JP2000220038A - 触媒成分含有チタニア繊維の製造方法 - Google Patents
触媒成分含有チタニア繊維の製造方法Info
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- JP2000220038A JP2000220038A JP11034419A JP3441999A JP2000220038A JP 2000220038 A JP2000220038 A JP 2000220038A JP 11034419 A JP11034419 A JP 11034419A JP 3441999 A JP3441999 A JP 3441999A JP 2000220038 A JP2000220038 A JP 2000220038A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 窒素酸化物の還元、有機物の酸化、ダイオキ
シン等有機塩素系化合物の分解、また、有機溶剤、農薬
及び界面活性剤等の分解除去等に使用可能であり、大き
な比表面積、細孔容積を有し、高活性を示す触媒成分含
有チタニア繊維の製造方法を提供する。 【解決手段】 チタンアルコキシドを溶媒に溶解させ
た溶液に水分を添加して加水分解反応および重合反応を
行い、該溶液に重合体を生成させ、該重合体を該重合
体が可溶な有機溶媒に溶解させて紡糸液を得、該紡糸
液を紡糸して前駆体繊維を得、該前駆体繊維を焼成す
ることからなる工程において、触媒成分を工程及び/
またはに添加し紡糸液を得ること、該紡糸液を紡糸し
て得られた前駆体繊維を焼成前及び/または焼成時に水
蒸気処理することを特徴とする触媒成分含有チタニア繊
維の製造方法。
シン等有機塩素系化合物の分解、また、有機溶剤、農薬
及び界面活性剤等の分解除去等に使用可能であり、大き
な比表面積、細孔容積を有し、高活性を示す触媒成分含
有チタニア繊維の製造方法を提供する。 【解決手段】 チタンアルコキシドを溶媒に溶解させ
た溶液に水分を添加して加水分解反応および重合反応を
行い、該溶液に重合体を生成させ、該重合体を該重合
体が可溶な有機溶媒に溶解させて紡糸液を得、該紡糸
液を紡糸して前駆体繊維を得、該前駆体繊維を焼成す
ることからなる工程において、触媒成分を工程及び/
またはに添加し紡糸液を得ること、該紡糸液を紡糸し
て得られた前駆体繊維を焼成前及び/または焼成時に水
蒸気処理することを特徴とする触媒成分含有チタニア繊
維の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒成分含有チタ
ニア繊維の製造方法に関するものである。詳細には窒素
酸化物の還元、有機物の酸化、ダイオキシンの分解、ま
た、有機溶剤や農薬、界面活性剤などの分解除去等に使
用する触媒成分含有チタニア繊維の製造方法に関するも
のである。
ニア繊維の製造方法に関するものである。詳細には窒素
酸化物の還元、有機物の酸化、ダイオキシンの分解、ま
た、有機溶剤や農薬、界面活性剤などの分解除去等に使
用する触媒成分含有チタニア繊維の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、触媒成分を含有するチタニア繊維
の製造方法として、チタンアルコキシドおよびバナジウ
ム化合物、あるいはチタンアルコキシドおよびバナジウ
ム化合物と他のアルコキシドとの混合アルコキシド溶液
を加水分解しゲル化させるゾル−ゲル法により作製した
アモルファス繊維を熱処理して、アナターゼ型酸化チタ
ンと酸化バナジウムの結晶を析出させる方法(例えば、
特開平5−184923号公報)や、チタンおよびケイ
素の有機アルコキシドを原料として、ゾル−ゲル法によ
りチタンとケイ素からなる重合体を形成させた後、繊維
状に紡糸し、この繊維を乾燥、焼成して酸化チタン−シ
リカからなる繊維を得、その後に酸化バナジウムおよび
/または酸化タングステンを担持する方法(例えば、特
開平6−134306号公報)等が知られている。
の製造方法として、チタンアルコキシドおよびバナジウ
ム化合物、あるいはチタンアルコキシドおよびバナジウ
ム化合物と他のアルコキシドとの混合アルコキシド溶液
を加水分解しゲル化させるゾル−ゲル法により作製した
アモルファス繊維を熱処理して、アナターゼ型酸化チタ
ンと酸化バナジウムの結晶を析出させる方法(例えば、
特開平5−184923号公報)や、チタンおよびケイ
素の有機アルコキシドを原料として、ゾル−ゲル法によ
りチタンとケイ素からなる重合体を形成させた後、繊維
状に紡糸し、この繊維を乾燥、焼成して酸化チタン−シ
リカからなる繊維を得、その後に酸化バナジウムおよび
/または酸化タングステンを担持する方法(例えば、特
開平6−134306号公報)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た如き従来公知の方法では、十分な比表面積、細孔容積
を有した触媒成分含有チタニア繊維が得られないため、
窒素酸化物の還元、有機物の酸化、ダイオキシンの分
解、また水中の有機溶剤や農薬、界面活性剤などの分解
除去等の性能が低いという問題がある。
た如き従来公知の方法では、十分な比表面積、細孔容積
を有した触媒成分含有チタニア繊維が得られないため、
窒素酸化物の還元、有機物の酸化、ダイオキシンの分
解、また水中の有機溶剤や農薬、界面活性剤などの分解
除去等の性能が低いという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、チタンアルコキ
シドを溶媒に溶解させた溶液に水分を添加して加水分解
反応および重合反応を行い、該溶液に重合体を生成さ
せ、該重合体を該重合体が可溶な有機溶媒に溶解させ
て紡糸液を得、該紡糸液を紡糸して前駆体繊維を得、
該前駆体繊維を焼成するチタニア繊維の製造方法にお
いて、触媒成分を特定条件で添加し、かつ得られた前駆
体繊維を特定条件で処理する場合には、従来にない大き
な比表面積、細孔容積を有し、高活性を示す触媒成分含
有チタニア繊維が得られることを見出し、本発明を完成
するに至った。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、チタンアルコキ
シドを溶媒に溶解させた溶液に水分を添加して加水分解
反応および重合反応を行い、該溶液に重合体を生成さ
せ、該重合体を該重合体が可溶な有機溶媒に溶解させ
て紡糸液を得、該紡糸液を紡糸して前駆体繊維を得、
該前駆体繊維を焼成するチタニア繊維の製造方法にお
いて、触媒成分を特定条件で添加し、かつ得られた前駆
体繊維を特定条件で処理する場合には、従来にない大き
な比表面積、細孔容積を有し、高活性を示す触媒成分含
有チタニア繊維が得られることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0005】即ち、本発明は、チタンアルコキシドを溶媒
に溶解させた溶液に水分を添加して加水分解反応および
重合反応を行い、該溶液に重合体を生成させ、該重合
体を該重合体が可溶な有機溶媒に溶解させて紡糸液を
得、該紡糸液を紡糸して前駆体繊維を得、該前駆体
繊維を焼成するチタニア繊維の製造方法において、触媒
成分を工程及び/またはに添加し紡糸液を得るこ
と、該紡糸液を紡糸して得られた前駆体繊維を焼成前及
び/または焼成時に水蒸気処理することを特徴とする触
媒成分含有チタニア繊維の製造方法を提供するにある。
に溶解させた溶液に水分を添加して加水分解反応および
重合反応を行い、該溶液に重合体を生成させ、該重合
体を該重合体が可溶な有機溶媒に溶解させて紡糸液を
得、該紡糸液を紡糸して前駆体繊維を得、該前駆体
繊維を焼成するチタニア繊維の製造方法において、触媒
成分を工程及び/またはに添加し紡糸液を得るこ
と、該紡糸液を紡糸して得られた前駆体繊維を焼成前及
び/または焼成時に水蒸気処理することを特徴とする触
媒成分含有チタニア繊維の製造方法を提供するにある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を更に詳細に説明す
る。本発明の工程は、チタンアルコキシドを溶媒に溶
解させた溶液(以下、チタンアルコキシド溶液と称する
場合がある)に水分を添加して加水分解反応および重合
反応を行い、該溶液に重合体を生成させる工程である。
る。本発明の工程は、チタンアルコキシドを溶媒に溶
解させた溶液(以下、チタンアルコキシド溶液と称する
場合がある)に水分を添加して加水分解反応および重合
反応を行い、該溶液に重合体を生成させる工程である。
【0007】チタンアルコキシドは、一般式〔1〕Ti(O
R1)4(但し、式中R1は炭素原子数が1〜4のアルキ
ル基を表す)で示される。より具体的にはチタンテトラ
メトキシド、チタンテトラエトキシド、チタンテトラn
−プロポキシド、チタンテトラiso−プロポキシド、
チタンテトラn−ブトキシド、チタンテトラsec−ブ
トキシド、チタンテトラtert−ブトキシド等が挙げ
られるが、就中R 1がイソプロピル基であるチタンテト
ラiso−プロポキシドが挙げられる。一般式〔1〕の
R1の炭素原子数が4を超える場合、生成する重合体中
の残存有機物量が多くなり、得られるチタニア繊維の機
械的強度が低くなる傾向がある。
R1)4(但し、式中R1は炭素原子数が1〜4のアルキ
ル基を表す)で示される。より具体的にはチタンテトラ
メトキシド、チタンテトラエトキシド、チタンテトラn
−プロポキシド、チタンテトラiso−プロポキシド、
チタンテトラn−ブトキシド、チタンテトラsec−ブ
トキシド、チタンテトラtert−ブトキシド等が挙げ
られるが、就中R 1がイソプロピル基であるチタンテト
ラiso−プロポキシドが挙げられる。一般式〔1〕の
R1の炭素原子数が4を超える場合、生成する重合体中
の残存有機物量が多くなり、得られるチタニア繊維の機
械的強度が低くなる傾向がある。
【0008】溶媒は、チタンアルコキシドを溶解するもので
あればよく、アルコール類、エーテル類、芳香属炭化水
素類等がある。アルコール類は、一般式〔2〕R2OH
(但し、式中R2は炭素原子数が1〜4のアルキル基を
表す)で示されるものであり、具体例としてはエタノー
ル、イソプロピルアルコール等が挙げられる。エーテル
類の具体例としては、テトラヒドロフラン、ジエチルエ
ーテル等がある。チタンアルコキシドに対する溶媒の量
は、加水分解に際しアルコキシドと水が不混和にならな
い程度であればよく、通常、チタンアルコキシド1モル
に対し約0.5モル〜約50モルの範囲である。溶媒の
量が約50モルを超えても特に問題はないが後工程での
重合体の濃縮コストが高くなる。
あればよく、アルコール類、エーテル類、芳香属炭化水
素類等がある。アルコール類は、一般式〔2〕R2OH
(但し、式中R2は炭素原子数が1〜4のアルキル基を
表す)で示されるものであり、具体例としてはエタノー
ル、イソプロピルアルコール等が挙げられる。エーテル
類の具体例としては、テトラヒドロフラン、ジエチルエ
ーテル等がある。チタンアルコキシドに対する溶媒の量
は、加水分解に際しアルコキシドと水が不混和にならな
い程度であればよく、通常、チタンアルコキシド1モル
に対し約0.5モル〜約50モルの範囲である。溶媒の
量が約50モルを超えても特に問題はないが後工程での
重合体の濃縮コストが高くなる。
【0009】水分は、チタンアルコキシドを溶解させた溶媒
と同じ溶媒で、水分濃度約1〜約50重量%に希釈した
水分であることが好ましい。水分濃度50重量%を超え
る水分を、直接、チタンアルコキシド溶液に添加する
と、局部的に反応が進行し、後工程の紡糸に際して、紡
糸液に不溶の重合体が析出する場合がある。水分の添加
量は、通常、チタンアルコキシド1モルに対して約1.
5モル〜約4モルの範囲であるが、この水分の添加量は
必ずしも限定されるものではない。この水分の量は、チ
タンアルコキシド溶液へ添加した水分の量(A)と該チ
タンアルコキシド溶液に水分を添加することによって重
合体を生成させてから紡糸液を得る迄の間に反応系外に
排出された水分の量(B)との差(A−B)、即ち実質
的に加水分解反応に消費された水分の量がチタンアルコ
キシド1モルに対し約1.5モル〜約1.95モル、好
ましくは約1.6モル〜1.90モルとなる量であれば
よい。反応系外に排出される水分の量が多い場合には、
添加する水分の量を多くしてもよい。該水分の量の差
(A−B)、即ち実質的に加水分解反応に消費された水
分の量が約1.5モルより少ない場合は、得られる重合
体の重合度が小さく、相対的に有機物含有量の多い重合
体となり、得られるチタニア繊維の機械的強度は低いも
のとなる傾向にある。他方、該水分の量の差(A−B)
が1.95モルを超える場合には、得られる重合体は有
機溶媒に難溶なものとなり、得られるチタニア繊維の機
械的強度は低いものとなる傾向にある。本発明のチタニ
ア繊維を製造するにあたっては、添加する該水分の量が
適当である場合には、特に、得られる重合体は重合度が
高く、チタン−酸素−チタンの結合を多く有し、相対的
に有機物含有量が少ないものとなり、この重合体を紡糸
して得られるチタニア繊維は機械的強度の高いものとな
る。
と同じ溶媒で、水分濃度約1〜約50重量%に希釈した
水分であることが好ましい。水分濃度50重量%を超え
る水分を、直接、チタンアルコキシド溶液に添加する
と、局部的に反応が進行し、後工程の紡糸に際して、紡
糸液に不溶の重合体が析出する場合がある。水分の添加
量は、通常、チタンアルコキシド1モルに対して約1.
5モル〜約4モルの範囲であるが、この水分の添加量は
必ずしも限定されるものではない。この水分の量は、チ
タンアルコキシド溶液へ添加した水分の量(A)と該チ
タンアルコキシド溶液に水分を添加することによって重
合体を生成させてから紡糸液を得る迄の間に反応系外に
排出された水分の量(B)との差(A−B)、即ち実質
的に加水分解反応に消費された水分の量がチタンアルコ
キシド1モルに対し約1.5モル〜約1.95モル、好
ましくは約1.6モル〜1.90モルとなる量であれば
よい。反応系外に排出される水分の量が多い場合には、
添加する水分の量を多くしてもよい。該水分の量の差
(A−B)、即ち実質的に加水分解反応に消費された水
分の量が約1.5モルより少ない場合は、得られる重合
体の重合度が小さく、相対的に有機物含有量の多い重合
体となり、得られるチタニア繊維の機械的強度は低いも
のとなる傾向にある。他方、該水分の量の差(A−B)
が1.95モルを超える場合には、得られる重合体は有
機溶媒に難溶なものとなり、得られるチタニア繊維の機
械的強度は低いものとなる傾向にある。本発明のチタニ
ア繊維を製造するにあたっては、添加する該水分の量が
適当である場合には、特に、得られる重合体は重合度が
高く、チタン−酸素−チタンの結合を多く有し、相対的
に有機物含有量が少ないものとなり、この重合体を紡糸
して得られるチタニア繊維は機械的強度の高いものとな
る。
【0010】本発明の実施に際しては、チタンアルコキシド
を溶媒に溶解させ、窒素雰囲気等不活性雰囲気下でリフ
ラックスして、チタンアルコキシド溶液を調製する。該
チタンアルコキシド溶液に、水分を添加することにより
加水分解反応および重合反応を行い、該溶液に重合体を
生成させる。該溶液に生成した重合体が析出する場合
は、溶媒を除去または一部除去した後、紡糸液の濃度調
製に移ればよい。一方、該溶液に生成した重合体が析出
しない場合は、紡糸液の濃度調整に移ればよい。工業的
な観点からは、チタンアルコキシド溶液の濃度は高い方
が好ましい。従って、チタンアルコキシド溶液を沸騰下
で還流させ、添加する水分に含まれる溶媒の容量と同じ
容量の溶媒を留出させながら、チタンアルコキシド溶液
へ水分を添加すれば、溶媒量の増加による溶液中のチタ
ン(Ti)濃度の低下を抑制できるので、工業的にはこ
の方法が推奨される。
を溶媒に溶解させ、窒素雰囲気等不活性雰囲気下でリフ
ラックスして、チタンアルコキシド溶液を調製する。該
チタンアルコキシド溶液に、水分を添加することにより
加水分解反応および重合反応を行い、該溶液に重合体を
生成させる。該溶液に生成した重合体が析出する場合
は、溶媒を除去または一部除去した後、紡糸液の濃度調
製に移ればよい。一方、該溶液に生成した重合体が析出
しない場合は、紡糸液の濃度調整に移ればよい。工業的
な観点からは、チタンアルコキシド溶液の濃度は高い方
が好ましい。従って、チタンアルコキシド溶液を沸騰下
で還流させ、添加する水分に含まれる溶媒の容量と同じ
容量の溶媒を留出させながら、チタンアルコキシド溶液
へ水分を添加すれば、溶媒量の増加による溶液中のチタ
ン(Ti)濃度の低下を抑制できるので、工業的にはこ
の方法が推奨される。
【0011】本発明の工程は、該重合体を該重合体が可溶
な有機溶媒に溶解させて紡糸液を得る工程である。
な有機溶媒に溶解させて紡糸液を得る工程である。
【0012】有機溶媒は、チタンアルコキシドまたは、触媒
成分を添加する場合には該触媒成分としての金属化合物
とチタンアルコキシドの両方を溶解するものであればよ
く、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコー
ル類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエー
テル類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素が挙げ
られる。
成分を添加する場合には該触媒成分としての金属化合物
とチタンアルコキシドの両方を溶解するものであればよ
く、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコー
ル類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエー
テル類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素が挙げ
られる。
【0013】本発明の実施に際しては、該重合体または該重
合体スラりーを、有機溶媒に溶解させて重合体溶液を調
製した後、加熱による有機溶媒除去あるいは減圧による
有機溶媒除去等によって濃縮し、重合体の濃度が約50
重量%〜約80重量%になるように調整する。また、紡
糸液の粘度は、通常約10ポイズ〜約2000ポイズ、
好ましくは約20ポイズ〜約1500ポイズの範囲にす
ればよい。紡糸液の粘度は、重合体の濃度や紡糸液の温
度を調整することにより制御することができる。
合体スラりーを、有機溶媒に溶解させて重合体溶液を調
製した後、加熱による有機溶媒除去あるいは減圧による
有機溶媒除去等によって濃縮し、重合体の濃度が約50
重量%〜約80重量%になるように調整する。また、紡
糸液の粘度は、通常約10ポイズ〜約2000ポイズ、
好ましくは約20ポイズ〜約1500ポイズの範囲にす
ればよい。紡糸液の粘度は、重合体の濃度や紡糸液の温
度を調整することにより制御することができる。
【0014】本発明においては、触媒成分を、チタンアルコ
キシドを溶媒に溶解させた溶液に水分を添加して加水分
解反応および重合反応を行い、該溶液に重合体を生成さ
せる工程、または、該重合体を該重合体が可溶な有機
溶媒に溶解させて紡糸液を得る工程、に添加すること
を特徴とする。
キシドを溶媒に溶解させた溶液に水分を添加して加水分
解反応および重合反応を行い、該溶液に重合体を生成さ
せる工程、または、該重合体を該重合体が可溶な有機
溶媒に溶解させて紡糸液を得る工程、に添加すること
を特徴とする。
【0015】触媒成分は、V、W、Al、As、Ni、Z
r、Mo、Ru、Mg、Ca、Fe、CrおよびPtか
らなる群より選ばれた金属化合物の少なくとも1種から
なるものである。該金属化合物は、チタンアルコキシド
溶液及び有機溶媒に可溶なものであればよく、バナジウ
ムアルコキシド、バナジルアルコキシド、トリエトキシ
バナジル、バナジウムアセチルアセトネート、塩化バナ
ジウム、塩化バナジル等のバナジウム化合物、タングス
テンアルコキシド、塩化タングステン等のタングステン
化合物、アルキルアルミニウム、アルミニウムアルコキ
シド等のアルミニウム化合物、塩化ヒ素等のヒ素化合
物、ニッケルアルコキシド、塩化ニッケル等のニッケル
化合物、ジルコニウムアルコキシド、ジルコニウムアセ
チルアセトネート、ジルコニウムブトキシアセチルアセ
トネート、ジルコニウムテトラブトキシド等のジルコニ
ウム化合物、モリブデンオキシアセチルアセトネート、
塩化モリブデン等のモリブデン化合物、塩化ルテニウム
等のルテニウム化合物、マグネシウムアルコキシド、マ
グネシウムアセチルアセトネート、塩化マグネシウム等
のマグネシウム化合物、カルシウムアルコキシド、塩化
カルシウム等のカルシウム化合物、鉄アルコキシド、鉄
アセチルアセトネート、塩化鉄等の鉄化合物、クロムア
ルコキシド、クロムアセチルアセトネート等のクロム化
合物、白金アセチルアセトネート、塩化白金等の白金化
合物等が挙げられる。該金属化合物の添加量は、触媒成
分含有チタニア繊維の用途によって最適値は異なり一義
的ではないが、酸化物換算として約0.001重量%〜
50重量%である。添加量が約0.001重量%よりも
少ない場合は十分な触媒活性が得難く、また、添加量を
約50重量%より多くしても添加量に見合う触媒活性が
得られない。
r、Mo、Ru、Mg、Ca、Fe、CrおよびPtか
らなる群より選ばれた金属化合物の少なくとも1種から
なるものである。該金属化合物は、チタンアルコキシド
溶液及び有機溶媒に可溶なものであればよく、バナジウ
ムアルコキシド、バナジルアルコキシド、トリエトキシ
バナジル、バナジウムアセチルアセトネート、塩化バナ
ジウム、塩化バナジル等のバナジウム化合物、タングス
テンアルコキシド、塩化タングステン等のタングステン
化合物、アルキルアルミニウム、アルミニウムアルコキ
シド等のアルミニウム化合物、塩化ヒ素等のヒ素化合
物、ニッケルアルコキシド、塩化ニッケル等のニッケル
化合物、ジルコニウムアルコキシド、ジルコニウムアセ
チルアセトネート、ジルコニウムブトキシアセチルアセ
トネート、ジルコニウムテトラブトキシド等のジルコニ
ウム化合物、モリブデンオキシアセチルアセトネート、
塩化モリブデン等のモリブデン化合物、塩化ルテニウム
等のルテニウム化合物、マグネシウムアルコキシド、マ
グネシウムアセチルアセトネート、塩化マグネシウム等
のマグネシウム化合物、カルシウムアルコキシド、塩化
カルシウム等のカルシウム化合物、鉄アルコキシド、鉄
アセチルアセトネート、塩化鉄等の鉄化合物、クロムア
ルコキシド、クロムアセチルアセトネート等のクロム化
合物、白金アセチルアセトネート、塩化白金等の白金化
合物等が挙げられる。該金属化合物の添加量は、触媒成
分含有チタニア繊維の用途によって最適値は異なり一義
的ではないが、酸化物換算として約0.001重量%〜
50重量%である。添加量が約0.001重量%よりも
少ない場合は十分な触媒活性が得難く、また、添加量を
約50重量%より多くしても添加量に見合う触媒活性が
得られない。
【0016】触媒成分の添加は、チタンアルコキシド溶液に
添加する方法、チタンアルコキシド溶液に水分を添加し
て加水分解反応および重合反応させて得られた溶液に添
加する方法、または紡糸液に添加する方法等で行えばよ
い。
添加する方法、チタンアルコキシド溶液に水分を添加し
て加水分解反応および重合反応させて得られた溶液に添
加する方法、または紡糸液に添加する方法等で行えばよ
い。
【0017】本発明の工程は、該紡糸液を紡糸して前駆体
繊維を得る工程である。
繊維を得る工程である。
【0018】紡糸は、特に制限されるものではなく、ノズル
押し出し紡糸、遠心紡糸、吹き出し紡糸など公知の紡糸
方法が適用できる。紡糸に際しては、前駆体繊維を回転
するローラーや高速の空気流等により延伸することも可
能である。また、紡糸にあたり、紡糸雰囲気や吹き出し
空気の温度や湿度を調整することは、安定して良好な繊
維を得るのに望ましい方法である。
押し出し紡糸、遠心紡糸、吹き出し紡糸など公知の紡糸
方法が適用できる。紡糸に際しては、前駆体繊維を回転
するローラーや高速の空気流等により延伸することも可
能である。また、紡糸にあたり、紡糸雰囲気や吹き出し
空気の温度や湿度を調整することは、安定して良好な繊
維を得るのに望ましい方法である。
【0019】本発明の工程は、該前駆体繊維を焼成する工
程である。
程である。
【0020】焼成は、特に制限されるものではなく、公知の
方法で行えばよい。焼成温度は、触媒用途により異な
り、また水蒸気処理条件と関連するので、特に限定され
ないが、通常約300℃〜約900℃の範囲である。焼
成温度が高いほど、多孔性、即ちBET比表面積や細孔
容積は減少する方向であるが、水蒸気処理条件として、
高温で高水蒸気分圧雰囲気下で長時間処理されたものほ
ど、高い焼成温度でも多孔性が維持される。焼成温度が
約300℃よりも低い場合は、結晶性が低く十分な触媒
活性が得られないので好ましくなく、約900℃よりも
高い場合は、多孔性が失われ触媒活性が著しく低下す
る。また、焼成は前駆体繊維に張力をかけて行なっても
よい。
方法で行えばよい。焼成温度は、触媒用途により異な
り、また水蒸気処理条件と関連するので、特に限定され
ないが、通常約300℃〜約900℃の範囲である。焼
成温度が高いほど、多孔性、即ちBET比表面積や細孔
容積は減少する方向であるが、水蒸気処理条件として、
高温で高水蒸気分圧雰囲気下で長時間処理されたものほ
ど、高い焼成温度でも多孔性が維持される。焼成温度が
約300℃よりも低い場合は、結晶性が低く十分な触媒
活性が得られないので好ましくなく、約900℃よりも
高い場合は、多孔性が失われ触媒活性が著しく低下す
る。また、焼成は前駆体繊維に張力をかけて行なっても
よい。
【0021】本発明においては、前駆体繊維を焼成前および
/または焼成時に水蒸気処理することを特徴とする。
/または焼成時に水蒸気処理することを特徴とする。
【0022】水蒸気処理は、恒温恒湿器、焼成炉等公知の装
置を用いて行えばよく、通常、水蒸気処理の温度は約7
0℃〜約300℃、好ましくは約85℃〜約300℃で
あり、水蒸気分圧は約0.3気圧以上、好ましくは約
0.5気圧以上であり、接触時間は30分以上、好まし
くは1時間以上、さらに好ましくは5時間以上である。
温度および水蒸気分圧が高いほど、処理時間は短くな
る。処理温度が70℃よりも低い場合、長時間の処理が
必要となる。また、水蒸気分圧が0.3気圧よりも低い
場合も同様に長時間の処理が必要である。
置を用いて行えばよく、通常、水蒸気処理の温度は約7
0℃〜約300℃、好ましくは約85℃〜約300℃で
あり、水蒸気分圧は約0.3気圧以上、好ましくは約
0.5気圧以上であり、接触時間は30分以上、好まし
くは1時間以上、さらに好ましくは5時間以上である。
温度および水蒸気分圧が高いほど、処理時間は短くな
る。処理温度が70℃よりも低い場合、長時間の処理が
必要となる。また、水蒸気分圧が0.3気圧よりも低い
場合も同様に長時間の処理が必要である。
【0023】また、焼成時に水蒸気処理する場合は、焼成炉
等に水蒸気を吹き込む方法、または水を噴霧する方法等
により所定の湿度を保持しながら、昇温速度を調節して
処理すればよい。この場合、前駆体繊維が、少なくと
も、約70℃〜約300℃の間で0.3気圧以上の水蒸
気分圧を有する雰囲気下で30分以上保持できればよ
く、その後は水蒸気分圧を下げて焼成してもよい。
等に水蒸気を吹き込む方法、または水を噴霧する方法等
により所定の湿度を保持しながら、昇温速度を調節して
処理すればよい。この場合、前駆体繊維が、少なくと
も、約70℃〜約300℃の間で0.3気圧以上の水蒸
気分圧を有する雰囲気下で30分以上保持できればよ
く、その後は水蒸気分圧を下げて焼成してもよい。
【0024】上述した製造方法により、高活性な触媒成分含
有チタニア繊維を得ることができるが、活性水素を有す
る化合物を添加する方法及び/またはシリカを添加する
方法によって、高い機械的強度を付加した触媒成分含有
チタニア繊維を得ることも可能である。特に、活性水素
を有する化合物を添加する方法により、10Å以上の細
孔容積が大きい触媒成分含有チタニア繊維が得られ、窒
素酸化物の還元、有機物の分解等の性能をもさらに高め
ることができることから、その適用が推奨される。
有チタニア繊維を得ることができるが、活性水素を有す
る化合物を添加する方法及び/またはシリカを添加する
方法によって、高い機械的強度を付加した触媒成分含有
チタニア繊維を得ることも可能である。特に、活性水素
を有する化合物を添加する方法により、10Å以上の細
孔容積が大きい触媒成分含有チタニア繊維が得られ、窒
素酸化物の還元、有機物の分解等の性能をもさらに高め
ることができることから、その適用が推奨される。
【0025】活性水素を有する化合物を添加する方法の具体
例としては、チタンアルコキシド溶液に活性水素を有す
る化合物を添加した後、水分を添加して加水分解および
重合反応を行う方法がある。活性水素を有する化合物を
適量添加しておくことによって、チタンアルコキシドの
加水分解反応および重合反応が制御され、該溶液中に生
成した重合体の有機溶媒への溶解性を向上させることが
できる。該活性水素を有する化合物としては、一般式
〔3〕R3COCH2COR4(但し、式中R3,R4は炭
素原子数1〜4のアルキル基またはアルコキシ基を表
す)で示されるβ−ジケトン化合物またはサリチル酸ア
ルキルエステルが好ましい。より具体的にはβ−ジケト
ン化合物として、アセト酢酸エチル、アセト酢酸イソプ
ロピルが、またサリチル酸アルキルエステルとしては、
サリチル酸エチル、サリチル酸メチル等の使用が推奨さ
れる。該活性水素を有する化合物の添加量は、チタンア
ルコキシド1モルに対して約0.05〜約1.9モル、
好ましくは約0.1〜約1.0モルである。添加量が約
0.05モルより少ない場合には、添加効果が認められ
ず、また1.9モルより多い場合には、加水分解と重合
反応が抑制されすぎて重合が進行しにくくなり、得られ
る重合体中の残存有機物量も多くなり、その結果得られ
る繊維の機械的強度が低くなる場合がある。
例としては、チタンアルコキシド溶液に活性水素を有す
る化合物を添加した後、水分を添加して加水分解および
重合反応を行う方法がある。活性水素を有する化合物を
適量添加しておくことによって、チタンアルコキシドの
加水分解反応および重合反応が制御され、該溶液中に生
成した重合体の有機溶媒への溶解性を向上させることが
できる。該活性水素を有する化合物としては、一般式
〔3〕R3COCH2COR4(但し、式中R3,R4は炭
素原子数1〜4のアルキル基またはアルコキシ基を表
す)で示されるβ−ジケトン化合物またはサリチル酸ア
ルキルエステルが好ましい。より具体的にはβ−ジケト
ン化合物として、アセト酢酸エチル、アセト酢酸イソプ
ロピルが、またサリチル酸アルキルエステルとしては、
サリチル酸エチル、サリチル酸メチル等の使用が推奨さ
れる。該活性水素を有する化合物の添加量は、チタンア
ルコキシド1モルに対して約0.05〜約1.9モル、
好ましくは約0.1〜約1.0モルである。添加量が約
0.05モルより少ない場合には、添加効果が認められ
ず、また1.9モルより多い場合には、加水分解と重合
反応が抑制されすぎて重合が進行しにくくなり、得られ
る重合体中の残存有機物量も多くなり、その結果得られ
る繊維の機械的強度が低くなる場合がある。
【0026】シリカを添加する方法の具体例としては、チタ
ンアルコキシド溶液にケイ素化合物を添加する方法、チ
タンアルコキシド溶液を加水分解・重合反応することで
得られた溶液にケイ素化合物を添加する方法、または紡
糸液にケイ素化合物を添加する方法等がある。該ケイ素
化合物は、チタンアルコキシド溶液、有機溶媒に均一に
混合・分散し得るものであれば特に制限されないが、通
常、一般式〔4〕SinOn-1(OR5)2n+2(但し、式
中R5は炭素原子数1〜4のアルキル基を表し、nは1
以上の数を表す)で表されるアルキルシリケートである
ことが好ましい。特に好ましく使用されるアルキルシリ
ケートは、一般式〔4〕中のR5がエチル基であり、n
が4〜6の、エチルシリケートが挙げられる。該ケイ素
化合物の添加量は、焼成後得られる触媒成分含有チタニ
ア繊維中のシリカ含有量が約1〜約40重量%、好まし
くは約5〜約30重量%となるようにする。シリカ含有
量が40重量%を超える場合は、得られる繊維の機械的
強度はもはや高くならないばかりか、触媒成分の割合が
相対的に減少することにより触媒活性が低下する。
ンアルコキシド溶液にケイ素化合物を添加する方法、チ
タンアルコキシド溶液を加水分解・重合反応することで
得られた溶液にケイ素化合物を添加する方法、または紡
糸液にケイ素化合物を添加する方法等がある。該ケイ素
化合物は、チタンアルコキシド溶液、有機溶媒に均一に
混合・分散し得るものであれば特に制限されないが、通
常、一般式〔4〕SinOn-1(OR5)2n+2(但し、式
中R5は炭素原子数1〜4のアルキル基を表し、nは1
以上の数を表す)で表されるアルキルシリケートである
ことが好ましい。特に好ましく使用されるアルキルシリ
ケートは、一般式〔4〕中のR5がエチル基であり、n
が4〜6の、エチルシリケートが挙げられる。該ケイ素
化合物の添加量は、焼成後得られる触媒成分含有チタニ
ア繊維中のシリカ含有量が約1〜約40重量%、好まし
くは約5〜約30重量%となるようにする。シリカ含有
量が40重量%を超える場合は、得られる繊維の機械的
強度はもはや高くならないばかりか、触媒成分の割合が
相対的に減少することにより触媒活性が低下する。
【0027】以上、詳述した製造方法により、BET比表面
積が10m2/g以上、好ましくは50m2/g以上、さ
らに好ましくは100m2/g以上であり、窒素吸着法
で測定される細孔容積が0.05cc/g以上、好まし
くは0.1cc/g以上、さらに好ましくは0.15c
c/g以上であり、10Å以上の細孔半径よりなる細孔
容積が0.02cc/g以上、好ましくは0.04cc
/g以上、さらに好ましくは0.1cc/g以上である
触媒成分含有チタニア繊維を得ることができる。
積が10m2/g以上、好ましくは50m2/g以上、さ
らに好ましくは100m2/g以上であり、窒素吸着法
で測定される細孔容積が0.05cc/g以上、好まし
くは0.1cc/g以上、さらに好ましくは0.15c
c/g以上であり、10Å以上の細孔半径よりなる細孔
容積が0.02cc/g以上、好ましくは0.04cc
/g以上、さらに好ましくは0.1cc/g以上である
触媒成分含有チタニア繊維を得ることができる。
【0028】また、上記触媒成分含有チタニア繊維は、通
常、繊維径が約5μm〜約50μm、繊維長さが約50
cm以上、単繊維の引張強度は約0.1GPa以上、好
ましくは0.3GPa以上を有するものである。
常、繊維径が約5μm〜約50μm、繊維長さが約50
cm以上、単繊維の引張強度は約0.1GPa以上、好
ましくは0.3GPa以上を有するものである。
【0029】本発明の方法により得られた触媒成分含有チタ
ニア繊維を用いる有害物質(例えば、窒素酸化物、有機
物、ダイオキシンやモノクロロベンゼン等の有機塩素系
化合物、有機溶剤、農薬及び界面活性剤等)の処理方法
としては、例えば、前記繊維に有害物質を接触させる方
法があり、具体例として前記繊維を充填した反応管に、
窒素酸化物、有機物または有機塩素系化合物を流通させ
る方法等が挙げられる。接触させる時の温度(反応管等
の温度)が高くなるにつれて、有害物質の除去効果は高
くなる。前記温度は、処理対象である有機物の種類、濃
度等により異なり一義的ではないが、通常、約150℃
以上、好ましくは約200℃以上である。
ニア繊維を用いる有害物質(例えば、窒素酸化物、有機
物、ダイオキシンやモノクロロベンゼン等の有機塩素系
化合物、有機溶剤、農薬及び界面活性剤等)の処理方法
としては、例えば、前記繊維に有害物質を接触させる方
法があり、具体例として前記繊維を充填した反応管に、
窒素酸化物、有機物または有機塩素系化合物を流通させ
る方法等が挙げられる。接触させる時の温度(反応管等
の温度)が高くなるにつれて、有害物質の除去効果は高
くなる。前記温度は、処理対象である有機物の種類、濃
度等により異なり一義的ではないが、通常、約150℃
以上、好ましくは約200℃以上である。
【0030】
【発明の効果】本発明により得られた触媒成分含有チタ
ニア繊維は、従来にない大きな比表面積、細孔容積を有
し、高活性であることから、窒素酸化物の還元、有機物
の酸化、ダイオキシン等有機塩素系化合物の分解、ま
た、有機溶剤、農薬及び界面活性剤等の分解除去等用触
媒としてその産業上の利用価値は頗る大である。
ニア繊維は、従来にない大きな比表面積、細孔容積を有
し、高活性であることから、窒素酸化物の還元、有機物
の酸化、ダイオキシン等有機塩素系化合物の分解、ま
た、有機溶剤、農薬及び界面活性剤等の分解除去等用触
媒としてその産業上の利用価値は頗る大である。
【0031】
【実施例】以下に実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はかかる実施例により制限を受けるも
のではない。尚、本発明において、触媒成分含有チタニ
ア繊維のBET比表面積、細孔容積、引張強度、脱硝率
は以下の方法により測定した。
明するが、本発明はかかる実施例により制限を受けるも
のではない。尚、本発明において、触媒成分含有チタニ
ア繊維のBET比表面積、細孔容積、引張強度、脱硝率
は以下の方法により測定した。
【0032】BET比表面積(m2/g): 繊維を乳鉢に
て軽く粉砕し、ガス吸着/脱着アナライザーオムニソー
プ360(COULTER社製)を使い、真空脱気(1
30℃、6時間、真空度:6×10-5Torr以下)し
た後、窒素ガスを用いた連続容量法にて測定した。
て軽く粉砕し、ガス吸着/脱着アナライザーオムニソー
プ360(COULTER社製)を使い、真空脱気(1
30℃、6時間、真空度:6×10-5Torr以下)し
た後、窒素ガスを用いた連続容量法にて測定した。
【0033】細孔容積(cc/g): 繊維を乳鉢にて軽く
粉砕し、ガス吸着/脱着アナライザーオムニソープ36
0(COULTER社製)を使い、真空脱気(130
℃、6時間、真空度:6×10-5Torr以下)した
後、窒素ガスを用いた連続容量法にて、全細孔容積およ
び10Å以上の細孔半径よりなる細孔容積を測定した。
粉砕し、ガス吸着/脱着アナライザーオムニソープ36
0(COULTER社製)を使い、真空脱気(130
℃、6時間、真空度:6×10-5Torr以下)した
後、窒素ガスを用いた連続容量法にて、全細孔容積およ
び10Å以上の細孔半径よりなる細孔容積を測定した。
【0034】引張強度(GPa) : 繊維を単繊維自動引
張試験装置(東洋ボールドウィン株式会社製、制御部;
モデルAMF−C、引張装置部;TENSILON、U
TM−2−20)を用いて、測定長25mm、引張速度
1mm/分で引っ張り、繊維が破断する強度を測定し
た。測定値は単繊維30本の引張強度の平均値である。
張試験装置(東洋ボールドウィン株式会社製、制御部;
モデルAMF−C、引張装置部;TENSILON、U
TM−2−20)を用いて、測定長25mm、引張速度
1mm/分で引っ張り、繊維が破断する強度を測定し
た。測定値は単繊維30本の引張強度の平均値である。
【0035】脱硝率(%) : 繊維0.5gを、内
径12mmφのガラス製反応管内に充填高さが5mmに
なるように充填した後、NO:100ppm、NH3:
100ppm、O2:10% を含有する200℃のガス
を流速1L/分で流通させ、反応管の入口NO濃度、出
口NO濃度をNOx自動計測器ECL−77A型(柳本
製作所製)により測定した。脱硝率は次式より求めた。 脱硝率(%)=(入口NO濃度−出口NO濃度)/入口
NO濃度×100
径12mmφのガラス製反応管内に充填高さが5mmに
なるように充填した後、NO:100ppm、NH3:
100ppm、O2:10% を含有する200℃のガス
を流速1L/分で流通させ、反応管の入口NO濃度、出
口NO濃度をNOx自動計測器ECL−77A型(柳本
製作所製)により測定した。脱硝率は次式より求めた。 脱硝率(%)=(入口NO濃度−出口NO濃度)/入口
NO濃度×100
【0036】実施例1 チタンアルコキシドとしてチタンテトラiso−プロポ
キシド(試薬1級、和光純薬工業製)300.0g及び
活性水素を有する化合物としてアセト酢酸エチル(試薬
特級、和光純薬工業製)55.0gを、溶媒としてのイ
ソプロピルアルコール(試薬特級、和光純薬工業製)7
3.6gに溶解させ、窒素雰囲気下、1時間リフラック
スして、チタンアルコキシド溶液を調製した。このと
き、アセト酢酸エチルのチタンイソプロポキシドに対す
るモル比は0.40である。水36.0gをイソプロピ
ルアルコール324.8gと混合し、水分濃度10重量
%の水分を調製した。この水分の量はチタンアルコキシ
ド1モルに対して1.9モル量である。
キシド(試薬1級、和光純薬工業製)300.0g及び
活性水素を有する化合物としてアセト酢酸エチル(試薬
特級、和光純薬工業製)55.0gを、溶媒としてのイ
ソプロピルアルコール(試薬特級、和光純薬工業製)7
3.6gに溶解させ、窒素雰囲気下、1時間リフラック
スして、チタンアルコキシド溶液を調製した。このと
き、アセト酢酸エチルのチタンイソプロポキシドに対す
るモル比は0.40である。水36.0gをイソプロピ
ルアルコール324.8gと混合し、水分濃度10重量
%の水分を調製した。この水分の量はチタンアルコキシ
ド1モルに対して1.9モル量である。
【0037】チタンアルコキシド溶液を窒素雰囲気中で加熱
し沸騰下で還流させると同時に、溶媒を留出させなが
ら、水分を撹拌下、添加した。溶媒の留出速度と水分添
加による溶媒の供給速度はほぼ等しくなるように調整
し、また添加時間は103分となるように調整した。
し沸騰下で還流させると同時に、溶媒を留出させなが
ら、水分を撹拌下、添加した。溶媒の留出速度と水分添
加による溶媒の供給速度はほぼ等しくなるように調整
し、また添加時間は103分となるように調整した。
【0038】添加を開始し、チタンアルコキシド1モルに対
して、1.8モル量の水分を添加した頃から、重合体の
析出が始まり、水分を全量添加した時点では、完全にス
ラリー状態となった。
して、1.8モル量の水分を添加した頃から、重合体の
析出が始まり、水分を全量添加した時点では、完全にス
ラリー状態となった。
【0039】該スラリーを1時間リフラックスした後、その
まま加熱により溶媒を留出させ、Ti濃度が3.46×
10-3mol/gになるまで濃縮した。ここまでの操作
によって系外に排出した水分量は、チタンアルコキシド
1モルに対して0.14モル量であった。従って、添加
した水分量と、溶媒等と一緒に系外に排出された水分量
との差は、チタンアルコキシド1モルに対して1.76
モル量であった。
まま加熱により溶媒を留出させ、Ti濃度が3.46×
10-3mol/gになるまで濃縮した。ここまでの操作
によって系外に排出した水分量は、チタンアルコキシド
1モルに対して0.14モル量であった。従って、添加
した水分量と、溶媒等と一緒に系外に排出された水分量
との差は、チタンアルコキシド1モルに対して1.76
モル量であった。
【0040】該スラリーに有機溶媒としてテトラヒドロフラ
ン(試薬特級、和光純薬工業製)352gを添加し、1
時間リフラックスして重合体を溶解させた後、触媒成分
としてトリエトキシバナジル(高純度化学製)を51.
2g加えて、更に1時間リフラックスした。触媒成分の
添加量は、紡糸、焼成して得られる触媒成分含有チタニ
ア繊維中の酸化バナジウムとして21重量%となる量で
ある。
ン(試薬特級、和光純薬工業製)352gを添加し、1
時間リフラックスして重合体を溶解させた後、触媒成分
としてトリエトキシバナジル(高純度化学製)を51.
2g加えて、更に1時間リフラックスした。触媒成分の
添加量は、紡糸、焼成して得られる触媒成分含有チタニ
ア繊維中の酸化バナジウムとして21重量%となる量で
ある。
【0041】重合体溶液をテフロン製の3μmのメンブレン
フィルターで濾過した後、加熱して溶媒(イソプロピル
アルコール)および有機溶媒(テトラヒドロフラン)の
混合溶媒を留出させて濃縮し、200gの紡糸液を得
た。この時の紡糸液の粘度は、40℃で50ポイズであ
った。
フィルターで濾過した後、加熱して溶媒(イソプロピル
アルコール)および有機溶媒(テトラヒドロフラン)の
混合溶媒を留出させて濃縮し、200gの紡糸液を得
た。この時の紡糸液の粘度は、40℃で50ポイズであ
った。
【0042】40℃の該紡糸液を、20kg/cm2の窒素
ガスで、口径50μmのノズルから、40℃相対湿度6
0%の空気雰囲気中に押し出し、70m/分の速度で巻
き取り、前駆体繊維を得た。
ガスで、口径50μmのノズルから、40℃相対湿度6
0%の空気雰囲気中に押し出し、70m/分の速度で巻
き取り、前駆体繊維を得た。
【0043】得られた前駆体繊維を85℃、相対湿度95%
(水蒸気分圧0.54気圧)の恒温恒湿器の中に入れて
15時間水蒸気処理した後、昇温速度200℃/hrで
昇温し、空気中で500℃1時間焼成して繊維径15μ
mの触媒成分含有チタニア繊維を得た。得られた触媒成
分含有チタニア繊維の物性および脱硝率を表1に示す。
(水蒸気分圧0.54気圧)の恒温恒湿器の中に入れて
15時間水蒸気処理した後、昇温速度200℃/hrで
昇温し、空気中で500℃1時間焼成して繊維径15μ
mの触媒成分含有チタニア繊維を得た。得られた触媒成
分含有チタニア繊維の物性および脱硝率を表1に示す。
【0044】実施例2 チタンアルコキシドとしてチタンテトラiso−イソプ
ロポキシド(試薬1級、和光純薬工業製)300.0g
及び活性水素を有する化合物としてアセト酢酸エチル
(試薬特級、和光純薬工業製)55.0gを、溶媒とし
てイソプロピルアルコール(試薬特級、和光純薬工業
製)73.6gに溶解させ、窒素雰囲気下、1時間リフ
ラックスして、チタンアルコキシド溶液を調製した。こ
のとき、アセト酢酸エチルのチタンイソプロポキシドに
対するモル比は0.40である。水36.0gをイソプ
ロピルアルコール324.8gと混合し、水分濃度10
重量%の水分を調製した。この水分の量はチタンアルコ
キシド1モルに対して1.9モル量である。
ロポキシド(試薬1級、和光純薬工業製)300.0g
及び活性水素を有する化合物としてアセト酢酸エチル
(試薬特級、和光純薬工業製)55.0gを、溶媒とし
てイソプロピルアルコール(試薬特級、和光純薬工業
製)73.6gに溶解させ、窒素雰囲気下、1時間リフ
ラックスして、チタンアルコキシド溶液を調製した。こ
のとき、アセト酢酸エチルのチタンイソプロポキシドに
対するモル比は0.40である。水36.0gをイソプ
ロピルアルコール324.8gと混合し、水分濃度10
重量%の水分を調製した。この水分の量はチタンアルコ
キシド1モルに対して1.9モル量である。
【0045】チタンアルコキシド溶液を窒素雰囲気中で加熱
し沸騰下で還流させると同時に、溶媒を留出させなが
ら、水分を撹拌下、添加した。溶媒の留出速度と水分添
加による溶媒の供給速度はほぼ等しくなるように調整
し、また添加時間は103分となるように調整した。
し沸騰下で還流させると同時に、溶媒を留出させなが
ら、水分を撹拌下、添加した。溶媒の留出速度と水分添
加による溶媒の供給速度はほぼ等しくなるように調整
し、また添加時間は103分となるように調整した。
【0046】添加を開始し、チタンアルコキシド1モルに対
して、1.8モル量の水分を添加した頃から、重合体の
析出が始まり、水分を全量添加した時点では、完全にス
ラリー状態となった。
して、1.8モル量の水分を添加した頃から、重合体の
析出が始まり、水分を全量添加した時点では、完全にス
ラリー状態となった。
【0047】該スラリーを1時間リフラックスした後、その
まま加熱により溶媒を留出させ、Ti濃度が3.46×
10-3mol/gになるまで濃縮した。ここまでの操作
によって系外に排出した水分量は、チタンアルコキシド
1モルに対して0.14モル量であった。従って、添加
した水分量と、溶媒等と一緒に系外に排出された水分量
との差は、チタンアルコキシド1モルに対して1.76
モル量であった。
まま加熱により溶媒を留出させ、Ti濃度が3.46×
10-3mol/gになるまで濃縮した。ここまでの操作
によって系外に排出した水分量は、チタンアルコキシド
1モルに対して0.14モル量であった。従って、添加
した水分量と、溶媒等と一緒に系外に排出された水分量
との差は、チタンアルコキシド1モルに対して1.76
モル量であった。
【0048】該スラリーに、有機溶媒としてテトラヒドロフ
ラン(試薬特級、和光純薬工業製)352gを添加し、
1時間リフラックスして重合体を溶解させた後、ケイ素
化合物としてエチルシリケート(商品名:エチルシリケ
ート40、多摩化学工業製)37.2gを加えて1時間
リフラックスし、重合体溶液を得た。ケイ素化合物の添
加量は、紡糸、焼成して得られる触媒成分含有チタニア
繊維中のシリカ含有量として12重量%である。重合体
溶液に、触媒成分としてトリエトキシバナジル(高純度
化学製)を51.2gを加えて、1時間リフラックスし
た。触媒成分の添加量は、紡糸、焼成して得られる触媒
成分含有チタニア繊維中の酸化バナジウムとして19重
量%となる量である。
ラン(試薬特級、和光純薬工業製)352gを添加し、
1時間リフラックスして重合体を溶解させた後、ケイ素
化合物としてエチルシリケート(商品名:エチルシリケ
ート40、多摩化学工業製)37.2gを加えて1時間
リフラックスし、重合体溶液を得た。ケイ素化合物の添
加量は、紡糸、焼成して得られる触媒成分含有チタニア
繊維中のシリカ含有量として12重量%である。重合体
溶液に、触媒成分としてトリエトキシバナジル(高純度
化学製)を51.2gを加えて、1時間リフラックスし
た。触媒成分の添加量は、紡糸、焼成して得られる触媒
成分含有チタニア繊維中の酸化バナジウムとして19重
量%となる量である。
【0049】重合体溶液をテフロン製の3μmのメンブレン
フィルターで濾過した後、加熱して溶媒(イソプロピル
アルコール)および有機溶媒(テトラヒドロフラン)の
混合溶媒を留出させて濃縮し、200gの紡糸液を得
た。この時の紡糸液の粘度は、40℃で50ポイズであ
った。
フィルターで濾過した後、加熱して溶媒(イソプロピル
アルコール)および有機溶媒(テトラヒドロフラン)の
混合溶媒を留出させて濃縮し、200gの紡糸液を得
た。この時の紡糸液の粘度は、40℃で50ポイズであ
った。
【0050】40℃の該紡糸液を、20kg/cm2の窒素
ガスで、口径50μmのノズルから、40℃相対湿度6
0%の空気雰囲気中に押し出し、70m/分の速度で巻
き取り、前駆体繊維を得た。
ガスで、口径50μmのノズルから、40℃相対湿度6
0%の空気雰囲気中に押し出し、70m/分の速度で巻
き取り、前駆体繊維を得た。
【0051】得られた前駆体繊維を85℃、相対湿度95%
(水蒸気分圧0.54気圧)の恒温恒湿器の中に入れて
15時間水蒸気処理した後、昇温速度200℃/hrで
昇温し、空気中で500℃1時間焼成して繊維径15μ
mの触媒成分含有チタニア繊維を得た。得られた触媒成
分含有チタニア繊維の物性および脱硝率を表1に示す。
(水蒸気分圧0.54気圧)の恒温恒湿器の中に入れて
15時間水蒸気処理した後、昇温速度200℃/hrで
昇温し、空気中で500℃1時間焼成して繊維径15μ
mの触媒成分含有チタニア繊維を得た。得られた触媒成
分含有チタニア繊維の物性および脱硝率を表1に示す。
【0052】実施例3 チタンアルコキシドとしてチタンテトラiso−プロポ
キシド(試薬1級、和光純薬工業製)300.0g、触
媒成分としてトリエトキシバナジル(高純度化学製)を
51.2g、及び活性水素を有する化合物としてアセト
酢酸エチル(試薬特級、和光純薬工業製)55.0g
を、溶媒としてのイソプロピルアルコール(試薬特級、
和光純薬工業製)55.4gに溶解させ、窒素雰囲気
下、1時間リフラックスして、チタンアルコキシド溶液
を調製した。このとき、触媒成分の添加量は、得られる
触媒成分含有チタニア繊維中の酸化バナジウム(V
2O5)として19重量%となる量である。また、アセト
酢酸エチルのチタンイソプロポキシドに対するモル比は
0.40である。水37.9gをイソプロピルアルコー
ル341.9gと混合し、水分濃度10重量%の水分を
調製した。この水分の量はチタンアルコキシド1モルに
対して2.0モル量である。
キシド(試薬1級、和光純薬工業製)300.0g、触
媒成分としてトリエトキシバナジル(高純度化学製)を
51.2g、及び活性水素を有する化合物としてアセト
酢酸エチル(試薬特級、和光純薬工業製)55.0g
を、溶媒としてのイソプロピルアルコール(試薬特級、
和光純薬工業製)55.4gに溶解させ、窒素雰囲気
下、1時間リフラックスして、チタンアルコキシド溶液
を調製した。このとき、触媒成分の添加量は、得られる
触媒成分含有チタニア繊維中の酸化バナジウム(V
2O5)として19重量%となる量である。また、アセト
酢酸エチルのチタンイソプロポキシドに対するモル比は
0.40である。水37.9gをイソプロピルアルコー
ル341.9gと混合し、水分濃度10重量%の水分を
調製した。この水分の量はチタンアルコキシド1モルに
対して2.0モル量である。
【0053】チタンアルコキシド溶液を窒素雰囲気中で加熱
し沸騰下で還流させると同時に、溶媒を留出させなが
ら、水分を撹拌下、添加した。溶媒の留出速度と水分添
加による溶媒の供給速度はほぼ等しくなるように調整
し、また添加時間は108分となるように調整した。
し沸騰下で還流させると同時に、溶媒を留出させなが
ら、水分を撹拌下、添加した。溶媒の留出速度と水分添
加による溶媒の供給速度はほぼ等しくなるように調整
し、また添加時間は108分となるように調整した。
【0054】添加を開始し、チタンアルコキシド1モルに対
して、1.8モル量の水分を添加した頃から、重合体の
析出が始まり、水分を全量添加した時点では、完全にス
ラリー状態となった。
して、1.8モル量の水分を添加した頃から、重合体の
析出が始まり、水分を全量添加した時点では、完全にス
ラリー状態となった。
【0055】該スラリーを1時間リフラックスした後、その
まま加熱により溶媒を留出させ、Ti濃度が3.46×
10-3mol/gになるまで濃縮した。ここまでの操作
によって系外に排出した水分量は、チタンアルコキシド
1モルに対して0.07モル量であった。従って、添加
した水分量と、溶媒等と一緒に系外に排出された水分量
との差は、チタンアルコキシド1モルに対して1.93
モル量であった。
まま加熱により溶媒を留出させ、Ti濃度が3.46×
10-3mol/gになるまで濃縮した。ここまでの操作
によって系外に排出した水分量は、チタンアルコキシド
1モルに対して0.07モル量であった。従って、添加
した水分量と、溶媒等と一緒に系外に排出された水分量
との差は、チタンアルコキシド1モルに対して1.93
モル量であった。
【0056】該スラリーに有機溶媒としてテトラヒドロフラ
ン(試薬特級、和光純薬工業製)352gを添加し、1
時間リフラックスして重合体を溶解させた後、ケイ素化
合物としてエチルシリケート(商品名:エチルシリケー
ト40、多摩化学工業製)37.2gを加えて1時間リ
フラックスし、重合体溶液を得た。ケイ素化合物の添加
量は、得られる触媒成分含有チタニア繊維中のシリカ
(SiO2)含有量として12重量%である。
ン(試薬特級、和光純薬工業製)352gを添加し、1
時間リフラックスして重合体を溶解させた後、ケイ素化
合物としてエチルシリケート(商品名:エチルシリケー
ト40、多摩化学工業製)37.2gを加えて1時間リ
フラックスし、重合体溶液を得た。ケイ素化合物の添加
量は、得られる触媒成分含有チタニア繊維中のシリカ
(SiO2)含有量として12重量%である。
【0057】重合体溶液をテフロン製の3μmのメンブレン
フィルターで濾過した後、加熱して溶媒(イソプロピル
アルコール)および有機溶媒(テトラヒドロフラン)の
混合溶媒を留出させて濃縮し、200gの紡糸液を得
た。この時の紡糸液の粘度は、40℃で50ポイズであ
った。
フィルターで濾過した後、加熱して溶媒(イソプロピル
アルコール)および有機溶媒(テトラヒドロフラン)の
混合溶媒を留出させて濃縮し、200gの紡糸液を得
た。この時の紡糸液の粘度は、40℃で50ポイズであ
った。
【0058】40℃の該紡糸液を、20kg/cm2の窒素
ガスで、口径50μmのノズルから、40℃相対湿度6
0%の空気雰囲気中に押し出し、70m/分の速度で巻
き取り、前駆体繊維を得た。
ガスで、口径50μmのノズルから、40℃相対湿度6
0%の空気雰囲気中に押し出し、70m/分の速度で巻
き取り、前駆体繊維を得た。
【0059】得られた前駆体繊維を85℃、相対湿度95%
(水蒸気分圧0.54気圧)の恒温恒湿器の中に入れて
15時間水蒸気処理した後、昇温速度200℃/hrで
昇温し、空気中で500℃1時間焼成して繊維径15μ
mの触媒成分含有チタニア繊維を得た。得られた触媒成
分含有チタニア繊維の物性および脱硝率を表1に示す。
(水蒸気分圧0.54気圧)の恒温恒湿器の中に入れて
15時間水蒸気処理した後、昇温速度200℃/hrで
昇温し、空気中で500℃1時間焼成して繊維径15μ
mの触媒成分含有チタニア繊維を得た。得られた触媒成
分含有チタニア繊維の物性および脱硝率を表1に示す。
【0060】実施例4 溶媒としてのイソプロピルアルコール55.4gを11
0.3gに変え、活性水素を有する化合物としてのアセ
ト酢酸エチル55.0gを0gに変えた以外は実施例3
と同様にして行った。得られた触媒成分含有チタニア繊
維の物性および脱硝率を表1に示す。
0.3gに変え、活性水素を有する化合物としてのアセ
ト酢酸エチル55.0gを0gに変えた以外は実施例3
と同様にして行った。得られた触媒成分含有チタニア繊
維の物性および脱硝率を表1に示す。
【0061】比較例1 水蒸気処理を行わない以外は実施例1と同様にして、繊
維径15μmの触媒成分含有チタニア繊維を得た。得ら
れた触媒成分含有チタニア繊維の物性および脱硝率を表
1に示す。
維径15μmの触媒成分含有チタニア繊維を得た。得ら
れた触媒成分含有チタニア繊維の物性および脱硝率を表
1に示す。
【0062】実施例5 チタンアルコキシドとしてチタンテトラiso−プロポ
キシド(試薬1級、和光純薬工業製)300.0g、触
媒成分としてバナジウムiso−プロポキシド(日亜化
学製)を61.9g、及び活性水素を有する化合物とし
てアセト酢酸エチル(試薬特級、和光純薬工業製)5
5.0gを、溶媒としてのイソプロピルアルコール(試
薬特級、和光純薬工業製)44.7gに溶解させ、窒素
雰囲気下、1時間リフラックスして、チタンアルコキシ
ド溶液を調製した。このとき、触媒成分の添加量は、得
られる触媒成分含有チタニア繊維中の酸化バナジウム
(V2O5)として20重量%となる量である。また、ア
セト酢酸エチルのチタンイソプロポキシドに対するモル
比は0.40である。水40.7gをイソプロピルアル
コール367.6gと混合し、水分濃度10重量%の水
分を調製した。この水分の量はチタンアルコキシド1モ
ルに対して2.15モル量である。
キシド(試薬1級、和光純薬工業製)300.0g、触
媒成分としてバナジウムiso−プロポキシド(日亜化
学製)を61.9g、及び活性水素を有する化合物とし
てアセト酢酸エチル(試薬特級、和光純薬工業製)5
5.0gを、溶媒としてのイソプロピルアルコール(試
薬特級、和光純薬工業製)44.7gに溶解させ、窒素
雰囲気下、1時間リフラックスして、チタンアルコキシ
ド溶液を調製した。このとき、触媒成分の添加量は、得
られる触媒成分含有チタニア繊維中の酸化バナジウム
(V2O5)として20重量%となる量である。また、ア
セト酢酸エチルのチタンイソプロポキシドに対するモル
比は0.40である。水40.7gをイソプロピルアル
コール367.6gと混合し、水分濃度10重量%の水
分を調製した。この水分の量はチタンアルコキシド1モ
ルに対して2.15モル量である。
【0063】チタンアルコキシド溶液を窒素雰囲気中で加熱
し沸騰下で還流させると同時に、溶媒を留出させなが
ら、水分を撹拌下、添加した。溶媒の留出速度と水分添
加による溶媒の供給速度はほぼ等しくなるように調整
し、また添加時間は116分となるように調整した。
し沸騰下で還流させると同時に、溶媒を留出させなが
ら、水分を撹拌下、添加した。溶媒の留出速度と水分添
加による溶媒の供給速度はほぼ等しくなるように調整
し、また添加時間は116分となるように調整した。
【0064】添加を開始し、チタンアルコキシド1モルに対
して、1.8モル量の水分を添加した頃から、重合体の
析出が始まり、水分を全量添加した時点では、完全にス
ラリー状態となった。
して、1.8モル量の水分を添加した頃から、重合体の
析出が始まり、水分を全量添加した時点では、完全にス
ラリー状態となった。
【0065】該スラリーを1時間リフラックスした後、その
まま加熱により溶媒を留出させ、Ti濃度が3.46×
10-3mol/gになるまで濃縮した。
まま加熱により溶媒を留出させ、Ti濃度が3.46×
10-3mol/gになるまで濃縮した。
【0066】該スラリーに有機溶媒としてテトラヒドロフラ
ン(試薬特級、和光純薬工業製)352gを添加し、1
時間リフラックスして重合体を溶解させた後、ケイ素化
合物としてエチルシリケート(商品名:エチルシリケー
ト40、多摩化学工業製)23.4gを加えて1時間リ
フラックスし、重合体溶液を得た。ケイ素化合物の添加
量は、得られる触媒成分含有チタニア繊維中のシリカ
(SiO2)含有量として8重量%である。
ン(試薬特級、和光純薬工業製)352gを添加し、1
時間リフラックスして重合体を溶解させた後、ケイ素化
合物としてエチルシリケート(商品名:エチルシリケー
ト40、多摩化学工業製)23.4gを加えて1時間リ
フラックスし、重合体溶液を得た。ケイ素化合物の添加
量は、得られる触媒成分含有チタニア繊維中のシリカ
(SiO2)含有量として8重量%である。
【0067】重合体溶液をテフロン製の3μmのメンブレン
フィルターで濾過した後、加熱して溶媒(イソプロピル
アルコール)および有機溶媒(テトラヒドロフラン)の
混合溶媒を留出させて濃縮し、200gの紡糸液を得
た。この時の紡糸液の粘度は、40℃で50ポイズであ
った。
フィルターで濾過した後、加熱して溶媒(イソプロピル
アルコール)および有機溶媒(テトラヒドロフラン)の
混合溶媒を留出させて濃縮し、200gの紡糸液を得
た。この時の紡糸液の粘度は、40℃で50ポイズであ
った。
【0068】40℃の該紡糸液を、20kg/cm2の窒素
ガスで、口径50μmのノズルから、40℃相対湿度6
0%の空気雰囲気中に押し出し、70m/分の速度で巻
き取り、前駆体繊維を得た。
ガスで、口径50μmのノズルから、40℃相対湿度6
0%の空気雰囲気中に押し出し、70m/分の速度で巻
き取り、前駆体繊維を得た。
【0069】得られた前駆体繊維を85℃、相対湿度95%
(水蒸気分圧0.54気圧)の恒温恒湿器の中に入れて
15時間水蒸気処理した後、昇温速度200℃/hrで
昇温し、空気中で500℃1時間焼成して繊維径15μ
mの触媒成分含有チタニア繊維を得た。
(水蒸気分圧0.54気圧)の恒温恒湿器の中に入れて
15時間水蒸気処理した後、昇温速度200℃/hrで
昇温し、空気中で500℃1時間焼成して繊維径15μ
mの触媒成分含有チタニア繊維を得た。
【0070】得られた触媒成分含有チタニア繊維(BET比
表面積 152m2/g、細孔容積の全容量 0.16
cc/g、10Å以上の細孔容積 0.16cc/g、
シリカ含有量 8重量%、引張強度 0.3GPa、V
2O5含有量 20重量%)6gとSiC(商品名:シナ
ノランダム、信濃電気精錬株式会社製)9gをガラス製
反応管(内径15mmφの、充填高さ110mm)に充
填した。前記反応管を300℃に加熱した後、反応管と
同温度に加熱したモノクロロベンゼン(以下、MCBと
称する):100ppm、CO2:270ppm、O2:
15%、残部:N2からなるガスを流速250mL/分
で反応管に流通させた。反応管の入口ガス及び出口ガス
をメチルアルコールに通して、MCBを吸収させ、各々
のMCB濃度を液体クロマトグラフ(商品名:LC−6
AD、SCL−6B、検出波長270nm、島津製作所
製)により測定し、次式よりMCB分解率を求めた。そ
の結果を表2に示す。 MCB分解率(%)=(A−B)/A×100 A:入口ガスを吸収させたメチルアルコール中MCB濃
度 B:出口ガスを吸収させたメチルアルコール中MCB濃
度
表面積 152m2/g、細孔容積の全容量 0.16
cc/g、10Å以上の細孔容積 0.16cc/g、
シリカ含有量 8重量%、引張強度 0.3GPa、V
2O5含有量 20重量%)6gとSiC(商品名:シナ
ノランダム、信濃電気精錬株式会社製)9gをガラス製
反応管(内径15mmφの、充填高さ110mm)に充
填した。前記反応管を300℃に加熱した後、反応管と
同温度に加熱したモノクロロベンゼン(以下、MCBと
称する):100ppm、CO2:270ppm、O2:
15%、残部:N2からなるガスを流速250mL/分
で反応管に流通させた。反応管の入口ガス及び出口ガス
をメチルアルコールに通して、MCBを吸収させ、各々
のMCB濃度を液体クロマトグラフ(商品名:LC−6
AD、SCL−6B、検出波長270nm、島津製作所
製)により測定し、次式よりMCB分解率を求めた。そ
の結果を表2に示す。 MCB分解率(%)=(A−B)/A×100 A:入口ガスを吸収させたメチルアルコール中MCB濃
度 B:出口ガスを吸収させたメチルアルコール中MCB濃
度
【0071】実施例6 実施例5において、反応管温度を200℃に変えた以外
は同様にして行った。その結果を表2に示す。
は同様にして行った。その結果を表2に示す。
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 37/03 B01D 53/36 ZABG C01G 23/053 101Z 102D (72)発明者 竹内 美明 愛媛県新居浜市惣開町5番1号 住友化学 工業株式会社 Fターム(参考) 4D048 AA06 AA11 AA17 AB01 AB02 AB03 BA01Y BA02Y BA03Y BA07X BA08Y BA22Y BA23X BA25Y BA26Y BA27Y BA30Y BA32Y BA36Y BA38Y BA41X BB08 4G047 CA07 CA08 CB06 CC03 CD05 4G069 AA01 AA03 AA08 AA09 AA12 BA04A BA04B BA04C BB04A BB04B BB04C BC09A BC10A BC16A BC27A BC51A BC54A BC54B BC54C BC58A BC59A BC60A BC66A BC68A BC70A BC75A CA07 CA08 CA10 CA13 CA15 CA19 DA06 EA03X EA03Y FB05 4L037 CS17 CS23 FA06 FA12 PA46 PF18 PS02 PS03 UA20
Claims (5)
- 【請求項1】 チタンアルコキシドを溶媒に溶解させ
た溶液に水分を添加して加水分解反応および重合反応を
行い、該溶液に重合体を生成させ、該重合体を該重合
体が可溶な有機溶媒に溶解させて紡糸液を得、該紡糸
液を紡糸して前駆体繊維を得、該前駆体繊維を焼成す
ることからなる工程において、触媒成分を工程及び/
またはに添加し紡糸液を得ること、該紡糸液を紡糸し
て得られた前駆体繊維を焼成前及び/または焼成時に水
蒸気処理することを特徴とする触媒成分含有チタニア繊
維の製造方法。 - 【請求項2】 工程またはに、焼成後得られる触媒
成分含有チタニア繊維中のシリカ含有量が40重量%以
下となるように、ケイ素化合物を添加することを特徴と
する請求項1記載の触媒成分含有チタニア繊維の製造方
法。 - 【請求項3】 触媒成分としてV、W、Al、As、N
i、Zr、Mo、Ru、Mg、Ca、Fe、Crおよび
Ptからなる群より選ばれた金属化合物の少なくとも1
種を添加することを特徴とする請求項1または2記載の
触媒成分含有チタニア繊維の製造方法。 - 【請求項4】 前駆体繊維の水蒸気処理条件が、0.3
気圧以上の水蒸気分圧を有する雰囲気下で、30分以上
保持することを特徴とする請求項1から3の何れか記載
の触媒成分含有チタニア繊維の製造方法。 - 【請求項5】 活性水素を有する化合物を添加すること
を特徴とする請求項1から4の何れか記載の触媒成分含
有チタニア繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034419A JP2000220038A (ja) | 1998-02-13 | 1999-02-12 | 触媒成分含有チタニア繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3128498 | 1998-02-13 | ||
| JP10-31284 | 1998-11-25 | ||
| JP10-333786 | 1998-11-25 | ||
| JP33378698 | 1998-11-25 | ||
| JP11034419A JP2000220038A (ja) | 1998-02-13 | 1999-02-12 | 触媒成分含有チタニア繊維の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000220038A true JP2000220038A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=27287274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11034419A Pending JP2000220038A (ja) | 1998-02-13 | 1999-02-12 | 触媒成分含有チタニア繊維の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000220038A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002001117A (ja) * | 2000-04-20 | 2002-01-08 | Ngk Insulators Ltd | 有機ハロゲン化合物分解触媒の製造方法および有機ハロゲン化合物分解フィルターの製造方法 |
| JP2007261856A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 酸化チタン前駆体の製造方法と酸化チタンの製造方法 |
| CN119406390A (zh) * | 2025-01-08 | 2025-02-11 | 宁波大学 | 一种纳米纤维液相色谱分离材料及其制备方法 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11034419A patent/JP2000220038A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002001117A (ja) * | 2000-04-20 | 2002-01-08 | Ngk Insulators Ltd | 有機ハロゲン化合物分解触媒の製造方法および有機ハロゲン化合物分解フィルターの製造方法 |
| JP2007261856A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 酸化チタン前駆体の製造方法と酸化チタンの製造方法 |
| CN119406390A (zh) * | 2025-01-08 | 2025-02-11 | 宁波大学 | 一种纳米纤维液相色谱分离材料及其制备方法 |
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