JP2000219880A - 抗酸化剤 - Google Patents
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- JP2000219880A JP2000219880A JP11021531A JP2153199A JP2000219880A JP 2000219880 A JP2000219880 A JP 2000219880A JP 11021531 A JP11021531 A JP 11021531A JP 2153199 A JP2153199 A JP 2153199A JP 2000219880 A JP2000219880 A JP 2000219880A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 これまでに知られている茶抽出物を基剤とす
ることで、より高力価な抗酸化効果を有し、外観および
風味の変化など悪影響を及ぼさず、かつ多目的利用可能
な抗酸化剤を提供することを目的とする。 【解決手段】 茶抽出物とミネラル及び界面活性剤を含
有させることで上記課題を解決する。
ることで、より高力価な抗酸化効果を有し、外観および
風味の変化など悪影響を及ぼさず、かつ多目的利用可能
な抗酸化剤を提供することを目的とする。 【解決手段】 茶抽出物とミネラル及び界面活性剤を含
有させることで上記課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、茶抽出物、ミネラ
ルおよび界面活性剤を含有することを特徴とする抗酸化
剤およびその製造法に関する。
ルおよび界面活性剤を含有することを特徴とする抗酸化
剤およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、茶抽出物は、食品の品質保持
に優れた効果があり、その効果が抽出物に含まれるカテ
キン類の静菌作用や抗酸化作用によることが明らかとな
っている。この効果を利用した技術として、親油性乳化
剤を用いたW/O型の抗酸化剤としての利用技術(特開
平3−49315)や、他の植物成分との併用による技
術(特開平2−92258)、またはサイクロデキスト
リンと包接させる技術(特開平4−255792)など
が知られている。しかし、これらの方法は、いずれも対
象となる食品の状態によって、満足すべき効果が得られ
ない場合があった。即ち、これらの方法で得られた製剤
は、分散相の状態により溶解性および分散性が異なるた
め、使用に耐えうる抗酸化効果が得られない場合があっ
た。また、効果を得るために製剤を多量に使用すると、
最終商品の外観(商品の白濁化や褐変化など)および風
味変化(渋味やエグ味の発現)などの悪影響を及ぼす場
合があるため、多量の使用が困難であった。そこで、出
来る限り製剤形態を変化させず、より少量で抗酸化効果
を発揮できる抗酸化剤が望まれていた。
に優れた効果があり、その効果が抽出物に含まれるカテ
キン類の静菌作用や抗酸化作用によることが明らかとな
っている。この効果を利用した技術として、親油性乳化
剤を用いたW/O型の抗酸化剤としての利用技術(特開
平3−49315)や、他の植物成分との併用による技
術(特開平2−92258)、またはサイクロデキスト
リンと包接させる技術(特開平4−255792)など
が知られている。しかし、これらの方法は、いずれも対
象となる食品の状態によって、満足すべき効果が得られ
ない場合があった。即ち、これらの方法で得られた製剤
は、分散相の状態により溶解性および分散性が異なるた
め、使用に耐えうる抗酸化効果が得られない場合があっ
た。また、効果を得るために製剤を多量に使用すると、
最終商品の外観(商品の白濁化や褐変化など)および風
味変化(渋味やエグ味の発現)などの悪影響を及ぼす場
合があるため、多量の使用が困難であった。そこで、出
来る限り製剤形態を変化させず、より少量で抗酸化効果
を発揮できる抗酸化剤が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、対象とする
食品の茶抽出物の有する抗酸化効果をより高めると共
に、外観および風味の変化などに悪影響を及ぼさず、か
つ多目的に利用可能な抗酸化剤を提供することを目的と
する。
食品の茶抽出物の有する抗酸化効果をより高めると共
に、外観および風味の変化などに悪影響を及ぼさず、か
つ多目的に利用可能な抗酸化剤を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記現状
を鑑み鋭意研究を行った結果、茶抽出物とミネラルおよ
び界面活性剤を含有させることで上記課題を解決できる
ことを見出し本発明を完成した。即ち、本発明は茶抽出
物、ミネラルおよび界面活性剤を含有することを特徴と
する抗酸化剤である。
を鑑み鋭意研究を行った結果、茶抽出物とミネラルおよ
び界面活性剤を含有させることで上記課題を解決できる
ことを見出し本発明を完成した。即ち、本発明は茶抽出
物、ミネラルおよび界面活性剤を含有することを特徴と
する抗酸化剤である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いる茶抽出物の原料
は、特に限定するものではなく、植物学的にはツバキ科
の植物であるCamellia sinensisの葉
より製造される不発酵茶である緑茶、半発酵茶である烏
龍茶、発酵茶である紅茶が挙げられる。それらの中で、
好ましくは不発酵茶である緑茶を用いるのがよい。抽出
物は、茶葉または茶葉を粉砕したものを、水または熱水
もしくはグリセリンやエタノールなどのアルコールによ
り抽出した画分、または酢酸エチル可溶画分、アセトン
可溶画分より得たものなどが挙げられ、さらに好ましく
は、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン、(+)
−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキン、(−)−
カテキンガレート、(−)−エピカテキンガレート、
(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピガロ
カテキンガレートからなる群より選ばれるカテキン類の
1種および2種以上が挙げられる。上記カテキン類の含
量は、特に限定するものではないが、使用する茶抽出物
中に60%以上含有されていることが好ましく、さらに
好ましくは80%以上含有されていることがよい。特
に、使用する茶抽出物中に(−)−エピカテキンガレー
ト、(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピ
ガロカテキンガレートの3種類の含量合計が60%以上
含有されていることが好ましい。これらカテキン類の総
含量は、酒石酸鉄を用いた比色定量法により測定可能で
あるが、各カテキン類の組成を詳細に測定するために
は、逆相高速液体クロマトグラフィーで測定することが
望ましい。
は、特に限定するものではなく、植物学的にはツバキ科
の植物であるCamellia sinensisの葉
より製造される不発酵茶である緑茶、半発酵茶である烏
龍茶、発酵茶である紅茶が挙げられる。それらの中で、
好ましくは不発酵茶である緑茶を用いるのがよい。抽出
物は、茶葉または茶葉を粉砕したものを、水または熱水
もしくはグリセリンやエタノールなどのアルコールによ
り抽出した画分、または酢酸エチル可溶画分、アセトン
可溶画分より得たものなどが挙げられ、さらに好ましく
は、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン、(+)
−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキン、(−)−
カテキンガレート、(−)−エピカテキンガレート、
(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピガロ
カテキンガレートからなる群より選ばれるカテキン類の
1種および2種以上が挙げられる。上記カテキン類の含
量は、特に限定するものではないが、使用する茶抽出物
中に60%以上含有されていることが好ましく、さらに
好ましくは80%以上含有されていることがよい。特
に、使用する茶抽出物中に(−)−エピカテキンガレー
ト、(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピ
ガロカテキンガレートの3種類の含量合計が60%以上
含有されていることが好ましい。これらカテキン類の総
含量は、酒石酸鉄を用いた比色定量法により測定可能で
あるが、各カテキン類の組成を詳細に測定するために
は、逆相高速液体クロマトグラフィーで測定することが
望ましい。
【0006】本発明で用いるミネラルとは、その起源は
特に限定するものではないが、マグネシウム、カリウ
ム、ナトリウム、カルシウム、亜鉛、クロム、マンガ
ン、アルミニウム、銅またはミネラル塩などが好まし
い。さらに好ましくは銅、マグネシウム、亜鉛またはこ
れらのミネラル塩が挙げられる。ミネラル塩の形態は特
に限定するものではないが、ハロゲン化塩、酸素化塩、
リン酸塩、炭酸塩、硫酸塩、アミノ酸などの有機酸塩が
好ましく、特に塩素化塩、酸素化塩、炭酸塩が好まし
い。さらに好ましくは、塩化マグネシウム、酸化マグネ
シウム、炭酸マグネシウム、塩化亜鉛、酸化亜鉛、炭酸
亜鉛が挙げられる。これらミネラルまたはミネラル塩の
配合割合は、茶抽出物に対して1/100〜1000倍
(重量比)が好ましく、1/10倍から100倍がさら
に好ましい。添加量が1/100倍以下であるとミネラ
ル添加による抗酸化性の向上効果が少なく、1000倍
以上である場合はミネラル素材独特の風味が添加製品に
悪影響を及ぼす場合がある。
特に限定するものではないが、マグネシウム、カリウ
ム、ナトリウム、カルシウム、亜鉛、クロム、マンガ
ン、アルミニウム、銅またはミネラル塩などが好まし
い。さらに好ましくは銅、マグネシウム、亜鉛またはこ
れらのミネラル塩が挙げられる。ミネラル塩の形態は特
に限定するものではないが、ハロゲン化塩、酸素化塩、
リン酸塩、炭酸塩、硫酸塩、アミノ酸などの有機酸塩が
好ましく、特に塩素化塩、酸素化塩、炭酸塩が好まし
い。さらに好ましくは、塩化マグネシウム、酸化マグネ
シウム、炭酸マグネシウム、塩化亜鉛、酸化亜鉛、炭酸
亜鉛が挙げられる。これらミネラルまたはミネラル塩の
配合割合は、茶抽出物に対して1/100〜1000倍
(重量比)が好ましく、1/10倍から100倍がさら
に好ましい。添加量が1/100倍以下であるとミネラ
ル添加による抗酸化性の向上効果が少なく、1000倍
以上である場合はミネラル素材独特の風味が添加製品に
悪影響を及ぼす場合がある。
【0007】本発明で用いる界面活性剤とは、モノグリ
セリン脂肪酸エステル、モノグリセリド誘導体、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレ
イン酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂
肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、
レシチン、サポニン、ステアロイル乳酸カルシウム、オ
キシエチレン高級脂肪族アルコール、モノホリン脂肪酸
塩、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、脂肪酸塩
などが挙げられる。好ましくは、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、レシチン、プロピレングリコール脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルからな
る群より選ばれる1種または2種以上が挙げられ、さら
に好ましくはポリグリセリン脂肪酸エステルが挙げられ
る。本発明で使用するポリグリセリン脂肪酸エステル構
成成分であるポリグリセリンは、特に限定されるもので
はないが、例えば合成されたポリグリセリンを分子蒸留
精製法,水蒸気キャリアを使用する減圧蒸留法,疑似移
動床型液体クロマトグラフィー法等により精製分離し、
ポリグリセリン組成中の、トリ,テトラ,ペンタ,ヘキ
サ,ヘプタ,オクタ,ノナ,デカグリセリンから選ばれ
る1種のポリグリセリンの含量が35%以上、さらに好
ましくは40%以上含有することが好ましい。また、グ
リセリン,ジグリセリンが含有されると界面活性剤中の
アルコール部分が小さくなり、安定性が悪くなるため、
グリセリン,ジグリセリンの合計の含量がポリグリセリ
ン組成中10%未満が好ましい。
セリン脂肪酸エステル、モノグリセリド誘導体、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレ
イン酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂
肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、
レシチン、サポニン、ステアロイル乳酸カルシウム、オ
キシエチレン高級脂肪族アルコール、モノホリン脂肪酸
塩、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、脂肪酸塩
などが挙げられる。好ましくは、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、レシチン、プロピレングリコール脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルからな
る群より選ばれる1種または2種以上が挙げられ、さら
に好ましくはポリグリセリン脂肪酸エステルが挙げられ
る。本発明で使用するポリグリセリン脂肪酸エステル構
成成分であるポリグリセリンは、特に限定されるもので
はないが、例えば合成されたポリグリセリンを分子蒸留
精製法,水蒸気キャリアを使用する減圧蒸留法,疑似移
動床型液体クロマトグラフィー法等により精製分離し、
ポリグリセリン組成中の、トリ,テトラ,ペンタ,ヘキ
サ,ヘプタ,オクタ,ノナ,デカグリセリンから選ばれ
る1種のポリグリセリンの含量が35%以上、さらに好
ましくは40%以上含有することが好ましい。また、グ
リセリン,ジグリセリンが含有されると界面活性剤中の
アルコール部分が小さくなり、安定性が悪くなるため、
グリセリン,ジグリセリンの合計の含量がポリグリセリ
ン組成中10%未満が好ましい。
【0008】本発明におけるポリグリセリンの組成分析
は、トリメチルシリル化を行いポリグリセリンを誘導体
となし、その上でGC法(ガスクロマトグラフィー)に
て分離定量を行い面積法にて求めることができる。GC
法による分析は、例えばメチルシリコーンなど低極性液
相を化学結合せしめた、フューズドシリカキャピラリー
管を用いて100〜320℃まで10℃/分の昇温分析
を行えば容易に実施することができる。また、ガスクロ
マトグラム上のピークの同定は、例えばガスクロマトグ
ラフを二重収束マススペクトログラフに導入しケミカル
アイオニゼーションなどの方法によりイオン化して測定
し、次にその親イオンの分子量よりガスクロマトグラム
上のピークの分子量を求め、更に化学式よりグリセリン
の重合度を求めることにより簡単に行うことができる。
本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルは、このポリグ
リセリンと炭素数8〜22の直鎖の飽和ないし不飽和脂
肪酸の単品または混合物を通常法にてエステル化を行い
得られる。エステルの種類については、目的とする組成
物の使用用途で適宜変えて使用する。これら界面活性剤
の配合割合は、茶抽出物とミネラルの混合物に対して1
/10000倍〜100倍が好ましく、1/1000倍
〜等倍がさらに好ましい。添加量が1/10000倍以
下であると上記界面活性剤による抗酸化向上効果が得ら
れず、100倍以上である場合は界面活性剤独特の風味
が添加製品に悪影響を及ぼす場合がある。
は、トリメチルシリル化を行いポリグリセリンを誘導体
となし、その上でGC法(ガスクロマトグラフィー)に
て分離定量を行い面積法にて求めることができる。GC
法による分析は、例えばメチルシリコーンなど低極性液
相を化学結合せしめた、フューズドシリカキャピラリー
管を用いて100〜320℃まで10℃/分の昇温分析
を行えば容易に実施することができる。また、ガスクロ
マトグラム上のピークの同定は、例えばガスクロマトグ
ラフを二重収束マススペクトログラフに導入しケミカル
アイオニゼーションなどの方法によりイオン化して測定
し、次にその親イオンの分子量よりガスクロマトグラム
上のピークの分子量を求め、更に化学式よりグリセリン
の重合度を求めることにより簡単に行うことができる。
本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルは、このポリグ
リセリンと炭素数8〜22の直鎖の飽和ないし不飽和脂
肪酸の単品または混合物を通常法にてエステル化を行い
得られる。エステルの種類については、目的とする組成
物の使用用途で適宜変えて使用する。これら界面活性剤
の配合割合は、茶抽出物とミネラルの混合物に対して1
/10000倍〜100倍が好ましく、1/1000倍
〜等倍がさらに好ましい。添加量が1/10000倍以
下であると上記界面活性剤による抗酸化向上効果が得ら
れず、100倍以上である場合は界面活性剤独特の風味
が添加製品に悪影響を及ぼす場合がある。
【0009】この他に、本発明の抗酸化剤に併用できる
物質は、特に限定するものではないが、トコフェロール
やビタミンCなどの抗酸化剤、pH調整剤、抗菌・殺菌
剤、色素、香料などが挙げられる。また、剤型によって
は、たとえば液体製剤であれば溶媒が、粉末製剤であれ
ばバルキング剤などが使用することができる。さらに、
本発明の抗酸化剤は、各種用途に幅広く使用できる。配
合するミネラルと界面活性剤が食品添加物として認可さ
れていれば、食品用途に使用可能である。次に、本発明
を実施例により詳細に説明するが、これにより特に限定
されるものではない。
物質は、特に限定するものではないが、トコフェロール
やビタミンCなどの抗酸化剤、pH調整剤、抗菌・殺菌
剤、色素、香料などが挙げられる。また、剤型によって
は、たとえば液体製剤であれば溶媒が、粉末製剤であれ
ばバルキング剤などが使用することができる。さらに、
本発明の抗酸化剤は、各種用途に幅広く使用できる。配
合するミネラルと界面活性剤が食品添加物として認可さ
れていれば、食品用途に使用可能である。次に、本発明
を実施例により詳細に説明するが、これにより特に限定
されるものではない。
【0010】
【実施例】実施例1 約50℃の温水100gに緑茶抽出物〔商品名:サンフ
ェノンGE−60、カテキン類含量80%、3種類のカ
テキン類((−)−エピガロカテキンガレート、(−)
−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピカテキンガ
レート)含量60%、太陽化学(株)製)20gと塩化
マグネシウム(和光純薬工業(株)製〕20gを溶解さ
せ、モノステアリン酸トリグリセリン(商品名:サンソ
フトA−181C、HLB:10、太陽化学(株)製〕
200mgを添加した。50℃の温浴中でローター・ス
テーター型乳化機(製品名:T.K.Homo mix
er(Model:M SPEC.A)、特殊機化工業
(株)製)により5,000rpmで30分撹拌後、内
容物をなす型フラスコに移し急速冷凍後、凍結乾燥機
(FDU−810、東京理科(株)製)で乾燥させ、本
発明品1を39.4gを得た。 実施例2 約50℃の温水100gに緑茶抽出物〔商品名:サンフ
ェノンGE−60、カテキン類含量80%、3種類のカ
テキン類((−)−エピガロカテキンガレート、(−)
−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピカテキンガ
レート)含量60%、太陽化学(株)製〕20gと塩化
マグネシウム20gを溶解させ、酵素分解大豆レシチン
(商品名:サンレシチンA、HLB:12、太陽化学
(株)製)200mgを添加した。50℃の温浴中でロ
ーター・ステーター型乳化機(製品名:T.K.Hom
o mixer(Model:M SPEC.A)、特
殊機化工業(株)製)により5,000rpmで30分
撹拌後、内容物をなす型フラスコに移し急速冷凍後、凍
結乾燥機(FDU−810、東京理科(株)製)で乾燥
させ、本発明品2を38.7gを得た。
ェノンGE−60、カテキン類含量80%、3種類のカ
テキン類((−)−エピガロカテキンガレート、(−)
−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピカテキンガ
レート)含量60%、太陽化学(株)製)20gと塩化
マグネシウム(和光純薬工業(株)製〕20gを溶解さ
せ、モノステアリン酸トリグリセリン(商品名:サンソ
フトA−181C、HLB:10、太陽化学(株)製〕
200mgを添加した。50℃の温浴中でローター・ス
テーター型乳化機(製品名:T.K.Homo mix
er(Model:M SPEC.A)、特殊機化工業
(株)製)により5,000rpmで30分撹拌後、内
容物をなす型フラスコに移し急速冷凍後、凍結乾燥機
(FDU−810、東京理科(株)製)で乾燥させ、本
発明品1を39.4gを得た。 実施例2 約50℃の温水100gに緑茶抽出物〔商品名:サンフ
ェノンGE−60、カテキン類含量80%、3種類のカ
テキン類((−)−エピガロカテキンガレート、(−)
−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピカテキンガ
レート)含量60%、太陽化学(株)製〕20gと塩化
マグネシウム20gを溶解させ、酵素分解大豆レシチン
(商品名:サンレシチンA、HLB:12、太陽化学
(株)製)200mgを添加した。50℃の温浴中でロ
ーター・ステーター型乳化機(製品名:T.K.Hom
o mixer(Model:M SPEC.A)、特
殊機化工業(株)製)により5,000rpmで30分
撹拌後、内容物をなす型フラスコに移し急速冷凍後、凍
結乾燥機(FDU−810、東京理科(株)製)で乾燥
させ、本発明品2を38.7gを得た。
【0011】比較例1 約50℃の温水100gに緑茶抽出物〔商品名:サンフ
ェノンGE−60、カテキン類含量80%、3種類のカ
テキン類((−)−エピガロカテキンガレート、(−)
−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピカテキンガ
レート)含量60%、太陽化学(株)製〕20gと塩化
マグネシウム20gを溶解させた後、内容物をなす型フ
ラスコに移し急速冷凍後、凍結乾燥機(FDU−81
0、東京理科(株)製)で乾燥させ、比較品1を37.
2g得た。 比較例2 約50℃の温水100gに緑茶抽出物〔商品名:サンフ
ェノンGE−60、カテキン類含量80%、3種類のカ
テキン類((−)−エピガロカテキンガレート、(−)
−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピカテキンガ
レート)含量60%、太陽化学(株)製〕20gとモノ
ステアリン酸トリグリセリン(商品名:サンソフトA−
181C、HLB:10、太陽化学(株)製)200m
gを添加した。50℃の温浴中でローター・ステーター
型乳化機(製品名:T.K.Homo mixer(M
odel:M SPEC.A)、特殊機化工業(株)
製)により5,000rpmで30分撹拌後、内容物を
なす型フラスコに移し急速冷凍後、凍結乾燥機(FDU
−810、東京理科(株)製)で乾燥させ、比較品2を
19.9gを得た。
ェノンGE−60、カテキン類含量80%、3種類のカ
テキン類((−)−エピガロカテキンガレート、(−)
−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピカテキンガ
レート)含量60%、太陽化学(株)製〕20gと塩化
マグネシウム20gを溶解させた後、内容物をなす型フ
ラスコに移し急速冷凍後、凍結乾燥機(FDU−81
0、東京理科(株)製)で乾燥させ、比較品1を37.
2g得た。 比較例2 約50℃の温水100gに緑茶抽出物〔商品名:サンフ
ェノンGE−60、カテキン類含量80%、3種類のカ
テキン類((−)−エピガロカテキンガレート、(−)
−ガロカテキンガレートおよび(−)−エピカテキンガ
レート)含量60%、太陽化学(株)製〕20gとモノ
ステアリン酸トリグリセリン(商品名:サンソフトA−
181C、HLB:10、太陽化学(株)製)200m
gを添加した。50℃の温浴中でローター・ステーター
型乳化機(製品名:T.K.Homo mixer(M
odel:M SPEC.A)、特殊機化工業(株)
製)により5,000rpmで30分撹拌後、内容物を
なす型フラスコに移し急速冷凍後、凍結乾燥機(FDU
−810、東京理科(株)製)で乾燥させ、比較品2を
19.9gを得た。
【0012】試験例1.(酸素電極法による相乗効果の
検討) 本発明品1、2、比較品1、2、市販の緑茶抽出物〔商
品名:サンフェノンGE−60、カテキン類含量80
%、3種類のカテキン類((−)−エピガロカテキンガ
レート、(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−
エピカテキンガレート)含量60%、太陽化学(株)
製〕及び市販の塩化マグネシウム(和光純薬工業(株)
製)の抗酸化性を、リノール酸ミセル溶液中の脂質過酸
化反応に伴う酸素減少量の測定により評価した。即ち、
暗所で37℃に平衡化した生物学的溶存酸素計(Oxy
graph8;セントラル化学(株)製)の反応セル中
に50mMリノール酸溶液(溶媒には0.5Mドデシル
硫酸ナトリウム含有の50mMトリス−塩酸緩衝液(p
H7.4)を使用)を添加後、約10分間撹拌しながら
空気を吹き込み酸素飽和状態とし、比較品1、2および
本発明品1、2の水溶液(0.05%)20マイクロl
添加した。その後AMVN(2,2’−アゾビス(2,
4−ジメチルバレロニトリル))のメタノール溶液(濃
度:1M)を20μl添加し、添加後のセル内の酸素濃
度を測定した。この際、図1に示すように、溶存酸素量
(縦軸)と消費時間(横軸)との間に線形式が生じる。
この式の傾き度合いを(R)とし、抗酸化剤無添加時の
消費時間(Rp)と抗酸化剤添加時の消費時間(R
p’)の比(Rp’/Rp)で表すと、抗酸化性が高い
ほど比(Rp’/Rp)が小さくなる。試験結果(n=
3)を表1に示す。
検討) 本発明品1、2、比較品1、2、市販の緑茶抽出物〔商
品名:サンフェノンGE−60、カテキン類含量80
%、3種類のカテキン類((−)−エピガロカテキンガ
レート、(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−
エピカテキンガレート)含量60%、太陽化学(株)
製〕及び市販の塩化マグネシウム(和光純薬工業(株)
製)の抗酸化性を、リノール酸ミセル溶液中の脂質過酸
化反応に伴う酸素減少量の測定により評価した。即ち、
暗所で37℃に平衡化した生物学的溶存酸素計(Oxy
graph8;セントラル化学(株)製)の反応セル中
に50mMリノール酸溶液(溶媒には0.5Mドデシル
硫酸ナトリウム含有の50mMトリス−塩酸緩衝液(p
H7.4)を使用)を添加後、約10分間撹拌しながら
空気を吹き込み酸素飽和状態とし、比較品1、2および
本発明品1、2の水溶液(0.05%)20マイクロl
添加した。その後AMVN(2,2’−アゾビス(2,
4−ジメチルバレロニトリル))のメタノール溶液(濃
度:1M)を20μl添加し、添加後のセル内の酸素濃
度を測定した。この際、図1に示すように、溶存酸素量
(縦軸)と消費時間(横軸)との間に線形式が生じる。
この式の傾き度合いを(R)とし、抗酸化剤無添加時の
消費時間(Rp)と抗酸化剤添加時の消費時間(R
p’)の比(Rp’/Rp)で表すと、抗酸化性が高い
ほど比(Rp’/Rp)が小さくなる。試験結果(n=
3)を表1に示す。
【0013】
【表1】 表1より明らかなように、市販の緑茶抽出物、市販の塩
化マグネシウム、比較品1及び2よりも本発明品1、2
は抗酸化性が約1.5〜2倍高いことが確認された。
化マグネシウム、比較品1及び2よりも本発明品1、2
は抗酸化性が約1.5〜2倍高いことが確認された。
【0014】試験例2.(鮭切り身の退色防止効果に対
する効果) 本発明品1、2、比較品1、2、市販の緑茶抽出物〔商
品名:サンフェノンGE−60、カテキン類含量80
%、3種類のカテキン類((−)−エピガロカテキンガ
レート、(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−
エピカテキンガレート)含量60%、太陽化学(株)
製〕及び市販の塩化マグネシウム(和光純薬工業(株)
製)の抗酸化性を、紅鮭切り身の退色防止効果で評価し
た。冷凍紅鮭を解凍後、頭部および背骨、尾びれを除去
して切り身(三枚おろし)を調製した。12%食塩水に
対して比較品1、2および本発明品1、2を0.05%
添加し、よく撹拌混合した後、暗所・4℃で12時間浸
漬した。その後、切り身を液切りしビニル袋に密封後、
蛍光灯照射下(4000ルクス)で10℃で保存した。
保存開始より1、2、3、4日後の切り身色調(赤色)
の退色度合いを目視確認し、10人の評価尺度の平均値
を算出して比較した。試験結果を表2に示す。
する効果) 本発明品1、2、比較品1、2、市販の緑茶抽出物〔商
品名:サンフェノンGE−60、カテキン類含量80
%、3種類のカテキン類((−)−エピガロカテキンガ
レート、(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−
エピカテキンガレート)含量60%、太陽化学(株)
製〕及び市販の塩化マグネシウム(和光純薬工業(株)
製)の抗酸化性を、紅鮭切り身の退色防止効果で評価し
た。冷凍紅鮭を解凍後、頭部および背骨、尾びれを除去
して切り身(三枚おろし)を調製した。12%食塩水に
対して比較品1、2および本発明品1、2を0.05%
添加し、よく撹拌混合した後、暗所・4℃で12時間浸
漬した。その後、切り身を液切りしビニル袋に密封後、
蛍光灯照射下(4000ルクス)で10℃で保存した。
保存開始より1、2、3、4日後の切り身色調(赤色)
の退色度合いを目視確認し、10人の評価尺度の平均値
を算出して比較した。試験結果を表2に示す。
【0015】
【表2】 表2より明らかなように、市販の緑茶抽出物、市販の塩
化マグネシウム、比較品1、2より本発明品1、2の鮭
切り身の赤色が長期にわたり保持されていることが確認
された。
化マグネシウム、比較品1、2より本発明品1、2の鮭
切り身の赤色が長期にわたり保持されていることが確認
された。
【0016】試験例3(血中脂質の過酸化抑制作用に対
する効果) 本発明品1、2、比較品1、2、市販の緑茶抽出物〔商
品名:サンフェノンGE−60、カテキン類含量80
%、3種類のカテキン類((−)−エピガロカテキンガ
レート、(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−
エピカテキンガレート)含量60%、太陽化学(株)
製〕及び市販の塩化マグネシウム(和光純薬工業(株)
製)の抗酸化効果を、各例の摂取による血中脂質過酸化
抑制作用により評価した。1群8匹のWister系雄
性ラット(5週令)を7群用意し、表3に示す組成(重
量%)の標準食(VII群)と動脈硬化形成食(I〜V
I群)を投与した。
する効果) 本発明品1、2、比較品1、2、市販の緑茶抽出物〔商
品名:サンフェノンGE−60、カテキン類含量80
%、3種類のカテキン類((−)−エピガロカテキンガ
レート、(−)−ガロカテキンガレートおよび(−)−
エピカテキンガレート)含量60%、太陽化学(株)
製〕及び市販の塩化マグネシウム(和光純薬工業(株)
製)の抗酸化効果を、各例の摂取による血中脂質過酸化
抑制作用により評価した。1群8匹のWister系雄
性ラット(5週令)を7群用意し、表3に示す組成(重
量%)の標準食(VII群)と動脈硬化形成食(I〜V
I群)を投与した。
【0017】
【表3】 動脈硬化形成食には、血清コレステロール値を増加させ
る目的でコレステロール1.5%およびコール酸0.5
%が、また血清過酸化脂質値を増加させる目的でリノー
ル酸5%が含まれている。両飼料とも−20℃のフリー
ザー中に保存し実験では毎日新しい飼料を与えた。飼料
は各動物個々に一定量を与え、摂取量を毎日測定した。
摂食量は、各群とも約18〜20g/日であった。
る目的でコレステロール1.5%およびコール酸0.5
%が、また血清過酸化脂質値を増加させる目的でリノー
ル酸5%が含まれている。両飼料とも−20℃のフリー
ザー中に保存し実験では毎日新しい飼料を与えた。飼料
は各動物個々に一定量を与え、摂取量を毎日測定した。
摂食量は、各群とも約18〜20g/日であった。
【0018】ビタミン混合物は、飼料100gあたり、
V.A:3000(IU)、V.D 2:300(I
U)、V.B1塩酸塩:0.5(mg)、V.B2:
0.6(mg)、V.B6塩酸塩:0.5(mg)、
V.B12:0.5(μg)、V.E:1.0(m
g)、V.K3:0.5(mg)、パントテン酸カルシ
ウム:2.0(mg)、ナイアシン:2.0(mg)、
p−アミノ安息香酸:2.0(mg)、d−ビオチン:
0.01(mg)、葉酸:0.05(mg)、イノシト
ール:100(mg)、塩酸コリン:150(mg)を
含有する。塩混合物は、飼料100gあたり、炭酸カル
シウム:1200mg、リン酸2カリウム:1300m
g、リン酸カルシウム(2水和物):300mg、硫酸
マグネシウム(7水和物)408mg、塩化ナトリウ
ム:672mg、クエン酸鉄:112mg、ヨウ化カリ
ウム:3.2mg、硫酸マンガン(4水和物):20m
g、塩化亜鉛:1.0mg、硫酸銅(5水和物):1.
2mgを含有する。また、水分の補給として蒸留水(V
II群、自由飲水)と本発明品1、2、比較品1、2、
市販の緑茶抽出物(商品名:サンフェノンGE−60、
カテキン類含量80%、太陽化学(株)製)及び市販の
塩化マグネシウム(和光純薬工業(株)製)を蒸留水に
溶解した溶液(I〜VI群)を一定量強制投与した。I
〜VI群の一日あたりの投与分類および投与量は表4に
従った。
V.A:3000(IU)、V.D 2:300(I
U)、V.B1塩酸塩:0.5(mg)、V.B2:
0.6(mg)、V.B6塩酸塩:0.5(mg)、
V.B12:0.5(μg)、V.E:1.0(m
g)、V.K3:0.5(mg)、パントテン酸カルシ
ウム:2.0(mg)、ナイアシン:2.0(mg)、
p−アミノ安息香酸:2.0(mg)、d−ビオチン:
0.01(mg)、葉酸:0.05(mg)、イノシト
ール:100(mg)、塩酸コリン:150(mg)を
含有する。塩混合物は、飼料100gあたり、炭酸カル
シウム:1200mg、リン酸2カリウム:1300m
g、リン酸カルシウム(2水和物):300mg、硫酸
マグネシウム(7水和物)408mg、塩化ナトリウ
ム:672mg、クエン酸鉄:112mg、ヨウ化カリ
ウム:3.2mg、硫酸マンガン(4水和物):20m
g、塩化亜鉛:1.0mg、硫酸銅(5水和物):1.
2mgを含有する。また、水分の補給として蒸留水(V
II群、自由飲水)と本発明品1、2、比較品1、2、
市販の緑茶抽出物(商品名:サンフェノンGE−60、
カテキン類含量80%、太陽化学(株)製)及び市販の
塩化マグネシウム(和光純薬工業(株)製)を蒸留水に
溶解した溶液(I〜VI群)を一定量強制投与した。I
〜VI群の一日あたりの投与分類および投与量は表4に
従った。
【0019】
【表4】
【0020】ラットの飼育は、室温25±2℃、相対湿
度55±5%、照射時間12時間で、14週間行った。
その間採血のために実験開始前夜、2週間おきに一夜お
よび最終日の夜は絶食させた。飼育期間中は、1週間毎
に体重を測定し、2週間毎に絶食後、エーテル麻酔下に
ラットの眼底から0.2mlの血液を採取し、血清を分
離後、血清中の過酸化脂質を測定した。なお、過酸化脂
質はYagi[Yagi et al,Bioche
m.Med.,15,212(1976)]の方法に準
じて測定し、チオバルビツール酸反応物質(TBAR
S)量で表示した。得られた値は平均値で表示し、II
群との実験値間の有為差検定にはStudentのt検
定を適用した。各群の体重変化を図2に示す。これによ
ると、VII群(標準食投与群)の体重に比べI〜VI
群(動脈硬化形成食投与群)の体重増加は抑制された。
また、I〜VI群との間に有為な差は認められなかっ
た。2週間毎に測定したI〜VI群の血清過酸化脂質値
の経時変化を図3に示す。II群の過酸化脂質値は、実
験期間が経過するにつれ次第に増加した。これに対して
I群およびIII〜VI群の過酸化脂質値は、II群と
比較して8週目以降減少傾向が見られた。とくにVI群
の過酸化脂質値の減少効果は顕著であり、6週目以後低
い値を示すとともに、II群との間に有為差が見られ
た。すなわち、本発明品2の摂取により、血中脂質の顕
著な過酸化抑制作用を確認した。
度55±5%、照射時間12時間で、14週間行った。
その間採血のために実験開始前夜、2週間おきに一夜お
よび最終日の夜は絶食させた。飼育期間中は、1週間毎
に体重を測定し、2週間毎に絶食後、エーテル麻酔下に
ラットの眼底から0.2mlの血液を採取し、血清を分
離後、血清中の過酸化脂質を測定した。なお、過酸化脂
質はYagi[Yagi et al,Bioche
m.Med.,15,212(1976)]の方法に準
じて測定し、チオバルビツール酸反応物質(TBAR
S)量で表示した。得られた値は平均値で表示し、II
群との実験値間の有為差検定にはStudentのt検
定を適用した。各群の体重変化を図2に示す。これによ
ると、VII群(標準食投与群)の体重に比べI〜VI
群(動脈硬化形成食投与群)の体重増加は抑制された。
また、I〜VI群との間に有為な差は認められなかっ
た。2週間毎に測定したI〜VI群の血清過酸化脂質値
の経時変化を図3に示す。II群の過酸化脂質値は、実
験期間が経過するにつれ次第に増加した。これに対して
I群およびIII〜VI群の過酸化脂質値は、II群と
比較して8週目以降減少傾向が見られた。とくにVI群
の過酸化脂質値の減少効果は顕著であり、6週目以後低
い値を示すとともに、II群との間に有為差が見られ
た。すなわち、本発明品2の摂取により、血中脂質の顕
著な過酸化抑制作用を確認した。
【0021】本発明の実施態様ならびに目的生成物を挙
げれば以下の通りである。 (1)茶抽出物とミネラルおよび界面活性剤を含有する
ことを特徴とする抗酸化剤。 (2)茶が緑茶、ウーロン茶、紅茶の1種または2種以
上から選ばれる前記(1)記載の抗酸化剤。 (3)茶抽出物がカテキン、エピカテキン、ガロカテキ
ン、エピガロカテキン、カテキンガレート、エピカテキ
ンガレート、ガロカテキンガレートおよびエピガロカテ
キンガレートからなる群より選ばれるカテキン類の1種
または2種以上を含有する前記(1)記載の抗酸化剤。 (4)茶抽出物中の3種類のカテキン類{(−)−エピ
カテキンガレート、(−)−ガロカテキンガレートおよ
び(−)−エピガロカテキンガレート}が60%以上含
有される前記(1)記載の抗酸化剤。 (5)該ミネラルがマグネシウム、カリウム、ナトリウ
ム、カルシウム、亜鉛、クロム、マンガン、アルミニウ
ム、銅およびこれらを含有する化合物からなる群より選
ばれる1種および2種以上を含有する前記(1)記載の
抗酸化剤。 (6)該ミネラルが塩化マグネシウム、酸化マグネシウ
ム、炭酸マグネシウム、塩化亜鉛、酸化亜鉛、炭酸亜鉛
である前記(1)記載の抗酸化剤。 (7)ミネラルの配合量が茶抽出物に対して1/100
〜1000倍である前記(1)記載の抗酸化剤。 (8)界面活性剤がモノグリセリド、モノグリセリド誘
導体、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン
縮合リシノレイン酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、
ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、レシチン、サポニン、ステアロイル乳酸カ
ルシウム、オキシエチレン高級脂肪族アルコール、モノ
ホリン脂肪酸塩、ポリオキシエチレンソルビタンエステ
ル、脂肪酸塩からなる群より選ばれる1種および2種以
上を含有する前記(1)記載の抗酸化剤。 (9)界面活性剤の配合割合が茶抽出物とミネラルの混
合物に対して1/10000〜100倍量である前記
(1)記載の抗酸化剤。 (10)前記(1)記載の抗酸化剤を0.005%以上
含有する食品。
げれば以下の通りである。 (1)茶抽出物とミネラルおよび界面活性剤を含有する
ことを特徴とする抗酸化剤。 (2)茶が緑茶、ウーロン茶、紅茶の1種または2種以
上から選ばれる前記(1)記載の抗酸化剤。 (3)茶抽出物がカテキン、エピカテキン、ガロカテキ
ン、エピガロカテキン、カテキンガレート、エピカテキ
ンガレート、ガロカテキンガレートおよびエピガロカテ
キンガレートからなる群より選ばれるカテキン類の1種
または2種以上を含有する前記(1)記載の抗酸化剤。 (4)茶抽出物中の3種類のカテキン類{(−)−エピ
カテキンガレート、(−)−ガロカテキンガレートおよ
び(−)−エピガロカテキンガレート}が60%以上含
有される前記(1)記載の抗酸化剤。 (5)該ミネラルがマグネシウム、カリウム、ナトリウ
ム、カルシウム、亜鉛、クロム、マンガン、アルミニウ
ム、銅およびこれらを含有する化合物からなる群より選
ばれる1種および2種以上を含有する前記(1)記載の
抗酸化剤。 (6)該ミネラルが塩化マグネシウム、酸化マグネシウ
ム、炭酸マグネシウム、塩化亜鉛、酸化亜鉛、炭酸亜鉛
である前記(1)記載の抗酸化剤。 (7)ミネラルの配合量が茶抽出物に対して1/100
〜1000倍である前記(1)記載の抗酸化剤。 (8)界面活性剤がモノグリセリド、モノグリセリド誘
導体、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン
縮合リシノレイン酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、
ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、レシチン、サポニン、ステアロイル乳酸カ
ルシウム、オキシエチレン高級脂肪族アルコール、モノ
ホリン脂肪酸塩、ポリオキシエチレンソルビタンエステ
ル、脂肪酸塩からなる群より選ばれる1種および2種以
上を含有する前記(1)記載の抗酸化剤。 (9)界面活性剤の配合割合が茶抽出物とミネラルの混
合物に対して1/10000〜100倍量である前記
(1)記載の抗酸化剤。 (10)前記(1)記載の抗酸化剤を0.005%以上
含有する食品。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、従来より抗酸化剤とし
て認められている茶抽出物にミネラルと界面活性剤を併
用することで、茶抽出物の抗酸化効果を増強させること
が可能となり、食品産業上の貢献大である。
て認められている茶抽出物にミネラルと界面活性剤を併
用することで、茶抽出物の抗酸化効果を増強させること
が可能となり、食品産業上の貢献大である。
【0023】
【図1】酸素電極法で得られる溶存酸素量と酸素消費時
間との関係を示した図である。
間との関係を示した図である。
【図2】各群体重変化の図である。
【図3】血清脂質過酸化物の変化の図である。
フロントページの続き (72)発明者 レカ・ラジュ・ジュネジャ 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内 Fターム(参考) 4B021 MC03 MK02 MK05 MK08 MK21 MK22 MK25 MK28 4H025 AA18 AC04 AC05
Claims (4)
- 【請求項1】 茶抽出物、ミネラルおよび界面活性剤を
含有することを特徴とする抗酸化剤。 - 【請求項2】 茶抽出物が(+)−カテキン、(−)−
エピカテキン、(+)−ガロカテキン、(−)−エピガ
ロカテキン、(−)−カテキンガレート、(−)−エピ
カテキンガレート、(−)−ガロカテキンガレートおよ
び(−)−エピガロカテキンガレートからなる群より選
ばれる1種または2種以上である請求項1に記載の抗酸
化剤。 - 【請求項3】 ミネラルがマグネシウム、カリウム、ナ
トリウム、カルシウム、亜鉛、クロム、マンガン、アル
ミニウム、銅およびこれらを含有する化合物からなる群
より選ばれる1種または2種以上である請求項1に記載
の抗酸化剤。 - 【請求項4】 請求項1〜3に記載の抗酸化剤を0.0
05%以上含有する食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11021531A JP2000219880A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 抗酸化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11021531A JP2000219880A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 抗酸化剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000219880A true JP2000219880A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12057551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11021531A Pending JP2000219880A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 抗酸化剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000219880A (ja) |
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| CN113574155A (zh) * | 2019-03-13 | 2021-10-29 | 不二制油集团控股株式会社 | 油脂组合物 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11021531A patent/JP2000219880A/ja active Pending
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| WO2004052385A1 (ja) * | 2002-12-06 | 2004-06-24 | Sunstar Inc. | 緑黄色野菜及び淡色野菜を含有する組成物 |
| JPWO2004052385A1 (ja) * | 2002-12-06 | 2006-04-06 | サンスター株式会社 | 緑黄色野菜及び淡色野菜を含有する組成物 |
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| KR100865729B1 (ko) | 2006-03-20 | 2008-10-29 | 롯데제과주식회사 | 항산화성을 향상시키는 방법 |
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| US7959965B2 (en) | 2008-03-14 | 2011-06-14 | Ito En, Ltd | Instant green tea |
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