25mlの塩化
メチレン中に溶解し、生成物を50mlの1M二塩基性
リン酸ナトリウム緩衝液(pH3)中に抽出した。下層
を取り出し、水層を炭酸水素ナトリウムによってpH
8.5に調節し、所望の物質を100mlずつの塩化メ
チレンによって3回抽出した。塩化メチレン抽出物を一
緒にして、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過して、溶
媒を真空下で除去して、1.03gの褐色固体を得た。
100mgのこの物質を逆相HPLCによってProd
igy C8カラム(21.2x250mm)を(0.
1%トリフルオロ酢酸水溶液)−アセトニトリル90−
10から80−20までの移動相勾配によって75分間
にわたって20ml/分の流速度において用いて精製し
た。問題の生成物を含有する画分(59〜69分間)を
一緒にして、炭酸水素ナトリウムによって8.5にpH
調節して、所望の生成物を塩化メチレンによって2回抽
出した。塩化メチレン抽出物を一緒にして、硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させ、濾過して、真空下で溶媒除去して、
4mgの上記標題化合物を得た。構造をMSとNMRと
によって確認した。
【0107】HPLC保持時間−方法B−26.5分間 APCI−MS−(M+H)+m/z 測定値721、
3669212の計算値−721.
【0108】
【化27】
【0109】
【化28】
【0110】実施例3 6−デオキシ−アジスロマイシンの製造 6,7−アンヒドロ−アジスロマイシンをJones,
A.B.等、Tetrahedron Lett.34
(31):4913−16(1993)によって述べら
れている方法に従って製造した。2gのこの化合物と
1.24gのPtO(Aldrich)とを100ml
の酢酸中に溶解して、40psi水素下でParrシェ
ーカーに入れた。70時間後に、溶液を濾過して、水に
よって希釈して、炭酸水素ナトリウムと水酸化アンモニ
ウムとによってpH8.5に調節した。生成物を塩化メ
チレンによって抽出して、塩化メチレンを真空下で除去
した。上記と同様なプロセスを用いて第2ランから追加
の生成物を得た。両方のランの収量を一緒にして、3.
75gの6,7−アンヒドロ−アジスロマイシンから全
体で3.45gの6−デオキシ−アジスロマイシンを得
た。構造をMSによって確認した。 APCI−MS−(M+H)+m/z 測定値733、
3873211の計算値−733.
【0111】実施例4 6−デオキシ−アジスロマイシン・アグリコンの製造 2.7gの6−デオキシ−アジスロマイシンを50ml
のクロロホルムと100mlの6モル塩酸中で周囲温度
において5時間、80℃において1.5時間、及び周囲
温度において4時間攪拌した。水層を分離し、炭酸水素
ナトリウムと水酸化アンモニウムとによってpHを9に
調節した。化合物を塩化メチレンによって抽出して、溶
液を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、溶媒を真空
下で除去して、1.52gを得た。1.2gのこの物質
をInertsil C8カラム(50x250mm)
上での逆相HPLCによって、(0.1%トリフルオロ
酢酸水溶液)−アセトニトリル100−0から75−2
5までの移動相勾配を用いて50分間にわたって125
ml/分の流速度において精製した。問題の生成物を含
有する画分(35〜39分間)を一緒にして、炭酸水素
ナトリウムによって飽和させ、、塩化メチレンによって
抽出した。この塩化メチレンを分離し、硫酸ナトリウム
上で乾燥させ、濾過して、真空下で蒸発させて、0.3
3gの上記標題化合物を得た。構造をMSによって確認
した。 HPLC保持時間−方法B−16.8分間 APCI−MS−(M+H)+m/z 測定値418、
2244NO6の計算値−418.
【0112】実施例5 Streptomyces antibioticus
ATCC202189を用いる3−O−オレアンドロ
シル−5−O−デソサミニル−6−デオキシ−アジスロ
マイシンの製造 培養物Streptomyces antibioti
cus ATCC202189をパッチとして、(1リ
ットルにつき):Difco酵母抽出物、10g;Di
fco Bactoペプトン、10g;デキストロー
ス、5g;MOPS、10g;Bacto寒天、17
g;7.0にpH調節から成る寒天培地上に接種した。
培養物を28℃において5日間インキュベートした。5
日間後に、パッチ培養物の6mmプラグを、(1リット
ルにつき):デキストロース、15g;Nutriso
y粉末、30g;MgSO4・7H2O、1g;Difc
o酵母抽出物、1g;CaCO3、10g;大豆油、6
g;7.0にpH調節から成る種培地、50mlを含有
する500ml エーレンマイヤー・フラスコに接種し
た。種培養物を225rpm撹拌しながら29℃におい
て24時間インキュベートした。24時間後に、1.5
mlの種培養物を、上記種培地50mlを含有する50
0ml エーレンマイヤー・フラスコ中の第2段階種培
地に接種した。第2段階種培養物を225rpm撹拌し
ながら29℃において24時間インキュベートした。2
4時間後に、0.9mlの第2段階種培養物を、(1リ
ットルにつき):デキストロース、50g;Nutri
soy粉末、20g;コーンミール、3g;Difco
酵母抽出物、2g;CaCO3、20g;7.0にpH
調節から成る発酵培地30mlを含有する40個の25
0ml エーレンマイヤーフラスコの各々に接種した。
フラスコを29℃、225rpmにおいて全体で112
時間インキュベートした。24時間目と48時間目に、
DMSOに溶解した6−デオキシ−アジスロマイシン・
アグリコンの25mg/ml溶液、0.25mlを各フ
ラスコに無菌下で加えた。112時間の総インキュベー
ション時間後に、フラスコから回収した。全体のブロス
を遠心分離によって清澄化させ、上澄み液のpHを水酸
化ナトリウムによって9.5に調節し、この上澄み液を
300mlの酢酸エチルによって3回抽出した。酢酸エ
チル抽出物をBuechi回転蒸発器を用いて10ml
にまで濃縮した後に、真空下で油状物になるまで蒸発さ
せた。LC−MS方法Aを用いた分析は(M+H)+
m/z719によってピークを示し、これは予想3−O
−オレアンドロシル−5−O−デソサミニル−6−デオ
キシ−アジスロマイシンに一致した。 HPLC保持時間−方法A−15.7分間 APCI−MS−(M+H)+m/z 測定値719、
3771211の計算値−719.
【0113】実施例6 3−O−オレアンドロシル−5−O−デソサミニル−6
−デオキシ−N−デスメチル−アジスロマイシンの製造 培養物Streptomyces antibioti
cus ATCC202189への6−デオキシ−N−
デスメチル−アジスロマイシン・アグリコンの供給は、
3−O−オレアンドロシル−5−O−デソサミニル−6
−デオキシ−N−デスメチル−アジスロマイシンを生成
する。実施例1に述べたような発酵と抽出とは、このプ
ロセスに容易に適用される。
【0114】実施例7 Saccharopolyspora erythra
ea ATCC202199を用いるアジスロマイシン
の製造 Saccharopolyspora erythra
ea ATCC202199を、1/2YPD寒天
(0.25%デキストロース、0.5%Difco酵母
抽出物、0.5%Difco Bactoペプトン、
0.5%MOPS緩衝液、1.7%Difco Bac
to寒天、7.0にpH調節、121℃、25分間オー
トクレーブ処理、冷却してから、注入)含有ペトリ皿上
にプレートし(plate)、充分に増殖するまで28
℃においてインキュベートした(5〜8日間)。寒天プ
ラグを、6mlの1/2YPDブロス(0.25%デキ
ストロース、0.5%Difco酵母抽出物、0.5%
Difco Bactoペプトン、0.5%MOPS緩
衝液、7.0にpH調節、121℃、20分間オートク
レーブ処理) と、2個の5mm直径ガラスビーズと
を含有する、金属キャップ付き1x6インチ ガラス管
に、無菌6mm直径移送ピペットを用いて接種した。こ
れらの管を29℃、225rpm、4度傾斜において4
8時間インキュベートした。次に、0.4mlを4ml
のEry−P培地(5%デキストロース、3%Nutr
isoy粉末、0.3%硫酸アンモニウム、0.5%塩
化ナトリウム、0.6%炭酸カルシウム、7.0にpH
調節、121℃において20分間オートクレーブ処理)
を含有する金属キャップ付き1x6インチ ガラス管に
移送して、29℃、225rpm、4度傾斜において3
日間又は4日間インキュベートした。アジスロマイシン
・アグリコン(Djokic,S.等、J.Chem.
Res.Synop.5:152〜153(1988)
に従って調製)を、発酵の24時間目に、これらの管
(15mg/mlメタノールストック溶液)に、0.1
mg/mlの最終濃度まで加えた。サンプルをインジケ
ーター微生物としてのMicrococcus lut
eus ATCC9341を用いて、並びに薄層クロマ
トグラフィー(TLC)によって分析した。アジスロマ
イシン(TLCによって分析)と同時移動し、M.lu
teus ATCC9341に対して生物活性である生
物変換生成物が産生した。したがって、この生成物はア
ジスロマイシンであった。
【0115】実施例8 クラリスロマイシンオキシムの製造 660mgのクラリスロマイシンオキシム(本明細書に
援用されるEP0180415によって述べられた方法
に従ってクラリスロマイシンから製造)をHF−ピリジ
ン溶液(70−30、Aldrichから)中に溶解し
て、室温において40分間攪拌した。反応混合物を飽和
炭酸水素ナトリウムの冷溶液中に注入した。所望の生成
物をクロロホルムによって抽出し、クロロホルムを真空
下で除去して、黄色を帯びた残渣を得た。構造をMSに
よって確認した。 APCI−MS−(M+H)+m/z測定値 448、
2242NO8−448
【0116】実施例9 クラリスロマイシンオキシム・アグリコンの製造 実施例8によって製造したクラリスロマイシンオキシム
の全量を50mlのエタノール:水(32:48)に溶
解して;次に、炭酸水素ナトリウムの358mgを加
え、溶液を85℃に一晩加熱した。溶媒を真空下で除去
して、残渣を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とクロロホ
ルム中に溶解した。下層を除去し、クロロホルムを真空
下で除去した。得られた物質をシリカカラム・クロマト
グラフィーによって、アセトン:ヘキサン(20:8
0)を用いて精製し、169mgの生成物を得た。構造
をMSによって確認した。 APCI−MS−(M+H)+m/z測定値 433、
22418−433
【0117】実施例10 Saccharopolyspora erythra
ea ATCC202199を用いるクラリスロマイシ
ンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea ATCC202199を、1/2YPD寒天
(0.25%デキストロース、0.5%Difco酵母
抽出物、0.5%Difco Bactoペプトン、
0.5%MOPS緩衝液、1.7%Difco Bac
to寒天、7.0にpH調節、121℃、25分間オー
トクレーブ処理、冷却してから、注入)含有ペトリ皿上
にプレートし、充分に増殖するまで28℃においてイン
キュベートした(5〜8日間)。寒天プラグを、6ml
の1/2YPDブロス(0.25%デキストロース、
0.5%Difco酵母抽出物、0.5%Difco
Bactoペプトン、0.5%MOPS緩衝液、7.0
にpH調節、121℃、20分間オートクレーブ処理)
と、2個の5mm直径ガラスビーズとを含有する、金属
キャップ付き1x6インチガラス管に、無菌6mm直径
移送ピペットを用いて接種した。これらの管を29℃、
225rpm、4度傾斜において48時間インキュベー
トした。次に、0.4mlを4mlのEry−P培地
(5%デキストロース、3%Nutrisoy粉末、
0.3%硫酸アンモニウム、0.5%塩化ナトリウム、
0.6%炭酸カルシウム、7.0にpH調節、121℃
において20分間オートクレーブ処理)を含有する金属
キャップ付き1x6インチ ガラス管に移送して、29
℃、225rpm、4度傾斜において3日間又は4日間
インキュベートした。発酵の24時間目に、6−メトキ
シエリスロノリドAをこれらの管(15mg/mlメタ
ノールストック溶液)に0.1mg/mlの最終濃度ま
で加えた。サンプルをインジケーター微生物としてのM
icrococcus luteus ATCC934
1を用いて、並びにTLCによって分析した。M.lu
teus ATCC9341に対して生物活性である生
物変換生成物が産生した(TLC/Bioassa
y)。したがって、この生成物はクラリスロマイシンで
あった。
【0118】実施例11 Saccharopolyspora erythra
ea eryCIV変異株のブロック変異株の発生 文献(Salah−Bey,K.等、Mol.Gen.
Genet.257:542〜553(1998))で
確立されたプロトコールに従って、eryCIV遺伝子
に染色体突然変異を有するS.erythraeaの菌
株が得られる。この菌株に次に、UV光線によって又は
既述された方法を用いる化学的手段によって突然変異を
起こさせる。例えば、Hopwood,D.A.等、G
enetic Manipulations of S
treptomyces A Laboratory
Manual.39〜40(1985)を参照のこと。
突然変異細胞を寒天上で適当なインジケーター微生物に
よってスクリーニングして、抗生物質活性を有さない菌
株を選択する。このような菌株を寒天共合成実験(ag
ar co−synthesis experimen
t)において試験して、アグリコン形成においてブロッ
クされるが、まだグリコシル化することができる変異株
を選択する。試験はSpagnoli,R.等、J.A
ntibiol.36(4):365〜75(198
3)によって述べられているプロトコールに従って行
う。
【0119】実施例12 Saccharopolyspora erythra
ea eryBIII変異株のブロック変異株の発生 Gaisser,S.等、Mol.Gen.Gene
t.258:78〜88(1998)で確立されたプロ
トコールに従って、eryBIII遺伝子に染色体突然
変異を有するS.erythraeaの菌株が得られ
る。この菌株に次に、UV光線によって又は既述された
方法を用いる化学的手段によって突然変異を起こさせ
る。例えば、Hopwood,D.A.等、Genet
ic Manipulations of Strep
tomyces A Laboratory Manu
al.39〜40(1985)を参照のこと。突然変異
細胞を寒天上で適当なインジケーター微生物によってス
クリーニングして、抗生物質活性を有さない菌株を選択
する。このような菌株を寒天共合成実験において試験し
て、アグリコン形成においてブロックされるが、まだグ
リコシル化することができる変異株を選択する。試験は
Spagnoli,R.等、J.Antibiol.3
6(4):365〜75(1983)によって述べられ
ているプロトコールに従って行う。
【0120】実施例13 eryCIVとeryBIIIとを有するSaccha
ropolysporaerythraea菌株のブロ
ック変異株の発生 文献(Salah−Bey,K.等、Mol.Gen.
Genet.1998,257:542〜553;Ga
isser,S.等、Mol.Gen.Genet.1
998,258:78〜88)で確立されたプロトコー
ルに従って、eryCIV遺伝子とeryBIII遺伝
子の両方に染色体突然変異を有するS.erythra
eaの菌株が得られる。この菌株に次に、UV光線によ
って又は既述された方法を用いる化学的手段によって突
然変異を起こさせる。例えば、Hopwood,D.
A.等、Genetic Manipulations
of Streptomyces A Labora
tory Manual.39〜40(1985)を参
照のこと。突然変異細胞を寒天上で適当なインジケータ
ー微生物によってスクリーニングして、抗生物質活性を
有さない菌株を選択する。このような菌株を寒天共合成
実験において試験して、アグリコン形成においてブロッ
クされるが、まだグリコシル化することができる変異株
を選択する。試験はSpagnoli,R.等、J.A
ntibiol.36(4):365〜75(198
3)によって述べられているプロトコールに従って行
う。
【0121】実施例14 Saccharopolyspora erythra
ea(eryCIV)のブロック変異株を用いる5−O
−ミカミノシル−アジスロマイシンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryCIV)のブロック変異株へのアジスロマ
イシン・アグリコンの供給は、5−O−ミカミノシル−
アジスロマイシンを生成する。実施例1に述べたような
発酵と抽出方法とは、このプロセスに容易に適用され
る。
【0122】実施例15 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII)のブロック変異株を用いる3”
−デスメチル−アジスロマイシンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII)のブロック変異株へのアジスロ
マイシン・アグリコンの供給は、3”−デスメチル−ア
ジスロマイシンを生成する。実施例1に述べたような発
酵と抽出方法とは、このプロセスに容易に適用される。
【0123】実施例16 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII/eryCIV)のブロック変異
株を用いる3”−デスメチル−5−O−ミカミノシル−
アジスロマイシンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII/eryCIV)のブロック変異
株へのアジスロマイシン・アグリコンの供給は、3”−
デスメチル−5−O−ミカミノシル−アジスロマイシン
を生成する。実施例1に述べたような発酵と抽出方法と
は、このプロセスに容易に適用される。
【0124】実施例17 Saccharopolyspora erythra
ea(eryCIV)のブロック変異株を用いる5−O
−ミカミノシル−N−デスメチル−アジスロマイシンの
製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryCIV)のブロック変異株へのN−デスメ
チル−アジスロマイシン・アグリコンの供給は、5−O
−ミカミノシル−N−デスメチル−アジスロマイシンを
生成する。実施例1に述べたような発酵と抽出方法と
は、このプロセスに容易に適用される。
【0125】実施例18 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII)のブロック変異株を用いる3”
−デスメチル−N−デスメチル−アジスロマイシンの製
Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII)のブロック変異株へのN−デス
メチル−アジスロマイシン・アグリコンの供給は、3”
−デスメチル−N−デスメチル−アジスロマイシンを生
成する。実施例1に述べたような発酵と抽出方法とは、
このプロセスに容易に適用される。
【0126】実施例19 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII/eryCIV)のブロック変異
株を用いる3”−デスメチル−5−O−ミカミノシル−
N−デスメチル−アジスロマイシンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII/eryCIV)のブロック変異
株へのN−デスメチル−アジスロマイシン・アグリコン
の供給は、3”−デスメチル−5−O−ミカミノシル−
N−デスメチル−アジスロマイシンを生成する。実施例
1に述べたような発酵と抽出方法とは、このプロセスに
容易に適用される。
【0127】実施例20 Saccharopolyspora erythra
ea(eryCIV)のブロック変異株を用いる5−O
−ミカミノシル−6−デオキシ−アジスロマイシンの製
Saccharopolyspora erythra
ea(eryCIV)のブロック変異株への6−デオキ
シ−アジスロマイシン・アグリコン(実施例4)の供給
は、5−O−ミカミノシル−6−デオキシ−アジスロマ
イシンを生成する。実施例1に述べたような発酵と抽出
方法とは、このプロセスに容易に適用される。
【0128】実施例21 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII)のブロック変異株を用いる3”
−デスメチル−6−デオキシ−アジスロマイシンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII)のブロック変異株への6−デオ
キシ−アジスロマイシン・アグリコン(実施例4)の供
給は、3”−デスメチル−6−デオキシ−アジスロマイ
シンを生成する。実施例1に述べたような発酵と抽出方
法とは、このプロセスに容易に適用される。
【0129】実施例22 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII/eryCIV)のブロック変異
株を用いる3”−デスメチル−5−O−ミカミノシル−
6−デオキシ−アジスロマイシンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII/eryCIV)のブロック変異
株への6−デオキシ−アジスロマイシン・アグリコン
(実施例4)の供給は、3”−デスメチル−5−O−ミ
カミノシル−6−デオキシ−アジスロマイシンを生成す
る。実施例1に述べたような発酵と抽出方法とは、この
プロセスに容易に適用される。
【0130】実施例23 Saccharopolyspora erythra
ea(eryCIV)のブロック変異株を用いる5−O
−ミカミノシル−6−デオキシ−N−デスメチル−アジ
スロマイシンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryCIV)のブロック変異株への6−デオキ
シ−N−デスメチル−アジスロマイシン・アグリコン
(実施例4)の供給は、5−O−ミカミノシル−6−デ
オキシ−N−デスメチル−アジスロマイシンを生成す
る。実施例1に述べたような発酵と抽出方法とは、この
プロセスに容易に適用される。
【0131】実施例24 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII)のブロック変異株を用いる3”
−デスメチル−6−デオキシ−N−デスメチル−アジス
ロマイシンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII)のブロック変異株への6−デオ
キシ−N−デスメチル−アジスロマイシン・アグリコン
(実施例4)の供給は、3”−デスメチル−6−デオキ
シ−N−デスメチル−アジスロマイシンを生成する。実
施例1に述べたような発酵と抽出方法とは、このプロセ
スに容易に適用される。
【0132】実施例25 Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII/eryCIV)のブロック変異
株を用いる3”−デスメチル−5−O−ミカミノシル−
6−デオキシ−N−デスメチル−アジスロマイシンの製
Saccharopolyspora erythra
ea(eryBIII/eryCIV)のブロック変異
株への6−デオキシ−N−デスメチル−アジスロマイシ
ン・アグリコン(実施例4)の供給は、3”−デスメチ
ル−5−O−ミカミノシル−6−デオキシ−N−デスメ
チル−アジスロマイシンを生成する。実施例1に述べた
ような発酵と抽出方法とは、このプロセスに容易に適用
される。
【0133】実施例26 Saccharopolyspora erythra
ea(eryG)のブロック変異株の発生 文献で確立されたプロトコールに従って、eryG遺伝
子に染色体突然変異を有するS.erythraeaの
菌株が得られる。Paulus,T.J.等,J.Ba
cteriol.172(5):2541〜2546
(1990)参照。この菌株に次に、UV光線によって
又は既述された方法を用いる化学的手段によって突然変
異を起こさせる。Hopwood,D.A.等、Gen
eticManipulations of Stre
ptomyces A Laboratory Man
ual.39〜40頁(1985)参照。突然変異細胞
を寒天上で適当なインジケーター微生物によってスクリ
ーニングして、抗生物質活性を有さない菌株を選択す
る。このような菌株をSpagnoliとCappal
letti(J.Antibiot.36:365〜3
75(1982))によって述べられたプロトコールに
従って、寒天共合成実験において試験して、アグリコン
形成においてブロックされるが、まだグリコシル化する
ことができる変異株を選択する。
【0134】実施例27 3−O−ミカロシル−5−O−デソサミニル−アジスロ
マイシンの製造 Saccharopolyspora erythra
ea(eryG)のブロック変異株へのアジスロマイシ
ン・アグリコンの供給は、3−O−ミカロシル−5−O
−デソサミニル−アジスロマイシンを生成する。実施例
1に述べたような発酵と抽出方法とは、このプロセスに
容易に適用される。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月18日(2000.2.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 で示される化合物と、その製薬的に受容される塩及び溶
媒和物、上記式中、 Xは−CH2N(Ra)−、−N(Ra)CH2−、又は−
C(O)−であり、前記X基の各々の最初のダッシュは
式1化合物のC−10炭素に結合し、各基の最後のダッ
シュは式1化合物のC−8炭素に結合し、RaはH、C1
−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アル
キニル、−(CH2m(C6−C10アリール)又は−
(CH2m(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4
の範囲の整数である]であり、;R1は直鎖若しくはα
−分枝鎖C1−C8アルキル、アルケニル、アルキニル、
アルコキシアルキル若しくはアルキルチオアルキル基
(これらの基のいずれも1個以上のヒドロキシル基によ
って置換されることができる);C3−C8シクロアルキ
ル若しくはC5−C8シクロアルケニル基(これらの基の
いずれもメチル若しくは1個以上のヒドロキシ若しくは
1個以上のC1−C4アルキル基若しくはハロ原子によっ
て置換されることができる);又は3−6員酸素若しく
は硫黄含有複素環[これは飽和又は完全に若しくは部分
的に不飽和であることができ、かつ1個以上のC1−C4
アルキル基若しくはハロ原子若しくは式SRbの基によ
って置換されることができ、RbはC1−C8アルキル、
2−C8アルケニル、C2−C8アルキニル、C3−C8
クロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、フェニル若
しくは置換フェニル(この場合、置換基はC1−C4アル
キル、C1−C4アルコキシ若しくはハロ原子又は3−6
員酸素若しくは硫黄含有複素環であり、3−6員酸素若
しくは硫黄含有複素環は飽和又は完全に若しくは部分的
に不飽和であることができ、かつ1個以上のC1−C4
ルキル基若しくはハロ原子によって置換されることがで
きる)である]であるか;又はR1はフェニル(これは
1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、C1−C 4
アルキルチオ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、トリ
フルオロメチル及びシアノから選択された少なくとも1
個の置換基によって置換されることができる)である
か、又はR1は式:
【化2】 [式中、Z1はO、S又は−CH2−であり、a、b、c
及びdはそれぞれ独立的に0〜2の範囲の整数であり、
かつa+b+c+dは5以下である]で示される;R2
はH又はOHであり;R3はH又は−C(O)NRcd
であり、RcとRdの各々は独立的にH、C1−C10アル
キル、C2−C20アルケニル、C2−C10アルキニル、−
(CH2m(C 6−C10アリール)又は−(CH2
m(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の
整数である]であり、前記Rc基とRd基の各々は、Hを
除いて、1〜3個のQ基によって置換されることができ
る、又はRc基とRd基とは一緒になって、4−7員飽和
環若しくは5−10員ヘテロアリール環を形成すること
ができ、前記飽和環とヘテロアリール環とは、RcとRd
とが結合しているNの他に、O、S及びNから選択され
た1若しくは2個のヘテロ原子を包含することができ、
前記飽和環は1若しくは2個の炭素−炭素二重結合若し
くは三重結合を包含することができ、前記飽和環とヘテ
ロアリール環とは1〜3個のQ基によって置換されるこ
とができる;又はR2とR3とは一緒にカーボネート環を
形成する;R4はH、OH、O(C1−C10アルキル)で
あり;R5はH、CH3、−C(O)Re、−C(O)O
e、−C(O)NRef又はヒドロキシ保護基であ
り、ReとRfとはそれぞれ独立的にH又はC1−C6アル
キルであり;R6はH又はOHであり;R7はH又はOH
であり;R8はH、OH、C1−C10アルキル、C2−C
20アルケニル、C2−C10アルキニル、シアノ、−CH2
S(O)ng[nは0〜2の範囲の整数である]、−C
2ORg、−CH2N(ORh)Rg、−CH2NRgi
−(CH2m(C6−C1 2アリール)又は−(CH2m
(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の整
数である]であり、前記R8基は1〜3個のQ基によっ
て置換されることができる;各Rgは独立的にH、C1
10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキ
ニル、−(CH2qCRg(1)g(2)(CH2rNRg(3)
g(4)[qとrは、両方ともが0ではないことを除い
て、それぞれ独立的に0〜3の範囲の整数である]、−
(CH2m(C6−C10アリール)、又は−(CH2m
(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の整
数である]であり、前記Rg基は、Hを除いて、1〜3
個のQ基によって置換されることができる;Rg(1)、R
g(2)、Rg(3)及びRg(4)の各々は独立的にH、C1−C
10アルキル、−(CH2m(C6−C10アリール)又は
−(CH2m(5−10員ヘテロアリール)であり、m
は0〜4の範囲の整数であり、前記Rg(1)、Rg(2)、R
g(3)及びRg(4)基は、Hを除いて、1〜3個のQ基によ
って置換されることができる;又はRg(1)とRg(3)とは
一緒になって、−(CH2p−を形成する、この場合、
pは、1若しくは2個の炭素−炭素二重結合若しくは三
重結合を含みうる4−7員飽和環が形成されるように0
〜3の範囲の整数である;又はRg(3)とRg(4)とは一緒
になって、4−10員単環若しくは多環の飽和環又は5
−10員ヘテロアリール環を形成する、この場合、前記
飽和環とヘテロアリール環とは、Rg(3)とRg(4)とが結
合している窒素の他に、O、S及びNから選択される1
若しくは2個のヘテロ原子を含むことができ、前記飽和
環は1若しくは2個の炭素−炭素二重結合若しくは三重
結合を含むことができ、前記飽和環とヘテロアリール環
とは1〜3個のQ基によって置換されることができる;
hはH又はC1−C6アルキルであり;RiはH、C1
10アルキル、C2−C10アルケニル又はC2−C10アル
キニルであり、前記Ri基はハロ、OH及びO(C1−C
6アルキル)から独立的に選択される1〜3個の置換基
によって置換されることができる;及びR8が−CH2
giである場合には、RgとRiとは一緒になって、4
−10員単環若しくは多環の飽和環又は5−10員ヘテ
ロアリール環を形成することができ、前記飽和環とヘテ
ロアリール環とは、RgとRiとが結合している窒素の他
に、O、S及びNから選択される1若しくは2個のヘテ
ロ原子を含むことができ、前記飽和環は1若しくは2個
の炭素−炭素二重結合若しくは三重結合を含むことがで
き、前記飽和環とヘテロアリール環とは1〜3個のQ基
によって置換されることができる;又はR7とR8とは一
緒になって、以下に示すようなオキサゾリル環:
【化3】 [式中、Z2は−SRg、−(CH2nC(O)Rg(Rg
は上記で定義した通りであり、nは0若しくは1であ
る)、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2
−C10アルキニル、−(CH2m(C6−C10アリー
ル)又は−(CH2m(5−10員ヘテロアリール)で
あり、mは0〜4の範囲の整数であり、前記Z2基は1
〜3個のQ基によって置換されることができる]を形成
する;各Qはハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチ
ル、アジド、−C(O)Q1、−OC(O)Q1、−C
(O)OQ1、−OC(O)OQ1、−NQ2C(O)
3、−C(O)NQ23、−NQ23、ヒドロキシ、
1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、−(CH2m
(C6−C10アリール)及び−(CH2m(5−10員
ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の整数であり、前
記アリールとヘテロアリール置換基はハロ、シアノ、ニ
トロ、トリフルオロメチル、アジド、−C(O)Q1
−C(O)OQ1、−OC(O)OQ1、−NQ2
(O)Q3、−C(O)NQ23、−NQ23、ヒドロ
キシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから
独立的に選択される1個若しくは2個の基によって置換
されることができる]から独立的に選択される;各
1、Q2及びQ3はH、OH、C1−C10アルキル、C1
−C6アルコキシ、C 2−C10アルケニル、C2−C10
ルキニル、−(CH2m(C6−C10アリール)及び−
(CH2m(5−10員ヘテロアリール)(mは0〜4
の範囲の整数である)から独立的に選択される;R9
H又はCH3であり;R10はH又はCH3である。
【化4】 [式中、Z2は請求項1で定義した通りである]を形成
する、請求項1記載の化合物。
【化5】 [式中、Rfは請求項1で定義した通りであり、Z3
O、S又は−N(Ri)−(Riは請求項1で定義した通
りである)であり、−ORh基(Rhは請求項1で定義し
た通りである)はフェニル基の任意の利用可能な炭素に
結合可能である]で示される、請求項1記載の化合物。
【化6】 {式中、 Xは−CH2N(Ra)−、−N(Ra)CH2−、又は−
C(O)−であり、前記X基の各々の最初のダッシュは
式1化合物のC−10炭素に結合し、各基の最後のダッ
シュは式1化合物のC−8炭素に結合し、RaはH、C1
−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アル
キニル、−(CH2m(C6−C10アリール)又は−
(CH2m(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4
の範囲の整数である]であり、;R1は直鎖若しくはα
−分枝鎖C1−C8アルキル、アルケニル、アルキニル、
アルコキシアルキル若しくはアルキルチオアルキル基
(これらの基のいずれも1個以上のヒドロキシル基によ
って置換されることができる);C3−C8シクロアルキ
ル若しくはC5−C8シクロアルケニル基(これらの基の
いずれもメチル若しくは1個以上のヒドロキシ若しくは
1個以上のC1−C4アルキル基若しくはハロ原子によっ
て置換されることができる);又は3−6員酸素若しく
は硫黄含有複素環[これは飽和又は完全に若しくは部分
的に不飽和であることができ、かつ1個以上のC1−C4
アルキル基若しくはハロ原子若しくは式SRbの基によ
って置換されることができ、RbはC1−C8アルキル、
2−C8アルケニル、C2−C8アルキニル、C3−C8
クロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、フェニル若
しくは置換フェニル(この場合、置換基はC1−C4アル
キル、C1−C4アルコキシ若しくはハロ原子又は3−6
員酸素若しくは硫黄含有複素環であり、3−6員酸素若
しくは硫黄含有複素環は飽和又は完全に若しくは部分的
に不飽和であることができ、かつ1個以上のC1−C4
ルキル基若しくはハロ原子によって置換されることがで
きる)である]であるか;又はR1はフェニル(これは
1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、C1−C 4
アルキルチオ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、トリ
フルオロメチル及びシアノから選択された少なくとも1
個の置換基によって置換されることができる)である
か、又はR1は式:
【化7】 [式中、Z1はO、S又は−CH2−であり、a、b、c
及びdはそれぞれ独立的に0〜2の範囲の整数であり、
かつa+b+c+dは5以下である]で示される;R2
はH又はOHであり;R3は−C(O)NRcdであ
り、RcとRdの各々は独立的にH、C1−C10アルキ
ル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−
(CH2m(C6−C1 0アリール)又は−(CH2
m(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の
整数である]であり、前記Rc基とRd基の各々は、Hを
除いて、1〜3個のQ基によって置換されることができ
る、又はRc基とRd基とは一緒になって、4−7員飽和
環若しくは5−10員ヘテロアリール環を形成すること
ができ、前記飽和環とヘテロアリール環とは、RcとRd
とが結合しているNの他に、O、S及びNから選択され
た1若しくは2個のヘテロ原子を包含することができ、
前記飽和環は1若しくは2個の炭素−炭素二重結合若し
くは三重結合を包含することができ、前記飽和環とヘテ
ロアリール環とは1〜3個のQ基によって置換されるこ
とができる;又はR2とR3とは一緒にカーボネート環を
形成する;R4はH、OH、O(C1−C10アルキル)で
あり;R5はH、CH3、−C(O)Re、−C(O)O
e、−C(O)NRef又はヒドロキシ保護基であ
り、ReとRfとはそれぞれ独立的にH又はC1−C6アル
キルであり;R6はH又はOHであり;R9はH又はCH
3であり;R10はH又はCH3である}で示される化合
物、その製薬的に受容される塩及び溶媒和物の製造方法
であって、 式3:
【化8】 [式中、X、R1、R2、R3及びR4は上記で定義した通
りである]で示される化合物を式2化合物を形成するた
めに適した条件下で生物学的培養物と接触させることを
含む前記方法。
【化9】 [式中、X、R1、R2、R3及びR4は請求項50で定義
した通りであり;Aは式:
【化10】 (式中、RA(1)とRA(2)は独立的にH、OH、C1−C6
アルキル、アルデヒド、ケトン、エステル、カルボン
酸、カルバメート、又はこれらの誘導体である)で示さ
れ;Bは糖である]で示される化合物から式3化合物を
製造することをさらに含む、請求項50記載の方法。
【化11】 [式中、RB(1)とRB(2)の各々は独立的にH、OH、C
1−C6アルキル、アルデヒド、ケトン、エステル、カル
ボン酸、アミン、又はこれらの誘導体であり、R B(3)
B(4)の各々は独立的にH又はCH3である]で示され
る糖である、請求項53記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 31/04 171 A61P 31/04 171 35/00 35/00 C12N 1/20 C12N 1/20 A C12P 19/60 C12P 19/60 //(C12N 1/20 C12R 1:465) (72)発明者 ハミッシュ・アラステイアー・アーヴィ ン・マッカーサー アメリカ合衆国コネチカット州06335,ゲ ールズ・フェリー,フェズント・ラン・ド ライブ 19 (72)発明者 ジョン・フィリップ・ダーラム アメリカ合衆国コネチカット州06335,ゲ ールズ・フェリー,フェズント・ラン・ド ライブ 43

Claims (54)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式1: 【化1】 で示される化合物と、その製薬的に受容される塩及び溶
    媒和物、上記式中、 Xは−CH2N(Ra)−、−N(Ra)CH2−、又は−
    C(O)−であり、前記X基の各々の最初のダッシュは
    式1化合物のC−10炭素に結合し、各基の最後のダッ
    シュは式1化合物のC−8炭素に結合し、RaはH、C1
    −C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アル
    キニル、−(CH2m(C6−C10アリール)又は−
    (CH2m(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4
    の範囲の整数である]であり、;R1は直鎖若しくはα
    −分枝鎖C1−C8アルキル、アルケニル、アルキニル、
    アルコキシアルキル若しくはアルキルチオアルキル基
    (これらの基のいずれも1個以上のヒドロキシル基によ
    って置換されることができる);C3−C8シクロアルキ
    ル若しくはC5−C8シクロアルケニル基(これらの基の
    いずれもメチル若しくは1個以上のヒドロキシ若しくは
    1個以上のC1−C4アルキル基若しくはハロ原子によっ
    て置換されることができる);又は3−6員酸素若しく
    は硫黄含有複素環[これは飽和又は完全に若しくは部分
    的に不飽和であることができ、かつ1個以上のC1−C4
    アルキル基若しくはハロ原子若しくは式SRbの基によ
    って置換されることができ、RbはC1−C8アルキル、
    2−C8アルケニル、C2−C8アルキニル、C3−C8
    クロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、フェニル若
    しくは置換フェニル(この場合、置換基はC1−C4アル
    キル、C1−C4アルコキシ若しくはハロ原子又は3−6
    員酸素若しくは硫黄含有複素環であり、3−6員酸素若
    しくは硫黄含有複素環は飽和又は完全に若しくは部分的
    に不飽和であることができ、かつ1個以上のC1−C4
    ルキル基若しくはハロ原子によって置換されることがで
    きる)である]であるか;又はR1はフェニル(これは
    1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、C1−C 4
    アルキルチオ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、トリ
    フルオロメチル及びシアノから選択された少なくとも1
    個の置換基によって置換されることができる)である
    か、又はR1は式: 【化2】 [式中、Z1はO、S又は−CH2−であり、a、b、c
    及びdはそれぞれ独立的に0〜2の範囲の整数であり、
    かつa+b+c+dは5以下である]で示される;R2
    はH又はOHであり;R3はH又は−C(O)NRcd
    であり、RcとRdの各々は独立的にH、C1−C10アル
    キル、C2−C20アルケニル、C2−C10アルキニル、−
    (CH2m(C 6−C10アリール)又は−(CH2
    m(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の
    整数である]であり、前記Rc基とRd基の各々は、Hを
    除いて、1〜3個のQ基によって置換されることができ
    る、又はRc基とRd基とは一緒になって、4−7員飽和
    環若しくは5−10員ヘテロアリール環を形成すること
    ができ、前記飽和環とヘテロアリール環とは、RcとRd
    とが結合しているNの他に、O、S及びNから選択され
    た1若しくは2個のヘテロ原子を包含することができ、
    前記飽和環は1若しくは2個の炭素−炭素二重結合若し
    くは三重結合を包含することができ、前記飽和環とヘテ
    ロアリール環とは1〜3個のQ基によって置換されるこ
    とができる;又はR2とR3とは一緒にカーボネート環を
    形成する;R4はH、OH、O(C1−C10アルキル)で
    あり;R5はH、CH3、−C(O)Re、−C(O)O
    e、−C(O)NRef又はヒドロキシ保護基であ
    り、ReとRfとはそれぞれ独立的にH又はC1−C6アル
    キルであり;R6はH又はOHであり;R7はH又はOH
    であり;R8はH、OH、C1−C10アルキル、C2−C
    20アルケニル、C2−C10アルキニル、シアノ、−CH2
    S(O)ng[nは0〜2の範囲の整数である]、−C
    2ORg、−CH2N(ORh)Rg、−CH2NRgi
    −(CH2m(C6−C1 2アリール)又は−(CH2m
    (5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の整
    数である]であり、前記R8基は1〜3個のQ基によっ
    て置換されることができる;各Rgは独立的にH、C1
    10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキ
    ニル、−(CH2qCRg(1)g(2)(CH2rNRg(3)
    g(4)[qとrは、両方ともが0ではないことを除い
    て、それぞれ独立的に0〜3の範囲の整数である]、−
    (CH2m(C6−C10アリール)、又は−(CH2m
    (5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の整
    数である]であり、前記Rg基は、Hを除いて、1〜3
    個のQ基によって置換されることができる;Rg(1)、R
    g(2)、Rg(3)及びRg(4)の各々は独立的にH、C1−C
    10アルキル、−(CH2m(C6−C10アリール)又は
    −(CH2m(5−10員ヘテロアリール)であり、m
    は0〜4の範囲の整数であり、前記Rg(1)、Rg(2)、R
    g(3)及びRg(4)基は、Hを除いて、1〜3個のQ基によ
    って置換されることができる;又はRg(1)とRg(3)とは
    一緒になって、−(CH2p−を形成する、この場合、
    pは、1若しくは2個の炭素−炭素二重結合若しくは三
    重結合を含みうる4−7員飽和環が形成されるように0
    〜3の範囲の整数である;又はRg(3)とRg(4)とは一緒
    になって、4−10員単環若しくは多環の飽和環又は5
    −10員ヘテロアリール環を形成する、この場合、前記
    飽和環とヘテロアリール環とは、Rg(3)とRg(4)とが結
    合している窒素の他に、O、S及びNから選択される1
    若しくは2個のヘテロ原子を含むことができ、前記飽和
    環は1若しくは2個の炭素−炭素二重結合若しくは三重
    結合を含むことができ、前記飽和環とヘテロアリール環
    とは1〜3個のQ基によって置換されることができる;
    hはH又はC1−C6アルキルであり;RiはH、C1
    10アルキル、C2−C10アルケニル又はC2−C10アル
    キニルであり、前記Ri基はハロ、OH及びO(C1−C
    6アルキル)から独立的に選択される1〜3個の置換基
    によって置換されることができる;及びR8が−CH2
    giである場合には、RgとRiとは一緒になって、4
    −10員単環若しくは多環の飽和環又は5−10員ヘテ
    ロアリール環を形成することができ、前記飽和環とヘテ
    ロアリール環とは、RgとRiとが結合している窒素の他
    に、O、S及びNから選択される1若しくは2個のヘテ
    ロ原子を含むことができ、前記飽和環は1若しくは2個
    の炭素−炭素二重結合若しくは三重結合を含むことがで
    き、前記飽和環とヘテロアリール環とは1〜3個のQ基
    によって置換されることができる;又はR7とR8とは一
    緒になって、以下に示すようなオキサゾリル環: 【化3】 [式中、Z2は−SRg、−(CH2nC(O)Rg(Rg
    は上記で定義した通りであり、nは0若しくは1であ
    る)、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2
    −C10アルキニル、−(CH2m(C6−C10アリー
    ル)又は−(CH2m(5−10員ヘテロアリール)で
    あり、mは0〜4の範囲の整数であり、前記Z2基は1
    〜3個のQ基によって置換されることができる]を形成
    する;各Qはハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチ
    ル、アジド、−C(O)Q1、−OC(O)Q1、−C
    (O)OQ1、−OC(O)OQ1、−NQ2C(O)
    3、−C(O)NQ23、−NQ23、ヒドロキシ、
    1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、−(CH2m
    (C6−C10アリール)及び−(CH2m(5−10員
    ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の整数であり、前
    記アリールとヘテロアリール置換基はハロ、シアノ、ニ
    トロ、トリフルオロメチル、アジド、−C(O)Q1
    −C(O)OQ1、−OC(O)OQ1、−NQ2
    (O)Q3、−C(O)NQ23、−NQ23、ヒドロ
    キシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから
    独立的に選択される1個若しくは2個の基によって置換
    されることができる]から独立的に選択される;各
    1、Q2及びQ3はH、OH、C1−C10アルキル、C1
    −C6アルコキシ、C 2−C10アルケニル、C2−C10
    ルキニル、−(CH2m(C6−C10アリール)及び−
    (CH2m(5−10員ヘテロアリール)(mは0〜4
    の範囲の整数である)から独立的に選択される;R9
    H又はCH3であり;R10はH又はCH3である。
  2. 【請求項2】 Xが−CH2N(Ra)−、又は−N(R
    a)CH2−[Raは請求項1で定義した通りである]で
    あり、R6がHであり、R10がCH3であるときに、R9
    はCH3ではない、請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 Xが−C(O)−であり、R4がOH又
    はOCH3であり、R6がHであり、R10がCH3である
    ときに、R9はCH3ではない、請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 Xが−CH2N(Ra)−、又は−N(R
    a)CH2−であり、Raは請求項1で定義した通りであ
    る、請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 RaがHである、請求項1記載の化合
    物。
  6. 【請求項6】 R1がメチル、エチル、イソプロピル、
    sec−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シク
    ロペンチル、メチルチオエチル又は3−フリルである、
    請求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】 R2がOHである、請求項1記載の化合
    物。
  8. 【請求項8】 R3がHである、請求項1記載の化合
    物。
  9. 【請求項9】 R4がH、OH又はOCH3である、請求
    項1記載の化合物。
  10. 【請求項10】 R5がH又はCH3である、請求項1記
    載の化合物。
  11. 【請求項11】 R6がHである、請求項1記載の化合
    物。
  12. 【請求項12】 R7がHである、請求項1記載の化合
    物。
  13. 【請求項13】 R8がH又はOHである、請求項1記
    載の化合物。
  14. 【請求項14】 R9がH又はCH3である、請求項1記
    載の化合物。
  15. 【請求項15】 R10がHである、請求項1記載の化合
    物。
  16. 【請求項16】 R2がHであり、R7がHであり、R8
    がOHであり、R1がメチル、エチル、イソプロピル、
    シクロプロピル、sec−ブチル、メチルチオエチル又
    は3−フリルである、請求項1記載の化合物。
  17. 【請求項17】 R4がヒドロキシであり、R5がHであ
    り、R7がヒドロキシであり、R8が−CH2NRgi
    は−CH2SRgであり、RgとRiとが請求項1で定義し
    た通りである、請求項1記載の化合物。
  18. 【請求項18】 R4がヒドロキシであり、R5がHであ
    り、R7がヒドロキシであり、R8が−CH2NRgi
    は−CH2SRgであり、RiとRgとがそれぞれH、C1
    −C10アルキル、C2−C10アルケニル及びC2−C10
    ルキニルから選択され、H以外のRi基とRg基がヒドロ
    キシ、ハロ及びC1−C6アルコキシから独立的に選択さ
    れた1又は2個の置換基によって置換されることができ
    る、請求項1記載の化合物。
  19. 【請求項19】 RiがHであるか又は、Rgも独立的に
    選択される下記群:メチル、エチル、アリル、n−ブチ
    ル、イソブチル、2−メトキシエチル、シクロペンチ
    ル、シクロブチル、3−メトキシプロピル、3−エトキ
    シプロピル、n−プロピル、イソプロピル、2−ヒドロ
    キシエチル、シクロプロピル、2,2,2−トリフルオ
    ロエチル、2−プロピニル、sec−ブチル、tert
    −ブチル及びn−ヘキシルから選択される、請求項18
    記載の化合物。
  20. 【請求項20】 R4がヒドロキシであり、R5がHであ
    り、R7がヒドロキシであり、R8が−CH2NHRgであ
    り、Rgが−(CH2m(C6−C10アリール)であり、
    mが0〜4の範囲の整数である、請求項1記載の化合
    物。
  21. 【請求項21】 Rgがフェニル又はベンジルである、
    請求項20記載の化合物。
  22. 【請求項22】 R4がヒドロキシであり、R5がHであ
    り、R7がヒドロキシであり、R8が−CH2NRig
    あり、RiとRgとが一緒になって、飽和環を形成する、
    請求項1記載の化合物。
  23. 【請求項23】 RiとRgとが一緒になって、ピペリジ
    ノ、トリメチレンイミノ、又はモルホリノ環を形成す
    る、請求項22記載の化合物。
  24. 【請求項24】 R4がヒドロキシであり、R5がHであ
    り、R7がヒドロキシであり、R8が−CH2NRig
    あり、RiとRgとが一緒になって、1又は2個のC1
    6アルキル基によって置換されることができるヘテロ
    アリール環を形成する、請求項23記載の化合物。
  25. 【請求項25】 RiとRgとが一緒になって、ピロリジ
    ノ、トリアゾリル又はイミダゾリル環を形成し、前記ヘ
    テロアリール基が1又は2個のメチル基によって置換さ
    れることができる、請求項24記載の化合物。
  26. 【請求項26】 R4がヒドロキシであり、R5がHであ
    り、R7がヒドロキシであり、R8が−CH2SRgであ
    り、RgがC1−C10アルキル、C2−C10アルケニル及
    びC2−C10アルキニルから選択され、前記Rg基がヒド
    ロキシ、ハロ及びC1−C6アルコキシから独立的に選択
    された1又は2個の置換基によって置換されることがで
    きる、請求項1記載の化合物。
  27. 【請求項27】 Rgがメチル、エチル又は2−ヒドロ
    キシエチルである、請求項26記載の化合物。
  28. 【請求項28】 R4がヒドロキシであり、R5がHであ
    り、R7がヒドロキシであり、R8がC1−C10アルキ
    ル、C2−C10アルケニル及びC2−C10アルキニルから
    選択され、前記R8基がヒドロキシ、−C(O)Q1、−
    NQ23[Q1、Q2及びQ3は請求項1で定義した通り
    である]、ハロ、シアノ、アジド、5−10員ヘテロア
    リール及びC1−C6アルコキシから独立的に選択された
    1又は2個の置換基によって置換されることができる、
    請求項1記載の化合物。
  29. 【請求項29】 R8がメチル、アリル、ビニル、エチ
    ニル、1−メチル−2−プロペニル、3−メトキシ−1
    −プロピニル、3−ジメチルアミノ−1−プロピニル、
    2−ピリジルエチニル、1−プロピニル、3−ヒドロキ
    シ−1−プロピニル、3−ヒドロキシ−1−プロペニ
    ル、3−ヒドロキシプロピル、3−メトキシ−1−プロ
    ペニル、3−メトキシプロピル、1−プロピニル、n−
    ブチル、エチル、プロピル、2−ヒドロキシエチル、ホ
    ルミルメチル、6−シアノ−1−ペンチニル、3−ジメ
    チルアミノ−1−プロペニル、又は3−ジメチルアミノ
    プロピルである、請求項28記載の化合物。
  30. 【請求項30】 R4がヒドロキシであり、R5がHであ
    り、R7がヒドロキシであり、R8が−(CH2m(5−
    10員ヘテロアリール)であり、mが0〜4の範囲の整
    数である、請求項1記載の化合物。
  31. 【請求項31】 R8が2−チエニル、2−ピリジル、
    1−メチル−2−イミダゾリル、2−フリル、又は1−
    メチル−2−ピロリルである、請求項30記載の化合
    物。
  32. 【請求項32】 R4がヒドロキシであり、R5がHであ
    り、R7がヒドロキシであり、R8が−(CH2m(5−
    10員アリール)であり、mが0〜4の範囲の整数であ
    る、請求項1記載の化合物。
  33. 【請求項33】 R8がフェニルである、請求項32記
    載の化合物。
  34. 【請求項34】 R7とR8とが一緒になって、下記に示
    すようなオキサゾリル環: 【化4】 [式中、Z2は請求項1で定義した通りである]を形成
    する、請求項1記載の化合物。
  35. 【請求項35】 R8が式: 【化5】 [式中、Rfは請求項1で定義した通りであり、Z3
    O、S又は−N(Ri)−(Riは請求項1で定義した通
    りである)であり、−ORh基(Rhは請求項1で定義し
    た通りである)はフェニル基の任意の利用可能な炭素に
    結合可能である]で示される、請求項1記載の化合物。
  36. 【請求項36】 Xが−N(H)CH2−であり、R1
    −CH2CH3であり、R2がOHであり、R3がHであ
    り、R4がOHであり、R5がHであり、R6がHであ
    り、R7がOHであり、R9がHであり、R10がHであ
    り、R8がH、−CH2(n−ブチルアミノ)、−CH2
    (プロピルアミノ)、−CH2(メトキシエチルアミ
    ノ)、−CH2(ジメチルアミノ)、−CH2(シクロプ
    ロピルアミノ)、−CH2(アリルアミノ)、−CH
    2(イミダゾル−1−イル)、−CH2(2,2,2−ト
    リフルオロエチルアミノ)、−CH2(ビス(2−ヒド
    ロキシルエチル)アミノ)、−CH2(ビス(2−メト
    キシエチル)アミノ)、−CH2(メルカプト)、−C
    2(4−メチルイミダゾル−1−イル)、−CH2(2
    −プロピニルアミノ)、−CH2(ジアリルアミノ)、
    −CH2(1,2,3−トリアゾル−1−イル)、−C
    2(2−メチルイミダゾル−1−イル)、又は−CH2
    (1,2,4−トリアゾル−1−イル)である、請求項
    1記載の化合物。
  37. 【請求項37】 Xが−N(CH3)CH2−であり、R
    1は−CH2CH3であり、R2がOHであり、R3がHで
    あり、R4がOHであり、R5がHであり、R 6がHであ
    り、R7がOHであり、R9がHであり、R10がHであ
    り、R8がH、−CH2(n−ブチルアミノ)、−CH2
    (プロピルアミノ)、−CH2(メトキシエチルアミ
    ノ)、−CH2(ジメチルアミノ)、−CH2(シクロプ
    ロピルアミノ)、−CH2(アリルアミノ)、−CH
    2(イミダゾル−1−イル)、−CH2(2,2,2−ト
    リフルオロエチルアミノ)、−CH2(ビス(2−ヒド
    ロキシルエチル)アミノ)、−CH2(ビス(2−メト
    キシエチル)アミノ)、−CH2(メルカプト)、−C
    2(4−メチルイミダゾル−1−イル)、−CH2(2
    −プロピニルアミノ)、−CH2(ジアリルアミノ)、
    −CH2(1,2,3−トリアゾル−1−イル)、−C
    2(2−メチルイミダゾル−1−イル)、又は−CH2
    (1,2,4−トリアゾル−1−イル)である、請求項
    1記載の化合物。
  38. 【請求項38】 Xが−N(CH2CH3)CH2−であ
    り、R1は−CH2CH3であり、R2がOHであり、R3
    がHであり、R4がOHであり、R5がHであり、R6
    Hであり、R7がOHであり、R9がHであり、R10がH
    であり、R8がH、−CH2(n−ブチルアミノ)、−C
    2(プロピルアミノ)、−CH2(メトキシエチルアミ
    ノ)、−CH2(ジメチルアミノ)、−CH2(シクロプ
    ロピルアミノ)、−CH2(アリルアミノ)、−CH
    2(イミダゾル−1−イル)、−CH2(2,2,2−ト
    リフルオロエチルアミノ)、−CH2(ビス(2−ヒド
    ロキシルエチル)アミノ)、−CH2(ビス(2−メト
    キシエチル)アミノ)、−CH2(メルカプト)、−C
    2(4−メチルイミダゾル−1−イル)、−CH2(2
    −プロピニルアミノ)、−CH2(ジアリルアミノ)、
    −CH2(1,2,3−トリアゾル−1−イル)、−C
    2(2−メチルイミダゾル−1−イル)、又は−CH2
    (1,2,4−トリアゾル−1−イル)である、請求項
    1記載の化合物。
  39. 【請求項39】 Xが−N(CH2CH2CH3)CH2
    であり、R1は−CH2CH3であり、R2がOHであり、
    3がHであり、R4がOHであり、R5がHであり、R6
    がHであり、R7がOHであり、R9がHであり、R10
    Hであり、R8がH、−CH2(n−ブチルアミノ)、−
    CH2(プロピルアミノ)、−CH2(メトキシエチルア
    ミノ)、−CH2(ジメチルアミノ)、−CH2(シクロ
    プロピルアミノ)、−CH2(アリルアミノ)、−CH2
    (イミダゾル−1−イル)、−CH2(2,2,2−ト
    リフルオロエチルアミノ)、−CH2(ビス(2−ヒド
    ロキシルエチル)アミノ)、−CH2(ビス(2−メト
    キシエチル)アミノ)、−CH2(メルカプト)、−C
    2(4−メチルイミダゾル−1−イル)、−CH 2(2
    −プロピニルアミノ)、−CH2(ジアリルアミノ)、
    −CH2(1,2,3−トリアゾル−1−イル)、−C
    2(2−メチルイミダゾル−1−イル)、又は−CH2
    (1,2,4−トリアゾル−1−イル)である、請求項
    1記載の化合物。
  40. 【請求項40】 Xが−N(CH2CH2CH2CH3)C
    2−であり、R1は−CH2CH3であり、R2がOHで
    あり、R3がHであり、R4がOHであり、R5がHであ
    り、R6がHであり、R7がOHであり、R9がHであ
    り、R10がHであり、R8がH、−CH2(n−ブチルア
    ミノ)、−CH2(プロピルアミノ)、−CH2(メトキ
    シエチルアミノ)、−CH2(ジメチルアミノ)、−C
    2(シクロプロピルアミノ)、−CH2(アリルアミ
    ノ)、−CH2(イミダゾル−1−イル)、−CH
    2(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)、−CH2
    (ビス(2−ヒドロキシルエチル)アミノ)、−CH2
    (ビス(2−メトキシエチル)アミノ)、−CH2(メ
    ルカプト)、−CH2(4−メチルイミダゾル−1−イ
    ル)、−CH2(2−プロピニルアミノ)、−CH2(ジ
    アリルアミノ)、−CH2(1,2,3−トリアゾル−
    1−イル)、−CH2(2−メチルイミダゾル−1−イ
    ル)、又は−CH2(1,2,4−トリアゾル−1−イ
    ル)である、請求項1記載の化合物。
  41. 【請求項41】 請求項1,2,3又は4に記載の化合
    物の治療有効量と、製薬的に受容されるキャリヤーとを
    含む薬剤組成物。
  42. 【請求項42】 哺乳動物、魚類又は鳥類における細菌
    又は原生動物感染症の治療、緩和又は予防方法であっ
    て、請求項1,2,3又は4に記載の化合物の治療有効
    量を投与することを含む前記方法。
  43. 【請求項43】 哺乳動物、魚類又は鳥類における癌の
    治療、緩和又は予防方法であって、請求項1,2,3又
    は4に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む
    前記方法。
  44. 【請求項44】 少なくとも1つの糖を有するアザリド
    化合物の製造方法であって、少なくとも1つの糖を有す
    るアザリドの形成に適した条件下で、アザリド・アグリ
    コンを生物学的培養物と接触させる工程と、該生物学的
    培養物から、少なくとも1つの糖を有するアザリドを単
    離する工程とを含む前記方法。
  45. 【請求項45】 少なくとも1つの糖がオレアンドロー
    ス又はオレアンドロース誘導体である、請求項44記載
    の方法。
  46. 【請求項46】 少なくとも1つの糖がクラジノース又
    はクラジノース誘導体である、請求項44記載の方法。
  47. 【請求項47】 少なくとも1つの糖がミカミノース又
    はミカミノース誘導体である、請求項44記載の方法。
  48. 【請求項48】 少なくとも1つの糖がデソサミン又は
    デソサミン誘導体である、請求項44記載の方法。
  49. 【請求項49】 生物学的培養物を、Streptom
    yces antibioticus ATCC202
    189,Saccharopolyspora ery
    thraea ATCC202199、又は少なくとも
    1つのeryCIV若しくはeryBIll突然変異、
    若しくは少なくとも1つのeryCIV突然変異と少な
    くとも1つのeryBIll突然変異との混合物を含む
    Saccharopolyspora erythra
    ea菌株のブロック変異株の生物学的培養物であるよう
    に選択する工程をさらに含む、請求項44記載の方法。
  50. 【請求項50】 式2: 【化6】 {式中、 Xは−CH2N(Ra)−、−N(Ra)CH2−、又は−
    C(O)−であり、前記X基の各々の最初のダッシュは
    式1化合物のC−10炭素に結合し、各基の最後のダッ
    シュは式1化合物のC−8炭素に結合し、RaはH、C1
    −C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アル
    キニル、−(CH2m(C6−C10アリール)又は−
    (CH2m(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4
    の範囲の整数である]であり、;R1は直鎖若しくはα
    −分枝鎖C1−C8アルキル、アルケニル、アルキニル、
    アルコキシアルキル若しくはアルキルチオアルキル基
    (これらの基のいずれも1個以上のヒドロキシル基によ
    って置換されることができる);C3−C8シクロアルキ
    ル若しくはC5−C8シクロアルケニル基(これらの基の
    いずれもメチル若しくは1個以上のヒドロキシ若しくは
    1個以上のC1−C4アルキル基若しくはハロ原子によっ
    て置換されることができる);又は3−6員酸素若しく
    は硫黄含有複素環[これは飽和又は完全に若しくは部分
    的に不飽和であることができ、かつ1個以上のC1−C4
    アルキル基若しくはハロ原子若しくは式SRbの基によ
    って置換されることができ、RbはC1−C8アルキル、
    2−C8アルケニル、C2−C8アルキニル、C3−C8
    クロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、フェニル若
    しくは置換フェニル(この場合、置換基はC1−C4アル
    キル、C1−C4アルコキシ若しくはハロ原子又は3−6
    員酸素若しくは硫黄含有複素環であり、3−6員酸素若
    しくは硫黄含有複素環は飽和又は完全に若しくは部分的
    に不飽和であることができ、かつ1個以上のC1−C4
    ルキル基若しくはハロ原子によって置換されることがで
    きる)である]であるか;又はR1はフェニル(これは
    1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、C1−C 4
    アルキルチオ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、トリ
    フルオロメチル及びシアノから選択された少なくとも1
    個の置換基によって置換されることができる)である
    か、又はR1は式: 【化7】 [式中、Z1はO、S又は−CH2−であり、a、b、c
    及びdはそれぞれ独立的に0〜2の範囲の整数であり、
    かつa+b+c+dは5以下である]で示される;R2
    はH又はOHであり;R3は−C(O)NRcdであ
    り、RcとRdの各々は独立的にH、C1−C10アルキ
    ル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−
    (CH2m(C6−C1 0アリール)又は−(CH2
    m(5−10員ヘテロアリール)[mは0〜4の範囲の
    整数である]であり、前記Rc基とRd基の各々は、Hを
    除いて、1〜3個のQ基によって置換されることができ
    る、又はRc基とRd基とは一緒になって、4−7員飽和
    環若しくは5−10員ヘテロアリール環を形成すること
    ができ、前記飽和環とヘテロアリール環とは、RcとRd
    とが結合しているNの他に、O、S及びNから選択され
    た1若しくは2個のヘテロ原子を包含することができ、
    前記飽和環は1若しくは2個の炭素−炭素二重結合若し
    くは三重結合を包含することができ、前記飽和環とヘテ
    ロアリール環とは1〜3個のQ基によって置換されるこ
    とができる;又はR2とR3とは一緒にカーボネート環を
    形成する;R4はH、OH、O(C1−C10アルキル)で
    あり;R5はH、CH3、−C(O)Re、−C(O)O
    e、−C(O)NRef又はヒドロキシ保護基であ
    り、ReとRfとはそれぞれ独立的にH又はC1−C6アル
    キルであり;R6はH又はOHであり;R9はH又はCH
    3であり;R10はH又はCH3である}で示される化合
    物、その製薬的に受容される塩及び溶媒和物の製造方法
    であって、 式3: 【化8】 [式中、X、R1、R2、R3及びR4は上記で定義した通
    りである]で示される化合物を式2化合物を形成するた
    めに適した条件下で生物学的培養物と接触させることを
    含む前記方法。
  51. 【請求項51】 Xが−CH2N(Ra)−又は−N(R
    a)CH2−であり、Raは請求項50で定義した通りで
    ある、請求項50記載の方法。
  52. 【請求項52】 生物学的培養物を、Streptom
    yces antibioticus ATCC202
    189、Saccharopolyspora ery
    thraea ATCC202199、又は少なくとも
    1つのeryCIV若しくはeryBIll突然変異、
    若しくは少なくとも1つのeryCIV突然変異と少な
    くとも1つのeryBIll突然変異との混合物を含む
    Saccharopolyspora erythra
    ea菌株のブロック変異株の生物学的培養物であるよう
    に選択する工程をさらに含む、請求項50記載の方法。
  53. 【請求項53】 式4: 【化9】 [式中、X、R1、R2、R3及びR4は請求項50で定義
    した通りであり;Aは式: 【化10】 (式中、RA(1)とRA(2)は独立的にH、OH、C1−C6
    アルキル、アルデヒド、ケトン、エステル、カルボン
    酸、カルバメート、又はこれらの誘導体である)で示さ
    れ;Bは糖である]で示される化合物から式3化合物を
    製造することをさらに含む、請求項50記載の方法。
  54. 【請求項54】 Bが式: 【化11】 [式中、RB(1)とRB(2)の各々は独立的にH、OH、C
    1−C6アルキル、アルデヒド、ケトン、エステル、カル
    ボン酸、アミン、又はこれらの誘導体であり、R B(3)
    B(4)の各々は独立的にH又はCH3である]で示され
    る糖である、請求項53記載の方法。
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